JP3884970B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、制御プログラムおよびコンピュータ可読記憶媒体に関し、特に音声合成を用いた情報処理装置、情報処理方法、制御プログラムおよびコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、例えば、図20に示すような携帯可能な情報端末が実用化されており、この情報端末を用いて様々な情報処理が行われている。この携帯可能な情報端末には、例えば、通信部、記憶部、音声出力部および音声合成部を備えるものがあり、これらの各部では例えば、以下の「録音データ再生」、「蓄積文書読み上げ」、「新着情報読み上げ」などの機能が実現されている。
1)「録音データ再生」機能
通信部を通じてダウンロードした音楽や語学教材といった音響データを記憶部に記憶し、任意の時間・場所で再生する。
2)「蓄積文書読み上げ」機能
データ蓄積部に蓄積された小説などのテキストデータを音声合成(テキスト音声変換) を用いて読み上げることにより、場所を選ばず情報を閲覧する。
3)「新着情報読み上げ」機能
通信部を用いてインターネットなどに接続し、メールやニュースなどのリアルタイム情報(テキストデータ)を得る。さらに、得られた情報を、音声合成(テキスト音声変換) を用いて読み上げる。
【0003】
さらに、上記「録音データ再生」、「蓄積文書読み上げ」、「新着情報読み上げ」機能を組み合わせる以下の機能を用いることも可能である。
4)「録音データをBGMとした文書読み上げ」機能
録音データを再生しつつ、蓄積文書や新着情報(テキストデータ)を音声合成(テキスト音声変換) を用いて読み上げる。
5)「新着情報の割り込み通知」機能
メールや新着ニュースが到着した際に、音声合成(テキスト音声変換) を用いて読み上げる。音声なので、他の作業中であっても作業の邪魔になり難い。また、音楽などを再生している最中に合成音声を重ねることも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記説明した従来法には以下の2つの問題点がある。
【0005】
第1の問題は、操作ボタンが多くなることである。
【0006】
「録音データ再生」、「蓄積文書読み上げ」、「新着情報読み上げ」のいずれに対しても、その操作中にユーザから「再生」、「停止」、「早送り」、「巻き戻し」といった操作の指示を合わせて行なうことができる。しかしながら、「録音データ再生」、「蓄積文書読み上げ」、「新着情報読み上げ」の操作ボタンに対して、例えば「再生」、「停止」、「早送り」、「巻き戻し」などの操作ボタンを別に設けた場合には、設置場所が大きくなり、結果的に情報端末全体のサイズが大きくなる、部品点数が増え、製造コストが上昇するという問題が生じる。
【0007】
第2の問題は、音声合成(テキスト音声変換)を用いて読み上げている際に、録音データの再生と同様の「早送り」、「巻き戻し」処理を行なった場合、「早送り」、「巻き戻し」中は、ユーザは音声合成(テキスト音声変換)を用いて読み上げている内容を聞き取ることができず、利便性が悪いことである。
【0008】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためのものであり、その目的は、例えば、「録音データ再生」、「蓄積文書読み上げ」、「新着情報読み上げ」の操作中に「再生」、「停止」、「早送り」、「巻き戻し」などの各種操作を行うことができ、かつ操作ボタンなどの部品点数が増えて製造コストが上昇しない携帯可能な情報処理装置および情報処理方法を提供することである。
【0009】
また本発明の別の目的は、例えば、音声合成(テキスト音声変換)を用いて読み上げている際に、録音データの再生と同様の「早送り」、「巻き戻し」処理を行なった場合でも、ユーザが音声合成を用いて読み上げている内容を聞き取ることができる、利便性のよい携帯可能な情報処理装置および情報処理方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る一実施形態の情報処理装置は、以下の構成を有する。すなわち、ユーザの指示に基づいて、テキストデータを音声合成する音声合成手段に、合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段と、ユーザの指示に基づいて、音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段と、ユーザの指示を検出する検出手段と、前記検出手段により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定手段と、前記判定手段により読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定手段と、前記検出手段によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが、設定されていた場合は、該ユーザの指示を前記第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、前記再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を前記第2制御手段に対して出す指示手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
ここで、例えば、前記検出手段により検出された前記ユーザの指示が早送りであって、前記第1データが設定されていることによって前記指示手段が前記ユーザの指示を前記第1制御手段に出した場合に、前記第1制御手段は、読み上げ対象のテキストデータの各文より所定部分のデータを抽出して要約データを作成し、前記要約データを音声合成して出力するように前記音声合成手段を制御することが好ましい。
【0015】
ここで、例えば、前記検出手段により検出された前記ユーザの指示が早送りであって、前記第1データが設定されていることによって前記指示手段が前記ユーザの指示を前記第1制御手段に出した場合に、前記第1制御手段は、読み上げ対象のテキストデータの各文より先頭文節を抽出して抽出された文節を順次音声合成して出力するように前記音声合成手段を制御することが好ましい。
【0016】
ここで、例えば、前記検出手段により検出された前記ユーザの指示が巻き戻しであって、前記第1データが設定されていることによって前記指示手段が前記ユーザの指示を前記第1制御手段に出した場合に、前記第1制御手段は、読み上げ対象のテキストデータの各文より先頭文節を抽出して抽出された文節を前記テキストデータの文の並びとは逆順に音声合成して出力するように前記音声合成手段を制御することが好ましい。
【0019】
ここで、例えば、前記制御手段は、前記テキストデータのうちで、前記音声合成手段によって音声合成されずに省略されたデータに対応して、所定の音を出力するように前記音声合成手段を制御することが好ましい。
【0027】
上記目的を達成するための本発明に係る一実施形態の情報処理方法は、以下の構成を有する。すなわち、ユーザの指示を検出する検出工程と、前記検出工程により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記ユーザの指示に基づいてテキストデータを音声合成する音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定工程と、前記判定工程により読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定工程と、前記検出工程によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが設定されていた場合は、該ユーザの指示を、前記音声合成手段に、前記合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を、前記ユーザの指示に基づいて音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段に対して出す指示工程と、を有することを特徴とする。
【0029】
上記目的を達成するための本発明に係る一実施形態の制御プログラムは、以下の構成を有する。すなわち、コンピュータに、ユーザの指示を検出する検出工程、前記検出工程により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記ユーザの指示に基づいてテキストデータを音声合成する音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定工程、前記判定工程で読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定工程、前記検出工程によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが設定されていた場合は、該ユーザの指示を、前記音声合成手段に、前記合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を、前記ユーザの指示に基づいて音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段に対して出す指示工程、を実行させることを特徴とする。
【0030】
上記目的を達成するための本発明に係る一実施形態のコンピュータ可読記憶媒体は、以下の構成を有する。すなわち、コンピュータに、ユーザの指示を検出する検出工程、前記検出工程により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記ユーザの指示に基づいてテキストデータを音声合成する音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定工程、前記判定工程で読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定工程、前記検出工程によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが設定されていた場合は、該ユーザの指示を、前記音声合成手段に、前記合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を、前記ユーザの指示に基づいて音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段に対して出す指示工程、を実行させるための制御プログラムを格納したことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明に係る一実施形態の情報処理装置について説明する。本実施形態では、情報処理装置の一例として、携帯可能な情報端末を用いて説明するが、本発明の範囲を記載例に限定する趣旨のものではない。
【0039】
<第1の実施形態>
[ハードウェア構成:図1]
図1は、第1の実施形態である携帯可能な情報端末H1000のハードウェア構成を説明する図である。
【0040】
H1は、数値演算・制御等の処理を行なう中央処部であり、本発明の処理手順を記載した制御プログラムに従って演算を行なう。H2は、ユーザに対して情報を提示する出力部である。出力部H2は、スピーカ・ヘッドフォン等の音声出力部H201および液晶などの画面表示部H202を含む。
【0041】
H3はユーザが情報端末H1000に対して動作の指示を与え、あるいは情報を入力する入力部である。入力部H3は、再生ボタンH301、停止ボタンH302、一時停止ボタンH303、早送りボタンH304、巻き戻しボタンH305およびタッチパネルH306等の汎用入力部を含む。
【0042】
H4は、LAN カードやPHSカード等のデータ通信部であり、新着メール等のデータの取得に用いられる。H5はハードディスクや不揮発メモリ等の記憶部であり、録音されたデータや蓄積情報が保持される。H6は読み取り専用の記憶部であり、本発明の手順を示す制御プログラムや音声合成用辞書等の固定的データが格納される。
【0043】
H7は、RAM等の一時情報を保持する記憶部であり、一時的なデータや各種フラグ等が保持される。H8はインタバルなタイマ部であり、タイマ起動後所定の時間経過した後中央処部H1に割り込みを掛ける働きをする。上記説明した中央処部H1〜タイマ部H8は、バスで接続されている。
【0044】
[情報端末のハードウェア構成の外観:図20]
図20は、図1で説明した携帯可能な情報端末H1000のハードウェア構成の外観イメージの一例を示したスケッチ図である。
【0045】
[各イベント処理の概要:図2]
以上説明した情報端末H1000におけるイベント処理について、図2〜図16に示すフローチャートを用いて説明する。なお下記の処理は、中央処部H1により読み取り専用の記憶部H6等に格納されているイベント駆動型の制御プログラムに基づいて、RAM等の一時情報を保持する記憶部H7を用いて実行されるものである。また入力部H3からの入力処理や出力部H2からのデータ要求、タイマ割り込み等の割り込みは、上記制御プログラムにおける各イベントの開始として処理される。
【0046】
図2において、まず、イベント取得ステップS1において、新たなイベントを取得する。
【0047】
次に、再生ボタン押下判定ステップS2で、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「再生ボタンの押下」であるか否かを判定し、取得したイベントが「再生ボタンの押下」であるならば、図3に示すステップS101に処理を移し、「再生ボタンの押下」でなければ、停止ボタン押下判定ステップS3に処理を移す。
【0048】
次に、停止ボタン押下判定ステップS3では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「停止ボタンの押下」であるか否かを判定し、取得したイベントが「停止ボタンの押下」であるならば、図4に示すステップS201に処理を移し、「停止ボタンの押下」でなければ、一時停止ボタン押下判定ステップS4に処理を移す。
【0049】
次に、一時停止ボタン押下判定ステップS4では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「一時停止ボタンの押下」であるか否か判定し、「一時停止ボタンの押下」であるならば、図5に示すステップS301に処理を移し、「一時停止ボタンの押下」でなければ、早送りボタン押下判定ステップS5に処理を移す。
【0050】
次に、早送りボタン押下判定ステップS5では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「早送りボタンの押下」であるか否かを判定し、「早送りボタンの押下」であるならば、図6に示すステップS401に処理を移し、「早送りボタンの押下」でなければ、早送りボタン解除判定ステップS6に処理を移す。
【0051】
次に、早送りボタン解除判定ステップS6では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「早送りボタンの解除(押下したボタンをはなす操作) 」であるか否かを判定し、「早送りボタンの解除」であるならば、図7に示すステップS501に処理を移し、「早送りボタンの解除」でなければ、巻き戻しボタン押下判定ステップS7に処理を移す。
【0052】
次に、巻き戻しボタン押下判定ステップS7では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「巻き戻しボタンの押下」であるか否かを判定し、「巻き戻しボタンの押下」であるならば、図8に示すステップS601に処理を移し、「巻き戻しボタンの押下」でなければ、巻き戻しボタン解除判定ステップS8に処理を移す。
【0053】
次に、巻き戻しボタン解除判定ステップS8では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「巻き戻しボタンの解除」であるか否かを判定し、「巻き戻しボタンの解除」であるならば、図9に示すステップS701に処理を移し、「巻き戻しボタンの解除」でなければ、新規情報到着判定ステップS9に処理を移す。
【0054】
次に、新規情報到着判定ステップS9では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「新着情報」が到着したことを示すものであるか否かを判定し、「新着情報」の到着であるならば、図10に示すステップS801に処理を移し、「新着情報」の到着でなければ、蓄積情報読み上げ指示判定ステップS10に処理を移す。
【0055】
次に、蓄積情報読み上げ指示判定ステップS10では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「ユーザによる蓄積情報読み上げの指示」であるか否かを判定し、「ユーザによる蓄積情報読み上げの指示」であるならば、図11に示すステップS901に処理を移し、「ユーザによる蓄積情報読み上げの指示」でなければ、音声合成データ要求判定ステップS11に処理を移す。
【0056】
次に、音声合成データ要求判定ステップS11では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「合成音声出力デバイスからのデータ要求」であるか否かを判定し、「合成音声出力デバイスからのデータ要求」であるならば、図12に示すステップS1001に処理を移し、「合成音声出力デバイスからのデータ要求」でなければ、録音再生データ要求判定ステップS12に処理を移す。
【0057】
次に、録音再生データ要求判定ステップS12では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが「録音データ出力デバイスからのデータ要求」であるか否かを判定し、「録音データ出力デバイスからのデータ要求」であるならば、図13に示すステップS1101に処理を移し、「録音データ出力デバイスからのデータ要求」でなければ、タイマイベント判定ステップS13に処理を移す。
【0058】
次に、タイマイベント判定ステップS13では、イベント取得ステップS1で取得したイベントが、タイマ部H8からのタイマ開始後所定時間経過したことを示す旨の通知であるか否かを判定し、タイマ部H8からの通知であるならば図14に示すステップS1201に処理を移し、タイマ部H8からの通知でなければ、イベント取得ステップS1に処理を戻す。
【0059】
[「再生ボタンの押下」処理:図3]
次に、上記説明した各イベントの処理について、以下詳細に説明する。まず「再生ボタンの押下」処理について図3を用いて説明する。
【0060】
[読み上げポインタ]
読み上げポインタ設定判定(再生) ステップS101では、「読み上げポインタ」が設定されているか否かを判定し、「読み上げポインタ」が設定されていれば音声合成ポーズフラグ解除(再生) ステップS106に処理を移し、「読み上げポインタ」が設定されていなければ、優先読み上げ文存在判定(再生) ステップS102に処理を移す。なお「読み上げポインタ」は、例えば図18に一例を示す優先読み上げ文(テキストデータ)の途中に、次に音声合成して読み上げを開始する位置を保持する領域であり、非設定もしくは、文書中の「読み上げポインタ」の位置が値として設定される。
【0061】
次に、優先読み上げ文存在判定(再生) ステップS102では、「優先読み上げ文が存在」するか否かを判定し、「優先読み上げ文が存在」すれば優先読み上げ文初期ポインタ設定ステップS108に処理を移し、「優先読み上げ文が存在」しなければ蓄積読み上げ文存在判定ステップS103に処理を移す。
【0062】
次に、蓄積読み上げ文存在判定ステップS103では、「蓄積読み上げ文が存在」するか否かを判定し、「蓄積読み上げ文が存在」すれば蓄積読み上げ文初期ポインタ設定ステップS109に処理を移し、「蓄積読み上げ文が存在」しなければ再生ポインタ設定判定(再生) ステップS104に処理を移す。
【0063】
[再生ポインタ]
次に、再生ポインタ設定判定(再生) ステップS104では、「再生ポインタが設定」されているか否かを判定し、「再生ポインタが設定」されていれば再生ポーズフラグ解除(再生) ステップS111に処理を移し、「再生ポインタが設定」されていなければ、録音データ存在判定ステップS105に処理を移す。なお「再生ポインタ」は、次に再生される位置を保持する領域で、非設定もしくは、録音データ中の「再生ポインタ」の位置が値として設定される。
【0064】
次に、録音データ存在判定ステップS105では、「録音データが存在」するか否かを判定し、「録音データが存在」すれば録音データ再生初期ポインタ設定ステップS113に処理を移し、「録音データが存在」しなければ図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0065】
次に、音声合成ポーズフラグ解除(再生) ステップS106では、音声合成ポーズフラグを解除する。音声合成ポーズフラグは音声合成が一時状態にあるかどうかを示すフラグであり、設定されているときは「真」、解除されているときは「偽」の値をとる。
【0066】
次に、音声合成再開(再生) ステップS107では、図5のステップS304で一時停止されていた音声合成を再開してから、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。「音声合成開始」、「音声合成停止」、「音声合成一時停止」、「音声合成再開」の各ルーチンでの処理については、図15を用いて後述する。
【0067】
次に、優先読み上げ文初期ポインタ設定ステップS108では読み上げポインタを優先読み上げ文の先頭に設定し、音声合成開始ステップS110に処理を移す。
【0068】
次に、蓄積読み上げ文初期ポインタ設定ステップS109では読み上げポインタを蓄積読み上げ文の先頭に設定し、音声合成開始ステップS110に処理を移す。
【0069】
次に、優先読み上げ文初期ポインタ設定ステップS108あるいは蓄積読み上げ文初期ポインタ設定ステップS109で読み上げポインタを設定した後、音声合成開始ステップS110で音声合成を開始してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0070】
次に、再生ポーズフラグ解除(再生) ステップS111では、再生ポーズフラグを解除する。再生ポーズフラグは録音データ再生が一時状態にあるか否かを示すフラグである。
【0071】
次に、録音データ再生再開(再生) ステップS112でステップS308で一時停止されていた録音データの再生を再開し、前記イベント取得ステップS1に処理を移す。「録音データ再生開始」、「録音データ再生停止」、「録音データ再生一時停止」、「録音データ再生再開」の各ルーチンでの処理については図16を用いて後述する。
【0072】
次に、録音データ再生初期ポインタ設定ステップS113では再生ポインタを録音データの先頭に設定し、録音データ再生開始ステップS114に処理を移す。録音データ再生開始ステップS114では、録音データの再生を開始してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0073】
[「停止ボタンの押下」処理:図4]
次に、「停止ボタンの押下」処理について、図4を用いて説明する。
【0074】
読み上げポインタ設定判定(停止) ステップS201では、「読み上げポインタ」が設定されているか否かを判定し、「読み上げポインタ」が設定されていれば音声合成ポーズフラグ解除(停止) ステップS203に処理を移し、「読み上げポインタ」が設定されていなければ、再生ポインタ設定判定(停止) ステップS202に処理を移す。
【0075】
次に、再生ポインタ設定判定(停止) ステップS202では、「再生ポインタ」が設定されているか否かを判定し、「再生ポインタ」が設定されていれば再生ポーズフラグ解除(停止) ステップS206に処理を移し、「再生ポインタ」が設定されていなければイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0076】
音声合成ポーズフラグ解除(停止) ステップS203では、音声合成ポーズフラグを解除する。次に、読み上げポインタ解除(停止) ステップS204で読み上げポインタを解除する(非設定にする)。次に、音声合成停止ステップS205で音声合成を停止してから、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0077】
次に、再生ポーズフラグ解除(停止) ステップS206では、再生ポーズフラグを解除する。次に、再生ポインタ解除(停止) ステップS207で再生ポインタを解除する(非設定にする)。 次に、録音データ再生停止ステップS208で録音データの再生を停止してから、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0078】
[「一時停止ボタンの押下」処理:図5]
次に、「一時停止ボタンの押下」処理について、図5を用いて説明する。
【0079】
まず読み上げポインタ設定判定(一時停止) ステップS301では、「読み上げポインタ」が設定されているか否かを判定し、「読み上げポインタ」が設定されていれば音声合成ポーズフラグ設定判定ステップS302に処理を移し、「読み上げポインタ」が設定されていなければ、再生ポインタ設定判定(一時停止) ステップS305に処理を移す。
【0080】
次に、音声合成ポーズフラグ設定判定ステップS302では、音声合成ポーズフラグが設定されているか、すなわち音声合成が一時停止状態にあるか否かを判定し、音声合成ポーズフラグが設定されていれば、図3の読み上げポインタ設定判定(再生) ステップS101に処理を移し、音声合成ポーズフラグが設定されていなければ、音声合成ポーズフラグ設定ステップS303に処理を移す。
【0081】
次に、音声合成ポーズフラグ設定ステップS303では、音声合成ポーズフラグを設定する(値を「真」にする)。次に、音声合成一時停止ステップS304で音声合成を一時停止してから、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0082】
次に、再生ポインタ設定判定(一時停止) ステップS305では、「再生ポインタ」が設定されているか否かを判定し、「再生ポインタ」が設定されていれば再生ポーズフラグ設定判定ステップS306に処理を移し、「再生ポインタ」が設定されていなければ、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0083】
次に、再生ポーズフラグ設定判定ステップS306では、「再生ポーズフラグ」が設定されているか、すなわち録音データの再生が一時停止状態にあるか否かを判定し、「再生ポーズフラグ」が設定されていれば、図3の読み上げポインタ設定判定(再生) ステップS101 に処理を移し、「再生ポーズフラグ」が設定されていなければ、再生ポーズフラグ設定ステップS307に処理を移す。
【0084】
次に、再生ポーズフラグ設定ステップS307では、再生ポーズフラグを設定する(値を「真」にする)。次に、録音データ再生一時停止ステップS308で録音データの再生を一時停止し、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0085】
[「早送りボタンの押下」処理:図6]
次に、「早送りボタンの押下」処理について、図6を用いて説明する。
【0086】
読み上げポインタ設定判定(早送り) ステップS401では、「読み上げポインタ」が設定されているか否かを判定し、「読み上げポインタ」が設定されていれば早送り読み上げタイマモード設定ステップS402に処理を移し、「読み上げポインタ」が設定されていなければ、再生ポインタ設定判定(早送り) ステップS405に処理を移す。
【0087】
次に、早送り読み上げタイマモード設定ステップS402では、タイマモードを「早送り読み上げ」 に設定し、早送りイベントマスク設定ステップS403に処理を移す。タイマモードは、タイマの用途を示すものである。
【0088】
次に、早送りイベントマスク設定ステップS403では、イベントマスクを早送り処理用に設定し、前記イベント取得ステップS1で取得するイベントを、以降、「早送りボタン解除」、「音声合成データ要求」、「録音再生データ要求」、「タイマイベント」のみに限定する。
【0089】
次に、タイマ開始(早送り) ステップS404でタイマを開始し、所定の時間後にタイマイベントが発生するようにする。そして処理を図2のイベント取得ステップS1に移す。
【0090】
再生ポインタ設定判定(早送り) ステップS405では、再生ポインタが設定されているか否かを判定し、再生ポインタが設定されていれば早送り再生タイマモード設定ステップS406に処理を移し、再生ポインタが設定されていなければ図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0091】
早送り再生タイマモード設定ステップS406では、タイマモードを 「早送り再生」 に設定し、早送りイベントマスク設定ステップS403に処理を移す。
【0092】
[「早送りボタンの解除」処理:図7]
次に、「早送りボタンの解除」処理について、図7を用いて説明する。
【0093】
まず、イベントマスク解除(早送り) ステップS501では、イベントマスクを解除し、以降のイベント取得ステップS1で全てのイベントを取得するようにする。
【0094】
次に、タイマモード初期化/タイマ停止(早送り) ステップS502でタイマモードを初期化した後、タイマを停止する。
【0095】
次に、読み上げポインタ設定判定(早送り解除) ステップS503で「読み上げポインタ」が設定されているか否かを判定し、「読み上げポインタ」が設定されていれば読み上げモード判定(早送り) ステップS504に処理を移し、「読み上げポインタ」が設定されていなければ、再生ポインタ設定判定(早送り解除)ステップS511に処理を移す。
【0096】
読み上げモード判定(早送り) ステップS504では、読み上げモードが「早送り」であるか否かを判定し、「早送り」であるならば読み上げモード初期化(早送り) ステップS505 に処理を移し、「早送り」でなければ音声合成停止(早送り) ステップS508に処理を移す。
【0097】
次に、読み上げモード初期化(早送り) ステップS505では、読み上げモードを初期状態に戻す。次に、読み上げポインタ復帰(早送り) ステップS506で、図14のステップS1207で作成された要約文に設定されている読み上げポインタを元文書中の対応する位置に設定する。
【0098】
次に、要約文破棄ステップS507で要約文を破棄してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0099】
次に、音声合成停止(早送り) ステップS508では、音声合成を停止する。次に、読み上げポインタ前向きスキップステップS509で、読み上げポインタを、現在読み上げている文の次の文の先頭に移す。次に音声合成開始(早送り) ステップS510で音声合成を開始し、イベント取得ステップS1に処理を移す。
【0100】
一方、再生ポインタ設定判定(早送り解除) ステップS511では、「再生ポインタ」が設定されているか否かを判定し、「再生ポインタ」が設定されていれば録音再生モード判定(早送り) ステップS512に処理を移し、「再生ポインタ」が設定されていなければ、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0101】
録音再生モード判定(早送り) ステップS512では、録音再生モードが「早送り」であるか否かを判定し、「早送り」であるならば録音再生モード初期化(早送り) ステップS513 に処理を移し、「早送り」でなければ録音データ再生停止(早送り) ステップS514に処理を移す。
【0102】
次に、録音再生モード初期化(早送り) ステップS513では、録音再生モードを初期状態に戻してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。次に、録音データ再生停止(早送り) ステップS514では、録音データの再生を停止する。次に、再生ポインタ前向きスキップステップS515で、再生ポインタを1 インデックス分進める。例えば録音データが音楽データならば次曲の先頭に再生ポインタが移ることになる。
【0103】
次に、録音データ再生開始(早送り) ステップS516で録音データの再生を開始してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0104】
[「巻き戻しボタンの押下」処理:図8]
次に、「巻き戻しボタンの押下」処理について、図8を用いて説明する。
【0105】
まず、読み上げポインタ設定判定(巻き戻し) ステップS601では、「読み上げポインタが設定」されているか否かを判定し、「読み上げポインタが設定」されていれば巻き戻し読み上げタイマモード設定ステップS602に処理を移し、「読み上げポインタが設定」されていなければ再生ポインタ設定判定(巻き戻し) ステップS605に処理を移す。
【0106】
次に、巻き戻し読み上げタイマモード設定ステップS602では、タイマモードを 「巻き戻し読み上げ」 に設定し、巻き戻しイベントマスク設定ステップS603に処理を移す。
【0107】
次に、巻き戻しイベントマスク設定ステップS603では、イベントマスクを巻き戻し処理用に設定してから、図2のイベント取得ステップS1で取得するイベントを、以降、「巻き戻しボタン解除」、「音声合成データ要求」、「録音再生データ要求」、「タイマイベント」のみに限定する。
【0108】
次に、タイマ開始(巻き戻し) ステップS604でタイマを開始し、所定の時間後にタイマイベントが発生するようにしてから、処理を図2のイベント取得ステップS1に移す。
【0109】
次に、再生ポインタ設定判定(巻き戻し) ステップS605では、「再生ポインタ」が設定されているか否かを判定し、「再生ポインタ」が設定されていれば巻き戻し再生タイマモード設定ステップS606に処理を移し、「再生ポインタ」が設定されていなければ、図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0110】
次に、巻き戻し再生タイマモード設定ステップS606では、タイマモードを「巻き戻し再生」 に設定し、巻き戻しイベントマスク設定ステップS603に処理を移す。
【0111】
[「巻き戻しボタンの解除」処理:図9]
次に、「巻き戻しボタンの解除」処理について、図9を用いて説明する。
【0112】
まず、イベントマスク解除(巻き戻し) ステップS701では、イベントマスクを解除し、以降のイベント取得ステップS1で全てのイベントを取得するようにする。
【0113】
次に、タイマモード初期化/タイマ停止(巻き戻し) ステップS702でタイマモードを初期化した後、タイマを停止する。
【0114】
次に、読み上げポインタ設定判定(巻き戻し解除) ステップS703で「読み上げポインタ」が設定されているか否かを判定し、「読み上げポインタ」が設定されていれば読み上げモード判定(巻き戻し) ステップS704に処理を移し、「読み上げポインタ」が設定されていなければ再生ポインタ設定判定(巻き戻し解除) ステップS711に処理を移す。
【0115】
次に、読み上げモード判定(巻き戻し) ステップS704では、読み上げモードが「巻き戻し」であるか否かを判定し、「巻き戻し」であるならば読み上げモード初期化(巻き戻し) ステップS705 に処理を移し、「巻き戻し」でなければ音声合成停止(巻き戻し) ステップS708に処理を移す。
【0116】
次に、読み上げモード初期化(巻き戻し) ステップS705では、読み上げモードを初期状態に戻す。次に、読み上げポインタ復帰(巻き戻し) ステップS706で、図14のステップS1204で作成された先頭文節リストに設定されている読み上げポインタを元文書中の対応する位置に設定する。(ステップS1205で作成された情報を用いる。)
次に、先頭文節リスト破棄ステップS707で先頭文節リストを破棄してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0117】
次に、音声合成停止(巻き戻し) ステップS708では、音声合成を停止する。 次に、読み上げポインタ後向きスキップステップS709で、読み上げポインタを、現在読み上げている文の前の文の先頭に移す。
【0118】
次に音声合成開始(巻き戻し) ステップS710で音声合成を開始してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0119】
次に、再生ポインタ設定判定(巻き戻し解除) ステップS711では、「再生ポインタ」が設定されているか否かを判定し、「再生ポインタ」が設定されていれば録音再生モード判定(巻き戻し) ステップS712に処理を移し、「再生ポインタ」が設定されていなければイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0120】
次に、録音再生モード判定(巻き戻し) ステップS712では、録音再生モードが「巻き戻し」であるか否かを判定し、「巻き戻し」であるならば録音再生モード初期化(巻き戻し) ステップS713 に処理を移し、「巻き戻し」でなければ録音データ再生停止(巻き戻し) ステップS714に処理を移す。
【0121】
次に、録音再生モード初期化(巻き戻し) ステップS713では、録音再生モードを初期状態に戻し、イベント取得ステップS1に処理を移す。
【0122】
次に、録音データ再生停止(巻き戻し) ステップS714では、録音データの再生を停止する。次に、再生ポインタ後向きスキップステップS715で、再生ポインタを1 インデックス分戻す。例えば、録音データが音楽データで再生ポインタとインデックスが重なっていない状態ならば、現在の曲の先頭に再生ポインタが移ることになる。
【0123】
次に、録音データ再生開始(巻き戻し) ステップS716で録音データの再生を開始してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0124】
[「新規情報の到着」処理:図10]
次に、「新規情報の到着」処理について、図10を用いて説明する。
【0125】
まず、優先読み上げ文存在判定(新着) ステップS801では、優先読み上げ文が存在するか否かを判定し、優先読み上げ文が存在すれば新着読み上げ文追加ステップS807に処理を移し、優先読み上げ文が存在しなければ新着通知メッセージコピーステップS802に処理を移す。
【0126】
次に、新着通知メッセージコピーステップS802では、優先読み上げ文の先頭に新着通知メッセージをコピーする。新着通知メッセージの例を図17に示す。
【0127】
次に、新着読み上げ文コピーステップS803で、新たに到着した読み上げ文を優先読み上げ文中、新着通知メッセージの後ろにコピーする。
【0128】
次に、読み上げポインタ設定判定(新着) ステップS804で読み上げポインタが設定されているか否かを判定し、読み上げポインタが設定されていれば読み上げポインタバックアップ作成(新着) ステップS805に処理を移し、読み上げポインタが設定されていなければステップS101に処理を移す。
【0129】
次に、読み上げポインタバックアップ作成(新着) ステップS805では、現在の読み上げポインタの値を、優先読み上げ文に対する付帯情報として保持する。
【0130】
次に、新着読み上げ文読み上げポインタ設定ステップS806において、読み上げポインタを優先読み上げ文の先頭に設定し、イベント取得ステップS1に処理を移す。
【0131】
次に、新着読み上げ文追加ステップS807では、新着読み上げ文を優先読み上げ文の末尾にコピーしてから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0132】
[「蓄積情報の読み上げ指示」処理:図11]
次に、「蓄積情報の読み上げ指示」処理について、図11を用いて説明する。
【0133】
読み上げポインタ設定判定(蓄積情報読み上げ) ステップS901では、「読み上げポインタが設定」されているか否かを判定し、「読み上げポインタが設定」されていれば読み上げ中警告表示ステップS905に処理を移し、「読み上げポインタが設定」されていなければ蓄積読み上げ文コピーステップS902に処理を移す。
【0134】
次に、蓄積読み上げ文コピーステップS902では、外部の記憶部H5に記憶された蓄積情報から蓄積情報読み上げ指示判定ステップS10で指示された情報を蓄積読み上げ文にコピーする。
【0135】
次に、優先読み上げ文存在判定(蓄積情報読み上げ) ステップS903で「優先読み上げ文が存在」するか否かを判定し、「優先読み上げ文が存在」すれば読み上げポインタバックアップ設定ステップS904に処理を移し、「優先読み上げ文が存在」しなければイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0136】
次に、読み上げポインタバックアップ設定ステップS904では、蓄積読み上げ文の先頭を優先読み上げ文に対する付帯情報として設定してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0137】
次に、読み上げ中警告表示ステップS905では、現在読み上げ中である旨の警告を出力してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0138】
[「音声合成の要求指示」処理:図12]
次に、「音声合成の要求指示」処理について、図12を用いて説明する。
【0139】
まず、合成音声データ存在判定ステップS1001では、テキストから音声波形に変換された「波形データ」がすでに存在するか否かを判定し、「波形データ」が存在すれば合成音声データコピーステップS1007に処理を移し、「波形データ」が存在しなければ、読み上げポインタ設定判定(音声出力) ステップS1002に処理を移す。
【0140】
読み上げポインタ設定判定(音声出力) ステップS1002では、「読み上げポインタが設定」されているか否かを判定し、「読み上げポインタが設定」されていれば文書データ終了判定ステップS1003に処理を移し、「読み上げポインタが設定」されていなければ図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0141】
次に、文書データ終了判定ステップS1003では、「読み上げポインタが文書データの終端」に達しているか判定し、「読み上げポインタが文書データの終端」に達しているならば、読み上げポインタバックアップ存在判定ステップS1008に処理を移し、「読み上げポインタが文書データの終端」に達していなければ文書データ切り出しステップS1004に処理を移す。
【0142】
文書データ切り出しステップS1004では、文書データより所定量(例えば1文) のデータを切り出す。次に、合成音声データ生成ステップS1005で、前記切り出されたデータに対して音声合成の処理を行ない、合成音声データを得る。
【0143】
次に、読み上げポインタ移動ステップS1006で、文書データ切り出しステップS1004で切り出した分だけ読み上げポインタを移動し、合成音声データコピーステップS1007に処理を移す。
【0144】
合成音声データコピーステップS1007では、合成音声データから所定量(合成音声出力デバイスのバッファサイズ) のデータを合成音声出力デバイスに出力し、イベント取得ステップS1に処理を移す。
【0145】
読み上げポインタバックアップ存在判定ステップS1008では、文書データの付帯情報として「読み上げポインタのバックアップが存在」するか否かを判定し、「読み上げポインタのバックアップが存在」するならば、読み上げポインタバックアップ復帰ステップS1009に処理を移し、「読み上げポインタのバックアップが存在」しないならば、読み上げポインタ解除ステップS1010に処理を移す。
【0146】
次に、読み上げポインタバックアップ復帰ステップS1009では、文書データに付帯する読み上げポインタのバックアップを読み上げポインタに設定し、前記文書データ終了判定ステップS1003に処理を移す。
【0147】
次に、読み上げポインタ解除ステップS1010では、読み上げポインタを解除する(非設定にする)。そして、イベント取得ステップS1に処理を移す。
【0148】
次に、再生ポインタ設定判定(録音再生) ステップS1101では、「再生ポインタが設定」されているか否かを判定し、「再生ポインタが設定」されていれば録音再生モード判定(巻き戻し2) ステップS1102に処理を移し、「再生ポインタが設定」されていなければイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0149】
[「録音再生の要求指示」処理:図13]
次に、「録音再生の要求指示」処理について、図13を用いて説明する。
【0150】
まず、録音再生モード判定(巻き戻し2) ステップS1102では、録音再生モードが「巻き戻し」であるか否かを判定し、「巻き戻し」であるならば再生ポインタ先頭判定ステップS1109に処理を移し、「巻き戻し」でないならば再生ポインタ終端判定ステップS1103に処理を移す。
【0151】
次に、再生ポインタ終端判定ステップS1103では、「再生ポインタが録音データの終端(最後)」 であるか安定し、「再生ポインタが録音データの終端」 であるならば再生ポインタ解除ステップS1104に処理を移し、「再生ポインタが録音データの終端」でないならば録音データコピーステップS1105に処理を移す。
【0152】
次に、再生ポインタ解除ステップS1104では、再生ポインタを解除してからイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0153】
次に、録音データコピーステップS1105では、録音データから所定量(録音データ出力デバイスのバッファサイズ) のデータを録音データ出力デバイスに出力し、録音再生モード判定(早送り2) ステップS1106に処理を移す。
【0154】
次に、録音再生モード判定(早送り2) ステップS1106では、「録音再生モードが早送り」であるか否かを判定し、「録音再生モードが早送り」であるならば再生ポインタ早送り移動ステップS1107に処理を移し、「録音再生モードが早送り」でないならば再生ポインタ移動ステップS1108に処理を移す。
【0155】
次に、再生ポインタ早送り移動ステップS1107では、再生ポインタを録音データコピーステップS1105で出力したよりも多く(例えば、前記所定量の10 倍) 進めてから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0156】
次に、再生ポインタ移動ステップS1108では、再生ポインタを録音データコピーステップS1105で出力した分だけ進め、イベント取得ステップS1に処理を移す。
【0157】
次に、再生ポインタ先頭判定ステップS1109では、「再生ポインタが録音データの先頭」を指しているか否かを判定し、「再生ポインタが録音データの先頭」であるならばイベント取得ステップS1に処理を移し、「再生ポインタが録音データの先頭」でないならば、録音データ逆順コピーステップS1110に処理を進める。
【0158】
録音データ逆順コピーステップS1110では、前記録音データコピーステップS1105と同様に所定量(録音データ出力デバイスのバッファサイズ) のデータを録音データ出力デバイスに出力するが、データの順を逆にして出力する。
【0159】
次に、再生ポインタ巻き戻し移動ステップS1111で、再生ポインタを再生時の逆方向に移動してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0160】
[「タイマイベント」処理:図14]
次に、「タイマイベント」処理について、図14を用いて説明する。
【0161】
まず、タイマ停止ステップS1201では、タイマを停止する。
【0162】
次に、タイマモード判定(早送り読み上げ) ステップS1202でタイマモードが 「早送り読み上げ」であるか否かを判定し、「早送り読み上げ」 であるならば要約文作成ステップS1207に処理を移し、「早送り読み上げ」でないならばタイマモード判定(巻き戻し読み上げ) ステップS1203に処理を移す。
【0163】
次に、タイマモード判定(巻き戻し読み上げ) ステップS1203では、タイマモードが 「巻き戻し読み上げ」 であるか否かを判定し、「巻き戻し読み上げ」 であるならば先頭文節リスト作成ステップS1204に処理を移し、「巻き戻し読み上げ」でないならば、タイマモード判定(早送り再生) ステップS1210に処理を移す。
【0164】
先頭文節リスト作成ステップS1204では、読み上げポインタが示す文書の先頭から読み上げポインタまでに存在する各文の先頭の文節のリストを作成する。一例を図18に示す。図18中の(a)が元文書であり、(b)が作成された文節リストのイメージである。なお読み上げポインタの位置は、読み上げられた文書の末尾に読み上げポインタの位置がくるように設定されており、文書が読み上げられるとその読み上げに同期して読み上げポインタの位置が移動する。
【0165】
次に、巻き戻し読み上げポインタバックアップ作成ステップS1205で、巻き戻しモードから復帰する際に読み上げポインタを移す対応点を作成する。図18では、先頭文節リストと元文書を結ぶ矢印の関係が対応点である。
【0166】
次に、巻き戻し読み上げモード設定ステップS1206で、読み上げモードを巻き戻しに設定してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0167】
次に、要約文作成ステップS1207では、読み上げポインタが示す場所から文書の末尾までの要約文を作成する。一例を図19に示す。図19中の(a)が元文書、(b)が作成された要約文のイメージである。なお読み上げポインタの位置は、読み上げられた文書の末尾(すなわち未読部分の先頭)に読み上げポインタの位置がくるように設定されており、文書が読み上げられるとその読み上げに同期して読み上げポインタの位置は移動する。
【0168】
次に、早送り読み上げポインタバックアップ作成ステップS1208で、早送りモードから復帰する際に読み上げポインタを移す対応点を作成する。図19では、要約文と元文書を結ぶ矢印の関係が対応点である。但し、図19では、煩雑さを避けるため全てを図示していない。
【0169】
次に、早送り読み上げモード設定ステップS1209で、読み上げモードを早送りに設定してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0170】
次に、タイマモード判定(早送り再生) ステップS1210では、タイマモードが「早送り再生」であるか否かを判定し、「早送り再生」であるならば早送り録音再生モード設定ステップS1211に処理を移し、「早送り再生」でないならば巻き戻し録音再生モード設定ステップS1212に処理を移す。
【0171】
次に、早送り録音再生モード設定ステップS1211では、録音再生モードを早送りに設定し、イベント取得ステップS1に処理を移す。
【0172】
次に、巻き戻し録音再生モード設定ステップS1212では、録音再生モードを巻き戻しに設定してから図2のイベント取得ステップS1に処理を移す。
【0173】
[「音声合成」の各処理:図15A〜15D]
次に、「音声合成」の各処理について、図15A〜15Dを用いて説明する。
【0174】
図15A〜15Dは、「音声合成開始」、「音声合成停止」、「音声合成一時停止」、「音声合成再開」の各ルーチンでの処理を示す。
【0175】
まず合成音声出力デバイス設定ステップS1301では、サンプリングレートの設定などの合成音声出力デバイスの初期設定を行なう。
【0176】
次に、合成音声出力デバイス起動ステップS1302では、合成音声出力デバイスを起動し、合成音声出力の動作を開始する。
【0177】
次に、合成音声データクリアステップS1303では、合成音声データ生成ステップS1005で生成され、保持された合成音声データを消去する。
【0178】
次に、合成音声出力デバイス停止ステップS1304では、合成音声出力デバイスを停止する。
【0179】
次に、合成音声出力デバイス一時停止ステップS1305では、合成音声出力デバイスを一時停止する。
【0180】
次に、合成音声出力デバイス再開ステップS1306では、合成音声出力デバイス一時停止ステップS1305で一時停止した合成音声出力デバイスの動作を再開する。
【0181】
[「録音データ再生」の各処理:図16A〜16D]
次に、「録音データ再生」の各処理について、図16A〜16Dを用いて説明する。図16A〜16Dは、「録音データ再生開始」、「録音データ再生停止」、「録音データ再生一時停止」、「録音データ再生再開」の各ルーチンでの処理を示す。
【0182】
まず、録音データ出力デバイス設定ステップS1401では、サンプリングレートの設定などの録音データ出力デバイスの初期設定を行なう。
【0183】
次に、録音データ出力デバイス起動ステップS1402では、録音データ出力デバイスを起動し、録音データ出力の動作を開始する。
【0184】
次に、録音データ出力デバイス停止ステップS1403では、録音データ出力デバイスを停止する。
【0185】
次に、録音データ出力デバイス一時停止ステップS1404では、録音データ出力デバイスを一時停止する。
【0186】
次に、録音データ出力デバイス再開ステップS1405では、録音データ出力デバイス一時停止ステップS1404で一時停止した録音データ出力デバイスの動作を再開する。
【0187】
なお上記説明した第1の実施形態は一例であり、例えば、先頭文節リスト作成ステップS1204において、先頭文節リストは先頭1文節からのみなるリストとなっているが、これは必ずしも先頭1文節である必要はなく、例えばユーザ設定による複数の文節であっても良い。
【0188】
また、要約文作成ステップS1207に示された要約文の例は、各文の主要部分が抽出された一例であるが必ずしも文毎に要約を行なう必要はなく、例えば、情報の少ない文は全て省略しても良い。
【0189】
また要約文作成ステップS1207の代わりに、早送りの場合には、図28に示すように先頭文節リストを作成し、作成した先頭文節リストの先頭の「以下」から「H4は」まで順次先頭から読み出すようにしても良い。
【0190】
また巻き戻しの場合に要約を用いる場合には、図29に一例を示す要約を用いればよい。
【0191】
また上記テキストデータのうちで音声合成により読み上げられなかった部分に対して省略する旨を示すビープ音などの音響出力をするようにしてもよい。
【0192】
さらに、先頭文節リスト作成ステップS1204および要約文作成ステップS1207は、ともに巻き戻し/早送りボタンの解放イベントが取得されてから実行されているが、新着読み上げ文コピーステップS803、新着読み上げ文追加ステップS807および蓄積読み上げ文コピーステップS902の各ステップの後に実行しても良い。これにより、巻き戻し/早送りボタンの解放からのレスポンスタイムが短くなる。
【0193】
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。
【0194】
[ハードウェア構成:図21]
図21は、第2の実施形態である携帯可能な情報端末H1200のハードウェア構成を説明する図である。
【0195】
H11は、数値演算・制御等の処理を行なう中央処部であり、本発明の処理手順を記載した制御プログラムに従って演算を行なう。H12は、ユーザに対して情報を提示する出力部である。出力部H12は、スピーカ・ヘッドフォン等の音声出力部H1201および液晶などの画面表示部H1202を含む。
【0196】
H13は、ユーザが情報端末H1200に対して動作の指示を与え、あるいは情報を入力する入力部である。H14は、LANカードやPHSカード等のデータ通信部であり、新着メール等のデータの取得に用いられる。H15はハードディスクや不揮発メモリ等の記憶部であり、録音されたデータや蓄積情報が保持される。
【0197】
H16は読み取り専用の記憶部であり、本発明の手順を示す制御プログラムや音声合成用辞書等の固定的データが格納される。H17はRAM等の一時情報を保持するの記憶部であり、一時的なデータや各種フラグ等が保持される。
【0198】
H18は角度に応じた値を出力する角度検出部であり、ダイアル部H19の操作量を検出する。H19はユーザが操作できるダイアル部であり、角度検出部H18に接続されている。上記中央処部H1〜角度検出部H18は、バスで接続されている。
【0199】
[情報端末のハードウェア構成の外観:図27]
図27は、図21で説明した携帯可能な情報端末H1200のハードウェア構成の外観イメージの一例を示したスケッチ図である。
【0200】
[イベント処理の概要:図22]
以上説明した第2の実施形態の情報端末H1200におけるイベント処理について、図22〜図24に示すフローチャートを用いて説明する。なお下記の処理は、中央処部H11により読み取り専用の記憶部H16等に格納されているイベント駆動型の制御プログラムに基づいて、RAM等の一時情報を保持する記憶部H17を用いて実行されるものである。また入力部H13からの入力処理や出力部H12からのデータ要求、タイマ割り込み等の割り込みは、上記制御プログラムにおける各イベントの開始として処理される。
【0201】
まず、図22の変数初期設定ステップS1501で、各変数を初期値に設定する。
【0202】
次に、音声合成デバイス開始/一時停止ステップS1502で、音声合成デバイスを一時停止状態にする。
【0203】
次に、イベント取得ステップS1503で、新たなイベントを取得する。
【0204】
次に、ダイアル角度変更判定ステップS1504で、イベント取得ステップS1503で取得したイベントが「ダイアルの角度変更」によるものか否かを判定し、「ダイアルの角度変更」であればステップS1601に処理を移し、「ダイアルの角度変更」でなければ音声合成データ要求判定ステップS1505に処理を移す。
【0205】
次に、音声合成要求判定ステップS1505では、イベント取得ステップS1503で取得したイベントが「合成音声出力デバイスからのデータ要求」であるか否かを判定し、「合成音声出力デバイスからのデータ要求」であるならばステップS1701に処理を移し、「合成音声出力デバイスからのデータ要求」でなければ、イベント取得ステップS1503に処理を戻す。
【0206】
[「ダイアル角度変更」処理:図23]
次に、上記説明した各イベントの処理について、以下詳細に説明する。
【0207】
まず「ダイアル角度変更」処理について図23を用いて説明する。
【0208】
新ダイアル角度判定ステップS1601では、新たなダイアル角度が「0」であるか否かを判定し、「0」であるならば合成音声出力デバイス一時停止ステップS1605に処理を移し、新たなダイアル角度が「0」でなければダイアル角度変数判定ステップS1602に処理を移す。
【0209】
ダイアル角度変数判定ステップS1602では、ダイアル角度変数に保持された以前のダイアル角度が「0」か否かを判定し、ダイアル角度変数に保持された以前のダイアル角度が「0」ならば合成音声出力デバイス再開ステップS1606に処理を移し、ダイアル角度変数に保持された以前のダイアル角度が「0」でないならばダイアル角度変数更新ステップS1603に処理を移す。
【0210】
ダイアル角度変数更新ステップS1603では、ダイアル角度変数に新たなダイアル角度を代入する。
【0211】
次に、読み上げスキップ数設定ステップS1604で、ダイアル角度変数の値に応じて読み上げスキップ数を設定する。読み上げスキップ数は、ダイアル角度の絶対値が大きいほどスキップ数の絶対値が大きくなるように、また、ダイアル角度の符号とスキップ数の符号が同じになるように設定する。ダイアル角度(単位角度をθとする) とスキップ数の対応表の例を図25に示す。スキップ数設定後、処理をイベント取得ステップS1503に移す。
【0212】
次に、合成音声出力デバイス一時停止ステップS1605では、音声合成出力デバイスを一時停止、イベント取得ステップS1503に処理を移す。
【0213】
次に、合成音声出力デバイス再開ステップS1606では、合成音声出力デバイス一時停止ステップS1605で一時停止した合成音声出力デバイスを再開し、ダイアル角度変数更新ステップS1603に処理を移す。
【0214】
[「音声合成指示」処理:図24]
次に、「音声合成指示」処理について図23を用いて説明する。
【0215】
まず、合成音声データ終了判定ステップS1701では、「文節カウンタが文節数と等しい」か否かを判定し、「文節カウンタが文節数と等しい」ならば文書データ切り出しステップS1709に処理を移し、「文節カウンタが文節数と等し」くなければダイアル角度絶対値判定ステップS1702に処理を移す。文節数は、直前に実行された合成音声データ生成ステップS1710の対象となった文に含まれる文節の数であり、文節カウンタが文節数と等しい状態は、ステップS1710で得られた合成音声データを全て出力し終ったことを示す。
【0216】
次に、ダイアル角度絶対値判定ステップS1702では、ダイアル角度変数に保持されたダイアル角度の絶対値が「1」より大きいか判定し、ダイアル角度の絶対値が「1」より大ならば読み上げ対象文更新ステップS1717に処理を移し、ダイアル角度の絶対値が「1」より大でなければ読み上げポインタ判定ステップS1703に処理を移す。
【0217】
次に、読み上げポインタ判定ステップS1703では、「読み上げポインタが読み上げ対象文と等しい」か否かを判定し、「読み上げポインタが読み上げ対象文と等し」ければ文節カウンタ判定ステップS1704に処理を移し、「読み上げポインタが読み上げ対象文と等し」くなければ音声合成デバイス停止ステップS1705に処理を移す。
【0218】
次に、文節カウンタ判定ステップS1704では、文節カウンタが「0」か判定し、文節カウンタが「0」ならば読み上げ対象文更新ステップS1717に処理を移し、文節カウンタが「0」でないならば音声合成デバイス停止ステップS1705に処理を移す。
【0219】
次に、音声合成デバイス停止ステップS1705では、音声合成デバイスを停止する。次に、ビープ音出力ステップS1706でビープ音を出力する。次に、音声合成デバイス開始(2) ステップS1707で音声合成デバイスを開始する。
【0220】
次に、文節カウンタ更新ステップS1708で文節カウンタに「1」を加え、イベント取得ステップS1503に処理を移す。
【0221】
次に、文書データ切り出しステップS1709では、読み上げ対象文書から、読み上げポインタを先頭に1文分のデータを切り出す。
【0222】
次に、合成音声データ生成ステップS1710で、文書データ切り出しステップS1709で切り出した文に対して音声合成を行ない、合成音声データを得る。
【0223】
次に、文節数計算ステップS1711で、文書データ切り出しステップS1709で切り出した文に含まれる文節数を計算する。
【0224】
次に、同期点生成ステップS1712で、合成音声データ生成ステップS1710で生成された合成音声と、文書データ切り出しステップS1709で切り出した文に含まれる各文節の対応関係を求め同期点として保持する。同期点の例を図26に示す。
【0225】
次に、文節カウンタ初期化ステップS1713で、文節カウンタを「0」にする。
【0226】
次に、ダイアル角度正負判定ステップS1714で、ダイアル角度変数に保持されたダイアル角度が「正」か否かを判定し、「正」ならば読み上げポインタインクリメントステップS1715に処理を移し、「正」でないならば読み上げポインタデクリメントステップS1716に処理を移す。
【0227】
次に、読み上げポインタインクリメントステップS1715では、読み上げポインタに1を加え、処理をダイアル角度絶対値判定ステップS1702に処理を移す。
【0228】
次に、読み上げポインタデクリメントステップS1716では、読み上げポインタから1を減じ、処理をダイアル角度絶対値判定ステップS1702に処理を移す。
【0229】
次に、読み上げ対象文更新ステップS1717では、読み上げ対象文を、読み上げポインタと読み上げスキップ数設定ステップS1604で設定したスキップ数の和に設定する。
【0230】
次に、合成音声データコピーステップS1718で、合成音声データ生成ステップS1005で生成した合成音声を1 文節分音声合成デバイスのバッファににコピーする。コピーする範囲は、現在の文節カウンタに対応する同期点から1文節分である。データコピーの後、文節カウンタ更新ステップS1708に処理を進める。
【0231】
なお上記説明した第2の実施形態は一例であり、例えば、読み上げスキップ数設定ステップS1604では、読み上げスキップ数をダイアル角度変数の値に応じた一定の文数としたが、ダイアル角が大きいときは次段落までスキップするようにすることも可能である。これは、読み上げポインタから次段落先頭の文までの文数を数えることで実現できる。また、ダイアル角度が小さいときには一ないし複数の文節をスキップすることも可能である。
【0232】
さらに第2の実施形態では、早送り・巻き戻し中のビープ音の回数が、スキップした文節の個数と同じであったが、必ずしも同じである必要はない。また、第2の実施形態では、早送り・巻き戻しを単一のビープ音で表していたが、早送り・巻き戻しの種別あるいはダイアル角度に応じて異なるビープ音あるいは異なる信号で発声しても良い。
【0233】
またさらに、第2の実施形態に対して、第1の実施形態で用いた要約による早送りを適用することも可能である。この場合、読み上げスキップ数設定ステップS1604で設定されたスキップ数に対応して要約の圧縮率を変更することができる。
【0234】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0235】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0236】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0237】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した(図2〜16、22〜24に示す)フローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0238】
以上説明したように、本発明によれば、少ない操作ボタンでユーザが指示を与えることが可能となり、結果的に、端末全体のサイズが小さくなる。また、部品点数が減り製造コストが現象する。また、早送り・巻き戻し中にユーザが必要とする情報の提供が可能となり、利便性が向上する。
【0239】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、各種の情報処理を行う際に、操作ボタンなどの部品点数が増えることによる製造コストの上昇を抑制することができるとともに複数の情報処理対象を該操作ボタンで相互に移行でき利便性よく上記の各種の情報処理を行うことができる携帯可能な情報端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るハードウェア構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るイベント処理の全体を説明するフローチャートである。
【図3】再生ボタンが押下されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図4】停止ボタンが押下されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図5】一時停止ボタンが押下されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図6】早送りボタンが押下されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図7】早送りボタンが解除されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図8】巻き戻しボタンが押下されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図9】巻き戻しボタンが解除されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図10】新規情報が到着したときの処理を説明するフローチャートである。
【図11】蓄積情報読み上げを指示されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図12】音声合成を指示されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図13】録音再生を指示されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図14】タイマイベント処理を説明するフローチャートである。
【図15A】音声合成開始処理を説明するフローチャートである。
【図15B】音声合成停止処理を説明するフローチャートである。
【図15C】音声合成一時停止処理を説明するフローチャートである。
【図15D】音声合成再開処理を説明するフローチャートである。
【図16A】録音データ再生開始処理を説明するフローチャートである。
【図16B】録音データ再生停止処理を説明するフローチャートである。
【図16C】録音データ再生一時停止処理を説明するフローチャートである。
【図16D】録音データ再生再開処理を説明するフローチャートである。
【図17】新着通知メッセージの一例を説明する図である。
【図18】先頭文節リストのイメージの一例を説明する図である。
【図19】要約文のイメージの一例を説明する図である。
【図20】本発明に係る第1の実施形態のハードウェア構成のイメージを示したスケッチ図である。
【図21】本発明の第2の実施形態に係るハードウェア構成を示したブロック図である。
【図22】本発明の第2の実施形態に係るイベント処理の全体を説明するフローチャートである。
【図23】ダイヤル角度が変更されたときの処理を説明するフローチャートである。
【図24】音声合成が要求されたきの処理を説明するフローチャートである。
【図25】ダイアル角度と読み上げスキップ数の対応を説明する図である。
【図26】同期点の一例を説明する図である。
【図27】本発明に係る第2の実施形態のハードウェア構成のイメージを示したスケッチ図である。
【図28】早送りの場合の先頭文節リストのイメージの一例を説明する図である。
【図29】巻き戻しの際の要約の一例を示す図である。
【符号の説明】
H1 数値演算・制御処理を行なう中央処部
H2 ユーザに情報提示する出力部
H201 音声出力部(スピーカ・ヘッドフォン等)
H202 画面表示部(液晶など)
H3 入力部(ユーザによる動作指示/情報入力)
H301 再生ボタン(入力部)
H302 停止ボタン(入力部)
H303 一時停止ボタン(入力部)
H304 早送りボタン(入力部)
H305 巻き戻しボタン(入力部)
H306 タッチパネル
H4 データ通信部(LANカードやPHSカード、新着メール等の取得)
H5 記憶部(ハードディスクや不揮発メモリ、録音データの保持)
H6 読み取り専用記憶部(ROM、プログラム、音声合成用辞書等の保持)
H7 一時情報を保持する記憶部(RAM等、一時的なデータ等の保持)
H8 インタバルタイマ部(中央処部への割り込み処理)

Claims (8)

  1. ユーザの指示に基づいて、テキストデータを音声合成する音声合成手段に、合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段と、
    ユーザの指示に基づいて、音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段と、
    ユーザの指示を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段により読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定手段と、
    前記検出手段によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが、設定されていた場合は、該ユーザの指示を前記第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、前記再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を前記第2制御手段に対して出す指示手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記検出手段により検出された前記ユーザの指示が早送りであって、前記第1データが設定されていることによって前記指示手段が前記ユーザの指示を前記第1制御手段に出した場合に、前記第1制御手段は、読み上げ対象のテキストデータの各文より所定部分のデータを抽出して要約データを作成し、前記要約データを音声合成して出力するように前記音声合成手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記検出手段により検出された前記ユーザの指示が早送りであって、前記第1データが設定されていることによって前記指示手段が前記ユーザの指示を前記第1制御手段に出した場合に、前記第1制御手段は、読み上げ対象のテキストデータの各文より先頭文節を抽出して抽出された文節を順次音声合成して出力するように前記音声合成手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記検出手段により検出された前記ユーザの指示が巻き戻しであって、前記第1データが設定されていることによって前記指示手段が前記ユーザの指示を前記第1制御手段に出した場合に、前記第1制御手段は、読み上げ対象のテキストデータの各文より先頭文節を抽出して抽出された文節を前記テキストデータの文の並びとは逆順に音声合成して出力するように前記音声合成手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1制御手段は、前記テキストデータのうちで、前記音声合成手段によって音声合成されずに省略されたデータに対応して、所定の音を出力するように前記音声合成手段を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. ユーザの指示を検出する検出工程と、
    前記検出工程により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記ユーザの指示に基づいてテキストデータを音声合成する音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定工程と、
    前記判定工程により読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定工程と、
    前記検出工程によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが設定されていた場合は、該ユーザの指示を、前記音声合成手段に、前記合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を、前記ユーザの指示に基づいて音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段に対して出す指示工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    ユーザの指示を検出する検出工程
    前記検出工程により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記ユーザの指示に基づいてテキストデータを音声合成する音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定工程
    前記判定工程で読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定工程
    前記検出工程によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが設定されていた場合は、該ユーザの指示を、前記音声合成手段に、前記合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を、前記ユーザの指示に基づいて音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段に対して出す指示工程
    実行させるための制御プログラム。
  8. コンピュータに、
    ユーザの指示を検出する検出工程
    前記検出工程により検出されたユーザの指示が出力である場合に、前記ユーザの指示に基づいてテキストデータを音声合成する音声合成手段により音声合成される読み上げ対象のテキストデータの有無を判定する判定工程
    前記判定工程で読み上げ対象のテキストデータが存在すると判定された場合に、前記合成音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第1データを設定する設定工程
    前記検出工程によりユーザの指示が検出された場合に、前記第1データが設定されていた場合は、該ユーザの指示を、前記音声合成手段に、前記合成音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第1制御手段に対して出し、該第1データが解除されていた場合は、再生音声の出力を指示するユーザの指示が検出された場合に設定され前記再生音声の出力の停止を指示するユーザの指示が検出された場合に解除される第2データに対応して該ユーザの指示を、前記ユーザの指示に基づいて音声データから音声を再生する音声再生手段に、再生音声の出力、停止、早送り、巻き戻し、一時停止の少なくともいずれかを実行させる第2制御手段に対して出す指示工程
    実行させるための制御プログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体。
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