JP3883733B2 - ケースの外部に接点を表出させている電気機器 - Google Patents
ケースの外部に接点を表出させている電気機器 Download PDFInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性変形できる接点を、ケースの電極窓から外部に表出させてなる電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
接点を外部に表出させている充電器等の電気機器は、装着されたパック電池等に接点を確実に接触させることが大切である。接点を、装着されたパック電池の充電端子に接触不良を起こさない状態で電気的に接続するためである。従来の接点構造は、接点の一端を、ケースに内蔵しているプリント基板に半田付けして固定して、定位置に配設している。さらに、接点を定位置に配設するために、プラスチック製の支持パーツを介して、接点をプリント基板に固定する充電器も開発されている。
【0003】
支持パーツを介して接点を固定している接点構造は、支持パーツでもって、接点を決められた正確な位置に、しかも、特定の姿勢で配設できる特長がある。しかしながら、この構造の接点構造は、支持パーツと接点の両方をプリント基板に固定してケースに組み込む必要があるので、組み立てに手間がかかる欠点もある。
【0004】
本願出願人は、このような欠点を解決することを目的に、図1に示す接点構造の電気機器を開発した。この接点構造の電気機器は、電極窓4を開口しているケース1に基板6を内蔵し、この基板6に支持パーツ12を介して接点5を定位置に固定している。接点5を固定する支持パーツ12は、ケース1と基板6との間にあって、基板6に連結して固定される。支持パーツ12は、図2に示すように、接点5のコイル部5Aを両側から挟着して定位置に保持する保持ボックス13を有し、保持ボックス13の間にコイル部5Aの保持部14を設けている。さらに、支持パーツ12は、接点5の接触部5Dを上方に突出させる開口部15を有し、接点5の接触部5Dは、支持部12の開口部15とケース1の電極窓4を通過して、ケース1の外部に表出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示す接点構造の電気機器は、支持パーツ12でもって、接点5を基板6の決められた位置に正確に固定できる。ただ、接点は基板に対して正確な位置に固定されるが、ケースに対しては、常に正確な姿勢で正確な位置に配設するのが難しい。それは、基板の取り付け位置がケースに対してずれると、接点の位置もずれてしまうからである。さらに、接点を、支持パーツと基板のふたつのパーツを介して定位置に配設するために、接点と支持パーツとの相対位置のずれと、基板と支持パーツとの相対位置のずれと、さらに、基板とケースとの相対位置のずれが累積されて、接点をケースに対して正確な位置に配設するのが極めて難しい。接点の位置がずれると、この電気機器に装着するパック電池等の端子に正確に電気接続することが難しく、接触不良の原因となる。
【0006】
さらに、接点を基板に固定した状態で、基板をケースに装着するので、接点と基板の両方をケースに装着するのに手間がかかり、能率よく簡単に組み立てできない欠点もある。
【0007】
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも能率よく組み立てできると共に、接点をケースに対して正確な位置に配設できるケースの外部に接点を表出させている電気機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のケースの外部に接点を表出させている電気機器は、電極窓4を開口しているケース1と、このケース1に内蔵された基板6と、支持部2で定位置に配設されて、電極窓4からケース1の外部に表出している弾性変形できる接点5とを備える。
【0009】
さらに、本発明の請求項1の電気機器は、以下の独特の構成の接点5と支持部2とを備える。
(a) 接点5は、弾性金属線をコイル状に卷いてなるコイル部5Aを中間に有し、一端には基板6に接続される固定部5Bを有し、他端にはケース1の内面に係止される係止部5Cを有し、さらに、係止部5Cとコイル部5Aとの間には電極窓4から外部に表出される接触部5Dを有する。
(b) 支持部2はケース1に一体成形して設けられると共に、ケース1の内面に突出して、ケース1と基板6との間に配設して設けられている。
(c) 支持部2は、接点5のコイル部5Aを入れて定位置に保持する保持ボックス9を有し、保持ボックス9の内部に、接点5のコイル部5Aを入れて、接点5を定位置に保持している。
(d) 保持ボックス9は基板6と対向する面を開口している。
【0010】
本発明の請求項2の電気機器は、ケース1の内面に、接点5の接触部5Dをケース1の電極窓4に出入りさせるガイド壁11を一体成形して設けている。ガイド壁11は、電極窓4の両側に配設して設けられ、このガイド壁11の間に接点5の接触部5Dを移動させて、接触部5Dを電極窓4にガイドするようにしている。
【0011】
本発明の請求項3の電気機器は、保持ボックス9に、接点5のコイル部5Aと接触部5Dとの間の上下移動部5Eを案内するスリット9Aを設けている。接点5の接触部5Dが電極窓4に出入りするとき、接点5の上下移動部5Eはスリット9Aに沿って移動する。
【0012】
本発明の請求項4の電気機器は、保持ボックス9の開口部を基板6で閉塞している。
【0013】
本発明の請求項5の電気機器は、接点5の固定部5BをU曲形状とし、U曲された先端部5Fを挿入する挿入筒10を、保持ボックス9に隣接して一体成形して設けている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのケース1の外部に接点5を表出させている電気機器を例示するものであって、本発明は電気機器を以下のものに特定しない。
【0015】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0016】
以下、電気機器が充電器である実施例を詳述する。ただし、本発明は、電気機器を充電器に特定しない。電気機器には、ケースの外部に接点5を表出させている全ての電気機器とすることができる。
【0017】
図3の断面図に示す充電器は、ケース1の上面に、パック電池を脱着するための装着部3を設けている。装着部3にセットされたパック電池を充電するために、装着部3の底面に、電極窓4を開口して、ここに接点5を表出させている。接点5が装着部3にセットされたパック電池の充電端子に接続されて、パック電池が充電される。
【0018】
図の充電器は、パック電池を装着して二次電池を充電する。充電器は、パック電池を内蔵している電子機器を装着して、電子機器に内蔵されるパック電池を充電することもできる。電子機器を装着する充電器は、装着部の構造を電子機器を脱着できるように装着できる構造とする。
【0019】
図の充電器は、接点5を外部に突出させる電極窓4を開口しているケース1と、このケース1に内蔵された基板6と、この基板6に固定されて、電極窓4からケース1の外部に表出されてなる弾性変形できる接点5とを備え、接点5はケース1に内蔵される充電回路(図示せず)に接続される。
【0020】
ケース1はプラスチック製の上ケース1Aと下ケース1Bとからなり、上下のケース1を連結して、基板6を上下で挟着して定位置に固定している。基板6を固定するために、上ケース1Aと下ケース1Bは、内面に突出して基板6を挟着する挟着凸部7を一体成形して設けている。ケース1は、図4に示すように、基板6を貫通して、基板6を定位置に位置決めする突起8も一体成形して設けている。上下のケース1は、周縁を溶着あるいは接着して連結され、あるいは、図示しないが、止ネジを介して連結される。互いに連結された上下のケース1は、基板6の上面を上ケース1Aの挟着凸部7で押圧し、下面を下ケース1Bの挟着凸部7で押圧して、挟着される状態でケース1の定位置に固定される。
【0021】
上ケース1Aは、接点5を定位置に保持する支持部2を一体成形して設けている。支持部2は、ケース1の内面に突出して設けられる。上ケース1Aの内面に設けられる支持部2を図5の斜視図に示している。この図の支持部2は、接点5のコイル部5Aを入れて定位置に保持する保持ボックス9を有する。保持ボックス9は、内部に接点5のコイル部5Aを入れて、接点5を定位置に保持できる角筒状に形成している。保持ボックス9は、接点5のコイル部5Aを入れて位置ずれしない状態で保持し、かつ、図3の鎖線で示すように、接点5を弾性変形できる状態で収納する。したがって、保持ボックス9の内形は、接点5のコイル部5Aの外形よりも多少大きく成形される。ただ、保持ボックス9の内幅は、コイル部5Aの横幅にほぼ等しくして、接点5のコイル部5Aを多少押圧する状態で収納することもできる。
【0022】
図の支持部2は、保持ボックス9に隣接して、挿入筒10をケース1に一体成形して設けている。挿入筒10は、U曲された接点5の先端部5Fを挿入して、定位置に保持する。図の挿入筒10は、側面をスリット状に開口して、挿入している接点5の先端部5Fを横に移動して引出しできる構造としている。
【0023】
さらに、図に示す支持部2は、保持ボックス9に、接点5のコイル部5Aと接触部5Dとの間の上下移動部5Eを案内するスリット9Aを設けている。図3において、接点5の接触部5Dは上下に移動して、電極窓4を出入りする。接触部5Dが電極窓4に出入りする方向に移動するとき、上下移動部5Eはスリット9Aに沿って上下に移動する。したがって、スリット9Aの幅は、接点5の線径よりも多少広くしている。
【0024】
さらに、図に示す支持部2は、ケース1の内面に突出して、接点5の接触部5Dをケース1の電極窓4に出入りさせるガイド壁11を一体成形して設けている。ガイド壁11は電極窓4の両側に配設される。ガイド壁11は、接点5の接触部5Dを自由に移動できる状態で両側から保持する。したがって、ガイド壁11の間隔は、接点5の線径よりも多少広い。さらに、ガイド壁11の内面は、電極窓4の内面と同一平面に配設される。接点5の接触部5Dを、電極窓4にスムーズに出入りさせるためである。接点5の接触部5Dを、ガイド壁11で上下に案内する支持部2は、接触部5Dを電極窓4にスムーズに出入りできる状態で保持する。
【0025】
支持部2の保持ボックス9と挿入筒10は、基板6を外した状態で、接点5のコイル部5Aと先端部5Fとを挿入できるように、基板6と対向する面、図3において下面、図5においては上面を開口している。保持ボックス9と挿入筒10の開口部は、基板6を定位置に固定した状態で、基板6に閉塞される。
【0026】
接点5は、図5の斜視図に示すように、弾性金属線をコイル状に卷いてなるコイル部5Aを中間に設け、一端部には基板6に接続される固定部5Bを設け、他端にはケース1の内面に係止される係止部5Cを設け、さらに、係止部5Cとコイル部5Aとの間には、電極窓4から外部に表出される接触部5Dを設けている。
【0027】
固定部5BはU字状に折曲されて、折曲した先端部5Fを挿入筒10に入れて支持部2に保持される。固定部5BのU曲部分は、コイル部5Aよりも上方に突出している。この部分を基板6に貫通させて、基板6に半田付けして連結するためである。
【0028】
接触部5Dは、ケース1に設けた電極窓4から外部に突出できるように、山形に折曲加工している。接触部5Dは、先端を水平方向に延長して係止部5Cとしてる。さらに、図5に示す接点5は、接触部5Dとコイル部5Aとの間を上下移動部5Eとして、この部分を、ケース1の支持部2に設けたスリット9Aに案内している。
【0029】
図5の接点5は、コイル部5Aを保持ボックス9に入れ、U曲された固定部5Bの先端部5Fを挿入筒10に挿入し、上下移動部5Eをスリット9Aに案内し、接触部5Dをガイド壁11の間から電極窓4に突出させて、ケース1の支持部2に装着される。接点5をケース1の支持部2に装着した後、基板6を定位置にセットし、接点5の固定部5Bを基板6に半田付けして、接点5を基板6に固定する。その後、上ケース1に下ケース1を連結してケース1を閉塞して組み立てられる。
【0030】
【発明の効果】
本発明のケースの外部に接点を表出させている電気機器は、簡単かつ容易に、しかも能率よく組み立てできると共に、接点をケースに対して正確な位置に配設できる特長がある。それは、本発明の電気機器が、接点を保持する支持部をケースの内面に一体成形して設けており、この支持部の保持ボックスに接点のコイル部を入れて接点を定位置に保持しているからである。この構造の電気機器は、ケースに一体成形された支持部の保持ボックスに、直接に接点のコイル部を入れて配設できるので、接点をケースに対して常に正確な姿勢で正確な位置に、しかも、接点を変形させることなく配設できる。このため、本発明の電気機器は、正確な位置に配設される接点でもって、装着するパック電池等の端子に、正確な位置で、しかも最適な接触圧で電気接続して、接触不良等を有効に防止できる特長が実現できる。
【0031】
さらに、本発明の電気機器は、従来のように、保持パーツを介することなく接点をケースの定位置に配設できるので、組み立てを簡単にして、しかも、部品コストを低減して安価に多量生産できる特長がある。とくに、本発明の電気機器は、支持部の保持ボックスが、基板と対向する面を開口しているので、接点のコイル部をこの開口部から保持ボックスに入れて、極めて簡単に接点をケースの定位置に配設して、能率よく組み立てできる特長がある。
【0032】
さらに、本発明の請求項2の電気機器は、接点の接触部を、より確実にガイド窓の正確な位置に配設できる特長がある。それは、この電気機器が、ケースの内面に、接点の接触部をケースの電極窓に出入りさせるガイド壁を一体成形して設けており、ガイド壁を電極窓の両側に配設すると共に、このガイド壁の間に接点の接触部を移動させて、接触部を電極窓に案内しているからである。
【0033】
さらに、本発明の請求項3の電気機器は、接点の接触部が電極窓に出入りするとき、接触部の位置ずれを防止して、接触部を正確に上下に移動できる特長がある。それは、この電気機器が、保持ボックスにスリットを設けており、接点のコイル部と接触部との間の上下移動部をこのスリットに沿って移動させているからである。
【0034】
本発明の請求項4の電気機器は、保持ボックスの開口部を基板で閉塞しているので、保持ボックスに挿入されたコイル部を位置ずれさせることなく、接点を正確な位置に保持して、接点の位置ずれを有効に防止できる特長がある。
【0035】
本発明の請求項5の電気機器は、接点の固定部をU曲形状とし、U曲された先端部を挿入する挿入筒を、保持ボックスに隣接して一体成形して設けているので、接点の固定部をより確実にケースの定位置に固定して、接点の位置ずれを有効に防止できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願人が先に開発した電気機器の接点構造を示す断面図
【図2】図1に示す接点構造の支持パーツの拡大平面図
【図3】本発明の実施例のケースの外部に接点を表出させている電気機器の断面図
【図4】図3に示す電気機器の平面図
【図5】図3に示す電気機器の要部拡大分解斜視図
【符号の説明】
1…ケース 1A…上ケース 1B…下ケース
2…支持部
3…装着部
4…電極窓
5…接点 5A…コイル部 5B…固定部
5C…係止部 5D…接触部
5E…上下移動部 5F…先端部
6…基板
7…挟着凸部
8…突起
9…保持ボックス 9A…スリット
10…挿入筒
11…ガイド壁
12…保持パーツ
13…保持壁
14…保持部
15…開口部
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾性変形できる接点を、ケースの電極窓から外部に表出させてなる電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
接点を外部に表出させている充電器等の電気機器は、装着されたパック電池等に接点を確実に接触させることが大切である。接点を、装着されたパック電池の充電端子に接触不良を起こさない状態で電気的に接続するためである。従来の接点構造は、接点の一端を、ケースに内蔵しているプリント基板に半田付けして固定して、定位置に配設している。さらに、接点を定位置に配設するために、プラスチック製の支持パーツを介して、接点をプリント基板に固定する充電器も開発されている。
【0003】
支持パーツを介して接点を固定している接点構造は、支持パーツでもって、接点を決められた正確な位置に、しかも、特定の姿勢で配設できる特長がある。しかしながら、この構造の接点構造は、支持パーツと接点の両方をプリント基板に固定してケースに組み込む必要があるので、組み立てに手間がかかる欠点もある。
【0004】
本願出願人は、このような欠点を解決することを目的に、図1に示す接点構造の電気機器を開発した。この接点構造の電気機器は、電極窓4を開口しているケース1に基板6を内蔵し、この基板6に支持パーツ12を介して接点5を定位置に固定している。接点5を固定する支持パーツ12は、ケース1と基板6との間にあって、基板6に連結して固定される。支持パーツ12は、図2に示すように、接点5のコイル部5Aを両側から挟着して定位置に保持する保持ボックス13を有し、保持ボックス13の間にコイル部5Aの保持部14を設けている。さらに、支持パーツ12は、接点5の接触部5Dを上方に突出させる開口部15を有し、接点5の接触部5Dは、支持部12の開口部15とケース1の電極窓4を通過して、ケース1の外部に表出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示す接点構造の電気機器は、支持パーツ12でもって、接点5を基板6の決められた位置に正確に固定できる。ただ、接点は基板に対して正確な位置に固定されるが、ケースに対しては、常に正確な姿勢で正確な位置に配設するのが難しい。それは、基板の取り付け位置がケースに対してずれると、接点の位置もずれてしまうからである。さらに、接点を、支持パーツと基板のふたつのパーツを介して定位置に配設するために、接点と支持パーツとの相対位置のずれと、基板と支持パーツとの相対位置のずれと、さらに、基板とケースとの相対位置のずれが累積されて、接点をケースに対して正確な位置に配設するのが極めて難しい。接点の位置がずれると、この電気機器に装着するパック電池等の端子に正確に電気接続することが難しく、接触不良の原因となる。
【0006】
さらに、接点を基板に固定した状態で、基板をケースに装着するので、接点と基板の両方をケースに装着するのに手間がかかり、能率よく簡単に組み立てできない欠点もある。
【0007】
本発明は、さらにこの欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単かつ容易に、しかも能率よく組み立てできると共に、接点をケースに対して正確な位置に配設できるケースの外部に接点を表出させている電気機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のケースの外部に接点を表出させている電気機器は、電極窓4を開口しているケース1と、このケース1に内蔵された基板6と、支持部2で定位置に配設されて、電極窓4からケース1の外部に表出している弾性変形できる接点5とを備える。
【0009】
さらに、本発明の請求項1の電気機器は、以下の独特の構成の接点5と支持部2とを備える。
(a) 接点5は、弾性金属線をコイル状に卷いてなるコイル部5Aを中間に有し、一端には基板6に接続される固定部5Bを有し、他端にはケース1の内面に係止される係止部5Cを有し、さらに、係止部5Cとコイル部5Aとの間には電極窓4から外部に表出される接触部5Dを有する。
(b) 支持部2はケース1に一体成形して設けられると共に、ケース1の内面に突出して、ケース1と基板6との間に配設して設けられている。
(c) 支持部2は、接点5のコイル部5Aを入れて定位置に保持する保持ボックス9を有し、保持ボックス9の内部に、接点5のコイル部5Aを入れて、接点5を定位置に保持している。
(d) 保持ボックス9は基板6と対向する面を開口している。
【0010】
本発明の請求項2の電気機器は、ケース1の内面に、接点5の接触部5Dをケース1の電極窓4に出入りさせるガイド壁11を一体成形して設けている。ガイド壁11は、電極窓4の両側に配設して設けられ、このガイド壁11の間に接点5の接触部5Dを移動させて、接触部5Dを電極窓4にガイドするようにしている。
【0011】
本発明の請求項3の電気機器は、保持ボックス9に、接点5のコイル部5Aと接触部5Dとの間の上下移動部5Eを案内するスリット9Aを設けている。接点5の接触部5Dが電極窓4に出入りするとき、接点5の上下移動部5Eはスリット9Aに沿って移動する。
【0012】
本発明の請求項4の電気機器は、保持ボックス9の開口部を基板6で閉塞している。
【0013】
本発明の請求項5の電気機器は、接点5の固定部5BをU曲形状とし、U曲された先端部5Fを挿入する挿入筒10を、保持ボックス9に隣接して一体成形して設けている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのケース1の外部に接点5を表出させている電気機器を例示するものであって、本発明は電気機器を以下のものに特定しない。
【0015】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0016】
以下、電気機器が充電器である実施例を詳述する。ただし、本発明は、電気機器を充電器に特定しない。電気機器には、ケースの外部に接点5を表出させている全ての電気機器とすることができる。
【0017】
図3の断面図に示す充電器は、ケース1の上面に、パック電池を脱着するための装着部3を設けている。装着部3にセットされたパック電池を充電するために、装着部3の底面に、電極窓4を開口して、ここに接点5を表出させている。接点5が装着部3にセットされたパック電池の充電端子に接続されて、パック電池が充電される。
【0018】
図の充電器は、パック電池を装着して二次電池を充電する。充電器は、パック電池を内蔵している電子機器を装着して、電子機器に内蔵されるパック電池を充電することもできる。電子機器を装着する充電器は、装着部の構造を電子機器を脱着できるように装着できる構造とする。
【0019】
図の充電器は、接点5を外部に突出させる電極窓4を開口しているケース1と、このケース1に内蔵された基板6と、この基板6に固定されて、電極窓4からケース1の外部に表出されてなる弾性変形できる接点5とを備え、接点5はケース1に内蔵される充電回路(図示せず)に接続される。
【0020】
ケース1はプラスチック製の上ケース1Aと下ケース1Bとからなり、上下のケース1を連結して、基板6を上下で挟着して定位置に固定している。基板6を固定するために、上ケース1Aと下ケース1Bは、内面に突出して基板6を挟着する挟着凸部7を一体成形して設けている。ケース1は、図4に示すように、基板6を貫通して、基板6を定位置に位置決めする突起8も一体成形して設けている。上下のケース1は、周縁を溶着あるいは接着して連結され、あるいは、図示しないが、止ネジを介して連結される。互いに連結された上下のケース1は、基板6の上面を上ケース1Aの挟着凸部7で押圧し、下面を下ケース1Bの挟着凸部7で押圧して、挟着される状態でケース1の定位置に固定される。
【0021】
上ケース1Aは、接点5を定位置に保持する支持部2を一体成形して設けている。支持部2は、ケース1の内面に突出して設けられる。上ケース1Aの内面に設けられる支持部2を図5の斜視図に示している。この図の支持部2は、接点5のコイル部5Aを入れて定位置に保持する保持ボックス9を有する。保持ボックス9は、内部に接点5のコイル部5Aを入れて、接点5を定位置に保持できる角筒状に形成している。保持ボックス9は、接点5のコイル部5Aを入れて位置ずれしない状態で保持し、かつ、図3の鎖線で示すように、接点5を弾性変形できる状態で収納する。したがって、保持ボックス9の内形は、接点5のコイル部5Aの外形よりも多少大きく成形される。ただ、保持ボックス9の内幅は、コイル部5Aの横幅にほぼ等しくして、接点5のコイル部5Aを多少押圧する状態で収納することもできる。
【0022】
図の支持部2は、保持ボックス9に隣接して、挿入筒10をケース1に一体成形して設けている。挿入筒10は、U曲された接点5の先端部5Fを挿入して、定位置に保持する。図の挿入筒10は、側面をスリット状に開口して、挿入している接点5の先端部5Fを横に移動して引出しできる構造としている。
【0023】
さらに、図に示す支持部2は、保持ボックス9に、接点5のコイル部5Aと接触部5Dとの間の上下移動部5Eを案内するスリット9Aを設けている。図3において、接点5の接触部5Dは上下に移動して、電極窓4を出入りする。接触部5Dが電極窓4に出入りする方向に移動するとき、上下移動部5Eはスリット9Aに沿って上下に移動する。したがって、スリット9Aの幅は、接点5の線径よりも多少広くしている。
【0024】
さらに、図に示す支持部2は、ケース1の内面に突出して、接点5の接触部5Dをケース1の電極窓4に出入りさせるガイド壁11を一体成形して設けている。ガイド壁11は電極窓4の両側に配設される。ガイド壁11は、接点5の接触部5Dを自由に移動できる状態で両側から保持する。したがって、ガイド壁11の間隔は、接点5の線径よりも多少広い。さらに、ガイド壁11の内面は、電極窓4の内面と同一平面に配設される。接点5の接触部5Dを、電極窓4にスムーズに出入りさせるためである。接点5の接触部5Dを、ガイド壁11で上下に案内する支持部2は、接触部5Dを電極窓4にスムーズに出入りできる状態で保持する。
【0025】
支持部2の保持ボックス9と挿入筒10は、基板6を外した状態で、接点5のコイル部5Aと先端部5Fとを挿入できるように、基板6と対向する面、図3において下面、図5においては上面を開口している。保持ボックス9と挿入筒10の開口部は、基板6を定位置に固定した状態で、基板6に閉塞される。
【0026】
接点5は、図5の斜視図に示すように、弾性金属線をコイル状に卷いてなるコイル部5Aを中間に設け、一端部には基板6に接続される固定部5Bを設け、他端にはケース1の内面に係止される係止部5Cを設け、さらに、係止部5Cとコイル部5Aとの間には、電極窓4から外部に表出される接触部5Dを設けている。
【0027】
固定部5BはU字状に折曲されて、折曲した先端部5Fを挿入筒10に入れて支持部2に保持される。固定部5BのU曲部分は、コイル部5Aよりも上方に突出している。この部分を基板6に貫通させて、基板6に半田付けして連結するためである。
【0028】
接触部5Dは、ケース1に設けた電極窓4から外部に突出できるように、山形に折曲加工している。接触部5Dは、先端を水平方向に延長して係止部5Cとしてる。さらに、図5に示す接点5は、接触部5Dとコイル部5Aとの間を上下移動部5Eとして、この部分を、ケース1の支持部2に設けたスリット9Aに案内している。
【0029】
図5の接点5は、コイル部5Aを保持ボックス9に入れ、U曲された固定部5Bの先端部5Fを挿入筒10に挿入し、上下移動部5Eをスリット9Aに案内し、接触部5Dをガイド壁11の間から電極窓4に突出させて、ケース1の支持部2に装着される。接点5をケース1の支持部2に装着した後、基板6を定位置にセットし、接点5の固定部5Bを基板6に半田付けして、接点5を基板6に固定する。その後、上ケース1に下ケース1を連結してケース1を閉塞して組み立てられる。
【0030】
【発明の効果】
本発明のケースの外部に接点を表出させている電気機器は、簡単かつ容易に、しかも能率よく組み立てできると共に、接点をケースに対して正確な位置に配設できる特長がある。それは、本発明の電気機器が、接点を保持する支持部をケースの内面に一体成形して設けており、この支持部の保持ボックスに接点のコイル部を入れて接点を定位置に保持しているからである。この構造の電気機器は、ケースに一体成形された支持部の保持ボックスに、直接に接点のコイル部を入れて配設できるので、接点をケースに対して常に正確な姿勢で正確な位置に、しかも、接点を変形させることなく配設できる。このため、本発明の電気機器は、正確な位置に配設される接点でもって、装着するパック電池等の端子に、正確な位置で、しかも最適な接触圧で電気接続して、接触不良等を有効に防止できる特長が実現できる。
【0031】
さらに、本発明の電気機器は、従来のように、保持パーツを介することなく接点をケースの定位置に配設できるので、組み立てを簡単にして、しかも、部品コストを低減して安価に多量生産できる特長がある。とくに、本発明の電気機器は、支持部の保持ボックスが、基板と対向する面を開口しているので、接点のコイル部をこの開口部から保持ボックスに入れて、極めて簡単に接点をケースの定位置に配設して、能率よく組み立てできる特長がある。
【0032】
さらに、本発明の請求項2の電気機器は、接点の接触部を、より確実にガイド窓の正確な位置に配設できる特長がある。それは、この電気機器が、ケースの内面に、接点の接触部をケースの電極窓に出入りさせるガイド壁を一体成形して設けており、ガイド壁を電極窓の両側に配設すると共に、このガイド壁の間に接点の接触部を移動させて、接触部を電極窓に案内しているからである。
【0033】
さらに、本発明の請求項3の電気機器は、接点の接触部が電極窓に出入りするとき、接触部の位置ずれを防止して、接触部を正確に上下に移動できる特長がある。それは、この電気機器が、保持ボックスにスリットを設けており、接点のコイル部と接触部との間の上下移動部をこのスリットに沿って移動させているからである。
【0034】
本発明の請求項4の電気機器は、保持ボックスの開口部を基板で閉塞しているので、保持ボックスに挿入されたコイル部を位置ずれさせることなく、接点を正確な位置に保持して、接点の位置ずれを有効に防止できる特長がある。
【0035】
本発明の請求項5の電気機器は、接点の固定部をU曲形状とし、U曲された先端部を挿入する挿入筒を、保持ボックスに隣接して一体成形して設けているので、接点の固定部をより確実にケースの定位置に固定して、接点の位置ずれを有効に防止できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願人が先に開発した電気機器の接点構造を示す断面図
【図2】図1に示す接点構造の支持パーツの拡大平面図
【図3】本発明の実施例のケースの外部に接点を表出させている電気機器の断面図
【図4】図3に示す電気機器の平面図
【図5】図3に示す電気機器の要部拡大分解斜視図
【符号の説明】
1…ケース 1A…上ケース 1B…下ケース
2…支持部
3…装着部
4…電極窓
5…接点 5A…コイル部 5B…固定部
5C…係止部 5D…接触部
5E…上下移動部 5F…先端部
6…基板
7…挟着凸部
8…突起
9…保持ボックス 9A…スリット
10…挿入筒
11…ガイド壁
12…保持パーツ
13…保持壁
14…保持部
15…開口部
Claims (5)
- 電極窓(4)を開口しているケース(1)と、このケース(1)に内蔵された基板(6)と、この基板(6)に連結されると共に、支持部(2)に保持されて定位置に配設されて、電極窓(4)からケース(1)の外部に表出されてなる弾性変形できる接点(5)とを備えるケースの外部に接点を表出させている電気機器において、接点(5)と支持部(2)とが以下の全ての構成を有することを特徴とする電気機器。
(a) 接点(5)は、弾性金属線をコイル状に卷いてなるコイル部(5A)を中間に有し、一端には基板(6)に接続される固定部(5B)を有し、他端にはケース(1)の内面に係止される係止部(5C)を有し、さらに、係止部(5C)とコイル部(5A)との間には電極窓(4)から外部に表出される接触部(5D)を有する。
(b) 支持部(2)はケース(1)に一体成形して設けられると共に、ケース(1)の内面に突出して、ケース(1)と基板(6)との間に配設して設けられている。
(c) 支持部(2)は、接点(5)のコイル部(5A)を入れて定位置に保持する保持ボックス(9)を有し、保持ボックス(9)の内部に、接点(5)のコイル部(5A)を入れて、接点(5)を定位置に保持している。
(d) 保持ボックス(9)は基板(6)と対向する面を開口している。 - ケース(1)の内面に、接点(5)の接触部(5D)をケース(1)の電極窓(4)に出入りさせるガイド壁(11)を一体成形して設けており、ガイド壁(11)を電極窓(4)の両側に配設して、ガイド壁(11)の間で接触部(5D)を移動させて接触部(5D)を電極窓(4)にガイドする請求項1に記載されるケースの外部に接点を表出させている電気機器。
- 保持ボックス(9)に、接点(5)のコイル部(5A)と接触部(5D)との間の上下移動部(5E)を、移動できるように案内するスリット(9A)を設けている請求項1に記載されるケースの外部に接点を表出させている電気機器。
- 保持ボックス(9)の開口部を基板(6)で閉塞してなる請求項1に記載されるケースの外部に接点を表出させている電気機器。
- 接点(5)の固定部(5B)がU曲形状で、U曲された先端部(5F)を挿入する挿入筒(10)を保持ボックス(9)に隣接して一体成形してなる請求項1に記載されるケースの外部に接点を表出させている電気機器。
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