JP3281736B2 - パック電池 - Google Patents

パック電池

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JP3281736B2 JP01434695A JP1434695A JP3281736B2 JP 3281736 B2 JP3281736 B2 JP 3281736B2 JP 01434695 A JP01434695 A JP 01434695A JP 1434695 A JP1434695 A JP 1434695A JP 3281736 B2 JP3281736 B2 JP 3281736B2
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    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数本の電池を内蔵
するパック電池に関する。とくに、分割された筒ケース
を連結して閉鎖されたケースを構成しているパック電池
に関する。
【0002】
【従来の技術】ケースに複数の電池を内蔵したパック電
池は開発されている。たとえば、この構造の電池は、実
開平2−84262号公報に記載されている。この公報
に記載されるパック電池は、図1に示すように、プラス
チックでもって箱型に成形した上下の箱ケースを連結し
て閉鎖されたケース1として内部に電池を収納してい
る。この形状のパック電池は、上下の箱ケースの分割ラ
イン2がケース1の外周に沿ってできるので、パック電
池の外形が大きくなる欠点がある。ケースを連結する分
割ライン2は、強度が低下するので、この部分を充分な
強度するために、厚く成形する必要があるからであ
る。
【0003】この弊害は図2と図3に示すように、ケー
ス1を筒型に成形して縦に2分割することで解消でき
る。これ等の図に示すパック電池は、図3に示すよう
に、分割ライン2に沿ってテープ3を貼る等の方法で連
結できる。この構造のパック電池は、図1に示すパック
電池のように、分割ライン2がケース1の外周に沿って
設けられるのではなく、中央部分を巻くように設けられ
るので、ケース1の外形を小さくできる特長がある。こ
のため、この構造のパック電池は、ケースをプラスチッ
ク等で薄く成形することによって、小型に設計できる。
【0004】ところで、ケースに電池を内蔵するパック
電池は、外部に電力を取り出し、また、内蔵する電池を
充電するために、ケースの外部に端子板を表出させる必
要がある。図2に示すパック電池は、筒ケース1Aの分
割ライン2に電極窓5を開口している。筒ケース1A
は、連結すると所定の大きさの電極窓5が開口されるよ
うに、分割ライン2の対向面にコ字状に凹部を成形して
いる。電池の間には端子板4を配設し、この端子板4を
電極窓5から外部に表出させる構造としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2と図3に示すパッ
ク電池は、筒ケース1Aの分割ライン2に設けた凹部で
電極窓5を開口するので、筒ケース1Aを合わせた状態
で、図4に示すように凹部が位置ずれして電極窓5の形
状が狂うことがある。凹部の対向位置がずれるのは、筒
ケース1Aが変形し、あるいは筒ケース1Aを相対的に
連結する位置がずれることがあるからである。とくに、
ふたつの筒ケース1Aを連結する構造のケース1は、薄
く成形して外形を小さくできる特長があるので、この特
長を生かすために筒ケース1Aを薄く成形すると凹部の
相対位置がずれ易い欠点がある。
【0006】さらに、この構造のパック電池は、図5に
示すように、凹部の両側に位置する分割ライン2が押さ
れて山形に変形することがある。凹部の両側がこの形状
に変形すると、端子板4が電極窓から奥に引っ込んだ状
態となってしまう。さらにまた、図6に示すように、凹
部の両側で一方の分割ライン2が他方の分割ライン2に
ラップされる状態となる弊害も発生する。この状態にな
っても、分割ライン2は電極窓5から引っ込んだ状態と
なってしまう。図5と図6に示すように、凹部の両側の
変形は、筒ケース1Aの寸法不良が原因で発生する。
【0007】図4ないし図6に示すように、電極窓の形
状が変形し、あるいは電極窓の近傍での筒ケース1Aの
変形は、端子板4を電気機器の電源端子に接続するとき
接触不良の原因となる。
【0008】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたもので、本発明の重要な目的は、縦
に分割された筒ケースの分割ライン近傍に開口された電
極窓の変形を防止し、さらに、端子板と電極窓とを高い
精度で組み立てて、端子板と電気機器との接触不良を極
減するパック電池を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のパック電池
は、前述の目的を達成するために下記の構成を備える。
パック電池は、複数本の二次電池をケース1に内蔵して
いる。ケース1は、底面及び頂面とそれらを結ぶ長さ方
向の側面とで構成される筒型に成形されると共に前記側
面には平面部が形成されており、且つ、前記長さ方向の
側面で2分割された筒ケース1Aで構成されている。2
分割された筒ケース1Aは分割ライン2に沿って連結さ
れて、閉鎖されたケース1を構成している。さらに、ケ
ース1は分割ライン2のある前記側面の平面部に電極窓
5を開口している。電極窓5の内面に位置して端子板4
を配設している。筒ケース1Aの電極窓5を介して、端
子板4はケース1の外部に表出されている。
【0010】さらに、本発明のパック電池は、分割ライ
ン2が電極窓5に連結されないように、いいかえると、
分割ライン2が電極窓5と交差しないように、電極窓5
はいずれか片方の筒ケース1Aに開口され、さらに、筒
ケース1Aの電極窓5が分割ライン2によって分割され
ないように、電極窓5が分割ライン2から離れて配設さ
れている。図7と図8に示すパック電池は、一方の筒ケ
ース1Aに+−の電極窓5を開口している。ただ、本発
明のパック電池は、必ずしも一方のケース1に+−の電
極窓を開口する必要はない。図示しないが、一方の筒ケ
ースに+の電極窓を、他方の筒ケースに−の電極窓を開
口することもできる。
【0011】また、本発明の請求項2に記載されるパッ
ク電池は、一方の筒ケース1Aの分割ライン2の一部を
他方のケース1に突出して突出部1aを設けている。こ
の突出部1aに電極窓5を開口している。他方の筒ケー
ス1Aは、分割ライン2に、突出部1aを嵌入できる凹
部1bを設けている。一方の筒ケース1Aの突出部1a
を、他方の筒ケース1Aの凹部1bに配設して、ふたつ
の筒ケース1Aを連結している。
【0012】さらにまた、本発明の請求項3に記載され
るパック電池は、突出部1aと凹部1bとの間に隙間6
を設け、筒ケース1Aを連結した状態で突出部1aと凹
部1bとが互いに押して変形しない構造となっている。
【0013】
【作用】この発明のパック電池は、二次電池を内蔵する
ケース1をふたつの筒ケース1Aに分割し、筒ケース1
Aに電池を収納した後、連結して閉鎖されたケース1と
する。ケース1の外部に端子板4を表出させる電極窓5
は、分割ライン2から離されて一方の筒ケース1Aに開
口される。すなわち、従来のパック電池のように、互い
に当接する分割ライン2の対向位置に電極窓5を設けた
ものではない。この構造のパック電池は、片方の筒ケー
ス1Aで電極窓5の形状が特定される。したがって、筒
ケース1Aの寸法不良や組立不良によって、電極窓5が
変形されることがない。
【0014】電極窓5を開口した筒ケース1Aの正確な
位置に端子板4を内蔵させることにより、端子板4をケ
ース1の正確な位置に、正確な形状の電極窓5から外部
に表出できる。とくに、本発明のパック電池は、外形を
小さくするために、筒ケース1Aを薄く成形して寸法精
度が低下し、あるいは筒ケース1Aが多少は変形して
も、電極窓5の狂いは有効に防止される。このため、パ
ック電池の端子板4を確実に電気機器の電源端子に接続
して、接触不良を有効に防止できる特長がある。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。ただし、以下に示す実施例は、この発明の技術
思想を具体化するためのパック電池を例示するものであ
って、この発明はパック電池の構成を下記のものに特定
しない。
【0016】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「課題を解決するため
の手段の欄」、および「作用の欄」示される部材に付記
している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実
施例の部材に特定するものでは決してない。
【0017】図7はパック電池の分解斜視図を、図8は
パック電池の斜視図を示す。これ等の図に示すパック電
池は、ケース1に、3本の二次電池7を平行に並べて収
納している。これ等の図に示すパック電池は、乾電池に
代わって電気機器に装着できる形状をしている。二次電
池7は、図7に示すように、横に並べて、同一平面とな
るようにケース1に内蔵される。隣接する二次電池7
は、+極と−極とが反対の端部に位置するように並べら
れる。隣接する二次電池7を、リード線で接続して直列
に接続するためである。単4サイズの電池に代わって電
気機器に装着されるパック電池は、二次電池7として、
単4サイズの電池と同じ外形のものを使用する。二次電
池には、電気機器に装着される電池サイズに適した形状
のものが選択して使用できる。たとえば、電気機器に装
着される電池サイズが、単5、単3、単2、単1サイズ
の場合、装着される電池サイズと同じ外形の二次電池が
使用できる。二次電池7には、充電できる全ての型式の
電池、たとえば、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水
素電池、リチウムイオン二次電池等を使用することがで
きる。
【0018】パック電池のケース1は、プラスチックで
成形されたもので、底面及び頂面とそれらを結ぶ長さ方
向の側面とで構成される筒型に成形されると共に前記側
面には平面部が形成されており、且つ、前記長さ方向の
側面で2分割された筒ケース1Aで構成されている。2
分割された筒ケース1Aは、分割ライン2に沿って連結
されて閉鎖されたケース1となっている。筒ケース1A
は、両端面を二次電池7の表面に沿う形状に湾曲して成
形している。2分割された筒ケース1Aは、二次電池7
を収納した後、分割ライン2に沿って鎖線で示すように
テープ3を付着して連結する。テープ3は、電極窓5を
閉塞しないように、電極窓5の部分に、電極窓5よりも
多少大きな貫通孔を開口している。
【0019】図に示すパック電池は、分割ライン2に沿
ってテープ3を付着し、このテープ3を介して筒ケース
1Aを連結している。本発明のパック電池は、筒ケース
1Aを連結する構造を図8に示すテープに特定しない。
筒ケースは、たとえば、分割ラインを超音波溶着して連
結し、あるは、分割ラインを接着材で接着して連結す
ることもでき、さらに、ほぼ全体を熱収縮チューブで被
覆して連結することもできる。ただし、筒ケースを連結
する熱収縮チューブは、筒ケースの電極窓や、二次電池
の電極を直接に外部に表出させる接続窓8の部分に貫通
孔を設け、あるいは、これ等の窓以外の部分に被覆して
筒ケース1Aを連結する。
【0020】図8に示すパック電池は、下側の筒ケース
1Aに平面部に電極窓5を開口している。下側の筒ケー
ス1Aは、分割ライン2の中央部分を上方に突出して突
出部1aとし、この突出部1aに+−の電極窓5を開口
している。上側の筒ケース1Aは、分割ライン2に凹部
1bを設けている。凹部1bは、下側の筒ケース1Aの
突出部1aを嵌入できる位置に配設されている。凹部1
bは、突出部1aとの間に隙間6ができる大きさに成形
される。突出部1aと凹部1bとの間に隙間6を設ける
と、上下の筒ケース1Aを連結した状態で、突出部1a
が凹部1bに衝突して筒ケース1Aの分割ライン2部分
から変形するのを防止できる。
【0021】図8に示すパック電池は、下側の筒ケース
1Aの突出部1aに+−の電極窓5を開口することによ
り、上下の筒ケース1Aの分割ライン2を、電極窓5に
接近させている。分割ライン2は電極窓5を分割しない
ように、いいかえると、分割ライン2が電極窓5に交差
しないように、電極窓5は一方の筒ケース1Aに開口さ
れる。
【0022】さらに、パック電池は図9に示すように、
分割ライン2を直線状として、筒ケース1Aの前記平面
部に電極窓5を開口することもできる。この図のパック
電池は、上の筒ケース1Aの分割ライン2に接近して+
−の電極窓5を開口している。
【0023】図8と図9に示すパック電池は、一方の筒
ケース1Aに+−の電極窓5を開口しているが、+−両
方の電極窓5を必ずしも片方の筒ケース1Aに開口する
必要はない。たとえば、図示しないが、下側の筒ケース
に+の電極窓を開口し、上側の筒ケースに−の電極窓を
開口することもできる。
【0024】電極窓5は、端子板4を外部に表出するた
めの窓である。したがって、電極窓5の内側には端子板
4を配設している。端子板4は端子ホルダー9を介し
て、二次電池7と筒ケース1Aとの間に配設される。図
7の分解斜視図に示すパック電池は、二次電池7の谷間
に端子ホルダー9を配設している。端子ホルダー9はプ
ラスチックで断面山形に成形されている。端子ホルダー
9は上面に端子板4を固定している。端子板4を定位置
に配設するために、端子ホルダー9の上面には、端子板
4の先端を挿入するスリット(図示せず)を設けてい
る。端子板4は先端を直角に折曲し、折曲部をスリット
に挿入して、端子ホルダー9の定位置に配設している。
端子ホルダー9は、隙間なく並べられる2本の二次電池
7の谷間と、ケース1の内面との間にできる隙間に配設
される。したがって、端子ホルダー9は、両側面を円柱
形の二次電池7の表面に沿う山形に成形している。
【0025】図7に示すパック電池は、3本の二次電池
7の間に、ふたつの端子ホルダー9を配設している。図
において一方の端子ホルダー9は、表面に充電用の端子
板4を固定している。他方の端子ホルダー9には、表面
に充電用とセンサー用の端子板4を固定している。充電
用の端子板4は、リード線を介して二次電池7の+−極
に接続される。センサー用の端子板4は、端子ホルダー
9の空隙に配設しているサーミスターに接続され、サー
ミスターの他端は一方の充電用の端子板4に接続されて
いる。
【0026】図7に示す筒ケース1Aは、内側の平面部
分にスペーサー部10を突出して成形している。スペー
サー部10は、内蔵する二次電池7の間の谷部に位置し
て成形される。図7に示すパック電池は、3本の二次電
池7を内蔵するので、2列のスペーサー部10を筒ケー
ス1Aに一体成形している。スペーサー部10は、筒ケ
ース1Aの内面に突出する山形に成形されている。筒ケ
ース1Aの内面に突出するスペーサー部10は、内蔵す
る二次電池7を位置ずれなく定位置に配設する。
【0027】筒ケース1Aの内面に成形したスペーサー
部10は、端子ホルダー9の縦方向の位置ずれを防止す
ることもできる。端子ホルダー9の位置ずれを防止する
スペーサー部10は、端子ホルダー9に隣接して、筒ケ
ース1Aの内面に突出して成形される。スペーサー部1
0が端子ホルダー9の位置ずれを阻止するパック電池
は、衝撃等で端子ホルダー9がずれるのを防止して、端
子板4を定位置に配設できる特長がある。
【0028】図8に示すパック電池2は、乾電池に代わ
って電気機器にセットして使用できるように設計されて
いる。電気機器の乾電池収納部に装着して、電気機器に
接続するために、パック電池は、図7と図8に示すよう
に、ケース1の上下面に接続窓8を開口している。接続
窓8は、内蔵する二次電池7の+極と−極をケース1の
外部に表出させる。図7と図8に示すケース1は、両端
の互いに反対側に位置して、接続窓8を開口している。
この構造のパック電池は、電気機器の乾電池収納部に装
着されると、接続窓8を介して、二次電池7の+極と−
極は電気機器の電源端子に接続される。
【0029】この構造のパック電池は、電気機器に装着
した状態で、充電用の端子板4を介して内蔵する二次電
池7を充電できる。
【0030】図10ないし図12は、パック電池を装着
して充電できる電気機器を例示する。これ等の図に示す
電気機器15である携帯電話は、蓋11の内面に、パッ
ク電池12の充電用の端子板4とセンサー用の端子板と
に接続する蓋接点(図示せず)を設けている。蓋接点
は、蓋の外側に固定された充電接点に接続している。
【0031】この構造の電気機器15は、乾電池収納部
にパック電池を装着して蓋11をした状態で、図11に
示すように充電器13にセットして充電できる。また、
図11に示すように、パック電池12を電気機器15か
ら取り出し、パック電池12の充電用端子板4とセンサ
ー端子板4とを、充電器の接点(図示せず)に接続して
充電することもできる。電気機器15の電源にパック電
池を使用しないときには、図12に示すように、パック
電池に代わって乾電池14を装着して使用する。
【0032】
【発明の効果】この発明のパック電池は、ケースを底面
及び頂面とそれらを結ぶ長さ方向の側面とで構成される
筒型に成形されると共に前記側面には平面部が形成され
ており、且つ、前記長さ方向の側面で2分割して筒ケー
スとし、この筒ケースを分割ラインで連結してケースを
閉塞し、さらに、分割ラインの近傍に電極窓を配設して
いるにもかかわらず、電極窓とその付近の変形を有効に
防止して、端子板と電極窓とを高い精度で正確に組み立
てできる特長がある。このため、本発明のパック電池
は、端子板の電気機器に対する接触不良を極減できる極
めて優れた特長がある。とくに、本発明のパック電池
は、ケースを前記長さ方向の側面で2分割した筒ケース
とするので、ケースを薄く成形して外形をコンパクトに
できる特長があるが、外形を小さくするためにケースを
相当に薄く成形しても、電極窓とその付近の変形を有効
に防止できる特長がある。このため、本発明のパック電
池は、外形を小さくして、しかも電気機器との接触不良
を極減できる特長があり、小型の電気機器に装着される
電源として理想的な特長を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパック電池の一例を示す斜視図
【図2】従来の他のパック電池の分解斜視図
【図3】図2に示すパック電池の組み立て状態を示す斜
視図
【図4】図3に示すパック電池の組み立て状態を示す平
面図
【図5】図3に示すパック電池の組み立て状態を示す断
面図
【図6】図3に示すパック電池の組み立て状態を示す断
面図
【図7】本発明の実施例のパック電池の分解斜視図
【図8】図7に示すパック電池の組み立て状態を示す斜
視図
【図9】本発明の他の実施例のパック電池の平面図
【図10】図8に示すパック電池の使用状態の具体例を
示す斜視図
【図11】図8に示すパック電池を電気機器に装着して
充電する具体例を示す斜視図
【図12】パック電池に代わって乾電池を装着する電気
機器の斜視図
【符号の説明】
1…ケース 1A…筒ケース 1a…突出部
1b…凹部 2…分割ライン 3…テープ 4…端子板 5…電極窓 6…隙間 7…二次電池 8…接続窓 9…端子ホルダー 10…スペーサー部 11…蓋 12…パック電池 13…充電器 14…乾電池 15…電気機器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の二次電池(7)がケース(1)
    に内蔵されており、このケース(1)は底面及び頂面と
    それらを結ぶ長さ方向の側面とで構成される筒型に成形
    されると共に前記側面には平面部が形成されており、且
    つ、前記長さ方向の側面で2分割された筒ケース(1
    A)で構成されており、2分割された筒ケース(1A)
    は分割ライン(2)に沿って連結されて、閉鎖されたケ
    ース(1)を構成しており、さらに、ケース(1)は分
    割ライン(2)のある前記側面の平面部に電極窓(5)
    が開口され、この電極窓(5)の内面に位置して端子板
    (4)が配設されており、電極窓(5)を介して端子板
    (4)が外部に表出されてなるパック電池において、 電極窓(5)がいずれか片方の筒ケース(1A)に開口
    され、筒ケース(1A)の電極窓(5)が分割ライン
    (2)によって分割されないように、電極窓(5)が分
    割ライン(2)から離れて配設されてなることを特徴と
    するパック電池。
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