JP3882875B2 - 消火設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消火剤が充填された複数のボンベを集合管により連結してなる消火設備に係り、さらに詳しくは、このような消火設備における複数のボンベと集合管との接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のボンベを備え消火設備としてガス消火設備が知られている。この種ガス消火設備には、火災が発生したときは、窒素ガス等の高圧ガスが充填された加圧ボンベの起動弁を手動により開放し、炭酸ガス等の消火ガス(液化ガスの場合もある)が充填された複数の消火剤ボンベの容器弁を介して消火剤ボンベ内に高圧ガスを送り、消火ガスを加圧して各容器弁に集合管を介して接続されたヘッド又はホースから消火ガスを放出し、あるいは、警戒地区内に設置された火災感知器からの火災信号により、加圧ボンベの起動弁を自動的に開放し、複数の消火剤ボンベの容器弁を介してヘッドから消火ガスを放出して、火災を消火するようなものがある。なお、上述の複数の消火剤ボンベは、通常1本の集合管に容器弁を介して並列に接続されている。
【0003】
上記のようなガス消火設備における複数の消火剤ボンベと集合管との接続構造の一例として、特公昭57−37345号公報に記載された発明がある。
この発明は、2本の消火剤ボンベ内にそれぞれ設けた噴射用サイホン管の上部に取付けた口金に、開閉バルブを有する噴出管の一端を取付け、口金に係止したボンベキャップ(袋ナット)を消火剤ボンベの出口に螺合して固定すると共に、両噴射管の他端をユニオン継手を介して2本の消火剤ボンベを互いに連通させてその間に1個の噴出口を構成し、この噴射口にホースを接続するようにしたものである(従来技術1)。
【0004】
また、実用新案登録第2534474号公報に記載された考案は、一端がボンベの容器弁にパッキンを介して当接された接続管を袋ナットにより容器弁に固定すると共に、集合管に設けた複数の貫通穴の周囲にパッキンを介してそれぞれスイベルジョイントを設け、このスイベルジョイントに接続管の他端を接続するようにしたもので、ホースは集合管の一端に接続される(従来技術2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術1,2のボンベと集合管との接続構造は、いずれも構造が複雑で多くの部品を必要とするため、組立てが面倒であるばかりでなく、コストの増加は避けられない。
【0006】
本発明は、きわめて簡単な構造及び小数の部品により、消火剤が充填されたボンベと集合管を確実に接続することができ、コストを低減できる消火設備を得ることを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る消火設備は、
a:潤滑剤の液体系の消火薬剤が充填されたボンベと、
b:該ボンベに取り付けられ、先端部に当接部を有し、該当接部の下方の両側にボルト挿通穴を有する取付腕が設けられた容器弁と、
c:該容器弁の当接部に当接され、一端にコックを有するホースが接続される集合管と、
d:該集合管に装着され、その両端部を前記容器弁の取付腕に設けたボルト挿通穴に挿通してナットで固定するUボルトとを備え、
e:前記容器弁を有する複数のボンベを前記集合管に接続すると共に、火災時に、加圧ボンベ内の高圧ガスがパイプを介して容器弁に送られる消火設備であって、
f:前記容器弁の当接部を前記集合管の外周形状に対応した円弧状に形成すると共に、当接部の中心部からノズル部を突設させ、
g:前記集合管の容器弁に対応した位置に円形の接続穴を形成し、
h:前記容器弁の当接部と前記集合管の接続穴との間にパッキンを介装し、
i:該接続穴の径を前記容器弁のノズル部の基部とほぼ等しく形成して、前記接続穴をノズル部に嵌合させ、
j:前記集合管に装着した前記Uボルトにより前記容器弁と集合管とを一体かつ気密に接続するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態の説明図で、1は消火剤が充填された複数の消火剤ボンベ(以下、単にボンベという)、10は各ボンベ1の開口部に取付けられた容器弁、30は一端がキャップ32により閉塞され、他端にパイプやホース33が接続された集合管、40は集合管30を容器弁10に固定するためのUボルトである。50は窒素ガス等が充填された内圧が例えば300kgf/cm2 の加圧ボンベで、51は加圧ボンベ50の出力口を開閉する手動の起動弁、52は加圧ボンベ50と各ボンベ1の容器弁10とを接続するパイプ、53はパイプ52に設けた圧力調整器である。なお、ボンベ1内に充填される消火剤としては、浸潤剤等の液体系の消化薬剤又は炭酸ガスや窒素ガス等の不活性ガスがある。
【0009】
図2は図1の要部の拡大断面図、図3は図2のA−A断面図である。両図において、1はボンベ、2はボンベ1の開口部に設けた口金で、内周面にはめねじ3が設けられている。4はボンベ1内に設置されたサイホン管で、上部にはおねじ5が設けられており、口金2の中心部を通って上方に突出している。
【0010】
容器弁10において、11は下端部に設けられ、外周にボンベ1の口金2に設けためねじ3に螺入されるおねじ12を有するねじ部、13は例えば外周が六角形に形成された締付部、14は締付部13の上部に設けられた首部で、その上には図4に示すように接続部15が設けられており、この接続部15の上端面には、集合管30の外周形状に対応した円弧状の当接部16が形成されている。17は当接部16の中心部から突設されたノズル部である。18は接続部15の下方において左右に対向して延設された一対の取付腕で、ボルト挿通穴19が設けられている。
【0011】
20は容器弁10の中心部の上下方向に貫設された貫通穴で、下端部から締付部13の上部近傍までは、サイホン管4の外径より大きい径の大径部21、大径部21の上部にはサイホン管4のおねじ5が螺入されるめねじ部22、めねじ部22の上方はサイホン管4の外径より小径で、ノズル部17に開口する小径部23となっている。
24は締付部13に設けたねじ穴で、貫通穴20の大径部21に開口しており、加圧ボンベ50に接続されたパイプ52に設けた枝管が取付ねじ(共に図示せず)により接続される。
【0012】
上記のように構成した容器弁10は、ボンベ1の口金2のめねじ3にパッキン35を介しておねじ12を螺入すると共に、貫通穴20に設けためねじ部22をサイホン管4に設けたおねじ5に螺合し、締付部13で締付けることにより、ボンベ1に気密かつ強固に取付けられる。
【0013】
30は集合管で、下面の各ボンベ1の容器弁10に対応した位置には、それぞれ円形の接続穴31が設けられている。なお、この接続穴31の径は、容器弁10のノズル部17の基部の外径とほぼ等しいか、又はこれより若干大きく形成されている。
40は先端部におねじ41を有する固定金具としてのUボルト、42はナットである。なお、このUボルト40の先端部の間隔は、容器弁10の取付腕18に設けたボルト挿通穴19の間隔と等しく形成されている。
【0014】
上記のような容器弁10を備えた複数のボンベ1に集合管30を取付けるには、先ず、容器弁10の接続部15に設けた円弧状の当接部16のノズル部17の周囲にパッキン36を装着する。
そして、集合管30に設けた接続穴31を容器弁10のノズル部17に嵌合する。ついで、集合管30の上からUボルト40を装着し、その両端部を容器弁10の取付腕18に設けたボルト挿通穴19に挿通し、取付腕18の下からおねじ41にナット42を螺合する。ついで、ナット42を締付ければ、集合管30はパッキン36を介して容器弁10の当接部16に圧着されて両者は気密に固定され、ボンベ1のサイホン管4と集合管30とは容器弁10の小径部23を介して連通する。なお、Uボルト40をナット42を締付けて固定する場合を示したが、その他の緊締具を用いてもよく、あるいは溶接により固定してもよい。
【0015】
上記のような消火設備において、火災が発生したときは、加圧ボンベ50の起動弁51を開放すると共に、集合管30のホース33側に設けたコック(図示せず)を手動又は自動で開放する。これにより、加圧ボンベ50内の高圧ガスはパイプ52に送られ、圧力調整器53により例えば9〜9.5kgf/cm2 に調整されて各ボンベ1の容器弁10に送られる。そして、サイホン管4と貫通穴20の大径部21との間を通ってボンベ1内に圧送される。
【0016】
これにより、ボンベ1内の浸潤剤からなる消火薬剤が加圧され、サイホン管4、容器弁10の小径部23からノズル部17を経て集合管30に圧送され、ホース33を経てその先端部又はヘッドから大気中に放出され、火災を消火する。
【0017】
上記のように構成した本発明は、容器弁の上端部に集合管の外周形状に対応した形状の当接部を設けると共に、集合管の容器弁と対応する位置に接続穴を設け、当接部にパッキンを介して接続穴を当接し、集合管に装着したUボルトにより容器弁と集合管とを一体かつ気密に接続するようにしたので、きわめて少ない部品で両者を容易かつ気密に接続することができ、また、これによりコストを低減することができる。
【0018】
上記の容器弁の構造、機能等は図示のものに限定するものではなく、上端部に集合管との接続部を有し、固定金具を固定するための取付腕を備えたものであれば、他の構造、機能のものでも本発明を実施することができる。
さらに、ボンベ内に浸潤剤を充填した場合を示したが、不活性の消火ガスを充填したものでもよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係る消火設備は、弁の先端部に集合管の外周形状に対応した当接部を有し、この当接部の下方の両側にボルト挿通穴を有する取付腕が設けられてボンベの開口部に装着された容器弁と、容器弁に対応した位置に接続穴が設けられ、この接続穴が容器弁の当接部に当接される集合管と、集合管に装着されその両端部を容器弁の取付腕に設けたボルト挿通穴に挿通してナット等で固定する固定金具とを備え、固定金具により容器弁と集合管とを一体かつ気密に接続するようにしたので、きわめて少ない部品により両者を容易かつ確実に接続することができる。
【0020】
また、上記の容器弁の当接部と集合管の接続穴との間にパッキンを介装したので、両者の間を気密に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消火設備の全体構成を示す説明図である。
【図2】図1の要部の縦断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】容器弁の平面図である。
【符号の説明】
1 ボンベ
2 口金
4 サイホン管
10 容器弁
15 接続部
16 当接部
17 ノズル部
18 取付腕
19 ボルト挿通穴
20 貫通穴
30 集合管
31 接続穴
40 Uボルト
50 加圧ボンベ

Claims (1)

  1. a:潤滑剤の液体系の消火薬剤が充填されたボンベと、
    b:該ボンベに取り付けられ、先端部に当接部を有し、該当接部の下方の両側にボルト挿通穴を有する取付腕が設けられた容器弁と、
    c:該容器弁の当接部に当接され、一端にコックを有するホースが接続される集合管と、
    d:該集合管に装着され、その両端部を前記容器弁の取付腕に設けたボルト挿通穴に挿通してナットで固定するUボルトとを備え、
    e:前記容器弁を有する複数のボンベを前記集合管に接続すると共に、火災時に、加圧ボンベ内の高圧ガスがパイプを介して容器弁に送られる消火設備であって、
    f:前記容器弁の当接部を前記集合管の外周形状に対応した円弧状に形成すると共に、当接部の中心部からノズル部を突設させ、
    g:前記集合管の容器弁に対応した位置に円形の接続穴を形成し、
    h:前記容器弁の当接部と前記集合管の接続穴との間にパッキンを介装し、
    i:該接続穴の径を前記容器弁のノズル部の基部とほぼ等しく形成して、前記接続穴をノズル部に嵌合させ、
    j:前記集合管に装着した前記Uボルトにより前記容器弁と集合管とを一体かつ気密に接続するようにしたことを特徴とする消化設備。
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