JPH08247103A - ドレン自動排出器を付設した空気圧縮装置 - Google Patents

ドレン自動排出器を付設した空気圧縮装置

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JPH08247103A
JPH08247103A JP7074581A JP7458195A JPH08247103A JP H08247103 A JPH08247103 A JP H08247103A JP 7074581 A JP7074581 A JP 7074581A JP 7458195 A JP7458195 A JP 7458195A JP H08247103 A JPH08247103 A JP H08247103A
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JP
Japan
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drain
air tank
introduction pipe
automatic
air
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Application number
JP7074581A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fukuhara
廣 福原
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Fukuhara Co Ltd
Original Assignee
Fukuhara Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取扱い易いようにエアータンク上方へドレン
自動排出器を配設した場合に、空気圧縮機とドレン自動
排出器が干渉しないようにエアータンクを大きくするの
を回避するのが目的である。 【構成】 下部ドレン導入管5a、上部ドレン導入管5
bをソケット12で結合し、ソケット12をエアータン
ク1に固定し、上部ドレン導入管5bをユニオンを介し
てドレン自動排出器6に固定した。これによってドレン
自動排出器6を非回転のまま着脱ができ、空気圧縮機4
とドレン自動排出器6の間隔dを小さくでき、エアータ
ンク1を大きくしなくてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアータンク上に電動の
空気圧縮機を備え且つドレン自動排出器をエアータンク
上方に配設した空気圧縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアータンク上に電動の空気圧縮機を備
えた空気圧縮機において、エアータンク内に溜まるドレ
ンを排出するドレン排出弁、ドレンの排出態様等は種々
のものが提案されている。
【0003】エアータンクの槽底からすぐ下方外部へド
レンを排出するものは後付けでドレン配管及びドレン排
出弁を取り付けられる点で実用性が高い。しかし、ドレ
ン配管或はドレン排出弁を、空気圧縮装置を移動時に他
物に当てて、ドレン排出弁及びドレン配管を損傷するの
みならずエアータンクのドレン排出口周辺を損傷するこ
とが少なからずあり、エアータンクは圧力容器のため修
復が不可とされる場合が多い。又、後の点検、保守のた
めにはエアータンクから床上までの寸法を大きくとれれ
ばよいのであるが、機械高を小さくする要請もあり、据
付けの安定性からも機械高は極力小さく取られ、取り扱
いの不便なものとなっている。
【0004】そこでエアータンクの槽底に接近して下端
が開口し、垂直上方にに向ってドレン導入管を配設し、
該ドレン導入管をエアータンクの天板部を挿通して外部
へ出し、外部でドレン自動排出器に連結した提案があ
り、エアータンク中に溜まるドレンは、圧縮空気圧力で
ドレン導入管を通じて押し出される。このようにすると
エアータンクから床上までを小さく出来、必ずしもエア
ータンクの槽底の腐食し易い部分にドレン排出口を設け
る必要もなく、空気圧縮装置を移動の際に他物にぶっつ
けて損傷する物もエアータンク下部にはなく、ドレン自
動排出器が取り付け取り外しがし易い位置となり、同時
に点検保守もし易い位置となる。
【0005】図8はエアータンク1上に電動機2、空気
圧縮機4を配設し、電動機2と空気圧縮機4をベルト装
置3で連結してある。
【0006】エアータンク1の槽底に近接して下端が開
口するドレン導入管5はエアータンク1の上部を貫通し
ており、ドレン導入管5の上部にはドレン自動排出器6
のドレン入口がねじ込まれている。導入管5がエアータ
ンク1を貫通する部分は溶接Wされ、ドレン導入管5の
固定とドレン導入管5とをエアータンク1間の密封が行
われる。
【0007】ドレン自動排出器6は図8の紙面に直交す
る方向に長い平面図形ほぼ矩形である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】エアータンク上に電動
の空気圧縮機を配設した空気圧縮装置ではエアータンク
上の余地は少ない。そしてベルト装置を介して電動機に
より駆動される空気圧縮機の反電動機側でエアータンク
上にわずかな余地がある。そこで図8のように空気圧縮
4の傍らにドレン自動排出器6を配設すると、ドレン自
動排出器6の取り付け取り外しのためには、平面図形が
大略方形のドレン自動排出器6と空気圧縮機4の間はド
レン自動排出器6をドレン導入管5を中心に回転できる
ように図示dの間隔が必要となる。処がこうするとエア
ータンク1を大きくしなければならない。この間隔dを
小さくすると先ずドレン自動排出器6をドレン導入管5
にねじ込んでから、空気圧縮機4をエアータンク1上に
取り付けねばならないという組立上の融通性を失うとい
う欠点がある。
【0009】そこで図9のようにドレン導入管5を上方
へ延出して、ドレン自動排出器6の下端面が空気圧縮機
4の上端面よりも上にもってくると、ドレン導入管5を
空気圧縮機4に接近できてエアータンク1を大きくしな
くてもすむ。しかし乍らこのようにするとドレン自動排
出器6が上方へ突出してしまい装置の全高を高くしてし
まうという欠点がある。
【0010】本発明は、上記の考察より、空気圧縮機の
傍らで極力空気圧縮機に接近可能にドレン自動排出器を
取り付け得ることにより、装置全体を大きくしなくても
すむドレン自動排出器を付設した空気圧縮装置を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
エアータンクと、エアータンク上に設けた電動の空気圧
縮機と、下端がエアータンクの槽底に近接してエアータ
ンク中からエアータンクを貫通して配されたドレン導入
管と、空気圧縮機の傍らに配設されドレン導入管に固定
されたドレン自動排出器と、を有するドレン自動排出器
を付設した空気圧縮装置において、ドレン自動排出器を
非回転で着脱可能としたことを特徴とするドレン自動排
出器を付設した空気圧縮装置である。
【0012】本発明の第2の発明は、エアータンク外に
おいてドレン導入管にユニオンを介装したことを特徴と
する第1の発明に記載のドレン自動排出器を付設した空
気圧縮装置である。
【0013】本発明の第3の発明は、エアータンク上部
に設けた円筒形おねじ部材と、ドレン導入管に密封部材
を介して嵌合すると共に、該おねじ部材にねじ込まれる
袋ナットと、を有し、ドレン導入管は前記円筒形おねじ
部材を挿通し上端がドレン自動排出器に固定されている
ことを特徴とする第1の発明に記載のドレン自動排出器
を付設した空気圧縮装置である。
【0014】本発明の第4の発明は、ドレン導入管を上
下に分けボルト取り付けのフランジ対で連結したことを
特徴とする第1の発明に記載のドレン自動排出器を付設
した空気圧縮装置である。
【0015】本発明の第5の発明は、ドレン導入管をエ
アータンク挿通部で上下に分け、該挿通部において上下
のドレン導入管を嵌合するソケットを設け、ソケットを
エアータンクに固定し、上部ドレン導入管にユニオンを
介装したことを特徴とする第1の発明に記載のドレン自
動排出器を付設した空気圧縮装置である。
【0016】本発明の第6の発明は、ボルト取付のフラ
ンジ対の一方をドレン自動排出器又はエアータンクに固
定したことを特徴とする第4の発明に記載のドレン自動
排出器を付設した空気圧縮装置である。
【0017】本発明の第7の発明は、エアータンクと、
エアータンク上に設けた電動の空気圧縮機と、エアータ
ンクの槽底のドレン排出口に連結されてエアータンクに
沿う下端側からエアータンクを回り込んで上方へ延出さ
れたドレン導入管と、空気圧縮機の傍らに配設されドレ
ン導入管に固定されたドレン自動排出器と、を有し、ド
レン自動排出器を非回転で着脱可能にドレン導入管に結
合したことを特徴とするドレン自動排出器を付設した空
気圧縮装置である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0019】(実施例1)図1は実施例1を模式的に示
す縦断面図である。エアータンク1は横方向に長い円筒
形で半球形に近い端板を備えており、車輪11を備え
る。エアータンク1上には電動機2、空気圧縮機4が取
り付けられ、電動機2と空気圧縮機4はベルト装置3で
連結されている。
【0020】エアータンク1の槽底に接近して下端が開
口している下部ドレン導入管5aはエアータンク1の天
板を貫通し天板に溶接されたソケット12の中間まで嵌
入し溶接され、又はねじ込みにより固定されている。ソ
ケット12の上部には上部ドレン導通管5bが嵌入し溶
接で固定されるか又はねじ込みにより固定されている。
上部ドレン導入管5bはユニオン13及び図示されない
ニップルを介してドレン自動排出器6の垂直方向のドレ
ン入口にねじ込み連結されている。
【0021】ドレン自動排出器6は形式を問わないが、
上部ドレン導入管5bの管軸を中心にみると、一般に異
形である。本例では平面図形が方形であり、その一辺は
図1の紙面に直交する方向の寸法が、図の紙面に平行す
る一辺よりかなり大きい。そして図示のように上記大き
い方の辺の属する垂直方向の面にはドレン出口管14が
設けられドレン排出管を配管するようになっている。
【0022】図1においてドレン自動排出器6と空気圧
縮機4の距離dは小さくてよく、夫々の振動が伝播しな
い程度にわずなか寸法でもよい。尚、エアータンク1に
は圧縮空気の取り出し25が設けてある。
【0023】空気圧縮機4の頂面よりもドレン自動排出
器6の方が低い位置にある。
【0024】上記構成のため、ドレン自動排出器6を非
回転の状態で上部ドレン導入管5bとユニオン13で連
結できる。これによってエアータンク1を大きくしない
で上方にドレン自動排出器6をを配設でき、しかも装置
全高を大きくする必要がない。エアータンク1の天板に
ソケット12を設けたのでエアータンク1のドレン導入
管の貫通部が強化され、例えばドレン自動排出器6を他
の面に当ててもエアータンク1を変形させることがな
い。
【0025】(実施例2)図2は実施例2を示す。この
実施例2で前実施例1と同一部材には同一符号を付し、
実施例1の説明を援用し、異なる点について述べる。
【0026】ドレン導入管5はその下端がエアータンク
1の槽底に接近し、エアータンク1の天板を貫通して上
方外部へ突出し、ユニオン16を介してドレン自動排出
器6に連結している。そしてドレン導入管5をエアータ
ンク1の天板を貫通する部分は、ドレン導入管5をエア
ータンクへ固定するためと、ドレン導入管5とエアータ
ンク1間を密封するために溶接Wしてある。
【0027】この実施例によっても、ユニオン16があ
るため、ドレン自動排出器6を非回転でドレン導入管5
に連結できるため、空気圧縮機4とドレン自動排出器6
間の間隔dを極小とすることができる。
【0028】(実施例3)図3は実施例3を示す。この
実施例3で第1の実施例1と同一部材には同一符号を付
し、実施例1の説明を援用し、異なる点について述べ
る。
【0029】エアータンク1の槽底に接近して下端が開
口する導入管5はエアータンク1の天板を挿通して上方
へ突出し、上端がドレン自動排出器6のドレン入口にね
じ込み等により固定されている。
【0030】導入管5がエアータンク1を挿通する部分
には上端外周におねじを設けたソケット17外周が嵌入
する穴が設けられ、ソケット17とエアータンク1は溶
接Wにより固定と密封が行われている。このソケット1
7の上端のおねじに袋ナット18がねじ込まれている。
袋ナット18の底にはパッキン収納用の円錐形凹部18
aが設けてある。この円錐形凹部18aは先端開口部が
小径側で底部が大径側となっている。この先端開口部の
小径の直径は円筒形のソケット17の内径よりもわずか
に大きくなっている。袋ナット18の円錐形凹部18a
には該凹部18aの周壁に密着する外径が円錐形で該凹
部18aの深さよりも厚さの大きいパッキン19が嵌合
している。このパッキン19は材質が弾性体例えば耐油
性ゴムでできている。ドレン導入管5はゆるくソケット
17を挿通しており、パッキン19の中心に嵌入してい
る。
【0031】本実施例では、パッキン19をその凹部1
8aに嵌合した袋ナット18をドレン導入管5に挿入
し、ドレン自動排水器6付のドレン導入管5をソケット
17を挿通してエアータンク1に挿入し、袋ナット18
をソケット17にねじ込む。袋ナット18をねじ込むと
パッキン19の円錐形の小端部はソケット17の内周に
圧入されると共にパッキン19の縮径によりドレン導入
管5を押圧し、ドレン導入管5を不動とすると共にエア
ータンク1の導入管5の挿通部分における気密が計られ
る。
【0032】本実施例によれば、ドレン導入管5の上下
位置を調節できる。又袋ナット18を弛めて外すと、ド
レン導入管5は袋ナット18、パッキン19と共に外す
ことができるので、ソケット17の開口から可撓性の管
を挿入して真空掃除器でエアータンク1内の清掃が可能
である。尚、本実施例のようなエアータンク1であると
このようなドレン自動排出器6を用いない場合は、ソケ
ット17のおねじに栓をねじ込んでおくことができる。
【0033】尚、簡易にはドレン導入管5よりも内径が
小さく、ソケット17の内径よりも外径が大きいOリン
グ状のパッキン19(不図示)を用いてもよい。この場
合袋ナット18の凹部は円筒形となる。 (実施例4)図4は実施例4を示す。この実施例4で第
1の実施例1と同一部材には同一符号を付し、実施例1
の説明を援用し、異なる点について述べる。
【0034】エアータンク1の天板にはドレン排出器取
付座21が取り付けてある。この取付座21はボス付の
丸フランジでボス部はエアータンク1の天板に設けた穴
に嵌入し、ボス部外周とエアータンク1は溶接Wして固
定と密封が行われている。この取付座21にはドレン自
動排出器取付座22がパッキン23を介して取り付けら
れる。この取付座22はボス付の丸フランジでありボス
部はドレン自動排出器6のドレン入口にねじ込まれてい
る。両取付座21,22はそのフランジ面間にパッキン
23を介在させ、夫々のフランジを挿通する通しボルト
ナット24により締結されている。
【0035】ドレン導入管5はエアータンク1に設けた
ドレン自動排出器取付座22に圧入されており、下端は
エアータンク1の槽底に接近している。
【0036】上記構成により、ドレン自動排出器6と空
気圧縮機4間の間隔dを小さくしても、両取付座21,
22をパッキン23を介して通しボルトナット24で締
結するのみであり、上下及び横方向から取付可能とな
る。そして、ドレン自動排出器6の位置を低くすること
が出来、全体がコンパクトになる。又、ドレン自動排出
器6に外力が加わっても、下部のドレン自動排出器取付
座22がエアータンク1に固定されているのでエアータ
ンク1が損傷するおそれがない。
【0037】(実施例5)図5は実施例5を示す。この
実施例5で第1の実施例1と同一部材には同一符号を付
し、実施例1の説明を援用し、異なる点について述べ
る。
【0038】エアータンク1の槽底に接近して下端が開
口するドレン導入管5は上方へのびエアータンク1の天
板を貫通して外部へ出ている。ドレン導入管5とエアー
タンク1はドレン導入管5がエアータンク71を貫通す
る部分で溶接Wにより固定と密封が行われている。
【0039】ドレン導入管5の上端に丸フランジ21′
が固定されている。この固定はねじ込みでも溶接でもよ
い。上記丸フランジ21′と同径のフランジを持つドレ
ン自動排出器取付座22がパッキン23を介して丸フラ
ンジ21′に当接し、これらのフランジ部を挿通するボ
ルトナット24により、丸フランジ21′と該取付座2
2が締結されている。該取付座22のボス部はドレン自
動排出器6のドレン入口にねじ込まれている。
【0040】本実施例においても、空気圧縮機4とドレ
ン自動排出器6が接近していても、フランジ21′とド
レン自動排出器取付座22をパッキン23を介して通し
ボルトナット24により締結するだけでよい。
【0041】実施例4、実施例5から抽出される一般的
な形はフランジ対21,22で分割されたドレン導入管
5を例えば図5に示すようにエアータンク1に溶接し、
エアータンク1上方において、ドレン導入管5にパッキ
ン23付のフランジ対を介装連結しドレン導入管5の上
端をドレン自動排出器6にねじ込んだものである。この
ような態様においても、空気圧縮機4の全高が大きい場
合には、ドレン自動排出器6の頂面を空気圧縮機4の頂
面より低くすることが可能である。
【0042】(実施例6)実施例6を図6、図7に示
す。エアータンク1上に電動機2、空気圧縮機4を配設
し、空気圧縮機4と電動機2をベルト装置3で連結し、
空気圧縮機4が外気を吸込んで圧縮し、圧縮空気をエア
ータンク1へ吐出し、エアータンク1の図示されない吐
出口から吐出配管を外部へ導く点は実施例1〜5と同様
である。
【0043】本実施例では、図6のA部を表した図7に
示すようにエアータンク1は通常のエアータンク1と同
様で槽底1aにはドレン排出口としてめねじ1bを設け
た座1cを備えている。この座1cに管接手31の両側
に環状パッキン32を当接し、パッキン32及び管接手
31を挿通して管接手ボルト33が該めねじ1bにねじ
込まれている。この管接手31に一端が挿入してローヅ
ケ等で固定されたドレン導入管5はエアータンク1の周
壁又は端壁を取り巻くようにしてエアータンク1の上部
へ曲がり込んでC形となっている。そして上部は垂直上
方を向き、ユニオン9を介してドレン自動排出器6に連
結されている。ドレン自動排出器6は空気圧縮機4の傍
らにあり、空気圧縮機4とドレン自動排出器6の間隔d
は小さく接近している。
【0044】この実施例ではドレントラップをエアータ
ンクの底に取り付けることなく、管接手でドレン導入管
5をめねじ1bに取り付けたので、エアータンク1の槽
底から床上までが小さくとれる。しかもドレン自動排出
器6を取り扱い易い上方とすることができ、且つ、エア
ータンク1の底部のドレンを全部排出可能となる。
【0045】
【発明の効果】本発明の第1の発明は、ドレン自動排出
器を非回転で着脱可能としたことにより、エアータンク
と、エアータンク上に設けた電動の空気圧縮機と、下端
がエアータンクの槽底に近接してエアータンク中からエ
アータンクを貫通して配されたドレン導入管と、空気圧
縮機の傍らに配設されドレン排出管に固定されたドレン
自動排出器と、を有するドレン自動排出器を付設した空
気圧縮装置において、エアータンクを大きくすることな
く、又、装置高を高くすることなく、空気圧縮機の傍ら
に接近してドレン自動排出器を配設できるという効果が
ある。そしてドレン排出管を鋼管で配管してあっても、
空気圧縮装置に対してドレン自動排出器を取り付け取り
外しができる。
【0046】本発明の第2の発明は、第1の発明におい
て、エアータンク外においてドレン導入管にユニオンを
介装したことにより、簡単な構成でドレン自動排出器を
空気圧縮機に接近できて、ドレン自動排出器を非回転で
空気圧縮装置に対して取り付け取り外しができる。
【0047】本発明の第3の発明は、第1の発明におい
て、エアータンク上部に設けた円筒形おねじ部材と、ド
レン導入管に密封部材を介して嵌合すると共に、該おね
じ部材にねじ込まれる袋ナットと、を有し、ドレン導入
管は前記円筒形おねじ部材を挿通し上端がドレン自動排
出器に固定されていることにより、ドレン自動排出器が
ドレン導入管と共に空気圧縮装置に着脱自在となる。従
って、或範囲において、ドレン導入管付ドレン自動排出
器を共用できる。
【0048】本発明の第4の発明は第1の発明におい
て、ドレン導入管を上下に分けボルト取り付けのフラン
ジ対で連結したことにより、ドレン自動排出器を空気圧
縮機に接近して取り付け、取り外しを容易に行うことが
できる。
【0049】本発明の第5の発明は、第1の発明におい
て、ドレン導入管をエアータンク挿通部で上下に分け、
該挿通部において上下のドレン導入管を嵌合するソケッ
トを設け、ソケットをエアータンクに固定し、上部ドレ
ン導入管にユニオンを介装したことにより、ドレン導入
管のエアータンク貫通位置において、ドレン自動排出器
に加わる外力はソケットを通じてエアータンクに伝わる
ため、エアータンクのドレン導入管貫通部を強化でき
る。
【0050】本発明の第6の発明は、第4の発明におい
て、ボルト取付のフランジ対の一方をドレン自動排出器
又はエアータンクに固定したことにより、ドレン自動排
出器の取り付け高さを低くできる。そしてフランジ対の
一方をエアータンクに固定した場合には、エアータンク
の固定部が強化され、ドレン自動排出器に外力が加わっ
ても、エアータンクが損傷するおそれがない。
【0051】本発明の第7の発明は、エアータンクと、
エアータンク上に設けた電動の空気圧縮機と、エアータ
ンクの槽底のドレン排出口に連結されてエアータンクに
沿う下端側からエアータンクを回り込んで上方へ延出さ
れたドレン導入管と、空気圧縮機の傍らに配設されドレ
ン導入管に固定されたドレン自動排出器と、を有し、ド
レン自動排出器を非回転で着脱可能にドレン導入管に結
合したことにより、格別にエアータンクを特殊にしなく
ても、ドレン自動排出器をエアータンク上へ配設でき、
且つドレン自動排出器を空気圧縮機に接近できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の縦断面図である。
【図2】本発明の実施例2の縦断面図である。
【図3】本発明の実施例3の縦断面図である。
【図4】本発明の実施例4の縦断面図である。
【図5】本発明の実施例5の縦断面図である。
【図6】本発明の実施例6の正面図である。
【図7】図6のA部詳細を示す拡大縦断面図である。
【図8】従来例の縦断面図である。
【図9】図8の変形例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 エアータンク 4 空気圧縮機 5 ドレン導入管 6 ドレン自動排出器 9 ユニオン 12 ソケット 13 ユニオン 16 ユニオン 17 ソケット 18 袋ナット 19 パッキン 21,22 排出器取付座 23 パッキン 31 管接手

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアータンクと、エアータンク上に設け
    た電動の空気圧縮機と、下端がエアータンクの槽底に近
    接してエアータンク中からエアータンクを貫通して配さ
    れたドレン導入管と、空気圧縮機の傍らに配設されドレ
    ン導入管に固定されたドレン自動排出器と、を有するド
    レン自動排出器を付設した空気圧縮装置において、ドレ
    ン自動排出器を非回転で着脱可能としたことを特徴とす
    るドレン自動排出器を付設した空気圧縮装置。
  2. 【請求項2】 エアータンク外においてドレン導入管に
    ユニオンを介装したことを特徴とする請求項1に記載の
    ドレン自動排出器を付設した空気圧縮装置。
  3. 【請求項3】 エアータンク上部に設けた円筒形おねじ
    部材と、ドレン導入管に密封部材を介して嵌合すると共
    に、該おねじ部材にねじ込まれる袋ナットと、を有し、
    ドレン導入管は前記円筒形おねじ部材を挿通し上端がド
    レン自動排出器に固定されていることを特徴とする請求
    項1に記載のドレン自動排出器を付設した空気圧縮装
    置。
  4. 【請求項4】 ドレン導入管を上下に分けボルト取り付
    けのフランジ対で連結したことを特徴とする請求項1に
    記載のドレン自動排出器を付設した空気圧縮装置。
  5. 【請求項5】 ドレン導入管をエアータンク挿通部で上
    下に分け、該挿通部において上下のドレン導入管を嵌合
    するソケットを設け、ソケットをエアータンクに固定
    し、上部ドレン導入管にユニオンを介装したことを特徴
    とする請求項1に記載のドレン自動排出器を付設した空
    気圧縮装置。
  6. 【請求項6】 ボルト取付のフランジ対の一方をドレン
    自動排出器又はエアータンクに固定したことを特徴とす
    る請求項4に記載のドレン自動排出器を付設した空気圧
    縮装置。
  7. 【請求項7】 エアータンクと、エアータンク上に設け
    た電動の空気圧縮機と、エアータンクの槽底のドレン排
    出口に連結されてエアータンクに沿う下端側からエアー
    タンクを回り込んで上方へ延出されたドレン導入管と、
    空気圧縮機の傍らに配設されドレン導入管に固定された
    ドレン自動排出器と、を有し、ドレン自動排出器を非回
    転で着脱可能にドレン導入管に結合したことを特徴とす
    るドレン自動排出器を付設した空気圧縮装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006200397A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Max Co Ltd ドレン排出装置
JP2008163866A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Anest Iwata Corp ドレン排出装置付きタンク
CN114370393A (zh) * 2021-12-17 2022-04-19 张�杰 一种无油空压机

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