JP3882430B2 - 情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生システムにおける再生方法、情報記録媒体記録システムにおける記録方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク)−RAM、DVD−RW(リライタブル)等の光学的記録再生方式、又は磁気ディスクやフロッピーディスク等の磁気記録再生方式等の方式にとらわれない記録再生を行うことができるディスクに情報を記録再生する際に、途中でエラーが生じても、映画等の映像や音楽等の音声情報を連続して記録再生するための方法及び装置に関し、特に記録再生情報の信頼性を向上するためのリトライの制御を行う情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生システムにおける再生方法、情報記録媒体記録システムにおける記録方法、外部制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のポータブルMD(ミニディスク)プレーヤ等、圧縮伸長技術を用いて連続的な音声情報を記録再生する装置では、例えば、MDプレーヤにおいては同様に、4Mビットのメモリ(トラックバッファ又はショックプルーフメモリとしての機能を有しているメモリ)を持っており、トラックバッファとしての機能ではメモリの入力側と出力側の転送速度(転送レート)の差を吸収し、また、ショックプルーフメモリとしての機能ではショック等のエラーで記録再生中に、記録再生が中断した際にこれを検出し、前記音声情報の連続再生があまり違和感無く再生出来る範囲で、再度中断した位置から記録再生を行うようにリトライ制御をしていた。ここでリトライ制御とは、情報の記録又は再生途中に何らかのエラーの発生を検出した時に、記録又は再生処理を一時中断し(記録又は再生エラー)、記録又は再生を中断した記録又は再生単位の先頭から再び記録又は再生を再開始することである。またこの再開始を試みる試行動作の回数をリトライ回数という。このような技術は例えば特開平6−162688号公報に開示されている。
【0003】
また、HDD(ハードディスクドライブ)等のコンピュータデータを記録再生する機器においては、記録信号の連続性については問題にならないから、エラーが発生した場合は、所定のエラー処理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年上記のような光ディスクや磁気ディスク等に記録される情報の種類は、コンピュータデータ、音声データ、映像データ等様々なデータが一枚のディスクに記録されるようになると、リトライの方法として、特に転送レートの異なる音声データ、映像データ等が混在する場合には、転送レートが高い場合にはリトライを行うと連続性が無くなってしまうし、転送レートが低い場合には、リトライを何度も可能であるということで、記録再生装置としては、最高転送レートにリトライ方法を合わせてしまうと、低い転送レートでは、リトライ可能であるにも関わらず行わないという無駄なことが発生することになり、装置としての信頼性を上げられないという課題が発生していた。また、コンピュータデータは何度も協力にリトライをする必要があった。
【0005】
特に、ディスクは一般的に交換可能であり、ディスク表面をユーザが触ることが出来る媒体では、後天的なゴミの付着等によるリトライの可能性や、振動衝撃等に対してピックアップがトラッキングはずれをおこしやすい等の問題は、磁気ディスク等に比較して多くより大きな課題であった。
【0006】
そこで、本発明は上記した欠点を解消するためになされたものであり、記録又は再生される情報信号の転送レートを判定し、この判定した転送レートに応じてリトライ回数を設定し、記録又は再生時のエラーが発生した場合には、最大限、このリトライ回数までリトライを行って、記録又は再生時のエラーを解消するものであり、これによって、例えば映像や音声等の連続した信号の記録再生の品質を最大限に良好にした状態で、再生信号の連続した再生を行うことが出来、また、コンピュータデータ等の記録再生には、最大の信頼性を確保することが出来る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、次の(1)〜(16)の構成を有する情報記録媒体再生方法、情報記録媒体記録方法、情報記録媒体再生装置、情報記録媒体記録装置、情報記録媒体再生システムにおける再生方法、情報記録媒体記録システムにおける記録方法を提供する。
(1)記録可能な情報記録媒体に記録された情報を再生する段階と、
前記情報を再生した再生信号から前記情報の転送レートのモードを判断する段階と、
前記判断した前記転送レートのモードによって、前記情報の再生時のリトライ回数及び回数に応じて再生パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体再生方法。
(2)記録可能な情報記録媒体に記録する情報の転送レートのモードを判断する段階と、
前記情報を前記情報記録媒体に記録する段階と、
前記判断した前記転送レートのモードによって、前記情報の記録時のリトライ回数及び回数に応じて記録パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体記録方法。
(3)前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の再生における連続性が損なわれないようにリトライを行うことを特徴とする(1)記載の情報記録媒体再生方法。
(4)前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の記録における連続性が損なわれないようにリトライを行うことを特徴とする(2)記載の情報記録媒体記録方法。
(5)記録可能な情報記録媒体に記録された情報を再生するための情報記録媒体再生装置であって、
前記情報記録媒体上のトラックから前記情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段で読み出した前記情報から再生信号及びサーボ信号を抽出する抽出手段と、
前記サーボ信号に基づいて、前記読出手段に対するサーボ制御を行うサーボ制御手段と、
前記再生信号から前記情報の転送レートのモードを判断する判断手段と、
前記情報記録媒体から前記情報を読み出す際の再生エラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で再生エラーを検出した際には、前記判断手段で判断した転送レートのモードに基づいて、前記読出手段の読み出し動作をリトライするリトライ手段と、
前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段と、
前記再生信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段から、前記情報を読み出す転送レートより遅い転送レートで前記再生信号を読み出し伸張することにより、前記再生信号を再生する再生手段とを有することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
(6)記録可能な情報記録媒体に情報を記録するための情報記録媒体記録装置であって、
入力信号の転送レートのモードを設定する設定手段と、
前記設定手段から出力する記録信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段から、前記記録信号を一時記憶する転送レートより速い転送レートで前記記録信号を読み出すように、前記一時記憶手段を制御する制御手段と、
前記一時記憶手段から読み出した前記記録信号を前記情報記録媒体上のトラックに書き込む書込手段と、
前記情報記録媒体へ前記記録信号を書き込む際の記録エラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で記録エラーを検出した際には、前記設定手段で設定した前記転送レートのモードに基づいて、前記書込手段の書き込み動作をリトライするリトライ手段と、
前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段とを有することを特徴とする情報記録媒体記録装置。
(7)前記再生信号が連続的な信号である場合には、再生の際の前記再生信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする(5)記載の情報記録媒体再生装置。
(8)前記記録信号が連続的な情報である場合には、記録の際の前記記録信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする(6)記載の情報記録媒体記録装置。
(9)少なくとも1の転送レートのモードで情報が記録されている情報記録媒体を再生する再生装置側から、インターフェースを介して、外部制御装置側へ再生信号を出力し、前記外部制御装置で前記再生信号を伸張して前記情報を再生する情報記録媒体再生システムにおける再生方法であって、
前記外部制御装置は、前記情報を再生指定した場合の前記再生信号に応じた転送レートのモードを判断する段階と、
次に、前記外部制御装置は、再生指定情報及び前記転送レートのモード情報を、前記インターフェースを介して、前記再生装置側へ出力する段階と、
次に、前記再生装置は、前記外部制御装置側から供給される前記転送レートのモード情報によって、前記再生指定情報に係る前記情報の再生時のリトライ回数及び回数に応じて再生パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体再生システムにおける再生方法。
(10)記録可能な情報記録媒体に少なくとも1の転送レートのモードの情報を記録する記録装置側に、インターフェースを介して、外部制御装置側から記録信号を出力する情報記録媒体記録システムにおける記録方法であって、
前記外部制御装置は、記録信号及びこの記録信号の転送レートのモード情報を、前記インターフェースを介して、前記記録装置側へ出力する段階と、
次に、前記記録装置は、前記外部制御装置側から供給される前記記録信号及び前記転送レートのモード情報によって、前記情報記録媒体に前記記録信号を記録する段階と、
前記記録装置は、前記転送レートのモード情報によって、前記記録信号の記録時のリトライ回数及び回数に応じて記録パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体記録システムにおける記録方法。
(11)前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の連続性が損なわれないようにリトライを行うことを特徴とする(9)記載の情報記録媒体再生システムにおける再生方法。
(12)前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の連続性を損なわないようにリトライを行うことを特徴とする(10)記載の情報記録媒体記録システムにおける記録方法。
(13)記録可能な情報記録媒体に記録された情報を再生し、かつインターフェース手段を介して、外部制御装置に接続する情報記録媒体再生装置であって、
前記情報記録媒体上のトラックから前記情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段で読み出した前記情報から再生信号及びサーボ信号を抽出する抽出手段と、
前記サーボ信号に基づいて、前記読出手段に対するサーボ制御を行うサーボ制御手段と、
前記情報記録媒体から前記情報を読み出す際の再生エラーを検出するエラー検出手段と、
前記再生信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段に記憶した前記再生信号を、前記インターフェース手段を介して前記外部制御装置へ転送する転送手段と、
前記外部制御装置で前記再生信号の転送レートのモードを判断する判断手段と、
前記再生エラーを検出した際には、前記外部制御装置から転送された転送レートのモード情報に基づいて、前記読出手段の読み出し動作をリトライするリトライ手段と、前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段とを有することを特徴とする情報記録媒体再生装置。
(14)記録可能な情報記録媒体に情報を記録し、かつインターフェース手段を介して、外部制御装置に接続する情報記録媒体記録装置であって、
前記外部制御手段から前記インターフェース手段を介して、記録信号及びこの記録信号の転送レートのモード情報が入力される入力手段と、
前記入力手段から出力する前記記録信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段から、前記記録信号を一時記憶する転送レートより速い転送レートで前記記録信号を読み出すように、前記一時記憶手段を制御する制御手段と、
前記一時記憶手段から読み出した前記記録信号を前記情報記録媒体上のトラックに書き込む書込手段と、
前記情報記録媒体へ前記記録情報を書き込む際の記録エラーを検出するエラー検出手段と、
前記記録エラーを検出した際には、前記外部制御装置から転送された前記転送レートのモード情報に基づいて、前記書込手段の書き込み動作をリトライするリトライ手段と、前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段とを有することを特徴とする情報記録媒体記録装置。
(15)再生信号が連続的な信号である場合には、再生の際の前記再生信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする(13)記載の情報記録媒体再生装置。
(16)前記記録信号が連続的な情報である場合には、記録の際の前記記録信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする(14)記載の情報記録媒体記録装置。
【0008】
【発明の実施の態様】
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1に示す構成の光ディスク装置AA(実施例1)におけるリトライ動作を説明する。次に、図2に示す外部制御装置BAからの記録再生制御によって記録再生動作が行われる光ディスク装置AB(実施例2)におけるリトライ動作を説明する。さて、以下の説明において用いられる光ディスクDISCの例としては、相変化の材料からなる記録層を有しかつ螺旋状に記録再生用の情報トラックが形成された追記録可能なDVD−RWを用いている。因みにリトライ動作とは、記録又は再生途中に外部から装置に加えられる衝撃等によって、ピックアップにいわゆる針飛びによる記録又は再生走査に障害が生じて、記録又は再生不良(エラー)が発生した時に、この記録又は再生処理を一時中断し、この中断した記録又は再生単位の先頭(セクタ単位の先頭位置)から、一時中断している記録又は再生を再開始するようにピックアップを移送する動作のことである。この再開始を試みる試行動作の回数をリトライ回数という。
【0009】
(実施例1)
光ディスク装置AAは、図1に示すように、外部入力部(KEY)1、システムコントローラ(SYSTEMCONT、以下「シスコン」と記す)2、信号処理部3、サーボ部(SERVO)4、ピックアップ(PU)5、プリアンプ(PAMP)6、ドライバ(DRIVER)7、一時記憶メモリ8,11、AV−エンコーダデコーダ(AV−ENDEC、以下「AV−エンデコ」と記す)9、スピンドルモータ(SPMOTOR)10を備えている。DISCは光ディスク。
【0010】
前記した図1に示す光ディスク装置AAの再生動作について、まず説明する。外部入力部1のキー操作により、光ディスクDISCに記録されている情報の中から再生すべき情報を指定すると、外部入力部1は再生開始指令をシスコン2に供給する。シスコン2はこの再生開始指令に基づいて、信号処理部3、サーボ部4にそれぞれ再生動作開始指令を発する。サーボ部4はドライバ7に対して、記録再生兼用のピックアップ5を光ディスクDISCの内周側にある管理領域へ移送する旨の制御信号を出力する。この制御信号に応じて、ドライバ7は図示せぬフィードモータを作動してピックアップ5を前記管理領域に移送する。次に、ピックアップ5はこの管理領域を順次走査して、管理領域の外周側に位置する情報領域に記録されている情報に関する管理情報(例えばコントロールデータ、セクタアドレス等)を順次読み出す。こうして読み出された読出信号はピックアップ5からプリアンプ6に供給される。プリアンプ6はこの読出信号を所定量増幅した後、この読出信号をシスコン2に出力する。シスコン2は供給される読出信号の情報を順次格納し、格納したこの情報に基づいて、前記再生指定された情報の記録開始位置(セクタアドレス)を認識する。
【0011】
この結果、シスコン2は、ピックアップ5を再生指定された情報の記録開始位置に直ちに移送した後に再生開始する旨の再生開始制御信号を、サーボ部4に出力する。これに応じて、サーボ部4はドライバ7に対して、ピックアップ5を前記記録開始位置に移送する旨の移送制御信号を出力し、ドライバ7はフィードモータを再び作動してピックアップ5を前記記録開始位置に移送する。こうして、ピックアップ5は再生指定された特定の情報の記録開始位置から順次再生走査を開始する。
【0012】
これによって、ピックアップ5は前記記録開始位置から順次読み出された読出信号をプリアンプ6に出力する。プリアンプ6はこの読出信号を所定量増幅した後に、再生信号とサーボ信号とに分離しそれぞれを出力する。ところで、このプリアンプ6は内蔵のイコライザにより、前記再生信号の周波数特性を最適化すると共に、さらにジッタ除去のために、内蔵のPLL(フェーズ・ロックド・ループ)制御部により、前記最適化された再生信号にPLLをかけて、ジッタを除去した再生信号を信号処理部3に供給する。詳しくは、プリアンプ6はこのPLLのビットクロックと再生信号との位相差を除去するジッタ除去回路を備えている。
【0013】
サーボ部4はプリアンプ6から供給される前記サーボ信号に基づいて、再生指定されている情報が記録されているトラック位置に、正確にオントラックするように、ピックアップ5のフォーカシング、トラッキング制御するための駆動制御信号を生成して、これをドライバ7に順次供給する。この駆動制御信号に応じて、ドライバ7はピックアップ5を構成する図示せぬ対物レンズの周囲に設けられているアクチュエータ(図示せず)り位置を微小調整制御する。
【0014】
こうして、周波数特性が最適化されジッタが除去された再生信号は、プリアンプ6から信号処理部3に供給され、ここでアナログ信号からディジタル信号に変換される。変換されたこのディジタル信号は例えば同期検出が行なわれることによって生成したEFM+信号から、NRZIデータにデコードされ、エラー訂正処理を行い、セクタのアドレス信号と再生データ信号とが生成される。この再生データ信号は可変転送レートで圧縮されたデータ信号であるので、これを、64MビットのDRAMであり、いわゆるトラックバッファメモリとしての機能を備えている一時記憶メモリ8に一時記憶された後に、後述する可変転送レートの時間軸の吸収が行われて、再生時にエラーが発生して再生状態が一時中断しても、この間も継続して再生データ信号を出力し続けることができる。
【0015】
こうして、一時記憶メモリ8から読み出された再生データは、信号処理部3を介して、AV−エンデコ9内のMPEG2規格のデコーダに供給され、ここでMPEG2規格の再生データから音声及び映像に所定量伸長され、音声データと映像データとに分離され、それぞれ図示しないD/Aコンバータにより、音声信号と映像信号として、装置AAの外に出力される。
【0016】
ここで、AV−エンデコ9では、光ディスクDISC上の前記管理領域内に記録されているコントロールデータにより、後述する記録モードに対応して、MPEG2規格により圧縮されている再生データを、相補的にデータ伸長する速度が決定され、これに従ってデータ伸長が行われる。
【0017】
一方、プリアンプ6からサーボ部4へ出力する前記サーボ信号は、プリアンプ6に内蔵の前記PLL制御部で生成された信号であり、また光ディスクDISCの回転速度に応じた速度信号でもある。この速度信号により光ディスDISCはCLV(線速度一定)で回転駆動される。具体的には、図示せぬターンテーブル上にチャッキングで固定載置されている前記光ディスDISCをCLVで回転するスピンドルモータ10は、スピンドルモータ10の近傍に設けられているホール素子を用いた回転位置検出部材によって検出される回転位置信号をサーボ部4へ帰還し、この回転位置信号から生成した前記速度信号から、スピンドルモータ10のFG制御を行うことによって、その回転をCLV制御している。
前述したように、光ディスク装置全体の再生制御をシスコン2が行っているのである。
【0018】
図3は前記した光ディスク装置AA(図1)がリトライ動作を行うために必要なブロック構成を示す図である。前述したものと同一構成部分には同一符号を付している。信号処理部3からシスコン2には、下記の3NG信号(PLLNG信号、シンク検出NG信号、訂正NG信号)がそれぞれ供給される。即ち、PLLNG信号は再生信号にPLL制御を行う前記PLL制御部にてPLL制御がアンロックになったことを示す信号である。また、シンク検出NG信号は再生又は記録する時に用いられ、光ディスクDISCのトラックの両端面に連続して形成された(埋め込まれた)ウオブリング信号にタイミング信号として埋め込まれたシンク信号の未検出を示す信号である。さらに、訂正NG信号は前記再生信号にエラー訂正処理を行う訂正部にて、再生信号のエラー訂正が不可能であることを示す信号である。
【0019】
また、サーボ部4では前記したフォーカス、トラッキング、スピンドルのそれぞれのサーボ状態がNGであることを示す3NG信号(フォーカスNG検出信号、トラッキングNG検出信号、スピンドルNG検出信号)がシスコン2にそれぞれ供給される。これらの6NG信号を受けてシスコン2は、シスコン2内部に格納した記録又は再生信号の信号の種類を記憶した信号種類記憶部の記憶値を基にして、リトライ処理の方法を決定し、信号処理部3及び又はサーボ部4に対して、この決定したリトライ処理の指示を行う。
【0020】
具体的なリトライ処理の指示は、現在再生走査中のトラックに対応するセクタアドレスの中で、NGが発生したセクタアドレスの先頭位置に、ピックアップ5を再度移送して、そのセクタアドレスの先頭から再度再生を行うものである。前記した一時記憶メモリ8は、この再生信号の中断期間、一時記憶しているデータを読み出してこれを再生し、この中断期間が終了すると、再び書き込みすることによって、中断している再生信号を繋げる(継続する)信号処理を行うものである。
【0021】
前記した光ディスク装置AAは、光ディスクDISCに記録されている情報がアナログ信号である場合は、画像の解像度や、カーレースなどのスピードの速いシーン等を取り分ける場合等で、記録時間優先で設定記録可能であるために、外部入力部1を操作してのキー入力を、シスコン2が認識して、これらを選択するキー入力に応じて、これにより記録時間を切り換え変更可能としている。しかし、IEEE1394規格等のインターフェースを介して、すでに圧縮されているストリーム信号を入力しこれを記憶する場合等では、記録すべき信号の転送レートが分からない場合もある。
【0022】
前記したピックアップ5は半導体レーザーを光源とし、コリメータレンズ、対物レンズ等により光ディスクDISC上にレーザースポットを照射形成する。半導体レーザーはレーザー駆動回路により駆動されるが、信号を記録する場合には入力信号は波形補正回路により、波形補正された後レーザー駆動回路へ入力されることは言うまでもない。
【0023】
次に、前記した図1に示す光ディスク装置AAの記録動作について、簡単に説明する。光ディスクDISCに記録するべき記録信号をAV−エンコーダデコーダ9のエンコーダで所定の圧縮レートで信号圧縮し、こうして信号圧縮した記録情報信号を前記エンコーダから出力する。前記エンコーダから出力する記録情報信号を信号処理部3を介して一時記憶メモリ8で一時記憶する。この一時記憶メモリ8から、前記記録信号の転送レートよりも高い転送レートで読み出した前記記録信号を光ディスクDISCの所定の記録開始位置からピックアップ5で書き込む。
【0024】
ここで、前記した光ディスク装置はアナログ映像及び音声信号を記録する場合に、最初にレーザースポットを光ディスクDISC上に照射して、次にトラックに予め付されたセクタアドレス信号を読み出してこれをアドレス再生回路で判読し、記録するためのセクタに移動した後、外部入力部1からのキー入力あるいはシスコン2により、前記したAV−エンコーダデコーダ9のエンコーダであるMPEGエンコーダに対して、記録時のデータ圧縮レート(転送レート)を設定する。
【0025】
例えば、原画像として入力されてきた記録すべき画像を圧縮する場合に、
高画質な転送レート8Mbpsの記録時間2時間のモード
やや高画質な転送レート4Mbpsの記録時間4時間のモード
普通画質な転送レート2Mbpsの記録時間8時間のモード
の画質優先での3モードからの選択が可能である。
【0026】
データ圧縮後の記録信号を記録する場合は、前記転送レート情報がこの記録信号と共に得られる場合は良いが、転送レート情報が得られない場合は、この圧縮信号をAV−エンデコ9内のエンコーダを介してメモリ11に格納する前段階で、例えばMPEGのI、P、Bピクチャーから成るGOPの単位が一般的に0.5秒であることから、1GOPを検出し、この1GOPのデータ量を検出して、この関係により転送レートを判断する。
【0027】
ところで、記録モードになった場合、前記MPEGエンコーダは各転送レートに対してそれぞれエンコード設定可能な構成になっている。そして、ユーザは前記のように判断した転送レートを設定すると、これに応じて記録すべき音声映像信号を前記MPEGエンコーダでMPEG圧縮し、この圧縮した信号をメモリ11に一旦メモリした後、信号処理部3を介して一時記憶メモリ8に一時記憶する。
【0028】
一時記憶メモリ8のFULLとEMPTYの値(レベル)は、前記の設定した転送レート値に従ってそれぞれ設定される(FULLレベル>EMPTYレベル)。また、前記圧縮した信号は所定の記録単位にして一時記憶メモリ8に一時的に書き込まれる(0〜FULLの間)。この時ピックアップ5は待機状態として所定の記録すべきセクタ内でキック待ちの状態である(図4に示すa領域)。
【0029】
このa領域経過後、一時記憶メモリ8はFULL〜EMPTYまでのメモリ残量制御が行なわれる。一時記憶メモリ8の残量がFULLレベルになったら、一時記憶メモリ8に記憶されている前記圧縮した信号はここから読み出され、信号処理部4に供給され、ここでエラー訂正コード、セクタアドレスやウオブリング信号のシンク信号を付加した記録信号を、ブリアンプ5を介してピックアップ5に供給する。
こうしてピックアップ5はこの記録信号で光変調したレーザ光を光ディスクDISCのトラック上に照射して、記録を開始する(図4に示すb領域)。この後、一時記憶メモリ8がEMPTYレベルになったら、この記録を中止し、ピックアップ5をキック待ちの待機状態とする。このように、記録すべき圧縮した信号を一時記憶メモリ8に書き込み読み出しをFULL〜EMPTYの範囲で繰り返すことにより、例え記録エラーが生じて一時的に記録信号が中断したとしても、連続的な記録を行うことができる。
【0030】
図4は一時記憶メモリ8に記録信号を書き込み読み出した場合のメモリの残量状態を示している。図4(A)は記録信号の転送レートが2Mbpsの場合を示している。図4(A)中、a領域における一時記憶メモリ8への記録信号の書き込みは、転送レート2Mbpsで行われる。この後のb領域では、光ディスクDISCへの書き込み速度が10Mbpsであるから、10−2=8Mbpsの読み出し速度で、一時記憶メモリ8から記録信号が読み出される。
【0031】
図4(B)は記録信号の転送レートが4Mbpsの場合を示している。図4(B)中、a領域における一時記憶メモリ8への記録信号の書き込みは、転送レート4Mbpsで行われる。この後のb領域では、光ディスクDISCへの書き込み速度が10Mbpsであるから、10−4=6Mbpsの読み出し速度で、一時記憶メモリ8から記録信号が読み出される。
【0032】
図4(C)は記録信号の転送レートが8Mbpsの場合を示している。図4(C)中、a領域における一時記憶メモリ8への記録信号の書き込みは、転送レート8Mbpsで行われる。この後のb領域では、光ディスクDISCへの書き込み速度が10Mbpsであるから、10−8=2Mbpsの読み出し速度で、一時記憶メモリ8から記録信号が読み出される。
【0033】
前記した3つの場合において、光ディスクDISCへの書き込み速度(転送レート)が10Mbpsに対して、一時記憶メモリ8への書き込み速度(転送レート)は2,4、8Mbpsと低く設定してある。このため、a,c領域における記録時の待機状態にて、この期間に、一時記憶メモリ8への記録信号の書き込み時のデータ量を充足することにより、光ディスクDISCへの書き込み速度との差があっても、この記録信号を連続してピックアップ5へ供給することが出来、この結果、連続した記録が行える。
【0034】
このように、映像信号の各種の転送レートがシスコン2や外部入力部からのキー入力等により決定される。また、記録を行っている間に前記の要因のエラーが発生した場合は、下記する図6に示すリトライ処理を行うことにより、このエラーを確実に除去できる。
【0035】
具体的には、図6に示すように、記録信号の単位時間当りのデータ量から転送レートの判断を行い(ステップS1)、判断されたそれぞれの転送レートによって、以下のようにリトライの回数を設定する(ステップS2)。前記したシスコン2はリトライカウンタを持っていて、リトライ処理を行う度にリトライ回数をカウントする。ここでは、この回数の設定であるが、転送レート又は記録の違いによって、回数のみでなく、サーボ部4のサーボパラメータ等を変更しながらリトライを行っても良い。また、ここでは、転送レートによって、リトライ回数を一義的に決定しているが、トラックバッファである一時記憶メモリ8の残量との関係で、このリトライ回数を調整してもよい。
【0036】
転送レート8Mbpsの映像ならリトライ回数1回
転送レート4Mbpsの映像ならリトライ回数2回
転送レート2Mbpsの映像ならリトライ回数3回
【0037】
映像等の連続的な記録データの場合は、一時記憶メモリ8の前記したEMPTYの位置からメモリ残量が0になるまでの間はリトライが可能であるから、予めリトライ時間と転送レートの時間と一時記憶メモリ8の記憶容量との関係を計算しておくことにより、リトライ回数を計算出来る。また、転送レートが低い程、ピックアップ5を前記のようにキックして待機状態の時間が長いので、リトライ回数を多く出来る。
【0038】
上記のように一時記憶メモリ8のメモリ残量制御を行いながら、光ディスクDISCにデータを記録する開始時点で(ステップS3)、記録エラーが発生したかどうかをチェックする(ステップS4)。エラーが発生していない場合は、所定の記録データが終了するまで記録処理が続行される。一方、記録途中でエラーが発生した場合には、前記転送レートによって設定されたリトライ回数に従って、エラーが発生したセクタの先頭にピックアップ5を移動して、その領域の先頭から再度記録動作を行う。この場合には、シスコン2でリトライカウントを行い、この領域のエラーが無くなったかをチェックする(ステップS5,S6)。
【0039】
その結果、エラーが無くなった場合は、通常の記録に戻り、回復しない場合は、設定したリトライ回数が終了するまで、前記のリトライ処理を繰り返すことになる(ステップS7)。そして、所定回数になっても、エラーが回復しない場合でも、前記エラーしたセクタに対して所定の範囲の領域を飛ばして、次の領域(セクタ)から記録を行う(ステップS8)。
【0040】
記録の場合には、前記したように映像等の連続的なデータの場合には一時記憶メモリ8のEMPTYの位置からメモリ残量が0になるまでの間、リトライが可能であるから、特に、信号の転送レートに関係なくエラー処理を行うことで、連続的に入力された信号が一時記憶メモリ8に書き込まれて、この一時記憶メモリ8が直ぐにFULLになってしまうことにより、光ディスクDISCに記録できないという問題も無く、最大限の許容される時間の中でリトライを行うことが出来、装置の信頼性を最大限に向上することが出来る。
【0041】
次に再生モード時のリトライ処理の説明を行う。
再生モードになった場合、ピックアップ5は光ディスクDISC上の管理領域に格納されているコントロールデータに対応した位置に記録されている再生トラックに移動し、開始セクタを待ち、信号処理部3にてコントロールデータから読み出した信号をデコードし、また、前記したコントロールデータの中でこの信号の種類がコンピュータデータなのか、音声、映像等の連続データなのか、またその圧縮レートを読み出す。
【0042】
しかし、この転送レートに関するデータの信頼性が乏しい場合や、この転送レートデータが無い場合がある。その場合は、初期値として、一時記憶メモリ8のFULLとEMPTYとの値をそれぞれ設定し、一時記憶メモリ8に再生データの書き込み開始する(図5に示すb領域)。そしてシスコン2で一時記憶メモリ8のメモリ残量を監視し、残量がEMPTYレベルを越えた時点で、AV−エンデコ9内のデコーダへ、一時記憶メモリ8からデータ転送(読み出し)を開始する(図5に示すc領域)。そして、一時記憶メモリ8の残量がFULLになったら、一時記憶メモリ8へ再生データの書き込みを停止し、この時はピックアップ5は待機状態として所定の再生すべきトラックでキック待ちの状態とする。
【0043】
この段階で、第一案の再生方法として、AV−エンデコ9のデコーダにて、データ伸張すべき信号を一時記憶メモリ8へに書き込む段階で、例えばMPEGのI、P、Bピクチャーから成る1GOP単位が一般的に0.5秒であることから、1GOPの中で、GOPの単位を検出し、このGOPのデータ量を検出し、この関係により転送レートを判断する。
【0044】
また、第二案の再生方法として、信号処理部3の一時記憶メモリ8に対する管理において、光ディスクDISCから読み出した読出信号と、一時記憶メモリ8からAV−エンデコ9のデコーダへ読み出す信号との関係では、同様に、単位時間当り、つまりシスコン2にて例えば1秒のタイマーを設定し、この1秒間に一時記憶メモリ8から前記デコーダに転送したデータ量を計算する。例えば1セクタが2048バイトとすると、1秒間のこのセクタ数に2048バイトを掛けた値が転送レートとなる。
【0045】
このような方法にて、再生信号の転送レートを決定する。前記したAV−エンデコ9のデコーダであるMPEGデコーダは、各転送レートに対して設定可能な構成になっており、再生信号を前記デコーダと64Mbのメモリ11との間にて音声映像信号をMPEG伸長し、音声信号と映像信号とに分離した信号を図示しないD/A変換器から出力する(図5のd領域)。これを繰り返して、連続的な再生を行う。
【0046】
図5はいわゆるトラックバッファの機能を有する一時記憶メモリ8に対する圧縮された再生信号の書き込みによるメモリの残量状態を示している。図5(A)は、転送レート2Mbpsの場合を示し、b領域での一時記憶メモリ8への記録は、光ディスクDISCからの読み出し速度が10Mbpsであるから、10Mbpsで書き込まれる。再生開始のc領域では、10−2=8Mbpsの速度で書き込まれ、d領域では転送レート2Mbpsの速度で読み出される。
【0047】
図5(B)では、転送レート4Mbpsの場合を示し、b領域での一時記憶メモリ8への記録は、光ディスクDISCからの読み出し速度が10Mbpsであるから、転送レート10Mbpsで書き込まれ、再生開始のc領域では、10−4=6Mbpsの速度で書き込まれ、d領域では転送レート4Mbpsの速度で読み出される。
【0048】
図5(C)では、転送レート8Mbpsの場合を示し、b領域での一時記憶メモリ8への記録は、光ディスクDISCからの読み出し速度が10Mbpsであるから、転送レート10Mbpsで書き込まれ、再生開始のc領域では、10−8=2Mbpsの速度で書き込まれ、d領域では転送レート8Mbpsの速度で読み出される。
【0049】
前記した3つの場合において、光ディスクDISCの再生時の転送レートである10Mbpsに対して、2、4、8Mbpsと低く設定してあるため、d領域の待機状態にて、これを吸収して、連続的に再生が行える。
【0050】
このように、光ディスクDISC上の前記コントロールデータの信頼性が無い場合や、コントロールデータが無い場合に、転送レートを測定し、上記のように再生を行っている間に前記の要因のエラーが発生した場合は、図7に示すリトライ処理を行う。このリトライ処理について説明する。
【0051】
まず、図7に示すように、再生信号の単位時間当りのデータ量から転送レートの判断を行い(ステップS11)、判断されたそれぞれの転送レートによって、以下のようにリトライの回数を設定する(S12)。前記したシスコン2はリトライカウンタを持っていて、リトライ処理を行う度にリトライ回数をカウントする。ここでは、この回数の設定であるが、転送レート又は再生の違いによって、回数のみでなく、サーボ部4のサーボパラメータ等を変更しながらリトライを行ってもよい。また、ここでは、転送レートによって、リトライ回数を一義的に決定しているが、トラックバッファである一時記憶メモリ8の残量との関係で、このリトライ回数を調整してもよい。
【0052】
転送レート8Mbpsの映像ならリトライ回数1回
転送レート4Mbpsの映像ならリトライ回数2回
転送レート2Mbpsの映像ならリトライ回数3回
【0053】
映像等の連続的データの場合は、一時記憶メモリ8の前記FULLの位置から残量が最大値になるまでの間はリトライが可能であるから、予めリトライ時間と転送レートの時間と一時記憶メモリ8の容量との関係を計算しておくことによりリトライ回数を計算出来、転送レートが低い程、前記のようにキックして待機状態の時間が長いので、リトライ回数を多く出来る。
【0054】
上記のように一時記憶メモリ8のメモリ残量制御を行いながら、光ディスクDISCからデータを再生する開始時点で(ステップS13)、再生エラーが発生したかどうかをチェックする(ステップS14)。エラーが発生していない場合は、所定の再生データが終了するまで再生処理が続行される。一方、再生途中でエラーが発生した場合には、前記転送レートによって設定されたリトライ回数に従って、エラーが発生したセクタの先頭にピックアップ5を移動して、その領域の先頭から再度再生動作を行う。この場合には、シスコン2でリトライカウントを行い、この領域のエラーが無くなったかをチェックする(ステップS15)。
【0055】
その結果、エラーが無くなった場合は、通常の再生に戻り、回復しない場合は、設定したリトライ回数が終了するまで、前記のリトライ処理を繰り返すことになる(ステップS16)。そして、所定回数になっても、エラーが回復しない場合でも、前記エラーしたセクタに対して所定の範囲の領域を飛ばして、次の領域(セクタ)から再生を行う(ステップS17,S18)。
【0056】
これにより、再生エラーが回復出来ない場合でも、エラーが派生した領域の信号については、映像音声信号としての補間処理を行うことにより、連続した映像又は音声信号を得ることが出来る。これにより最大限の許容される時間の中でリトライを行うことが出来、装置の信頼性を最大限に向上することが出来る。
【0057】
(実施例2)
次に、光ディスク装置AB(図2)を説明する。
この光ディスク装置ABは、図1に示した光ディスク装置AAがその内部で音声映像等の信号圧縮伸張を行うAV−エンデコ9を備えているプレーヤなのに対して、その内部にAV−エンデコ9を備えていないプレーヤである。しかしながら、後述するように、光ディスク装置ABは、伝送路l1、ATAPIインターフェースI/F(以下ATAPII/Fと記す)12、伝送路l2を介して、外部制御装置BAと接続して、外部制御装置BAのAV−エンデコ9を用いて、前記した光ディスク装置AAと同様の信号圧縮伸張を行うことができる。
【0058】
また、この光ディスク装置ABは、図1に示した光ディスク装置AAが外部入力部1を備えているプレーヤなのに対して、その内部に外部入力部1を備えていないプレーヤである。しかしながら、後述するように、光ディスク装置ABは、伝送路l1、ATAPII/F12、伝送路l2を介して、外部制御装置BAと接続して、外部制御装置BAの外部入力部1と同等の機能を有するストコンピュータ13を用いて、前記した光ディスク装置ABに搭載されてある光ディスクDISCに対して記録再生するための記録再生指定等を遠隔操作で行うことができる。
【0059】
図2に示すように、光ディスク装置ABは、シスコン2、信号処理部3、サーボ部4、ピックアップ5、プリアンプ6、ドライバ7、一時記憶メモリ8、スピンドルモータ10を備えている。また、外部制御装置BAは、AV−エンデコ9、一時記憶メモリ11、ホストコンピュータ(以下ホストと記す)13を備えている。光ディスク装置ABと外部制御装置BA間には、伝送路l1、ATAPII/F12、伝送路l2を介して、信号伝送路が確立されている。前述したものと同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0060】
より具体的には、信号処理のATAPII/F12にI/Fブロックがあり、また、AV−エンデコ9のI/F部分にはI/Fブロックがあり、ATAPII/F12に接続し、コンピュータ周辺ディスク記憶装置のコマンドを規定している業界団体のマウントフジMt.Fujiのコマンド体系を基本にドライブの制御を行っている。
【0061】
ここでは、エラー信号を検出する説明の図3、トラックバッファである一時記憶メモリ8の制御を行う説明の図4、図5、記録又は再生時のリトライ動作のフローを説明する図6、図7も同様であるが、記録又は再生する信号の転送レートを知る方法が異なる。
【0062】
つまり、上記した図1に示した実施例1においては、装置AAが記録時はキー入力又は入力信号を分析して、これにより転送レートを決定し、装置AAが再生時は同様に計算から転送レートを決定していたが、この図2に示す実施例2においては、装置ABのドライブ部分に外部入力部1から入力される指令や光ディスクDISCのコントロールデータをデコードするデコード部を持たないために、記録時には記録する信号の転送レートはホスト13側からATAPIのI/F12を介して入力される。なお、前記した伝送路はIEEE1394規格に準じた信号を伝送する伝送線、あるいは電波、光等による伝送路であっても良い。
【0063】
この記録処理の場合、ホスト13側に接続されたユーザからの入力信号または前記のような計算によって、例えば映像信号の転送レート2Mbpsの信号が入力されると、ホスト13はAV−エンデコ9のI/F部にその内容を転送し、下記のように記録コマンドと記録開始アドレス等の情報に加えて、前記の信号の転送レートフラグをドライブに転送する。これを、ドライブの信号処理部分でデコードして、その種類に応じて前記のように記録処理を行う。
【0064】
【0065】
次に、再生処理の場合、前記のようにマウントフジのコマンド体系に基づいて、再生のコマンドに従って、光ディスクDISCの所定のアドレスに記録されている例えば映像データを再生する。このデータをホスト13が解釈し、前記のように転送レートを計算する。そして、この転送レートを、例えば映像信号の転送レート2Mbpsの信号であることを、ホスト13はAV−エンデコ9のI/F部にその内容を転送し、下記のように再生コマンドに加えて、前記の信号の転送レートフラグを転送する。これを、信号処理部分でデコードして、その転送レートに応じて前記のように再生処理を行う。
【0066】
【0067】
つまり、このように装置ABでは、ディジタルデータの内容が理解できないので、記録の処理時に内容である信号の転送レートを外部のインターフェース(I/F)から入力する事により、同様に最適なエラー処理を行うことが出来る。
また、再生の処理時には光ディスクDISC上のデータを一旦外部制御装置BAに転送し、外部制御装置BAで理解した結果である信号の転送レートを再度外部のI/Fから入力する事により、同様に最適なエラー処理を行うことが出来る。
なお、本例における記録再生の手順や、表示の内容ついては一実施例に過ぎずこの範囲に限定されるものではない。
【0068】
また、ここで信号の転送レートとは、映像や音声等の連続的な信号を中心に説明しているが、所定の時間の中で処理されなければ意味をなさないコンピュータデータ等は、連続的なデータに属するし、一般的には時間軸上で画質等により刻々と変化する可変転送レートや固定転送レートを含んでいる。
【0069】
また、本実施例では、リトライを繰り返す場合に、同じリトライを繰り返すようにしているが、2度、3度の記録再生時には、シンク検出のウインドウの制御値、PLLのフィルターやゲインの制御値、イコライの特性を記録再生時にはサーボ系のゲインやオフセットの値を変更するなど、種々のパラメータを変更しても良い。
【0070】
また、記録再生装置として光ディスクDISCであるDVD−RWを例にとったが、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)等の磁気ディスクを用いた記録装置を用いてもかまわないのは、周知の事実である。ただし、ディスクは一般的に交換可能であり、ディスク表面をユーザが触ることが出来る媒体では、後天的なゴミの付着等によるリトライの可能性や、振動衝撃等に対してピックアップがトラッキングはずれをおこしやすい等の問題は、磁気ディスク等に比較して多くより大きな課題であり、かつ、螺旋状にトラックが形成されていて、トラック上を連続的にデータを記録再生可能なシステムとして、本技術はより光ディスク記録再生装置に対して有用である。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば映像や音声等の連続した信号の記録再生の品質を最大限に良好にした状態で、再生信号の連続した再生を行うことが出来、また、コンピュータデータ等の記録再生には、最大の信頼性を確保することが出来るリトライシステムを提供する事により、装置の信頼性を最大限に向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク装置の全体ブロック図である。
【図2】光ディスク装置の別の全体ブロック図である。
【図3】リトライ制御ブロック図である。
【図4】記録時のトラックバッファ制御の概念図である。
【図5】再生時のトラックバッファ制御の概念図である。
【図6】記録時のリトライ制御のフローチャートである。
【図7】再生時のリトライ制御のフローチャートである。
【符号の説明】
2 システムコントローラ(シスコン)
3 信号処理部
4 サーボ部
5 ピックアップ
6 プリアンプ
7 ドライバ
8 一時記憶メモリ
9 A−Vエンコーダデコーダ(AV−エンデコ)
10 スピンドルモータ
11 メモリ
12 ATAPIインターフェースI/F(ATAPII/F)
13 ホスト
l1,l2 伝送路
AA,AB 光ディスク装置
BA 外部制御装置
DISC 光ディスク
Claims (16)
- 記録可能な情報記録媒体に記録された情報を再生する段階と、
前記情報を再生した再生信号から前記情報の転送レートのモードを判断する段階と、
前記判断した前記転送レートのモードによって、前記情報の再生時のリトライ回数及び回数に応じて再生パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体再生方法。 - 記録可能な情報記録媒体に記録する情報の転送レートのモードを判断する段階と、
前記情報を前記情報記録媒体に記録する段階と、
前記判断した前記転送レートのモードによって、前記情報の記録時のリトライ回数及び回数に応じて記録パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体記録方法。 - 前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の再生における連続性が損なわれないようにリトライを行うことを特徴とする請求項1記載の情報記録媒体再生方法。
- 前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の記録における連続性が損なわれないようにリトライを行うことを特徴とする請求項2記載の情報記録媒体記録方法。
- 記録可能な情報記録媒体に記録された情報を再生するための情報記録媒体再生装置であって、
前記情報記録媒体上のトラックから前記情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段で読み出した前記情報から再生信号及びサーボ信号を抽出する抽出手段と、
前記サーボ信号に基づいて、前記読出手段に対するサーボ制御を行うサーボ制御手段と、
前記再生信号から前記情報の転送レートのモードを判断する判断手段と、
前記情報記録媒体から前記情報を読み出す際の再生エラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で再生エラーを検出した際には、前記判断手段で判断した転送レートのモードに基づいて、前記読出手段の読み出し動作をリトライするリトライ手段と、
前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段と、
前記再生信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段から、前記情報を読み出す転送レートより遅い転送レートで前記再生信号を読み出し伸張することにより、前記再生信号を再生する再生手段とを有することを特徴とする情報記録媒体再生装置。 - 記録可能な情報記録媒体に情報を記録するための情報記録媒体記録装置であって、
入力信号の転送レートのモードを設定する設定手段と、
前記設定手段から出力する記録信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段から、前記記録信号を一時記憶する転送レートより速い転送レートで前記記録信号を読み出すように、前記一時記憶手段を制御する制御手段と、
前記一時記憶手段から読み出した前記記録信号を前記情報記録媒体上のトラックに書き込む書込手段と、
前記情報記録媒体へ前記記録信号を書き込む際の記録エラーを検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段で記録エラーを検出した際には、前記設定手段で設定した前記転送レートのモードに基づいて、前記書込手段の書き込み動作をリトライするリトライ手段と、
前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段とを有することを特徴とする情報記録媒体記録装置。 - 前記再生信号が連続的な信号である場合には、再生の際の前記再生信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする請求項5記載の情報記録媒体再生装置。
- 前記記録信号が連続的な情報である場合には、記録の際の前記記録信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする請求項6記載の情報記録媒体記録装置。
- 少なくとも1の転送レートのモードで情報が記録されている情報記録媒体を再生する再生装置側から、インターフェースを介して、外部制御装置側へ再生信号を出力し、前記外部制御装置で前記再生信号を伸張して前記情報を再生する情報記録媒体再生システムにおける再生方法であって、
前記外部制御装置は、前記情報を再生指定した場合の前記再生信号に応じた転送レートのモードを判断する段階と、
次に、前記外部制御装置は、再生指定情報及び前記転送レートのモード情報を、前記インターフェースを介して、前記再生装置側へ出力する段階と、
次に、前記再生装置は、前記外部制御装置側から供給される前記転送レートのモード情報によって、前記再生指定情報に係る前記情報の再生時のリトライ回数及び回数に応じて再生パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体再生システムにおける再生方法。 - 記録可能な情報記録媒体に少なくとも1の転送レートのモードの情報を記録する記録装置側に、インターフェースを介して、外部制御装置側から記録信号を出力する情報記録媒体記録システムにおける記録方法であって、
前記外部制御装置は、記録信号及びこの記録信号の転送レートのモード情報を、前記インターフェースを介して、前記記録装置側へ出力する段階と、
次に、前記記録装置は、前記外部制御装置側から供給される前記記録信号及び前記転送レートのモード情報によって、前記情報記録媒体に前記記録信号を記録する段階と、
前記記録装置は、前記転送レートのモード情報によって、前記記録信号の記録時のリトライ回数及び回数に応じて記録パラメータを変更する段階とを有することを特徴とする情報記録媒体記録システムにおける記録方法。 - 前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の連続性が損なわれないようにリトライを行うことを特徴とする請求項9記載の情報記録媒体再生システムにおける再生方法。
- 前記情報が連続的な情報である場合には、前記リトライによって前記情報の連続性を損なわないようにリトライを行うことを特徴とする請求項10記載の情報記録媒体記録システムにおける記録方法。
- 記録可能な情報記録媒体に記録された情報を再生し、かつインターフェース手段を介して、外部制御装置に接続する情報記録媒体再生装置であって、
前記情報記録媒体上のトラックから前記情報を読み出す読出手段と、
前記読出手段で読み出した前記情報から再生信号及びサーボ信号を抽出する抽出手段と、
前記サーボ信号に基づいて、前記読出手段に対するサーボ制御を行うサーボ制御手段と、
前記情報記録媒体から前記情報を読み出す際の再生エラーを検出するエラー検出手段と、
前記再生信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段に記憶した前記再生信号を、前記インターフェース手段を介して前記外部制御装置へ転送する転送手段と、
前記外部制御装置で前記再生信号の転送レートのモードを判断する判断手段と、
前記再生エラーを検出した際には、前記外部制御装置から転送された転送レートのモード情報に基づいて、前記読出手段の読み出し動作をリトライするリトライ手段と、前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段とを有することを特徴とする情報記録媒体再生装置。 - 記録可能な情報記録媒体に情報を記録し、かつインターフェース手段を介して、外部制御装置に接続する情報記録媒体記録装置であって、
前記外部制御手段から前記インターフェース手段を介して、記録信号及びこの記録信号の転送レートのモード情報が入力される入力手段と、
前記入力手段から出力する前記記録信号を一時記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段から、前記記録信号を一時記憶する転送レートより速い転送レートで前記記録信号を読み出すように、前記一時記憶手段を制御する制御手段と、
前記一時記憶手段から読み出した前記記録信号を前記情報記録媒体上のトラックに書き込む書込手段と、
前記情報記録媒体へ前記記録情報を書き込む際の記録エラーを検出するエラー検出手段と、
前記記録エラーを検出した際には、前記外部制御装置から転送された前記転送レートのモード情報に基づいて、前記書込手段の書き込み動作をリトライするリトライ手段と、前記リトライの回数を管理し該リトライの回数に応じてパラメータを変更する手段とを有することを特徴とする情報記録媒体記録装置。 - 再生信号が連続的な信号である場合には、再生の際の前記再生信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする請求項13記載の情報記録媒体再生装置。
- 前記記録信号が連続的な情報である場合には、記録の際の前記記録信号の連続性が損なわれないように、前記リトライ手段はリトライを行うことを特徴とする請求項14記載の情報記録媒体記録装置。
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