JP3881662B2 - 重量計測式充填機械 - Google Patents

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Description

本発明は重量計測式充填機械に関するものである。この重量計測式充填機械は、ウェイトフィラとも称せられており、ペットボトル等の容器に液体を充填する際に、充填している液体の重量を計測し、計測重量が予め設定した重量になるように液体の充填を行うものである。
ペットボトル等の容器に、液体を予め決めた重量分だけ充填する機械として、重量計測式充填機械(以下「ウェイトフィラ」と略称する)が知られている。
ウェイトフィラでは、旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されている。この計測充填装置には、ペットボトルの頸部に形成されたフランジを下面側から支持しつつ頸部を把持(挟持)する把持部材(グリッパ)や、ペットボトルの重量を含めてペットボトルに充填される液体の重量を計測するロードセルや、グリッパにより把持されることにより充填口が上方に位置しつつ垂直方向下側に伸びる状態となっているペットボルトに対して上方から液体を充填する液体充填ノズル等を有している。
ここで、ウェイトフィラを含めた充填システムの一例の概要を、平面図である図10を参照しつつ説明する。図10において、01は供給コンベア、02は割出スクリュー付転送ホイール、03はウェイトフィラ(図10では旋回テーブルのみを示している)、04は転送ホイール、05はキャッパ、06は排出ホイール、07は排出コンベアである。このシステムでは、容器(ペットボトル)の頸部を把持しつつ搬送する、いわゆるネック搬送ができるように、割出スクリュー付転送ホイール02、ウェイトフィラ03、転送ホイール04、キャッパ05、排出ホイール06のそれぞれには、外周部分に円周方向に沿い等間隔でグリッパを備えている。これにより、割出スクリュー付転送ホイール02〜排出ホイール06は回転しつつ、ペットボトルの頸部を把持して搬送し受け渡しするようになっている。
このため、供給コンベア01により搬送されてきたペットボトルは、位置Aにて割出スクリューにて容器は割り出されてから転送ホイール02のグリッパにより把持されて、位置Aから位置Bにまで搬送される。位置Bでは、ペットボトルは割出スクリュー付転送ホイール02からウェイトフィラ03に受け渡されウェイトフィラ03のグリッパで把持されて位置Bから位置Cにまで搬送される。位置Bから位置Cにまで搬送される際に、ペットボトルには、重量が計測されつつ液体が充填される。
更に、ペットボトルは位置Cにてウェイトフィラ03から転送ホイール04に、位置Dにて転送ホイール04からキャッパ05に、位置Eにてキャッパ05から排出ホイール06に、位置Fにて排出ホイール06から排出コンベア07に受け渡されて搬送される。キャッパ05では、ペットボトルに蓋をするキャッピングが行われる。
ウェイトフィラに備えた従来の計測充填装置では、ロードセルの基端側を旋回テーブル側に固定し、ロードセルの先端側にロッド状の支持部材を固定し、支持部材の先端側に把持部材(グリッパ)を備えており、いわばロードセルの基端側からグリッパまでが剛結された片持ち構造になっている(例えば特開2001−39493号公報、特許第3420212号公報、特開2001−192092号公報参照)。このような構造を採用することにより、垂直方向の荷重をロードセルにより検出して、容器に充填している液体の重量計測をしている。
特開2001−39493号公報 特許第3420212号公報 特開2001−192092号公報
ロードセルは、例えば、ロバーバル構造にストレインゲージを備えたストレインゲージ・ロードセルが多用されている。このロードセルは過大な荷重が作用すると破損してしまう。
ところで、図10に示すシステムにおいて、割出スクリュー付転送ホイール02からウェイトフィラ03にペットボトルを受け渡す際に、割出スクリュー付転送ホイール02とウェイトフィラ03の旋回テーブルとの回転位相ずれなどを原因として、受渡ミスが発生すると、受け渡される(転送される)際にペットボトルにグリッパが噛み込んだりして、ペットボトルに対して水平方向に大きな過大荷重が作用する。
前述したように従来の重量計測充填装置では、ロードセルが把持部材(グリッパ)に剛結されているため、受渡ミスが発生すると、ペットボトルに作用した水平方向の過大荷重が、把持部材や支持部材を介してロードセルに直接的に作用してしまう。このため、かかる水平方向の過大荷重によりロードセルが破損してしまうという問題点があった。
本発明は、上記従来技術に鑑み、容器の受渡ミスが生じて容器に水平方向の過大荷重が作用しても、この水平方向の過大荷重がロードセルに作用することがなくロードセルの破損を防ぐことのできる、重量計測式充填機械を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の構成は、旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
前記旋回テーブルに対して枢支されることにより垂直面内で回動できる共に、先端部分に前記把持部材が取り付けられた支持部材と、
前記支持部材に対して水平方向にずれて水平方向への荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重は伝達できる状態で前記支持部材に接触しており、前記支持部材から伝達された垂直方向の荷重を前記ロードセルに伝える接触部材と、を有することを特徴とする。
また本発明の構成は、旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
基端部分が前記固定構造体に枢支されることにより垂直面内で回動できると共に、先端部分に前記把持部材が取り付けられた支持部材と、
前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
前記バーに取り付けられると共に前記把持部材に接触しており、しかも、前記把持部材に対して水平方向にずれて水平方向の荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重は伝達できる状態で前記把持部材に接触している接触部材と、を有することを特徴とする。
また本発明の構成は、旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
前記固定構造体に枢支されることにより垂直面内で回動できると共に、枢支された部分から両側に伸びており、一端部分に前記把持部材が取り付けられた支持部材と、
前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
前記バーに取り付けられると共に前記支持部材の他端部分に接触しており、しかも、前記支持部材に対して水平方向にずれて水平方向の荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重は伝達できる状態で前記支持部材に接触している接触部材と、を有することを特徴とする。
また本発明の構成は、前記支持部材の垂直面内での回動範囲を規制する回動規制構造を備えていることを特徴とする。
また本発明の構成は、旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
前記固定構造体に対して孔軸が垂直になった状態で配置されたスライドブシュと、このスライドブシュの孔に挿入されると共に上端に前記把持部材が取り付けられたスライド軸とでなるスライド支持機構と、
前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
前記スライド軸の下端に備えられると共に前記バーの上面に転接しているローラと、を有することを特徴とする。
また本発明の構成は、旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
前記バーが連結されると共に上面に支持溝を有するブラケットと、
下端辺が前記支持溝に挿入され下端辺を回動中心として傾動すると共に、前記把持部材が取り付けられた傾動板と、
前記旋回テーブルに固定された固定支持板と、
前記傾動板と前記固定支持板との距離を確保しつつ、傾動板が固定支持板に対して垂直方向に移動するのを許容するスライド機構と、
前記傾動板を前記固定支持板側に付勢する弾性部材と、を有することを特徴とする。
本発明では、荷重伝達機構は、垂直方向に作用する荷重は伝達するので、容器に充填された液体の重量に起因する荷重は、把持部材からロードセルに伝達されて、重量計測をすることができる。また、荷重伝達機構は、水平方向に作用する荷重を遮断するため、受渡ミス等により生じた過大な水平方向荷重はロードセルに伝達されず、ロードセルが水平方向荷重により破損することを防止できる。
具体的には、支持部材または把持部材に対して、接触部材を接触させておく。しかも、
支持部材または把持部材に対して水平方向にずれて水平方向への荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重は伝達できる状態で、接触部材を支持部材または把持部材に接触する。こうすることで、支持部材または把持部材から伝達された垂直方向の荷重をロードセルに伝えることができ、重量計測ができる。同時に、水平方向荷重を遮断でき、ロードセルに水平方向荷重が作用することを阻止してロードセルを保護することができる。
また本発明では、スライド支持構造により把持部材を支持し、把持部材の垂直方向移動は許容しつつ水平方向移動を規制し、把持部材の垂直方向移動のみをロードセルに伝達するようにしたので、ロードセルは水平方向荷重を受けることなく重量計測をすることができる。
この回転可能な垂直方向の荷重伝達機構の場合、製造運転以外のグリッパを充填ノズル前から移動させる事もでき、CIP(Clean In Place;配管内洗浄)モード時等のグリッパを使用しない場合は回転させ、CIPキャップを取りつけやすいようにできる。
また本発明では、水平方向荷重が作用したときには、傾動板が傾動することにより水平方向荷重を吸収し、垂直方向荷重は傾動板を介してロードセルに作用させるようにしたので、ロードセルは水平方向荷重を受けることなく重量計測をすることができる。
本発明ではロードセルには常時荷重がかからないよう隙間を与えておくことができ、容器把持後に容器自重で下がってから接するよう機械的に隙間設定を与える事も可能である。
本発明を実施するための最良の形態に係る重量計測式充填機械では、旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している。
しかも、把持部材からロードセルへ荷重を伝達する荷重伝達機構は、垂直方向に作用する荷重は伝達するが水平方向に作用する荷重は伝達しない構造になっている。
かかる荷重伝達機構を備えているため、容器に充填される液体の重量、即ち、垂直方向に作用する荷重は、把持部材から荷重伝達機構を介してロードセルに伝わり、このロードセルにて計測することができる。
また、容器の受渡ミス等により水平方向に作用する大きな荷重が発生した場合には、この荷重は、荷重伝達機構にて伝達が遮断され、ロードセルには伝達しない。即ち、ロードセルには、受渡ミス等に起因する、水平方向の過大な荷重が作用することはなく、ロードセルが破損することを防止できる。
次に本発明の実施例1に係る重量計測式充填機械100を、図1を参照しつつ説明する。この重量計測式充填機械100の旋回テーブル101は、図示しない垂直軸線を回転中心として水平面内で回転する。この旋回テーブル101の外周部分には、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置110が配置されている。
計測充填装置110は、ロードセルユニット120、支持部材130、グリッパ140、液体充填ノズル150、固定構造体160などを有している。
固定構造体160は、ボルトにより、旋回テーブル101の底面に締着・固定されている。
ロードセルユニット120は、その基端側が固定構造体160に、ボルトで締着・固定されている。つまり、ロードセルユニット120は、その基端側が、固定構造体160を介して、旋回テーブル101に剛結されていることになる。
ロードセルユニット120は、その先端部分にバー121を有すると共に、ロードセル122や電気回路が内蔵されている。そして、バー121に垂直方向の荷重が作用すると、バー121に連結されているロードセル122により、垂直方向の荷重を計測するようになっている。
更に、バー121の先端には、垂直方向に立てた状態で接触ボルト123を螺合しており、接触ボルト123はねじ込み深さを調整することにより、ボルト頂部の高さ位置が調整できるようになっている。そして、接触ボルト123の頂部が、グリッパ140の底面に接触している。つまり、接触ボルト123とグリッパ140とは、水平方向にずれて水平方向への荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重伝達は行うことができる状態で接触している。換言すると、ロードセルユニット120の先端部分である接触ボルト123は、グリッパ140に剛結されることなく、垂直方向のみの荷重伝達が可能なように接触しているだけである。
支持部材130は板状をなしており、その基端部分が回転軸131により固定構造体160に枢支されている。このため、支持部材130は、回転軸131を回転中心として上下方向に(垂直面内で)回動できるようになっている。
更に、支持部材130の先端部分には、保護ボルト170が貫通している。この保護ボルト170は、旋回テーブル101の底面にねじ込まれて固定されており、旋回テーブル101の底面から下方に向かって垂直方向に伸びて支持部材130を貫通している。この保護ボルト170には、拡大図である図2にも示すように、ナット171が螺合されており、支持部材130を間に挟む状態でナット171とボルト頭170aとが対向して配置されている。このとき、ナット171とボルト頭170aとの間隔αは、支持部材130の厚さβよりも大きくなっている。
このため、支持部材130の回動範囲は、ナット171とボルト頭170aにより規制される。つまり、支持部材130は上方に回動していったときにはナット171に当接する位置で上方への回動が規制され、下方に回動していったときにはボルト頭170aに当接する位置で下方への回動が規制される。
把持部材であるグリッパ140は、支持部材130の先端部分の下面に固定して取り付けられている。このグリッパ140は、開閉動作する一対の保持アーム141を有している。保持アーム141は、ペットボトル50の頸部を挟んでペットボトル50を把持して保持する。なお、保持アーム141が把持する位置は、ペットボトル50の頸部のうち、フランジ51の下側位置である。また、保持アーム141が開いていくことにより、保持していたペットボトル50を離して脱離させる。
このように、グリッパ140の保持アーム141により、ペットボトル50の頸部(フランジ51よりも下側位置)を把持するため、ペットボトル50は注入口52が上方に位置しつつ垂直方向に立った状態で、グリッパ140により保持される。
液体充填ノズル150は旋回テーブル101に取り付けられており、グリッパ140により保持されたペットボトル50に対して、液体を充填する。
ここで、接触ボルト123の頂部の位置と、保護ボルト170のボルト頭170a及びナット171の位置関係を説明しておく。
正常な動作時(ペットボトルの受渡ミスがなく、また、機械の外部から過大荷重が作用していない時)には、接触ボルト123の頂部がグリッパ140の底部に接触した状態を保持しつつ、図2に示すように、支持部材130が規制ナット171及びボルト頭170aに接触しない高さ位置状態になっている。しかも、グリッパ140が、ペットボトル50を把持していないときと、液体が充填されたペットボトル50を把持したときでは、垂直方向に作用する荷重が異なるので、支持部材130が回動してその高さ位置は垂直方向荷重に応じてずれるが、上述した高さ位置状態そのものは確保されている。
つまり、正常動作時に、このような高さ位置関係を確保できるように、接触ボルト123の頂部の位置と、保護ボルト170のボルト頭170a及びナット171の位置関係を調整している。
なお外力等により過剰な垂直方向荷重が作用した異常時には、支持部材130が、規制ナット171またはボルト頭170aに当接して、それ以上に支持部材130が回動することはない。このため過剰な垂直方向荷重は、接触ボルト123ひいてはロードセル122に伝わることはない。
前述したように、接触ボルト123とグリッパ140とが剛結されることなく、接触ボルト123の頂部がグリッパ140の底面に接触している。このため、グリッパ140に対して垂直方向に作用する荷重(支持部材130がボルト頭170aに接触しない状態における垂直方向荷重)は、グリッパ140→接触ボルト123→バー121を介して、ロードセル122に作用する。
しかし、グリッパ140に対して水平方向に荷重が作用した場合には、接触ボルト123がグリッパ140に剛結されることなくグリッパ140の底部に接触しているだけであるため、水平方向の荷重はグリッパ140から接触ボルト123(ひいてはロードセル122)に伝達されることはない。グリッパ140に対して作用する水平方向の荷重は、支持部材130,回転軸131及び固定構造体160により支持されたり、支持部材130及び保護ボルト170により支持される。
このように、接触ボルト123をグリッパ140に接触させる構成とすることにより、把持部材であるグリッパ140とロードセル122との間には、垂直方向に作用する荷重は伝達するが水平方向に作用する荷重は伝達しない荷重伝達機構が形成されて配置されていることになる。
上記構成となっている実施例1では、グリッパ140の保持アーム141で挟持したペットボトル50に、液体充填ノズル150から液体を充填していったときには、ペットボトル50を含めた充填液体による垂直方向荷重は、グリッパ140→接触ボルト123→バー121を介して、ロードセル122に作用するため、このロードセル122にて垂直方向荷重(充填液体の重さ)を計測することができる。そして計測荷重が予め設定した荷重に達したら、開示されていない制御装置を介して液体充填ノズル150による液体の充填を停止する。
またペットボトル50の受渡ミス等により、グリッパ140に対して水平方向に過大荷重が作用した場合には、この水平方向の過大荷重は、支持部材130,回転軸131及び固定構造体160により支持されたり、支持部材130及び保護ボルト170により支持される。つまり、水平方向の荷重はグリッパ140から接触ボルト123ひいてはロードセル122に伝達されることはなく、ロードセル122に過大荷重が作用することはない。この結果、受渡ミスが発生したとしても、ロードセル122が破損することはない。
なお過大な水平方向荷重を支持する部材(グリッパ140,支持部材130,回転軸131,固定構造体160,保護ボルト170)は、このような水平方向荷重に耐えるだけの強度を有している。
かくして実施例1では、ロードセル122には、充填液体の重量を示す垂直方向荷重は伝達されるが、水平方向荷重は伝達されない。このため、ロードセル122により充填液体の荷重を計測することが可能でありながら、受渡ミス等に起因する過大な水平方向荷重がロードセル122に作用することはなく、ロードセル122の破損を防止することができる。
次に本発明の実施例2に係る重量計測式充填機械200を、図3を参照しつつ説明する。なお図1,図2に示す実施例1と同様な機能を果たす部材には同一符号を付し、重複する部分の説明は簡略化する。
この重量計測式充填機械200の計測充填装置210では、ロードセルユニット120は、ボルトにより旋回テーブル101の底面に直接に締着・固定されている。ロードセル122に連結されたバー121の先端には、上方から下方に向かう状態で接触ボルト123が備えられている。
旋回テーブル101の底面に締着・固定された固定構造体106には、回転軸231を介して支持部材230が回動可能に枢支されている。このため支持部材230は回転軸231を回転中心として、上下方向に(垂直面内で)回動できるようになっている。この支持部材230は、回転軸231の両側に伸びており、その先端部分(一端部分:図3では右側の部分)の下面にはグリッパ140が取り付けられている。また、支持部材230の他端部分(図3では左側部分)の上面には、接触ボルト123が接触している。このため、接触ボルト123と支持部材230の他端部分とは、水平方向にずれて水平方向の荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重伝達は行うことができる状態で接触している。
このように接触ボルト123を支持部材230の他端側に接触させることにより、把持部材であるグリッパ140とロードセル122との間には、垂直方向に作用する荷重は伝達するが水平方向に作用する荷重は伝達しない荷重伝達機構が形成されて配置されていることになる。
また支持部材230の回動範囲を規制するため、実施例1と同様に、保護ボルト170が支持部材230を貫通しており、支持部材230を間に挟む状態で保護ボルト170のボルト頭170aとナット171が対向して配置されている。
そして、グリッパ140の保持アーム141で把持したペットボトル50には、液体充填ノズル150から液体が充填される。
グリッパ140で把持したペットボトル50に液体を充填していくと、液体の重量による垂直方向の下側に向かう荷重は、支持部材230の一端部分(グリッパ140側)に作用する。このため、支持部材230は、回転軸230を回転中心として時計回り方向に回動しようとする。このため、支持部材230の他端部分(接触ボルト123が接触している側)が上方に向かおうとし、他端側に接触している接触ボルト123には、垂直方向の上側に向かう荷重が作用する。この垂直方向荷重はバー121を介してロードセル122に伝わり、このロードセル122にて垂直方向荷重(充填液体の重さ)を計測することができる。
ペットボトル50の受渡ミス等により、グリッパ140に対して水平方向に過大荷重が作用した場合には、この水平方向の過大荷重は、支持部材230,回転軸231及び固定構造体160により支持されたり、支持部材230及び保護ボルト170により支持される。つまり、接触ボルト123と支持部材230は接触しているだけであるので、水平方向の荷重は支持部材230から接触ボルト123ひいてはロードセル122に伝達されることはなく、ロードセル122に過大荷重が作用することはない。この結果、受渡ミスが発生したとしても、ロードセル122が破損することはない。
次に本発明の実施例3に係る重量計測式充填機械300を、図4を参照しつつ説明する。なお図1,図2に示す実施例1と同様な機能を果たす部材には同一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
実施例1の計測充填装置110では、ロードセルユニット120のバー121の先端に接触ボルト123を取り付けているが、実施例3の計測充填装置310では、ロードセルユニット120のバー121の先端に接触ローラ124を回転自在に取り付けている。この接触ローラ124は、グリッパ140の底面に接触している。つまり、接触ローラ124とグリッパ140とは、水平方向にずれて水平方向の荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重伝達は行うことができる状態で接触している。
他の部分の構成は、実施例1と同様である。
上記構成となっている実施例3では、グリッパ140の保持アーム141で挟持したペットボトル50に、液体充填ノズル150から液体を充填していったときには、ペットボトル50を含めた充填液体による垂直方向荷重は、グリッパ140→接触ローラ124→バー121を介して、ロードセル122に作用するため、このロードセル122にて垂直方向荷重(充填液体の重さ)を計測することができる。そして計測荷重が予め設定した荷重に達したら、液体充填ノズル150による液体の充填を停止する。
またペットボトル50の受渡ミス等により、グリッパ140に対して水平方向に過大荷重が作用した場合には、この水平方向の過大荷重は、支持部材130,回転軸131及び固定構造体160により支持されたり、支持部材130及び保護ボルト170により支持される。つまり、水平方向の荷重はグリッパ140から接触ローラ124ひいてはロードセル122に伝達されることはなく、ロードセル122に過大荷重が作用することはない。この結果、受渡ミスが発生したとしても、ロードセル122が破損することはない。
かくして実施例3では、ロードセル122には、充填液体の重量を示す垂直方向荷重は伝達されるが、水平方向荷重は伝達されない。このため、ロードセル122により充填液体の荷重を計測することが可能でありながら、受渡ミス等に起因する過大な水平方向荷重がロードセル122に作用することはなく、ロードセル122が破損することを防止することができる。
また支持棒130(及びこれに取り付けられたグリッパ140)は、回転軸131を回転中心として回動するが、グリッパ140が回動した場合には、接触ローラ124は回転しつつグリッパ140に接触する。このため、グリッパ140が回動しても、接触ローラ124は常にグリッパ140からの荷重を垂直方向に受けることができる。よって、正確に垂直方向の荷重のみが、接触ローラ124及びバー121を介してロードセル122に伝達される。
次に本発明の実施例4に係る重量計測式充填機械400を、図5を参照しつつ説明する。なお図1,図2に示す実施例1と同様な機能を果たす部材には同一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
この重量計測式充填機械400の計測充填装置410では、旋回テーブル101の底面に固定された固定構造体160に、ロードセルユニット120の基端側が固定されている。このロードセルユニット120は、バー121,ロードセルユニット122などを有している。
また固定構造体160には、スライドブシュ420が固定して取り付けられている。このスライドブシュ420は、その孔軸が垂直になる状態となっており、スライドブシュ421は、バー121の真上に位置している。そして、スライドブシュ420の孔内にはスライド軸421が上下方向(垂直方向)にスライド自在に挿入されている。スライド軸421の下端にはローラ422が取り付けられており、このローラ422はバ−121の上面に転接している。このためローラ422とバー121とは、水平方向にずれて水平方向の荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重伝達は行うことができる状態で接触している。またスライド軸421の上端にはグリッパ140が取り付けられている。
上記構成となっている実施例4では、グリッパ140の保持アーム141で挟持したペットボトル50に、液体充填ノズル150から液体を充填していったときには、ペットボトル50を含めた充填液体による垂直方向荷重は、グリッパ140→スライド軸421→バー121を介して、ロードセル122に作用するため、このロードセル122にて垂直方向荷重(充填液体の重さ)を計測することができる。このスライド軸421は回転できるので、回転規制するため複数用意したり、コ型の機械式回転規制部を設けて、コ型ロック部を外して洗浄モード時は回転させ充填ノズル部前から移動可能なような機構を設置することも可能である。そして計測荷重が予め設定した荷重に達したら、液体充填ノズル150による液体の充填を停止する。
またペットボトル50の受渡ミス等により、グリッパ140に対して水平方向に過大荷重が作用した場合には、この水平方向の過大荷重は、グリッパ140→スライド軸421→スライドブシュ420を介して固定構造体160に伝わり、固定構造体160にて支持される。つまり、水平方向の荷重はロードセル122に伝達されることはなく、ロードセル122に過大荷重が作用することはない。この結果、受渡ミスが発生したとしても、ロードセル122が破損することはない。
かくして実施例4では、ロードセル122には、充填液体の重量を示す垂直方向荷重は伝達されるが、水平方向荷重は伝達されない。このため、ロードセル122により充填液体の荷重を計測することが可能でありながら、受渡ミス等に起因する過大な水平方向荷重がロードセル122に作用することはなく、ロードセル122が破損することを防止することができる。
次に本発明の実施例5に係る重量計測式充填機械500を、図6〜図9を参照しつつ説明する。なお図1,図2に示す実施例1と同様な機能を果たす部材には同一符号を付し、重複する部分の説明は省略する。
図6に示すように、この重量計測式充填機械500の計測充填装置510では、旋回テーブル101の底面に固定された固定構造体160に、ロードセルユニット120の基端側が固定されている。このロードセルユニット120は、バー121,ロードセルユニット122などを有している。
また、旋回テーブル101には液体充填ノズル150が取り付けられている。ペットボトル50は、グリッパ140の保持アーム141により把持されて保持される。
ここまでの構成は、実施例1と同様である。
実施例5では、ロードセルユニット120とグリッパ140との間に、荷重伝達機構520が配置されている。
詳細は後述するが、この荷重伝達機構520は、グリッパ140を支持すると共に、グリッパ140に作用した荷重のうち、垂直方向に作用する荷重はロードセルユニット120に伝達するが、水平方向に作用する荷重はロードセルユニット120に伝達しない機構になっている。
ここで荷重伝達機構520の詳細構成を説明する。
図6、及び、荷重伝達機構520の一部を分解して表す図7に示すように、傾動板521の下端には、円柱状の支持部材522が取り付けられており、傾動板521の中央部の片面にはグリッパ取付板523が取り付けられている。また傾動板521の片面のうちグリッパ取付板523よりも上方位置には、ピン524及びブラケット525により、ローラ526が回転自在に支持されている。更に、傾動板521の片面のうちローラ526よりも上方位置には、フック527が取り付けられている。
グリッパ取付板523には、取付穴523aを利用してグリッパ140が固定して取り付けられている。また支持部材522の軸方向長さはLとなっている。
図6、及び、荷重伝達機構520の一部の部品であるブラケット530を表す図8(a)(b)に示すように、傾動板521の下方には、ブラケット530が配置されている。このブラケット530の上面には支持溝531が形成されており、ブラケット530の下部には、ブラケットの厚さ方向に貫通する孔532が形成されている。セットボルト533は、ブラケット530の下端から孔532に向かって穿設されたネジ孔にねじ込まれる。
支持溝531の長さはL+ΔLとなっている。この支持溝531内には、支持部材522がその軸方向(長手方向)に往復移動可能に挿入・配置されている。そして、支持部材522の両方の端面と支持溝531の両方の溝端面との間には、圧縮コイルバネ(図示省略)が介装されている。このため、支持部材522は両端の圧縮コイルバネにより軸方向に付勢され、長手方向に関して、支持部材522は支持溝531の中央に位置保持される。
ブラケット530の孔532には、ロードセルユニット120のバー121が挿入されている。孔532が挿入された孔532に向かって、セットボルト533をねじ込んで、孔532に挿入されたバー121に当接させることにより、バー121とブラケット530とを連結することができる。
図6に示すように、固定支持板540は、旋回テーブル101の下面に固定されており、旋回テーブル101の下面から下方に向かっており、傾動板521に対して対面する状態となっている。この固定支持板540には、図6及び図9に示す、ストッパ541が取り付けられている。ストッパ541は、固定支持板540の片面(傾動板521と対面する側の面)に突出しており、先端面には上下方向(垂直方向)に長いローラ接触面541aを有している。このローラ接触面541には、ローラ526が回転自在に接触している。このようにローラ526がストッパ541に転接することにより、傾動板521と固定支持板540との距離を確保しつつ、固定支持板540に対して傾動板521が垂直方向に移動することを許容するスライド機構が構成されている。
固定支持板540の片面のうちストッパ541よりも上方位置にはフック542が取り付けられている。そして、固定支持板540側のフック542と、傾動板521側のフック527との間に、引っ張りコイルバネであるスプリング543が掛け渡されている。
上記構成となっている実施例5では、グリッパ140の保持アーム141で挟持したペットボトル50に、液体充填ノズル150から液体を充填していったときには、ペットボトル50を含めた充填液体による垂直方向荷重は、グリッパ140→グリッパ取付板523→傾動板521→支持部材522→ブラケット530→バー121を介して、ロードセル122に作用するため、このロードセル122にて垂直方向荷重(充填液体の重さ)を計測することができる。そして計測荷重が予め設定した荷重に達したら、液体充填ノズル150による液体の充填を停止する。
この場合、垂直方向荷重により傾動板521が上下方向に移動したときには、ローラ526がストッパ541のローラ接触面541aに接触しつつ回転することにより、傾動板521の垂直姿勢は保持される。
またペットボトル50の受渡ミス等により、グリッパ140に対して、荷重伝達機構520側に押し込むような水平方向の過大荷重が作用した場合には、この水平方向の過大荷重は、グリッパ140→グリッパ取付板523を介して傾動板521に伝わる。このため、傾動板521は、傾動板521の下端辺である支持部材522を回動中心としてR方向に回動(傾動)する(図6参照)。このように水平方向荷重がグリッパ140に作用したときには、傾動板521が傾動して水平方向荷重を吸収するため、水平方向荷重がロードセルユニット120側に伝達することはなく、ロードセル122に過大荷重が作用することはない。この結果、受渡ミスが発生したとしても、ロードセル122が破損することはない。
本発明は、ペットボトルに限らず、各種の容器に液体を充填し、しかも、充填する液体の重量を計測することにより充填量を制御する重量計測式充填機械に適用することができる。
本発明の実施例1に係る重量計測式充填機械を示す構成図。 本発明の実施例1に係る重量計測式充填機械の一部を拡大して示す構成図。 本発明の実施例2に係る重量計測式充填機械を示す構成図。 本発明の実施例3に係る重量計測式充填機械を示す構成図。 本発明の実施例4に係る重量計測式充填機械を示す構成図。 本発明の実施例5に係る重量計測式充填機械を示す構成図。 本発明の実施例5に係る重量計測式充填機械の一部を分解して示す構成図。 本発明の実施例5に係る重量計測式充填機械の一部の部品であるブラケットを示す構成図。 本発明の実施例5に係る重量計測式充填機械の一部の部品であるストッパを示す斜視図。 従来技術に係る充填システムを示す概略平面図。
符号の説明
100,200,300,400,500 重量計測式充填機械
101 旋回テーブル
110,210,310,410,510 計測充填装置
120 ロードセルユニット
121 バー
122 ロードセル
123 接触ボルト
124 接触ローラ
130,230 支持部材
131,231 回転軸
140 グリッパ
141 保持アーム
150 液体充填ノズル
160 固定構造体
170 保護ボルト
171 規制ナット
420 スライドブシュ
421 スライド軸
422 ローラ
520 荷重伝達機構
521 傾動板
522 支持部材
523 グリッパ取付板
523a 取付穴
524 ピン
525 ブラケット
526 ローラ
527 フック
530 ブラケット
531 支持溝
532 孔
533 セットボルト
540 固定支持板
541 ストッパ
542 フック
543 スプリング

Claims (6)

  1. 旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
    各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
    前記旋回テーブルに対して枢支されることにより垂直面内で回動できる共に、先端部分に前記把持部材が取り付けられた支持部材と、
    前記支持部材に対して水平方向にずれて水平方向への荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重は伝達できる状態で前記支持部材に接触しており、前記支持部材から伝達された垂直方向の荷重を前記ロードセルに伝える接触部材と、を有することを特徴とする重量計測式充填機械。
  2. 旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
    各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
    前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
    基端部分が前記固定構造体に枢支されることにより垂直面内で回動できると共に、先端部分に前記把持部材が取り付けられた支持部材と、
    前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
    前記バーに取り付けられると共に前記把持部材に接触しており、しかも、前記把持部材に対して水平方向にずれて水平方向の荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重は伝達できる状態で前記把持部材に接触している接触部材と、を有することを特徴とする重量計測式充填機械。
  3. 旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
    各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
    前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
    前記固定構造体に枢支されることにより垂直面内で回動できると共に、枢支された部分から両側に伸びており、一端部分に前記把持部材が取り付けられた支持部材と、
    前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
    前記バーに取り付けられると共に前記支持部材の他端部分に接触しており、しかも、前記支持部材に対して水平方向にずれて水平方向の荷重伝達は遮断するが、垂直方向に沿い押してくる荷重は伝達できる状態で前記支持部材に接触している接触部材と、を有することを特徴とする重量計測式充填機械。
  4. 請求項乃至請求項のいずれか一項において、
    前記支持部材の垂直面内での回動範囲を規制する回動規制構造を備えていることを特徴とする重量計測式充填機械。
  5. 旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
    各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
    前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
    前記固定構造体に対して孔軸が垂直になった状態で配置されたスライドブシュと、このスライドブシュの孔に挿入されると共に上端に前記把持部材が取り付けられたスライド軸とでなるスライド支持機構と、
    前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
    前記スライド軸の下端に備えられると共に前記バーの上面に転接しているローラと、を有することを特徴とする重量計測式充填機械。
  6. 旋回テーブルの外周部分に、円周方向に沿い等間隔に計測充填装置が配置されており、
    各計測充填装置は、液体が充填される容器の頸部を把持・脱離自在に把持する把持部材と、この把持部材により把持された容器に対して液体を充填する液体充填ノズルと、前記把持部材により把持された容器に充填される液体の重量を検出するロードセルを有している重量計測式充填機械において、
    前記旋回テーブルに固定された固定構造体と、
    前記ロードセル及びこのロードセルに連結されたバーを有し、基端側が前記固定構造体に固定されたロードセルユニットと、
    前記バーが連結されると共に上面に支持溝を有するブラケットと、
    下端辺が前記支持溝に挿入され下端辺を回動中心として傾動すると共に、前記把持部材が取り付けられた傾動板と、
    前記旋回テーブルに固定された固定支持板と、
    前記傾動板と前記固定支持板との距離を確保しつつ、傾動板が固定支持板に対して垂直方向に移動するのを許容するスライド機構と、
    前記傾動板を前記固定支持板側に付勢する弾性部材と、を有することを特徴とする重量計測式充填機械。
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