JPH11335099A - ロールクランプ装置 - Google Patents

ロールクランプ装置

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JPH11335099A
JPH11335099A JP10147616A JP14761698A JPH11335099A JP H11335099 A JPH11335099 A JP H11335099A JP 10147616 A JP10147616 A JP 10147616A JP 14761698 A JP14761698 A JP 14761698A JP H11335099 A JPH11335099 A JP H11335099A
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roll
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙のクランプ位置が適正か否かを客観
的に検出することが可能なロールクランプ装置を提供す
る。 【解決手段】 クランプホルダ104と、クランプホル
ダ104に開閉可能に設けられ、筒状のロール紙Wをク
ランプするための一対のクランプアーム105,106
と、一方のクランプアーム105がロール紙Wに当接し
た場合に、ロール紙Wの外周表面上の少なくとも三点の
座標値情報を得るための検出手段121,122,12
3と、一方のクランプアーム105がロール紙に当接し
た点と、この当接点を含むロール紙W断面円の中心点と
を通る線上にて他方のクランプアーム106がロール紙
Wをクランプするための適性クランプ点の座標値情報を
上記三点の座標値情報に基づいて演算し、他方のクラン
プアーム106が適正クランプ点にてロール紙Wをクラ
ンプするか否かを判定する制御装置を備えていることを
特徴とするロールクランプ装置101である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトに
装着されるとともに、新聞紙やクラフト紙等のようなロ
ール状物品(以下、ロール紙という)の荷役作業に用い
られるロールクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はフォークリフトに取り付けられて
ロール紙の荷役作業に用いられる従来のロールクランプ
装置1を示す。同図に示すように、ロールクランプ装置
1は、クランプホルダ4、および、クランプホルダ4に
設けられた長短一対のクランプアーム5,6とを備えて
いる。このうち、一般的に「ショートアーム」と呼称さ
れる短寸のクランプアーム5は固定式とされているのが
通常であり(もっとも、位置調整用に可動式とされたタ
イプもある)、「スイングアーム」と呼称される長寸の
クランプアーム6は可動式とされているのが通常であ
る。具体的には、この長寸のクランプアーム6は、クラ
ンプホルダ4に対して回動可能に取り付けられるととも
に、クランプシリンダ7を介して回動されるようになっ
ている。また、両クランプアーム5,6の先端には、そ
れぞれロール紙Wをクランプするためのクランプパッド
8,9が、ヒンジピン10を介して回動可能に取り付け
られており、ロール紙Wの外径に対応するようになって
いる。また、図8は、床面に縦向きに置かれたロール紙
Wを水平面上にて掴んだ状態(ロール紙を左右方向から
クランプする場合)を平面図として示すものであるが、
ここでは、両クランプパッド8,9の把持中心がロール
紙Wに当接する点を結ぶ直線が、当該ロール紙Wの中心
点Oを通っている状態を示すものである。このような状
態でロール紙がクランプされる場合を、以下「適性クラ
ンプ状態」とする。これに対して、図9では、両クラン
プパッド8,9の把持中心がロール紙Wに当接する点同
士を結ぶ直線よりも、当該ロール紙Wの中心点Oがクラ
ンプホルダ4側(図中右方向)に位置する状態を示すも
のであるが、この場合には、クランプされているロール
紙Wが、荷役作業中にクランプホルダ4方向(図中右方
向)へとずれ込み、脱落してしまう可能性がある。以
下、こうした状態を、「深掴みクランプ状態」と呼ぶこ
とにする。また、特に図示しないが、図9とはちょうど
反対の状態、すなわち、両クランプパッド8,9の把持
中心がロール紙Wに当接する点同士を結ぶ直線が、当該
ロール紙Wの中心点Oよりもクランプホルダ4側に位置
する状態においては、クランプされているロール紙W
が、荷役作業中にロールクランプ装置1の外側(クラン
プホルダ4と反対の方向)へとずれ込み、脱落してしま
う可能性がある。以下、こうした状態を、「浅掴みクラ
ンプ状態」とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のロールクランプ
装置1では、ロール紙Wの把持操作が適正クランプ状態
になっているか否かにつき、オペレーターの経験と勘に
委ねられており、逆にいえば、適正クランプ状態を客観
的に了知するための手段が備えられていなかった。そし
て、その結果として、オペレーターの勘が狂ったり、あ
るいは、経験の浅いオペレーターがロール紙Wのクラン
プ操作を行った場合に、クランプ不良、即ち、深掴みク
ランプ状態又は浅掴みクランプ状態となっていることに
気づかないで荷役作業を続行する可能性があり、その結
果、作業途中でロール紙が脱落する可能性があった。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、ロール紙のクランプ位置が適正か
否かを客観的に検出することが可能なロールクランプ装
置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は次のように構成したものであり、請求項1
の発明は、クランプホルダと、前記クランプホルダに開
閉可能に設けられ、筒状のロール紙をクランプするため
の一対のクランプアームと、少なくとも一方のクランプ
アームがクランプすべきロール紙に当接した場合に、前
記ロール紙の外周表面上の少なくとも三点の座標値情報
を得るための検出手段と、前記一方のクランプアームが
前記ロール紙に当接した点と、この当接点を含む前記ロ
ール紙断面円の中心点とを通る線上において他方のクラ
ンプアームが前記ロール紙をクランプするための適正ク
ランプ点の座標値情報を、前記三点の座標値情報に基づ
いて演算するとともに、前記他方のクランプアームが前
記適正クランプ点において前記ロール紙に当接するか否
かを判定する制御装置と、を有するロールクランプ装置
とされている。このように構成された請求項1の発明に
よれば、一方のクランプアームがクランプ紙に当接した
際に、ロール紙の外周表面上の少なくとも三点の座標値
情報が検出手段によって検出される。そして、制御装置
は、当該三点の座標値情報に基づいて、一方のクランプ
アームの当接点を含むロール紙断面円の性状に関する情
報が得られるため、当該当接点とロール紙断面円の中心
点とを通る線上にある適正クランプ点の座標値情報を演
算する。この情報に基づき、制御装置は、他方のクラン
プアームが当該適正クランプ点において正しくロール紙
に当接するか否かを判定する。従って、一方のクランプ
アームがロール紙を把持した段階で、ロール紙の断面円
の性状が求められることになり、この性状に基づいて他
方のクランプアームがロール紙を適正な状態でクランプ
できるか否かが容易に判定できるため、ロール紙の荷役
作業の効率化が図られることになる。
【0006】請求項2の発明は、前記他方のクランプア
ームが前記適正クランプ点において前記ロール紙に当接
するか否かの判定は、前記適正クランプ点が、前記他方
のクランプアームのロール紙クランプ箇所が開閉動作に
伴って描く軌跡線の上に位置するか否か、または、前記
適正クランプ点が前記軌跡線の近傍に位置するか否か、
によっておこなうことを特徴とする請求項1記載のロー
ルクランプ装置とされている。このように構成された請
求項2の発明によれば、他方のクランプアームのうちの
ロール紙を把持する箇所、すなわちロール紙クランプ箇
所が、クランプアームの開閉動作に伴って描く軌跡線に
基づいて、このクランプアームの予定された動きを把握
し、この軌跡線と適正クランプ点の相対的関係によって
適正クランプ状態の判定が可能とされることになる。
【0007】請求項3の発明は、前記他方のクランプア
ームが前記適正クランプ点において前記ロール紙に当接
するか否かの判定は、前記ロール紙の直径毎に定められ
る前記他方のクランプアームの前記ロール紙への予定当
接点と、前記適正クランプ点とが合致するか否か、また
は両者が互いに近傍に位置するか否か、によっておこな
うことを特徴とする請求項1記載のロールクランプ装置
とされている。このように構成された請求項3の発明に
よれば、ロール紙が異なる直径を有する毎に、他方のク
ランプアームがロール紙外周面上のどの箇所に当接する
か、すなわちロール紙への予定当接点が定められること
になる。すなわち、クランプアームの動きはクランプホ
ルダとロール紙との位置関係から一義的に定められるた
め、ある直径のロール紙をクランプする場合、クランプ
アームの当接点がロール紙外周面上のどこに位置するか
は予め定めておくことが可能である。従って、適正クラ
ンプ点が算出された場合、両点の相対的関係によって適
正クランプ状態の判定が可能とされることになる。
【0008】請求項4の発明は、前記ロール紙外周面の
鉛直線上における少なくとも二点の座標値情報を得るた
めの検出手段を有し、前記制御装置は、前記鉛直線上の
各点の座標値情報に基づいて、前記ロール紙が鉛直方向
に対して傾斜していないことも判定することを特徴とす
る請求項1から請求項3までのいずれかに記載のロール
クランプ装置とされている。このような構成の請求項4
の発明によれば、荷役作業にあたり、ロール紙が鉛直方
向に正しくセットされているか否かが判定されることに
なるため、適正クランプ状態の客観的な判定の精度を更
に向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図5を参照しつつ説明していく。なお、図
1は本実施の形態に係るロールクランプ装置の詳細な構
造を示す斜視図であり、図2はその平面図である。ま
た、図3,図4は、その正面図を模式的に示した図面で
あり、図5は、ロール紙のクランプ状態を示す模式的平
面図である。さて、図1,図2によく示されるように、
ロールクランプ装置101は鉛直方向を面方向とするク
ランプホルダ104を備え、このクランプホルダ104
は、フォークリフトのマスト201に沿って昇降される
昇降部材としてのリフトブラケット202の前面に対
し、回転装置203を介して、水平軸線回りに回転が可
能な状態で取り付けられている。
【0010】クランプホルダ104には開閉可能に対向
する長短一対のクランプアーム105,106が設けら
れている。このうち、短寸のクランプアームについて、
以降ショートアーム105と呼称することとし、また、
長寸のクランプアームについて、以降スイングアーム1
06と称呼することとする。ショートアーム105は、
その基端部がクランプホルダ104に固定(位置調整用
の可動式もある)されており、また、スイングアーム1
06は、その基端部がクランプホルダ104に回動可能
に取り付けられており、かつ、クランプシリンダ107
によって回動操作されるようになっている。そして、両
クランプアーム105,106の先端には、クランプ面
を湾曲面としたクランプパッド108,109が、ロー
ル紙Wに対応して回動し得るようにヒンジピン110に
よって取り付けられるとともに、パッドストッパ(図示
省略)によって、その回動範囲が規制されている。
【0011】本ロールクランプ装置101には、合計で
4つの検出手段が設けられており、図中においては、1
21,122,123,124の符号が付されている。
第1の検出手段121は、ショートアーム105の端部
に設けられたクランプパッド108のクランプ面側にお
いて、ロール紙Wへの当接中心部に置かれており、例え
ばリミットスイッチ等によって構成される。この第1の
検出手段121は、第一次的には、ロール紙Wがクラン
プパッド108に当接したか否かを検出可能な検出装置
である。第2の検出手段122、第3の検出手段12
3、第4の検出手段124は、それぞれ、クランプホル
ダ104のうち、ロール紙Wに向かう面上に設けられて
おり、例えば、スケールゲージの一種である可動式ロッ
ドスケールが用いられる。この検出手段においては、図
2に示すように、ロールクランプ装置101がロール紙
Wをクランプした場合に、検出ヘッド125a,125b
が、ロール紙に当接しながら押圧されて、クランプホル
ダ4方向へと移動し(図2中右方向)、その移動量を測
定することが可能な構造とされている。すなわち、第2
から第4までの検出手段は、第一次的には、ロール紙W
がクランプされた場合に、当該ロール紙Wの押圧面とク
ランプホルダ104との間の「距離」を測定することが
可能な検出手段である。ところで、各検出手段自体の寸
法、そのロールクランプ装置101への取り付け箇所は
予め一義的に定め得るものであり、従って、各検出手段
121ないし124がロール紙Wに当接し押圧された際
の、各検出ヘッドの位置については、任意の箇所を原点
とする座標値として表現することが可能である。本実施
の形態では、例えば図3,図5に示すように、XYZ座
標系の座標値として表現される。すなわち、これらの検
出手段は、ロール紙Wの外周面上の所定の点の座標値を
検出する機能を有するものである。もちろん、こうした
座標値については、円筒座標系や極座標系等を用いて表
現することも可能である。さて、図1に示されるよう
に、第2および第3の検出手段は、それぞれ水平方向に
並列して設けられており、また、第3および第4の検出
手段は、それぞれ鉛直方向に並列して設けられている。
なお、本実施の形態では、いわゆる可動式ロッドスケー
ルを用いているが、例えば他のリニアゲージや、あるい
は光電式又は超音波式の距離センサ等を用いることも可
能である。
【0012】図1に示されるように、各検出手段121
ないし124は、それぞれ、制御装置131に接続され
ており、さらにディスプレイ132に接続されている。
制御装置131およびディスプレイ132の役割につい
ては、後述する。
【0013】次に、このロールクランプ装置101によ
って、ロール紙をクランプする場合の手順について、順
次説明していく。ロール紙Wのクランプ操作が、先に説
明した浅掴みクランプ状態にも深掴みクランプ状態にも
ならず、適正クランプ状態にて遂行されるためには、そ
の前提として、図3および図4に示すように、ロール紙
Wが、鉛直方向に関して正しくセットされているか否か
が重要である。もしロール紙Wが、鉛直方向に傾いて置
かれている場合、クランプアームに密着したクランプが
期待できなくなってしまうからである。そこで、本ロー
ルクランプ装置101では、まず予備的に、このロール
紙Wが鉛直方向に正しくセットされているか否かをチェ
ックすることとしている。なお、この鉛直方向のチェッ
クは、請求項4の発明に対応するものである。
【0014】図3は、ロール紙Wを把持した際に、第3
および第4の検出手段123,124の検出ヘッド12
5b,125cが、それぞれロール紙Wに当接し、その当
接状態に応じて、図中右方向に等しい距離だけ移動して
いる状態を示している。すなわち、図3は、ロール紙W
が、その鉛直方向に関して、正しくセットされている状
態を示している。この場合、第3および第4の検出手段
123,124によって検出されるL1点およびL2点
の座標値は、X−Z座標として表現され、かつ、両者の
X座標値は等しくなるため、(図1に示す)制御装置
は、ロール紙Wが正しくセットされているものと判断
し、ディスプレイ132には、例えば「エラー無し」等
といった表示がなされることになる。
【0015】一方、図4に示すように、ロール紙Wが傾
いているような場合には、第3の検出手段123の検出
ヘッド125bの移動量と、第4の検出手段124の検
出ヘッド125cの移動量とが異なることになり、その
結果、当接点L3とL4のX座標値が異なってくるた
め、(図1に示す)制御装置131は、ロール紙Wが正
しくセットされていないものと判断し、ディスプレイ1
32には、例えば「エラー発生」等といった表示がなさ
れ、オペレーターに異常を通報することになる。この場
合には、オペレータはマスト201の傾きを操作してク
ランプパッド108がロール紙Wに対して平行となるよ
うに修正することによって、そのクランプ面をロール紙
Wの外周面に密着することができる。このため、床面の
傾きやタイヤの減り具合などに左右されずにロール紙W
に対してクランプパッド108を適正な姿勢に当接して
クランプすることが可能となる。
【0016】さて、ロール紙Wが、正しくセットされて
いると判断された場合、次にロール紙Wが適正クランプ
状態にセットされているか否かが判断されることにな
る。図2に示すように、ロールクランプ装置101がロ
ール紙Wをクランプしようとする場合、まず、ショート
アーム105の先端であるクランプパッド108がロー
ル紙Wの外周面に当接することになる。すでに説明した
ように、クランプパッド108の当接面の中心部には、
第1の検出手段121が設けられており、ロール紙Wの
当接を検出する。一方、この時点において、第2の検出
手段122、第3の検出手段123、第4の検出手段1
24も、それぞれロール紙Wの所定の表面に当接するこ
とになる。
【0017】図2は、ショートアーム105がロール紙
Wを把持した際に、第2および第3の検出手段122,
123の検出ヘッド125a,125bが、それぞれロ
ール紙Wに当接し、その当接状態に応じて、図中右方向
に移動している状態を示している。この時点において、
スイングアーム106は、まだ回動しておらず、ロール
紙Wをクランプしていない状態にある。
【0018】図5によく示されるように、ショートアー
ム105のロール紙Wへの当接を第1の検出手段121
が検出した場合には、予めクランプホルダ104とショ
ートアーム105の位置関係が一義的に定まっているこ
とから、この当接点p1の座標値が特定されることにな
る。また、第2の検出手段122、第3の検出手段12
3についても、同様に、クランプホルダ104との位置
関係が一義的に定められ、かつ、ロール紙Wが各検出手
段122,123に当接した際の各検出ヘッド125
a,125bの移動量も測定されるため、結果として、
各検出ヘッド125a,125bの位置p2,p3の座
標値も特定されることになる。すなわち、ショートアー
ム105がロール紙Wをクランプした時点におけるロー
ル紙Wの外周面上の三つの点の座標値が特定されること
になるものである。なお、本ロールクランプ装置101
では、p1,p2,p3の特定にXY座標系を用いてい
る。もちろん円筒座標系や極座標系等も任意に採用し得
る。
【0019】このようにしてロール紙W外周表面上の所
定の三点の座標値が定められることにより、(図1に示
す)制御装置131は、この三点を含むロール紙Wの断
面円について、その中心点p0の座標値および直径を演
算する。演算の具体的手法については、円の周上の任意
の三点の座標値が与えられた場合に、当該円の中心座標
および当該円の直径を算出するものであり、数学上自明
の事項であるため、その詳細な説明を省略する。このよ
うにして、検出手段121ないし123の検出値に基づ
いて、ロール紙Wの中心点p0の座標値およびロール紙
Wの直径が特定されることになる。次に、制御装置13
1は、図5に示されるように、ショートアーム105の
ロール紙Wへの当接点p1の情報、ロール紙Wの中心点
p0の情報、および、ロール紙Wの直径に関する情報に
基づき、スイングアーム106が、適正クランプ状態に
てロール紙Wを把持するための点Qの座標値を演算す
る。点Qは、点p1と点p0を結ぶ直線がロール紙Wの
断面である円周と交差する点となる。すなわち、ショー
トアーム105とクランプアーム106とが、ロール紙
Wの中心に向かってクランプ動作を行い得るクランプ点
を意味する。点Qの演算の具体的手法については、円の
周上の任意の点、円の中心点が与えられている場合に、
両点を通る直線上にある他の円周上の点を算出するもの
であり、これも数学上自明の事項であるため、その詳細
な説明を省略する。
【0020】かくして、ショートアーム105がロール
紙Wを把持した場合に、ショートアーム105に設けら
れたクランプパッド108がロール紙Wに当接したこと
を検出する第1の検出手段121、および、この時のロ
ール紙Wの円周上の任意の2点の座標値を検出する第2
・第3の検出手段122,123の構成によって、スイ
ングアーム106がロール紙Wを適正クランプ状態にて
把持するための点Qが演算によって得られることにな
る。ここで、第1の検出手段121がもたらす座標値情
報は、ロール紙Wの中心点や直径を算出するための一つ
の点に関する座標値情報であるとともに、ロール紙をク
ランプする際の両クランプ点の一方の位置を与える座標
値情報、および、適正クランプ状態を達成するための他
方の(スイングアーム106の)クランプ点を算出する
ための座標値情報という意味合いを有することになる。
もちろん、適正クランプ状態を達成するための出発点と
して必要な基本情報の一つは、ロール紙Wの外周面上の
任意の三点の座標値情報であるため、例えば、ショート
アーム105に設けられたスイッチがロール紙Wの当接
によってONとなり、それによって、ショートアーム1
05とは別にクランプホルダ上に設けられた三つの可動
式ロッドスケールが任意の三点を検出する、といった構
成にしてもよい。あるいは、三点測定というのは、円の
性状を特定するために最低限必要とされる条件であり、
これを四点あるいは五点の測定等と構成してもよい。
【0021】一方、スイングアーム106については、
図2に示すように、クランプホルダ104の所定箇所を
中心として回動可能とされているが、その先端部にあっ
てロール紙Wを把持するためのクランプパッド109
は、スイングアーム106の回動動作中において、一定
の軌跡を描くことになる。本ロールクランプ装置101
では、ちょうど図2および図5に示す円弧状の曲線Kが
示すような軌跡を描くこととなる。この軌跡は、スイン
グアーム106の回転中心と、当該回転中心からクラン
プパッド109までの距離とによって一義的に求められ
得る曲線の数式として表現できるが、かかる数式の算出
方法自体は、数学上自明故に、詳細な説明を省略する。
もちろん、スイングアーム106が回転動作ではなく、
直線往復動をおこなうようなタイプも採用可能であり、
この場合であっても、軌跡線の数式は容易に得られるも
のであり、あるいは、スイングアーム106が単一の運
動ではなく、例えば、当初は直線運動をおこない、その
後、回動運動をおこなって、ロール紙をクランプするな
ど、各種の運動の複合形態として構成されるような場合
であっても、座標系上の数式の表現自体は、各運動に応
じて表現される各数式の集積に過ぎず、いずれも数学上
自明であるため、その詳細な説明は省略する。
【0022】さて、上記した点Q、すなわちスイングア
ーム106の先端に設けられたクランプパッド109が
ロール紙Wを適正クランプ状態で把持すべき点が、上記
した軌跡線K、すなわちクランプパッド109が実際に
回動しつつ移動していく軌跡線上にあるならば、それ
は、適正クランプ状態が達成されることを意味すること
になる。従って、(図1に示す)制御装置131は、次
なる処理として、点Qの座標値をクランプパッド109
の軌跡式に代入し、点Qが軌跡線K上にあるか否かの判
断をおこなう。もし軌跡線K上にあると判断されれば、
それは適正クランプ状態にあることが結論されるため、
制御装置131ないしディスプレイ132はエラー表示
をせず、実際にスイングアーム106が回動動作をおこ
なってロール紙Wを把持し、ロール紙Wの適切なクラン
プ作業が遂行されることになる。
【0023】一方、もし軌跡線K上にないと判断されれ
ば、それは適正クランプ状態にないことが結論されるた
め、制御装置131ないしディスプレイ132はエラー
表示をし、オペレーターに対して、スイングアーム10
6の回動作業を行わないように注意を喚起することにな
る。エラーの表示の仕方としては、ディスプレイ132
による視覚的通知、あるいは、これと同時または別個
に、アラーム音等の聴覚的通知をおこなうことが考えら
れる。
【0024】本ロールクランプ装置101の利点として
は、実際にロール紙を双方のクランプアームで把持して
しまうことなく、クランプアームの一方であるショート
アーム105をロール紙Wに当接させた時点において、
適正クランプ状態か否かが判断できるため、作業の早期
の時点で、クランプをやり直すことが可能となり、作業
効率を一層向上させることが可能となる。すなわち、シ
ョートアーム105のクランプパッド108をロール紙
Wに当接した段階で、既に適正クランプ状態か否かを知
ることができるため、ロール紙Wを適正なクランプ位置
で確実にクランプすることが可能となり、クランプ不良
に起因する運搬中のロール紙Wの脱落事故を未然に防止
できる。しかもクランプ位置が適正か否かをクランプ作
業の途中で知ることができるため、クランプ作業をやり
直す場合の時間的無駄が少なく作業効率もアップする。
【0025】次に、本実施の形態の変更例をいくつか説
明する。 (第1の変更例)上記したように、スイングアーム10
6を回動させる前に、適正クランプ状態を達成するため
の当接点Q(図5参照)が、スイングアーム106のク
ランプパッド109の軌跡線上にあるか否かを判断して
いるが、実際には、ロール紙Wの断面形状が厳密な意味
において円形とならない場合等もあり得るため、この判
断を緩やかにする変更例が考えられる。すなわち、図6
に示すように、軌跡線Kに対し、若干の許容誤差を設定
した修正軌跡線Ka,Kbを措定しておき、適正クラン
プ状態を得るための点Qの座標値が、Ka線およびKb
線で形成される領域の範囲内にあるか否かを判断すると
いう変更例である。この変更例によれば、適正クランプ
状態となるか否かの判断基準を、実際のロール紙の形状
等に合わせて、ある程度の融通を利かせて設定できるた
め、その判断が厳格すぎてかえって作業効率を悪化させ
てしまうことを防止し得る。
【0026】(第2の変更例)第2の変更例は、スイン
グアーム106の先端に設けられたクランプパッド10
9のロール紙Wに対する当接箇所に関し、クランプパッ
ド109の軌跡線を用いずに、ロール紙Wに関して予め
定められている一種類または数種類の直径に対応して求
められる「当接点」情報として、前もって入力しておく
という変更例である。図7中の左側模式図に示すよう
に、直径L1のロール紙Wをクランプする場合、ショー
トアーム105の先端に設けられたクランプパッド10
8がロール紙Wに対し当接する点Pの座標値に関して
は、適正クランプ状態を達成するための具体的座標値は
理論上一義的に定められることになるが、同様に、ロー
ル紙Wの中心点Oを挟んだ、スイングアーム106のク
ランクパッド109の当接点(図中の点R)の座標値に
ついても、理論上一義的に定められることになる。すな
わち、ロール紙の直径が予め判っている場合には、適正
クランプ状態を得るためのクランプ箇所は一義的に特定
することが可能である。この当接点について、以下、予
定当接点Rと呼称することとする。
【0027】さて、実際に荷役作業に供しようとするロ
ール紙の直径がL1,L2,L3等というように、定型
的に数種類予定されている場合には、予めこれらのロー
ル紙の直径に対応する予定当接点の座標値情報を制御装
置131(図1参照)に記憶させておく。上記したよう
に、ショートアーム105のクランクパッド108がロ
ール紙Wに当接した場合に、適正クランプ状態をおこな
うためのスイングアーム106のクランクパッド109
の当接点Qの座標値が算出されるが、このQの座標値
と、予め記憶されている予定当接点Rとの座標値とが一
致するか否かを判断し、一致する場合には適正クランプ
状態としてエラー無しを出力し、一致しない場合には適
正クランプ状態にないとしてエラー表示を出力する。
【0028】あるいは、第1の変更例のごとく、この一
致・不一致の判断をあまり厳格におこなうと、ロール紙
の形状いかんによっては、不必要にエラー表示が多発す
ることも予測されるため、ある程度の許容誤差を持たせ
て判断するという構成にすることも可能である。許容誤
差の持たせ方としては、例えば、当接点Qの座標値に所
定の修正値を加減し、その修正幅内に予定当接点Rが入
れば、適正クランプ状態にあると判断するか、あるいは
反対に、予定当接点Rの座標値に所定の修正値を加減
し、その修正幅内に当接点Qが入れば、適正クランプ状
態にあると判断する等の手法をとり得る。こうした変更
例は、請求項3の発明に対応している。
【0029】(第3の変更例)第3の変更例は、上記し
たロールクランプ装置において、適正クランプ状態にな
いと判断される場合に、さらにその状態が前掴みクラン
プ状態なのか、深掴みクランプ状態なのかについても判
断してしまうという変更例である。これについては、例
えば図5に示すように、当接点と軌跡線との関係で判断
する場合には、当接点Qがクランクパッド109の軌跡
線Kに対して左右いずれの方向に位置するかによって判
断する例が考えられる。もし当接点Qが軌跡線Kの左側
にあると判断されれば、それは浅掴みクランプ状態であ
ると判断され、右側にあると判断されれば、深掴みクラ
ンプ状態であると判断される。例えば図7に示すよう
に、当接点と予定当接点との関係で判断する場合には、
両点の座標値の位置関係で判断する例が考えられる。
【0030】もし当接点Qが予定当接点Rの左側にある
と判断されれば、それは浅掴みクランプ状態であると判
断され、右側にあると判断されれば、深掴みクランプ状
態であると判断される。この変更例によれば、オペレー
タは、適正クランプ状態ではなかった場合に、スイング
アームでクランプをすることなく、迅速かつ具体的に、
その失敗が浅掴みクランプ状態なのか深掴みクランプ状
態なのか把握することができるので、自己の作業の失敗
の態様を具体的に理解し、以降のクランプ作業に活かす
ことが可能となる。つまり、「前記他方のクランプアー
ムが前記適正クランプ点において前記ロール紙に当接し
ないものと判定される場合において、さらに、前記適正
クランプ点と、前記他方のクランプアームのロール紙へ
の当接箇所との位置関係により、前記ロール紙のクラン
プが浅掴みクランプ状態または深掴みクランプ状態のい
ずれであるかを判定することを特徴とする請求項1から
請求項4までのいずれかに記載のロールクランプ装
置。」といった構成を採用することが可能である。
【0031】なお、上に述べてきた実施の形態およびそ
の各変更例では、ショートアーム105のクランプパッ
ド108がロール紙Wに当接した時点で(スイングアー
ム106は未だ当接していない時点で)測定を行うとし
たが、測定時期については必ずしもこれに限定されるも
のではなく、実際に両クランプパッド108,109に
てロール紙Wをクランプした状態で測定するようにして
もよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ロール紙のクランプに際して、ロール紙のクランプ位置
が適正か否かを客観的に検出することが可能であるた
め、クランプ不良を防止し、運搬中におけるロール紙の
脱落問題を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るロールクランプ装置の斜視
図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく一部を模式的に示した正面断面図であ
る。
【図4】同じく一部を模式的に示した正面断面図であ
る。
【図5】ロール紙のクランプ状態を示した平面模式図で
ある。
【図6】第1の変更例に係る模式図である。
【図7】第2の変更例に係る模式図である。
【図8】従来のロールクランプ装置の構造を示す平面図
である。
【図9】同じくロールクランプ装置の構造を示す平面図
である。
【符号の説明】
101…ロールクランプ装置 104…クランプホルダ 105…ショートアーム 106…スイングアーム 108,109…クランプパッド 10…ヒンジピン 121ないし125…検出手段 131…制御装置 132…ディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプホルダと、 前記クランプホルダに開閉可能に設けられ、筒状のロー
    ル紙をクランプするための一対のクランプアームと、 少なくとも一方のクランプアームがクランプすべきロー
    ル紙に当接した場合に、前記ロール紙の外周表面上の少
    なくとも三点の座標値情報を得るための検出手段と、 前記一方のクランプアームが前記ロール紙に当接した点
    と、この当接点を含む前記ロール紙断面円の中心点とを
    通る線上において他方のクランプアームが前記ロール紙
    をクランプするための適正クランプ点の座標値情報を、
    前記三点の座標値情報に基づいて演算するとともに、前
    記他方のクランプアームが前記適正クランプ点において
    前記ロール紙に当接するか否かを判定する制御装置と、
    を有するロールクランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記他方のクランプアームが前記適正ク
    ランプ点において前記ロール紙に当接するか否かの判定
    は、前記適正クランプ点が、前記他方のクランプアーム
    のロール紙クランプ箇所が開閉動作に伴って描く軌跡線
    の上に位置するか否か、または、前記適正クランプ点が
    前記軌跡線の近傍に位置するか否か、によっておこなう
    ことを特徴とする請求項1記載のロールクランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記他方のクランプアームが前記適正ク
    ランプ点において前記ロール紙に当接するか否かの判定
    は、前記ロール紙の直径毎に定められる前記他方のクラ
    ンプアームの前記ロール紙への予定当接点と、前記適正
    クランプ点とが合致するか否か、または両者が互いに近
    傍に位置するか否か、によっておこなうことを特徴とす
    る請求項1記載のロールクランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記ロール紙外周面の鉛直線上における
    少なくとも二点の座標値情報を得るための検出手段を有
    し、 前記制御装置は、前記鉛直線上の各点の座標値情報に基
    づいて、前記ロール紙が鉛直方向に対して傾斜していな
    いことも判定することを特徴とする請求項1から請求項
    3までのいずれかに記載のロールクランプ装置。
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