JP3881223B2 - フィレット面干渉形状生成装置、角落とし面干渉形状生成装置、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
フィレット面干渉形状生成装置、角落とし面干渉形状生成装置、プログラム及び記憶媒体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、フィレット面干渉形状生成装置、角落とし面干渉形状生成装置、プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
計算機を利用した設計・生産のための必須の道具として、CAD(Computer Aided Design)やCAM(Computer Aided Manufacturing)が広く普及している。
【0003】
そして、CAD装置の中でも、特に三次元図形(形状)をモデル化して扱う三次元CAD装置おいては、立体を中身の詰まったものとして扱うソリッドモデリング手法が主流になっている。ソリッドモデルは、立体を線の集まりとして表すワイヤーフレームモデルや、面の集まりとして表すサーフェスモデルなど、ほかの手法に比べ、解析・加工等の自動的な処理が可能になる等の優れた特徴をもつ。
【0004】
機械設計等にソリッドモデリングを応用する際、重要な形状変形処理として、立体の角部に施す丸め処理と面取り処理がある。丸め処理は、立体の角部を丸める処理であり、丸めた角部には、フィレット面と呼ばれる面が埋め込まれる。また、面取り処理は、立体の角部を切り落とす処理であり、面取りした角部には角落とし面と呼ばれる面が埋め込まれる。
【0005】
丸め処理操作は一般に、まず、フィレット面の大きさを指定し、立体の角を形成する対をなす二つの面の共通の稜線を指定し、その稜線に直行する複数の断面内でそれぞれその曲面の断面線に接する上記指定した大きさの半径をもつ接円弧を求め、それら複数の断面内の円弧同士を滑らかにつなぐことによってフィレット面を生成する、という手順で行われる。なお、フィレット面の大きさは、必ずしも上記接円弧の半径を表わすものでなくてもよく、フィレット面の幅や、共通の稜線から上記接円弧の接点までの距離として指定してもよい。これらの場合は、それら指定した条件を満たすように接円弧の半径が調整される。
【0006】
一方、面取り処理操作は、角落とし面の大きさを指定し、立体の角を形成する対をなす二つの面の共通の稜線を指定し、その稜線に直行する複数の断面内で、それぞれその曲面の断面線に接する上記指定した大きさの半径をもつ接円弧を求め、それら複数の断面内の二つの接点を結ぶ直線線分を求め、この直線線分同士をつなぐことによって角落とし面を生成する、という手順で行われる。なお、角落し面の大きさは必ずしも上記接円弧の半径を表わすものでなくてもよく、角落し面の幅や、共通の稜線から上記接円弧の接点までの距離として指定してもよい。これらの場合は、それら指定した条件を満たすように接円弧の半径が調整される。
【0007】
特開平7-85111号公報には、フィレット面の半径精度を向上させようとする技術が開示されている。特開平11-306224号公報には、フィレットの付加により形状から消去されるフィレットの元稜線を必要なときに利用できるようにする技術が開示されている。特許第2866783号公報には、境界線によって接する2つの自由曲面がフィレット面を生成するために必要な面を有していない場合であっても、フィレット面の生成を可能にしようとする技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記フィレット面又は角落とし面の埋め込み操作は、立体の複数の位置で同時に適用されることがある。この場合、埋め込まれたフィレット面同士の干渉部分に生成される形状は、一意に決まるものではなく、設計者の意図に応じて適切な形状を生成する必要がある。
【0009】
この場合に、設計者の意図によって、複数のフィレット面又は角落とし面の干渉部分に生成される形状として期待される形状が異なるため、CADシステム側ではあらかじめ数種類の形状を生成する方法を用意しておき、設計者が必要に応じてこれを選択できるようにしておく必要がある。
【0010】
そして、複数のフィレット面又は角落とし面を生成する順番を変更することにより、生成される形状を設計者側で調節することが考えられる。
【0011】
しかしながら、設計によっては、フィレット面又は角落とし面を生成する順番にかかわらず、同一の形状を生成することが必要な場合がある。この場合、いったん、複数のフィレット面又は角落とし面を埋め込んだ形状を生成した後、手動操作で干渉部分の形状を修正する必要があるという不具合があった。
【0012】
この発明の目的は、簡易な手段により、2つのフィレット面又は角落とし面を埋め込む順番に依存しない形状を、その2つのフィレット面又は角落とし面の干渉部分に生成できるようにして、立体形状の生成の効率化を図ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1のフィレット面及び第2のフィレット面を丸め処理により埋め込む干渉形状生成装置において、前記第1及び第2のフィレット面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定手段と、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果に応じて、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2のフィレット面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2のフィレット面のうち他方を埋め込む埋込手段とを備え、前記埋込手段は、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成することを特徴とする。
【0014】
したがって、フィレット面を埋め込む位置を指定する稜線を変更するだけで、2つのフィレット面を埋め込む順番に依存しない形状を、その2つのフィレット面の干渉部分に生成することができる。また、指定した稜線が2つのフィレット面のうち既存のものの境界を含むか否かを判定することにより、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を選択的に形成することができる。また、2つのフィレット面の干渉を生じる部分にぼかし面を生成して、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存しない形状を生成することができる。更に、2つのフィレット面のうち既存のものに新たなものを上書きして、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存する形状を生成することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1の角落とし面及び第2の角落とし面を面取り処理により埋め込む角落とし面干渉形状生成装置において、前記第1及び第2の角落とし面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定手段と、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定手段と、前記判定の結果に応じて、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2の角落とし面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2の角落とし面のうち他方を埋め込む埋込手段とを備え、前記埋込手段は、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成することを特徴とする。
【0016】
したがって、角落とし面を埋め込む位置を指定する稜線を変更するだけで、2つの角落とし面を埋め込む順番に依存しない形状を、その2つの角落とし面の干渉部分に生成することができる。また、指定した稜線が2つの角落とし面のうち既存のものの境界を含むか否かを判定することにより、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を選択的に形成することができる。また、2つの角落とし面の干渉を生じる部分にぼかし面を生成して、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存しない形状を生成することができる。更に、2つの角落とし面のうち既存のものに新たなものを上書きして、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存する形状を生成することができる。
【0017】
請求項3に記載の発明は、ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1のフィレット面及び第2のフィレット面を丸め処理により埋め込む処理をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能なプログラムにおいて、前記第1及び第2のフィレット面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定処理と、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定処理と、前記判定処理の結果に応じて、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2のフィレット面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2のフィレット面のうち他方を埋め込む埋込処理とをコンピュータに実行させ、前記埋込処理では、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成することを特徴とする。
【0018】
したがって、フィレット面を埋め込む位置を指定する稜線を変更するだけで、2つのフィレット面を埋め込む順番に依存しない形状を、その2つのフィレット面の干渉部分に生成することができる。また、指定した稜線が2つのフィレット面のうち既存のものの境界を含むか否かを判定することにより、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を選択的に形成することができる。また、2つのフィレット面の干渉を生じる部分にぼかし面を生成して、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存しない形状を生成することができる。更に、2つのフィレット面のうち既存のものに新たなものを上書きして、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存する形状を生成することができる。
【0019】
請求項4に記載の発明は、ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1の角落とし面及び第2の角落とし面を面取り処理により埋め込む処理をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能なプログラムにおいて、前記第1及び第2の角落とし面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定処理と、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理の判定結果に応じて、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2の角落とし面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2の角落とし面のうち他方を埋め込む埋込処理とを備え、前記埋込処理では、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成することを特徴とする。
【0020】
したがって、角落とし面を埋め込む位置を指定する稜線を変更するだけで、2つの角落とし面を埋め込む順番に依存しない形状を、その2つの角落とし面の干渉部分に生成することができる。また、指定した稜線が2つの角落とし面のうち既存のものの境界を含むか否かを判定することにより、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を選択的に形成することができる。また、2つの角落とし面の干渉を生じる部分にぼかし面を生成して、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存しない形状を生成するこ とができる。更に、2つの角落とし面のうち既存のものに新たなものを上書きして、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存する形状を生成することができる。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載のプログラムを記憶していることを特徴とする記憶媒体である。
【0022】
したがって、請求項3又は請求項4に記載の発明と同様の作用を奏することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態について説明する。
【0024】
図1は、この発明の一実施の形態であるCAD装置1の電気的な接続を示すブロック図である。CAD装置1は、この発明のフィレット面干渉形状生成装置を実施するものである。図1に示すように、CAD装置1は、PCなどのコンピュータであり、各種演算を行ない、CAD装置1の各部を集中的に制御するCPU2と、各種のROM、RAMからなる記憶装置であるメモリ3とが、バス4で接続されている。
【0025】
バス4には、図示しない所定のインターフェイスを介して、ハードディスクなどの磁気記憶装置5と、マウス、キーボード等により構成される入力装置6と、LCD,CRTなどである表示装置7と、光ディスクなどの記憶媒体8を読み取る記憶媒体読取装置9とが接続されている。また、インターネットなどのネットワーク10と通信を行なう所定の通信インターフェイス11が接続されている。なお、記憶媒体8は、この発明の記憶媒体を実施するもので、CD,DVDなどの光ディスク、光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスクなどの各種メディアを用いることができる。また、記憶媒体読取装置9は、具体的には記憶媒体8の種類に応じて光ディスク装置、光磁気ディスク装置、フロッピーディスク装置などが用いられる。
【0026】
磁気記憶装置5には、この発明のプログラムを実施する干渉形状制御プログラムを含むCADソフトが記憶されている。この干渉形状制御プログラムを含むCADソフトは、記憶媒体8から記憶媒体読取装置9により読み取るか、あるいは、インターネットなどのネットワーク10からダウンロードするなどして、磁気記憶装置5にインストールしたものである。このインストールによりCAD装置1は動作可能な状態となる。なお、干渉形状制御プログラムは、CADソフト以外の特定のアプリケーションソフトの一部をなすものとして実施してもよいし、また、所定のOS上で動作するものであってもよい。
【0027】
以下では、干渉形状制御プログラムに基づいてCAD装置1が行なう処理の内容について説明する。
【0028】
図2は、干渉形状制御プログラムに基づいてCAD装置1が行なう処理の概要について説明するフローチャートである。
【0029】
すなわち、CPU2は、まず、すでにフィレット面が埋め込まれている特定の形状に対し、そのフィレット面に干渉するフィレット面を新たに埋め込むため、新たなフィレット面を埋め込む位置を指定する、埋込位置指定処理を行なう(ステップS1)。この2つのフィレット面が第1及び第2のフィレット面となる。これにより、位置指定手段、位置指定処理を実現している。かかる処理においては、フィレット面を埋め込む位置を指定する手段として次の2通りが考えられ、このいずれかを選択することによって、ユーザはフィレット面同士の干渉部分の形状を制御することができる。
(1)既存のフィレット面の境界を含まない稜線列を指定する。
(2)既存のフィレット面の境界を含む稜線列を指定する。
【0030】
次に、ステップS1で指定された位置にフィレット面を埋め込む際、既存のフィレット面との干渉部分にどのような形状を生成すればよいか判断するため、干渉形状判定処理をおこなう(ステップS2)。これにより、判定手段、判定処理を実現している。
【0031】その後、この判断に応じて、ステップS1で指定された位置にフィレット面を埋め込む、埋込処理をおこなう(ステップS3)。これにより埋込手段、埋込処理を実現している。
【0032】
このステップS3の具体的な手段としては、例えば、「T.Harada, et.al, Variable-Radius blending by Using Gregory Patches in Gemetric Modeling, EUROGRAPHICS'91, Eurographics Association, 1991, pp.507-516」に開示の技術を用いることができる。かかる技術には、立体の角部を形成する対になる二面に、ともに接する球や円弧をおいたときの接点を求め、これらの補完曲線を求めることによって、フィレット面の境界の形状を算出し、さらに、このフィレット面の境界と元の立体の持つ稜線との交差判定を行って、適切な稜線を作成してフィレット面埋め込み形状を生成する手段について記載されている。
【0033】
ステップS3では、かかる技術を用いてフィレット面の埋め込みを行なうが、ただし、すでに存在するフィレット面とフィレット面の埋込処理で埋め込むフィレット面とは、一部干渉する部分が存在するため、ステップS2において判定した結果の形状となるように、干渉部分の形状を生成する。より具体的には、ステップS1においてフィレット面の埋め込み位置を指定する手段として、前記(1)の手段を選択していた場合、既存のフィレット面とこれから埋め込むフィレット面とをぼかすような面を生成し、フィレット面同士の干渉形状とする。一方、前記(2)の手段を選択していた場合、既存のフィレット面の上に新たなフィレット面を重ねた形状を生成する。
【0034】
そして、ステップS1〜S3を行なうことにより、フィレット面同士が干渉するフィレット面埋め込み形状を生成することができ、かつ簡単な方法で生成されるフィレット面の形状を制御することができる。
【0035】
図3は、図2を参照して説明した処理について、より具体的に説明するフローチャートである。図3のステップS11〜S16の処理は、それぞれ、ステップS11の処理がステップS1に対応し、ステップS12〜S14の処理がステップS2に対応し、ステップS15,S16の処理がステップS3に対応している。
【0036】
図3の処理は、図4に示すように、ソリッドモデルとして生成した立体形状21に対し1つのフィレット面F0が埋め込んであるときに、立体の角部をあらわす稜線E1に、ある指定した丸め半径によって図5に示すようにフィレット面F1を埋め込むものである。この場合、フィレット面F1を埋め込む位置を指定する稜線列EsはE1と等しい。
【0037】
図5は、互いに干渉するフィレット面F0とF1との間にぼかし面F2を生成した例である。また、図4に示す立体の角部を表わす稜線としてE1に加えてE2を同時に指定することにより、フィレット面F1を埋め込む例も図6に示す。この場合、フィレット面を埋め込む位置を指定する稜線列Esは、図4に示す稜線E1,E2と等しい。図6は、既存のフィレット面F0に新規に生成したフィレット面F1を上書きした形状となる。
【0038】
フィレット面F1を埋め込むための丸め処理を行なうに際しては、まず、ステップ11で、CAD装置1のユーザが、立体形状21に対して、フィレット面F1の作成位置としてフィレット面F1を作成する角部を形成する対をなす曲面の共通の稜線列Esを指定し、また、丸め半径を指定するのを、それぞれ受付ける。このとき、図7に示す埋め込み済みのフィレット面F0の境界稜線E00〜E03には、フィレット面F0の境界であることを示すマークが設定されているものとする。
【0039】
ステップS12では、ステップS11で指定した稜線列Esが、既存のフィレット面F0の境界稜線E00〜E03を含んでいるか否かを判定する。稜線列Esが境界稜線E00〜E03を含んでいるときはステップS13に進み、含んでいない場合はステップS14に進む。
【0040】
ステップS13では、稜線列Esは既存のフィレット面F0の境界稜線E01を含んでいるので、境界稜線E01〜E03のマークをすべて解除し、通常の稜線と同じ扱いがなされるようにする。その後、ステップS14に進む。
【0041】
ステップS14では、稜線列Esの端点付近において、埋め込もうとするフィレット面F1の境界と干渉する稜線に、既存のフィレット面F0の境界を表すマークが設定されているかどうか判断する。すなわち、稜線列Esで指定された位置にフィレット面F1を埋め込むときに、フィレット面F0との干渉部分にどのような形状を生成すべきか判断する。マークが設定されている場合(ステップS14のY)、ステップS15に進む。マークが設定されていない場合(ステップS14のN)、ステップS16に進む。
【0042】
ステップS15では、フィレット面F1を埋め込む処理をおこなう。このとき、フィレット面F0とF1との干渉部分には、これらのぼかし面を生成する。図8に示すように、この場合は、稜線列Esとして境界稜線E01のみが指定されているため、まず、図9に示すように、境界稜線E01にフィレット面F1を埋め込んだ形状を仮に作成する。このとき、点線22で囲まれた部分において、フィレット面F1と既存のフィレット面F0の境界稜線E00とが干渉しており、かつ、境界稜線E00にはマークが設定されている。このことから、ぼかし面形状を作成すればよいと判断する。次に、既存のフィレット面F0上に、フィレット面F1の境界稜線との干渉部分から新たに稜線E05を生成する(図10参照)。最後に、不要な稜線を削除して、ぼかし面F2を生成する(図5参照)。また、もし、フィレット面F1が先に生成されている形状に対し、フィレット面F0を後から追加する場合、すなわちフィレット面F0,F1の埋めこみの順番が逆になった場合でも、生成されるぼかし形状は同一のものが得られるようにする。以上で一連の処理を終了する。
【0043】ステップS16では、フィレット面F1を埋め込む処理を行なう。このとき、フィレット面F0にフィレット面F1を上書きした形状を生成する。図11に示すように、この場合は、稜線列Esとして稜線E1とE2とが指定されているため、まず、図12に示すように、稜線E1とE2とにフィレット面F1を埋め込んだ形状を仮に作成する。このとき、点線23で囲まれた部分において、フィレット面F1と既存のフィレット面F0の境界稜線E00とが干渉しており、かつ、境界稜線E00にはマークが設定されていない。このことから、ぼかし面形状を作成する必要はなく、埋め込むべきフィレット面F1の左右の面の一部に、フィレット面F0が含まれていると認識してもよいと判断して、フィレット面F1を埋め込む(図6参照)。フィレット面F0とF1との埋めこみの順番が逆になった場合には、フィレット面F0をフィレット面F1に上書きするような形状が生成されるため、フィレット面F0,F1を埋め込む順番に依存して形状が変化することになる。以上で一連の処理を終了する。
【0044】
なお、以上の説明はフィレット面を埋め込む丸め処理に関する例であるが、角落とし面を埋め込む面取り処理についてもまったく同様に行なうことができる。かかる角落とし面を埋め込む面取り処理についても、念のために簡単に説明しておく。
【0045】
すなわち、この発明の角落とし面干渉形状生成装置を実施するCAD装置1において、CPU2は、まず、すでに角落とし面が埋め込まれている特定の形状に対し、その角落とし面に干渉する角落とし面を新たに埋め込むため、新たな角落とし面を埋め込む位置を指定する、埋込位置指定処理を行なう(ステップS21)。この2つの角落とし面が第1及び第2の角落とし面となる。これにより、位置指定手段、位置指定処理を実現している。かかる処理においても、角落とし面を埋め込む位置を指定する手段として次の2通りが考えられ、このいずれかを選択することによって、ユーザは角落とし面同士の干渉部分の形状を制御することができる。
(1)既存の角落とし面の境界を含まない稜線列を指定する。
(2)既存の角落とし面の境界を含む稜線列を指定する。
【0046】
次に、ステップS21で指定された位置に角落とし面を埋め込む際、既存の角落とし面との干渉部分にどのような形状を生成すればよいか判断するため、干渉形状判定処理をおこなう(ステップS22)。これにより、判定手段、判定処理を実現している。
【0047】
その後、この判断に応じて、ステップS21で指定された位置に角落とし面を埋め込む、埋込処理をおこなう(ステップS23)。これにより、埋込手段、埋込処理を実現している。
【0048】
ステップS23では、すでに存在する角落とし面と角落とし面の埋込処理で埋め込む角落とし面とは、一部干渉する部分が存在するため、ステップS22において判定した結果の形状となるように、干渉部分の形状を生成する。より具体的には、ステップS21において角落とし面の埋め込み位置を指定する手段として、前記(1)の手段を選択していた場合、既存の角落とし面とこれから埋め込む角落とし面とをぼかすような面を生成し、角落とし面同士の干渉形状とする。一方、前記(2)の手段を選択していた場合、既存の角落とし面の上に新たな角落とし面を重ねた形状を生成する。
【0049】
そして、ステップS21〜S23を行なうことにより、角落とし面同士が干渉する角落とし面埋め込み形状を生成することができ、かつ簡単な方法で生成される角落とし面の形状を制御することができる。
【0050】
さらに具体的な処理は、ステップS21についてはステップS11に準じて行い、ステップS22についてはステップS12〜S14に準じて行い、ステップS23についてはステップS15,S16に準じて行なうことができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、立体形状の生成の効率化を図ることができる。特に、フィレット面を埋め込む位置を指定する稜線を変更するだけで、2つのフィレット面を埋め込む順番に依存しない形状を、その2つのフィレット面の干渉部分に生成することができる。また、指定した稜線が2つのフィレット面のうち既存のものの境界を含むか否かを判定することにより、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を選択的に形成することができる。また、2つのフィレット面の干渉を生じる部分にぼかし面を生成して、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存しない形状を生成することができる。更に、2つのフィレット面のうち既存のものに新たなものを上書きして、2つのフィレット面の埋め込む順番に依存する形状を生成することができる。
【0052】
また、本発明によれば、立体形状の生成の効率化を図ることができる。特に、角落とし面を埋め込む位置を指定する稜線を変更するだけで、2つの角落とし面を埋め込む順番に依存しない形状を、その2つの角落とし面の干渉部分に生成することができる。また、指定した稜線が2つの角落とし面のうち既存のものの境界を含むか否かを判定することにより、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を選択的に形成することができる。また、2つの角落とし面の干渉を生じる部分にぼかし面を生成して、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存しない形状を生成することができる。更に、2つの角落とし面のうち既存のものに新たなものを上書きして、2つの角落とし面の埋め込む順番に依存する形状を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態であるCAD装置の電気的な接続を示すブロック図である。
【図2】前記CAD装置が行う処理について説明するフローチャートである。
【図3】同フローチャートである。
【図4】前記CAD装置が行う処理について説明する立体形状の斜視図である。
【図5】同斜視図である。
【図6】同斜視図である。
【図7】同斜視図である。
【図8】同斜視図である。
【図9】同斜視図である。
【図10】同斜視図である。
【図11】同斜視図である。
【図12】同斜視図である。
【図13】この発明の別の実施の形態であるCAD装置が行う処理について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 フィレット面干渉形状生成装置、角落とし面干渉形状生成装置
8 記憶媒体
21 立体形状
F0 フィレット面
F1 フィレット面
E1 稜線
E2 稜線
Claims (5)
- ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1のフィレット面及び第2のフィレット面を丸め処理により埋め込む干渉形状生成装置において、
前記第1及び第2のフィレット面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定手段と、
前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定手段と、
前記判定の結果に応じて、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2のフィレット面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2のフィレット面のうち他方を埋め込む埋込手段とを備え、
前記埋込手段は、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成することを特徴とするフィレット面干渉形状生成装置。 - ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1の角落とし面及び第2の角落とし面を面取り処理により埋め込む角落とし面干渉形状生成装置において、
前記第1及び第2の角落とし面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定手段と、
前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定手段と、
前記判定の結果に応じて、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2の角落とし面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2の角落とし面のうち他方を埋め込む埋込手段とを備え、
前記埋込手段は、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成することを特徴とする角落とし面干渉形状生成装置。 - ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1のフィレット面及び第2のフィレット面を丸め処理により埋め込む処理をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能なプログラムにおいて、
前記第1及び第2のフィレット面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定処理と、
前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理の結果に応じて、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2のフィレット面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2のフィレット面のうち他方を埋め込む埋込処理とをコンピュータに実行させ、
前記埋込処理では、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2のフィレット面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2のフィレット面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成する ことを特徴とするプログラム。 - ソリッドモデルとして生成されている立体形状に互いに干渉する第1の角落とし面及び第2の角落とし面を面取り処理により埋め込む処理をコンピュータに実行させるコンピュータに読取可能なプログラムにおいて、
前記第1及び第2の角落とし面のうち一方が埋め込んである前記立体形状に対して、立体の角部を形成する対になる2面が共有する稜線の指定を受付ける位置指定処理と、
前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を、前記指定された稜線が含むか否かを判定する判定処理と、
前記判定処理の判定結果に応じて、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状又は依存しない形状を、前記立体形状における前記第1及び第2の角落とし面のうち両者が干渉を生じる部分に選択的に形成して、前記第1及び第2の角落とし面のうち他方を埋め込む埋込処理とを備え、
前記埋込処理では、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含むと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存する形状として前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものに新たなものを上書きし、前記第1及び第2の角落とし面のうち既存のものの境界を前記指定された稜線が含まないと前記判定手段が判定した場合、前記第1及び第2の角落とし面の埋め込む順番に依存しない形状として前記干渉を生じる部分にぼかし面を生成することを特徴とするプログラム。 - 請求項3又は請求項4に記載のプログラムを記憶していることを特徴とする記憶媒体。
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