JPH11126219A - 図面作成装置及び図面作成方法 - Google Patents
図面作成装置及び図面作成方法Info
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- JPH11126219A JPH11126219A JP9291014A JP29101497A JPH11126219A JP H11126219 A JPH11126219 A JP H11126219A JP 9291014 A JP9291014 A JP 9291014A JP 29101497 A JP29101497 A JP 29101497A JP H11126219 A JPH11126219 A JP H11126219A
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- Japan
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- dimensional shape
- fillet
- dimensional
- setting
- shape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オペレータが従来要していた手間及び発生し
やすいミスを排除して操作性の良い図面作成装置を得
る。 【解決手段】 2次元図形データに対して定められた加
工条件に基づいて対象とする面を囲む輪郭辺を検索する
検索手段31hと、検索手段31hの検索結果に基づい
て輪郭辺で互いに交わる2面間に輪郭辺が除去された新
たな面を生成する面生成手段31eとを備えた。
やすいミスを排除して操作性の良い図面作成装置を得
る。 【解決手段】 2次元図形データに対して定められた加
工条件に基づいて対象とする面を囲む輪郭辺を検索する
検索手段31hと、検索手段31hの検索結果に基づい
て輪郭辺で互いに交わる2面間に輪郭辺が除去された新
たな面を生成する面生成手段31eとを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、図面作成装置及
び図面作成方法に関する。
び図面作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図27は従来のCAD/CAM装置の説
明図である。図27中の実線は物理的接続を、破線はデ
ータの関係・流れを示している。図27に示すCAD/
CAM装置は、CPU1、外部記憶装置2、主記憶装置
3、表示装置6、入力装置7、及び出力装置8から主と
してハードウェアが構成されている。
明図である。図27中の実線は物理的接続を、破線はデ
ータの関係・流れを示している。図27に示すCAD/
CAM装置は、CPU1、外部記憶装置2、主記憶装置
3、表示装置6、入力装置7、及び出力装置8から主と
してハードウェアが構成されている。
【0003】主記憶装置3には、図面編集のためのソフ
トウェア本体31と編集図面データベース32が記憶さ
れている。ソフトウェア本体31はソフトウエアからな
るいくつかの図形編集手段を具備し、図形作画手段31
a、3次元形状定義手段31b、フィレット/面取り設
定手段31c、3面図自動生成手段31e、加工定義手
段31f、NCデータ作成手段31g、その他の手段等
がある。
トウェア本体31と編集図面データベース32が記憶さ
れている。ソフトウェア本体31はソフトウエアからな
るいくつかの図形編集手段を具備し、図形作画手段31
a、3次元形状定義手段31b、フィレット/面取り設
定手段31c、3面図自動生成手段31e、加工定義手
段31f、NCデータ作成手段31g、その他の手段等
がある。
【0004】編集図面データベース32には、例えば定
義しようとする3次元形状の基となる2次元図形データ
32aと、2次元図形データについて「指定なき角はR
〜/C〜とする」、「指定なきRはR〜とする」等の3
次元形状を定義する際に必要となる製作指示を示す注記
情報32bと、辺、曲線、面、曲面等で構成される3次
元形状データ32cとが記憶されている。
義しようとする3次元形状の基となる2次元図形データ
32aと、2次元図形データについて「指定なき角はR
〜/C〜とする」、「指定なきRはR〜とする」等の3
次元形状を定義する際に必要となる製作指示を示す注記
情報32bと、辺、曲線、面、曲面等で構成される3次
元形状データ32cとが記憶されている。
【0005】ここで3次元形状データ32cでは、曲面
は複数の面で、面は複数の曲線で、曲線は複数の辺でそ
れぞれ構成される。そして加工対象である3次元形状デ
ータ32cは、加工条件データ32dと関連付けられて
いる。
は複数の面で、面は複数の曲線で、曲線は複数の辺でそ
れぞれ構成される。そして加工対象である3次元形状デ
ータ32cは、加工条件データ32dと関連付けられて
いる。
【0006】表示装置6は例えばCRTから構成され、
表示装置(CRT)6の表示画面には、図形表示部6
a、手段指定部6b、メッセージ表示エリア6c、マウ
スカーソル6dが出力表示される。
表示装置(CRT)6の表示画面には、図形表示部6
a、手段指定部6b、メッセージ表示エリア6c、マウ
スカーソル6dが出力表示される。
【0007】入力装置7は例えばマウス7a、タブレッ
ト7b、キーボード7c等から構成され、また、出力装
置8は例えばディスク装置8aや、プロッタ8b等で構
成される。
ト7b、キーボード7c等から構成され、また、出力装
置8は例えばディスク装置8aや、プロッタ8b等で構
成される。
【0008】このように構成された従来のCAD/CA
M装置の動作について説明する。3次元形状編集処理と
しては例えば、フィレット設定や、面取り設定が想定さ
れる。なお、フィレットとは3次元形状の輪郭辺(角
部)近傍を丸める形状のことである。
M装置の動作について説明する。3次元形状編集処理と
しては例えば、フィレット設定や、面取り設定が想定さ
れる。なお、フィレットとは3次元形状の輪郭辺(角
部)近傍を丸める形状のことである。
【0009】ここで、図28はCAD図面作成からNC
データ作成までの流れを示し、図29は図28中の3次
元形状編集処理の工程(ステップ30)、特にフィレッ
ト設定(又面取り設定)を示し、図30は図28中の3
面図自動生成処理の工程(ステップ50)を示してい
る。
データ作成までの流れを示し、図29は図28中の3次
元形状編集処理の工程(ステップ30)、特にフィレッ
ト設定(又面取り設定)を示し、図30は図28中の3
面図自動生成処理の工程(ステップ50)を示してい
る。
【0010】まず、オペレータの指定により、CAD/
CAM装置のソフトウエア本体31の図形作画手段31
aは、処理対象形状としての3次元形状を定義する際に
必要となる2次元図形を作図するか、又は編集図形デー
タベース32に既に登録してある2次元図形データ32
a及び注記情報32bが呼び出す(ステップ10)。
CAM装置のソフトウエア本体31の図形作画手段31
aは、処理対象形状としての3次元形状を定義する際に
必要となる2次元図形を作図するか、又は編集図形デー
タベース32に既に登録してある2次元図形データ32
a及び注記情報32bが呼び出す(ステップ10)。
【0011】次に、オペレータの指定により、CAD/
CAM装置のソフトウエア本体31の3次元形状定義手
段31bは、作画された2次元図形から曲線、曲面等の
3次元形状を定義する(ステップ20)。
CAM装置のソフトウエア本体31の3次元形状定義手
段31bは、作画された2次元図形から曲線、曲面等の
3次元形状を定義する(ステップ20)。
【0012】尚、2次元図形データと共に注記情報32
bが得られた場合には、3次元形状定義手段31bは、
注記情報32bの内容を考慮して3次元形状を定義す
る。そして定義された3次元形状は表示装置6の表示画
面上のビューに出力表示される。
bが得られた場合には、3次元形状定義手段31bは、
注記情報32bの内容を考慮して3次元形状を定義す
る。そして定義された3次元形状は表示装置6の表示画
面上のビューに出力表示される。
【0013】次に、オペレータの指定により、CAD/
CAM装置のソフトウエア本体31の3次元形状編集手
段31cは、フィレット設定や、面取り設定等により3
次元形状を所望の形状に編集し(ステップ30)、さら
にこの3次元形状から3面図が生成される場合(ステッ
プ40でYES)は、このように定義、編集された3次
元形状から3面図が生成される(ステップ50)。
CAM装置のソフトウエア本体31の3次元形状編集手
段31cは、フィレット設定や、面取り設定等により3
次元形状を所望の形状に編集し(ステップ30)、さら
にこの3次元形状から3面図が生成される場合(ステッ
プ40でYES)は、このように定義、編集された3次
元形状から3面図が生成される(ステップ50)。
【0014】ここで、3次元形状編集処理の工程(ステ
ップ30)、及び3面図自動生成の工程(ステップ50
0)について詳述する。始めに、3次元形状編集処理の
工程(ステップ30)について説明する。
ップ30)、及び3面図自動生成の工程(ステップ50
0)について詳述する。始めに、3次元形状編集処理の
工程(ステップ30)について説明する。
【0015】オペレータの指示により、フィレット設定
や面取り設定がされる場合(ステップ21でYES)
は、オペレータの指示により3次元形状編集処理の種別
(フィレット設定や面取り設定の別)が入力され、さら
にオペレータにより表示装置6に出力表示されている3
次元形状の中からフィレット設定や面取り設定を施す該
当箇所(輪郭辺や既設定形状)が例えばマウス7aによ
り指定され(ステップ22)、新たに設定する形状情報
(例えば、フィレット半径や、面取り量)が例えばキー
ボード7cから入力される(ステップ23)。
や面取り設定がされる場合(ステップ21でYES)
は、オペレータの指示により3次元形状編集処理の種別
(フィレット設定や面取り設定の別)が入力され、さら
にオペレータにより表示装置6に出力表示されている3
次元形状の中からフィレット設定や面取り設定を施す該
当箇所(輪郭辺や既設定形状)が例えばマウス7aによ
り指定され(ステップ22)、新たに設定する形状情報
(例えば、フィレット半径や、面取り量)が例えばキー
ボード7cから入力される(ステップ23)。
【0016】このような一連の入力が終わると、3次元
形状編集手段31cは3次元形状の設定や変更等(フィ
レット設定や、面取り設定等)を行って対象とする3次
元形状を編集する(ステップ24)。
形状編集手段31cは3次元形状の設定や変更等(フィ
レット設定や、面取り設定等)を行って対象とする3次
元形状を編集する(ステップ24)。
【0017】ある1つの形状について3次元形状編集処
理が終わった後に、なおも引き続いて別のこのような3
次元形状編集処理を引き続いて行う場合(ステップ25
でNO)は、上述したステップ21〜ステップ24の処
理を繰り返せばよい。
理が終わった後に、なおも引き続いて別のこのような3
次元形状編集処理を引き続いて行う場合(ステップ25
でNO)は、上述したステップ21〜ステップ24の処
理を繰り返せばよい。
【0018】例えば、図31はフィレット設定前の3次
元形状を表示した画面を示し、図31には、未だフィレ
ットが設定されていない形状2501、2503、25
04と既にフィレットが設定された形状2502が示さ
れている。
元形状を表示した画面を示し、図31には、未だフィレ
ットが設定されていない形状2501、2503、25
04と既にフィレットが設定された形状2502が示さ
れている。
【0019】ここで、オペレータが、フィレット設定を
指定し、形状2501、2503、2504を指定し、
フィレット半径を入力し、3次元形状編集手段4cを実
行し、さらに、形状2502を指定し、フィレット設定
を指定し、フィレット半径を入力し、再び3次元形状編
集手段31cにより処理が実行される(この場合はフィ
レットを変更することになる)。
指定し、形状2501、2503、2504を指定し、
フィレット半径を入力し、3次元形状編集手段4cを実
行し、さらに、形状2502を指定し、フィレット設定
を指定し、フィレット半径を入力し、再び3次元形状編
集手段31cにより処理が実行される(この場合はフィ
レットを変更することになる)。
【0020】その結果、図32はフィレット設定後の3
次元形状を表示した画面を示し、図32には、新たにフ
ィレットが設定された形状2601、2603、260
4と、フィレットが変更された形状2602が示されて
いる。
次元形状を表示した画面を示し、図32には、新たにフ
ィレットが設定された形状2601、2603、260
4と、フィレットが変更された形状2602が示されて
いる。
【0021】3次元形状編集手段31cにより、このよ
うなフィレット設定や面取り設定の他にも、集合演算
(ブーリアンオペレーション)等の各種の形状編集がで
きる。
うなフィレット設定や面取り設定の他にも、集合演算
(ブーリアンオペレーション)等の各種の形状編集がで
きる。
【0022】次に、3面図自動生成処理の工程(ステッ
プ50)について図29を用いて説明する。まず、3面
図自動生成手段31eは、対象とする3次元形状の中か
らこの3次元形状の輪郭辺を逐次検索し(ステップ51
0)、輪郭辺が見付かれば(ステップ52でYES)、
その輪郭辺について投影面として2次元平面、例えばX
Y平面上に投影した図形を計算し2次元図形データ5a
として編集図面データベース32に登録し(ステップ5
3)、この3次元形状についての輪郭辺が検索され尽く
す(ステップ52でNO)まで上述した処理を繰り返
す。
プ50)について図29を用いて説明する。まず、3面
図自動生成手段31eは、対象とする3次元形状の中か
らこの3次元形状の輪郭辺を逐次検索し(ステップ51
0)、輪郭辺が見付かれば(ステップ52でYES)、
その輪郭辺について投影面として2次元平面、例えばX
Y平面上に投影した図形を計算し2次元図形データ5a
として編集図面データベース32に登録し(ステップ5
3)、この3次元形状についての輪郭辺が検索され尽く
す(ステップ52でNO)まで上述した処理を繰り返
す。
【0023】上述の投影面としてはYZ平面、ZX平
面、任意の平面を指定することが可能で、正面図、平面
図、側面図、斜視図として2次元図形データを作成する
ことが可能であり、その結果、表示装置6には、図33
に示すような3次元形状から変換された2次元図形デー
タが表示される。
面、任意の平面を指定することが可能で、正面図、平面
図、側面図、斜視図として2次元図形データを作成する
ことが可能であり、その結果、表示装置6には、図33
に示すような3次元形状から変換された2次元図形デー
タが表示される。
【0024】話を元に戻して、次に加工条件設定手段3
1fで加工対象を所望の形状に加工するための条件を設
定する(ステップ60)。ここで加工条件とは、加工順
序、工具情報、切削情報等、加工対象を所望の形状に加
工するための条件である。
1fで加工対象を所望の形状に加工するための条件を設
定する(ステップ60)。ここで加工条件とは、加工順
序、工具情報、切削情報等、加工対象を所望の形状に加
工するための条件である。
【0025】加工条件の設定(定義)方法は、例えば加
工対象の形状を定義した後に、加工条件の設定対象とす
る形状をマウス7aで指定しさらに加工条件の設定を指
示すると、対象とするその形状に加工条件を設定するた
めの一覧表が表示装置6の画面に出力表示されるように
するとオペレータにとって便利である。
工対象の形状を定義した後に、加工条件の設定対象とす
る形状をマウス7aで指定しさらに加工条件の設定を指
示すると、対象とするその形状に加工条件を設定するた
めの一覧表が表示装置6の画面に出力表示されるように
するとオペレータにとって便利である。
【0026】例えば図34は、このように加工条件を設
定するため表示装置6の画面に出力表示された一覧表の
例(NCデータの項目の詳細)を示している。
定するため表示装置6の画面に出力表示された一覧表の
例(NCデータの項目の詳細)を示している。
【0027】オペレータは図面を見ながら、図面に記載
されている加工条件を考慮して、マウス7a、キーボー
ド7c等を用いて加工条件を一覧表の中から指定し、加
工条件の設定後にその一覧表を閉じる。
されている加工条件を考慮して、マウス7a、キーボー
ド7c等を用いて加工条件を一覧表の中から指定し、加
工条件の設定後にその一覧表を閉じる。
【0028】設定した加工条件は、加工情報データ32
dとしてその処理対象形状の3次元形状データと関連付
けられる。加工する形状が複数ある場合はそれぞれの形
状に対して加工条件を繰り返し設定すればよい。
dとしてその処理対象形状の3次元形状データと関連付
けられる。加工する形状が複数ある場合はそれぞれの形
状に対して加工条件を繰り返し設定すればよい。
【0029】再び話を元に戻して、次に、加工条件が設
定されるべき全ての形状に対して加工条件の設定が終了
すれば(ステップ70でYES)、加工命令作成手段と
してのNCデータ作成手段31gにより、加工対象を加
工条件に従った3次元形状に加工するためのNCデータ
が作成される(ステップ80)。
定されるべき全ての形状に対して加工条件の設定が終了
すれば(ステップ70でYES)、加工命令作成手段と
してのNCデータ作成手段31gにより、加工対象を加
工条件に従った3次元形状に加工するためのNCデータ
が作成される(ステップ80)。
【0030】図35は、NCデータ作成処理の工程(ス
テップ80)における表示画面6の画面表示例を示して
いる。図35中、2901は工具、2902はNCデー
タの切削パス、2903はNCデータの工具送りパスで
ある。画面表示にはいわゆるワイヤフレーム表示やシェ
ーディング表示があり、シェーディング表示では、形状
の面を塗りつぶし、現実のものに近い表示が可能であ
る。
テップ80)における表示画面6の画面表示例を示して
いる。図35中、2901は工具、2902はNCデー
タの切削パス、2903はNCデータの工具送りパスで
ある。画面表示にはいわゆるワイヤフレーム表示やシェ
ーディング表示があり、シェーディング表示では、形状
の面を塗りつぶし、現実のものに近い表示が可能であ
る。
【0031】尚、画面ではこの場合、加工状況を模擬的
に計算機上で再現する加工シミュレーションを行うこと
もできる。
に計算機上で再現する加工シミュレーションを行うこと
もできる。
【0032】そして、全ての形状についてNCデータが
作成されて全ての加工の終了が確認されるまで(ステッ
プ90でYES)、ステップ60〜ステップ80の処理
を繰り返す。
作成されて全ての加工の終了が確認されるまで(ステッ
プ90でYES)、ステップ60〜ステップ80の処理
を繰り返す。
【0033】また、上述した他にも本願発明に関連する
先行技術として特開昭59−160181号公報に開示
された「NC用カラーグラフィック表示装置」がある。
これは作成された加工プログラムによる加工実行時の形
状グラフィック表示において、面取り/コーナRを含む
ブロックの表示色を変え、加工データの正当性判断を支
援するものである。
先行技術として特開昭59−160181号公報に開示
された「NC用カラーグラフィック表示装置」がある。
これは作成された加工プログラムによる加工実行時の形
状グラフィック表示において、面取り/コーナRを含む
ブロックの表示色を変え、加工データの正当性判断を支
援するものである。
【0034】また、他の先行技術として特開平7−16
0738号公報に開示された「設計支援装置」がある。
これは形状(ネジ)データに表面粗さ/ねじの形状情報
等の属性データを保持する手段により、ネジ加工データ
を作成するものであり、表面粗さ情報により加工速度を
設定するものである。
0738号公報に開示された「設計支援装置」がある。
これは形状(ネジ)データに表面粗さ/ねじの形状情報
等の属性データを保持する手段により、ネジ加工データ
を作成するものであり、表面粗さ情報により加工速度を
設定するものである。
【0035】また、他の先行技術として特開平5−20
4434号公報に開示された「表面加工システム」があ
る。これは研削による表面仕上げ加工において、図面に
指定した加工方法を電子データとして形状データと関連
つけて保持し、加工データ作成の際、あらかじめ指定さ
れた加工方法による加工データを作成するものである。
4434号公報に開示された「表面加工システム」があ
る。これは研削による表面仕上げ加工において、図面に
指定した加工方法を電子データとして形状データと関連
つけて保持し、加工データ作成の際、あらかじめ指定さ
れた加工方法による加工データを作成するものである。
【0036】また、他の先行技術として特開平4−34
7775号公報に開示された「CAD図入出力解析方法
及び装置」がある。これは3次元形状を2次元に簡略化
したデータを利用し、形状の解析、例えば形状の動作を
定義し、他の形状との干渉をチェックを容易にするもの
である。
7775号公報に開示された「CAD図入出力解析方法
及び装置」がある。これは3次元形状を2次元に簡略化
したデータを利用し、形状の解析、例えば形状の動作を
定義し、他の形状との干渉をチェックを容易にするもの
である。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】従来のCAD/CAM
装置は、以上のように構成されているので、例えば以下
に示すような問題点があった。
装置は、以上のように構成されているので、例えば以下
に示すような問題点があった。
【0038】例えばCAD図面に注記で「指定なき角は
R〜/C〜とする」等の加工条件が指定されている場
合、3次元形状を定義するにはどの辺が指定のない角に
相当するのか、オペレータが判断してCAD図面中に該
当箇所を逐次指定しなければならず、指定に手間がかか
ってミスが発生し易く操作性が悪い。
R〜/C〜とする」等の加工条件が指定されている場
合、3次元形状を定義するにはどの辺が指定のない角に
相当するのか、オペレータが判断してCAD図面中に該
当箇所を逐次指定しなければならず、指定に手間がかか
ってミスが発生し易く操作性が悪い。
【0039】また、3次元形状の幾つかの辺を対象とし
てフィレット/面取り件を指定する場合、対象とする辺
を逐次指定しなければならず、指定に手間がかかってミ
スが発生し易く操作性が悪い。
てフィレット/面取り件を指定する場合、対象とする辺
を逐次指定しなければならず、指定に手間がかかってミ
スが発生し易く操作性が悪い。
【0040】また、3次元形状の設定されたフィレット
/面取りの半径等を変更する場合、変更する形状を1つ
1つ指示しなければならず、指定に手間がかかってミス
が発生し易く操作性が悪い。
/面取りの半径等を変更する場合、変更する形状を1つ
1つ指示しなければならず、指定に手間がかかってミス
が発生し易く操作性が悪い。
【0041】また、3次元形状が描かれた図面から2次
元形状が描かれた図面を自動作成する場合に、3次元形
状が描かれた図面で指定されたフィレット/面取りは全
て2次元形状が構成された図面に反映され、元の3次元
形状が描かれた図面に注記で指定されたフィレット/面
取りも2次元形状が描かれた図面に反映されてCAD図
面が見づらくなるので、ユーザが手直しを指定しなけれ
ばならず、指定に手間がかかってミスが発生し易く操作
性が悪い。
元形状が描かれた図面を自動作成する場合に、3次元形
状が描かれた図面で指定されたフィレット/面取りは全
て2次元形状が構成された図面に反映され、元の3次元
形状が描かれた図面に注記で指定されたフィレット/面
取りも2次元形状が描かれた図面に反映されてCAD図
面が見づらくなるので、ユーザが手直しを指定しなけれ
ばならず、指定に手間がかかってミスが発生し易く操作
性が悪い。
【0042】また、3次元形状を構成する面によって仕
上げ面粗さが違う形状では、オペレータが図面から判断
して該当する面に対して仕上げ面粗さを考慮して加工定
義を指定しなければならず、指定に手間がかかってミス
が発生し易く操作性が悪い。
上げ面粗さが違う形状では、オペレータが図面から判断
して該当する面に対して仕上げ面粗さを考慮して加工定
義を指定しなければならず、指定に手間がかかってミス
が発生し易く操作性が悪い。
【0043】また、加工条件として指定されている仕上
げ面粗さと3次元形状や加工情報データとを関連付けて
いないのでオペレータは両者の関連を確認できず、加工
条件を指定する場合にオペレータが元の図面の加工条件
を判断しながら加工条件を指定しなければならず、指定
に手間がかかってミスが発生し易く操作性が悪い。
げ面粗さと3次元形状や加工情報データとを関連付けて
いないのでオペレータは両者の関連を確認できず、加工
条件を指定する場合にオペレータが元の図面の加工条件
を判断しながら加工条件を指定しなければならず、指定
に手間がかかってミスが発生し易く操作性が悪い。
【0044】また、上述のように3次元形状から2次元
図面を自動作成する場合、CAD図面に仕上げ記号を記
入したい場合には、3次元形状から2次元図面を作成し
た後、オペレータが仕上げ記号を該当箇所に逐次指定し
なければならず、指定に手間がかかってミスが発生し易
く操作性が悪い等の問題点があった。
図面を自動作成する場合、CAD図面に仕上げ記号を記
入したい場合には、3次元形状から2次元図面を作成し
た後、オペレータが仕上げ記号を該当箇所に逐次指定し
なければならず、指定に手間がかかってミスが発生し易
く操作性が悪い等の問題点があった。
【0045】この発明は、係る問題点を解決するために
なされたもので、例えばCAD図面に加工条件が注記さ
れている場合に注記から3次元図形編集情報を認識し3
次元図形編集を行う等、オペレータ自らが加工条件を判
断して3次元図形編集条件を図面内に逐次指定する等の
従来要していた手間を排除し、オペレータの指定ミスを
排除して操作性の良い図面作成装置及び図面作成方法を
得ることを目的とする。
なされたもので、例えばCAD図面に加工条件が注記さ
れている場合に注記から3次元図形編集情報を認識し3
次元図形編集を行う等、オペレータ自らが加工条件を判
断して3次元図形編集条件を図面内に逐次指定する等の
従来要していた手間を排除し、オペレータの指定ミスを
排除して操作性の良い図面作成装置及び図面作成方法を
得ることを目的とする。
【0046】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる図面作
成装置は、2次元図形データに対して定められた加工条
件に基づいて対象とする面を囲む輪郭辺を検索する検索
手段と、検索手段の検索結果に基づいて輪郭辺で互いに
交わる2面間に輪郭辺が除去された新たな面を生成する
面生成手段を備えたものである。
成装置は、2次元図形データに対して定められた加工条
件に基づいて対象とする面を囲む輪郭辺を検索する検索
手段と、検索手段の検索結果に基づいて輪郭辺で互いに
交わる2面間に輪郭辺が除去された新たな面を生成する
面生成手段を備えたものである。
【0047】また、面生成手段は、検索された輪郭辺の
うち指定された一部の輪郭辺を新たな面を生成する対象
から排除するものである。
うち指定された一部の輪郭辺を新たな面を生成する対象
から排除するものである。
【0048】また、新たに生成された面について設定さ
れた属性を記憶した記憶部を備え、面生成手段は、記憶
部に記憶された属性に基づいて属性が設定された面の形
状を変更するものである。
れた属性を記憶した記憶部を備え、面生成手段は、記憶
部に記憶された属性に基づいて属性が設定された面の形
状を変更するものである。
【0049】また、3面図作成手段は、面生成手段で生
成された新たな面を3次元形状の中から排除して、新た
な面が生成される以前の3次元形状についての3面図を
作成するものである。
成された新たな面を3次元形状の中から排除して、新た
な面が生成される以前の3次元形状についての3面図を
作成するものである。
【0050】また、3次元形状データで形成される3次
元形状の指定された面に対して面粗さの度合いを定める
面粗さ設定手段をさらに備えたものである。
元形状の指定された面に対して面粗さの度合いを定める
面粗さ設定手段をさらに備えたものである。
【0051】また、3面図作成手段は、3面図を作成す
る際に、3次元形状の指定された面に対して定められた
面粗さの度合いを示す情報を3面図上の対応する形状に
対応付けて描画するものである。
る際に、3次元形状の指定された面に対して定められた
面粗さの度合いを示す情報を3面図上の対応する形状に
対応付けて描画するものである。
【0052】また、定められた面粗さの度合いに基づい
てワークを3次元形状に加工するための加工命令中の少
なくとも一部のデータ項目を定める加工命令作成手段を
さらに備えたものである。
てワークを3次元形状に加工するための加工命令中の少
なくとも一部のデータ項目を定める加工命令作成手段を
さらに備えたものである。
【0053】また、この発明にかかる図面作成方法は、
2次元図面上に表わされた目的とする3次元形状の第1
の方向からの断面形状と、第1の方向と交わる第2の方
向に対して側方からの3次元形状の奥行きとを指定する
第1の工程と、第1の工程の結果に基づいて3次元形状
を作成する第2の工程と、2次元図面について定められ
た加工条件に基づいて第2の工程で作成された3次元形
状の対象とする面を囲む輪郭辺を検索する第3の工程
と、第3の工程の検索結果に基づいて輪郭辺で互いに交
わる2面間に輪郭辺が除去された新たな面を生成する第
4の工程とを備えたものである。
2次元図面上に表わされた目的とする3次元形状の第1
の方向からの断面形状と、第1の方向と交わる第2の方
向に対して側方からの3次元形状の奥行きとを指定する
第1の工程と、第1の工程の結果に基づいて3次元形状
を作成する第2の工程と、2次元図面について定められ
た加工条件に基づいて第2の工程で作成された3次元形
状の対象とする面を囲む輪郭辺を検索する第3の工程
と、第3の工程の検索結果に基づいて輪郭辺で互いに交
わる2面間に輪郭辺が除去された新たな面を生成する第
4の工程とを備えたものである。
【0054】また、第2の工程と第3の工程との間に、
検索された輪郭辺のうち指定された一部の輪郭辺を新た
な面を生成する対象から排除する第5の工程を備えたも
のである。
検索された輪郭辺のうち指定された一部の輪郭辺を新た
な面を生成する対象から排除する第5の工程を備えたも
のである。
【0055】また、第4の工程の後に、3次元形状デー
タで形成される3次元形状の指定された面に対して面粗
さの度合いを定める第5の工程をさらに備えたものであ
る。
タで形成される3次元形状の指定された面に対して面粗
さの度合いを定める第5の工程をさらに備えたものであ
る。
【0056】
【発明の実施の形態】始めに、本願発明の特徴の1つで
ある面属性について以下に説明する。処理対象形状の3
次元形状の作成に際しては、その3次元形状を構成する
特定の面に対して面属性の設定が行われる。面属性は、
例えば面生成手段としてのフィレット/面取り設定手段
31d(編集生成面生成手段)により3次元形状につい
て編集生成面としてのフィレット面や面取り面(これら
を編集生成面という)等が設定(編集生成)された際
に、同時にその新たな編集生成面に設定されるようにな
っている。
ある面属性について以下に説明する。処理対象形状の3
次元形状の作成に際しては、その3次元形状を構成する
特定の面に対して面属性の設定が行われる。面属性は、
例えば面生成手段としてのフィレット/面取り設定手段
31d(編集生成面生成手段)により3次元形状につい
て編集生成面としてのフィレット面や面取り面(これら
を編集生成面という)等が設定(編集生成)された際
に、同時にその新たな編集生成面に設定されるようにな
っている。
【0057】面属性は、上述のように3次元形状を編集
する際に新たに生成されたフィレット面や面取り面に対
して付されるものであり、後のグループ毎の一括した形
状処理を行うためのグループ分けを示す部分(桁)及び
フィレットや面取り処理等の形状処理の種別示す部分
(桁)等で構成される。そして、面属性は、後述するよ
うに、面属性毎の一括した形状処理のために用いるもの
である。
する際に新たに生成されたフィレット面や面取り面に対
して付されるものであり、後のグループ毎の一括した形
状処理を行うためのグループ分けを示す部分(桁)及び
フィレットや面取り処理等の形状処理の種別示す部分
(桁)等で構成される。そして、面属性は、後述するよ
うに、面属性毎の一括した形状処理のために用いるもの
である。
【0058】尚、面属性が設定された面を囲む輪郭辺毎
の面属性の違いをオペレータに理解し易くするために、
例えば輪郭辺はその輪郭辺が属する面の面属性id毎に
色や太さを変える等して表示装置6に出力表示すると効
果的である。
の面属性の違いをオペレータに理解し易くするために、
例えば輪郭辺はその輪郭辺が属する面の面属性id毎に
色や太さを変える等して表示装置6に出力表示すると効
果的である。
【0059】また、3次元形状を作成するためその基と
なる2次元データのデータ構造は、図1に示すような一
連のつながった鎖形構造としてこのシステムでは扱われ
ている。
なる2次元データのデータ構造は、図1に示すような一
連のつながった鎖形構造としてこのシステムでは扱われ
ている。
【0060】また、3次元形状データのデータ構造は、
図2に示すような階層化された樹形構造となってこのシ
ステムでは扱われている。3次元形状データは、再下層
から、「点(VERTEX)」、「辺(輪郭辺)(ED
GE)」、向きのある辺である「コエッジ(COEDG
E)」、面の輪郭とこの輪郭に辿る向き情報を与えた
「ループ(LOOP)」、ループの集まりである「面
(FACE)」、面の集まりである「皮(SHEL
L)」、皮で囲まれた範囲である「固まり(LUM
P)」、そして最上位に固まりの集合である「形状(B
ODY)」から構成される。
図2に示すような階層化された樹形構造となってこのシ
ステムでは扱われている。3次元形状データは、再下層
から、「点(VERTEX)」、「辺(輪郭辺)(ED
GE)」、向きのある辺である「コエッジ(COEDG
E)」、面の輪郭とこの輪郭に辿る向き情報を与えた
「ループ(LOOP)」、ループの集まりである「面
(FACE)」、面の集まりである「皮(SHEL
L)」、皮で囲まれた範囲である「固まり(LUM
P)」、そして最上位に固まりの集合である「形状(B
ODY)」から構成される。
【0061】従って、3次元形状において、後述する辺
や面等の検索は、後述するように検索手段がこのような
樹形構造の中から対象とする辺や面等を検索することで
実現されている。
や面等の検索は、後述するように検索手段がこのような
樹形構造の中から対象とする辺や面等を検索することで
実現されている。
【0062】実施の形態1.図3は実施の形態1に係る
図面作成装置の説明図、図4は3次元形状編集における
フィレット設定(又は面取り設定)の操作の流れを示す
フローチャート、図5は3次元形状編集における一括フ
ィレット設定(又は面取り設定)対象の説明図、図6は
3次元形状編集における一括フィレット設定(又は面取
り設定)処理の説明図である。
図面作成装置の説明図、図4は3次元形状編集における
フィレット設定(又は面取り設定)の操作の流れを示す
フローチャート、図5は3次元形状編集における一括フ
ィレット設定(又は面取り設定)対象の説明図、図6は
3次元形状編集における一括フィレット設定(又は面取
り設定)処理の説明図である。
【0063】図3中、前記従来例と同一又は相当部分に
は同一の説明を付しその説明を省略する。図3中、いく
つかの手段が用意されたソフトウェア本体31には、以
下に説明する特別な3次元の編集処理を行うため、特
に、編集生成面生成手段としてのフィレット/面取り設
定手段31dが用意される。
は同一の説明を付しその説明を省略する。図3中、いく
つかの手段が用意されたソフトウェア本体31には、以
下に説明する特別な3次元の編集処理を行うため、特
に、編集生成面生成手段としてのフィレット/面取り設
定手段31dが用意される。
【0064】尚、図3(さらに後述する図18、図2
4)次元形状データの表記形態は、図2の3次元形状デ
ータの表記形態と異なるが、図3の表記形態は図2の3
次元形状データの表記形態を簡略化したものであって、
図3の詳細なデータ構成は図2に示すものである。
4)次元形状データの表記形態は、図2の3次元形状デ
ータの表記形態と異なるが、図3の表記形態は図2の3
次元形状データの表記形態を簡略化したものであって、
図3の詳細なデータ構成は図2に示すものである。
【0065】また編集図面データベース32の3次元形
状データを構成する面がフィレット設定(又は面取り設
定)コマンドに基づいて生成されたフィレット面や面取
り面である場合には、その面にはその旨の情報(面属
性)が設定され、その情報は記憶部としてのフィレット
/面取り面属性32eに記憶される。
状データを構成する面がフィレット設定(又は面取り設
定)コマンドに基づいて生成されたフィレット面や面取
り面である場合には、その面にはその旨の情報(面属
性)が設定され、その情報は記憶部としてのフィレット
/面取り面属性32eに記憶される。
【0066】面属性の区別は面属性のid番号により行
い、グループ毎に同一のid番号を与えることで、面属
性のグループ化を行うことができる。また、仕上げ面粗
さ設定手段31dにより設定された仕上げ面粗さ情報3
2fが、3次元形状データに付加されている。そのた
め、編集図面データベース32には形状、面、辺などを
まとめて記録する要素リスト32gが設けられている。
い、グループ毎に同一のid番号を与えることで、面属
性のグループ化を行うことができる。また、仕上げ面粗
さ設定手段31dにより設定された仕上げ面粗さ情報3
2fが、3次元形状データに付加されている。そのた
め、編集図面データベース32には形状、面、辺などを
まとめて記録する要素リスト32gが設けられている。
【0067】次に実施の形態1に係る図面作成装置の動
作について説明する。始めに、2次元の図面作成から3
次元の形状を作成する3次元形状定義の処理工程ついて
説明する。
作について説明する。始めに、2次元の図面作成から3
次元の形状を作成する3次元形状定義の処理工程ついて
説明する。
【0068】最初に定義コマンドを指定する(ステップ
S101)。ここでは図4に示すように、曲線定義(3
次元のワイヤーフレームを定義)、曲面定義(3次元の
サーフェイスモデルを定義)、ソリッド定義(3次元の
ソリッドモデルを定義)の3つのコマンドが用意されて
いる。
S101)。ここでは図4に示すように、曲線定義(3
次元のワイヤーフレームを定義)、曲面定義(3次元の
サーフェイスモデルを定義)、ソリッド定義(3次元の
ソリッドモデルを定義)の3つのコマンドが用意されて
いる。
【0069】これらの処理を一言で言えば、2次元図面
上に表わされた目的とする3次元形状の一方向(第1の
方向)からの断面形状と、その一方向に対して側方(第
2の方向)から見た奥行き形状とがユーザにより指定さ
れて、これらの形状に基づいて3次元形状を作成する処
理である。
上に表わされた目的とする3次元形状の一方向(第1の
方向)からの断面形状と、その一方向に対して側方(第
2の方向)から見た奥行き形状とがユーザにより指定さ
れて、これらの形状に基づいて3次元形状を作成する処
理である。
【0070】曲線定義は、ステップS102〜S104
に示す処理であり、例えば2次元図面(3面図)中のあ
る平面としての上面図から上面方向からの輪郭形状とな
る曲線を、別の平面としての右側面図から側面方向から
の断面形状となる曲線をそれぞれ指定し空間上の曲線を
定義することで実現される。
に示す処理であり、例えば2次元図面(3面図)中のあ
る平面としての上面図から上面方向からの輪郭形状とな
る曲線を、別の平面としての右側面図から側面方向から
の断面形状となる曲線をそれぞれ指定し空間上の曲線を
定義することで実現される。
【0071】曲面定義は、ステップS112〜S114
に示す処理であり、一般には「スイープ」と呼ばれ、例
えば指定されたある曲線を別の指定された曲線に沿って
動かした場合に生成される面を定義することで実現され
る。
に示す処理であり、一般には「スイープ」と呼ばれ、例
えば指定されたある曲線を別の指定された曲線に沿って
動かした場合に生成される面を定義することで実現され
る。
【0072】曲面定義には、この他、曲線を回転させて
曲面を作る「回転」、2つの交差する線から面を作る
「掛け合わせ」、複数の断面曲線から面を作る「スキニ
ング」等の操作がある。
曲面を作る「回転」、2つの交差する線から面を作る
「掛け合わせ」、複数の断面曲線から面を作る「スキニ
ング」等の操作がある。
【0073】ソリッド定義は、ステップS122〜S1
24に示す処理であり、例えば指定されたある閉曲線
(又は面)を別の指定された曲線に沿って動かした場合
にできる立体を定義することで実現される。一般には、
この操作も曲面定義と同じ「スイープ」と呼ばれ、前述
した曲面定義のものと区別するため、ソリッド定義では
「スイープ体」と呼ばれている。
24に示す処理であり、例えば指定されたある閉曲線
(又は面)を別の指定された曲線に沿って動かした場合
にできる立体を定義することで実現される。一般には、
この操作も曲面定義と同じ「スイープ」と呼ばれ、前述
した曲面定義のものと区別するため、ソリッド定義では
「スイープ体」と呼ばれている。
【0074】ソリッド定義には、この他、閉曲線、又は
面を指定方向に動かして作る「ボス体」、閉曲線、又は
面を別の曲線を軸に回転させて作る「回転体」等の操作
がある。
面を指定方向に動かして作る「ボス体」、閉曲線、又は
面を別の曲線を軸に回転させて作る「回転体」等の操作
がある。
【0075】これらの処理により完成された3次元形状
データは登録され(ステップS105)、一連の3次元
形状定義が終了すると(ステップS105でYES)、
この形状定義された3次元形状を用いて、次の3次元形
状編集処理の工程(ステップ30)に移る。
データは登録され(ステップS105)、一連の3次元
形状定義が終了すると(ステップS105でYES)、
この形状定義された3次元形状を用いて、次の3次元形
状編集処理の工程(ステップ30)に移る。
【0076】以下に説明する3次元形状の編集処理とし
てのフィレット設定や面取り設定は、前出した図28中
の3次元形状編集処理の工程(ステップ30)において
行われる。
てのフィレット設定や面取り設定は、前出した図28中
の3次元形状編集処理の工程(ステップ30)において
行われる。
【0077】まず、フィレット/面取り設定手段31d
は、3次元形状の定義に当たって必要な今対象としてい
る2次元図形に関しての注記情報の有無を、この2次元
図形のデータから確認してその内容を得て、どのような
種別の製作指示が注記情報で与えられているか判断する
(ステップ201)。ここでは、フィレット設定や面取
り設定のいずれを行うものかが判断される。
は、3次元形状の定義に当たって必要な今対象としてい
る2次元図形に関しての注記情報の有無を、この2次元
図形のデータから確認してその内容を得て、どのような
種別の製作指示が注記情報で与えられているか判断する
(ステップ201)。ここでは、フィレット設定や面取
り設定のいずれを行うものかが判断される。
【0078】注記情報は、このシステムに特有の予め定
められた記載形式(約束)に従って記載されていること
が望ましい。また2次元図面上での注記情報の記載位置
は特に問わないものとする。
められた記載形式(約束)に従って記載されていること
が望ましい。また2次元図面上での注記情報の記載位置
は特に問わないものとする。
【0079】ここでは、注記情報の内容を判断した結
果、フィレット設定が指定されたとする(面取り設定で
も同様なので、以下の説明では面取り設定の場合を括弧
書きで記す)。
果、フィレット設定が指定されたとする(面取り設定で
も同様なので、以下の説明では面取り設定の場合を括弧
書きで記す)。
【0080】フィレット設定(又は面取り設定)を行う
場合(ステップ201でYES)は、フィレット/面取
り設定手段31dはさらに注記情報の内容を判断し、注
記情報からどのような方法でフィレット設定(又は面取
り設定)を行うかを判断する(ステップ202)。
場合(ステップ201でYES)は、フィレット/面取
り設定手段31dはさらに注記情報の内容を判断し、注
記情報からどのような方法でフィレット設定(又は面取
り設定)を行うかを判断する(ステップ202)。
【0081】フィレット設定(又は面取り設定)の方法
としては、ここでは以下の3つの方法を用意している。
従って、本実施の形態ではフィレット設定(又は面取り
設定)の方法について、注記情報には以下に詳述する3
つの方法のどの方法を採るかを予め明確にしておく必要
がある。
としては、ここでは以下の3つの方法を用意している。
従って、本実施の形態ではフィレット設定(又は面取り
設定)の方法について、注記情報には以下に詳述する3
つの方法のどの方法を採るかを予め明確にしておく必要
がある。
【0082】第1の方法は、表示装置6に出力表示され
た3次元形状において、処理対象形状の外形面同士が、
フィレット設定面や面取り設定面(即ち、面属性のid
番号が設定された面)を介して接続していない場合にそ
れら外形面間の輪郭辺を全て一括して処理対象とする方
法である(ステップ203に分岐する方法)。
た3次元形状において、処理対象形状の外形面同士が、
フィレット設定面や面取り設定面(即ち、面属性のid
番号が設定された面)を介して接続していない場合にそ
れら外形面間の輪郭辺を全て一括して処理対象とする方
法である(ステップ203に分岐する方法)。
【0083】第2の方法は、表示装置6に出力表示され
た3次元形状において、その形状での面をいくつかが注
記情報で代表として指定されることで、それら指定され
たいくつかの面から形成される連続した外形面の輪郭辺
全てを一括して処理対象形状とする方法である(ステッ
プ204に分岐する方法)。この場合は複数種の面属性
のid番号に対応する輪郭線が一括処理の対象になる。
このように面の指定は隣りあった面など複数の面の指定
が可能である。
た3次元形状において、その形状での面をいくつかが注
記情報で代表として指定されることで、それら指定され
たいくつかの面から形成される連続した外形面の輪郭辺
全てを一括して処理対象形状とする方法である(ステッ
プ204に分岐する方法)。この場合は複数種の面属性
のid番号に対応する輪郭線が一括処理の対象になる。
このように面の指定は隣りあった面など複数の面の指定
が可能である。
【0084】第3の方法は、表示装置6に出力表示され
た3次元形状において、処理対象形状として輪郭辺を前
記従来例のように1つづつオペレータ指定により与える
方法である(ステップ205に分岐する方法)。この第
3の方法についての処理手順は前記実施例と同様なので
その説明を省略する。
た3次元形状において、処理対象形状として輪郭辺を前
記従来例のように1つづつオペレータ指定により与える
方法である(ステップ205に分岐する方法)。この第
3の方法についての処理手順は前記実施例と同様なので
その説明を省略する。
【0085】始めに、第1の方法によりステップ203
に分岐した場合について説明する。この場合、処理対象
形状の外形面のまだフィレット設定や面取り設定されて
いない輪郭辺全てに一括してフィレット設定や面取り設
定がされる。
に分岐した場合について説明する。この場合、処理対象
形状の外形面のまだフィレット設定や面取り設定されて
いない輪郭辺全てに一括してフィレット設定や面取り設
定がされる。
【0086】すると、検索手段31hは、対象とする3
次元形状についての3次元形状データ32cからフィレ
ット設定(又は面取り設定)の一括処理の対象となる輪
郭辺(即ち、外形面同士が、面属性のid番号が設定さ
れた面を介して接続していない場合に、外形面同士が接
続してなる輪郭辺)を検索し(ステップ203)、処理
対象として検索された輪郭辺の関係をポインタを用いて
要素リスト32gに登録する。
次元形状についての3次元形状データ32cからフィレ
ット設定(又は面取り設定)の一括処理の対象となる輪
郭辺(即ち、外形面同士が、面属性のid番号が設定さ
れた面を介して接続していない場合に、外形面同士が接
続してなる輪郭辺)を検索し(ステップ203)、処理
対象として検索された輪郭辺の関係をポインタを用いて
要素リスト32gに登録する。
【0087】輪郭辺の検索の結果、例えば図7では、既
に設定されたフィレットの切断面を形成する辺(輪郭辺
33、34等)及びフィレットの輪郭を成さない辺(輪
郭辺35〜38等)がフィレット設定の対象となる輪郭
辺であり、既に設定されたフィレットの面と平面との接
続辺(輪郭辺31、32等)がフィレット設定の対象と
ならない輪郭辺となる。
に設定されたフィレットの切断面を形成する辺(輪郭辺
33、34等)及びフィレットの輪郭を成さない辺(輪
郭辺35〜38等)がフィレット設定の対象となる輪郭
辺であり、既に設定されたフィレットの面と平面との接
続辺(輪郭辺31、32等)がフィレット設定の対象と
ならない輪郭辺となる。
【0088】輪郭辺の検索が終ると、フィレット/面取
り設定手段31dは、フィレット設定(又は面取り設
定)の指示を確認して、さらに注記情報の内容を判断し
て注記情報で指示されているフィレット半径(又は面取
り量)を注記情報から抽出して取り込む(ステップ21
2)。
り設定手段31dは、フィレット設定(又は面取り設
定)の指示を確認して、さらに注記情報の内容を判断し
て注記情報で指示されているフィレット半径(又は面取
り量)を注記情報から抽出して取り込む(ステップ21
2)。
【0089】もし、設定するフィレット半径量(又は面
取り量)が注記情報で指示されていない場合は、オペレ
ータがフィレット半径(又は面取り量)をキーボード7
cから入力するようにしてもよい。
取り量)が注記情報で指示されていない場合は、オペレ
ータがフィレット半径(又は面取り量)をキーボード7
cから入力するようにしてもよい。
【0090】オペレータからの指示に基づいて、フィレ
ット/面取り設定手段31dは、要素リスト32gに記
憶された処理対象としての輪郭辺に所望のフィレット
(又は面取り)を一括して前記従来例のように設定する
(ステップ208)。
ット/面取り設定手段31dは、要素リスト32gに記
憶された処理対象としての輪郭辺に所望のフィレット
(又は面取り)を一括して前記従来例のように設定する
(ステップ208)。
【0091】さらに、フィレット/面取り設定手段31
dは、フィレット(又は面取り)の一括した設定により
新たに生成されたフィレット面(又は面取り面)に対し
てフィレット/面取り面属性(面属性のid番号)を設
定する(ステップ210)。
dは、フィレット(又は面取り)の一括した設定により
新たに生成されたフィレット面(又は面取り面)に対し
てフィレット/面取り面属性(面属性のid番号)を設
定する(ステップ210)。
【0092】このように新たに生成されたフィレット設
定面については、フィレット設定と共に例えば図3に示
すように面属性のid番号が付けられ、面属性のid番
号は例えば設定処理のタイミングに応じて付けられ、面
属性のid番号は、編集生成面に対応してフィレット/
面取り面属性32e内に格納される。
定面については、フィレット設定と共に例えば図3に示
すように面属性のid番号が付けられ、面属性のid番
号は例えば設定処理のタイミングに応じて付けられ、面
属性のid番号は、編集生成面に対応してフィレット/
面取り面属性32e内に格納される。
【0093】また、面属性のid番号は、例えばその3
次元形状に対する1回目のフィレット設定面であれば1
1、2回目のフィレット設定であれば12とする、また
例えば、設定された時刻をその面の面属性idにする
等、例えばフィレット設定処理の時点が区別できる値を
示す桁部分をも含むような値に設定すると、設定された
フィレットの一括した修正等、後の3次元形状編集処理
において便利である。
次元形状に対する1回目のフィレット設定面であれば1
1、2回目のフィレット設定であれば12とする、また
例えば、設定された時刻をその面の面属性idにする
等、例えばフィレット設定処理の時点が区別できる値を
示す桁部分をも含むような値に設定すると、設定された
フィレットの一括した修正等、後の3次元形状編集処理
において便利である。
【0094】図7に示したように、一括フィレット設定
の対象となる輪郭辺に対して一括したフィレット設定を
行った結果、3次元形状は、例えば図8に示すように表
示装置6に出力表示される。
の対象となる輪郭辺に対して一括したフィレット設定を
行った結果、3次元形状は、例えば図8に示すように表
示装置6に出力表示される。
【0095】次に形状編集としてのフィレット設定(又
は面取り設定)の終了が確認され(ステップ211)、
他に修正が必要であれば、ステップ201〜ステップ2
10の処理を繰り返せばよい。
は面取り設定)の終了が確認され(ステップ211)、
他に修正が必要であれば、ステップ201〜ステップ2
10の処理を繰り返せばよい。
【0096】一方、第2の方法によりステップ204に
分岐した場合について説明する。オペレータにより表示
装置6に出力表示された3次元形状の中から面がいくつ
か指定されると(ステップ204)、検索手段31hに
より指定されたいくつかの面から形成される連続した面
の輪郭の辺の検索が行われる(ステップ206)。それ
ら検索された輪郭辺の関係はポインタを用いて要素リス
ト32gに記憶される。
分岐した場合について説明する。オペレータにより表示
装置6に出力表示された3次元形状の中から面がいくつ
か指定されると(ステップ204)、検索手段31hに
より指定されたいくつかの面から形成される連続した面
の輪郭の辺の検索が行われる(ステップ206)。それ
ら検索された輪郭辺の関係はポインタを用いて要素リス
ト32gに記憶される。
【0097】このように、この第2の方法の場合は、面
の指定は互いに隣接する面等、複数の面の指定を行うこ
とができる。
の指定は互いに隣接する面等、複数の面の指定を行うこ
とができる。
【0098】検索は、面がいくつか指定されると、検索
手段31hが、それらいくつか指定された面で形成され
る面群の外辺となる輪郭辺を検索することで実行され
る。
手段31hが、それらいくつか指定された面で形成され
る面群の外辺となる輪郭辺を検索することで実行され
る。
【0099】尚、ここで輪郭辺はフィレット設定や面取
り設定がされていない面、即ち面属性のid番号が設定
されていない面の輪郭辺が対象になる。
り設定がされていない面、即ち面属性のid番号が設定
されていない面の輪郭辺が対象になる。
【0100】このように輪郭辺の検索が終ると、フィレ
ット/面取り設定手段31dは、フィレット設定(又は
面取り設定)の指示を確認して、オペレータが例えばキ
ーボード7cから入力した設定しようとするフィレット
半径(又は面取り量)を取り込む(ステップ207)。
ット/面取り設定手段31dは、フィレット設定(又は
面取り設定)の指示を確認して、オペレータが例えばキ
ーボード7cから入力した設定しようとするフィレット
半径(又は面取り量)を取り込む(ステップ207)。
【0101】これ以降のフィレット(又は面取り)設定
の処理については前述した第1の方法の手順と同様なの
でその説明を省略する。
の処理については前述した第1の方法の手順と同様なの
でその説明を省略する。
【0102】例えば、図9に示すように上面51を指定
してその面の輪郭に対して一括したフィレット設定を実
行することにより、指定した上面51の未だフィレット
が設定されていない輪郭辺(51等)には図10に示す
ように面取りがされ、既にフィレットが設定されている
面(54等)にはフィレットが設定されない。
してその面の輪郭に対して一括したフィレット設定を実
行することにより、指定した上面51の未だフィレット
が設定されていない輪郭辺(51等)には図10に示す
ように面取りがされ、既にフィレットが設定されている
面(54等)にはフィレットが設定されない。
【0103】従って、上記実施の形態1によれば、CA
D図面に注記で「指定なき角はR〜/C〜とする」「指
示なきRはR〜とする」等の指示が与えられている場合
に、検索手段31hは、指定なき角に相当する辺を樹形
構造の中からを自動検索し、フィレット/面取り生成手
段31gは、一括してフィレット設定(面取り設定)を
行うことができ、オペレータが従来要していた手間(オ
ペレータが設定する辺を考えて指示する手間)及び発生
しやすいミスを排除してオペレータによる3次元形状モ
デリング操作性が向上する。
D図面に注記で「指定なき角はR〜/C〜とする」「指
示なきRはR〜とする」等の指示が与えられている場合
に、検索手段31hは、指定なき角に相当する辺を樹形
構造の中からを自動検索し、フィレット/面取り生成手
段31gは、一括してフィレット設定(面取り設定)を
行うことができ、オペレータが従来要していた手間(オ
ペレータが設定する辺を考えて指示する手間)及び発生
しやすいミスを排除してオペレータによる3次元形状モ
デリング操作性が向上する。
【0104】また、指定した面の輪郭でフィレット設定
(面取り設定)されていない輪郭辺に対して、一括して
フィレット設定(面取り設定)を行うことが可能にな
り、オペレータが従来要していた手間及び発生しやすい
ミスを排除してオペレータによる3次元形状モデリング
操作性が向上する。
(面取り設定)されていない輪郭辺に対して、一括して
フィレット設定(面取り設定)を行うことが可能にな
り、オペレータが従来要していた手間及び発生しやすい
ミスを排除してオペレータによる3次元形状モデリング
操作性が向上する。
【0105】実施の形態2.以下、図11は3次元形状
編集のフィレット(又は面取り)の一括設定(実施の形
態1の第1の方法)において一部輪郭辺を処理対象から
除外する工程を含むフローチャート、図12は実施の形
態2にかかるその処理方法の説明図である。
編集のフィレット(又は面取り)の一括設定(実施の形
態1の第1の方法)において一部輪郭辺を処理対象から
除外する工程を含むフローチャート、図12は実施の形
態2にかかるその処理方法の説明図である。
【0106】次に実施の形態2に係る図面作成装置の動
作について説明する。例えば、前述した第1の方法、即
ち処理対象形状の外形面同士がフィレット設定面等を介
して接続していなければそれら外形面間の輪郭辺を全て
一括して処理対象とする場合に、前述したように要素リ
ストに輪郭辺が登録された状態で(ステップ799)、
必要に応じて一部輪郭辺を一括処理の対象から除外する
モードとされた後に、この3次元形状は表示装置6に出
力表示され(ステップ800)、一括処理の対象から除
外される一部の輪郭辺がある場合は(ステップ801で
YES),この表示された処理対象形状の中からオペレ
ータによりマウス7a等で指定されて取り込まれる(ス
テップ802)。
作について説明する。例えば、前述した第1の方法、即
ち処理対象形状の外形面同士がフィレット設定面等を介
して接続していなければそれら外形面間の輪郭辺を全て
一括して処理対象とする場合に、前述したように要素リ
ストに輪郭辺が登録された状態で(ステップ799)、
必要に応じて一部輪郭辺を一括処理の対象から除外する
モードとされた後に、この3次元形状は表示装置6に出
力表示され(ステップ800)、一括処理の対象から除
外される一部の輪郭辺がある場合は(ステップ801で
YES),この表示された処理対象形状の中からオペレ
ータによりマウス7a等で指定されて取り込まれる(ス
テップ802)。
【0107】尚、フィレット設定(又は面取り設定)の
処理対象から除外すべき輪郭辺がない場合(ステップ8
01でNO)は、前述した実施の形態1と同様な処理が
行われる。
処理対象から除外すべき輪郭辺がない場合(ステップ8
01でNO)は、前述した実施の形態1と同様な処理が
行われる。
【0108】話を元に戻して、次にフィレット/面取り
設定手段31dは、オペレータによりマウス7a等で指
定された輪郭辺を、要素リスト32gに登録されている
ものの中から捜してその登録を除去(抹消)する(ステ
ップ804)。
設定手段31dは、オペレータによりマウス7a等で指
定された輪郭辺を、要素リスト32gに登録されている
ものの中から捜してその登録を除去(抹消)する(ステ
ップ804)。
【0109】一括処理の対象から輪郭辺の除外(抹消)
の処理が終了していない場合、即ちフィレット設定対象
から除外する輪郭辺がまだあれば(ステップ805でN
O)、上述したステップ802に戻って上述した処理を
繰り返す。
の処理が終了していない場合、即ちフィレット設定対象
から除外する輪郭辺がまだあれば(ステップ805でN
O)、上述したステップ802に戻って上述した処理を
繰り返す。
【0110】一括処理の対象から輪郭辺の一部除外(抹
消)の処理を終了した場合(ステップ805でYES)
は、実施の形態1で説明したように、除外されなかった
輪郭辺についての一括したフィレット設定(又は面取り
設定)のため、フィレット/面取り設定手段31dは、
フィレット設定(又は面取り設定)の指示を確認して、
さらに注記情報の内容を判断して注記情報で指示されて
いるフィレット半径(又は面取り量)を注記情報から抽
出して取り込む(ステップ212)。
消)の処理を終了した場合(ステップ805でYES)
は、実施の形態1で説明したように、除外されなかった
輪郭辺についての一括したフィレット設定(又は面取り
設定)のため、フィレット/面取り設定手段31dは、
フィレット設定(又は面取り設定)の指示を確認して、
さらに注記情報の内容を判断して注記情報で指示されて
いるフィレット半径(又は面取り量)を注記情報から抽
出して取り込む(ステップ212)。
【0111】例えば前出の図7の3次元形状について、
輪郭辺38をフィレット設定(又は面取り設定)の対象
から除外すべく指定したとする。この場合、この3次元
形状のフィレット設定(又は面取り設定)の結果は、図
8のようになり、輪郭辺71にはフィレット(又は面取
り)が設定されないことになる。
輪郭辺38をフィレット設定(又は面取り設定)の対象
から除外すべく指定したとする。この場合、この3次元
形状のフィレット設定(又は面取り設定)の結果は、図
8のようになり、輪郭辺71にはフィレット(又は面取
り)が設定されないことになる。
【0112】従って、上記実施の形態2によれば、一括
してフィレット設定(面取り設定)の対象となる辺の中
で、設定を除外したい辺を指定することで、それを一括
したフィレット設定(面取り設定)対象から除外するこ
とが可能になり、オペレータが従来要していた手間及び
発生しやすいミスを排除してオペレータによる3次元形
状モデリング操作性が向上する。
してフィレット設定(面取り設定)の対象となる辺の中
で、設定を除外したい辺を指定することで、それを一括
したフィレット設定(面取り設定)対象から除外するこ
とが可能になり、オペレータが従来要していた手間及び
発生しやすいミスを排除してオペレータによる3次元形
状モデリング操作性が向上する。
【0113】実施の形態3.以下、図13は3次元形状
編集における一括フィレット/面取り設定の形状変更処
理の流れを示すフローチャート、図14は実施の形態3
にかかるその処理方法の説明図である。
編集における一括フィレット/面取り設定の形状変更処
理の流れを示すフローチャート、図14は実施の形態3
にかかるその処理方法の説明図である。
【0114】例えば、前述した第1の方法、即ち処理対
象形状の外形面同士がフィレット設定面等を介して接続
していなければそれら外形面間の輪郭辺を全て一括して
処理対象とする場合において、ステップ203の実行結
果、検索された輪郭辺が要素リストに登録された状態で
(ステップ1000)、実施の形態1で言うところの一
括設定処理の対象辺が見付かった場合は(ステップ10
01でNO)、実施の形態1と同様の一括設定処理がな
される。
象形状の外形面同士がフィレット設定面等を介して接続
していなければそれら外形面間の輪郭辺を全て一括して
処理対象とする場合において、ステップ203の実行結
果、検索された輪郭辺が要素リストに登録された状態で
(ステップ1000)、実施の形態1で言うところの一
括設定処理の対象辺が見付かった場合は(ステップ10
01でNO)、実施の形態1と同様の一括設定処理がな
される。
【0115】しかし、ステップ203の実行結果、検索
された輪郭辺が要素リストに登録された状態で(ステッ
プ1000)、一括設定処理の対象辺が見付からなかっ
た場合、即ち既にフィレット面や面取り面が設定されて
いた場合は(ステップ1001でYES)、既にフィレ
ット設定(又は面取り設定)された面の形状を一括変更
するモード状態となって、対象とする面属性のid番号
を確認し、既にフィレット(又は面取り)が設定された
その対象面(面属性のid番号が設定された面)が、フ
ィレット/面取り設定手段31dにより要素リスト32
gから削除される(ステップ1002)。
された輪郭辺が要素リストに登録された状態で(ステッ
プ1000)、一括設定処理の対象辺が見付からなかっ
た場合、即ち既にフィレット面や面取り面が設定されて
いた場合は(ステップ1001でYES)、既にフィレ
ット設定(又は面取り設定)された面の形状を一括変更
するモード状態となって、対象とする面属性のid番号
を確認し、既にフィレット(又は面取り)が設定された
その対象面(面属性のid番号が設定された面)が、フ
ィレット/面取り設定手段31dにより要素リスト32
gから削除される(ステップ1002)。
【0116】その後、例えば実施の形態1のように、要
素リスト32gに登録されているそれら検索されたフィ
レット面(又は面取り面)に対して、変更する新たなフ
ィレット半径(又は面取り量)が指定され、フィレット
面(又は面取り面)の処理を行えば(ステップ20
8)、それら検索された面のフィレット(又は面取り)
の形状(寸法)が新たに変更される。
素リスト32gに登録されているそれら検索されたフィ
レット面(又は面取り面)に対して、変更する新たなフ
ィレット半径(又は面取り量)が指定され、フィレット
面(又は面取り面)の処理を行えば(ステップ20
8)、それら検索された面のフィレット(又は面取り)
の形状(寸法)が新たに変更される。
【0117】例えば、前出の例えば図8に示す既に設定
されたフィレット形状に対して、処理対象面を指定して
フィレット半径の大きさを半分の大きさに変更した場
合、図14に示すようなフィレット形状を得ることがで
きる。
されたフィレット形状に対して、処理対象面を指定して
フィレット半径の大きさを半分の大きさに変更した場
合、図14に示すようなフィレット形状を得ることがで
きる。
【0118】設定されたフィレット(又は面取り)形状
の一括した変更は、面属性のid番号に基づいて検索す
るため、実施の形態1で前述した第2の方法の場合にお
いて、設定されたフィレット(又は面取り)形状の一括
した変更に適応するようにしてもよい。
の一括した変更は、面属性のid番号に基づいて検索す
るため、実施の形態1で前述した第2の方法の場合にお
いて、設定されたフィレット(又は面取り)形状の一括
した変更に適応するようにしてもよい。
【0119】また、図13に示したステップ1002の
直後に図2に示したステップ212の工程を挿入して、
変更対象の一部除外にも適応するようにしてもよい。
直後に図2に示したステップ212の工程を挿入して、
変更対象の一部除外にも適応するようにしてもよい。
【0120】従って、上記実施の形態3によれば、一括
してフィレット設定(面取り設定)の対象となる辺の中
で、指定した辺に既設のフィレット半径(面取り量)と
は異なるフィレット半径(面取り量)を設定して形状を
変更することが可能になり、オペレータが設定辺を考え
て指示する手間が省いてミスを防ぎ、オペレータが従来
要していた手間及び発生しやすいミスを排除してオペレ
ータによる3次元形状モデリング操作性が向上する。
してフィレット設定(面取り設定)の対象となる辺の中
で、指定した辺に既設のフィレット半径(面取り量)と
は異なるフィレット半径(面取り量)を設定して形状を
変更することが可能になり、オペレータが設定辺を考え
て指示する手間が省いてミスを防ぎ、オペレータが従来
要していた手間及び発生しやすいミスを排除してオペレ
ータによる3次元形状モデリング操作性が向上する。
【0121】実施の形態4.以下、図15は3次元形状
からの3面図を自動生成する処理の流れを示すフローチ
ャート、図16、図17は実施の形態4にかかるその処
理方法の説明図である。
からの3面図を自動生成する処理の流れを示すフローチ
ャート、図16、図17は実施の形態4にかかるその処
理方法の説明図である。
【0122】次に実施の形態4に係る図面作成装置の動
作について説明する。図24の3面図自動生成モード
(ステップ2205)において、オペレータからの入力
指示により(ステップ1100)、作成された3次元形
状から3面図を自動生成する場合に、オペレータの判断
により生成される3面図には3次元形状に設定されたフ
ィレット面や面取り面を3面図に一括して描画しない
(描画を省略する)場合(ステップ1101でYES)
は、検索手段31hは、面属性のid番号の関連により
つながっている、即ち面属性のid番号によりフィレッ
トや面取りが一括して設定された面を検索し、これら一
連の一括してフィレットや面取りが行われた面を面属性
のid番号毎に要素リスト32gに登録する(ステップ
1103)。
作について説明する。図24の3面図自動生成モード
(ステップ2205)において、オペレータからの入力
指示により(ステップ1100)、作成された3次元形
状から3面図を自動生成する場合に、オペレータの判断
により生成される3面図には3次元形状に設定されたフ
ィレット面や面取り面を3面図に一括して描画しない
(描画を省略する)場合(ステップ1101でYES)
は、検索手段31hは、面属性のid番号の関連により
つながっている、即ち面属性のid番号によりフィレッ
トや面取りが一括して設定された面を検索し、これら一
連の一括してフィレットや面取りが行われた面を面属性
のid番号毎に要素リスト32gに登録する(ステップ
1103)。
【0123】次に、フィレット/面取り設定手段31d
は、要素リスト32gに登録されたフィレット面や面取
り面を、面属性id毎に逐次削除し(ステップ51
0)、処理対象形状のその面属性のid番号の面に基づ
いて3次元形状をフィレットや面取りの設定前の形状に
復元する。
は、要素リスト32gに登録されたフィレット面や面取
り面を、面属性id毎に逐次削除し(ステップ51
0)、処理対象形状のその面属性のid番号の面に基づ
いて3次元形状をフィレットや面取りの設定前の形状に
復元する。
【0124】その後、その復元された処理対象形状に対
し、前記従来例と同様に3面図を生成する(ステップ5
30)。
し、前記従来例と同様に3面図を生成する(ステップ5
30)。
【0125】例えば前出の図14に示す3次元形状から
フィレット面や面取り面を削除して3面図の自動生成を
行うと、図16に示すような3面図を得ることが出来
る。
フィレット面や面取り面を削除して3面図の自動生成を
行うと、図16に示すような3面図を得ることが出来
る。
【0126】一方、この3次元形状のフィレット面や面
取り面をそのままに3面図自動生成を行うと、図17に
示すような3面図を得ることが出来る。
取り面をそのままに3面図自動生成を行うと、図17に
示すような3面図を得ることが出来る。
【0127】従って、上記実施の形態5によれば、一括
設定したフィレット(面取り)に対しては設定していな
い状態で2次元図面を作成することが可能になり、フィ
レット(面取り)が設定されているためにCAD図面が
見づらくなる事態を排除し、CAD図面を見易くするた
めに、オペレータが従来要していた手間(オペレータが
手直しする手間)及び発生しやすいミスを排除してオペ
レータによる3次元形状モデリング操作性が向上する。
設定したフィレット(面取り)に対しては設定していな
い状態で2次元図面を作成することが可能になり、フィ
レット(面取り)が設定されているためにCAD図面が
見づらくなる事態を排除し、CAD図面を見易くするた
めに、オペレータが従来要していた手間(オペレータが
手直しする手間)及び発生しやすいミスを排除してオペ
レータによる3次元形状モデリング操作性が向上する。
【0128】実施の形態5.以下、図18は実施の形態
5に係る図面作成装置の説明図、図19は3次元形状編
集における面粗さ設定処理の流れを示すフローチャー
ト、図20〜図24は実施の形態6にかかるその処理方
法の説明図である。
5に係る図面作成装置の説明図、図19は3次元形状編
集における面粗さ設定処理の流れを示すフローチャー
ト、図20〜図24は実施の形態6にかかるその処理方
法の説明図である。
【0129】図18中、前記従来例及び実施の形態と同
一又は相当部分には同一の説明を付しその説明を省略す
る。図18中、いくつかの手段が用意されたソフトウェ
ア本体31には、以下に説明する特別な3次元の編集処
理を行うため、特に、面処理手段としての面粗さ設定手
段31hが用意される。
一又は相当部分には同一の説明を付しその説明を省略す
る。図18中、いくつかの手段が用意されたソフトウェ
ア本体31には、以下に説明する特別な3次元の編集処
理を行うため、特に、面処理手段としての面粗さ設定手
段31hが用意される。
【0130】次に実施の形態6にかかるその処理方法に
ついて図23に従って説明する。以下に説明する3次元
形状の編集処理としての面粗さの設定処理は、前出の図
26中の3次元形状編集処理(ステップ2203)の工
程において行われる。
ついて図23に従って説明する。以下に説明する3次元
形状の編集処理としての面粗さの設定処理は、前出の図
26中の3次元形状編集処理(ステップ2203)の工
程において行われる。
【0131】オペレータの判断により処理対象形状に対
して面粗さを設定する場合は(ステップ1601でYE
S)、オペレータによりまず面粗さの値(度合いを示す
値)が入力される(ステップ1602)。
して面粗さを設定する場合は(ステップ1601でYE
S)、オペレータによりまず面粗さの値(度合いを示す
値)が入力される(ステップ1602)。
【0132】ここで、面粗さの入力は、例えば図20に
示すような面粗さの度合いを示す一覧表をオペレータに
出力表示し、オペレータがその中から適当な面粗さを指
定することで面粗さの値が入力されるようにすると便利
である。
示すような面粗さの度合いを示す一覧表をオペレータに
出力表示し、オペレータがその中から適当な面粗さを指
定することで面粗さの値が入力されるようにすると便利
である。
【0133】次に、入力された面粗さの値が、処理対象
形状の外形面に一括して設定されるものであるか、又は
指定したいずれかの外形面についてのみ設定するもので
あるかがオペレータにより判断されて、いずれの場合と
するかのオペレータからの指示が取り込まれる(ステッ
プ1603)。
形状の外形面に一括して設定されるものであるか、又は
指定したいずれかの外形面についてのみ設定するもので
あるかがオペレータにより判断されて、いずれの場合と
するかのオペレータからの指示が取り込まれる(ステッ
プ1603)。
【0134】ところで、処理対象とする3次元形状の外
形面に一括した設定はしない、即ち指定したいずれかの
外形面についてのみ設定する場合は(ステップ1603
でNO)、面粗さが設定される外形面がオペレータの指
定により取り込まれる(ステップ1604)。
形面に一括した設定はしない、即ち指定したいずれかの
外形面についてのみ設定する場合は(ステップ1603
でNO)、面粗さが設定される外形面がオペレータの指
定により取り込まれる(ステップ1604)。
【0135】その後、面粗さが、処理対象形状の外形面
に一括して設定される場合でも、指定したいずれかの外
形面についてのみ設定する場合でも、いずれの場合にお
いても対象面に対して指定された面粗さを定めて、その
面に対して面粗さの度合いを示す面粗さ属性を設定する
(ステップ1605)。
に一括して設定される場合でも、指定したいずれかの外
形面についてのみ設定する場合でも、いずれの場合にお
いても対象面に対して指定された面粗さを定めて、その
面に対して面粗さの度合いを示す面粗さ属性を設定する
(ステップ1605)。
【0136】面粗さ属性は、面属性のid番号と同様に
対象とする面について一意に設定され、かつその面につ
いての面粗さの度合いを示すものである。そして、図1
8に示すように、面属性のid番号と同様に、面粗さ属
性についても情報は設定された面に対応して3次元形状
データ32c内(仕上げ面粗さ属性32f)に格納され
る。
対象とする面について一意に設定され、かつその面につ
いての面粗さの度合いを示すものである。そして、図1
8に示すように、面属性のid番号と同様に、面粗さ属
性についても情報は設定された面に対応して3次元形状
データ32c内(仕上げ面粗さ属性32f)に格納され
る。
【0137】次に、面粗さ設定手段31dは、面粗さが
設定される外形面とその設定された面粗さとの対応関係
が編集図面データベース32に仕上げ面粗さ属性32f
として登録する(ステップ1605)。面粗さ属性が設
定された後、外形面に面粗さが施された3次元形状の出
力表示を行う(ステップ1606)。
設定される外形面とその設定された面粗さとの対応関係
が編集図面データベース32に仕上げ面粗さ属性32f
として登録する(ステップ1605)。面粗さ属性が設
定された後、外形面に面粗さが施された3次元形状の出
力表示を行う(ステップ1606)。
【0138】即ち、このような面粗さの設定処理を行う
ことで、処理対象形状の外形面に同程度の面粗さを一括
して設定する場合では、面粗さが比較的粗いものについ
ては、例えば図21に示すように、面粗さが比較的粗く
ないものについては、例えば図22に示すようになる。
ことで、処理対象形状の外形面に同程度の面粗さを一括
して設定する場合では、面粗さが比較的粗いものについ
ては、例えば図21に示すように、面粗さが比較的粗く
ないものについては、例えば図22に示すようになる。
【0139】また、処理対象形状の外形面に複数種類の
面粗さを設定する場合は、上述したように、指定したい
ずれかの外形面についてのみ面粗さを設定するという処
理を繰り返して行えばよい。この場合、例えば図22に
示すような形状が得られる。
面粗さを設定する場合は、上述したように、指定したい
ずれかの外形面についてのみ面粗さを設定するという処
理を繰り返して行えばよい。この場合、例えば図22に
示すような形状が得られる。
【0140】図23には処理対象形状に2種類の面粗さ
が設定された場合を示している。この場合、図24に示
すように、編集図面データベース32の3次元形状デー
タには面粗さ属性321f(全体を代表した面粗さ属
性)、322f(一部分を代表した面粗さ属性)が登録
される。
が設定された場合を示している。この場合、図24に示
すように、編集図面データベース32の3次元形状デー
タには面粗さ属性321f(全体を代表した面粗さ属
性)、322f(一部分を代表した面粗さ属性)が登録
される。
【0141】また、面粗さに応じて設定する加工条件
を、例えば図21のように予め設定しておくことで、図
26のNCデータ作成の工程(ステップ2208)にお
いて、設定する加工条件、例えば図32を面粗さに合わ
せた条件に変更するようにしてもよい。即ち、加工条件
定義手段31fは設定した仕上げ面粗さに基づいて使用
工具/ピッチ量/トレランス量などの加工条件を決定す
るようにしてもよい。
を、例えば図21のように予め設定しておくことで、図
26のNCデータ作成の工程(ステップ2208)にお
いて、設定する加工条件、例えば図32を面粗さに合わ
せた条件に変更するようにしてもよい。即ち、加工条件
定義手段31fは設定した仕上げ面粗さに基づいて使用
工具/ピッチ量/トレランス量などの加工条件を決定す
るようにしてもよい。
【0142】従って、上記実施の形態5によれば、3次
元形状に仕上げ面粗さを属性として与え、仕上げ面粗さ
により例えばシェーディング表示における表示粗さを変
え、表示画面上で面粗さを確認することができ、仕上げ
面粗さにより使用工具/ピッチ量/トレランス量等を加
味したNCデータを作成を容易にすることができ、NC
データの各項目を逐次定めるために、オペレータが従来
要していた手間(オペレータが元の図面の製作指示を見
ながら加工定義を行う手間)及び発生しやすいミスを排
除してオペレータによる3次元形状モデリング操作性が
向上する。
元形状に仕上げ面粗さを属性として与え、仕上げ面粗さ
により例えばシェーディング表示における表示粗さを変
え、表示画面上で面粗さを確認することができ、仕上げ
面粗さにより使用工具/ピッチ量/トレランス量等を加
味したNCデータを作成を容易にすることができ、NC
データの各項目を逐次定めるために、オペレータが従来
要していた手間(オペレータが元の図面の製作指示を見
ながら加工定義を行う手間)及び発生しやすいミスを排
除してオペレータによる3次元形状モデリング操作性が
向上する。
【0143】また、3次元形状を構成する面によって仕
上げ面粗さが違う形状の場合に、それぞれの面に対して
仕上げ面粗さを設定することが可能になり、オペレータ
が従来要していた手間(それぞれの面に対して仕上げ面
粗さを考慮して加工定義を行う手間)及び発生しやすい
ミスを排除してオペレータによる3次元形状モデリング
操作性が向上する。
上げ面粗さが違う形状の場合に、それぞれの面に対して
仕上げ面粗さを設定することが可能になり、オペレータ
が従来要していた手間(それぞれの面に対して仕上げ面
粗さを考慮して加工定義を行う手間)及び発生しやすい
ミスを排除してオペレータによる3次元形状モデリング
操作性が向上する。
【0144】実施の形態6.以下、図25は3面図自動
生成での2次元図面への仕上げ記号挿入処理の流れを示
すフローチャート、図26は実施の形態6にかかるその
処理方法の説明図である。
生成での2次元図面への仕上げ記号挿入処理の流れを示
すフローチャート、図26は実施の形態6にかかるその
処理方法の説明図である。
【0145】3面図自動生成の工程での2次元図面への
仕上げ記号挿入処理は、前出の図26中の3面図自動生
成の工程(ステップ520)において、対象とする3次
元形状の中から該当する辺がなくなった場合(ステップ
520でNO)に行われる。
仕上げ記号挿入処理は、前出の図26中の3面図自動生
成の工程(ステップ520)において、対象とする3次
元形状の中から該当する辺がなくなった場合(ステップ
520でNO)に行われる。
【0146】即ち、2次元の3面図が完成した後に、各
面についての仕上げ面記号の設定記入が行われる。
面についての仕上げ面記号の設定記入が行われる。
【0147】まず、3次元形状編集手段31cは、2次
元図面である3面図に変換する対象となる処理対象形状
から前述したような面粗さ属性が設定されている面を検
索し(ステップ2001)、検索された面を全て要素リ
スト32gに登録する。
元図面である3面図に変換する対象となる処理対象形状
から前述したような面粗さ属性が設定されている面を検
索し(ステップ2001)、検索された面を全て要素リ
スト32gに登録する。
【0148】次に、その登録された検索面についての仕
上げ面記号(面粗さ情報)を2次元の平面図に反映させ
るが、3次元形状編集手段3cは、検索面の法線方向と
垂直方向の投影面について、その投影面について既に設
定された面粗さ属性に基づいて、その投影面の平面図に
対して仕上げ面記号(面粗さ情報)を2次元図面データ
に登録する(ステップ2002)。
上げ面記号(面粗さ情報)を2次元の平面図に反映させ
るが、3次元形状編集手段3cは、検索面の法線方向と
垂直方向の投影面について、その投影面について既に設
定された面粗さ属性に基づいて、その投影面の平面図に
対して仕上げ面記号(面粗さ情報)を2次元図面データ
に登録する(ステップ2002)。
【0149】さらに、まだ図面に仕上げ面記号(面粗さ
情報)の挿入が必要か否か、即ち、まだ要素リスト32
gに検索面が登録されているか否かが判断され(ステッ
プ2002)、要素リスト32gに登録された全ての検
索面について上述した処理が行われる。
情報)の挿入が必要か否か、即ち、まだ要素リスト32
gに検索面が登録されているか否かが判断され(ステッ
プ2002)、要素リスト32gに登録された全ての検
索面について上述した処理が行われる。
【0150】仕上げ記号を作成する際、例えばXY平面
に平行な平面に仕上げ面記号が付加されていると、側面
図(YZ平面)、正面図(ZX平面)で仕上げ記号を挿
入するが、例えば優先順位を決めることで、例えば図2
5に示すように正面図のみに仕上げ記号を挿入すること
ができる。
に平行な平面に仕上げ面記号が付加されていると、側面
図(YZ平面)、正面図(ZX平面)で仕上げ記号を挿
入するが、例えば優先順位を決めることで、例えば図2
5に示すように正面図のみに仕上げ記号を挿入すること
ができる。
【0151】また、形状に設定されている仕上げ面粗さ
属性は、例えば図面の左下端に設計指示として表示する
ようにしてもよい。
属性は、例えば図面の左下端に設計指示として表示する
ようにしてもよい。
【0152】従って、上記実施の形態6によれば、2次
元図面を自動作成する際に、面を指定して仕上げ面粗さ
を設定した面に相当する2次元図面の辺に自動で仕上げ
記号を定めることが可能になり、仕上げ記号を記入する
ために、オペレータが従来要していた手間(オペレータ
が記入する手間)及び発生しやすいミスを排除してオペ
レータによる3次元形状モデリング操作性が向上する。
元図面を自動作成する際に、面を指定して仕上げ面粗さ
を設定した面に相当する2次元図面の辺に自動で仕上げ
記号を定めることが可能になり、仕上げ記号を記入する
ために、オペレータが従来要していた手間(オペレータ
が記入する手間)及び発生しやすいミスを排除してオペ
レータによる3次元形状モデリング操作性が向上する。
【0153】実施の形態7.実施の形態6で説明した、
設定された面粗さ情報をNCデータの作成に利用しても
よい。即ち、従来オペレータが逐次設定を行っていたN
Cデータの中の各項目の設定を、面粗さの種類に応じて
NCデータの中で、工具の送り速度、主軸回転数を定め
るようにしてもよい。
設定された面粗さ情報をNCデータの作成に利用しても
よい。即ち、従来オペレータが逐次設定を行っていたN
Cデータの中の各項目の設定を、面粗さの種類に応じて
NCデータの中で、工具の送り速度、主軸回転数を定め
るようにしてもよい。
【0154】従来は、NCデータ作成手段31gは、オ
ペレータからの操作により、NCデータの各項目の値の
設定を行うのみの機能であった。例えば、ワークの切削
加工に際しては、加工開始時の面粗さに応じてNCデー
タ中の、工具の送り速度、主軸回転数が初期設定(これ
を標準とする面粗さの標準とする工具の送り速度、主軸
回転数とする)される。
ペレータからの操作により、NCデータの各項目の値の
設定を行うのみの機能であった。例えば、ワークの切削
加工に際しては、加工開始時の面粗さに応じてNCデー
タ中の、工具の送り速度、主軸回転数が初期設定(これ
を標準とする面粗さの標準とする工具の送り速度、主軸
回転数とする)される。
【0155】ここで図3や図18中のNCデータ作成手
段31gは、現行の切削加工面の面粗さとは異なる面粗
さを有する他の面の切削加工に移行する場合は、図24
に示すように設定された面粗さ情報に応じて、現行のN
Cデータ中の、工具の送り速度、主軸回転数について
は、上述した標準とする面粗さの標準とする工具の送り
速度、主軸回転数に対して、一定の割合で増加又は減少
させるように各値を設定するようにしてもよい。
段31gは、現行の切削加工面の面粗さとは異なる面粗
さを有する他の面の切削加工に移行する場合は、図24
に示すように設定された面粗さ情報に応じて、現行のN
Cデータ中の、工具の送り速度、主軸回転数について
は、上述した標準とする面粗さの標準とする工具の送り
速度、主軸回転数に対して、一定の割合で増加又は減少
させるように各値を設定するようにしてもよい。
【0156】従って、上記実施の形態7によれば、3次
元形状の面に仕上げ面の粗さを属性として持たせ、この
仕上げ面粗さを加味したNCデータ中の工具送り速度、
主軸回転数を定めることが可能となって、NCデータ作
成に際して、オペレータが元の図面の製作指示を参照し
ながらNCデータ中の加工定義を行う手間を省き、オペ
レータによるNCデータ作成の手間を省力化できる。
元形状の面に仕上げ面の粗さを属性として持たせ、この
仕上げ面粗さを加味したNCデータ中の工具送り速度、
主軸回転数を定めることが可能となって、NCデータ作
成に際して、オペレータが元の図面の製作指示を参照し
ながらNCデータ中の加工定義を行う手間を省き、オペ
レータによるNCデータ作成の手間を省力化できる。
【0157】
【発明の効果】この発明によれば、オペレータが従来要
していた手間(オペレータが設定する辺を考えて指示す
る手間)及び発生しやすいミスを排除してオペレータに
よる3次元形状モデリング操作性が向上する。
していた手間(オペレータが設定する辺を考えて指示す
る手間)及び発生しやすいミスを排除してオペレータに
よる3次元形状モデリング操作性が向上する。
【図1】 実施の形態に係る図面作成装置の説明図であ
る。
る。
【図2】 実施の形態に係る図面作成装置の説明図であ
る。
る。
【図3】 実施の形態1に係る図面作成装置の説明図で
ある。
ある。
【図4】 3次元形状編集におけるフィレット設定(又
は面取り設定)の操作の流れを示すフローチャートであ
る。
は面取り設定)の操作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図5】 2次元の図面作成から3次元の形状を作成す
る3次元形状定義の処理における各工程での画面表示例
である。
る3次元形状定義の処理における各工程での画面表示例
である。
【図6】 3次元形状編集におけるフィレット設定(又
は面取り設定)の操作の流れを示すフローチャートであ
る。
は面取り設定)の操作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図7】 3次元形状編集における一括フィレット設定
(又は面取り設定)対象の説明図である。
(又は面取り設定)対象の説明図である。
【図8】 3次元形状編集における一括フィレット設定
(又は面取り設定)処理の説明図である。
(又は面取り設定)処理の説明図である。
【図9】 3次元形状編集における一括フィレット設定
(又は面取り設定)処理の説明図である。
(又は面取り設定)処理の説明図である。
【図10】 3次元形状編集における一括フィレット設
定(又は面取り設定)処理の説明図である。
定(又は面取り設定)処理の説明図である。
【図11】 3次元形状編集のフィレット(又は面取
り)の一括設定において一部輪郭辺を処理対象から除外
する工程を含むフローチャートである。
り)の一括設定において一部輪郭辺を処理対象から除外
する工程を含むフローチャートである。
【図12】 実施の形態2にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図13】 3次元形状編集における一括フィレット/
面取り設定の形状変更処理の流れを示すフローチャート
である。
面取り設定の形状変更処理の流れを示すフローチャート
である。
【図14】 実施の形態3にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図15】 3次元形状からの3面図を自動生成する処
理の流れを示すフローチャートである。
理の流れを示すフローチャートである。
【図16】 実施の形態4にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図17】 実施の形態4にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図18】 実施の形態5に係る図面作成装置の説明図
である。
である。
【図19】 3次元形状編集における面粗さ設定処理の
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【図20】 実施の形態6にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図21】 実施の形態6にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図22】 実施の形態6にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図23】 実施の形態6にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図24】 実施の形態6にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図25】 3面図自動生成での2次元図面への仕上げ
記号挿入処理の流れを示すフローチャートである。
記号挿入処理の流れを示すフローチャートである。
【図26】 実施の形態6にかかるその処理方法の説明
図である。
図である。
【図27】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図28】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図29】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図30】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図31】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図32】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図33】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図34】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
【図35】 従来のCAD/CAM装置の説明図であ
る。
る。
31d フィレット/面取り設定手段、31h 検索手
段、32e フィレット/面取り面属性、32f、32
1f、322f 仕上げ面粗さ情報、32g 要素リス
ト。
段、32e フィレット/面取り面属性、32f、32
1f、322f 仕上げ面粗さ情報、32g 要素リス
ト。
Claims (10)
- 【請求項1】 2次元図形データに基づいた3次元形状
データの作成が可能であって前記3次元形状データに基
づいて前記3次元形状データで形成される3次元形状の
3面図を作成する3面図作成手段を備えた図面作成装置
において、前記2次元図形データに対して定められた加
工条件に基づいて対象とする面を囲む輪郭辺を検索する
検索手段と、前記検索手段の検索結果に基づいて前記輪
郭辺で互いに交わる2面間に前記輪郭辺が除去された新
たな面を生成する面生成手段を備えたことを特徴とする
図面作成装置。 - 【請求項2】 面生成手段は、検索された輪郭辺のうち
指定された一部の輪郭辺を新たな面を生成する対象から
排除することを特徴とする請求項1に記載の図面作成装
置。 - 【請求項3】 新たに生成された面について設定された
属性を記憶した記憶部を備え、面生成手段は、前記記憶
部に記憶された属性に基づいて属性が設定された面の形
状を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の
図面作成装置。 - 【請求項4】 3面図作成手段は、面生成手段で生成さ
れた新たな面を前記3次元形状の中から排除して、前記
新たな面が生成される以前の3次元形状についての3面
図を作成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
かに記載の図面作成装置。 - 【請求項5】 3次元形状データで形成される3次元形
状の指定された面に対して面粗さの度合いを定める面粗
さ設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載の図面作成装置。 - 【請求項6】 3面図作成手段は、3面図を作成する際
に、3次元形状の指定された面に対して定められた面粗
さの度合いを示す情報を前記3面図上の対応する形状に
対応付けて描画することを特徴とする請求項5に記載の
図面作成装置。 - 【請求項7】 定められた面粗さの度合いに基づいてワ
ークを3次元形状に加工するための加工命令中の少なく
とも一部のデータ項目を定める加工命令作成手段をさら
に備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の図面
作成装置。 - 【請求項8】 2次元図面上に表わされた目的とする3
次元形状の第1の方向からの断面形状と、前記第1の方
向と交わる第2の方向に対して側方からの前記3次元形
状の奥行きとを指定する第1の工程と、 前記第1の工程の結果に基づいて前記3次元形状を作成
する第2の工程と、 前記2次元図面について定められた加工条件に基づいて
前記第2の工程で作成された3次元形状の対象とする面
を囲む輪郭辺を検索する第3の工程と、 前記第3の工程の検索結果に基づいて前記輪郭辺で互い
に交わる2面間に前記輪郭辺が除去された新たな面を生
成する第4の工程と、を備えたことを特徴とする図面作
成方法。 - 【請求項9】 第2の工程と第3の工程との間に、検索
された輪郭辺のうち指定された一部の輪郭辺を新たな面
を生成する対象から排除する第5の工程を備えたことを
特徴とする請求項8に記載の図面作成方法。 - 【請求項10】 第4の工程の後に、3次元形状データ
で形成される3次元形状の指定された面に対して面粗さ
の度合いを定める第5の工程をさらに備えたことを特徴
とする請求項8又は9に記載の図面作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9291014A JPH11126219A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 図面作成装置及び図面作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9291014A JPH11126219A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 図面作成装置及び図面作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11126219A true JPH11126219A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17763350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9291014A Pending JPH11126219A (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | 図面作成装置及び図面作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11126219A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7283136B2 (en) | 2001-03-23 | 2007-10-16 | Dassault Systemes | Cell descriptor |
US7663625B2 (en) | 2001-03-23 | 2010-02-16 | Dassault Systemes | Collaborative design |
JP2010537299A (ja) * | 2007-08-24 | 2010-12-02 | ダッソー システムズ | モデリングされたオブジェクトの面を接続するエッジのコンピュータ支援設計の方法 |
US8930415B2 (en) | 2004-12-20 | 2015-01-06 | Dassault Systemes | Method and computer system for interacting with a database |
JP2016522944A (ja) * | 2013-05-24 | 2016-08-04 | シーメンス プロダクト ライフサイクル マネージメント ソフトウェアー インコーポレイテッドSiemens Product Lifecycle Management Software Inc. | ポケットのソリッドモデルでのブレンドのモデリング |
CN109117541A (zh) * | 2018-08-03 | 2019-01-01 | 东莞市燕秀信息技术有限公司 | 一种批量删除倒角及检查结果的方法、装置及存储介质 |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP9291014A patent/JPH11126219A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7283136B2 (en) | 2001-03-23 | 2007-10-16 | Dassault Systemes | Cell descriptor |
US7663625B2 (en) | 2001-03-23 | 2010-02-16 | Dassault Systemes | Collaborative design |
US8930415B2 (en) | 2004-12-20 | 2015-01-06 | Dassault Systemes | Method and computer system for interacting with a database |
JP2010537299A (ja) * | 2007-08-24 | 2010-12-02 | ダッソー システムズ | モデリングされたオブジェクトの面を接続するエッジのコンピュータ支援設計の方法 |
US8421798B2 (en) | 2007-08-24 | 2013-04-16 | Dassault Systemes | Method of computer-aided design of edges connecting faces of a modeled object |
JP2016522944A (ja) * | 2013-05-24 | 2016-08-04 | シーメンス プロダクト ライフサイクル マネージメント ソフトウェアー インコーポレイテッドSiemens Product Lifecycle Management Software Inc. | ポケットのソリッドモデルでのブレンドのモデリング |
CN109117541A (zh) * | 2018-08-03 | 2019-01-01 | 东莞市燕秀信息技术有限公司 | 一种批量删除倒角及检查结果的方法、装置及存储介质 |
CN109117541B (zh) * | 2018-08-03 | 2022-11-11 | 东莞市燕秀信息技术有限公司 | 一种批量删除倒角及检查结果的方法、装置及存储介质 |
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