JP3877791B2 - 回転軸受の回転速度検出装置 - Google Patents

回転軸受の回転速度検出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、回転軸受の回転速度検出装置に関し、特に、回転部分と一体のコーディング素子と、軸受の非回転部分に取り付けられたセンサユニットとを有する、回転軸受の回転速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フランス特許出願FR−A−2667947には、円筒のセンサ支持具が軸受の固定リングと位置ぎめ支持具のカラーとの間に固定されている回転速度検出装置が開示されている。
【0003】
また、フランス特許出願FR-A-2693272には、センサユニットの金属支持具が、軸受の非回転部分に設けられた座台に固定されたほぼ軸方向に心出しされた座台を有する回転速度検出装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のうち、フランス特許出願FR-A-2667947に開示されている回転速度検出装置においては、ハウジング内で軸受が軸方向に運動することに起因してセンサキャリアの角度方向運動が生じるため、データに誤差が生じ、また、電気接続部が早期に損傷するという問題がある。
【0005】
また、フランス特許出願FR-A-2693272に開示されている回転速度検出装置においては、センサユニットの組立て精度を増すために、センサユニットの金属支持具を、軸受の非回転部分の円板面と隣接する円板面との間に固定することが知られているが、このため、センサの支持具を交換する際には軸受の分解が必要となるという問題がある。
【0006】
またこの結果、センサユニットの正確な組立てには沢山の部品の製造公差を考慮に入れる必要があり、小さくて磁界が弱いコーディング素子以上に正確な組立が必要になるという問題がある。また、円筒形状であるので、分解する場合には、回転組立てを完全に分解する必要があるという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決するために、データ誤差が小で、電気接続部の早期損傷を防止でき、センサ支持具の交換は軸受を分解することなく実施でき、センサユニットの正確な組立てに多くの部品の製造公差を考慮する必要はなく、組立に特段の精度を要求する必要はなく、分解時に回転組立全体を分解する必要のない、回転軸受の回転速度検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願発明の回転軸受の回転速度検出装置は、軸受の回転部(例えば図1、6の14または図2、7の114に相当する)に一体化して取り付けられたコーディング素子(例えば図1、2、6、7の17に相当する)と、上記軸受の固定部(例えば図1、6の13または図2、7の113に相当する)に接して取り付けられた支持台(例えば図1、6の12または図2、7の112に相当する)に固定された調節・固定フランジ(例えば図3〜5の31に相当する)によって装着されたセンサユニット(例えば図3〜7の30に相当する)とを含んでなる回転軸受の回転速度検出装置であって、上記センサユニットには該センサユニットのボディを上記コーディング素子の方へ押しつけるための弾性支持材(例えば図3〜7の33に相当する)が取り付けられており、上記センサユニットは上記支持台と接して上記センサユニットを固定するための、上記調節・固定フランジと該調節・固定フランジに設けられた調節・固定用の穴とからなる、上記回転部との相対位置の調節・固定手段(例えば図3〜5の31、35に相当する)を有し、上記センサユニットに作用する上記弾性支持材の弾性支持力(例えば図6、7のFに相当する)は、上記センサユニットの、上記コーディング素子に関して位置ぎめするためのスラスト軸受(例えば図1、2、6、7の18に相当する)に接するセンシング面(例えば図3〜5の36に相当する)に垂直に指向し、上記センサユニットはほぼ円筒状であり、上記弾性支持材(例えば図3の33に相当する)は、上記センサユニットの上記センシング面と直径上の反対位置に、上記センサユニットと一体に取り付けられていることを特徴とする。
【0010】
またこの場合、上記スラスト軸受は、上記軸受の上記固定部の側面によって形成されることを特徴とする。
【0011】
またこの場合、上記スラスト軸受は、シーリングガスケット(例えば図7の16に相当する)に接し、上記固定部に結合されたデフレクタ(例えば図7の50に相当する)を半径方向に延伸して形成することを特徴とする。
【0013】
またこの場合、上記弾性支持材(例えば図4の33に相当する)は、上記センサユニットのボディ(例えば図4の32に相当する)に取り付けたカラー(例えば図4の331に相当する)と一体であり、上記カラーは上記ボディに組み込まれ上記ボディと機械的に一体であることを特徴とする。
【0014】
またこの場合、上記センサユニットの固定部材(例えば図6、7の34に相当する)が、上記調節・固定フランジ(例えば図3〜5の31に相当する)にあることを特徴とする。
【0015】
またこの場合、上記調節・固定フランジは上記センサユニットに組み合わされ、上記センサユニットと一体であることを特徴とする。
【0016】
またこの場合、上記調節・固定フランジは、頭部(例えば図3〜5の311に相当する)と、固定部材(例えば図6、7の34に相当する)のための穴(例えば図3〜5の35に相当する)が設けられている固定・支持脚(例えば図3〜5の312に相当する)とに、上記頭部と上記固定・支持脚との間の相対運動を可能とする溝(例えば図3〜5の40に相当する)によって、分割されていることを特徴とする。
【0017】
またこの場合、上記センサユニットは、支持台である固定サポート(例えば図7の112に相当する)に設けられた開口部(例えば図2の23に相当する)内における上記センサユニットの運動を制限するための付加スラスト軸受(例えば図3〜5の37に相当する)を有することを特徴とする。
【0018】
またこの場合、上記センサユニットの上記センシング面は、上記軸受の回転外環(例えば図2、7の114に相当する)の、固定フランジ(例えば図2の114′に相当する)と反対側の端部の外側表面に装着された環状支持材(例えば図7の171に相当する)の上に設けられた上記コーディング素子(例えば図7の17に相当する)に面して取り付けられていることを特徴とする。
【0019】
【作用】
上記本願発明においては、センサユニットは、回転部に取り付けられたコーディング素子に対する相対位置が調節可能なように、調節・固定手段と弾性支持材とスラスト軸受とを用いて、調節・固定フランジを介して、軸受の固定部に取り付けられた支持台に固定されているので、軸受の運動がデータの精度に及ぼす影響は小さく、また、電気接続部が早期に損傷することはない。
【0020】
また、センサユニットは、外部から直接接近可能なように軸受の固定部に取り付けられた支持台に固定されているので、交換の際に、軸受を分解する必要はない。
【0021】
さらに、センサユニットの部品点数は比較的少ないので、部品の製造公差と組立てに特段の注意を払う必要もない。
【0022】
【実施例】
本発明の実施例を、以下に添付図面を用いて説明する。
【0023】
説明を簡単にするために、図1と図2に示す回転軸受の各部品で、同一の機能を果たすものにはそれぞれ同一の符号を付与してある。
【0024】
図1は、自動車の駆動輪に本願発明の回転速度検出装置を応用する場合の回転軸受の断面図である。
【0025】
図1に示す回転軸受は、支持台である固定スピンドルキャリア12のボア11の中に取り付けた軸受10によって構成されている。固定スピンドルキャリア12は、後に示すセンサユニット30(図3〜7参照)の支持具の役割を果たす。
【0026】
軸受10は、通常の方法で、固定部である固定外環13と、回転部である2部分からなる回転内環14と、固定外環13と回転内環14との間に配置された回転体15と、シーリングガスケット16とを含んで構成されている。シーリングガスケット16には、本出願人の出願になるフランス特許出願FR-A-9300458に記載されているように、コーディング素子17が組み込まれている。コーディング素子17は、回転内環14に装着されており、固定外環13の側面に関して精密に位置ぎめ可能である。
【0027】
回転内環14は、回転ハブ20に固定されている。回転ハブ20にはブレーキディスク(図示しない)が装着されている。更に、回転ハブ20には、ユニバーサルジョイント(図示しない)の被駆動エレメント22のシャフト21に取り付けられた内部駆動溝(図示しない)が設けられている。
【0028】
固定スピンドルキャリア12には、センサユニット30(図3〜7参照)を装着するための半径方向に設けられた開口部23とセンサユニット30を固定するためのねじ34(図6参照)を受けるテーパ穴24とからなる、センサユニット30用のハウジングが設けられている。
【0029】
図2は、自動車の非駆動輪に本願発明の回転速度検出装置を応用する場合の回転軸受の断面図である。
【0030】
図2に示す回転軸受は、固定軸122に固定された軸受10によって構成されている。
【0031】
軸受10には、センサユニット30(図3〜7参照)の支持具の役割を果たす支持台である固定サポート112の側面に通常の方法でロックナット(図示しない)で固定された、固定部である2部分からなる固定内環113が設けられている。
【0032】
このため、固定サポート112には、センサユニット30(図3〜7参照)を装着するための軸方向に設けられた開口部23とセンサユニット30(図3〜7参照)を固定するためのねじ34(図7参照)を受けるテーパ穴24とからなる、センサユニット30用のハウジングが設けられている。
【0033】
回転部である回転外環114は、固定フランジ114′によって、非駆動輪のブレーキディスク(図示しない)と一体になっており、また、固定内環113と接するシーリングガスケット16を有している。コーディング素子17は、回転外環114の円筒の軸方向の先端に固定されたアーマチュア(図示しない)と組み合わされている。
【0034】
図3は、本願発明のセンサユニット30の第1の実施例を示す斜視図である。
【0035】
図に示すように、センサユニット30は回転部との相対位置の調節・固定手段の1部である調節・固定フランジ31とボディ32とを有している。調節・固定フランジ31内の長手方向の位置には、固定部材であるねじ34(図6、7参照)を受ける、同じく回転部との相対位置の調節・固定手段の1部である穴35が設けられている。ボディ32の断面は、コーディング素子17との相対位置調整のため、調節・固定フランジ31を軸方向(図6参照)または半径方向(図7参照)に微調整するめのクリアランスが得られるように、装着用の開口部23の断面よりも小さくしてある。
【0036】
このため、ボディ32をコーディング素子17の方へ押しつけるために、ボディ32には、開口部23の壁面との間で圧縮によって弾性変形する舌片状の弾性支持材33が設けられている。センシング面36と弾性支持材33とは、ボディ32の互いに反対側にあるので、センサユニット30の正確な位置ぎめが容易にできる。
【0037】
図6は、図1に示す回転軸受に、図3に示す本願発明の第1の実施例のセンサユニットを装着した場合の部分断面図である。
【0038】
ボディ32が装着用開口部23(図1参照)内に図に示すように装着されたときには、弾性支持材33は開口部23の壁面とボディ32との間で圧縮され、センシング面36(図3参照)に関して鉛直向きの、ボディ32に向かう反力を発生する。そこで、ボディ32は、センシング面36の位置で固定外環13の端部側面と接して位置するようになる。また、固定外環13の該側面と接するスラスト軸受18によって、コーディング素子17とセンシング面36との間に操作上のクリアランス“j”が保たれる。
【0039】
本装置の他の得徴よれば、操作上のクリアランス“j”は、軸受10がそのハウジング内で偶発的に軸方向に移動した場合にも保たれる。すなわち、弾性支持材33は、ボディ32のセンシング面36に関して鉛直向きの力Fを発生しているので、センシング面36とスラスト軸受18とは常に接触しているようになる。
【0040】
ボディ32がスラスト軸受18の方に移動すると、調節・固定フランジ31(図3参照)には部分的な曲げ変形が発生する。このため、調節・固定フランジ31は、センサユニット30の頭部311と固定・支持脚312とに分かれている。固定・支持脚312は、関連する固定スピンドルキャリア12(図6参照)または固定サポート112(図7参照)と接合するための部分であり、ねじ34を通すための穴35(図3参照)が設けられている。頭部311と固定・支持脚312とは、例えば図3または図4に示すような、調節・固定フランジ31の剛性を低下させて、頭部311と固定・支持脚312との相対運動を許容する、曲げゾーン、すなわち溝40によって分割されている。
【0041】
図3に示す、第1の実施例のセンサユニット30は、弾性支持材33と調節・固定フランジ31とを含んでなる調節と固定の機能を併せ持った鋳物部品である。
【0042】
図4は、本願発明のセンサユニット30の第2の実施例を示す斜視図である。
【0043】
本図に示す例においては、センサユニット30は、センサユニット30のボディ32に緊密にはめこまれたカラー331に固定された弾性支持材33を有している。
【0044】
図5は、本願発明のセンサユニット30の第3の実施例を示す斜視図である。
【0045】
本図に示す例においては、センサユニット30は、検出素子を形成するプラスチック部材と部分的に一体化された柔軟な鋼板で作られた調節・固定フランジ31を有している。
【0046】
図7は、図2に示す回転軸受に、図3に示す本願発明の第1の実施例のセンサユニットを装着した場合の部分断面図である。
【0047】
図に示す組立て例においては、センサユニット30の動きは、ボディ32に設けられた付加スラスト軸受37と弾性支持材33の作用とを用いて、固定サポート112の開口部23(図2参照)内に限定される。本例においては、シーリングガスケット16に接するデフレクタ50が固定内環113に取り付けられている。デフレクタ50はボディ32に向けて半径方向に伸展しており、操作上のクリアランス“j”を保持するのに必要な、上記ボディ32のスラスト軸受18を形成する。
【0048】
さらに、センサユニット30のセンシング面36(図3参照)は、回転外環114の固定フランジ114′(図2参照)と反対側の端部の外側表面に取り付けられた環状支持材171の上に設けられたコーディング素子17に面して取り付けられていることが分かるであろう。
【0049】
【発明の効果】
上記説明した本願発明によれば、センサユニットは、回転部に取り付けられたコーディング素子に対する相対位置が調節可能なように、調節・固定手段と弾性支持材とスラスト軸受とを用いて、調節・固定フランジを介して、軸受の固定部に取り付けられた支持台に固定されているので、軸受の運動がデータの精度に及ぼす影響は小さく、また、電気接続部が早期に損傷することはないという効果がある。
【0050】
また、センサユニットは、外部から直接接近可能なように軸受の固定部に取り付けられた支持台に固定されているので、交換の際に、軸受を分解する必要はないという効果がある。
【0051】
さらに、センサユニットの部品点数は比較的少ないので、部品の製造公差と組立てに特段の注意を払う必要もないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の駆動輪に本願発明の回転速度検出装置を応用する場合の、回転軸受の断面図である。
【図2】自動車の非駆動輪に本願発明の回転速度検出装置を応用する場合の、回転軸受の断面図である。
【図3】本願発明のセンサユニットの第1の実施例を示す斜視図である。
【図4】本願発明のセンサユニットの第2の実施例を示す斜視図である。
【図5】本願発明のセンサユニットの第3の実施例を示す斜視図である。
【図6】図1に示す回転軸受に図3に示す本願発明の第1の実施例のセンサユニットを装着した場合の部分断面図である。
【図7】図2に示す回転軸受に図3に示す本願発明の第1の実施例のセンサユニットを装着した場合の部分断面図である。
【符号の説明】
10…軸受、
11…ボア、
12…固定スピンドルキャリア、
13…固定外環、
14…回転内環、
15…回転体、
16…シーリングガスケット、
17…コーディング素子、
18…スラスト軸受、
20…回転ハブ、
21…シャフト、
22…被駆動エレメント、
23…開口部、
24…テーパ穴、
30…センサユニット、
31…調節・固定フランジ、
32…ボディ、
33…弾性支持材、
34…ねじ、
35…穴、
36…センシング面、
37…付加スラスト軸受、
40…溝、
50…デフレクタ、
112…固定サポート、
113…固定内環、
114…回転外環、
114′…固定フランジ、
122…固定軸、
171…環状支持材、
311…頭部、
312…固定・支持脚、
331…カラー、
“j”…クリアランス

Claims (9)

  1. 軸受の回転部に一体化して取り付けられたコーディング素子と、上記軸受の固定部に接して取り付けられた支持台に固定された調節・固定フランジによって装着されたセンサユニットとを含んでなる回転軸受の回転速度検出装置であって、上記センサユニットには該センサユニットのボディを上記コーディング素子の方へ押しつけるための弾性支持材が取り付けられており、上記センサユニットは上記支持台と接して上記センサユニットを固定するための、上記調節・固定フランジと該調節・固定フランジに設けられた調節・固定用の穴とからなる、上記回転部との相対位置の調節・固定手段を有し、上記センサユニットに作用する上記弾性支持材の弾性支持力は、上記センサユニットの、上記コーディング素子に関して位置ぎめするためのスラスト軸受に接するセンシング面に垂直に指向し、上記センサユニットはほぼ円筒状であり、上記弾性支持材は、上記センサユニットの上記センシング面と直径上の反対位置に、上記センサユニットと一体に取り付けられていることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  2. 請求項に記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記スラスト軸受は、上記軸受の上記固定部の側面によって形成されることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  3. 請求項に記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記スラスト軸受は、シーリングガスケットに接し、上記固定部に結合されたデフレクタを半径方向に延伸して形成することを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  4. 請求項に記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記弾性支持材は、上記センサユニットのボディに取り付けたカラーと一体であり、上記カラーは上記ボディに組み込まれ上記ボディと機械的に一体であることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  5. 請求項1に記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記センサユニットの固定部材が、上記調節・固定フランジにあることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  6. 請求項に記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記調節・固定フランジは上記センサユニットに組み合わされ、上記センサユニットと一体であることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  7. 請求項に記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記調節・固定フランジは、頭部と、固定部材のための穴が設けられている固定・支持脚とに、上記頭部と上記固定・支持脚との間の相対運動を可能とする溝によって、分割されていることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  8. 請求項1、4、5、6、7のいずれか1つに記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記センサユニットは、支持台である固定サポートに設けられた開口部内における上記センサユニットの運動を制限するための付加スラスト軸受を有することを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
  9. 請求項1、4、5、6、7、8のいずれか1つに記載する回転軸受の回転速度検出装置において、上記センサユニットの上記センシング面は、上記軸受の回転外環の、固定フランジと反対側の端部の外側表面に装着された環状支持材の上に設けられた上記コーディング素子に面して取り付けられていることを特徴とする回転軸受の回転速度検出装置。
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