JP2000074111A - 電動式ディスクブレーキ - Google Patents

電動式ディスクブレーキ

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JP2000074111A
JP2000074111A JP10260904A JP26090498A JP2000074111A JP 2000074111 A JP2000074111 A JP 2000074111A JP 10260904 A JP10260904 A JP 10260904A JP 26090498 A JP26090498 A JP 26090498A JP 2000074111 A JP2000074111 A JP 2000074111A
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rotor
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Tadaaki Nakamura
忠秋 中村
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Tokico Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動式ディスクブレーキにおいて、モータの
ロータを支持する軸受をキャリパ本体に安定して組付
け、安定した制動特性の確保と小型軽量化とを達成す
る。 【解決手段】 車両の非回転部に固定したキャリア1に
ピンスライド機構を介して浮動可能に支持されるキャリ
パ本体2を、電動装置7を内装するシリンダ部17と爪
部18との二分割構成とし、爪部材17は、その一端に
設けた環状フランジ19をシリンダ部材17に突合せる
と共に、該環状フランジ19の周方向に配列した複数の
ボルト20によりシリンダ部材17に締付け固定し、シ
リンダ部材17と爪部材18との間に、電動装置7を構
成するモータ4のロータ36を支持する軸受35を挟持
させ、ボルト20の締付力で軸受35にガタが生じない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用のディスク
ブレーキに係り、特に電動装置を駆動源とする電動式デ
ィスクブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】電動式ディスクブレーキは、一般に車両
の非回転部に固定されたキャリアに浮動可能にキャリパ
本体を支持させ、前記キャリパ本体のシリンダ部には、
モータと該モータの回転を作動ロッドの直線運動に変換
する運動変換機構とを備えた電動装置を内装し、前記作
動ロッドの移動により前記キャリアに支持された一対の
パッドのうちの、車両内側のパッドをディスクロータの
片側面に押付けると共に、その押付け反力でキャリパ本
体を車両内側へ移動させて該キャリパ本体の爪部により
車両外側のパッドをディスクロータの他側面に押付けて
制動力を発生する構造となっている。
【0003】ところで、この種の電動式ディスクブレー
キにあっては、モータおよび運動変換機構を備えた電動
装置を始め、モータのロータの回転量すなわち作動ロッ
ドの移動量を検出する検出手段など、多くの部品をキャ
リパ本体に組付けなければならないため、従来汎用の油
圧式ディスクブレーキのように一体型のキャリパ本体を
用いることは不可能である。そこで、従来一般には、キ
ャリパ本体をシリンダ部と爪部とで分割して両者を独立
の部材から形成し、必要部品を組付けた後、両部材を結
合一体化するようにしていた(例えば、国際公開96/
03301号参照)。
【0004】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、従来の分
割構造によれば、モータのロータを回動自在に支持する
軸受をキャリパ本体の爪部側部材に嵌合して、C型止め
輪により抜け止めするようにしており(前記の国際公開
96/03301号参照)、このような組付構造では、
軸受にガタが生じ易く、特にクロスローラ軸受を採用し
た場合にその傾向が顕著となって、ロータに車軸方向の
傾きが生じる可能性があり、この場合は、作動ロッドが
車軸方向に傾斜する方向へ移動してパッドがディスクロ
ータに片当りし、制動特性が悪化することになる。
【0005】また、キャリパ本体を構成するシリンダ側
部材と爪部側部材との結合に関しては、爪部側部材の、
ディスクロータを跨ぐブリッジ部分のみをシリンダ部側
部材にボルトにより締付け固定する考え方が主流で、こ
のような結合構造では、ブリッジ部分のみで爪部剛性
(キャリパ剛性)を確保しなければならないため、爪部
側部材のブリッジ部分の肉厚を厚くしかつ大径のボルト
を用いる必要があり、この場合は、キャリパの大型、大
重量化が避けられず、結果として車両への設置スペース
が拡大するばかりか、車両への組付けが面倒になり、製
作コストの増大も避けられないようになる。
【0006】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、モータのロータの支
持する軸受をキャリパ本体に安定して組付けることを可
能にすると共に、厚肉にすることなくキャリパ剛性を高
めることを可能にし、もって安定した制動特性の確保と
小型軽量化とに寄与する電動式ディスクブレーキを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、シリンダ部と爪部とを独立の部材から形
成して両部材をボルト結合した分割型キャリパ本体を備
えた電動式ディスクブレーキにおいて、前記キャリパ本
体は、前記シリンダ部と前記爪部とを独立の部材から形
成しており、前記爪部側部材は、その一端に設けた環状
フランジを前記シリンダ部側部材に突合せると共に、該
環状フランジの周方向に配列した複数のボルトにより前
記シリンダ部側部材に締付け固定されており、かつ前記
シリンダ部側部材と前記爪部側部材との間にモータのロ
ータを支持する軸受を挟持させる構成としたことを特徴
とする。このように構成した電動式ディスクブレーキに
おいては、ロータを支持する軸受をシリンダ部側部材と
爪部側部材との間に挟持させているので、該軸受にガタ
が生じることはなくなり、ロータの車軸方向への傾きが
未然に防止される。また、爪部側部材に設けた環状フラ
ンジの全周をシリンダ部側部材に締付け固定するので、
爪部をそれほど厚肉に形成しなくても、あるいは大径の
ボルトを用いなくても大きなキャリパ剛性を確保でき
る。
【0008】本発明において、上記爪部側部材は、ディ
スクロータを跨ぐブリッジ部分の上面に、環状フランジ
に連接するリブを設けるようにしてもよく、このような
リブを設けることで爪部の剛性は可及的に向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
【0010】図1乃至図5は、本発明の一つの実施の形
態としての電動式ディスクブレーキを示したものであ
る。これらの図において、1は、ディスクロータDより
車両内側に位置する車両のナックルN(図3)に固定さ
れたキャリア、2は、キャリア1に、後に詳述する左・
右二つのピンスライド機構3を介して浮動可能に支持さ
れたキャリパ本体で、キャリパ本体2には、モータ4
と、作動ロッド5と、モータ4の回転を作動ロッド5の
直線運動に変換する運動変換機構6とを備えた、後に詳
述する電動装置7が内装されている。
【0011】キャリア1は、図5によく示されるよう
に、前記ナックルNに対する一対の取付用ボス8aを有
する固定部8と、ナックルNへの固定状態でディスクロ
ータDを跨いで車両外側へ延ばされる左右一対のブリッ
ジ部9と、このブリッジ部9の先端からディスクロータ
Dの半径内方向へ延ばされた垂下部10とを備えてお
り、その固定部8と垂下部10には、それぞれ車両内側
(インナ側)パッド11、車両外側(アウタ側)パッド
12が吊下支持されている。各パッド11および12
は、裏板13とこの裏板13に貼着された摩擦材14と
からなっており、その裏板13の両側には、前記キャリ
ア1の固定部8と垂下部10とに設けた凹部15内に嵌
入可能な耳部13aが突設されている(図3)。そし
て、各パッド11および12は、その裏板13の耳部1
3aを前記凹部15内に嵌入させることにより、ディス
クロータDの軸方向へ摺動可能にキャリア1に支持され
ると共に、該凹部15を利用してキャリア1に装着した
パッドスプリング16によりその直立姿勢が維持されて
いる。
【0012】一方、キャリパ本体2は、前記電動装置7
を収めたシリンダ部17とこのシリンダ部17からディ
スクロータDを跨いで車両外側に延設された爪部18と
からなっている。シリンダ部17と爪部18とは、別体
の部材から形成されており、その爪部(爪部材)18
の、シリンダ部(シリンダ部材17)との合せ部には環
状フランジ19が形成されている。そして、爪部材18
は、その環状フランジ19をシリンダ部材17に突合わ
せた状態として、該環状フランジ19の周方向に配列し
た複数(ここでは8本)のボルト20を用いてシリンダ
部材17に締付け固定されている。ここで、爪部材18
の、ディスクロータDを跨ぐブリッジ部分18a(図
1、4)の上面には、前記環状フランジ19に連接する
複数のリブ21が設けられており、このリブ21によっ
て爪部材18のブリッジ部分18が補強されている。ま
た、シリンダ部材17の両側には翼部22が突設されて
おり、各翼部22の先端には前記ピンスライド機構3を
構成する円筒部23が設けられている(図2、4)。
【0013】上記ピンスライド機構3は、図2および5
によく示されるように、キャリア1に設けられた一対の
支持部24,25と、この一対の支持部24と25の間
に橋架されたピン付ボルト26と、このピン付ボルト2
6のピン部26aに嵌装されたスリーブ27とを備えて
おり、そのスリーブ27に前記キャリパ本体2の翼部2
2の先端の円筒部23が摺動可能に嵌合されている。キ
ャリア1に設けられた一対の支持部24,25のうち、
一方の支持部24はキャリア1の固定部8の上部に、他
方の支持部25は前記固定部8の取付用ボス8aの近傍
から車両内側へ延ばした腕部28の先端にそれぞれ設け
られ、これら一対の支持部24と25はディスクロータ
Dの軸方向に対立する状態で配置されている。そして、
ディスクロータD側に位置する一方の支持部24にはね
じ孔23aが、他方の支持部25には凹穴25aがそれ
ぞれ設けられており、ピン付ボルト26は、車両外側か
ら前記ねじ孔24aを挿通させたピン部26aの先端部
を前記凹穴25aに嵌入させると共に、その頭部側のね
じ部26bを前記ねじ孔24aにねじ込むことによりキ
ャリア1に対して固定されている。なお、円筒部23の
両端部とスリーブ27の両端部との間には、スリーブ2
7の露出部分を覆うダストブーツ29が装着されてい
る。また、腕部28に設けられた他方の支持部25に
は、左・右のピンスライド機構3間に橋渡した補強部材
30の両端部がボルト31により固定され、これにより
腕部29の剛性が維持されている。
【0014】上記電動装置7を構成する作動ロッド5の
先端には、図1に示すようにボルト32を用いて加圧板
33が固定されており、この加圧板33はインナ側パッ
ド11の背面に当接している。電動装置7を構成するモ
ータ4は、同じく図1に示すように、キャリパ本体2の
シリンダ部材17に嵌合固定されたステータ(コイル)
34と、キャリパ本体2を構成するシリンダ部材17と
爪部材18との間に挟持された軸受35に回動自在に支
持された中空のロータ36とからなっている。軸受35
は、ここではクロスローラ軸受からなっており、その分
割構造のアウタレース35aは、シリンダ部材17の内
面に形成した段差17aと爪部材18の環状フランジ1
9に形成した段差19aとの間に挟持され、一方、その
一体構造のインナレース35bはロータ36の先端部に
C型止め輪37を用いて抜け不能に嵌合固定されてい
る。クロスローラ軸受35は、特にその分割構造のアウ
タレース35aを四方から締付けることにより大きな支
持力を発揮するものとなるが、本実施の形態によれば、
爪部材18の環状フランジ19をシリンダ部材17に締
付け固定するためのボルト20の締付力によって該アウ
タレース35aが締付けられるので、十分に大きな支持
力が得られ、この結果、ロータ36は、ディスクロータ
Dの軸方向すなわち車軸方向に直立する一定姿勢に維持
されるようになる。
【0015】上記ロータ36は、その基端部にヨーク3
8とマグネット39とを嵌着しており、ステータ34へ
の通電に応じて左回転または右回転する。一方、ステー
タ34は、キャリパ本体2のシリンダ部材17の開口端
にボルト40を用いて固定した蓋体41によりシリンダ
部材17内の段差に押圧固定されている。ロータ36の
中空内部には前記作動ロッド5が挿入されており、両者
は、前記した運動変換機構6を介して相互に嵌合してい
る。運動変換機構6は、ロータ36の内面に設けたねじ
溝と作動ロッド5の外周面に設けたねじ溝との間にボー
ル42を介在させた、いわゆるボールねじ機構からなっ
ており、したがって、ロータ36および作動ロッド5
は、該ボールねじ機構を構成するナット、ねじ軸として
それぞれ共用されている。
【0016】上記作動ロッド5の基端には、ボルト43
を用いて円板状の回り止部材44が固定され、一方、前
記蓋体41には、この回り止部材44の外周面に突設し
た一つまたは複数の突片44aを受入れる縦溝41aが
形成されている。すなわち、作動ロッド(ねじ軸)5
は、回り止部材44と蓋体44との係合によりその回転
が規制されており、したがって、いまモータ4のロータ
(ナット)36が左回転または右回転すると、運動変換
機構(ボールネジ機構)6が作動して作動ロッド5がロ
ータ36内を往復動するようになる。
【0017】上記ロータ36の回転は、ロータリエンコ
ーダ45により監視されている。ロータリエンコーダ4
5は、ロータ36の前端にボルト46を用いて固定され
たスリット付きの回転円板47と、キャリパ本体2の爪
部材18の環状フランジ19にボルト48を用いて固定
された検出部49とからなっており、その検出部49の
信号は配線50を通じて制御装置(図示略)に送出され
るようになっている。一方、該制御装置と前記モータ4
のステータ34との間は配線51により接続されてお
り、該制御装置は、ロータリエンコーダ45からの信号
に基づいてステータ34に供給する電力量をフィードバ
ック制御し、これによりロータ36の回転量(回転角
度)すなわち作動ロッド5の移動量が調整されて、所望
の制動力が発生するようになる。この場合、上記回り止
部材44の突片44aと蓋体41の縦溝41aとの係合
長は十分な長さとなっているので、作動ロッド5の確実
な移動が保証される。
【0018】上記のように構成した電動式ディスクブレ
ーキにおいては、いま、モータ4の回転に応じて作動ロ
ッド5がディスクロータD側へ前進すると、その先端の
加圧板33によりインナ側パッド11がディスクロータ
Dの片側面に押付けられ、一方、その押付け反力でキャ
リパ本体2がピンスライド機構3を介して車両内側へ移
動し、その爪部18によってアウタ側パッド12がディ
スクロータDの他側面に押付けられ、この結果、ディス
クロータDが両パッド11、12により挟持されて所望
の制動力が発生する。しかして、ロータ36を支持する
軸受(クロスローラ軸受)35は、前記したように爪部
材18の環状フランジ19をシリンダ部材17に締付け
固定するためのボルト20の締付力を受けて十分大きな
支持力を発揮するものとなっているので、前記制動に際
して、ロータ36が車軸方向に傾くことはなく、これに
より、作動ロッド5も車軸方向に正確に移動してインナ
側パッド11をディスクロータDに全面的に押付け、安
定した制動特性が得られるようになる。また、爪部材1
8に設けた環状フランジ19の全周をシリンダ部材17
に締付け固定するので、爪部材18のブリッジ部分18
aをそれほど厚肉とし、あるいはボルト20として大径
のものを用いなくても、大きな爪部剛性(キャリパ剛
性)を確保できる。なお、制動後は、ロータ36が逆回
転して作動ロッド5が原位置に復帰する。
【0019】本実施の形態においては特に、キャリパ本
体2の爪部材18のブリッジ部分18aにリブ21を設
けているので、爪部材18の強度および剛性は可及的に
向上し、そのブリッジ部分18aのより一層の薄肉化が
可能になって、キャリパ本体2の小型化を達成できる。
またこのリブ21は、冷却フィンとしても機能するの
で、キャリパ本体2の熱変形が抑制され、この面からも
制動特性が安定する。さらに、キャリパ本体2に電動装
置7を内装してなるキャリパは、ピンスライド機構3を
構成する一対の支持部24,25の間に両持ちばり式に
支持されているので、重量の重いキャリパの支持は安定
し、ピンスライド機構3の摺動も安定する。
【0020】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る電動式デ
ィスクブレーキによれば、キャリパ本体を構成するシリ
ンダ部側部材と爪部側部材との間にモータのロータを支
持する軸受を挟持させているので、該軸受にガタが生じ
ることはなくなり、ロータの車軸方向への傾きが未然に
防止されて、安定した制動特性が得られるものとなる。
また、爪部側部材に設けた環状フランジの全周をシリン
ダ部側部材に締付け固定するので、爪部をそれほど厚肉
に形成しなくても、あるいは大径のボルトを用いなくて
も大きなキャリパ剛性を確保でき、全体の小型軽量化を
達成できて、車両への組付性が向上するばかりか、製作
コストも低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態としての電動式ディ
スクブレーキの内部構造を示す断面図である。
【図2】本ディスクブレーキの全体的構造を一部断面と
して示す平面図である。
【図3】本ディスクブレーキの全体的構造を一部開放し
て示す正面図である。
【図4】キャリパ本体を構成する爪部側部材とシリンダ
側部材との結合構造を示す断面図である。
【図5】本ディスクブレーキを構成するピンスライド機
構を示す断面図である。
【符号の説明】
1 キャリア 2 キャリパ本体 3 ピンスライド機構 4 モータ 5 作動ロッド(ねじ軸) 6 運動変換機構 7 電動装置 11 車両内側のパッド 12 車両外側のパッド 17 シリンダ部(シリンダ側部材) 18 爪部(爪部側部材) 18a 爪部のブリッジ部 19 環状フランジ 20 ボルト 21 リブ 34 モータのステータ 35 軸受 36 モータのロータ D ディスクロータ N ナックル(車両の非回転部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の非回転部に固定されたキャリアに
    浮動可能にキャリパ本体を支持させ、前記キャリパ本体
    のシリンダ部には、モータと該モータの回転を作動ロッ
    ドの直線運動に変換する運動変換機構とを備えた電動装
    置を内装し、前記作動ロッドの移動により前記キャリア
    に支持された一対のパッドのうちの、車両内側のパッド
    をディスクロータの片側面に押付けると共に、その押付
    け反力でキャリパ本体を車両内側へ移動させて該キャリ
    パ本体の爪部により車両外側のパッドをディスクロータ
    の他側面に押付けて制動力を発生する電動式ディスクブ
    レーキにおいて、前記キャリパ本体は、前記シリンダ部
    と前記爪部とを独立の部材から形成しており、前記爪部
    側部材は、その一端に設けた環状フランジを前記シリン
    ダ部側部材に突合せると共に、該環状フランジの周方向
    に配列した複数のボルトにより前記シリンダ部側部材に
    締付け固定されており、かつ前記シリンダ部側部材と前
    記爪部側部材との間に前記モータのロータを支持する軸
    受を挟持させたことを特徴とする電動式ディスクブレー
    キ。
  2. 【請求項2】 爪部側部材の、ディスクロータを跨ぐブ
    リッジ部分の上面に、フランジに連接するリブを設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動式ディスクブレ
    ーキ。
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