JP2001020983A - パーキング操作用カムアセンブリを備えたディスクブレーキ作動装置 - Google Patents

パーキング操作用カムアセンブリを備えたディスクブレーキ作動装置

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JP2001020983A
JP2001020983A JP11190232A JP19023299A JP2001020983A JP 2001020983 A JP2001020983 A JP 2001020983A JP 11190232 A JP11190232 A JP 11190232A JP 19023299 A JP19023299 A JP 19023299A JP 2001020983 A JP2001020983 A JP 2001020983A
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cam
caliper
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brake
thrust
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Toshifumi Maehara
利史 前原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パーキング操作用機械式ブレーキ機構を、回転
支持部のない、且つ部品点数の少ないカム機構として構
成し、安価に製作可能で、車両搭載スペースも増大する
ことのないディスクブレーキ作動装置を提供することを
課題とする。 【解決手段】アジャスタ機構6を内蔵したピストン4を
摺動自在に支持したキャリパ2の一端外側部にパーキン
グ操作用カムアセンブリKAを取付けたディスクブレー
キ作動装置において、前記カムアセンブリKAがカム機
構Kと該カム機構を前記キャリパ2に取付けるための組
付具から成り、前記カム機構Kはアジャスタ機構6のア
ジャストスピンドル6aに対して揺動自在のカム14
と、推力伝達プラグ16と、該カム14と推力伝達プラ
グ16とに挟持された推力部材とで構成されたパーキン
グ操作用カムアセンブリを備えたディスクブレーキ作動
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ピストンにオートア
ジャスト機構を内蔵した流体式サービスブレーキと、パ
ーキング操作により駆動される機械式ブレーキを併設し
た車両用ブレーキ装置、特にディスクブレーキに適した
ブレーキ作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ピストンにオートアジャスト機構を内蔵
した流体式サービスブレーキと、パーキング操作により
駆動される機械式ブレーキを併設したディスクブレーキ
に適したブレーキ作動装置において、従来のパーキング
操作用機械式ブレーキ機構として、例えば特許明細書第
2739879号明細書に開示されているボールランプ
式のもの、或いは特開平1−164826号公報に開示
されている、カムの回転運動をロッドの直線運動に変換
するトグルカム式のもの等が知られている。図9は典型
的なボールランプ式パーキング操作用カム機構の全体構
造を示した断面図、図10は図9のボールランプ部の詳
細断面図であって、その概要は次の通りである。ロ−タ
50の軸線に平行に変位するキャリパ52は、2つのブ
レーキパッド54,56を横切って延在し、入口孔53
よりブレーキ流体が導入されると、ブレーキパッド54
はピストン58によって直接ロ−タ50に作用する。こ
の作用の反作用としてキャリパ52の脚部52aがブレ
ーキパッド56をロ−タ50に作用するようにキャリパ
52が移動する。円周方向に複数個配置されたボール6
0は回転円板62と傾斜溝(ランプ)64aが形成され
た回動不能のランプ円板64とによって挟持されてい
る。回転円板62はキャリパ52に回転支持された軸6
6を介してパーキングレバー(図示せず)に連結した操
作レバー68により回転し、回転円板62とランプ円板
64との相対回転によりボール60がランプ64a内を
移動し、軸方向推力が発生する。この軸方向推力は、一
方において軸方向負荷軸受70,アジャスター用ネジ部
材72、ピストン58を介してブレーキパッド54に伝
達され、他方においてランプ円板64,キャリパ52を
介してブレーキパッド56に伝達される。
【0003】また、図11はトグルカム式パーキング操
作用カム機構の全体構造を示した断面図であって、その
概要は次の通りである。ロ−タ80の軸線に平行に変位
するキャリパ82は2つのブレーキパッド84,86を
横切って延在し、入口孔83よりブレーキ流体が導入さ
れると、ブレーキパッド86はピストン88によって直
接ロ−タ80に作用する。この作用の反作用としてキャ
リパ82の脚部82aがブレーキパッド84をロ−タ8
0に作用するようにキャリパ82が移動する。キャリパ
82の一端部に形成したカム室90内にはカム92がニ
ードルベアリング94等により回動可能に支持され、カ
ム92はワイヤ96を介してパーキングレバー98に連
結されている。パーキングブレーキを操作するとワイヤ
96を介してカム92が回動し、この回動によりロッド
100がアジャスタ用ネジ部材102に軸推力を与え、
この軸推力はピストン88を介してブレーキパッド86
に伝達される。同時にこの軸推力の反力が、キャリパ8
2を介してブレーキパッド84に伝達される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパーキ
ング操作用機械式ブレーキ機構のうち、図9,10に示
したボールランプ式のものは、回転力を軸方向推力に変
換するための機構として、回動支持された回転円板6
2、ランプが形成され回動不能に支持されたランプ円板
64、複数個のボール60、軸方向負荷軸受70等の多
数の部品を必要とし、しかもこれら部品をキャリパ52
の一端部に納めなくてはならず、部品組立においても手
間がかかるものであった。又、図11に示したトグルカ
ム式のものは、キャリパ82の一端部にカム室90を形
成するためにキャリパ形状が複雑になると同時に、キャ
リパが特に軽量化を考慮してアルミ鋳造品である場合
に、カム92を軸支する回転支持部の強度を確保するた
めニードルベアリング94の圧入部のハウジングの肉厚
を十分取る必要があり、車両搭載スペースが増大すると
いう問題点があった。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、パーキン
グ操作用機械式ブレーキ機構を、回転支持部のない、且
つ部品点数の少ないカム機構として構成し、しかもこの
カム機構をキャリパ内に納めずにキャリパの一端外側部
に簡素な組付具を介して外付けタイプとして組付けたの
で、組付けに手間がかからず、安価に製作可能で、車両
搭載スペースも増大することのないディスクブレーキ作
動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に講じた本発明の第1手段(第1実施例の発明)は、ア
ジャスタ機構を内蔵したピストンを摺動自在に支持した
キャリパの一端外側部にパーキング操作用カムアセンブ
リを取付けたディスクブレーキ作動装置において、前記
カムアセンブリがカム機構と該カム機構を前記キャリパ
に取付けるための組付具から成り、前記カム機構はアジ
ャスタ機構のアジャストスピンドルに対して揺動自在の
カムと、推力伝達プラグと、該カムと推力伝達プラグと
に挟持された推力部材で構成されているものであり、本
発明の第2手段(第2実施例の発明)は、前記第1実施
例の発明の推力部材として円筒ローラを用いる構成とし
たものであり、本発明の第3手段(第3実施例の発明)
は、前記第1実施例の発明の推力部材としてリンクを用
いる構成とし、カムとリンクで造る当接角を鈍角とした
構成も含むものである。
【0007】
【作用】本発明によると、サービスブレーキ適用は、上
記第1乃至第3実施例の発明とも、アジャスタを内蔵し
たピストンの駆動によりブレーキがかけられる点で共通
しているが、パーキングブレーキ適用において、上記第
1実施例の発明は、カムの揺動運動により軸方向推力が
発生するようになっており、そのためカムの回転支持部
を必要とせず、上記第2実施例の発明は、推力部材とし
て円筒ローラを用いて軸方向推力が発生するようになっ
ており、そのため推力部材の摺動抵抗を小さくでき、上
記第3実施例の発明は、推力部材としてリンクを用いて
軸方向推力が発生するようになっており、そのためカム
とリンクで造る交叉角を大きくすれば小さな操作力で大
きなブレーキ力を得ることが可能である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図に基づいて説
明する。図1から図6は本発明の第1及び第2の実施例
を説明する図であって、図1はパーキング操作用カムア
センブリを備えた本発明のディスクブレーキ作動装置の
要部全体の断面図、図2は図1のA−A要部断面図、図
3はキャリパアッセンブリに前記カムアセンブリを取付
けた外観図、図4はキャリパアッセンブリに前記カムア
センブリを取付けるための組付具の外観図、図5はカム
にカムレバーが取付けられた状態を示す斜視図、図6は
本発明のディスクブレーキ作動装置の作動状態を説明す
るための動作説明図である。
【0009】ディスクブレーキ作動装置は図1に示した
ように、キャリパアセンブリCAとパーキング操作用カ
ムアセンブリKAから構成され、キャリパアセンブリC
Aは、キャリパ2と該キャリパに内蔵され相対的にキャ
リパ2に対しX−X方向に摺動可能なピストンアセンブ
リPAから成る。ピストンアセンブリPAは、通常のサ
ービスブレーキ適用時に作動するピストン4と、ブレー
キパッド摩耗時の補償のため、またオ−バアジャスト防
止のためにピストン4に内蔵されたアジャスト機構6お
よびオ−バアジャスト防止機構で構成されている。この
アジャスタ機構6およびオ−バアジャスト防止機構は、
アジャストスピンドル6a、アジャストスリ−ブ6b、
軸受6c、段付プランジャ(オ−バアジャスト防止部
材)6dその他ばね類6e、6f等で構成されたのもの
で、ブレーキパッドの摩耗が規定以上になれば、アジャ
ストスピンドル6aに対しアジャストスリーブ6bが回
動前進し、また過剰なブレーキ流体圧によってアジャス
トスリ−ブ6bが過剰な回動前進するのを阻止するもの
であって、その動作の詳細な説明については省略する。
キャリパ2のピストンアセンブリPAが内蔵された側の
一端外側部にはパーキング操作用カムアセンブリKAが
取り付けられている。このカムアセンブリKAは、カム
機構Kと該機構Kをキャリパ2に取付けるための組付具
から成る。組付具は図4にその詳細が示してあるよう
に、カム機構Kを一側から支持するブラケット8と、該
カム機構Kが取け付けられたとき、そのぐらつきを回避
するよう所要の強度で固定させるための補強カバー10
と、キャリパ2に取付けるためのボルト12から成る。
第1実施例の発明では、カム機構Kは、カム14,推力
伝達プラグ16及びこの両者に挟持された推力部材から
成る。カム14には、図2及び図5に示したように、そ
の突出部14aの先端に形成したネジとナット22によ
りカムレバー20が締め付け固定されている。又カム1
4の一端部には、図1に示した如く断面円弧状の凸部1
4xが形成され、この凸部14xはアジャスタスピンド
ル6aの一端面に形成した断面円弧状の凹部6axに線
?で線接触しているので、パーキングレバー(図示せ
ず)の操作によりブレーキワイヤ24が図1のI方向に
力Fで牽引されると、カム14はカムレバー20によ
り、前記凹部6axと凸部14xとの接触線?を揺動中
心としてG方向に揺動する。推力部材は、カム14が駆
動され前述の如くG方向に揺動した場合に、推力伝達プ
ラグ16,ブラケット8を介してキャリパ2に軸推力が
伝達できるものであればよく、第2実施例の発明では、
摺動抵抗を小さくする目的で推力部材として円筒ローラ
18を用い、推力伝達プラグ16側に傾斜溝16aを形
成して推力を発生するようにしている。推力部材は円筒
ローラ18に限らず、後記する第3の実施例の発明で用
いられているようなリンク(図7符号18’参照)であ
ってもよい。推力伝達プラグ16はブラケット8に取り
付けられ、カム機構Kの外周部は、一端がキャリパ2に
他端が推力伝達プラグ16に係止されたダストブーツ2
5により覆われ、塵や水分等がカム機構K内に侵入する
のを防いでいる。図3にはキャリパ2の端部にカムアセ
ンブリKAが取り付けられた状態が図示されており、本
実施例では2本のボルト12により取付けられた例が示
されている。
【0010】本発明のブレーキ作動を図6に基づき説明
する。通常のサービスブレーキは、ブレーキペダルの操
作によりブレーキ流体圧がキャリパ2とピストン4で構
成された部屋26に作用し、ピストン4は図6におい
て、キャリパ2に対し相対的に左方に移動し、図示して
ないブレーキパッドが操作されブレーキがかけられる。
パーキングブレーキ適用時は、パーキングレバー(図示
せず)の操作によりブレーキワイヤ24が図6のI方向
に牽引され、カムレバー20を介してカム14は、アジ
ャストスピンドル6aの凹部6axに対するカム14の
凸部14xの接触線?を揺動中心としてG方向に揺動す
る。これによりカム14及び円筒ローラ18は破線で示
した位置に移動し、アジャストスピンドル6aを介して
ピストン4を左方に駆動すると共に、推力伝達プラグ1
6,ブラケット8及びボルト12を介してキャリパ2を
右方向に駆動する。キャリパ2はフローティングタイプ
であっても固定タイプであってもどちらであっても構わ
ない。この様に、パーキング操作用カムアセンブリKA
は、カム14の揺動運動によりブレーキがかかるように
構成されているため、従来のトグルカム式のものにおい
て用いられていた、キャリパ内に配設されたカムの回動
を支持する軸受が省略でき、これによりキャリパがコン
パクトに構成されるだけでなく、カム機構Kがカム1
4,円筒ローラ18,推力伝達プラグ16及びカムレバ
ー20だけでよく、回転円板、ランプ円板、複数個のボ
ール、軸受及び操作レバー等を有する従来のボールラン
プ式のものに比べ部品点数が少ない利点がある。又、カ
ム機構Kの取付けも、キャリパ2の外部からブラケット
8,補強カバー10及びボルト12から成る簡素な組付
具により取付けることができるので、従来のもののよう
に多くの部品をキャリパ内で組立てなければならない不
便さを解消できる。
【0011】次に、本発明の第3の実施例を図7、図8
に基づき説明する。図7は図1と同じパーキング操作用
カムアセンブリを備えたディスクブレーキ作動装置の要
部全体の断面図であるが、推力部材にリンクを用いた点
において円筒ローラを用いた図1の第2実施例のものと
相違する。図8はカム機構の要部拡大断面図である。カ
ム14’とアジャストスピンドル6aとは、第1実施例
のカム機構Kと同じように、アジャストスピンドル6a
の凹部6axとカム14’の凸部14’xとの接触線を
揺動中心としてカム14’が揺動自在に支持されてい
る。カム14’の凹部14’yとリンク18’の一端部
18’y及びリンク18’の他端部18’zと推力伝達
プラグ16の凹部16zも、それぞれカム14’とリン
ク18’が揺動自在になるように支持されている。ここ
でカム14’とアジャストスピンドル6aとの接触線の
図8上の接点をX、同様にカム14’とリンク18’と
の接点をY、リンク18’と推力伝達プラグ16との接
点をZとし、パーキング操作力F’がかかる方向Y−O
が∠XYO=∠ZYO=θとなるようにカム14’とリ
ンク18’をセットすると、アジャストスピンドル6a
と推力伝達プラグ16に与える開拡力(ブレーキ力)f
は、2f=F’tanθとなる。従って、tanθが2、即ち
θが約63゜以上あれば、ブレーキ操作力F’よりも大
きいブレーキ力fを得ることができることになる。この
ことから、∠XYZ(この角度を「カムとリンクで造る
当接角」と定義する。)が2×63=126゜以上とす
れば、カム機構をブレーキ倍力機構としても作用させる
ことができる。しかしながら、カムレバー20とブレー
キワイヤ24との係止点o’と接点Xとの長さSと接点
Xと接点Yとの長さS’との比、即ちレバー比(S/
S’)により、ブレーキ操作力F’はブレーキワイヤ2
4に作用する力Fより増大されるので、∠XYZが鈍角
となるように設定すれが、パーキングブレーキとして十
分機能させることができる。パーキングブレーキの作動
は、第1実施例のものと同様に、パーキングレバーを操
作すると、ブレーキワイヤ24がI方向に牽引され、カ
ムレバー20に対し力Fが作用し、カム14´にはY−
O方向にレバー比S/S’に基づく力F’が作用する。
これによりアジャストスピンドル6aと推力伝達プラグ
16にブレーキ力fを発生させキャリパ及びピストンを
経てブレーキがかけられる。この様に第3実施例の発明
は推力部材としてリンクを用いたので、カムとリンクが
造る当接角をある程度大きいもの(鈍角)にすればブレ
ーキ力を有効に伝達することができる効果を有する。
【0012】
【発明の効果】以上の通り、本発明のパーキング操作用
カムアセンブリを備えたディスクブレーキ作動装置は、
カム(14,14’)の揺動運動によりブレーキがかか
るように構成されているため、カムの回動を支持する軸
受けが省略でき、これによりキャリパがコンパクトに構
成されるだけでなく、カム機構Kがカム(14,1
4’)、推力部材(18,18’)、推力伝達プラグ1
6及びカムレバー20だけでよく、従来のものに比べ部
品点数が少ない利点がある。又、推力部材に円筒ローラ
を用いれば、該ローラの転がり抵抗が小さいため円滑な
カム操作が可能である。加えて、カム機構Kの取り付け
も、キャリパ2の外部から簡素な組立具により取付ける
ことができるので、従来のパーキング操作用機械式ブレ
ーキのように多くの部品をキャリパ内で組付けなければ
ならない不便さを解消できるという効果も有する。推力
部材にリンクを使用した場合は、カムとリンクがなす当
接角をある程度大きいものにすればブレーキ力を有効に
伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーキング操作用カムアセンブリを備えた本発
明のディスクブレーキ作動装置の要部全体の断面図であ
る。
【図2】図1のA−A要部断面図である。
【図3】キャリパアッセンブリにカムアセンブリを取り
付けた外観図である。
【図4】キャリパアッセンブリにカムアセンブリを取り
付けるための組付具の外観図である。
【図5】カムにカムレバーが取り付けられた状態を示す
斜視図である。
【図6】本発明のディスクブレーキ作動装置の作動状態
を説明するための動作説明図である。
【図7】パーキング操作用カムアセンブリを備えた本発
明の他の実施例のディスクブレーキ作動装置の要部全体
の断面図である。
【図8】(イ)図7のカム機構の要部拡大断面図であ
る。(ロ)tanθとθとの関係を示す図である。
【図9】従来のボールランプ式パーキング操作用カム機
構の全体構造を示した断面図である。
【図10】図9のボールランプ部の詳細断面図である。
【図11】従来のトグルカム式パーキング操作用カム機
構の全体構造を示した断面図である。
【符号の説明】
CA・・・キャリパアセンブリ 2・・・キャリパ PA・・・ピストンアセンブリ 4・・・ピストン 6・・・アジャスタ機構 KA・・・パーキング操作用カムアセンブリ 8・・・ブラケット 10・・・補強カバー 12・・・ボルト 14、14’・・・カム 16・・・推力伝達プラグ 18・・・円筒ローラ 18’・・・リンク 20・・・カムレバー K・・・カム機構 22・・・ナット 24・・・ブレーキワイヤ 26・・・キャリパとピストンで構成された部屋 50・・・ロ−タ 52・・・キャリパ 54、56・・・ブレーキパッド 58・・・ピストン 60・・・ボール 62・・・回転円板 64・・・ランプ円板 66・・・軸 68・・・操作レバー 70・・・軸方向負荷軸受 80・・・ロ−タ 82・・・キャリパ 84,86・・・ブレーキパッド 88・・・ピストン 90・・・カム室 92・・・カム 94・・・ニードルベアリング 96・・・ワイヤ 98・・・パーキングレバー 100・・・ロッド 102・・・アジャスタ用ネジ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アジャスタ機構を内蔵したピストンを摺動
    自在に支持したキャリパの一端外側部にパーキング操作
    用カムアセンブリを取付けたディスクブレーキ作動装置
    において、 前記カムアセンブリがカム機構と該カム機構を前記キャ
    リパに取付けるための組付具から成り、前記カム機構は
    アジャスタ機構のアジャストスピンドルに対して揺動自
    在のカムと、推力伝達プラグと、該カムと推力伝達プラ
    グとに挟持された推力部材で構成されていることを特徴
    とするパーキング操作用カムアセンブリを備えたディス
    クブレーキ作動装置。
  2. 【請求項2】前記推力部材が円筒ローラである請求項1
    記載のパーキング操作用カムアセンブリを備えたディス
    クブレーキ作動装置。
  3. 【請求項3】前記推力部材がリンクで構成され、カムと
    リンクで造る当接角を鈍角とした請求項1記載のパーキ
    ング操作用カムアセンブリを備えたディスクブレーキ作
    動装置。
JP11190232A 1999-07-05 1999-07-05 パーキング操作用カムアセンブリを備えたディスクブレーキ作動装置 Pending JP2001020983A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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