JP3876730B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、固体高分子を電解質として用いた燃料電池に関し、更に詳しくは、外部からの加湿が抑制された低加湿状態または外部からの加湿のない状態でのガス供給下で稼働する燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
燃料電池は、反応ガスである水素などの燃料ガスと空気などの酸化剤ガスを電気化学的に反応させることにより、燃料の持つ化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する装置である。この燃料電池は、電解質の違いなどによりさまざまなタイプのものに分類されるが、その一つとして、電解質に固体高分子を用いた固体高分子燃料電池が知られている。
【0003】
一般に、燃料電池の燃料極(アノード極)、酸化剤極(カソード極)の両電極において進行する電極反応は、以下の通りである。
【0004】
燃料極 2H→4H+4e …(1)
酸化剤 4H+4e+O→2HO …(2)
すなわち、燃料極に水素ガスが供給されると、燃料極では、上記式(1)で示す反応が進行して水素イオンが生成される。このように生成された水素イオンが水和状態で電解質(固体高分子型燃料電池であれば固体高分子電解質膜)を透過(拡散)して酸化剤極に至り、この酸化剤極に酸素含有ガス、例えば空気が供給されることにより、カソード極では式(2)の反応が進行する。この式(1)、(2)の電極反応が各極で進行することにより、燃料電池は起電力を発生する。
【0005】
ここで、固体高分子電解質型燃料電池においては、固体高分子電解質膜のプロトン導電性が反応ガスの湿度に著しく依存しており、反応ガスの湿度が低すぎると、高分子電解質膜が乾燥して膜抵抗が増大し、セル特性の低下を引き起こす。このため、一般的には電極の湿潤状態を適切に保持するために、反応ガスを加湿器などの加湿手段により加湿して供給する方式が行われている。しかしながら、このように加湿器などの加湿手段を用いることとすれば、固体高分子電解質型燃料電池が大型化し、システムとしての発電効率が低下することになる。
【0006】
このため、反応ガスを加湿することなく供給して、固体高分子電解質型燃料電池を運転する無加湿運転が試みられており、特開2001−185172号公報や特開2001−6698号公報には、高分子電解質膜を薄膜化したり、アノード極およびカソード極に供給する反応ガスを互いに反対方向に流通させる所謂対向流として供給することが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成で反応ガスを低加湿または無加湿の状態で発電を行うとガス流路の構成が十分でないため、燃料ガスおよび酸化剤ガスを消費して発電を行う部位である膜電極接合体(MEA;Memran ElectrodeAssemebly)の含水状態が不安定となり、その結果発電に必要なプロトンの移動が安定して行われなくなる。このため、セル特性を低下させることなく安定して発電を行うことは困難であった。また、従来の燃料電池では、膜の含水状態を維持して安定して発電できる温度域が60℃近辺と限られている。そのため、燃料電池の発電効率がより望ましい状態となる90℃に近い温度での稼動を維持することが困難であった。
【0008】
そこで、本発明は、上記した問題点に着目して創案されたものであり、電池反応により生成された水の利用によって膜電極接合体の乾燥が抑制され、かつ加湿が抑制された低加湿ガス供給、さらには外部からの加湿を行わないガス供給運転においてもセル特性の低下を引き起こすことのない、発電効率が高くシステムの小型化の可能な固体高分子電解質型燃料電池を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、電解質膜の両面に電極を配置してなる膜電極接合体と、前記膜電極接合体の一方の面に配置される、燃料ガスを流通させる燃料ガス流路が形成されたアノード側セパレータと、前記膜電極接合体の他方の面に配置されて前記アノード側セパレータとで該膜電極接合体を挟持してセルを構成すると共に、酸化剤ガスを流通させる、互いに近接する上昇往路と下降復路とが上部の折り返し部で連通されてなる、複数の酸化剤ガス流路が互いに並行するように設けられ、前記折り返し部の近傍に冷却用水路が形成されると共に、前記冷却用水路と別に排熱用冷却水路が設けられたカソード側セパレータと、を備えることを要旨とする。
【0010】
このような構成の請求項1記載の発明では、反応生成水を発生するカソード側において、酸化剤ガスを流通させる、互いに近接する上昇往路と下降復路とが上部の折り返し部で連通されてなり、これら折り返し部の近傍に冷却用水路が形成された構成であるため、ガス流に含有される水分を流路の途中で回収することができる。このため、ガス流と一緒に持ち出される水分量を抑制することができる。
【0011】
また、折り返し部をセル面内のガス流路上部に配置することで、相対的に湿潤しているガス流路下流を下向きの方向に流すことができる。このため、ガス流路自体に凝集した水自身が受ける重力をも活用できる。したがって、凝集水による流路の閉塞を防ぐとともに、より広範囲に凝集水を拡散することが可能となる。この結果、反応生成水を有効に活用することとなり、膜電極接合体の乾燥を抑制することでセル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性を安定して得ることができる。
【0012】
さらに、発電部の温度に比べて折り返し部の温度が異なる温度状態で運転ができるように配設された冷却水路を、燃料電池自体から発生する熱の排熱用冷却水路と別に設けることで、セルの稼働温度を高く維持することができる。その結果、高い発電効率を維持するとともに、例えば補器として構成される燃料電池除熱用ラジエータの稼働温度として外気温との温度差を保持できるため、燃料電池からの排熱を円滑に行うことも可能となる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の燃料電池であって、前記酸化剤ガス流路は、前記カソード側セパレータ内で鉛直方向に対して傾いて形成された傾斜部を有することを特徴とする。
【0014】
したがって、請求項2記載の発明では、請求項1記載の作用に加えて、酸化剤ガス流路が傾斜部を有することで、酸化剤ガス流路の往路側にて凝集した水のセル面内におけるガス流路からの排出速度を抑制することができる。このような構成とすることにより、セル内からの反応生成水のガス流に含有する水分を流路の途中で回収することができ、ガス流と一緒に持ち出される水分量が増えるのを抑制できる。また、上記した請求項1記載の発明の作用に加えて、反応生成水をより有効に活用することができ、膜電極接合体の乾燥さらに抑制することができ、セル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性をより安定化させることができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載された燃料電池であって、前記酸化剤ガス流路の前記傾斜部における前記上昇往路と前記下降復路では、前記下降復路が前記上昇往路より上方に配置されていることを特徴とする。
【0016】
したがって、請求項3記載の発明では、請求項1および請求項2に記載された発明の作用に加えて、ガス流路上流にあたる上向きの往路に対してガス流路下流にあたる下向きとなる復路をその上部に配置することで、生成水回収手段によって相対的に湿潤される膜電極接合体を、相対的に乾燥される膜電極接合部の上部とすることができ、復路によって回収できた水分を重力を利用して、相対的により乾燥される往路に近接させることが可能となる。このため、湿潤状態の差から生じる水分量の濃度差から生じる膜電極接合体の湿潤状態の均一化をより促進する作用がある。
【0017】
請求項4記載の発明は、請求項1または請求項2に記載された燃料電池であって、前記カソード側セパレータにおいて複数の並行する酸化剤ガス流路の群の幅方向の両端に位置するガス流路が、折り返し部から連通する復路として配置されていることを特徴とする。
【0018】
したがって、請求項4記載の発明では、請求項1および請求項2に記載された発明の作用に加えて、相対的に湿潤状態となる復路をセル流路の両端(幅方向外側)に配置することで、膜電極接合体の湿潤状態の均一化を促進することができるため、セル特性の劣化を抑制し優れた電池特性を得ることが可能となる。
【0019】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された燃料電池であって、前記酸化剤ガス流路の前記折り返し部同士が連通する共有折り返し部でなることを特徴とする。
【0020】
したがって、請求項5記載の発明では、複数のガス流路間で折り返し部を共有化することで、折り返し部でのガスの滞留時間を長くすることができるので、冷却を受ける時間をより長くすることで水の回収をより促進することが可能となる。また、互いのガスと混合することで、復路に流通するガス濃度の不均一性を抑制することができ、セル内での反応状態のより均一化が促進され、セル特性の劣化を抑制し優れた電池特性を安定して得ることが可能となる。
【0021】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の燃料電池であって、前記共有折り返し部の流路幅が、該共有折り返し部に連通する酸化剤ガス流路の上昇往路・下降復路の流路幅に対して、1〜20倍であることを特徴とする。
【0022】
したがって、請求項6記載の発明では、複数のガス流路間で共通化される折り返し部を、この折り返し部に連通するガス流路の往路、復路の流路幅に対して1倍以上としたことにより、折り返し部での凝集水による折り返し部が閉塞することを防ぐことができる。また、折り返し部でのガスの滞留時間を調整できるため、折り返し部における水の凝集の図り方を調整することが可能となる。
【0023】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された燃料電池であって、発電に際して供給される燃料ガス・酸化剤ガスの少なくとも一部が低加湿状態で供給されることを特徴とする。
【0024】
したがって、請求項7記載の発明では、供給するガスの少なくとも一部を、外部からの加湿を抑制した低加湿状態とすることにより、加湿に必要な加湿水の量を減らすことができ、燃料電池システムの重量軽減を図ることができる。
【0025】
請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された燃料電池であって、発電に際して供給される燃料ガス・酸化剤ガスの少なくとも一部が外部から加湿されない状態で供給されることを特徴とする。
【0026】
したがって、請求項8記載の発明では、発電に必要な供給ガスに対する外部からの加湿をなくすことができるため、加湿に要する加湿水および外部加湿に必要な補器類を省略することができる。このため、加湿制御や補器の制御などを簡略化することができる。その結果、燃料電池システムの系全体のシステムを簡略化することができるとともに、重量の低減化を図ることができる。
【0027】
請求項9記載の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載される燃料電池であって、燃料電池車両に駆動源として搭載されることを特徴とする。
【0028】
したがって、請求項9記載の発明では、セル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性を安定して、燃料電池車両の駆動源として用いることができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ガス流に含有される水分を流路の途中で回収することができるため、ガス流と一緒に持ち出される水分量を抑制することができるとともに、相対的に湿潤しているガス流路下流を水自身が受ける重力をも活用して下向きの方向に流すことができる。このように、水分量と水分の排除効果が高くなるため、凝集水による流路の閉塞を防ぐことができる。さらに、より広範囲に凝集水を拡散させることができるため、反応生成水を有効に活用することとなり、膜電極接合体の乾燥を抑制できる。この結果、セル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性が安定して得られるという効果がある。加えて、発電部の温度に比べて折り返し部の温度が異なる温度状態で運転ができるように配設された冷却水路を、燃料電池自体から発生する熱の排熱用冷却水路と別に設けたことで、セルの稼働温度を高く維持することができ、高い発電効率を維持するとともに、外気温との温度差を保持できるため、燃料電池からの排熱を円滑に行えるという効果を奏する。
【0030】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、酸化剤ガス流路の往路側にて凝集した水のセル面内におけるガス流路からの排出速度を抑制することができる。このため、セル内からの反応生成水のガス流に含有する水分を流路の途中で回収することができ、ガス流と一緒に持ち出される水分量が増えるのを抑制できる。すなわち、請求項2記載の発明によれば、反応生成水をより有効に活用できるため、膜電極接合体の乾燥をさらに抑制することができ、セル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性をより安定化させることができる。
【0031】
請求項3記載の発明によれば、請求項1および請求項2に記載された発明の効果に加えて、湿潤状態の差から生じる水分量の濃度差から生じる膜電極接合体の湿潤状態の均一化をより促進する効果がある。
【0032】
請求項4記載の発明によれば、請求項1および請求項2に記載された発明の効果に加えて、膜電極接合体の湿潤状態の均一化を促進することができるため、セル特性の劣化を抑制し優れた電池特性を実現することができる。
【0033】
請求項5記載の発明によれば、複数のガス流路間で折り返し部を共有化することで、折り返し部でのガスの滞留時間を長くすることができ、冷却を受ける時間をより長くすることができるため、水の回収をより促進できる。また、請求項5記載の発明によれば、互いのガスと混合することで、復路に流通するガス濃度の不均一性を抑制することができ、セル内での反応状態のより均一化が促進でき、セル特性の劣化を抑制し優れた電池特性を安定して得ることができる。
【0034】
請求項6記載の発明によれば、折り返し部での凝集水による折り返し部が閉塞することを防ぐことができる。また、折り返し部でのガスの滞留時間を調整できるため、折り返し部における水の凝集の図り方を調整できる。
【0035】
請求項7記載の発明によれば、供給するガスの少なくとも一部を、外部からの加湿を抑制した低加湿状態とすることにより、加湿に必要な加湿水の量を減らすことができ、燃料電池システムの重量軽減を図ることができる。
【0036】
請求項8記載の発明によれば、加湿制御や周辺補器の制御などを簡略化することができ、燃料電池システムの系全体のシステムを簡略化並びに重量の低減化を図ることができる。
【0037】
請求項9記載の発明によれば、セル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性を安定して、燃料電池車両の駆動源として用いることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る燃料電池の詳細を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0039】
(第1の実施の形態)
図1および図2は、本発明を固体高分子型燃料電池に適用した第1の実施の形態を示している。なお、図1は本実施の形態の固体高分子型燃料電池1の要部断面図、図2は本実施の形態の燃料電池1の側面図である。なお、本実施の形態の燃料電池1は、燃料電池車両の駆動電源に適用されるものである。
【0040】
図1に示すように、本実施の形態の固体高分子型燃料電池1は、固体高分子膜からなる電解質膜2と、この電解質膜2を挟持するように電解質膜2の両面に配置される電極としてのアノード極(燃料極)3並びにカソード極(酸化剤極)4と、セル間の隔壁をなすアノード側セパレータ5並びにカソード側セパレータ6とを積層することにより構成されている。なお、電解質膜2とアノード側セパレータ3とカソード側セパレータ4とは、接合されて膜電極接合体7を構成している。また、アノード側セパレータ5およびカソード側セパレータ6は、互いに対向する縁部にシール材8が周回して介在されている。このシール材8は、これらアノード側セパレータ5およびカソード側セパレータ6と、電解質膜2との接合部に気密性および水密性を持たせている。
【0041】
電解質膜2は、プロトン伝導性を有する、例えばフッ素系樹脂などの固体高分子材料で形成されている。アノード極3並びにカソード極4には、白金または白金とその他の金属からなる触媒を含有するカーボンクロスからなり、触媒の存在する面が電解質膜2と接触するように形成されている。また、触媒へガスを供給するために、これらアノード極3およびカソード極4は、多孔質の拡散層(図示省略)を有している。
【0042】
また、アノード側セパレータ5およびカソード側セパレータ6は、ガスが透過しない緻密なカーボン材で形成されている。そして、これらアノード側セパレータ5およびカソード側セパレータ6の互いに対向する側の面には、燃料ガスや酸化剤ガスを通すためのガス供給路10、11が形成されている。また、カソード側セパレータ6の外側面には、燃料電池自体から発生する熱を排除するための排熱用冷却水路9と、酸化剤ガスのガス供給路11の後述する折り返し部11Cの近傍に配置された冷却用水路12とが形成されている。
【0043】
この冷却用水路12は、電池セルの積層方向に貫通したマニホールドの構造となっている。また、この冷却用水路12は、排熱用冷却水路9に対して独立して温度制御されるようになっている。なお、排熱用冷却水路9は、図2に示すように、発電部冷却水路用マニホールド9Aに連通している。ガス流通路10には、図2に示す燃料ガス入口マニホールド13と燃料ガス出口マニホールド14とが連通するように設けられている。
【0044】
ガス流通路(酸化剤ガス流通路)11は、図2に示すように、酸化剤ガスを上昇するように流通させる上昇往路11Aと、この上昇往路11Aの上部で折り返し部11Cを介して連通し且つ酸化剤ガスを下降するように流通させる下降復路11Bとからなり、このようなガス流通路11は、複数が並行するようにカソード側セパレータ6に配置、形成されている。そして、上昇往路11Aの下端部は、分配路15Aに連通した後、酸化剤ガス入口マニホールド15に連通するように形成されている。また、下降復路11Bの下端部は、排出ガス集合流路16Aに連通した後、酸化剤ガス出口マニホールド16に連通するように形成されている。
【0045】
また、ガス流通路11の中間部は、図2に示すように、上昇往路11A、下降復路11Bが共に、所定の傾きに設定された傾斜部11Dとなっている。なお、各ガス流通路11の傾斜部11Dにおいは、下降復路11Bが上昇往路11Aの上に位置するように設定されている。
【0046】
一般に、例えば酸化剤ガスを低加湿状態または無加湿状態としたガス供給下では、加湿して運転した場合に比べて著しく特性(セルの発電特性)が低下する。これは加湿が抑制されたために電極が乾燥して電解質膜2の抵抗が高くなることが原因と考えられている。そこで、本実施の形態では、膜電極接合体7に接合されるカソード側セパレータ6に形成されるガス流通路11を上昇往路11Aと下降復路11Bとが上部に設けられた折り返し部11Cで連通した構成としたことにより、酸化剤ガスがガス流通路11の上昇往路11Aと下降復路11Bとで互いに異なる方向(逆方向)に流れるため、互いのガス流通路11同士の間に生じる水の濃度勾配を利用して、膜電極接合体7の乾燥を防ぐことが可能となる。
【0047】
また、燃料電池の発電効率がより高く、しかも燃料電池に発生する熱のラジエータによる除熱効率がより高くなる70℃以上で90℃近い運転を行おうとすると、蒸気としての燃料電池から持ち出される水分量が多くなるため、例えガス供給を互いに異なる向きの対向流の配置としても膜電極接合体7は乾燥状態となって特性が低下するものと考えられている。このため、本実施の形態では、上記したように酸化剤ガスのガス流通路11を流路の上部に折り返し部11Cを配置し、隣接する流路間でガス流通の向きを互い違いとなるようにし、さらに折り返し部11Cを冷却する冷却用水路12を配設した構成としセル特性が低下しないようにしている。
【0048】
以下、本実施の形態に係る燃料電池1の動作・作用について説明する。この燃料電池1では、酸化剤ガス入口マニホールド15から導入された酸化剤ガスが、セル内の分配路15Aから各ガス流通路11の上昇往路11Aへ分配される。そして、各上昇流路11Aに分配された酸化剤ガスは、折り返し部11Cへ向かって上昇往路11Aを上向きに流通する。折り返し部11Cでは、近傍に形成された冷却用水路12により酸化剤ガス中に含まれる水を凝集して回収を行う。酸化剤ガスは、折り返し部11Cで反転した後、下降復路11Bを下降して、セルの裏面に形成された排出ガスの集合流路16Aを経て酸化剤ガス出口マニホールド16へ至る。上昇往路11Aと下降復路11Bとが隣接して並ぶため、相互間でセル内での膜電極接合体7の含水状態の均一化が促進される。
【0049】
また、本実施の形態では、ガス流通路11の上部に形成された折り返し部11Cで、ガス中の含水量を低下させることで、下降復路11Bにおいて発生する反応生成水の吸収効率をより高めることができる。
【0050】
さらに、ガス流通路11の中間部が傾斜部11Dとなっているため、折り返し部11Cなどで凝集された水がそのままセルから排出されることを防ぐ作用がある。加えて、各ガス流通路11の傾斜部11Dにおいは、相対的に湿潤な下降復路11Bが上昇往路11Aの上に位置するように設定されているため、折り返し部11Cおよび傾斜部11Dでセル内に留められた水分が濃度差と重力の作用によって均一な湿潤化の挙動をより促進することが可能となる。
【0051】
なお、本実施の形態においては、燃料ガスを流通させるガス流路10の構造を特に限定していないが、本発明の燃料電池では供給されるガスについて外部からの加湿を抑制または外部からの加湿がない状態で運転を行うため、膜電極接合体7の乾燥を抑制するように、酸化剤ガスのガス流通路11の流通パターンと対向流となるような配置およびパターンとすることが好ましい。
【0052】
また、本実施の形態では、折り返し部11Cをセル面内のガス流通路11上部に配置することで、相対的に湿潤しているガス流通路11の下流を下向きの方向に流すことができる。このため、ガス流通路11自体に凝集した水自身が受ける重力をも活用できる。したがって、凝集水によるガス流通路11の閉塞を防ぐとともに、より広範囲に凝集水を拡散することが可能となる。この結果、反応生成水を有効に活用することとなり、膜電極接合体7の乾燥を抑制することでセル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性を安定して得ることができる。
【0053】
さらに、本実施の形態では、発電部の温度に比べて折り返し部11Cの温度が異なる温度状態で運転ができるように配設された冷却水路12を、燃料電池1自体から発生する熱の排熱用冷却水路9と別に設けることで、セルの稼働温度を高く維持することができる。その結果、高い発電効率を維持するとともに、例えば補器として構成される図示しない燃料電池除熱用ラジエータの稼働温度として外気温との温度差を保持できるため、燃料電池1からの排熱除熱を円滑に行うことも可能となる。
【0054】
さらに、本実施の形態では、酸化剤ガスのガス流通路11が傾斜部11Dを有することで、ガス流通路11の上昇往路11A側にて凝集した水のセル面内におけるガス流通路11からの排出速度を抑制することができる。このような構成とすることにより、セル内からの反応生成水のガス流に含有する水分を流路の途中で回収することができ、ガス流と一緒に持ち出される水分量が増えるのを抑制できる。また、反応生成水をより有効に活用することで、膜電極接合体の乾燥をさらに抑制することができるため、セル特性の劣化を生じさせることなく優れた電池特性をより安定化させることができる。
【0055】
また、本実施の形態では、ガス流通路11の上流にあたる上昇往路11Aに対してガス流通路11の下流にあたる下降復路11Bをその上部(上側)に配置することで、生成水回収手段によって相対的に湿潤される膜電極接合体7を、相対的に乾燥される膜電極接合体7の上部とすることができ、復路によって回収できた水分を重力を利用して、相対的により乾燥される下降往路11Bに近接させることが可能となる。このため、水分量の濃度差から生じる膜電極接合体の湿潤状態の均一化をより促進する作用がある。
【0056】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明に係る燃料電池の第2の実施の形態を示す側面図である。なお、本実施の形態において上記した第1の実施の形態と同一部分および類似部分には、同一の符号および類似の符号を付してその説明を省略する。
【0057】
本実施の形態に係る燃料電池1では、図3に示すように、酸化剤ガスを流通させるガス流通路11において、上部に設けられた折り返し部11Cと、ガス流通路11の下部に設けられた折り返し部11Eと、の2つの折り返し部を備えた点が上記した第1の実施の形態と異なる。この結果、本実施の形態に係る燃料電池1では、下降復路11Bの下部に設けられた折り返し部11Eから再度立ち上げられた上昇往路11Fを備えている。そして、複数のガス流通路11のそれぞれの上昇往路11Fの上端部は、セル上部に形成された排出ガスの集合流路16Aに連通するように形成されている。この集合流路16Aは、酸化剤ガス出口マニホールド16に連通している。また、上昇往路11Aの下端部は、分配路15Aに連通するように形成され、分配路15Aは酸化剤ガス入口マニホールド15に連通するように形成されている。
【0058】
また、上部の折り返し部11Cに近接する冷却用水路12は、セルの裏面側に形成され、セルの体積を有効に活用すると共に、酸化剤ガスの排出側にあたる集合流路16Aの裏側もあわせて冷却することで、水の回収効率を向上させることができる。なお、本実施の形態に係る燃料電池1の他の構成は、上記した第1の実施の形態と略同様である。
【0059】
このような第2の実施の形態では、図3に示すように、ガス流通路11において、酸化剤ガス入口マニホールド15から導入された酸化剤ガスが分配路15Aで各ガス流通路11に分配される。各ガス流通路11では、酸化剤ガスが上昇往路11A内を上昇して折り返し部11Cで下降復路11Bに折り返す。このとき、折り返し部11Cの近傍には、冷却用水路12が形成されているため、折り返し部11C内のガスに含まれる水が凝集されて回収される。このように、折り返し部11Cでいったんガス中の含水量を低下させることで、下降復路11Bにおいて発生する反応生成水の吸収効率をより高めることができる。
【0060】
また、往路と復路とが隣接して並ぶため、相互間でセル面内での膜電極接合体の含水状態の均一化が促進される。
【0061】
さらに、本実施の形態においても、ガス流通路11が傾斜部11Dを有しているため、傾斜部11Dでセル内に留められた水分が濃度差と重力の作用によって均一な湿潤化の挙動を促進することができる。
【0062】
(第3の実施の形態)
図4は本発明に係る燃料電池の第3の実施の形態を示す側面図である。図4に示すように、本実施の形態に係る燃料電池1は、酸化剤ガスが流通されるガス流通路11が全て傾斜部から構成されている点が、上記した第1の実施の形態と異なる点である。なお、本実施の形態に係る燃料電池1において、上記した第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0063】
本実施の形態に係る燃料電池1では、複数のガス流通路11の幅方向の両端が下降復路11Bとなるように配置されている。そして、図4に示すように、複数のガス流通路11の幅方向の略中央の互いに隣接する2つのガス流通路11では、上昇往路11A同士が互いに隣接するように、配置されている。これら互いに隣接する一方のガス流通路11の一方の外側に配置されるガス流通路11は、上昇往路11Aと下降復路11Bとが互いに隣接するように配置されている。また、他方のガス流通路11の他方の外側に配置されるガス流通路11は、上昇往路11Aと下降復路11Bとが互いに隣接するように配置されている。すなわち、複数のガス流通路11の群のうち略中央から右側のガス流通路11の群は右向きに配置され、略中央から左側のガス流通路11の群は左向きに配置されている。なお、本実施の形態の他の構成は、上記した第1の実施の形態と略同様である。
【0064】
本実施の形態に係る燃料電池1では、ガス流通路11の群の幅方向両端に下降復路11Bが配置されその内側に上昇往路11Aが配置された構成としたことにより、セル周辺部から膜電極接合体の電解質膜2を伝わって水がわずかでも放散することで生じる膜電極接合体の乾燥を防ぐことができる。また、セル周辺部を相対的に湿潤するようにガス流通路11を配置することになり、膜電極接合体の湿潤状態の均一化を図ることができる。
【0065】
(第4の実施の形態)
図5は、本発明に係る燃料電池の第4の実施の形態を示す側面図である。本実施の形態に係る燃料電池においては、図5に示すように、酸化剤ガスを流通させる複数のガス流通路11が全て傾斜部11Dからなり、これらガス流通路11の群がセルの中心部に配置されている。すなわち、セルの四隅部分には、ガス流通路11が形成されていない構成となっている。また、本実施の形態では、排出ガスが流入される集合流路16Aが傾斜して形成されている。
【0066】
この燃料電池1では、実質的な発電部に当たる面の活用率が低くなるものの、ガスや冷却水のマニホールド用の流路径を大きくできるため、ガス流路の流量制限を緩和することができる。また、排出ガスが流入する集合流路16Aが傾斜しているため、集合流路16Aの排水効率が高くなる。
【0067】
(第5の実施の形態)
図6は、本発明に係る燃料電池の第5の実施の形態を示す側面図である。本実施の形態に係る燃料電池1では、酸化剤ガスを流通させるガス流通路11、すなわち上昇往路11Aと下降復路11Bとがジグザグ状に形成されている。また、ガス流通路11の折り返し部11Cが複数のガス流通路11で共有されている。この折り返し部11Cの流路幅は、上昇往路11Aや下降復路11Bの流路幅の1〜20倍に設定されている。したがって、本実施の形態では、複数のガス流路間で共通化される折り返し部を、この折り返し部に連通するガス流路の往路、復路の流路幅に対して1〜20倍としたことにより、折り返し部での凝集水による折り返し部が閉塞することを防ぐことができる。また、折り返し部でのガスの滞留時間を調整できるため、折り返し部における水の凝集の図り方を調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃料電池の第1の実施の形態を示す要部断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る燃料電池の側面図である。
【図3】本発明に係る燃料電池の第2の実施の形態を示す側面図である。
【図4】本発明に係る燃料電池の第3の実施の形態を示す側面図である。
【図5】本発明に係る燃料電池の第4の実施の形態を示す側面図である。
【図6】本発明に係る燃料電池の第5の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 燃料電池
2 電解質膜
3 アノード極
4 カソード極
6 カソード側セパレータ
7 膜電極接合体
9 排熱用冷却水路
10 ガス流通路
11 ガス流通路
11A 上昇往路
11B 下降復路
11C 折り返し部
11D 傾斜部
12 冷却用水路

Claims (8)

  1. 電解質膜の両面に電極を配置してなる膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体の一方の面に配置される、燃料ガスを流通させる燃料ガス流路が形成されたアノード側セパレータと、
    前記膜電極接合体の他方の面に配置されて前記アノード側セパレータとで該膜電極接合体を挟持してセルを構成すると共に、酸化剤ガスを流通させる、互いに近接する上昇往路と下降復路とが上部の折り返し部で連通されてなる、複数の酸化剤ガス流路が互いに並行するように設けられ、前記折り返し部の近傍に冷却用水路が形成されると共に、前記冷却用水路と別に排熱用冷却水路が設けられたカソード側セパレータと、
    を備えることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記酸化剤ガス流路は、前記カソード側セパレータ内で鉛直方向に対して傾いて形成された傾斜部を有することを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
  3. 前記酸化剤ガス流路の前記傾斜部における前記上昇往路と前記下降復路では、前記下降復路が前記上昇往路より上方に配置されていることを特徴とする請求項2記載の燃料電池。
  4. 前記カソード側セパレータにおいて複数の並行する酸化剤ガス流路の群の幅方向の両端に位置するガス流路が、折り返し部から連通する復路として配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の燃料電池。
  5. 前記酸化剤ガス流路の前記折り返し部同士が連通する共有折り返し部でなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された燃料電池。
  6. 前記共有折り返し部の流路幅が、該共有折り返し部に連通する酸化剤ガス流路の上昇往路・下降復路の流路幅に対して、1〜20倍であることを特徴とする請求項5記載の燃料電池。
  7. 発電に際して供給される燃料ガス・酸化剤ガスの少なくとも一部が外部から加湿されない状態で供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された燃料電池。
  8. 燃料電池車両に駆動源として搭載されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の燃料電池。
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