JP3876264B2 - ツール、摩擦攪拌溶接継手を形成する装置、摩擦攪拌溶接する方法、および摩擦攪拌溶接重ね継手 - Google Patents

ツール、摩擦攪拌溶接継手を形成する装置、摩擦攪拌溶接する方法、および摩擦攪拌溶接重ね継手 Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2002年4月29日出願の米国仮出願番号60/376,758の恩典を請求する。
本発明は、摩擦溶接に関し、より詳細には、摩擦撹拌溶接の間溶接継手をバックアップすることに関する。
摩擦撹拌溶接は、回転ツールを使用する比較的新しいプロセスであり、それは、凹状肩部に取り付けられるねじ付きピンあるいはプローブを含み、2つのワークピースを固体状に接合するあるいは単一のワークピースの割れ目を修理する。目下、そのプロセスは、ほぼ例外なく、直線溶接に適用されている。たとえば、そのようなプロセスは、Thomasらへの米国特許第5,460,317号に記述されており、その内容は、本明細書に参照により組み込まれている。図1Aに示されるように、摩擦撹拌溶接の間、回転ツール12のプローブ10は、摩擦撹拌溶接機械(図示せず)によって、1つのワークピースにあるいは2つのワークピース14の間に押し込まれ、可塑化された材料の領域を形成するべく、十分な摩擦加熱を発生するために必要とされる抵抗力を生成する。図1Bに示されるように、ツール12は、一般に、1つのワークピースまたは複数のワークピース14に対してほぼ3゜傾き、そのために、凹状の肩部16の後縁は、可塑化された材料の中に押し込まれ、そして、強固にする。可塑化された材料の凝固時、ワークピース14は、溶接継手18に沿って接合される。摩擦撹拌溶接ツール12によって用いられる力の大きさは、必要とされる摩擦加熱を発生するために、所定の最小限度以上を維持される必要がある。
摩擦撹拌溶接ツール12によって用いられる力によるワークピースの変形を防止し、そして、寸法公差を維持するために、ワークピース14は、溶接継手の裏側をサポート15で支持する必要がある。さらに、溶接ツールによって発生する摩擦熱が溶接継手内の材料を可塑化するので、その可塑化された材料は、その材料が溶接継手から流出するのを防止するように押し込められる必要があり、そして、さらに、気孔率を最小とし、そして、所望の表面仕上を有する溶接継手をもたらすように強化される必要がある。摩擦撹拌溶接が、比較的ワークピースを平らにするとき、その溶接継手は、接合されるワークピースの下に位置決めされる鋼板などの連続的な平坦な表面によって支持されることが可能である。
摩擦撹拌溶接が、大きなワークピースあるいは曲線形状を有するワークピースであるとき、その溶接継手に適切な支持を供給することは、必要な支持材料の量および/または曲線形状により連続的な支持表面を供給することをもっと難しくさせ、そして、費用がかかることになるので問題である。そのような接合は、軍用機および民間航空機およびロケット燃料タンクを製造するときに必要であることが多い。ある特定の状況では、「道具細工」と一般に呼ばれている組立構造は、摩擦撹拌溶接前にワークピースの内側表面に固定されることが可能である。しかし、重量減少および/またはデザインパラメータは、平滑な内側表面を有する仕上アセンブリを要求することが多い。例として挙げると、道具細工は、たとえば、機械加工によって除去される必要があり、それは、時間のかかることであり、そして、大きな労働力を要し、そして、仕上げアセンブリの製造コストを増大することになる。
摩擦撹拌溶接が遭う別の問題は、固相線温度、硬度および/または熱伝導率などの異なる材料特性を有する異なる材料で形成されるワークピースを接合するときに生ずる。特定の合金の「固相線」温度は、固体だけが安定するそれ以下の温度である。異なる材料特性は、摩擦撹拌溶接ツールが異なる回転スピードで各ワークピース内で回転される、および/または、ワークピースを通る異なる割合のツール前進を有することを必要とすることがあり、それが、摩擦撹拌溶接プロセスを複雑化することになり、そして、接合されることが可能な材料のタイプを制限することになる。たとえば、異なる固相線温度を有する摩擦撹拌溶接ワークピースのとき、摩擦撹拌溶接ツールは、先ず、低い固相線温度を有するワークピースを可塑化し、そのために、高い固相線温度は、強い溶接継手を形成することが必要なとき、他のワークピースと混合されるように十分に可塑化されることができない。
従って、大きなワークピースあるいは曲線形状を有するワークピース間に溶接継手を形成する改良された摩擦撹拌溶接ツールが必要である。そのツールは、効果的に、溶接継手を支持し、そして、摩擦撹拌溶接の間に溶接継手内の可塑化された材料を押し込めることが可能であり、そして、容易に、ワークピース形状およびサイズを変えるのに適合できるべきである。さらに、そのツールは、異なる材料特性を有するワークピースを摩擦撹拌溶接することを可能とする。
本発明は、ワークピースに摩擦撹拌溶接継手を形成するツールを提供する。本発明の1つの実施形態によれば、そのツールは、少なくとも部分的に摩擦撹拌溶接継手を形成するように、第1の端部と第2の端部とを有し、そして、それらの間に、そのワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定する回転ピンを含む。そのツールは、それを通って、ピンの第1の端部をスライド可能に受容するように構成される開口を画定する回転可能な第1の肩部を含む。そのツールは、さらに、ピンが第1の肩部と第2の肩部との間に延在するように、かつ、第2の肩部が、ピンと回転可能に連絡状態になるように、ピンの第2の端部を受容するように構成される開口を画定する第2の肩部を含む。第1の肩部は、ピンと第2の肩部とは関係なく回転するように構成されている。1つの実施形態において、第1の肩部および第2の肩部は、摩擦撹拌溶接の間ワークピースを相対して支持するように構成されている。別の実施形態において、第2の肩部は、溶接継手から離れて熱を伝えるように構成される複数のフィンを画定する。
本発明の別の実施形態によれば、ツールは、少なくとも部分的に摩擦撹拌溶接継手を形成するように、第1の端部と第2の端部を有し、そして、それらの間に、ワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定する回転ピンを含む。ツールは、それを通って、ピンの第1の端部をスライド可能に受容するように構成される開口を画定する回転可能な第1の肩部を含む。そのツールは、さらに、ピンが、第1の肩部と第2肩部との間に延在するように、かつ、第2の肩部が、ピンと回転可能に連絡状態になるように、ピンの第2の端部を受容するように構成される開口を画定する第2の肩部を含む。第1の肩部および第2の肩部の少なくとも1つは、少なくとも部分的に摩擦撹拌溶接継手を形成するようにワークピースを摩擦係合するように構成される少なくとも1つの膨らんだ部分を画定する表面を有する。第1の肩部および第2の肩部は、摩擦撹拌溶接の間ワークピースを相対して支持するよう構成されている。1つの実施形態において、第1の肩部は、ピンと第2の肩部とは関係なく回転するように構成されている。別の実施形態において、第2の肩部は、溶接継手から離れて熱を伝えるように構成される複数のフィンを画定する。
本発明の別の実施形態によれば、そのツールは、少なくとも部分的に摩擦撹拌溶接継手を形成するように、第1の端部と第2の端部を有し、そして、それらの間に、ワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定する回転ピンを含む。ツールは、それを通って、ピンの第1の端部をスライド可能に受容するように構成される開口を画定する回転可能な第1の肩部を含む。そのツールは、さらに、ピンが、第1の肩部と第2肩部との間に延在し、かつ、第2の肩部が、ピンと回転可能に連絡状態になるように、ピンの第2の端部を受容するように構成される開口を画定する第2の肩部を含む。第2の肩部は、溶接継手から離れて熱を伝えるように構成される複数のフィンを画定する。1つの実施形態において、第1の肩部および第2の肩部は、摩擦撹拌溶接の間ワークピースを相対して支持するように構成されている。別の実施形態において、第1の肩部は、ピンと第2の肩部とは関係なく回転するように構成されている。
ピンの撹拌部分は、様々な形状を備えることが可能である。たとえば、1つの実施形態において、ピンの撹拌部分は、少なくとも1つの平坦な表面を画定する。別の実施形態において、ピンの撹拌部分は、少なくとも1つのねじ付き表面と少なくとも1つの平坦な表面とを画定する。さらに別の実施形態において、ピンの撹拌部分は、第1の方向に方向付けられるねじ山を有する第1のねじ付き表面と、第2の方向に方向付けられるねじ山を有する第2のねじ付き表面とを備え、そして、第1の方向は、第2の方向とは異なっている。
第1の肩部および第2の肩部それぞれは、ワークピースに摩擦係合するように構成される表面を有し、それによって、少なくとも部分的に摩擦撹拌溶接継手を形成する。たとえば、1つの実施形態において、第1の肩部および第2の肩部の表面の少なくとも1つには、ねじ山がつけられている。別の実施形態において、その表面の少なくとも1つは、凸状である。さらに別の実施形態において、その表面の少なくとも1つは、凹状である。さらに別の実施形態において、その表面の少なくとも1つは、ワークピースを摩擦係合するように構成される少なくとも1つの膨らんだ部分を画定する。
ピンは、様々な異なる方法で第2の肩部に接続されることが可能である。たとえば、1つの実施形態において、ピンの第2の端部の少なくとも一部分には、ねじ山がつけられている。同様に、第2の肩部の開口の少なくとも一部分には、ピンの第2の端部をねじ受容するように、ねじ山がつけられている。別の実施形態において、ピンの第2の端部は、多角形の形状を有し、そして、第2の肩部の開口は、ピンの第2の端部の形状に対応する多角形の形状を有する。
本発明は、さらに、ワークピースに摩擦撹拌溶接継手を形成する装置を提供している。1つの実施形態によれば、その装置は、回転可能な内側部分と回転可能な外側部分とを画定するスピンドルを有する機械を含む。その装置は、摩擦撹拌溶接ツールを含む。1つの実施形態において、その摩擦撹拌溶接ツールは、少なくとも部分的に摩擦撹拌継手を形成するように、第1の端部と第2の端部とを有し、そして、それらの間に、ワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定するピンを含む。ピンの第1の端部は、スピンドルの内側部分と回転可能に連絡状態になっている。摩擦撹拌溶接ツールは、それを通って、ピンの第1の端部をスライド可能に受容するように構成される開口を画定する第1の肩部を含む。第1の肩部は、スピンドルの外側部分と回転可能に連絡状態になっている。摩擦撹拌溶接ツールは、さらに、ピンが、第1の肩部と第2の肩部との間に延在し、かつ、第2の肩部が、ピンと回転可能に連絡状態になるように、ピンの第2の端部を受容するように構成される開口を画定する第2の肩部を含む。第1の肩部は、ピンと第2の肩部とは関係なく回転するように構成されている。上記に記述されるように、摩擦撹拌溶接ツールおよび第1の肩部および第2の肩部の多数の変形および変更が可能である。
本発明はさらに、ワークピースを摩擦撹拌溶接する方法を提供している。本発明の1つの実施形態によれば、その方法は、そのワークピースに近接して第1の肩部と第2の肩部とを位置決めするステップを備える。第1の肩部および第2の肩部のそれぞれは、そのワークピースを摩擦係合するように構成される表面を有する。ピンは、そのピンがそれらの間に延在するように、第1の肩部と第2の肩部とに接続されている。ピンは、ワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定する。その後、第1の肩部は、ピン、第1の肩部および第2の肩部のそれぞれの少なくとも一部分が、ワークピースに摩擦係合し、それによって、摩擦撹拌溶接継手を形成するように、第1の角運動速度で回転され、そして、ピンおよび第2の肩部は、第1の角運動速度と異なる第2の角運動速度で回転される。ピンの撹拌部分は、所定の経路に沿ってワークピースの中を移動されることが可能である。
本発明の別の実施形態によれば、その方法は、ワークピースに近接して第1の肩部および第2の肩部を位置決めするステップを含む。第1の肩部および第2の肩部のそれぞれは、ワークピースに摩擦係合するように構成される表面を有する。ピンは、そのピンがそれらの間に延在するように、第1の肩部と第2の肩部とに接続されている。そのピンは、ワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定する。第1の肩部は、回転される。第1の回転するステップと同時に、ピンおよび第2の肩部は、ピン、第1の肩部および第2の肩部のそれぞれの少なくとも一部分が、ワークピースに摩擦係合し、それによって、摩擦撹拌溶接継手を形成するように、第1の肩部とは無関係に回転される。たとえば、第1の回転するステップおよび第2の回転するステップは、第1の角運動速度で第1の肩部を、そして、第2の角運動速度でピンおよび第2の肩部を回転するステップを含み、そして、第2の角運動速度は、第1の角運動速度とは異なっている。ここに使用されるように、「角運動速度」は、スピード成分と方向成分との両方を含む。その方向成分は、「右手の法則」すなわち、逆時計回りの動きに従う動きに対してポジティブであり、そして、反対方向の動き、すなわち、時計回りの動き対してネガティブである。ピンの撹拌部分は、所定の経路に沿ってワークピースの中を移動されることが可能である。
ピンを第1の肩部および第2の肩部に接続する方法は、変えられることが可能である。1つの実施形態において、その接続するステップは、第1の肩部の開口を通ってピンの端部をスライドするステップを備える。接続するステップは、次に、ピンの端部を第2の肩部によって画定されるねじ開口にねじ込むステップを含むことが可能である。別の実施形態において、接続するステップは、ワークピースに開口をあけるステップを備える。ピンの端部は、第1の肩部の開口を通ってスライドされる。ピンの端部は、次に、ワークピースの開口を通って挿入され、そして、第2の肩部に接続される。
第1の肩部および第2の肩部の互いの位置決めは、肩部によってワークピースに用いられる力を調整するために修正されることが可能である。たとえば、1つの実施形態において、ピンは、第2の肩部を第1の肩部の方へ付勢するように、第1の肩部の方へ付勢する。別の実施形態において、第1の肩部は、第2の肩部の方へ付勢する。
本発明は、さらに、回転摩擦撹拌溶接ツールによって形成される摩擦撹拌溶接重ね継手を提供している。その重ね継手は、第1の構造部材と第2の構造部材とを含む。第2の構造部材は、それらの間に中間面を画定するように、少なくとも部分的に第1の構造部材にオーバーラップしている。重ね継手は、その中間面で少なくとも部分的に第1の構造部材と第2の構造部材とを接合する摩擦撹拌溶接継手を含む。その摩擦撹拌溶接継手は、第1の部分と第2の部分とを画定する。摩擦撹拌溶接継手の第1の部分は、第1の角運動速度で摩擦撹拌溶接ツールによって混合され、そして、摩擦撹拌溶接継手の第2の部分は、第2の角運動速度で摩擦撹拌溶接ツールによって混合され、それによって、第1の部分と第2の部分とに異なる精錬の粒状組織を形成する。1つの実施形態において、第1の構造部材および第2の構造部材は、異なる材料を備える。別の実施形態において、第1の構造部材および第2の構造部材は、異なる固相線温度を有する。さらに別の実施形態において、第1の構造部材および第2の構造部材は、異なる硬度を有する。
従って、大きなワークピースあるいは曲線形状を有するワークピースを摩擦撹拌溶接することによって、溶接継手を形成するための摩擦撹拌溶接ツール、装置および関連する製造の方法が提供されている。そのツールは、溶接継手を効果的に支持し、そして、摩擦撹拌溶接の間、溶接継手内の可塑化された材料を押し込めることが可能である。そのツールは、ワークピースの形状およびサイズを容易に変えるように構成されることが可能である。さらに、そのツールは、異なる材料特性を有するワークピースを摩擦撹拌溶接することを可能とする。
本発明の前述のこと、他の利点および特徴、そして、同じことが行われる方法は、必ずしも正確なスケールで描かれていないが、好ましい、そして、例示的な実施形態を示している添付の図面を参照として行われる本発明の以下の詳細な説明を考慮すると、ずっと容易に明らかになるであろう。
本発明は、ここでは、添付の図面を参照として以下にもっと十分に説明されており、そこでは、本発明のすべての実施形態ではないが、いくつかが示されている。実際に、本発明は、多数の異なる形態で実施されることができ、そして、ここに述べられている実施形態に限定されると解釈されるべきでない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が、綿密で、すべての要素を含み、そして、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるように提供されている。同一の番号は、始めから終わりまで同一の要素のことである。
ここでは、図面を、特に、図2Bを参照とすると、図2Aに示されるワークピース23などの1つのワークピースまたは複数のワークピース23を摩擦撹拌溶接するための、本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接機器あるいは装置20が示されている。本発明の摩擦撹拌溶接機器20は、特に、大きなワークピースおよび曲線形状を有するワークピースを摩擦撹拌溶接するのに適している。摩擦撹拌溶接機器20は、摩擦撹拌溶接ツール22と、独立して回転可能であり、かつ、軸方向に並進移動可能な外側部分21aおよび内側部分21bを含むことが好ましいスピンドル21を有するフライス盤あるいはドリルなどの摩擦撹拌溶接ツールを回転するように構成される機器、すなわち、機械(図示せず)とを含む。スピンドル21の外側部分21aおよび内側部分21bは、互いに独立して、軸方向に並進移動されることが可能であることが好ましい。摩擦撹拌溶接ツール22を回転するように構成される機器あるいは機械は、手動で操作されることが可能であるが、ソフトウェア制御のもとに操作するコンピュータ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラなどによって操作されることが好ましい。1つの実施形態によれば、摩擦撹拌溶接ツール22を回転するように構成される機器あるいは機械は、ESABによって製造される55UAボビンツール接合機械を含む。
図3に示されるように、摩擦撹拌溶接ツール22は、第1の肩部24と、第2の肩部25と、それらの間に延在するピン26とを含む。図27〜図34を参照すると、第1の肩部24は、さまざまな形状で形成されることが可能であるが、形状が円筒形であることが好ましい。第1の肩部24は、第1の肩部24の全長を延在する開口32を画定する本体29を有する。第1の肩部24の本体29は、高強度と耐熱性とを有する材料で形成されることが好ましい。限定ではなく、単に例のために、第1の肩部24の本体29は、工具鋼と、TZMなどのモリブデン合金と、Rene41(UNS N07041)などのニッケル合金で構成されることが可能である。第1の肩部24の本体29の第1の端部29aは、第1の肩部がスピンドルと回転可能に連絡状態になるように、スピンドル21の外側回転部分21aと回転可能に連絡状態に構成されている。たとえば、スピンドル21の外側回転部分21aは、第1の肩部24の本体29の外側に係合する従来のチャックあるいはコレット(図示せず)を含むことが可能である。別の実施形態(図示せず)において、第1の肩部24の開口32は、そのスピンドル21の外側回転部分21aから延在するあるいはそれによって画定される対応するねじ部分にねじ係合するように構成されるねじ部分を第1の端部29aに画定する。さらに別の実施形態(図示せず)において、第1の肩部24の本体29の外側は、スピンドル21の外側回転部分21aによって画定される対応するねじ部分をねじ係合するように構成されるねじ部分を第1の端部29aに画定する。
図28および図32に示されているように、第1の肩部24の開口32の直径は、本体の第2の端部29bにおけるよりも本体29の第1の端部29aにおいて大きい。より詳細には、その開口32の直径は、開口32が直径において比較的急な減少を呈する第1の肩部24の第2の端部29bの直前まで、第1の肩部24の第1の端部29aから第2の端部29bへ徐々に先細になっている。第1の肩部24の開口32の直径における急な減少は、第1の肩部24の第2の端部29bにおける開口32に近接する、および、開口32を取り巻く角度をつけた内側表面34を画定する。
図29、図30、図33および図34に示されるように、図2Bのワークピース23に近接する第1の肩部24の第2の端部29bは、ワークピース23に摩擦係合するように構成される表面35を有し、それによって、少なくとも部分的に、摩擦撹拌溶接継手19を形成する。たとえば、1つの実施形態において、図29および図33に示されるように、その表面35には、ねじ山36がつけられている。別の実施形態(図示せず)において、その表面35は、凸状の形状を有する。さらに別の実施形態において、その表面35は、溶接継手19において可塑化された材料を捕獲し、そして、強化するために、図1Bに示される肩部16に類似する凹状の形状を有する。さらに別の実施形態において、その表面35は、ワークピース23に摩擦係合するように構成されるねじ山36、隆起あるいはリブなどの1つ以上の膨らんだ部分あるいは表面を画定する。さらに別の実施形態において、その表面は、比較的フラットなあるいは平坦な形状を有する。
図4〜図17を参照すると、ピン26は、第1の端部30と、第2の端部31と、その第1の端部30と第2の端部31との間にピン26の全長に沿って位置決めされる撹拌部分37とを有する。そのピン26は、高強度と耐熱性とを有する材料で形成されることが好ましい。限定ではなく、単に例のために、そのピン26は、工具鋼と、TZMなどのモリブデン合金と、Rene41(UNS N07041)などのニッケル合金から構成されることが可能である。図4および図5に示されるように、ピン26の第1の端部30は、ねじ部分28を画定することが好ましく、それは、図2Bに示されるように、ピンがスピンドルと回転可能に連絡状態になるように、ピン28からスピンドル21の内側回転部分21bへ延在するアダプタあるいはシャフト27内の対応するねじ開口(図示せず)にねじ係合するように構成されている。別の実施形態(図示せず)において、ピン26の第1の端部30は、ねじ接続あるいは従来のチャックまたはコレット(図示せず)を使用してスピンドル21の内側回転部分21bに直接接続するのに十分な長さである。
図4および図5を参照すると、ピン26の第1の端部30は、ピンのねじ部分28に近接する突出部(突起部)40を画定する。図4を図28および図32と比べると、突出部(突起部)40は、本体(ボディ)29の第2の端部29bにおいて第1の肩部(ショルダ)24の開口32によって画定される角度をつけた内側表面34にほぼ対応する、直径が比較的急な減少を有する角度をつけた外側表面40aを含む。そのピン26および突出部40の寸法は、突出部の外側表面40aが開口32によって画定される角度をつけた内側表面34に寄り掛かるまで、ピンおよび突出部の第2の端部31が第1の肩部24の開口32を通って第1の端部29aから第2の端部29bにスライドするようになっている。この位置決めにおいて、ピン26の第2の端部31は、第1の肩部24の第2の端部29bからそこに画定される開口32を通して延ばされている。ピン26および突出部40は、第1の肩部24の開口32内で自由に回転することが好ましい。第1の肩部24の角度をつけた内側表面34は、精密な仕上に機械加工され、それにより、第1の肩部24の本体29の厚みと協力して、ピン26と第1の肩部24との接触表面間のベアリングとして作用し、それらの間の摩擦を低減する。その第1の肩部24の本体29の厚みは、約0.375インチ(9.525ミリ)以上であることが好ましい。
図4、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図14、図15および図17を参照すると、ピン26は、ワークピース14の寸法および材料特性により様々な形状に形成されることが可能な撹拌部分37を有する。たとえば、1つの実施形態において、図6、図7、図10および図11に示されるように、ピン26の撹拌部分37は、1つ以上の平坦な表面52を画定する。別の実施形態において、図6、図7、図10および図11に示されるように、ピン26の撹拌部分37は、少なくとも1つのねじ付き表面54と少なくとも1つの平坦な表面52とを画定する。別の実施形態において、図4に示されるように、ピン26の撹拌部分37は、第1の方向に方向付けられるねじ山を有する第1のねじ付き表面54aと、第2の方向に方向付けられるねじ山を有する第2のねじ付き表面54bとを備え、そして、その第1の方向は、第2の方向とは異なっている。さらに別の実施形態において、図8、図9、図12および図15に示されるように、ピン26の撹拌部分37は、複数の凹状表面55を備える。
図18〜図21および図23〜図26を参照すると、第2の肩部25は、様々な形状で形成されることが可能であるが、形状が円筒形であることが好ましい。第2の肩部25は、少なくともその第1の端部39aにおいて開口42を画定する本体39を有する。第2の肩部25の本体39は、高強度と熱耐性と高い熱伝導率とを有する材料で形成されることが好ましい。限定ではなく、単に例のために、第2の肩部25の本体39は、工具鋼と、TZMなどのモリブデン合金と、Rene41(UNS N07041)などのニッケル合金から構成されることが可能である。第2の肩部25の本体39の第1の端部39aは、ピン26の第2の端部、従って、スピンドル21の内側回転部分21bと回転可能に連絡状態になるように構成されている。たとえば、図21および図22に示されるように、ピン26の第2の端部31には、ねじ山33が付けられることが可能であり、そして、第2の肩部25の本体39の開口42には、ピン26の第2の端部31がその開口42内にねじ受容されるように、ねじ山46が付けられている。別の方法として、図26に示されるように、ピン26の第2の端部31は、多角形の表面(図示せず)を画定することが可能であり、そして、第2の肩部25の本体39の開口42は、ピン26の第2の端部31が開口42内に噛み合うように受容されるように、対応する多角形の形状43を画定することが可能である。コッタピンあるいは止めねじなどの機械的ファスナー(図示せず)は、第2の肩部25の開口42内にピン26の第2の端部31を固定するのに使用されることが可能である。図21、図22および図26に示されるように、第2の肩部25の本体39によって画定される開口42は、ピン26の第2の端部31の先端31aを受容するように構成されることが可能である。図21および図26に示されるように、開口42は、第1の端部39aから第2の端部39bあるいはその部分だけを第2の肩部25の本体39の全長を通して延ばすことが可能である。
図18、図21、図23および図26に示されるように、第2の肩部25の本体39は、溶接継手19から離れて熱を伝えるように構成される1つ以上のフィン50を画定することが好ましい。そのフィン50は、1つのワークピースがもう1つよりも低い固相線温度を有するという異なる材料で形成されるワークピース23を摩擦撹拌溶接するときに特に有利である。そのフィン50は、低い固相線温度を有する第2の肩部25に近接するワークピースから離れて熱を伝え、それによって、高い固相線温度を有する第1の肩部24に近接するワークピースの温度以下にそのワークピースの温度を低下する。別の実施形態(図示せず)において、フィン50は、第2の肩部25の代わりに、第1の肩部24に形成され、そして、低い固相線温度を有するワークピース23は、第1の肩部24に近接して位置決めされる。
図19、図21、図24および図26に示されるように、図2Bにおいてワークピースに近接する第2の肩部25の本体39の第1の端部39aは、そのワークピースに摩擦係合されるように構成される表面45を有し、それによって、少なくとも部分的に摩擦撹拌溶接継手19を形成する。たとえば、1つの実施形態において、図19および図24に示されるように、その表面45には、ねじ山48がつけられている。別の実施形態(図示せず)において、その表面45は、凸状の形状を有する。さらに別の実施形態において、その表面45は、図1Bに示される肩部16に類似する凹状の形状を有し、溶接継手19における可塑化された材料を捕獲し、そして、強化する。さらに別の実施形態において、表面45は、ワークピース23に摩擦係合するように構成される、ねじ山48、隆起あるいはリブなどの1つ以上の膨らんだ部分あるいは表面を画定する。さらに別の実施形態において、その表面45は、比較的フラット形状あるいは平坦な形状を有する。
摩擦撹拌溶接機器20の操作の前に、摩擦撹拌溶接ツール22は、スピンドル21に固定される。1つの実施形態によれば、ピン26の第1の端部30は、先ず、スピンドル21の内側部分21bに取り付けられる。たとえば、ピン26の第1の端部30およびスピンドル21の内側部分21bは、噛み合いねじを含むことが可能であり、あるいはスピンドル21の内側部分21bは、従来のチャックあるいはコレットを含むことが可能である。ピン26の第2の端部31は、次に、ピン26の第2の端部31が第1の肩部の本体29の第2の端部29bの開口32を延通するように、第1の肩部24の本体29の第1の端部29aによって画定される開口32を通って挿入される。第1の肩部24は、スピンドル21の外側部分21aに取り付けられる。たとえば、第1の肩部24およびスピンドル21の外側部分21aは、噛み合いねじを含むことが可能でありあるいはスピンドル21の外側部分21aは、従来のチャックあるいはコレットを含むことが可能である。ピン26の第2の端部31は、次に、第2の肩部25によって画定される開口42に挿入され、そして、固定される。たとえば、ピン26の第2の端部31および第2の肩部25の開口42は、噛み合いねじを含むことが可能でありあるいはピン26の第2の端部31および第2の肩部の開口42は、対応する雄および雌の多角形形状を画定することが可能である。従来のコレットピンあるいは止めねじなどの機械的ファスナー(図示せず)は、その開口42内にピン26の第2の端部31を固定するために、第2の肩部25へ挿入されることが可能である。別の実施形態において、ピン26の第2の端部31を受容するように構成される開口(図示せず)は、1つのワークピースまたは複数のワークピース23に事前に機械加工されることが可能であり、その場合、ピンの第2の端部31は、その開口を通って挿入され、そして、次に、第2の肩部25に取り付けられる。
摩擦撹拌溶接ツール22がスピンドル21に取り付けられると、摩擦撹拌溶接継手19が形成される。本発明の1つの実施形態によれば、スピンドル21の外側部分21aが回転され、それによって、第1の肩部24を回転し、そして、スピンドル21の内側部分21bが回転され、それによって、ピン26と第2の肩部25とを回転する。そのスピンドル21は、外側部分21aおよび内側部分21bの回転のスピードおよび方向、すなわち、「角運動速度」が、互いに関係なく変えられることが可能であるように構成されることが好ましい。たとえば、スピンドル21の外側部分21aは、スピンドル21の内側部分21bがピン26と第2の肩部25とを回転するのと同じ回転の方向およびスピードで第1の肩部24を回転することが可能である。別の方法として、スピンドル21の外側部分21aは、スピンドル21の内側部分21bがピン26と第2の肩部25とを回転するのと比べて異なるスピードおよび/または方向に第1の肩部24を回転することが可能である。
摩擦撹拌溶接継手19を形成するために、回転する摩擦撹拌溶接ツール22は、第1の肩部24の回転する表面35、第2の肩部25の回転する表面45のそれぞれおよびピン26の撹拌部分37が、1つのワークピースまたは複数のワークピースに摩擦係合するように、1つのワークピースまたは複数のワークピース23と接触した状態で移動される。回転する摩擦撹拌溶接ツール22は、所定の経路に沿って1つのワークピースまたは複数のワークピースの中を移動されることが好ましく、それによって、細長い溶接継手を形成する。摩擦撹拌溶接の間、ピン26に近接する1つのワークピースまたは複数のワークピース23の部分は、第1の肩部24と第2の肩部25との間に「サンドイッチ形にされる」。有利な点として、第1の肩部24の表面35と第2の肩部25の表面45とによって用いられる力は、ピン26まわりの1つのワークピースまたは複数のワークピース23を圧縮し、可塑化された材料が押し出されることを防止するシールを生成する。
本発明の1つの実施形態(図示せず)によれば、摩擦撹拌溶接ツール22を回転するように構成される機器あるいは機械は、第1の肩部および/または第2の肩部によって1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19に用いられる力の大きさにおける変化に応じて、第1の肩部24あるいは組み合わされたピン26と第2の肩部25あるいは両方を互いに回転し、そして、軸方向に並進移動するように構成されることが可能である。たとえば、摩擦撹拌溶接機器20は、第1の肩部24および/または第2の肩部25によって1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19に用いられる力の大きさを測定する手段を含むことが可能である。その力の大きさを測定する手段は、ソフトウェア制御のもとに操作するコンピュータ、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラなどを含むことが可能であり、それは、少なくとも1つのセンサと電気的に連絡状態になっている。そのセンサは、1つのワークピース23、第1の肩部24および/または第2の肩部25に位置決めされるひずみゲージロードセル、圧電ロードセル、力計、空気ロードセルあるいは液圧ロードセルを含むことが可能である。
操作の間、少なくとも1つのセンサからの測定は、周期的に、適切な電気配線あるいは光学配線を介して、コンピュータ、マイクロプロセッサあるいはマイクロコントローラに伝送あるいは連絡される。そのコンピュータ、マイクロプロセッサあるいはマイクロコントローラは、次に、センサによって測定される力の大きさを所定値と比べる。センサから連絡される力の大きさが所定値と異なる場合、その場合、コンピュータ、マイクロプロセッサ、あるいは、マイクロコントローラは、摩擦撹拌溶接ツール22を回転するように構成される機器あるいは機械に信号を伝送し、第1の肩部24と第2の肩部25とによって1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19に用いられる力を修正するように機器あるいは機械に命令する。このプロセスは、力の大きさがあらかじめ定められた値に等しいあるいは近似するまで、センサによってコンピュータ、マイクロプロセッサあるいはマイクロコントローラに伝送されるその後の測定に基づいて繰返されることが可能である。
上記に論じられているように、摩擦撹拌溶接ツール22を回転するように構成される機器あるいは機械は、ESABによって製造される55UAボビンツール接合機械を含むことが可能であり、それは、第1の肩部24を回転し、そして、軸方向に並進移動するように構成される外側部分21aと、ピン26と第2の肩部25とを回転し、そして、軸方向に並進移動するように構成される内側部分21bとを有するスピンドル21を含む。その機器あるいは機械は、適切な電気配線あるいは光学配線(図示せず)を使用して、ソフトウェア制御のもとに操作するコンピュータ、マイクロプロセッサ、あるいは、マイクロコントローラなどの機器、あるいは、機械を接続することによって、手動であるいは自動的に操作されることが可能である。
センサから連絡される力の大きさが所定値未満である場合、その場合、コンピュータ、マイクロプロセッサ、あるいはマイクロコントローラは、摩擦撹拌溶接ツール22を回転するように構成される機器あるいは機械に信号を伝送し、第1の肩部24と第2の肩部25とによって1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19に用いられる力を増大するように機器あるいは機械に命令する。たとえば、1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19への力は、第1の肩部の本体29の第1の端部29aから離れた方向にスピンドル21の内側部分21bを軸方向に並進移動して、ピン26と第2の肩部25とを第1の肩部24の方へ付勢することによって増大されることが可能である。別の方法としてあるいは同時に、1つまたは複数のワークピース23への力は、第2の肩部25の方への方向にスピンドル21の外側部分21aを軸方向に並進移動して、第1の肩部24を第2の肩部25の方へ付勢することによって増大させることが可能である。
センサから連絡される力の大きさが、所定値よりも大きい場合、その場合、コンピュータ、マイクロプロセッサ、あるいは、マイクロコントローラは、摩擦撹拌溶接ツール22を回転するように構成される機器あるいは機械に信号を伝送し、第1の肩部24と第2の肩部25とによって1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19に用いられる力を減少するように機器あるいは機械に命令する。たとえば、1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19への力は、第1の肩部の本体29の第1の端部29aの方への方向にスピンドル21の内側部分21bを軸方向に並進移動して、ピン26と第2の肩部25とを第1の肩部24から離れて付勢することによって減少されることが可能である。別の方法としてあるいは同時に、1つまたは複数のワークピース23および溶接継手19への力は、第2の肩部から離れた方向にスピンドル21の外側部分21aを軸方向に並進移動して、第1の肩部24を第2の肩部25から離れて付勢することによって減少されることが可能である。
本発明の別の実施形態(図示せず)において、摩擦撹拌溶接機器20は、第1の肩部24と第2の肩部25とによって1つまたは複数のワークピースおよび溶接継手19に用いられる力を修正するために、第2の肩部25を、1つまたは複数のワークピース23の方へあるいは1つまたは複数のワークピース23から離れて軸方向に並進移動するように、第1の肩部24の第2の端部29bに対してピン26を軸方向に並進移動する、測定手段に応答する手段を含む。その測定手段に応答する手段は、カムおよび従動部、動力ねじあるいは1つ以上の空気アームあるいは液圧アームなどのアクチュエータアセンブリを含むことが可能である。たとえば、本出願の譲受人は、1998年5月29日出願の「Method and Apparatus for Controlling Dwonforce During Friction Stir Welding(摩擦撹拌溶接の間に下降力を制御する方法および装置)」と題が付けられている同一人所有の米国特許出願番号09/087,416に開示されるように、摩擦撹拌溶接プローブの位置決めを制御する方法および装置を開発した。その開示全体は、本明細書に参照により組み込まれている。
結合あるいは溶接されるワークピース23は、本発明によれば、同種のメタルかあるいは異種のメタルのいずれかで形成されることが可能である。有利な点として、ワークピース23は、摩擦撹拌溶接によって結合されるので、そのワークピース23は、従来の融接テクニックによって結合するのに対して溶接できないあるいは非経済的な異種のメタルで形成されることが可能である。溶接できない材料は、従来の融接テクニックによって結合されるとき、溶接凝固間に割れ目ができることが多い比較的弱い溶接継手を生成する。そのような材料は、アルミニウムおよびいくつかのアルミニウム合金、特に、AAシリーズ2000および7000合金を含む。摩擦撹拌溶接の使用により、溶接できない材料で形成されるワークピース23が堅固に接合されることを可能にする。摩擦撹拌溶接は、さらに、溶接できる材料を他の溶接できる材料、および、溶接できない材料に堅固に結合するのに使用されることが可能である。たとえば、ワークピース23の1つあるいは2つは、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、またはチタン合金で形成されることが可能である。従って、ワークピース23を形成する材料は、広範囲にわたる様々な軽量で、高強度メタルおよび合金から選択されることが可能であり、それによって、結果として生ずる構造アセンブリの重量全体の減少を容易にし、それは、航空宇宙産業における重要な関心事である。
図35を参照すると、本発明の1つの実施形態により、摩擦撹拌溶接ツール22を使用して形成される重ね継手56が示されている。摩擦撹拌溶接ツール22は、限定するのではないが、突き合せ継手と、へり継手と、重ね継手とを含む様々な異なるタイプの溶接継手を形成するのに使用されることが可能であるとはいえ、本発明は、特に、異なる固相線温度を有する2つ以上のワークピースあるいは構造部材23a、23bで形成される重ね継手およびへり継手を形成するのに有効である。図35に示されるように、第2の構造部材23bは、それらの間に中間面57を画定するように、第1の構造部材23aに少なくとも部分的にオーバーラップしている。重ね継手56は、少なくとも部分的に中間面57において第1の構造部材23aと第2の構造部材23bとを接合する摩擦撹拌溶接継手58を含む。その摩擦撹拌溶接継手58は、第1の部分58aと第2の部分58bとを画定する。摩擦撹拌溶接継手58の第1の部分58aは、摩擦撹拌溶接ツール22、より詳細には、第2の肩部25の表面45によって、第1の角運動速度で混合され、そして、摩擦撹拌溶接継手58の第2の部分58bは、摩擦撹拌溶接ツール22、より詳細には、第1の肩部24の表面35によって、第2の角運動速度で混合され、それによって、第1の部分58aおよび第2の部分58bに異なる精錬の粒状組織を形成する。ここに使用されるように、「角運動速度」は、スピード成分と方向成分との両方を含む。方向成分は、「右手の法則」に従う動き、すなわち、逆時計回りの動きに対してポジティブであり、そして、反対方向の動き、すなわち、時計回りの動きに対してネガティブである。
有利な点として、第1の肩部24の表面35および第2の肩部25の表面45は、溶接継手19を形成するときに異なる角運動側で回転されることが可能であるので、第1の構造部材23aと第2の構造部材23bとを構成するのに使用される材料が、異種のメタルだけでなく、異なる固相線温度と、異なる硬度を有する材料を含むことが可能であり、従って、さらに、結果として生ずる構造アセンブリを構成するのに使用されることが可能な材料の範囲を拡張する。
図36を参照すると、本発明の1つの実施形態による摩擦撹拌溶接機器20を使用して、1つのワークピースまたは複数のワークピース23を摩擦撹拌溶接するために実行される操作が示されている。その方法は、ワークピースに近接して第1の肩部と第2の肩部とを位置決めするステップを含む。ブロック60を参照。第1の肩部および第2の肩部のそれぞれは、ワークピースを摩擦係合するように構成される表面を有する。ピンは、そのピンがそれらの間に延在するように第1の肩部と第2の肩部とに接続されている。ブロック61を参照。そのピンは、ワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定する。その後、第1の肩部は、第1の角運動速度で回転され、そして、ピンおよび第2の肩部は、第1の角運動速度とは異なる第2の角運動速度で回転され、そのために、ピン、第1の肩部および第2の肩部のそれぞれの少なくとも一部分は、ワークピースを摩擦係合し、それによって、摩擦撹拌溶接継手を形成する。ブロック68を参照。ピンの撹拌部分は、所定の経路に沿ってワークピースの中を移動されることが可能である。ブロック72を参照。

図37を参照すると、本発明の別の実施形態による摩擦撹拌溶接機器20を使用して1つのワークピースまたは複数のワークピース23を摩擦撹拌溶接するために実行される操作が示されている。その方法は、ワークピースに近接して第1の肩部と第2の肩部とを位置決めするステップを含む。ブロック80を参照。第1の肩部および第2の肩部のそれぞれは、ワークピースを摩擦係合するように構成される表面を有する。ピンは、そのピンがそれらの間に延在するように第1の肩部と第2の肩部とに接続されている。ブロック81を参照。そのピンは、ワークピースを摩擦係合するように構成される撹拌部分を画定する。第1の肩部が回転される。ブロック88を参照。第1の回転するステップと同時に、ピンおよび第2の肩部は、第1の肩部とは関係なく回転され、そのために、ピン、第1の肩部および第2の肩部のそれぞれの少なくとも一部分は、ワークピースに摩擦係合し、それによって、摩擦撹拌溶接継手を形成する。ブロック89を参照。たとえば、第1の回転するステップおよび第2の回転するステップは、同じ角運動速度で第1の肩部と第2の肩部とを回転することを含むことが可能である。別の実施形態において、第1の回転ステップおよび第2の回転ステップは、第1の角運動速度で第1の肩部を、そして、第2の角運動速度でピンと第2の肩部とを回転することを含み、第2の角運動速度は第1の角運動速度とは異なっている。ブロック90を参照。ここに使用されるように、「角運動速度」は、スピード成分と方向成分との両方を含む。方向成分は、「右手の法則」に従う動き、すなわち、逆時計回りの動きに対してポジティブであり、そして、反対方向における動き、すなわち、時計回りの動きに対してネガティブである。ピンの撹拌部分は、所定の経路に沿ってワークピースの中を移動されることが可能である。ブロック94を参照。
図36および図37に示されるように、ピンを第1の肩部および第2の肩部に接続する方法は変えられることが可能である。1つの実施形態において、接続するステップは、第1の肩部の開口を通ってピンの端部をスライドするステップを含む。ブロック62および82を参照。接続するステップは、次に、第2の肩部によって画定されるねじ開口にピンの端部をねじ込むステップを含むことが可能である。ブロック63および83を参照。別の実施形態において、接続するステップは、ワークピースに開口をあけるステップを含む。ブロック64および84を参照。ピンの端部は、第1の肩部の開口を通ってスライドされる。ブロック65および85を参照。そのピンの端部は、ワークピースの開口を通って挿入され、そして、第2の肩部に接続される。ブロック66および86を参照。ピンの端部は、次に、第2の肩部に接続される。ブロック67および87を参照。
図36および図37に示されるように、互いに第1の肩部と第2の肩部との位置決めは、肩部によってワークピースに用いられる力を調整するために、修正されることが可能である。ブロック69および91を参照。たとえば、1つの実施形態において、ピンは、第1の肩部を第1の肩部の方へ付勢するように、第1の肩部の方へ付勢される。ブロック70および92を参照。別の実施形態において、第1の肩部は、第2の肩部の方へ付勢される。ブロック71および93を参照。
従って、大きなワークピースあるいは曲線形状を有するワークピースを摩擦撹拌溶接することによって、溶接継手を形成する摩擦撹拌溶接ツール、装置および製造の関連方法が提供されている。そのツールは、効果的に溶接継手を支持し、そして、摩擦撹拌溶接の間溶接継手内に可塑化された材料を押し込めることが可能である。そのツールは、ワークピースの形状およびサイズを容易に変えるように構成されることが可能である。さらに、そのツールは、異なる材料特性を有するワークピースを摩擦撹拌溶接することを可能とする。
本発明が前述の説明および関連する図面に呈される教示の恩典を有することに付随する本発明の多数の変更および他の実施形態は、当業者には考えられるであろう。従って、本発明は、開示されている特定の実施形態に限定されるものではなく、変更および他の実施形態は、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれると意図されるということは理解されるべきである。特定の用語がここに使用されているとはいえ、それらは、限定のためでなく、単に、包括的な、そして、説明的な意味で使用されている。
摩擦撹拌溶接の間の肩部およびプローブの位置決めを示している従来の摩擦撹拌溶接ツールの部分斜視図である。 摩擦撹拌溶接の間の肩部およびプローブの位置決めを示している従来の摩擦撹拌溶接ツールの断面図である。 本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接前にそれらの間の中間面を形成するために、2つのワークピースの位置決めを示している斜視図である。 本発明の1つの実施形態による、図2Aに示される2つのワークピースを摩擦撹拌溶接によって形成される構造アセンブリを示している斜視図である。 本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールを示している立面図である。 本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールのためのピンを示している立面図である。 図4に示されるピンの1つの端部を示している立面図である。 本発明の別の実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールのためのピンを示している立面図である。 線7−7に従って、図6に示されるピンを示している断面図である。 本発明の別の実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールのためのピンを示している立面図である。 線9−9に従って、図8に示されるピンを示している断面図である。 本発明の別の実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールのためのピンを示している立面図である。 線11−11に従って、図10に示されるピンを示している断面図である。 本発明の別の実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールのためのピンを示している立面図である。 図12に示されるピンの1つの端部を示している立面図である。 線14−14に従って、図12に示されるピンを示している断面図である。 本発明の別の実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールのためのピンを示している立面図である。 図15に示されるピンの1つの端部を示している立面図である。 線17−17に従って、図15に示されるピンを示している断面図である。 本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールの第2の肩部を示している立面図である。 ワークピースを摩擦係合するように構成される図18に示される第2の肩部の端部を示している平面図である。 図18に示される第2の肩部を示している底面図である。 線21−21に従って、図18に示される第2の肩部を示している断面図である。 本発明の1つの実施形態による、第2の肩部に連結するように構成される摩擦撹拌溶接ツールのピンの端部を示している部分立面図である。 本発明の別の実施形態による、摩擦撹拌溶接ツールの第2の肩部を示している立面図である。 ワークピースを摩擦係合するように構成される図23に示される第2の肩部の端部を示している平面図である。 図23に示される第2の肩部を示している底面図である。 線26−26に従って、図23に示される第2の肩部を示している断面図である。 本発明の1つの実施形態による、ピンをスライド可能に受容する開口を画定する摩擦撹拌溶接ツールの第1の肩部の端部を示している立面図である。 線28−28に従って、図27に示される第1の肩部を示している断面図である。 ワークピースを摩擦係合するように構成される線29−29に従って、図28に示される第1の肩部の端部を示している立面図である。 線30−30に従って、図29に示される第1の肩部の端部を示している部分断面図である。 本発明の別の実施形態による、ピンをスライド可能に受容する開口を画定する摩擦撹拌溶接ツールの第1の肩部の端部を示している立面図である。 線32−32に従って、図31に示される第1の肩部を示している断面図である。 ワークピースを摩擦係合するように構成される線33−33に従って、図32に示される第1の肩部の端部を示している立面図である。 線34−34に従って、図33に示される第1の肩部の端部を示している部分断面図である。 本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接重ね継手の立面図である。 本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接する操作を示しているフローチャートである。 本発明の1つの実施形態による、摩擦撹拌溶接する操作を示しているフローチャートである。

Claims (55)

  1. ワークピースに摩擦攪拌溶接継手を形成するために互いに無関係に回転可能な外側部分および内側部分を有するスピンドルへ取り付けるツールであって、
    第1および第2の端部を有するピンであって、該ピンの該第1の端部は前記スピンドルの前記内側部分と回転が伝わるように接続されているピンと、
    前記ピンの前記第1の端部をスライド可能に受容できる、第1の肩部を通過する開口を画定する第1の肩部であって、該第1の肩部は前記スピンドルの前記外側部分と回転が伝わるように接続されている第1の肩部と、
    前記ピンが前記第1の肩部と第2の肩部との間で延びるように前記ピンの前記第2の端部を受容できる開口を画定する第2の肩部とを備え、
    前記ピンは前記ワークピースと摩擦係合でき前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置する撹拌部分を画定し、前記第1および第2の肩部はそれぞれ、前記ワークピースと摩擦係合できる表面を有し、これによって前記ピンおよび前記第1および第2の肩部が回転されると前記摩擦攪拌溶接継手を形成し、前記ピンおよび前記第2の肩部は一緒に回転でき、前記第1の肩部は前記ピンおよび前記第2の肩部と無関係に回転できるように構成した、ツール。
  2. 前記第1の肩部および第2の肩部の前記表面の少なくとも1つには、ねじ山がつけられている、請求項1に記載のツール。
  3. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つの平坦な表面を画定する、請求項1に記載のツール。
  4. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つのねじ付き表面と少なくとも1つの平坦な表面とを画定する、請求項1に記載のツール。
  5. 前記ピンの前記撹拌部分が、第1の方向に方向付けられるねじ山を有する第1のねじ付き表面と、第2の方向に方向付けられるねじ山を有する第2のねじ付き表面とを備え、そして、前記第1の方向が、前記第2の方向とは異なっている、請求項1に記載のツール。
  6. 前記第2の肩部が、前記溶接継手から離れて熱を伝えるように構成される複数のフィンを画定する、請求項1に記載のツール。
  7. 前記ピンの前記第2の端部の少なくとも一部分には、ねじ山がつけられ、前記第2の肩部の前記開口の少なくとも一部分には、前記ピンの前記第2の端部をねじ受容するように、ねじ山がつけられている、請求項1に記載のツール。
  8. 前記ピンの前記第2の端部が、多角形の形状を有し、そして、前記第2の肩部の前記開口が、前記ピンの前記第2の端部の形状に対応する多角形の形状を有する、請求項1に記載のツール。
  9. 前記第1の肩部および第2の肩部が、摩擦撹拌溶接の間、前記ワークピースを相対して支持するよう構成されている、請求項1に記載のツール。
  10. ワークピースに摩擦攪拌溶接継手を形成するために互いに無関係に回転可能であり、かつ軸方向に並進可能である外側部分および内側部分を有するスピンドルに取り付けるツールであって、
    第1および第2の端部を有するピンであって、該ピンの該第1の端部は、前記スピンドルの前記内側部分と回転および軸方向の並進が伝わるように接続され、
    前記ピンの前記第1の端部をスライド可能に受容でき前記第1の肩部を通過する開口を画定する第1の肩部であって、該第1の肩部は前記スピンドルの前記外側部分と回転および軸方向の並進が伝わるように接続されている第1の肩部と、
    前記ピンが前記第1の肩部と第2の肩部との間で延びるように前記ピンの前記第2の端部を受容できる開口を画定する第2の肩部とを備え、
    該第2の肩部は前記ピンと回転が伝わるように接続され、前記ピンは前記ワークピースと摩擦係合でき、前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置する撹拌部分を画定し、前記第1および第2の肩部のうちの少なくとも1つが、前記ワークピースと摩擦係合できる少なくとも1つの隆起部分を画定する表面を有し、これによって、前記ピンと前記第1および第2の肩部とが回転すると前記摩擦攪拌溶接継手を形成し、前記第1の肩部と前記第2の肩部とは、前記摩擦攪拌溶接の間、前記ワークピースを互いに反対方向から支持でき、前記ピンおよび前記第2の肩部は一緒に回転および軸方向に並進でき、前記第1の肩部は前記ピンおよび前記第2の肩部と無関係に回転できるように構成した、ツール。
  11. 前記第1の肩部および第2の肩部の前記表面の少なくとも1つには、ねじ山がつけられている、請求項10に記載のツール。
  12. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つの平坦な表面を画定する、請求項10に記載のツール。
  13. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つのねじ付き表面と少なくとも1つの平坦な表面とを画定する、請求項10に記載のツール。
  14. 前記ピンの前記撹拌部分が、第1の方向に方向付けられるねじ山を有する第1のねじ付き表面と、第2の方向に方向付けられるねじ山を有する第2のねじ付き表面とを備え、前記第1の方向が、前記第2の方向とは異なっている、請求項10に記載のツール。
  15. 前記第2の肩部が、前記溶接継手から離れて熱を伝えるように構成される複数のフィンを画定する、請求項10に記載のツール。
  16. 前記ピンの前記第2の端部の少なくとも一部分には、ねじ山がつけられ、そして、前記第2の肩部の前記開口の少なくとも一部分には、前記ピンの前記第2の端部をねじ受容するように、ねじ山がつけられている、請求項10に記載のツール。
  17. 前記ピンの前記第2の端部が、多角形の形状を有し、そして、前記第2の肩部の前記開口が、前記ピンの前記第2の端部の形状に対応する多角形の形状を有する、請求項10に記載のツール。
  18. 前記第1の肩部が、前記ピンと前記第2の肩部とは関係なく回転するように構成されている、請求項10に記載のツール。
  19. ワークピースに摩擦攪拌溶接継手を形成するために互いに無関係に回転可能な外側部分および内側部分を有するスピンドルに取り付けるツールであって、
    第1および第2の端部を有するピンであって、該ピンの該第1の端部は前記スピンドル前記内側部分と回転が伝わるように接続されているピンと、
    前記ピンの前記第1の端部をスライド可能に受容でき前記第1の肩部を通過する開口を画定する第1の肩部であって、該第1の肩部は前記スピンドルの前記外側部分と回転が伝わるように接続されている第1の肩部と、
    前記ピンが前記第1の肩部と第2の肩部との間で延びるように前記ピンの前記第2の端部を受容できる開口を画定する第2の肩部とを備え、
    該第2の肩部は前記ピンと回転が伝わるように接続され、前記ピンは前記ワークピースと摩擦係合でき、前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置する撹拌部分を画定し、前記ピンと前記第1および第2の肩部とが回転されると前記摩擦攪拌溶接継手を形成し、前記第2の肩部は前記溶接継手から熱を逃すことができる複数のフィンを画定し、前記ピンおよび前記第2の肩部は一緒に回転でき、第1の肩部は前記ピンおよび前記第2の肩部と無関係に回転できるように構成した、ツール。
  20. 前記第1の肩部および前記第2の肩部それぞれが、前記ワークピースを摩擦係合するように構成される表面を有し、それによって、少なくとも部分的に前記摩擦撹拌溶接継手を形成する、請求項19に記載のツール。
  21. 前記第1の肩部および第2の肩部の前記表面の少なくとも1つには、ねじ山がつけられている、請求項20に記載のツール。
  22. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つの平坦な表面を画定する、請求項19に記載のツール。
  23. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つのねじ付き表面と少なくとも1つの平坦な表面とを画定する、請求項19に記載のツール。
  24. 前記ピンの前記撹拌部分が、第1の方向に方向付けられるねじ山を有する第1のねじ付き表面と、第2の方向に方向付けられるねじ山を有する第2のねじ付き表面とを備え、前記第1の方向が、前記第2の方向とは異なっている、請求項19に記載のツール。
  25. 前記ピンの前記第2の端部の少なくとも一部分には、ねじ山がつけられ、そして、前記第2の肩部の前記開口の少なくとも一部分には、前記ピンの前記第2の端部をねじ受容するように、ねじ山がつけられている、請求項19に記載のツール。
  26. 前記ピンの前記第2の端部が、多角形の形状を有し、そして、前記第2の肩部の前記開口が、前記ピンの前記第2の端部の形状に対応する多角形の形状を有する、請求項19に記載のツール。
  27. 前記第1の肩部および第2の肩部が、摩擦撹拌溶接の間、前記ワークピースを相対して支持するよう構成されている、請求項19に記載のツール。
  28. ワークピースに摩擦攪拌溶接継手を形成する装置であって、
    回転可能な内側部分および回転可能な外側部分を画定するスピンドルを有する機械と、
    摩擦攪拌溶接ツールと
    を備え、前記摩擦攪拌溶接ツールが、
    第1および第2の端部を有するピンであって、前記ピンの前記第1の端部は前記スピンドルの前記内側部分と回転が伝わるように接続されているピンと、
    前記ピンの前記第1の端部をスライド可能に受容でき前記第1の肩部を通過して延びる開口を画定する第1の肩部であって、該第1の肩部は前記スピンドルの前記外側部分と回転が伝わるように接続されている第1の肩部と、
    前記ピンが前記第1の肩部と第2の肩部との間で延びるように前記ピンの前記第2の端部を受容できる開口を画定する第2の肩部とを備え、
    該第2の肩部は前記ピンと回転が伝わるように接続され、前記ピンは前記ワークピースと摩擦係合でき、前記第1の端部と前記第2の端部との間に位置する撹拌部分を画定して、前記ピンと前記第1および第2の肩部とが回転されると前記摩擦攪拌溶接継手を形成し、前記ピンおよび前記第2の肩部は一緒に回転でき、前記第1の肩部は前記ピンおよび前記第2の肩部と無関係に回転できるように構成した、装置。
  29. 前記第1の肩部および前記第2の肩部それぞれが、前記ワークピースを摩擦係合するように構成される表面を有し、それによって、少なくとも部分的に前記摩擦撹拌溶接継手を形成する、請求項28に記載の装置。
  30. 前記第1の肩部および第2の肩部の前記表面の少なくとも1つには、ねじ山がつけられている、請求項29に記載の装置。
  31. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つの平坦な表面を画定する、請求項28に記載の装置。
  32. 前記ピンの前記撹拌部分が、少なくとも1つのねじ付き表面と少なくとも1つの平坦な表面とを画定する、請求項28に記載の装置。
  33. 前記ピンの前記撹拌部分が、第1の方向に方向付けられるねじ山を有する第1のねじ付き表面と、第2の方向に方向付けられるねじ山を有する第2のねじ付き表面とを備え、前記第1の方向が、前記第2の方向とは異なっている、請求項28に記載の装置。
  34. 前記第2の肩部が、前記溶接継手から離れて熱を伝えるように構成される複数のフィンを画定する、請求項28に記載の装置。
  35. 前記ピンの前記第2の端部の少なくとも一部分には、ねじ山がつけられ、前記第2の肩部の前記開口の少なくとも一部分には、前記ピンの前記第2の端部をねじ受容するように、ねじ山がつけられている、請求項28に記載の装置。
  36. 前記ピンの前記第2の端部が、多角形の形状を有し、前記第2の肩部の前記開口が、前記ピンの前記第2の端部の形状に対応する多角形の形状を有する、請求項28に記載の装置。
  37. 前記第1の肩部および第2の肩部が、摩擦撹拌溶接の間、前記ワークピースを相対して支持するよう構成されている、請求項28に記載の装置。
  38. ワークピースを摩擦攪拌溶接する方法であって、
    前記ワークピースに隣接する第1および第2の肩部を位置決めする位置決めステップであって、該第1及び第2の肩部のそれぞれは、前記ワークピースに摩擦係合できる表面を有する位置決めステップと、
    前記第1の肩部と前記第2の肩部とにピンを接続して前記ピンが前記第1の肩部と前記第2の肩部との間で延びるようにする接続ステップであって、該ピンが、前記ワークピースと摩擦係合できる撹拌部分を画定する接続ステップと、
    スピンドルの外側部分に前記第1の肩部を接続する接続ステップと、
    前記スピンドルの内側部分に前記ピンを接続する接続ステップと、
    次いで、第1の角速度で前記第1の肩部を回転し、前記第1の角速度と異なる第2の角速度で前記ピンおよび前記第2の肩部を回転する回転ステップであって、前記ピン、前記第1の肩部および前記第2の肩部のそれぞれの少なくとも一部が前記ワークピースと摩擦係合して、摩擦攪拌溶接継手を形成する回転ステップとを備える、方法。
  39. 前記接続するステップが、前記第1の肩部の開口を通って前記ピンの端部をスライドするステップを備える、請求項38に記載の方法。
  40. 前記接続するステップが、前記ピンの端部を前記第2の肩部によって画定されるねじ開口にねじ込むステップを備える、請求項38に記載の方法。
  41. 前記接続ステップが、前記ワークピースに開口をあけるステップと、
    前記ピンの端部を前記第1の肩部の開口を通ってスライドするステップと、
    前記ピンの端部を前記ワークピースの開口を通って挿入するステップと、および
    前記ピンの端部を前記第2の肩部に接続するステップと
    を備える、請求項38に記載の方法。
  42. 前記ピンの撹拌部分を、所定の経路に沿って前記ワークピースの中を移動するステップを備える、請求項38に記載の方法。
  43. 前記第2の肩部を前記第1の肩部の方へ付勢するように、前記ピンを前記第1の肩部の方へ軸方向に並進運動させるステップを備える、請求項38に記載の方法。
  44. ワークピースを摩擦攪拌溶接する方法であって、
    前記ワークピースに隣接する第1および第2の肩部を位置決めする位置決めステップであって、前記第1および第2の肩部のそれぞれが、前記ワークピースと摩擦係合できる表面を有する位置決めステップと、
    前記第1および第2の肩部にピンを接続して、前記ピンが前記第1の肩部と前記第2の肩部との間で延びるようにする接続ステップであって、前記ピンが、前記ワークピースと摩擦係合できる撹拌部分を画定する接続ステップと、
    スピンドルの外側部分に前記第1の肩部を接続する接続ステップと、
    前記スピンドルの内側部分に前記ピンを接続する接続ステップと、
    前記第1の肩部を回転させる回転ステップと、
    前記第1の肩部を回転させる前記回転ステップと同時に、前記第1の肩部と無関係に前記ピンおよび前記第2の肩部を回転させて、前記ピン、前記第1の肩部および前記第2の肩部のそれぞれの一部が前記ワークピースと摩擦係合して、摩擦攪拌溶接継手を形成するようにする回転ステップとを備える、方法。
  45. 前記接続するステップが、前記第1の肩部の開口を通って前記ピンの端部をスライドするステップを備える、請求項44に記載の方法。
  46. 前記接続するステップが、前記ピンの端部を前記第2の肩部によって画定されるねじ開口にねじ込むステップ備えている、請求項44に記載の方法。
  47. 前記接続するステップが、
    前記ワークピースに開口をあけるステップと、
    前記ピンの端部を前記第1の肩部の開口を通ってスライドするステップと、
    前記ピンの端部を前記ワークピースの開口を通って挿入するステップと、および
    前記ピンの端部を前記第2の肩部に接続するステップと
    を備える、請求項44に記載の方法。
  48. 前記ピンの撹拌部分を、所定の経路に沿って前記ワークピースの中を移動するステップを備える、請求項44に記載の方法。
  49. 前記第2の肩部を前記第1の肩部の方へ付勢するように、前記ピンを前記第1の肩部の方へ軸方向に並進運動させるステップを備える、請求項44に記載の方法。
  50. 前記第1の回転するステップおよび第2の回転するステップが、第1の角運動速度で前記第1の肩部を、そして、第2の角運動速度で前記ピンおよび前記第2の肩部を回転するステップを備え、前記第2の角運動速度が、前記第1の角運動速度とは異なっている、請求項49に記載の方法。
  51. 回転摩擦攪拌溶接ツールにより形成される摩擦攪拌溶接重ね継手であって、
    第1の構造部材と、
    第2の構造部材であって、前記第1の構造部材と少なくとも部分的に重なって前記第1の構造部材と前記第2の構造部材との間に境界面を画定する第2の構造部材と、
    前記境界面で少なくとも部分的に前記第1の構造部材と前記第2の構造部材とを接合する摩擦攪拌溶接継手であって、該摩擦攪拌溶接継手が第1および第2の部分を画定し、前記第1の部分が、前記第1の構造部材の一部を成し、前記境界面と向かい合う表面を含み、前記第1の部分は第1の角速度で前記摩擦攪拌溶接ツールにより混合され、前記第2の部分が、前記境界面に隣接する前記第1の構造部材の少なくとも一部と、前記第2の構造部材の少なくとも一部とを含み、前記第2の部分は、第2の角速度で前記摩擦攪拌溶接ツールにより混合されて、前記第1および第2の部分内に互いに異なる微細化度の結晶粒組織を形成する摩擦攪拌溶接継手とを備える、摩擦攪拌溶接重ね継手。
  52. 前記第1の構造部材および第2の構造部材が、異なる材料を備える、請求項51に記載の摩擦撹拌溶接重ね継手。
  53. 前記第1の構造部材および第2の構造部材が、異なる融解温度を有する、請求項51に記載の摩擦撹拌溶接重ね継手。
  54. 前記第1の構造部材および第2の構造部材が、異なる硬度を有する、請求項51に記載の摩擦撹拌溶接重ね継手。
  55. 前記スピンドルの前記内側部分が、前記スピンドルの前記外側部分と無関係に軸方向に並進可能である、請求項28に記載の装置。
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