JP3874863B2 - 繊維製品の抗菌性能付与方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、病院リネンサプライにおけるシーツ、包布、ピロケース等の寝具類の洗濯において、洗濯処理毎に抗菌剤処理を行うことにより、確実にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対して優れた抗菌性能が付与された寝具類を提供する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、医療施設では多くの抗生物質に耐性を示すメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による院内感染症の発生が問題となっている。
【0003】
最近になって、MRSAによる院内感染防止対策の一環として、繊維上でMRSAの増殖を抑制する抗菌加工繊維素材が登場し、医療施設等で白衣等の衣類、カーテン及びシーツ用生地等に適用されつつある。
【0004】
しかしながら、各種抗菌剤で処理したこれらの抗菌加工繊維素材を使用した製品は抗菌性能が不充分であったり、洗濯処理を繰り返すことによって、その抗菌性能が著しく低下するという問題がある。また、コスト的にも高くつくという欠点がある。
【0005】
このような問題点から、病院で使用されるシーツ、包布やピロケース等の寝具類を貸与し、使用後に回収、洗濯して繰り返し供給するリースとクリーニングを組み合わせた業態、いわゆる病院リネンサプライには抗菌加工繊維素材を使用した製品は適用できないのが現状である。
【0006】
しかも、病院リネンサプライにおいては洗濯の対象となる病院で実使用された寝具類の、洗濯処理した未使用品への交換頻度は1週間に1回程度であることから、MRSAによる院内感染を防止するためには、必然的に寝具類のMRSAに対する抗菌性能が、実使用場面で実使用期間の1週間は持続することが必要である。
【0007】
一方、リネンサプライの洗濯において、シーツや浴衣等の被洗物を湿った状態で1〜2晩放置すると、洗濯後残留する汚れや水等が腐敗して悪臭が発生するため、雑菌や黴の繁殖を抑制して腐敗臭をなくす目的で処理する抗菌防臭剤が開示されているが(特開平5-139918号公報)、病院リネンサプライにおいて高温(80℃)下での洗浄と次亜塩素酸ナトリウムや過酸化水素漂白を必須工程とする寝具類の洗濯を繰り返した場合でも、その都度確実に優れた抗菌性能が付与され、寝具類の実使用期間中抗菌性能が持続し、しかも低コストであるという課題を解決する寝具類への抗菌性能付与方法は開示されていない。
【0008】
また、従来からアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩(ベンザルコニウム塩ともいう)は殺菌力を示すことから繊維類の抗菌加工処理等に用いられてきた。しかしながら、ベンザルコニウム塩を単独で繊維類に対して使用した場合、充分な抗菌性能が得られないという問題があった。
【0009】
従って、本発明の目的はかかる課題を解決する寝具類への抗菌性能付与方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる現状において本発明者らは、鋭意検討を行った結果、抗菌剤としてカチオン界面活性剤系抗菌剤にキレート剤を併用することにより飛躍的に抗菌性能を向上させることができ、更に病院リネンサプライにおける寝具類の洗濯において、最終濯ぎ工程終了後に毎回、カチオン界面活性剤系抗菌剤とキレート剤とを含有する抗菌剤組成物で処理することにより、低コストで確実にMRSAに対して優れた抗菌性能が付与された寝具類を提供できることを見出し、本発明を完成するに到った。
【0011】
すなわち、本発明は、繊維製品の洗濯において、最終濯ぎ工程終了後に、(a)カチオン界面活性剤系抗菌剤と(b)キレート剤とを含有する抗菌剤組成物を(a)成分の濃度として被処理繊維製品に対して 0.005〜0.5 重量%owf で処理することを特徴とする繊維製品の抗菌性能付与方法に関する。
【0012】
本発明においては、病院リネンサプライにおける寝具類の洗濯において、高温(80℃)下での洗浄と次亜塩素酸ナトリウムや過酸化水素漂白を経た最終濯ぎ工程終了後に毎回、上記の抗菌剤組成物で処理することにより、寝具類にMRSAに対する抗菌性能を付与することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明においては、抗菌剤組成物の(a)成分としてカチオン界面活性剤系抗菌剤が用いられる。さらに、カチオン界面活性剤系抗菌剤としては、下記の一般式(I)で表されるアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩(ベンザルコニウム塩)が好ましい。
【0014】
【化2】
Figure 0003874863
【0015】
(式中、R1は炭素数12〜14の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を、 X- は陰イオンを表す。)
一般式(I)において、R1は炭素数12〜14の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示すが、直鎖アルキル基が好ましい。また、 X- は陰イオンを示すが、具体的にはハロゲンイオン、モノヘキサデシルリン酸エステルイオン等が挙げられ、特に塩素イオンが好ましい。
【0016】
本発明においては、抗菌剤組成物の(b)成分としてキレート剤が用いられる。キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、クエン酸、コハク酸又はそのNa、KもしくはNH4 塩が用いられるが、特にEDTA又はそのNa塩が好ましい。キレート剤はカチオン界面活性剤系抗菌剤の抗菌活性の向上の目的で使用される。
【0017】
本発明に使用される抗菌剤組成物中の前記(a)成分と(b)成分の配合割合は、前記の充分な抗菌活性向上効果又は抗菌活性低下防止効果を得るために、モル比で(b)/(a)=0.5 以上が好ましく、更に 0.5〜5、特に1〜2が好ましい。
【0018】
また、本発明に使用される抗菌剤組成物の性状を取り扱いの面及び保存安定性の面から好ましい均一透明水溶液とするため、組成物中の(a)成分の配合割合は 0.1〜40重量%が好ましく、2〜20重量%が更に好ましい。尚、組成物中の(b)成分の配合割合は前記で規定したモル比(b)/(a)で一義的に決定される。
【0019】
また、本発明では寝具類の洗濯において、最終濯ぎ工程終了後に抗菌剤処理することを特徴とすることから、抗菌剤組成物のpHは6〜8の中性付近が好ましい。
【0020】
そこで、かかる抗菌剤組成物のpH調整剤としては、適宜のアルカリ剤が使用され、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリや炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸アルカリ塩や炭酸水素アルカリ塩等が挙げられ、これらの中でも特に水酸化ナトリウムが好ましい。
【0021】
本発明において、抗菌剤組成物は、(a)成分、(b)成分及び水からなる各成分を混合攪拌等することによって均一透明水溶液として製造することができる。
【0022】
本発明において、抗菌剤組成物の好適な処理濃度範囲は、(a)成分のカチオン界面活性剤系抗菌剤の濃度として被処理寝具類に対して 0.005〜0.5 重量%owf 、好ましくは0.01〜0.3 重量%owf である。 0.005重量%owf 未満の濃度では抗菌活性が不足し、また 0.5重量%owf を超える濃度では抗菌活性は充分に達成されるが抗菌効果が飽和するため、これ以上の濃度で処理することは経済的に好ましくない。
【0023】
本発明において、洗濯機処理槽内で対象被洗物の寝具類を抗菌剤処理するに際しては、抗菌剤組成物を適宜水で希釈した処理浴中で被洗物の寝具類を所定温度で所定時間浸漬又は攪拌処理して、対象被洗物の寝具類に抗菌剤を接触、吸着させる。この時の使用水量は被処理寝具類1kg当たり3〜20リットル(浴比=1/3〜1/20)の範囲が好ましい。
【0024】
抗菌剤組成物を用いた処理温度は一般的には10〜80℃の範囲が好ましく、処理時間は一般的には2〜60分の範囲が好ましい。
【0025】
処理方法としては、バッチ式洗濯機、又はリネンサプライ業界に特徴的な連続式洗濯機を用いて、洗濯の一連の処理工程の中で最終濯ぎ工程終了後に、後処理工程として組み込んで処理を行う。かかる処理は、洗濯ごとに毎回行うのが、抗菌性付与の面で好ましい。
【0026】
処理後、遠心又は加圧脱水して所要量の抗菌剤を付与させた後、乾燥固着させる。乾燥温度は室温〜 200℃の範囲であり、乾燥時間は適宜決定される。
【0027】
尚、対象とする菌類はMRSAばかりではなく、黄色ブドウ球菌等のグラム陽性菌;大腸菌、緑膿菌等のグラム陰性菌;黒黴等の黴類といった細菌類、黴菌類や酵母菌類等広範囲にわたる菌類にも適用できる。
【0028】
また、抗菌性能を付与する対象被洗物は病院リネンサプライにおける寝具類ばかりではなく、一般的な衣類やおしぼりリネンサプライ、おむつリネンサプライ、ホテルリネンサプライ等における被洗物にも適用できる。
【0029】
更に、洗濯の最終濯ぎ工程終了後に抗菌剤処理する際に、目的に応じて一般的な柔軟剤や糊剤等の各種仕上げ剤を併用して同浴中で抗菌性能付与と同時に各種仕上げ性能付与することもできる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、病院リネンサプライにおける寝具類の洗濯において、最終濯ぎ工程終了後に、カチオン界面活性剤系抗菌剤とキレート剤とを含有する抗菌剤組成物で処理することにより、低コストで確実にMRSAに対して優れた抗菌性能が付与された寝具類を提供することができる。
【0031】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、例中の%は特記しない限り重量%である。
【0032】
実施例1
表1に示す組成を有する各種抗菌剤組成物を調製し、下記の抗菌性能評価方法によりそれぞれの繊維に対する抗菌性能をハロー試験に従って評価した。その結果を表1に示した。
【0033】
<抗菌性能評価方法>
(1)抗菌剤処理
木綿ブロード(原反、未染着布)を10cm×24cmの布片に裁断し、これを抗菌剤処理布として用いた。表1に示した組成の抗菌剤組成物(0.25g)を水道水(100ml) に溶かした水溶液に処理布約10枚(25g;浴比=1/4)を室温で10分間浸漬処理した(処理布重量に対するベンザルコニウム塩濃度= 0.1重量%owf)。次いで1分間遠心脱水した後、 140℃で30秒間プレス乾燥した処理布をハロー試験の供試試料とした。
【0034】
(2)ハロー試験(抗菌性能評価)
抗菌剤処理した布からそれぞれ20mm×20mmの布片を裁断し、これらを供試試料とした。供試試料を、MRSAを植種したSCD寒天培地(日本製薬株式会社製、9cmφ)上に置き、35℃で24時間、菌の培養を行い、試料周辺の菌の生育の有無により、すなわち試料周辺に形成されるハロー幅(mm数)で抗菌性能を評価した(図1参照)。ハロー幅の数値の大きい方が抗菌性能が大であることを意味すし、抗菌剤未処理の布(ブランク)の場合は0である。
【0035】
【表1】
Figure 0003874863
【0036】
実施例2
表1に示す本発明品1の抗菌組成物を使用して、下記の抗菌性能評価方法により抗菌剤処理した寝具類について抗菌性能を評価した。抗菌性能の評価としてMRSAの菌数測定の結果を表2に、抗菌性能の持続性評価としてハロー試験の結果を表3に示した。
【0037】
<抗菌性能評価方法>
(1)抗菌剤処理
病院リネンサプライヤーにて、バッチ式洗濯機を用いて、実際に使用しているピロケース(45cm×70cmの袋状の木綿製枕カバー) を処理対象寝具として、洗濯の一連の処理工程の中で最終濯ぎ工程終了後に続いて抗菌剤処理を行った。すなわち、被洗物のピロケース(50kg)に対して水道水(200リットル;浴比=1/4)と本発明品1の抗菌剤組成物(0.5kg) を添加し、室温で10分間攪拌処理した(ピロケース重量に対するベンザルコニウム塩濃度= 0.1重量%owf)。次いで、排水し、10分間遠心脱水した後、 120℃で15分間タンブラー乾燥し、次いで 170℃でロールプレス(処理速度=10m/min)したピロケースを病院での実使用試験の供試試料とした。
【0038】
(2)病院での実使用試験
抗菌剤未処理のピロケース(現行品)と抗菌剤処理したピロケースについて、実際に病院にて使用前(洗濯直後)と1週間使用後(洗濯前)で、MRSAの菌数測定及びハロー試験を行い、抗菌性能とその持続性を評価した。また、MRSAに感染した患者10人に対して抗菌剤未処理のピロケース(現行品)と抗菌剤処理したピロケースを1週間ずつ交互に使用し、この実使用試験を3サイクル(6週間)繰り返して実施した。
【0039】
(3)MRSAの菌数測定(抗菌性能の評価)
1枚のピロケース(45cm×70cmの袋状の木綿製枕カバー) の表面及び裏面をそれぞれ10cm×10cmの12画分の布片に裁断し、1枚のピロケースにつき総計24画分の布片を1セットとして検体試料とした。オキサシリン(50ppm)を含むマンニット食塩寒天培地(栄研化学株式会社製、12cm×12cm) に、上記検体試料(10cm×10cm) を貼付後、滅菌水1mlを噴霧し、10分間湿潤接触した後、検体試料を取り除いて35℃で2日間培養後、発生するコロニーの数からMRSAの菌数を測定した。1枚のピロケースにつき24画分の布片検体試料のMRSAの菌数を測定し、その平均値をピロケース100cm2当たりのMRSAの菌数(個/100cm2) とした。更に、MRSAに感染した患者10人に使用したピロケース10枚について前記MRSAの菌数を求めその平均値で評価した。
尚、抗菌剤未処理のピロケース(現行品)と抗菌剤処理したピロケースについて、病院での使用前(洗濯直後)においては、いずれもMRSAの菌数は0であった。
【0040】
(4)ハロー試験(抗菌性能の持続性評価)
抗菌剤処理した1枚のピロケースからそれぞれ20mm×20mmの布片を裁断し、これらを供試試料とした。供試試料を、MRSAを植種したSCD寒天培地(日本製薬株式会社製、9cmφ)上に置き、35℃で24時間、菌の培養を行い、試料周辺の菌の生育の有無により、すなわち試料周辺に形成されるハロー幅(mm数)で抗菌性能を評価した(図1参照)。ハロー幅の数値の大きい方が抗菌性能が大であることを意味し、抗菌剤未処理のピロケース(ブランク)の場合は0である。
【0041】
【表2】
Figure 0003874863
【0042】
【表3】
Figure 0003874863

【図面の簡単な説明】
【図1】実施例において抗菌性能又は抗菌性能の持続性評価に用いたハロー試験のハロー幅を示す図である。

Claims (6)

  1. 病院リネンサプライ用繊維製品の洗濯において、最終濯ぎ工程終了後に、(a)カチオン界面活性剤系抗菌剤と(b)キレート剤とを含有する均一透明な水溶液からなるpH6〜8の抗菌剤組成物を(a)成分の濃度として被処理繊維製品に対して0.005〜0.5重量%owfで処理することを特徴とする病院リネンサプライ用繊維製品の抗菌性能付与方法。
  2. (a)カチオン界面活性剤系抗菌剤が、下記の一般式(I)で表されるアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩である請求項1記載の病院リネンサプライ用繊維製品の抗菌性能付与方法。
    Figure 0003874863
    (式中、R1は炭素数12〜14の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を、X-は陰イオンを表す。)
  3. 一般式(I)において、 X- がハロゲンイオン又はモノヘキサデシルリン酸エステルイオンである請求項2記載の病院リネンサプライ用繊維製品の抗菌性能付与方法。
  4. (b)キレート剤が、エチレンジアミン四酢酸、クエン酸、コハク酸又はそのNa、KもしくはNH4 塩である請求項1〜3のいずれか1項に記載の病院リネンサプライ用繊維製品の抗菌性能付与方法。
  5. 抗菌剤組成物中の(a)成分と(b)成分との配合割合が、モル比で(b)/(a)= 0.5〜5である請求項1〜4のいずれか1項に記載の病院リネンサプライ用繊維製品の抗菌性能付与方法。
  6. 抗菌剤組成物中の(a)成分の配合割合が 0.1〜40重量%である請求項1〜5のいずれか1項に記載の病院リネンサプライ用繊維製品の抗菌性能付与方法。
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