JP3874728B2 - 無線通信端末および復調方法 - Google Patents
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Description
技術の分野
この発明は、無線通信端末および復調方法に関する。より特定的には、この発明はW−CDMA方式において、コンプレストモード(Commpressed mode)のPLLシンセサイザによる周波数切換時に、チャネル推定動作時に特性劣化の原因となるノイズ成分をカットしてチャネル推定を行い、推定したチャネルに基づいて復号を行う無線通信端末および復調方法に関する。
背景技術
3rdGeneration Partnership Project(3GPP)において規定された通信方式においては、通信における様々な要求に答えるため、様々なサービスを通信可能としており、通信速度も最大2Mbpsまで対応できるような仕様が規定されている。
サービスとしても音声や動画のような連続的なデータから高速パケットまで存在し、複数のサービスを多重して1つもしくは複数の物理レイヤ上のチャネル(Physical Channel)において伝送する特徴を有する。
図5は3GPP規定通信方式で規定されたW−CDMA方式の携帯型電話機の受信部のブロック図である。図5において、アンテナ1で受信された高周波信号は、高周波増幅回路2で増幅された後、ミクサ3に与えられ、無線通信制御部17で制御されるPLLシンセサイザ4からの局部発振信号と混合され、ベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号はA/Dコンバータ5によってデジタル信号に変換され、そのデジタル信号は逆拡散復調部6に与えられる。
逆拡散復調部6はスペクトル拡散によって得られる高い時間分解能を利用し、伝播時間の異なる3系統の到来波をフィンガ7,8および9で逆拡散して抽出し、RAKE合成部13で3系統の同一信号成分を合成することにより、通信品質を改善する。このために、逆拡散復調部6は、たとえば3系統のフィンガ7,8および9含む。各フィンガ7,8および9はチャネル推定部10と逆拡散部11と積分回路12とを有している。チャネル推定部10はベースバンド信号を逆拡散するために位相がどこにあるかを推定し、QPSKの各象限を確定するための軸を固定する。逆拡散部11は到来波を逆拡散コードを用いて逆拡散し、積分回路12はその逆拡散された信号を積分してRAKE合成部13に出力する。RAKE合成部13は3系統のフィンガ7,8および9の出力を合成し、合成された信号成分は通信路復号化部14に与えられる。
図6Aおよび図6Bは2つの基地局と1つの無線移動局との通信状態を示す図である。図6Aに示す無線移動局40は基地局31の通信エリア内で周波数f1で基地局31に送信信号を送信し、周波数f2で基地局31からの送信信号を受信する。このとき、無線移動局40は基地局31からの周波数f2の受信信号のRSSIやSIRなどの信号レベルを定期的に測定する。また、通信中には上位シーケンスの指示のもと、無線移動局40が基地局31のエリア内にいても基地局31の周辺にある基地局32などの受信レベルを測定する。また、通信中に異周波数での基地局受信レベルを測定する必要もあり、W−CDMA方式の携帯電話機においてはcompressed modeが設けられている。
compressed modeでは、図6Bに示すように、1フレーム中の周波数f1で受信する期間のデータを圧縮し、受信部の受信周波数をf1から一時的に異なる周波数f2に変更し、周波数f2を受信してその受信レベルと干渉状態とを測定するための制御が行なわれる。
受信周波数を変更するとき、図5に示した無線通信制御17によりPLLシンセサイザ4から発生される局部発振信号が変更されるが、局部発振周波数が安定してミクサ3から周波数f2に基づくベースバンド信号が安定出力されるまでの時間の間、逆拡散復調部6には本来チャネル推定には使用できないような信号が入ってくる可能性があり、その場合チャネル推定機能動作に対して劣化の要因となる。したがって、チャネル推定に対して劣化要因となる信号レベルが入力されるよりもむしろレベル0になっている方が、次の周波数を切換えたときに、迅速にかつ正確にチャネル推定動作を開始することができる。その結果、軸の固定を正確かつ安定にできる。
発明の開示
それゆえに、この発明の主たる目的は、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくし、迅速に信頼性のある復調を行えるような無線通信端末および復調方法を提供することである。
この発明は、アンテナを介して高周波信号を受信する受信回路と、所定周波数の局部発振信号を出力する局部発振回路と、受信回路が受信する周波数に応じて局部発振回路の出力する局部発振信号の周波数を切換える通信制御部と、局部発振回路の出力と受信回路の受信した高周波信号を混合してベースバンド信号を出力するミクサ回路と、ベースバンド信号が入力され、チャネル推定するとともに、推定したチャネルに基づいてベースバンド信号を復調する復調回路と、局部発振回路が出力する局部発振信号の周波数切換え直後の一定期間、ベースバンド信号が復調回路に入力するのを阻止し、ゼロデータ信号を入力するマスク制御部を備えたことを特徴とする。
したがって、この発明によれば、周波数の切換動作が確定するまで、復調回路に与えられるデータを強制的にゼロにしたので、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくすことができ、復調回路はノイズ成分による誤動作をなるべく少なくできる。したがって、次に本来有意義のある復調データが来た場合、迅速に信頼性のある復調を行うことが可能となる。
好ましくは、通信制御部は、コンプレストモードにおいて、受信回路が一時的に異なる周波数の高周波信号を受信するのに応じて、局部発振回路の出力する局部発振信号の周波数を一時的に切換えることを特徴とする。
より好ましくは、局部発振信号の周波数切換え直後にマスク制御部が制御する一定期間は、当該切換え前の周波数と切換え後の周波数との差に基づき決定されることを特徴とする。
より好ましくは、局部発振信号の周波数切換え直後にマスク制御部が制御する一定期間は、局部発振回路の環境温度に基づき決定されることを特徴とする。
他の発明は、アンテナを介して受信した高周波信号と所定周波数の局部発振信号とを混合したベースバンド信号を入力し、チャネル推定するとともに、推定したチャネルに基づいてベースバンド信号を復調する復調方法において、局部発振信号の周波数切換え直後の一定期間、ベースバンド信号に代えてゼロデータ信号を入力してチャネル推定する。
したがって、この発明によれば、局部発振信号が切換られてミクサ回路の動作が確定するまで、復調部に与えられるデータを強制的にゼロにしたので、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくすことができ、その間は復調回路は入力信号がないものとしてチャネル推定動作を行わない。したがって、迅速に信頼性のある復調を行うことが可能となる。
発明を実施するための最良の形態
図1はこの発明の一実施例の受信部のブロック図である。図1において、アンテナ1と、高周波増幅回路2と、ミクサ3と、PLLシンセサイザ4と、A/Dコンバータ5と、逆拡散復調部6と、通信路復号化部14は図5と同様にして構成される。
さらに、この発明の実施例では、A/Dコンバータ5と逆拡散復調部6との間にA/D出力マスク制御部16が接続される。このA/Dマスク制御部16は、compressed mode時にPLLシンセサイザ4によって局部発振信号を切換えたときに、一定期間A/Dコンバータ5の出力が逆拡散復調部6に入力されるのを阻止するために設けられている。そして、A/D出力マスク制御部16はチャネル推定部10がベースバンド信号の物理チャネルを推定するときに、タイミング制御部15から与えられるマスク制御信号に応じて、チャネル推定動作無効時に比較的影響の少ない一定レベルの“0”コードを逆拡散復調部6の各フィンガ7,8および9に与える。タイミング制御部15は無線通信制御部17から与えられる制御信号に応じてマスク制御信号を出力する。
逆拡散復調部6は前述の図5と同様にしてベースバンド信号を逆拡散してRAKE合成部13に出力する。この復調出力信号は通信路復号化部14に与えられる。通信路復号化部14は、受信系の物理フォーマット変換や、デインタリーブを含む誤り訂正や、誤り検出を行う。
無線通信制御部17は無線通信のためのプロトコル制御と、逆拡散復調部6と通信路復号化部14の制御と、端末IF部18との通信を行う。端末IF部6はカメラやLCDなどのユーザIFのためのモジュール19のインタフェースのための機能を有する。
図2は図1に示したA/D出力マスク制御部16の具体的なブロック図である。図1に示したA/Dコンバータ5はベースバンド信号をデジタル信号に変換してA/D出力マスク制御部16に含まれるセレクタ161の一方の入力に与える。セレクタ161の他方入力端には固定データとして00h(hは16進を示す)が与えられる。この固定データはA/Dコンバータ5の出力をマスクするものである。セレクタ161はタイミング制御部15から出力されるA/D出力制御信号によって、その一方入力と他方入力とが切換えられる。
図3はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートであり、図4A〜図4Dは同じくタイムチャートである。
次に、図1ないし図4A〜図4Dを参照して、この発明の一実施例の動作について説明する。周波数をf2に切換える前の受信時は、アンテナ1で受信された周波数f1の高周波信号が高周波増幅回路2で増幅され、ミクサ3でPLLシンセサイザ4から出力される局部発振信号に基づいてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号はA/Dコンバータ5によってデジタル信号に変換されてA/D出力マスク制御部16に与えられる。このとき、A/D出力マスク制御部16のセレクタ161は、A/Dコンバータ5の出力側を選択しているため、デジタル信号に変換されたベースバンド信号が逆拡散復調部6のチャネル推定部10に与えられる。
周波数がf1のとき、チャネル推定部10は図4Aに示す受信信号のタイミングで0.6スロットまでの期間を利用してチャネル推定を行う。Compressed modeシーケンス手順に従い無線通信制御部17はPLLシンセサイザ4に周波数切換信号を与え、応じて、PLLシンセサイザ4はたとえば周波数f2を選択するための局部発振信号をミクサ3に与え、周波数f1から周波数f2への変更がなされる。
無線通信制御部17はPLLシンセサイザ4によって周波数を切換えることに対して、周囲の環境温度および切換前後の周波数差によりマスクオン時間を決定する。その後、A/Dマスクをオンするために、タイミング制御部15はA/D出力マスク制御部16にA/D出力マスク制御信号を与える。それにより、A/D出力マスク制御部16のセレクタ161の入力は他方入力側に切換られ、図4Aに示す0.5スロット期間だけ固定データが選択され、A/Dコンバータ5の出力信号がチャネル推定部10に与えられるのを阻止する。すなわち、図4Dに示す0.5スロット期間Tの間はA/D出力マスク制御部16から逆拡散復調部6に与えられるADデータが0にされ、その後A/D出力マスク制御部16のセレクタ161の入力は再び一方入力側に切換えられるので、A/Dコンバータ5でデジタル化されたベースバンド信号が逆拡散復調部6に与えられる。
ミクサ3はPLLシンセサイザ4から与えられる局部発振信号に応じて周波数f2の高周波信号を出力するが、AGCの引き込みに約3スロットの期間を要する。周波数f2の高周波信号が受信されると、逆拡散復調部6のチャネル推定部10はチャネルを推定するための動作を行い、無線通信制御部17は逆拡散復調部6の出力に基づいてその受信レベルを測定する。そして、無線通信制御部17は図4Aに示す受信レベル測定動作時間を経過すると、タイミング制御部15に制御信号を出力し、無線通信制御部17はPLLシンセサイザ4により元の周波数f1を受信するための局部発振信号を出力させる。
さらに、周波数を切換えている期間の約0.5スロットにおいて、無線通信制御部17はタイミング制御部15に対してA/Dマスクをオンするために、A/D出力マスク制御信号をA/Dマスク制御部16に出力し、セレクタ161の出力を固定データ“00h”側に切換える。0.5スロット期間を経過すると、セレクタ161の出力をA/D入力側に切換え、周波数f2の信号を受信した、A/Dコンバータ5の出力のデジタル化されたベースバンド信号がチャネル推定部10に与えられる。逆拡散復調部6は0.6スロット期間を利用してチャネル推定の動作開始する。
従来は図4Cに示すように、他の基地局の信号の受信レベルを測定するためにPLLシンセサイザ4で局部発振信号を切換えている間においても、逆拡散復調部6にはA/Dコンバータ5の出力が与えられ続けられたため、逆拡散復調部6には本来チャネル推定には使用できないような信号が入ってくる可能性があった。これに対して、この実施例によれば、上述のごとくPLLシンセサイザ4によって局部発振信号が切換られてミクサ3の動作が確定するまで、逆拡散復調部6に与えられるADデータを0にしたので、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくすことができ、その間はチャネル推定部10は入力信号がないものとしてチャネル推定動作の誤動作による特性劣化を最小にすることができる。したがって、迅速に信頼性のある復調を行うことが可能となる。
なお、上述の実施例は、他の基地局の信号レベルを測定するために周波数を切換えるときに、逆拡散復調部6に入力されるADデータを0に設定するようにしたが、これに限ることなく、ハードハンドオーバによる周波数の切換時にもこの発明を適用してもよい。すなわち、無線移動局が周波数f1で基地局と通信している途中で、他の周波数f2に切換えて通信するとき、局部発振回路から局部発振信号が出力され、ミクサから安定したベースバンド信号が出力されるまでの間に逆拡散復調回路に復調とは無関係なノイズ成分が入力されておそれがあるが、この発明を適用すれば、そのような問題を解消できる。
産業上の利用可能性
この発明によれば、無線移動局がある周波数で基地局と通信している途中で、他の周波数に切換えてその受信レベルを測定するとき、復調回路におけるチャネル推定部への入力データを0に設定することにより、局部発振回路から局部発振信号が出力され、ミクサから安定したベースバンド信号が出力されるまでの間にチャネル推定性能の劣化要因となるノイズ成分が入力されるおそれをなくすことができ、携帯電話機などの無線通信を行う端末装置に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の一実施例の受信部のブロック図である。
図2は図1に示したA/D出力マスク制御部の具体的なブロック図である。
図3はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
図4A〜図4Dは同じくタイムチャートである。
図5は従来のW−CDMA方式の携帯型電話機の受信部のブロック図である。
図6Aおよび図6Bは2つの基地局と1つの無線移動局との通信状態を示す図である。
この発明は、無線通信端末および復調方法に関する。より特定的には、この発明はW−CDMA方式において、コンプレストモード(Commpressed mode)のPLLシンセサイザによる周波数切換時に、チャネル推定動作時に特性劣化の原因となるノイズ成分をカットしてチャネル推定を行い、推定したチャネルに基づいて復号を行う無線通信端末および復調方法に関する。
背景技術
3rdGeneration Partnership Project(3GPP)において規定された通信方式においては、通信における様々な要求に答えるため、様々なサービスを通信可能としており、通信速度も最大2Mbpsまで対応できるような仕様が規定されている。
サービスとしても音声や動画のような連続的なデータから高速パケットまで存在し、複数のサービスを多重して1つもしくは複数の物理レイヤ上のチャネル(Physical Channel)において伝送する特徴を有する。
図5は3GPP規定通信方式で規定されたW−CDMA方式の携帯型電話機の受信部のブロック図である。図5において、アンテナ1で受信された高周波信号は、高周波増幅回路2で増幅された後、ミクサ3に与えられ、無線通信制御部17で制御されるPLLシンセサイザ4からの局部発振信号と混合され、ベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号はA/Dコンバータ5によってデジタル信号に変換され、そのデジタル信号は逆拡散復調部6に与えられる。
逆拡散復調部6はスペクトル拡散によって得られる高い時間分解能を利用し、伝播時間の異なる3系統の到来波をフィンガ7,8および9で逆拡散して抽出し、RAKE合成部13で3系統の同一信号成分を合成することにより、通信品質を改善する。このために、逆拡散復調部6は、たとえば3系統のフィンガ7,8および9含む。各フィンガ7,8および9はチャネル推定部10と逆拡散部11と積分回路12とを有している。チャネル推定部10はベースバンド信号を逆拡散するために位相がどこにあるかを推定し、QPSKの各象限を確定するための軸を固定する。逆拡散部11は到来波を逆拡散コードを用いて逆拡散し、積分回路12はその逆拡散された信号を積分してRAKE合成部13に出力する。RAKE合成部13は3系統のフィンガ7,8および9の出力を合成し、合成された信号成分は通信路復号化部14に与えられる。
図6Aおよび図6Bは2つの基地局と1つの無線移動局との通信状態を示す図である。図6Aに示す無線移動局40は基地局31の通信エリア内で周波数f1で基地局31に送信信号を送信し、周波数f2で基地局31からの送信信号を受信する。このとき、無線移動局40は基地局31からの周波数f2の受信信号のRSSIやSIRなどの信号レベルを定期的に測定する。また、通信中には上位シーケンスの指示のもと、無線移動局40が基地局31のエリア内にいても基地局31の周辺にある基地局32などの受信レベルを測定する。また、通信中に異周波数での基地局受信レベルを測定する必要もあり、W−CDMA方式の携帯電話機においてはcompressed modeが設けられている。
compressed modeでは、図6Bに示すように、1フレーム中の周波数f1で受信する期間のデータを圧縮し、受信部の受信周波数をf1から一時的に異なる周波数f2に変更し、周波数f2を受信してその受信レベルと干渉状態とを測定するための制御が行なわれる。
受信周波数を変更するとき、図5に示した無線通信制御17によりPLLシンセサイザ4から発生される局部発振信号が変更されるが、局部発振周波数が安定してミクサ3から周波数f2に基づくベースバンド信号が安定出力されるまでの時間の間、逆拡散復調部6には本来チャネル推定には使用できないような信号が入ってくる可能性があり、その場合チャネル推定機能動作に対して劣化の要因となる。したがって、チャネル推定に対して劣化要因となる信号レベルが入力されるよりもむしろレベル0になっている方が、次の周波数を切換えたときに、迅速にかつ正確にチャネル推定動作を開始することができる。その結果、軸の固定を正確かつ安定にできる。
発明の開示
それゆえに、この発明の主たる目的は、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくし、迅速に信頼性のある復調を行えるような無線通信端末および復調方法を提供することである。
この発明は、アンテナを介して高周波信号を受信する受信回路と、所定周波数の局部発振信号を出力する局部発振回路と、受信回路が受信する周波数に応じて局部発振回路の出力する局部発振信号の周波数を切換える通信制御部と、局部発振回路の出力と受信回路の受信した高周波信号を混合してベースバンド信号を出力するミクサ回路と、ベースバンド信号が入力され、チャネル推定するとともに、推定したチャネルに基づいてベースバンド信号を復調する復調回路と、局部発振回路が出力する局部発振信号の周波数切換え直後の一定期間、ベースバンド信号が復調回路に入力するのを阻止し、ゼロデータ信号を入力するマスク制御部を備えたことを特徴とする。
したがって、この発明によれば、周波数の切換動作が確定するまで、復調回路に与えられるデータを強制的にゼロにしたので、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくすことができ、復調回路はノイズ成分による誤動作をなるべく少なくできる。したがって、次に本来有意義のある復調データが来た場合、迅速に信頼性のある復調を行うことが可能となる。
好ましくは、通信制御部は、コンプレストモードにおいて、受信回路が一時的に異なる周波数の高周波信号を受信するのに応じて、局部発振回路の出力する局部発振信号の周波数を一時的に切換えることを特徴とする。
より好ましくは、局部発振信号の周波数切換え直後にマスク制御部が制御する一定期間は、当該切換え前の周波数と切換え後の周波数との差に基づき決定されることを特徴とする。
より好ましくは、局部発振信号の周波数切換え直後にマスク制御部が制御する一定期間は、局部発振回路の環境温度に基づき決定されることを特徴とする。
他の発明は、アンテナを介して受信した高周波信号と所定周波数の局部発振信号とを混合したベースバンド信号を入力し、チャネル推定するとともに、推定したチャネルに基づいてベースバンド信号を復調する復調方法において、局部発振信号の周波数切換え直後の一定期間、ベースバンド信号に代えてゼロデータ信号を入力してチャネル推定する。
したがって、この発明によれば、局部発振信号が切換られてミクサ回路の動作が確定するまで、復調部に与えられるデータを強制的にゼロにしたので、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくすことができ、その間は復調回路は入力信号がないものとしてチャネル推定動作を行わない。したがって、迅速に信頼性のある復調を行うことが可能となる。
発明を実施するための最良の形態
図1はこの発明の一実施例の受信部のブロック図である。図1において、アンテナ1と、高周波増幅回路2と、ミクサ3と、PLLシンセサイザ4と、A/Dコンバータ5と、逆拡散復調部6と、通信路復号化部14は図5と同様にして構成される。
さらに、この発明の実施例では、A/Dコンバータ5と逆拡散復調部6との間にA/D出力マスク制御部16が接続される。このA/Dマスク制御部16は、compressed mode時にPLLシンセサイザ4によって局部発振信号を切換えたときに、一定期間A/Dコンバータ5の出力が逆拡散復調部6に入力されるのを阻止するために設けられている。そして、A/D出力マスク制御部16はチャネル推定部10がベースバンド信号の物理チャネルを推定するときに、タイミング制御部15から与えられるマスク制御信号に応じて、チャネル推定動作無効時に比較的影響の少ない一定レベルの“0”コードを逆拡散復調部6の各フィンガ7,8および9に与える。タイミング制御部15は無線通信制御部17から与えられる制御信号に応じてマスク制御信号を出力する。
逆拡散復調部6は前述の図5と同様にしてベースバンド信号を逆拡散してRAKE合成部13に出力する。この復調出力信号は通信路復号化部14に与えられる。通信路復号化部14は、受信系の物理フォーマット変換や、デインタリーブを含む誤り訂正や、誤り検出を行う。
無線通信制御部17は無線通信のためのプロトコル制御と、逆拡散復調部6と通信路復号化部14の制御と、端末IF部18との通信を行う。端末IF部6はカメラやLCDなどのユーザIFのためのモジュール19のインタフェースのための機能を有する。
図2は図1に示したA/D出力マスク制御部16の具体的なブロック図である。図1に示したA/Dコンバータ5はベースバンド信号をデジタル信号に変換してA/D出力マスク制御部16に含まれるセレクタ161の一方の入力に与える。セレクタ161の他方入力端には固定データとして00h(hは16進を示す)が与えられる。この固定データはA/Dコンバータ5の出力をマスクするものである。セレクタ161はタイミング制御部15から出力されるA/D出力制御信号によって、その一方入力と他方入力とが切換えられる。
図3はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートであり、図4A〜図4Dは同じくタイムチャートである。
次に、図1ないし図4A〜図4Dを参照して、この発明の一実施例の動作について説明する。周波数をf2に切換える前の受信時は、アンテナ1で受信された周波数f1の高周波信号が高周波増幅回路2で増幅され、ミクサ3でPLLシンセサイザ4から出力される局部発振信号に基づいてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号はA/Dコンバータ5によってデジタル信号に変換されてA/D出力マスク制御部16に与えられる。このとき、A/D出力マスク制御部16のセレクタ161は、A/Dコンバータ5の出力側を選択しているため、デジタル信号に変換されたベースバンド信号が逆拡散復調部6のチャネル推定部10に与えられる。
周波数がf1のとき、チャネル推定部10は図4Aに示す受信信号のタイミングで0.6スロットまでの期間を利用してチャネル推定を行う。Compressed modeシーケンス手順に従い無線通信制御部17はPLLシンセサイザ4に周波数切換信号を与え、応じて、PLLシンセサイザ4はたとえば周波数f2を選択するための局部発振信号をミクサ3に与え、周波数f1から周波数f2への変更がなされる。
無線通信制御部17はPLLシンセサイザ4によって周波数を切換えることに対して、周囲の環境温度および切換前後の周波数差によりマスクオン時間を決定する。その後、A/Dマスクをオンするために、タイミング制御部15はA/D出力マスク制御部16にA/D出力マスク制御信号を与える。それにより、A/D出力マスク制御部16のセレクタ161の入力は他方入力側に切換られ、図4Aに示す0.5スロット期間だけ固定データが選択され、A/Dコンバータ5の出力信号がチャネル推定部10に与えられるのを阻止する。すなわち、図4Dに示す0.5スロット期間Tの間はA/D出力マスク制御部16から逆拡散復調部6に与えられるADデータが0にされ、その後A/D出力マスク制御部16のセレクタ161の入力は再び一方入力側に切換えられるので、A/Dコンバータ5でデジタル化されたベースバンド信号が逆拡散復調部6に与えられる。
ミクサ3はPLLシンセサイザ4から与えられる局部発振信号に応じて周波数f2の高周波信号を出力するが、AGCの引き込みに約3スロットの期間を要する。周波数f2の高周波信号が受信されると、逆拡散復調部6のチャネル推定部10はチャネルを推定するための動作を行い、無線通信制御部17は逆拡散復調部6の出力に基づいてその受信レベルを測定する。そして、無線通信制御部17は図4Aに示す受信レベル測定動作時間を経過すると、タイミング制御部15に制御信号を出力し、無線通信制御部17はPLLシンセサイザ4により元の周波数f1を受信するための局部発振信号を出力させる。
さらに、周波数を切換えている期間の約0.5スロットにおいて、無線通信制御部17はタイミング制御部15に対してA/Dマスクをオンするために、A/D出力マスク制御信号をA/Dマスク制御部16に出力し、セレクタ161の出力を固定データ“00h”側に切換える。0.5スロット期間を経過すると、セレクタ161の出力をA/D入力側に切換え、周波数f2の信号を受信した、A/Dコンバータ5の出力のデジタル化されたベースバンド信号がチャネル推定部10に与えられる。逆拡散復調部6は0.6スロット期間を利用してチャネル推定の動作開始する。
従来は図4Cに示すように、他の基地局の信号の受信レベルを測定するためにPLLシンセサイザ4で局部発振信号を切換えている間においても、逆拡散復調部6にはA/Dコンバータ5の出力が与えられ続けられたため、逆拡散復調部6には本来チャネル推定には使用できないような信号が入ってくる可能性があった。これに対して、この実施例によれば、上述のごとくPLLシンセサイザ4によって局部発振信号が切換られてミクサ3の動作が確定するまで、逆拡散復調部6に与えられるADデータを0にしたので、本来復調とは無関係なノイズ成分の信号入力をなくすことができ、その間はチャネル推定部10は入力信号がないものとしてチャネル推定動作の誤動作による特性劣化を最小にすることができる。したがって、迅速に信頼性のある復調を行うことが可能となる。
なお、上述の実施例は、他の基地局の信号レベルを測定するために周波数を切換えるときに、逆拡散復調部6に入力されるADデータを0に設定するようにしたが、これに限ることなく、ハードハンドオーバによる周波数の切換時にもこの発明を適用してもよい。すなわち、無線移動局が周波数f1で基地局と通信している途中で、他の周波数f2に切換えて通信するとき、局部発振回路から局部発振信号が出力され、ミクサから安定したベースバンド信号が出力されるまでの間に逆拡散復調回路に復調とは無関係なノイズ成分が入力されておそれがあるが、この発明を適用すれば、そのような問題を解消できる。
産業上の利用可能性
この発明によれば、無線移動局がある周波数で基地局と通信している途中で、他の周波数に切換えてその受信レベルを測定するとき、復調回路におけるチャネル推定部への入力データを0に設定することにより、局部発振回路から局部発振信号が出力され、ミクサから安定したベースバンド信号が出力されるまでの間にチャネル推定性能の劣化要因となるノイズ成分が入力されるおそれをなくすことができ、携帯電話機などの無線通信を行う端末装置に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の一実施例の受信部のブロック図である。
図2は図1に示したA/D出力マスク制御部の具体的なブロック図である。
図3はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。
図4A〜図4Dは同じくタイムチャートである。
図5は従来のW−CDMA方式の携帯型電話機の受信部のブロック図である。
図6Aおよび図6Bは2つの基地局と1つの無線移動局との通信状態を示す図である。
Claims (5)
- アンテナを介して高周波信号を受信する受信回路、
所定周波数の局部発振信号を出力する局部発振回路、
前記受信回路が受信する周波数に応じて前記局部発振回路の出力する局部発振信号の周波数を切換える通信制御部、
前記局部発振回路の出力と前記受信回路の受信した高周波信号を混合してベースバンド信号を出力するミクサ回路、
前記ベースバンド信号が入力され、チャネル推定するとともに、推定したチャネルに基づいて前記ベースバンド信号を復調する復調回路、および
前記局部発振回路が出力する局部発振信号の周波数切換え直後の一定期間、ベースバンド信号が前記復調回路に入力するのを阻止し、ゼロデータ信号を入力するマスク制御部を備えたことを特徴とする、無線通信端末。 - 前記通信制御部は、コンプレストモードにおいて、前記受信回路が一時的に異なる周波数の高周波信号を受信するのに応じて、前記局部発振回路の出力する局部発振信号の周波数を一時的に切換えることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信端末。
- 前記局部発振信号の周波数切換え直後に前記マスク制御部が制御する一定期間は、当該切換え前の周波数と切換え後の周波数との差に基づき決定されることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信端末。
- 前記局部発振信号の周波数切換え直後に前記マスク制御部が制御する一定期間は、前記局部発振回路の環境温度に基づき決定されることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信端末。
- アンテナを介して受信した高周波信号と所定周波数の局部発振信号とを混合したベースバンド信号を入力し、チャネル推定するとともに、推定したチャネルに基づいて前記ベースバンド信号を復調する復調方法において、
前記局部発振信号の周波数切換え直後の一定期間、前記ベースバンド信号に代えてゼロデータ信号を入力してチャネル推定することを特徴とする、復調方法。
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