JP2002359607A - 受信方法、その方法を利用可能な検波回路、およびその方法を利用可能な移動通信端末。 - Google Patents

受信方法、その方法を利用可能な検波回路、およびその方法を利用可能な移動通信端末。

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JP2002359607A
JP2002359607A JP2001163500A JP2001163500A JP2002359607A JP 2002359607 A JP2002359607 A JP 2002359607A JP 2001163500 A JP2001163500 A JP 2001163500A JP 2001163500 A JP2001163500 A JP 2001163500A JP 2002359607 A JP2002359607 A JP 2002359607A
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correlation signal
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Keizo Nagata
桂三 永田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信信号の検波の精度を向上させる。 【解決手段】 同期検波回路100において、パイロッ
トチャネル逆拡散処理部102は、受信信号にパイロッ
トチャネル用の拡散符号を乗積し、パイロットシンボル
を取り出す。個別チャネル逆拡散処理部122は、受信
信号に個別チャネル用の拡散符号を乗積し、ユーザ個別
のデータシンボルを取り出す。平均値算出部106は、
それぞれ、短期、中期、長期の平均チャネル推定値を算
出する。選択部110は、いずれかの平均チャネル推定
値を検波部130へ出力する。検波部130は、平均チ
ャネル推定値を用いてデータシンボルの位相を補正し検
波を行う。制御ユニット40は、移動速度などの判断基
準に基づいて瞬時チャネル平均値を平均化する期間を適
応的に選択し、選択部110へ指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動通信端末に
より信号を受信する方法に関する。この発明は、とく
に、受信した信号を補正して検波する方法、およびその
方法を利用可能な同期検波回路、およびその方法を利用
可能な移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHSなどの無線通信
システムの利用者が激増している。当初は、電話端末を
携帯所持することにより、いつでもどこにいても通話で
きるという利便性のみが期待されていたが、近年では、
インターネットの爆発的な普及にも後押しされ、通話の
みならず、電子メールの送受信、ウェブ画面の閲覧など
のサービスも注目を集めている。さらに、第三世代の通
信方式によるサービスの提供を間近に控えた現在、動画
や音楽データの配信、テレビ電話など、より多様なサー
ビスの提供に期待が高まっている。
【0003】このような状況下、以前にも増して、高い
精度でのデータ転送が要求されるようになっている。デ
ータ転送時の誤りを最小限に抑え、通話品質やデータ転
送精度をより一層向上させる技術の開発は、キャリア、
端末メーカの双方が取り組むべき重要な課題である。
【0004】無線通信システムでは、信号の伝播時に、
複数の伝播路を通った信号同士が干渉しあう、いわゆる
マルチパスフェージングなどの影響により、位相および
振幅にずれが生じる。そのため、このずれを補正するた
めに、伝播路の位相と振幅の推定(以下、「チャネル推
定」ともいう)が一般に行われている。推定された伝播
路の位相と振幅を、以下、「チャネル推定値」ともい
う。
【0005】たとえば、符号分割多元接続(CDMA: Code
Division Multiple Access)方式の通信システムにお
いて、基地局から、位相が固定された参照信号(以下、
「パイロット信号」ともいう)がデータ信号と並列して
送信されているとき、移動通信端末は、受信したパイロ
ット信号を拡散符号により逆拡散することにより、パイ
ロット信号の位相が、基地局から送信されたときの位相
から、伝播中にどれだけ回転したかを知ることができ
る。このチャネル推定値に基づいて、データ信号の位相
を補正することにより、データを正しく復調することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】チャネル推定値とし
て、短い期間、たとえば、シンボル単位で算出したチャ
ネル推定値(以下、「瞬時チャネル推定値」ともいう)
を用いてもよいが、瞬時チャネル推定値の所定期間にお
ける加算平均(以下、「平均チャネル推定値」ともい
う)を用いた方が、熱雑音などの影響を抑えた高精度な
チャネル推定を実現できることが知られている。しか
し、瞬時チャネル推定値の時間変化が少ない場合は、十
分に長い期間の平均をとることにより、チャネル推定の
精度を向上させることができるが、瞬時チャネル推定値
の変動が激しい場合は、長期間の平均をとることで、か
えってチャネル推定の精度を劣化させることになりかね
ない。
【0007】本発明はこうした背景からなされたもので
あり、その目的は、信号の受信精度を向上させる技術の
提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のある態様は、受
信方法に関する。この方法は、移動通信端末で信号を受
信する方法であって、データ信号とパイロット信号とを
受信するステップと、前記パイロット信号と、前記パイ
ロット信号を逆拡散するための第1の逆拡散符号とから
第1の相関信号を生成するステップと、前記データ信号
と、前記データ信号を逆拡散するための第2の逆拡散符
号とから第2の相関信号を生成するステップと、前記第
1の相関信号を平均化する期間を選択するための判断基
準を取得するステップと、前記判断基準に基づいて前記
第1の相関信号を平均化する期間を適応的に選択するス
テップと、前記第1の相関信号の前記期間にわたる平均
を算出するステップと、前記平均に基づいて前記第2の
相関信号を補正するステップとを含む。
【0009】一般に、パイロット信号の相関信号から得
られる瞬時チャネル推定値を加算平均した平均チャネル
推定値を利用してデータ信号を補正することにより、検
波の精度を向上させることができるが、周囲の環境や移
動速度などの要因により、一概に平均期間を長くとった
方がよいとはいえない。そのため、判断基準に基づいて
平均期間を適応的に選択することで、検波の精度を高く
保つ。平均期間を短くとる場合、最も短い平均期間とし
て、チャネル推定値を算出する単位期間(たとえば、1
シンボル長)をとってもよい。すなわち、平均をとらず
に瞬時チャネル推定値そのものを平均チャネル推定値と
してもよい。本明細書中、平均期間が単位期間である場
合であっても、「平均」という語を用いる。
【0010】この方法は、移動通信端末の移動速度を取
得するステップをさらに含み、判断基準として移動速度
を用いてもよい。移動速度が高速度であるときの期間
を、移動速度が低速度であるときの期間よりも短くして
もよい。高速移動時は瞬時チャネル推定値の変動が大き
いので、平均期間を長くとっても検波精度は向上せず、
かえって劣化させる恐れさえある。そのため、高速移動
時は平均期間を短くとってもよい。
【0011】判断基準として第1の相関信号の経時変化
を用い、経時変化が大きいときの期間を、経時変化が小
さいときの期間よりも短くしてもよい。
【0012】判断基準として移動通信端末の動作モード
におけるデータの誤り率の許容値を用いてもよい。誤り
率の許容値が比較的低い動作モード、たとえば、電子メ
ールデータの受信時や高品質通話モードに設定されてい
るときには、平均期間を長くとってもよい。
【0013】この方法は、データ信号を復号するステッ
プをさらに含み、判断基準として復号したデータのエラ
ー発生状況を用いてもよい。エラーが多く発生している
ときは、検波の精度が落ちていると考えられるので、平
均期間を長くとることにより検波精度を向上させてもよ
い。
【0014】この方法は、ユーザの通話内容を認識する
ステップをさらに含み、判断基準として通話内容を用い
てもよい。たとえば、「聞こえない」「もしもし?」な
どの通話があったときに、通話品質が劣化していると判
断して、平均期間を長くとってもよい。
【0015】本発明の別の態様は検波回路に関する。こ
の検波回路は、受信した信号を同期検波するための回路
であって、前記信号に、パイロット信号を逆拡散するた
めの第1の逆拡散符号を乗積して第1の相関信号を生成
する第1の逆拡散処理回路と、前記信号に、データ信号
を逆拡散するための第2の逆拡散符号を乗積して第2の
相関信号を生成する第2の逆拡散処理回路と、前記第1
の相関信号の複数の期間における平均値を算出する複数
の平均値算出回路と、前記複数の平均値算出回路の出力
の中から、前記第2の相関信号を補正するための信号を
選択する選択回路と、前記選択回路の出力と前記第2の
相関信号との演算により前記第2の相関信号の補正値を
出力する補正回路とを備える。
【0016】この検波回路は、同一の第2の相関信号に
演算されるべき複数の平均値が複数の平均値算出回路か
ら同時に出力されないときに、先に出力された平均値を
保持する保持回路をさらに備えてもよい。平均期間が異
なるために平均値が同時に出力されない場合は、検波の
タイミングを調整するために、先に出力された平均値を
保持して遅延させ、全ての平均値が算出されるのを待っ
て同時に出力してもよい。
【0017】この検波回路は、平均値を算出する期間
を、基準時を中心として過去の方向をより多く参照する
よう非対称に設けてもよい。すなわち、基準時よりも前
の期間を、基準時よりも後の期間よりも長くとってもよ
い。これにより、平均値が算出されるまでの遅延時間を
少なくすることができる。
【0018】本発明のさらに別の態様は移動通信端末に
関する。この移動通信端末は、信号を変調して送信する
送信ユニットと、信号を受信して復調する受信ユニット
と、前記送信ユニットおよび前記受信ユニットを制御す
る制御ユニットとを備え、前記受信ユニットは、前記信
号を検波するための検波回路を有し、前記検波回路は、
前記信号に、パイロット信号を逆拡散するための第1の
逆拡散符号を乗積して第1の相関信号を生成する第1の
逆拡散処理回路と、前記信号に、データ信号を逆拡散す
るための第2の逆拡散符号を乗積して第2の相関信号を
生成する第2の逆拡散処理回路と、前記第1の相関信号
の複数の期間における平均値を算出する複数の平均値算
出回路と、前記複数の平均値算出回路の出力の中から、
前記第2の相関信号を補正するための信号を選択する選
択回路と、前記選択回路の出力と前記第2の相関信号と
の演算により前記第2の相関信号の補正値を出力する補
正回路とを含む。
【0019】なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本
発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピ
ュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発
明の態様として有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、実施の形態に係る通信端
末10の全体構成を示す。通信端末10は、基地局との
間で信号を送受信するアンテナ80、データを受信して
復調する受信ユニット20、データを変調して送信する
送信ユニット30、受信ユニット20および送信ユニッ
ト30を統括的に制御する制御ユニット40、外部から
音声情報を入力するマイク50、外部へ音声情報を出力
するスピーカ60、および外部からキー入力などを受け
付ける入力ユニット70を備える。通信端末10は、こ
のほか、画像情報を表示するための表示ユニットなどを
備えてもよい。
【0021】本実施形態では、主に、直接拡散方式のC
DMA通信システムにおいて利用される通信端末10に
ついて説明する。この通信方式においては、通信端末1
0は、受信信号に逆拡散信号を同期させて乗積すること
により変調信号を取得し、その変調信号を検波してデー
タを復号する。本実施形態では、1次変調方式としてQ
PSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方式を
例にとって説明する。変調信号には、マルチパスフェー
ジングやドップラー周波数などの影響により位相および
振幅のずれが生じている。QPSK変調方式において、
変調信号を正確に検波するためには、この位相のずれを
予め補正しておく必要がある。そのため、検波に先立っ
てチャネル推定が行われる。本実施形態では、制御チャ
ネルと個別データチャネルとが並列に送信されるものと
する。制御チャネルには、チャネル推定に利用されるパ
イロット信号が含まれる。
【0022】図2(a)(b)(c)(d)は、本実施
形態の通信端末10におけるチャネル推定の手順を説明
するための図である。図2(a)は、基地局から送信さ
れるパイロットシンボルを示す。パイロットシンボル
は、チャネル推定のために基地局から発信される信号で
あり、位相および振幅は所定の値に固定されている。こ
こでは、45°の位相を有する信号がパイロットシンボ
ルとして送信されている。図2(b)は、基地局からユ
ーザの通信端末10へ送信される個別データシンボルを
示す。ここでは、135°の位相を有する信号がデータ
シンボルとしてユーザへ送信されている。
【0023】図2(c)は、ユーザの通信端末10が受
信したパイロットシンボルを示す。受信したパイロット
シンボルは、マルチパスフェージングやドップラー周波
数の影響により、送信時の位相から角度θ1だけ回転し
ている。図2(d)は、ユーザの通信端末10が受信し
た個別データシンボルを示す。受信したデータシンボル
は、マルチパスフェージングやドップラー周波数の影響
により、送信時の位相から角度θ2だけ回転している。
【0024】本実施形態では、パイロットチャネルと個
別データチャネルは並列して送信されるため、同時に受
信したパイロットシンボルとデータシンボルとは、マル
チパスフェージングやドップラー効果の影響を同じよう
に受けている。したがって、これらの信号は、同じ角度
だけ位相が回転している。すなわち、θ1とθ2は等し
い。パイロットシンボルの送信時の位相は固定されてい
るので、通信端末10はパイロットシンボルの位相回転
角θ1を知ることができる。すると、データシンボルの
位相回転角θ2も知ることができるので、通信端末10
は、受信したデータシンボルの位相を−θ2だけ回転す
ることで、正しいデータシンボルを得ることができる。
実際には、パイロットシンボルの復号値(a+bj)の
複素共役である(a−bj)を、データシンボルの復号
値(c+dj)に乗積する。この演算により、元のパイ
ロットシンボルと元のデータシンボルとの位相差を知る
ことができるので、データシンボルを正しく復元するこ
とができる。
【0025】図3(a)(b)は、瞬時チャネル推定値
の変動の様子を示す。図3(a)は、通信端末10が低
速度で移動しているときの瞬時チャネル推定値の時間変
化を示す。通信端末10が移動していないとき、または
低速度で移動しているときには、位相および振幅の変動
は緩やかである。このとき、ある時点Tのチャネル推定
値として、そのときの瞬時チャネル推定値Mではなく、
前後の区間も含めた瞬時チャネル推定値の平均、たとえ
ば、M−1、M、M+1の平均を算出し、その平均チャ
ネル推定値Aを用いることで、チャネル推定の精度を向
上させることができる。
【0026】図3(b)は、通信端末10が高速度で移
動しているときの瞬時チャネル推定値の時間変化を示
す。通信端末10が高速度で移動しているときには、ド
ップラー周波数などの影響により、位相および振幅の変
化が急峻となる。このとき、チャネル推定値を平均する
期間を長くすると、位相および振幅の急峻な変動を反映
してしまう結果となり、かえってチャネル推定の精度を
劣化させる恐れがある。このような場合は、チャネル推
定値を平均する期間を短くとることが望ましい。
【0027】本実施形態では、チャネル推定を行う際
に、瞬時チャネル推定値の変動状況に応じて、平均をと
る期間を適応的に選択する。すなわち、通信端末10が
移動していない、または低速度で移動しているときのよ
うに、瞬時チャネル推定値の変動が小さい場合には平均
期間を長くし、通信端末10が高速度で移動していると
きのように、瞬時チャネル推定値の変動が大きい場合に
は平均期間を短くする。これにより、より高精度なチャ
ネル推定を行うことができる。
【0028】上記のように、瞬時チャネル推定値の変動
状況に伴って平均を算出する期間を変化させる場合、平
均チャネル推定値を算出するタイミングや、個別チャネ
ルの相関出力を補正して同期検波するタイミングを調整
する必要がある。つぎに、本実施形態の通信端末10に
おけるチャネル推定と同期検波のタイミングについて説
明する。
【0029】図4は、通信端末10においてチャネル推
定と同期検波が行われるタイミングの一例を説明するた
めの図である。この例では、平均チャネル推定値を算出
するための平均期間を3段階設けているが、平均期間は
2段階であってもよいし、4段階以上設けてもよい。図
4の上段から、それぞれ、(1)パイロットシンボルの
受信、(2)パイロットシンボルの相関出力、(3)短
期の平均チャネル推定値の算出、(4)中期の平均チャ
ネル推定値の算出、(5)長期の平均チャネル推定値の
算出、(6)個別データの受信、(7)個別データの相
関出力、(8)同期検波が行われるタイミングを示す。
ここでは、個別チャネルのデータNを例にとって、デー
タNの同期検波が行われるまでの手順を説明する。
【0030】まず、t=Tのときに、(6)に示すよう
にデータNが受信される。このとき、(1)に示すよう
に、同時にパイロットシンボルMが受信されている。こ
のパイロットシンボルMからデータNのチャネル推定値
を算出する。データNとパイロットシンボルMは、それ
ぞれ(2)および(7)に示すように、t=T+1のと
きに逆拡散され相関値が出力される。つづいて、
(3)、(4)、および(5)に示すように、平均チャ
ネル推定値が算出される。
【0031】図4の例では、平均チャネル推定を算出す
るに際して、短期の平均チャネル推定値についてはパイ
ロットシンボルMを含めてその前後5シンボルを、中期
の平均チャネル推定値については前後9シンボルを、長
期の平均チャネル推定値については前後13シンボルを
平均する。このとき、パイロットシンボルMを中心に、
前後に対称的に期間を設定する。すなわち、短期の平均
チャネル推定値は、パイロットシンボルMと、Mの直前
に受信した2つのパイロットシンボルと、Mの直後に受
信した2つのパイロットシンボルとを用いて算出され
る。このため、短期の場合は2シンボル先、中期の場合
は4シンボル先、長期の場合は6シンボル先の瞬時チャ
ネル推定値が算出されないと、平均チャネル推定値を算
出することができない。したがって、(3)に示すよう
に、短期の平均チャネル推定値は2シンボル遅れて算出
され、(4)に示すように、中期の平均チャネル推定値
は4シンボル遅れて算出され、(5)に示すように、長
期の平均チャネル推定値は6シンボル遅れて算出され
る。この時、パイロットシンボルMを含め、前後のパイ
ロットシンボルに対し重み付けを施した平均化を用いて
もよい。
【0032】(7)に示したデータNの相関値は、上記
のように算出されたいずれかの平均チャネル推定値によ
り補正され検波される。そのため、この例では、すべて
の平均チャネル推定値が算出し終わるのを待って同期検
波が行われる。すなわち、(8)に示すように、最も遅
れて算出される長期の平均チャネル推定値が算出された
タイミングで、同期検波が行われる。そのため、先に算
出されている短期および中期の平均チャネル推定値は、
長期の平均チャネル推定値が算出されるまで遅延され
る。この例の場合は、(3)に示すように、短期の平均
チャネル推定値は4シンボル分遅延され、(4)に示す
ように、中期の平均チャネル推定値は2シンボル分遅延
される。短期の平均チャネル推定値を用いて補正するこ
とが予め分かっている場合に、長期の平均チャネル推定
値が算出されるのを待たずに同期検波を行ってもよい
が、同期検波のタイミングが複雑になってしまう。図4
の例では、同期検波のタイミングが一定であり、回路の
構成を簡略化することができる。
【0033】図5は、通信端末10においてチャネル推
定と同期検波が行われるタイミングの他の例を説明する
ための図である。各段の構成は、図4と同様である。
(1)および(6)に示すように、t=Tのときにデー
タNおよびパイロットシンボルMが受信される。これら
は、(2)および(7)に示すように、t=T+1のと
きにそれぞれ逆拡散され相関値が算出される。
【0034】瞬時チャネル推定値を平均する期間は、こ
の例でも、短期の場合は5シンボル、中期の場合は9シ
ンボル、長期の場合は13シンボルである。図4の例で
は、パイロットシンボルMを中心として、前後に対称的
に期間を設定したが、図5の例では、前方すなわち過去
の方向に非対称的に期間が設定される。すなわち、短期
の場合はMの直前の2シンボルと直後の2シンボルを、
中期の場合はMの直前の6シンボルと直後の2シンボル
を、長期の場合はMの直前の10シンボルと直後の2シ
ンボルを用いて平均値が算出される。この時、パイロッ
トシンボルMを含め、前後のパイロットシンボルに対し
重み付けを施した平均化を用いてもよい。これによれ
ば、短期、中期、および長期の平均チャネル推定値が同
時に算出されるので、先に算出された平均値を保持、遅
延させてタイミングを図る必要がない。この例では、2
シンボル先までの瞬時チャネル推定値を用いて平均値を
算出したが、平均化する期間は任意に設計されてよい。
たとえば、Mよりも後のパイロットシンボルを用いず、
Mよりも前のパイロットシンボルのみを用いて平均値を
算出してもよい。この時、パイロットシンボルMより前
のパイロットシンボルからMより後ろのパイロットシン
ボルを推測して平均を算出する。さらにパイロットシン
ボルMを含め、Mより前のパイロットシンボルと推測し
た後ろのパイロットシンボルに対し重み付けを施した平
均化を用いてもよい。これにより、受信から再生までの
時間を短くすることができる。また、使用するメモリの
量を減らすことができる。
【0035】図6は、受信ユニット20の内部構成の一
部を示す。受信ユニット20は、受信信号を中間周波数
帯域へダウンコンバートするダウンコンバート部22
と、不要な周波数帯域を除去するバンドパスフィルタ2
4と、アナログ信号をディジタル信号へ変換するA/D
変換部26と、受信信号を同期検波して復調する同期検
波回路100を含む。受信ユニット20は、以上の構成
のほかに、同期捕捉のためのマッチトフィルタ、同期追
跡のための遅延ロックループ、ゲイン調整のためのアン
プや自動利得制御機構など、CDMA方式の一般的な移
動通信端末に必要な構成を備える。これらの構成は、従
来知られた技術を利用可能であるので、ここでは説明を
省略する。同期検波回路100には、ゲイン調整、同期
捕捉および同期追跡がなされた信号が入力されるものと
して話を進める。
【0036】パイロットチャネル逆拡散処理部102
は、受信信号にパイロットチャネル用の拡散符号を乗積
し、パイロットシンボルを取り出す。このとき算出され
た相関値は、第1の相関値保持・遅延部104へ出力さ
れる。第1の相関値保持・遅延部104は、パイロット
シンボルの相関値をメモリに保持し、所定の遅延時間だ
け待って平均値算出部106へ出力する。平均値算出部
106は、平均チャネル推定値を算出する。短期平均値
算出部106a、中期平均値算出部106b、および長
期平均値算出部106cは、それぞれ、短期、中期、長
期の平均チャネル推定値を算出する。短期の平均チャネ
ル推定値は、第1の遅延部108aにより、中期の平均
チャネル推定値は、第2の遅延部108bにより、それ
ぞれ所定の遅延時間だけ遅延され、長期チャネル推定値
が算出されるタイミングに、それぞれが同時に選択部1
10に出力される。たとえば、図4に示した例の場合
は、短期の平均チャネル推定値は第1の遅延部108a
により4シンボル分、中期の平均チャネル推定値は第2
の遅延部108bにより2シンボル分遅延される。図5
に示した例の場合は、第1の遅延部108aおよび第2
の遅延部108bは設けなくてもよい。選択部110
は、制御ユニット40からの指示により、短期、中期、
および長期の平均チャネル推定値の中から1つを選択し
て検波部130へ出力する。
【0037】個別チャネル逆拡散処理部122は、受信
信号に個別チャネル用の拡散符号を乗積し、ユーザ個別
のデータシンボルを取り出す。このとき算出された相関
値は、第2の相関値保持・遅延部124へ出力される。
第2の相関値保持・遅延部124は、データシンボルの
相関値をメモリに保持し、所定の遅延時間だけ待って検
波部130へ出力する。たとえば、図4に示した例の場
合は、データシンボルの相関値は6シンボル分遅延され
る。検波部130は、平均チャネル推定値を用いてデー
タシンボルの位相を補正し検波を行う。
【0038】図7は制御ユニット40の内部構成の一部
を示す。制御ユニット40の機能は、ハードウエア的に
は、マイクロコンピュータ、メモリ、その他のLSIで
実現でき、ソフトウエア的には制御プログラムなどによ
って実現されるが、ここではそれらの連携による機能の
みをブロックで示している。したがって、これらの機能
ブロックがハードウエアとソフトウエアのいろいろな組
合せで実現できることは当業者には理解されるところで
ある。
【0039】判断基準取得部42は、同期検波回路10
0において瞬時チャネル推定値を平均する期間を判断す
るための判断基準を取得し、判断部44へ伝達する。判
断部44は、判断基準に基づいて平均期間を判断し、選
択部110へ指示を出力する。
【0040】移動速度取得部202は、通信端末10の
移動速度を取得する。移動速度は、たとえば、特開平1
1−234190号公報に開示されているように、最大
ドップラー周波数を利用して求めてもよい。自動車で移
動しているときなどは、自動車に搭載された速度計に連
動させて移動速度を取得してもよい。通信端末10の移
動速度が遅いときは、瞬時チャネル平均値の変動が小さ
いので、平均期間を長くとって精度の向上を図り、通信
端末10の移動速度が速いときは、瞬時チャネル平均値
の変動が大きいので、平均期間を短くとってもよい。
【0041】動作モード取得部204は、通信端末10
の動作モードを取得する。たとえば、通信端末10がデ
ータ転送モードにあるときは、転送エラーを抑えるため
に平均期間を長くとり、通信端末10が通話モードにあ
るときは、消費電力を抑えるために平均期間を短くとっ
てもよい。このように、各動作モードにおける、受信信
号を復号する際の誤り率の許容値に基づいて、平均期間
を判断してもよい。誤り率の許容値に関する設定をユー
ザから受け付けてもよい。たとえば、「高品質通話モー
ド」に設定されたときに、平均期間を長くとってもよ
い。また、「新幹線乗車中」、「自動車乗車中」、「静
止中」などの動作モードを設け、これらの動作モードに
基づいて平均期間を選択してもよい。
【0042】瞬時チャネル推定値変動状況取得部206
は、同期検波回路100にて算出される瞬時チャネル推
定値を取得し、その変動状況を監視する。瞬時チャネル
推定値があまり変動していないときは、平均期間を長く
とって精度の向上を図る。瞬時チャネル推定値が激しく
変動しているときは、平均期間を長くとることによりか
えって精度が劣化する恐れがあるので、平均期間を短く
とる。
【0043】エラー状況取得部208は、受信信号を復
号したデータのエラー状況を取得する。復号データのエ
ラーが多く発生しているときは、平均期間を長くとるな
どして精度の向上を図ってもよい。エラーが多く発生し
たことを受けて平均期間を長くしたときに、かえってエ
ラー発生が増加してしまったときは、平均期間を短くす
るなどの調整を行ってもよい。
【0044】音声認識部210は、ユーザが通話してい
るときに音声を取得して、その内容を認識する。たとえ
ば、「もしもし」という語を連続して発しているとき
は、通話品質が悪化してうまく聞き取れていない状況が
推測されるので、平均期間を長くとるなどして精度の向
上を図ってもよい。
【0045】判断部44は、上記の判断基準のうち、い
ずれか一つを用いて平均期間を判断してもよいし、複数
の判断基準を組み合わせて平均期間を判断してもよい。
また、判断基準取得部42は、上記の全ての構成を備え
なくてもよく、どの判断基準を取得するかは必要に応じ
て設計されればよい。
【0046】図8は、本実施形態の通信端末10におけ
る同期検波の手順を示すフローチャートである。通信端
末10は、信号を受信すると(S100)、パイロット
信号用の拡散符号を用いてパイロット信号を逆拡散し
(S102)、データ信号用の拡散符号を用いてデータ
信号を逆拡散する(S104)。つづいて、平均値算出
部106により、複数の期間について瞬時チャネル推定
値の平均が算出される(S106)。制御ユニット40
は、最適な平均期間を選択するための判断基準を取得し
(S108)、その判断基準に基づいて平均期間が選択
される(S110)。つづいて、同期検波回路100に
おいて、選択された平均チャネル推定値によりデータ信
号が補正され検波される(S112)。
【0047】以上、本発明を実施の形態をもとに説明し
た。この実施の形態は例示であり、各構成要素や各処理
プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、ま
たそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に
理解されるところである。
【0048】本実施形態では、DC−CDMA方式の通
信システムについて説明したが、他の通信方式の場合で
あっても、本実施形態の検波技術が利用可能である。ま
た、1次変調方式としてQPSK方式について説明した
が、その他の変調方式、たとば、BPSK方式の場合で
あっても、本実施形態の検波技術が利用可能である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、信頼性の高い信号の受
信技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る通信端末の構成図である。
【図2】 図2(a)(b)(c)(d)は、本実施形
態の通信端末におけるチャネル推定の手順を説明するた
めの図である。
【図3】 図3(a)(b)は、瞬時チャネル推定値の
変動の様子を示す図である。
【図4】 チャネル推定と同期検波が行われるタイミン
グの一例を説明するための図である。
【図5】 チャネル推定と同期検波が行われるタイミン
グの他の例を説明するための図である。
【図6】 受信ユニットの内部構成の一部を示す図であ
る。
【図7】 制御ユニットの内部構成の一部を示す図であ
る。
【図8】 本実施形態の通信端末における同期検波の手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 10 通信端末、 20 受信ユニット、 30 送信
ユニット、 40 制御ユニット、 42 判断基準取
得部、 100 同期検波回路、 102 パイロット
チャネル逆拡散処理部、 106 平均値算出部、 1
10 選択部、122 個別チャネル逆拡散処理部。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信端末で信号を受信する方法であ
    って、 データ信号とパイロット信号とを受信するステップと、 前記パイロット信号と、前記パイロット信号を逆拡散す
    るための第1の逆拡散符号とから第1の相関信号を生成
    するステップと、 前記データ信号と、前記データ信号を逆拡散するための
    第2の逆拡散符号とから第2の相関信号を生成するステ
    ップと、 前記第1の相関信号を平均化する期間を選択するための
    判断基準を取得するステップと、 前記判断基準に基づいて前記第1の相関信号を平均化す
    る期間を適応的に選択するステップと、 前記第1の相関信号の前記期間にわたる平均を算出する
    ステップと、 前記平均に基づいて前記第2の相関信号を補正するステ
    ップと、 を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記移動通信端末の移動速度を取得する
    ステップをさらに含み、 前記判断基準として前記移動速度を用いることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記移動速度が高速度であるときの前記
    期間を、前記移動速度が低速度であるときの前記期間よ
    りも短くすることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記判断基準として前記第1の相関信号
    の経時変化を用い、前記経時変化が大きいときの前記期
    間を、前記経時変化が小さいときの前記期間よりも短く
    することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記判断基準として前記移動通信端末の
    動作モードにおけるデータの誤り率の許容値を用いるこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記データ信号を復号するステップをさ
    らに含み、 前記判断基準として前記復号したデータのエラー発生状
    況を用いることを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 ユーザの通話内容を認識するステップを
    さらに含み、 前記判断基準として前記通話内容を用いることを特徴と
    する請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 受信した信号を検波するための回路であ
    って、 前記信号に、パイロット信号を逆拡散するための第1の
    逆拡散符号を乗積して第1の相関信号を生成する第1の
    逆拡散処理回路と、 前記信号に、データ信号を逆拡散するための第2の逆拡
    散符号を乗積して第2の相関信号を生成する第2の逆拡
    散処理回路と、 前記第1の相関信号の複数の期間における平均値を算出
    する複数の平均値算出回路と、 前記複数の平均値算出回路の出力の中から、前記第2の
    相関信号を補正するための信号を選択する選択回路と、 前記選択回路の出力と前記第2の相関信号との演算によ
    り前記第2の相関信号の補正値を出力する補正回路と、 を備えることを特徴とする検波回路。
  9. 【請求項9】 同一の前記第2の相関信号に演算される
    べき複数の平均値が前記複数の平均値算出回路から同時
    に出力されないときに、先に出力された平均値を保持す
    る保持回路をさらに備えることを特徴とする請求項8に
    記載の検波回路。
  10. 【請求項10】 前記平均値を算出する期間を、基準時
    を中心として過去の方向をより多く参照するよう非対称
    に設けたことを特徴とする請求項8または9に記載の検
    波回路。
  11. 【請求項11】 信号を変調して送信する送信ユニット
    と、 信号を受信して復調する受信ユニットと、 前記送信ユニットおよび前記受信ユニットを制御する制
    御ユニットとを備え、 前記受信ユニットは、前記信号を同期検波するための検
    波回路を有し、 前記検波回路は、 前記信号に、パイロット信号を逆拡散するための第1の
    逆拡散符号を乗積して第1の相関信号を生成する第1の
    逆拡散処理回路と、 前記信号に、データ信号を逆拡散するための第2の逆拡
    散符号を乗積して第2の相関信号を生成する第2の逆拡
    散処理回路と、 前記第1の相関信号の複数の期間における平均値を算出
    する複数の平均値算出回路と、 前記複数の平均値算出回路の出力の中から、前記第2の
    相関信号を補正するための信号を選択する選択回路と、 前記選択回路の出力と前記第2の相関信号との演算によ
    り前記第2の相関信号の補正値を出力する補正回路と、 を含むことを特徴とする移動通信端末。
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