JP3874301B2 - 偏光光学素子 - Google Patents

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本発明は偏光光学素子に関し、特にワイヤーグリツドを用いた偏光子や偏光ビームスプリツタに適用して好適なものである。
従来型のワイヤーグリツド偏光子では、グリツド周期dは使用する光の波長λの1/5〜1/10と非常に短周期でなければならないと考えられてきた。従つて可視波長域から近赤外波長域の光でのワイヤーグリツド偏光子は、必要なグリツド周期dが例えば波長 800〔nm〕では 160〔nm〕以下と非常に小さくなり、その作製が極めて困難であるという問題があつた。
グリツド周期dを大きくして可視光から近赤外光での作製を可能にする手段として共鳴型ワイヤーグリツド偏光子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、基板の屈折率をnとした次式
Figure 0003874301
で表されるような大きなグリツド周期での作製ができる。
特開平8−184711号公報
しかしながら、上述の共鳴型ワイヤーグリツド偏光子は金属グレーテイングが屈折率nの媒質中に埋め込まれた場合のみに有効なものであり、それ以外の配置についての方策は示されていない。
また、この共鳴型ワイヤーグリツド偏光子では、P偏光透過率Tpを小さくするために、デユーテイ(b/d)をb/d〜 0.6と大きくしなければならないが、このため、S偏光透過率Tsが低下する。また、S偏光反射率Rsの波長依存性が大きくなり、反射消光比(偏光コントラスト)の波長特性が悪化するという問題点があつた。
さらに、共鳴型では共鳴波長を使用波長近傍に合わせるために、金属グレーテイングの厚みや幅をかなり厳しく制御する必要があつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比して大きなグリツド周期で形成し得、波長 800〔nm〕帯で実用上十分な消光比を有する偏光光学素子を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、波長 400〔nm〕から840〔nm〕でなる可視波長域から近赤外波長域の光のうち使用波長λの光において用いられる偏光光学素子において、屈折率nの透明基板上に形成されている金属グリツドで、各グリツドの断面形状を略矩形、厚みh、厚み 0.5hにおける幅b、グリツド周期d、底面と側面のなす角s、金属グリツドのグリツド間の屈折率n及び金属グリツド上部の屈折率nとして、(1)式の条件を満たすようにした。
屈折率nの透明基板上に形成されている金属グリツドで、各グリツドの断面形状を略矩形、厚みh、厚み 0.5hにおける幅b、グリツド周期d、底面と側面のなす角s、金属グリツドのグリツド間の屈折率n及び金属グリツド上部の屈折率nとして、(1)式の条件を満たすことにより、グリツド周期dを従来よりも大きいλ/3<d<λ/2としながら、波長 400〔nm〕から840〔nm〕でなる可視波長域から近赤外波長域の光のうち使用波長λの光に対して偏光作用し得る。
本発明によれば、屈折率nの透明基板上に形成されている金属グリツドで、各グリツドの断面形状を略矩形、厚みh、厚み 0.5hにおける幅b、グリツド周期d、底面と側面のなす角s、金属グリツドのグリツド間の屈折率n及び金属グリツド上部の屈折率nとして、(1)式の条件を満たすようにしたことにより、波長 400〔nm〕から840〔nm〕でなる可視波長域から近赤外波長域の光のうち使用波長λの光に対して、比較的大きなグリツド周期dで偏光作用し得る偏光光学素子を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)ワイヤーグリツド偏光子
本発明は、屈折率nの基板上に形成された金属グレーテイングにおいて、可視波長域から近赤外波長域(波長 400〔nm〕〜840〔nm〕)で、低損失かつ実用上十分な消光比(例えば10以上)を有する偏光ビームスプリツタ(S偏光透過率Ts、P偏光反射率Rp:大、P偏光透過率Tp、S偏光反射率Rs:小)を金属グレーテイングの形状パラメータを選ぶことにより実現する。
図1に本発明による非共鳴型のワイヤーグリツド偏光ビームスプリツタの断面の概略図を示す。金属グリツド1は、Al、Au等の高反射率金属又はそれらの組み合わせで形成されている。その厚みをh、幅(h/2での値)をb、またグリツド断面を台形で近似したときの底面と側面のなす角度をs、グレーテイング周期をd、そして基板2の屈折率をn、グリツド間の屈折率をn、上部の屈折率をn、使用波長をλとすると、これらは次式
Figure 0003874301
の関係を満たすようになされている。
以下に実施の形態における実験結果に基づいて、これを説明する。なお、ワイヤーグリツド偏光子への入射角は図2に示すように法線方向からグレーテイングの波数ベクトル方向Vに測つた角度をα、グレーテイングの波数ベクトルと垂直方向Vに測つた角度をθとする。
(2)第1の実施の形態
以上の構成において、第1の実施の形態として、電子線描画装置を用いて屈折率n=1.46の基板上に、グレーテイング周期d= 300〔nm〕のレジストパターンを形成した。その上にAlを 182〔nm〕蒸着し、リフトオフ法によりAlからなるグレーテイングを作製した(h/d〜0.61)。このグレーテイング断面をSEM観察したところ、断面形状は略矩形(s〜75〔°〕)で、b/dは約0.40であつた。
ここで図3(A)には波長 720〜840 〔nm〕で測定したS偏光透過率Ts、S偏光反射率Rs、P偏光透過率Tp、P偏光反射率Rp及びTs/Tp、Rp/Rsの波長依存性を示す。また図3(B)には比較するために屈折率n=n=1.46の場合の結果を示す。このときの試料への入射角はθ=5〔°〕である。
屈折率n=n=1(以下、n=1配置と呼ぶ)とすることにより、P偏光透過率Tpが大幅に減少し、透過光消光比(Ts/Tp)約10が得られた。この場合、d/λは0.36〜0.42(λ= 840〜720 〔nm〕)である。
一方、図3(A)、(B)共にS偏光反射率Rsは小さく反射光消光比(Rp/Rs)は10以上となつているが、図3(A)の方がP偏光反射率Rpが大きく低損失である。
屈折率n=n=1の場合、グレーテイング周期d= 300〔nm〕、s〜75〔°〕、h/d〜0.61、b/d〜0.40では良好な偏光ビームスプリツタ特性が得られたが、s〜75〔°〕、b/d〜0.40とし、様々な厚みhについて調べた結果、h/d> 0.5でありさえすれば常に良好な偏光ビームスプリツタ特性が得られた。これは作製時の厚み制御が極めて緩和されるということで実用的に大きな利点がある。
(3)第2の実施の形態
第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態における試料について、入射角度保存性を測定した結果、α、θ共に−40〔°〕〜+40〔°〕の範囲でλ= 720〜840 〔nm〕でのS偏光透過率Ts、S偏光反射率Rs、P偏光透過率Tp、P偏光反射率Rpの波長特性はほとんど変化せず、非常に広い入射角度範囲で良好な偏光ビームスプリツタ特性が得られる。
(4)第3の実施の形態
また第3の実施の形態では、まず第1の実施の形態と同様な方法でグレーテイング周期d= 300〔nm〕のAlでなるグレーテイングを作製し、偏光特性を測定した。この結果、s<70〔°〕又はs>110 〔°〕ではS偏光透過率Tsが小さくなり損失が増大する。また、h/d< 0.5では、P偏光透過率Tpが大きくて、良好な偏光ビームスプリツタは得られない。
さらに、第1の実施の形態と同様な方法でグレーテイング周期d= 400〔nm〕のAlでなるグレーテイングを作製し、偏光特性を測定した。この場合、b/d≦ 0.4ではP偏光透過率Tpが大きくなり透過光消光比が低下、偏光ビームスプリツタ特性は得られない。また、b/dを大きくしてP偏光透過率Tpを小さくすると、偏光ビームスプリツタ特性を得るためには厚みを制御し、S偏光の共鳴現象を利用することが必要である。共鳴現象を用いずに良好な偏光ビームスプリツタ特性を得るには、d<λ/2が必要である。
以上の構成によれば、(3)式の条件を満たすワイヤーグリツド偏光子にすることにより、従来のワイヤーグリツド偏光子で要求されたグリツド周期よりも大きな周期で実用上十分な特性を有する非共鳴型偏光ビームスプリツタが作製できる。また、従来では作製困難であつた可視光から近赤外光用ワイヤーグリツド偏光子又は偏光ビームスプリツタの作製が容易になる。さらに、λ/3<d<λ/2、n=1配置とすることで、低デユーテイ比(b/d≦ 0.4)とすることができ、これにより厚み許容度が大きく作製し易い、良好なワイヤーグリツド偏光ビームスプリツタが得られる。
(5)他のワイヤーグリツド偏光子
次に、本発明に関連する他のワイヤーグリツド偏光子について説明する。当該他のワイヤーグリツド偏光子では、屈折率nの基板上に形成された金属グレーテイングにおいて、可視波長域から近赤外波長域(波長 400〔nm〕〜840〔nm〕)で、低損失かつ実用上十分な消光比(例えば10以上)を有する透過型ワイヤーグリツド偏光子(S偏光透過率Ts:大、P偏光透過率Tp:小)、又は、反射型ワイヤーグリツド偏光子(P偏光反射率Rp:大、S偏光反射率Rs:小)、さらに、偏光ビームスプリツタ(S偏光透過率Ts、P偏光反射率Rp:大、P偏光透過率Tp、S偏光反射率Rs:小)を金属グレーテイングの形状パラメータを選ぶことにより、そしてまた、屈折率n=1でのS偏光共鳴現象を利用することにより実現する。
この共鳴型のワイヤーグリツド偏光子(偏光ビームスプリツタ)の断面(図示せず)は、図1に示した断面の概略図と同形状であり、以下に述べる条件を満たすものである。金属グリツドは、Al、Au等の高反射率金属又はそれらの組み合わせで形成されている。金属グリツドの厚みをh、幅(h/2での値)をb、またグリツド断面を台形で近似したときの底面と側面のなす角度をs、グレーテイング周期をd、基板屈折率をn、グリツド間の屈折率をn、上部の屈折率をn、使用波長をλ、また、屈折率1でのS偏光共鳴波長をλresとすると、これらは次式
Figure 0003874301
の関係を満足するようになされている。
以下にいくつかの実施の形態に基づいて、これを説明する。なお、ワイヤーグリツド偏光子への入射角は、法線方向からグレーテイングの波数ベクトル方向Vに測つた角度をα、グレーテイングの波数ベクトルと垂直方向Vに測つた角度をθとする(図2)。
(6)第4の実施の形態
まず第4の実施の形態として、電子線描画装置を用いてn=1.46の基板上にd= 400〔nm〕のレジストパターンを形成し、その上にAlを 150〔nm〕蒸着し、リフトオフ法によりAlからなるグレーテイングを作製した(h/d〜0.38)。このグレーテイング断面をSEM観察したところ、断面形状はほぼ矩形(s〜75〔°〕)で、b/dは約0.46であつた。波長 720〜840 〔nm〕で測定したS偏光透過率Ts、S偏光反射率Rs、P偏光透過率Tp、P偏光反射率Rp及びTs/Tp、Rp/Rsの波長依存性を図4(A)に示す。図4(B)には比較のため屈折率n=n=1.46の場合の結果を示した。試料への入射角はθ=5〔°〕である。
ここでワイヤーグリツド偏光子をn=1配置(n=n=1)とすることにより、P偏光透過率Tpが大幅に減少し、透過光消光比(Ts/Tp)が約10となり、良好な透過型偏光子が得られた。この場合、d/λは0.48〜0.56(λ= 837〜720 〔nm〕)であり、特に、1/10<d/λ<1/5という従来のワイヤーグリツド偏光子と比較して大きな周期dで良好な透過光消光比が得られている点が特徴である。本試料の形状パラメータは、s〜75〔°〕、h/d〜0.38、b/d〜0.46であるが、s<70〔°〕又はs> 110〔°〕では、S偏光透過率Tsが低下し損失が大きくなる。また、h/d<0.25又はb/d<0.3 ではP偏光透過率Tpが増大し、透過光消光比が低下する。ワイヤーグリツド偏光子の作製上、h/d>1、b/d>0.7 は困難であるので、従つて、70〔°〕<s< 110〔°〕、0.25<h/d<1、 0.3<b/d< 0.7であることが必要である。
しかし、図4(A)ではS偏光反射率Rsが大きく反射光消光比(Rp/Rs)が低い。これは厚みh(〜 150〔nm〕)とデユーテイb/d(〜0.46)によつて決まるS偏光共鳴波長λresが 720〔nm〕よりもはるかに短波長にずれてしまつているからである。
(7)第5の実施の形態
第5の実施の形態では、第4の実施の形態と同様な方法でグリツド周期d= 400〔nm〕、厚みh〜 220〔nm〕、b/d〜0.46のAlからなるグレーテイングを作製した。これをSEM観察すると、ほぼ矩形(s〜75°)の断面形状であつた。この試料における偏光特性測定結果を図5に示す。
透過光消光比が約15と良好であるのは、第4の実施の形態と同じであるが、第5の実施の形態では反射光消光比(Rp/Rs)も10以上と良好な偏光ビームスプリツタ特性が得られている。これは、厚みhを 220〔nm〕と厚くすることにより共鳴波長λresを 700〔nm〕近傍まで長波長化したためである。共鳴波長λresは、実験的にはhとb/dが大きくなるにつれて単調に大きくなる。λ> 837〔nm〕ではRp/Rs<10と小さくなるので、Rp/Rs>10とするためには、使用波長λは共鳴波長λres(〜 700〔nm〕)に対してλ<λres/ 0.8でなければならない。また、短波長側でも同様にRp/Rsが低下するので、λres/ 1.2<λと制限される。つまり、共鳴波長λresは、 0.8λ<λres<1.2 λを満たさなければならない。
屈折率n=n=1.46の場合に得られた偏光ビームスプリツタ特性を比較のために図6に示す。厚みh= 188〔nm〕、b/d=0.57である。屈折率n=n=1.46ではP偏光透過率Tpを小さくするためにデユーテイb/dを大きくしなければならない。このため、S偏光反射率Rsの波長変化が大きくなり、反射消光比の波長特性が悪化し、使用できる波長範囲が狭くなる。また、S偏光透過率Tsも低くなり損失が大きい。一方、屈折率n=n=1では、b/d〜0.46と低デユーテイでもP偏光透過率Tpが十分小さくなるため、図5のように反射消光比の波長特性は平坦化し使用波長範囲も広がり、また、S偏光透過率Tsも高くなり、明らかに偏光ビームスプリツタ特性が改善した。従つて、b/dはb/d< 0.5であることが望ましい。
(8)第6の実施の形態
さらに第6の実施の形態では、第4の実施の形態と同様な方法でグリツド周期d= 400〔nm〕、h〜 312〔nm〕、b/d〜0.46のAlでなるグレーテイングを作製した。SEM観察ではほぼ矩形(s〜75°)の断面形状であつた。図7に入射角α=5,10,20,30,40 〔°〕に対してS偏光透過率Ts、S偏光反射率Rsの波長依存性を測定した結果を示す。Ts、Rsはα=30〔°〕ではλ〜 770〔nm〕の、α=40〔°〕ではλ〜 830〔nm〕でそれぞれ極小、極大を示している。この現象はレーリーアノマリーと呼ばれ、これにより入射角度の範囲が限定される。レーリーアノマリー波長λR.A.はλR.A.=nd(1+ sinα/n)で与えられ、垂直入射(α=0〔°〕)ではλR.A.=ndとなる。使用波長λはλR.A.よりも長いことが必要で、少なくともλ>ndでなければならない。従つて、第4実施例とからグリツド周期dとしてはλ/2<d<λ/nとなる。
このように共鳴型のワイヤーグリツド偏光子では、(4)式の条件を満たすワイヤーグリツド偏光子とすることにより、従来のワイヤーグリツド偏光子で要求されたグリツド周期よりも大きな周期で実用上十分な特性を有する偏光子又は偏光ビームスプリツタが作製できる。また、従来は作製困難であつた可視光から近赤外光用ワイヤーグリツド偏光子又は偏光ビームスプリツタの作製が容易になる。さらに、n=1配置することで、低デユーテイでもP偏光透過率Tpを小さくでき、これにより波長特性の良好なワイヤーグリツド偏光子又は偏光ビームスプリツタが得られる。
なお上述の実施の形態においては、屈折率nの透明基板上に形成したワイヤーグリツド偏光子について述べたが、本発明はこれに限らず、この基板表面に無反射コートを施しても良い。この場合、特性を改善することができる。さらに、光検出器の形成された基板上に屈折率nのコーテイングを行い、その上に本発明によるワイヤーグリツド偏光子を作製することも可能である。
本発明によるワイヤーグリツド偏光子を示す略線的断面図である。 図1のワイヤーグリツド偏光子に対する入射角の説明に供する略線図である。 ワイヤーグリツド偏光子の波長依存性の説明に供する特性曲線図である。 ワイヤーグリツド偏光子の波長依存性の説明に供する特性曲線図である。 屈折率n=n=1のときの偏光ビームスプリツタ特性を示す特性曲線図である。 屈折率n=n=1.46のときの偏光ビームスプリツタ特性を示す特性曲線図である。 ワイヤーグリツド偏光子の波長依存性の説明に供する特性曲線図である。
符号の説明
1……グリツド、2……基板。

Claims (2)

  1. 波長 400〔nm〕から840〔nm〕でなる可視波長域から近赤外波長域の光のうち使用波長λの光において用いられる偏光光学素子において、
    屈折率nの透明基板上に形成されている金属グリツドで、各グリツドの断面形状を略矩形、厚みh、厚み 0.5hにおける幅b、グリツド周期d、底面と側面のなす角s、上記金属グリツドのグリツド間の屈折率n及び上記金属グリツド上部の屈折率nとして
    Figure 0003874301
    の条件を満たす
    ことを特徴とする偏光光学素子。
  2. 上記金属グリツドは、
    高反射率金属でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の偏光光学素子。
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