JP3872965B2 - ファイル転送システム、サーバ装置、ファイル転送方法、ファイル転送プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続された端末間でファイルの転送を行うファイル転送システム、サーバ装置、ファイル転送方法、ファイル転送プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、会社のオフィス内において、個人にパーソナルコンピュータ(端末)が割り当てられている場合には、人事異動などにより使用するパーソナルコンピュータを変更する必要があるとき、元のパーソナルコンピュータの記憶装置(ハードディスク装置)に保存してある個人データを比較的記憶容量の大きな記憶媒体、例えば光磁気ディスクに保存し、この光磁気ディスクから移動先のパーソナルコンピュータのハードディスク装置にコピーするといった作業が必要となってくる。これにより、異動先のコンピュータにおいても、異動前と同様の動作環境でパーソナルコンピュータを使用することができる。
【0003】
また、個人データのデータ量が多く、光磁気ディスクに保存しきれなかったり、複数枚に分けて保存する必要がある場合には、ネットワークを通じて移動先のパーソナルコンピュータに個人データを送信することで作業を容易にすることができる。
【0004】
しかしながら、人事異動の発令日前では、異動先のパーソナルコンピュータを前任者が使用しているために送信できなかったり、あるいは異動先が離れた場所にあるために、WAN(Wide Area Network)を通じて個人データを送信しなければならないことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来では、人事異動に伴って使用するパーソナルコンピュータを変更する場合には、人事異動の発令日に合わせて個人データの移動をしなければならなかったり、WANを通じて送信しなければならなかったりしていた。通常、WANは、通信事業者が提供する通信回線サービスを利用するため比較的伝送速度が遅いために、個人データの転送処理に多くの時間がかかってしまい、個人データのデータ量が多い場合には、かえって作業負担が増大してしまうことがあった。また、同じオフィス内で多くの人事異動がある場合には、各人が人事異動の発令日に合わせてデータ転送を実施すると、さらに転送処理に多くの時間がかかってしまう。
【0006】
本発明は前記のような事情を考慮してなされたもので、端末に格納されたファイルを他の端末に転送させるべき転送先と転送時期の情報をもとに、ファイルの転送と復元を作業負担の増大を招くことがないように実行することが可能なファイル転送システム、サーバ装置、ファイル転送方法、ファイル転送プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ネットワークを介して端末が接続されたサーバ装置において、端末に設けられた記憶装置に特定の階層構造によって格納されたファイルの他の端末への転送を開始させる第1の転送日と転送を完了させる第2の転送日、及び転送先を示す情報を保持する保持手段と、前記保持手段に保持された情報が示す前記第1の転送日、及び前記第1の転送日以降の少なくとも前記第2の転送日前日となった場合に、前記端末に対して転送すべきファイルの送信要求を行う送信要求手段と、前記送信要求手段に応じて前記端末から送信された転送対象とするファイルと、同ファイルが前記記憶装置に格納されていたときの階層構造における格納場所を示す格納場所情報とを取得するファイル取得手段と、前記ファイル取得手段によって取得したファイルと格納場所情報とを、前記保持手段に保持された転送先を示す情報に応じた転送先に転送するファイル転送手段と、他のサーバ装置のファイル転送手段により転送されたファイルと格納場所情報を受信するファイル受信手段と、前記端末よりファイル取得要求があった場合に、前記ファイル受信手段によって受信されたファイルと格納場所情報を前記端末に提供して、前記記憶装置に前記格納場所情報に応じた階層構造を作成させると共に前記ファイルを前記階層構造に応じて格納させるファイル提供手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる人事異動内示情報を利用するファイル転送システムの構成を示すブロック図である。図1に示すファイル転送システムは、サイトAにおけるパーソナルコンピュータ1Aと、サイトBにおけるパーソナルコンピュータ1Bとの間でファイル転送を行う場合を説明するための構成を示している。サイトAとサイトBは、通信事業者が提供する通信回線サービス(公衆回線網など)を利用したWANを通じて接続されている。
【0009】
図1に示すように、サイトAには、サーバAとパーソナルコンピュータ1AとLANによって接続されており、それぞれルータAを通じてWANと接続される。サーバAは、サイトA内のパーソナルコンピュータについて、人事異動に伴ってパーソナルコンピュータに保存されたファイル(個人データ)を他のパーソナルコンピュータに移動する必要がある場合に、ユーザの操作によらず自動的にファイル転送を実行する機能が設けられている。サーバAは、こうしたファイル転送を実現するために、人事異動情報テーブル10A、サーバ情報テーブル12A、クライアント情報テーブル14を利用する。
【0010】
人事異動情報テーブル10Aは、人事異動に関する情報が登録されるもので、WAN、LANを通じて接続される図示せぬサーバによって随時更新されている。人事異動情報テーブル10Aに登録されるデータの詳細については後述する(図3参照)。
【0011】
サーバ情報テーブル12Aは、本実施形態におけるファイル転送システムにおいて、各サイトを管理しているサーバに関する情報が登録されるもので、WAN、LANを通じて接続される図示せぬサーバによって随時更新されている。サーバ情報テーブル12Aに登録されるデータの詳細については後述する(図4参照)。
【0012】
クライアント情報テーブル14は、サイト内のパーソナルコンピュータ1Aに格納された個人データ(ファイル)を人事異動に伴って他のパーソナルコンピュータに転送する、あるいは他のパーソナルコンピュータからサイト内のパーソナルコンピュータ1Aに転送される場合に、対象とするファイルを管理するための情報が登録される。なお、図示していないが、クライアント情報テーブル14Aによって管理されるファイル(個人データの本体)が別途サーバAにより保存されている。
【0013】
パーソナルコンピュータ1Aが格納している個人データ16Aは、本ファイル転送システムにより人事異動内示情報を利用して自動的に異動先のパーソナルコンピュータに転送されるように、記憶装置(ハードディスク装置)に設けられた所定の管理ディレクトリに格納されるものとする。
【0014】
一方、サイトBには、サーバBとパーソナルコンピュータ1BとがLANによって接続されており、それぞれルータBを通じてWANと接続されている。サーバBは、サーバAと同様の機能を有し、人事異動情報テーブル10B、サーバ情報テーブル12B、クライアント情報テーブル14Bを利用してファイル転送を実現する。なお、人事異動情報テーブル10B、サーバ情報テーブル12B、クライアント情報テーブル14Bについては、サイトAと同様のデータが登録されるものとして詳細な説明を省略する。また、個人データ16Bについても、所定の管理ディレクトリに格納されているものとする。
【0015】
サーバA,B、パーソナルコンピュータ1A,1Bは、例えばCD−ROM、DVD、磁気ディスク等の記録媒体に記録されたファイル転送プログラムを読み込み、このファイル転送プログラムによって以下に説明するように動作が制御されることにより、ファイル転送システムを実現することができる。
【0016】
図2は、図1に示すシステム構成において、サーバ(A,B)とパーソナルコンピュータ(1A,1B)のそれぞれにおいて、ファイル転送プログラムを実行することにより実現される機能構成を示すブロック図である。
【0017】
図2に示すように、サーバは、オープン日チェック/パソコン情報取得部20、受信/サーバ判定部22、クライアント情報更新/ファイル保存部24、及び他サーバ送信部26の機能が設けられる。
【0018】
オープン日チェック/パソコン情報取得部20(送信要求手段)は、人事異動情報テーブル10に登録されたデータを参照して、所定の日(人事異動情報の内示日)となった時点で、該当するユーザのパーソナルコンピュータに対して、異動先のパーソナルコンピュータに転送すべき個人データのファイル送信要求を行う機能である。
【0019】
受信/サーバ判定部22(ファイル取得手段)は、オープン日チェック/パソコン情報取得部20からのファイル送信要求に応じて、パーソナルコンピュータから送信される個人データのファイルを受信し、サーバ情報テーブル12に登録された情報をもとにして、ファイルの転送先となるサーバを判定する機能である。
【0020】
クライアント情報更新/ファイル保存部24は、受信/サーバ判定部22によって受信された個人データのファイルを管理するための情報をクライアント情報テーブル14に登録すると共に、受信したファイルを一時的に保存する機能である。
【0021】
他サーバ送信部26(ファイル転送手段)は、クライアント情報更新/ファイル保存部24により管理されているクライアント情報テーブル14が示す転送が必要なファイルを、人事異動情報テーブル10、サーバ情報テーブル12に登録されているデータに従い送信する機能である。
【0022】
一方、パーソナルコンピュータ1は、図2に示すように、ファイルリスト作成部30、データ送信部34の機能が設けられる。
【0023】
ファイルリスト作成部30は、サーバのオープン日チェック/パソコン情報取得部20からの要求に応じて、個人データ16の各ファイルを参照して、個人データ16についてのファイルリスト(格納場所を示すディレクトリ(パス)を含むファイル名のリスト)32を作成する機能である。
【0024】
データ送信部34は、ファイルリスト作成部30によって作成さたれファイルリスト32と個人データ16のファイルとを、サーバの受信/サーバ判定部22に対して送信する機能である。
【0025】
図3は、人事異動情報テーブル10に登録されるデータの一例を示している。図3に示すように、人事異動情報テーブル10には、人事異動情報として、ユーザID、所属、オープン日(内示日)、発令日、更新日の各データが随時更新されて登録される。なお、オープン日(内示日)は、ファイルの転送を実施することを公開する時期に該当し、発令日は、転送を完了する時期に該当する情報である。
【0026】
図4は、サーバ情報テーブル12に登録されるデータの一例を示している。図4に示すように、サーバ情報テーブル12には、所属、サーバ名(またはアドレス)の各データが随時更新されて登録される。
【0027】
人事異動情報テーブル10とサーバ情報テーブル12に登録されるデータは、各サイトにおいて共通のデータである。
【0028】
図5は、クライアント情報テーブル14に登録されるデータの一例を示している。図5に示すように、クライアント情報テーブル14には、ユーザID、パソコン名(またはアドレス)、ファイル名(ディレクトリ含む)、ファイル更新日時、完了ステータスの各データが登録される。
【0029】
なお、各パーソナルコンピュータには、クライアント情報テーブルにおいて管理されるユーザIDとパソコン名(またはアドレス)が、それぞれに固有な情報として設定されており、記憶装置の所定の領域に格納しているものとする。また、サーバは、LANによって接続されているパーソナルコンピュータのユーザIDとパソコン名(またはアドレス)を、クライアント情報テーブル14に登録して管理しているものとする。
【0030】
本実施形態におけるファイル転送システムでは、前述した構成及び機能を設けることで、WANで接続された各サイトのLANにおいて、人事異動情報の異動オープン日(内示日)に達した異動対象者について、利用しているパーソナルコンピュータの記憶装置(ハードディスク装置)のうち予め規定された特定ディレクトリ(管理ディレクトリ)配下のファイルを抽出した上、異動先サイトのサーバへファイルリストとファイルとを送信し、異動発令日に異動対象者が利用する新しいパーソナルコンピュータにファイルを復元する。
【0031】
また、同日の異動オープン日(内示日)のユーザが多数存在し、ファイルを目的のサーバに送信することがネットワーク等のインフラで決められた時間内に終了することが困難な場合、あるいは発令日までの間にファイル更新が発生することを考慮し、移動先のサーバに送信が完了したかを示すステータス管理と発令日までに変更されたファイルのみを抽出する差分管理機能を有する。
【0032】
次に、本実施形態におけるファイル転送システムの動作について、図6乃至図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
本実施形態におけるファイル転送システムでは、人事異動に伴ってユーザが使用するパーソナルコンピュータが変更される場合には、第1段階として、現在、ユーザが使用しているパーソナルコンピュータから転送が必要な個人データを、このパーソナルコンピュータが属するサイトのサーバにより取得し、このサイトからWANを通じて異動先のサイトのサーバに転送し、第2段階として、人事異動の発令日以降に、異動先のサーバから今後使用するパーソナルコンピュータに個人データをダウンロードさせる。
【0033】
以下の説明では、サイトBのパーソナルコンピュータ1Bを使用していたユーザが人事異動により所属が変更され、サイトAのパーソナルコンピュータ1Aを使用することになった場合を例にして説明する。
【0034】
まず、第1段階の処理について、図6に示すサーバにおけるファイル転送処理の動作を示すフローチャートと、図7に示すパーソナルコンピュータにおけるファイル転送処理の動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、この処理は、1日1回、例えば夜間に実施されるものとする。
【0035】
サーバBは、オープン日チェック/パソコン情報取得部20により、人事異動情報テーブル10のオープン日(内示日)をチェックし(ステップA1)、オープン日(内示日)に達したユーザがあるかを判別する(ステップA2)。
【0036】
ここで、オープン日に達したユーザがある場合には、オープン日チェック/パソコン情報取得部20は、人事異動情報テーブル10Bに登録されたオープン日(内示日)に達したデータに対応するユーザIDをもとに、クライアント情報テーブル14Bから該当するユーザのパソコン名(またはアドレス)を取得する(ステップA3)。
【0037】
オープン日チェック/パソコン情報取得部20は、クライアント情報テーブル14Bから取得したパソコン名(またはアドレス)をもとにして、LANを通じて該当するパーソナルコンピュータ1Bに対して、転送が必要な個人データのファイルリストの作成と、該当ファイルの送信を要求する(ステップA4)。
【0038】
一方、パーソナルコンピュータ1Bは、サーバBからファイルリスト作成、対象ファイル送信の要求を受信すると(ステップB1)、記憶装置に格納された管理ディレクトリ配下に格納された個人データ16をもとにファイルリスト32を作成する(ステップB2)。ファイルリスト32は、転送先の記憶装置においても同様のディレクトリ構造によって各ファイルを保存できるように、格納先のディレクトリを含むファイル名のリストとなっている。また、ファイル名に付随して、作成日時、更新日時、各種属性などのデータが含まれているものとする。
【0039】
パーソナルコンピュータ1Bは、データ送信部34によりファイルリスト32と個人データ16の対象ファイルとを、サーバBの受信/サーバ判定部22に送信する(ステップB3)。
【0040】
サーバBは、受信/サーバ判定部22によりファイルリストと対象ファイルを受信すると(ステップA5)、クライアント情報更新/ファイル保存部24により受信したファイル名(ファイルリスト)と各ファイルのファイル更新日時のデータを、対象とするパソコン名のデータと対応づけて書き込む(ステップA6)。また、クライアント情報更新/ファイル保存部24は、パーソナルコンピュータB1から取得した対象ファイルを圧縮して個人データ28のファイルとして別途保存しておく(ステップA7)。
【0041】
ここで、受信/サーバ判定部22は、人事異動情報テーブル10の所属と、サーバ情報テーブル12の所属に対応したサーバ名(またはアドレス)より、異動先が他サイトであるか、つまりファイルの転送先が他サイトのパーソナルコンピュータに対するものであるかを判別する(ステップA8)。すなわち、人事異動情報テーブル10Bに登録された異動先を示す所属に対応するサーバ名が、自サイトでなければ、他のサイトへの転送が必要であるものとして判別する。
【0042】
他サイト(所属)への異動であると判別された場合(ステップA9)、他サーバ送信部26は、クライアント情報テーブル14Bの完了ステータス、ファイル更新日時を参照して、異動先の他サイトに未送信及び更新されたファイルを判別する(ステップA10)。
【0043】
他サーバ送信部26は、異動先サイトのサーバに対して、未送信及び更新された圧縮済みの対象ファイルと、ファイルリストとを送信する(ステップA11)。この際、クライアント情報テーブル14Bに登録されているユーザIDとパソコン名(またはアドレス)のデータも添付して送信する。
【0044】
他サーバ送信部26により対象ファイルの送信が完了すると、クライアント情報更新/ファイル保存部24は、クライアント情報テーブル14Bの該当ファイルの完了ステータスを送信完了に設定する(ステップA12)。
【0045】
なお、他サイト(所属)への異動ではないと判別された場合(ステップA9)、同サイトの別のパーソナルコンピュータへの転送が必要であるとして、他サーバへの送信は行わない。
【0046】
以上により、人事異動情報テーブル10Bに人事異動があるとして登録されたユーザが使用しているパーソナルコンピュータ1Bについては、オープン日(内示日)となることで、サーバBにより個人データ16Bのファイルが取得されてサーバAに送信される。
【0047】
一方、サーバAは、サーバBから転送されたファイルリストとユーザID、パソコン名(またはアドレス)のデータをクライアント情報テーブル14Aに登録すると共に、圧縮された対象ファイルを保存しておく。
【0048】
また、サーバBによる図6のフローチャートに示すファイル転送処理は、オープン日(内示日)以降、1日1回実行される(例えば、発令日に到達したデータについては処理対象外とする)。従って、オープン日(内示日)での処理では、パーソナルコンピュータ1Bの個人データ16Bのファイルが全てサーバAに転送されるが、オープン日(内示日)以降に更新されたファイルについては、この更新されたファイルのみがステップA10の処理において判別されて、サーバAに送信されることになる。これにより、多くのユーザに対する発令日が同じであったとしても、この時点では変更されたファイルのみが転送の対象となるので、WANを通じてファイル転送が必要であっても、転送処理に多くの時間を要しない。また、多くのユーザに対するオープン日(内示日)が同じであるために、ファイル転送に多くの処理時間を要し、WANによる制限のためにファイル転送が完了しなかったとしても、転送が完了していないファイルに対してはクライアント情報テーブル14Bに完了ステータスが設定されていないので、ステップA10の処理において未送信であることが判別され、発令日までの間に改めてファイル転送することができる。
【0049】
なお、前述した説明では、図6のフローチャートに示すファイル転送処理は、1日1回実行するものとしているが、オープン日(内示日)に実行した後、発令日までに変更があったファイルのみを発令日までに送信できれば良いので、少なくとも発令日前日に1回実行するようにしても良い。
【0050】
次に、第2段階の処理について、図8に示すサーバにおけるファイル転送処理(ダウンロード)の動作を示すフローチャートと、図9に示すパーソナルコンピュータにおけるファイル転送処理(ダウンロード)の動作を示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0051】
パーソナルコンピュータ1Aで実行されるファイル転送処理(復元手段)では、それぞれに設定されたユーザIDを変更登録する機能が設けられている。発令日後、パーソナルコンピュータ1Aでは、ファイル転送処理によりユーザIDの変更登録、すなわちそれまでのユーザIDとパソコン名を削除して、新たな利用者のユーザIDとパソコン名の設定が実行される(ステップD1)。また、パーソナルコンピュータ1Aを利用するユーザが変更されるのに伴い、それまで記憶装置(ハードディスク装置)の所定の管理ディレクトリに格納されている前ユーザの個人データのファイルを削除する(ステップD2)。
【0052】
その後、パーソナルコンピュータ1Aは、変更登録したユーザIDに対応する個人データのファイルのダウンロード要求とユーザIDとをサーバAに送信する(ステップD3)。
【0053】
サーバAは、パーソナルコンピュータ1Aからダウンロード要求を受信すると(ステップC1)、この要求と共に受信したユーザIDをもとにクライアント情報テーブル14Aを参照し、該当するユーザIDに対応するファイル名に従って、このファイル名(ディレクトリ含む)のデータと共に、圧縮された対象ファイルをダウンロード要求元のパーソナルコンピュータ1Aにダウンロードする(ステップC2)。
【0054】
パーソナルコンピュータ1Aは、サーバAからのファイル名のデータ(ファイルリスト)と圧縮された対象ファイルとをダウンロードし保存する(ステップD4)。パーソナルコンピュータ1Aは、サーバAからファイル名のデータと圧縮された対象ファイルのダウンロードが完了すると(ステップD5)、ダウンロード完了通知を送信する(ステップD6)。そして、パーソナルコンピュータ1Aは、ファイル名(ディレクトリ含む)に従って、記憶装置(ハードディスク装置)の管理ディレクトリに、異動前に使用されていた元のパーソナルコンピュータBと同様にディレクトリを作成し、圧縮された対象ファイルをそれぞれ解凍し、所定のディレクトリ(保存場所)に格納する(ステップD7)。
【0055】
一方、サーバAは、ダウンロードが完了すると(ステップC3)、クライアント情報テーブル14Aのダウンロード済みファイルに対応するデータについて、ユーザIDとパソコン名を変更後の内容にそれぞれ更新し、ファイル名、ファイル更新日時、完了ステータスを削除する(ステップC4)。
【0056】
こうして、移動先のパーソナルコンピュータ1Aでは、人事異動情報の発令日前にサイトBから転送されているファイルをサーバAからダウンロードすることで、パーソナルコンピュータBと同様のディレクトリにそれぞれ対象ファイルが格納され、同じ使用環境を実現することができる。
【0057】
なお、前述した説明では、特定のサーバとパーソナルコンピュータの動作についてのみ説明しているが、本実施形態におけるファイル転送システムを実現する各サーバ、パーソナルコンピュータにおいて、それぞれ前述と同様の処理を実行することで、人事異動情報に基づくファイル転送が相互に実施される。
【0058】
このようにして、各サイトの人事異動情報テーブルに登録される人事異動情報をもとにして、人手を介さずユーザ利用のパーソナルコンピュータ内の個人データのファイルを発令日にあわせて移動ができるため、ユーザ及び管理者の負担を軽減することができる。
【0059】
なお、前述した説明では、1台のパーソナルコンピュータを1人のユーザが使用していることを前提にして説明しているが、1台のパーソナルコンピュータを複数のユーザが使用する場合、あるいは1人のユーザが複数のパーソナルコンピュータを使用する所属へ異動される場合にも適用することができる。1台のパーソナルコンピュータを複数のユーザが使用する場合には、パーソナルコンピュータの記憶装置(ハードディスク装置)において、管理ディレクトリをユーザ毎に設け、パーソナルコンピュータに対して複数のユーザIDを設定することで、前述と同様の方法によってユーザ個別のファイル転送を実現することができる。
【0060】
また、前述した説明では、人事異動情報テーブルに登録された人事異動情報をもとに、パーソナルコンピュータ(端末)に格納された個人データのファイルを転送する場合を例にして説明しているが、人事異動情報に代わる他の情報をもとにしてファイル転送を行う他のシステムに適用することも可能である。人事異動情報に代わる他の情報には、転送先と転送時期の情報、すなわち何れの端末に格納されたファイルを、何れに、何時、転送すべきかを示すデータが含まれていれば良い(それぞれ、ユーザID、所属、オープン日(内示日)/発令日に該当する)。
【0061】
また、上述した実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【0062】
また、本願発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0063】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、端末に格納されたファイルを他の端末に転送させるべき転送先と転送時期の情報をもとに、端末から転送すべきファイルと格納場所を示す情報とを取得し、この情報を転送先の情報をもとに送信して、送信先の端末に対してこの転送されたファイルと格納先を示す情報を提供して復元させることができるので、ファイルの転送と復元を作業負担の増大を招くことがないように実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる人事異動内示情報を利用するファイル転送システムの構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すシステム構成において、サーバ(A,B)とパーソナルコンピュータ(1A,1B)のそれぞれにおいて、ファイル転送プログラムを実行することにより実現される機能構成を示すブロック図。
【図3】人事異動情報テーブル10に登録されるデータの一例を示す図。
【図4】サーバ情報テーブル12に登録されるデータの一例を示す図。
【図5】クライアント情報テーブル14に登録されるデータの一例を示す図。
【図6】サーバにおけるファイル転送処理の動作を示すフローチャート。
【図7】パーソナルコンピュータにおけるファイル転送処理の動作を示すフローチャート。
【図8】サーバにおけるファイル転送処理(ダウンロード)の動作を示すフローチャート。
【図9】パーソナルコンピュータにおけるファイル転送処理(ダウンロード)の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
A,B…サーバ
1A,1B…パーソナルコンピュータ
10,10A,10B…人事異動情報テーブル
12,12A,12B…サーバ情報テーブル
14,14A,14B…クライアント情報テーブル
16,16A,16B…個人データ
20…オープン日チェック/パソコン情報取得部
22…受信/サーバ判定部
24…クライアント情報更新/ファイル保存部
26…他サーバ送信部
28…個人データ
30…ファイルリスト作成部
32…ファイルリスト
34…データ送信部
Claims (5)
- ネットワークを介して端末が接続されたサーバ装置が相互に接続され、端末間でファイルの転送を行うファイル転送システムであって、
前記サーバ装置は、
端末に設けられた記憶装置に特定の階層構造によって格納されたファイルの他の端末への転送を開始させる第1の転送日と転送を完了させる第2の転送日、及び転送先を示す情報を保持する保持手段と、
前記保持手段に保持された情報が示す前記第1の転送日、及び前記第1の転送日以降の少なくとも前記第2の転送日前日となった場合に、前記端末に対して転送すべきファイルの送信要求を行う送信要求手段と、
前記送信要求手段に応じて前記端末から送信された転送対象とするファイルと、同ファイルが前記記憶装置に格納されていたときの階層構造における格納場所を示す格納場所情報とを取得するファイル取得手段と、
前記ファイル取得手段によって取得したファイルと格納場所情報とを、前記保持手段に保持された転送先を示す情報に応じた転送先に転送するファイル転送手段と、
他のサーバ装置のファイル転送手段により転送されたファイルと格納場所情報を受信するファイル受信手段と、
前記端末よりファイル取得要求があった場合に、前記ファイル受信手段によって受信されたファイルと格納場所情報を前記端末に提供して、前記記憶装置に前記格納場所情報に応じた階層構造を作成させると共に前記ファイルを前記階層構造に応じて格納させるファイル提供手段とを有し、
前記端末は、
前記送信要求手段からの前記第1の転送日におけるファイルの送信要求に応じて、自端末の記憶装置に格納された転送対象とするファイルと前記格納場所情報とを前記サーバ装置に送信し、前記送信要求手段からの前記第2の転送日前日までのファイルの送信要求に応じて、前記第1の転送日以降に更新された転送が完了していないファイルと前記格納場所情報とを前記サーバ装置に送信する送信手段と、
前記第2の転送日後、前記記憶装置に格納されていたファイルを削除すると共に、前記サーバ装置に対してファイル取得要求を送信し、このファイル取得要求に応じて前記ファイル提供手段によって提供された格納場所情報に応じた階層構造を前記記憶装置に作成し、前記ファイル提供手段によって提供されたファイルを前記階層構造に応じて格納する復元手段とを有したことを特徴とするファイル転送システム。 - ネットワークを介して端末が接続されたサーバ装置において、
端末に設けられた記憶装置に特定の階層構造によって格納されたファイルの他の端末への転送を開始させる第1の転送日と転送を完了させる第2の転送日、及び転送先を示す情報を保持する保持手段と、
前記保持手段に保持された情報が示す前記第1の転送日、及び前記第1の転送日以降の少なくとも前記第2の転送日前日となった場合に、前記端末に対して転送すべきファイルの送信要求を行う送信要求手段と、
前記送信要求手段に応じて前記端末から送信された転送対象とするファイルと、同ファイルが前記記憶装置に格納されていたときの階層構造における格納場所を示す格納場所情報とを取得するファイル取得手段と、
前記ファイル取得手段によって取得したファイルと格納場所情報とを、前記保持手段に保持された転送先を示す情報に応じた転送先に転送するファイル転送手段と、
他のサーバ装置のファイル転送手段により転送されたファイルと格納場所情報を受信するファイル受信手段と、
前記端末よりファイル取得要求があった場合に、前記ファイル受信手段によって受信されたファイルと格納場所情報を前記端末に提供して、前記記憶装置に前記格納場所情報に応じた階層構造を作成させると共に前記ファイルを前記階層構造に応じて格納させるファイル提供手段とを具備したことを特徴とするサーバ装置。 - 前記サーバ装置は、前記ファイル転送手段により転送すべきファイル毎に転送が完了したかを管理し、転送が完了していないファイルについては、完了するまで前記ファイル転送手段によって転送させることを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。
- ネットワークを介して端末が接続されたサーバ装置により端末間でファイルを転送させるファイル転送方法であって、
サーバ装置は、
端末に設けられた記憶装置に特定の階層構造によって格納されたファイルの他の端末への転送を開始させる第1の転送日と転送を完了させる第2の転送日、及び転送先を示す情報を保持し、
この保持された情報が示す前記第1の転送日、及び前記第1の転送日以降の少なくとも前記第2の転送日前日となった場合に、前記端末から転送対象とするファイルと、同ファイルが前記記憶装置に格納されていたときの階層構造における格納場所を示す格納場所情報とを取得し、
この取得したファイルと前記格納場所情報とを、前記転送先の情報に応じた転送先に転送し、
他のサーバ装置からファイルと格納場所情報を受信した場合に、端末からのファイル取得要求に対して、受信したファイルと格納場所情報を前記端末に提供して、記憶装置に前記格納場所情報に応じた階層構造を作成させると共に前記ファイルを前記階層構造に応じて格納させることを特徴とするファイル転送方法。 - ネットワークを介して接続された端末間でファイルを転送させるためのプログラムであって、
コンピュータを、
端末に設けられた記憶装置に特定の階層構造によって格納されたファイルの他の端末への転送を開始させる第1の転送日と転送を完了させる第2の転送日、及び転送先を示す情報を保持する保持手段と、
前記保持手段に保持された情報が示す前記第1の転送日、及び前記第1の転送日以降の少なくとも前記第2の転送日前日となった場合に、前記端末に対して転送すべきファイルの送信要求を行う送信要求手段と、
前記送信要求手段に応じて前記端末から送信された転送対象とするファイルと、同ファイルが前記記憶装置に格納されていたときの階層構造における格納場所を示す格納場所情報とを取得するファイル取得手段と、
前記ファイル取得手段によって取得したファイルと格納場所情報とを、前記保持手段に保持された転送先を示す情報に応じた転送先に転送するファイル転送手段と、
他のサーバ装置のファイル転送手段により転送されたファイルと格納場所情報を受信するファイル受信手段と、
端末よりファイル取得要求があった場合に、前記ファイル受信手段によって受信されたファイルと格納場所情報を前記端末に提供して、前記記憶装置に前記格納場所情報に応じた階層構造を作成させると共に前記ファイルを前記階層構造に応じて格納させるファイル提供手段として機能させるためのファイル転送プログラム。
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