JP3872438B2 - 高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおけるサービング高速共通制御チャネルセット情報の送受信装置及び方法 - Google Patents

高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおけるサービング高速共通制御チャネルセット情報の送受信装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムに関し、特に、高速順方向パケット接続方式を使用する移動通信システムにおいてサービング高速共通制御チャネルセット情報を送受信する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、一般的な移動通信システムの構造を概略的に示す図である。前記移動通信システムは、UMTS(Universal Mobile Terrestrial System)移動通信システムであり、コアネットワーク(Core Network: 以下、CNと称する)100、複数の無線ネットワークサブシステム(Radio Network Subsystem: 以下、RNSと称する)110、120、及び使用者端末機(User Equipment: 以下、UEと称する)130から構成される。前記RNS110及びRNS120は、無線ネットワーク制御器(Radio Network Controller: 以下、RNCと称する)及び複数のノードB(Node B)から構成される。例えば、前記RNS110は、前記RNC111、ノードB113及びノードB115から構成され、前記RNS120は、前記RNC112、ノードB114及びノードB116から構成される。さらに、前記RNCは、その動作によって、SRNC (Serving RNC: 以下、SRNCと称する)、DRNC(Drift RNC: 以下、と称する)及びCRNC(Controlling RNC: 以下、CRNCと称する)に分類される。前記SRNCは、各UEの情報を管理し、前記CN100とのデータ伝送を担当するRNCであり、前記DRNCは、UEのデータが前記SRNCでない他のRNCを経てSRNCに送受信される場合、前記他のRNCを示す。前記CRNCは、それぞれのノードBを制御するRNCである。図1において、前記UE130の情報がRNC111によって管理される場合、前記RNC111が前記UE130に対するSRNCとして動作し、前記UE130が移動するにつれて前記UE130のデータが前記RNC112を通して送受信される場合、前記RNC112が前記UE130に対するDRNCになる。さらに、前記UE130と通信しているノードB113を制御するRNC111が前記ノードB113のCRNCになる。
【0003】
以上、図1を参照してUMTS移動通信システムの概略的な構造を説明した。次に、高速順方向パケット接続(High Speed Downlink Packet Access: 以下、HSDPAと称する)方式(scheme)を使用する移動通信システムに関して説明する。
【0004】
一般的に、前記HSDPA方式は、UMTS通信システムにおいて順方向高速パケットデータ伝送を支援するための順方向データ チャネルである高速順方向共通チャネル(High Speed - Downlink Shared Channel: 以下、HS−DSCHと称する)、及びこれに関連した制御チャネルを含むデータ伝送方式を称する。
前記HSDPA方式を支援するために、適応的変調方式及びコーディング(Adaptive Modulation and Coding: 以下、AMCと称する)及び複合再伝送(Hybrid Automatic Retransmission Request: 以下、HARQと称する)が提案された。一般的に、前記HSDPA方式を使用する通信システムにおいて、1つのUEに割り当てできる直交可変拡散係数(Orthogonal Variable Spreading Factor: 以下、OVSFと称する)コード(code)の最大個数が15個であり、前記変調方式は、チャネル状況によってQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMが適応的に選択される。ここで、前記HSDPA移動通信システムは、エラーが発生したデータに対してUEとノードBとの間で再伝送を遂行し、前記再伝送されたデータをソフトコンバイン(soft combining)することによって、全体的な通信効率を向上させる。つまり、前記エラーが発生したデータに対して前記再伝送されたデータをソフトコンバインする方式が前記HARQ方式である。ここでは、例えば、n−channel SAW(Stop And Wait)HARQ方式に関して説明する。
【0005】
一般的な再伝送(Automatic Retransmission Request: 以下、ARQと称する)方式においては、UEとRNCとの間で認知(Acknowledgement: 以下、ACKと称する)信号及び再伝送パケットデータの交換が行われる。しかしながら、前記HARQ方式は、前記ARQ方式の伝送効率を増加させるために、下記のような2つの方案を提案する。第1に、前記HARQ方式は、UEとノードBとの間で再伝送要求及び応答を遂行する。第2に、前記HARQ方式は、前記エラーが発生したデータを一時的に貯蔵した後、対応するデータの再伝送データとコンバイン(Combining)して伝送する。さらに、前記HSDPA方式において、前記UEとノードBのMAC(medium access control)HS−DSCHとの間でACK信号及び再伝送パケットデータが交換される。また、前記HSDPA方式は、n個の論理的なチャネルを構成して、ACK信号が受信されなくても多数のパケットデータが伝送できる前記n−channel SAW HARQ方式を導入した。既存のSAW ARQ方式は、以前のパケットデータに対するACK信号を受信せずに次のパケットデータを伝送することができない。
【0006】
しかしながら、前記SAW ARQ方式は、以前パケットデータに対するACK信号を受信した後のみに次にパケットデータを伝送するので、次のパケットデータを現在伝送することができても、ACK信号を待機しなければならない。前記n−channel SAW HARQ方式は、前記以前パケットデータに対するACK信号を受信する前に多数のパケットデータを連続的に伝送することによって、チャネルの使用効率を向上させることができる。つまり、UEとノードBとの間でn個の論理的チャネルを設定し、特定時間またはチャネル番号によって前記n個の論理的チャネルを識別することができる場合、パケットデータを受信する前記UEは、任意の時点で受信されたパケットデータが伝送されるチャネルを確認することができ、受信される順によって前記受信されたパケットデータブロックを再構成するか、対応するパケットデータをソフトコンバインすることができる。
【0007】
前記n−channel SAW HARQ方式は、SAW HARQ方式に比べてその効率を増加させるために、下記のような2つの方式を導入した。
【0008】
第1方式は、受信側が、エラーが発生したデータを一時的に貯蔵した後、対応するデータの再伝送データとソフトコンバインすることによって、エラー発生の確率を低減する方式である。前記ソフトコンバイン方式は、チェース接合(Chase Combining: 以下、CCと称する)方式と重複分増加(Incremental Redundancy:以下、IRと称する)方式の2つの方式がある。前記CC方式において、送信側は、最初伝送(initial transmission)及び再伝送(re-transmission)の時に同一のフォーマット(format)を使用する。最初伝送時にm個のシンボル(symbol)が1つの符号化ブロック(coded block)に伝送された場合、再伝送時にも同一のm個のシンボルが1つの符号化ブロックに伝送される。つまり最初伝送及び再伝送時に同一の符号化率(coding rate)が適用されてデータが伝送される。従って、受信側は、最初伝送された符号化ブロックと再伝送された符号化ブロックをコンバインし、前記コンバインされた符号化ブロックを利用してCRC(Cyclic Redundancy Check)演算してエラーが発生しているか否かを確認する。
【0009】
次に、前記IR方式は、最初伝送及び再伝送時に異なるフォーマットを使用する。例えば、nビット(bit)の使用者データ(user data)がチャネルコーディング(channel coding)を通してm個のシンボルに生成された場合、送信側は、最初伝送時に前記m個のシンボルのうち一部のシンボルのみを伝送し、再伝送時に順次に残りのシンボルを伝送する。つまり、データ伝送において、最初伝送時の符号化率と再伝送時の符号化率が異なる。従って、受信側は、最初伝送された符号化ブロックの残りの部分に再伝送された符号化ブロックを付加することによって、高い符号化率を有する符号化ブロックを構成した後、エラー訂正(error correction)を実行する。前記IR方式において、前記最初伝送された符号化ブロック及び再伝送された符号化ブロックは、リダンダンシーバージョン(Redundancy Version: 以下、RVと称する)によって区分される。例えば、最初伝送された符号化ブロックがRV#1によって、次の再伝送された符号化ブロックがRV#2によって、その次の再伝送された符号化ブロックがRV#3によって区分され、受信側は、前記RV情報を利用して最初伝送された符号化ブロックと再伝送された符号化ブロックを正しくコンバインすることができる。
【0010】
一般的なSAW ARQ方式の効率を向上させるために導入された第2方式は、下記のようである。一般的なSAW ARQ方式は、以前パケットのACK信号を受信した後のみに次のパケットを伝送することができるが、n−channel SAW HARQ方式は、ACK信号を受信する前にも多数のパケットを連続的に伝送することによって、無線リンクの使用効率を向上させることができる。前記n−channel SAW HARQ方式は、UEとノードBとの間にn個の論理的チャネルを設定し、明示的なチャネル番号によって前記論理的チャネルを識別する場合、受信側であるUEは、任意の時点で受信されたパケットが属するチャネルを確認することができ、受信順序によってパケットを再構成するか、対応するパケットをソフトコンバインすることができる。
【0011】
以下、図1を参照してn−channel SAW HARQ方式の動作を具体的に説明する。UE130とノードB115との間に4−channel SAW HARQ方式が遂行され、それぞれのチャネルには#1乃至#4の論理的識別子が割り当てられたと仮定する。さらに、前記UE130及びノードB115の物理階層は、それぞれのチャネルに対応するHARQプロセッサ(HARQ processor)を有する。前記ノードB115は、最初伝送する符号化ブロックにチャネル識別子#1を割り当てて前記UE130に伝送する。前記“符号化ブロック(coded block)”は、1つの伝送時区間(Transmission Time Interval: TTI)の間に伝送される使用者データを意味する。対応する符号化ブロックにエラーが発生すると、前記UE130は、チャネル識別子に基づいてチャネル#1に対応されるHARQプロセッサ#1に符号化ブロックを伝達し、チャネル#1に対する否定的認知(NACK)信号を前記ノードB115に伝送する。そうすると、前記ノードB115は、チャネル#1の符号化ブロックに対するACK信号の到着に関係なく、次の符号化ブロックをチャネル#2を通して伝送することができる。前記次の符号化ブロックにもエラーが発生された場合、前記UE130は、前記符号化ブロックも対応するHARQプロセッサに伝達する。ノードB115は、チャネル#1の符号化ブロックに対するNACK信号を前記UE130から受信すると、チャネル#1を通して前記対応する符号化ブロックを再伝送し、前記UE130は、前記符号化ブロックのチャネル識別子に基づいて前記HARQプロセッサ#1に前記符号化ブロックを伝達する。HARQプロセッサ#1は、以前に貯蔵されていた符号化ブロックと前記再伝送された符号化ブロックをソフトコンバインする。このように、前記n−channel SAW HARQ方式は、ACK信号が受信されるまで、使用者データ伝送を遅延させずに最初伝送符号化ブロックと再伝送された符号化ブロックを適切に対応させるために、チャネル識別子とHARQプロセッサを一対一対応させる方式である。
【0012】
さらに、前記HSDPA通信システムにおいて、使用できる複数のOVSFコードを特定時間に多数のUEが同時に使用することができる。つまり、前記HSDPA通信システム内で、特定の時間に多数のUE間にOVSFコード多重化が遂行されることができる。前記OVSFコード多重化に関して図2を参照して説明する。
【0013】
図2は、一般的なHSDPA通信システムにおいてOVSFコードを割り当てる方法の例を示す。図2のOVSFコード割り当て方法は、拡散係数(Spreading Factor: 以下、SFと称する)が16である場合(SF=16)を例にして説明する。
【0014】
図2を参照すると、OVSFコードは、コードツリー(code tree)の位置によってC(i,j)に表される。前記C(i,j)において、前記変数iは、前記SF値を示し、前記変数jは、前記OVSFコードツリーの最左側からのOVSFコードの位置を示す。例えば、前記C(16,0)は、前記SFが16であり、OVSFコードツリーの最左側から第1位置に存在する。図2は、前記SFが16である場合、前記OVSFコードツリーにおいて0番目のから15番目のまで、つまり、C(16,0)から(16,15)までの16個のOVSFコードを前記HSDPA通信システムに割り当てる方法を示す。前記16個のOVSFコードは、例えば、表1に示すように多数のUEに多重化されることができる。
【0015】
【表1】
Figure 0003872438
【0016】
表1において、前記A、B、Cは、前記HSDPA通信システムを使用する使用者またはUEである。表1に示すように、任意の時点t0、t1、t2で、前記使用者A、B、Cは、前記HSDPA通信システムに割り当てられたOVSFコードを利用してコード多重化される。前記UEに割り当てるOVSFコードの個数及びOVSFコードツリー上の前記OVSFコードの位置は、前記ノードBに貯蔵されているそれぞれのUEの使用者データの量及び前記ノードBとUEとの間に設定されているチャネル状況を考慮してノードBによって決定される。
【0017】
つまり、前記HSDPA通信システムにおいて、UEとノードBとの間に送受信される制御情報は、任意のUEによって使用されるOVSFコードの個数、コードツリー上の位置を指定するコード情報(code information)、変調方式をチャネル状況に適応的に決定するために必要なチャネル品質情報、変調方式情報(MCS level)、n−channel SAW HARQ方式を支援するために必要なチャネル番号情報、及びACK/NACK情報などがある。ここで、前記HSDPA通信システムにおいて送受信される制御情報、及び実際使用者データを伝送するために使用されるチャネルに関して説明する。
【0018】
まず、前記HSDPA通信システムにおいて使用されるチャネルは、下記のように、順方向(DL: DownLink)チャネルと逆方向(UL: UpLink)チャネルに区分される。前記順方向チャネル(DownLink channel)は、高速共通制御チャネル(High Speed-Shared Control Channel: 以下、HS−SCCHと称する)、連関専用物理チャネル(associated DPCH(Dedicated Physical Channel): 以下、associated DPCH称する)、及び高速順方向物理共通チャネル(High Speed-Physical Downlink Shared Channel: 以下、HS−PDSCHと称する)があり、前記逆方向チャネルは、 第2専用物理チャネル(Secondary DPCH: 以下、Secondary DPCHと称する)がある。
【0019】
前記順方向チャネルと逆方向チャネルの関係を図3を参照して説明する。
図3は、一般的なHSDPA方式を使用する通信システムにおいて順方向及び逆方向チャネルを示す図である。
【0020】
図3を参照すると、UEは、第1共通パイロットチャネル(Primary Common Pilot Channel: 以下、PCPICHと称する)(図示せず)信号を利用してUE自体とノードBとの間のチャネル品質(channel quality)を測定し、前記測定されたチャネル品質をチャネル品質報告(Channel Quality Report: 以下、CQRと称する)を通して前記ノードBに通報する。前記CQRは、Secondary DPCHを通して伝送される。前記UEからノードBにCQRを伝送する方法は、本発明と直接的な連関性がないので、その詳細な説明を省略する。
【0021】
前記UEからCQRを受信すると、前記ノードBは、前記受信されたCQRに基づいてスケジューリング(scheduling)を遂行する。前記“スケジューリング”は、多数のUEのうち次のTTIで実際データを受信すると予想されるUEを選択した後、データの伝送のために使用される変調方式及び前記UEに割り当てられるコードの個数などを決定する動作を意味する。前記ノードBは、前記スケジューリングを通して次のTTIでデータを伝送すると予想されるUEを決定すると、前記選択されたUEと前記ノードBとの間に設定されているassociated DPCHを通して高速順方向共通チャネルインジケータ(HS−DSCH Indicator: 以下、HIと称する)を伝送する。前記HIは、HS−PDSCHを通して伝送されるデータがどのUEに伝送されるかを示し、前記データの受信のために必要な実際制御情報を伝送するためのHS−SCCHを示す識別子(identifier)を含む。例えば、ノードBに4つのHS−SCCHが設定されており、前記HIが2ビットから構成される場合、00、01、10、11のHIによって4つのHS−SCCHが指示される。前記HIを通して何の情報も伝送されない場合、次のTTIで対応するUEにデータが伝送されないことを意味する。任意のUEに割り当てられたHS−SCCHの集合を“サービング高速共通制御チャネルセット(serving Hs-SCCH set: 以下、serving HS-SCCH setと称する)と定義する。前記serving HS-SCCH setは、それぞれのUEに対して個別的に設定されることができ、後で詳細に説明する。
【0022】
前記ノードBは、前記HIを伝送する時、対応するHS−SCCHを通して対応するUEが対応するデータを受信するために必要な制御情報を伝送する。前記HS−SCCHを通して伝送される制御情報を図4を参照して説明する。
【0023】
図4は、一般的なHSDPA方式を使用する通信システムのHS−SCCH構造を示す図である。
【0024】
図4を参照すると、前記HS−SCCHスロットフォーマット(slot format)は、Part#1フィールド(field)411、CRC#1フィールド413、Part#2フィールド415、及びCRC#2フィールド417から構成される。さらに、前記HS−SCCHを通して伝送される制御情報は、以下のようである。
1)HS−DSCHチャネル化コード(channelization code)情報(以下、code_infoと称する)
2)変調方式(Modulation scheme: 以下、MSと称する)情報
3)伝送ブロックサイズ(Transport Block Size: 以下、TBSと称する)情報
4)伝送チャネルインジケータ(Transport Channel Identity: 以下、TrCHIDと称する)情報
5)UE specific CRC情報
6)HARQチャネル番号(HARQ channel number)情報
7)新規データインジケータ(New Data Indicator: NDI)情報
8)RV情報
【0025】
前記HS−SCCHを通して伝送される制御情報のうち、前記MS情報、TBS情報、及びcode_info情報を“伝送フォーマット及び資源関連情報(Transport Format and Resource related Information: 以下、TFRIと称する)”と称し、前記HARQチャネル番号情報、RV情報、及びNDI情報を“HARQ情報”と称する。さらに、それぞれの前記制御情報は、前記HS−SCCHがSFが128であるOVSFコードを使用して伝送される場合、図4に示すように、前記MS情報のために1ビット、code_infoのために7ビット、TBS情報のために6ビット、NDI情報のために1ビット、RV情報のために2ビット、HARQチャネル番号情報のために3ビットを割り当てる。
【0026】
図4を参照すると、前記Part#1フィールド411は、対応するUEによって使用されるコードツリー上のOVSFコードの位置及びコードの個数を示す前記code_info及びMS情報を含み、前記CRC#1フィールド413は、前記Part#1フィールド411に含まれる情報及びUE識別子(UE ID)に対するCRC演算結果を含む。前記UE識別子は、例えば、10ビット(bit)が割り当てられると予想される。前記UE識別子は、実際は伝送されないが、送信側は、CRC#1を計算する時にUE識別子も計算し、受信側も、CRC#1を計算する時にUE識別子を共に計算する。このように、前記UE識別子を使用してCRC#1を計算することによって、UEは、特定のHS−SCCHに含まれる制御情報がUE自体に対応する制御情報であるか否かを判断することができる。例えば、第1UEにHS−SCCHを通して制御情報を伝送する場合、ノードBは、前記Part#1フィールド411に含まれた情報及び前記第1UEのUE識別子に基づいてCRC#1を計算する。従って、前記第1UEは、自体のserving HS-SCCH setに属するHS−SCCHのうち、自分のUE識別子及びPart#1フィールド411に含まれている情報を共に計算した時、CRC#1に対してエラーが発生しないHS−SCCHに含まれた制御情報が第1UE自分に対する制御情報であると判断する。さらに、前記Part#2フィールド415は、HS−PDSCHを通して伝送されるデータのサイズを意味するTBS情報、HARQチャネル番号情報、HS−PDSCHを通して伝送されるデータが新しいデータであるか、再伝送されるデータであるかを示すNDI情報、及び対応するデータがIR方式において何番目のバージョンであるかを示すRV情報を含む。さらに、前記Part#2フィールド415に含まれた情報に対するCRC演算結果が前記CRC#2フィールド417を通して伝送される。
【0027】
前記code_infoに関して図5を参照して説明する。
図5は、HSDPA方式を使用する通信システムにおいてHS−DSCHのcode_infoを論理的識別子にマッチングする方法を概略的に示す図である。
【0028】
図5を参照すると、前述したように、HS−SCCH信号がSF=128のOVSFコードを使用して伝送される場合、code_infoのためには7ビットが割り当てられる。従って、前記7ビットを先行する3ビットと残りの4ビットに区分することによって前記論理的識別子を割り当てる。例えば、前記code_infoの先行する3ビットが6(110)であり、残りの4ビットが4(0011)である論理的識別子は、[m=7, SP(Start Point)=4]である。つまり、論理的識別子‘110 0011’は、OVSFコードツリー上において4番目のOVSFコードから7個のOVSFコード、つまり、C(16,3)乃至C(16,9)のOVSFコードを意味する。図5に示すように、前記code_infoに7ビットを割り当てる場合、論理的識別子のうち、“111 0000”、“111 0011”、“111 0010”、“111 0011”、“111 0100”、“111 0101”、“111 0110”、“111 1111”の8個の論理的識別子は使用されない。
【0029】
以下、前記HS−SCCHを通して伝送される制御情報に基づいて実際UEがデータを受信する過程を説明する。
【0030】
UEは、HS−SCCHを通して受信された制御情報に基づいて、HS−PDSCHを通して伝送されるデータを受信して復調する。前記UEは、前記code_infoに基づいて、どのOVSFコードを使用してHS−PDSCHを受信及び復調するかを決定し、MS情報に基づいて復調する方式を決定する。それから、前記UEは、CRC演算を通して、前記受信されたデータにエラー発生されているか否かを判断し、前記判断結果から、エラーが発生していない場合、ACK信号を送信し、エラーが発生している場合は、NACK信号を送信する。前記HS−PDSCHを通して伝送される実際使用者データを“高速媒体接続制御(Medium Access Control-high speed: 以下、MAC−hsと称する)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit: 以下、PDUと称する)”と定義する。
【0031】
以下、前記MAC−hs PDU構造を図6を参照して説明する。
図6は、HS−PDSCHを通して伝送されるMAC−hs PDUの構造を示す図である。
【0032】
図6を参照すると、前記MAC−hs PDUは、MAC−hsヘッダ(header)フィールド611、MAC−hsサービスデータユニット(SDU: Service Data Unit)フィールド613、及びCRCフィールド615から構成される。前記MAC−hsヘッダ611は、下記のような情報を含む。
(1)優先順位(Priority): MAC−hs SDU613の優先順位キュウー(Priority Queue)の識別子であり、3ビットが割り当てられる。
(2)伝送シーケンス番号(Transmission Sequence Number: 以下、TSNと称する): 優先順位キュウーにおいてMAC−hs SDU613が再整列(reorder)される時に使用される一連番号であり、5ビット乃至6ビットが割り当てられる。
(3)SID_x: MAC−hs SDU613を構成する専用媒体接続制御(MAC dedicated: 以下、MAC−dと称する)PDUの集合のうちx番目のMAC−d PDU集合に属するMAC−d PDUのサイズを示し、2ビット乃至3ビットが割り当てられる
(4)N_x: x番目のMAC−d PDU集合に属するMAC−d PDUの個数を示し、7ビットが割り当てられる。
(5)F(Flag) : 前記F値が1に設定される場合、次のフィールドがMAC−hs SDUであることを示し、前記F値が0に設定される場合は、次のフィールドがSIDであることを示す。1ビットが割り当てられる。
(6)MAC−d PDU_Nx: x番目のMAC−d PDU集合を構成するMAC−d PDUを示す。
【0033】
図6に示すように、1つのMAC−hs SDUが多種のMAC−d PDUから構成される。前記TSN、優先順位キュウー、及びMAC−d PDUに関する説明の前に、前記HSDPA通信システムのプロトコルスタック(protocol stack)を図7を参照して説明する。
【0034】
図7は、一般的なHSDPA方式を使用する通信システムのMAC階層構造を示す図である。
【0035】
図7を参照すると、MAC階層(layer)は、MAC−d階層、MAC−hs階層から構成され、図示したように、UEのMAC階層は、MAC−d階層711及びMAC−hs階層710を含み、ノードBは、MAC−hs階層707を含み、SRNCはMAC−d階層702を含む。前記MAC−d階層は、専用チャネル(dedicated channel)のためのMACエンティティ(Entity)であり、専用制御チャネル(Dedicated Control CHannel: 以下、DCCHと称する)及び専用トラヒックチャネル(Dedicated Traffic CHannel: 以下、DTCHと称する)のような専用論理チャネル(Dedicated Logical Channels)のためのMAC機能を遂行する。さらに、前記MAC−hs階層は、HSDPA方式を支援するために追加的に具現される階層であり、前記HSDPA方式を支援するためにHS−DSCH上のHARQ方式を支援するための機能が主要機能である。
【0036】
図7において、実際使用者データが上位階層701からSRNCのMAC−d階層702に伝達される場合、前記MAC−d階層702は、前記上位階層701から伝達された使用者データをMAC−d PDUに生成し、前記生成されたMAC−d PDUをフレームプロトコル(Frame Protocol: 以下、FPと称する)階層703に伝達する。前記MAC−d PDUは、上位階層701から伝達された使用者データにMAC−dヘッダが付加されたことを意味し、前記MAC−dヘッダは、受信側がMAC−d PDUをどの上位階層に伝達すべきであるかを指示するマルチプレキシング(multiplexing)関連情報を含む。前記FP階層703は、前記MAC−d階層702から伝達されたMAC−d PDUをFP PDUに生成した後、トランスポートベアラー(Transport Bearer)階層704に伝達する。前記FP階層703は、多数のMAC−d PDUを1つのFP PDUに連結し、前記FP PDUは、前記連結されたMAC−d PDUの優先順位に関する情報を含む。前記トランスポートベアラー階層704は、前記FP階層703から伝達されたFP PDUにトランスポートベアラーを割り当て、前記FP PDUを前記割り当てられたトランスポートベアラーを通して前記ノードBのトランスポートベアラー階層705に伝送する。ここで、前記トランスポートベアラー704階層と前記ノードBのトランスポートベアラー階層705との間はSRNCとノードBとの間のインターフェースであるIubインターフェースを通してインターフェースする。さらに、前記トランスポートベアラー階層704は、SRNCとノードBとの間の実際データ伝送を担当する部分であり、AAL2(Adaptive ATM Layer 2)/ATM(Asynchronous Transfer Mode)から構成できる。
【0037】
前記ノードBのトランスポートベアラー階層705は、前記SRNCトランスポートベアラー階層704から前記FP PDUを受信すると、前記受信されたFP PDUをFP階層706に伝達し、前記FP階層706は、前記トランスポートベアラー階層705から伝達されたFP PDUをMAC−hs階層707に伝達する。前記MAC−hs階層707は、前記FP階層706から伝達されたFP PDUに含まれた優先順位に関する情報を参照して、前記受信されたMAC−d PDUを対応する優先順位キュウーに貯蔵する。
【0038】
ここで、ノードB MAC−hs階層の構造を図8を参照して説明する。
図8は、一般的なHSDPA方式を使用する通信システムにおいてノードB側のMAC−hs階層の構造を示す図である。
【0039】
図8を参照すると、ノードBのMAC−hs階層707は、HS−DSCHを通したデータブロックを処理する機能を有し、前記HSDPAデータのための物理チャネル資源を管理する。つまり、前記MAC−hs階層707は、スケジューリング(scheduling)/優先順位処理部(priority handling)部805、HARQ処理部(HARQ process part)803、及びTFRC選択部(TFRC selection part)804から構成される。前記スケジューリング/優先順位処理部805は、HS−DSCHに対するスケジューリング及び優先順位管理機能を遂行し、前記HARQ処理部803は、受信されるデータブロックに対する複合再伝送機能を遂行し、前記TFRC選択部804は、共通伝送チャネルのための伝送フォーマット 資源組み合せを選択する。前記TFRC選択部804は、UEによってSecondary DPCHを通して伝送されたチャネル品質を参照して、適した変調方式を選択し、前記選択された変調方式情報を物理階層708に伝達する。前記スケジューリング/優先順位処理部805は、1つのMAC−dフロー当たりに1つの優先順位キュウー分配器(Priority Queue distribution)801及び前記優先順位キュウー分配器によって分配される多数の優先順位キュウー802を有する。
【0040】
前記優先順位分配器801は、FP階層706から伝達されたFP PDUの優先順位関連情報に基づいて、上位階層から伝達されたMAC−d PDUを対応する優先順位キュウー802に伝達する。UEとSRNCとの間には1つ以上のMAC−dマルチプレクサが存在することができ、MAC−dフローは、MAC−dマルチプレクサ当たりに生成される。前記MAC−dマルチプレクサに関する説明は、図10を参照して後で説明する。前記優先順位キュウー802に貯蔵されているMAC−d PDUは、前記スケジューリング/優先順位処理部805の指示応答してHARQ処理部803に伝達される。前記HARQ処理部803は、前記優先順位キュウー802から伝達されたMAC−d PDUを連結し、前記連結されたMAC−d PDUに図6において説明したMAC−hsヘッダ611及びCRC615を挿入してMAC−hs PDUを生成し、前記生成されたMAC−hs PDUに対するn−channel SAW HARQ動作を遂行し、前記MAC−hs PDUを物理階層708に伝達する。さらに、前記ノードBのMAC−hs階層707は、物理階層708と直接連結され、物理階層708を通してUEと前記HSDPA関連制御情報を送受信するassociatedアップリング/ダウンリンクシグナリング(uplink/Downlink Signaling)の無線制御チャネルを有する。
【0041】
以上、前記ノードBのMAC−hs階層707の構造に関して説明した。次に、図9を参照してUE側MAC−hs階層710の構造を説明する。
図9は、一般的なHSDPA方式を使用する通信システムにおいてUE側MAC−hs階層の構造を示す図である。
【0042】
図9を参照すると、UEのMAC−hs階層710も、前記HSDPA方式を支援するためにHS−DSCH上のHARQ方式を支援するための機能が主要機能である。前記MAC−hs階層710は、ノードB物理階層(PHY)708、つまり無線チャネルから受信されたデータブロックのエラーを検査する。前記検査結果から、前記受信されたデータブロックまたは受信されたパケットデータに対するエラー発生が検出されない場合、前記MAC−hs階層710は、前記ノードB物理階層(PHY)708にACK信号を伝送し、前記データブロックに対するエラー発生が検出されると、前記ノードB物理階層(PHY)708に前記エラーが発生したデータブロックに対する再伝送を要求するNACK信号を生成して伝送する。さらに、前記MAC−hs階層710は、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)とHSDPA関連制御情報を送受信するために、associatedアップリング/ダウンリンクシグナリングの無線制御チャネルを有する。
【0043】
図9に示すように、前記MAC−hs階層710は、HARQ処理部901、再整列キュウー分配器(Reordering queue distribution)902、再整列キュウー(Reordering Queue)903、及び分割器(de-assembler)904から構成される。前記MAC−hs階層710は、HS−SCCHのHARQ関連情報を利用して物理階層(PHY)709の動作を制御することができ、MAC−hs PDUは、前記再整列キュウー分配器902から適した再整列キュウー903に伝達される。前記再整列キュウー分配器902は、前記受信されたMAC−hs PDUのMAC−hsヘッダの優先順位(Priority)フィールドに含まれた優先順位を利用する。前記再整列キュウー903は、前記MAC−hs PDUヘッダのTSNフィールドに含まれた値を利用して前記受信されたMAC−hs SDUの順序を再整列し、前記再整列されたMAC−hs SDUを前記分割器904に伝達する。前記分割器904は、前記MAC−hsヘッダのSID_xフィールド及びN_xフィールドを利用してMAC−hs SDUをMAC−hs PDUに分割し、前記分割されたMAC−hs PDUを上位階層712に伝達する。
【0044】
次に、前述したMAC−dマルチプレクサの構造を図10を参照して説明する。
図10は、一般的なHSDPA方式を使用する通信システムにおいてMAC−dマルチプレクサの構造を概略的に示す図である。
【0045】
図10を参照すると、上位階層701から伝達される多数の論理チャネル(logical channel)は、1つのMAC−dマルチプレクサによって多重化される。前記論理チャネルは、MAC階層の上位階層である無線リンク制御器(Radio Link Control: RLC)階層と前記MAC階層との間に構成されたチャネルを意味し、前記RLC階層エンティティ当たりに1つまたは2つの論理チャネルが構成されることができる。前記RLC階層エンティティは、上位階層から伝達されたデータを予め決定されたサイズに整合し、前記予め決定されたサイズに整合されたデータに一連番号を含むヘッダを加える。前記RLC階層エンティティは、本発明と直接的な連関性がないので、その詳細な説明を省略する。
【0046】
図10において、前記MAC−d階層702は3つのMAC−dマルチプレクサ1003、1004、1005を含み、MAC−hs階層707は1つのMAC−hsマルチプレクサ1006を含むと仮定して示す。説明の便宜のために、MAC−dマルチプレクサ1003、1004、1005のうちMAC−dマルチプレクサ1003の動作を説明する。前記MAC−dマルチプレクサ1003は、多数の論理チャネルを、MAC−dヘッダのC/Tフィールド(図示せず)に論理チャネルの識別子を挿入する方式で多重化する。前記C/Tフィールドは、MAC−d PDUのヘッダに挿入される情報であり、1つのMAC−dに多重化される論理チャネルを区分するために使用される。例えば、論理チャネル1001の識別子が0であり、論理チャネル1002の識別子が1であると仮定する場合、MAC−dマルチプレクサ1003が対応論理チャネルによって伝達されるMAC−d PDUのC/Tフィールドに0及び1を挿入することによって、受信側は、前記MAC−d PDUを対応する論理チャネルに伝達することができる。
【0047】
図10を参照して説明したように、前記MAC−dマルチプレクサは多数個が存在するので、相違なるMAC−dマルチプレクサに対応される同一の識別子を有する論理チャネルは、論理チャネル識別子が同一であっても、相違なる論理チャネルである。例えば、MAC−dマルチプレクサ1003と連結されており、論理チャネル識別子0を有する論理チャネルと、前記MAC−dマルチプレクサ1004と連結されており、論理チャネル識別子0を有する論理チャネルは、同一の論理チャネル識別子0を有しても、異なるMAC−dマルチプレクサに連結されているので、相違なる論理チャネルである。一方、同一のMAC−dマルチプレクサによって多重化されたMAC−d PDUは、1つのMAC−dフローを構成し、前記MAC−dフローは、Iubインターフェースを通してMAC−hs階層707に伝達される。
【0048】
以下、前記serving HS-SCCH setに関して詳細に説明する。
前記serving HS-SCCH setは、前述したように、任意のUEによって継続して監視されるべきであり、前記HSDPA通信システムにおいて、前記serving HS-SCCH setは、最大4つのHS−SCCHから構成されることができる。つまり、1つのノードBには多数のHS−SCCHが設定され、任意のUEのserving HS-SCCH setは、前記多数のHS−SCCHのうち一部から構成される。例えば、ノードB#1においてC(128,0)〜C(128,7)の8つのOVSFコードがHS−SCCHに割り当てられた場合、前記ノードB#1においてHSDPAサービスを受けるUEは、前記HS−SCCHのうち一部を自分のserving HS-SCCH setとして割り当てを受ける。前記serving HS-SCCH setをUEに知らせるために現在考慮されている信号フロー(signaling flow)を、図11を参照して説明する。
【0049】
図11は、一般的なHSDPA方式を使用する通信システムにおいてserving HS-SCCH set伝送過程を示す信号のフローチャートである。
【0050】
図11は、UE、ノードB、RNC、及びCN間のHSDPA呼を設定するための信号フローを示す。図11において、楕円の部分は、メッセージ(message)を送受信するプロトコルエンティティを意味する。前記メッセージに含まれているべき情報の種類は、表2のようである。説明の便宜のため、表2は、前記HSDPAのために新しく追加または修正されるべき情報エレメント(Information Element: 以下、IEと称する)のみを示す。さらに、表2のReference 領域は、IEに対応する全体リストを得ることのできる参考文献を示す。
【0051】
【表2】
Figure 0003872438
【0052】
図11及び表2を参照して、前記UEによって、HSDPA呼を設定した後、前記serving HS-SCCH setを伝送する過程を説明する。
【0053】
UEは、任意のセル(cell)、つまりノードBに 進入すると、セル選択過程を通して必要なシステム情報(System Information: SI)を獲得した後、無線資源制御連結要求(Radio Resource Control(RRC) CONNECTION REQUEST: 以下、RRC CONNECTION REQUESTと称する)メッセージをRNCに伝送する(段階1101)。前記セル選択過程は、共通パイロットチャネル(Common PIlot CHannel: 以下、CPICHと称する)及び第1制御チャネル(Primary Common Control CHannel: 以下、PCCPCHと称する)を利用して対応するセルと同期を合せ、ランダムアクセスチャネル(Random Access CHannel: 以下、RACHと称する)情報を獲得する過程を意味する。前記RRC CONNECTION REQUESTメッセージは、前記RNCが対応するUEにRRC連結(connection)が設定されているか否かを判断することができるように、UE identity IEが挿入される。前記RRC連結は、前記UEが最初にシステムに接続してネットワークに必要な情報を伝送することのできる信号連結(signaling connection)を意味する。しかしながら、場合によって、使用者データを伝送する専用チャネル(Dedicated Channel: DCH)がRRC連結に含まれることもある。図11においては、前記RRC CONNECTION REQUESTメッセージが信号連結設定のみを要求すると仮定する。
【0054】
前記RRC CONNECTION REQUESTメッセージを受信すると、前記RNCは、UE identity IEを利用して対応するUEにRRC連結が認可されているか否かを決定した後、RRC連結が認可される場合は、RRC連結に関連した多数のIEを有するRRC連結セットアップ(RRC CONNECTION SETUPと称する)メッセージを前記UEに伝送する(段階1102)。前記RRC CONNECTION SETUPメッセージは、前記UEがRACH、順方向アクセルチャネル(Forward Access Channel: FACH)のような共通チャネル(common channel)において使用するUE識別子を含む。前記RRC CONNECTION SETUPメッセージを受信すると、前記UEは、RRC連結セットアップ完了(RRC CONNECTION SETUP COMPLETEと称する)メッセージをUE radio access capability IEと共にRNCに伝送する(段階1103)。一般的に、前記UE radio access capability IEは、物理チャネル性能(Physical channel capability)IE及びターボコーディング(turbo coding)を支援するか否かを示す物理チャネル性能IEを含む。本発明において、前記UE radio access capability IEは、対応するUEがHS−PDSCH受信を支援するか否かを示す情報を含む。さらに、前記RRC CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージは、前記UEが異なる周波数間のハンドオーバー、つまり“inter frequency handover(HO)”を支援するか否を示す情報も含む。前記RRC CONNECTION SETUP COMPLETEメッセージを受信すると、前記RNCは、前記UE関連情報を貯蔵する。
【0055】
前述したように、RRC連結を設定した後、前記UEは、必要である時、前記RNCに新しい呼設定を要求する最初伝送(INITIAL DIRECT TRANSFER)メッセージを伝送する(段階1104)。前記CNに新しい呼設定を要求するために前記UEによって使用されるINITIAL DIRECT TRANSFERメッセージは、RRCメッセージのNAS(Non Access Stratum)メッセージIEに含まれて伝送される。前記NASメッセージは、前記CNによって対応する呼を処理するために必要な情報、例えば、呼の品質関連情報を含むことができる。従って、前記UEがINITIAL DIRECT TRANSFERメッセージをRNCに伝送することによって、前記RNCは、前記INITIAL DIRECT TRANSFERメッセージを“初期UE(INITIAL UE)メッセージ”というRANAPメッセージに変更して前記CNに伝達する(段階1105)。前記INITIAL UEメッセージを受信すると、前記CNは、前記受信されたINITIAL UEメッセージに含まれているNAS message IEの品質関連情報に基づいて無線 接続ベアラー(Radio Access Bearer: 以下、RABと称する)パラメータを決定する。前記RABパラメータは、対応する呼の最大伝送速度(Maximum bit rate)、認可伝送速度(Guaranteed bit rate)、呼の種類を示すトラヒック等級(traffic class)などを含む。前記トラヒック等級は、カンヴァセーショナル等級(conversational class)、ストリーミング等級(streaming class)、インタラクティブ等級(interactive class)、バックグラウンド等級(background class)などがあり、カンヴァセーショナル等級及びストリーミング等級は、実時間性を有し、音声通信を含む多重マルチメディアサービスに主に該当され、インタラクティブ等級及びバックグラウンド等級は、非実時間性を有し、データサービスに主に該当される。従って、段階1104及び段階1105で前記UEによって要請された呼がデータサービスである場合、前記CNは、RABパラメータにインタラクティブまたはバックグラウンド等級を適用し、前記呼が音声サービスである場合、前記CNは、カンヴァセーショナル等級を適用する。前記RABパラメータを決定した後、前記CNは、RAB割り当て要求(RAB ASSIGNMENT REQUEST)メッセージを前記RNCに伝送する(段階1106)。前記RNCは、前記RAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージに含まれているRABパラメータに基づいて対応するUEに設定されるチャネルを決定する。前記RABパラメータが設定使用とする呼が高速データサービスであることを指示する場合、つまり、前記RABパラメータのトラヒック等級がインタラクティブまたはバックグラウンド等級で、最大の伝送速度(maximum bit rate)を有する場合、前記RNCは、前記呼をHSDPA呼に設定することができる。
【0056】
前記RAB ASSIGNMENT REQUESTメッセージを受信すると、前記RNCは、対応するセルを管理するノードBに無線リンクセットアップ要求(RADIO LINK SETUP REQUEST)メッセージを伝送する(段階1107)。本発明において、前記RADIO LINK SETUP REQUESTメッセージは、HS−DSCH info IEを新しく定義し、前記HS−DSCH info IEは、UE識別子及びその他のUE関連情報を含む。さらに、前記RADIO LINK SETUP REQUESTメッセージは、前記associated DPCH及びSecondary DPCH関連情報も含むべきである。前記DPCH関連情報は、OVSFコードがなることができ、前記DPCHが活性化される時期を示す活性化時点関連情報も含むことができる。前記RADIO LINK SETUP REQUESTメッセージを受信すると、前記ノードBは、前記RADIO LINK SETUP REQUESTメッセージに含まれているUEの識別子を貯蔵し、対応するUEをサービスするバッファ(buffer)を割り当て、MAC−hsエンティティを構成する。さらに、前記ノードBは、対応するUEのserving HS-SCCH setを決定する。前記DPCHの構成を完了すると、前記ノードBは、無線リンクセットアップ応答(RADIO LINK SETUP RESPONSE)メッセージを前記RNCに伝送する(段階1108)。前記RADIO LINK SETUP RESPONSEメッセージを受信すると、前記RNCは、前記UEに無線ベアラーセットアップ(RADIO BEARER SETUP)メッセージを送信する(1109段階)。前記RADIO BEARER SETUPメッセージは、前記DPCH関連情報及びHSDPAに関連してUEが認知すべく情報、つまり、HARQプロセッサの個数及びserving HS-SCCH set関連情報を含む。前記RADIO BEARER SETUPメッセージを受信すると、前記UEは、DPCHを構成した後、無線ベアラーセットアップ完了(RADIO BEARER SETUP COMPLETE)メッセージを前記RNCに伝送して、HS−PDSCHを受信する準備が完了したことを通報する(段階1110)。前記RNCは、RAB割り当て応答(RAB ASSIGNMENT RESPONSE)メッセージをCNに送信して、呼設定が完了したことを通報する(段階1111)。
【0057】
前記serving HS-SCCH setは、ノードBによってHSDPAサービスを受信するUEの状況によって適応的に設定されることができる。例えは、1つのノードB内でHSDPAサービスを受けるUEの数が増加すると、新しいOVSFコードをHS−SCCHに割り当てることができ、前記HS−SCCHに新しいOVSFコードを割り当てることができることによって、前記UEのserving HS-SCCH setが再設定される。しかしながら、前記serving HS-SCCH setは、それぞれのUEに対応する情報であり、ノードBとUEとの間に共有される情報であるので、上位階層、つまりSRNCを通して前記serving HS-SCCH setを送受信することは非効率的である。従って、最初に設定されたUEに対するserving HS-SCCH setを再設定する方法が要求される。
【0058】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて、サービング高速共通制御チャネルセット情報を効率的に伝送する装置及び方法を提供することにある。
【0059】
本発明の他の目的は、高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて、サービング高速共通制御チャネルセット情報をノードBとUEとの間に直接送受信する装置及び方法を提供することにある。
【0060】
本発明のまた他の目的は、高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて、サービング高速共通制御チャネルセット情報を再設定する装置及び方法を提供することにある。
【0061】
本発明のまた他の目的は、高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて、サービング高速共通制御チャネルセット情報をノードBとUEとの間に直接再設定する装置及び方法を提供することにある。
【0062】
本発明のまた他の目的は、高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて、高速共通制御チャネルに割り当てられるチャネル化コード資源を効率的に管理するサービング高速共通制御チャネルセット情報を再設定する装置及び方法を提供することにある。
【0063】
本発明のまた他の目的は、高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて、高速媒体接続制御メッセージを利用して初期伝送及び再伝送に使用されるバッファ状態を効率的に管理する装置及び方法を提供することにある。
【0064】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明は、多数の使用者端末機(UE)によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記UEが前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記UEが前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する方法を提供する。前記伝送方法は、前記UEのうち任意のUEに割り当てられる制御チャネルセットを変更する必要がある場合、前記UEに割り当てられている制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更することを決定する過程と、前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ及び前記変更される制御チャネルセット情報を、順方向リンクを通して前記UEに伝送する過程と、を含む。
【0065】
このような目的を達成するための本発明は、多数のUEによって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記UEが前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記UEが前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する装置を提供する。前記伝送装置は、前記UEのうち1つのUEに割り当てられる制御チャネルセットを変更すべきであることを感知すると、前記UEに割り当てられている制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更することを決定する制御器と、前記制御器の制御によって、前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ及び前記変更される制御チャネルセット情報を順方向リンクを通して前記UEに伝送する送信器と、を含む。
【0066】
このような目的を達成するための本発明は、多数のUEによって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記UEが前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記UEが前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する方法を提供する。前記受信方法は、順方向リンクを通して現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含む制御チャネルセット情報を受信する過程と、前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする過程と、を含む。
【0067】
このような目的を達成するための本発明は、多数のUEによって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記UEが前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記UEが前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する装置を提供する。前記受信装置は、順方向リンクを通して、現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含む制御チャネルセット情報を受信する受信器と、前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする制御器と、を含む。
【0068】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従う好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
【0069】
本発明は、サービング高速共通制御チャネルセット(serving HS-SCCH set)を再設定する時、基地局(ノードB)と使用者端末機(User Equipment: 以下、UEと称する)との間に直接前記serving HS-SCCH setを送受信する方式を提案する。前記serving HS-SCCH setをノードBとUEとの間に直接送受信する方式は、高速共通制御チャネル(High Speed-Shared Control Channel: 以下、HS−SCCHと称する)スロットフォーマット(slot format)のうち現在使用されていないフィールド(field)を使用して前記serving HS-SCCH setを再設定する第1実施形態、及び高速媒体接続制御(Medium Access Control-high speed: 以下、MAC−hsと称する)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit: 以下、PDUと称する)を使用して前記serving HS-SCCH setを再設定する第2実施形態の2つの方式がある。
【0070】
以下、第1実施形態に関して説明する。
1.第1実施形態
まず、前記serving HS-SCCH setの構成を説明する。
前記serving HS-SCCH set情報は、直交可変拡散係数(Orthogonal Variable Spreading Factor: 以下、OVSFと称する)コード(code)と論理的識別子(logical identifier)を対応させる方式によって生成されると仮定する。例えば、任意のUEのserving HS-SCCH setに[C(128,124)、C(128,125)、C(128,126)、C(128,127)]が割り当てられた場合、[C(128,124)=0、C(128,125)=1、C(128,126)=2、C(128,127)=3]のように論理的識別子と一対一の対応関係を予め設定することができる。
一般的に、高速順方向パケット接続(High Speed Downlink Packet Access: 以下、HSDPAと称する)方式(scheme)を使用する通信システムにおいて、1つのノードBに最大4つのHS−SCCHが設定され、UEは、前記ノードBに設定されている4つのHS−SCCHに対して持続的な監視をする。従って、図3において説明したように、前記serving HS-SCCH setには、4つのHS−SCCHに対応する4つのOVSFコード、及び前記4つのHS−SCCHを区別するための4つの論理的識別子が割り当てられる。前記4つのHS−SCCH、論理的識別子、及びOVSFコード間に対応される論理的関係は、図11において説明したように、前記ノードBによって対応するUEに対して決定された後、前記ノードBから無線リンクセットアップ応答(RADIO LINK SETUP RESPONSE)メッセージを利用してサービング無線ネットワーク制御器(Serving Radio Network Controller: 以下、SRNCと称する)に伝達され、前記SRNCから無線ベアラー セットアップ(以下、RADIO BEARER SETUPと称する)メッセージを利用してUEに伝達される。従って、前記serving HS-SCCH set情報を受信したUEは、連関専用物理チャネル(associated DPCH(Dedicated Physical CHannel: 以下、DPCHと称する): 以下、associated DPCH称する)及び高速順方向共通チャネルインジケータ(HS−DSCH Indicator: 以下、HIと称する)を通して伝送されるHS−SCCHの論理的識別子が指示するOVSFコードを決定することができる。
【0071】
さらに、前記SRNCは、前記serving HS-SCCH set情報として対応するUEによって使用されるserving HS-SCCH set情報のみを伝達せず、任意のノードB、つまりセル(cell)に構成されている全てのHS−SCCHセット情報のリスト(list)を伝達することができ、前記全てのHS−SCCHセット情報のリストのうち特定のserving HS-SCCH set情報をUEのserving HS-SCCH setとして指定することができる。この場合、前記RADIO BEARER SETUPメッセージを通して伝送されるHS−SCCH関連情報は、全てのHS−SCCHセット及びserving HS-SCCH setになることができる。例えば、任意のノードBに3つのHS−SCCHセットが構成されており、HS−SCCHセット#2が任意のUEに対するserving HS-SCCH setであると仮定する場合、前記RADIO BEARER SETUPメッセージは、以下のような情報を含む。
HS−SCCH関連情報=[HS−SCCHセット1=[C(128,124)=0、C(128,125)=1、C(128,126)=2、C(128,127)=3]、
HS−SCCHセット2=[C(128,0)=0、C(128,1)=1、C(128,2)=2、C(128,3)=3]、
HS−SCCHセット3=[C(128,4)=0、C(128,5)=1、C(128,6)=2、C(128,7)=3]
serving HS-SCCH set=HS−SCCHセット2]
【0072】
前記RADIO BEARER SETUPメッセージを受信したUEは、serving HS-SCCH setが変更されるまで、HS−SCCHセット#2に属するOVSFコードを継続して監視する。
【0073】
本発明の第1実施形態において、任意のUEに対するserving HS-SCCH set情報を変更するために、ノードBは、HS−SCCHのパート#1フィールドを通して伝送されるコード情報(以下、code_infoと称する)を示す論理的識別子のうち使用されない論理的識別子を利用して、前記serving HS-SCCH set情報が変更されるにつれて伝送されるサービング高速共通制御チャネルセット修正(SERVING HS-SCCH SET MODIFY)メッセージが伝送されることを示し(indication)、前記HS−SCCHのパート#2フィールドの所定の4ビットを利用して前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送する。前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージは、前記変更されたserving HS-SCCH setに対する情報を含むメッセージであり、前記変更されたserving HS-SCCH setに関する情報は、前記変更されたserving HS-SCCH set ID、前記変更されたserving HS-SCCH set IDに対するOVSFコード、または、前記ノードBにおいてHS−SCCHセットが全般的に再設定された時、前記HS−SCCHセットに含まれるserving HS-SCCH setのID及び対応するOVSFコードのリスト(list)のような情報になることができる。前記OVSFコードのリストを前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを通して伝送する場合、対応するUEだけでなく前記UEに連結されているSRNCにも前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを通してOVSFコードリストを伝送する必要がある。本発明の第1実施形態において、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージとともに新しく設定されたserving HS-SCCH set IDを伝送すると仮定して説明する。さらに、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが伝送されることを示すインディケーションレート(indication)、つまり、code_infoフィールドを通して伝送される論理的識別子を、“SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ(indicator)”と定義する。
【0074】
図5において説明したように、code_infoを伝送するために使用される論理的識別子は、7ビットから構成される。先行する3ビットは、使用されるOVSFコードの個数を示し、残りの4ビットは、OVSFコードツリー上で開始点(Start Pint: SP)を示す。しかしながら、現在前記code_infoを伝送するために使用される7ビットの論理的識別子のうち、8つの論理的識別子、つまり、図5において説明したような“111 0000”、“111 0001”、“111 0010”、“111 0011”、“111 0100”、“111 0101”、“111 0110”、“111 1111”のような論理的識別子は使用されない。
【0075】
従って、本発明の第1実施形態において、前記code_infoを示すために使用される7ビットの論理的識別子のうち、現在使用されていない8つの論理的識別子を、ノードBからUEにSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが伝送されることを示すSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータとして使用されるように設定する。第1実施形態において、例えば、8つの使用されないcode_info論理的識別子のうち、“111 0000”を前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータとして使用する。つまり、前記“111 0000”が前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが伝送されることをUEに知らせるために使用される。前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータは、表3に示すようである。
【0076】
【表3】
Figure 0003872438
【0077】
次に、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージの構造を図12を参照して説明する。
図12は、本発明の第1実施形態によるHSDPA方式を使用する通信システムにおいてSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送するHS−SCCH 構造を示す図である。
【0078】
図12を参照すると、前記HS−SCCHスロットフォーマット(slot format)は、Part#1フィールド1211、CRC(Cyclic Redundancy Check: 以下、CRCと称する)#1フィールド1213、Part#2フィールド1215、及びCRC#2フィールド1217から構成される。図4において説明したように、前記HS−SCCHを通して伝送される制御情報のうち、変調方式(Modulation scheme: 以下、MSと称する)情報、HS−DSCHチャネル化コード情報(以下、code_infoと称する)、伝送ブロックサイズ(Transport Block Size: 以下、TBSと称する)情報を、“伝送フォーマット及び資源関連情報(Transport Format and Resource related Information: 以下、TFRIと称する)”と称し、前記HARQチャネル番号(HARQ channel number)情報、リダンダンシーバージョン(Redundancy version: 以下、RVと称する)情報、及び新規データ インジケータ(New Data Indicator: 以下、NDIと称する)情報を、“HARQ情報”と称する。さらに、前記HS−SCCHが拡散係数(Spreading Factor: 以下、SFと称する)が128であるOVSFコードを使用して伝送される場合、図12に示すように、前記Part#1フィールド1211に8ビットが、前記CRC#1フィールド1213に12ビットが、Part#2フィールド1215に12ビットが、CRC#2フィールド1217に8ビットが割り当てられる。前記code_infoは、前記Part#1フィールド1211を通して伝送され、前記code_infoが前記“111 0000を示す場合は、前記code_infoがSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータを意味する。対応するUEが次の伝送時区間(Transmission Time Interval: 以下、TTIと称する)から自分のserving HS-SCCH setとして監視すべきであるHS−SCCHセット示すHS−SCCHセットID、つまり、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージは、前記Part#2フィールド1215の12ビットのうち先行する4ビットによって示される。前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送することは、serving HS-SCCH setを再設定することを意味するので、前記Part#1フィールド1211のMS部分及び前記Part#2フィールド1215の残りの8ビットは使用されない。しかしながら、前記CRC#1及びCRC#2演算のために、予め設定されたデータ、例えば、ダミービット(dummy bit)で設定されるべきである。勿論、前記ダミービットを使用しない場合、実際伝送されるデータを反復(repetition)または穿孔(puncturing)してCRC演算をすることもできる。さらに、図12のHS−SCCHスロットフォーマットが前記Part#1フィールド1211において前記code_info部分より前記MS部分が先行することを示しているが、前記MS部分よりcode_info部分が先行することもできる。
【0079】
次に、MAC−hs制御器の構造を図13を参照して説明する。
図13は、本発明の第1実施形態によるノードB側 MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【0080】
図13は、ノードB MAC−hs階層のMAC−hs制御器の構造を示す図である。HSDPA通信システムにおいて、UE、ノードB及びSRNCのMAC階層は、図7において説明したような構造を有する。前記MAC−hs制御器1330は、HARQ制御器/優先順位キュウー制御器(Priority queue controller)(以下、HPCと称する)1340、スケジューラ(Scheduler)/優先順位処理器(Priority Handler)(以下、SPHと称する)1350、及び構成制御器(Configuration Controller: 以下、CCと称する)1360から構成される。
【0081】
前記HPC1340は、UEによって伝送される第2専用物理チャネル(Secondary DPCH)の認知/否定的認知(ACK/NACK)信号1301を受信すると、HARQ再伝送バッファ(HARQ retransmission buffer)(図示せず)に貯蔵されている符号化ブロック(coded block)の除去を命令する。つまり、前記HPC1340は、特定のチャネルxに対するACK信号を受信すると、前記チャネルxのHARQ再伝送バッファに貯蔵されている全ての符号化ブロックを除去することを命令する(1316)。しかしながら、前記HPC1340は、前記チャネルxに対するNACK信号を受信すると、前記チャネルxを通して伝送された符号化ブロックに対する再伝送が必要であることを示す情報を前記SPH1350に提供する(1314)。さらに、前記HPC1340は、前記SPH1350からの指示(1315)に従って、前記HARQ再伝送バッファまたは優先順位キュウー(priority queue)に対応する使用者データ(user data)を伝送伝送することを命令し(1316及び1317)、前記再伝送される使用者データに対応するHARQチャネル番号情報、RV情報 及びNDI情報をHS−SCCH送信器(図示せず)に伝達する(1318)。
【0082】
前記SPH1350は、前記Secondary DPCHを通して受信されるチャネル品質報告(Channel Quality Report: 以下、CQRと称する)1302及び優先順位キュウーからのバッファ状態(buffer status)を受信し(1303)、前記HPC1340からの対応する使用者データが再伝送されるか否かを示す情報に基づいて次のTTIにHS−PDSCHを通してデータを伝送する優先順位キュウーを決定する。さらに、前記SPH1350は、前記HS−PDSCHの伝送のために使用されるMS、前記HS−PDSCHの伝送のために使用されrcode_info、前記HS−PDSCHを通して伝送されるデータの量、つまりTBS、及びHS−SCCHセットのうち1つを、前記制御情報、つまり、前記HS−PDSCHの伝送ために使用されるMS、前記HS−PDSCHの伝送に使用されるcode_info、前記HS−PDSCHを通して伝送されるTBSのような制御情報を伝送するHS−SCCHのHS−SCCHセットとして決定する。前記SPH1350は、前記決定されたMS情報、TBS情報、code_info、HS−SCCHの論理的識別子、つまり、HS−SCCH IDをHS−SCCH送信器に伝達する(1308、1309、1310、1320)。さらに、前記SPH1350は、前記決定されたMS情報、TBS情報、及びcode_infoをHS−PDSCH送信器(図示せず)に伝達する(1305、1306、1307)。さらに、前記SPH1350は、データを伝送する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファの識別子、及びTBSを前記HPC1340に伝達する(1315)。
【0083】
次に、前記CC1360は、NBAP(Node B Application Part: 以下、NBAPと称する)(図示せず)から構成(configuration)情報を受信(1312)することによって、MAC−hs階層及び物理階層(physical layer)を構成する。前記“構成情報”は、HARQプロセッサの設定、HARQ再伝送バッファの割り当て、優先順位キュウー構成のために必要な情報、及び前記serving HS-SCCH setの設定のために情報である。前記CC1360は、前記HS−SCCHセット関連情報及びserving HS-SCCH setの識別子(ID)を決定し、前記決定されたserving HS-SCCH set IDを前記NBAPに伝達し(1319)、HS−SCCH送信器に伝達する(1311)。さらに、前記CC1360は、前記NBAPから受信される前記構成情報のうちUE識別子をHS−SCCH送信器に伝達する(1311)。
【0084】
一方、前記ノードBが任意のUEに対するserving HS-SCCH setを再設定することを決定した場合、前記CC1360は、貯蔵されていたHS−SCCHセットのうち1つをUEに対する新しいserving HS-SCCH setとして決定し、前記決定された新しいserving HS-SCCH set IDをHS−SCCH送信器に伝達する(1311)。さらに、前記CC1360は、前記UEに対するserving HS-SCCH set再設定により、前記SPH1350にSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージ、つまり、新しいserving HS-SCCH set IDを伝達する(1313)。
【0085】
そうすると、前記SPH1350は、伝送すべき緊急のデータが存在しない時点で、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ、及び対応するSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージ、つまり、serving HS-SCCH set IDを、対応するUEに伝送し、前記対応するUEに前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送したことを前記CC1360に通報する(1321)。記SPH1350は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータを伝送するために、code_infoとして論理的識別子‘111 0000’を(1320)、前記MSとしては、伝送するデータが存在しないので、予め設定された値、例えば、1または0を(1308)、前記TBSとしては、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージ、つまり、‘サービングHS−SCCH ID’+000‘サービングHS−SCCH ID’+111のうち予め設定された値を(1309)前記HS−SCCH送信器に伝送する。前記“000”または“111”は、前記TBSに伝送されるデータが存在しないので、前記サービングHS−SCCH IDと共に伝送される一種のダミー(dummy)ビットになる。この時、前記HPC1340は、前記HS−SCCH送信器に、‘00000’及び‘11111’のうち予め設定された値を伝達する(1318)。さらに、前記CC1360は、前記SPH1350からSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージの伝送が完了したことを受信すると、前記HS−SCCH送信器に新しいserving HS-SCCH set IDに対するserving HS-SCCH setを適用することを指示する(1311)。
【0086】
ここで、ノードB側CC1360によって実際serving HS-SCCH set情報を変更する具体的な動作を説明する。前記ノードB側CC1360の前記serving HS-SCCH set情報を変更する動作は、下記の本発明の第2実施形態によるノードB側CC2160にも同一に適用される。
【0087】
前記CC1360は、任意のUEに対するserving HS-SCCH setを変更することができる。つまり、前記CC1360は、1つのノードB内でHSDPAサービスを受けるUEの数が状況によって変換し、serving HS-SCCH setにUEが均等に分布しない場合、つまり、前記ノードBのOVSFコード資源の効率性が低下する場合、前記serving HS-SCCH setを変更する。前記CC1360は、前記UEに対するserving HS-SCCH setの変更を決定するために、表4のようなserving HS-SCCH set状態(status)を管理することができる。
【0088】
【表4】
Figure 0003872438
【0089】
表4において、前記HS−SCCHセット状態は、任意のUEがHSDPAサービスを受け始める時、つまり、無線リンクセットアップ要求(RADIO LINK SETUP REQUEST)メッセージをノードBが受信する時、前記CC1360が、前記RADIO LINK SETUP REQUESTメッセージに対するUEのIDをserving HS-SCCH set ID項目のUE ID項目に追加する。同様に、前記UEがHSDPAサービスを終了した時、つまり、無線リンク解除要求(RADIO LINK DELETION REQUEST)メッセージをノードBが受信した時、前記CC1360は、対応するUEに対するUEID項目を前記HS−SCCHセット状態から除去する。つまり、前記CC1360は、任意の時点で特定のserving HS-SCCH setが残りの他のserving HS-SCCH setに比べて相対的に過度または過小の数のUEによって使用される場合、資源の効率性を考慮して対応するUEに対してserving HS-SCCH setを変更することができる。例えば、UE#25、UE#26、UE#27がそれ以上HSDPAサービスを受けない場合、serving HS-SCCH set#nは、1つのUEのみに割り当てられるので、他のserving HS-SCCH setを利用しているUEのserving HS-SCCH setを前記serving HS-SCCH set#nに変更することによって、資源効率性を増加させる。
【0090】
ここで、図28を参照して前記CC1360の動作過程を説明する。
図28は、図13のCC1360の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【0091】
図28を参照すると、前記CC1360は、serving HS-SCCH set状態を参照して、ノードB内でHSDPAサービスを受けるUEのうち任意のUEに対するserving HS-SCCH setの変更を決定する(段階3001)。その後、前記CC1360は、前記SPH1350にSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送する必要があるとのことを通報する(段階3002)。さらに、前記CC1360は、前記SPH1350に、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージ、つまり、新しいserving HS-SCCH set IDを伝達する(段階3003)。それから、前記CC1360は、図14において説明するコード選択部1424に新しいserving HS-SCCH set IDを伝達することによって、HS−SCCHを通してデータ送信する時に再設定されたコードでデータを拡散して送信することが可能になる(段階3004)。それぞれのHS−SCCHセットIDにマッピングされるコードの情報は、CC1360を含むMAC−hs制御器1401だけでなくコード選択部1424も知っているべきである。つまり、MAC−hs制御器1401は、再設定されたHS−SCCHセットIDに対応するコードを選択し、前記選択されたコードでデータを拡散することができる。前記HS−SCCH送信器は、RADIO BEARER SETUP過程を通してHS−SCCHセットに対応するOVSFコードを認知する。前記CC1360が前記SPH1350にSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送するにつれて、前記SPH1350は、前記CC1360から受信されたSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをHS−SCCH送信器に伝達し、次に、前記HS−SCCH送信器は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを対応するUEに伝送する。本発明の第1実施形態の説明において、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータは、code_infoが伝送されるフィールドを通して伝送され、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージは、Part#2フィールド1215の4ビットを通して伝送される。このように、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをHS−SCCHを通して対応するUEに伝送する場合、前記SPH1350は、前記CC1360に前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージの伝送完了を通報し、それから、前記CC1360は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージの伝送完了を認知する(段階3005)。次に、前記CC1360は、前記HS−SCCH送信器に前記変更された新しいserving HS-SCCH setを適用することを指示し(段階3006)、前記管理しているserving HS-SCCH set状態を更新(update)することによって、前記serving HS-SCCH set変更過程を終了する(3007段階)。
【0092】
次に、HS−SCCH送信器の構造を図14を参照して説明する。
図14は、本発明の第1実施形態によるHS−SCCH送信器の構造を示す図である。
【0093】
図14を参照すると、MAC−hs制御器1401(図13のMAC−hs制御器1330と同一の構成)は、UE識別子(UE ID)をUE ID貯蔵部1402に、HS−SCCHの伝送のために使用されるMS情報をMS情報伝達部1403に、HS−SCCHに対するcode_infoをコード情報伝達部1404に提供する。特に、本発明の第1実施形態において、前記MAC−hs制御器1401は、serving HS-SCCH setを再設定する時、前記コード情報伝達部1404に前記serving HS-SCCH setの再設定によるSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージの存在を示すSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータをcode_info、つまり“111 0000”として提供する。さらに、本発明の第1実施形態において、前記MAC−hs制御器1401は、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送するために、チャネル番号伝達部1405、NDI伝達部1406、RV伝達部1407及びTBS伝達部1408に対応する情報を伝送する。前記対応する情報は、前述したように、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送するための情報であり、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを4ビットら構成する場合、前記チャネル番号伝達部1405及びNDI伝達部1406に前記4ビット報を伝送し、前記RV伝達部1407及びTBS伝達部1408に予め決定されたパディング(PADDING)ビットを伝送する。勿論、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを4ビット以上から構成することもできる。さらに、前記MAC−hs制御器1401は、伝送しようとするHS−SCCH IDをコード選択部1424に提供し、HARQチャネル番号情報をチャネル番号伝達部1405に、NDI情報をNDI伝達部1406に、RV情報をRV伝達部1407に、TBS情報をTBS伝達部1408に伝達する。
【0094】
前記コード選択部1424は、前記MAC−hs制御器1401から受信して予め貯蔵しているserving HS-SCCH set ID及びHS−SCCHセット関連情報を利用して、前記HS−SCCH識別子を実際OVSFコードに変換して拡散器(spreader)1418に出力する。前述したように、前記MAC−hs制御器1401及び前記コード選択部1424は、HS−SCCHセットID及びコードのマッピングテーブル(mapping table)を含むべきである。前記コード選択部1424が前記HS−SCCH IDを実際OVSFコードに変換する過程を一例として説明する。
【0095】
前記コード選択部1424に貯蔵されているHS−SCCHセット関連情報を下記のように仮定すると、
HS−SCCH関連情報=[HS−SCCHセット1=[C(128,124)=0、C(128,125)=1、C(128,126)=2、C(128,127)=3]、
HS−SCCHセット2=[C(128,0)=0、C(128,1)=1、C(2,126)=2、C(3,127)=3]、
HS−SCCHセット3=[C(128,4)=0、C(128,5)=1、C(128,6)=2、C(128,7)=3]、
serving HS-SCCH set= HS−SCCHセット2]のようである場合、前記MAC−hs制御器1401から出力されたHS−SCCH IDが1である場合、前記HS−SCCHの拡散のために使用される実際OVSFコードはC(128,1)になる。
【0096】
前記UE ID貯蔵部1402は、前記MAC−hs制御器1401から出力されたUE IDを貯蔵し、前記HS−SCCHのCRC#1演算のために、任意のUEに対するHS−SCCHが伝送される度に前記任意のUEに対応するUE IDをCRC演算部1409に伝達する。前記MS情報伝達部1403は、前記MAC−hs制御器1401から出力されたHS−SCCH伝送に使用されるMS情報を、前記CRC演算部1409、CRC演算部1410及び多重化器(MUX)1411に出力する。以下、図14の説明において、残りの伝達部、つまり、コード情報伝達部1404、チャネル番号伝達部1405、NDI伝達部1406、RV伝達部1407、及びTBS伝達部1408は、前記MAC−hs制御器1401から出力された情報をそれぞれ連結されている構成部に伝達する機能を有する。
【0097】
前記コード情報伝達部1404は、MAC−hs制御器1401から出力されたcode_infoを、前記CRC演算部1409、多重化器1411、及びCRC演算部1410に出力する。前記CRC演算部1409は、前記UE ID貯蔵部1402、前記MS情報伝達部1403、及びコード情報伝達部1404から出力されたMS情報及びcode_infoに対してCRC演算を遂行し、前記CRC演算結果を前記多重化器1411に出力する。前記CRC演算部1409によって遂行されたCRC演算の結果は、図4において説明したCRC#1フィールド413を通して伝送されるCRCビットである。一方、前記多重化器1411は、前記CRC演算部1409から出力されたCRC演算結果、つまり、CRC#1、前記MS情報伝達部1403から出力されたMS情報、及びコード情報伝達部1404から出力されたcode_infoを、前記HS−SCCHのスロットフォーマットのPart#1フィールド1211及びCRC#1フィールド1213に相応するように多重化し、前記多重化された情報をチャネルコーディング部1413に出力する。
【0098】
前記チャネルコーディング部1413は、前記多重化器1411から出力されたビットストリーム(bit stream)を予め設定されているチャネルコーディング(channel coding)方式によってチャネルコーディングした後、レートマッチング部1414に出力する。ここで、前記チャネルコーディング部1413は、チャネルコーディング方式としてコンボルーションコーディング(convolution coding)方式を使用すると仮定する。前記レートマッチング部1414は、前記チャネルコーディング部1413から出力された信号に対してレートマッチング(rate matching)を遂行した後、多重化器1417に出力する。前記レートマッチングは、前記チャネルコーディングされた符号化ブロックを実際物理チャネルを通して伝送できる情報の量にマッチングさせる過程を示す。例えば、前記チャネルコーディングを通して生成されたシンボル(symbol)の個数がD5でありm、最終的に前記物理チャネルを通して伝送されるシンボルの個数がD9である場合、前記レートマッチングを通して前記伝送されるシンボルの個数がマッチングされる。つまり、前記D5がD9より大きい場合は穿孔が遂行され、前記D9がD5より大きい場合は反復が遂行されることによって、前記D5とD9が一致される。
【0099】
前記チャネル番号伝達部1405は、前記MAC−hs制御器1401から出力されたHARQチャネル番号を前記CRC演算部1410及び多重化器1412に出力する。前記NDI伝達部1406は、前記MAC−hs制御器1401から出力されたNDI情報を前記CRC演算部1410及び多重化器1412に出力する。前記RV伝達部1407は、前記MAC−hs制御器1401から出力されたRV情報を前記CRC演算部1410及び多重化器1412に出力する。前記TBS伝達部1408は、前記MAC−hs制御器1401から出力されたTBS情報を前記CRC演算部1410及び多重化器1412に出力する。前記CRC演算部1410は、前記MS情報伝達部1403から出力されたMS情報、前記コード情報伝達部1404から出力されたcode_info、前記チャネル番号伝達部1405から出力されたHARQチャネル番号、前記NDI伝達部1406から出力されたNDI情報、前記RV伝達部1407から出力されたRV情報、及び前記TBS伝達部1408から出力されたTBS情報に対してCRC演算を遂行し、前記CRC演算結果を前記多重化器1412に出力する。
前記CRC演算部1410によって遂行されたCRC演算の結果は、図4において説明したCRC#2フィールド417を通して伝送されるCRCビットである。一方、前記多重化器1412は、前記CRC演算部1410から出力されたCRC演算結果、つまり、CRC#2、前記チャネル番号伝達部1405から出力されたHARQチャネル番号、NDI伝達部1406から出力されたNDI情報、RV伝達部1407から出力されたRV情報、及びTBS伝達部1408から出力されたTBS情報を、前記HS−SCCHのスロットフォーマットのPart#2フィールド1215及びCRC#2フィールド1217に相応するように多重化し、前記多重化された情報をチャネルコーディング部1415に出力する。
【0100】
前記チャネルコーディング部1415は、前記多重化器1412から出力されたビットストリーム(bit stream)を予め設定されているチャネルコーディング(channel coding)方式によってチャネルコーディングした後、レートマッチング部1416に出力する。ここで、前記チャネルコーディング部1415は、チャネルコーディング方式としてコンボルーションコーディング(convolution coding)方式を使用すると仮定する。前記レートマッチング部1416は、前記チャネルコーディング部1415から出力された信号に対してレートマッチングを遂行した後、前記多重化器1417に出力する。前記多重化器1417は、前記レートマッチング部1414及びレートマッチング部1416から出力された信号を、図4に示すHS−SCCHスロットフォーマットに相応するように多重化し、前記多重化された信号を前記拡散器1418に出力する。
【0101】
前記拡散器1418は、前記多重化器1417から出力された信号を前記コード選択部1424から出力されたOVSFコードで拡散(spreading)し、前記拡散された信号をスクランブラ(scrambler)1419に出力する。前記スクランブラ1419は、前記拡散器1418から出力された信号を予め設定されているスクランブリングコード(scrambling code)でスクランブル(scrambling)し、スクランブルされた信号を合計器1420に出力する。前記合計器1420は、前記スクランブラ1419から出力された信号を、HS−PDSCH信号、associated DPCH信号のような他のチャネル(other channel)信号と合計して変調器1421に出力する。前記変調器1421は、前記合計器1420から出力された信号を予め設定されている変調方式によって変調した後、無線周波数(Radio Frequency: 以下、RFと称する)処理部1422に出力する。前記RF処理部1422は、前記変調器1421から出力された信号をRF帯域信号にRF処理した後、アンテナ(antenna)1423を通してエア(air)上に伝送する。
【0102】
次に、HS−PDSCH送信器の構造を図15を参照して説明する。
図15は、本発明の第1実施形態によるHS−PDSCH送信器の構造を示す図である。
【0103】
図15を参照すると、MAC−hs制御器1500(図13のMAC−hs制御器1330及び 図14のMAC−hs制御器1401と一の構成)は、Secondary DPCHを通して受信されたUEのCQR、優先順位キュウー1501−1乃至1501−mに貯蔵されているデータの量、つまり、TBS、及び再伝送すべきデータの量であるHARQ再伝送バッファ1507−1乃至1507−nのサイズに基づいて、次のTTIでデータを伝送する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファを決定する。次のTTIでデータを伝送する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファを決定した後、前記MAC−hs制御器1500は、対応する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファに、次のTTIで伝送されるデータの量を通報する。図15の説明において、前記MAC−hs制御器1500が次のTTIで特定の優先順位キュウーに貯蔵されているデータを伝送すると決定したと仮定する。
【0104】
前記MAC−hs制御器1500によって次のTTIで伝送されるデータの量の通報を受けた優先順位キュウー1501−1乃至1501−mは、前記伝送されるデータの量だけのMAC−d PDUを、MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部1502に出力する。前記優先順位キュウー1501−1乃至1501−mから前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部1502に前記MAC−d PDUを出力する時、以下のように制御情報が共に出力される。
(1)優先順位キュウー識別子: 対応する優先順位キュウーの識別子
(2)伝送シーケンス番号(Transmission Sequence Number: 以下、TSNと称する): 対応する優先順位キュウーにおいて管理されるシーケンス番号、一回の伝送において1ずつ増加される。
【0105】
前記MAC−d PDUを生成する対応する優先順位キュウーは、異なるサイズを有するMAC−d PDUを1つのMAC−hs SDUに連結する場合、同一のサイズを有するMAC−d PDU当たりに下記のような情報を前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部1502に出力する。
(1)サイズインデックス(Size Index: 以下、SIDと称する): MAC−d PDUのサイズに対応する論理的識別子である。UEとノードBとの間にHSDPA呼が設定される時、伝送できるMAC−d PDUのサイズは設定呼の種類によって制限され、前記サイズ及び種類に対応するSIDが割り当てされる。
(2)N: MAC−d PDUの数
【0106】
前記MAC−hs制御器1500から優先順位キュウー識別子、TSN、SID、及びN情報を受信したMAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部1502は、図6において説明したように、MAC−hs SDUにMAC−hsヘッダを挿入した後、その出力をCRC演算部1503及び多重化器1504に出力する。前記CRC演算部1503は、前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部1502から出力された信号に対してCRC演算を遂行した後、前記CRC演算結果を前記多重化器1504に出力する。前記多重化器1504は、前記CRC演算部1503から出力されたCRC演算結果及び前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部1502から出力されたMAC−hs SDUにMAC−hsヘッダを挿入した信号を多重化することによってMAC−hs PDUを生成した後、前記生成されたMAC−hs PDUをターボエンコーダ(turbo encoder)1505に出力する。前記ターボエンコーダ1505は、前記多重化器1504から出力されたMAC−hs PDUをターボエンコーディング(turbo encoding)し、その出力をレートマッチング部1505に出力する。前記レートマッチング部1506は、前記ターボエンコーダ1505から出力された信号、つまり、符号化ブロックに対して、前記MAC−hs制御器1500から出力されたTBS情報に基づいてレートマッチングを遂行し、前記レートマッチングされた信号を前記MAC−hs制御器1500によって指示されたHARQチャネル番号に対応するHARQ再伝送バッファ及び拡散器1508に出力する。例えば、前記MAC−hs制御器1500によって指示されたHARQチャネル番号が1である場合、前記レートマッチング部1506は、前記レートマッチングされた信号をHARQ再伝送バッファ1507−1に出力する。
【0107】
前記拡散器1508は、前記レートマッチング部1506または対応するHARQ再伝送バッファから出力される信号を前記MAC−hs制御器1500から出力されたcode_infoを利用して拡散し、その出力をスクランブラ1509に出力する。前記MAC−hs制御器1500から出力されたcode_infoが多数のOVSFコードを利用する場合、前記拡散器1508は、前記レートマッチング部1506及び対応するARQ再伝送バッファから出力された信号を1つのOVSFコード長さに対応するサイズに分割する機能をさらに遂行する。前記スクランブラ1509は、前記拡散器1508から出力された信号を予め設定されているスクランブリングコードでスクランブル、スクランブルされた信号を前記合計器1510に出力する。前記合計器1510は、前記スクランブラ1509から出力された信号を、HS−SCCH信号及びassociated DPCH信号のような他のチャネル(other channel)信号と合計して変調器1511に出力する。前記変調器1511は、前記合計器1510から出力された信号を予め設定されている変調方式によって変調した後、前記変調された信号をRF処理部1512に出力する。前記RF処理部1512は、前記変調器1511から出力された信号をRF帯域信号にRF処理した後、前記RF信号をアンテナ1513を通してエア上に伝送する。
【0108】
図15において、前記HARQ再伝送バッファ1507−1乃至1507−nに貯蔵されている符号化ブロックは、対応するHARQチャネルに対するACK信号が受信されると、前記MAC−hs制御器1500の指示に従って廃棄される。しかしながら、前記HARQ再伝送バッファ1507−1乃至1507−nに貯蔵されている符号化ブロックは、対応するHARQチャネル対するNACK信号が受信されると、前記MAC−hs制御器1500の指示に従って再伝送される。前記再伝送される符号化ブロックは、優先順位キュウー1501−1乃至1501−nによって伝送される初期伝送と同一の過程を通してエア上に伝送される。
【0109】
次に、図16を参照してUE側MAC−hs制御器の構造を説明する。
図16は、本発明の第1実施形態によるUE側 MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【0110】
図16を参照すると、UE側MAC−hs制御器1630は、HARQ制御器(HARQ controller: 以下、HCと称する)1640、HS−PDSCH制御器/HS−SCCH制御器(HS-PDSCH controller/HS-SCCH controller: 以下、DS/SCと称する)1650、及び構成制御器(Configuration Controller: 以下、CCと称する)1660から構成される。前記HC1640は、ノードBから受信されたHARQチャネル番号、RV情報、及びNDI情報に基づいてHARQバッファ(HARQbuffer)動作を制御する。つまり、前記HC1640は、特定のHARQバッファに貯蔵されている符号化ブロックを除去(refresh)またはソフトコンバイン(soft combining)する。ここで、前記NDI情報及びRV情報は、表5のようなフォーマットを有すると仮定する。
【0111】
【表5】
Figure 0003872438
【0112】
表5において、“バージョン(Version)”は、下記のような意味を有する。n−channel SAW HARQ方式において重複分増加(Incremental Redundancy: 以下、IRと称する)方式が使用される場合、図15において説明したHS−PDSCH送信器は、ターボエンコーダ1505から出力される符号化ブロックを4つの符号化ブロックに分割した後、前記分割された4つのそれぞれの符号化ブロックに表5に示すような固有のバージョン番号(version number)を割り当てる。前記HS−PDSCH送信器がversion#0を有する符号化ブロックを送信する場合、version#0を有する符号化ブロックの伝送においてエラーが発生すると、HS−PDSCH受信器は、version#0を有する符号化ブロックを前記HARQバッファに貯蔵し、前記HS−PDSCH送信器にNACKを伝送する。次に、前記HS−PDSCH送信器は、またversion#1を有する符号化ブロックを送信し、前記HS−PDSCH受信器は、前記version#0を有する符号化ブロックと前記version#1を有する符号化ブロックをソフトコンバインしてチャネルデコーディング(channel decoding)を遂行する。前記version#0を有する符号化ブロックとversion#1を有する符号化ブロックのソフトコンバインによて生成された符号化ブロックは、前記version#0を有する符号化ブロックより高いチャネルコーディング率(channel coding rate)を有するので、エラー訂正確率(error correction rate)も高い。前述したようにm最初伝送及び再伝送に異なるバージョンが使用されるので、前記HS−PDSCH送信器及び受信器は、前記符号化ブロックのバージョン情報をHS−SCCHを通して送受信すべきである。
【0113】
以下、前記HC1640の動作をより詳細に説明する。
第1に、前記HC1640が任意の時点で受信したHARQチャネル番号に対応するHARQバッファに符号化ブロックが貯蔵されていない場合に関して説明する。
【0114】
前記RV情報及びNDI情報が、伝送される符号化ブロックが最初伝送の符号化ブロックであることを指示する場合、つまり、NDI情報及びRV情報が全部0に設定されている場合、前記HC1640は、何の動作も遂行しない。さらに、前記NDI情報が、再伝送の符号化ブロックを示し、前記RV情報が最初伝送の符号化ブロックを示す場合も、前記HC1640は、何の動作も遂行しない。
しかしながら、前記NDI情報に関係なく前記RV情報が0である場合、前記HC1640は、HS−PDSCHを通して受信される符号化ブロックを廃棄することをHS−PDSCH受信器に指示する。
【0115】
第2に、前記HC1640が任意の時点で受信したHARQチャネル番号に対するHARQバッファに符号化ブロックが貯蔵されている場合に関して説明する。前記NDI情報が1であり、RV情報が前記HARQバッファに貯蔵されているRV情報より1だけ大きい場合、前記HC1640は、前記HS−PDSCH受信器に現在受信された符号化ブロックと予め貯蔵されている符号化ブロックをソフトコンバインすることを命令する(1614)。しかしながら、前記NDI情報が0である場合は、前記HS−PDSCH受信器は、予め貯蔵されている符号化ブロックを廃棄(refresh)することを命令する(1614)。
【0116】
前記HC1640は、前記HS−PDSCH受信器が現在受信された符号化ブロックのCRC演算結果を出力すると、そのCRC演算値を受信し(1602)、前記受信されたCRC演算値を分析することによって前記受信された符号化ブロックに対するACK/NACK信号をSecondary DPCH送信器に伝達する(1615)。
【0117】
前記DS/SC1650は、HS−SCCH受信器からcode_info、TBS情報、及びMS情報を受信し(1604)、前記HS−SCCH受信器から受信されたcode_info、TBS情報、及びMS情報を利用してHS−PDSCH伝送を制御する。つまり、zンケイDS/SC1650は、code_infoをHS−PDSCH受信器の逆拡散部(図示せず)に伝達して(1607)、前記逆拡散器が受信されるHS−PDSCH信号に対する逆拡散を遂行するように制御し、前記TBS情報を前記HS−PDSCH受信器のレートマッチング部に伝達して(1606)、前記レートマッチング部が受信されるHS−PDSCH信号に対するレートマッチングを遂行するように制御し、前記MS情報を復調部に伝達して(1605)、復調部が前記受信されるHS−PDSCH信号に対する復調を遂行するように制御する。さらに、前記DS/SC1650は、HS−SCCH受信器からHS−SCCHのCRC#1及び CRC#2演算結果を受信し、対応するHS−PDSCH信号が受信されているか否かを決定する。前記CRC#1またはCRC#2のうちいずれか1つにエラーが発生したと判断される場合、前記HS−PDSCH受信器は、HIを受信したとしてもHS−PDSCH信号を受信しない可能性がある。前記DS/SC1650は、前記associated DPCH受信器から伝達されたHS−SCCH識別子(ID)に基づいて前記HS−SCCHの受信を制御する。つまり、前記DS/SC1650は、前記associated DPCH受信器から受信されたHI値とHS−SCCH識別子を対応させた値、つまり、OVSFコードを前記HS−SCCH受信器に伝達して、前記HS−SCCH受信器が逆拡散されるべきHS−SCCHのOVSFコードを指定するようにする。
【0118】
前記CC1660は、無線資源制御(Radio Resource Control: 以下、RRCと称する)階層が伝達する構成情報(1612)を利用してMAC−hs階層及び物理階層を構成する。前記MAC−hs階層及び物理階層の構成は、例えば、HARQプロセッサの設定、HARQ再伝送バッファの割り当て、優先順位キュウーの構成を含む。さらに、前記CC1660は、serving HS-SCCH setの設定を制御し、HS−SCCHセット関連情報及びserving HS-SCCH setの識別子を前記RRCから受信すると(1612)、前記受信された情報をHS−SCCH受信器に伝達する(1609)。そうすると、前記HS−SCCH受信器は、前記CC1660から伝達されたHS−SCCセット関連情報及びserving HS-SCCH setの識別子情報を貯蔵し、その後、前記DS/SC1650から伝達されたHS−SCCH ID及び前記貯蔵されているserving HS-SCCH setのIDに対応するOVSFコードを利用してHS−SCCHを逆拡散する。
【0119】
ノードBが任意のUEのserving HS-SCCH setを再設定すると決定し、前記code_infoを通してSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ及びSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送した場合、前記DS/SC1650は、前記受信されたcode_infoが“111 0000”であるので、前記HC1640に受信されたHARQチャネル番号、RV情報、及びNDI情報を伝達し、以前に貯蔵されていたHARQチャネル番号、RV情報、及びNDI情報を無視することを指示する(1616)。そうすると、前記HC1640は、前記serving HS-SCCH setの再設定によりHARQチャネル番号、RV情報、及びNDI情報を前記DS/SC1650に伝達する(1617)。前記DS/SC1650は、前記再設定されたHARQチャネル番号、RV情報、及びNDI情報して利用した新しいserving HS-SCCH set IDを前記CC1660に伝達する(1610)。前記CC1660は、前記DS/SC1650から受信されたserving HS-SCCH set IDをHS−SCCH受信器にすることにで、serving HS-SCCH setを新しく設定する。
【0120】
ここで、前記CC1660の動作過程を図29を参照して説明する。
図29は、図16のCC1660の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【0121】
図29を参照すると、前記DS/SC1650は、HS−SCCH受信器からcode_infoが 伝達されると、前記伝達されたcode_infoを分析し、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータが受信されているか否かを判断する。例えば、前記code_infoが表3に示すように前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータ示す論理的識別子“111 0000”である場合、前記DS/SC1650は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータが受信されたと判断する。この場合、前記受信されたHS−SCCH信号のPart#2フィールド1215にSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが含まれているので、前記DS/SC1650は、前記Part#2フィールド1215に含まれているSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをCC1660に伝達する(段階3101)。前記CC1660は、前記DS/SC1650から伝達されたSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを分析して新しいserving HS-SCCH set IDを検出し(段階3102)、前記検出された新しいserving HS-SCCH set IDをHS−SCCH受信器に伝達する(段階3103)。
前記HS−SCCH受信器は、前記CC1660から伝達される前記新しいserving HS-SCCH set IDを受信することによって、次のTTIから前記新しいserving HS-SCCH set IDに対応するserving HS-SCCH setに適用する(段階3104)。
前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを含む受信データが変更されたserving HS-SCCH setを適用する時点に関する時間情報を含む場合、前記HS−SCCH受信器は、その時点から変更されたHS−SCCHを受信する。つまり、段階3104で、ノードB及びUEは次のTTIからserving HS-SCCH setを適用することを予め約束している。しかながら、これと異なって、ノードBが、変更されるHS−SCCHセット情報を含むメッセージをUEに送信しながら、前記変更されるHS−SCCHセットを適用する時点に対する時間情報を含むメッセージを定義することもできる。この場合、前記HS−SCCH受信器は、前記時間情報に対応する時点からの前記時間情報を含むメッセージを受信する。前記HS−SCCH受信器は、新しいserving HS-SCCH set IDに対応するOVSFコードを上位階層信号フロー(signaling flow)、つまり、RADIO BEARER SETUP過程を通して予め認識している。
【0122】
次に、図17を参照してHS−SCCH受信器の構造を説明する。
図17は、本発明の第1実施形態によるHS−SCCH受信器の構造を示す図である。
【0123】
図17を参照すると、アンテナ1722を通してエア上で受信されたRF帯域信号は、RF処理部1721に伝達され、前記RF処理部1721は、前記アンテナ1722から伝達された帯域信号を基底帯域(baseband)信号に変換し、前記基底帯域信号を復調器1720に出力する。前記復調器1720は、前記RF処理部1721から出力された信号を送信器、つまり、ノードBにおいて使用された変調方式に対応する復調方式によって復調して逆スクランブラ(de-scrambler)1719に出力する。前記逆スクランブラ1719は、前記復調器1720から出力された信号を前記ノードBにおいて使用されたスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号で逆スクランブリング(de-scrambling)して逆拡散器(de-spreader)1718に出力する。前記逆拡散器1718は、前記逆スクランブラ1719から出力された信号を前記ノードBにおいて使用した拡散コードと同一の拡散コードで逆拡散(de-spreading)して逆多重化器(DEMUX)1717に出力する。前記逆拡散器1718は、前記コード選択部1723によって指示された拡散コードに対応するOVSFコードで逆拡散を遂行する。前記コード選択部1723は、HSDPA呼設定過程においてMAC−hs制御器1701(図16のMAC−hs制御器1630と同一の構成)によって伝達されるHS−SCCセット関連情報を予め貯蔵しており、associated DPCHを通して受信されるHI値を得ると、serving HS-SCCH setから前記HIに対応するHS−SCCHのOVSFコードを検出し、前記検出されたOVSFコードを前記逆拡散器1718に伝達する。
【0124】
前記逆多重化器1717は、前記逆拡散器1718から出力された信号をPart#1フィールド、CRC#1フィールド、Part#2フィールド、及びCRC#2フィールドに逆多重化し、前記Part#1フィールド及びCRC#1フィールド信号をレートマッチング部1714に出力し、前記Part#2フィールド及びCRC#2フィールド信号をレートマッチング部1716に出力する。前記レートマッチング部1714は、前記逆多重化器1717から出力されたPart#1フィールドとCRC#1フィールド信号をレートマッチングした後、チャネルデコーディング部1713に出力する。前記チャネルデコーディング部1713は、前記レートマッチング部1714から出力された信号を前記ノードBにおいて使用されたチャネルコーディング方式に対応するチャネルデコーディング方式によってチャネルデコーディングした後、逆多重化器1711に出力する。前記逆多重化器1711は、前記チャネルデコーディング部1713から出力された信号を前記Part#1フィールドとCRC#1フィールドに逆多重化し、前記Part#1フィールド及びCRC#1フィールド信号をCRC演算部1709に出力し、前記Part#1フィールドのMS情報をMS情報伝達部1703甥呼び前記CRC演算部1710に出力し、前記Part#1フィールドのcode_infoをコード情報伝達部1704及びCRC演算部1710に出力する。前記MS情報伝達部1703は、前記逆多重化器1711から出力されたMS情報を前記MAC−hs制御器1701に出力し、前記コード情報伝達部1704は、前記逆多重化器1711から出力されたcode_infoを前記MAC−hs制御器1701に出力する。特に、本発明の第1実施形態において、前記コード情報伝達部1704は、MAC−hs制御器1701に伝達されるcode_infoに属しない情報、つまり、code_infoを示す論理的識別子のうち“111 0000”を受信する場合、この情報を前記MAC−hs制御器1701に送信して、前記MAC−hs制御器1701が前記受信された情報がSERVING HS-SCCH SET MODIFY インジケータであることを認知するようにする。前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが受信されたことは、現在受信されたHS−SCCHのPart#2フィールド1215にSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが含まれていることを意味する。UE ID貯蔵部1702は、前記MAC−hs制御器1701から伝達されたUE識別子(UE ID)を貯蔵し、前記CRC演算部1709がCRC演算を遂行度に前記貯蔵されているUE識別子を前記CRC演算部1709に出力して、UE識別子が前記前記CRC#1演算のために使用されるようにする。
【0125】
一方、前記レートマッチング部1716は、前記逆多重化器1717から出力されたPart#2フィールドとCRC#2フィールド信号をレートマッチングし、前記レートマッチングされた信号をチャネルデコーディング部1715に出力する。前記チャネルデコーディング部1715は、前記レートマッチング部1716から出力された信号を前記ノードBにおいて使用されたチャネルコーディング方式に対応するチャネルデコーディング方式によってチャネルデコーディングして逆多重化器1712に出力する。前記逆多重化器1712は、前記チャネルデコーディング部1715から出力された信号をPart#2フィールド信号とCRC2 フィールド信号に逆多重化し、前記Part#2フィールド及びCRC#2フィールド信号をCRC演算部1710に出力し、前記Part#2フィールド信号のHARQチャネル番号をチャネル番号伝達部1705に、NDI情報をNDI伝達部1706に、RV情報をRV伝達部1707に、TBS情報をTBS伝達部1708に出力する。特に、本発明の第1実施形態において、前記コード情報伝達部1704から出力されたcode_infoが論理的識別子のうち“111 0000”を示す場合、つまり、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージインジケータを示す場合、前記MAC−hs制御器1701は、前記チャネル番号伝達部1705、NDI伝達部1706、RV伝達部1707、及びTBS伝達部1708から受信された情報をSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージとして認識することによって、新しいserving HS-SCCH set IDを認識し、前記新しいserving HS-SCCH set IDを貯蔵する。前記serving HS-SCCH set IDは、受信されたHS−SCCHに対するACK信号を伝送した直後、なたは、予め決定された遅延時間の後に適用される。前記変更されたserving HS-SCCH set IDは、ノードBとUEとの間に同期を合わせて適用すべきであり、適用時点は、ACK信号が送信された後の次のTTIにすることを原則にする。これと違って、状況によって必要な場合に、ノードBとUEとの間に予め遅延時間を決定し、前記遅延時間を遅延した後に前記変更されたserving HS-SCCH set IDを適用することもできる。前記CRC演算部1710は、前記Part#2フィールド、CRC#2フィールド信号、前記MS情報伝達部1703から出力されるMS情報、及びコード情報伝達部1704から出力されたcode_infoを利用してCRC#2演算を遂行し、そのCRC#2演算結果を前記MAC−hs制御器1701に出力する。前記チャネル番号伝達部1705は、前記逆多重化器1712から出力されたHARQチャネル番号を前記MAC−hs制御器1701に出力する。前記RV伝達部1707は、前記逆多重化器1712から出力されたRV情報を前記MAC−hs制御器1701に出力し、前記NDI伝達部1706は、前記逆多重化器1712から出力されたNDI情報を前記MAC−hs制御器1701に出力し、前記TBS伝達部1708は、前記逆多重化器1712から出力されたTBS情報を前記MAC−hs制御器1701に出力する。
【0126】
次に、図18を参照してHS−PDSCH受信器の構造を説明する。
図18は、本発明の第1実施形態によるHS−PDSCH受信器の構造を示す図である。
【0127】
図18を参照すると、アンテナ1813を通してエア上で受信されたRF帯域信号は、RF処理部1812に伝達され、前記RF処理部1812は、前記アンテナ1813から伝達されたRF帯域信号を基底帯域信号に変換し、前記基底帯域信号を復調器1810に出力する。前記復調器1810は、前記RF処理部1812から出力された信号を送信器、つまり、ノードBにおいて使用された変調方式に対応する復調方式によって復調して逆スクランブラ1809に出力する。前記逆スクランブラ1809は、前記復調器1810から出力された信号を前記ノードBにおいて使用されたスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号で逆スクランブルして逆拡散器1808に出力する。前記逆拡散器1808は、前記逆スクランブラ1809から出力された信号を前記ノードBにおいて使用された拡散コードと同一の拡散コードで逆拡散する。前記復調器1810に適用される復調方式及び前記逆拡散器1808によって遂行される逆拡散に対する逆拡散コードは、MAC−hs制御器1800(図16のMAC−hs制御器1630及び図17のMAC−hs制御器1701と同一の構成)によって決定される。
【0128】
前記逆拡散器1808は、前記逆拡散された信号をHARQバッファ1807−1乃至1807−nのうち対応するHARQバッファに出力し、レートマッチング部1806に出力する。前記レートマッチング部1806は、前記逆拡散器1808から出力された信号を前記MAC−hs制御器1800から出力されたTBS情報に基づいてレートマッチングしてターボデコーダ1805に出力する。前記逆拡散器1808から出力される信号が再伝送される符号化ブロックである場合、前記HARQバッファ1807−1乃至1807−nのうち対応するHARQバッファは、前記再伝送された符号化ブロックと予め貯蔵されている符号化ブロックをソフトコンバインして前記レートマッチング部1806に出力する。前記ターボデコーダ1805は、前記レートマッチング部1806から出力された信号をターボデコーディングして逆多重化器1804に出力する。前記逆多重化器1804は、前記ターボデコーダ1805から出力された信号を逆多重化してCRC演算部1803及びMAC−hsヘッダ判読部1802に出力する。
【0129】
前記CRC演算部1803は、前記逆多重化器1804から出力された信号に対してCRC演算を遂行し、その結果を前記MAC−hsヘッダ判読部1802及びMAC−hs制御器1800に伝達する。前記MAC−hs制御器1800は、前記CRC演算部1803から出力されたCRC演算結果が現在受信された符号化ブロックにエラーが発生したことを示す場合、Secondary DPCHを通してノードBにNACK信号を伝送し、前記現在受信された符号化ブロックを廃棄する。しかしながら前記CRC演算結果、現在受信された符号化ブロックにエラーが発生していない場合、前記MAC−hs制御器1800は、Secondary DPCHを通してノードBにACKを伝送し、対応するHARQバッファに貯蔵されている符号化ブロックを廃棄することを指示する。さらに、前記MAC−hs制御器1800は、前記受信された信号のMAC−hsヘッダの優先順位部分の情報を利用して、前記受信された符号化ブロックを再整列バッファ(reordering buffer)1801−1乃至1801−mのうち対応する再整列バッファに出力する。前記再整列バッファ(reordering buffer)1801−1乃至1801−mは、前記受信されたMAC−hs PDUのMAC−hsヘッダのTSNを利用して前記貯蔵されているMAC−hs SDUを再整列する。前記再整列されたMAC−hs SDUは、各ヘッダのSID及びN値を利用してMAC−d PDUに分割された後、上位階層に伝達される。
【0130】
以上、新しいserving HS-SCCH set関連情報を示すSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをHS−SCCHのPart#2フィールドを利用して伝送する本発明の第1実施形態を説明した。次に、新しいserving HS-SCCH set関連情報を示すSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをMAC−hs PDUを通して伝送する本発明の第2実施形態を説明する。
【0131】
2.第2実施形態
本発明の第2実施形態は、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをMAC−hs PDUの形態で伝送することによってserving HS-SCCH setを再設定する方式を提供する。前記MAC−hs PDUの構造を図19及び図27を参照して説明する。
【0132】
図19は、本発明の第2実施形態によるMAC−hs PDUの構造を示す図である。
【0133】
図19を参照すると、前記MAC−hs PDUは、MAC−hsヘッダ1911フィールド、MAC−hs SDU+MAC−hs制御メッセージ1913フィールド、及びCRC1915フィールドから構成される。前記MAC−hsヘッダ1911に含まれる情報は、下記のようである。
(1)優先順位(Priority): MAC−hs SDU1913の優先順位キュウー(Priority Queue)の識別子であり、3ビットが割り当てられる。
(2)伝送シーケンス番号(Transmission Sequence Number: TSN): 優先順位キュウーにおいてMAC−hs SDU1913が再整列される時に使用される一連番号であり、5ビット乃至6ビットが割り当てられる。
(3)SID_x: MAC−hs SDU1913を構成するMAC−d PDUの集合のうちx番目のMAC−d PDU集合に属するMAC−d PDUのサイズを示し、2ビット乃至3ビットが割り当てられる
(4)N_x: x番目のMAC−d PDU集合に属するMAC−d PDUの個数を示し、7ビットが割り当てられる。
(5)F(Flag) : 前記F値が1に設定される場合、次のフィールドがMAC−hs SDUであることを示し、前記F値が0に設定される場合は、次のフィールドがSIDであることを示す。1ビットが割り当てられる。
(6)SID_MAC_C601: SID_xと同一のサイズを有し、何の意味もない情報である。送信器及び受信器は両方とも前記SID_MAC_C値を無視する。
(7)C_I602: N_xとFを加算したサイズと同一のサイズを有し、MAC−hs PDUにMAC−hs制御メッセージが存在するか否かを示す。前記C_I602において、N_xに対する部分は、N_xにおいて使用されない値を利用して常に同一の値にコーディングされる。受信器は、MAC−hsヘッダの最後のN_x部分に予め設定された値を受信すると、MAC−hs PDUにMAC−hs制御メッセージが含まれていると判断する。本発明において、前記最後のN_x 部分に設定される値を‘0000000’に固定する。従って、C_Iは、常に‘00000001’に設定される。
(8)MAC_hs制御メッセージ: MAC−hs SDUの次に位置し、MAC−hs制御パートヘッダ(control part header)、フラッグ(Flag)606及びMAC−hs制御ペイロード(control payload )部分から構成される。前記MAC−hs制御パートヘッダは、タイプ(TYPE)フィールド604及びサイズ(SIZE)フィールド605から構成される。前記TYPEフィールド604は、前記MAC−hs制御メッセージの種類を示し、3ビットから構成される。さらに、前記TYPEフィールド604は、表6に示すような意味を有する。
【0134】
【表6】
Figure 0003872438
【0135】
前記SIZEフィールド605は、MAC−hs制御メッセージのサイズをビット(bit)単位で示し、13ビットが割り当てられる。前記Flag606は、対応するMAC−hs制御メッセージの次にまた他のMAC−hs制御メッセージが存在するか否かを示す。前記MAC−hs制御ペイロード607は、MAC−hs制御メッセージの実際データ、つまり、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを示す部分である。前記本発明の第2実施形態において、前記MAC−hs制御ペイロード、つまり、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが伝送されるフィールドの伝送ビットの数は、実際物理チャネルの容量によって拡張できる。従って、前述したように、前記変更されたserving HS-SCCH setに関する情報は、変更されたserving HS-SCCH set ID、前記変更されたserving HS-SCCH set ID及び対応するOVSFコード、または、前記ノードBにおいてHS−SCCHセットが全般的に再設定された時、前記HS−SCCHセットに含まれるserving HS-SCCH setのID及び対応するOVSFコードのリストを含むことができる。さらに、前記本発明の第2実施形態において、前記OVSFコードのリストをMAC−hs PDUを通して伝送する場合、対応するUEに伝送するだけでなく、前記UEに連結されているSRNCにも伝送する必要がある。
【0136】
図19のMAC−hs PDUの構造を変形した他のMAC−hs PDUの構造を図27を参照して説明する。
図27は、本発明の第2実施形態によるまた他のMAC−hs PDUの構造を示す図である。
【0137】
図27を参照すると、SID_MAC_C601及びC_I602情報を使用せずに伝送されるMAC−hs PDUにMAC−hs制御メッセージが存在するか否かを示すC_F flag608フィールドが新しく設定される。前記C_F flag608は、1ビットで表現され、図27に示すように、前記MAC−hsヘッダ1911フィールドの最前の部分に位置することができ、PriorityフィールドまたはTSNフィールドの直後の部分に位置することもできる。C_F flag608が前記MAC−hs PDUに前記MAC−hs制御メッセージが存在することを示す場合、前記MAC−hs制御メッセージは、図27に示すように、前記MAC−hs SDU+MAC−hs制御メッセージ1913フィールドの最前の部分に位置するか、または、図19に示すように、前記MAC−hs SDU1913フィールドの最後の部分に位置する。
【0138】
ここで、前記MAC−hs制御ペイロード607のフォーマットを説明する。
前記MAC−hs制御ペイロード607は、前記MAC−hs制御メッセージの種類によって決定される。例えば、前記MAC−hs制御ペイロード607のフォーマットは、図20A及び図20Bに示すようである。図20A及び図20Bを参照してMAC−hs制御ペイロード607のフォーマットを説明する。
【0139】
図20A及び図20Bは、本発明の第1実施形態によるMAC−hs制御ペイロードのフォーマットを示す図である。
【0140】
まず、図20Aを参照すると、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージのTypeフィールドがSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1に設定され、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1は、本発明の第1実施形態において説明したSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージと同一の用途として使用される。つまり、UE及びノードBが全てのHS−SCCHセット情報を共有している状態において、前記ノードBがserving HS-SCCH setを変更しようとする場合、前記ノードBは、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをserving HS-SCCH set ID情報と共にUEに伝送する。Sizeフィールドには、MAC−hs制御ペイロードのサイズ4ビットを意味する‘00000000000100’が挿入され、Flagフィールドには、MAC−hs制御メッセージが存在するか否かを示す値が挿入される。さらに、前記MAC−hs制御ペイロード部分には、新しいserving HS-SCCH set IDが挿入される。
【0141】
次に、図20Bを参照すると、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージのTypeフィールドがSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2に設定される。前述したように、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージにHS−SCCHセットが全般的に再設定された場合、ノードBは、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを前記HS−SCCHセットに含まれるserving HS-SCCH setのID及びそれぞれに対応するOVSFコードのリストと共にUEに伝送する。例えば、任意の時点t0で任意のノードBと任意のUEとの間に下記のようなHS−SCCセット関連情報が構成されていると仮定する。
HS−SCCH関連情報=[HS−SCCH set 1=[C(128,124)=0、C(128,125)=1、C(128,126)=2、C(128,127)=3]、
HS−SCCH set 2=[C(128,0)=0、C(128,1)=1、C(128,2)=2、C(128,3)=3]、
HS−SCCH set 3=[C(128,4)=0、C(128,5)=1、C(128,6)=2、C(128,7)=3]、
Serving HS−SCCH set=HS−SCCH set 2]
【0142】
ノードBは、serving HS-SCCH setをHS−SCCH set 2=[C(128,0)=0、C(128,1)=1、C(128,2)=2]に変更しようとする時、SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージを使用する。前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージにおいて、Typeフィールド及びSizeフィールドは、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1メッセージと同様にコーディングされる。さらに、図20Bに示す‘# of OVSF codes' フィールドは、新しいserving HS-SCCH setにいくつのOVSFコードが含まれるかを示す。前述したように、serving HS-SCCH setは最初1つから最大4つのOVSFコードから構成されることができるので、前記# of OVSF codes' フィールドによって前記serving HS-SCCH setを構成するOVSFコードの個数を示す。
【0143】
前記HS−SCCセット関連情報が前述したように設定され、serving HS-SCCH setがHS−SCCH set 2=[C(128,0)=0、C(128,1)=1、C(128,2)=2]に変更される場合、前記‘# of OVSF codes’には3が挿入される。‘New serving HS-SCCH set ID’フィールドには前記新しく変更されたserving HS-SCCH setの識別子(ID)、つまり、SERVING HS-SCCH SET #2を示す2が挿入される。以下、各HS−SCCHのOVSFコードのコードツリー上の位置が順次に‘New HS-SCCH set ID’フィールドに挿入される。例えば、0、1、及び2が挿入される。
【0144】
次に、本発明の第2実施形態によるノードB側 MAC−hs制御器の構造を図21を参照して説明する。
図21は、本発明の第2実施形態によるノードB側MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【0145】
特に、図21は、ノードB MAC−hs階層のMAC−hs制御器の構造を示す。HSDPA通信システムにおいて、UE、ノードB及びSRNCは、図7において説明したようなMAC階層構造を有する。前記MAC−hs制御器2130は、HARQ制御器/優先順位キュウー制御器(Priority queue controller: HPC)2140、スケジューラ/優先順位処理器(Priority Handler: SPH)2150、及び構成制御器(Configuration Controller: 以下、CCと称する)2160から構成される。
【0146】
前記HPC2140は、UEが伝送するSecondary DPCHのACK/NACK信号2101を受信すると、HARQ再伝送バッファ(図示せず)に貯蔵されている符号化ブロックの除去を命令する。つまり、前記HPC2140は、特定のチャネルxに対するACK信号を受信すると、前記チャネルxのHARQ再伝送バッファに貯蔵されている符号化ブロックを全て除去することを命令する(2116)。しかしながら、前記HPC2140は、前記チャネルxに対するNACK信号を受信すると、前記チャネルxを通して伝送された符号化ブロックに対する再伝送が必要であるということを前記SPH2150に知らせる(2114)。さらに、前記HPC2140は、前記SPH2150からの指示(2115)に従って、前記HARQ再伝送バッファまたは対応する使用者データを優先順位キュウーに伝送することを命令し(2116及び2117)、前記再伝送される使用者データに対応するHARQチャネル番号情報、RV情報及びNDI情報をHS−SCCH送信器(図示せず)に伝達する(2118)。
【0147】
前記SPH2150は、前記Secondary DPCHを通して受信されるCQR2102、及び優先順位キュウーからのバッファ状態を受信し(2103)、前記HPC2140からの対応する使用者データが再伝送されるか否かを示す情報に基づいて、次のTTIにHS−PDSCHを通してデータを伝送する優先順位キュウーを決定する。さらに、前記SPH2150は、前記HS−PDSCHの伝送に使用されるMS、前記HS−PDSCHの伝送に使用されるcode_info、前記HS−PDSCHを通して伝送されるデータの量、つまり、TBS、及びHS−SCCHセットのうちいずれか1つを、前記HS−PDSCHの伝送に使用されるMS、前記HS−PDSCHの伝送に使用されるcode_info、及び前記HS−PDSCHを通して伝送されるデータの量を示すTBSのような制御情報を伝送するためのHS−SCCHのHS−SCCHセットとして決定する。前記SPH2150は、前記決定されたMS情報、TBS情報、code_info、HS−SCCHの論理的識別子、つまり、HS−SCCH IDをHS−SCCH送信器に伝達する(2108、2109、2110、2120)。さらに、前記SPH2150は、前記決定されたMS情報、TBS情報、code_infoをHS−PDSCH送信器(図示せず)に伝達する(2105、2106、2107)。さらに、前記SPH2150は、データを伝送する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファの識別子及びTBSを前記HPC2140に伝達する(2115)。さらに、前記SPH2150は、MAC−hs制御メッセージが伝送された場合、前記MAC−hs制御メッセージの伝送を示す情報をCC2160に伝達する。
【0148】
次に、前記CC2160は、NBAP(図示せず)から構成情報を受信する受信することによって(2112)、MAC−hs階層及び物理階層を構成する。前記“構成情報(configuration information)”は、HARQプロセッサの設定、HARQ再伝送バッファ割り当て、優先順位キュウー構成のために必要な情報、及び前記serving HS-SCCH setの設定のための情報である。前記CC2160は、前記HS−SCCセット関連情報及びserving HS-SCCH setの識別子を決定し、前記決定されたserving HS-SCCH setの識別子情報を前記NBAPに伝達し(2119)、HS−SCCH送信器に伝達する(2111)。さらに、前記CC2160は、前記NBAPから受信される前記構成情報のうちUE識別子をHS−SCCH送信器に伝達する(2111)。
【0149】
一方、前記ノードBが任意のUEに対するserving HS-SCCH setを変更すること決定し、SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1メッセージを伝送すると決定した場合、前記CC2160は、貯蔵されているHS−SCCHセットのうちいずれか1つを前記任意のUEに対する新しいserving HS-SCCH setとして決定し、前記決定された新しいserving HS-SCCH set IDをHS−SCCH送信器に伝達する(2122)。その時から、前記HS−PDSCH送信器は、前記CC2160の制御によって前記新しいserving HS-SCCH setを適用する。さらに、前記CC2160は、前記任意のUEに対するserving HS-SCCH setの再設定により、(i)SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1メッセージを伝送すべきであること示す情報、(ii)図19に示すMAC−hs PDUの場合のSID_MAC_C値601及びC_I値602、または、(iii)図27に示すMAC−hs PDUの場合のC_F値608を、前記新しいserving HS-SCCH set IDとして前記SPH2150に伝達する(2113)。そうすると、前記SPH1350は、緊急に伝送するデータが存在しない時点で、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE 1メッセージ、SID_MAC_C値601及びC_I値602、または、C_F値608を対応するHS−PDSCH送信器に出力する(2120)。次に、前記HS−PDSCH送信器は、前記MAC−hs PDUのSID_MAC_C601フィールド及びC_I602フィールドを図19において説明したように設定し、または、C_F608フィールドを図27において説明したように設定し、serving HS-SCCH set IDをMAC−hs制御ペイロード607に含めてMAC−hsPDUを対応するUEに伝送する。前記対応するUEから前記伝送されたSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1メッセージが含まれたMAC−hs PDUに対するACKを受信する、前記HPC2140は、SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1メッセージが成功に伝送されたことを前記SPH2150に通報する(2114)。前記CC2160は、前記SPH2150からSERVING S-SCCH SET MODIFY TYPE #1メッセージの伝送が完了したことを示す情報を受信すると(2121)、HS−SCCH送信器に新しいserving HS-SCCH setを適用することを指示する(2111)。
【0150】
一方、前記ノードBが任意のUEに対するserving HS-SCCH setを変更することを決定し、SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージを伝送することを決定した場合、前記CC2160は、新しいserving HS-SCCH setに含まれるHS−SCCHのOVSFコードを決定し、新しいserving HS-SCCH setのIDを決定し、前記決定された情報を前記HS−PDSCH送信器に伝達する(2122)。そうすると、前記HS−PDSCH送信器は、前記CC2160から伝達された情報を貯蔵し、その後に、前記CC2160が新しいserving HS-SCCH setを適用することを指示すると、前記貯蔵されている新しいserving HS-SCCH setを適用する。さらに、前記CC2160は、(i)SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージを伝送すべきであることを示す情報、(ii)SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージ、及び(iii)前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージを図19に示すMAC−hs PDUの形態で伝送する場合におけるSID_MAC_C値601及びC_I602値、または、(iv) 前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージを図27に示すMAC−hs PDUの形態で伝送する場合におけるC_F608値を、前記SPH2150に伝達する(2113)。前記SPH2150は、緊急に伝送するデータが存在しない時点で、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージ、及び前記SID_MAC_C値601及びC_I値、またはC_F608値をHS−PDSCH送信器に伝達する(2120)。次に、前記HS−PDSCH送信器は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージを伝送するためのMAC−hs PDUのSID_MAC_Cフィールド601及びC_Iフィールド602を図19において説明したように設定し、または、MAC−hs PDUのC_F608フィールドを図27において説明したように設定し、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージが含まれたMAC−hs PDUを対応するUEに送信する。前記対応するUEから前記伝送されたMAC−hs PDUに対するACKを受信すると、前記HPC2140は、SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージが成功に伝送されたことを前記SPH2150に通報する(2114)。さらに、前記CC2160は、前記SPH2150からSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージの伝送が完了したことを示す情報を受信すると(2121)、前記HS−SCCH送信器に新しいserving HS-SCCH setを適用することを指示する(2111)。
【0151】
ここで、図30を参照して前記CC2160の動作過程を説明する。
図30は、図21のCC2160の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【0152】
図30は、図27において説明したMAC−hs PDUのフォーマットを使用してSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが伝送されることを説明する。図30を参照すると、前記CC2160は、ノードBのserving HS-SCCH setを使用するUEの状況によって資源を効率的に割り当てるために、管理しているserving HS-SCCH set状態を参照することによって任意のUEに対するserving HS-SCCH setの変更を決定する(段階3201)。任意のUEに対するserving HS-SCCH setの変更を決定した後、前記CC2160は、SPH2150にSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送すべきであることを通報する(段階3202)。
前記CC2160は、前記SPH2150に前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージのサイズ情報も伝達すべきである。その理由は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが図19及び図27において説明したようにMAC−hsPDUを通して伝達されるからである。
【0153】
前記SPH2150は、前記CC2160から前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送すべきであることを示す情報と共に、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージのサイズ情報を受信すると、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを伝送する対応するUEに、現在伝送されているデータの量または優先順位を考慮して、前記現在のデータ伝送に影響を与えない適切な時点で、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを含むMAC−hs PDUを伝送するようにスケジューリングし、前記スケジューリング結果を前記CC2160に通報する(段階3203)。次に、前記CC2160は、前記スケジューリングされた適切な時点で前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージをHS−PDSCH送信器に伝達する(段階3204)。そうすると、前記HS−PDSCH送信器は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを図27に示すMAC−hs PDUのフォーマットに適するように生成して対応するUEに伝送する。前記HS−PDSCH送信器がSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを含むMAC−hs PDUを対応するUEに伝送する場合、前記対応するUEは、前記MAC−hs PDUを正常的に受信しているか否かを示すACK/NACK信号をSecondary DPCHを通してノードBに伝送する。次に、前記ノードBは、前記ACK/NACK信号を分析する。前記分析の結果、ACK信号が受信された場合、前記ACK信号が受信されたことを示す情報をHPC2140に伝達する。次に、前記HPC2140は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを含むMAC−hs PDUに対するACK信号を受信したことを示す情報を前記SPH2150に伝達し、前記SPH2150は、前記CC2160に前記ACK信号の受信を通報する(段階3205)。前記CC2160は、新しいserving HS-SCCH set IDをHS−SCCH送信器に伝達することによって、前記新しいserving HS-SCCH set IDに対応するserving HS−SCCH setを適用することを前記HS−SCCH送信器に指示する(段階3206)。前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを含む受信データ内に変更されたserving HS-SCCH setを適用する時点に対する時間情報が含まれている場合、データがその時点から変更されたHS−SCCHを通して受信される。つまり、段階3206で、ノードBとUEは次のTTIからserving HS-SCCH setを適用することを予め約束している。しかしながら、これと異なって、ノードBは、変更されるHS−SCCH Set情報を含むメッセージをUEに送信しながら、前記変更されるHS−SCCH Setを適用する時点に対する時間情報を含むメッセージを定義することができる。この場合、前記HS−SCCH受信器は、前記時間情報に対応する時点から前記時間情報を含むメッセージを受信することができる。その後、前記CC2160は、管理しているserving HS-SCCH set statusを更新し、serving HS−SCCH set再設定過程を終了する(段階3207)。
【0154】
次に、前記本発明の第2実施形態によるHS−SCCH送信器の構造を図22を参照して説明する。
図22は、本発明の第2実施形態によるHS−SCCH送信器の構造を示す図である。
【0155】
図22を参照すると、MAC−hs制御器2201(図21のMAC−hs制御器2130と同一の構造を有する)は、UE識別子(UE ID)をUE ID貯蔵部2202に、HS−SCCHの伝送に使用されるMS情報をMS情報伝達部2203に、HS−SCCHに対応するcode_infoをコード情報伝達部2204に出力する。さらに、前記MAC−hs制御器2201は、伝送しようとするHS−SCCH識別子(ID)をコード選択部2224に出力し、HARQチャネル番号情報をチャネル番号伝達部2205に、NDI情報をNDI伝達部2206に、RV情報をRV伝達部2207に、TBS情報をTBS伝達部2208に伝達する。
【0156】
前記コード選択部2224は、前記MAC−hs制御器2201から受信されて予め貯蔵しているserving HS-SCCH set ID及びHS−SCCセット関連情報を利用して前記HS−SCCH IDを実際OVSFコードに変換して拡散器2218に出力する。前記コード選択部2224が前記HS−SCCH識別子を実際OVSFコードに変換する過程は、図14において説明した過程と同一であるので、ここでその詳細な説明は省略する。
【0157】
前記UE ID貯蔵部2202は、前記MAC−hs制御器2201から出力されたUE IDを貯蔵し、前記HS−SCCHのCRC#1演算のために、任意のUEに対応するHS−SCCHが伝送される度に、前記任意のUEに対応するUE IDをCRC演算部2209に伝達する。前記MS情報伝達部2203は、前記MAC−hs制御器2201から出力されたHS−SCCHの伝送に使用されるMS情報を前記CRC演算部2209、CRC演算部2210及び 多重化器(MUX)2211に出力する。前記コード情報伝達部2204は、MAC−hs制御器2201から出力されたcode_infoを前記CRC演算部2209、多重化器2211及びCRC演算部2210に出力する。前記CRC演算部2209は、前記UE ID貯蔵部2202、前記MS情報伝達部2203及びコード情報伝達部2204から出力されたMS情報及びcode_infoに対してCRC演算を遂行し、そのCRC演算結果を前記多重化器2211に出力する。前記CRC演算部2209によって遂行されたCRC演算結果は、図4において説明したCRC#1フィールド413を通して伝送されるCRCビットである。一方、前記多重化器2211は、前記CRC演算部2209から出力されたCRC演算結果、つまり、CRC#1、前記MS情報伝達部2203から出力されたMS情報、及びコード情報伝達部2204から出力されたcode_infoを、前記HS−SCCHスロットフォーマットのPart#1フィールド1211及びCRC#12213フィールドに相応するように多重化し、前記多重化された情報をチャネルコーディング部2213に出力する。
【0158】
前記チャネルコーディング部2213は、前記多重化器2211から出力されたビットストリーム(bit stream)を予め設定されているチャネルコーディング方式によってチャネルコーディングしてレートマッチング部2214に出力する。
前記チャネルコーディング部2213は、チャネルコーディング方式としてコンボルーションコーディング方式を使用すると仮定する。前記レートマッチング部2214は、前記チャネルコーディング部2213から出力された信号に対してレートマッチングを遂行して多重化器2217に出力する。
【0159】
前記チャネル番号伝達部2205は、前記MAC−hs制御器2201から出力されたHARQチャネル番号を前記CRC演算部2210及び多重化器2212に出力する。前記NDI伝達部2206は、前記MAC−hs制御器2201から出力されたNDI情報を前記CRC演算部2210及び多重化器2212に出力する。前記RV伝達部2207は、前記MAC−hs制御器2201から出力されたRV情報を前記CRC演算部2210及び多重化器2212に出力する。前記TBS伝達部2208は、前記MAC−hs制御器2201から出力されたTBS情報を前記CRC演算部2210及び多重化器2212に出力する。前記CRC演算部2210は、前記MS情報伝達部2203から出力されたMS情報、前記コード情報伝達部2204から出力されたcode_info、前記チャネル番号伝達部2205から出力されたHARQチャネル番号、前記NDI伝達部2206から出力されたNDI情報、前記RV伝達部2207から出力されたRV情報、及び前記TBS伝達部2208から出力されたTBS情報に対してCRC演算を遂行し、そのCRC演算結果を前記多重化器2212に出力する。
前記CRC演算部2210によって遂行されたCRC演算結果は、図4において説明したCRC#2フィールド417を通して伝送されるCRCビットである。
一方、前記多重化器2212は、前記CRC演算部2210から出力されたCRC演算結果、つまり、CRC#2、前記チャネル番号伝達部2205から出力されたHARQチャネル番号、NDI伝達部2206から出力されたNDI情報、RV伝達部2207から出力されたRV情報、及びTBS伝達部2208から出力されたTBS情報を、前記HS−SCCHスロットフォーマットのPart#2フィールド1215及びCRC#22217フィールドに相応するように多重化し、前記多重化された情報をチャネルコーディング部2215に出力する。
【0160】
前記チャネルコーディング部2215は、前記多重化器2212から出力されたビットストリームを予め設定されているチャネルコーディング方式によってチャネルコーディングしてレートマッチング部2216に出力する。前記チャネルコーディング部2215は、チャネルコーディング方式としてコンボルーションコーディング方式を使用すると仮定する。前記レートマッチング部2216は、前記チャネルコーディング部2215から出力された信号に対してレートマッチングを遂行して前記多重化器2217に出力する。前記多重化器2217は、前記レートマッチング部2214及びレートマッチング部2216から出力された信号を、図4に示すHS−SCCHスロットフォーマットに相応するように多重化し、前記多重化された信号を前記拡散器2218に出力する。
【0161】
前記拡散器2218は、前記多重化器2217から出力された信号を前記コード選択部2224から出力されたOVSFコードで拡散してスクランブラ2219に出力する。前記スクランブラ2219は、前記拡散器2218から出力された信号を予め設定されているスクランブリングコードでスクランブルして合計器2220に出力する。前記合計器2220は、前記スクランブラ2219から出力された信号を、HS−PDSCH信号及びassociated DPCH信号のような他のチャネル(other channel)信号と合計して変調器2221に出力する。前記変調器2221は、前記合計器2220から出力された信号を予め設定されている変調方式によって変調してRF処理部2222に出力する。前記RF処理部2222は、前記変調器2221から出力された信号をRF帯域信号にRF処理し、前記RF帯域信号をアンテナ2223を通してエア上に伝送する。
【0162】
次に、本発明の第2実施形態によるHS−PDSCH送信器の構造を図23を参照して説明する。
図23は、本発明の第2実施形態によるHS−PDSCH送信器の構造を示す図である。
【0163】
図23を参照すると、MAC−hs制御器2300(図21のMAC−hs制御器213及び 図22のMAC−hs制御器2201と同一の構成を有する)は、図21において説明したように、Secondary DPCHを通して受信されたUEのCQR、優先順位キュウー2301−1乃至2301−mに貯蔵されているデータの量、つまり、TBS、及び再伝送データの量であるHARQ再伝送バッファ2307−1乃至2307−nのサイズに基づいて、次のTTIにデータを伝送する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファを決定する。次のTTIにデータを伝送する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファを決定した後、前記MAC−hs制御器2300は、対応する優先順位キュウーまたはHARQ再伝送バッファに次のTTIに伝送するデータの量を通報する。図23の説明において、前記MAC−hs制御器2300が次のTTIで特定の優先順位キュウーに貯蔵されているデータを伝送することを決定したと仮定する。
【0164】
前記MAC−hs制御器2300によって次のTTIに伝送するデータの量に対する通報を受けた優先順位キュウー2301−1乃至2301−mは、前記伝送するデータの量だけのMAC−d PDUをMAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302に出力する。前記優先順位キュウー2301−1乃至2301−mから前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302に前記MAC−d PDUを出力する時、下記のような制御情報が共に出力される。
(1)優先順位キュウー識別子: 対応する優先順位キュウーの識別子
(2)TSN: 対応する優先順位キュウーにおいて管理するシーケンス番号である。一回の伝送ごとにその値が1ずつ増加される。
【0165】
前記MAC−d PDUを生成する対応する優先順位キュウーは、異なるサイズのMAC−d PDUを1つのMAC−hs SDUに連結する場合、同一のサイズを有するMAC−d PDU当たりに下記のような情報を前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302に出力する。
(1)SID: MAC−d PDUのサイズに対応する論理的識別子である。任意のUEとノードBとの間にHSDPA呼が設定される時、伝送できるMAC−d PDUのサイズは、設定された呼の種類によって制限され、サイズ及び種類に対応するSIDが割り当てられる。
(2)N: MAC−d PDUの数
【0166】
前記MAC−hs制御器2300から優先順位キュウー識別子、TSN、SID、及びN情報を受信したMAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302は、図6において説明したように、MAC−hs SDUにMAC−hsヘッダを挿入した後、CRC演算部2303及び多重化器2304に出力する。特に、本発明の第2実施形態において、前記MAC−hs制御器2300は、SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPEメッセージをMAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302に伝達する。前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPEメッセージのSID_MAC_Cフィールド及びC_I フィールドを図19において説明したように設定する。勿論、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPEメッセージは、図27において説明したようなフォーマットに設定されることもできる。前記CRC演算部2303は、前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302から出力された信号に対してCRC演算を遂行し、そのCRC演算結果を前記多重化器2304に出力する。前記多重化器2304は、前記CRC演算部2303から出力されたCRC演算結果及び前記MAC−hs SDU組立部/MAC−hsヘッダ挿入部/MAC−hs制御メッセージ挿入部2302から出力されたMAC−hs SDUにMAC−hsヘッダを挿入した信号を多重化することによってMAC−hs PDUを生成してターボエンコーダ2305に出力する。前記ターボエンコーダ2305は、前記多重化器2304から出力されたMAC−hs PDUをターボエンコーディングしてレートマッチング部2305に出力する。前記レートマッチング部2306は、前記ターボエンコーダ2305から出力された信号、つまり、符号化ブロック(coded block)に対して前記MAC−hs制御器2300から出力されたTBS情報に基づいてレートマッチングを遂行し、前記レートマッチングされた信号を前記MAC−hs制御器2300によって指示されたHARQチャネル番号に対応するHARQ再伝送バッファ及び拡散器2308に出力する。例えば、前記MAC−hs制御器2300によって指示されたHARQチャネル番号が1である場合、前記レートマッチング部2306は、前記レートマッチングされた信号をHARQ再伝送バッファ2307−1に出力する。
【0167】
前記拡散器2308は、前記レートマッチング部2306または対応するHARQ再伝送バッファから出力された信号を前記MAC−hs制御器2300から出力されたcode_infoを利用して拡散してスクランブラ2309に出力する。前記MAC−hs制御器2300から出力されたcode_infoが多数のOVSFコードを利用する場合、前記拡散器2308は、前記レートマッチング部2306または前記対応するHARQ再伝送バッファから出力された信号を1つのOVSFコード長さに対応するサイズに分割する機能をさらに有する。前記スクランブラ2309は、前記拡散器2308から出力された信号を予め設定されているスクランブリングコードでスクランブルして合計器2310に出力する。前記合計器2310は、前記スクランブラ2309から出力された信号をHS−SCCH信号及びassociated DPCH信号のような他のチャネル(other channel)信号と合計して変調器2311に出力する。前記変調器2311は、前記合計器2310から出力された信号を予め設定されている変調方式によって変調し、前記変調された信号をRF処理部2312に出力する。前記RF処理部2312は、前記変調器2311から出力された信号をRF帯域信号にRF処理し、前記RF帯域信号をアンテナ2313を通してエア上に伝送する。
【0168】
図23において、前記HARQ再伝送バッファ2307−1乃至2307−nに貯蔵されている符号化ブロックは、対応するHARQチャネルに対するACK信号が受信されると、前記MAC−hs制御器2300の指示に従って廃棄される。しかしながら、前記HARQ再伝送バッファ2307−1乃至2307−nに貯蔵されている符号化ブロックは、対応するHARQチャネルに対するNACK信号が受信されると、前記MAC−hs制御器2300の指示に従って再伝送される。前記再伝送される符号化ブロックは、優先順位キュウー2301−1乃至2301−mによって初期伝送と同一の過程を通してエア上に伝送される。
【0169】
次に、本発明の第2実施形態によるUE側 MAC−hs制御器の構造を図24を参照して説明する。
図24は、本発明の第2実施形態によるUE側 MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【0170】
図24を参照すると、UE側 MAC−hs制御器2340は、HARQ制御器(HARQ controller: HC)2440、HS−PDSCH制御器/HS−SCCH制御器(HS-PDSCH controller/HS-SCCH controller: DS/SC)2450、及び構成制御器(Configuration Controller: CC)2460から構成される。さらに、前記HC2440の動作は、図16において説明した方法と同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0171】
前記DS/SC2450は、HS−SCCH受信器からcode_info、TBS情報、及びMS情報を受信し(2404)、前記HS−SCCH受信器から受信されたcode_info、TBS情報、及びMS情報を利用してHS−PDSCH伝送を制御する。つまり、前記DS/SC2450は、code_infoをHS−PDSCH受信器の逆拡散部(図示せず)に伝達して(2407)、受信されるHS−PDSCH信号に対する逆拡散を遂行するように制御し、前記TBS情報を前記HS−PDSCH受信器のレートマッチング部に伝達して(2406)、受信されるHS−PDSCH信号に対するレートマッチングを遂行するように制御し、前記MS情報を復調部に伝達して(2405)、受信されるHS−PDSCH信号に対する復調を遂行するように制御する。さらに、前記DS/SC2450は、HS−SCCH受信器からHS−SCCHのCRC#1及びCRC#2演算結果を受信し、対応するHS−PDSCH信号が受信されているか否かを決定する。前記CRC#1またはCRC#2のうち1つでもエラーを有する場合、前記HS−SCCH受信器は、HIを受信したとしてもHS−PDSCH信号を受信しないこともある。前記DS/SC2450は、associated DPCH受信器から伝達されたHS−SCCH識別子(ID)に基づいて前記HS−SCCH受信を制御する(2403)。つまり、associated DPCH受信器から受信されたHI値とHS−SCCH識別子をマッチングさせた値、つまり、OVSFコードを前記HS−SCCH受信器に伝達して、前記HS−SCCH受信器が逆拡散されるHS−SCCHのOVSFコードを指定するようにする(2408)。
【0172】
前記CC2460は、RRC階層によって伝達される構成情報(2412)を利用してMAC−hs階層及び物理階層を構成する。前記MAC−hs階層及び物理階層を構成することは、例えば、HARQプロセッサの設定、HARQ再伝送バッファの割り当て、優先順位キュウーの構成を含む。前記CC2460は、serving HS-SCCH setの設定を制御し、HS−SCCセット関連情報及びserving HS-SCCH setの識別子を前記RRCから受信すると(2412)、前記受信された情報をHS−SCCH受信器に伝達する(2419)。次に、前記HS−SCCH受信器は、前記CC2460から伝達されたHS−SCCH se関連情報及びserving HS-SCCH setの識別子情報を貯蔵し、その後、前記DS/SC2450から伝達されるHS−SCCH ID及び前記貯蔵されているserving HS-SCCH setのIDに対応するOVSFコードを利用してHS−SCCHを逆拡散する。
【0173】
ノードBが任意のUEのserving HS-SCCH setを再設定することを決定し、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを含むMAC−hs PDUを前記UEに伝送した場合、HS−PDSCH受信器はMAC−hs制御メッセージを前記CC2460に伝達し(2418)、前記CC2460が図19において説明したTYPEフィールド604を分析することによって、前記MAC−hs制御メッセージがSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1メッセージであることを認知することができる。前記CC2460は、前記MAC−hs制御メッセージのMAC−hs制御ペイロードのserving HS-SCCH set IDを新しいserving HS-SCCH setとして貯蔵し、HS−SCCH受信器に新しいserving HS-SCCH setを伝達する(2419)。前記ノードBが任意のUEのserving HS-SCCH setを変更することを決定し、SERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージを伝送した場合、前記HS−PDSCH受信器は、MAC−hs制御メッセージを前記CC2460に伝達し(2418)、前記CC2460は、前記TYPEフィールド604を分析することによって前記MAC−hs制御メッセージがSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2メッセージであることを認知することができる。前記CC2460は、前記MAC−hs制御メッセージのMAC−hs制御ペイロード 部分を利用して新しいserving HS-SCCH set識別子及びOVSFコードを貯蔵し、前記情報をHS−SCCH受信器に伝達することによって(2419)、serving HS-SCCH setを新しく設定する。
【0174】
次に、図31を参照してCC2460の動作過程を説明する。
図31は、図24のCC2460の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【0175】
図31を参照すると。HS−PDSCH受信器は、受信されたMAC−hs PDUのMAC−hs制御メッセージをCC2460に伝達する(段階3301)。前記CC2460は、前記HS−PDSCH受信器から伝達された MAC−hs制御メッセージのTypeフィールドに含まれている情報を分析し、前記MAC−hs制御メッセージの種類及び対応する情報を分析判断する(段階3302)。前記MAC−hs制御メッセージの種類がSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #1である場合、前記MAC−hs制御メッセージのMAC−hs制御ペイロードに含まれるSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが新しく設定されるserving HS-SCCH setのIDを含む。前記MAC−hs制御メッセージの種類がSERVING HS-SCCH SET MODIFY TYPE #2である場合は、前記MAC−hs制御メッセージのMAC−hs制御ペイロードに含まれるSERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージが新しく設定されるserving HS-SCCH setのID及び前記新しく設定されるserving HS-SCCH setに含まれる実際OVSFコードに対する情報を含む。前記CC2460は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージに含まれた情報をHS−SCCH受信器に伝達して、前記HS−SCCH受信器が新しいserving HS-SCCH setを適用することによって信号を受信するように制御する(段階3303)。
【0176】
次に、本発明の第2実施形態によるHS−SCCH受信器の構造を図25を参照して説明する。
図25は、本発明の第2実施形態によるHS−SCCH受信器の構造を示す図である。
【0177】
図25を参照すると、アンテナ2522を通してエア上で受信されたRF帯域信号は、RF処理部2521に伝達され、前記RF処理部2521は、前記アンテナ2522から伝達されたRF帯域信号を基底帯域信号に変換し、前記基底帯域信号を復調器2520に出力する。前記復調器2520は、前記RF処理部2521から出力された信号を送信器、つまり、ノードBにおいて使用された変調方式に対応する復調方式によって復調して逆スクランブラ2519に出力する。
前記逆スクランブラ2519は、前記復調器2520から出力された信号を前記ノードBにおいて使用されたスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号で逆スクランブルして逆拡散器2518に出力する。前記逆拡散器2518は、前記逆スクランブラ2519から出力された信号を前記ノードBにおいて使用された拡散コードと同一の拡散コードで逆拡散して逆多重化器(DEMUX)2517に出力する。前記逆拡散器2518は、前記コード選択部2523によって指示された拡散コードに対応するOVSFコードで逆拡散を遂行する。前記コード選択部2523は、HSDPA呼設定過程においてMAC−hs制御器2501(図24のMAC−hs制御器2430と同一の構造を有する)によって伝達されるHS−SCCセット関連情報を予め貯蔵しており、associated DPCHを通して受信するHI値が取得すると、serving HS-SCCH setから前記HIに対応するHS−SCCHのOVSFコードを検出し、前記検出されたOVSFコードを前記逆拡散器2518に伝達する。
【0178】
前記逆多重化器2517は、前記逆拡散器2518から出力された信号をPart#1フィールド、CRC#1フィールド、Part#2フィールド、及びCRC#2フィールドに逆多重化し、前記Part#1フィールド及びCRC#1フィールド信号をレートマッチング部2514に出力し、前記Part#2フィールド及びCRC#2フィールド信号をレートマッチング部2516に出力する。前記レートマッチング部2514は、前記逆多重化器2517から出力されたPart#1フィールド及びCRC#1フィールド信号をレートマッチングしてチャネルデコーディング部2513に出力する。前記チャネルデコーディング部2513は、前記レートマッチング部2514から出力された信号を前記ノードBにおいて使用されたチャネルコーディング方式に対応するチャネルデコーディング方式によってチャネルデコーディングして逆多重化器2511に出力する。
前記逆多重化器2511は、前記チャネルデコーディング部2513から出力された信号を前記Part#1フィールドとCRC#1フィールドに逆多重化し、前記Part#1フィールド及びCRC#1フィールド信号をCRC演算部2509に出力し、前記Part#1フィールドのMS情報をMS情報伝達部2503及び前記CRC演算部2510に出力し、前記Part#1フィールドのcode_infoをコード情報伝達部2504及びCRC演算部2510に出力する。前記MS情報伝達部2503は、前記逆多重化器2511から出力されたMS情報を前記MAC−hs制御器2501に出力し、前記コード情報伝達部2504は、前記逆多重化器2511から出力されたcode_infoを前記MAC−hs制御器2501に出力する。UE ID貯蔵部2502は、前記MAC−hs制御器2501から伝達されたUE識別子(UE ID)を貯蔵し、前記CRC演算部2509がCRC演算を遂行する度に前記貯蔵されているUE識別子を前記CRC演算部2509に出力して、前記識別子がCRC#1演算に使用されるようにする。
【0179】
一方、前記レートマッチング部2516は、前記逆多重化器2517から出力されたPart#2フィールド及びCRC#2フィールド信号をレートマッチングし、前記レートマッチングされた信号をチャネルデコーディング部2515に出力する。前記チャネルデコーディング部2515は、前記レートマッチング部2516から出力された信号を前記ノードBにおいて使用されたチャネルコーディング方式に対応するチャネルデコーディング方式によってチャネルデコーディングして逆多重化器2512に出力する。前記逆多重化器2512は、前記チャネルデコーディング部2515から出力された信号をPart#2フィールド信号とCRC#2フィールド信号に逆多重化して、前記Part#2フィールド及びCRC#2フィールド信号をCRC演算部2510に出力し、前記Part#2フィールド信号のHARQチャネル番号はチャネル番号伝達部2505に、NDI情報はNDI伝達部2506に、RV情報はRV伝達部2507に、TBS情報はTBS伝達部2508に出力する。前記CRC演算部2510は、前記Part#2フィールド及びCRC#2フィールド信号、前記MS情報伝達部2503から出力されたMS情報、及びコード情報伝達部2504から出力されたcode_infoを利用してCRC#2演算を遂行し、そのCRC#2演算結果を前記MAC−hs制御器2501に出力する。前記チャネル番号伝達部2505は、前記逆多重化器2512から出力されたHARQチャネル番号を前記MAC−hs制御器2501に出力し、前記RV伝達部2507は、前記逆多重化器2512から出力されたRV情報を前記MAC−hs制御器2501に出力する。前記NDI伝達部2506は、前記逆多重化器2512から出力されたNDI情報を前記MAC−hs制御器2501に出力し、前記TBS伝達部2508は、前記逆多重化器2512から出力されたTBS情報を前記MAC−hs制御器2501に出力する。
【0180】
次に、本発明の第2実施形態によるHS−PDSCH受信器の構造を図26を参照して説明する。
図26は、本発明の第2実施形態によるHS−PDSCH受信器の構造を示す図である。
【0181】
図26を参照すると、アンテナ2613を通してエア上で受信されたRF帯域信号はRF処理部2612に伝達され、前記RF処理部2612は、前記アンテナ2613から伝達されたRF帯域信号を基底帯域信号に変換し、前記基底帯域信号を復調器2610に出力する。前記復調器2610は、前記RF処理部2612から出力された信号を、送信器、つまり、ノードBにおいて使用された変調方式に対応する復調方式によって復調して逆スクランブラ2609に出力する。
前記逆スクランブラ2609は、前記復調器2610から出力された信号を前記ノードBによって使用されたスクランブリング符号と同一のスクランブリング符号で逆スクランブルして逆拡散器2608に出力する。前記逆拡散器2608は、前記逆スクランブラ2609から出力された信号を前記ノードBにおいて使用された拡散コードと同一の拡散コードで逆拡散する。前記復調器2610に適用される復調方式及び前記逆拡散器2608によって遂行される逆拡散に対する逆拡散コードは、MAC−hs制御器2600(図24のMAC−hs制御器2430及び図25のMAC−hs制御器2501と同一の構造を有する)によって決定される。
【0182】
前記逆拡散器2608は、前記逆拡散された信号をHARQバッファ2607−1乃至2607−nのうち対応するHARQバッファ及びレートマッチング部2606に出力する。前記レートマッチング部2606は、前記逆拡散器2608から出力された信号を前記MAC−hs制御器2600から出力されたTBS情報に基づいてレートマッチングし、ターボ デコーダ2605に出力する。前記逆拡散器2608から出力された信号は再伝送される符号化ブロックである場合、前記MAC−hs制御器2600の制御によって、前記HARQバッファ2607−1乃至2607−2のうち対応するHARQバッファは、前記再伝送された符号化ブロックと予め貯蔵されている符号化ブロックをソフトコンバインして前記レートマッチング部2606に出力する。前記ターボデコーダ2605は、記レートマッチング部2606から出力された信号をターボデコーディングして逆多重化器1604に出力する。前記逆多重化器2604は、前記ターボ デコーダ2605から出力された信号を逆多重化してCRC演算部2603及びMAC−hsヘッダ判読部/MAC−hs制御メッセージ伝達部2602に出力する。
【0183】
前記CRC演算部2603は、前記逆多重化器2604から出力された信号に対してCRC演算を遂行し、そのCRC演算結果を前記MAC−hsヘッダ判読部/MAC−hs制御メッセージ伝達部2602及びMAC−hs制御器2600に伝達する。前記MAC−hs制御器2600は、前記CRC演算部2603から出力されたCRC演算結果が現在受信された符号化ブロックにエラーが発生したことを示す場合、Secondary DPCHを通してノードBにNACKを伝送し、前記現在受信された符号化ブロックを廃棄することを指示する。しかしながら、前記CRC演算結果、現在受信された符号化ブロックにエラーが発生していない場合、前記MAC−hs制御器2600は、Secondary DPCHを通してノードBにACKを伝送し、対応するHARQバッファに貯蔵されている符号化ブロックを廃棄することを指示する。さらに、前記MAC−hs制御器2600は、前記受信された信号のMAC−hsヘッダの優先順位フィールドの情報によって、前記受信された符号化ブロックを再整列バッファ2601−1乃至2601−mのうち対応する再整列バッファに出力する。特に、本発明の第2実施形態において、前記MAC−hsヘッダ判読部/MAC−hs制御メッセージ伝達部2602は、SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージを受信すると、対応するMAC−hs制御メッセージをMAC−hs制御器2600に伝送し、前記MAC−hs制御器2600は、前記SERVING HS-SCCH SET MODIFYメッセージに含まれているserving HS-SCCH set関連情報を貯蔵する。前記新しいserving HS-SCCH set情報は、前記ACKを送信した時点かた適用されることを原則とする。さらに、対応するノードBも、前記serving HS-SCCH set情報を受信した場合、対応するACKを受信した時点から新しいserving HS-SCCH setを適用することができる。しかしながら、ノードBとUEとの間に予め遅延時間値を定義する場合、前記定義された遅延時間の後に新しいserving HS-SCCH setが適用される。前記再整列バッファ2601−1乃至2601−mは、前記受信されたMAC−hs PDUのMAC−hsヘッダのTSNを利用して前記貯蔵されたMAC−hs SDUを再整列する。前記再整列されたMAC−hs SDUは、各ヘッダのSID及びN値を利用してMAC−d PDUに分割された後、上位階層に伝達される。
【0184】
次に、MAC−hs制御メッセージを利用して再整列バッファを管理する本発明の第3実施形態に関して説明する。
図32Aは、本発明の第3実施形態によるノードB優先順位キュウー、HARQ再伝送バッファ、及びUE側再整列バッファを概略的に示す図である。
【0185】
図32Aを参照すると、ノードB3250は、任意のUE3200へHSDPAデータの伝送を開始し、優先順位yを有する優先順位キュウーに対してTSNが9から始まると仮定する。前記TSNは、優先順位キュウー別に管理される。
前記ノードB3250は、TSN=9を有するMAC−hs PDU(以下、TSN=nを有するMAC−hs PDUを“TSN=n MAC−hs PDU”と称する)3201及びTSN=10 MAC−hs PDU3202を成功に伝送し、前記UE3200は、前記TSN=9 MAC−hs PDU3201及びTSN=10 MAC−hs PDU3202を順次に正常受信したので、前記再整列バッファは、前記受信されたMAC−hs PDUをすぐに上位階層に伝達する。その後、ノードB3250から伝送されたTSN=11 MAC−hs PDU3271にエラーが発生したため、前記TSN=11 MAC−hs PDU3271が前記UE3200のHARQバッファ(図示せず)に貯蔵され、前記ノードB3250のHARQ再伝送バッファ3270にも貯蔵されると仮定する。次に、TSN=12 MAC−hs PDUが成功に受信された場合、TSN=11MAC−hs PDUが受信されるべきであるが、TSN=12 MAC−hs PDUが受信されるので、前記再整列バッファ3210にTSN Gapが発生する。前記“Gap”は、上位階層に伝達されたMAC−hs PDUのTSNのうち連続しないTSNが存在することを意味する。その後、TSN=13 MAC−hs PDU 3205及びTSN=14 MAC−hs PDU 3206が成功に伝送されても、前記TSN=11 MAC−hs PDUの異常送受信動作によって発生したGapが解消できないと、つまり、TSN=11 MAC−hs PDUが成功に再伝送されないと、前記TSN=12 MAC−hs PDU、TSN=13 MAC−hs PDU、及びTSN=14 MAC−hs PDUは上位階層に伝達できない。つまり、図32Aに示すように、前記Gapを解消するMAC−hs PDUとHARQ再伝送バッファ3270に貯蔵されているMAC−hs PDUのTSNは同一である。
【0186】
勿論、前述したような状況と異なる状況が発生する可能性もある。例えば、前記UE3200はTSN=11 MAC−hs PDUを最初受信する過程において、エラーが発生したことによりNACK信号をノードB3250に伝送したのだが、前記ノードB3250が前記NACK信号をACK信号誤認する場合が発生する可能性がある。この場合 前記TSN=11 MAC−hs PDUは、HARQ再伝送バッファ3270から除去される。その後、前記UE3200は、TSN=11 MAC−hs PDUが再伝送されることを待機するが、前記ノードB3250は、前記UE3200が前記TSN=11 MAC−hs PDUを正常受信したことを認知したので、前記TSN=11 MAC−hs PDUを再伝送しない。実際ACK信号がNACK信号に誤認される確率、または、NACK信号がACK信号に誤認される確率は、UL Secondary DPCHの信頼度によって決定されることができ、HSDPA標準規格において、前記確率は、0乃至0.1%程度を最大値として設定される。前述したように、前記ACK信号がNACK信号に誤認されるか、または、NACK信号がACK信号に誤認される場合、前記HARQ再伝送バッファ3270はデータを不要に貯蔵する。従って、前記HARQ再伝送バッファが不要のデータを貯蔵することを防止するために、ノードB3250は、現在優先順位キュウーの状態、つまりバッファ 状態(Buffer Status)を前記MAC−hs制御メッセージを利用してUE3200に伝送する。前記BUFFER STATUS伝送時点は、ノードB3250によって決定され、前記ノードB3250は、以下のような場合にBUFFER STATUSを伝送する。特定の優先順位キュウーに対して予め決定された量のデータを伝送する間にBUFFER STATUSが伝送されない場合、前記特定の優先順位キュウーから伝送されたMAC−hsPDUがHARQ再伝送バッファから再伝送されることを待機していることを示すBUFFER STATUSを伝送する。つまり、再整列バッファ3100にGapが発生した場合、前記BUFFER STATUSをMAC−hs制御メッセージを通して伝送する。
【0187】
図32Bを参照して前記BUFFER STATUSを伝送するMAC−hs制御メッセージのMAC−hs制御ペイロードフォーマットを説明する。
図32Bは、本発明の第3実施形態によるMAC−hs制御ペイロードフォーマットを示す図である。
【0188】
図32Bを参照すると、Typeフィールド3281は、特定の値、例えば、“010”に設定され、Sizeフィールド3282は、MAC−hs制御ペイロード3285のサイズを含む。図32Bにおいて、キュウーID(Queue ID)フィールド3283が3ビットであり、キュウー状態(Queue STATUS)フィールド3284がXビットであるので、前記MAC−hs制御ペイロード3285のサイズはX+3ビットになる。前記MAC−hs制御ペイロード フィールド3285は、図示されたように、キュウーIDフィールド3283及びキュウー状態フィールド3284から構成され、前記キュウーIDフィールド3283は、前記キュウー状態フィールド3284によって示される優先順位キュウーのIDを示す。前記キュウー状態フィールド3284は、次に伝送されるMAC−hs PDUのTSN(Next TSN)及び対応する優先順位キュウーで伝送され、HARQ再伝送バッファに貯蔵されているMAC−hs PDUのTSN(以下、優先順位キュウーから伝送されてHARQ再伝送バッファに貯蔵されているMAC−hs PDUのTSNを再伝送TSN、つまり、“RTX TSN”と称する)を含む。例えば、図32Bの前記キュウー状態フィールド3284において、Next TSNは15に設定され、RTX TSNは11に設定される。前記MAC−hs制御ペイロードにおいて、前記キュウーIDフィールド3283及びュウー状態フィールド3284を通して伝送される情報は、BUFFER STATUS情報になる。
【0189】
前記BUFFER STATUSが含まれているMAC−hs制御メッセージを受信したUEは、下記のような動作を遂行する。
【0190】
第1に、前記UEは、前記受信されたNext TSN値を再整列バッファに貯蔵されているMAC−hs PDUのTSNのうち最大のTSNと比較する。
前記比較結果、(1)前記受信されたNext TSN値が再整列バッファに貯蔵されているMAC−hs PDUのTSNのうち最大のTSN以下である場合、前記UEは、再整列バッファ管理にエラーが発生したと判断して、前記再整列バッファに貯蔵されている全てのMAC−hs PDUを上位階層に伝達し、変数“highest_TSN”に前記Next TSNより1だけ小さい値を貯蔵する(highest_TSN=Next TSN−1)。前記変数highest_TSNは、対応する時点で対応する再整列バッファに貯蔵されているMAC−hs PDUのうち最近受信されたMAC−hs PDUのTSNが貯蔵される変数である。しかしながら、前記比較結果、(2)前記受信されたNext TSN値が再整列バッファに貯蔵されているMAC−hs PDUのTSNのうち最大のTSNより2以上大きい場合、前記UEは、再整列バッファにGapが発生したと判断して、前記受信されたNext TSNを変数“TSN_GAP”に貯蔵する(TSN_GAP=Next TSN)。前記変数TSN_GAPは、前記再整列バッファによって管理され、前記再整列バッファにおいて生成されたGapに対するTSNを貯蔵する。
【0191】
第2に、前記UEは、前記RTX TSN値とTSN_GAP値を比較する。
(1)前記RTX TSN値及びTSN_GAP値の全てに存在するTSNに対応するGapに対して、前記UEは、再伝送を通して前記Gapが解除できるこいとを期待する。
(2)前記TSN_GAPには存在するが、RTX TSNには存在しないTSNに対して、前記UEは、対応するGapが解除されたと判断して、次の動作を遂行する。つまり、前記UEは、前記Gapが解除されたMAC−hs PDUを上位階層に伝達する。
(3)RTX TSNには存在するが、TSN_GAPには存在しないTSNに対して、前記UEは、前記再整列バッファ管理にエラーが発生したと判断して、前記再整列バッファに貯蔵されている全てのデータを上位階層に伝達する。前記TSNは、0〜63の整数であるり、任意のTSNは、63まで1ずつ増加された後、0にリセットされる。
【0192】
次に、図33を参照して前記本発明の第3実施形態によるノードB側MAC−hs制御器の構造を説明する。
図33は、本発明の第3実施形態によるノードB側MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【0193】
図33の説明において、前記本発明の第3実施形態を支援するMAC−hs制御器333は本発明の第2実施形態を支援するMAC−hs制御器213と同一の動作を遂行し、ただ、MAC−hs制御ペイロードを通して伝送される情報がBUFFER STATUSであるということは異なる。従って、MAC−hs制御器3330の説明において、図21乃至図33を通して説明した前記MAC−hs制御器2130の動作と同一の動作に対して同一の参照番号を与え、動作に関する別の説明はしない。
【0194】
HPC2140は、SPH2150から優先順位キュウーの状態情報を受信する(2115)。前記優先順位キュウーの状態情報は、前記優先順位キュウーのNext TSN値を含む。前記HPC2140は、Next TSN値を、前記優先順位キュウー別に管理されている変数BUFFER_STATUSの変数Next TSNに継続的に更新する。さらに、前記HPC2140は、UEによって伝送されたACK/NACK信号(2101)によってHARQ再伝送バッファを制御する。つまり、前記UEからACK信号が受信されたHARQ再伝送バッファに対して、貯蔵されているMAC−hs PDUを廃棄することを指示し、前記UEからNACK信号が受信されたHARQ再伝送バッファに対しては、貯蔵されているMAC−hs PDUを続いて貯蔵することを指示する。その後、前記HPC2140は、対応するMAC−hs PDUのTSNを対応する優先順位キュウーの変数BUFFER_STATUSの変数RTX TSNに貯蔵する。その後、前記HPC2140は、BUFFER STATUS情報を伝送すべき時点になると、前記BUFFER_STATUS 変数に貯蔵されている情報を利用してMAC−hs制御メッセージを生成し、前記生成されたMAC−hs制御メッセージをSPH2150に伝達する(3114)。
【0195】
前記SPH2150は、前記BUFFER STATUS情報が含まれたMAC−hs制御メッセージをHS−PDSCH送信器に伝達し(3120)、HS−PDSCH送信器は、本発明の第2実施形態における説明と同様に前記MAC−hs制御メッセージをMAC−hs PDUに含めて伝送する。
【0196】
次に、図34を参照して本発明の第3実施形態を支援するUE側MAC−hs制御器3430構造を説明する。
図34は、本発明の第3実施形態によるUE側MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【0197】
図34の説明において、本発明の第3実施形態を支援するMAC−hs制御器3430は、図24の本発明の第2実施形態を支援するMAC−hs制御器2430と同一の動作を遂行し、ただ、MAC−hs制御ペイロードを通して受信される情報がBUFFER STATUSであるということだけが異なる。従って、MAC−hs制御器3430の説明において、前記MAC−hs制御器2430と同一の動作に対しては同一の参照番号を与え、その動作に関する別の説明はしていない。
【0198】
受信されたMAC−hs PDUがBUFFER STATUS情報を含む場合、HS−PDSCH受信器は、前記BUFFER STATUS情報をHARQ制御器2440に伝達する(3401)。前記HARQ制御器2440は、再整列バッファ別に変数TSN_GAP及び変数Highest_TSNを管理する。TSN_GAPは、対応する再整列バッファにGapが発生する度に対応するGapを構成するTSNが貯蔵される変数であり、Highest_TSNは、対応する時点で対応する再整列バッファに貯蔵されているMAC−hs PDUのうち最近受信されたMAC−hs PDUのTSNが貯蔵される変数である。HARQ制御器2440は、前記BUFFER STATUS情報が提供されると、前記BUFFER STATUS情報のキュウーIDに対応する変数TSN_GAPに貯蔵されているTSN及び変数Highest_TSNに貯蔵されているTSN値を利用することによって対応する動作を遂行する。前記BUFFER STATUS情報を受信した後の動作は、前述したように動作と同様に遂行されるので、詳細な説明は省略する。前記BUFFER STATUS情報受信による動作を遂行されることにつれて前記再整列バッファにおいて発生した最初Gapが解消される場合、前記HARQ制御器2440は、2番目のGap以前までのMAC−hs PDUを上位階層に伝達するために、廃棄(refresh)命令を対応する再整列バッファに伝達する(3430)。
【0199】
次に、図35を参照して図33のCC2160の動作過程を説明する。
図35は、図33のCC2160の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【0200】
図35を参照すると、CC2160は、再整列バッファに対するrefresh 命令を伝送することを決定する(段階3501)。その後、前記CC2160は、SPH2150に再整列バッファrefresh命令を伝送する(段階3502)。前記SPH1350は、再整列バッファrefresh命令が含まれているMAC−hs PDUに対して伝送スケジューリングを遂行する(段階3503)。その後、前記CC2160は、HS−PDSCH送信器に前記再整列バッファrefresh命令を含むMAC−hs PDUを伝達して過程を終了する(段階3504)。
【0201】
次に、図36を参照してCC2460の動作過程を説明する。
図36は、図34のCC2460の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【0202】
図36を参照すると。HS−PDSCH受信器は、受信されたMAC−hs PDUのMAC−hs制御メッセージをCC2460に伝達する(段階3601)。前記CC2460は、前記HS−PDSCH受信器から伝達されたMAC−hs制御メッセージに含まれているBUFFER STATUS情報を分析し、前記BUFFER STATUS情報に対応する処理命令を対応する優先順位キュウーに伝達した後、前記過程を終了する(段階3602)。
【0203】
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0204】
【発明の効果】
前述してきたように、本発明は、高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて、任意のUEに割り当てられているserving HS-SCCH setのようなHS−SCCH関連情報を、ノードBとUEとの間に直接伝送を可能にする。さらに、前記ノードBとUEとの間にHS−SCCH関連情報を直接伝送することによって、ノードBとUEとの間の信号遅延を低減し、Iub伝送資源を節約することができることにより、システム性能が向上する。また、使用者データを伝送または再伝送するキュウーの状態情報をノードBとUEとの間に直接伝送することによって、不要の再伝送を防止し、不要の再伝送による伝送遅延を除去することはできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な移動通信システムの構造を概略的に示す図である。
【図2】 一般的な高速順方向パケット接続通信システムにおいてOVSFコードを割り当てる方法の例を示す図である。
【図3】 一般的な高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて順方向及び逆方向チャネルを示す図である。
【図4】 一般的な高速順方向接続方式を使用する通信システムの高速共通制御チャネル構造を示す図である。
【図5】 高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて高速順方向共通チャネルのチャネル化コード情報を論理的識別子にマッチングする方式を概略的に示す図である。
【図6】 高速順方向物理共通チャネルを通して伝送される高速媒体接続制御プロトコルデータユニットの構造を示す図である。
【図7】 一般的な高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムのMAC階層の構造を示す図である。
【図8】 一般的な高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいてノードB側MAC−hs階層の構造を示す図である。
【図9】 一般的な高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいて使用者端末機MAC−hs階層の構造を示す図である。
【図10】 一般的な高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいてMAC−dマルチプレクサ構造を概略的に示す図である。
【図11】 一般的な高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいてサービング高速共通制御チャネルセットを伝送する過程を示す信号のフローチャートである。
【図12】 本発明の第1実施形態による高速順方向パケット接続方式を使用する通信システムにおいてサービング高速共通制御チャネルセット修正メッセージを伝送する高速共通制御チャネル構造を示す図である。
【図13】 本発明の第1実施形態によるノードB側高速媒体接続制御階層制御器の構造を示す図である。
【図14】 本発明の第1実施形態による高速共通制御チャネル送信器の構造を示す図である。
【図15】 本発明の第1実施形態による高速順方向物理共通チャネル送信器の構造を示す図である。
【図16】 本発明の第1実施形態による使用者端末機側MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【図17】 本発明の第1実施形態による高速共通制御チャネル受信器の構造を示す図である。
【図18】 本発明の第1実施形態による高速順方向物理共通チャネル受信器の構造を示す図である。
【図19】 本発明の第2実施形態による高速媒体接続制御パケットデータユニット構造を示す図である。
【図20A】 本発明の第2実施形態によるMAC−hs制御ペイロード(control payload)構造を示す図である。
【図20B】 本発明の第2実施形態によるMAC−hs制御ペイロード(control payload)構造を示す図である。
【図21】 本発明の第2実施形態によるノードB側高速媒体接続制御階層制御器の構造を示す図である。
【図22】 本発明の第2実施形態による高速共通制御チャネル送信器の構造を示す図である。
【図23】 本発明の第2実施形態による高速順方向物理共通チャネル送信器の構造を示す図である。
【図24】 本発明の第2実施形態による使用者端末機側MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【図25】 本発明の第2実施形態による高速共通制御チャネル受信器の構造を示す図である。
【図26】 本発明の第2実施形態による高速順方向物理共通チャネル受信器の構造を示す図である。
【図27】 本発明の第2実施形態による高速媒体接続制御パケットデータユニットの構造を示す図である。
【図28】 図13の構成制御器1360の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【図29】 図16の構成制御器1660の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【図30】 図21の構成制御器2160の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【図31】 図24の構成制御器2460の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【図32A】 本発明の第3実施形態によるノードB優先順位キュウー、HARQ再伝送バッファ、及びUE側再整列バッファ状態を概略的に示す図である。
【図32B】 本発明の第3実施形態によるMAC−hs制御ペイロード フォーマットを示す図である。
【図33】 本発明の第3実施形態によるノードB側MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【図34】 本発明の第3実施形態によるUE側MAC−hs制御器の構造を示す図である。
【図35】 図33のCC2160の動作過程を示す信号のフローチャートである。
【図36】 図34のCC2460の動作過程を示す信号のフローチャートである。

Claims (30)

  1. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する方法において、
    前記使用者端末機に割り当てられている制御チャネルセット情報を予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更する予定を立てる過程と、
    前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ及び前記変更される制御チャネルセット情報を、順方向リンクを通して前記使用者端末機に伝送する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記予め決定された時点は、現在伝送時区間の次の伝送時区間であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する装置において、
    前記使用者端末機のうち1つの使用者端末機に割り当てられる制御チャネルセットを変更すべきであることを感知すると、前記使用者端末機に割り当てられている制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更する予定を立てる制御器と、
    前記制御器の制御によって、前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ及び前記変更される制御チャネルセット情報を順方向リンクを通して前記使用者端末機に伝送する送信器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  4. 前記予め決定された時点は、現在伝送時区間の次の伝送時区間であることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する方法において、
    順方向リンクを通して現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含む制御チャネルセット情報を受信する過程と、
    前記新しい制御チャネル情報に変更される前の前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  6. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する装置において、
    順方向リンクを通して、現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含む制御チャネルセット情報を受信する受信器と、
    前記新しい制御チャネル情報に変更される前の前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする制御器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  7. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する方法において、
    前記使用者端末機に割り当てられている制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更する予定を立てる過程と、
    前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ及び前記変更される制御チャネルセット情報を、前記使用者端末機に現在割り当てられている制御チャネルセット内の特定の制御チャネルを通して伝送する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  8. 前記制御チャネルは、前記チャネル化コード情報を含む第1フィールド、及び伝送ブロックサイズ及び再伝送関連制御情報を含む第2フィールドを含み、前記インジケータは、前記第1フィールドを通して伝送され、前記変更される制御チャネルセット情報は、前記第2フィールドを通して伝送されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記インジケータは、前記チャネル化コード情報を表現するために割り当てられる多数の論理的識別子のうち現在使用されていない論理的識別子によって表現されることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する装置において、
    前記使用者端末機のうち1つの使用者端末機に割り当てられる制御チャネルセットを変更すべきであることを感知すると、前記使用者端末機に割り当てられている制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更する予定を立てる制御器と、
    前記制御チャネルセットの変更を決定した後、前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ、及び前記変更される制御チャネルセット情報を、現在割り当てられている制御チャネルセット内の特定の制御チャネルを通して前記使用者端末機に伝送する制御チャネル送信器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  11. 前記制御チャネルは、前記チャネル化コード情報を含む第1フィールド、及び伝送ブロックサイズ及び再伝送関連制御情報を含む第2フィールドを含み、前記制御チャネル送信器は、前記第1フィールドを通して伝送し、前記変更される制御チャネルセット情報は、前記第2フィールドを通して伝送することを特徴とする請求項10記載の装置。
  12. 前記インジケータは、前記チャネル化コード情報を表現するために割り当てられる多数の論理的識別子のうち現在使用されていない論理的識別子によって表現されることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する方法において、
    現在割り当てられている制御チャネルセットの特定の制御チャネルを通して、現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含む制御チャネルセット情報を受信する過程と、
    前記新しい制御チャネル情報に変更される前の前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  14. 前記制御チャネルは、前記チャネル化コード情報を含む第1フィールド及び伝送ブロックサイズ及び再伝送関連制御情報を含む第2フィールドを含み、前記インジケータは、前記第1フィールドを通して伝送され、前記変更される制御チャネルセット情報は、前記第2フィールドを通して伝送されることを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記インジケータは、前記チャネル化コード情報を表現するために割り当てられる多数の論理的識別子のうち現在使用されていない論理的識別子によって表現されることを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する装置において、
    現在割り当てられている制御チャネルセットの特定の制御チャネルを通して、現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含む制御チャネルセット情報を受信する受信器と、
    前記新しい制御チャネル情報に変更される前の前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする制御器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  17. 前記制御チャネルは、前記チャネル化コード情報を含む第1フィールド及び伝送ブロックサイズ及び再伝送関連制御情報を含む第2フィールドを含み、前記インジケータは、前記第1フィールドを通して伝送され、前記変更される制御チャネルセット情報は、前記第2フィールドを通して伝送されることを特徴とする請求項16記載の装置。
  18. 前記インジケータは、前記チャネル化コード情報を表現するための割り当てられる多数の論理的識別子のうち現在使用されていない論理的識別子によって表現されることを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 使用者データを使用者端末機に高速伝送または再伝送するための高速媒体接続制御(MAChs:Medium Access Control-high speed)階層エンティティを有し、
    多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する方法において、
    前記使用者端末機に割り当てられている制御チャネルセットが予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更される予定を立てる過程と、
    前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ、及び前記変更される制御チャネルセット情報を含むMAC−hs制御メッセージを、前記使用者端末機のMAC−hs階層エンティティに伝送する過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  20. 前記MAC−hs制御メッセージは、前記インジケータを含むヘッダ及び前記制御チャネルセット情報を含む制御ペイロードを含むことを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. 前記生成されている多数の制御チャネルセットの情報を変更すべきであることを感知すると、それぞれの前記使用者端末機に割り当てられているそれぞれの制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更する予定を立てる過程と、
    前記制御チャネルセットの変更を決定した後、前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ、前記新しい制御チャネルセット情報、及び前記変更される多数の制御チャネルセット情報を含むMAC−hs制御メッセージを、前記使用者端末機のMAC−hs階層エンティティに伝送する過程と、をさらに含むことを特徴とする請求項19記載の方法。
  22. 前記MAC−hs制御メッセージは、前記インジケータを含むヘッダ、前記新しい制御チャネルセット情報、及び前記変更される多数の制御チャネルセット情報を含む制御ペイロードを含むことを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. 使用者データを使用者端末機に高速伝送または再伝送するための高速媒体接続制御(MAChs:Medium Access Control-high speed)階層エンティティを有し、
    多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を伝送する装置において、
    前記使用者端末機のうち特定の使用者端末機に割り当てる制御チャネルセットを変更すべきであることを感知すると、前記使用者端末機に割り当てられている制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更する予定を立てる制御器と、
    前記制御器の制御によって、前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ、及び前記変更される制御チャネルセット情報を含むMAC−hs制御メッセージを前記使用者端末機に送信する送信器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  24. 前記MAC−hs制御メッセージは、前記インジケータを含むヘッダ及び前記制御チャネルセット情報を含む制御ペイロードを含むことを特徴とする請求項23記載の装置。
  25. 前記制御器は、前記生成されている多数の制御チャネルセットの情報を変更すべきであることを感知すると、それぞれの前記使用者端末機に割り当てられているそれぞれの制御チャネルセットを予め決定された時点で新しい制御チャネルセットに変更する予定を立て、前記制御チャネルセットが変更される予定であることを示すインジケータ、前記新しい制御チャネルセット情報、及び前記変更される多数の制御チャネルセット情報を含むMAC−hs制御メッセージを、MAChs階層エンティティに送信することを特徴とする請求項23記載の装置。
  26. 前記MAC−hs制御メッセージは、前記インジケータを含むヘッダ、前記新しい制御チャネルセット情報、及び前記変更される多数の制御チャネルセット情報を含む制御ペイロードを含むことを特徴とする請求項25記載の装置。
  27. 使用者データを使用者端末機に高速伝送または再伝送するための高速媒体接続制御(MAChs:Medium Access Control-high speed)階層エンティティを有し、
    多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する方法において、
    現在割り当てられている制御チャネルセットの特定の制御チャネルを通して、現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含むMAC−hs制御メッセージを受信する過程と、
    前記新しい制御チャネル情報に変更される前の前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする過程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  28. 前記MAC−hs制御メッセージは、前記インジケータを含むヘッダ及び前記制御チャネルセット情報を含む制御ペイロードを含むことを特徴とする請求項27記載の方法。
  29. 使用者データを使用者端末機に高速伝送または再伝送するための高速媒体接続制御(MAChs:Medium Access Control-high speed)階層エンティティを有し、
    多数の使用者端末機によって占有され、多数のチャネル化コードで拡散されて使用者データを伝送する共通チャネル、及び前記使用者端末機が前記共通チャネル信号を受信することを可能するために前記共通チャネルと関連した制御情報を伝送する多数の制御チャネルを有し、前記多数の制御チャネルを予め決定された個数の制御チャネルに分類することによって多数の制御チャネルセットを生成し、それぞれの前記使用者端末機が前記多数の制御チャネルセットのうち特定の制御チャネルセットをモニタリングするように前記制御チャネルセットを割り当てる通信システムで、制御チャネルセット情報を受信する装置において、
    現在割り当てられている制御チャネルセットの特定の制御チャネルを通して、現在割り当てられている制御チャネルセット情報が新しい制御チャネルセット情報に変更されることを示すインジケータ、及び前記新しい制御チャネルセット情報を含むMAC−hs制御メッセージを受信する受信器と、
    前記新しい制御チャネル情報に変更される前の前記制御チャネルセット情報が検出された時点の後の予め決定された時点で前記新しい制御チャネルセット情報を適用することによって制御チャネルセットをモニタリングする制御器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  30. 前記MAC−hs制御メッセージは、前記インジケータを含むヘッダ及び前記制御チャネルセット情報を含む制御ペイロードを含むことを特徴とする請求項29記載の装置。
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