JP3434521B2 - 移動通信システムにおける基地局と移動局の電力レベル仲裁方法 - Google Patents

移動通信システムにおける基地局と移動局の電力レベル仲裁方法

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JP3434521B2 JP55398799A JP55398799A JP3434521B2 JP 3434521 B2 JP3434521 B2 JP 3434521B2 JP 55398799 A JP55398799 A JP 55398799A JP 55398799 A JP55398799 A JP 55398799A JP 3434521 B2 JP3434521 B2 JP 3434521B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の属する技術分野 本発明は移動通信システムに係り、特に、符号分割多
元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)方式の
移動通信システムにおける基地局と移動局の電力レベル
を仲裁(arbitration)する方法に関する。
2.従来の技術 CDMA方式の移動通信システムは主として音声サービス
を提供しているが、近い将来、その移動通信は音声のみ
ならず、高速のデータ伝送が可能なIMT(International
Mabile Teleommunication)−2000規格に発展すること
が予想される。このIMT−2000規格では高品質の音声、
動画像及びインターネット検索などのサービスが可能で
ある。
従来のCDMA移動通信システムでは、データの伝送が終
了すると、データの伝送に用いられていたチャネルを解
除し、再度のデータ伝送が必要な場合に、チャネル要求
メッセージに応じてチャネルを再接続してデータを伝送
していた。このように、従来のシステムではチャネルを
再接続することが必要であるため、音声サービスのみな
らず、パケットデータサービスなどの提供に遅延時間が
発生し高品質のサービスを提供することが困難となって
いる。その結果、パケットデータサービスを提供するた
めには時間遅延を短縮することのできる方法が要求され
る。DTX(discontinuous transmission)データチャネ
ルが中断すると、バーストデータが間欠的に伝送され
る。このようなパケットサービスデータでは、バースト
データの伝送後、次のバーストデータを伝送するまでデ
ータを伝送しない期間が発生する。このような非伝送期
間になると従来のシステムでは該当チャネルを解除する
か、または、そのまま維持することになる。該当チャネ
ルを解除すると、再接続により時間遅延が発生し、その
まま維持すると、チャネルの浪費をもたらして、他のチ
ャネルに不要な干渉を引き起こす。
発明の概要 本発明の目的は、移動通信システムで信号伝送不能状
態から信号伝送可能状態に直ちに遷移することのできる
電力制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、時分割副状態(slotted substa
te)からいつでもデータの伝送が可能な動作状態となり
得る正常副状態(normal substate)に遷移するための
方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、移動通信システムで基地
局及び移動局の送信電力を効率よく制御する方法を提供
することにある。
本発明では時分割副状態の場合を一例として説明する
が、本発明はIMT−2000システムを含むCDMA移動通信シ
ステムで全てのDTXチャネルにも適用が可能である。DTX
チャネルの一例としてはDCCH(専用制御チャネル)及び
SCH(付加チャネル)がある。このDCCHは制御維持状態
及び動作状態(データ伝送状態)に用いられ、SCHは動
作状態のみに用いられる。また、この二つのチャネルは
不連続メッセージを伝送することができる。伝送するデ
ータがないDTXチャネルの場合には一般に電力制御信号
が伝送される。しかしながら、メッセージを伝送しない
時間が長くなると、上述した問題点(チャネルを解除し
た場合の時間遅延及び連続伝送時の干渉増加)が発生す
る。そこで、電力制御過程を発生することなく非伝送期
間を維持するSCHとDCCHを含む全てのDTXチャネルに本発
明を適用するとよい。
このような目的を達成するために本発明による移動通
信システムでは、基地局と移動局の間の無線リンクにお
ける送信電力を制御する。本発明の方法は、(1)基地
局と移動局にそれぞれ順方向及び逆方向専用制御チャネ
ルを割り当て、順方向及び逆方向専用制御チャネルに対
する送信電力を制御して各チャネルのデータ受信を可能
にする過程と、(2)伝送するデータが一定の期間内に
発生しなければ、送信電力制御を行わない過程と、
(3)送信電力制御が行われない状態で、順方向及び逆
方向DTXチャネルに対する送信電力を再度制御して各チ
ャネルが新たに発生したデータを再度送受信可能にする
電力レベル仲裁を行う過程と、を備える。
図面の簡単な説明 図1は本発明の実施形態に応じて基地局と移動局のチ
ャネル構造を示したブロック図。
図2は本発明の実施形態に応じて移動通信システムに
おける状態遷移を示した図。
図3は制御維持状態の正常副状態から時分割副状態に
遷移する過程を示した図。
図4A及び4Bは本発明の実施形態に応じて基地局と移動
局の相互約束時間に電力レベル仲裁を行う過程を示した
図。
図5は本発明の実施形態に応じて基地局又は移動局が
伝送するデータを発生する場合のみに電力レベル仲裁を
行う(例えば、約束されない時間に電力レベル仲裁を行
う)過程を示した図。
図6は本発明の実施形態に応じて約束時間に電力レベ
ル仲裁を行いながら、伝送するデータが発生するたびに
電力レベル仲裁を行う過程を示した図。
図7は本発明の実施形態に応じて時分割副状態から正
常副状態に遷移する過程を示した流れ図。
図8は移動局が電力レベル仲裁を要求してデータを送
受信する場合、電力レベル仲裁を行う過程を示した流れ
図。
図9は基地局が電力レベル仲裁を要求してデータを送
受信する場合、電力レベル仲裁を行う過程を示した流れ
図。
図10(a)〜図10(c)は正常副状態への遷移後、チ
ャネルの状態を確かめる方法を示した図。
図11A〜図11Cは電力レベル仲裁過程で時間による送信
電力の変化及び電力制御ビットの内容を示した図。
図12A及び図12Bは時分割副状態で伝送するデータを有
するそれぞれの相手側から電力レベル仲裁が要求される
場合、時間による送信電力の変化及び電力制御ビットの
内容を示した図。
図13(a)及び図13(b)は電力レベル仲裁過程で逆
方向リンクのパイロットチャネル及び順方向リンクの専
用制御チャネルを通じて伝送される信号メッセージを示
した図。
図14は本発明の実施形態に応じて相互約束された時間
に基地局により電力レベル仲裁を行う過程を示したフロ
ーチャート。
図15は本発明の実施形態に応じて相互約束された時間
に移動局により電力レベル仲裁を行う過程を示したフロ
ーチャート。
図16は本発明の実施形態に応じて約束されていない時
間に基地局により電力レベル仲裁を行う過程を示したフ
ローチャート。
図17は本発明の実施形態に応じて約束されていない時
間に移動局により電力レベル仲裁を行う過程を示したフ
ローチャート。
実施形態に対する詳細な説明 以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照し
て詳しく説明する。下記の説明において、本発明の要旨
に特に関連しない公知の機能及び構成に対する詳細な説
明は省略する。
ここで、“電力レベル仲裁(power level arbitratio
n、または送信電力レベル再設定)”とは、次のように
定義される。基地局と移動局の間にチャネルが割り当て
られており電力制御が長い間行われていな状態で、基地
局と移動局がデータ送信を再開する必要があると、適宜
な送信電力を設定することができない。このため、本発
明の通信システムでは基地局と移動局の送信電力を電力
制御過程を通じて適宜な送信電力に調整する。ここで
は、このような送信電力調整過程を“電力レベル仲裁”
と称する。例えば、電力レベル仲裁はCDMA移動通信シス
テムで専用制御チャネルによるメッセージの伝送に適用
され得る。また、“適宜な送信電力”とは、受信側で正
常メッセージの受信を可能にする送信電力レベルをい
う。
本発明の出願人による韓国特許出願第11381/1998号に
は基地局(BS)と移動局(MS)が専用制御チャネルを備
えるチャネル構造が開示されている。トラフィックチャ
ネルを通じてデータを通信する場合、基地局と移動局は
トラフィックチャネルに対する制御信号を専用トラフィ
ックチャネルを通じて送受信し得るが、データ通信が長
い間発生しないとトラフィックチャネルを解除し、専用
制御チャネルのみを維持する制御維持状態に遷移する。
これにより、トラフィックチャネル資源の浪費を防止す
ることができる。このような制御維持状態で再度伝送す
るデータが発生すると、トラフィックチャネルを迅速に
再接続することができる。この制御維持状態は二つの副
状態(substate)、すなわち、正常副状態と時分割副状
態に分けられる。正常副状態では、伝送するデータが存
在しない状態で、専用制御チャネルを通じて制御信号の
みを送受信する。仮に、伝送するデータが一定の期間内
に発生しなければ、時分割副状態に遷移する。この時分
割副状態では、専用制御チャネル資源(直交符号、サー
ビスオプション、PPPなど)は維持されるが、長い間デ
ータ通信が発生しない状態で制御信号のみを送受信する
ことによる移動局の電力浪費を防止するために、専用制
御チャネルを通じて制御信号及び電力制御ビットを送受
信しない。このため、時分割副状態から再度正常副状態
に遷移するためには、基地局と移動局の間の電力レベル
仲裁過程が必要となる。
基地局と移動局の間で送受信されるデータが存在せ
ず、長い間正常電力制御が行われない場合、システムは
時分割副状態に遷移する。伝送する制御メッセージが存
在すれば、送信側から伝送されるメッセージを受信側が
正常に受信するよう送信電力を適宜な送信電力に調整す
る必要がある。この場合、電力レベル仲裁は時分割副状
態から正常副状態に遷移する前に行われる。
また、この場合、送信電力は送信側から伝送されるメ
ッセージを受信側が正常に受信するように制御される。
呼設定後のチャネル構造 図1は本発明の実施形態によるCDMA移動通信システム
で呼設定後に基地局と移動局に用いられる各チャネル及
びチャネル送受信機を示している。なお、図1で呼設定
過程に用いられたチャネルの説明(図示)は省略する。
各チャネルの機能は可変的である。特に、電力制御ビ
ット(又は電力制御信号)及びプリアンブル(preambl
e)信号は特定のチャネルのみならず、他のチャネルを
通じても伝送が可能である。しかしながら、説明の便宜
上、電力制御ビット及びプリアンブル信号を特定のチャ
ネルを通じて伝送すると仮定する。
図1に基地局と移動局のチャネル構造を示す。
先ず、基地局において、専用制御チャネル発生器10は
順方向リンクの専用制御チャネル(F−DCCH)を通じて
伝送される各種の信号メッセージを処理して移動局に伝
送する。パイロットチャネル発生器12は順方向リンクの
パイロットチャネル(F−PCH)を通じて伝送される信
号を処理して移動局に伝送する。この順方向リンクのパ
イロットチャネルを通じて伝送される信号は移動局の初
期同期及びチャネル推定を可能にする。基本チャネル発
生器14は順方向リンクの基本チャネル(F−FCH)を通
じて伝送される情報を処理して移動局に伝送する。この
順方向リンクの基本チャネルを通じて伝送される情報は
基本的に音声信号を含むが、IS−95B規格で用いられる
各種の3階層信号メッセージ及び電力制御ビットを含む
こともできる。付加チャネル発生器16は順方向リンクの
付加チャネル(F−SCH)を通じて伝送される情報を処
理して移動局に伝送する。この順方向リンクの付加チャ
ネルを通じて伝送される情報は、RLP(radio link prot
ocol)フレーム及びパケットデータを含む。
次に、移動局において、専用制御チャネル発生器30は
逆方向リンクの専用制御チャネル(R−DCCH)を通じて
伝送される信号メッセージを処理して基地局に伝送す
る。パイロット信号発生器32は逆方向リンクのパイロッ
トチャネル(R−PCH)を通じて伝送される信号を処理
して基地局に伝送する。この逆方向リンクのパイロット
チャネルを通じて伝送される信号は基地局の初期同期及
びチャネル推定を可能にする。また、逆方向パイロット
チャネル信号は電力制御ビットを伝送して順方向チャネ
ルに対する電力制御情報を基地局に提供する。さらに、
逆方向リンクの場合、パイロットチャネルに電力制御ビ
ットを挿入することにより、他のチャネルを追加して割
り当てなくても、電力制御ビットを伝送することができ
る。基本チャネル発生器34は逆方向リンクの基本チャネ
ル(R−FCH)を通じて伝送される情報を処理して基地
局に伝送する。この逆方向リンクの基本チャネルを通じ
て伝送される情報は基本的に音声信号を含む、付加チャ
ネル発生器36は逆方向リンクの付加チャネル(R−SC
H)を通じて伝送される情報を処理して基地局に伝送す
る。この逆方向リンクの付加チャネルを通じて伝送され
る情報はRLPフレームとパケットデータを含む。
図1に示したCDMA移動通信システムでは、パケットデ
ータ通信をサービスするために、基地局は順方向リンク
のパイロットチャネル、専用制御チャネル及び付加チャ
ネルを使用し、移動局は逆方向リンクのパイロットチャ
ネル、専用制御チャネル及び付加チャネルを使用する。
この場合、基地局は電力制御ビットを順方向専用制御チ
ャネルを通じて伝送し、移動局は電力制御ビットを逆方
向パイロットチャネルに挿入して伝送する。なお、基地
局内の制御器18、加算機20,22、拡散変調器24及び受信
機26と、移動局内の制御器38、加算機40,42、拡散変調
器44及び受信機46との動作は上述した韓国特許出願第11
381/1998号に詳細に説明されている。
チャネル状態遷移 図2は基地局と移動局の状態遷移を示している。本発
明の実施形態は制御維持状態の電力制御に関連付けられ
ているので、この制御維持状態を主に説明する。
図2を参照すれば、制御維持状態では、実質的なデー
タの伝送は行われておらず、パケットデータのトラフィ
ックチャネルが解除され、専用制御チャネルのみが接続
されて制御信号を送受信する。図示のように、制御維持
状態は二つの副状態、すなわち、正常副状態と時分割副
状態に分けられる。正常副状態では、伝送する制御信号
が存在する場合には専用制御チャネルを通じて制御信号
を送受信し、伝送する制御メッセージが存在しない場合
には正常電力制御のために正常電力制御ビットのみを伝
送する。この制御メッセージが一定の期間内に発生しな
ければ、制御維持正常副状態は制御維持時分割副状態に
遷移する。時分割副状態では、専用制御チャネルは割り
当てられているが、専用制御チャネルを通じては制御信
号及び電力制御ビットは送受信されない。
図1及び図2を参照すれば、制御維持状態で基地局は
順方向リンクのパイロットチャネル(順方向ビット信号
が常時伝送される)と専用制御チャネルを維持し、移動
局は逆方向リンクのパイロットチャネルと専用制御チャ
ネルを維持する。正常副状態では制御信号を専用制御チ
ャネルを通じて送受信する。しかしながら、時分割副状
態では専用制御チャネルを維持するが、制御信号が存在
しないため、専用制御チャネルを通じては制御信号を伝
送しない。このような時分割副状態が暫く続くと、チャ
ネルの状態が変わる。その後、以前の送信電力で制御メ
ッセージを伝送すると、受信側は受信したメッセージを
正常に復元することができない。仮に、制御維持状態の
正常副状態で一定の期間内に伝送するデータが発生しな
ければ、時分割副状態に遷移する。しかしながら、時分
割副状態では、専用制御チャネルは維持されるが、制御
信号を送受信しないため、資源の浪費を防止し、不要な
干渉を低減することができる。
正常副状態から時分割副状態に遷移する過程を図3に
例示する。図3において、“正常モード”は正常副状態
の動作を示し、“スリープ(sleep)モード”は時分割
副状態の動作を示す。
正常副状態から時分割副状態への遷移 図3を参照すれば、正常副状態が制御信号又はデータ
の伝送がなく一定の期間維持されると(すなわち、タイ
マーが満了するまで)、移動局はスリーブ(sleep)要
求信号(すなわち、時分割副状態要求信号)を逆方向の
専用制御チャネル(R−DCCH)を通じて基地局に伝送す
る。正常副状態では、移動局が逆方向リンクの専用制御
チャネルとパイロットチャネルを使用し、基地局は順方
向リンクの専用制御チャネルとパイロットチャネルを使
用する。通常状態では、電力制御が正常に行われるた
め、電力レベル仲裁は不要である。基地局が移動局から
スリープ要求信号を受信すると、基地局はスリープACK
(又は時分割副状態許可信号)を順方向専用制御チャネ
ル(F−DCCH)を通じて移動局に伝送し、時分割副状態
に遷移する。移動局がスリープACKを受信すると、移動
局も時分割副状態に遷移する。時分割副状態に遷移する
と、基地局と移動局はいずれも順方向及び逆方向の専用
制御チャネル資源を維持するが、順方向及び逆方向の専
用制御チャネルを通じては制御信号を送受信しない。こ
のため、正常な電力制御は行われない。
なお、基地局と移動局は制御信号を送受信せず、内部
のタイマーをそれぞれ用いて上述した状態遷移のための
交渉過程を経ることなく直ちに時分割副状態に遷移する
こともできる。
時分割副状態が一定の期間維持されるか、或いは、基
地局や移動局で伝送するデータが発生すると、本発明に
応じて時分割副状態から正常副状態に遷移する。これを
図4〜図17を参照して説明する。
制御維持状態から動作状態への遷移 図2を参照して各状態を説明すると、動作状態ではト
ラフィック制御チャネルを通じてパケットデータを送受
信しながら、専用制御チャネルを通じて制御信号を送受
信する。制御維持状態から動作状態に遷移する過程は、
(1)制御維持状態の正常副状態から動作状態に遷移す
る場合と、(2)制御維持状態の時分割副状態から動作
状態に遷移する場合に分けられる。先ず、(1)の場合
を説明すると、制御維持状態の正常副状態で伝送するデ
ータが発生すると、基地局と移動局は専用制御チャネル
を通じて制御信号を送受信してパケットデータを伝送す
るトラフィックチャネルを割り当てる。トラフィックチ
ャネルが割り当てられると、割り当てられたトラフィッ
クチャネルを通じてパケットデータを送受信することの
できる動作状態に遷移する。
(2)の場合を説明すると、制御維持状態の時分割副
状態から動作状態に遷移するためには、先ず正常副状態
に遷移する必要がある。図1を参照すれば、動作状態で
は、基地局と移動局はパイロットチャネル及び専用制御
チャネルのみならず、付加チャネル及び基本チャネルも
使用することができる。制御維持状態では、伝送するデ
ータが一定の期間内に発生しなければ、制御維持状態は
待機状態(suspended state)に遷移する。
待機状態では、専用制御チャネルを解除し、共通チャ
ネルを使用する。すなわち、制御維持状態の時分割副状
態から一定の期間内に動作状態に遷移しなければ、待機
状態に遷移して時分割副状態で維持した専用制御チャネ
ルを解除し、共通チャネルを用いて制御信号を伝送す
る。時分割副状態から待機状態への遷移過程は制御維持
状態の正常副状態への遷移過程を経て行われる。待機状
態では基地局と移動局の間のサービス情報(又はサービ
スオプション)は保持(又は維持)していない。また、
待機状態では、一定の期間内に伝送するデータが発生し
なければ、休止状態に遷移する。
休止状態(dormant state)では、専用チャネル(直
交符号)は解除され、共通チャネルを使用するという点
では待機状態と同一である。しかしながら、休止状態で
は、基地局と移動局の間のサービスオプションは保持さ
れていない。この状態で一定の期間内に伝送するデータ
が発生しなければ、ヌル状態に遷移する。
ヌル状態(null state)は基地局と移動局に電源が印
加されているだけの状態なので、データサービスと関連
する要求を待つ一種の待機状態である。動作状態、制御
維持状態、待機状態及び休止状態では、基地局と移動局
の間の初期化情報が維持される。しかしながら、ヌル状
態では、基地局と移動局の間の初期化情報(BSシステム
パラメータ、ESNなど)は維持されていない。制御維持
状態からヌル状態に遷移すると、基地局と移動局は相互
に保持している全ての情報を解除する。
上述した各状態及び状態遷移過程は韓国特許出願第22
63/1998号に詳細に説明されている。
電力レベル仲裁による時分割副状態から正常状態への遷
移 本発明は制御維持状態の時分割副状態から正常副状態
に遷移するための仲裁及び送信電力レベルを改善する方
法に関する。このような仲裁方法は本発明に応じて3つ
の実施形態に分けられる。
(I)3つの実施形態に対する概要 第1実施形態では、伝送するデータの有無に関わら
す、基地局と移動局の相互約束時刻に電力レベルを仲裁
する。
第2実施形態では、データの伝送を要する場合のみに
(すなわち、相互約束がされていない時刻に電力レベル
を仲裁する)、時分割副状態から正常副状態に遷移する
ように電力レベルを仲裁する。ここで、本実施形態は、
さらに、2つの場合、すなわち、(1)移動局が伝送す
るデータを備えて正常副状態に遷移するために電力レベ
ル仲裁を行う場合と、(2)基地局が伝送するデータを
備えて正常副状態に遷移するために電力レベル仲裁を行
う場合に分けられる。
第3実施形態は第1実施形態と第2実施形態を混合し
た実施形態である。この実施形態では、基地局と移動局
の相互約束時刻に行われる周期的又は非周期的な電力レ
ベル仲裁過程でデータ伝送を要する場合、約束時刻に関
わらず、時分割副状態から正常副状態に遷移するために
電力レベル仲裁を行う。
上述した電力レベル仲裁に対する3つの実施形態を図
4(a),4(b)、図5及び図6を参照して説明する。
図4(a)、図4(b)は基地局と移動局の相互約束時
刻に電力レベルを仲裁する第1実施形態を示している。
図5は基地局又は移動局で伝送するデータが存在する場
合にのみ、時分割副状態から正常副状態に遷移するため
に電力レベルを仲裁する第2実施形態を示している。図
6は基地局と移動局の相互約束時刻に電力レベルを仲裁
する過程で伝送するデータが存在する場合、時分割副状
態から正常副状態に遷移するために電力レベルを仲裁す
る第3実施形態を示している。
上述した3つの電力レベル仲裁過程は電力制御ビット
を用いて順方向専用制御チャネル(R−DCCH)と逆方向
パイロットチャネル(R−PCH)を通じて基地局と移動
局の間で行われる。移動局から伝送された電力制御ビッ
トを受信した基地局は受信した電力レベルを測定し、電
力制御ビットを生成して移動局における電力制御ビット
の送信電力レベルを制御するために移動局に伝送する。
そして、基地局から伝送された電力制御ビットを受信し
た移動局は受信した電力レベルを測定し、電力制御ビッ
トを生成して基地局における電力制御ビットの送信電力
レベルを制御するために基地局に伝送する。図13(a)
に示した他の実施形態では、移動局が電力制御ビットを
含むプリアンプル(パイロット)信号を伝送することが
できる。
第1実施形態 図4(a)、図4(b)は、移動局と基地局の相互約
束時刻に電力レベル仲裁が行われる場合の電力レベル仲
裁の時間分布を示している。ここで、基地局と移動局は
いずれも約束された電力レベル仲裁時間に対する情報を
備えている。電力レベル仲裁過程は約束された電力レベ
ル仲裁時間ごとに同時に行われる。図4(a)は電力レ
ベル仲裁時間を周期的に設定してその時間に電力レベル
仲裁を行う場合を示し、図4(b)は電力レベル仲裁時
間を非周期的に設定してその時間(移動局と基地局で相
互認識されている時間)に電力レベル仲裁を行う場合を
示す。図4(a)において、TRは電力レベル仲裁時間を
示し、T11は固定された電力レベル仲裁時間間隔を示
す。図4(b)において、T12は固定された時間間隔を
示し、TR及びT13は固定された非電力及び電力レベル仲
裁時間間隔をそれぞれ示す。図4(b)に示したよう
に、電力レベル仲裁はT13区間内で非周期的に発生す
る。図4(a)、図4(b)において、電力レベル仲裁
が一定の期間TR内に行われなければ、次の電力レベル仲
裁時間に電力レベル仲裁を再度試みる。
図4(a)、図4(b)のように電力レベル仲裁を行
う場合には、以前の電力レベル仲裁に基づいて基地局と
移動局の間のRTD(Round Trip Delay)を推定すること
ができる。このため、受信信号に対する探索窓(search
windon)のサイズを縮小し得る。ここで、RTDとは、た
とえば、基地局が信号を伝送したあと、その信号に対す
る移動局の応答信号が受信されるまでの遅延時間を示
す。このように探索窓のサイズが縮小すると、電力レベ
ル仲裁時間は低減する。しかしながら、約束時刻に電力
レベル仲裁を行う場合、電力レベル仲裁時間間隔T11
期間内に伝送するデータが発生すると、発生したデータ
を伝送するために次の電力レベル仲裁時間まで待機する
必要がある。なお、伝送するデータが発生しない場合で
も、約束された電力レベル仲裁時間ごとに自動的に電力
レベル仲裁を行うため、干渉現象をもたらす。
第2実施形態 図5は、移動局又は基地局が伝送するデータを備える
場合にのみ電力レベル仲裁を行う、その場合の電力レベ
ル仲裁の時間分布を示している。この場合、伝送するデ
ータを備える移動局や基地局が電力レベル仲裁を開始す
る。図5において、基地局又は移動局は伝送するデータ
を備えるたびに電力レベル仲裁を行うため、T21,T22,T
23は予想できない非周期的な電力レベル仲裁時間間隔を
示す。また、図5では、電力レベル仲裁が一定の期間TR
内に行われなければ、直ちに電力レベル仲裁を再度試み
る。
図5でデータの伝送が必要な場合にのみ電力レベル仲
裁を行うため、第1実施形態とは異なり、システム資源
の浪費を防止することができる。長期間、時分割副状態
を維持したあと、電力レベル仲裁を行う場合には、移動
局の移動性により基地局と移動局の間のRTDを推定する
ことが不可能となる。これにより、受信信号に対する探
索窓のサイズは大きくなり、電力レベル仲裁時間も長く
なる。
第3実施形態 図6は上述した2つの実施形態を混合した電力レベル
仲裁の改善した方法に関する電力レベル仲裁の時間分布
を示している。本実施形態では、約束された時刻に電力
レベル仲裁を行いながら、データの送信を要する場合に
はいつでも電力レベルを仲裁し、迅速に状態を遷移して
データを伝送する。図6では、(1)電力レベル仲裁が
一定の期間TR内に行われなければ、電力レベル仲裁を中
止し、(2)電力レベル仲裁が周期的に行われる場合に
は次の電力レベル仲裁時間に再度電力レベル仲裁を試
み、(3)伝送するデータを備えて電力レベル仲裁を試
みた場合であって、一定の期間TR内に電力レベル仲裁が
行わなければ、直ちに電力レベル仲裁を試みる。
上述したように、図4(a)、図4(b)及び第1実
施形態を参照すれば、周期的に電力レベル仲裁過程を行
うと、RTDを推定することができ、電力レベル仲裁時間
を短縮することができる。しかしながら、電力レベル仲
裁時間前に伝送するデータが発生しても、発生したデー
タを伝送するために次の電力レベル仲裁時間まで待機す
る必要がある。また、図示したように、図5では伝送す
るデータが存在する場合のみに、電力レベル仲裁を行う
ので、他の使用者に対する干渉の増加を防止することが
できる。しかしながら、時分割副状態が長時間持続する
と、電力レベル仲裁時間も長くなる。
そこで、第1及び第2実施形態の方法を混合して使用
すると、周期的な電力レベル仲裁により電力レベルを迅
速に仲裁し、伝送するデータが発生するたびにいつでも
電力レベルを仲裁し、時分割副状態から正常副状態に迅
速に状態遷移を実行してデータを伝送することができ
る。この場合、周期的な電力仲裁期間は図4(a)、図
4(b)の場合よりも短縮されうる。
図7〜図9は上述した3つの実施形態に応じて基地局
と移動局の間で行われる電力レベル仲裁過程を示した流
れ図である。
図7は、第1実施形態を示している。図7は基地局と
移動局の間で電力レベル仲裁時間が約束されている場合
の電力レベル仲裁過程を示している。時分割副状態で
は、基地局と移動局が正常副状態に遷移しようと相互約
束した時刻に、基地局は適宜な初期電力を決めて電力制
御ビットを移動局に伝送する。同時に、移動局も適宜な
初期電力を決めて電力制御ビットを基地局に伝送する。
なお、逆方向リンクの場合、初期送信電力はシステムに
影響を与えない程度に低く設定する必要がある。移動局
の初期送信電力(PMS)は次の数式1又は数式2のよう
に決められる。
[数1] 移動局の初期送信電力(PMS)=(第1定数) −(全体受信電力) [数2] 移動局の初期送信電力(PMS)=(第2定数) −(接続基地局のパイロット信号受信電力) 順方向リンクでは、基地局と移動局と比べて初期送信
電力に対する制限がはるかに少ない。基地局の初期送信
電力を決める方法には各種の方法がある。そのうち、一
つの方法として基地局が一定の初期電力で電力制御ビッ
トを送信する。この一定の初期電力は数式3のように順
方向リンクのパイロットチャネルを通じて基地局から伝
送されたパイロット信号の送信電力(PBS)に応じて決
められる。他の方法では、基地局が電力制御ビットを最
大電力で送信する。この基地局の最大電力は他のセルに
干渉を与えない程度の最大値に予め設定される。基地局
が電力制御ビットを最大初期電力で伝送すると、移動局
の送信電力制御は基地局の送信電力制御より先行するの
で、システムへの影響を最少化することができる。移動
局は伝送された電力制御ビットを基地局よりも容易に受
信しうる。このため、移動局は基地局より適宜に基地局
送信電力を制御することができる(図12BのT2参照)。
[数3] PBS=(基地局のパイロット信号の送信電力) −(第3定数) 数式1〜数式3の第1、第2及び第3定数はシステム
の容量に応じて実験した最適値に設定することができ
る。
図7は移動局と基地局の相互約束時刻に電力レベル仲
裁を行う場合なので、基地局と移動局は相手側(other
party)から伝送された電力制御信号を受信しなくて
も、それぞれの相手側が電力制御ビットを伝送するとい
うことがわかる。この場合、相手側から伝送される電力
制御信号を受信しなければ、基地局又は移動局は相手側
の送信電力が基準値より低いと判断して相手側に電力増
大(power−up)制御ビットを伝送する。移動局と基地
局の両方が相手側の電力制御ビットを適宜な水準で受信
すると、電力レベル仲裁は完了する。この場合、必要が
あれば時分割副状態から正常副状態に迅速に遷移するこ
とができる。これは初期送信電力が最適のレベルに設定
されて状態遷移メッセージを高い信頼度で伝送できるか
らである。図7において、正常副状態で基地局又は移動
局が送受信するパケットデータを備えている場合、デー
タ伝送状態(動作状態)に遷移してパケットデータを伝
送する。しかしながら、基地局と移動局が送受信するパ
ケットデータを備えていない場合には時分割副状態に遷
移する。ここで、逆方向リンクは電力制御ビットをパイ
ロットチャネルを通じて伝送し、順方向リンクでは専用
制御チャネルを通じて伝送することができる。
図8及び図9は基地局又は移動局が伝送するデータを
備える場合のみに、電力レベル仲裁を行う電力レベル仲
裁方法を示している。特に、図8は移動局がデータの送
受信のために電力レベル仲裁を行う場合であり、図9は
基地局がデータの送受信のために電力レベル仲裁を行う
場合である。
図8を参照すれば、時分割副状態で送受信するデータ
が発生すると、移動局は電力レベル仲裁のために電力制
御ビットを十分に低い初期送信電力で基地局に伝送す
る。移動局は基地局から電力制御ビットを受信するま
で、電力レベル仲裁のために送信電力を増加させなが
ら、電力制御信号を伝送する。基地局は時分割副状態で
電力制御ビットを受信すると、電力制御ビットを受信し
た電力制御ビットに対応する初期電力で移動局に伝送す
る。
基地局の初期送信電力が移動局から伝送された電力制
御ビット強度に反比例する場合、基地局から受信した電
力制御ビットに応じて移動局が逆方向リンクの送信電力
を変化させるまで、基地局は送信電力を増加させなが
ら、電力増大制御ビットを伝送する。
また、基地局が受信した電力制御ビットに関わらず初
期送信電力で電力制御ビットを伝送する場合、基地局か
ら受信した電力制御ビットに応じて移動局がその送信電
力を変化させるまで、基地局は電力減少(power−dow
n)制御ビットを最大送信電力で伝送する。
このような過程を通じて移動局が基地局の電力制御ビ
ットを受信すると、電力レベル仲裁過程が完了して基地
局と移動局は時分割副状態から正常副状態に迅速に状態
遷移することができる。
基地局が移動局の電力制御信号を受信する場合、基地
局が順方向リンクを通じて伝送した電力制御ビットを移
動局が受信しない期間が発生する。この場合、移動局は
基地局が移動局から伝送した電力制御ビットの受信に失
敗したと判断して電力を増加させて電力制御ビットを伝
送する。また、基地局が順方向リンクを通じて電力減少
命令を伝送した場合に、移動局がその電力減少命令を受
信しないと、送信電力を増加させるため、電力制御ビッ
トを受信しない期間にシステムの大きな問題が発生す
る。このような問題点を解決するために、基地局の初期
送信電力を最大電力に設定すると、移動局が基地局の電
力制御ビットを迅速に受信して電力制御ビットを受信し
ない期間を最少化することができる。正常副状態に遷移
すると、移動局は動作状態に遷移して基地局にデータを
伝送する。
次に、図9を参照すれば、基地局は時分割副状態で伝
送するデータが発生すると、電力レベル仲裁のために電
力制御ビットを適宜な初期送信電力で移動局に伝送す
る。この基地局の初期送信電力については図7で示した
とおりである。電力レベル仲裁のために基地局は移動局
の電力制御ビットを受信するまで送信電力を増加させて
電力制御ビットを伝送する。基地局から受信した電力制
御ビットが電力増大制御ビットの場合に、移動局で初期
送信電力が十分に低い初期電力に設定されていると、移
動局は送信電力を少しずつ増加させて電力増大命令に応
答する。しかしながら、基地局の初期送信電力が最大送
信電力の設定されていると、移動局は電力制御ビットを
最大送信電力で受信する。
移動局は時分割副状態で基地局の電力制御ビットを受
信すると、受信電力制御ビットに応じた初期送信電力を
基地局に伝送し、基地局から電力減少制御ビットを受信
するまで、移動局は送信電力を増加させる。基地局が移
動局の電力制御信号を適宜の電力で受信すると、電力レ
ベル仲裁が行われる。その後、状態遷移要求及び応答メ
ッセージが高い信頼度で伝送されるので、基地局と移動
局は時分割副状態から正常副状態に迅速に遷移すること
ができる。正常副状態に遷移すると、基地局は動作状態
に遷移して移動局にデータを伝送する。
図7〜図9では、基地局と移動局は電力制御ビットを
送受信して電力レベル仲裁を行う場合を示している。こ
こで、電力レベル仲裁後、正常副状態に遷移すると、直
ちにチャネルの状態を確認することができる。
図10(a)〜図10(c)は、図7〜図9の方法で正常
副状態へ遷移後、チャネルの状態を確認する方法を示し
ている。チャネルの状態を確認する方法には3つの方法
がある。図10(a)に示した第1の方法では、基地局が
移動局に基地局と移動局の相互認識メッセージ(MSG)
を伝送する。図10(b)に示した第2の方法では、移動
局が基地局に相互認識メッセージを伝送する。図10
(c)に示した第3の方法では、移動局と基地局が同時
に相手側に相互認識メッセージを伝送する。
図10(a)を参照すれば、基地局から伝送されたメッ
セージを受信すると、移動局はACK(受信確認)信号を
伝送する。受信信号が不良であるか、或いは、一定の期
間内に基地局から送信されたメッセージを受信しなけれ
ば、移動局はNACK(未受信確認)信号を伝送する。基地
局がACK信号を受信すると、順方向リンク及び逆方向リ
ンクの両方が良好であると判断し、NACK信号を受信する
と、順方向リンクは不良であるが、逆方向リンクは良好
であると判断する。また、基地局がACK信号やNACK信号
のいずれも受信しなければ、基地局はどのリンクが不良
状態であるかを判断することができない。この場合に
は、基地局は単に順方向リンクや逆方向リンクの一つ又
は両方が不良状態であると推定することができる。
次に、図10(b)を参照すれば、移動局から伝送され
たメッセージを受信すると、基地局はACK信号を伝送す
る。受信信号が不良であるか、或いは、一定の期間内に
移動局から送信されたメッセージの受信に失敗すると、
基地局はNACK信号を伝送する。移動局がACK信号を受信
すると、移動局は順方向リンク及び逆方向リンクの両方
が良好であると判断し、NACK信号を受信すると、移動局
は逆方向リンクは不良であるが、順方向リンクは良好で
あると判断する。また、移動局がACK信号やNACK信号の
いずれも受信しなければ、移動局はどのリンクが不良状
態であるかを判断することができない。この場合には、
移動局は単に順方向リンクや逆方向リンクの一つ又は両
方が不良状態であると推定することができる。
図10(c)を参照すれば、基地局と移動局が同時に相
手側に相互認識メッセージを伝送する。その後、相手側
から伝送されたメッセージを受信すると、基地局及び移
動局は相手側にACK信号を伝送し、受信信号が不良であ
るか、或いは、一定の期間内に相手側から伝送されたメ
ッセージを受信しなければ、基地局及び移動局はNACK信
号を伝送する。基地局がACK信号を受信すると、順方向
リンク及び逆方向リンクの両方が良好であると判断す
る。しかしながら、基地局がNACK信号を受信すると、順
方向リンクは不良であるが、逆方向リンクは良好である
と判断する。また、基地局がACK信号やNACK信号のいず
れも受信しなければ、どのリンクが不良状態であるかを
判断することができない。この場合には、基地局が単に
順方向リンクや逆方向リンクの一つ又は両方が不良状態
であると推定することができる。さらに、移動局がACK
信号を受信すると、逆方向リンク及び順方向リンクの両
方が良好であると判断する。しかしながら、移動局がNA
CK信号を受信すると、逆方向リンクは不良であるが、順
方向リンクは良好であると判断する。また、移動局がAC
K信号やNACK信号のいずれも受信しなければ、どのリン
クが不良状態であるかを判断することができない。この
場合には、移動局は単に順方向リンクや逆方向リンクの
一つ又は両方が不良状態であると推定することができ
る。
図10(a)の方法では基地局がチャネルの状態を検査
するので、この方法は基地局がデータの伝送のために電
力レベル仲裁を行う場合に適用することができる。図10
(b)の方法では移動局がチャネルの状況を検査するの
で、この方法では移動局がデータの伝送のために電力レ
ベル仲裁を行う場合に適用することができる。図10
(c)の方法では基地局と移動局がいずれもチャネルの
状態を検査するので、この方法は伝送するデータの有無
に関わらず、約束時間に電力レベル仲裁を行う場合に適
用することができる。
図11A〜図11Cは移動局と基地局の約束時間に電力レベ
ル仲裁を行う場合、時間による送信電力の変化及び電力
制御ビットの内容を示している。図11Aは基地局と移動
局が相手側から伝送されたメッセージを同時に受信する
場合であり、図11Bは基地局が移動局から伝送されたメ
ッセージを受信する前に移動局が基地局から伝送された
メッセージを受信する場合であり、図11Cは移動局が基
地局から伝送されたメッセージを受信する前に基地局が
移動局から伝送されたメッセージを受信する場合であ
る。図11A〜図11Cにおいて、T0は電力レベル仲裁開始時
間を示す。伝送するデータの有無に関わらず、約束時刻
に電力レベル仲裁を行うので、基地局と移動局は電力レ
ベル仲裁開始時間(T0)に同時に電力レベル仲裁を始め
る。また、T1は移動局が基地局から伝送された電力制御
ビットを受信した時間を示し、T2は基地局が移動局から
伝送された電力制御ビットを受信した時間を示す。
図11Aを参照すれば、基地局と移動局は同時に相手側
から伝送された電力制御ビットをT1(=T2)時点に受信
する。相手側から伝送された電力制御ビットを受信する
前に基地局と移動局はいずれも送信電力を増加させて電
力制御ビットを伝送する。このように基地局と移動局が
相手側の電力制御ビットを受信すると、基地局と移動局
は受信した電力制御ビットに応じて送信電力を変化させ
る。基地局と移動局が相手側から伝送された電力制御ビ
ットに応じて送信電力を制御するということを認識する
と、基地局と移動局は状態遷移メッセージ及びACK信号
を送受信して正常副状態に遷移する。
一方、本発明は状態遷移のために状態遷移メッセージ
及びACK信号を伝送する実施形態を参照して説明した
が、物理階層で電力レベル仲裁が完了したことを上位階
層に知らせることにより、状態遷移を行うこともでき
る。
次に、図11Bを参照すれば、移動局は基地局から伝送
された電力制御ビットをT1時点で受信する。しかしなが
ら、この時点では、基地局は移動局から伝送された電力
制御ビットを受信することができない。その後、基地局
は送信電力を増加させて電力制御ビットを伝送する。一
つのフレームは16個の電力制御グループを備える。ま
た、一つの電力制御ビットは一つの電力制御グループで
伝送される。さらに、一つの電力制御グループ周期は1.
25msであり、電力は1.25msの単位で増加又は減少する。
電力レベル仲裁後、基地局が移動局から伝送された電力
制御ビットを受信したT2時点から、基地局と移動局は相
手側からそれぞれ受信した電力制御ビットに応じて送信
電力を変化させる。基地局と移動局は相手側から伝送さ
れた電力制御ビットに応じて送信電力を制御するという
ことを認識すると、電力レベル仲裁が完了したと判断
し、基地局と移動局は状態遷移メッセージ及びACK信号
を送受信して正常副状態に遷移する。
図11Cを参照すれば、基地局は移動局から伝送された
電力制御ビットをT2時点で受信する。しかしながら、こ
の時点では、移動局は基地局から伝送された電力制御ビ
ットを受信することができない。その後、移動局は送信
電力を増加させて電力制御ビットを伝送する。移動局が
基地局から伝送された電力制御ビットを受信したT1時点
から、基地局と移動局は相手側からそれぞれ送信された
電力制御ビットに応じて送信電力を変化させる。基地局
と移動局は相手側から伝送された電力制御ビットに応じ
て送信電力を制御することを認識すると、電力レベル仲
裁が完了したと判断し、基地局と移動局は状態遷移メッ
セージ及びACK信号を送受信して正常副状態に遷移す
る。
図11A〜図11Cにおいて、初期送信電力は図7で説明し
たように決められる。図11A、図11Bの電力レベル仲裁方
法はシステムの性能に大きな影響を与えないが、図11C
の電力レベル仲裁方法はシステムの性能に大きな影響を
及ぼす。図11Cの場合、基地局が移動局から伝送された
電力制御ビットを受信したT2時点では、移動局が基地局
から伝送された電力制御ビットを受信する時点T1より速
い。移動局から送信された電力制御ビットの受信電力が
他の移動局から伝送された信号の受信電力と近似してい
る場合であっても、基地局は移動局から伝送された電力
制御ビットを受信することができる。しかしながら、基
地局が移動局の受信電力と他の移動局の受信電力を比較
して電力制御ビットを伝送しても、移動局は基地局から
伝送された電力制御ビットを受信することができない。
このため、移動局は基地局が電力増加制御ビットを伝送
したと判断して送信電力を増加させる。このようにT2
T1の間の期間が長くなると、移動局は適宜の送信電力よ
りもはるかに高い送信電力により電力制御ビットを伝送
するため、送信電力の浪費をもたらす。このような問題
点を解決するために、電力レベル仲裁過程の開始点から
基地局は最大送信電力で電力制御ビットを伝送すること
が好ましい。順方向リンクチャネルは直交符号(例え
ば、Walsh符号)で拡散される。その結果、基地局は他
の移動局に対して干渉することなく最大送信電力で電力
制御ビットを移動局に伝送することができる。基地局が
最大送信電力で電力制御ビットを伝送することにより、
移動局が相手側の電力制御ビットを受信するまえに伝送
している電力制御ビットを基地局が受信する可能性は非
常に低い。図11A〜図11Cにおいて、基地局と移動局は相
手側の電力制御信号を受信した後、他の方法により送信
電力を制御することもできる。
図12A,図12Bは時分割副状態で伝送するデータを備え
る移動局又は基地局のいずれか一方の相手側から電力レ
ベル仲裁が求められる場合、送信電力時間の変化及び電
力制御ビットの内容を示している。図12Aは移動局がデ
ータの伝送のために電力レベル仲裁を要求する場合であ
り、図12Bは基地局がデータの伝送のために電力レベル
仲裁を要求する場合である。
図12Aを参照すれば、移動局は時分割副状態で伝送す
るデータが存在すれば、電力レベル仲裁のために基地局
に電力制御ビットを伝送する。電力制御ビットを伝送す
る初期送信電力はシステムに対する影響を最少化するた
めに十分に低いレベルに設定される。初期送信電力につ
いては図7で説明したとおりである。移動局が基地局か
ら伝送された電力制御ビットを受信しなければ、基地局
が移動局から伝送された電力制御ビットを受信しなかっ
たと判断して移動局は送信電力を増加させる。この移動
局はT0時点からT1時点まで送信電力を増加させる。基地
局はT2時点に移動局から伝送された電力制御ビットを受
信すると、受信した電力制御ビットの電力を測定し、移
動局送信電力を制御するために電力制御ビットを生成し
て移動局から受信した電力制御ビットに応じて電力制御
ビットを伝送する。基地局が移動局から伝送された電力
制御ビットを受信する時点T2から移動局が基地局から伝
送された電力制御ビットを受信する時点T1までは、基地
局と移動局がいずれも送信電力を増加させる。図12Aに
おいて、基地局がT2時点で移動局から伝送された電力制
御ビットを受信していることの意味は、移動局の電力制
御ビットの受信電力が他の移動局から伝送された信号の
受信電力と近似しているということを示す。しかしなが
ら、T2時点からT1時点までの期間では、移動局は基地局
から伝送された電力制御ビットを受信することができな
いため、送信電力を継続して増加させる。このようにT2
時点からT1時点までの期間が長くなると、移動局から送
信された電力制御ビットの受信電力が他の移動局から送
信された信号の受信電力よりはるかに高くなり、全体シ
ステムの性能に大きな問題を引き起こす。このT2時点か
らT1時点までの期間を最少化するためには、時分割副状
態で基地局が移動局から伝送された電力制御ビットを受
信すると、基地局は最大送信電力で電力制御ビットを伝
送することが好ましい。T1時点で移動局が基地局から伝
送された電力制御ビットを受信すると、基地局と移動局
は相手側の電力制御信号に応じて送信電力を変化させ
る。基地局と移動局はそれぞれの相手側で受信した電力
制御ビットに応じて送信電力を制御するということを認
識すると、電力レベル仲裁が完了したと判断し、基地局
と移動局は状態遷移メッセージ及びACK信号を送受信し
て正常副状態に遷移する。
時分割副状態でデータ伝送のための基地局における初期
電力レベル仲裁開始方法 図12Bを参照すれば、基地局が時分割副状態で伝送す
るデータを備えると、基地局は電力レベル仲裁のために
移動局に電力制御ビットを伝送する。電力制御ビットを
伝送する初期送信電力は適宜なレベル又は基地局の最大
送信電力に設定される。初期送信電力については図7で
説明したとおりである。基地局が移動局から伝送された
電力制御ビットを受信しなければ、移動局が基地局から
伝送された電力制御ビットを受信しなかったと判断して
基地局は送信電力を増加させる。この基地局はT0時点か
らT2時点まで送信電力を増加させる。そして、移動局が
T1時点で基地局から伝送された電力制御ビットを受信す
ると、十分に低い初期送信電力から開始して受信した電
力制御ビットに応じて基地局送信電力を調節するための
電力制御ビットを生成して調節された送信電力を基地局
に伝送する。移動局が基地局から伝送された電力制御ビ
ットを受信するT1時点から基地局が移動局から伝送され
た電力制御ビットを受信するT2時点までは、基地局と移
動局がいずれも送信電力を増加させる。基地局がT2時点
で移動局から伝送された電力制御ビットを受信すると、
基地局と移動局はそれぞれの相手側から送信された電力
制御ビットに応じて送信電力を変化させる。基地局と移
動局はそれぞれの相手側で受信した電力制御ビットに応
じて送信電力を制御するということを認識すると、電力
レベル仲裁が完了したと判断し、基地局と移動局は状態
遷移メッセージ及びACK信号を送受信して正常副状態に
遷移する。
図12A,12Bでは、伝送するデータが存在する場合に電
力レベル仲裁が行われるので、正常副状態への遷移後、
データを伝送する動作状態に直ちに遷移する。
電力レベルを仲裁する場合の信号 図13(a)、図13(b)に電力レベル仲裁過程で順方
向リンクの専用制御チャネル及び逆方向リンクのパイロ
ットチャネルを通じて伝送される信号メッセージを示し
た。逆方向リンクの場合、図13(a)に示したように、
パイロットチャネルを通じて電力制御ビット(PCB)を
伝送し、順方向リンクの場合には、図13(b)に示した
ように、専用制御チャネルを通じて電力制御ビットを伝
送する。図13(a)では、プリアンブル信号(PA)が初
期同期及びチャネル推定を可能にする。このため、上述
したように、基地局は受信したプリアンブル信号及び電
力制御ビットに応じて電力制御ビットを生成する。本発
明の実施形態では、プリアンブル信号は基地局と移動局
で相互に認識されている情報を伝送する。基地局と移動
局で相互に認識されている情報はいずれも“0"又はいず
れも“1"からなるビットストリームとなり得る。
電力レベル仲裁方法 図14及び図15は基地局と移動局の相互約束時刻に電力
レベル仲裁を行う場合、基地局と移動局の動作をそれぞ
れ示したフローチャートである。
図14を参照すれば、基地局は正常副状態(100段階)
で伝送するデータがあるか否かを検査する(102段
階)。伝送するデータが存在すると、データを伝送する
動作状態に遷移し(104段階)、伝送するデータが存在
しなければ、一定の時間を待機する(106段階)。この
一定の時間は正常副状態の最大維持時間である。一定の
時間が経過しなければ、正常副状態は維持され、一定の
時間が経過すると、時分割副状態に遷移する(108段
階)。時分割副状態では、基地局が電力レベル仲裁時間
であるかを検査する(112段階)。呼処理段階(図示せ
ず)では、基地局と移動局が電力レベル仲裁時間を交渉
して電力レベル仲裁時間でなければ、時分割副状態は維
持され、電力レベル仲裁時間であれば、基地局は電力制
御ビット(PCB)を伝送する(114段階)。電力制御ビッ
トの伝送後、基地局は移動局からの電力制御ビットを受
信するか否かを検査する。移動局から伝送された電力制
御ビットが基準電力値PM以下の場合、基地局は移動局か
ら伝送された電力制御ビットを受信することができな
い。ここで、基準電力値PMとは復調過程後、基地局が受
信信号を検出することのできる電力レベルである。移動
局から伝送された電力制御ビットが基準電力値PM以下の
場合、基地局は移動局が基地局から伝送された電力制御
ビットを受信しなかったと判断し、送信電力を増加させ
て電力制御ビットを伝送する(116,118段階)。一方、
移動局から伝送された電力制御ビットの受信電力が基準
電力値PM以上であると、基地局は受信した電力制御ビッ
トの電力レベルに応じて移動局の送信電力を制御するた
めの調節された送信電力で電力制御ビットを伝送する
(116,120段階)。電力制御ビットの伝送後、基地局は
移動局から伝送された電力制御ビットの受信電力が基地
局から伝送された電力制御ビットに応じて変化したか否
かを検査する(122段階)。移動局から伝送された電力
制御ビットの受信電力に変化がなければ、基地局は再度
送信電力を増加させて電力制御ビットを伝送する(122,
118段階)。移動局の送信電力に変化が発生すると、移
動局は基地局から伝送された電力制御ビットを受信した
ことを基地局に知らせる。このため、移動局で送信電力
の変化を検出すると、基地局は電力レベル仲裁が完了し
たと判断し、メッセージを伝送するために上述した方法
のうち、いずれか一つで正常副状態に遷移する(122,12
4段階)。
図14では、伝送するデータの有無に関わらず、約束時
間に電力レベル仲裁を行う。その結果、伝送するデータ
が存在すれば、動作状態に遷移し(126,128,130段
階)、伝送するデータが存在しなければ、再度時分割副
状態に遷移する(126,108段階)。
図15を参照すれば、移動局は正常副状態で伝送するデ
ータであるかを検査する(200,202段階)。伝送するデ
ータが存在すると、データを伝送する動作状態に遷移し
(204段階)、伝送するデータが存在しなければ、一定
の時間を待機する(206段階)。この一定の時間は正常
副状態の最大維持時間である。一定の時間が経過しなけ
れば、正常副状態は維持され、一定の時間が経過する
と、時分割副状態に遷移する(208段階)。時分割副状
態では、移動局が電力レベル仲裁時間であるか否かを検
査する(212段階)。仮に、電力レベル仲裁時間でなけ
れば、時分割副状態は維持され、電力レベル仲裁時間で
あれば、移動局は電力制御ビットを伝送する(214段
階)。電力制御ビットの伝送後、移動局は基地局からの
電力制御ビットを受信するか否かを検査する。基地局か
ら伝送された電力制御ビットが基準電力値PB以下の場
合、移動局は基地局から伝送された電力制御ビットを受
信することができない。ここで、基準電力値PMとは復調
過程後、移動局が受信信号を検出することのできる電力
レベルである。基地局から伝送された電力制御ビットが
基準電力値PB以下の場合、移動局は基地局が移動局から
伝送された電力制御ビットを受信しなかったと判断し、
送信電力を増加させて電力制御ビットを伝送する(216,
218段階)。しかしながら、基地局から伝送された電力
制御ビットの受信電力が基準電力値PB以上であると、移
動局は受信した電力制御ビットに応じて基地局の送信電
力を制御するための電力減少制御ビットを生成して調節
された送信電力で電力制御ビットを伝送する(216,220
段階)。電力制御ビットの伝送後、移動局は基地局から
伝送された電力制御ビットの受信電力が移動局から伝送
された電力制御ビットに応じて変化するか否かを検査す
る(222段階)。基地局から伝送された電力制御ビット
の受信電力に変化がなければ、移動局は再度送信電力を
増加させて電力制御ビットを伝送する(222,218段
階)。基地局の送信電力に変化が発生すると、基地局は
移動局から伝送された電力制御ビットを受信したことを
移動局に知らせる。このため、基地局の送信電力の変化
を検出すると、移動局は電力レベル仲裁が完了したと判
断し、データを伝送するために上述した方法のうち、い
ずれか一つで正常副状態に遷移する(222,224段階)。
図15では、伝送するデータの有無に関わらず、約束時間
に電力レベル仲裁を行う。その結果、伝送するデータが
存在すれば、動作状態に遷移し(226,228,230段階)、
伝送するデータが存在しなければ、再度時分割副状態に
遷移する(226,208段階)。
(II)約束されていない時間に行われる電力レベル仲裁
(PLA) 図16及び図17は基地局と移動局でそれぞれ約束されて
いない時間に行われる電力レベル仲裁過程を示したフロ
ーチャートである。図16は時分割副状態で伝送するデー
タが存在すると、データの伝送のために基地局が電力レ
ベル仲裁を要求する場合を示しており、図17は時分割副
状態で伝送するデータが存在すると、データの伝送のた
めに移動局が電力レベル仲裁を要求する場合を示してい
る。
(II a)約束されないPLAのための基地局の初期化 図16を参照すれば、基地局は正常副状態で伝送するデ
ータがあるか否かを検査する(300,302段階)。伝送す
るデータが存在すると、データを伝送する動作状態に遷
移し(304段階)、伝送するデータが存在しなければ、
基地局は一定の時間を待機する(306段階)。ここで、
一定の時間は正常副状態の最大維持時間である。一定の
時間が経過しなければ、正常副状態は維持され、一定の
時間が経過すると、時分割副状態に遷移する(308段
階)。時分割副状態では、基地局が送受信するデータが
あるか否かを検査する(312段階)。送受信するデータ
が存在する場合は基地局が電力レベル仲裁を要求する場
合に該当し、送受信するデータが存在しない場合は移動
局が電力レベル仲裁を要求する場合に該当する。
時分割副状態で送受信するデータが存在しなければ
(310段階)、基地局は移動局が電力制御ビットを伝送
したか否かを検査する(312,313段階)。移動局が電力
制御ビットを伝送していないと判断すると、基地局は時
分割副状態を維持する。基地局は移動局が電力制御ビッ
トを伝送したか否かを検査するために、移動局の送信電
力と基準電力値PMを比較する。移動局が電力制御ビット
を伝送したと判断すると、基地局は移動局から伝送され
た電力制御ビットに応じて送信電力を制御して伝送する
(313,320段階)。電力制御ビットの伝送後、基地局は
移動局が基地局から伝送された電力制御ビットに応じて
送信電力を変化させたか否かを判断する(322段階)。
移動局の送信電力に変化がなければ、基地局は再度送信
電力を増加させて電力制御ビットを伝送する(322,318
段階)。移動局の送信電力に変化が発生すると、基地局
は電力レベル仲裁が完了したと判断し、データを伝送す
るために上述した方法のうち、いずれか一つで正常副状
態に遷移する(322,324,326段階)。図16では、伝送す
るデータが存在するので、電力レベル仲裁を行う。この
ため、基地局はデータを直ちに伝送する動作状態に遷移
する(328,330段階)。
一方、時分割副状態で送受信するデータが存在する
と、基地局は電力制御ビットを伝送する(312,314段
階)。電力制御ビットの伝送後、基地局は移動局から電
力制御ビットを受信するか否かを検査する(316段
階)。移動局から電力制御ビットを受信しなければ、基
地局は移動局が基地局から伝送された電力制御ビットを
受信しなかったと判断し、送信電力を増加させて電力制
御ビットを伝送する(318段階)。一方、移動局から電
力制御ビットを受信すると、基地局は移動局からの受信
した電力制御ビットに応じて送信電力を調節して電力制
御ビットを伝送する(320段階)。その後、基地局は移
動局が基地局から伝送された電力制御ビットに応じて送
信電力を変化させたか否かを検査する(322段階)。移
動局の送信電力に変化がなければ、基地局は再度送信電
力を増加させて電力制御ビットを伝送する(322,318段
階)。移動局の送信電力に変化が発生すると、基地局は
電力レベル仲裁が完了したと判断し、データを伝送する
ために上述した方法のうち、いずれか一つで正常副状態
に遷移する(322,324,326段階)。図16では、伝送する
データが存在するので、電力レベル仲裁を行う。このた
め、基地局はデータを直ちに伝送する動作状態に遷移す
る(328,330段階)。
(II b)約束されていないPLAのための移動局の初期化 図17を参照すれば、移動局は正常副状態で伝送するデ
ータがあるか否かを検査する(400,402段階)。伝送す
るデータが存在すると、データを伝送する動作状態に遷
移し(404段階)、伝送するデータが存在しなければ、
移動局は一定の時間を待機する(406段階)。ここで、
一定の時間は正常副状態の最大維持時間である。一定の
時間が経過しなければ、正常副状態は維持され、一定の
時間が経過すると、時分割副状態に遷移する(408段
階)。時分割副状態では、移動局が送受信するデータが
あるかを検査する(412段階)。送受信するデータが存
在する場合は移動局が電力レベル仲裁を要求する場合に
該当する。
時分割副状態で送受信するデータが存在しなければ
(410段階)、移動局は基地局が電力制御ビットを伝送
したか否かを検査する(412,413段階)。基地局が電力
制御ビットを伝送していないと判断すると、移動局は時
分割副状態を維持する。移動局は基地局が電力制御ビッ
トを伝送したか否かを検査するために、基地局の送信電
力と基準電力値PBを比較する。基地局が電力制御ビット
を伝送したと判断すると、移動局は基地局から伝送され
た電力制御ビットに応じて送信電力を制御して伝送する
(413,420段階)。電力制御ビットの伝送後、移動局は
基地局が移動局から伝送された電力制御ビットに応じて
送信電力を変化させたか否かを判断する(422段階)。
基地局の送信電力に変化がなければ、移動局は再度送信
電力を増加させて電力制御ビットを伝送する(422,418
段階)。基地局の送信電力に変化が発生すると、移動局
は電力レベル仲裁が完了したと判断し、データを伝送す
るために上述した方法のうち、いずれか一つで正常副状
態に遷移する(422,424,426段階)。図16では、伝送す
るデータが存在するので、電力レベル仲裁を行う。この
ため、移動局はデータを直ちに伝送する動作状態に遷移
する(428,430段階)。
一方、時分割副状態で送受信するデータが存在する
と、移動局は電力制御ビットを伝送する(412,414段
階)。電力制御ビットの伝送後、移動局は基地局から電
力制御ビットを受信するか否かを検査する(416段
階)。基地局から電力制御ビットを受信しなければ、移
動局は基地局が移動局から伝送された電力制御ビットを
受信しなかったと判断し、送信電力を増加させて電力制
御ビットを伝送する(418段階)。一方、基地局から電
力制御ビットを受信すると、移動局は基地局から受信し
た電力制御ビットに応じて送信電力を調節して電力制御
ビットを伝送する(420段階)。その後、移動局は基地
局が移動局から伝送された電力制御ビットに応じて送信
電力を変化させたか否かを検査する(422段階)。基地
局の送信電力に変化がなければ、移動局は再度送信電力
を増加させて電力制御ビットを伝送する(422,418段
階)。基地局の送信電力に変化が発生すると、移動局は
電力レベル仲裁が完了したと判断し、データを伝送する
ために上述した方法のうち、いずれか一つで正常副状態
に遷移する(422,424,426段階)。図17では、伝送する
データが存在するので、電力レベル仲裁を行う。このた
め、移動局はデータを直ちに伝送する動作状態に遷移す
る(428,430段階)。
上述したように、CDMA移動通信システムは、伝送する
データが存在すると、制御維持状態から動作状態に迅速
な遷移を行うことができる。
以上、本発明を特定の実施形態を参照して説明した
が、下記の特許請求の範囲により決められる本発明の思
想及び範囲を逸脱しない限り、各種の変形が当該技術分
野における通常の知識を持つ者により可能なのは明らか
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アン ジェ ミン 大韓民国 135―230 ソウル カンナム ―グ イルウォン―ドン プルンサムホ アパート #109―303 (72)発明者 ハン ヨン ジュン 大韓民国 130―031 ソウル トンデム ン―グ タプシムニ 1―ドン 476― 166 (56)参考文献 特開 平9−139708(JP,A) 特開 平9−284205(JP,A) 特表 平9−500248(JP,A) 国際公開99/04538(WO,A1) 国際公開99/02665(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04B 1/04

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局と移動局の間の無線リンクに一以上
    の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルにデ
    ータ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の送信電力を制御する送信電力制御方法であ
    って、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを送受信して前記専用制
    御チャネルの送信電力について電力制御を実行する正常
    副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、基地局と移動局の相互約束時刻に
    なると、前記専用制御チャネル又は前記パイロットチャ
    ネルを通じ前記電力制御ビットを送受信して前記専用制
    御チャネルの送信電力を適宜な送信電力に制御し、前記
    正常副状態へ遷移することを特徴とする送信電力制御方
    法。
  2. 【請求項2】基地局と移動局の間の無線リンクに一以上
    の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルにデ
    ータ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の送信電力を制御する送信電力制御方法であ
    って、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを送受信して前記専用制
    御チャネルの送信電力について電力制御を実行する正常
    副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、前記トラフィックチャネルを通じ
    て伝送するデータが基地局又は移動局のいずれか一方に
    発生すると、前記専用制御チャネル又は前記パイロット
    チャネルを通じ前記電力制御ビットを送受信して前記専
    用制御チャネルの送信電力を適宜な送信電力に制御し、
    前記正常副状態へ遷移することを特徴とする送信電力制
    御方法。
  3. 【請求項3】基地局と移動局の間の無線リンクに一以上
    の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルにデ
    ータ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の送信電力を制御する送信電力制御方法であ
    って、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを送受信して前記専用制
    御チャネルの送信電力について電力制御を実行する正常
    副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、基地局と移動局の相互約束時刻に
    なるか或いは前記トラフィックチャネルを通じて伝送す
    るデータが基地局又は移動局のいずれか一方に発生する
    と、前記専用制御チャネル又は前記パイロットチャネル
    を通じ前記電力制御ビットを送受信して前記専用制御チ
    ャネルの送信電力を適宜な送信電力に制御し、前記正常
    副状態へ遷移することを特徴とする送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】時分割副状態で、トラフィックチャネルを
    通じて伝送するデータが一定の期間内に発生しなけれ
    ば、専用制御チャネルを解除して、制御維持状態から待
    機状態へ遷移する請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    送信電力制御方法。
  5. 【請求項5】時分割副状態から正常副状態へ遷移すると
    きの送信電力制御時に、電力制御ビットを送信するため
    の移動局の初期送信電力がシステムに影響を与えない程
    度に低く設定される請求項1〜4のいずれか1項に記載
    の送信電力制御方法。
  6. 【請求項6】時分割副状態から正常副状態へ遷移すると
    きの送信電力制御時に、電力制御ビットを送信するため
    の基地局の初期送信電力が基地局の最大送信電力に設定
    される請求項1〜5のいずれか1項に記載の送信電力制
    御方法。
  7. 【請求項7】時分割副状態から正常副状態へ遷移すると
    きの送信電力制御時に、電力制御ビットを送信するため
    の基地局の初期送信電力が、パイロットチャネルを通じ
    て基地局から送信されたパイロット信号の送信電力に応
    じて決められる請求項1〜5のいずれか1項に記載の送
    信電力制御方法。
  8. 【請求項8】時分割副状態から正常副状態へ遷移すると
    きの送信電力制御時に、基地局から移動局への順方向リ
    ンクでは専用制御チャネルを通じて電力制御ビットを送
    信し、移動局から基地局への逆方向リンクではパイロッ
    トチャネルを通じてプリアンブル信号及び電力制御ビッ
    トを送信する請求項1〜7のいずれか1項に記載の送信
    電力制御方法。
  9. 【請求項9】基地局と移動局の間の無線リンクに一以上
    の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルにデ
    ータ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の移動局送信電力を制御する送信電力制御方
    法であって、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを基地局と送受信して逆
    方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力について
    電力制御を実行する正常副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、基地局との相互約束時刻になる
    と、前記専用制御チャネル又は前記パイロットチャネル
    を通じ基地局と前記電力制御ビットを送受信して逆方向
    リンクの前記専用制御チャネルの送信電力を適宜な送信
    電力に制御し、前記正常副状態へ遷移することを特徴と
    する送信電力制御方法。
  10. 【請求項10】基地局と移動局の間の無線リンクに一以
    上の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルに
    データ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の移動局送信電力を制御する送信電力制御方
    法であって、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを基地局と送受信して逆
    方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力について
    電力制御を実行する正常副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、前記トラフィックチャネルを通じ
    で伝送するデータが発生すると、前記専用制御チャネル
    又は前記パイロットチャネルを通じ基地局と前記電力制
    御ビットを送受信して逆方向リンクの前記専用制御チャ
    ネルの送信電力を適宜な送信電力に制御し、前記正常副
    状態へ遷移することを特徴とする送信電力制御方法。
  11. 【請求項11】基地局と移動局の間の無線リンクに一以
    上の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルに
    データ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の移動局送信電力を制御する送信電力制御方
    法であって、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを基地局と送受信して逆
    方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力について
    電力制御を実行する正常副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、基地局との相互約束時刻になるか
    或いは前記トラフィックチャネルを通じて伝送するデー
    タが発生すると、前記専用制御チャネル又は前記パイロ
    ットチャネルを通じ基地局と前記電力制御ビットを送受
    信して逆方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力
    を適宜な送信電力に制御し、前記正常副状態へ遷移する
    ことを特徴とする送信電力制御方法。
  12. 【請求項12】基地局と移動局の間の無線リンクに一以
    上の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルに
    データ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の基地局送信電力を制御する送信電力制御方
    法であって、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを移動局と送受信して順
    方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力について
    電力制御を実行する正常副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、移動局との相互約束時刻になる
    と、前記専用制御チャネル又は前記パイロットチャネル
    を通じ移動局と前記電力制御ビットを送受信して順方向
    リンクの前記専用制御チャネルの送信電力を適宜な送信
    電力に制御し、前記正常副状態へ遷移することを特徴と
    する送信電力制御方法。
  13. 【請求項13】基地局と移動局の間の無線リンクに一以
    上の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルに
    データ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の基地局送信電力を制御する送信電力制御方
    法であって、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを移動局と送受信して順
    方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力について
    電力制御を実行する正常副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、前記トラフィックチャネルを通じ
    て伝送するデータが発生すると、前記専用制御チャネル
    又は前記パイロットチャネルを通じ移動局と前記電力制
    御ビットを送受信して順方向リンクの前記専用制御チャ
    ネルの送信電力を適宜な送信電力に制御し、前記正常副
    状態へ遷移することを特徴とする送信電力制御方法。
  14. 【請求項14】基地局と移動局の間に無線リンクに一以
    上の専用制御チャネルを有し、トラフィックチャネルに
    データ通信がないときに該トラフィックチャネルを解除
    し、前記専用制御チャネルを維持する制御維持状態へ遷
    移するようにした移動通信システムにおける、前記制御
    維持状態中の基地局送信電力を制御する送信電力制御方
    法であって、 前記専用制御チャネル又はパイロットチャネルを通じ制
    御メッセージと電力制御ビットを移動局と送受信して順
    方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力について
    電力制御を実行する正常副状態となり、 この正常副状態において前記制御メッセージが所定期間
    内に発生しないときに前記電力制御ビットの送受信を中
    断して、前記専用制御チャネルは維持したままで送信電
    力制御を行わないようにする時分割副状態となり、 この時分割副状態で、移動局との相互約束時刻になるか
    或いは前記トラフィックチャネルを通じて伝送するデー
    タが発生すると、前記専用制御チャネル又は前記パイロ
    ットチャネルを通じ移動局と前記電力制御ビットを送受
    信して順方向リンクの前記専用制御チャネルの送信電力
    を適宜な送信電力に制御し、前記正常副状態へ移行する
    ことを特徴とする送信電力制御方法。
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