JP3398700B2 - 移動通信システムにおける送信電力制御方式 - Google Patents

移動通信システムにおける送信電力制御方式

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    • H04W52/54Signalisation aspects of the TPC commands, e.g. frame structure

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(符号分
割多元接続)方式による移動通信システムにおける送信
電力制御方式に関し、特に通話停止現象を防ぐ送信電力
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子通信技術の進展に伴い、自動
車電話、携帯電話等の移動通信システムが急速に普及し
てきており、移動通信方式もTDMA(時分割多元接
続)方式からCDMA(符号分割多元接続)方式に移行
している。
【0003】このCDMA方式のセルラー移動通信シス
テムは、一般的に次のような利点を持っている。 混信、妨害などの干渉に対する耐久性が強い。 電力スペクトラム密度が低いので他へ与える干渉が少
ない。 電力スペクトラム密度が低いので秘匿性に優れる。 拡散符号による秘話性に優れる。 異なる拡散符号を用いることにより多元接続が可能。 過負荷通信が可能。
【0004】しかし、このような利点と同時に問題点も
存在しており、その中に干渉問題がある。干渉問題の代
表的なものとして遠近問題があり、これは、基地局と遠
方の希望移動局との通信中において基地局近傍の他の干
渉移動局が通信中の希望移動局に対して大きな妨害を与
える現象である。これはCDMAに限ったことではな
く、従来の移動通信システムでもチャネル間干渉(同一
チャネル干渉/隣接チャネル干渉)として知られている
ものであるが、CDMAでは多数の移動局が同一周波数
を共用するため特に問題になる。
【0005】このような干渉問題を解決するために、C
DMA方式の移動通信システムには干渉量を減らすため
の各種送信電力制御手段を有している。この送信電力制
御手段には、移動局から基地局へのリバースリンク(上
り方向)送信電力制御手段および基地局から移動局への
フォワードリンク(下り方向)送信電力制御手段があ
る。
【0006】上り送信電力制御手段における受信電界強
度測定は基地局の受信部で行われ、基地局は移動局から
送られてきた無線信号の電界強度を測定し、その受信電
界強度が規定のしきい値より大きければ送信電力を下げ
るように移動局に対してパワーコントロールビットによ
る指示を出し、またその受信電界強度が規定のしきい値
より小さければ送信電力を上げるように移動局に対して
パワーコントロールビットによる指示を出す。
【0007】下り送信電力制御手段における受信電界強
度測定は移動局の受信部で行われ、移動局は基地局から
送信(ブロードキャスト)される情報信号の受信電界強
度を測定し、その受信電界強度を基に送信電力制御情報
を作成して基地局に送る。基地局はこの情報から送信電
力を計算して制御する。
【0008】そして、このような送信電力制御方式は、
例えばTIA/EIA(Telecmmunication Industry Ass
ciation/Electonic Industry Assciation)のIS−9
5規格では下り送信電力制御手段と上り送信電力制御手
段をそれぞれ独立に実施していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
送信電力制御方式は、次のような問題点があった。図1
2は、本発明の問題点を説明する概念図である。図12
に示すように、この概念図は、基地局200と正常に通
信している移動局300が当該通信の無線回線を切断す
る位置にあるビル等の構造物700の影部分に移動した
状態を表している。なお、このビル影部分は、基地局2
00と隣接する他の基地局からの無線電波も届かない、
即ちハンドオフできない不感地帯である。
【0010】このような状態において、TIA/EIA
のIS−95規格における移動局は、下り無線回線の有
効な信号がある一定時間受信できないと送信出力を停止
してしまう。また同時に基地局は、下り無線回線の送信
電力制御を行うために不可欠な下り無線回線の品質状態
情報を含んだ移動局からの上り無線信号を受信できなく
なり、基地局の下り無線回線の送信電力制御動作を停止
してしまう。このため、通話停止(Call Drop)現象を
発生するという問題点があった。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、基地局と正常に通信している
移動局が、当該通信の無線伝搬路上にあるビル等の構造
物により電波遮断(シャドウイング)が発生する場所に
移動して上り方向と下り方向の両方の無線回線が切断し
た場合において、基地局は通常の下り送信電力制御動作
から離れて移動局からの応答があるまで下り送信電力を
一定間隔で上昇させると共に基地局で作成するパワーコ
ントロールビットを制御して移動局の上り送信電力を一
定間隔で上昇させることで、移動局との通信を回復させ
ることを可能とする送信電力制御方式を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の移動通信システムにおける送信電
力制御方式は、移動局と複数の基地局と基地局制御装置
で構成された符号分割多元接続方式による移動通信シス
テムであって、前記基地局と正常に通信している前記移
動局が、当該通信の無線伝搬路上にある構造物により電
波遮断が発生する場所に移動して無線回線が切断した場
合において、(イ)前記基地局は前記移動局に対して受
信状態の報告要求を送り、前記移動局からの応答がある
まで前記基地局の下り送信電力を一定間隔で上昇させる
手段と共に、(ロ)前記基地局は前記報告要求内に組み
入れられたパワーコントロールビットを制御して前記移
動局の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段とを具
備させる。
【0013】また、前記基地局の下り送信電力と前記移
動局の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段におい
て、この上昇値を1dBとする。
【0014】また、前記基地局の下り送信電力と前記移
動局の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段におい
て、この上昇値を基地局のトラヒック量に応じて0.5
dBないし2dBの範囲とする。
【0015】また、前記基地局の下り送信電力と前記移
動局の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段におい
て、この上昇値を基地局の無線機盤の使用率に応じて
0.5dBないし2dBの範囲とする。
【0016】また、前記基地局の下り送信電力と前記移
動局の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段におい
て、基地局の無線機盤の使用率が25%以下の場合はこ
の上昇値を2dBとし、基地局の無線機盤の使用率が75
%以上の場合はこの上昇値を0.5dBとし、基地局の無
線機盤の使用率が25%を越え75%未満の場合はこの
上昇値を1dBとする。
【0017】即ち、本発明では、ビル影等のシャドウイ
ングが発生して上り方向と下り方向の両方の無線回線が
切断した場合、基地局は通常の下り送信電力制御動作か
ら離れて移動局からの応答があるまで下り送信電力を一
定間隔で上昇させると共に基地局で作成するパワーコン
トロールビットを制御して移動局の上り送信電力を一定
間隔で上昇させることで、移動局との通信を回復させる
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)以下に図面
を参照しつつ、本発明における第一の実施の形態を説明
する。図1は本発明における第一の実施形態の概要シス
テム構成を表すブロック図である。図1に示すように、
基地局制御装置100は専用線で構成された有線伝送ア
プローチ回線により基地局200−1、基地局200−
2そして基地局200−nと接続している。また、各基
地局は無線回線により移動局300と接続することがで
き、この無線回線は移動局から基地局へ向かう上り無線
回線と、基地局から移動局へ向かう下り無線回線があ
る。
【0019】図2は本発明における第一の実施形態の基
地局制御装置100と、基地局200−1並びに基地局
200−2と、移動局300のブロック構成図である。
図2を参照して、各装置ブロックにおける個別構成説明
を行う。図2に示すように、基地局200−1の上り方
向の装置は、移動局300から送信された上り無線信号
20を受信して復調する受信部210−1と、この受信
部210−1で復調された信号を上り音声フレーム信号
に復号化する復号化部230−1で構成され、この復号
化部230−1で復号化された信号の受信Eb/No
(Eb/No=1ビット当たりのエネルギー/1Hz当
たりのノイズ量)はパワーコントロールビット生成部2
60−1に送り、復号化された上り音声フレーム信号は
基地局制御装置100に送る。
【0020】基地局200−1の下り方向の装置は、基
地局制御装置100から送られてくる下り音声フレーム
信号を符号化する符号化部240−1と、この符号化部
240−1で符号化された信号を変調して送信する送信
部220−1と、基地局制御装置100から送られてく
る電界強度情報と基準Ec/Io(Ec/Io=信号対
干渉波電力比)を基に計算して送信電力を適性に変化さ
せる送信電力制御部250−1と、復号化部230−1
から送られてきた受信Eb/Noと内部で作成した基準
Eb/Noを比較してパワーコントロールビットを生成
するパワーコントロールビット生成部260−1で構成
されている。なお、基地局200−2の構成は基地局2
00−1と同じである。
【0021】次に、基地局制御装置100は、基地局か
ら送られてくる上り音声フレーム信号の内最も信号品質
の良い音声フレーム信号を選択し、この音声フレーム信
号の品質を基準値と比較する音声フレーム信号選択部1
10と、上り音声フレーム信号内の音声データを上り音
声信号に変換し、下り音声信号を下り音声フレーム信号
内の音声データに変換する音声符号部120と、下り無
線信号を受信した移動局から基地局を経由して送られて
くる送信電力報告情報から基準Ec/Ioを作成する制
御処理部130で構成されている。
【0022】次に、移動局300の下り方向の装置は、
基地局200−1から送信された下り無線信号21を受
信して復調する受信部310と、この受信部310で復
調された信号を下り音声フレーム信号に復号化する復号
化部330と、下り音声フレーム信号内の音声データ信
号良否情報を基に重み付け合成を行う音声フレーム信号
合成部360と、下り音声フレーム信号内の音声データ
を下り音声信号に変換する音声符号部370で構成され
ている。
【0023】移動局300の上り方向の装置は、上り音
声信号を上り音声フレーム信号内の音声データに変換す
る音声符号部370と、上り音声フレーム信号を符号化
する符号化部340と、この符号化部340で符号化さ
れた信号を変調して送信する送信部320と、パワーコ
ントロールビットに基づいて送信電力を適性に変化させ
る送信電力制御部350で構成されている。
【0024】図4は上り音声フレーム信号のフレーム構
成図であり、図5は下り音声フレーム信号のフレーム構
成図であり、図6は上り音声制御フレーム信号のフレー
ム構成図である。図2と図4と図5を参照して、正常動
作における上り送信電力制御動作の全体構成説明を行
う。図2と図4と図5に示すように、基地局200−1
は移動局300より送信される無線信号20を受信部2
10−1で受信し、復号化部230−1で復号化して図
4に示すような上り音声フレーム信号400を生成す
る。この上り音声フレーム信号400は音声データ41
0と音声データ信号品質情報420から構成される。基
地局200−1で生成された上り音声フレーム信号40
0は専用線10を経由して基地局制御装置100に送ら
れ、さらに音声フレーム信号選択部110に入力され
る。音声フレーム信号選択部110では複数の基地局か
ら送られてくる上り音声フレーム信号400の中から音
声データ信号品質情報420を参照して最も信号品質の
良い信号を選択し、この音声データ信号品質があらかじ
め基地局制御装置内に設定されている基準値を上回った
場合にこの上り音声フレーム信号400を音声符号部1
20に送る。そして、音声フレーム信号選択部110で
は複数受信した上り音声フレーム信号400におけるフ
レーム毎の品質結果をフレーム品質情報としてそれぞれ
の基地局に送り返している。
【0025】基地局制御装置100からのフレーム品質
情報は基地局200−1のパワーコントロールビット生
成部260−1に入力され、このフレーム品質情報を基
に基準Eb/Noを調節する。またパワーコントロール
ビット生成部260−1には復号化部230−1の出力
である受信Eb/Noも入力されており、この受信Eb
/Noと基準Eb/Noを比較してパワーコントロール
ビットを生成する。そして、このパワーコントロールビ
ットは下り音声フレーム信号内の音声データの中に挿入
され、送信部220−1から下り無線信号21として移
動局300に対して送信される。
【0026】移動局300は下り無線信号21を受信部
310で受信し、復号化部330で復号化して下り音声
フレーム信号500を再現し、これを音声フレーム信号
合成部360に送る。音声フレーム信号合成部360で
は下り音声フレーム信号500内の音声データ510の
中に挿入されたパワーコントロールビットを抽出し、こ
れを送信電力制御部350に送る。送信電力制御部35
0ではこのパワーコントロールビットの値に応じて移動
局300の送信部320における上り送信電力を最適に
制御する。
【0027】次に、図2と図5と図6を参照して、正常
動作における下り送信電力制御動作の全体構成説明を行
う。図2と図5と図6に示すように、移動局300は基
地局200−1より送信される無線信号21を受信部3
10で受信し、復号化部330で復号化して図5に示す
ような下り音声フレーム信号500を生成して音声フレ
ーム信号合成部360に送る。この下り音声フレーム信
号500は音声データ510と音声データ信号良否情報
520から構成される。音声フレーム信号合成部360
ではこの音声フレーム信号500内の音声データ信号良
否情報520をあらかじめ決定された一定期間蓄積し、
図6に示すような送信電力報告情報630を作成する。
この送信電力報告情報630は電界強度631と測定フ
レーム数632と誤りフレーム数633で構成される。
送信電力報告情報630は音声データ610と合成さ
れ、図6に示すような上り音声制御フレーム信号600
となり、送信部320から上り無線信号20として基地
局200−1に対して送信される。
【0028】基地局200−1は上り無線信号20を受
信部210−1で受信し、復号化部230−1で復号化
して上り音声制御フレーム信号600を再現し、専用線
10を経由して基地局制御装置100に送る。
【0029】基地局制御装置100に送られた上り音声
制御フレーム信号600は音声フレーム信号選択部11
0を経由して分割され、音声データ610は音声符号部
120に送り、送信電力報告情報630は制御処理部1
30に送る。制御処理部130は送信電力報告情報63
0内の測定フレーム数632と誤りフレーム数633か
ら基準Ec/Ioを作成するが、この際、誤りフレーム
数633があらかじめ決められたしきい値以下であれば
基準Ec/Ioを下げ、しきい値と同じであれば基準E
c/Ioをそのままとし、しきい値以上であれば基準E
c/Ioを上げるようにしている。
【0030】その後、基地局制御装置100は専用線1
1を経由して送信電力報告情報630内の電界強度63
1と制御処理部130で作成された基準Ec/Ioを基
地局200−1の送信電力制御部250−1に送る。送
信電力制御部250−1ではこの電界強度631と基準
Ec/Ioの値に応じて基地局200−1の送信部22
0−1における下り送信電力を最適に制御する。以上が
正常動作における送信電力制御動作の全体構成説明であ
る。
【0031】続いて、図12で示すようなシャドウイン
グによる通信異常が発生した場合における第一の実施形
態の動作説明を行う。図7は、本発明における第一の実
施形態の概略全体動作フローチャート図である。図7に
示すように、基地局200−1と移動局300の間では
正常に通信が行われている(ステップC1)。移動局3
00が図12で示すように突然交差点等を曲がり、無線
回線を切断するビル影等に入ると、通信異常の状態にな
る(ステップC2)。移動局300はこの状態が一時的
な現象である瞬断状態かどうかを調べるために受信フレ
ーム信号を調べ、12回連続して誤りフレームをカウン
トすると通信異常と決定する(ステップC3)。通信異
常と決定した移動局300は送信部320の送信電力を
停止する(ステップC4)。また、同時に基地局200
−1でも通信異常の状態が一時的な現象である瞬断状態
かどうかを調べるために受信フレーム信号を調べ、12
回連続して誤りフレームをカウントすると通信異常と決
定する(ステップC5)。通信異常と決定した基地局2
00−1は送信部220−1の送信電力制御動作を停止
し(ステップC6)、一定レベルの送信電力とする。
【0032】ここまでは、従来のTIA/EIAのIS
−95規格における送信電力制御動作である。本発明
は、この後に基地局において通常の下り送信電力制御動
作から離れて移動局より応答があるまで下り送信電力を
一定間隔で上昇させると共に基地局で作成するパワーコ
ントロールビットを制御して移動局の上り送信電力を一
定間隔で上昇させる処理を追加したものである。
【0033】図7の説明を続けると、基地局制御装置1
00と基地局200−1は移動局300に対して基地局
200−1からの電波の受信状態を報告するように要求
し(ステップC7)、基地局制御装置100と基地局2
00−1は移動局300からの応答信号を待っている
(ステップC8)。なお、この時の基地局から移動局に
対して送られる受信状態報告要求に挿入する下りパワー
コントロールビットは移動局の上り送信電力を1ステッ
プ(1dB)上昇させる値に設定する。
【0034】移動局300からの応答信号が返ってこな
い場合は基地局の下り送信電力を1dBだけ上げて(ステ
ップC9)、再び移動局300に対して基地局200−
1からの電波の受信状態を報告要求する処理に戻り、こ
れを繰り返す。なお、この基地局や移動局の送信電力を
上昇させる場合の上限値は、システム全体の基地局設置
状況やシステム容量や装置の上限送信電力値等を踏まえ
た一定の設計値とする。
【0035】一方、ステップC8において移動局300
からの応答信号が返ってきた場合は、上り下り共に無線
信号が正常に送受信できる状態となり、上り下りの正常
な送信電力制御動作が回復して(ステップC10)、正
常通信に戻る。
【0036】図9は、図12で示すようなシャドウイン
グによる通信異常が発生した場合における移動局側の詳
細動作フローチャート図である。図9に示すように、詳
細動作フローチャートの前半は移動局300が図12で
示すように突然交差点等を曲がり、無線回線を切断する
ビル影等に入った場合において、この状態が一時的な現
象である瞬断状態かどうかを移動局側で調べるための処
理である。移動局300は音声フレーム信号合成部36
0で下り音声フレーム信号500を重み付け合成する
(ステップA1)。下り音声フレーム信号500内の音
声データ信号良否情報520を調べ、この下り音声フレ
ーム信号500の良否チェックを行う(ステップA
2)。良情報(誤りなし)であればチェックカウンタを
リセットし、フレーム合成処理に戻る(ステップA
3)。一方、否情報(誤りあり)であればチェックカウ
ンタを+1カウントする(ステップA4)。チェックカ
ウンタの値を調べ、カウント値が12未満の場合はフレ
ーム合成処理に戻る(ステップA5)。一方、カウント
値が12以上の場合は移動局300の送信電力を停止す
る(ステップA6)。
【0037】次に、詳細動作フローチャートの後半は移
動局300が通話停止状態から通話再開状態に至る処理
である。移動局300は送信電力を停止状態のままで、
音声フレーム信号合成部360で下り音声フレーム信号
500を重み付け合成する(ステップA7)。下り音声
フレーム信号500内の音声データ信号要否情報520
を基に、この下り音声フレーム信号500の良否チェッ
クを行う(ステップA8)。否情報(誤りあり)であれ
ばチェックカウンタをリセットし、フレーム合成処理に
戻る(ステップA9)。一方、良情報(誤りなし)であ
ればチェックカウンタを+1カウントする(ステップA
10)。チェックカウンタの値を調べ、カウント値が2
未満の場合はフレーム合成処理に戻る(ステップA1
1)。一方、カウント値が2以上の場合は移動局300
の送信電力を再開し(ステップA12)、通話状態とな
る。なお、この送信電力値は基地局から送られてきたパ
ワーコントロールビットに基づく値である。
【0038】図10は、図12で示すようなシャドウイ
ングによる通信異常が発生した場合における基地局制御
装置と基地局側の詳細動作フローチャート図である。図
10に示すように、詳細動作フローチャートの前半は移
動局300が図12で示すように突然交差点等を曲が
り、無線回線を切断するビル影等に入った場合におい
て、この状態が一時的な現象である瞬断状態かどうかを
基地局制御装置と基地局側で調べるための処理である。
基地局制御装置100は音声フレーム信号選択部110
で上り音声フレーム信号400を選択する(ステップB
1)。基地局制御装置100内にあらかじめ設定してあ
る基準値と上り音声フレーム信号400内の音声データ
信号品質情報420と比較する(ステップB2)。基準
値を越える音声データ信号品質情報420の場合はチェ
ックカウンタをリセットし、フレーム選択処理に戻る
(ステップB3)。一方、基準値以下の音声データ信号
品質情報420の場合はチェックカウンタを+1カウン
トする(ステップB4)。チェックカウンタの値を調
べ、カウント値が12未満の場合はフレーム選択処理に
戻る(ステップB5)。一方、カウント値が12以上の
場合、基地局制御装置100は基地局200−1の送信
電力制御動作を停止する(ステップB6)。
【0039】次に、詳細動作フローチャートの後半は基
地局200−1が送信電力制御動作停止状態から送信電
力制御動作再開状態に至る処理である。基地局制御装置
100は基地局200−1を経由して移動局300に対
して基地局200−1からの電波の受信状態を報告する
ように要求し(ステップB7)、基地局制御装置100
は移動局300からの応答信号を待っている(ステップ
B8)。なお、この時の基地局から移動局に対して送ら
れる受信状態報告要求に挿入する下りパワーコントロー
ルビットは移動局の上り送信電力を1ステップ(1dB)
上昇させる値に設定する。
【0040】移動局300からの応答信号が返ってこな
い場合、基地局制御装置は基地局の下り送信電力を1dB
だけ上げて(ステップB9)、再び移動局300に対し
て基地局200−1からの電波の受信状態を報告要求す
る処理に戻り、これを繰り返す。
【0041】一方、ステップB8において移動局300
からの応答信号が返ってきた場合は、上り下り共に無線
信号が正常に送受信できる状態となり、下りの正常な送
信電力制御動作が再開して(ステップB10)、通信状
態となる。
【0042】このように、第一の実施形態では、基地局
は移動局からの応答があるまで下り送信電力を一定間隔
で1dBづつ上昇させると共に、基地局で作成するパワー
コントロールビットを制御して移動局の上り送信電力を
一定間隔で1dBづつ上昇させる。
【0043】(第ニの実施の形態)次に、本発明におけ
る第二の実施の形態について図面を参照しつつ、説明す
る。図3は、本発明における第ニの実施形態の基地局制
御装置100と、基地局200−1並びに基地局200
−2と、移動局300のブロック構成図である。図3に
示すように、この第ニの実施形態のブロック構成図は、
図2に示す第一の実施形態のブロック構成図における基
地局200−1部分にトラヒック測定部270−1を追
加し、基地局200−2部分にトラヒック測定部270
−2を追加したものである。この基地局200−1のト
ラヒック測定部270−1は基地局200−1のトラヒ
ック状況を調査し、調査した基地局のトラヒック値を送
信電力制御部250−1とパワーコントロールビット生
成部260−1に送る構成である。なお、基地局200
−2のトラヒック測定部270−2も同様な構成で、基
地局200−2のトラヒック状況を調査し、調査した基
地局のトラヒック値を送信電力制御部250−2とパワ
ーコントロールビット生成部260−2に送る。
【0044】基地局のトラヒック量を表す具体的項目の
一例としては、基地局に設置された無線機盤の使用率を
採用する。この無線機盤の使用率を採用する理由は、こ
の数値は当該基地局を通る呼と連結するものであり、基
地局単独でトラヒック量を測定する場合簡単に得られる
ためである。そして、上記の構成以外の部分は第一の実
施形態のブロック構成図と同じであるため、同一の符号
を付し、構成説明は省略する。
【0045】続いて、図12で示すようなシャドウイン
グによる通信異常が発生した場合における第ニの実施形
態の動作説明を行う。図8は、本発明における第ニの実
施形態の概略全体動作フローチャート図である。図8に
示すように、ステップC1からステップC6の従来の技
術における動作フローチャートの処理は、図7に示す第
一の実施形態の概略全体動作フローチャート図と同じ動
作であるため、同一の符号を付し、動作説明は省略す
る。
【0046】ステップC11から説明すると、基地局2
00−1は自局のトラヒック量として基地局に設置され
た無線機盤の使用率を調査する。次に、基地局制御装置
100と基地局200−1は移動局300に対して基地
局200−1からの電波の受信状態を報告するように要
求するが、その際、基地局200−1は、基地局から移
動局に対して送られる受信状態報告要求に挿入する下り
パワーコントロールビットを無線機盤の使用率に応じて
0.5dBないし2dBの範囲で上昇させる値に設定する
(ステップC12)。基地局制御装置100と基地局2
00−1は移動局300からの応答信号を待っている
(ステップC13)。移動局300からの応答信号が返
ってこない場合は基地局の下り送信電力を無線機盤の使
用率に応じて0.5dBないし2dBの範囲で上昇させて
(ステップC14)、再び移動局300に対して基地局
200−1からの電波の受信状態を報告要求する処理に
戻り、これを繰り返す。
【0047】これは、基地局の無線機盤の使用率が高
く、トラヒック量が多い場合は他に与える干渉量に関し
て余裕が無く、正確な送信電力制御動作が要求されるた
め、0.5dBの小刻みな上昇ステップを設定する。そし
て、基地局の無線機盤の使用率が低く、トラヒック量が
少ない場合は他に与える干渉量に関して余裕が有るので
多少オーバーパワーになっても問題は少なく、送信電力
上昇スピードが優先されるため、2dBの上昇ステップを
設定する。
【0048】一方、ステップC13において移動局30
0からの応答信号が返ってきた場合は、上り下り共に無
線信号が正常に送受信できる状態となり、上り下りの正
常な送信電力制御動作が回復して(ステップC10)、
正常通信に戻る。
【0049】図11は、第ニの実施形態の概略全体動作
フローチャート図におけるステップC12,ステップC
14に記載している無線機盤の使用率と設定される送信
電力制御ステップ値の関係を表した動作フローチャート
図の一例である。図11に示すように、基地局の無線機
盤の使用率が25%以下の場合は(ステップD1)、基
地局の送信電力制御部とパワーコントロールビット生成
部に設定される送信電力制御ステップ値を2dBとする
(ステップD2)。また、基地局の無線機盤の使用率が
75%以上の場合は(ステップD3)、基地局の送信電
力制御部とパワーコントロールビット生成部に設定され
る送信電力制御ステップ値を0.5dBとする(ステップ
D4)。そして、基地局の無線機盤の使用率が25%を
越え75%未満の場合は設定される送信電力制御ステッ
プ値を1dBとする(ステップD5)。以上が具体的な無
線機盤の使用率と設定される送信電力制御ステップ値の
関係を表したものである。
【0050】このように、第ニの実施形態では、基地局
は移動局からの応答があるまで下り送信電力を一定間隔
で基地局のトラヒック量に応じて0.5dB〜2dBの範囲
で上昇させると共に、基地局で作成するパワーコントロ
ールビットを制御して移動局の上り送信電力を一定間隔
で基地局のトラヒック量に応じて0.5dB〜2dBの範囲
で上昇させる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、基地局と正常に通信している移動局が、当該
通信の無線伝搬路上にあるビル等の構造物により電波遮
断(シャドウイング)が発生する場所に移動して上り方
向と下り方向の両方の無線回線が切断した場合におい
て、基地局は通常の下り送信電力制御動作から離れて移
動局からの応答があるまで下り送信電力を一定間隔で1
dBづつ上昇させると共に、基地局で作成するパワーコン
トロールビットを制御して移動局の上り送信電力を一定
間隔で1dBづつ上昇させることで、移動局との通信を回
復させることができる。
【0052】また、基地局と正常に通信している移動局
が、当該通信の無線伝搬路上にあるビル等の構造物によ
り電波遮断(シャドウイング)が発生する場所に移動し
て上り方向と下り方向の両方の無線回線が切断した場合
において、基地局は通常の下り送信電力制御動作から離
れて移動局からの応答があるまで下り送信電力を一定間
隔で基地局のトラヒック量に応じて0.5dBないし2dB
の範囲で上昇させると共に、基地局で作成するパワーコ
ントロールビットを制御して移動局の上り送信電力を一
定間隔で基地局のトラヒック量に応じて0.5dBないし
2dBの範囲で上昇させることで、移動局との通信を素早
くしかも他に与える干渉を抑えて回復させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施形態の概要システム
構成を表すブロック図である。
【図2】本発明における第一の実施形態の基地局制御装
置100と、基地局200−1並びに基地局200−2
と、移動局300のブロック構成図である。
【図3】本発明における第ニの実施形態の基地局制御装
置100と、基地局200−1並びに基地局200−2
と、移動局300のブロック構成図である。
【図4】本発明の上り音声フレーム信号のフレーム構成
図である。
【図5】本発明の下り音声フレーム信号のフレーム構成
図である。
【図6】本発明の上り音声制御フレーム信号のフレーム
構成図である。
【図7】本発明における第一の実施形態の概略全体動作
フローチャート図である。
【図8】本発明における第ニの実施形態の概略全体動作
フローチャート図である。
【図9】図12で示すようなシャドウイングによる通信
異常が発生した場合における移動局側の詳細動作フロー
チャート図である。
【図10】図12で示すようなシャドウイングによる通
信異常が発生した場合における第一の実施形態の基地局
制御装置と基地局側の詳細動作フローチャート図であ
る。
【図11】第ニの実施形態の概略全体動作フローチャー
ト図における無線機盤の使用率と設定される送信電力制
御ステップ値の関係を表した動作フローチャート図の一
例である。
【図12】本発明の問題点を説明する概念図である。
【符号の説明】
10、11、12、13 専用線 20、22 上り無線回線 21、23 下り無線回線 100 基地局制御装置 110 音声フレーム信号選択部 120 基地局制御装置音声符号部 130 制御処理部 200−1、200−2、200−n 基地局 210−1、210−2 基地局受信部 220−1、220−2 基地局送信部 230−1、230−2 基地局復号化部 240−1、240−2 基地局符号化部 250−1、250−2 基地局送信電力制御部 260−1、260−2 パワーコントロールビット
生成部 270−1、270−2 トラヒック測定部 300 移動局 310 移動局受信部 320 移動局送信部 330 移動局復号化部 340 移動局符号化部 350 移動局送信電力制御部 360 音声フレーム信号合成部 370 移動局音声符号部 400 上り音声フレーム信号 410、510、610 音声データ 420、620 音声データ信号品質情報 500 下り音声フレーム信号 520 音声データ信号良否情報 600 上り音声制御フレーム信号 630 送信電力報告情報 631 電界強度 632 測定フレーム数 633 誤りフレーム数

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動局と複数の基地局と基地局制御装置
    で構成された符号分割多元接続方式による移動通信シス
    テムであって、前記基地局は前記移動局に対して受信状態の報告要求を
    送り、基地局のトラヒック量に応じて前記基地局の下り
    送信電力を上昇させる手段と、 前記報告要求内に組み入れられた前記移動局の上り送信
    電力を一定間隔で基地局のトラヒック量に応じて上昇さ
    せるパワーコントロールビットを制御する手段を有し、 1乃至2以上の前記基地局と前記移動局の無線回線が切
    断した場合に前記移動局からの応答があるまで前記1乃
    至2以上の基地局が前記基地局の下り送信電力を一定間
    隔で上昇させながら前記移動局に対して前記報告要求を
    送信 することを特徴とする送信電力制御方式。
  2. 【請求項2】 前記基地局の下り送信電力と前記移動局
    の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段において、
    当該上昇値を基地局のトラヒック量に応じて0.5db
    ないし2dbの範囲とすることを特徴とする請求項1記
    載の送信電力制御方式。
  3. 【請求項3】 移動局と複数の基地局と基地局制御装置
    で構成された符号分割多元接続方式による移動通信シス
    テムであって、前記基地局は前記移動局に対して受信状態の報告要求を
    送り、基地局の無線機盤の使用率に応じて前記基地局の
    下り送信電力を上昇させる手段と、 前記報告要求内に組み入れられた前記移動局の上り送信
    電力を一定間隔で基地局のトラヒック量に応じて上昇さ
    せるパワーコントロールビットを制御する手段を有し、 1乃至2以上の前記基地局と前記移動局の無線回線が切
    断した場合に前記移動局からの応答があるまで前記1乃
    至2以上の基地局が前記基地局の下り送信電力を一定間
    隔で上昇させながら前記移動局に対して前記報告要求を
    送信 することを特徴とする送信電力制御方式。
  4. 【請求項4】 前記基地局の下り送信電力と前記移動局
    の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段において、
    当該上昇値を基地局の無線機盤の使用率に応じて0.5
    dbないし2dbの範囲とすることを特徴とする請求項
    記載の送信電力制御方式。
  5. 【請求項5】 前記基地局の下り送信電力と前記移動局
    の上り送信電力を一定間隔で上昇させる手段において、
    基地局の無線機盤の使用率が25%以下の場合は当該上
    昇値を2dbとし、基地局の無線機盤の使用率が75%
    以上の場合は当該上昇値を0.5dbとし、基地局の無
    線機盤の使用率が25%を越え75%未満の場合は当該
    上昇値を1dbとすることを特徴とする請求項記載の
    送信電力制御方式。
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