JP2010147865A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】物理データチャネルを介して信号系列を受信する場合において、HARQによる伝送効率をさらに向上できる無線通信装置及び無線通信方法を提供する。
【解決手段】無線基地局100は、E-DPDCHを介して伝送される信号系列B1の送信元に対して信号系列B1の再送を要求する自動再送要求と、再送に伴って複数回受信した信号系列B1の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する。無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1の逆拡散処理を実行するE-DPDCH逆拡散部113と、E-DPDCH逆拡散部113から出力された信号系列B1を格納するHARQバッファ121と、HARQバッファ121に格納された信号系列B1を用いて、合成処理を実行するHARQ制御部123とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】無線基地局100は、E-DPDCHを介して伝送される信号系列B1の送信元に対して信号系列B1の再送を要求する自動再送要求と、再送に伴って複数回受信した信号系列B1の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する。無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1の逆拡散処理を実行するE-DPDCH逆拡散部113と、E-DPDCH逆拡散部113から出力された信号系列B1を格納するHARQバッファ121と、HARQバッファ121に格納された信号系列B1を用いて、合成処理を実行するHARQ制御部123とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動再送要求と、再送によって複数回受信した信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信装置及び無線通信方法に関する。
Third Generation Partnership Project(3GPP)において標準化された上り方向の高速パケット通信技術であるEnhanced Uplink(EUL)では、無線基地局(Node B)と移動機(UE)との間において、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が用いられる(例えば、特許文献1)。
HARQは、自動再送要求(ARQ)と、誤り訂正とを組み合わせることによって信号系列(パケット)の再送回数を低減する。また、HARQでは、受信した信号系列が誤りを含む場合でも当該信号系列は破棄されない。当該信号系列は、再送された信号系列と合成される。
EULに従った処理を実行するNode B(無線通信装置)では、物理データチャネル、具体的には、Enhanced Dedicated Physical Data Channel(E-DPDCH)を介して受信され、デインタリーブされた信号系列に対して、さらにデレートマッチングが施される。デレートマッチングでは、当該信号系列の繰り返し配置(Repetition)や穿孔(Puncturing)などの動作を通じて、当該信号系列が、当該信号系列の符号化前のビット数に合わせられる。デレートマッチングが施された信号系列は、HARQバッファに格納される。
特開2007−166642号公報(第3−4頁)
しかしながら、上述した従来のHARQには、次のような問題があった。すなわち、デレートマッチングでは、E-DPDCHの送信フォーマットを示すE-DCH Transport Format Combination Indicator(E-TFCI)や、ARQに従ったデータの再送順序を示すRetransmission Sequence Number(RSN)が必要となる。
このため、物理制御チャネル、具体的には、Enhanced Dedicated Physical Control Channel(E-DPCCH)を介して送信されるE-TFCIやRSNの復号に誤りが生じると、E-DPDCHを介して受信した信号系列を正しく復号できず、HARQに従った処理において、複数回受信した信号系列を正しく合成できない問題が発生する。つまり、HARQによる伝送効率の向上には、更なる改善の余地があった。
そこで、本発明は、物理データチャネルを介して信号系列を受信する場合において、HARQによる伝送効率をさらに向上できる無線通信装置及び無線通信方法の提供を目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、物理データチャネル(E-DPDCH)を介して伝送される信号系列(信号系列B1)の送信元(移動機200)に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信装置(無線基地局100)であって、前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を実行する逆拡散部(E-DPDCH逆拡散部113)と、前記逆拡散部から出力された前記信号系列を格納するHARQバッファ(HARQバッファ121)と、前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するHARQ制御部(HARQ制御部123)とを備えることを要旨とする。
このような無線通信装置によれば、HARQバッファには、デレートマッチング後ではなく、逆拡散部から出力された信号系列が格納される。このため、HARQバッファにおける信号系列の合成処理において、E-TFCIやRSNなどの制御情報が必要ない。
すなわち、このような無線通信装置によれば、E-TFCIやRSNなどの制御情報が誤っていても合成処理を正しく実行でき、HARQによる伝送効率をさらに向上できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記逆拡散部は、物理制御チャネル(E-DPCCH)を介して受信した信号系列の逆拡散処理を実行する制御チャネル逆拡散部(E-DPCCH逆拡散部109)と、前記制御チャネル逆拡散部の出力側と接続され、前記物理制御チャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理の後において、前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を、前記物理制御チャネルを介して受信した前記信号系列の一部を用いて実行するデータチャネル逆拡散部(E-DPDCH逆拡散部113)とを含み、前記HARQバッファは、前記データチャネル逆拡散部に入力される前の前記信号系列を格納することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、物理データチャネル(E-DPDCH)を介して伝送される信号系列(信号系列B1)の送信元(移動機200)に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信装置(無線基地局100)であって、前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列のデインタリーブ処理を実行するデインタリーブ処理部(デインタリーバ115)と、前記デインタリーブ処理部から出力された前記信号系列を格納するHARQバッファ(HARQバッファ121)と、前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するHARQ制御部(HARQ制御部123)とを備えることを要旨とする。
このような無線通信装置によれば、HARQバッファには、デレートマッチング後ではなく、デインタリーブ処理部から出力された信号系列が格納される。このため、HARQバッファにおける信号系列の合成処理において、E-TFCIやRSNなどの制御情報が必要ない。
すなわち、このような無線通信装置によれば、E-TFCIやRSNなどの制御情報が誤っていても合成処理を正しく実行でき、HARQによる伝送効率をさらに向上できる。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記デインタリーブ処理部の出力側と接続され、前記デインタリーブ処理の後において、前記デインタリーブ処理が実行された前記信号系列に対して、前記信号系列の繰り返し配置または穿孔の少なくとも何れかを行うことによって、前記信号系列の符号化前のビット数に前記信号系列を合わせるデレートマッチングを実行するデレートマッチング部(デレートマッチング部117)を備え、前記HARQバッファは、前記デインタリーブ処理部から出力され、前記デレートマッチング部に入力される前の前記信号系列を格納することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を実行する逆拡散部(E-DPDCH逆拡散部113)を備え、前記逆拡散部は、前記デインタリーブ処理よりも前において前記逆拡散処理を実行し、前記HARQ制御部は、前記HARQバッファに格納されている、前記デインタリーブ処理部から出力され、前記デレートマッチング部に入力される前の前記信号系列の前記合成処理を実行することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、物理データチャネル(E-DPDCH)を介して伝送される信号系列(信号系列B1)の送信元(移動機200)に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信装置(無線基地局100)であって、デインタリーブ処理が実行された前記信号系列に対して、前記信号系列の繰り返し配置または穿孔の少なくとも何れかを行うことによって、前記信号系列の符号化前のビット数に前記信号系列を合わせるデレートマッチングを実行するデレートマッチング部(デレートマッチング部117)と、前記デレートマッチング部から出力された前記信号系列、及び前記物理データチャネルの送信フォーマット(E-TFCI)を含む制御情報(信号系列B2)を格納するHARQバッファ(HARQバッファ121)と、前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するHARQ制御部(HARQ制御部123)とを備え、前記HARQ制御部は、所定の時間枠(TTI)における信号系列の送信フォーマット(E-TFCI)である第1送信フォーマットと、前記所定の時間枠よりも前の時間枠における前記信号系列の送信フォーマットとである第2送信フォーマットとが異なる場合、前記HARQバッファに格納されている前記信号系列に対して、前記第2送信フォーマットを用いて前記信号系列の符号化後のビット数に、前記HARQバッファに格納されている前記信号系列を合わせるレートマッチングを実行し、前記レートマッチングが実行された前記信号系列を、前記所定の時間枠よりも前の時間枠において実行された前記デレートマッチング後の前記信号系列として、前記所定の時間枠において実行される前記デレートマッチング後の前記信号系列と前記合成処理を実行し、前記第1送信フォーマットを用いて前記レートマッチングを実行することを要旨とする。
このような無線通信装置によれば、所定の時間枠における信号系列の送信フォーマットである第1送信フォーマットと、所定の時間枠よりも前の時間枠における信号系列の送信フォーマットとである第2送信フォーマットとが異なる場合、HARQバッファに格納されている信号系列を、第2送信フォーマットを用いてデレートマッチングを実行することによって、所定の時間枠において当該信号系列と合成できる。このため、HARQバッファに格納された信号系列について、第1送信フォーマットよりも前に受信した第2送信フォーマットを用いてレートマッチングを実行することによって、再送された信号系列と、HARQバッファに格納されている信号系列との合成処理(Soft Combining)が可能となる。
すなわち、このような無線通信装置によれば、E-TFCIやRSNなどの制御情報が誤っていても合成処理を正しく実行でき、HARQによる伝送効率をさらに向上できる。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記デレートマッチング部と接続され、前記デインタリーブ処理の後において、前記デレートマッチングが実行された前記信号系列を復号するチャネル復号部(チャネル復号部119)を備え、前記HARQバッファは、前記デレートマッチング部から出力され、前記チャネル復号部に入力される前の前記信号系列を格納することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信方法であって、前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を実行するステップと、前記逆拡散処理によって出力された前記信号系列をHARQバッファに格納するステップと、前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信方法であって、前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列のデインタリーブ処理を実行するステップ、前記デインタリーブ処理によって出力された前記信号系列をHARQバッファに格納するステップと、前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するステップとを備えることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信方法であって、デインタリーブ処理が実行された前記信号系列に対して、前記信号系列の繰り返し配置または穿孔の少なくとも何れかを含み、前記信号系列の符号化前のビット数に前記信号系列を合わせるデレートマッチングを実行するステップと、前記デレートマッチングによって出力された前記信号系列、及び前記物理データチャネルの送信フォーマットを含む制御情報をHARQバッファに格納するステップと、前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するステップとを備え、前記合成処理を実行するステップでは、再送を要求した信号系列の送信フォーマットである第1送信フォーマットと、再送された前記信号系列の送信フォーマットとである第2送信フォーマットとが異なる場合、前記HARQバッファに格納されている前記信号系列に対して、前記第2送信フォーマットを用いて前記信号系列の符号化後のビット数に前記信号系列を合わせるレートマッチングを実行し、前記レートマッチングが実行された前記信号系列を、前記所定の時間枠よりも前の時間枠において実行された前記デレートマッチング後の前記信号系列として、前記所定の時間枠において実行される前記デレートマッチング後の前記信号系列と前記合成処理を実行し、前記第1送信フォーマットを用いて前記レートマッチングを実行することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、物理データチャネルを介して信号系列を受信する場合において、HARQによる伝送効率をさらに向上できる無線通信装置及び無線通信方法を提供できる。
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、第1実施形態〜第3実施形態、及びその他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
第1実施形態では、(1)無線通信装置を含むシステムの全体概略構成、(2)無線通信装置の機能ブロック構成、(3)無線通信装置の動作、及び(4)作用・効果について説明する。
第1実施形態では、(1)無線通信装置を含むシステムの全体概略構成、(2)無線通信装置の機能ブロック構成、(3)無線通信装置の動作、及び(4)作用・効果について説明する。
(1)無線通信装置を含むシステムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る携帯電話システム1の全体概略構成図である。携帯電話システム1は、Third Generation Partnership Project(3GPP)によって作成された仕様、具体的には、Enhanced Uplink(EUL)に従っている。
図1は、本実施形態に係る携帯電話システム1の全体概略構成図である。携帯電話システム1は、Third Generation Partnership Project(3GPP)によって作成された仕様、具体的には、Enhanced Uplink(EUL)に従っている。
携帯電話システム1には、無線ネットワーク制御装置50、無線基地局100及び移動機200が含まれる。なお、携帯電話システム1に含まれる無線基地局及び移動機の数は、図1に示す数に限定されない。
無線ネットワーク制御装置50(RNC)は、無線基地局100(Node B)と移動機200(UE)との無線通信に関する制御を実行する。
無線基地局100は、移動機200と符号分割多元接続(CDMA)方式などに従った無線通信を実行する。具体的には、無線基地局100は、下り無線信号SDNを移動機200に送信する。一方、移動機200は、上り無線信号SUPを無線基地局100に送信する。
上り無線信号SUPには、上り方向において用いられる複数の物理チャネルが多重される。具体的には、上り方向における物理制御チャネル(E-DPCCH)や物理データチャネル(E-DPDCH)が多重される。
無線基地局100及び移動機200では、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が用いられる。HARQは、E-DPDCHを介して伝送される信号系列B1(図1において不図示、図2参照)の送信元(移動機200)に対して信号系列B1(具体的にはパケット)の再送を要求する自動再送要求(ARQ)と、当該再送に伴って複数回受信した信号系列B1の合成処理とを含む。
(2)無線通信装置の機能ブロック構成
図2は、本実施形態において無線通信装置を構成する無線基地局100の機能ブロック構成図である。図2に示すように、無線基地局100は、アンテナ101、低雑音増幅部103、自動利得制御部105、直交検波部107、E-DPCCH逆拡散部109、E-DPCCH信号推定部111、E-DPDCH逆拡散部113、デインタリーバ115、デレートマッチング部117、チャネル復号部119、HARQバッファ121及びHARQ制御部123を備える。
図2は、本実施形態において無線通信装置を構成する無線基地局100の機能ブロック構成図である。図2に示すように、無線基地局100は、アンテナ101、低雑音増幅部103、自動利得制御部105、直交検波部107、E-DPCCH逆拡散部109、E-DPCCH信号推定部111、E-DPDCH逆拡散部113、デインタリーバ115、デレートマッチング部117、チャネル復号部119、HARQバッファ121及びHARQ制御部123を備える。
アンテナ101、低雑音増幅部103、自動利得制御部105及び直交検波部107は、EULの規格に従った所定の機能を提供する。低雑音増幅部103、自動利得制御部105及び直交検波部107が提供する機能は、従来の無線基地局と同様であるため省略する。
E-DPCCH逆拡散部109は、E-DPCCHを介して受信した信号系列、具体的には信号系列B2(制御情報)を含む上り無線信号SUPの逆拡散処理を実行する。E-DPCCH逆拡散部109は、受信した上り無線信号SUPの拡散符号と、無線基地局100が有する拡散符号のレプリカを同期させて逆拡散する。E-DPCCH逆拡散部109は、上り無線信号SUPを逆拡散することによって、伝搬遅延時間の異なる複数のパスに分離する。
E-DPCCH信号推定部111は、E-DPCCH逆拡散部109によって分離されたパス毎にパイロットシンボルを用いてチャネル推定を実行する。
また、E-DPCCH信号推定部111は、E-DPCCHを介して受信した信号系列を復号し、信号系列B2の内容を取得する。図6は、信号系列B2(E-DPCCH)の構成を示す。図6に示すように、信号系列B2は、Happyビット11、RSN12、及びE-TFCI13によって構成される。
E-DPCCH信号推定部111は、E-TFCI13の内容に基づいて、拡散符号の拡散率(SF)をE-DPDCH逆拡散部113に通知する。また、E-DPCCH信号推定部111は、ARQに従ったデータの再送順序を示すRSN12及びE-DPDCHの送信フォーマットを示すE-TFCI13をデレートマッチング部117に通知する。
E-DPDCH逆拡散部113は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1、具体的にはユーザデータなどを含む上り無線信号SUPの逆拡散処理を実行する。E-DPDCH逆拡散部113は、E-DPCCH逆拡散部109の出力側、つまり、E-DPCCHを介して受信した信号系列の逆拡散処理後の出力と接続される。E-DPDCH逆拡散部113は、E-DPCCHを介して受信した信号系列B2の逆拡散処理の後において、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1の逆拡散処理を、E-DPCCHを介して受信した信号系列B2の一部(具体的には、拡散率)を用いて実行する。
本実施形態において、E-DPCCH逆拡散部109は、制御チャネル逆拡散部を構成し、E-DPDCH逆拡散部113は、データチャネル逆拡散部を構成する。また、本実施形態では、E-DPCCH逆拡散部109とE-DPDCH逆拡散部113とによって逆拡散部が構成される。E-DPCCH逆拡散部109及びE-DPDCH逆拡散部113は、デインタリーバ115によるデインタリーブ処理よりも前において逆拡散処理を実行する。
デインタリーバ115は、E-DPCCH及びE-DPDCHを介して受信した信号系列(信号系列B1及び信号系列B2)のデインタリーブ処理を実行する。本実施形態において、デインタリーバ115は、デインタリーブ処理部を構成する。
デレートマッチング部117は、デインタリーバ115においてデインタリーブ処理が実行された信号系列に対して、当該信号系列の繰り返し配置(Repetition)や穿孔(Puncturing)を行うことによって、当該信号系列の符号化前のビット数に当該信号系列を合わせるデレートマッチングを実行する。具体的には、デレートマッチング部117は、デインタリーバ115の出力側と接続され、デインタリーブ処理の後において、デインタリーブ処理が実行された信号系列のデレートマッチングを実行する。
チャネル復号部119は、デレートマッチング部117から出力された信号系列のチャネル復号を実行し、信号を再生する。
HARQバッファ121は、送信元(移動機200)から送信された信号系列を格納する。格納された信号系列は、HARQに従った処理に用いられる。本実施形態では、HARQバッファ121は、E-DPCCH逆拡散部109から出力され、E-DPDCH逆拡散部113に入力される前の信号系列B1(ユーザデータなどを含むパケット)を格納する。HARQバッファ121は、HARQ制御部123による制御に基づいて、再送を含めて複数回受信した信号系列を合成(Soft Combining)した信号を出力する。
HARQ制御部123は、HARQに従った処理を実行する。具体的には、HARQ制御部123は、受信した信号系列B1のCRCに基づく誤りの判定、及び当該誤りの訂正を実行する。HARQ制御部123は、受信した信号系列B1が誤りを含む場合でも破棄せずにHARQバッファ121に格納するとともに、誤りを含む信号系列B1の再送を送信元に対して要求する。
HARQ制御部123は、再送された信号系列B1と、HARQバッファ121に格納しておいた信号系列B1との合成処理を実行する。HARQ制御部123は、合成した信号系列B1を用いてCRCに基づく誤りの判定を再度実行する。
(3)無線通信装置の動作
次に、無線基地局100(無線通信装置)の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る無線基地局100の受信動作フローを示す。
次に、無線基地局100(無線通信装置)の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る無線基地局100の受信動作フローを示す。
図3に示すように、ステップS10において、無線基地局100は、E-DPCCHを介して受信した信号系列を復号し、信号系列B2の内容、具体的には、RSN12及びE-TFCI13(SFを含む)を確定する。なお、E-TFCI13と拡散率(SF)とは、一対一で対応していない。つまり、複数のE-TFCI13が、同一の拡散率(SF)を用いる場合がある。
ステップS20において、無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した逆拡散処理前の信号系列B1と、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1との合成処理を実行する。
ステップS30において、無線基地局100は、当該TTI(Transmission Time Interval)において受信した拡散率(SF)を用いてHARQバッファ121に格納されている信号系列B1の逆拡散処理を実行する。
ステップS40において、無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1のデインタリーブ処理を実行する。
ステップS50において、無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1のデレートマッチングを実行する。
なお、送信元(移動機200)におけるレートマッチングの方法は、E-TFCI(E-TBS)毎に一対一に対応付けられているため、誤ったE-TFCIを用いた場合、受信した信号系列B1を正しく元に戻すこと(デレートマッチングすること)は不可能である。
ステップS60において、無線基地局100は、伝送レートのデレートマッチングが実行された信号系列B1のチャネル復号を実行し、信号を再生する。
ステップS70において、無線基地局100は、受信した信号系列B1のCRCに基づく誤りの判定、及び当該誤りの訂正を実行する。
(4)作用・効果
本実施形態に係る無線基地局100によれば、HARQバッファ121には、デレートマッチング後ではなく、E-DPCCH逆拡散部109から出力された信号系列B1が格納される。このため、HARQバッファ121における信号系列B1の合成処理において、RSN12やE-TFCI13が必要ない。
本実施形態に係る無線基地局100によれば、HARQバッファ121には、デレートマッチング後ではなく、E-DPCCH逆拡散部109から出力された信号系列B1が格納される。このため、HARQバッファ121における信号系列B1の合成処理において、RSN12やE-TFCI13が必要ない。
また、本実施形態では、HARQバッファ121には、E-DPCCH逆拡散部109から出力され、E-DPDCH逆拡散部113に入力される前の信号系列B1が格納される。このため、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1の逆拡散処理前に合成処理が実行されるため、信号系列B1の拡散率(SF)も必要ない。
すなわち、無線基地局100によれば、信号系列B1の初回受信時にRSN12やE-TFCI13が誤っていても合成処理を正しく実行でき、HARQによる伝送効率をさらに向上できる。
なお、デレートマッチング後の信号系列B1を用いて信号系列B1の合成処理が実行される従来の無線通信装置では、E-DPCCHを介して受信した信号系列B2(RSN12及びE-TFCI13)の復号結果が誤っていた場合、誤った信号系列B1がHARQバッファ121に格納されるため、HARQによる伝送効率の改善が図られない。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、HARQバッファ121は、E-DPCCH逆拡散部109から出力された信号系列を格納したが、本実施形態では、HARQバッファ121は、デインタリーバ115から出力された信号系列を格納する。以下、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、HARQバッファ121は、E-DPCCH逆拡散部109から出力された信号系列を格納したが、本実施形態では、HARQバッファ121は、デインタリーバ115から出力された信号系列を格納する。以下、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
(1)無線通信装置の機能ブロック構成
本実施形態に係る無線基地局100(無線通信装置)では、HARQバッファ121が設けられる位置が変更されている。図2において点線で示すように、HARQバッファ121は、デインタリーバ115から出力された信号系列を格納する。具体的には、HARQバッファ121は、デインタリーバ115から出力され、デレートマッチング部117に入力される前の信号系列B1を格納する。
本実施形態に係る無線基地局100(無線通信装置)では、HARQバッファ121が設けられる位置が変更されている。図2において点線で示すように、HARQバッファ121は、デインタリーバ115から出力された信号系列を格納する。具体的には、HARQバッファ121は、デインタリーバ115から出力され、デレートマッチング部117に入力される前の信号系列B1を格納する。
また、HARQ制御部123は、HARQバッファ121に格納されている、デインタリーバ115から出力され、デレートマッチング部117に入力される前の信号系列B1と、HARQバッファ121に格納しておいた信号系列B1との合成処理を実行する。
(2)無線通信装置の動作
図4は、本実施形態に係る無線基地局100の受信動作フローを示す。ステップS110の処理は、図3に示したステップS10の内容と同様である。
図4は、本実施形態に係る無線基地局100の受信動作フローを示す。ステップS110の処理は、図3に示したステップS10の内容と同様である。
ステップS120において、無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1の逆拡散処理を実行する。
ステップS130において、無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1のデインタリーブ処理を実行する。
ステップS140において、無線基地局100は、デインタリーブ処理後の信号系列B1と、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1との合成処理を実行する。
ステップS150において、無線基地局100は、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1のデレートマッチング、具体的には伝送レートのデレートマッチングを実行する。
ステップS160及びS170の処理は、図3に示したステップS60及びステップS70の内容と同様である。
(3)作用・効果
本実施形態に係る無線基地局100によれば、HARQバッファ121には、デレートマッチング後ではなく、デインタリーバ115から出力された信号系列B1が格納される。このため、HARQバッファ121における信号系列の合成処理において、RSN12やE-TFCI13が必要ない。
本実施形態に係る無線基地局100によれば、HARQバッファ121には、デレートマッチング後ではなく、デインタリーバ115から出力された信号系列B1が格納される。このため、HARQバッファ121における信号系列の合成処理において、RSN12やE-TFCI13が必要ない。
すなわち、無線基地局100によれば、信号系列B1の初回受信時にRSN12やE-TFCI13が誤っていても、拡散率(SF)が正しければ合成処理を正しく実行でき、HARQによる伝送効率をさらに向上できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第1実施形態では、HARQバッファ121は、E-DPCCH逆拡散部109から出力された信号系列を格納したが、本実施形態では、HARQバッファ121は、デレートマッチング部117から出力された信号系列を格納する。以下、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第1実施形態では、HARQバッファ121は、E-DPCCH逆拡散部109から出力された信号系列を格納したが、本実施形態では、HARQバッファ121は、デレートマッチング部117から出力された信号系列を格納する。以下、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
(1)無線通信装置の機能ブロック構成
本実施形態に係る無線基地局100(無線通信装置)では、HARQバッファ121が設けられる位置が変更されている。図2において一点鎖線で示すように、HARQバッファ121は、デレートマッチング部117から出力された信号系列を格納する。具体的には、HARQバッファ121は、デレートマッチング部117から出力された信号系列B1を格納する。つまり、本実施形態に係るHARQバッファ121の位置は、従来の無線基地局などの無線通信装置と同様である。
本実施形態に係る無線基地局100(無線通信装置)では、HARQバッファ121が設けられる位置が変更されている。図2において一点鎖線で示すように、HARQバッファ121は、デレートマッチング部117から出力された信号系列を格納する。具体的には、HARQバッファ121は、デレートマッチング部117から出力された信号系列B1を格納する。つまり、本実施形態に係るHARQバッファ121の位置は、従来の無線基地局などの無線通信装置と同様である。
さらに、HARQバッファ121は、信号系列B2(制御情報)を信号系列B1とともに格納する。具体的には、HARQバッファ121は、RSN12及びE-TFCI13(図6参照)を信号系列B1とともに格納する。
また、HARQ制御部123は、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTI(所定の時間枠)における信号系列B1のE-TFCI13(第1送信フォーマット)と、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1のE-TFCI13(第2送信フォーマット)とが異なる場合、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1に対して、第2送信フォーマットを用いて信号系列B1の符号化後のビット数に、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1を合わせるレートマッチングを実行する。
また、HARQ制御部123は、レートマッチングが実行された信号系列B1を、特定のTTIよりも前のTTIにおいて実行されたデレートマッチング後の信号系列として、当該特定のTTIにおいて実行されるデレートマッチング後の信号系列と合成処理を実行する。さらに、HARQ制御部123は、第1送信フォーマットを用いてレートマッチングを実行する。
つまり、HARQバッファ121には、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIよりも前、例えば、直前のTTIにおいて受信した信号系列B1のE-TFCI13が格納されている。HARQ制御部123は、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIにおけるE-TFCI13と、HARQバッファ121に格納されているE-TFCI13とが異なる場合、HARQバッファに格納されているE-TFCI13を用いて、上述した信号系列B1のレートマッチングや合成処理を実行する。
図7は、本実施形態に係るHARQバッファ121の動作説明図である。図7に示すように、HARQバッファ121には、RSN12及びE-TFCI13(#1)が、複数の信号系列B1とともに格納される。HARQバッファ121には、例えば、初回に受信した信号系列B1のRSN12及びE-TFCI13が格納される。
初回に受信した信号系列B1が誤りを含んでいるために再送された信号系列B1のE-TFCI13(#0)がHARQバッファ121に格納されているE-TFCI13(#1)と異なる場合、HARQ制御部123は、HARQバッファに格納されているE-TFCI13(#1)を用いて信号系列B1のレートマッチングや合成処理を実行する。
(2)無線通信装置の動作
図5は、本実施形態に係る無線基地局100の受信動作フローを示す。ステップS210の処理は、図3に示したステップS10の内容と同様である。
図5は、本実施形態に係る無線基地局100の受信動作フローを示す。ステップS210の処理は、図3に示したステップS10の内容と同様である。
ステップS220において、無線基地局100は、当該TTI、つまり、信号系列B1の合成処理を実行するTTIにおいて受信したE-TFCIが前のTTIにおいて受信したE-TFCIと同一か否かを判定する。
E-TFCIが同一でない場合(ステップS220のNO)、ステップS230において、無線基地局100は、前のTTIにおいて受信、つまり、HARQバッファ121に格納されているE-TFCI及びRSNを用いて、HARQバッファに格納されている信号系列B1のレートマッチングを実行する。
ステップS240において、無線基地局100は、当該TTI(信号系列B1の合成処理を実行するTTI)において受信したE-TFCI及びRSNを用いて、当該TTIにおいて受信した信号系列B1のデレートマッチング、具体的には伝送レートのデレートマッチングを実行する。
ステップS250において、無線基地局100は、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1を消去し、ステップS240におけるデレートマッチング後の信号系列B1をHARQバッファ121に格納する。
E-TFCIが同一である場合(ステップS220のYES)、またはステップS250の処理の後、ステップS260において、無線基地局100は、当該TTI(Transmission Time Interval)において受信した拡散率(SF)を用いて、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1の逆拡散処理を実行する。
ステップS270において、無線基地局100は、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1のデインタリーブ処理を実行する。
ステップS280において、無線基地局100は、当該TTIにおいて受信したE-TFCI及びRSNを用いて、E-DPDCHを介して受信した信号系列B1の逆拡散処理を実行する。
ステップS290において、無線基地局100は、デレートマッチング後の信号系列B1と、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1との合成処理を実行する。
ステップS300において、無線基地局100は、HARQバッファ121内の信号系列B1を用いてチャネル復号を実行し、信号を再生する。
ステップS310において、無線基地局100は、無線基地局100は、受信した信号系列B1のCRCに基づく誤りの判定、及び当該誤りの訂正を実行する。
(3)作用・効果
本実施形態に係る無線基地局100によれば、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIにおける信号系列のE-TFCI13と、当該TTIよりも前のTTIにおける信号系列B1のE-TFCI13とが異なる場合、HARQバッファ121に格納されているE-TFCI13を用いて合成処理が実行される。このため、HARQバッファ121に格納された信号系列B1について、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIよりも前に受信したE-TFCI13を用いてレートマッチングを実行することによって、再送された信号系列B1と、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1との合成処理(Soft Combining)が可能となる。
本実施形態に係る無線基地局100によれば、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIにおける信号系列のE-TFCI13と、当該TTIよりも前のTTIにおける信号系列B1のE-TFCI13とが異なる場合、HARQバッファ121に格納されているE-TFCI13を用いて合成処理が実行される。このため、HARQバッファ121に格納された信号系列B1について、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIよりも前に受信したE-TFCI13を用いてレートマッチングを実行することによって、再送された信号系列B1と、HARQバッファ121に格納されている信号系列B1との合成処理(Soft Combining)が可能となる。
すなわち、無線基地局100によれば、E-TFCIやRSNなどの制御情報が誤っていても合成処理を正しく実行でき、HARQによる伝送効率をさらに向上できる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の第1実施形態〜第3実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述したように、本発明の第1実施形態〜第3実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した第1実施形態〜第3実施形態では、EULに従った携帯電話システム1を例として説明したが、本発明の適用範囲は、EULに限定されない。例えば、HSDPAなど、下り方向において本発明を適用してもよい。つまり、移動機200が、上述した無線基地局100と同様の機能を有しても構わない。
上述した第3実施形態では、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIよりも前、具体的には、直前のTTIにおいて受信した信号系列B1のE-TFCI13であり、HARQバッファ121に格納されているE-TFCI13が、信号系列B1の合成処理を実行する特定のTTIにおけるE-TFCI13と異なる場合について説明したが、比較対象とするTTIは、必ずしも信号系列B1の合成処理を実行するTTIの直前のTTIでなくても構わない。例えば、予め規定された個数前のTTIとしてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…携帯電話システム、11…Happyビット、12…RSN、13…E-TFCI、50…無線ネットワーク制御装置、100…無線基地局、101…アンテナ、103…低雑音増幅部、105…自動利得制御部、107…直交検波部、109…E-DPCCH逆拡散部、111…E-DPCCH信号推定部、113…E-DPDCH逆拡散部、115…デインタリーバ、117…デレートマッチング部、119…チャネル復号部、121…HARQバッファ、123…HARQ制御部、200…移動機、B1,B2…信号系列、SDN…下り無線信号、SUP…上り無線信号
Claims (10)
- 物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信装置であって、
前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を実行する逆拡散部と、
前記逆拡散部から出力された前記信号系列を格納するHARQバッファと、
前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するHARQ制御部と
を備える無線通信装置。 - 前記逆拡散部は、
物理制御チャネルを介して受信した信号系列の逆拡散処理を実行する制御チャネル逆拡散部と、
前記制御チャネル逆拡散部の出力側と接続され、前記物理制御チャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理の後において、前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を、前記物理制御チャネルを介して受信した前記信号系列の一部を用いて実行するデータチャネル逆拡散部と
を含み、
前記HARQバッファは、前記データチャネル逆拡散部に入力される前の前記信号系列を格納する請求項1に記載の無線通信装置。 - 物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信装置であって、
前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列のデインタリーブ処理を実行するデインタリーブ処理部と、
前記デインタリーブ処理部から出力された前記信号系列を格納するHARQバッファと、
前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するHARQ制御部と
を備える無線通信装置。 - 前記デインタリーブ処理部の出力側と接続され、前記デインタリーブ処理の後において、前記デインタリーブ処理が実行された前記信号系列に対して、前記信号系列の繰り返し配置または穿孔の少なくとも何れかを行うことによって、前記信号系列の符号化前のビット数に前記信号系列を合わせるデレートマッチングを実行するデレートマッチング部を備え、
前記HARQバッファは、前記デインタリーブ処理部から出力され、前記デレートマッチング部に入力される前の前記信号系列を格納する請求項3に記載の無線通信装置。 - 前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を実行する逆拡散部を備え、
前記逆拡散部は、前記デインタリーブ処理よりも前において前記逆拡散処理を実行し、
前記HARQ制御部は、前記HARQバッファに格納されている、前記デインタリーブ処理部から出力され、前記デレートマッチング部に入力される前の前記信号系列の前記合成処理を実行する請求項3に記載の無線通信装置。 - 物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信装置であって、
デインタリーブ処理が実行された前記信号系列に対して、前記信号系列の繰り返し配置または穿孔の少なくとも何れかを行うことによって、前記信号系列の符号化前のビット数に前記信号系列を合わせるデレートマッチングを実行するデレートマッチング部と、
前記デレートマッチング部から出力された前記信号系列、及び前記物理データチャネルの送信フォーマットを含む制御情報を格納するHARQバッファと、
前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するHARQ制御部と
を備え、
前記HARQ制御部は、所定の時間枠における信号系列の送信フォーマットである第1送信フォーマットと、前記所定の時間枠よりも前の時間枠における前記信号系列の送信フォーマットとである第2送信フォーマットとが異なる場合、
前記HARQバッファに格納されている前記信号系列に対して、前記第2送信フォーマットを用いて前記信号系列の符号化後のビット数に、前記HARQバッファに格納されている前記信号系列を合わせるレートマッチングを実行し、
前記レートマッチングが実行された前記信号系列を、前記所定の時間枠よりも前の時間枠において実行された前記デレートマッチング後の前記信号系列として、前記所定の時間枠において実行される前記デレートマッチング後の前記信号系列と前記合成処理を実行し、
前記第1送信フォーマットを用いて前記レートマッチングを実行する無線通信装置。 - 前記デレートマッチング部と接続され、前記デインタリーブ処理の後において、前記デレートマッチングが実行された前記信号系列を復号するチャネル復号部を備え、
前記HARQバッファは、前記デレートマッチング部から出力され、前記チャネル復号部に入力される前の前記信号系列を格納する請求項6に記載の無線通信装置。 - 物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信方法であって、
前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列の逆拡散処理を実行するステップと、
前記逆拡散処理によって出力された前記信号系列をHARQバッファに格納するステップと、
前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するステップと
を備える無線通信方法。 - 物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信方法であって、
前記物理データチャネルを介して受信した前記信号系列のデインタリーブ処理を実行するステップ、
前記デインタリーブ処理によって出力された前記信号系列をHARQバッファに格納するステップと、
前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するステップと
を備える無線通信方法。 - 物理データチャネルを介して伝送される信号系列の送信元に対して前記信号系列の再送を要求する自動再送要求と、前記再送に伴って複数回受信した前記信号系列の合成処理とを含むハイブリッド自動再送要求を実行する無線通信方法であって、
デインタリーブ処理が実行された前記信号系列に対して、前記信号系列の繰り返し配置または穿孔の少なくとも何れかを含み、前記信号系列の符号化前のビット数に前記信号系列を合わせるデレートマッチングを実行するステップと、
前記デレートマッチングによって出力された前記信号系列、及び前記物理データチャネルの送信フォーマットを含む制御情報をHARQバッファに格納するステップと、
前記HARQバッファに格納された前記信号系列を用いて、前記合成処理を実行するステップと
を備え、
前記合成処理を実行するステップでは、所定の時間枠における信号系列の送信フォーマットである第1送信フォーマットと、前記所定の時間枠よりも前の時間枠における前記信号系列の送信フォーマットとである第2送信フォーマットとが異なる場合、
前記HARQバッファに格納されている前記信号系列に対して、前記第2送信フォーマットを用いて前記信号系列の符号化後のビット数に前記信号系列を合わせるレートマッチングを実行し、
前記レートマッチングが実行された前記信号系列を、前記所定の時間枠よりも前の時間枠において実行された前記デレートマッチング後の前記信号系列として、前記所定の時間枠において実行される前記デレートマッチング後の前記信号系列と前記合成処理を実行し、
前記第1送信フォーマットを用いて前記レートマッチングを実行する無線通信方法。
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