JP2011519535A - 非サービング基地局へのttiバンドル表示 - Google Patents

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Abstract

本技術は、サービング基地局と1以上の非サービング基地局とによって受信される情報を移動無線端末が送信時間間隔(TTI)で送信するセルラー無線通信システムに適用される。移動端末によりグループとして一緒に送信されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信の個数Nが決定される。HARQ送信は、最初の送信、該最初の送信の1以上の再送、又は両方を含む。1以上の非サービング基地局が移動端末から受信したHARQ送信を合成するときに個数Nを考慮することが出来るように、1以上の非サービング基地局に通信のためのHARQ送信の個数Nの表示が直接的又は間接的に提供される。

Description

技術分野は無線通信システムに関し、より詳細には、サービング無線基地局及び非サービング無線基地局を含む移動体通信に関する。
典型的無線通信システムにおいて、移動体通信端末(ユーザ装置ユニット(UE)とも称する)は、無線アクセスネットワーク(RAN)およびインターネットのような他のネットワークを介して通信する。無線アクセスネットワークは、各々が基地局サイトの基地局(BS)(いくつかのネットワークでは”ノードB”と呼ばれる)の無線カバー領域として定義される複数のセル領域に分割された地理的領域をカバーする。
移動無線インタフェース規格の進化は、小さいデータユニット又はパケットがデータ及び送信される当該データを記載するパケットヘッダを通信メディア上で搬送するパケット・アクセス技術に強く集中している。例えば、非特許文献1を参照。
これらのサービスの1つの重要な要件は短いラウンドトリップ時間(RTT)(パケットがある装置から他の装置まで横断して戻ってくるのに要する時間)である。図1は、ユーザ装置(UE)と基地局(BS)との間のRTTを示している。この要件の理由は、多くの上位層プロトコル及びアプリケーションが遅延に敏感であり得るからである。ユニバーサル移動通信システム(UMTS)標準の進化は、符号化及びインタリーブが実行されるデータ送信継続時間として定義される送信時間間隔(TTI)を10,20,40及び80msから2msまで短縮することによってこの要件について言及している。広帯域符号分割多元接続(WCDMA)の高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)における送信アップリンク・チャネルであるエンハンスド専用チャネル(E−DCH)において、TTIは、1個の転送ブロックを含み、当該転送ブロック・サイズはフレキシブルであり、E−DCH転送フォーマット合成識別子(E−TFCI)によって示される。
一般的には短いTTEは上位層プロトコル及びアプリケーションにとって有益であるが、不利な点が同様に存在する。送信されたデータの信頼性は、情報ビット当たりの受信エネルギーの単調(増加)関数である一方で、情報ビット当たりの受信エネルギーは、送信電力及び送信時間に依存する。2msのTTIを使用するデータ送信がより高い送信電力を必要とするため、送信電力が制限される状況においては、10,20,40又は80msのTTIを使用するデータ送信による送信データはエラーに弱い。その結果、以前のレガシー無線インタフェース(例えば以前のUMTSリリース)と同じ範囲を確保することは困難である。移動端末は、ネットワーク内でダウンリンク送信する基地局と同等の送信電力を使用することは出来ないため、パケット・データのサービス範囲は特にアップリンク方向において制限される。
範囲の問題に対する1つのアプローチは、パケットがうまく受信される(または、再送の最大数に達する)まで、受信側が送信側にパケットの再送を要求する再送(ReTx)プロトコルを使用することである。図1のReTx(3)の例では、基地局が移動端末からのReTxを要求している。更なる改善は、再送プロトコルと、受信機が誤って受信されたパケットを廃棄する代わりにこれらのソフト(軟判定)ビット値をバッファし再送パケットのソフトビット値と合成するソフト合成機能とを合成することである。これは、ハイブリッドARQ(HARQ)と呼ばれる。HARQ再送は上述の範囲問題の軽減を補助することが出来るが、HARQ再送信の個数はあまり大きくしすぎることは出来ない、さもないと、コストが高い付加的な基地局の受信処理リソースの必要性が増大する。さらに、動作中の多くの割合の移動端末が頻繁なHARQ再送信を実行する場合、提供されたパケットサービスのコストが増大し通信のパケット遅延し、後者は特にリアルタイムサービス(例えば音声)に対して望ましくない。
これらの態様を念頭に、”送信時間間隔(TTI)バンドル”(別名”自律再送信”)が、LTEアップリンク(UL)(本願に引用したものとする非特許文献2を参照)およびWCDMA HSUPA(本願に引用したものとする非特許文献3を参照)に関して提案された。各々のTTIバンドルは、単一のHARQ処理および単一のデータブロック(例えば単一のパケット)に対応する。移動端末が、N−1個のHARQ送信の次の一つを送信する前の否定HARQ応答(NAK)を待つことなく、データブロック/パケットの最初のHARQ送信と、(N−1)個の同一のデータブロック/パケットの連続的HARQ再送とをバンドル(すなわち、全部で”N個”のHARQ送信)するのを許容することにより、TTIバンドルは、多数のHARQ RTTによる許容できない遅延をもたらすことなく範囲を改善する。前提となる仮定は、劣悪な範囲の移動端末に対してHARQ再送の必要個数が比較的高いと期待されるということであり、最初のHARQ送信およびいくつかの個数のHARQ再送がいずれにしろNAKされ得る可能性が高いということである。それ故、同一のデータブロック/パケットの他のHARQ再送を始める前に最初のHARQ送信に対するHARQのACK/NAKを待つ強い理由がない。
移動端末がN個のHARQ送信のTTIバンドルに対する(すなわち、バンドル全体、又はTTIバンドル内の少なくとも1つのHARQ送信に対する)肯定HARQ ACKを受信しない場合、移動端末は、肯定HARQ ACKを受信するか又はHARQ再送の最大数に達するまで、更なる(単一またはバンドルされた)HARQ再送を実行し得る。バンドルは移動端末に対する範囲を改善することができるが、ユーザ・スループット、電源消費およびシステム容量に関していくつかの欠点があるため、TTIバンドルは劣悪な範囲の移動端末に対してのみ使用されるかもしれない。それ故、TTIバンドルの各々のHARQ再送の個数を制御することが望ましい。
しばしば、サービング基地局のセル領域から非サービング基地局によってサービスされる1以上のセルに向かって移動端末が移動すると、サービング基地局からの範囲の悪化を経験する。図2は、サービングセルA及び非サービングセルBと通信している移動無線端末を有するセルラー通信システムを示している。移動端末は、概して隣接する非サービング基地局からのブロードキャスト信号を監視し、最高の信号が受信される非サービング基地局のリストを保管する。ハンドオーバ(ハード又はソフト)は、通常、ある点で、当該リスト内の1以上の非サービング基地局との間で発生する。
ハンドオーバは、UIバンドルに関する問題を提示する。移動接続を有するソフト・ハンドオーバ(又はすぐにハード・ハンドオーバのモバイル接続)に関与する非サービング基地局が、バンドル当たりN個のHARQ送信を有するTTIバンドルが発生していることに気付くようにされない場合、非サービング基地局は、異なるHARQ送信をおそらく適切にソフト合成しないであろう。異なるデータ・セグメントに対応したHARQ送信を非サービング基地局が結合しようとするときに、当該非サービング基地局がバッファ破壊により全体の受信パフォーマンスに貢献することができないときマクロ・ダイバーシティー利得を縮減し、結果としてバッファ破壊によって生じる性能劣化が発生する。
S. Keshav, An Engineering Approach to Computer Networking, Addison-Wesley professional computing series, ISBN 0-201-63442-2 3GPP Tdoc R1-081103, "Reply LS on Uplink Coverage for LTE", LS from RAN WG1 to RAN WG2 3GPP Tdoc R1-081619, "EUL coverage enhancements"
これらの問題に対処する技術は、サービング基地局と1以上の非サービング基地局とによって受信される情報を移動端末が送信時間間隔(TTI)で送信するセルラー無線通信システムで用いられ、例えば、サービング基地局、1以上の非サービング基地局、又は移動端末がハンドオーバに関与するときに発生する。移動端末によりグループとして一緒に送信されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信の個数Nが決定される。Nは好適には正整数である。HARQ送信は、最初の送信、該最初の送信の1以上の再送、又は両方を含む。1以上の非サービング基地局が移動端末から受信したHARQ送信を合成するときに個数Nを考慮することが出来るように、1以上の非サービング基地局に通信のためのHARQ送信の個数Nが直接的又は間接的に提供される。
グループ内のHARQ送信の各々は、HARQ処理に関連付けられた同一のデータ転送ブロックに対応する。グループ内のN個のHARQ送信は、1以上のTTIを含むTTIバンドルに対応する。そのため、TTIバンドル当たり1つのHARQ処理が存在する。非制限の例であるWCDMA HSUPAタイプのシステムへの実施において、TTIの各々は1つの(可変であり得る)転送ブロックに対応する。
当該技術は様々な方法で実施され、何れかに制限されるものではない。例えば、当該技術は移動端末において実施される。移動端末は、サービング基地局に接続された制御部から個数Nを受信し得る。制御部は、サービング基地局、又はサービング基地局と1以上の非サービング基地局とに接続する無線ネットワーク制御装置に位置し得る。
あるいは、当該技術は、サービング基地局において実施され得る。サービング基地局は、Nを決定することができるか受信することができ、サービング基地局および1以上の非サービング基地局に接続する制御部を介して、個数Nを1以上の非サービング基地局に送信することができる。他の変形例は、サービング基地局および1以上の非サービング基地局との間のインタフェースを介して個数Nを1以上の非サービング基地局に送信する。さらに別の変形例は、無線ネットワーク制御装置において当該技術を実施する。
このように、各々の基地局が、1個のHARQ処理に対応する移動端末からのHARQ送信の正しい個数NをHARQ送信の組合せの考慮に入れることができるように、移動接続と関連するHARQ送信の個数Nは1以上の非サービング基地局(NodeB)に提供される。このような方法で、移動接続(またはすぐにハード・ハンドオーバの移動接続)を有するソフト・ハンドオーバに関係する非サービング基地局は、バンドル当たりN個のHARQ送信を有するUIバンドルが発生しているということを知り、異なるHARQ送信を適切にソフト合成することが出来る。加えて、バッファ破壊が回避され、非サービング基地局の全体の受信パフォーマンスに貢献するため、TTIバンドルが使われるときのマクロ・ダイバーシティー利得は完全なままとなる。
UEと基地局との間のラウンドトリップ時間(RTT)、及びUEから基地局への再送要求を示す図である。 サービングセルおよび非サービングセルと通信している移動無線端末を有するセルラー通信システムを示す図である。 2ミリ秒のE−DCH TTIを示すエンハンスド・アップリンク(EUL)のタイミング図である。 1TTIのバンドルサイズであるUIバンドルの非限定実施例のタイミング図である。 2TTIのバンドルサイズであるUIバンドルの非限定実施例のタイミング図である。 4TTIのバンドルサイズであるUIバンドルの非限定実施例のタイミング図である。 8TTIのバンドルサイズであるUIバンドルの非限定実施例のタイミング図である。 非限定実施例であるWCDMA無線通信システムの機能ブロック図である。 1以上の非サービング基地局にHARQ送信の個数を提供するための実施手順を示すフローチャートである。 方法を実装するための例示的移動端末及び基地局の機能ブロック図である。 例示的移動端末のより詳細な機能ブロック図である。 例示的基地局のより詳細な機能ブロック図である。
以下の記述は説明のためのものであり限定するものではない。具体的な詳細、例えば特定のノード、機能エンティティ、技術、プロトコル、標準、その他は、記載の技術の理解のために提供される。当業者は以下で記載される具体的な詳細から離れた他の実施例が実施され得ることは明らかである。他の例において、周知の方法、装置、技術、その他に関する詳細な説明は、不必要な詳細により説明を不明瞭にすることが無いように省略される。個々の機能ブロックは図に示される。当業者は、それらのブロックの機能が、個々のハードウエア回路、適切にプログラムされたマイクロプロセッサまたは汎用コンピュータと連動したソフトウェアプログラムおよびデータの使用、特定用途向け集積回路(ASIC)の使用、および/または1以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)の使用により実施できることを理解するであろう。
当該技術は、任意のセルラー方式通信に用いられ得る。説明を簡単にするため、移動無線または移動端末の用語が使用され、ユーザ装置(UE)、PDA、携帯電話、ラップトップ、などの任意の種類の無線通信端末/装置を含む。
背景で述べたように、今日の無線通信の多くは高速ハイブリッドARQ(HARQ)を使用する。移動端末と基地局との間の高速ハイブリッドARQ(HARQ)は、基地局および移動端末に位置するHARQ送信エンティティおよびHARQ受信エンティティのセットを含み、これらのエンティティをHARQ処理と称する。各HARQ処理は、送信されたデータユニットに関連するデータ・キューまたはバッファに対応する。移動端末と基地局との間のHARQは、基地局がエラーを有するデータブロックを一時的に格納し、その後、格納されたデータブロックを再送されたデータブロック(または対応するデータブロックの一部)と合成し、合成結果がエラーフリーであることが期待されるソフト合成を使用する。
図3は、2ミリ秒のE−DCFI TTIのエンハンスド・アップリンク(EUL)通信のためのHARQ再送プロトコルを示している。2ミリ秒のTTIに対して、図で異なるシェーディングで示される8個の独立したHARQ処理がある。HARQ(再)送信が失敗した場合、次のHARQ再送信は8*2=16ミリ秒後に発生し、それは移動端末と基地局との間のラウンドトリップ時間(RTT)に対応する。この場合、3個のHARQ再送(最初の送信を含まない)は、2+3*16ミリ秒=50ミリ秒を要する。いくつかの再送がが必要であることは時々既知、予測可能またはアドバイス可能であり、自律再送信がE−DCHに対して実行され得る。
自律再送信またはTTIバンドルにおいて、移動端末は、同一のデータブロックの次の再送の前にHARQ NAKを待つこと無く、当該同一のデータブロック(対応するHARQ処理を使用するデータブロック)の連続的に正整数N個のHARQ送信を行う。データブロックの非制限の例は、サブフレーム、パケット、転送ブロック、などである。連続的なHARQ送信の個数Nは、TTIバンドルサイズである。これらのHARQ送信間の遅延が排除されるため、所与の最大遅延に対してより多い個数のHARQ送信を実行することが可能であり、その結果、スピーチのような遅延感度が高いサービスに対する範囲が拡張される。挙げられた実施例において、3個の再送が必要であるということを知っている場合、移動端末の送信機は全4個のHARQ送信を連続的に1個のバンドル内で実行することが出来、50msの代わりに8msで送信を完了する。この例のTTIバンドルに対してN=4である。
2msTTIのEULのバンドルサイズの非制限の例は、それぞれ2,4,8又は16ミリ秒のTTIに対応するN=1,2,4又は8であり得、最大のバンドルサイズN=8は、10msのTTIに比較し非常に良好な範囲を与える。TTIバンドルサイズNは、サービング基地局、移動端末またはRNCによって、決定および/または制御され得る。
HARQ RTT及びHARQ処理数は、以下の表1に従った非制限の実施例により調整され得る。例示的調整が図4A〜図4Dに示される。
Figure 2011519535
異なるTTIバンドルサイズに対するHARQ RTT及びHARQ処理数(2msTTI)
図4Aは、バンドルサイズN=1 TTI(2ms)(すなわちバンドル無し)のTTIバンドルに対するタイミング図である。TTIバンドル再送は最初のバンドル送信の16ms後に起こる。図4Bは、バンドルサイズN=2 TTI(4ms)のTTIバンドルに対するタイミング図である。TTIバンドル再送は最初のバンドル送信の32ms後に起こる。図4Cは、バンドルサイズN=4 TTI(8ms)のTTIバンドルに対するタイミング図である。TTIバンドル再送は最初のバンドル送信の32ms後に起こる。図4Dは、バンドルサイズN=8 TTI(16ms)のTTIバンドルに対するタイミング図である。TTIバンドル再送は最初のバンドル送信の32ms後に起こる。HARQ RTT(16msから32msまで)の増加は、最初のバンドルの終わりと再送バンドルの始まりとの間の最小時間が少なくともバンドル無しの場合(16ms)であることを確実にする。
上述したように、ハンドオーバがTTIバンドルに関して問題を提示する。移動接続(すぐにバードハンドオーバのモバイル接続)を有するソフトハンドオーバに関係する非サービング基地局(図2に示される単純な実施例の基地局Bを参照)が、バンドル当たりN個のHARQ送信を有するTTIバンドルが発生していることに気付くようにされない場合、非サービング基地局は各々のアクティブなHARQ処理に対するHARQ送信の適切な個数をたぶん適切に合成しない。その結果、バッファ破壊及びマクロ・ダイバーシティー利得の縮減により性能劣化が生じる。ソフトハンドオーバ利得を保持するために、移動接続のハンドオーバに関与する各々の非サービング基地局は、同一のHARQ処理に対応する各々のTTIバンドルの移動端末から送信されるHARQ送信の適切な個数Nを適切に受信し合成しなければならない。したがって、非サービング基地局は、現在使用されているバンドルサイズNに気付くようにしなければならない。非サービング基地局は、RNC(サービング基地局)を介して、又は移動端末からこの情報を受信することができる。バンドルサイズNは、それが変化するとき、例えば非サービング基地局のみに(例えば、MAC層のいくつかの指標を使用して)シグナリングされ、又は、例えば、再送シーケンス番号(RSN)フィールドのいくつかの再解釈を使用して、HARQ処理IDがHARQ送信毎に共にシグナリングされ得る。
図5は、1以上の非サービング基地局に、TTIバンドルのHARQ送信又は処理の個数Nを伝えるためのフローチャートを示している。最初に、移動端末によって送信されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)の個数Nが決定される(ステップS1)。Nは、好ましくは正整数である。HARQ送信は、最初の送信、当該最初の送信の1以上の再送、またはその両方を含む。そして、1以上の非サービング基地局が移動端末から受信したHARQ送信を合成するときに個数Nを考慮することが出来るように、1以上の非サービング基地局に通信のためのHARQ送信の個数Nが直接的又は間接的に提供される(ステップS2)。
当該技術のアプリケーションの一例は、UMTSセルラー無線システムである。図6は、WCDMAが参照番号10によって一般に示される、符号分割多元接続(WCDMA)で動作するユニバーサル移動通信システム(UMTS)として示される非制限の第3世代(3G)セルラー無線システムの機能ブロック図である。無線アクセス・ネットワーク(RAN)12は、インターネット、PSTN、ISDNなどの1以上の外部ネットワーク16に接続する1以上のコア・ネットワーク14に接続する。無線アクセスネットワーク12は、例えば、互いにシグナリングおよび/またはトラフィックを通信する1以上の無線ネットワーク制御装置(RNC)18を含む。各RNC18は、1以上の基地局(BS)20を制御する。各々の基地局20は、種々のダウンリンク無線チャネル上の、セルと呼ばれる1以上の対応のカバー範囲の無線インタフェースの上で情報を送信する。各々の基地局20は、当該基地局のセルのまたは近隣のセルの移動無線22から1以上のアップリンクチャネルを使用して無線インタフェース上でアップリンク通信を受信する。
図7は、図6の方法を実装するための非限定の例示的移動端末及び基地局の機能ブロック図である。基地局20および移動端末22は、無線インタフェースを介して電波送信により通信する。無線インタフェースに交差する矢印は、エンハンスド・アップリンク機能を働かせて送信されるデータを搬送するE−DCHチャネル上のHSUPA送信を表し得る。当業者は、他のE−DCH関連のチャネル(例えばE−DPCCH)も運用中であることを理解する。あるいは、矢印は、UTRANロングターム・エボリューション(LTE)またはいくつかの他のシステムで利用されるアップリンク・チャネルを示し得る。
移動端末22は、データ・ソース31からのデータパケット受信のためのデータ・バッファ32を有するメディアアクセス制御(MAC)エンティティ30を含む。例えば、データ・ソース31は、基地局20への送信のためのデータを生成し、または始める/受信する1以上のアプリケーションであり得る。バッファされたパケットは、無線送受信部34に接続されたHARQ制御部33に通される。HARQ制御部33は、基地局20からのダウンリンク送信に用いられ、実行中のHARQ処理を使用して送信されるデータに対する再送および他のHARQ関連機能を実行する。
基地局20は、1以上の基地局送受信部25を使用して、移動端末22からエア・インタフェース上のチャネル(例えばE−DCH)上のデータを受信する。基地局MACエンティティ30は、各TTIのデータが適切に受信されたか否かを判定し、再送信されたHARQデータと実行中の同一のHARQ処理に対応する以前の受信されたHARQデータとのソフト合成する基地局HARQ制御部33を含む。検出部28は、TTIバンドルのHARQ送信が正しく受信されたか否かを判定し、正しく受信された場合は、送受信部25を介して移動端末22のHARQ制御部33へ送信されるTTIバンドル肯定応答(ACK)を生成するACK/NAK生成部26に信号を送信する。移動端末のHARQ制御部33は、肯定応答が受信されたデータの再送信を停止する。データが正しく受信されていない場合、検出部は、HARQ処理に対応するデータを再送要求している移動端末22へ送受信部25を介してNAKを送信する。1以上のデータバッファ29は、コア・ネットワーク又は無線ネットワーク制御装置(RNC)のような他の無線ネットワークノードに送信する前に、適切に検出されたデータブロックを受信し格納する。
基地局20が移動端末20のサービング基地局であり、移動端末が入ろうとしているかまたはハンドオーバ(ソフトまたはハード)中であると仮定する。非限定の実施例において、サービング基地局20のTTIバンドル制御部21は、TTIバンドル内で送信されるTTIの個数Nを決定し、MACエンティティ30の送受信部25を介して(例えばダウンリンク・プロトコル層L1および/またはL2シグナリングと使用して)Nまたは何らかのNの指標を移動端末22にシグナリングする。この種のシグナリングの非限定の実施例は、HS−SCCHおよびE―AGCHのような物理レイヤL1制御チャネル、または1以上の特別なフィールド上の指標またはMAC層の値を含み得る。この非限定の実施例において、移動端末22は、移動のアクティブ・セット又移動接続のハンドオーバにアクティブに関与している全ての非サービング基地局に、アップリンクL1および/またはL2シグナリングを使用してNの指標を1以上の非サービング基地局に送信し得る。
他の例示の実施例において、RNCは、サービング基地局からNの指標を受信し、RNCは、非サービング基地局に当該Nの指標を送信する。Iub/Iurシグナリングが使用され得るが、エア・インタフェースL1/L2シグナリングよりも遅くなり得る。その結果、非サービング基地局がRNCを介してNの指標を受信するまでの間、性能劣化が発生し得る。他のバリエーションは、サービング基地局が、ノードB−ノードBシグナリングを介して非サービング基地局にNの指標をシグナリングする。さらに他の非限定の実施例において、移動端末22のTTIバンドル制御部22はNを決定し、アップリンクL1および/またはL2シグナリングを使用してサービング基地局および非サービング基地局にNを表示する。
UEから1以上の基地局へのアップリンクL1および/またはL2シグナリングを介した上述の表示は、例えば、以下のうちの1つを使用し得る:特別に予約されたE−DCH無線ネットワーク一時識別子(E−RNTI)またはHS−DSCH無線ネットワーク一時識別子(H−RNTI)の値、または他の特別な予約フィールド、またはMAC L2、特別に予約されたE−DCH転送フォーマット合成識別子(E−TFCI)、再送シーケンス番号(RSN)の値、又はチャネル品質指標(CQI)値、DPCCH、E−DPCCHおよびHS−DPCCHのようなアップリンク物理制御チャネル内の他の特別な予約フィールドまたは値、または、付随するE−DPDCH送信のないE−DPCCH送信またはその逆など、アップリンク物理制御チャネルがの存在/不在を利用したシグナリング。
Nが非サービング(そして、おそらくサービング)基地局に示されるとき、移動端末(または他の通信エンティティ)が、例えば、これらの基地局から肯定ACKを受信するまで(好ましくは再送の合計数に制限を設けて)Nの指標を再送し続けることにより指標があらゆる基地局に到達することを確実にしようとすることが有益であり得る。
さらに他の非限定の実施例において、RNCまたは他のネットワークノードは、サービング基地局および移動端末にこのTTIバンドルサイズを、例えば、レイヤL3シグナリングを使用して提供する。例えば、非サービング基地局は、Iubおよび/またはIurインタフェースを介してこの指標を受信できる。頻繁で時間のかかるL3シグナリングを回避するために、TTIバンドルサイズNは、いくつかの他のパラメータ(例えばユーザのアクティブ・セットの基地局の個数)に、(準)静的に関連付けられる。例えば、ユーザのアクティブ・セットに2以上の基地局がある場合(すなわちユーザがソフトハンドオーバ中)、比較的悪い範囲の状況にあり、TTIバンドルに利益があるとみなすことが出来る場合、Nは2に設定され、そうでなければ、Nは1に設定される。
図8Aおよび図8Bは、より詳細な非限定のHSUPA実施例における例示的移動端末(ここではUEと称する)、例示的基地局および/またはRNCの機能ブロック図である。UEを示す図8Aにおいて、E−DCHデータ・ソースは、1以上のアプリケーション40であることを示している。ユーザ装置ユニットのUE MACエンティティ35は、UE HARQ制御部44、チャネル・フロー・制御部80、符号化器82、E−DCHチャネル・フォーマット部84、及び、制御チャネル・フォーマット部86を含む。チャネル・フロー制御部80は、E−DCH制御部88および入来パケットハンドル部90を含む。入来パケットハンドル部90は、1以上のデータ・キュー(例えばデータ・キュー421〜42M)を含み、各々のデータ・キュー42は異なるデータ・フロー(例えば、複数のアプリケーション40の異なる1つ)に関連付けられる。E−DCH制御部88は、データ・キュー42からのデータの抽出を制御し、ユーザ装置により基地局に提供されたデータに関連するスケジュールに従って、基地局によりユーザ装置へ許可された送信スケジュールに従ってE−DCHチャネル・フォーマット部84によりE−DCHチャネルをフォーマットする。
符号化器82は、この種のデータをUE HARQ制御部44のHARQ処理531〜53Mの適当な1つと関連付ける前又は後に、E−DCHデータの符号化を実行する。後者は、図8Aに示される。符号化器82により実行される符号化動作は、例えば、異なるデータ・キュー42または異なるHARQ処理からのデータの多重化と、MACヘッダの追加を含み得る。UE HARQ制御部44のUE HARQ処理531〜53Mは、E−DCHに使用される送信時間間隔のM個(例えば実施例実施のM=8)に対応する。
更に、図8Aは、送受信部53がE−DPDCHチャネルだけでなく、例えばE−DPCCH、DPCCHおよびHS−DPCCHのような他のチャネルも送信することを示す。E−DPCCHのような制御チャネルの内容は、制御チャネル・フォーマット部86によって準備されフォーマットされる。ユーザ装置ユニットも、概して、無線送信電力の制御のための電力制御部92を含む。
図8Bは、非限定のHSUPA実施例におけるRNC70および基地局(ここではノードBと称する)を更に詳細に示している。RNC70は、非限定の他の変形例に従って1以上の非サービング基地局にサービング基地局を介して受信されるNの指標を制御する、または非限定の変形例に従って移動接続のNの値を決定するためのオプションのTTIバンドル制御エンティティ72を含む制御部71を含む。RNC70は、この種の通信のためのノードBインタフェース75を含む。更に、RNC70は、データベース73およびコア・ネットワークインタフェース74を含む。
ノードBの基地局MACエンティティ64は、基地局HARQ制御部68、復号化部102、リオーダ部104、及び、チャネル・フロー制御部106を含む。各デコーダ102およびリオーダ部104は、それぞれのエラー検出部112、114を有し得る。復号化エラー検出部112は符号化アルゴリズムがエラーを検出したか否かについて決定し、アウトオブオーダのエラー検出部114は送信時間間隔に対するデータが受信されたか失われたかを決定する。エラー検出部112及びエラー検出部114の双方は、ACK/NAK生成部66がUEに適切なフィードバック・メッセージ(例えば、ACKメッセージ又はNAKメッセージ)を生成できるようにACK/NAK生成部66に通知する。このために、ACK/NAK生成部66は、基地局送受信部56に接続されているように示される。原則として、各HARQ処理に対して1つの処理チェーンがあるが、HARQ処理機能はパラレル処理よりむしろシリアル処理として実行し得る。
チャネル・フロー・制御部106は、E−DCHスケジュール部120および入来パケットハンドル部122を含む。E−DCHスケジュール部120は、UEがどの時間間隔を使用するかを決定し許可し、これらの指示をUEのE−DCHスケジューラ88に送信する。入来パケットハンドル部122は、複数のデータ・キュー721〜72M(各々のデータキュー72は異なるデータフローに対して使用される)を含む。E−DCHデータは、入来パケットハンドル部122からRNCインタフェース124に送信される。
ノードB HARQ制御部68は、各々の基地局HARQ処理の間のソフト合成動作のための対応するソフト合成バッファ150を含む。HARQ制御部68も、上述の非限定の実施例において、移動接続に対するTTIバンドルのN個のTTIの指標を決定するおよび/またはNの指標を1以上の非サービング基地局に送信するTTIバンドル制御部152を含む。
各種の実施形態について図示し説明したが、特許請求の範囲はとの具体例実施例にも限定されない。上述の説明はのいずれも、いかなる特定の要素、ステップ、範囲または機能が特許請求の範囲に本質的に含まれることを意味するとして読み込まれてはならない。特許を受ける内容の範囲は、特許請求の範囲のみにより定義される。法的保護の範囲は、許可された請求項および等価の範囲で詳述される用語により定義される。当業者にとって公知である上述の好ましい実施例の要素に対する全ての構造的・機能的等価物は、明示的に本願明細書に引用したものとして、本願請求項に含まれることを目的とする。さらに、本願請求項に含まれる装置または方法が本発明によって解決される各々の問題にも対処することは必要でない。「〜の手段(means for)」又は「〜のステップ(step for)」の用語が使用されていたとしても、特許請求の範囲は35USC112の第6パラグラフの行使を意図するものではない。さらにまた、実施例、特徴、構成要素、またはステップが特許請求の範囲に詳述されるに関係なく、本明細書の実施例、特徴、構成要素、またはステップが公になることを意図するものではない。

Claims (20)

  1. サービング基地局(20)と1以上の非サービング基地局(20)とによって受信される情報を移動端末(22)が送信時間間隔(TTI)で送信するセルラー無線通信システム(10)で用いられる方法であって、
    前記移動端末によりグループとして一緒に送信されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信の個数Nを決定するステップであって、Nは正整数であり、HARQ送信は、最初の送信、該最初の送信の1以上の再送、又は両方を含む、前記ステップと、
    前記1以上の非サービング基地局が前記移動端末から受信したHARQ送信を合成するときに個数Nを考慮することが出来るように、前記1以上の非サービング基地局に通信のためのHARQ送信の個数Nを提供するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記グループ内のHARQ送信の各々は、HARQ処理に関連付けられた同一のデータ転送ブロックに対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記グループ内のN個のHARQ送信は、1以上のTTIを含むTTIバンドルに対応することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記方法は前記移動端末において実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記サービング基地局、前記1以上の非サービング基地局、及び前記移動端末はハンドオーバに関与しており、前記移動端末は、前記サービング基地局に接続された制御部から前記個数Nを受信することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記制御部(21)は、前記サービング基地局に位置することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記制御部は、前記サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局とに接続する無線ネットワーク制御装置(18)に位置することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記方法は前記サービング基地局において実行され、
    前記サービング基地局、前記1以上の非サービング基地局、及び前記移動端末は、ハンドオーバに関与しており、
    前記サービング基地局は、該サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局とに接続する制御部(21)を介して、前記個数Nを前記1以上の非サービング基地局に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記方法は前記サービング基地局において実行され、
    前記サービング基地局、前記1以上の非サービング基地局、及び前記移動端末は、ハンドオーバに関与しており、
    前記サービング基地局は、該サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局との間のインタフェースを介して、前記個数Nを前記1以上の非サービング基地局に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記方法は、前記サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局とに接続する無線ネットワーク制御装置(18)において実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. サービング基地局(20)と1以上の非サービング基地局(20)とによって受信される情報を移動端末(22)が送信時間間隔(TTI)で送信するセルラー無線通信システム(10)で用いられる装置であって、
    前記移動端末によりグループとして一緒に送信されるハイブリッド自動再送要求(HARQ)送信の個数Nを決定し、ここで、Nは正整数であり、HARQ送信は、最初の送信、該最初の送信の1以上の再送、又は両方を含み、
    前記1以上の非サービング基地局が前記移動端末から受信したHARQ送信を合成するときに個数Nを考慮することが出来るように、前記1以上の非サービング基地局に通信のためのHARQ送信の個数Nを提供する
    ように構成された回路(21,35)を含むことを特徴とする装置。
  12. 前記グループ内のHARQ送信の各々は、HARQ処理に関連付けられた同一のデータ転送ブロックに対応することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記グループ内のN個のHARQ送信は、1以上のTTIを含むTTIバンドルに対応することを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記装置は前記移動端末(22)内にあることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  15. 前記サービング基地局、前記1以上の非サービング基地局、及び前記移動端末はハンドオーバに関与しており、前記移動端末は、前記サービング基地局に接続された制御部から前記個数Nを受信するように構成されることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記制御部(21)は、前記サービング基地局に位置することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 前記制御部は、前記サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局とに接続する無線ネットワーク制御装置(18)に位置することを特徴とする請求項15に記載の装置。
  18. 前記装置は前記サービング基地局に位置し、
    前記サービング基地局、前記1以上の非サービング基地局、及び前記移動端末は、ハンドオーバに関与しており、
    前記サービング基地局は、該サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局との間のインタフェースを介して、前記個数Nを前記1以上の非サービング基地局に送信するように構成される
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  19. 前記装置は前記サービング基地局に位置し、
    前記サービング基地局、前記1以上の非サービング基地局、及び前記移動端末は、ハンドオーバに関与しており、
    前記サービング基地局は、該サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局とに接続する無線ネットワーク制御装置(18)を介して、前記個数Nを前記1以上の非サービング基地局に送信するように構成される
    ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  20. 前記装置は、前記サービング基地局と前記1以上の非サービング基地局とに接続する無線ネットワーク制御装置に位置することを特徴とする請求項11に記載の装置。
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