JP3870335B2 - ルーバ用開閉操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉式のルーバ(またはガラリ)を備える枠体に設けられ、そのスライド操作に応じてルーバを開閉させるルーバ用開閉操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、開閉式(羽根角度調整式)のルーバは、羽根支軸を介して枠体に開閉動作自在に設けられる複数の羽根体と、該複数の羽根体を同時動作可能に連動連結する羽根体連動機構とを備えて構成されている。この種のルーバを備える枠体には、通常、ルーバ用開閉操作装置が設けられ、該ルーバ用開閉操作装置の操作に応じてルーバが開閉される。
【0003】
上記ルーバ用開閉操作装置としては、特開2001−164847号公報に示されるものの如く、ツマミのスライド操作に応じてルーバを開閉させるものが知られている。上記公報に示されるルーバ用開閉操作装置は、枠体に取付けられる本体ケースと、該本体ケースにスライド自在に設けられるツマミとを備えており、該ツマミのスライド操作に応じてルーバを開閉させると共に、ツマミに形成される係合部と、本体ケースに形成される係合部との係合により、ツマミのスライドをロックし、複数の羽根体を任意の角度で固定する。また、ツマミは、本体ケースの係合部に向けて付勢されており、この付勢力に抗してツマミをロック解除方向に操作することにより、ツマミのスライド操作が許容される。
【0004】
しかしながら、上記従来のルーバ用開閉操作装置においては、下記に示すような問題点がある。
(1)ツマミ自体を2方向(開閉操作方向およびロック解除操作方向)に操作するため、操作が難しい許りでなく、ツマミの支持構造が複雑になる。
(2)ツマミが手前側に付勢されているため、通常状態(スライドロック状態)においてツマミが手前側に大きく突出し、邪魔になる。
(3)ツマミが羽根体連動機構の連結リンクに連結されているため、ツマミと連結リンクとの間に長孔等の融通手段が必要になり、羽根体にガタが生じ易い。
(4)ツマミと羽根体連動機構との連結距離が長いため、ツマミに大きな傾き荷重(モーメント)が作用し、ツマミの円滑なスライドが阻害される。
(5)ツマミのスライド操作範囲が狭いため、羽根体の角度調整が難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、スライド操作に応じてルーバを開閉させるものでありながら、ルーバの開閉操作を行うツマミケースと、該ツマミケースのスライドロックを解除操作するロック解除ツマミとを別々に備えることができ、したがって、ロック解除ツマミを把持して押し込んだ解除状態がそのままツマミケースを把持したと同様の状態となってルーバの開閉操作を行うことができ、各操作が一元化した連繋操作により操作方向を統一し、操作性を向上させることができる許りでなく、操作部材の支持構造を簡略化することができ、しかも、操作部材が手前側に突出して邪魔になるような不都合も回避することができるルーバ用開閉操作装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のルーバ用開閉操作装置は、開閉式のルーバを備える枠体に設けられ、該ルーバを開閉操作するルーバ用開閉操作装置であって、前記枠体に沿って取付けられる本体ケースと、前記本体ケースにスライド自在に設けられ、前記枠体に沿う方向のスライド操作に応じて前記ルーバを開閉させるツマミケースと、前記ツマミケースに内装され、前記本体ケースの係合部に係合して前記ツマミケースのスライドをロックするロック部材と、前記ツマミケースに出没自在に設けられ、前記枠体に沿う方向の押し込み操作に応じて前記ロック部材の係合を解除するロック解除ツマミとを備えると共に、該ロック解除ツマミは、前記ツマミケースによるルーバー開閉操作とは別に、ツマミケースのスライド操作方向に押し込み操作すべく構成されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示するルーバ用開閉操作装置を図面に基づいて詳細に説明する。図1は開閉式のルーバが設けられた枠体の正面図である。この図に示すように、枠体1は、左右一対の縦枠2と、該縦枠2間に位置する中枠3と、上下一対の横枠4とを備えて構成される。各枠材2、3、4で囲まれる左右一対の窓部5には、それぞれ開閉式(羽根角度調整式)のルーバ6が設けられる一方、各縦枠2の正面には、それぞれルーバ用開閉操作装置7(以下、開閉操作装置という。)が設けられ、各開閉操作装置7の操作に応じて対応するルーバ6が開閉される。尚、左右の窓部5に設けられるルーバ6は、左右勝手違いであり、その構成は略同様であるため、以降は右側窓部5に設けられるルーバ6について説明する。
【0008】
図2はルーバの正面図、図3はルーバの平面図、図4はルーバの右側面図、図5はルーバのA−A断面図である。これらの図に示すように、ルーバ6は、窓部5に上下方向所定間隔を存して並設される複数の羽根体8と、該羽根体8の左端(非連結側)を中枠3に回動自在に支持させる非連結側羽根支軸9と、羽根体8の右端(連結側)を縦枠2に回動自在に支持させる連結側羽根支軸10と、複数の羽根体8を同時開閉動作可能に連動連結する羽根体連動機構11とを備えて構成される。羽根体8は、中空状の樹脂成型品であり、その両端部が左右の羽根支軸9、10に嵌合支持される。非連結側羽根支軸9は、羽根体8の左端部に嵌合する羽根体嵌合部9aと、中枠3に回動自在に支持される軸部9bと、中枠3からの抜止めをする抜止め部9cとを備えて構成され、中枠3に独立的に組み付けられる。一方、連結側羽根支軸10は、予め連結プレート12に設けられ、アッセンブリとして縦枠2に組み付けられる。各連結側羽根支軸10は、羽根体8の右端部に嵌合する羽根体嵌合部10aと、連結プレート12に回動自在に支持される軸部10bと、連結プレート12からの抜止めをする抜止め部10cとを備えて構成される。
【0009】
羽根体連動機構11は、各連結側羽根支軸10に一体的に設けられる連結アーム13と、各連結アーム13に突設される連結ピン14と、該連結ピン14同士を連結する連結リンク15とを備える。つまり、何れかの連結側羽根支軸10が回動すると、連結リンク15を介して連結される全ての連結側羽根支軸10が同様に回動し、各羽根体8を同時に開閉動作させるように構成される。上記連結側羽根支軸10のうち、隣接する所定の連結側羽根支軸10には、それぞれギヤ16が設けられる。ギヤ16は、羽根体8の回動支点を中心とする円盤形状のもので、その外周部にセクタギヤ状の噛合歯が形成される。また、本実施形態のギヤ16は、連結ピン14を備えており、連結アーム13としても機能するように構成される。
【0010】
図6は開閉操作装置の正面図、図7は開閉操作装置の側面図、図8は開閉操作装置の背面図、図9は開閉操作操作の平面図、図10は開閉操作装置のB−B断面図、図11は開閉操作装置のC−C断面図である。これらの図に示すように、開閉操作装置7は、縦枠2の正面に取付けられる本体ケース17と、該本体ケース17に上下スライド自在に設けられるツマミケース18と、該ツマミケース18内で本体ケース17の係合部17aに係合し、ツマミケース18のスライドをロックするロック部材19と、ツマミケース18の上下両端部に出没自在に設けられ、その押し込み操作に応じてロック部材19の係合を解除する一対のロック解除ツマミ20とを備えて構成される。
【0011】
本体ケース17は、縦枠2に沿うプレート状のもので、その表面には、上下方向に所定間隔を存して複数の係合歯を有する係合部17aと、上下方向を向く長孔状のガイド孔17bとが左右振り分け状に形成される一方、本体ケース17の裏面には、上記ガイド孔17bに通じる中空状のガイド凸部17cが形成される。さらに、本体ケース17は、その上下両側に取付孔17dを有し、該取付孔17dに挿通される固定ビス21を介して縦枠2に固定される。そのとき、上記ガイド凸部17cは、縦枠2に形成される取付孔に嵌入し、ガイド孔17bを介して縦枠2の内外を連通させる。
【0012】
ツマミケース18は、平面視凵字状のもので、その右側オフセット位置には、後方に突出する嵌合凸部18cが一体形成される。嵌合凸部18cは、本体ケース17のガイド孔17bに嵌入し、ガイド凸部17cの左右内側面で上下方向スライド自在に摺動案内される。また、嵌合凸部18cの基端部には、左右方向を向く上下一対の抜止めピン22が貫通状に打ち込まれており、該抜止めピン22の左右両端部が、本体ケース17に形成される長孔17eに係合することにより、ツマミケース18が抜止めされる。嵌合凸部18cの先端部には、上下方向に所定間隔を存して多数の噛合歯を有するラック18dが一体形成される。ラック18dは、前記ギヤ16に噛合しており、その上下動によりギヤ16を回動させる。つまり、ツマミケース18を上下方向にスライド操作すると、ツマミケース18に一体形成されるラック18dがギヤ16を回動させ、それに伴ってルーバ6を構成する羽根体8が開閉動作される。
【0013】
本実施形態においては、前述したように、隣接する二つの連結側羽根支軸10にそれぞれギヤ16を備えており、この上下のギヤ16に対してラック18dが噛合される。ラック18dは、ルーバ閉止位置近傍において上側ギヤ16のみに噛合する一方、ルーバ開放位置近傍において下側ギヤ16のみに噛合し、また、ルーバ半開位置において両方のギヤ16に同時噛合するようにスライド動作範囲が設定される。これにより、ラック18dの長さ寸法を抑えつつ、ツマミケース18のスライド操作範囲を可及的に広くすることができ、その結果、ツマミケース18の操作量に対するルーバ6の動作量を小さくし、精度の良い羽根角度調整を行うことが可能になる。
【0014】
図12の(A)はロック部材およびロック解除ツマミの分解正面図、(B)はロック部材およびロック解除ツマミの分解側面図、(C)はロック部材およびロック解除ツマミの分解背面図である。これらの図に示すように、ロック部材19は、上下方向に長いラック状のもので、その後面には、本体ケース17の係合部17aに係合する係合歯19aが上下方向に所定間隔を存して多数形成され、該係合歯19aが係合部17aに無段階状に係合することにより、ルーバ6の羽根角度を任意の角度で固定することが可能になる。ロック部材19は、その左右両側面に前後方向を向いて形成されるガイド溝19bと、ツマミケース18の内側面に形成されるガイド凸部18eとの嵌合によって、ツマミケース18内で前後スライド自在に支持される。さらに、ロック部材19とツマミケース18との間には、上下一対のバネ23が介装されており、該バネ23によってロック部材19が係合部17aに向けて付勢される。これにより、常時はロック部材19が係合部17aに係合し、ツマミケース18のスライドがロックされる。
【0015】
ロック解除ツマミ20は、ツマミケース18の上下両端部に出没自在に嵌合しており、その前面に形成される係合孔20aと、ツマミケース18に形成される係合突起(図示せず)との係合により、ツマミケース18から抜止めされる。ロック解除ツマミ20は、ロック部材19の端部が入り込む凹部20bを有し、さらに凹部20bの左右両側には、ロック部材19をロック解除方向へ動作させるための傾斜ガイド面20cが形成される。つまり、ロック部材19の左右両側部にも、ロック解除ツマミ20の各傾斜ガイド面20cに接当する複数の傾斜面19cが形成されており、上下のロック解除ツマミ20を互に近づく方向に指で押し込み操作すると、各ロック解除ツマミ20の傾斜ガイド面20cが、ロック部材19の傾斜面19cを前方に押し出すように作用する。これにより、ロック部材19と係合部17aとの係合が解除され、ツマミケース18のスライド操作が許容される。一方、ツマミケース18をスライド操作した後、ロック解除ツマミ20から指を離すと、バネ23の付勢力でロック部材19がスライドロック位置に復帰するのに伴い、その傾斜面19cがロック解除ツマミ20の傾斜ガイド面20cを突出方向に押し出すように作用し、ロック解除ツマミ20が突出姿勢に復帰することになる。尚、20dは各ロック解除ツマミ20から本体ケース17に沿って延出するスライドガイド片である。
【0016】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、ルーバ6の羽根角度を調整する場合は、ツマミケース18の上下に設けられるロック解除ツマミ20を、互に近づく方向に2本の指で押し込み操作する。上下のロック解除ツマミ20が押し込み操作されると、バネ23の付勢力に抗してロック部材19が本体ケース17の係合部17aから離れ、ツマミケース18の上下スライド操作が許容される。この状態でツマミケース18を枠体2に沿って上下方向にスライド操作すると、ツマミケース18に一体形成されるラック18dが連結側羽根支軸10に設けられるギヤ16を回動させ、それに伴ってルーバ6の各羽根体8が同時に開閉動作する。各羽根体8が所望の角度になったとき、ロック解除ツマミ20から指を離すと、バネ23の付勢力でロック部材19が係合部17aに再び係合する。これにより、ツマミケース18のスライドがロックされ、各羽根体8がその角度で固定される。
【0017】
この様に、本実施形態におけるルーバ6の開閉操作装置7は、縦枠2に沿って取付けられる本体ケース17と、該本体ケース17にスライド自在に設けられ、縦枠2に沿う方向のスライド操作に応じてルーバ6を開閉させるツマミケース18と、該ツマミケース18に内装され、本体ケース17の係合部17aに係合してツマミケース18のスライドをロックするロック部材19と、ツマミケース18に出没自在に設けられ、縦枠2に沿う方向の押し込み操作に応じてロック部材19の係合を解除するロック解除ツマミ20とを備えて構成されるため、スライド操作に応じてルーバ6を開閉させるものでありながら、ルーバ6の開閉操作を行うツマミケース18と、該ツマミケース18のスライドロックを解除操作するロック解除ツマミ20とを別々に備えることができ、したがって、ロック解除ツマミ20を把持して押し込んだ解除状態がそのままツマミケース18を把持したと同様の状態となってルーバ6の開閉操作を行うことができ、各操作が一元化した連繋操作により行なわれ操作性を向上させることができる許りでなく、各操作部材の支持構造を簡略化することができ、しかも、操作部材が手前側に突出して邪魔になるような不都合も回避することができる。
【0018】
また、ロック解除ツマミ20は、その押し込み操作方向が、ツマミケース18のスライド操作方向と同じ方向であるため、操作方向を統一し、操作性の向上を図ることができる。
【0019】
また、ロック解除ツマミ20は、ツマミケース18に一対設けられ、互に近づく方向に押し込み操作されるため、2本の指で容易にロック解除操作を行うことができる許りでなく、その2本の指でロック解除状態を維持しながらツマミケース18をスライド操作することができる。
【0020】
また、ロック解除ツマミ20は、ロック部材19の長手方向両端側に設けられるため、ロック解除ツマミ20の押し込み操作力をロック部材19の両端側に作用させ、確実にロック解除側に動作させることができる。
【0021】
また、ロック解除ツマミ20は、その押し込み操作に応じてロック部材19を係合解除方向に動作させる傾斜ガイド面20cを備えるため、複雑な機構を設けることなくロック部材19を係合解除動作させることができ、その結果、部品点数の削減および構造の簡略化が図れる。
【0022】
また、ロック部材19は、本体ケース17の係合部17aに向けてバネ23で付勢され、該付勢力でロック解除ツマミ20が突出位置に復帰するため、ロック解除ツマミ20の復帰バネが不要になり、その結果、部品点数の削減および構造の簡略化が図れる。
【0023】
また、ロック部材19は、本体ケース17の係合部17aに無段階状に係合するため、ルーバ6の羽根角度を無段階状に調整することができ、その結果、状況に応じた最適な羽根角度を得ることができる。
【0024】
また、ルーバ6は、羽根支軸9、10を介して縦枠2(中枠3)に開閉動作自在に設けられる複数の羽根体8と、該複数の羽根体8を同時動作可能に連動連結する羽根体連動機構11とを備えて構成される一方、開閉操作装置7のツマミケース18は、所定の羽根支軸10に設けられたギヤ16に噛合するラック18dを一体的に備えるため、長孔等の融通手段を介することなく開閉操作装置7をルーバ6に連繋し、羽根体8のガタを防止することができ、しかも、開閉操作装置7とルーバ6との連結距離を可及的に短くし、モーメントによる操作荷重の増加を回避することができる。
【0025】
また、ギヤ16は、隣接する複数の羽根支軸10に設けられ、少なくとも、いずれか一つのギヤ16がラック18dとの噛合状態を維持するため、ラック18dの長さ寸法を抑えつつ、ツマミケース18のスライド操作範囲を可及的に広くすることができ、その結果、ツマミケース18の操作量に対するルーバ6の動作量を小さくし、精度の良い羽根角度調整を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、開閉式のルーバ6を備える枠体1に設けられ、該ルーバ6を開閉操作するルーバ用開閉操作装置7であって、前記枠体1に沿って取付けられる本体ケース17と、前記本体ケース17にスライド自在に設けられ、前記枠体に沿う方向のスライド操作に応じて前記ルーバ6を開閉させるツマミケース18と、前記ツマミケース18に内装され、前記本体ケース17の係合部に係合して前記ツマミケース18のスライドをロックするロック部材19と、前記ツマミケース18に出没自在に設けられ、前記枠体1に沿う方向の押し込み操作に応じて前記ロック部材19の係合を解除するロック解除ツマミ20とを備えると共に、該ロック解除ツマミ20は、前記ツマミケース18によるルーバー開閉操作とは別に、ツマミケース18のスライド操作方向に押し込み操作すべく構成されていることにより、
スライド操作に応じてルーバ6を開閉させるものでありながら、ルーバ6の開閉操作を行うツマミケース18と、該ツマミケース18のスライドロックを解除操作するロック解除ツマミ20とが別々に備えることができ、したがって、ロック解除ツマミ20を把持して押し込んだ解除状態がそのままツマミケース18を把持したと同様の状態となってルーバ6の開閉操作を行うことができ、各操作が一元化した連繋操作により操作方向を統一し、操作性を向上させることができる許りでなく、操作部材の支持構造を簡略化することができ、しかも、操作部材が手前側に突出して邪魔になるような不都合も回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開閉式のルーバが設けられた枠体の正面図である。
【図2】ルーバの正面図である。
【図3】ルーバの平面図である。
【図4】ルーバの右側面図である。
【図5】ルーバのA−A断面図である。
【図6】開閉操作装置の正面図である。
【図7】開閉操作装置の側面図である。
【図8】開閉操作装置の背面図である。
【図9】開閉操作操作の平面図である。
【図10】開閉操作装置のB−B断面図である。
【図11】開閉操作装置のC−C断面図である。
【図12】(A)はロック部材およびロック解除ツマミの分解正面図、(B)はロック部材およびロック解除ツマミの分解側面図、(C)はロック部材およびロック解除ツマミの分解背面図である。
【符号の説明】
1 枠体
2 縦枠
3 中枠
4 横枠
6 ルーバ
7 ルーバ用開閉操作装置
8 羽根体
9 羽根支軸
10 羽根支軸
11 羽根体連動機構
13 連結アーム
15 連結リンク
16 ギヤ
17 本体ケース
17a 係合部
18 ツマミケース
18d ラック
19 ロック部材
20 ロック解除ツマミ
20c 傾斜ガイド面
23 バネ

Claims (8)

  1. 開閉式のルーバを備える枠体に設けられ、該ルーバを開閉操作するルーバ用開閉操作装置であって、前記枠体に沿って取付けられる本体ケースと、前記本体ケースにスライド自在に設けられ、前記枠体に沿う方向のスライド操作に応じて前記ルーバを開閉させるツマミケースと、前記ツマミケースに内装され、前記本体ケースの係合部に係合して前記ツマミケースのスライドをロックするロック部材と、前記ツマミケースに出没自在に設けられ、前記枠体に沿う方向の押し込み操作に応じて前記ロック部材の係合を解除するロック解除ツマミとを備えると共に、該ロック解除ツマミは、前記ツマミケースによるルーバー開閉操作とは別に、ツマミケースのスライド操作方向に押し込み操作すべく構成されていることを特徴とするルーバ用開閉操作装置。
  2. 前記ロック解除ツマミは、前記ツマミケースに一対設けられ、互に近づく方向に押し込み操作されることを特徴とする請求項1に記載のルーバ用開閉操作装置。
  3. 前記ロック解除ツマミは、前記ロック部材の長手方向両端側に設けられることを特徴とする請求項1又はに記載のルーバ用開閉操作装置。
  4. 前記ロック解除ツマミは、その押し込み操作に応じて前記ロック部材を係合解除方向に動作させる傾斜ガイド面を備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のルーバ用開閉操作装置。
  5. 前記ロック部材は、前記本体ケースの係合部に向けて付勢され、該付勢力で前記ロック解除ツマミが突出位置に復帰することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のルーバ用開閉操作装置。
  6. 前記ロック部材は、前記本体ケースの係合部に無段階状に係合することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のルーバ用開閉操作装置。
  7. 前記ルーバは、羽根支軸を介して前記枠体に開閉動作自在に設けられる複数の羽根体と、該複数の羽根体を同時動作可能に連動連結する羽根体連動機構とを備えて構成される一方、前記ツマミケースは、所定の羽根体支軸に設けられたギヤに噛合するラックを一体的に備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のルーバ用開閉操作装置。
  8. 前記ギヤは、隣接する複数の羽根支軸に設けられ、少なくとも、いずれか一つのギヤが前記ラックとの噛合状態を維持することを特徴とする請求項に記載のルーバ用開閉操作装置。
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