JP3870215B1 - テープ記録装置のデータ書込み読取り制御方法 - Google Patents

テープ記録装置のデータ書込み読取り制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】LTOなどのテープドライブでは、シーケンシャルなデータセットを4m以内に書くことを定めている。この4mルール違反を回避するためのバックヒッチ動作を行わない書込み読取り方法を提供する。
【解決手段】テープ媒体550の長さ方向の4mの間に少なくとも1のデータセットを記録する書込み読取り制御方法は、ホストから送られた様々なサイズの複数のブロック510を、一定サイズのセグメント520で分割されたバッファ500に順次蓄積するステップと、前記セグメント520が少なくとも1つの前記ブロック510により準備された場合に、前記セグメントの内容をデータセットとしてテープ媒体に書込み、前記テープ媒体が4mを移動する間に次のセグメント520が準備されない場合に4m内にNullデータセットを前記テープ媒体に書込みステップと、前記データセットを前記バッファ500のセグメントに読取るステップとを備える。
【選択図】 図4

Description

LTOなどのテープドライブでは、シーケンシャルなデータをテープから読ことを考えて4m以内にデータセットを書くことを定めている。本発明は、テープ媒体の長さ方向の決められた4mの間に少なくとも1のデータセットを記録するテープ記録装置のテープへのデータ書込み読取り制御方法に関する。
具体的には、本発明は、LTO(Linear Tape Open:非特許文献1)に準拠したテープドライブにおいて、書き込み時においてテープの所定の長さ(例えば4m)違反を回避するためのバックヒッチ(Backhitch)動作を防止するために、ダミーのデータ又はデータセットとして例えば空白のデータ又はデータセット(以下Nullデータ又はNullデータセット)を所定の長さ以内に書込み、読取りの際ダミーのデータのホスト転送を無効化する方法に関する。
図1は、一般的なテープドライブ100の構成図を示す。テープドライブ100は、インタフェース110と、バッファ120と、記録チャネル130、テープ14aと、ヘッド14bと、リール14c、14dと、カートリッジ14eと、モータ150と、コントローラ160と、ヘッド位置制御システム170と、モータドライバ185とを含む。インタフェース110は、ホスト105と通信を行う。インターフェース110は、ホスト105からバッファ120へ転送されるデータの書込みを指示するコマンド、バッファ120のデータをテープ14aへの書込みを指示するコマンドを受け取る。例えばインターフェース110の通信の規格がSCSIの場合、前者のコマンドはWriteコマンドに相当する。また、後者のコマンド(同期要求(Sync))は、Write Filemark(WriteFM)コマンドに相当する。
バッファ120は、テープ14aに書き込むべきデータを蓄積するメモリである。このバッファ120は、固定長のセグメント520(図2)で区切られる。ひとつのセグメント520は、テープ14a,550上のひとつのデータセット560(図2)に対応する。データセット560は、C1パリティとC2パリティとからなる積符号が付加されたデータ構造である。データセットは、その属性情報としてそれが含む複数のブロックの区切れ情報などをDSIT(Data Set Information Table)に含む。バッファ120は、最後のセグメントまでデータを受け取り次は再び最初のセグメントからデータを受け取りはじめるという意味でリングバッファと呼ばれる。データは、任意の長さでホスト105からドライブに転送される。また、固定長のデータをホストが転送したとしてもデータ圧縮が行われる場合には、データの長さがブロックごとに異なる。これらの転送データは、順次バッファ120のセグメントに順次蓄積される。ここで、ホスト105から転送されるデータ単位をレコード又はブロックと呼ぶ。記録チャネル130は、いろいろな大きさのブロックで充填されたセグメントのデータを、データセットとしてテープ媒体に書込む通信経路である。バッファ120に蓄積されたデータは、セグメント毎にデータセット560として(図2)、テープ媒体に書込まれる。書込みのタイミングは、セグメントがブロックにより完全に充填された場合と、ホストからの同期要求に応じてセグメントのデータ未充填エリアにデータパディング(padding)により充填した場合とである。この書込み動作のタイミングをバッファフラッシュ(BufferFlush)という。この明細書では、セグメントがデータにより充填されるこれら2の場合を、セグメントが“準備”されたとも表現する。
テープ14aは、データの記録手段としてのテープ媒体である。記録チャネル130を介して渡されたデータ(ブロック510(図2))をデータセットとしてヘッド14bによりテープ14aに書込まれる。テープ14aは、リール14c及び14dに巻かれ、これらの回転に伴い、リール14cからリール14dの方向へ、又は、その反対の方向へ、縦方向に移動する。カートリッジ14eは、テープ14aが巻きつけてあるリール14cを収容する容器である。14eと同じカートリッジにより、リール14dを収容するものを設けてもよい。モータ150は、リール14c及び14dを回転させる。
コントローラ160は、テープドライブ100の全体を制御する。コントローラ160は、ホスト105からインタフェース110で受け付けたコマンドに従って、データのテープ14aへの書込み読取りを制御する。また、コントローラは、ヘッド位置制御システム170やモータドライバ185の制御も行う。ヘッド位置制御システム170は、所望の1つ又は複数のラップを追跡する。ヘッド14bは、トラックを切り換える必要が生じると、ヘッド位置制御システム170が、ヘッド14bを電気的に切り換えの制御を行う。モータドライバ185は、直接コントローラ160に接続されていてもよい。
テープ14aを停止させずに次の同期要求を行った場合、先行する同期要求により書き込まれたデータと、その次の同期要求にて書き込まれたデータとの間に、長い記録領域の無駄が存在する。テープドライブ動作において、記録容量の無駄を小さくするために、テープ媒体の長手方向に書込まれるデータセットの間隔を最小限にする必要がある。テープ媒体に書込まれたデータセットの直後から次のデータが書込まれるように、テープ媒体の走行速度を減速して一旦停止した後に逆方向に戻して、書き込むべき位置まで戻り、次のデータを書くという書込みモータ操作をする。一連のモータ150駆動操作をバックヒッチ(Backhitch)という。ドライブ100は、現在のテープの位置をテープ上の位置情報を検出することより認識する。また、そのテープの位置は、テープの移動速度をタイマーで計測することで認識可能である。この動作のために、約3秒の余計な時間を費やす。この時間のバックヒッチ動作の頻発が、テープドライブの同期要求の間に多くの時間を費やし、ホストからの転送データの書込みパフォーマンスを劣化させる原因となる。
このような同期要求間のバックヒッチを回避するため、IBM3592など大型テープドライブでは、IBMの独自技術としてRABF(Recursive Accmulating BackhitchlessFlush:図6に基づき後述する)という書込み方式(特許文献1及び特許文献2)を採用している。BF(Backhitchless Flush)とは文字通りバックヒッチ動作を発生させない書き込みを意味する。RABF方式の書込みでは、各同期要求に対してテープドライブはバックヒッチのための約3秒という時間ロス生じない。
Ultrium Generation3 16−Channel Format Specification Document U−316 米国特許第6856479号明細書 米国特許第6865043号明細書
しかしながら、LTO規格(非特許文献1)では、シーケンシャル・データをテープから読む場合にデータの読出し基準を明確にすることを考えて、テープ上には少なくとも1つのデータセットを4m以内に書かねばならないというルールがある。LTOテープドライブは、通常、書き込み時に4mルール違反が起きそうな場合、バックヒッチによりテープの巻き戻し動作を行い4m以内にデータセットを書くようにしている。RABF方式を採用するテープドライブにおいても同様に、4mルール違反が生じる場合、ABF書込みにおいてもバックヒッチを行う。RABF動作においても、このバックヒッチの間に同期要求を受けた場合に、バックヒッチの影響を受けて書込みパフォーマンスが劣化する余地が未だ存在する。
また、RABF方式を利用しない場合においても、一定時間内にホストからデータバックアップが完了できるように、多少記憶容量を犠牲にしても、バックヒッチが無く書込みを行う書込み制御方法を提供する必要がある。
一方、4mルール違反を回避するために意味の無いデータセットを書込だけでは、ブロックに非連続が生じる。ブロックの非連続は、ホストからの読取り要求の際、圧縮データがNullデータセットにより分割されるために元のブロックを復元できないという問題が生じる。
本発明の第1の目的は、所定の距離(例えば4m)ルール違反のバックヒッチ動作を回避し、データ書込みパフォーマンスを優先させるテープドライブの書込み読取り制御方法を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、RABF書込みにおいて所定の距離(例えば4m)ルール違反を回避して、書込みパフォーマンスを向上させるテープドライブの書込み読取り制御方法を提供することである。
更に、本発明の第3の目的は、1つのブロックの間にNullデータセットが介在したとしても、その1のブロックを回復できる書込み読取り制御方法を提供することである。
かかる目的のもと、本発明は、テープ媒体の長さ方向の所定の距離の間に少なくとも1のデータを記録するための書込み読取り制御方法である。この方法は、可変長の複数のブロックを、固定長のセグメントで分割されたバッファに順次蓄積するステップと、そのセグメントが少なくとも1つのブロックにより準備された場合にそのセグメントの内容をデータセットとしてテープ媒体に書込み、そのテープ媒体が所定の距離を移動する間に次のセグメントが少なくとも1つのブロックにより準備されない場合に所定の距離内にダミーのデータセットをテープ媒体に書込むステップと、ホストからのブロックの読取り要求に応じてそのブロックを含むデータセットをテープ媒体からバッファのセグメントに読取り、セグメントの内ダミーのデータセットのデータ転送を無効にするそのブロックを読取るステップとを備える。
また、本発明の方法において、読取るステップは、ホストから読取り要求のブロックを、セグメント内のブロックの区切りで判断することを特徴とする。
また、本発明の方法において、ブロックを順次蓄積するステップは、ホストから転送されたブロックはその区切りを基準に圧縮がされている、該ブロックをセグメントに蓄積することを特徴とする。
また、本発明の方法において、書込むステップは、準備されたセグメントを書込むか否かを前記セグメント内にブロックの区切れの存在の有無により判断することを特徴とする。
本発明の方法において、書込むステップは、ダミーのデータセットの存在により生じるブロックの非連続を、前記ブロックの一部を含むデータセットを重複して書くことにより回避することを特徴とする。
また、本発明の方法において、読取りステップは、ブロックの連続性を確保できるように、ダミーのデータセット、重複されるデータセット、及び重複するデータセットのデータ転送を選択的に無効にすることを特徴とする。
本発明の方法において、書込みステップは、次のセグメントが準備され、該次のセグメント内にブロックの区切れを有する場合に、その次のセグメントをデータセットとしてテープ媒体に書込むことを特徴とする。
また、本発明の方法において、書込むステップは、次のセグメントの直前の準備されたセグメントが区切れを有さない場合に、その直前の準備されたセグメントの区切れを有するその次のセグメントと同時にテープ媒体に書込むことを特徴とする。
また、本発明の方法において、書込むステップは、準備されかつ区切れを有する次のセグメントを書込む場合、テープ媒体に書かれたダミーのデータセットの直前のデータセットと同じものを重複データセットとして、ダミーのデータセットの直後に介在させて次のセグメントまでのデータセットを同時に前記テープ媒体に書くことを特徴とする。
本発明の方法において、ダミーデータセット及び重複データセットは無効化フラグを有し、読取りステップは、無効化フラグを有するデータセットがバッファのセグメントに読取られた場合、無効化フラグを有するデータセットに対応するセグメントの直前のセグメントのデータ転送を無効にすることを特徴とする。
また、本発明の方法において、読取りステップは、無効化フラグを有するダミーのデータセットに対応するセグメントの直前のセグメントが有する複数の区切り内で選択された区切り以降のデータ転送を無効にすることを特徴とする。
また、本発明の方法において、読取りステップは、重複データセットの無効化フラグがダミーのデータセットに対応するセグメントから直前のセグメントの選択された区切りと同じ重複データセットのセグメントの区切りまでのデータ転送を無効にすることを特徴とする。
本発明の方法において、ダミーのデータセットは無効化フラグを有し、読取りステップは、ダミーのデータセットの無効化フラグによりダミーデータセットの直後のデータセットが該ダミーの直前のデータセットに対する重複データセットであることを識別し、その直前のデータセットとその直後のデータセットとの共通する区切りの間のデータ転送を無効にする。
また、本発明の方法において、読取りステップは、ブロックが少なくとも2つのセグメントに跨り、セグメントの間にダミーのデータセグメントが存在する場合は、ダミーのデータセグメントの直前及び直後のセグメントにおいて共通する区切の間のデータ転送を無効にする。
本発明の方法において、書込み読取り制御方法が更にRABF機能を有する場合であって、書込みステップは、バッファのセグメントからデータセットをテープ媒体のABFラップに書込む際に、ダミーのデータセットを書くことにより所定距離ルール違反に起因するバックヒッチを回避することを特徴とする。
また、本発明の方法において、読取りステップは、ABFラップに書かれたデータセットをバッファのセグメントを経由して通常ラップにリライトする場合に適用され、リライトは、ダミーのデータセグメントの通常ラップへの書込みを無効してブロックで完全に充填されたデータセットのみを前記通常ラップに書く込むことを特徴とする。
本発明の方法において、書込みステップは、テープ媒体の移動距離をタイマーにより計測し又はテープ位置情報により検出し、移動距離が所定の距離を超えそうな場合に前記ダミーのデータセットを書込むことを特徴とする。
本発明よれば、RABF方式なしの場合で、書込みパフォーマンスを優先したテープドライブの提供が可能となる。また、本発明によれば、RABF方式においても4mルール違反を回避できるためバックヒッチを生ぜず書込みパフォーマンスと記憶容量の最大化を確保できる。更に本発明によれば、4mルール違反回避のバックヒッチを行わずにテープ媒体に書かれたデータセットから元のブロックを復元できる。
図2、テープドライブにおいて、リングバッファ500に蓄積され、セグメント520毎にテープ550に書込まれる態様を示す。ホストから転送されたレコード(ブロック)510は様々なサイズを有し、リングバッファ500に順次蓄積される。テープドライブの読込み書込み制御160(図1)は、例えば各ブロック510をその区切りEOR(End of Record)700・710により識別する。リングバッファ500に蓄積された一連のブロック510は、セグメント520を単位としてデータセット560を生成してテープ550に書込まれる。例えば、ブロック510のサイズは、LTOドライブにおいて最大16Mバイト、エンタープライズ・ドライブ(3592)において最大2Mバイトまでの任意の大きさである。セグメント520のサイズは、第3世代LTOにおいて約2Mバイト、エンタープライズ系において約500Kバイトの、固定長である。1のレコード510がセグメント520の区切りにより分割されて、2又はそれ以上の複数のデータセット560に分割されてテープに記録される場合が多い。セグメント520は、ブロック510により充填(準備)される毎に1つのデータセット560として、ヘッド580に対して一定速度で移動しているテープ550に順次書込まれる。1つのブロック510が隣接するデータセット560に分割されてテープ550に書込まれることは、通常のテープドライブの書込み態様である。1つのブロックが、斜線のようにセグメントの境界により分割されること自体は問題ではない。
セグメント520がホストからブロック510(斜線を付したブロック510後のブロック)の転送を待ち完全に充填(準備)されない場合が多い。そのセグメント520に対応するデータセット560の準備ができないために、一定速度で移動するテープ550はヘッド580に対して記録域を無駄にして移動して、4mルールに違反する。この4mルール違反を回避するために、バックヒッチを行いテープを巻き戻し、次のデータセットを4m以内に書く処理が行われる。バックヒッチが頻発すると書き込みパフォーマンスが極端に悪化する。そこで、本発明では、4mを超えそうになった時には、Nullデータセットを書き込む方法を提示する。Nullデータセットを4m以内に書き込むことで、バックヒッチを回避でき書込みパフォーマンスの低下を防ぐことができる。
図3は、セグメント520からデータセット560を、Nullデータセットを介在させながら従来のシーケンシャルに書込む態様を示す。また、図3は、従来のテープドライブのシーケンシャルの読取り方法によりテープ550からNullデータセットを含む一連のデータセット560をリングバッファ500に読取る態様を示す。従来のシーケンシャルな書込み読取り制御方法では、Nullデータセットを含む一連のデータセットを読取り時に、1つのブロック510がNullデータセグメント520の介在により非連続となる。このブロックの非連続性は、読取り時に元のブロックを回復できないという問題を生じさせる。
特に、この読取り時のブロックの非連続性の問題は、圧縮データを展開する使用態様では、元のブロックを回復できない致命的な問題を生じさせる。書込み読取り制御160は、ホスト転送のデータをブロックの区切り700、710により識別する。テープの大記録容量化を図る場合、この区切りをSet/Resetの基準として、各ブロックをオン・ザ・フライ(on the fly:図1のインターフェース110)でデータを圧縮し、また、その展開を行てもよい。ブロックは圧縮されている場合、読取り制御は、1つのブロックの途中にNullデータが介在しても、書込み読取り制御160は、ブロック520の区切り700、710のみでそのブロックを認識するために、Nullデータを無効にして正確なデータ展開はできない問題が生じる。
そこで、図4では、斜線のブロック510の途中に本発明の書込みによりNullデータセットを介在させる際に、読取り時にブロック510の非連続なホスト転送が生じないように、Nullデータセットの新しい書込み方法を実施例を示す。その方法は、Nullデータセットを書き込んだ後は、Nullデータセットの直前に書込んだデータセット9を重複データセットとしてNullデータセットの直後に書く込書込む。Nullデータセットの直前に書かれるデータセット9は、斜線を付したブロック510の前半部分を含む。Nullデータセット及びその直後の重複データセット9は、ブロック510の非連続を回避するために書かれた特別なデータセットであることを識別するフラグの属性を有する。このフラグは、重複するブロック及び余計なデータをホストが読まないようにするために使用される。不要なブロック及びデータを送らないという意味で、無効化フラグと呼ぶ。この無効化フラグは、Nullデータセット及びその直後の重複データセット9のDSITに含まれてもよい。
図4から明らかなように、この本発明の書込み方法は、テープ550に左からデータセット8、データセット9、Nullデータセット、重複データセット9、データセット10の順にテープ550に書込んでいる。この一連の書込みデータセットにおいて、Nullデータセット及び重複するデータセット9の属性である無効化フラグを利用して、余計なブロック等のホスト転送を無効化してブロックの非連続の問題を解消する読取り方法について説明する。読取り時のバッファ500のセグメントを参照すると、太線の矢印が示すように、Nullデータセグメントとその直後の重複するセグメント9とが挿入されたとしても、ブロック(斜線)の非連続な転送は生じない。無効化フラグの機能は、そのフラグを付されたセグメントの直前のセグメント(Nullデータセグメントに対してはセグメント9;重複セグメント9に対してはNullデータセグメント)の区切りAP700を起点として、その起点と共通する重複セグメント9の区切りAP700までのデータ転送を無効にする。また、無効化フラグを使用して、最初のEOR、即ちAP700に限定されず、直前のセグメント9及びその重複セグメント9に共通する選択されたEOR710の間のデータ転送を無効にしてもよい。
図5は、1つの斜線のブロック510が3つのセグメント520に含まれる場合のテープ550での書込み・読取り制御方法を示す。図5の書込み時のバッファ500は、1つの斜線のブロックが例えばセグメント8、9、10に跨る。書き込み読取り制御は、ブロックの区切り700、710を指標として、ホストとバッファ500との間のデータ転送を行う。そのため、読込み書込み制御は、転送すべきブロック510を後のセグメント8の最後のEOR710からセグメント10の最初のEOR(AP700)までのデータ(斜線部分)であると識別する。中間のセグメント9は、1つのブロック510のデータのみを含むためブロック区切り700又は710を含まない。
図5は、図4の実施例と同様に、斜線のブロックを含む最後のセグメント10のAP700の後にブロックがホストから転送されない場合又は転送が遅いために待ち状態の場合、セグメント10の充填(準備)がされない。セグメント10が充填(準備)されないと、ヘッドに対してテープ550が4mを超えて1つのデータセットも書かれない、という4mルール違反を生じる。この4m違反を回避するために、セグメント8と9の間に、Nullデータセットを書込む。図4の態様と異なる点は、既に充填(準備)されているセグメント9はNullデータセットの直前には書込まれず、セグメント10が準備できた場合に同時にテープ550に書込む。書込み制御160は、AP700のないセグメントとを書き込む場合、その次のセグメントがAP700を有し、かつブロックにより充填(準備)されている場合に、これら2つのセグメントを同時に書き込むアーキテクチャである。この書込みセグメントのアーキテクチャは、3より大きなセグメントに跨るブロックに対しても同様である。
図4と同様に、図5の3つのセグメントに跨る場合は、Nullデータセットの直前に書込んだセグメント8を、Nullデータセットの直後に重複データセット8として、セグメント9及びセグメント10を書込むと同時に書込む。このようにNullデータのセグメントの後にセグメント8、9、10を連続して書くことにより、ブロックの非連続を回避する読取りが可能となる。図5の読取り時のバッファ500が示すように、1つのブロック(斜線)が、書込み時のバッファ500と同様に、データ連続性を示している。図4の読取り時と同様に、ブロックの非連続の読取りを避けるために、Nullデータセット及びその直後の重複データセット8は、無効化フラグの属性を有する。例えば、ドライブ100の読取り制御160は、Nullデータセット及びデータセット8の有する無効化フラグにより、直前のセグメント8のAP700からのブロックの転送を無効にすべきことを認識する。後の重複するデータセット8の無効化フラグは、その直前のNullセグメントの全体と、重複するセグメント8のAP700までのデータ転送を無効化する。図5の太線の矢印の示す重複ブロックの転送がされず、1つのブロック(斜線)が分離されずに転送されるため、データ展開において正しいブロックの復元が可能となる。
図4及び図5に例示した本発明の書込み読取り制御方法は、Nullデータセットとその直後の重複データセットとに無効化フラグを持たせているが、単にNullデータセットのみが無効化フラグを有する場合であってもよい。1つの無効化フラグによりNullデータセグメントの存在を識別して、前後には重複する同じユーザのデータセグメントが存在することを書込み読取り制御は認識できる。Nullデータセグメントを含む前後のセグメントの共通する区切り700、710の間のデータ転送を無効化する読取り方法によっても、上述の2つの無効化フラグを用いる場合と実質同様にブロックの復元が可能となる。つまり、図4及び図5おける本発明の書込み読込み制御方法は、単なる例示にすぎない。また、本発明の書込み方法は、Nullデータセット及びその直後の重複データセットの介在を考慮した書込みに限定されるものではない。更に、本発明の読取り方法は、本発明の書込み方法により書込まれたNullデータセット及びその直後の重複データセットを無効化フラグにより、ブロックの連続性を担保する読取り方法に限定されない。例えば、バッファへのアクセスがバイト単位で可能な場合も含まれる。シーケンシャルに読取りデータをホストに転送する際、1ブロックの途中に介在したNullデータセットを無効にする読取りにより、ブロックの連続性の確保が可能である。本発明の内容は、テープ上のデータ間の距離を一定以下に保つために発生するバックヒッチを回避するために、書込まれた余計なデータを無視して、元のブロックを復元できるのであれば、上記の実施例に限定されず様々な具体的な書込み読取り制御方法を含む。
RABF方式においても4mルール違反のバックヒッチの書込みがABFラップにおける書込みにおいて存在することから、これら実施態様をその方式に適用する価値は高い。先ず、図6を用いて従来のRABF書込み方式の説明をする。この方式は、複数のトラックのバンド145を一時記憶のラップ180(ABFラップ)と、通常ラップ165とに使い分けて書込む方法である。1つのヘッド14bは、例えば8、16などの書込み読取りチャネルを有する。ここでラップとは、複数(例えば、8、16)のトラックの1つのまとまりで、1のヘッド14bが同時に読み書きする単位である。ABFラップ180(トラック14、15)に対して、ホストから転送されたブロックは先ず最初にバックヒッチを行うことなく書込みが行なわれる。通常ラップ165は、記憶容量を無駄にすることなく、データセットが書込まれるトラック1〜13で構成される。テープドライブが、同期要求を受けた際に、バッファ内のデータを、テープ媒体の走行を継続させたままバックヒッチを行わずに、ABFラップ180に書く。ABFラップに書かれたデータセットをバッファ500を経由して、通常ラップ165に書き戻す即ちリライト(Rewrite)する。各データセット(DS、DS+1、DS+2、・・・)は、先行する斜線のブロックに対して新たに斜線のブロックを逐次付加するように各データセットを同期要求の間隔において書き込む。これらデータセットの書込みは、バックヒッチを行わないバッファフラッシュ(Backhitchless Flush)である。各データセットの矢印は、書込み読取り制御がバッファをアクセスするポインタを示す。データセットDS+3、DS+7、DS+11、DS+15、DS+19は、ブロックで充填(準備)されたデータセットP1、P2、P3、P4、P5である。これら準備されたデータセットP1、P2、P3、P4、P5は、一定のタイミングで通常ラップ165(トラック1,2,3,・・・,13)にリライト動作を反復的に(Recursive)行う。このリライト動作により、完全にブロックで充填(準備)されたデータセットP1〜P5が通常ラップ165に、記憶容量を無駄にせずに書かれる。このRABF方式を採用するテープドライブは、4m違反回避のためのバックヒッチを除き、一連の同期要求に備えてバックヒッチの必要がないため書込みパフォーマンス向上も実現できる。
本発明の書込み方法を、RABF技術を利用した書込みにも適用することにより、テープ大容量化を実現しつつ、完全な書込みパフォーマンスの向上が実現できる。具体的には、通常ラップにリライトする前にABFラップ180(一時記録トラック:14,15)への書込みおいても所定の距離(4m)ルール違反のバックヒッチは生じる。本発明の書込み方法により、4mルール違反のバックヒッチが生じないためBackhitchless書き込みの完全化が図れる有利な効果を有する。また、本発明の読取り制御は、ABFラップ180に書かれたデータセットをバッファのセグメントを経由して通常ラップ165にリライトする場合に適用され、そのリライトは、ダミーのデータセグメントの通常ラップ165への書込みを無効して、ブロックで完全に充填されたデータセットP1,P2,P3,P4,P5のみを通常ラップ165に書く込むことを特徴とする。本発明の書込み読込み制御をRABF方式に適用することにより、記憶容量の最大化を維持しつつ、バックヒッチの介在を完全に排除できるため書込みパフォーマンスの最大化を達成できる効果がある。
一般的なテープドライブの構成図である。 本発明の書込み制御方法の実施例を示す。 本発明の書込み制御方法を適用した場合の読取り時の問題点を示す。 本発明の1つのブロックが2つのセグメントに跨る場合の書込み読取り 制御方法を説明する。 本発明の1つのブロックが3つ又はそれ以上のセグメントに跨る場合の 書込み読取り制御方法を説明する。 本発明の書込み読取り方法が適用される、RABF技術の概念図を示す。
符号の説明
100…テープドライブ、105…ホスト、110…インタフェース、120…バッファ、
130…記録チャネル、14a…テープ、14b…ヘッド、14c,14d…リール、14e…カートリッジ、150…モータ、160…コントローラ,書込み読取り制御、170…ヘッド位置制御システム、185…モータドライバ、200・・・テープ、220・・・ヘッド、240・・・ラップ、560・・・データセット、165…通常ラップ、180…ABFラップ、500…バッファ、550…テープ、510…ブロック、520…セグメント、700…AP/EOR、710…EOR、560…データセット、580…ヘッド、








Claims (17)

  1. テープ媒体の長さ方向の所定の距離の間に少なくとも1のデータを記録するための書込み読取り制御方法であって、
    可変長の複数のブロックを、固定長のセグメントで分割されたバッファに順次蓄積するステップと、
    前記セグメントが少なくとも1つのブロックにより準備された場合に前記セグメントの内容をデータセットとしてテープ媒体に書込み、前記テープ媒体が所定の距離を移動する間に次のセグメントが少なくとも1つのブロックにより準備されない場合に前記所定の距離内にダミーのデータセットを前記テープ媒体に書込むステップと、
    ホストからのブロックの読取り要求に応じて前記ブロックを含むデータセットを前記テープ媒体から前記バッファのセグメントに読取り、前記セグメントの内の前記ダミーのデータセットのデータ転送を無効にする前記ブロックを読取るステップと、
    を備える書込み読取り制御方法。
  2. 前記読取るステップは、前記ホストから読取り要求のブロックを、前記セグメント内の前記ブロックの区切りで判断することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記ブロックを順次蓄積するステップは、ホストから転送された前記ブロックはその区切りを基準に圧縮がされている、該ブロックを前記セグメントに蓄積することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記書込むステップは、前記準備されたセグメントを書込むか否かを、前記セグメント内にブロックの区切れの存在の有無により判断することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記書込むステップは、前記ダミーのデータセットの存在により生じる前記ブロックの非連続を、前記ブロックの一部を含むデータセットを重複して書くことにより回避することを特徴とする請求項1、2又は3記載の方法。
  6. 前記読取りステップは、前記ブロックの連続性を確保できるように、前記ダミーのデータセット、前記重複されるデータセット、及び前記重複するデータセットのデータ転送を選択的に無効にすることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 前記書込みステップは、前記次のセグメントが準備され、該次のセグメント内にブロックの前記区切れを有する場合に、前記次のセグメントをデータセットとして前記テープ媒体に書込むことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の方法。
  8. 前記書込むステップは、前記次のセグメントの直前の準備されたセグメントが前記区切れを有さない場合に、前記直前の準備されたセグメントの前記区切れを有する前記次のセグメントと同時に前記テープ媒体に書込むことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の方法。
  9. 前記書込むステップは、準備されかつ区切れを有する前記次のセグメントを書込む場合、前記テープ媒体に書かれた前記ダミーのデータセットの直前のデータセットと同じものを重複データセットとして、前記ダミーのデータセットの直後に介在させて前記次のセグメントまでのデータセットを同時に前記テープ媒体に書くことを特徴とする請求項7又は8記載の方法。
  10. 前記ダミーデータセット及び前記重複データセットは無効化フラグを有し、
    前記読取りステップは、前記無効化フラグを有する前記データセットが前記バッファのセグメントに読取られた場合、前記無効化フラグを有する前記データセットに対応するセグメントの直前のセグメントのデータ転送を無効にすることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記読取りステップは、前記無効化フラグを有するダミーのデータセットに対応するセグメントの直前のセグメントが有する複数の前記区切り内で選択された区切り以降のデータ転送を無効にすることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記読取りステップは、前記重複データセットの無効化フラグが前記ダミーデータセットに対応するセグメントから前記直前のセグメントの前記選択された区切りと同じ重複データセットのセグメントの区切りまでのデータ転送を無効にすることを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記ダミーデータセットは無効化フラグを有し、
    前記読取りステップは、前記ダミーのデータセットの無効化フラグにより前記ダミーのデータセットの直後のデータセットが該ダミーのデータセットの直前のデータセットに対する重複データセットであることを識別し、前記直前のデータセットと前記直後のデータセットとの共通する前記区切りの間のデータ転送を無効にすることを特徴とする請求項9記載の方法。
  14. 前記読取りステップは、前記ブロックが少なくとも2つのセグメントに跨り、前記セグメントの間に前記ダミーのデータセグメントが存在する場合は、前記ダミーのデータセグメントの直前及び直後のセグメントにおいて共通する前記区切の間のデータ転送を無効にする請求項9記載の方法。
  15. 前記書込み読取り制御方法が更にRABF機能を有する場合であって、
    前記書込みステップは、前記バッファのセグメントから前記データセットを前記テープ媒体のABFラップに書込む際に、前記ダミーのデータセットを書くことにより前記所定距離ルール違反に起因するバックヒッチを回避することを特徴とする請求項1、2又は3記載の方法。
  16. 前記読取りステップは、前記ABFラップに書かれたデータセットを前記バッファのセグメントを経由して通常ラップにリライトする場合に適用され、
    前記リライトは、前記ダミーのデータセグメントの前記通常ラップへの書込みを無効してブロックで完全に充填されたデータセットのみを前記通常ラップに書く込むことを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 前記書込みステップは、前記テープ媒体の移動距離をタイマーにより計測し又はテープ位置情報により検出し、前記移動距離が前記所定の距離を超えそうな場合前記ダミーのデータセットを書込むことを特徴とする請求項1記載の方法。
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