JP5536565B2 - テープ媒体にデータを書き込む装置及び方法 - Google Patents
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Description
ところで、テープ媒体を停止させずに同期を行った場合、先行する同期にて書き込まれたデータと、次の同期にて書き込まれたデータとの間に、長いギャップが生じる。その結果、テープ媒体の記録領域が無駄になってしまう。そのため、先行する同期にて書き込まれたデータの後にそれほど長いギャップを伴わずに次の同期にてデータが書き込まれるよう、バックヒッチを行う必要がある。バックヒッチとは、テープ媒体の走行速度を減速して一旦停止し、書き込むべき位置まで戻る、という動作のことである。従って、このバックヒッチのために、同期に多くの時間が費やされるという状況が生じていた。
この特許文献1、2からも分かるように、RABFは次のような手法と捉えることができる。
即ち、まず、テープドライブが、同期要求を受けた際に、テープにまだ書かれていないバッファ内のデータを、テープ媒体の走行を継続させたまま、テープ媒体上に予約されている一時記録領域(ABFラップ)に書き出す。尚、この書出しは、先行する同期にて書き込まれたデータと次の同期にて書き込まれたデータとの間のギャップが問題とならないため、バックヒッチを行わないバッファフラッシュ(Backhitchless Flush)である。一方で、テープドライブは、データをバッファに蓄積し(Accumulate)、バッファ又は一時記録領域に空きがなくなった際に通常の記録領域(通常ラップ)に書き戻す(リライトする)動作を反復的に(Recursive)行う。
このように、RABFでは、同期を行う際に、次の同期に備えてバックヒッチを行うことが必要とならないため、同期に要する時間の短縮が図れる。特に、データ量に対する同期要求の頻度が高い場合において、大幅なパフォーマンス向上を実現するものである。
ところが、近年、記録密度の向上により単位データ当たりの記録長が短くなり、テープ媒体上の傷やゴミの影響によりデータセットの一部のデータを読み出せない事態が生じ易くなっている。そこで、読み出せないデータをエラー訂正符号を用いても回復できないような事態が発生することを防止するための対策の一つとして、データセットの容量が、世代が進むに従って徐々に大きくなっていく傾向にある。
そして、このような問題は、RABFだけでなく、通常の書込みにおいても生じる可能性がある。
尚、特許文献3の技術は、このような問題を解決するための有効な手段を提供するものではない。
また、この装置は、書込み部により書込みデータがテープ媒体に書き込まれた後にバックヒッチが行われないようにテープ媒体の走行を制御する走行制御部を更に含む、ものであってよい。
更に、この装置は、テープ媒体上のフォーマットの種別を認識する認識部を更に含み、比率取得部は、認識部により認識されたフォーマットの種別に応じた比率を取得する、ものであってよい。
図1は、本実施の形態が適用されるテープドライブ10の構成例を示した図である。このテープドライブ10は、ホストインターフェイス(以下、「ホストI/F」という)11と、バッファ12と、チャネル13と、ヘッド14と、モータ15とを含む。また、コントローラ16と、ヘッド位置制御システム17と、モータドライバ18とを含む。更に、テープドライブ10には、テープカートリッジ20が挿入されることにより装填可能となっているので、ここでは、テープカートリッジ20も図示している。このテープカートリッジ20は、リール21、22に巻かれたテープ23を含む。テープ23は、リール21、22の回転に伴い、リール21からリール22の方向へ、又は、リール22からリール21の方向へ、長手方向に移動する。尚、テープ23としては、磁気テープが例示されるが、磁気テープ以外のテープ媒体でもよい。
チャネル13は、テープ23に書き込むべきデータをヘッド14に送ったり、テープ23から読み出されたデータをヘッド14から受け取ったりするために用いられる通信経路である。
ヘッド14は、テープ23が長手方向に移動するとき、テープ23に対して情報を書き込んだり、テープ23から情報を読み出したりする。
モータ15は、リール21、22を回転させる。尚、図では、1つの矩形でモータ15を表しているが、モータ15としては、リール21、22の各々に1つずつ、合計2個設けるのが好ましい。
ヘッド位置制御システム17は、所望のラップを追跡するシステムである。ここで、ラップとは、テープ23上の複数のトラックのグループである。ラップを切り換える必要が生じると、ヘッド14を電気的に切り換える必要も生じるので、このような切り換えの制御を、このヘッド位置制御システム17で行う。
モータドライバ18は、モータ15を駆動する。尚、上述したように、モータ15を2個使用する場合であれば、モータドライバ18も2個設けられる。
CMI/F19は、例えば、RFリーダライタにより実現され、カートリッジメモリ24への情報の書込みや、カートリッジメモリ24からの情報の読出しを行う。
尚、如何なる場面におけるテープ媒体へのデータの書込みに対しても本実施の形態は適用可能であるが、以下では、最も好適な例として、RABFにおけるテープ媒体へのデータの書込みに本実施の形態を適用した場合について説明する。
RABFでは、トランザクションサイズが小さい場合に、データセットの単位でデータをテープ媒体に書き込むとオーバーヘッドが大きくなる。一方、更新されたデータをサブデータセットの単位でテープ媒体に書き込むと、サブデータセットを小さく設定すればバーストエラーに対する耐性を確保できず、サブデータセットを大きく設定すればデータセットの単位でデータを書き込む場合と同様、オーバーヘッドが無視できなくなる。
そこで、本実施の形態では、サブデータセットを小さめに設定し、一度に(1回の同期時に)書き込むサブデータセットの最小数をトランザクションサイズによらず一定とする。
m>mdl*ld*not/csds/rr*fs
但し、各変数は以下のように定義されているとする。
mdl[m]:maximum defect length(回復することが期待されるテープ媒体上の傷の大きさの最大値)
ld[byte/m]:linear density(トラック当たりの記録線密度)
not:number of tracks(あるデータセットの書込みに用いられるトラックの本数)
csds[byte/sds]:capacity of sub dataset(サブデータセットの容量)
rr:recoverable ratio(C2符号によって回復できる部分の全体に対する最大限の比率である最大回復率)
fs:factor of safety(安全係数)
まず、テープ媒体上に発生する傷の大きさは不定であるが、回復することが期待される傷の大きさの最大値は、エンタープライズ3の規約における追記時の制限事項等を考慮すると約3[mm]と考えるのが自然である。また、安全係数は2とする。
そして、エンタープライズ3のフォーマットに従い、トラック当たりの記録線密度を795[byte/mm]、トラックの本数を16[本]とする。また、エンタープライズ3のフォーマットでは、データセットが1616940[byte]であるが、1つのデータセットが64個のサブデータセットから構成されるものとし、サブデータセットの容量を25272[byte]とする。更に、エンタープライズ3のフォーマットに従い、64個のサブデータセットのうち10個のサブデータセットが失われてもC2符号によって全体を回復できるものとする。
m>3*795*16/25272/(20/128)*2=19.3
即ち、20個のサブデータセットを書き込めば、3mmまでの傷に対する耐性を確保することができると言える。
図2は、本実施の形態と他の技術の効果の違いを数値で示した図である。
尚、図中、従来例は、「背景技術」の項で述べた、RABF中にデータセット単位で書き込む技術を指す。また、比較例は、RABF中に更新されたサブデータセットのみを書き込む技術を指す。但し、エラーに対する耐性を確保するため、20個のサブデータセットを新サブデータセットと定義し、新サブデータセット単位でデータを書き込むこととしている。そして、発明例が、本実施の形態に対応する。
そして、現在、RABFにおいて同期時に1つのデータセットを書き込む場合、同期処理の所要時間における実際にテープ媒体にデータセットを書き込む処理の所要時間の割合は約50%であることが知られている。残りの時間は、空き領域のパディングやエラー訂正符号の付加等に費やされている。従って、ここでは、従来例における所要時間「100」を、実際にテープ媒体にデータセットを書き込む処理以外の処理の所要時間である第1項の「50」と、実際にテープ媒体にデータセットを書き込む処理の所要時間である第2項の「50」とに分け、第2項の「50」がどの程度短縮されるかを考察している。
また、本実施の形態と比較例とを比べると、トランザクションサイズが4096バイトの場合は差が出ないものの、トランザクションサイズが1010882バイトの場合は、本実施の形態の方が、約15%所要時間を短縮できることが分かる。
つまり、本実施の形態では、テープ媒体に書き込むデータの単位として小容量のサブデータセットを採用しつつも、更新された情報を持たないサブデータセットも必要に応じて一緒に書き込むようにしている。これによって、トランザクションサイズによらず一度に書き込むべき最低限のデータ量を維持しており、このことはRABFのパフォーマンスの向上に効果的であると言える。
図3は、トランザクションサイズが4096バイトである場合において同期時にテープ媒体に書き込まれるデータについて示したものである。左から順に、1回目の同期、2回目の同期、3回目の同期で書き込まれたデータを示している。また、図中、「ds」はデータセットを、「sds」はサブデータセットを示している。
図5は、コントローラ16の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、コントローラ16は、コマンド処理部41と、バッファ管理部42と、チャネル入出力部43と、カートリッジメモリ入出力部(以下、「CM入出力部」という)44と、テープ変数取得部45と、設定変数取得部46と、最小数算出部47と、動作信号出力部48とを備える。
バッファ管理部42は、コマンド処理部41がWriteコマンドを受け取った場合は、データをバッファ12内に用意する。また、コマンド処理部41が同期コマンドを受け取った場合は、データをバッファ12から読み出してチャネル入出力部43に出力する。本実施の形態では、同期命令に応じてテープ媒体に書き込まれる書込みデータを生成する生成部の一例として、バッファ管理部42を設けている。
チャネル入出力部43は、バッファ管理部42がバッファ12から読み出したデータをチャネル13に出力したり、チャネル13から受け取ったデータをバッファ12に格納したりする。本実施の形態では、書込みデータを書き込む書込み部の一例として、チャネル入出力部43を設けている。
設定変数取得部46は、テープドライブ10に設定された変数(以下、「設定変数」という)を取得する。ここで、設定変数としては、傷の最大値mdl[m]、安全率fsがある。本実施の形態では、不具合の一例として、テープ23上の傷を用いており、不具合の影響を受けるテープ媒体上の領域のサイズの一例として、傷の最大値mdl[m]を用いており、サイズを取得するサイズ取得部の一例として、設定変数取得部46を設けている。
動作信号出力部48は、ヘッド位置制御システム17に対してラップを切り替えるように指示する信号を出力し、モータドライバ18に対してテープ23を走行させるように指示する信号を出力する。本実施の形態では、テープ媒体の走行を制御する走行制御部の一例として、動作信号出力部48を設けている。
図6は、コントローラ16においてサブデータセットの最小数mを決定する際の動作例を示したフローチャートである。この動作例は、新たなテープカートリッジ20が装填されたときや、テープカートリッジ20が装填された状態でそのテープ23のフォーマットが変換されたときに開始するものとする。
このように世代を特定する情報が取得されると、テープ変数取得部45は、テープ変数として、記録線密度ld[byte/m]、トラック本数not、サブデータセットの容量csds[byte]、最大回復率rrを取得する(ステップ402)。この場合、例えば世代とこれらの変数の値との対応情報を図示しないメモリに予め記憶しておき、ステップ401で認識した世代に対応する変数の値をこの対応情報を参照して取得するとよい。
m>mdl*ld*not/csds/rr*fs
そして、求めた最小数mを図示しないメモリに記憶する(ステップ405)。
また、バッファ12に蓄積された更新データを格納するサブデータセットの数nを求め、更新データを格納するn個のサブデータセットを生成する(ステップ422)。
そして、バッファ管理部42は、ステップ422で生成したサブデータセットの数nが、ステップ421で算出されたサブデータセットの最小数mよりも小さいかどうかを判定する(ステップ423)。
その後、m個のサブデータセットはチャネル入出力部43に渡され、チャネル入出力部43が、m個のサブデータセットをテープ23上のRABF用の一時記憶領域に書き込む(ステップ425)。具体的には、バッファ管理部42からの指示により、動作信号出力部48が、一時記憶領域を含むラップへのラップ切り替えを指示する信号をヘッド位置制御システム17に出力し、m個のサブデータセットが一時記憶領域に書き込まれた後にバックヒッチレスのテープ走行を指示する信号をモータドライバ18に出力する。
このように、本実施の形態では、更新された情報を含むデータを、データセットにしろサブデータセットにしろ固定された単位でテープ媒体に書き込むのではなく、バーストエラーに対する耐性を確保するための最低限のサブデータセット数以上の必要なサブデータセットだけ書き込むようにした。これにより、バーストエラーに対する耐性を確保しつつ、RABFにおける書込みのパフォーマンスを向上できるようになった。
Claims (9)
- テープ媒体にデータを書き込む際に参照される情報を設定する装置であって、
前記テープ媒体上で発生する不具合の影響を受ける当該テープ媒体上の領域のサイズを取得するサイズ取得部と、
前記テープ媒体に書き込まれたデータの一部が読み出せなくても当該データの全体を回復できる場合の当該一部の当該全体に対する比率を取得する比率取得部と、
上位装置から受信した受信データを前記テープ媒体に書き込むことを命令する同期命令に応じて当該テープ媒体に一度に書き込まれる書込みデータを構成するデータ断片の最低限の個数を、前記サイズ取得部により取得された前記サイズと、前記比率取得部により取得された前記比率とを用いて、当該書込みデータの一部が前記不具合により読み出せなくても当該書込みデータの全体を回復できるように決定する決定部と
を含む、装置。 - 前記同期命令を受け付ける受付部と、
前記受付部が前記同期命令を受け付けた場合に、前記決定部により決定された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが小さければ、当該受信データを含み当該個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成し、前記決定部により決定された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが大きければ、当該受信データを含むのに最低限必要な個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記書込みデータを前記テープ媒体に書き込む書込み部と
を更に含む、請求項1の装置。 - 前記書込み部により前記書込みデータが前記テープ媒体に書き込まれた後にバックヒッチが行われないように当該テープ媒体の走行を制御する走行制御部を更に含む、請求項2の装置。
- 前記テープ媒体上のフォーマットの種別を認識する認識部を更に含み、
前記比率取得部は、前記認識部により認識された前記フォーマットの種別に応じた前記比率を取得する、請求項1乃至3の何れかの装置。 - 上位装置から受信した受信データをテープ媒体に書き込むことを命令する同期命令に応じて当該受信データを当該テープ媒体に書き込む装置であって、
前記同期命令に応じて前記テープ媒体に一度に書き込まれる書込みデータの一部が当該テープ媒体上で発生する不具合により読み出せなくても当該書込みデータの全体を回復できるようにするための当該書込みデータを構成するデータ断片の最低限の個数を取得する個数取得部と、
前記同期命令を受け付ける受付部と、
前記受付部が前記同期命令を受け付けた場合に、前記個数取得部により取得された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが小さければ、当該受信データを含み当該個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成し、前記個数取得部により取得された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが大きければ、当該受信データを含むのに最低限必要な個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記書込みデータを前記テープ媒体に書き込む書込み部と
を含む、装置。 - 前記不具合の影響を受ける前記テープ媒体上の領域のサイズを取得するサイズ取得部と、
前記テープ媒体に書き込まれたデータの一部が読み出せなくても当該データの全体を回復できる場合の当該一部の当該全体に対する比率を取得する比率取得部と、
前記サイズ取得部により取得された前記サイズと、前記比率取得部により取得された前記比率とを用いて、前記個数取得部により取得される前記個数を決定する決定部と
を更に含む、請求項5の装置。 - 上位装置から受信した受信データをテープ媒体に書き込むことを命令する同期命令に応じて当該受信データを当該テープ媒体に書き込む装置であって、
前記テープ媒体上で発生する不具合の影響を受ける当該テープ媒体上の領域のサイズを取得するサイズ取得部と、
前記テープ媒体に書き込まれたデータの一部が読み出せなくても当該データの全体を回復できる場合の当該一部の当該全体に対する比率を取得する比率取得部と、
上位装置から受信した受信データを前記テープ媒体に書き込むことを命令する同期命令に応じて当該テープ媒体に一度に書き込まれる書込みデータを構成するデータ断片の最低限の個数を、前記サイズ取得部により取得された前記サイズと、前記比率取得部により取得された前記比率とを用いて、当該書込みデータの一部が前記不具合により読み出せなくても当該書込みデータの全体を回復できるように決定する決定部と、
前記同期命令を受け付ける受付部と、
前記受付部が前記同期命令を受け付けた場合に、前記決定部により決定された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが小さければ、当該受信データにパディングデータを付加することにより当該個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成し、前記決定部により決定された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが大きければ、当該受信データを含むのに最低限必要な個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記書込みデータを前記テープ媒体に書き込む書込み部と
を含む、装置。 - 上位装置から受信した受信データをテープ媒体に書き込むことを命令する同期命令に応じて当該受信データを当該テープ媒体に書き込む方法であって、
前記同期命令に応じて前記テープ媒体に一度に書き込まれる書込みデータの一部が当該テープ媒体上で発生する不具合により読み出せなくても当該書込みデータの全体を回復できるようにするための当該書込みデータを構成するデータ断片の最低限の個数を取得するステップと、
前記同期命令を受け付けるステップと、
前記同期命令を受け付けた場合に、取得された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが小さければ、当該受信データを含み当該個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成し、取得された前記個数の前記データ断片よりも前記受信データが大きければ、当該受信データを含むのに最低限必要な個数の当該データ断片からなる前記書込みデータを生成するステップと、
生成された前記書込みデータを前記テープ媒体に書き込むステップと
を含む、方法。 - テープ媒体にデータを書き込む際に参照される情報を設定する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記テープ媒体上で発生する不具合の影響を受ける当該テープ媒体上の領域のサイズを取得するサイズ取得部と、
前記テープ媒体に書き込まれたデータの一部が読み出せなくても当該データの全体を回復できる場合の当該一部の当該全体に対する比率を取得する比率取得部と、
上位装置から受信した受信データを前記テープ媒体に一度に書き込むことを命令する同期命令に応じて当該テープ媒体に書き込まれる書込みデータを構成するデータ断片の最低限の個数を、前記サイズ取得部により取得された前記サイズと、前記比率取得部により取得された前記比率とを用いて、当該書込みデータの一部が前記不具合により読み出せなくても当該書込みデータの全体を回復できるように決定する決定部と
して機能させる、プログラム。
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