JP5063377B2 - テープ媒体に対してデータの書込み/読出しを行う装置及び方法 - Google Patents

テープ媒体に対してデータの書込み/読出しを行う装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、テープ媒体にデータを書き込む装置及び方法、テープ媒体からデータを読み出す装置及び方法に関する。特に、本発明は、上位装置により指定されたデータをテープ媒体に書き込む装置及び方法、上位装置により指定されたデータをテープ媒体から読み出す装置及び方法に関する。
LTO(Linear Tape-Open)等のテープドライブでは、ホストとの通信にSCSIコマンドが用いられる。このため、ホストは、レコード(record)や、複数のレコードをファイルとして書き出した後にファイルの区切りを示すために書き出されるファイルマーク(filemark)の数、通し番号等を用いて、テープ上の論理的な位置を指定する。ここで、レコードのサイズは、可変長である。
一方、LTOのテープドライブは、データセット(dataset)と呼ばれる記録単位でテープにデータを記録する。データセットのデータ量は固定長であるが、レコードが圧縮されて格納されるので、あるレコードの番号及び全てのレコードのサイズが分かったとしても、そのレコードが格納されたデータセットを特定することは容易ではない。
また、LTOでは、書込みヘッドを用いてデータを記録した直後に、書込みヘッドの直ぐ後ろに位置する読出しヘッドを用いてデータを読み出し、正しく記録できたかどうかを確認している。そして、正しく記録できなかった場合には、データセット単位、或いは、データセットよりも小さい単位で、異なる場所(通常、論理的に後方の場所)に再度データを記録する。このため、データセットが特定できたとしても、テープ上での物理位置を特定することは容易ではない。
このような状況の下、SCSIのLocate、Space等の位置移動コマンドが発行された場合にテープを目的位置まで高速に移動させることができるように、LTOでは、テープディレクトリと呼ばれる情報を、テープカートリッジ内に装備されているカートリッジメモリ(Cartridge Memory, CM)と呼ばれる非接触不揮発性メモリに記録している。テープディレクトリは、ラップごとに、概ね、最後のデータセット番号、前半に含まれるレコード数、前半に含まれるファイルマーク数、後半に含まれるレコード数、後半に含まれるファイルマーク数、といった情報を含む。ここで、ラップ(Wrap)とは、LTOのようなリニア記録(往復記録)方式で、ヘッドの1片道に含まれるトラックのまとまりのことである。
このようなテープディレクトリ内の情報を用いれば、Locateコマンド、Spaceコマンドの実行にあたり、テープの論理的な先頭から全てのデータを読んで位置探索を行う必要はなくなる。そのため、テープの目的位置までの移動は従前よりは高速化される。しかしながら、ラップの先頭又はラップの中間から最長1ラップの長さ600m〜800m(平均的にはその半分の長さ)にわたり、5〜6m/sec前後の速度でテープを走行させ、データセット中に記されたレコード番号を読む必要はある。従って、依然として、早い動作とは言えない。
また、データセットの中身を読まないとした場合、記録媒体上で事前記録サーボパターン内に変調された直線位置登録データからテープ上の物理位置であるLPOSを読み出し、これを用いる方法がある(例えば、特許文献1参照)。この場合、更に速い8〜12m/sec前後の速度でLPOSを読みながらテープを走行させ、目的のレコード番号に基づいて半ラップ中の物理位置を線形補間で推定することにより、更なる高速化を図ることができる。但し、線形補間での推定であるため、レコードサイズのバラツキが一様でない場合には、推定した物理位置が間違っている可能性が高くなる。即ち、推定した物理位置に到達したものの、目的のレコードに遥かに達していない場合や、目的のレコードを通り過ぎている場合等には、推定をやり直して、高速移動を再度行うことが必要になることがある。
特表2003−500788号公報
今後、テープを用いたアーカイブデータが増加するため、アーカイブデータへの参照が増えることが想定される。こうしたことから、Locateコマンドや、Spaceコマンドのパフォーマンスの更なる向上が必要になる。そのため、高速移動中にレコード番号等を検出するための仕組みが必要とされる。
本発明の目的は、テープ媒体を高速に走行させた場合であっても、指定されたデータの記録位置を特定できる可能性を高めることにある。
かかる目的のもと、本発明は、上位装置により指定されたデータをテープ媒体に書き込む装置であって、上位装置により指定されたデータを取得する第1の取得部と、第1の取得部により取得されたデータを上位装置が識別するための識別情報を取得する第2の取得部と、第1の取得部により取得されたデータをテープ媒体に第1の周波数で書き込み、かつ、第2の取得部により取得された識別情報を、テープ媒体に、第1の周波数よりも低い第2の周波数で書き込む書込み部とを備えた、装置を提供する。
ここで、書込み部は、第1の取得部により取得されたデータをテープ媒体上の第1の領域に書き込み、第2の取得部により取得された識別情報を、テープ媒体上の第1の領域に予め関連付けられた第2の領域に書き込む、ものであってよい。
また、この装置は、データをテープ媒体に書き込むための第1の書込みヘッドと、識別情報をテープ媒体に書き込むための第2の書込みヘッドとを更に備えた、ものであってよい。
また、第2の周波数は、テープ媒体に予め記録されているテープ媒体の走行方向の位置を示すサーボパターンの周波数と略同等であってよい。
また、本発明は、上位装置により指定されたデータをテープ媒体から読み出す装置であって、各データを第1の周波数で記録し、かつ、各データを上位装置が識別するための各識別情報を、第1の周波数よりも低い第2の周波数で記録したテープ媒体から、各識別情報を第1の識別情報として読み出す読出し部と、上位装置により指定された特定のデータの識別情報を第2の識別情報として取得する取得部と、読出し部により読み出された第1の識別情報と、取得部により取得された第2の識別情報とに基づいて、テープ媒体から特定のデータを読み出すかどうかを決定する決定部とを備えた、装置を提供する。
ここで、この装置は、データをテープ媒体から読み出すための第1の読出しヘッドと、第1の識別情報をテープ媒体から読み出すための第2の読出しヘッドとを更に備えた、ものであってよい。
また、読出し部は、テープ媒体を第1の速度で走行させてデータを読み出し、テープ媒体を第1の速度よりも速い第2の速度で走行させて第1の識別情報を読み出す、ものであってよい。
更に、読出し部は、特定のデータを読み出すことが決定部により決定された場合に、テープ媒体の走行速度を第2の速度から第1の速度に落として特定のデータを読み出す、ものであってよい。
更にまた、テープ媒体の各データが記録された部分と、テープ媒体の各データの識別情報が記録された部分とは、テープ媒体の幅方向に重なり合っており、読出し部は、特定のデータを読み出すことが決定部により決定された場合に、テープ媒体を逆方向に走行させた後、再び順方向に第1の速度で走行させて特定のデータを読み出す、ものであってよい。
更に、本発明は、上位装置により指定されたデータをテープ媒体に書き込む方法であって、上位装置により指定されたデータを取得するステップと、データを上位装置が識別するための識別情報を取得するステップと、データをテープ媒体に第1の周波数で書き込み、かつ、識別情報を、テープ媒体に、第1の周波数よりも低い第2の周波数で書き込むステップとを含む、方法も提供する。
更にまた、本発明は、情報を記録するためのテープ媒体であって、データが第1の周波数で記録された第1の領域と、データを処理する装置がデータを識別するための識別情報が第1の周波数よりも低い第2の周波数で記録された第2の領域とを含む、テープ媒体も提供する。
本発明によれば、テープ媒体を高速に走行させた場合であっても、指定されたデータの記録位置を特定できる可能性が高まる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるテープドライブ10の構成例を示した図である。このテープドライブ10は、インターフェース11と、バッファ12と、チャネル13と、ヘッド14と、モータ15とを含む。また、コントローラ16と、ヘッド位置制御システム17と、モータドライバ18とを含む。更に、テープドライブ10には、テープカートリッジ20が挿入することにより装填可能となっているので、ここでは、テープカートリッジ20も図示している。このテープカートリッジ20は、リール21、22に巻かれたテープ23を含む。テープ23は、リール21、22の回転に伴い、リール21からリール22の方向へ、又は、リール22からリール21の方向へ、長手方向に移動する。尚、テープ23としては、磁気テープが例示されるが、磁気テープ以外のテープ媒体でもよい。
このうち、インターフェース11は、上位装置の一例であるホスト30との通信を行う。例えば、ホスト30から、テープ23へのデータの書込みを指示するコマンド、テープ23を目的の位置に移動させるコマンド、テープ23からのデータの読出しを指示するコマンドを受け取る。尚、このインターフェース11で用いる通信規格としては、SCSIが例示される。SCSIの場合、1つ目のコマンドは、Writeコマンドに相当し、2つ目のコマンドは、LocateコマンドやSpaceコマンドに相当し、3つ目のコマンドは、Readコマンドに相当する。また、インターフェース11は、ホスト30に対し、これらのコマンドに応じた処理が成功したのか失敗したのかの応答を返す。
バッファ12は、テープ23に書き込むべきデータやテープ23から読み出されたデータを蓄積するメモリである。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)によって構成される。また、バッファ12は、複数のバッファセグメントからなり、各バッファセグメントが、テープ23に対する読み書きの単位であるデータセットを格納している。
チャネル13は、テープ23に書き込むべきデータをヘッド14に送ったり、テープ23から読み出されたデータをヘッド14から受け取ったりするために用いられる通信経路である。
ヘッド14は、テープ23が長手方向に移動するとき、テープ23に対して情報を書き込んだり、テープ23から情報を読み出したりする。
モータ15は、リール21、22を回転させる。尚、図では、1つの矩形でモータ15を表しているが、モータ15としては、リール21、22の各々に1つずつ、合計2個設けるのが好ましい。
一方、コントローラ16は、テープドライブ10の全体を制御する。例えば、インターフェース11で受け付けたコマンドに従って、データのテープ23への書込みやテープ23からの読出しを制御する。また、ヘッド位置制御システム17やモータドライバ18の制御も行う。
ヘッド位置制御システム17は、所望の1つ又は複数のラップを追跡するシステムである。ここで、ラップとは、テープ23上の複数のトラックのグループである。ラップを切り換える必要が生じると、ヘッド14を電気的に切り換える必要も生じるので、このような切り換えの制御を、このヘッド位置制御システム17で行う。
モータドライバ18は、モータ15を駆動する。尚、上述したように、モータ15を2個使用する場合であれば、モータドライバ18も2個設けられる。
まず、本実施の形態の概要について説明する。
本実施の形態では、テープ23を高速に移動しているときにもデータを読み出せるようにする。そのために、ユーザにとって意味のあるデータ(以下、「ユーザデータ」という)とは別に、ホスト30が目的のユーザデータを特定するのに用いる関連データ(以下、「メタデータ」という)をテープ23に記録する。ここで、メタデータは、ユーザデータのように記録密度が高ければ、高速移動中に読むことができないので、記録密度を低くする必要がある。また、メタデータは、目的のユーザデータを特定可能なものであれば十分であるので、例えばレコード番号のようにそれほどのデータ量を必要としないものでよく、記録密度は低くてよい。
そこで、本実施の形態では、ユーザデータの記録密度よりも低い記録密度でメタデータを記録するようにする。例えば、メタデータの記録密度を、テープ23に予め記録されているサーボパターンの記録密度と略同等とする。ここで、「略同等」とは、テープ23を高速に走行した場合に同程度に読み出すことができる程度に同等であることを意味する。具体的には、サーボパターンと同様の記録方式、つまり、同程度に低い周波数で、同様の符号化を行い、記録する方式を採用するとよい。これにより、ユーザデータを復号できない程度に高速でテープ23を走行させた場合にも、サーボパターンと同様に信号を検出し、復号することができる。
このように、ユーザデータとメタデータとは記録方式が異なる。
従って、本実施の形態では、まず、ユーザデータを記録するためのトラック(以下、「ユーザデータ用トラック」という)とは別に、メタデータを記録するための専用のトラック(以下、「メタデータ用トラック」という)をテープ23上に設けている。尚、このメタデータ用トラックも、ラップ数分必要となる。
また、ユーザデータを記録するための書込み/読出しヘッド(以下、「ユーザデータ用ヘッド」という)とは別に、メタデータを記録するための専用の書込み/読出しヘッド(以下、「メタデータ用ヘッド」という)も設けている。尚、ヘッドの具体的な実装としては、ユーザデータ用ヘッドやサーボヘッドと一緒のヘッドアセンブリであるヘッド14にメタデータ用ヘッドも組み込むことが考えられる。
ここで、メタデータ用トラックを設けたテープ23のフォーマットについて説明する。
図2は、このようなフォーマットの一例を示した図である。ここでは作図の便宜上、1ラップが2つのユーザデータ用トラックから構成され、ユーザデータが8ラップで記録される場合のフォーマットを示している。図では、ラップごとに、2つのユーザデータ用トラックの間に1つのメタデータ用トラックを追加している。尚、1ラップが3つ以上のユーザデータ用トラックから構成される場合において、どのユーザデータ用トラックの間にメタデータ用トラックを追加するか、幾つのメタデータ用トラックを追加するかは、本発明において特に限定するものでなく、任意に決めるとよい。
ここで、図2のフォーマットについて詳細に説明する。
図示するように、テープ23上には、サーボパターン領域210と、ユーザデータ領域220と、メタデータ領域230と、ユーザデータ領域240と、サーボパターン領域250とが、テープ23の幅方向にこの順で配置されている。
このうち、サーボパターン領域210、250は、テープ23上の物理位置を表すLPOSが埋め込まれたサーボパターンを有する領域である。このサーボパターンは、テープ23の出荷前に記録されており、ヘッド位置の検出(トラックの位置決め)や、テープ速度の検出等にも使用される。
また、ユーザデータ領域220、240は、ユーザデータを記録するための領域である。ここでは、ユーザデータは8ラップで記録されるものとしているので、ユーザデータ領域220は、8つのユーザデータ用トラック(ユーザデータ用トラック221、222、・・・、228)を含んでいる。また、ユーザデータ領域240も、8つのユーザデータ用トラック(ユーザデータ用トラック241、242、・・・、248)を含んでいる。
更に、メタデータ領域230は、メタデータを記録するための領域である。ここでは、メタデータは8ラップで記録されるものとしているので、メタデータ領域230は、8つのメタデータ用トラック(メタデータ用トラック231、232、・・・、238)を含んでいる。
尚、図中、各ユーザデータ用トラック、各メタデータ用トラックに付された番号及び矢印は、そのトラックを含むラップの番号及びそのラップにおけるユーザデータ、メタデータの記録方向を示す。即ち、ラップ0は、ユーザデータ用トラック221、メタデータ用トラック231、ユーザデータ用トラック241を含む。そして、ユーザデータは、ユーザデータ用ヘッドで、ユーザデータ用トラック221及びユーザデータ用トラック241上を右方向に記録され、メタデータは、メタデータ用ヘッドで、メタデータ用トラック231上を右方向に記録される。また、その他のラップ1〜7についても同様である。
ところで、1ラップは、LTO第1及び第2世代では8トラックで構成され、LTO第3及び第4世代では16トラックで構成されている。また、将来、トラック数が増えることも考えられる。一方で、メタデータ用トラックは、1ラップに対し、1つだけ追加で設定されていればよい。このため、メタデータ用トラックに必要な面積の全体に対する比率は、例えば24トラックに増えた場合には1/25、例えば32トラックに増えた場合には1/33となり、それほど大きな面積とはならない。
次に、図2に示したフォーマットのテープ23に対するデータの書込み又は読出しの処理を行うテープドライブ10内のコントローラ16について詳細に説明する。尚、本実施の形態におけるコマンドとしては、SCSIのコマンドを例示する。また、本実施の形態では、LTO(Linear Tape-Open)規格を例示して説明する。用語についてもLTO規格に準拠し、例えば、バッファ12の1つのセグメントに格納されるデータのまとまりを「データセット」とする。
まず、コントローラ16の機能構成について説明する。
図3は、コントローラ16の機能構成例を示したブロック図である。
図示するように、コントローラ16は、書込み部41と、データセット生成部42と、メタデータ生成部43とを備える。また、移動制御部44と、読出し部45と、データセット処理部46と、メタデータ処理部47と、比較部48とを備える。
このうち、書込み部41は、ホスト30からWriteコマンドで書込みを指示されたレコードを受け取る。ここで、レコードは、上位装置により指定されたデータの一例である。また、データセット生成部42により生成されたデータセットと、メタデータ生成部43により生成されたメタデータとをバッファ12に蓄積した後、所定のタイミングで、テープ23に書き込むためにチャネル13に出力する。
データセット生成部42は、書込み部41の指示に従い、テープ23のユーザデータ領域に書き込むデータセットを生成する。具体的には、ホスト30からWriteコマンドで書込みを指示されたレコードを圧縮して、複数のレコードからなるユーザデータを生成し、データセットに書き込む。また、データセット情報テーブル(以下、「DSIT」という)を生成し、データセットに書き込む。そして、データセットに対して誤り訂正符号化を行い、テープ23に書き込むデータセットとする。本実施の形態では、データを取得する第1の取得部の一例として、データセット生成部42を設けている。
メタデータ生成部43は、書込み部41の指示に従い、テープ23のメタデータ領域に書き込むメタデータを生成する。具体的には、データセット生成部42で生成されたDSITを書込み部41を介して受け取り、これからメタデータを生成する。そして、メタデータに対して誤り訂正符号化を行い、テープ23に書き込むメタデータとする。本実施の形態では、データを上位装置が識別するための識別情報の一例として、メタデータを用い、識別情報を取得する第2の取得部の一例として、メタデータ生成部43を設けている。
一方、移動制御部44は、ホスト30からLocateコマンドやSpaceコマンドで所定のレコード番号のレコードが記録された位置へのテープ23の移動を指示されると、そのレコード番号を比較部48に受け渡すと共に、テープ23の移動を開始する。本実施の形態では、上位装置により指定された特定のデータの識別情報を取得する取得部の一例として、移動制御部44を設けている。
読出し部45は、テープ23から読み出されたデータセット又はメタデータをチャネル13を介して受け取る。また、メタデータ処理部47から渡されたレコード数等を比較部48に渡したりする。更に、読み出したデータセットの中に目的のレコードがあれば、目的のレコードを含むデータセットをバッファ12に蓄積する。そして、ホスト30から発行されるReadコマンドに応じて、そのレコードをホスト30に返信する。
データセット処理部46は、読出し部45の指示に従い、テープ23から読み出されたデータセットに基づいてユーザデータ及びDSITを復元する。具体的には、テープ23から読み出されたデータセットに対して誤り訂正復号を行い、ユーザデータ及びDSITとする。
メタデータ処理部47は、読出し部45の指示に従い、テープ23から読み出されたメタデータに基づいて符号化前のメタデータを復元する。具体的には、テープ23から読み出されたメタデータに対して誤り訂正復号を行い、符号化前のメタデータとする。また、復元されたメタデータの中からレコード数等を取り出す。
比較部48は、移動制御部44から受け渡されたレコード番号と、読出し部45から渡されたレコード数等を比較する。そして、移動制御部44から受け渡されたレコード番号が、読出し部45から渡されたレコード数等により特定される少なくとも1つのレコード番号に含まれるかどうかを判断し、含まれていれば、データセットを読み出せるようにテープ23の速度を変更する。本実施の形態では、上位装置により指定された特定のデータを読み出すかどうかを決定する決定部の一例として、比較部48を設けている。
次に、コントローラ16の動作について詳細に説明する。
コントローラ16は、ホスト30からWriteコマンドを受け取ると、メタデータ用の書込みヘッドを用いて、レコード番号を埋め込んだ信号(メタデータ)を所定トラックに書き込む。尚、小さいレコードが連続する場合等もあるため、全てのレコードについてレコード番号を記録する必要はない。目的のレコードが含まれるデータセットが特定できれば十分である。以下では、データセットに含まれるレコードのレコード番号を、そのデータセットまでのレコードの数やそのデータセット内のレコードの数等により特定している。
以下、このときの動作について、より詳細に説明する。
図4は、このときの書込み部41、データセット生成部42、メタデータ生成部43の動作を示したフローチャートである。
ホスト30からテープドライブ10へWriteコマンドが送られると、テープドライブ10では、書込み部41が、このコマンドで指定されたレコードを受け取る(ステップ401)。そして、書込み部41は、データセット生成部42に対し、データセットの生成を指示する。
これにより、データセット生成部42は、レコードを圧縮し、複数のレコードからなるユーザデータをデータセットに書き込む(ステップ402)。また、データセット生成部42は、DSITを生成してデータセットに書き込む(ステップ403)。尚、DSITに含まれる具体的な情報内容については後述する。また、データセット生成部42は、少なくともDSITを書込み部41に戻す。
次に、書込み部41は、データセット生成部42から受け渡されたDSITをメタデータ生成部43に受け渡し、メタデータの生成を指示する。
これにより、メタデータ生成部43は、DSITに基づいてメタデータを生成する(ステップ404)。また、メタデータ生成部43は、メタデータの生成が完了した旨を書込み部41に戻す。
すると、書込み部41は、データセット生成部42に対して、データセットの誤り訂正符号化を行うように指示し、メタデータ生成部43に対して、メタデータの誤り訂正符号化を行うように指示する(ステップ405)。これにより、データセット生成部42は、データセットに対して誤り訂正符号化を行い、テープ23に書き込むデータセットを生成して書込み部41に受け渡す。また、メタデータ生成部43は、メタデータに対して誤り訂正符号化を行い、テープ23に書き込むメタデータを生成して書込み部41に受け渡す。
そして、書込み部41は、テープ23に書き込むデータセット及びメタデータを受け取ると、それぞれがテープ23上のユーザデータ領域及びメタデータ領域の長手方向の対応する位置に同期して書き込まれるよう、チャネル13に出力する(ステップ406)。その後、データセットは、デジタル/アナログ変換がなされ、ユーザデータ用ヘッドによりユーザデータ用トラックに書き込まれる。尚、ラップが複数のトラックから構成されている場合、データセットは、その複数のトラック数分の部分に分割され、各部分が各トラックに対して設けられたユーザデータ用ヘッドから各トラックに書き込まれることになる。また、メタデータは、デジタル/アナログ変換がなされ、メタデータ用ヘッドによりメタデータ用トラックに書き込まれる。
ここで、データセット及びメタデータが正常に書き込まれると、書込み部41は、その旨の情報をチャネル13を介して受け取り、必要に応じてカートリッジメモリを更新する(ステップ407)。尚、カートリッジメモリに記憶される具体的な情報内容については後述する。
ここで、ステップ403で生成されるDSITについて、具体的に説明する。
DSITは、480バイトからなり、該当するデータセットについて、データセット番号や、そのデータセットに含まれるレコード、ファイルマークの数等の情報を含む。ここで、データセット番号とは、テープ23に書き込まれたデータセットに対して、テープ23の先頭から割り振られた連続番号である。
このうち、本実施の形態では、後述するLocateコマンドの実行に備え、以下の情報を使用する。
・そのデータセットに含まれるレコードの数(Rec Cnt)
・そのデータセットに含まれるファイルマークの数(FM Cnt)
・テープの先頭からそのデータセットまでに記録されたレコードの数(Total Rec)
・テープの先頭からそのデータセットまでに記録されたファイルマークの数(Total FM)
・そのデータセットの有効性を示すライトパス(Write Pass)
尚、同じデータセット番号のデータセットが何度もテープに書き込まれるため、どれが最新のデータセットであるかを知るために、このライトパスは用いられる。即ち、ライトパスが一番大きいものが有効なデータセットである。
これら5つの情報のうち、Total Rec、Total FMは、それぞれ6バイトであり、それ以外は、それぞれ4バイトである。従って、DSIT内の情報のうち、24バイト(=6バイト×2+4バイト×3)の情報のみをメタ情報としてテープに書き込めば、高速ロケートが可能となる。
尚、メタデータを書き込む方式としては、1つのデータセットに対して1つのメタデータを書き込む方式(以下、「1対1方式」という)と、N個のデータセットに対して1つのメタデータを書き込む方式(以下、「N対1方式」という)とが考えられる。
このうち、1対1方式は、データセットのデータ量に比べてメタデータのデータ量が十分に小さい場合、つまり、必要な情報をメタデータとして書くとき、テープの進行方向におけるデータセットの長さに対し、同じ方向におけるメタデータの長さを十分に短くできる場合に採用される。
一方、N対1方式は、データセットのデータ量に比べてメタデータのデータ量が大きい場合、つまり、必要な情報をメタデータとして書くとき、テープの進行方向におけるデータセットの長さを、同じ方向におけるメタデータの長さが超えるような場合に採用される。
図5は、1対1方式とN対1方式とを比較して示した図である。
1対1方式の場合、メタデータのテープの進行方向の長さが、データセット#Nのテープの進行方向の長さに収まるように記録されている。
N対1方式の場合、メタデータのテープの進行方向の長さが、データセット#Nのテープ進行方向の長さに収まらず、例えば、データセット#N+1に対応する位置にも記録されている。
ここで、1対1方式について、更に詳細に述べる。
LTO第3世代を例にとると、1つのサーボパターンは、36ビットのデータである。また、約15個のサーボパターンに対応して、1つのデータセットが記録される。
そのため、1つのデータセットに対応するメタデータには、67.5バイト(=36ビット×15/8)の情報が書き込めることになる。
先に述べた通り、テープを高速に移動させながらレコードを特定するのに必要な情報は24バイトである。従って、67.5バイトのうち、24バイトのみを高速移動のために使えばよい。そして、その他の部分は、誤り訂正のために使用する冗長部分としてもよいし、その他の目的で使用してもよい。
また、N対1方式について説明する。
サーボパターンと異なる記録方式でメタデータを書き込む場合、1つのデータセットに対応する位置に24バイト分のデータが書けないこともある。その場合には、例えば、2つのデータセットごとに、1つのメタデータを書き込むようにする。図5のN対1方式は、このように2つのデータセットに対して1つのメタデータを記録した例を示している。
尚、1対1方式を採用するか、N対1方式を採用するかは、一般に、テープ23のフォーマット(スペック)を決める段階で決定される。そして、どちらの方式を採用するかは、例えばコントローラ16内の図示しないメモリに記憶される。このような状況の下、書込み部41は、N対1方式を採用すべき旨の情報がメモリに記憶されていれば、メタデータの生成及び書込みを必要な場合のみ行うことになる。具体的には、図4のステップ403の後に、メタデータを1対1方式で書き込むかN対1方式で書き込むかを判定する。そして、1対1方式で書き込むと判定されれば、ステップ404〜406の処理は、全て行う。また、N対1方式で書き込むと判定されれば、ステップ404の処理、及び、ステップ405、406のメタデータに関する処理は、必要な場合のみ行う。
次いで、ステップ407で記憶されるテープディレクトリの内容について説明する。
図6は、テープディレクトリの内容の具体例を示したものである。
テープディレクトリとは、テープの物理位置に幾つのレコードが記録されているかを管理する情報である。具体的には、図示するように、ラップごとに、そのラップにおける最後のデータセット番号、ラップの前半に含まれるレコードの数、ラップの前半に含まれるファイルマークの数、ラップの後半に含まれるレコードの数、ラップの後半に含まれるファイルマークの数が管理されている。
尚、本実施の形態では、ホスト30から送られたレコードを書き込む動作のみを説明した。しかしながら、書込みに際して、従前の情報を消去することも考えられる。この場合は、高周波の搬送波にメタデータ用信号を重畳させる方法や、消去ヘッドをヘッドアセンブリに組み込む方法等を採用するとよい。
また、メタデータをサーボパターンと同期して記録した場合、Readコマンド、Spaceコマンド、Locateコマンド等を受け取った際に、サーボパターンによるヘッド位置やテープ速度の検出のバックアップとして、メタデータを利用することも可能となる。
一方、コントローラ16は、ホスト30からLocateコマンドやSpaceコマンドを受け取ると、次のような動作を行う。
即ち、テープディレクトリから、目的のデータが記録されたラップを調べる。そして、目的のデータを含むラップにヘッドを移動させ、目的のデータの記録位置に向かってテープ23を走行させる。
また、移動開始前の位置との関係で、テープ23を走行させるのに従ってレコード番号が増加する場合と減少する場合、つまり、通常の書込み/読出しと同じ向きの場合と逆向きの場合がある。しかしながら、上記符号化方式を用いることにより、どちらの向きの場合でも復号が可能となる。
その後、目的のデータの記録位置に達した時点で、又は、その直前に、従来のSpace/Locateの動作の最後の処理に切り替える。
また、何らかの理由で、メタデータを使用できない場合にも、従来のSpace/Locateの動作に切り替える。
以下、このときの動作について、より詳細に説明する。
図7は、このときの移動制御部44、読出し部45、データセット処理部46、メタデータ処理部47、比較部48の動作を示したフローチャートである。尚、ここでは、Locateコマンド、Spaceコマンドのうち、Locateコマンドを例にとり説明する。また、このフローチャートにおいて、目的のレコードを探索するときに、テープ23は、記録されたレコード番号等が増える方向に移動するものとする。
ホスト30からテープドライブ10へLocateコマンドが送られると、テープドライブ10では、移動制御部44が、このコマンドで指定されたレコード番号を受け取り、これを比較部48に受け渡す(ステップ451)。これにより、比較部48は、レコード番号を記憶する。そして、移動制御部44は、そのレコード番号のレコードを含むデータセットが記録されているラップと領域を特定する(ステップ452)。ここで、ラップと領域の特定には、図4のステップ407で記憶したカートリッジメモリ内のテープディレクトリを用いる。テープディレクトリを用いることで、ホスト30から受け取ったレコード番号のレコードが、どのラップのどの領域(前半か後半か)に存在するかが確定される。例えば、テープディレクトリに図6に示すような値が記憶されているとする。この場合、Locateコマンドで指定された目的位置(レコード数とファイルマーク数の総数)が2000であれば、ラップ0の後半に目的位置が存在することが分かる。また、目的位置が4000であれば、ラップ1の前半に目的位置が存在することが分かる。
このようにラップと領域が特定されると、移動制御部44は、その特定されたラップにおける特定された領域の先頭から高速でメタデータを読み込めるように、ヘッド位置制御システム17とモータドライバ18に対して信号を出力する。ここでのテープ23の走行速度は、例えば12m/secとするとよい。例えば、前述のように、目的位置がラップ0の後半であるとすると、ヘッド位置制御システム17に対し、ヘッド位置をラップ0に合わせる信号を送出し、モータドライバ18に対し、テープ23の中央部から高速で走行させる信号を送出する。尚、このとき、移動制御部44は、テープ23が高速移動中である旨の情報を読出し部45に伝えるものとする。
これにより、ユーザデータ用ヘッド及びメタデータ用ヘッドから読出し部45へ、それぞれ、データセット及びメタデータが送られてくる。但し、読出し部45は、テープ23が高速移動中である旨が移動制御部44から伝えられているため、これらのデータのうちメタデータを受け取る(ステップ453)。
そして、読出し部45は、一定時間内に1つ以上のメタデータを読めるかどうかを判定する(ステップ454)。
その結果、一定時間に1つ以上のメタデータが読めないと判定された場合、読出し部45は、テープ23の速度を、データセットを読み書きするための速度(以下、「R/W速度」という)に落とし、従来と同じ方法で目的のレコードを探す。尚、従来の方法については後述する。
一方、一定期間内に1つ以上のメタデータを読めると判定された場合、読出し部45は、メタデータ処理部47に対し、テープ23に記録されていたメタデータから符号化前のメタデータを復元するように指示する。これにより、メタデータ処理部47は、符号化前のメタデータを復元する(ステップ455)。また、メタデータからDSITの一部の情報、即ち、データセットまでのレコード数(Total Rec)、データセット内のレコード数(Rec Cnt)、データセットまでのファイルマーク数(Total FM)、データセット内のファイルマーク数(FM Cnt)等を取り出して読出し部45に受け渡す(ステップ456)。そして、読出し部45が、これらの情報を比較部48に受け渡す。
これにより、比較部48は、移動制御部44から渡されたレコード番号(Target Block)が、読出し部45から渡されたレコード数等により特定されるレコード番号に含まれているかどうかを調べる(ステップ457)。具体的には、「Total Rec+Total FM」と、「Target Block」と、「Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt」との大小比較を行う。
ここで、移動制御部44から渡されたレコード番号が、読出し部45から渡されたレコード数等により特定されるレコード番号に含まれている場合、つまり、(Target Block<Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)かつ(Target Block>Total Rec+Total FM)が成り立つ場合は、次のような動作を行う。即ち、モータドライバ18に対し、バックヒッチを行い、テープの速度をR/W速度、例えば6m/secに落とすよう指示する信号を送出する。尚、このとき、比較部48は、テープ23がR/W速度で移動中である旨の情報を読出し部45に伝えるものとする。その後、ユーザデータ用ヘッド及びメタデータ用ヘッドから読出し部45へ、それぞれ、データセット及びメタデータが送られてくるが、テープ23がR/W速度で移動中である旨が伝えられているため、読出し部45は、データセットを受け取る(ステップ458)。そして、データセット内部のレコード又はファイルマークに位置合わせを行う(ステップ459)。つまり、続いてホスト30からReadコマンドが送られた場合に目的のレコードを送信できるよう、目的のレコード又はファイルマークを含むデータセットをバッファ12に格納する。そして最後に、Locateコマンドの完了をホスト30に報告する。
尚、ここでは、移動制御部44から渡されたレコード番号が、読出し部45から渡されたレコード数等により特定されるレコード番号に含まれていることをもって、読出し部45が読み出したメタデータに対応するデータセットが目的のレコードを含むデータセットであると判断した。しかしながら、前述のように、データセットの書込みの失敗等により、同じデータセットが何度も書かれている場合がある。そこで、メタデータがライトパスを含む場合には、例えばステップ457の処理に先立ち、読出し部45が読み出したメタデータに対応するデータセットの有効性を、ライトパスを用いて判断するようにしてもよい。
一方、移動制御部44から渡されたレコード番号が、読出し部45が読み出したメタデータに対応するデータセットに含まれていない場合、つまり、(Target Block<Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)かつ(Target Block>Total Rec+Total FM)が成り立たない場合は、次のような動作を行う。即ち、移動制御部44から渡されたレコード番号のレコードを含むデータセットが、テープ23上で、読出し部45が読み出したメタデータに対応するデータセットよりも先にあるかどうかを判定する(ステップ460)。そして、先にあると判定された場合、つまり、(Target Block>Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)が成り立つ場合、読出し部45は、次のメタデータを読み(ステップ461)、そのメタデータについてステップ454以降の処理を繰り返す。また、先にないと判定された場合、つまり、(Target Block<Total Rec+Total FM)が成り立つ場合は、メタデータを取り損ねてしまったので、読み出し開始位置を少し手前に戻し(ステップ462)、テープ23の速度をR/W速度に落とし、従来と同じ方法で目的のレコードを探す。
ここで、目的のレコードを探す従来の方法について説明する。
まず、読出し部45は、R/W速度でデータセットを読む(ステップ463)。そして、DSITから、データセットまでのレコード数(Total Rec)、データセット内のレコード数(Rec Cnt)、データセットまでのファイルマーク数(Total FM)、データセット内のファイルマーク数(FM Cnt)等を取り出して比較部48に受け渡す(ステップ464)。
これにより、比較部48は、移動制御部44から渡されたレコード番号(Target Block)が、読出し部45から渡されたレコード数等により特定されるレコード番号に含まれているかどうかを調べる(ステップ465)。具体的には、「Total Rec+Total FM」と、「Target Block」と、「Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt」との大小比較を行う。
ここで、移動制御部44から渡されたレコード番号が、読出し部45から渡されたレコード数等により特定されるレコード番号に含まれている場合、つまり、(Target Block<Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)かつ(Target Block>Total Rec+Total FM)が成り立つ場合、比較部48は、その旨を読出し部45に伝える。そして、読み出したデータセットから目的のレコードを読み出し、バッファ12に蓄積する(ステップ459)。
一方、移動制御部44から渡されたレコード番号が、読出し部45が読み出したデータセットに含まれていない場合、つまり、(Target Block<Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)かつ(Target Block>Total Rec+Total FM)が成り立たない場合は、次のような動作を行う。即ち、移動制御部44から渡されたレコード番号のレコードを含むデータセットが、テープ23上で、読出し部45が読み出したデータセットよりも先にあるかどうかを判定する(ステップ466)。そして、先にあると判定された場合、つまり、(Target Block>Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)が成り立つ場合、読出し部45は、次のデータセットを読み(ステップ467)、そのデータセットについてステップ464以降の処理を繰り返す。また、先にないと判定された場合、つまり、(Target Block<Total Rec+Total FM)が成り立つ場合は、データセットを取り損ねてしまったので、読み出し開始位置を少し手前に戻し(ステップ462)、ステップ463以降の処理を繰り返す。
ところで、このフローチャートにおいて、目的のレコードを探索するときにテープ23は記録されたレコード番号等が増える方向に移動するものとしたが、記録されたレコード番号等が減る方向に移動する場合も考えられる。この場合、ステップ460で、(Target Block<Total Rec+Total FM)であれば、ステップ461へ進み、(Target Block>Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)であれば、ステップ462へ進む。また、ステップ466で、(Target Block<Total Rec+Total FM)であれば、ステップ467へ進み、(Target Block>Total Rec+Rec Cnt+Total FM+FM Cnt)であれば、ステップ462へ進む。
尚、上記では、ユーザデータと対応するメタデータとをテープ23の幅方向に重なり合う位置に記録するようにした。しかしながら、ユーザデータとメタデータの記録位置の関係は、これに限られるものではない。即ち、メタデータの記録位置に基づいてユーザデータの記録位置が特定できるように予め関連付けられた位置であれば、如何なる位置でもよい。
また、ユーザデータとメタデータとは、異なる位置に記録するのではなく、周波数により重畳して記録してもよい。
この場合、書込みは、例えば次のように行われる。
まず、高周波のユーザデータと低周波のメタデータを加算する。そして、加算後のデータ信号を、1つの書込みヘッドを用いて書き込む。
また、読込みは、例えば次のように行われる。
まず、読込みヘッドが、ユーザデータとメタデータが重畳されたデータ信号を読み出す。そして、このデータ信号をハイパスフィルタを通過させてユーザデータを取り出し、このデータ信号をローパスフィルタを通過させてメタデータを取り出す。
ところで、上記の加算は、電子回路上で行ってよい。或いは、低周波信号が磁性体の深い部分まで記録されるのに対して高周波信号が磁性体の浅い部分に記録されることを利用し、2つの書込みヘッドを用いて磁性体上で加算することも可能である。
また、ユーザデータとメタデータを周波数により重畳して記録するトラックは、1つであっても複数であってもよい。そして、複数のトラックを使用する場合は、複数のトラックに対し、同じメタデータを記録して冗長性を持たせるようにしてもよいし、異なるメタデータを記録してメタデータの上限量を増やすようにしてもよい。
更に、周波数による重畳とメタデータ専用トラックの両者を用いることも可能である。
このように、本実施の形態では、メタデータ(例えば、レコード番号)を、ユーザデータよりも高速に読み出し可能なように、テープ23上に記録している。その結果、テープ23を高速に移動させた場合に、LPOSだけでなく、レコード番号を検出し続けることができるようになる。従って、Spaceコマンド、Locateコマンドを実行する際に、線形補間等の推定を用いることによる誤推定によるパフォーマンスの劣化を回避することができる。また、目的のデータの直前まで高速にテープ23を移動させることができるため、Spaceコマンド、Locateコマンドのパフォーマンスを上げることができる。
ここで、本発明は、全てハードウェアで実現してもよいし、全てソフトウェアで実現してもよい。また、ハードウェア及びソフトウェアの両方により実現することも可能である。また、本発明は、コンピュータ、データ処理システム、コンピュータプログラムとして実現することができる。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより読取り可能な媒体に記憶され、提供され得る。ここで、媒体としては、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線又は半導体システム(装置又は機器)、或いは、伝搬媒体が考えられる。また、コンピュータにより読取り可能な媒体としては、半導体、ソリッドステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク、及び光ディスクが例示される。現時点における光ディスクの例には、コンパクトディスク−リードオンリーメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク−リード/ライト(CD−R/W)及びDVDが含まれる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
本発明の実施の形態が適用されるテープドライブの構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態によりデータが記録されたテープのフォーマットの例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるコントローラの機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態におけるコントローラの書込み時の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるデータセット及びメタデータの記録方式について説明するための図である。 本発明の実施の形態で用いられるテープディレクトリ内の情報の具体例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるコントローラの書込み時の動作例を示したフローチャートである。
符号の説明
10…テープドライブ、11…インターフェース、12…バッファ、13…チャネル、14…ヘッド、15…モータ、16…コントローラ、17…ヘッド位置制御システム、18…モータドライバ

Claims (9)

  1. 上位装置により指定されたデータをテープ媒体に書き込む装置であって、
    前記上位装置により指定された前記データを取得する第1の取得部と、
    前記第1の取得部により取得された前記データを前記上位装置が識別するための識別情報を取得する第2の取得部と、
    前記第1の取得部により取得された前記データを、前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置された第1の領域、第1の周波数で書き込み、かつ、前記第2の取得部により取得された前記識別情報を、前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置された前記第1の領域とは異なる第2の領域のうち、当該第1の領域の前記データが書き込まれた範囲に長手方向において収まる範囲に、当該テープ媒体に予め記録されている当該テープ媒体の長手方向における位置を示すサーボパターンの記録方式と同じ記録方式を用いることにより、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数で書き込む書込み部と
    を備えた、装置。
  2. 前記データを前記テープ媒体に書き込むための第1の書込みヘッドと、
    前記識別情報を前記テープ媒体に書き込むための第2の書込みヘッドと
    を更に備えた、請求項1の装置。
  3. 上位装置により指定されたデータをテープ媒体から読み出す装置であって、
    前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置された第1の領域各データを第1の周波数で記録し、かつ、前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置された前記第1の領域とは異なる第2の領域のうち、当該第1の領域の当該各データが書き込まれた各範囲に長手方向において収まる各範囲に、当該各データを前記上位装置が識別するための各識別情報を、当該テープ媒体に予め記録されている当該テープ媒体の長手方向における位置を示すサーボパターンの記録方式と同じ記録方式を用いることにより、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数で記録した前記テープ媒体から、当該各識別情報を第1の識別情報として読み出す読出し部と、
    前記上位装置により指定された特定のデータの識別情報を第2の識別情報として取得する取得部と、
    前記読出し部により読み出された前記第1の識別情報と、前記取得部により取得された前記第2の識別情報とに基づいて、前記テープ媒体から前記特定のデータを読み出すかどうかを決定する決定部と
    を備えた、装置。
  4. 前記データを前記テープ媒体から読み出すための第1の読出しヘッドと、
    前記第1の識別情報を前記テープ媒体から読み出すための第2の読出しヘッドと
    を更に備えた、請求項3の装置。
  5. 前記読出し部は、前記テープ媒体を第1の速度で走行させて前記データを読み出し、前記テープ媒体を前記第1の速度よりも速い第2の速度で走行させて前記第1の識別情報を読み出す、請求項3の装置。
  6. 前記読出し部は、前記特定のデータを読み出すことが前記決定部により決定された場合に、前記テープ媒体の走行速度を前記第2の速度から前記第1の速度に落として当該特定のデータを読み出す、請求項5の装置。
  7. 前記読出し部は、前記特定のデータを読み出すことが前記決定部により決定された場合に、前記テープ媒体を逆方向に走行させた後、再び順方向に前記第1の速度で走行させて当該特定のデータを読み出す、請求項5の装置。
  8. 上位装置により指定されたデータをテープ媒体に書き込む方法であって、
    前記上位装置により指定された前記データを取得するステップと、
    前記データを前記上位装置が識別するための識別情報を取得するステップと、
    前記データを、前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置された第1の領域、第1の周波数で書き込み、かつ、前記識別情報を、前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置された前記第1の領域とは異なる第2の領域のうち、当該第1の領域の前記データが書き込まれた範囲に長手方向において収まる範囲に、当該テープ媒体に予め記録されている当該テープ媒体の長手方向における位置を示すサーボパターンの記録方式と同じ記録方式を用いることにより、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数で書き込むステップと
    を含む、方法。
  9. 情報を記録するためのテープ媒体であって、
    前記テープ媒体の長手方向における位置を示すサーボパターンが記録されたサーボパターン領域と、
    前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置されデータが第1の周波数で記録された第1の領域と、
    前記テープ媒体の長手方向の全長にわたって配置され、前記第1の領域とは異なり、当該第1の領域の前記データが書き込まれた範囲に長手方向において収まる範囲に、当該データを処理する装置が当該データを識別するための識別情報が、前記サーボパターン領域における前記サーボパターンの記録方式と同じ記録方式を用いることにより、前記第1の周波数よりも低い第2の周波数で記録された第2の領域と、
    を含む、テープ媒体。
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