JP3868282B2 - ガス移充填装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス送給流路の特定部位の燃料用ガスを他の部位に移送する車載型ガス移充填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガス送給流路、例えばガス埋設管の一部を点検、修理する、或いは新しいものと交換する場合、ガス埋設管の点検、修理等する部位の燃料用ガス、例えば都市ガスをその他の部位に移送充填し、その部位の燃料用ガスを抜いて低圧に減圧した状態にして、又は燃料用ガスのない状態にして所望の作業を行っており、このように燃料用ガスをガス埋設管の他の部位に移充填するのにガス移充填装置が用いられる。
【0003】
このガス移充填装置は、燃料用ガスを吸い込んで圧送するためのコンプレッサと、このコンプレッサを駆動するための駆動手段と、を備えている。このガス移充填装置を使用する場合、ガス埋設管の所定部位の両側に配設された遮断弁を遮断状態にし、コンプレッサの吸込側をガス埋設管の所定部位に接続し、このコンプレッサの吐出側をガス埋設管の他の部位に接続する。このような状態で駆動手段を運転すると、コンプレッサが作動し、ガス埋設管の所定部位内の燃料用ガスが他の部位に圧送され、このようにして上記所定部位内の燃料用ガスを他の部位に移充填することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したガス移充填装置として、作業現場に移動して使用することができる車載型のものが提案されている。この車載型のものは、装置全体が車輌、例えばトラックの荷台に設置されるので、このガス移充填装置を所望の作業現場に容易に移動させることができる。
【0005】
しかしながら、従来のガス移充填装置では、駆動手段を運転するために専用燃料が用いられており、それ故に、車載型のものでは、この駆動手段を運転するための専用燃料も車輌に搭載しなければならず、このことに起因して、ガス移充填装置が大型化するとともに、それを搭載する車輌も大型のものを用いなければならないという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、コンプレッサを駆動するための駆動手段に関連して、装置全体の小型化を図ることができるガス移充填装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、燃料用ガスを送給するガス送給流路の所定部位を遮断し、この所定部位に存在する燃料用ガスを前記ガス送給流路の他の部位に移送する車載型ガス移充填装置であって、
前記所定部位の燃料用ガスを吸い込んで前記ガス送給流路の他の部位に圧送するためのコンプレッサと、前記コンプレッサを駆動するための駆動手段を備えており、
前記駆動手段は、移充填作業現場で得られる燃料用ガスを用いて運転されることを特徴とする。
【0008】
本発明に従えば、燃料用ガスを圧送するためのコンプレッサと、このコンプレッサを駆動するための駆動手段とが設けられ、駆動手段の運転によって、ガス送給流路の所定部位の燃料用ガスが他の部位に圧送され、この所定部位内の燃料用ガスを他の部位に所要の通りに移送充填することができる。また、駆動手段を運転するのに移充填作業現場で得られる燃料用ガスを用いるので、駆動手段の運転に専用燃料をほとんど必要とせず、このことに関連して装置全体の小型化を図ることができるとともに、装置を搭載する車輌も小型のものを使用することができる。駆動手段は、例えばガスエンジンから構成することができ、この場合、コンプレッサはガスエンジンによって直接的に駆動される。駆動手段は、また、例えばガスエンジンと、ガスエンジンの運転によって発生される圧力流体を利用して駆動される流体圧モータ(例えば油圧モータ)との組合せから構成することもでき、この場合、コンプレッサは流体圧モータを介して駆動される。更に、駆動手段は、ガスタービンから構成することもでき、或いは、マイクロタービン発電機、燃料電池等の発電装置と、発電装置にて発生する電力を利用して回転駆動される電動モータとの組合せから構成することもできる。また、移充填作業現場で得られる燃料用ガスとは、ガス送給流路の所定部位から他の部位に移充填される燃料用ガス、上記他の部位に存在する燃料用ガス、移充填を行うガス送給流路の近傍に配設されている他のガス送給流路の燃料用ガス等であり、これらの燃料用ガスは作業現場で容易に入手することができる。尚、駆動手段の運転開始をガス送給流路の所定部位内の燃料用ガスを用いて行うようにすれば、専用燃料のための燃料用タンクを実質上省略することができる。
【0009】
また、本発明では、前記駆動手段は、前記所定部位から前記他の部位に移充填される燃料ガスを用いて運転されることを特徴とする。
本発明に従えば、ガス送給流路の所定部位から他の部位に移充填される燃料用ガスを用いて、駆動手段が運転されるので、所定部位から抜いた燃料用ガスを駆動手段に供給すればよく、燃料用ガスを容易に得て駆動手段を運転することができる。
【0010】
また、本発明では、前記コンプレッサからの燃料用ガスを前記他の部位に移充填する吐出流路には、前記他の部位内の燃料用ガスが前記コンプレッサ側に逆流するのを防止するための逆止弁が配設され、前記吐出流路の前記逆止弁より上流側に燃料供給流路が接続され、前記コンプレッサから吐出された燃料用ガスが前記燃料供給流路を通して前記駆動手段に供給されることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、コンプレッサからの吐出流路に逆止弁が配設されているので、ガス送給流路の他の部位に存在する燃料用ガス(例えば、移充填された燃料用ガス)がコンプレッサ側に逆流するのを確実に防止することができる。また、燃料供給流路が吐出流路の逆止弁より上流側に接続されているので、コンプレッサからの燃料用ガスが駆動手段に供給され、ガス送給流路の他の部位に移充填される燃料用ガスを燃料に用いて駆動手段を運転することができる。
【0012】
更に、本発明では、前記駆動手段は車輌に搭載された専用ガスエンジンを有し、前記コンプレッサから吐出された燃料用ガスが前記燃料送給流路を通して前記ガスエンジンに供給され、前記ガスエンジンの駆動力を利用して前記コンプレッサが駆動されることを特徴とする。
【0013】
本発明に従えば、駆動手段は車輌に搭載された専用のガスエンジンを有し、このガスエンジンの駆動力を利用してコンプレッサが駆動される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明に従うガス移充填装置の実施形態について説明する。図1は、本発明に従うガス移充填装置の第1の実施形態を搭載した車輌を示す簡略図であり、図2は、図1の第1の実施形態のガス移充填装置を簡略的に示すブロック図である。
【0015】
図1及び図2において、図示のガス移充填装置2は車載型のものであり、車輌としての例えばトラック4の荷台6に例えば図1に示すように所要の通りに搭載される。このように車輌に搭載することによって、工事現場に容易に移動させて後述する移充填作業を行うことができる。
【0016】
ガス移充填装置2は、燃料用ガスを吸い込んで圧送するためのコンプレッサ8と、コンプレッサ8を駆動するための駆動手段10とを備えている。この形態では、駆動手段10はガスエンジン12から構成され、このガスエンジン12の出力側がコンプレッサ8に駆動連結されている。従って、ガスエンジン12が後述する如く運転されると、コンプレッサ8はガスエンジン12によって直接的に駆動される。
【0017】
コンプレッサ8の吸込側には吸込流路14(例えば、吸込ホース等から構成される)が接続され、その吐出側には吐出流路16(例えば、吐出ホース等から構成される)が接続されている。ガス送給流路としての例えばガス埋設管18の所定部位、この実施形態では記号Pで示す部位の両端部に遮断弁20,22が配設され、これら遮断弁20,22を遮断状態にすることによって、ガス送給流路の所定部位Pが、その所定部位P以外の他の部位、この実施形態では記号Q1,Q2で示す部位から分離した状態となる。
【0018】
吸込流路14はガス送給流路(ガス埋設管18)の所定部位Pに接続され、吐出流路16は、ガス送給流路の所定部位P以外の他の部位Q1に接続される。吸込流路14には、第1開閉弁24及びガスフィルタ26がこの順序で配設されている。第1開閉弁24は、開状態のときに吸込流路14を通しての燃料用ガスの吸込みを許容し、ガスフィルタ26は吸込流路14を流れる燃料用ガスに含まれた塵、埃等の不純物を除去する。また、吐出流路16には、圧力調整タンク28、逆止弁30及び第2開閉弁32がこの順序で配設されている。圧力調整タンク28は、コンプレッサ8から吐出した燃料用ガスを一時的に貯えてその圧力を調整し、逆止弁30はガス送給流路18の他の部位Q1からの燃料用ガスのコンプレッサ8側への逆流を防止し、また第2開閉弁32は、開状態のときに吐出流路16を通しての燃料用ガスの圧送を許容する。
【0019】
この実施形態では、吐出流路16における、圧力調整タンク28と逆止弁30との間の部位に燃料供給流路34が接続され、この燃料供給流路34は、切換制御弁36を介してガスエンジン12に接続されており、コンプレッサ8から吐出された燃料用ガスの一部が燃料供給流路34及び切換制御弁36を介してガスエンジン12に供給される。また、ガスエンジン12に関連して補助タンク38が配設され、この補助タンク38が補助供給流路40を介して切換制御弁36に接続されている。補助タンクには38には、燃料用ガスが充填され、後述するように、ガスエンジン12の運転開始時に、補助タンク38内の燃料用ガスが補助供給流路40及び切換制御弁36を介してガスエンジン12に送給される。
【0020】
次に、このガス移充填装置2によるガスの移充填について説明すると、次の通りである。ガス埋設管18(ガス送給流路)の所定部位Pの燃料用ガスを他の部位Q1に移充填する場合、遮断弁20,22を遮断状態にし、ガス埋設管18の所定部位Pを他の部位Q1,Q2より分離する。次いで、吸込流路14をガス埋設管18の所定部位Pに接続するとともに、吐出流路16をガス埋設管18の他の部位Q1(燃料用ガスを移充填する先の部位)に接続する。
【0021】
その後、第1及び第2開閉弁24,32を開状態にした後にガスエンジン12を運転する(又はガスエンジン12を運転した後に第1及び第2開閉弁24,32を開状態にする)。運転開始時には、補助タンク38内の燃料用ガスが補助供給流路40、切換制御弁36及び燃料供給流路34の下流側部を通してガスエンジン12に供給され、補助タンク38内の燃料用ガスによってガスエンジン12が運転される。
【0022】
このようにしてガスエンジン12が始動すると、ガスエンジン12によってコンプレッサ8が作動され、ガス埋設管18の所定部位P内の燃料用ガスが吸込流路14を通してコンプレッサ8に吸い込まれ、吸い込まれた燃料用ガスが吐出流路16を通してガス埋設管18の他の部位Q1に圧送される。吸込流路14を流れる燃料用ガスは、ガスフィルタ26を通して流れる間に、それに含まれた不純物が除去される。また、吐出流路16を流れる燃料用ガスは、圧力調整タンク28にて圧力調整された後にガス埋設管18の他の部位Q1に移送される。
【0023】
所定部位Pから他の部位Q1への燃料用ガスの移充填が開始し、吐出流路16を流れる燃料用ガスの圧力が所定圧力に上昇すると、切換制御弁40が所要の通りに切り換わり、燃料供給流路34の上流側部とその下流側部が切換制御弁36を介して連通され、吐出流路16を流れる燃料用ガス、換言すると移充填される燃料用ガスが燃料供給流路34を通してガスエンジン12に供給され、ガスエンジン12は移充填される燃料用ガスによって運転される(このとき、補助供給流路40と燃料供給流路34の下流側部との連通は遮断され、補助タンク38からの燃料の供給が停止する)。このように始動後は移充填される燃料用ガスを利用してガスエンジン12が運転されるので、ガスエンジン12の運転のための専用燃料をトラック4にほとんど搭載する必要はなく、この実施形態のように例えば運転開始用の燃料用ガスを搭載するのみでよい。そのために、専用燃料を充填するための燃料用タンクを小さくすることができ、ガス移充填装置の小型化を図ることができるとともに、この装置を搭載するトラック4を小型のものにすることが可能となる。尚、例えば、運転開始に際し、ガス埋設管18の所定部位P内の燃料用ガスを吸込流路14、吐出流路16及び燃料供給流路34を通して所定圧力でガスエンジン12に供給することができる場合、補助タンク38を省略することができる。
【0024】
ガス埋設管18内の燃料用ガスの他の部位Q1への移充填が終了すると、第1及び第2開閉弁24,32が閉状態に保持され、またガスエンジン12の運転が停止され、更に吸込流路14及び吐出流路16の接続が解除される。この状態では、ガス埋設管18の所定部位Pは、燃料用ガスの圧力が減圧された状態に、又は燃料用ガスが存在しない状態に保たれているので、この所定部位Pの修理、点検、また新しい管への交換等の作業を安全に行うことができる。
【0025】
次に、図3を参照して、本発明に従うガス移充填装置の第2の実施形態を説明する。図3は、第2の実施形態のガス移充填装置を簡略的に示すブロック図である。この第2の実施形態では、コンプレッサを駆動するための駆動手段の構成が異なっており、第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0026】
図3において、このガス移充填装置2Aの駆動手段10Aは、ガスエンジン12と、このガスエンジン12の運転により発生する圧力流体を利用して駆動される流体圧モータとの組合せから構成されており、圧力流体として例えば圧油が利用され、流体圧モータは例えば油圧モータ52から構成され、この油圧モータ52の出力側がコンプレッサ8に駆動連結される。また、ガスエンジン12には、流体圧ポンプとしての油圧ポンプ54が駆動連結され、流体タンクとしてのオイルタンク56内の油が流体循環流路としての圧油循環流路58を通して循環され、循環する圧油が油圧ポンプ54及び油圧モータ52を流れてオイルタンク56に戻る。第2の実施形態のその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
【0027】
この第2の実施形態において、ガスエンジン12が運転されると、ガスエンジン12によって油圧ポンプ54が作動し、この油圧ポンプ54の作用によって、オイルタンク56内の油が圧油循環流路58を通して流れる。かくすると、循環して流れる圧油によって油圧モータ52が回転駆動され、油圧モータ52によってコンプレッサ8が作動され、かくして、第1の実施形態と同様に、ガス埋設管18の所定部位P内の燃料用ガスが吸込流路14を通してコンプレッサ8に吸い込まれ、吸い込まれた燃料用ガスが吐出流路16を通して圧送され、ガス埋設管18の他の部位Q1に移充填される。この第2の実施形態においても、ガスエンジン12の始動時には補助タンク38内の燃料用ガスが燃料として利用されるが、始動後は他の部位Q1に移充填される燃料用ガスが燃料として利用される。このように燃料用ガスが移充填されるので、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の作用効果が達成される。
【0028】
以上、本発明に従うガス移充填装置の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
【0029】
例えば、第1及び第2の実施形態では、コンプレッサ8からの吐出流路16に圧力調整タンク28を設けているが、コンプレッサ8の吐出側の圧力を所定圧力に維持することができる場合、このような圧力調整タンク28を省略することができる。
【0030】
また、例えば、第1及び第2の実施形態では、ガス送給流路の所定部位から移充填される燃料用ガスを用いて駆動手段の運転を行っているが、このような構成に代えて、燃料用ガスが移充填される他の部位の燃料用ガス又は移充填作業現場に配設された他のラインのガス送給流路の燃料用ガス、或いはこれらの複数の燃料用ガスを併用して駆動手段を運転するようにしてもよい。
【0031】
更に、例えば、第1及び第2の実施形態では、ガス移充填装置2(2A)の専用のガスエンジン12を用いてコンプレッサ8を駆動しているが、車輌の走行用駆動源が例えばガスエンジンである場合には、このガスエンジンを利用してコンプレッサ8を駆動するようにしてもよく、この場合においても移充填作業現場で得られる燃料用ガス、例えばガス移充填装置2(2A)により移充填される燃料用ガスの一部を用いて走行用ガスエンジンを運転することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の請求項1のガス移充填装置によれば、駆動手段によりコンプレッサが作動され、このコンプレッサの作用によって、ガス送給流路の所定部位内の燃料用ガスを他の部位に所要の通りに圧送することができる。また、駆動手段を運転するために移充填作業現場で得られる燃料用ガスを用いるので、駆動手段の運転に専用燃料をほとんど必要とせず、このことに関連して装置全体の小型化を図ることができるとともに、装置を搭載する車輌も小型のものを用いることが可能となる。
【0033】
また、本発明の請求項2のガス充填装置によれば、ガス送給流路の所定部位から抜いた燃料用ガスを用いて駆動手段を運転することができる。
【0034】
また、本発明の請求項3のガス移充填装置によれば、コンプレッサからの吐出流路に逆止弁が配設されているので、ガス送給流路の他の部位に存在する燃料用ガスがコンプレッサ側に逆流するのを確実に防止することができる。また、燃料供給流路が吐出流路の逆止弁より上流側に接続されているので、ガス送給流路の他の部位に移充填される燃料用ガスを燃料に用いて駆動手段を運転することができる。
更に、本発明の請求項4のガス移充填装置によれば、車輌に搭載された専用ガスエンジンの駆動力を利用してコンプレッサを駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うガス移充填装置の第1の実施形態を搭載した車輌を示す簡略図である。
【図2】図1の第1の実施形態のガス移充填装置を簡略的に示すブロック図である。
【図3】本発明に従うガス移充填装置の第2の実施形態を簡略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
2,2A ガス移充填装置
4 トラック
8 コンプレッサ
10,10A 駆動手段
12 ガスエンジン
14 吸込流路
16 吐出流路
18 ガス埋設管
20,22 遮断弁
30 逆止弁
34 燃料供給流路
52 油圧モータ
54 油圧ポンプ

Claims (4)

  1. 燃料用ガスを送給するガス送給流路の所定部位を遮断し、この所定部位に存在する燃料用ガスを前記ガス送給流路の他の部位に移送する車載型ガス移充填装置であって、
    前記所定部位の燃料用ガスを吸い込んで前記ガス送給流路の他の部位に圧送するためのコンプレッサと、前記コンプレッサを駆動するための駆動手段を備えており、
    前記駆動手段は、移充填作業現場で得られる燃料用ガスを用いて運転されることを特徴とする車載型ガス移充填装置。
  2. 前記駆動手段は、前記所定部位から前記他の部位に移充填される燃料ガスを用いて運転されることを特徴とする請求項1記載の車載型ガス移充填装置。
  3. 前記コンプレッサからの燃料用ガスを前記他の部位に移充填する吐出流路には、前記他の部位内の燃料用ガスが前記コンプレッサ側に逆流するのを防止するための逆止弁が配設され、前記吐出流路の前記逆止弁より上流側に燃料供給流路が接続され、前記コンプレッサから吐出された燃料用ガスが前記燃料供給流路を通して前記駆動手段に供給されることを特徴とする請求項2記載の車載型ガス移充填装置。
  4. 前記駆動手段は車輌に搭載された専用のガスエンジンを有し、前記コンプレッサから吐出された燃料用ガスが前記燃料送給流路を通して前記ガスエンジンに供給され、前記ガスエンジンの駆動力を利用して前記コンプレッサが駆動されることを特徴とする請求項3記載の車載型ガス移充填装置。
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