JPH11152196A - 車両用注油装置 - Google Patents

車両用注油装置

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JPH11152196A
JPH11152196A JP33784697A JP33784697A JPH11152196A JP H11152196 A JPH11152196 A JP H11152196A JP 33784697 A JP33784697 A JP 33784697A JP 33784697 A JP33784697 A JP 33784697A JP H11152196 A JPH11152196 A JP H11152196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
vacuum
oil
tank
switching valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP33784697A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Kakegawa
恒雄 掛川
Yukio Murata
幸夫 村田
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NIPPON SEIBI KK
Original Assignee
NIPPON SEIBI KK
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Filing date
Publication date
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の例えばハンドル操作を軽くするため
のパワーステアリング用油圧オイルの注油作業を効率良
く行うことができる車両用注油装置を提供する。 【解決手段】 車両AのストックタンクBの注油口に注
油ホース18を接続し、該ストックタンクBを真空状態
にしてから注油する様に前記注油ホース18に第1三方
切換弁4を連結し、真空ポンプ3に連なる真空タンク2
と新油供給源13に連なるオイルポンプ8とを切換え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車のハン
ドル操作のためのパワーステアリング用油圧オイルの注
油作業を効率良く行うことができる車両用注油装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧の力を利用してハンドル操作
を軽くするためのパワーステアリング用の新車時におけ
る注油作業では、作業者がハンドルを左右に切換えなが
ら徐々に注油していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の注油作業方
法では手間と時間が掛かり、又注油ホース内に残った新
しいオイルがこぼれたりする問題点があった。
【0004】本発明は上記の問題点を解消し、注油効率
が良く、新油を無駄しない省資源タイプの車両用注油装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく、車両に搭載されたオイルのストックタンクの
注油口に先端が着脱可能な注油ホースの根部が第1ポー
トで接続されている三方切換弁と、該三方切換弁の第2
ポートに接続されている真空吸引系と、該三方切換弁の
第3ポートに接続されている新油供給系とからなること
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態を図1によ
り説明する。
【0007】1は本発明の車両用注油装置、2は真空タ
ンク、3は該真空タンク2内を真空にする真空ポンプを
示し、該真空タンク2の流入口2aと第1三方切換弁4
の第2ポート4bとの間を吸引管路である第1管路5に
より接続すると共に該真空タンク2の流出口2bと第2
三方切換弁6の第2ポート6bとの間を第2管路7によ
り接続した。
【0008】又、該第2三方切換弁6の第1ポート6a
をオイルポンプ8とフィルター9を介在した第3管路1
0により第3三方切換弁11の第1ポート11aに接続
すると共に、該第2三方切換弁6の第3ポート6cを第
4管路12により新油供給源の新油タンク13に連通し
た。
【0009】更に、前記第3三方切換弁11の第2ポー
ト11bを流量計14を介在した第5管路15により前
記第1三方切換弁4の第3ポート4cに接続すると共に
該第3三方切換弁11の第3ポート11cを第6管路1
6により前記新油タンク13に連通し、又前記第1三方
切換弁4の第1ポート4aにカップリング17を介して
注油ホース18を接続すると共に、前記第3管路10は
前記オイルポンプ8の上下流側においてリリーフ弁19
を介在した循環管路20が接続されている。
【0010】そして、前記第4管路12と第3管路10
と第5管路15とにより供給管路21を形成すると共
に、前記第2管路7と第3管路10と第6管路16とに
より回収管路22を形成した。
【0011】23は開閉弁、24は真空計、25は操作
パネルを示す。
【0012】ここで前記三方切換弁4、6、11と開閉
弁23は電磁弁よりなり、これらは真空ポンプ3、オイ
ルポンプ8の駆動モータと共に、図示されていないが前
記操作パネル25に電気的に接続されている。
【0013】又、Aは車両、Bはパワーステアリング用
油圧オイルのストックタンクを示す。
【0014】次に本発明の車両用注油装置1の使用方法
について図2乃至図4により説明する。
【0015】本発明では、車両に搭載されているパワー
ステアリング用油圧オイルのストックタンクに効率良く
注油するために、ストックタンクを真空状態にする真空
モードと、この真空後注油する注油モードと、注油後注
油ホースに残った新油を回収する回収モードの三つのモ
ードに作業を切換えて行う。
【0016】図2において真空モードを説明する。
【0017】先ず車両Aのエンジン室内のパワーステア
リング用のストックタンクBの注油口を開けて、注油ホ
ース18の開口部18aを注油口に接続する。
【0018】次に、操作パネル25のモードレバー25
bを真空モードに合わせてから作動レバー25aをON
にする。ONにすると第1三方切換弁4の第1ポート4
aと第2ポート4bが連通し第3ポート4cが閉じると
共に第2三方切換弁6の第1ポート6aと第3ポート6
cが連通し第2ポート6bが閉じ、又第3三方切換弁1
1の第1ポート11aと第2ポート11bが連通し第3
ポート11cが閉じ、更に、開閉弁23が開く。そして
真空ポンプ3とオイルポンプ8が作動する。
【0019】かくて真空ポンプ3の作動により、点線図
示の如く真空タンク2、第1管路5及び注油ホース18
等を経て車両AのストックタンクB内を真空状態とす
る。
【0020】その間、オイルポンプ8も作動しているの
で、オイルは新油タンク13から太い実線図示の如く第
4管路12、第3管路10及び第5管路15を経て第1
三方切換弁4の第3ポート4cまで圧送されるが、該第
3ポート4cが閉じているので、圧送されたオイルはオ
イルポンプ8に並設されているリリーフ弁19の循環管
路20を循環している。
【0021】そして真空タンク2に設けられた真空計2
4が所定の真空状態を示したら、操作パネル25のモー
ドレバー25bを注油モードに切換える。
【0022】注油モードに切換えると図3に示す如く第
1三方切換弁4が第2ポート4bから第3ポート4cに
切り換り、圧送されていたオイルは第1ポート4aから
注油ホース18を通り、真空状態となっている車両Aの
ストックタンクBに吸い込まれる様に注油される。
【0023】尚、この間、真空ポンプ3は停止し、開閉
弁23は閉じて真空タンク2内は真空状態を保ってい
る。
【0024】そして流量計14が所定量を示したら作動
レバー25aをOFFにして、モードレバー25bを回
収モードに切換えておく。
【0025】その後、図4に示す如く、車両Aのストッ
クタンクBから注油ホース18を外しストックタンクB
の注油口の蓋をして、この注油ホース18の開口部18
aを上にして保持し、作動レバー25aをONにする。
【0026】かくて3つの三方切換弁4、6、11が図
3の状態から図4の状態に全て切換わり、オイルポンプ
8も作動する。
【0027】その結果、注油ホース18内に残っている
オイルは未だ真空状態となっている真空タンク2に吸引
されて該真空タンク2の下部に溜まり、更に該真空タン
ク2の排出口2bより第2管路7、第3管路10及び第
6管路16を経て新油タンク13に回収される。
【0028】以上の三つの操作モードにより、真空状態
のストックタンクは吸い込まれる様に注油しやすくする
ことができ、又注油ホースに残った油も回収できる。
【0029】
【発明の効果】このように本発明によると真空ポンプに
連なる真空タンクと連結して、真空状態の車両のストッ
クタンクに吸い込まれる様に注油作業を効率的に行うこ
とができ、又、注油ホースに残ったオイルも吸引して回
収することができて省資源化が図れる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の配管系統図である。
【図2】真空モードの配管系統図である。
【図3】注油モードの配管系統図である。
【図4】回収モードの配管系統図である。
【符号の説明】
1 車両用注油装置 2 真空タンク 3 真空ポンプ 4 三方切換弁 4a 第1ポート 4b 第2ポート 4c 第3ポート 5 吸引管路 6 三方切換弁 8 オイルポンプ 11 三方切換弁 13 新油タンク 18 注油ホース 18a 注油口 21 供給管路 22 回収管路 A 車両 B ストックタンク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたオイルのストックタン
    クの注油口に先端が着脱可能な注油ホースの根部が第1
    ポートで接続されている三方切換弁と、該三方切換弁の
    第2ポートに接続されている真空吸引系と、該三方切換
    弁の第3ポートに接続されている新油供給系とからなる
    ことを特徴とする車両用注油装置。
  2. 【請求項2】 前記真空吸引系は、一端が前記三方切換
    弁の第2ポートに接続した吸引管路と、該吸引管路の他
    端が流入口において接続されている真空タンクと、該真
    空タンク内を真空にする真空ポンプとからなることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用注油装置。
  3. 【請求項3】 前記新油供給系は、新油タンクと、一端
    が該新油タンクに接続すると共に他端が前記三方切換弁
    の第3ポートに接続した供給管路と、該供給管路に介在
    したオイルポンプとからなることを特徴とする請求項1
    に記載の車両用注油装置。
  4. 【請求項4】 一端が前記新油タンクに接続し他端が前
    記真空タンクの流出口に接続した回収管路と、該回収管
    路に介在したオイルポンプとからなる新油回収系を具備
    することを特徴とする請求項2及び請求項3に記載の車
    両用注油装置。
  5. 【請求項5】 前記オイルポンプの吸引側及び吐出側
    に、前記供給管路と前記回収管路との間を切り換える切
    換弁を有することを特徴とする請求項4に記載の車両用
    注油装置。
JP33784697A 1997-11-21 1997-11-21 車両用注油装置 Pending JPH11152196A (ja)

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