JP3867317B2 - 電子メール端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子メールの送受信機能を備えた電子メール端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、電子メールの送受信機能を備えた従来の一般的な端末装置における電子メールの受信および送信の手順を示すフローチャートである。
【0003】
この図を参照し、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に従って、UNIXワークステーションで利用されているMHコマンドにより電子メールの送受信を行う場合を説明する。
【0004】
このMHコマンドは、電子メールの取り込み、読み書き、整理などを行うための複数のコマンドを含んでいる。
まず、ワークステーションに予め組み込まれている所定のプログラムにより、電子メールが着信したか否かが判定される(ステップS100)。
【0005】
ここで、電子メールが着信している場合には、その旨を通知するメッセージが例えばCRTモニタの画面に表示される。
利用者はこの表示を見て電子メールを取り込む場合には、ワークステーションのキーボードを操作してMHコマンドのうちのincコマンドを入力して電子メールを取り込ませる(ステップS101)。
【0006】
利用者は次に、取り込まれた電子メールを読むか否かを決め(ステップS102)、電子メールを読む場合にはshowコマンドを入力する(ステップS103)。
【0007】
その結果、電子メールが表示され、利用者はそれを読むことになる。
その後、利用者はその電子メールに対して返信するか否かを決め(ステップS104)、返信する場合には、replコマンドを入力して編集モードに入り、返信用の電子メールを作成する(ステップS105)。
【0008】
電子メールの作成が完了すると、返信を再度確認するモードに入り、システムはコマンド待ちの状態となる(ステップS106)。ここでは、送信を行うsendコマンド、再編集するeditコマンド、送信することなく終了するquitコマンドなどを実行させることができる。
【0009】
ここで送信を行うためsendコマンドを入力すると、送信先のアドレスは、上記受信した電子メールの送信元のアドレスに自動的に変更され、そのアドレスに返信用の電子メールが送信される(ステップS107)。
【0010】
なお、ステップS102で電子メールを読まないとした場合、およびステップS104で返信しないとした場合、さらにステップS106でquitコマンドを入力した場合には、利用者はその他の処理を行うか否かを決め(ステップS300)、その他の処理を行わせるか(ステップS301)、MHコマンドを終了することになる。
【0011】
ところで、従来の電子メール端末装置は一般に、多数のメンバーに電子メールを送信する場合、個々のメンバーごとにアドレスを指定することなく、簡単なアドレス指定ですべてのメンバーに電子メールを送信できる機能を有している。
【0012】
上述したUNIXワークステーションのMHコマンドの場合、この機能により送信された電子メールは例えば図14の説明図に示すようなものとなる。
この電子メールは、送信元のname@domain.company.co.jpから、メンバーであるfffを含むすべて(all)のメンバーへ送信されたもので、その内容はBoshuuとなっている。
【0013】
そして、図14中、「From:」から始まるアドレス欄102に送信元のアドレスとして「name@domain.company.co.jp」が記載され、一方、「To:」から始まるアドレス欄104に送信先のアドレスとして「all@domain.company.co.jp」が記載されている。
【0014】
このような電子メールに対して返信する場合、返信用の電子メールは例えば図15の説明図に示すようなものとなる。
返信用の電子メールを送信する場合、上述したようにsendコマンドを入力することで、送信先のアドレスは、上記受信した電子メールの送信元のアドレスとなるので(ステップS107)、図15のアドレス欄104には、送信先のアドレスとして「name@domain.company.co.jp」が記載されている。
【0015】
また、この場合には、受信した電子メールが送信先を「all@domain.company.co.jp」として送信されたものであるため、「cc:」から始まるアドレス欄106に、もう1つの送信先のアドレスとして「all@domain.company.co.jp」が残されている。
【0016】
従って、この電子メールは、「name@domain.company.co.jp」に送信されるのみならず、すべてのメンバーに対しても送信されることになる。
【0017】
そのため、返信用の電子メールを「name@domain.company.co.jp」のみに送信する場合には、ステップS106でwhomコマンドを実行させて送信先を確認し、不要なアドレス「all@domain.company.co.jp」を削除しておく必要がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この不要アドレスの削除は、うっかりミスで忘れ易く、ときどき返信用電子メールが不必要にすべてのメンバーに送信されてしまう場合があった。
【0019】
特に、返信用の電子メールの内容が返信者の個人情報に係わるものである場合には、その個人情報が多数の人に配信されてしまい、プライバシーの面で大きな問題を引き起こしていた。具体的には、送信者が各メンバの個人情報や、メンバの著作物などを多数のメンバーに対して募集し、各メンバーがその募集に対して電子メールにより応えるようなとき、上述のような問題が発生する。
【0020】
そこで本発明の目的は、返信用の電子メールが不必要に多数のメンバーに送信されることを防止した電子メール端末装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、特定の文字列を一部にむアドレスをアドレス欄に記載することにより、1度に複数の送信先に電子メールを送信する機能を備えた電子メール端末装置において、電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の一部、予め登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記予め登録された特定の文字列が含まれていると判定したとき、前記アドレスを表す文字列の一部当該特定の文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】
本発明はまた、受信した電子メールのアドレス欄に含まれるアドレスを、送信先として電子メールのアドレス欄に入力して返信用の電子メールを作成する返信メール作成手段と、特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録する登録手段と、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、前記登録手段により登録された前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていると判定したとき、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0024】
本発明はまた、利用者が特定の操作を行ったとき、前記判定手段が前記アドレスに含まれていると判定した前記文字列を含む前記アドレスを、前記アドレス欄から削除するアドレス編集手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0025】
本発明の電子メール端末装置では、判定手段は、電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の一部、予め登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定し、出力手段は、判定手段がその特定の文字列が含まれていると判定したとき、アドレスを表す文字列の一部その特定の文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する。
【0026】
本発明の他の電子メール端末装置では、返信メール作成手段が、受信した電子メールのアドレス欄に含まれるアドレスを、送信先として電子メールのアドレス欄に入力して返信用の電子メールを作成し、登録手段が、特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録し、判定手段は、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、登録手段により登録された特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれているか否かを判定する。そして、出力手段は、判定手段が特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていると判定したとき、アドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する。
【0027】
また、本発明の他の電子メール端末装置では、アドレス編集手段は、利用者が特定の操作を行ったとき、判定手段がアドレスに含まれていると判定した文字列を含むアドレスを、アドレス欄から削除する。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【0029】
このフローチャートが図13のフローチャートと異なるのは、ステップS101とステップS102との間に、ステップS201、S202、S203が追加されている点である。これらのステップ以外は図13の場合と同じであるため、その詳しい説明はここでは省略する。
【0030】
そして、この電子メール端末装置2は、上記追加されたステップの処理を実行する構成要素として、図2の要部ブロック図に示すように、電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に「all」という文字列が含まれているか否かを判定する判定手段4を備え、さらに、判定手段4が、「all」という文字列が含まれていると判定したとき、アドレスを表す文字列の中に「all」という文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段6とを備えている。
【0031】
なお、この電子メール端末装置2は具体的にはUNIXワークステーションであり、MHコマンドにより電子メールの送受信を行うものとする。また、判定手段4および出力手段6はそれらの機能に係わるプログラムを含んで実現されている。
【0032】
以下、この電子メール端末装置2の動作を詳しく説明する。
まず、従来の場合と同様、電子メール端末装置2に予め組み込まれている所定のプログラムにより、電子メールが着信したか否かが判定される(ステップS100)。ここで、電子メールが着信している場合には、その旨を通知するメッセージが例えばCRTモニタの画面に表示される。利用者はこの表示を見て電子メールを取り込む場合には、電子メール端末装置2のキーボードを操作してMHコマンドのうちのincコマンドを入力して電子メールを取り込ませる(ステップS101)。
【0033】
電子メールが取り込まれると、判定手段4は、その電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列において「all」という文字列を検出する(ステップS201)。
【0034】
図3の(A)および(B)はこの検出動作を説明するための説明図であり、例えば、「To:」から始まるアドレス欄に図3の(A)に示すようなアドレスが記載されていた場合、判定手段4は、アドレスの先頭部から順に文字列「all」とのパターンマッチング(部分一致検索)を行い、「all」を検出する。この例では、位置Lに「all」が含まれているので、図3の(B)に示すように、この位置でのパターンマッチングにより「all」を検出することになる(ステップS202)。従って、判定手段4は文字列「all」がアドレスに含まれていると判定し、そのことを出力手段6に通知する。
【0035】
これにより出力手段6は、上記通知文字列として、「"all"を見つけました。注意してください!」というメッセージを電子メール端末装置2を構成するCRTモニタの画面に表示する(ステップS203)。利用者はこの表示により、アドレスに文字列「all」が含まれていることを容易に認識でき、返信用の電子メールを送信する際に、特定のメンバーにのみ送信すべき電子メールを、誤ってすべてのメンバーに送信してしまわないよう注意し、必要に応じてアドレス欄の編集を行うことができる。
【0036】
なお、ステップS202で、判定手段4が「all」を検出しなかった場合には、処理はステップS202をとばしてステップS102に進むことになる。このステップS102以降の返信用電子メールの編集や送信に関する処理は、図13のフローチャートにより説明したものと同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0037】
また、この実施の形態例では、ステップS201〜S203をステップS101とステップS102の間に挿入したが、ステップS201〜S203は、ステップS104とステップS105の間の点線のボックスの箇所に挿入することも有効である。この場合にも、文字列「all」が含まれていた場合には、返信用の電子メールを作成する前に利用者に対して注意を促すことができ、同様の効果が得られる。
【0038】
次に、本発明の第2の実施の形態例について説明する。
図4は本発明の第2の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【0039】
このフローチャートが図13のフローチャートと異なるのは、ステップS101とステップS102との間に、ステップS204、S205、S206が追加されている点である。これらのステップ以外は図13の場合と同じであるため、その詳しい説明はここでは省略する。
【0040】
そして、この電子メール端末装置8は、上記追加されたステップの処理を実行する構成要素として、図5の要部ブロック図に示したように、特定の文字列を登録する登録手段10と、電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、登録手段10により登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定する判定手段12と、判定手段12が、特定の文字列が含まれていると判定したとき、アドレスを表す文字列の中に特定の文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段14とを備えている。
【0041】
なお、この電子メール端末装置8も具体的にはUNIXワークステーションであり、MHコマンドにより電子メールの送受信を行うものとする。また、登録手段10、判定手段12、出力手段14はそれらの機能に係わるプログラムを含んで実現されている。
【0042】
そして、電子メール端末装置8は、予め複数のメンバーに対して特定のアドレスを設定しておき、そのアドレスを送信先のアドレスとすることにより、上記複数のメンバーに対して一度に電子メールを送信する機能を有している。
【0043】
すなわち、所定のファイル内に、例えば、「mail−pj:fff@domain.company.co.jp,ggg@domain.company.co.jp,hhh@domain.company.co.jp,iii@domain.company.co.jp,jjj@domain.company.co.jp」という記述があり、5人のメンバーが登録されていると、メーリングリストとも呼ばれる「mail−pj@domain.company.co.jp」をアドレスとして送信すると、1度に上記5人のメンバーに電子メールが送信される。
【0044】
なお、ここでは、このような5人のメンバーの登録が予め行われているものとする。
以下、このような機能を有する電子メール端末装置8の動作について説明する。
【0045】
まず、利用者は予め、検出すべきアドレス、すなわち特定の文字列を登録するため、電子メール端末装置8のキーボードを操作して登録手段10を起動し、そして、キーボードより検出すべきアドレス(メーリングリスト)として「mail−pj@domain.company.co.jp」を入力する。登録手段10はこの入力されたアドレスを保持する。
【0046】
この登録の後、電子メールが送信されてくると、図4のフローチャートに示したように、まず、電子メール端末装置8に予め組み込まれている所定のプログラムにより、電子メールが着信したか否かが判定される(ステップS100)。ここで、電子メールが着信している場合には、その旨を通知するメッセージが例えばCRTモニタの画面に表示される。利用者はこの表示を見て電子メールを取り込む場合には、電子メール端末装置8のキーボードを操作してMHコマンドのうちのincコマンドを入力して電子メールを取り込ませる(ステップS101)。
【0047】
電子メールが取り込まれると、判定手段12は、その電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列において、上記登録されたメーリングリストの文字列を、上記第1の実施の形態例の場合と同様にパターンマッチングにより検出する(ステップS204)。
【0048】
そして、メーリングリストが検出された場合には判定手段12は、メーリングリストの文字列がアドレスに含まれていると判定し、そのことを出力手段14に通知する(ステップS205)。
【0049】
これにより出力手段14は、上記通知文字列として、「登録されたメーリングリストを見つけました。注意してください!」というメッセージを電子メール端末装置8を構成するCRTモニタの画面に表示する(ステップS206)。
【0050】
利用者はこの表示により、アドレスにメーリングリストが含まれていることを容易に認識でき、返信用の電子メールを送信する際に、特定のメンバーにのみ送信すべき電子メールを、誤って上記5人のすべてのメンバーに送信してしまわないよう注意し、必要に応じてアドレス欄の編集を行うことができる。
【0051】
なお、ステップS204で、判定手段12がメーリングリストを検出しなかった場合には、処理はステップS206をとばしてステップS102に進むことになる。このステップS102以降の返信用電子メールの編集や送信に関する処理は、図13のフローチャートにより説明したものと同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0052】
また、この実施の形態例では、ステップS204〜S206をステップS101とステップS102の間に挿入したが、ステップS204〜S206は、ステップS104とステップS105の間の点線のボックスの箇所に挿入することも有効である。この場合にも、メーリングリストの文字列が含まれていた場合には、返信用の電子メールを作成する前に利用者に対して注意を促すことができ、同様の効果が得られる。
【0053】
さらに、メーリングリストを検出するのではなく、例えば"@"以降の文字列「domain.company.co.jp」を検出するようにしても、同様の機能を実現できる。
【0054】
次に第3の実施の形態例について説明する。図6は本発明の第3の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
このフローチャートが図13のフローチャートと異なるのは、ステップS101とステップS102との間に、ステップS207、S208、S209が追加されている点である。これらのステップ以外は図13の場合と同じであるため、その詳しい説明はここでは省略する。
【0055】
そして、この電子メール端末装置16は、上記追加されたステップの処理を実行する構成要素として、図7の要部ブロック図に示したように、特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録する登録手段18と、電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、登録手段18により登録された特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれているか否かを判定する判定手段20と、判定手段20が、特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていると判定したとき、アドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段22とを備えている。
【0056】
なお、この電子メール端末装置16も具体的にはUNIXワークステーションであり、MHコマンドにより電子メールの送受信を行うものとする。また、登録手段18、判定手段20、出力手段22はそれらの機能に係わるプログラムを含んで実現されている。
【0057】
この電子メール端末装置16が上述した第1および第2の実施の形態例の電子メール端末装置2、8と異なるのは、特定のメンバーのアドレスがアドレス欄に含まれている場合、利用者が不用意に電子メールをそのメンバーに送信しないようにするため、そのことを通知する機能を有している点である。
【0058】
以下、この電子メール端末装置16の動作について主に図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、利用者は予め、検出すべき特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録するため、電子メール端末装置16のキーボードを操作して登録手段18を起動し、そして、キーボードより検出すべきアドレスとして例えば「ggg@domain.company.co.jp」を入力する。登録手段18はこの入力されたアドレスを保持する。
【0059】
この登録の後、電子メールが送信されてくると、図6のフローチャートに示したように、まず、電子メール端末装置16に予め組み込まれている所定のプログラムにより、電子メールが着信したか否かが判定される(ステップS100)。ここで、電子メールが着信している場合には、その旨を通知するメッセージが例えばCRTモニタの画面に表示される。利用者はこの表示を見て電子メールを取り込む場合には、電子メール端末装置16のキーボードを操作してMHコマンドのうちのincコマンドを入力して電子メールを取り込ませる(ステップS101)。
【0060】
電子メールが取り込まれると、判定手段20は、その電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列において、上記登録された特定のメンバーのアドレスの文字列を、上記第1の実施の形態例の場合と同様にパターンマッチングにより検出する(ステップS207)。そして、この文字列が検出された場合には判定手段20は、上記登録した特定のメンバーのアドレスがアドレスに含まれていると判定し、そのことを出力手段22に通知する(ステップS208)。
【0061】
これにより出力手段22は、上記通知文字列として、「登録された特定個人アドレスを見つけました。注意してください!」というメッセージを電子メール端末装置16を構成するCRTモニタの画面に表示する(ステップS209)。
【0062】
利用者はこの表示により、送信先のアドレスに特定メンバーのアドレスが含まれていることを容易に認識でき、返信用の電子メールを送信する際に、その特定のメンバーに誤って電子メールを送信してしまわないよう注意し、必要に応じてアドレス欄の編集を行うことができる。
【0063】
図8は電子メールのアドレス欄部分を示す説明図であるが、この例のようにアドレス欄34に多数のアドレスが記載されているような場合には、その中から特定のアドレスを見つけようとしても見落としがちであるが、本実施の形態例の電子メール端末装置16では、このようなときでも確実に特定メンバーのアドレスを検出し、利用者に注意を促すことができる。
【0064】
なお、ステップS208で、判定手段20が特定メンバーのアドレスを検出しなかった場合には、処理はステップS209をとばしてステップS102に進むことになる。このステップS102以降の返信用電子メールの編集や送信に関する処理は、図13のフローチャートにより説明したものと同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0065】
また、この実施の形態例では、ステップS207〜S209をステップS101とステップS102の間に挿入したが、ステップS207〜S209は、ステップS104とステップS105の間の点線のボックスの箇所に挿入することも有効である。この場合にも、特定メンバーのアドレスの文字列が含まれていた場合には、返信用の電子メールを作成する前に利用者に対して注意を促すことができ、同様の効果が得られる。
【0066】
次に、第4の実施の形態例について説明する。
図9は本発明の第4の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【0067】
このフローチャートが、第1の実施の形態例の電子メール端末装置2における処理を示す図1のフローチャートと異なるのは、ステップS107の後にステップS210、S211、S212が追加されている点である。これらのステップ以外は図1の場合と同じであるため、その詳しい説明はここでは省略する。
【0068】
そして、この電子メール端末装置24は、上記追加されたステップの処理を実行する構成要素として、図10の要部ブロック図に示すように、送信すべき電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に「all」という文字列が含まれているか否かを判定する判定手段26を備え、さらに、判定手段26が、「all」という文字列が含まれていると判定したとき、アドレスを表す文字列の中に「all」という文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段28とを備えている。
【0069】
なお、この電子メール端末装置24も具体的にはUNIXワークステーションであり、MHコマンドにより電子メールの送受信を行うものとする。また、判定手段26および出力手段28はそれらの機能に係わるプログラムを含んで実現されている。
【0070】
以下、この電子メール端末装置24の動作を説明する。
利用者が返信用の電子メールを作成し、ステップS106でsendコマンドをキーボードから入力すると、処理はステップS107に移り、ここで判定手段26が起動される。判定手段26はこれにより、返信用の電子メールのアドレス欄に記載された送信先のアドレスを表す文字列において「all」という文字列を検出する(ステップS210)。この検出における具体的な手順は判定手段4の場合と同じであるため、詳しい説明はここでは省略する。
【0071】
ここで、「all」が検出されると、判定手段26は文字列「all」が送信先のアドレスに含まれていると判定し、そのことを出力手段6に通知する(ステップS211)。 これにより出力手段28は、上記通知文字列として、上記アドレス中の「all」を強調表示する(ステップS212)。強調表示の具体的な形態としては、反転表示や、下線付き表示とする。
【0072】
利用者はこの表示により、送信先のアドレスに文字列「all」が含まれていることを容易に認識でき、返信用の電子メールが特定のメンバーにのみ送信すべき電子メールである場合には、アドレス欄を修正することができ、またすべてのメンバーに対して送信する場合には、そのまま送信を行わせればよい。
【0073】
このように第4の実施の形態例では、送信時に再度、アドレスがチェックされるので、特定のメンバーにのみ送信すべき電子メールを誤ってすべてのメンバーに送信してしまうといったことを一層確実に防止することができる。
【0074】
なお、ステップS211で、判定手段4が「all」を検出しなかった場合には、処理はステップS212をとばして電子メールが送信され、処理を終了することになる。
【0075】
また、この実施の形態例では、電子メールを受信した直後に、ステップS201〜S203でアドレスをチェックし、さらにステップS210〜S212で再度、アドレスをチェックするようにしたが、ステップS210〜S212においてのみアドレスをチェックする構成としてもよい。この場合には確実性の点では若干劣るものの、構成要素を削減でき、また処理は簡素となる。
【0076】
さらに、第4の実施の形態例では、出力手段28が強調表示を行うとしたが、強調表示の代りに、例えば出力手段6と同様、「"all"を見つけました。注意してください!」といった表示を行うようにすることも可能であり、利用者に注意を促すという点で同様の効果が得られる。
【0077】
次に第5の実施の形態例について説明する。
図11は本発明の第5の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【0078】
このフローチャートが、第4の実施の形態例の電子メール端末装置24における処理を示す図9のフローチャートと異なるのは、ステップS212の後にステップS213、S214が追加されている点である。これらのステップ以外は図9の場合と同じであるため、その詳しい説明はここでは省略する。
【0079】
そして、この電子メール端末装置30は、上記追加されたステップの処理を実行する構成要素として、図12の要部ブロック図に示すように、利用者が特定の操作を行ったとき、判定手段26がアドレスに含まれていると判定した前記文字列を含むアドレスを、アドレス欄から削除するアドレス編集手段32をさらに備えている。
【0080】
なお、この電子メール端末装置30も具体的にはUNIXワークステーションであり、MHコマンドにより電子メールの送受信を行うものとする。また、アドレス編集手段32はその機能に係わるプログラムを含んで実現されている。
【0081】
図11を参照して動作を説明すると、上記第4の実施の形態例の場合と同様、利用者が返信用の電子メールを作成し、ステップS106でsendコマンドをキーボードから入力すると、処理はステップS107に移り、ここで判定手段26が起動される。判定手段26はこれにより、返信用の電子メールのアドレス欄に記載された送信先のアドレスを表す文字列において「all」という文字列を検出する(ステップS210)。
【0082】
ここで、「all」が検出されると、判定手段26は文字列「all」が送信先のアドレスに含まれていると判定し、そのことを出力手段6に通知する(ステップS211)。これにより出力手段28は、上記通知文字列として、上記アドレス中の「all」を強調表示する(ステップS212)。
【0083】
その後、第5の実施の形態例に特に係わるアドレス編集手段32が起動され、アドレス編集手段32は、「"all"を含むアドレスを削除しますか?」といったメッセージをCRTモニタに表示する(ステップS213)。これに対して、利用者が、上記アドレスの削除を指示する特定の操作をキーボードで行うと、アドレス編集手段32は、判定手段26がアドレスに含まれていると判定した前記文字列を含むアドレスを、アドレス欄から削除した後、電子メールを送信する(ステップS214)。
【0084】
従って、この第5の実施の形態例では、「all」を含むアドレスがアドレス欄に記載されており、そのことが利用者に通知され、そして利用者がそのアドレスを削除する必要があると判断した場合には、利用者は直ちにキーボードを操作してアドレスを削除させることができる。そのため、アドレス欄の再編集といった面倒な作業は不要である。
【0085】
なお、この第5の実施の形態例では、「all」が含まれている場合にそのアドレスを削除するとしたが、「all」以外にも、上述したメーリングリストや、あるいは特定のメンバーのアドレスが含まれている場合に、それらを利用者の指示に従って削除する機能も有用であり、そのような機能は第5の実施の形態例と同様の構成で容易に実現できる。
【0086】
また、上記実施の形態例では、電子メール端末装置2がUNIXワークステーションであり、MHコマンドにより電子メールの送受信を行うものとしたが、これはあくまでも一例であり、本発明はいうまでもなく種々のオペレーティングシステムが組み込まれた各種のパーソナルコンピュータを電子メール端末装置として利用する場合に有効である。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の電子メール端末装置では、判定手段は、電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の一部予め登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定し、出力手段は、判定手段が特定の文字列が含まれていると判定したとき、アドレスを表す文字列の中に特定の文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する。
【0088】
従って、本発明の電子メール端末装置では、利用者のうっかりミスにより、例えば個人のプライバシーに係わるような内容の返信用電子メールが誤って多数のメンバーに送信されるといったことを防止できる。
【0089】
また、本発明のさらに他の電子メール端末装置では、登録手段が、特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録し、判定手段は、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、登録手段により登録された特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれているか否かを判定する。そして、出力手段は、判定手段が特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていると判定したとき、アドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する。
【0090】
従って、この発明では、誤って返信したくない特定のメンバーに対して、うっかり返信してしまうといったことを防止できる。
さらに、本発明の他の電子メール端末装置では、アドレス編集手段は、利用者が特定の操作を行ったとき、判定手段がアドレスに含まれていると判定した文字列を含むアドレスを、アドレス欄から削除する。
【0091】
従って、この発明では、面倒な編集作業を行うことなく、容易に不要なアドレスを削除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【図2】 第1の実施の形態例の要部を示すブロック図である。
【図3】 (A)および(B)は特定文字列の検出動作を説明するための説明図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【図5】 第2の実施の形態例の要部を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【図7】 第3の実施の形態例の要部を示すブロック図である。
【図8】 アドレス欄に多数のアドレスが記載されている電子メールの一例を示す説明図である。
【図9】 本発明の第4の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【図10】 第4の実施の形態例の要部を示すブロック図である。
【図11】 本発明の第5の実施の形態例である電子メール端末装置における処理を示すフローチャートである。
【図12】 第5の実施の形態例の要部を示すブロック図である。
【図13】 従来の一般的な端末装置における電子メールの受信および送信の手順を示すフローチャートである。
【図14】 受信した電子メールの一例を示す説明図である。
【図15】 送信する電子メールの他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
2、8、16、24、30……電子メール端末装置、4、12、20、26……判定手段、6、14、22、28……出力手段、10、18……登録手段、32……アドレス編集手段

Claims (16)

  1. 特定の文字列を一部に含むアドレスをアドレス欄に記載することにより、1度に複数の送信先に電子メールを送信する機能を備えた電子メール端末装置において、
    電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の一部に、予め登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記予め登録された特定の文字列が含まれていると判定したとき、前記アドレスを表す文字列の一部に当該特定の文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする電子メール端末装置。
  2. 前記判定手段が、前記予め登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定する前記アドレスは、受信した電子メールのアドレス欄に記載されているアドレスであることを特徴とする請求項1記載の電子メール端末装置。
  3. 受信した電子メールのアドレス欄に含まれるアドレスを、送信先として電子メールのアドレス欄に入力して返信用の電子メールを作成する返信メール作成手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の電子メール端末装置。
  4. 利用者が特定の操作を行ったとき、前記判定手段が前記アドレスに含まれていると判定した前記特定の文字列を含む前記アドレスを、前記返信用の電子メールのアドレス欄から削除するアドレス編集手段をさらに備えたことを特徴とする請求項3記載の電子メール端末装置。
  5. 受信した電子メールのアドレス欄に含まれるアドレスを、送信先として電子メールのアドレス欄に入力して返信用の電子メールを作成する返信メール作成手段を備え、
    前記判定手段は、前記返信用の電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の一部に、前記予め登録された特定の文字列が含まれているかを判定することを特徴とする請求項1記載の電子メール端末装置。
  6. 利用者が特定の操作を行ったとき、前記判定手段が前記アドレスに含まれていると判定した前記特定の文字列を含む前記アドレスを、前記返信用の電子メールのアドレス欄から削除するアドレス編集手段をさらに備えたことを特徴とする請求項5記載の電子メール端末装置。
  7. 1度に複数の送信先に電子メールを送信する機能を備えた電子メール端末装置において、
    受信した電子メールのアドレス欄に含まれるアドレスを、送信先として電子メールのアドレス欄に入力して返信用の電子メールを作成する返信メール作成手段と、
    特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録する登録手段と、
    受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、前記登録手段により登録された前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていると判定したとき、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする電子メール端末装置。
  8. 前記出力手段は、前記返信用の電子メールが作成される前に前記通知文字列を表示することを特徴とする請求項7記載の電子メール端末装置。
  9. 前記出力手段は、電子メールの受信直後に前記通知文字列を表示することを特徴とする請求項7記載の電子メール端末装置。
  10. 前記通知文字列は、前記判定手段が前記アドレスを表す文字列の中に含まれていると判定した前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列を含むことを特徴とする請求項7記載の電子メール端末装置。
  11. 前記出力手段は、前記通知文字列を強調表示することを特徴とする請求項10記載の電子メール端末装置。
  12. 前記強調表示は反転表示または下線付き表示であることを特徴とする請求項11記載の電子メール端末装置。
  13. 特定の文字列を一部に含むアドレスをアドレス欄に記載することにより、1度に複数の送信先に電子メールを送信する機能を備えた電子メール端末装置における電子メール処理方法であって、
    判定手段が、電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の一部に、予め登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定し、
    前記判定手段により、前記予め登録された特定の文字列が含まれていると判定されたとき、出力手段が、前記アドレスを表す文字列の一部に当該特定の文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する、
    ことを特徴とする電子メール処理方法。
  14. 1度に複数の送信先に電子メールを送信する機能を備えた電子メール端末装置における電子メール処理方法であって、
    登録手段が、特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録し、
    判定手段が、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、前記登録手段により登録された前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれているか否かを判定し、
    前記判定手段により、前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていると判定されたとき、出力手段が、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示し、
    送信メール作成手段が、受信した電子メールのアドレス欄に含まれるアドレスを、送信先として電子メールのアドレス欄に入力して返信用の電子メールを作成する、
    ことを特徴とする電子メール処理方法。
  15. 特定の文字列を一部に含むアドレスをアドレス欄に記載することにより、1度に複数の送信先に電子メールを送信する機能を備えた電子メール端末装置に対して、所定の情報処理を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の一部に、予め登録された特定の文字列が含まれているか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段が、前記予め登録された特定の文字列が含まれていると判定したとき、前記アドレスを表す文字列の一部に当該特定の文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 1度に複数の送信先に電子メールを送信する機能を備えた電子メール端末装置に対して、所定の情報処理を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    受信した電子メールのアドレス欄に含まれるアドレスを、送信先として電子メールのアドレス欄に入力して返信用の電子メールを作成する返信メール作成手段、
    特定のメンバーのアドレスを表す文字列を登録する登録手段、
    受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に、前記登録手段により登録された前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれているか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段が、前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていると判定したとき、受信した電子メールのアドレス欄に記載されたアドレスを表す文字列の中に前記特定のメンバーのアドレスを表す文字列が含まれていることを通知する通知文字列を表示する出力手段、
    としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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