JP6299166B2 - 通知方法、装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は通知方法、通知装置及び通知プログラムに関する。
定型フォームに従って所定事項を記述した紙文書を読み取り、スキャン文書からメタ情報を作成し、電子文書の付加データとして添付し、メタ情報と配信しようとする相手の個人情報及び送信の許可レベルを比較判断する第1の技術が提案されている。この第1の技術では、比較判断の結果、問題なければ送信し、問題があれば送信の禁止又は通知を行ない、送信の判断が必要であることを操作者に通知する。
特開2006−259843号公報
特にオフィスユースでは、宛先に複数のアドレスが含まれる同報メールが多用されており、これに伴い、以前に自らが受信した同報メールを流用し、タイトルと内容のみを変えて送信するケースがある。これは宛先をいちいち入力するのが面倒なためである。しかし、同報メールの受信当時に関係者として宛先に含まれていた人の中に、現在は所属の変更や退職などで関係者ではなくなった人が宛先に含まれている場合、そのまま送信すると関係者でない人にメールを誤送信してしまうという問題があった。また、関係者ではない人が宛先に含まれているメールを受信した人が受信したメールに対して返信すると、同様の誤送信を連鎖的に発生させてしまうことになる。
上記に関連して第1の技術は、所属の変更や退職等の組織変更によって当初は関係者であった人が関係者でなくなった場合に、メールの誤送信を防止することについて、何ら考慮されていない。
一つの側面として、受信メールに対してメール編集を行って送信する際に、所属の変更や退職等の組織変更により、誤送信となるアドレスが宛先に含まれている可能性を通知することが目的である。
1つの態様では、コンピュータによって、記憶部に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理を可能とする。また、指定された受信メールの受信タイミング以降における組織変更として、前記アドレスに関連する所属の変更情報が記憶部に記憶されているか、又は、前記アドレスが記憶部から削除されていることを検出した場合に通知を行う。この通知は、メールの編集処理又はメールの送信処理において行う。
一つの側面として、受信メールに対してメール編集を行って送信する際に、所属の変更や退職等の組織変更により、誤送信となるアドレスが宛先に含まれている可能性を通知できる、という効果を有する。
第1実施形態に係るコンピュータシステムの機能ブロック図である。 人事DBの旧版の一例を示す図表である。 人事DBの最新版の一例を示す図表である。 メールDBの一例を示す図表である。 第1実施形態に係るコンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るメールサーバ処理の一例を示すフローチャートである。 メッセージ作成画面送信処理の一例を示すフローチャートである。 所属変更宛先取得処理の一例を示すフローチャートである。 承認画面送信処理の一例を示すフローチャートである。 受信メール一覧画面の一例を示すイメージ図である。 メッセージ作成画面の一例を示すイメージ図である。 メッセージ作成画面の一例を示すイメージ図である。 WORKテーブルの一例を示す図表である。 所属変更通知画面の一例を示すイメージ図である。 承認一覧画面の一例を示すイメージ図である。 承認画面の一例を示すイメージ図である。 第2実施形態に係るコンピュータシステムの機能ブロック図である。 第2実施形態に係るコンピュータシステムの概略構成を示すブロック図である。 表示処理の一例を示すフローチャートである。 メッセージ送信処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るメールサーバ処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1には本第1実施形態に係るメールシステム10Aが示されている。メールシステム10Aは、或る会社に設置されたメールシステムであり、メールサーバ12Aと、個々の利用者(メールシステム10Aが設置された会社の従業員)によって利用される端末装置14Aを含んでいる。メールサーバ12Aは、ブラウザを介して利用する、所謂ウェブメール形式のメールシステムを提供するサーバであり、編集処理部16、通知部18及び記憶部20を含んでいる。記憶部20には、メールシステム10Aの個々の利用者の情報が登録された人事DB22と、個々の利用者毎に、受信メール及び送信メールの情報が各レコードに登録されたメールDB24が記憶されている。
編集処理部16は、メールDB24に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理を可能とするための処理を行う。通知部18は、人事DB22を参照し、指定された受信メールの受信タイミング以降における組織変更の有無を検出し、前記組織変更が有ったことを検出した場合に、メールの送信処理において通知する処理を行う。
人事DB22は、例として図2又は図3に示すように、"利用者アドレス"、"パスワード"、"利用者氏名"、"所属"、"所属部コード"、"所属最終更新日"及び"承認者アドレス"の各フィールドが設けられている。人事DB22には、個々のレコードに、メールシステム10Aの個々の利用者の情報が設定されている。人事DB22は会社で所属の変更や退職等の組織変更がある度に更新される。なお、人事DB22の各フィールドのうち、"所属最終更新日"は対応する利用者の所属が最後に変更された日付である。また、メールサーバ12Aは、利用者が送信処理したメールを、上司などの承認者が、送信メールの宛先、内容をチェックした後で、実際のメール送信を行う承認機能を提供しており、"承認者アドレス"はメール送信の承認を行う承認者のアドレスである。また、本実施形態において、"利用者アドレス"に設定されたアドレスは利用者IDとして用いられる。
メールDB24は、例として図4に示すように、"利用者ID"、"送受信(の種別)"、"メッセージID"、"差出人"、"宛先"、"発信日時"、"承認フラグ"、"タイトル"及び"本文"の各フィールドが設けられている。メールDB24には、個々の利用者毎に、受信メール及び送信済メールの情報が各レコードに登録されている。メールDB24は、会社内でメールの送受信がある度に更新される。
メールシステム10Aは図5に示すコンピュータシステム11Aで実現することができる。図5に示すコンピュータシステム11Aは、メールサーバ12Aと、インターネット等のネットワーク26を介してメールサーバ12Aに接続された複数の端末装置14Aを含んでいる。
メールサーバ12Aは、CPU28、メモリ30、記憶部32、入力部34、表示部36、媒体読み書き装置(R/W)38、通信インタフェース(I/F)部40を備えている。CPU28、メモリ30、記憶部32、入力部34、表示部36、媒体読み書き装置38及び通信I/F部40はバス42を介して互いに接続されている。媒体読み書き装置38は、記録媒体44に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体44への情報の書き込みを行う。
記憶部32はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記憶部32にはメールサーバプログラム46Aが記憶されている。メールサーバプログラム46Aは、メールサーバプログラム46Aが書き込まれた記録媒体44が媒体読み書き装置38にセットされ、媒体読み書き装置38が記録媒体44からのメールサーバプログラム46Aの読み出しを行うことで、記憶部32へ記憶される。CPU28は、メールサーバプログラム46Aを記憶部32から読み出してメモリ30に展開し、メールサーバプログラム46Aが有するプロセスを順次実行する。
メールサーバプログラム46Aは、編集処理プロセス48及び通知プロセス50を含んでいる。CPU28は、編集処理プロセス48を実行することで、編集処理部16として機能する。またCPU28は、通知プロセス50を実行することで通知部18として機能する。これにより、メールサーバプログラム46Aを実行したメールサーバ12Aが、開示の技術に係る通知装置として機能する。なお、メールサーバプログラム46Aは開示の技術に係る通知プログラムの一例である。
また、記憶部32には人事DB22、メールDB24及びWORKテーブル52が記憶されている。これにより、記憶部32は図1に示す記憶部20として機能する。なお、WORKテーブル52については後述する。
一方、端末装置14Aは、CPU54、メモリ56、記憶部58、入力部60、表示部62及び通信インタフェース(I/F)部64を備えている。CPU54、メモリ56、記憶部58、入力部60、表示部62及び通信I/F部64はバス68を介して互いに接続されている。端末装置14Aとしては、例えばパーソナル・コンピュータ(PC:Personal Computer)や、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)の機能を搭載した携帯型の情報処理装置であるスマート端末を適用できる。記憶部58にはブラウザ(閲覧ソフト)66がインストールされている。
次に本第1実施形態の作用を説明する。本第1実施形態に係るメールサーバ12Aは、CPU28がメールサーバプログラム46Aを実行することで、図6に示すメールサーバ処理を行っている。メールサーバ処理のステップ100において、メールサーバ12Aは、複数の端末装置14Aの何れかからメール表示要求を受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ100を繰り返す。
メールシステム10Aの利用者は、新着メールのチェックやメールの作成・送信を所望している場合、端末装置14A上でブラウザ66を起動してメールサーバ12Aにアクセスする操作を行う。この操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aにメール表示要求が送信される。メールサーバ12Aでは、端末装置14Aからメール表示要求を受信すると、ステップ100の判定が肯定されてステップ102に移行する。
ステップ102において、メールサーバ12Aは、メール表示要求の送信元の端末装置14Aに対し、利用者ID及びパスワードの入力欄が設けられた入力画面を送信する。これにより、端末装置14Aの表示部62に利用者ID及びパスワードの入力画面が表示される。次のステップ104において、メールサーバ12Aは、端末装置14Aから利用者ID及びパスワードを受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ104を繰り返す。
端末装置14Aの表示部62に利用者ID及びパスワードの入力画面が表示されると、利用者は、入力部60を操作して利用者ID及びパスワードを入力する。この操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aに利用者ID及びパスワードが送信される。メールサーバ12Aでは、端末装置14Aから利用者ID及びパスワードを受信すると、ステップ104の判定が肯定されてステップ106に移行する。
ステップ106において、メールサーバ12Aは、受信した利用者ID及びパスワードの組み合わせが人事DB22に登録されているか否かに基づいて、端末装置14Aを操作している利用者が正規の利用者であるか否かを判定する認証処理を実行する。次のステップ108において、メールサーバ12Aは、ステップ106の認証処理で認証がOKとなったか否か、すなわち端末装置14Aを操作している利用者が正規の利用者であると判定されたか否か判定する。
ステップ108の判定が否定された場合はステップ126に移行する。ステップ126において、メールサーバ12Aは、認証がNGとなったことを表す認証エラー画面を作成し、端末装置14Aへ送信し、メールサーバ処理を終了する。この場合、端末装置14Aの表示部62に認証エラー画面が表示されることになる。なお、説明の便宜上、メールサーバ処理を終了としたが、実際の動きとしては、ステップ100に戻り、次のメール表示要求を待機する。
一方、ステップ108の判定が肯定された場合は、ステップ110へ移行する。ステップ110において、メールサーバ12Aは、端末装置14Aから受信した利用者IDに対応し、受信メール格納領域(受信フォルダ)内に格納された受信メールをメールDB24から取得する。そして、ステップ112において、メールサーバ12Aは、ステップ110で取得した受信メールを一覧表示する受信メール一覧画面を作成し、作成した受信メール一覧画面を端末装置14Aへ送信する。これにより、端末装置14Aの表示部62には、例として図10に示すように、個々の受信メール毎に"差出人"、"宛先"、"発信日時"及び"件名"が表示されたな受信メール一覧画面70が表示される。なお、受信メール一覧画面は図示しないワーク領域に最新のものを記録する。後述する、受信メール一覧画面の再送時に利用するためである。
次のステップ114において、メールサーバ12Aは、端末装置14Aからメール送信処理要求を受信したか否か判定する。ステップ114の判定が否定された場合はステップ118へ移行し、ステップ118において、メールサーバ12Aは、端末装置14Aからメール承認要求を受信したか否か判定する。ステップ118の判定も否定された場合はステップ122へ移行し、ステップ122において、メールサーバ12Aは、端末装置14Aからメール一覧表示要求を受信したか否か判定する。ステップ122の判定も否定された場合はステップ124へ移行し、端末装置14Aからログアウト要求を受信したか否か判定する。ステップ124の判定も否定された場合はステップ110に戻り、ステップ114又はステップ118又はステップ122の判定が肯定される迄、ステップ110〜114、ステップ118、ステップ122,124を繰り返す。
図10に示す受信メール一覧画面70には、メールの新規作成を指示するためのボタン70Aと、メールの返信を指示するためのボタン70Bと、メールの転送を指示するためのボタン70Cと、メールの承認を指示するためのボタン70Dが設けられている。また受信メール一覧画面70には、ログアウトを指示するためのボタン72Eが設けられている。利用者は、メールを作成して送信することを所望している場合、端末装置14Aの表示部62に受信メール一覧画面70が表示されている状態で、ボタン70A〜70Cの何れかを選択する操作を行う。この操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aにメール送信処理要求が送信される。
メールサーバ12Aでは、端末装置14Aからメール送信処理要求を受信すると、ステップ114の判定が肯定されてステップ116に移行し、ステップ116において、メッセージ作成画面送信処理を行う。このメッセージ作成画面送信処理については後述する。ステップ116でメッセージ作成画面送信処理を行うとステップ118へ移行する。
メール送信要求は、端末装置14Aの表示部62に受信メール一覧画面70が表示されている状態で、ボタン70A〜70Cの何れかを選択する操作が行われた際に、端末装置14Aからメールサーバ12Aに送信される。端末装置14Aの表示部62に表示されている画面は図11に示すメッセージ作成画面72へ遷移する。メッセージ作成画面72には、メールの送信(承認者が設定されている利用者は承認依頼)を指示するためのボタン72Aと、メールの一覧表示を指示するためのボタン72Bと、が設けられている。
承認者に設定されている利用者が、メールの送信承認を行うことを所望している場合、端末装置14Aの表示部62にメール一覧表示画面70が表示されている状態でボタン70Dを選択する操作を行う。承認者に設定されている利用者によってこの操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aにメール承認要求が送信される。
メールサーバ12Aでは、端末装置14Aからメール承認要求を受信すると、ステップ118の判定が肯定されてステップ120に移行し、ステップ120において、承認画面送信処理を行う。この承認画面送信処理については後述する。ステップ120で承認画面送信処理を行うとステップ122へ移行する。
また利用者は、受信メールの一覧表示を所望している場合、端末装置14Aの表示部62にメッセージ作成画面72が表示されている状態でボタン72Bを選択する操作を行う。この操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aにメール一覧表示要求が送信される。メールサーバ12Aでは、端末装置14Aからメール一覧表示要求を受信すると、ステップ122の判定が肯定されてステップ110に戻る。この場合、ステップ110,112を経て、端末装置14Aの表示部62に受信メール一覧画面70が再度表示される。
また利用者は、ログアウトを所望している場合、端末装置14Aの表示部62にメール一覧表示画面70が表示されている状態でボタン70Eを選択する操作を行う。この操作が行われることで、端末装置14Aからログアウト要求が送信される。メールサーバ12Aでは、端末装置14Aからログアウト要求を受信すると、ステップ124の判定が肯定されてメールサーバ処理を終了する。
次に図7を参照し、前述したメッセージ作成画面送信処理を説明する。利用者は、メールを新規に作成して送信することを所望している場合、端末装置14Aの表示部62に受信メール一覧画面70が表示されている状態で、ボタン70Aを選択する操作を行う。また利用者は、受信済メールを基に返信メールを作成して送信することを所望している場合、端末装置14Aの表示部62に受信メール一覧画面70が表示されている状態で、ボタン70Bを選択する操作を行う。また利用者は、受信済メールを基に転送メールを作成して送信することを所望している場合、端末装置14Aの表示部62に受信メール一覧画面70が表示されている状態で、ボタン70Cを選択する操作を行う。
受信メール一覧画面70のボタン70A〜70Cの何れかを選択する操作が行われると、メッセージ作成画面送信処理が行われる。メッセージ作成画面送信処理のステップ130において、メールサーバ12Aは、受信メール一覧画面70のボタン70B又はボタン70Cが選択されたか否かを判定することで、作成するメールが受信済メールの返信又は転送メールか否か判定する。利用者によって受信メール一覧画面70のボタン70Aが選択された場合は、ステップ130の判定が否定されてステップ132へ移行する。
ステップ132において、メールサーバ12Aは、新規メッセージ作成画面として、図11に示すメッセージ作成画面72において、宛先、件名、本文が各々空とされた画面を作成し、端末装置14Aへ送信する。これにより、端末装置14Aの表示部62に新規メッセージ作成画面が表示される。次のステップ134において、メールサーバ12Aは、送信要求、宛先、タイトル、本文、メッセージIDを端末装置14Aから受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ134を繰り返す。
メールを新規に作成する場合、利用者は、端末装置14Aの表示部62に新規メッセージ作成画面が表示された状態で、宛先、タイトル、本文を各々入力し、ボタン72A(図11参照)を選択する操作を行う。この操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aに送信要求が送信され、メールの宛先、タイトル、本文、メッセージIDが送信される。これにより、ステップ134の判定が肯定されてステップ154へ移行する。ステップ154において、メールサーバ12Aは、宛先、タイトル、本文、メッセージIDを宛先に対応するメールDB24に登録することで、送信要求があったメールを送信する。次に、ワーク領域に含まれているメール一覧画面を取得し、端末装置14Aに再送する(ステップ112等にて送付したメール一覧画面の再送)。
一方、利用者によって受信メール一覧画面70のボタン70B又はボタン70Cが選択された場合は、ステップ130の判定が肯定されてステップ136へ移行する。ステップ136において、メールサーバ12Aの編集処理部16は、返信メッセージ作成画面を作成し、端末装置14Aへ送信する。返信メッセージ作成画面は、メッセージ作成画面72として図11に示すように、宛先、件名、本文に、返信元又は転送元のメール(受信済の元のメール)に設定されていた宛先、件名、本文が設定されている。例えば、図11に示すメッセージ作成画面72は、図4に示すメールDB24のうち最初のメール(メッセージID="project@kaisyaA.jp"のメール)が返信元又は転送元のメールとして選択された場合を示している。これにより、端末装置14Aの表示部62に返信メッセージ作成画面が表示される。
ステップ138において、メールサーバ12Aの編集処理部16は、送信要求、宛先、タイトル、本文、メッセージIDを端末装置14Aから受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ138を繰り返す。返信メール又は転送メールを作成する場合、利用者は、端末装置14Aの表示部62に返信メッセージ作成画面が表示された状態で、宛先、タイトル、本文を必要に応じて修正し、ボタン72A(図11参照)を選択する操作を行う。この操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aに送信要求が送信され、メールの宛先、タイトル、本文、メッセージIDが送信される。これにより、ステップ138の判定が肯定されてステップ140へ移行する。なお、図11に示すメッセージ作成画面72からタイトル及び本文を書き替えて作成したメールの一例を図12に示す。
ステップ140において、メールサーバ12Aの通知部18は、返信元又は転送元のメール(受信済の元のメール)の受信日をメールDB24から取得する。次のステップ142において、メールサーバ12Aの通知部18は、所属変更宛先取得処理を行う。
この所属変更宛先取得処理について、図8を参照して説明する。所属変更宛先取得処理のステップ160において、メールサーバ12Aの通知部18は、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスを全て取得し、取得したアドレスに対応する所属と所属最終更新日を人事DB22から取得する。ステップ162において、メールサーバ12Aの通知部18は、ステップ160で取得した宛先のアドレスから未処理のアドレスを1つ取得する。
次のステップ164において、メールサーバ12Aの通知部18は、ステップ162で未処理の宛先のアドレスを取得できたか否か判定する。未処理の宛先のアドレスが1個以上あれば、ステップ164の判定が肯定されてステップ166へ移行する。ステップ166において、メールサーバ12Aの通知部18は、ステップ162で取得した未処理の宛先のアドレスと対応付けて、所属と所属最終更新日が人事DB22に登録されているか否か判定する。ステップ166の判定が肯定された場合はステップ168へ移行する。
ステップ168において、メールサーバ12Aの通知部18は、ステップ162で取得した未処理のアドレスと対応付けて人事DB22に登録されている所属最終更新日が、返信元又は転送元のメールの受信日以降か否か判定する。ステップ168の判定が否定された場合はステップ162に戻る。
一方、ステップ168の判定が肯定された場合、ステップ162で取得した未処理の宛先のアドレスに対応する利用者は、返信元又は転送元のメールの受信日以降に所属が変わっている。このため、未処理の宛先のアドレスに対応する利用者は、メールシステム10Aが設置された会社に在籍しているものの、送信対象のメールについての関係者でなくなっている可能性がある。このため、ステップ168の判定が肯定された場合はステップ172に移行する。そしてステップ172において、メールサーバ12Aの通知部18は、WORKテーブル52に宛先のアドレス、所属、退職フラグ(=false:退職していないことを表す値)を記録する。ステップ172の処理を行うとステップ162に戻る。
また、ステップ166の判定が否定された場合はステップ170に移行する。ステップ170において、メールサーバ12Aの通知部18は、宛先のアドレスのドメインが利用者のアドレスのドメイン(メールシステム10Aが設置された会社のドメイン)と同一か否か判定する。ステップ170の判定が否定された場合はステップ162に戻る。
一方、ステップ170の判定が肯定された場合、ステップ162で取得した未処理の宛先のアドレスに対応する利用者は、人事DB22からアカウントが削除されており、メールシステム10Aが設置された会社から退職していると判断できる。このため、前記利用者は、送信対象のメールについての関係者でなくなっている可能性がある。このため、ステップ170の判定が肯定された場合にはステップ174に移行する。そしてステップ174において、メールサーバ12Aの通知部18は、WORKテーブル52に宛先のアドレス、所属、退職フラグ(=true:退職していることを表す値)を記録する。ステップ174の処理を行うとステップ162に戻る。
上述したステップ162〜ステップ174は、ステップ164の判定が肯定される間、繰り返され、送信対象のメールに設定されている全ての宛先のアドレスについて、上述した処理が行われる。
上述した処理について、例を挙げて更に説明する。例えば、送信対象のメールが図12に示す内容である場合、宛先には"aa@kaisyaA.jp","bb@kaisyaA.jp","cc@kaisyaA.jp","dd@kaisyaA.jp","xx@kaisyaA.jp",の5個のアドレスが設定されている。また、人事DB22は、返信元又は転送元のメールの受信日(例えば2011/1/30)以降に、図2に示す内容から図3に示す内容に変更されたものとする。
人事DB22が図3に示す内容の場合、5個のアドレスのうち3個のアドレス"aa@kaisyaA.jp","bb@kaisyaA.jp","cc@kaisyaA.jp"については、所属と所属最終更新日が人事DB22に登録され、所属最終更新日も返信元又は転送元のメールの受信日より前である。従って、上記の3個のアドレスについては、ステップ166の判定が肯定され、ステップ168の判定が否定される。
一方、アドレス"dd@kaisyaA.jp"については、所属と所属最終更新日は人事DB22に登録されているものの、所属最終更新日は返信元又は転送元のメールの受信日以降となっており、所属が2012/12/21に特許課からソフト技術部に変更されている。このため、アドレス"dd@kaisyaA.jp"については、ステップ166, 168の判定が各々肯定される。これにより、図13に示すように、WORKテーブル52に宛先のアドレス="dd@kaisyaA.jp"、所属="ソフト技術部"、退職フラグ="false"が記録される。
また、アドレス"xx@kaisyaA.jp"については、所属と所属最終更新日は人事DB22に登録されておらず、ドメインが利用者のアドレス="cc@kaisyaA.jp"のドメインと同一である。この場合は、ステップ166の判定が否定され、ステップ170の判定が肯定される。これにより、図13に示すように、WORKテーブル52に宛先のアドレス="xx@kaisyaA.jp"、退職フラグ="true"が記録される。
送信対象のメールに設定されている全ての宛先のアドレスについて、上述した処理を行うと、ステップ160で取得した宛先のアドレスが全て処理済みとなることで、ステップ164の判定が否定され、ステップ176へ移行する。ステップ176において、メールサーバ12Aの通知部18は、WORKテーブル52に情報が記録されたレコードが存在するか否か判定する。ステップ176の判定が否定された場合は所属変更宛先取得処理を終了する。
一方、WORKテーブル52に情報が記録されたレコードが存在する場合は、ステップ176の判定が肯定されてステップ178へ移行する。ステップ178において、メールサーバ12Aの通知部18は、WORKテーブル52から宛先のアドレス、所属及び退職フラグを所属変更宛先情報として取得し、これらの情報を取得したレコードをWORKテーブル52から削除する。次に、ワーク領域に含まれているメール一覧画面を取得し、端末装置14Aに再送する(ステップ112等にて送付したメール一覧画面の再送)。ステップ178の処理を行うと所属変更宛先取得処理を終了する。
所属変更宛先取得処理を終了すると、図7のメッセージ作成画面送信処理のステップ144に移行し、ステップ144において、メールサーバ12Aの通知部18は、前述の所属変更宛先取得処理で所属変更宛先情報を取得できたか否か判定する。ステップ144の判定が否定された場合、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスの中に、対応する利用者に所属変更や退職があったアドレスは含まれていないと判断できる。このため、ステップ144の判定が否定された場合はステップ154へ移行し、ステップ154において、メールサーバ12Aは、宛先、タイトル、本文、メッセージIDを宛先に対応するメールDB24に登録することで、送信要求があったメールを送信する。
また、ステップ144の判定が肯定された場合、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスの中に、対応する利用者に所属変更や退職があったアドレスが含まれていると判断できる。このため、ステップ144の判定が肯定された場合はステップ146へ移行する。ステップ146において、メールサーバ12Aの通知部18は、利用者に所属変更や退職があったことを通知する所属変更通知画面74(図14参照)を作成し、作成した所属変更通知画面74に所属変更宛先情報を挿入し、端末装置14Aへ送信する。これにより、端末装置14Aの表示部62は所属変更通知画面74が表示される。
図14に示す所属変更通知画面74は、対応する利用者の所属が変更されたアドレスを通知する通知欄74Aと、対応する利用者が退職したアドレスを通知する通知欄74Bが設けられている。利用者は表示部62に表示された所属変更通知画面74を参照することで、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスの中に、対応する利用者に所属変更や退職があったアドレスが含まれていることを認識することができる。そして、送信対象のメールを現在の宛先の設定のまま送信すべきか、認識したアドレスを送信対象のメールの宛先から削除すべきか否かを判断することができる。
また、所属変更通知画面74は、送信対象のメールを現在の宛先の設定で送信することを指示するためのボタン74Cと、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスから選択されたアドレスを削除することを指示するためのボタン74Dが設けられている。利用者は、送信対象のメールを現在の宛先の設定で送信する場合にはボタン74Cを選択し、所属変更通知画面74によって通知されたアドレスの一部又は全部を宛先から削除する場合には、削除対象のアドレスを選択してボタン74Cを選択する。
次のステップ148において、メールサーバ12Aの編集処理部16は、所属変更通知画面74のボタン74Cが選択されることで、送信対象のメールを現在の宛先のまま送信することが指示されたか否か判定する。ステップ148の判定が否定された場合にはステップ150へ移行する。ステップ150において、メールサーバ12Aの編集処理部16は、所属変更通知画面74のボタン74Dが選択されることで、所属変更通知画面74によって通知されたアドレスの一部又は全部を宛先から削除することが指示されたか否か判定する。
ステップ150の判定が否定された場合はステップ148に戻り、ステップ148又はステップ150の判定が肯定される迄ステップ148,150を繰り返す。所属変更通知画面74のボタン74Cが選択された場合、ステップ148の判定が肯定されてステップ154へ移行する。この場合、ステップ154において、送信対象のメールは現在の宛先のまま送信されることになる。
一方、所属変更通知画面74のボタン74Dが選択された場合、ステップ150の判定が肯定されてステップ152へ移行する。ステップ152において、メールサーバ12Aの編集処理部16は、送信対象のメールは現在の宛先から、選択された所属変更宛先を削除し、ステップ154へ移行する。この場合、ステップ154において、送信対象のメールは、当初設定されていた宛先のうち、選択された所属変更宛先を除外した宛先に送信される。
続いて図9を参照し、承認画面送信処理を説明する。承認画面送信処理のステップ180において、メールサーバ12Aは、人事DB22より、今回の利用者が承認者に設定されている利用者(今回の利用者の部下)のアドレスを取得する。次のステップ182において、メールサーバ12Aは、ステップ180でアドレスを取得した利用者に対応するメールの送信簿から、承認待ち状態のメールの情報を取得する。
ステップ184において、メールサーバ12Aは、ステップ182で取得した承認待ち状態のメールの情報に基づき、例として図15に示すように、承認待ち状態のメールを一覧表示した承認一覧画面76を作成し、端末装置14Aへ送信する。これにより、端末装置14Aの表示部62に承認一覧画面76が表示される。承認一覧画面76には、承認待ち状態の個々のメールについて、"発信者"、"宛先"及び"件名"が各々表示されている。
次のステップ186において、メールサーバ12Aは、メールの選択要求を受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ186を繰り返す。メール送信の宛先、内容をチェックする承認者は、端末装置14Aの表示部62に承認一覧画面76が表示された状態で、チェック対象のメールを選択する操作を行う。この操作が行われることで、端末装置14Aからメールサーバ12Aにメールの選択要求が送信され、ステップ186の判定が肯定されてステップ188へ移行する。
ステップ188において、メールサーバ12Aは、受信したメールの選択要求で選択されたチェック対象のメールの情報をメールDB24から取得する。次のステップ190において、メールサーバ12Aは、ステップ188で取得したメールの情報に基づき、例として図16に示すように、選択されたチェック対象のメールの内容を表示した承認画面78を作成し、端末装置14Aへ送信する。これにより、端末装置14Aの表示部62に承認画面78が表示される。
次のステップ192において、メールサーバ12Aは、端末装置14Aから承認情報を受信したか否か判定する。ステップ192の判定が否定された場合はステップ194へ移行し、ステップ194において、メールサーバ12Aは、端末装置14Aから却下情報を受信したか否か判定する。ステップ194の判定も肯定された場合はステップ192に戻り、ステップ192又はステップ194の判定が肯定される迄、ステップ192,194を繰り返す。
承認画面78は、チェック対象のメールの送信を承認することを通知するためのボタン78Aと、チェック対象のメールの送信を承認しないことを通知するためのボタン78Bが設けられている。承認者は、端末装置14Aの表示部62に承認画面78が表示されると、承認画面78に表示されたチェック対象のメールの宛先や内容をチェックし、送信を承認する場合にはボタン78Aを選択する。この場合、端末装置14Aからメールサーバ12Aへ承認情報が送信される。また、送信を承認しない場合、承認者はボタン78Bを選択する。この場合、端末装置14Aからメールサーバ12Aへ却下情報が送信される。
端末装置14Aからメールサーバ12Aへ承認情報が送信されて、ステップ192の判定が肯定された場合は、ステップ196へ移行し、ステップ196において、メールサーバ12Aは、宛先に対応するメールDB24に、送信を承認したメールの情報を記録する。次のステップ198において、メールサーバ12Aは、利用者(承認者の部下)のアドレスに対応するメールDB24の送信簿のステータスを送信済(承認)に変更する。これにより、送信が承認されたメールが送信される。次に、ワーク領域に含まれているメール一覧画面を取得し、端末装置14Aに再送する(ステップ112等にて送付したメール一覧画面の再送)。
一方、端末装置14Aからメールサーバ12Aへ却下情報が送信されて、ステップ192の判定が否定された場合は、ステップ200へ移行する。ステップ200において、メールサーバ12Aは、利用者(承認者の部下)のアドレスに対応するメールDB24の送信簿のステータスを却下(不承認)に変更する。この場合、送信が不承認となったメールは送信が保留されることになる。
本実施形態では、送信対象のメールの宛先のアドレスに対応する利用者の所属最終更新日が、返信元又は転送元のメールの受信日以降であるか、又は前記利用者のアカウントが人事DB22に存在しない場合に、通知を行っている。これにより、受信メールに対してメール編集を行って送信する際に、所属の変更や退職等の組織変更により、誤送信となるアドレスが宛先に含まれている可能性を通知できる。利用者は、通知されたアドレスが誤送信となるアドレスであると判断した場合に、当該アドレスを送信対象の宛先から削除する操作を行うので、メールの誤送信を防止することができる。
また本実施形態では、送信対象のメールの宛先のアドレスに対応する利用者のアカウントが人事DB22に存在しない場合に、前記アドレスのドメインが、メールシステム10Aが設置された会社のドメインと同一か否かを判定している。これにより、送信対象のメールの宛先のアドレスに対応する利用者が、メールシステム10Aが設置された会社から退職した人か否かを正確に判定することができる。
〔第2実施形態〕
次に開示の技術の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
図17には本第2実施形態に係るメールシステム10Bが示されている。メールシステム10Bは、メールサーバ12Bと端末装置14Bを含んでいる。本第2実施形態に係るメールサーバ12Bは、サーバに溜まったメールを、クライアント(端末装置14B)からの要求により、クライアント(端末装置14B)に読み込む、所謂POP形式のメールシステムを提供する。またメールサーバ12Bは、第1実施形態で説明したメールサーバ12Aと比較して、編集処理部16と通知部18に代えて、第1通知部250が設けられている点で相違している。第1通知部250は、人事DB22を参照し、指定された受信メールの受信タイミング以降における組織変更の有無を検出する処理を行う。
本第2実施形態に係る端末装置14Bは、編集処理部252、第2通知部254及び記憶部256を含んでいる。記憶部256には、端末装置14Bを利用する特定の利用者の受信メール及び送信メールの情報が登録されたメールDB258が記憶されている。
編集処理部252は、メールDB258に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理を可能とするための処理を行う。第2通知部18は、メールサーバ12Bの第1通知部250と協働し、指定された受信メールの受信タイミング以降における組織変更が有った場合に、メールの送信処理において通知する処理を行う。
メールシステム10Bは図18に示すコンピュータシステム11Bで実現することができる。メールサーバ12Bの記憶部32にはメールサーバプログラム46Bが記憶されている。メールサーバプログラム46Bは、第1通知プロセス260を含んでいる。CPU28は、第1通知プロセス260を実行することで、第1通知部250として機能する。
また、端末装置14Bの記憶部58には表示プログラム262が記憶されている。表示プログラム262は、編集処理プロセス264及び第2通知プロセス266を含んでいる。CPU54は、編集処理プロセス264を実行することで、編集処理部252として機能する。またCPU54は、第2通知プロセス266を実行することで、第2通知部254として機能する。
本第2実施形態では、メールサーバプログラム46Bを実行したメールサーバ12Bと、表示プログラム262を実行した端末装置14Bと、が協働して開示の技術に係る通知装置として機能する。メールサーバプログラム46B及び表示プログラム262は開示の技術に係る通知プログラムの一例である。
次に本第2実施形態の作用として、まず、端末装置14Bで実行される表示処理について、図19を参照して説明する。
表示処理のステップ300において、端末装置14Bは、メールサーバ12Bにメール表示要求を送信する。次のステップ302において、端末装置14Bは、利用者ID及びパスワードを要求する情報をメールサーバ12Bから受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ302を繰り返す。利用者ID及びパスワードを要求する情報をメールサーバ12Bから受信すると、ステップ302の判定が肯定されてステップ304へ移行する。
ステップ304において、端末装置14Bは、利用者ID及びパスワードの入力画面を表示部62に表示する。次のステップ306において、端末装置14Bは、利用者ID及びパスワードが入力されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ306を繰り返す。端末装置14Bの表示部62に利用者ID及びパスワードの入力画面が表示されると、利用者は、入力部60を操作して利用者ID及びパスワードを入力する。この操作が行われることで、ステップ306の判定が肯定されてステップ308へ移行し、ステップ308において、端末装置14Bは、入力された利用者ID及びパスワードをメールサーバ12Bに送信する。
端末装置14Bからメールサーバ12Bに送信された利用者ID及びパスワードは、メールサーバ12Bで実行される認証処理に用いられる。次のステップ310において、端末装置14Bは、メールサーバ12Bにおける認証処理で認証がOKとなったか否か、すなわち端末装置14Bを操作している利用者が正規の利用者であると判定されたか否か判定する。ステップ310の判定が否定された場合はステップ312に移行する。ステップ312において、端末装置14Bは、認証がNGとなったことを表す認証エラー画面を表示部62に表示し、表示処理を終了する。
一方、ステップ310の判定が肯定された場合は、ステップ314へ移行する。ステップ314において、端末装置14Bは、新着メール受信要求をメールサーバ12Bへ送信する。ステップ316において、端末装置14Bは、新着メール情報をメールサーバ12Bから受信したか否か判定する。ステップ316の判定が肯定された場合はステップ318へ移行し、ステップ318において、端末装置14Bは、メールサーバ12Bから受信した新着メール情報をメールDB258に追加登録し、ステップ320へ移行する。また、ステップ316の判定が否定された場合は、ステップ318をスキップしてステップ320へ移行する。
ステップ320において、端末装置14Bは、受信メール格納領域(受信フォルダ)内に格納された受信メールの情報をメールDB258から取得し、取得した受信メールを一覧表示する受信メール一覧画面70(図10参照)を作成し、表示部62に表示させる。
次のステップ322において、端末装置14Bは、利用者からメールの送信が要求されたか否か判定する。ステップ322の判定が否定された場合はステップ326へ移行し、ステップ326において、端末装置14Bは、利用者からメールの一覧表示が要求されたか否か判定する。ステップ326の判定が否定された場合はステップ334へ移行し、ステップ334において、端末装置14Bは、利用者からログアウトが要求されたか否か判定する。ステップ334の判定も否定された場合はステップ314に戻り、ステップ332,326,334の何れかの判定が肯定される迄、ステップ314以降を繰り返す。
利用者からメールの送信が要求された場合には、ステップ322の判定が肯定されてステップ324へ移行し、ステップ324において、端末装置14Bは、メッセージ送信処理を行う。このメッセージ送信処理については後述する。ステップ324の処理を行うとステップ326へ移行する。
また、利用者からメールの一覧表示が要求された場合には、ステップ326の判定が肯定されてステップ332へ移行する。ステップ332において、端末装置14Bは、メールサーバ12Bから受信したメール一覧画面を表示部62に表示させる。ステップ332の処理を行うとステップ334へ移行する。
また、利用者からログアウトが要求された場合は、ステップ334の判定が肯定されてステップ336へ移行する。ステップ336において、端末装置14Bは、ログアウト要求をメールサーバ12Bへ送信し、表示処理を終了する。
続いて、端末装置14Bで実行されるメッセージ送信処理について、図20を参照して説明する。ステップ340において、端末装置14Bは、受信メール一覧画面70(図10参照)のボタン70B又はボタン70Cが選択されたか否かを判定することで、作成するメールが受信済メールの返信又は転送メールか否か判定する。受信メール一覧画面70のボタン70Aが利用者によって選択された場合は、ステップ340の判定が否定されてステップ342へ移行する。
ステップ342において、端末装置14Bは、宛先、件名、本文が各々空とされた新規メッセージ作成画面を作成し、表示部62に表示させる。次のステップ344において、端末装置14Bは、送信要求、宛先、タイトル、本文が入力されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ344を繰り返す。メールを新規に作成する場合、利用者は、端末装置14Bの表示部62に新規メッセージ作成画面が表示された状態で、宛先、タイトル、本文を各々入力し、ボタン72A(図11参照)を選択する操作を行う。この操作が行われることで、ステップ344の判定が肯定されてステップ346へ移行する。
ステップ346において、端末装置14Bは、メッセージIDを作成し、入力された宛先、タイトル、本文と、メッセージIDとを合わせてメールサーバ12Bへ送信する。これにより、送信要求があったメールが送信される。また、ステップ348において、端末装置14Bは、入力された宛先、タイトル、本文、メッセージIDをメールDB258の送信欄に記録し、メッセージ送信処理を終了する。
一方、利用者によって受信メール一覧画面70のボタン70B又はボタン70Cが選択された場合は、ステップ340の判定が肯定されてステップ350へ移行する。ステップ350において、端末装置14Bの編集処理部252は、返信元又は転送元のメールの情報をメールDB258から取得し、返信メッセージ作成画面を作成し、表示部62に表示させる。返信メッセージ作成画面は、メッセージ作成画面72として図11に示すように、宛先、件名、本文に、返信元又は転送元のメール(受信済の元のメール)に設定されていた宛先、件名、本文が設定されている。
次のステップ352において、端末装置14Bの編集処理部252は、送信要求、宛先、タイトル、本文、メッセージIDが利用者によって入力されたか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ352を繰り返す。返信メール又は転送メールを作成する場合、利用者は、端末装置14Bの表示部62に返信メッセージ作成画面が表示された状態で、宛先、タイトル、本文を必要に応じて修正し、ボタン72A(図11参照)を選択する操作を行う。この操作が行われると、ステップ352の判定が肯定されてステップ354へ移行する。
ステップ354において、端末装置14Bの編集処理部252は、送信するメールの宛先アドレスを取得する。次のステップ356において、端末装置14Bの編集処理部252は、返信元又は転送元のメールの受信日を取得する。ステップ358において、端末装置14Bの編集処理部252は、ステップ354で取得した宛先アドレスと、ステップ356で取得した返信元又は転送元のメールの受信日を、メールサーバ12Bへ送信する。
次のステップ360において、端末装置14Bの第2通知部254は、受信日以降の所属の最終更新日の有無を表す最終更新日有無情報をメールサーバ12Bから受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ360を繰り返す。受信日以降の最終更新日有無情報をメールサーバ12Bから受信すると、ステップ360の判定が肯定されてステップ362へ移行する。ステップ362において、端末装置14Bの第2通知部254は、メールサーバ12Bから受信した最終更新日有無情報が、受信日以降の所属の最終更新日が有ることを表す情報か否か判定する。
ステップ362の判定が否定された場合、送信対象のメールの宛先には、返信元又は転送元のメールの受信日以降に所属が変更された利用者に対応する宛先や、前記受信日以降に退職した利用者に対応する宛先は含まれていないと判断できる。このため、ステップ362の判定が否定された場合はステップ346へ移行し、ステップ346以降において、送信対象のメールを現在の設定のまま送信する処理を行い、メッセージ送信処理を終了する。
一方、ステップ362の判定が肯定された場合には、送信対象のメールの宛先には、返信元又は転送元のメールの受信日以降に所属が変更された利用者に対応する宛先及び前記受信日以降に退職した利用者に対応する宛先の少なくとも一方が含まれている。このため、ステップ362の判定が肯定された場合はステップ364へ移行する。ステップ364において、端末装置14Bの第2通知部254は、メールサーバ12Bから受信した最終更新日有無情報に基づき、利用者に所属変更や退職があったことを通知する所属変更通知画面74(図14参照)を作成し、表示部62に表示させる。
次のステップ366において、端末装置14Bの編集処理部252は、所属変更又は退職があった宛先の削除要求が利用者から入力されたか否か判定する。ステップ366の判定が否定された場合はステップ368へ移行し、ステップ368において、端末装置14Bの編集処理部252は、送信対象のメールの現在の宛先そのまま送信の要求を受付けたか否か判定する。ステップ368の判定も否定された場合はステップ366に戻り、ステップ366又はステップ368の判定が肯定される迄、ステップ366,368を繰り返す。
所属変更又は退職があった宛先の削除要求が利用者から入力された場合には、ステップ366の判定が肯定されてステップ370へ移行する。ステップ370において、端末装置14Bの編集処理部252は、送信対象のメールの現在の宛先から所属変更又は退職があった宛先を削除し、残った宛先に対応する宛先、タイトル、本文、メッセージIDをメールサーバ12Bへ送信する。これにより、所属変更又は退職があった宛先へメールが誤送信されることが防止される。次のステップ372において、端末装置14Bの編集処理部252は、送信対象のメールの宛先から所属変更又は退職があった宛先を削除することで、残った宛先に対応する宛先、タイトル、本文、メッセージIDをメールDB258の送信欄に記録する。そして、メッセージ送信処理を終了する。
一方、利用者により、送信対象のメールを現在の宛先そのままで送信する要求が入力された場合には、ステップ368の判定が肯定されてステップ346へ移行する。そして、ステップ346以降において、送信対象のメールを現在の設定のまま送信する処理を行い、メッセージ送信処理を終了する。
次に、メールサーバ12Bで実行されるメールサーバ処理について、図21を参照して説明する。ステップ380において、メールサーバ12Bは、端末装置14Bからメール表示要求を受信したか否か判定し、判定が肯定される迄、ステップ380を繰り返す。端末装置14Bからメール表示要求を受信すると、ステップ380の判定が肯定されてステップ382へ移行し、ステップ382において、メールサーバ12Bは、利用者ID及びパスワードの入力要求を端末装置14Bに送信する。
次のステップ384において、メールサーバ12Bは、端末装置14Bから利用者ID及びパスワードを受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ384を繰り返す。端末装置14Bから利用者ID及びパスワードを受信すると、ステップ384の判定が肯定されてステップ386に移行する。
ステップ386において、メールサーバ12Bは、受信した利用者ID及びパスワードの組み合わせが人事DB22に登録されているか否かに基づいて、端末装置14Bを操作している利用者が正規の利用者であるか否かを判定する認証処理を実行する。次のステップ388において、メールサーバ12Bは、ステップ386の認証処理で認証がOKとなったか否か、すなわち端末装置14Bを操作している利用者が正規の利用者であると判定されたか否か判定する。
ステップ388の判定が否定された場合はステップ390に移行する。ステップ390において、メールサーバ12Bは、認証がNGとなったことを表す認証エラー情報を端末装置14Bへ送信し、メールサーバ処理を終了する。
一方、ステップ388の判定が肯定された場合は、ステップ392へ移行する。ステップ392において、メールサーバ12Bは、端末装置14Bから受信した利用者IDに対応するメールDB24の受信フォルダ内に新着メールの情報が有るか否か判定する。なお、POP形式では、メールサーバ12AのメールDB24の中には、端末装置からの取得要求(表示要求)があり次第、メールDB24の中のメール情報を全て端末装置に送信し、そのメール情報を削除するため、メールDB24の中にあるものが、ここで言う新着メールとなる。次にステップ392の判定が肯定された場合はステップ394へ移行し、ステップ394において、メールサーバ12Bは、新着メールの情報をメールDB24の受信フォルダから取得して端末装置14Bへ送信する。また、次のステップ396において、メールサーバ12Bは、端末装置14Bへ送信した新着メールの情報をメールDB24の受信フォルダ内から削除する。なお、ステップ392の判定が否定された場合には、ステップ394,396をスキップしてステップ398へ移行する。
次のステップ398において、メールサーバ12Bは、宛先アドレスと返信元メール受信日を端末装置14Bから受信したか否か判定する。ステップ398の判定が肯定された場合にはステップ400へ移行し、所属変更宛先取得処理を行う。この所属変更宛先取得処理は第1実施形態で説明した処理と同一であるので、説明を省略する。次のステップ402では、ステップ400の所属変更宛先取得処理で所属変更宛先情報を取得できたか否か判定する。
ステップ402の判定が否定された場合、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスの中に、対応する利用者に所属変更や退職があったアドレスは含まれていないと判断できる。このため、ステップ402の判定が否定された場合はステップ406へ移行し、ステップ406において、メールサーバ12Bは、受信日以降の最終更新日有無情報として、受信日以降の所属の最終更新日が無いことを表す情報を端末装置14Bに送信する。
また、ステップ402の判定が肯定された場合、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスの中に、対応する利用者に所属変更や退職があったアドレスが含まれていると判断できる。このため、ステップ402の判定が肯定された場合はステップ404へ移行する。ステップ404において、メールサーバ12Bの第1通知部250は、受信日以降の最終更新日有無情報として、受信日以降の所属の最終更新日が有ることを表す情報を端末装置14Bに送信する。この場合、端末装置14Bの表示部62は所属変更通知画面74が表示される。なお、ステップ398の判定が否定された場合にはステップ400〜406をスキップしてステップ408へ移行する。
ステップ408において、メールサーバ12Bは、送信要求、宛先、タイトル、本文、メッセージIDを端末装置14Bから受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ408を繰り返す。端末装置14Bから送信要求、宛先、タイトル、本文、メッセージIDを受信すると、ステップ408の判定が肯定されてステップ410へ移行する。
ステップ410において、メールサーバ12Bは、宛先、タイトル、本文、メッセージIDを宛先に対応するメールDB24に登録することで、送信要求があったメールを送信する。
次のステップ412において、メールサーバ12Bは、新着メール受信要求を端末装置14Bから受信したか否か判定する。ステップ412の判定が肯定された場合はステップ392に戻り、ステップ412の判定が否定された場合はステップ414へ移行する。ステップ414において、メールサーバ12Bは、端末装置14Bからログアウト要求を受信したか否か判定する。ステップ414の判定が否定された場合はステップ398へ戻り、ステップ414の判定が肯定された場合はメールサーバ処理を終了する。
本実施形態においても、送信対象のメールの宛先のアドレスに対応する利用者の所属最終更新日が、返信元又は転送元のメールの受信日以降であるか、又は前記利用者のアカウントが人事DB22に存在しない場合に、通知を行っている。これにより、受信メールに対してメール編集を行って送信する際に、所属の変更や退職等の組織変更により、誤送信となるアドレスが宛先に含まれている可能性を通知できる。利用者は、通知されたアドレスが誤送信となるアドレスであると判断した場合に、当該アドレスを送信対象の宛先から削除する操作を行うので、メールの誤送信を防止することができる。
なお、上記では送信対象のメールの送信が指示されると、送信対象のメールに設定されている宛先のアドレスの中に、対応する利用者に所属変更や退職があったアドレスが含まれているか否かを判断し、該当するアドレスを通知するようにしている。但し、上記判断を行うタイミングは送信対象のメールの送信が指示された際に限られるものではなく、返信元又は転送元のメールが選択された際に上記判断を行うようにしてもよい。
また、第1実施形態ではメールサーバプログラムが記憶部32に予め記憶(インストール)されている態様を説明し、第2実施形態ではメールサーバプログラムが記憶部32に、表示プログラムが記憶部58に予め記憶(インストール)されている態様を説明した。但し、これに限定されるものではなく、開示の技術に係る通知プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータによって
記憶部に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理(図7:136,138,148〜152)を可能とし、
前記受信メールの受信タイミング以降における組織変更として、前記アドレスに関連する所属の変更情報が前記記憶部に記憶されているか、又は、前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記メールの編集処理又は前記メールの送信処理において通知を行う(図7:140〜146、図8)
ことを含む処理を行わせる通知方法。
(付記2)
前記記憶部には、利用者毎に前記アドレスと対応付けて前記利用者の所属の最終更新日が記憶され(図2,3)、
前記アドレスと対応付けて記憶されている前記所属の最終更新日が前記受信メールの受信タイミング以降の場合に、前記所属の変更情報が記憶されていると判定し、所属が変更されている旨を通知する(図8:168,172)付記1記載の通知方法。
(付記3)
前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記アドレスのドメインが所定のドメインに一致しているか否か判定し、ドメインが一致していると判定した場合に、前記アドレスに対応する利用者が退職している旨を通知する(図8:166,170,174)付記1記載の通知方法。
(付記4)
記憶部に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理を可能とする編集処理部(図1:16)と、
前記受信メールの受信タイミング以降における組織変更として、前記アドレスに関連する所属の変更情報が前記記憶部に記憶されているか、又は、前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記メールの編集処理又は前記メールの送信処理において通知を行う通知部(図1:18)と、
を含む通知装置。
(付記5)
前記記憶部には、利用者毎に前記アドレスと対応付けて前記利用者の所属の最終更新日が記憶され、
前記通知部は、前記アドレスと対応付けて記憶されている前記所属の最終更新日が前記受信メールの受信タイミング以降の場合に、前記所属の変更情報が記憶されていると判定し、所属が変更されている旨を通知する付記4記載の通知装置。
(付記6)
前記通知部は、前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記アドレスのドメインが所定のドメインに一致しているか否か判定し、ドメインが一致していると判定した場合に、前記アドレスに対応する利用者が退職している旨を通知する付記4記載の通知装置。
(付記7)
コンピュータに、
記憶部に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理を可能とし、
前記受信メールの受信タイミング以降における組織変更として、前記アドレスに関連する所属の変更情報が前記記憶部に記憶されているか、又は、前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記メールの編集処理又は前記メールの送信処理で通知を行う
ことを含む処理を行わせるための通知プログラム。
(付記8)
前記記憶部には、利用者毎に前記アドレスと対応付けて前記利用者の所属の最終更新日が記憶され、
前記アドレスと対応付けて記憶されている前記所属の最終更新日が前記受信メールの受信タイミング以降の場合に、前記所属の変更情報が記憶されていると判定し、所属が変更されている旨を通知する付記7記載の通知プログラム。
(付記9)
前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記アドレスのドメインが所定のドメインに一致しているか否か判定し、ドメインが一致していると判定した場合に、前記アドレスに対応する利用者が退職している旨を通知する付記7記載の通知プログラム。
10A,10B メールシステム
12A,12B メールサーバ
14A,14B 端末装置
16, 252 編集処理部
18 通知部
20 記憶部
22 人事DB
24, 258 メールDB
28,54 CPU
30,56 メモリ
46A,46B メールサーバプログラム
250 第1通知部
254 第2通知部

Claims (5)

  1. コンピュータが、
    記憶部に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理する際又は、前記メールの送信を処理する際に、前記受信メールの受信タイミング以降における組織変更として、前記アドレスに関連する所属の変更情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記アドレスに対応する利用者に関して組織変更があった旨を通知する、
    通知方法。
  2. 前記記憶部には、利用者毎に前記アドレスと対応付けて前記利用者の所属の最終更新日が記憶され、
    前記アドレスと対応付けて記憶されている前記所属の最終更新日が前記受信メールの受信タイミング以降の場合に、前記所属の変更情報が記憶されていると判定し、所属が変更されている旨を通知する請求項1記載の通知方法。
  3. 前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記アドレスのドメインが所定のドメインに一致しているか否か判定し、ドメインが一致していると判定した場合に、前記アドレスに対応する利用者が退職している旨を通知する請求項1記載の通知方法。
  4. 記憶部に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメール編集処理する際、又は前記メールを送信処理する際に、前記受信メールの受信タイミング以降における組織変更として、前記アドレスに関連する所属の変更情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記アドレスに対応する利用者に関して組織変更があった旨を通知する通知部
    を含む通知装置。
  5. コンピュータに、
    記憶部に記憶された受信メールのうち、指定された受信メールに含まれるアドレスを宛先とするメールの編集処理する際又は前記メールの送信を処理する際に、前記受信メールの受信タイミング以降における組織変更として、前記アドレスに関連する所属の変更情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記アドレスが前記記憶部から削除されていることを検出した場合に、前記アドレスに対応する利用者に関して組織変更があった旨を通知する、
    処理を行わせるための通知プログラム。
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