JP2006524866A - ユーザにとって既知であると考えられる通信相手の識別、及び特定自分の使用 - Google Patents

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Abstract

【課題】なし
【解決手段】あるユーザにとって既知であると推定される人々、あるいはあるユーザが関連付けられていると推定される人々を確定するには、いくつかの手法がある。ユーザにとって既知である人々に関する情報は、ユーザの通信と関連して用いられる。さらに、ユーザのオンライン・プレゼンス情報が、ユーザにとって既知である潜在的受信者にのみ伝達される。

Description

(優先権の主張)
本出願は、米国特許法第119条(e)に基づく優先権を、米国特許仮出願第60/457,320号(2003年3月26日出願)ならびに米国特許仮出願第60/488,376号(2003年7月21日出願)に対して主張するものであり、両出願は引用により本明細書に組み込まれている。
(技術分野)
本件記載は、ネットワーク通信に関する。
(背景)
インターネットの出現とコンピュータの価格低下を背景として、多くの人々が、ネットワークで相互接続されたコンピュータを介して互いに通信している。コンピュータ・ユーザ間のそのような通信を促進するために、多数の様々な通信媒体が開発されている。
ユーザにとって既知であると考えられる通信相手の識別、及び特定自分の使用方法を提供する。
(概要)
一態様では、ユーザに関連付けられた人々のリストが維持される。ある人物がユーザに関連付けられているという推論が、その人物が第2の人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて行われ、第2の人物はユーザではない。この推論された人物は、ユーザに関連付けられた人々のリストに追加され、このリストは、ユーザと他者との間の通信の態様を、その他者がそのリストに含まれているかどうかに基づいて制御するために用いられる。
別の態様では、ユーザに関連付けられた人々のリストが維持される。ある人物がユーザに関連付けられているという推論が、ある連絡先リストにおいて別の人物に関連付けられているその第1の人物のメンバシップ(membership)に、少なくとも部分的に基づいて行われ、その連絡先リストは、ユーザによって直接アクセスされるようには構成されていない。この推論された人物は、ユーザに関連付けられた人々のリストに追加され、このリストは、ユーザと他者との間の通信の態様を、その他者がそのリストに含まれているかどうかに基づいて制御するために用いられる。
別の態様では、ユーザに関連付けられた人々のリストが維持される。ある人物がユーザに関連付けられているという推論が、他のユーザに関連付けられた1つ以上の連絡先リストの特徴に少なくとも部分的に基づいて行われ、この、他のユーザに関連付けられた連絡先リストは、それらの他のユーザによって選択された通信識別子を含む。この推論された人物は、ユーザに関連付けられた人々のリストに追加され、このリストは、ユーザと他者との間の通信の態様を、その他者がそのリストに含まれているかどうかに基づいて制御するために用いられる。
実施態様は、以下に挙げるもののうちの1つ以上を含むことができる。例えば、その人物はユーザの連絡先リストに含まれることが可能であり、ユーザの連絡先リストはバディ・リストであることが可能である。
この通信は電子メール通信を含むことが可能であり、ある人物がユーザに関連付けられているという推論は、その人物からの電子メール通信に関連した、ユーザの肯定的なアクションに、少なくとも部分的に基づくことが可能である。肯定的なアクションとしては、例えば、その人物に電子メールを送信すること、その人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷すること、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すこと、その人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することなどが挙げられる。肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む場合、第1のフォルダは受信箱フォルダであることが可能であり、第2のフォルダは、削除フォルダまたはスパム(spam)フォルダではないフォルダであることが可能である。
ある人物がユーザに関連付けられているという推論が、ユーザとその人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づくことが可能である。この通信は、インスタント・メッセージング(instant messaging)通信であってもよい。
この、ある人物がユーザに関連付けられているという推論は、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物がユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを含むことが可能である。そのようなユーザ・アクションとしては、例えば、ユーザが、その人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行すること、ユーザが人物をブラック・リストに追加するステップを実行すること、ユーザが、その人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することなどが挙げられる。
ユーザに関連付けられた人々は、ユーザに怪しまれていない人々であることが可能である。ユーザに関連付けられた人々は、ユーザに知られている人々であることが可能である。
このリストを用いることは、リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリング(spam filtering)から免除されるように、このリストをホワイト・リスト(white list)として用いることを含むことが可能である。このリストを用いることは、受信される通信を、リストにある人々からの通信に限定するために、このリストを用いることを含むことが可能である。それらの通信は、電子メールまたはインスタント・メッセージングであってもよい。
このリストを用いることは、リストにある人々からの電子メールが表示され、リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするためにこのリストを用いることを含むことが可能である。このリストを用いることは、リストにない人々からの電子メールが表示され、リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするためにこのリストを用いることを含むことが可能である。このリストを用いることは、どのインスタント・メッセージング・インターフェースがユーザのオンライン・プレゼンス(online presence)を表示するかを、リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するためにこのリストを用いることを含むことが可能である。
このリストを用いることは、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が通信に含まれる場合に、リストにない人々からの通信を排除するように、ペアレンタル・コントロール(parental controls)との併用で動作するホワイト・リストとして、このリストを用いることを含むことが可能である。通信のフィルタリングは、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が通信に含まれる場合に、リストにない人々からの通信をブロックすることを含むことが可能である。通信のフィルタリングは、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が通信に含まれる場合に、リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを含むことが可能である。スパム・フォルダは、未成年者アカウントのユーザに対してロックされることが可能である。
ある人物がユーザに関連付けられていると推論することは、その人物が、ユーザの連絡先リストにリストされているある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づくことが可能である。ある人物がユーザに関連付けられていると推論することは、その人物が、ユーザのバディ・リストにリストされているある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づくことが可能である。ある人物がユーザに関連付けられていると推論することは、その人物が、ユーザがユーザのバディ・リストに追加したある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づくことが可能である。
記載された技術の実施態様は、ハードウェア、方法またはプロセス、あるいはコンピュータからのアクセスが可能な媒体に格納されるコンピュータ・ソフトウェアを含むことが可能である。
1つ以上の実施態様の詳細を、添付図面および以下の記述によって説明する。これらの記述および図面、ならびに特許請求の範囲から、他の特徴も明らかになるであろう。
(詳細な説明)
あるユーザにとって既知であると推定される人々、あるいはあるユーザが関連付けられていると推定される人々を確定するには、いくつかの手法がある。ユーザは、例えば、アドレス帳、バディ・リスト、またはホワイト・リストを手動で変更することによって、自分にとって既知である人々を手動で指定することが可能である。あるいは(またはそれに加えて)、ユーザにとって既知である人々は、そのユーザのアクションを監視することによって推論されることが可能である。例えば、ユーザが電子メールを送信する相手は、そのユーザにとって既知であると見なされることが可能である。同様に、ある人物からのメッセージを保存することは、その人物がユーザにとって既知であることの表れであることが可能である。
ユーザにとって既知である人々に関する情報は、ユーザの通信と関連して用いられる。例えば、電子メールの表示は、既知である人々のリストにある人々からの電子メールだけをユーザに対して示すことが可能である。また、そのリストにある名前をホワイト・リストに追加して、受け付けられる電子メールが、ユーザにとって既知である人々、またはユーザにとって既知でない人々からのものに限定されるように、既知である人々のリストが用いられることも可能である。また、そのリストを用いて、インスタント・メッセージやチャット要求を、ユーザにとって既知である人々に限定することも可能である。さらに、そのリストを用いて、ユーザのプレゼンスへのアクセスが、ユーザにとって既知である人々にのみ提供可能であるようにして、ユーザのプレゼンスへのアクセスを制限することも可能である。
図1に示す例示的ネットワーク・コンピューティング環境100は、コンピュータ・ユーザ間の通信をサポートする。コンピュータ・ユーザは、地理的に分散しており、クライアント・システム102を用いて通信を行う。ネットワーク104が、クライアント・システム102同士を接続する。クライアント・システム102は、様々な通信媒体を介してネットワーク104に接続されており、そのような通信媒体として、(例えば、シリアル回線インターネット・プロトコル(SLIP)またはポイントツーポイント・プロトコル(PPP)を用いて)電話回線に接続されたモデムや、(例えば、転送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)を用いる)直接インターネットワーク接続などがある。
各クライアント・システム102は、例えば、(定義された様式で命令に応答し、命令を実行することが可能な)汎用コンピュータ、パーソナル・コンピュータ、特殊用途コンピュータ、ワークステーション、サーバ、デバイス、コンポーネント、または他の、命令に応答し、命令を実行することが可能な機器あるいはそれらの組合せを用いて実施態様されることが可能である。クライアント・システム102は、本明細書に記載されるように、動作を個々に、または一括して指示する命令を、例えば、ソフトウェア・アプリケーション、プログラム、コード断片、デバイス、コンピュータ、コンピュータ・システム、またはこれらの組合せから受信することが可能である。これらの命令は、クライアント・システム102のユーザ間の通信を促進する1つ以上の通信プログラムの形をとることが可能である。例えば、そのような通信プログラムとして、電子メール・プログラム、インスタント・メッセージング(IM)プログラム、ファイル転送プロトコル(FTP)プログラム、ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(VoIP)プログラムなどが挙げられる。これらの命令は、任意の種類のマシン、コンポーネント、機器、記憶媒体、またはクライアント・システム102に配信されることが可能な伝搬信号の形で永続的または一時的に具体化されることが可能である。
クライアント・システム102は、ネットワーク104に通信を送信するために通信プログラムによって用いられる通信インターフェース(図示せず)を含む。この通信は、電子メール、オーディオ・データ、ビデオ・データ、一般的なバイナリ・データ、または(例えば、ASCII(American Standard Code for Information Interchange)形式にエンコードされた)テキスト・データを含むことが可能である。クライアント・システムはさらに、1つ以上の入力デバイス(キーボード、マウス、スタイラス、マイクなど)と、1つ以上の出力デバイス(モニタ、タッチ・スクリーン、スピーカ、プリンタなど)とを含む。
ネットワーク104は一般に、コヒーレントなシステム(coherent system)を介して相互接続された一連のポータル(portals)を含む。ネットワーク104の例として、インターネット、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、アナログまたはデジタルの、有線または無線の電話網(例えば、公衆交換電話網(PSTN))、 統合デジタル通信網(ISDN)、デジタル加入者線(xDSL))、または他の任意の有線または無線のネットワークが挙げられる。ネットワーク104は複数のネットワークまたはサブネットワークを含むことが可能であり、そのそれぞれが、例えば、有線または無線のデータ経路を含むことが可能である。
ホスト・サーバ106もネットワーク104に接続されることが可能であり、これを用いてクライアント・システム102間の何らかの直接または間接の通信を促進することが可能である。クライアント・システム102と同様に、ホスト・サーバ106は、例えば、(定義された様式で命令に応答し、命令を実行することが可能な)汎用コンピュータ、パーソナル・コンピュータ、特殊用途コンピュータ、ワークステーション、サーバ、デバイス、コンポーネント、または他の、命令に応答し、命令を実行することが可能な機器あるいはそれらの組合せを用いて実施態様されることが可能である。ホスト・サーバ106は、本明細書に記載されるように、動作を個々に、または一括して指示する命令を、例えば、ソフトウェア・アプリケーション、プログラム、コード断片、デバイス、コンピュータ、コンピュータ・システム、またはこれらの組合せから受信することが可能である。これらの命令は、1つ以上の通信プログラムの形をとることが可能である。例えば、そのような通信プログラムとして、電子メール・プログラム、IMプログラム、FTPプログラム、VoIPプログラムなどが挙げられる。これらの命令は、任意の種類のマシン、コンポーネント、機器、記憶媒体、またはホスト・サーバ106に配信されることが可能な伝搬信号の形で永続的または一時的に具体化されることが可能である。
さらに、ホスト・サーバ106は、ネットワーク104に通信を送信するために通信プログラムによって用いられる通信インターフェース(図示せず)を含む。この通信は、電子メール、オーディオ・データ、ビデオ・データ、一般的なバイナリ・データ、または(例えば、ASCII(American Standard Code for Information Interchange)形式にエンコードされた)テキスト・データを含むことが可能である。
各クライアント・システム102は、1人または複数の関連付けられたユーザを有し、クライアント・システム102のユーザは、他のユーザとの通信の態様を、その、他のユーザが既知であるかどうかに基づいて制御されるようにすることが可能である。そのような制御を促進するために、あるリストが維持される。このリストには、ユーザにとって既知であると推定される人々が含まれる。このリストは、クライアント・システム102、ホスト・サーバ106、またはネットワーク104に接続された別のデバイスにおいて維持されることが可能である。
「人々」という用語は、一貫して、通信の相手であるエンティティを意味する。ただし、個々の人間ではないエンティティと通信が行われる可能性がある。通信は、それ自体が人間ではない会社、組織、またはシステムと行われる場合がある。例えば、電子メールがコンピュータ・ソフトウェア会社の技術サポート・グループに送信される場合がある。より一般的には、「人々」という用語は一貫して、実在する人々ではないエンティティも含め、通信の相手となる可能性があるすべてのエンティティを意味する。さらに、「人々」は、既知であると記述される場合には、その人々/エンティティ自体が実際に既知であるかどうかにかかわらず、それらに関連付けられている様々な通信識別子のうちの少なくとも1つが既知であることを意味する。
通信識別子は、「人物」との通信に用いられる、「人物」の識別子である。通信識別子としては、例えば、電子メール・アドレス、スクリーン・ネーム(screen name)、インターネット・プロトコル(IP)アドレスなどのようなアドレスであることが可能であり、あるいは、電話番号やVoIP番号のような番号であることが可能である。一実施態様では、これらの通信識別子は、既知である人々のリストに保存される。通信識別子をリストに保存することにより、既知である人物からの通信を素早く認識することが容易になり、それによって、そのような通信の態様を、送信者が既知であるかどうかに基づいて制御することが容易になる。したがって、「人々」または「人物」という用語は、ある人物または組織の任意の識別子を含む意味を有するものとして理解されたい。
図2に示すプロセス200は、ユーザにとって既知である人々のリストを維持および使用するために用いられる。ユーザにとって既知である人々のリストが保存される(202)。既知である人々を示す通信識別子がそのリストに保存される。
ユーザは、既知である人々のリストへの追加を手動で行うことが可能である(210)。そうであるようにするために、ユーザは、通信識別子を、既知であると明確に指定することを可能にされる(212)。例えば、ユーザが通信識別子を入力することを可能にするグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)が提供されることが可能である。ユーザが、既知である人々のリストへの通信識別子の追加を、口で言うことによって行うことを可能にする、音声ベースのインターフェースもありうる。これらのインターフェースは、ユーザが連絡先リスト(例えば、カスタム送信者リスト、アドレス帳、バディ・リストなど)への追加を行うことを可能にすることによって、既知である人々のリストをユーザが間接的に増大させることを可能にすることが可能である。
ただし、ユーザは、連絡先リストへの人物の追加を手動で行いたいと思うかもしれないが、既知である人々のリストへの追加を手動で行うことはできない。必要であれば、手動で入力された通信識別子が、既知である人々のリストに追加されることをユーザが確認できるインターフェースが提供されることが可能である(214)。この確認は、既知である人々のリストにユーザが本当に含めたい入力済み通信識別子を、ユーザがGUIで選択することによって有効となることが可能である。この確認は、所定の数の通信識別子が入力された後に行われるか、ログオン時またはログオフ時に、前のオンライン・セッションの間に入力されたすべての人々の確認を要求するために行われることが可能である。その後、ユーザが確認した識別子がリストに追加される(216)。確認インターフェースが提供されない場合は、入力されたすべての通信識別子が、既知である人々のリストに追加される。あるいは、既知である人々のリストにユーザが識別子を直接入力できるインターフェースがあってもよい。
一方、通信識別子は、ユーザのアクションに基づいて、既知であると推論されることが可能である(220)。まず、ユーザにとって既知である通信識別子が推論される(222)。例えば、ある通信識別子に対して電子メール・メッセージが送信された場合、その通信識別子が既知であると推論されることが可能である。インスタント・メッセージング・プログラムが使用されている場合は、ユーザが通信している相手の人物の通信識別子が、ユーザにとって既知であると指定されることが可能である。
既知である通信識別子は、受信されたメッセージとユーザとの対話に基づいて推論されることが可能である。例えば、ある通信識別子からのメッセージが読まれるか、返信されるか、転送されるか、保存されるか、印刷された場合にも、その通信識別子が既知であると推論されることが可能である。同様に、電子メール・メッセージが「受信箱」から、削除用またはスパム用とマーキングされていないフォルダに移された場合、または電子メール・メッセージが、所定時間の間、開かれたままにされた場合は、そのメッセージを送信した通信識別子が既知であると指定されることが可能である。
既知である通信識別子は、ユーザ・アクション以外の徴候に基づいて推論されることも可能である。例えば、ユーザにとって既知である人々にとって既知であると指定された人々は、ユーザにとって「既知である」と指定されることが可能である。例えば、人物BがユーザAにとって既知であると指定されている場合は、人物Bにとって既知であると指定されている人々も、ユーザAにとって「既知である」と指定されることが可能である。これを実現する1つの方法は、例えば、人物Bのアドレス帳および/またはバディ・リストにある人々を、ユーザAにとって既知であると指定することである。
既知である人々を推論することにおいて、あるアクションが考慮された結果、既知であるという推論が打ち消される場合がある(224)。例えば、ある人物から受信された電子メールが、スパムの報告用に指定されている電子メール・アドレスに転送された場合、その人物がユーザにとって既知であるという推論は打ち消されることが可能である。また、例えば、ある人物が、ユーザまたはネットワーク管理者の作成した、通信してはならない人々の明示的なブラック・リストに含まれている場合、その人物が既知であるという推論は打ち消されることが可能である。
既知である通信識別子が推論された後、必要であれば、推論された通信識別子が実際に既知であることをユーザが確認できるインターフェースが提供されることが可能である(226)。この確認は、ユーザにとって本当に既知である推論済み通信識別子、または既知である人々のリストにユーザが本当に含めたい推論済み通信識別子を、ユーザがGUIで選択することによって有効となることが可能である。この確認は、所定の数の通信識別子が既知であると推論された後に行われるか、ログオン時またはログオフ時に、直前のオンライン・セッションで識別されたすべての人々の確認を要求するために行われることが可能である。その後、ユーザが確認した識別子がリストに追加される(228)。確認インターフェースが提供されない場合は、推論された識別子がリストに追加される。
推論された通信識別子のリストは、ユーザのアドレス帳または他の連絡先リストの一部として保存されることが可能である。すなわち、ユーザのアドレス帳または他の連絡先リストは、推論された通信識別子に基づいて受動的にパーソナライズされる(personalized)ことが可能である。例えば、推論された通信識別子は、ユーザのアドレス帳または他の連絡先リストにある透過的な(すなわち、ユーザからは見えない)グループに追加されることが可能である。あるいは、推論された通信識別子は、ユーザに対して表示されるグループに追加されることが可能である。
分岐210および220は、同時または順次的に行われることが可能である。少なくともいずれか1つの分岐が行われた後、ユーザは、必要であれば、既知である人々のリストを表示することが可能であり、もはや既知または必要でない人々を削除することが可能である(230)。さらに、必要であれば、既知である人々のリストにある通信識別子を用いて、その人物の他の通信識別子を探し出すことも可能である(232)。例えば、ある人物の電子メール・アドレスは、スクリーン・ネームに関連付けられたプロファイルから取得されることが可能である。同様に、電子メール・アドレスが既知であれば、それを用いてスクリーン・ネームを取得することが可能である。スクリーン・ネーム、電子メール、または他の確定している通信識別子を用いて、既知である人物がユーザと通信できる他の方法、またはユーザがその既知である人物と通信できる他の方法を決定することが可能である。
この時点で、リストを用いて、ユーザと他のユーザとの間の電子通信の態様を、他のユーザの通信識別子が既知であるか未知であるかに基づいて制御することが可能である(234)。例えば、スパム・フィルタリングを実施する電子メール・システムにおいては、既知である人々の電子メール・アドレスをホワイト・リストに追加することが可能であり、これによって、電子メール・アドレスがフィルタリングされてはならないと指定されるか、そうでなければスパムとして扱われるよう指定される。また、例えば、ユーザのアドレス帳または他の連絡先リストが受動的にパーソナライズされている場合、このアドレス帳または他の連絡先リストに追加されている、推論された通信識別子のリストを、ユーザによって連絡先リストに明示的に入力された通信識別子とともに、スパム・フィルタリング用ホワイト・リストとして用いることが可能である。
また、既知である人々の電子メール・アドレスを用いて、リストにある人々からの電子メールが、リストにない人々からの電子メールより目立つように示されるよう、電子メールの表示をフィルタリングまたはソートすることも可能である。例えば、ユーザは、既知である人々からの電子メールだけが示されるよう指示できるようにすることが可能である。この場合は、既知である人々のリストにある人々からの電子メールだけが、電子メールの表示に示される。あるいは(またはそれに加えて)、既知である人々からの電子メールが太字で表示され、リストにない人々からの電子メールが太字で表示されないようにすることが可能である。既知である人々を目立つように表示する別の形式として、既知である人々からの電子メールのすべてを、表示の1か所(例えば、電子メールのリストの先頭または末尾)にまとめることも可能である。
既知である人々の電子メール・アドレスを用いて、電子メールの受け付けを、ユーザにとって既知である人々だけに制限することが可能である。同様に、既知である人々のIMスクリーン・ネームを用いて、インスタント・メッセージまたはチャット要求を、ユーザにとって既知である人々だけに制限することも可能である。
さらに、既知である人々のリストを用いて、オンライン・プレゼンス情報の表示を、リストにある人々だけに制限することが可能である。例えば、既知である人々のIMスクリーン・ネームを用いて、ユーザにとって既知である人々だけがユーザのプレゼンス情報を見ることができるようにすることが可能である。すなわち、ユーザがオンラインかどうかを、ユーザにとって既知ではない他のユーザが見ることを制限することが可能である。また、ICQ(これはインスタント・メッセージング・サービスである)やAmerica Onlineなど、一部のサービスは、IMバディ・リスト以外のチャネルでオンライン・プレゼンス情報を表示する。そのようなオンライン・プレゼンス情報の表示もまた、後で詳述されるように、制限されることが可能である。
さらに、前述のように複数の通信識別子を調べることにより、異なる複数のメッセージング媒体でのユーザの通信の態様を制御することが可能である。例えば、既知である人々のリストを用いて、例えば電子メール・クライアントとインスタント・メッセージング・クライアントとの組合せを用いるユーザの通信の態様を制御することが可能である。
図3〜5は、既知である人々を連絡先リストに入力することによって、既知である人々を明確に指定する例示的方式を示している。この連絡先リストは、例えば、ホワイト・リスト、アドレス帳、インスタント・メッセージング・バディ・リストなどであってよい。これらの連絡先リストの1つまたは複数に追加された人々が、既知である人々のリストに追加される。
図3のカスタム送信者リスト・インターフェース300は、ホワイト・リストおよびブラック・リストで指定することにより、通信識別子を、既知である人々のリストに手動で追加することに対応したものである。ホワイト・リストは、フィルタリングされてはならない電子メール・アドレスを指定することによって、それらのアドレスからの電子メール・メッセージが、例えばスパム・フィルタリングにかけられることなく、ユーザに配信されるようにする。これに対し、ブラック・リストは、フィルタリングされなければならない電子メール・アドレスを指定することによって、それらのアドレスからの電子メール・メッセージがスパムとして扱われ、ユーザに対して表示されないようにする。カスタム送信者リスト・インターフェース300は、ユーザが、通信識別子を既知であると明確に指定するためにそれらの通信識別子をホワイト・リストに追加することを可能にする。ホワイト・リストに置かれたそれらの識別子は、既知である人々のリストに追加される。
ラジオ・ボタン302を選択するとブラック・リスト入りが指定され、ラジオ・ボタン304を選択するとホワイト・リスト入りが指定される。一度に選択できるのは、ボタン302および304の一方だけである。テキスト・フィールド306に通信識別子を入力できる。テキスト・フィールド306に入力された通信識別子は、ラジオ・ボタン302およびラジオ・ボタン304のいずれが選択されているかによって、「追加(Add)」ボタン308のクリックによりブラック・リストまたはホワイト・リストに追加されることが可能である。入力された通信識別子は、このアクションによって、他のすべての入力済み通信識別子とともにテキスト・ボックス310に追加される。
テキスト・ボックス310に含まれるリストから通信識別子を選択するには、その通信識別子をクリックする。続けて「削除(Remove)」ボタン312をクリックすると、その通信識別子がリストから削除される。ブラック・リストまたはホワイト・リストに対して行われた変更は、「保存(Save)」ボタン314のクリックによって保存されることが可能であり、「キャンセル(Cancel)」ボタン316を使用して取り消しおよび棄却されることが可能である。
図4のアドレス帳インターフェース400は、アドレス帳への追加エントリにより、人々を、既知である人々のリストに手動で追加することに対応したものである。アドレス帳の各エントリは、個々の人物の情報を、その人物の通信識別子とともに収容している。アドレス帳インターフェース400は、通信識別子を既知であると明確に指定するためにそれらの通信識別子をアドレス帳のエントリに追加することを可能にする。それによって、これらの識別子が、既知である人々のリストに追加される。アドレス帳インターフェース400は、アドレス帳に追加された通信識別子が、既知である人々のリストに追加されないようにするオプションをユーザに提供することが可能である。このオプションは、現在追加中である識別子を、既知である人々のリストに追加しないようにすることが可能であり、また、このオプションが選択された状態で、すべての入力済み識別子を、既知である人々のリストの追加しないようにすることも可能である。
アドレス帳インターフェース400は、アドレス帳にある連絡先がリストされる連絡先リスト406を含む。連絡先リスト406には、選択されたカテゴリにあるすべてのエントリおよび/または現在の検索条件に適合するすべてのエントリが名前でリストされる。図示された連絡先リスト406には、3つのエントリが表示されている。「Kevin Greene」のエントリ408a、「quoteomatic」のエントリ408b、「zolaonaol」のエントリ408cである。
アドレス帳インターフェース400はまた、アドレス帳にあるエントリの個人情報を表示する個人情報リストも含む。連絡先リスト406にリストされている中からエントリを選択すると、それに対応する人物の情報が、個人情報リスト410に表示される。例えば、Kevin Greeneのエントリ408aを選択すると、Kevin Greeneの個人情報が個人情報リスト410にリストされる。この個人情報には、Kevin Greeneの連絡先名412(「Kevin Greene」)、電子メール・アドレス414(「kg@somewhere.com」)、およびカテゴリ416(「未分類(Uncategorized)」、これはエントリ408aが分類されていないことを表す)が含まれる。他の通信識別子を含む他の情報も、個人情報リスト410に含まれることが可能である。
アドレス帳インターフェース400はさらに、アドレス帳のエントリを追加、削除、修正するためのボタン418〜422を含む。アドレス帳にエントリを追加するには、「追加」ボタン418をクリックする。これによって、アドレス帳の新しいエントリのために必要な情報を入力できるダイアログ・ボックスが表示される。また、既存のエントリを修正するには、テキスト・ボックス406にリストされている中からエントリを選択して、「編集(Edit)」ボタン420をクリックする。これによって、既存のエントリの情報が既に入力されているダイアログ・ボックスが表示される。この情報を変更したり、この情報に情報を追加したりすることが可能である。テキスト・ボックス406にリストされている中からエントリを選択して、「削除(Delete)」ボタン422をクリックすることにより、最終的に既存のエントリはアドレス帳から削除される。アドレス帳インターフェース400を用いてアドレス帳に追加された通信識別子はすべて既知であると見なされるので、それらは、既知である人々のリストに追加される。
アドレス帳のエントリは、様々なカテゴリに分類されることが可能である。アドレス帳インターフェースでは、ユーザは、特定のカテゴリにあるすべてのエントリを見ることが可能であり、また、カテゴリによらずアドレス帳のすべてのエントリを見ることも可能である。使用可能なカテゴリは、ドロップ・ダウン・カテゴリ選択ボックス402にリストされる。カテゴリ選択ボックス402からカテゴリ名を選択すると、アドレス帳のエントリの集合が、選択されたカテゴリに属するエントリだけを含むようにフィルタリングされる。カテゴリ選択ボックス402から「すべて(All)」を選択すると、アドレス帳のすべてのエントリが含まれる。検索テキスト・ボックス404で、アドレス帳のエントリの集合を検索することが可能である。検索条件を検索テキスト・ボックス404に入力することが可能である。この、検索テキスト・ボックス404に入力された検索条件に適合するエントリだけが含まれるように、エントリの集合がフィルタリングされる。選択ボックス402から「すべて」が選択されていて、検索テキスト・ボックス404に検索条件が入力されていないので、図示されているエントリは、アドレス帳の全エントリである。したがって、アドレス帳には、連絡先リスト406にリストされた3つのエントリだけが含まれている。
図5のバディ・リスト・インターフェース500は、スクリーン・ネームをバディ・リストに追加することにより、人々を、既知である人々のリストに手動で追加することに対応したものである。スクリーン・ネームは、インスタント・メッセージング・システムにおける人物の通信識別子である。メッセージは、スクリーン・ネームによって、インスタント・メッセージング・システムのユーザに宛てられる。インスタント・メッセージング・システムのユーザのバディ・リストは、ユーザが通信する相手のスクリーン・ネームのリストである。バディ・リスト・インターフェース500は、ユーザが、通信識別子を既知であると明確に指定するためにそれらの通信識別子を自分のバディ・リストに追加することを可能にする。それによって、これらの識別子が、既知である人々のリストに追加される。
バディ・リスト・インターフェース500は、スクリーン・ネーム「InternetAnn」のバディ・リストを含むテキスト・ボックス502を含む。このバディ・リストには、複数のスクリーン・ネームが含まれている。バディ・リスト・インターフェース500のバディ・リストには、スクリーン・ネーム504aの「randomcontact2」、スクリーン・ネーム504bの「Boss」、スクリーン・ネーム504cの「Mom」、スクリーン・ネーム504dの「Dad」、およびスクリーン・ネーム504eの「Brother」が含まれる。
バディ・リストは、1つ以上のバディ・グループに分割されることが可能であり、各バディは、それらのバディ・グループの1つに属することが可能である。バディ・リストに表示されているある人物のIMクライアント・プログラムが通信を受信できる状態(すなわち、一般に「プレゼント(present)」と呼ばれる状態)である場合は、バディ・リストにあるそのバディのスクリーン・ネームが、表示されるか、現在通信を受信できる状態にない(あるいはそれ以外の同等な状態を有しない)他のバディと視覚的に区別される。図示されているインターフェースでは、プレゼントなバディのスクリーン・ネームが、各バディの属するバディ・グループのバディ・グループ見出しの下に表示されている。バディ・グループ見出しはさらに、そのバディ・グループからインスタント・メッセージング・システムに現在ログインしているスクリーン・ネームの数と、そのバディ・グループの人々の総数とを含む。例えば、バディ・グループ見出し506aは、「バディ(Buddies)」というバディ・グループの10人のメンバのうちの1人がシステムにログインしていることを示している。その1人のメンバは、スクリーン・ネームが504aのユーザである。これは、そのスクリーン・ネーム504aがバディ・グループ見出し506aの下にリストされているからである。同様に、バディ・グループ見出し506bは、「同僚(Co-Workers)」バディ・グループの3人のメンバのうちの1人がログインしていることを示しており、そのメンバはスクリーン・ネームが504bのユーザである。同様に、スクリーン・ネームが504c、504d、および504eのユーザがシステムにログインしており、これらのユーザは、「家族(Family)」というバディ・グループのメンバである。バディ・グループ見出し506cによれば、このバディ・グループのメンバで現在ログインしていないのは1人だけである。バディ・リスト・インターフェース500は、「セットアップ(Setup)」ボタン508を含む。このボタンが選択されると、ユーザが、表示されているバディ・リストにスクリーン・ネームを追加できるようになる。バディ・リスト・インターフェース500からユーザのバディ・リストに追加されたスクリーン・ネームは、ユーザにとって既知であると見なされ、既知である人々のリストに追加される。アドレス帳インターフェース400は、アドレス帳に追加された通信識別子が、既知である人々のリストに追加されないようにするオプションをユーザに提供することが可能である。このオプションは、現在追加中である識別子を、既知である人々のリストに追加しないようにすることが可能であり、また、このオプションが選択された状態で、すべての入力済み識別子を、既知である人々のリストの追加しないようにすることも可能である。
既知である人々をユーザのアクションから推論する例示的手法を、図6〜9を用いて説明する。電子メールを読むとき、送信するとき、および管理するときのユーザのアクションから、その電子メールを送信および受信する人々がユーザにとって既知であると推論される可能性がある。さらに、ユーザにとって既知である人々の連絡先が既知であることが、ユーザによって直接推論されることが可能である。推論された人々は、ユーザによる確認(オプション)の後、既知である人々のリストに追加される。
図6の電子メール読み取りインターフェース600を使用することは、ユーザにとって既知である人々の推論につながる可能性がある。電子メール読み取りインターフェース600の使用時に、ユーザは、メッセージを読む間に、そのメッセージの送信者がユーザにとって既知であることを示す何らかのアクションを実施する可能性がある。逆に、ユーザは、そのメッセージの送信者がユーザにとって未知であることを示す何らかのアクションを実施する可能性がある。それらのアクションに基づいて、電子メールの送信者がユーザにとって既知であると推論された場合は、その電子メールの送信者が、既知である人物のリストに追加される。
電子メール読み取りインターフェース600には、2つの主要セクション602および604があり、これらは、現在読み取り中のメッセージの詳細を示す。セクション602には、現在読み取り中のメッセージのヘッダ情報がリストされる。このヘッダ情報には、送信者のアドレス606、受信者のアドレス608、メッセージの件名610、およびメッセージの到着時刻612が含まれる。図示されているメッセージは、「Hi」という件名で、kg@somewhere.comからInternetAnn@aol.comに、2003年9月4日午前10時24分に送信されたものである。セクション604には、メッセージの本文が含まれる。この例では「So, how are you?」である。
表示されているメッセージの内容の右側および下側には、表示されているメッセージに基づくアクティビティ(activity)を可能にする一連のボタン614〜630がある。例えば、「返信(Reply)」ボタン614をクリックすると、表示されているメッセージの送信者への返信を書くためのインターフェースが表示される。同様に、「転送(Forward)」ボタン616をクリックすると、表示されているメッセージを転送するためのインターフェースが表示される。「全員に返信(Reply All)」ボタン618は、表示されているメッセージの全受信者に返信メッセージが宛てられること以外は、「返信」ボタン614と同じ機能である。
「アドレスを追加(Add Address)」ボタン620をクリックすると、表示されているメッセージの送信者のエントリがアドレス帳に追加される。エントリには、送信者のアドレス606が含まれる。「スパムを報告(Report Spam)」ボタン622をクリックすると、スパム電子メール・メッセージをブロックするサービスにメッセージが送信される。「印刷(Print)」ボタン624をクリックすると、プリンタにメッセージが送信される。「保存(Save)」ボタン626をクリックすると、2つのオプションが展開される。1つはメッセージをホスト・サーバに保存するものであり、1つはメッセージをローカルに保存するものである。「未読として保存(Keep As New)」ボタン628をクリックすると、表示されているメッセージが未読としてマーキングされ、「削除(Delete)」ボタン630をクリックすると、メッセージがただちに削除されるか、削除済みメッセージ一時保管場所に移されることが可能である。
電子メール読み取りインターフェース600と対話しているときのユーザのアクションが、読み取り中のメッセージの送信者がユーザにとって既知であるか未知であるかの推論につながる可能性がある。メッセージの送信者がユーザにとって既知であると見られる場合は、送信者の電子メール・アドレスが、既知である人々のリストに追加される。例えば、「返信」ボタン614をクリックしてメッセージに返信することは、送信者が既知であるという推論を支持することが可能である。さらに、「転送」ボタン616をクリックしてメッセージを転送することは、送信者も、メッセージの転送先のすべての人々も既知であるという推論を支持することが可能である。同様に、「全員に返信」ボタン618をクリックすることは、送信者と他のすべての受信者とが既知であるという推論につながる可能性がある。
「アドレスを追加」ボタン620をクリックしてユーザのアドレス帳に電子メールの送信者のエントリを作成することは、送信者が既知であるという推論につながる可能性がある。一方、「スパムを報告」ボタン622をクリックすることは、送信者がユーザにとって既知であるという推論を打ち消すことが可能である。「印刷」ボタン624をクリックすること、「保存」ボタン626を使用すること、および表示されているメッセージを「未読として保存」ボタン628によって未読とマーキングすることも、送信者が既知であるという推論を支持することが可能である。
インターフェース600を、所定時間(例えば、30秒)の間、開かれたままにすることも、送信者が既知であるという推論を支持することが可能なアクションである。
どの時点で、前述のアクションに基づいて送信者が既知であると推論されるかを決定するには、いくつかの手法がある。例えば、送信者が既知であるという推論を支持するアクションのいずれか1つをユーザが実施したことにのみ基づいて、送信者が既知であると推論されることが可能である。あるいは(またはそれに加えて)、アクションの組合せの結果が、送信者が既知であるという推論になることも可能である。例えば、既知である人々のリストに送信者が追加されるために、複数のアクションが必要とされることが可能である。さらに、ある決まったアクションの組合せの結果として、既知である人々のリストに送信者が追加されるようにすることも可能である。すなわち、通信識別子が既知であることを示すものとして特定の組合せが指定されることが可能であり、その組合せが発生したときに、既知である人々のリストにその識別子が追加される。例えば、メッセージが返信され、かつ、保存されると、既知である人々のリストに送信者が追加されるようにし、メッセージが未読として保管され、かつ、印刷されると、既知である人々のリストに送信者が追加されないようにすることが可能である。
別の例として、可能性のある様々なアクションのそれぞれに、識別子が既知であることをそのアクションがどの程度強く支持するかを示すスコアを関連付け、合計スコアが特定の値(しきい値スコア)になったときに、既知である人々のリストに送信者が追加されるようにすることが可能である。すなわち、アクションが検出され、それらに関連付けられたスコアから合計スコアが求められ、それがしきい値スコアと比較されることによって、その人物がユーザにとって既知であるかどうか、したがって、既知である人々のリストに追加されるかどうかが推論されるようにすることが可能である。この手法の実施態様では、推論を支持するアクションに正のスコアを割り当て、推論を打ち消すアクションに負のスコアを割り当て、合計スコアが特定の正の値になると識別子が既知であると推論されるようにすることが可能である。送信者がユーザにとって既知であると推論するためにユーザのアクションを組み合わせる他の方法も可能である。
「全員に返信」ボタン618を使用してメッセージに返信するときに、そのメッセージのすべての受信者が既知であるとは限らない場合がある。特に、オリジナルのメッセージのカーボン・コピーが多数の人々に宛てられている場合はそうである。その場合は、メッセージのカーボン・コピーが宛てられていた人々にメッセージが送信されるとしても(通常はそれでその人々が既知であるという推論につながるであろう)、その人々が既知であると示すために、さらなるアクションが必要であるようにすることが可能である。オリジナルのメッセージのカーボン・コピーが宛てられた人々の数は、そのカーボン・コピーが宛てられた受信者を、既知である人々のリストに追加するためにさらに必要なアクションの数または組合せに影響する可能性がある。
図7の電子メール作成インターフェース700を使用することは、既知である人々のリストに追加される人々につながる可能性がある。電子メール作成インターフェース700の使用時に、ユーザは、メッセージを書く間に、そのメッセージの送信先の人々がユーザにとって既知であることを示す何らかのアクションを実施する可能性がある。その電子メールの受信者がユーザにとって既知であると推論される場合は、それらの受信者が、既知である人々のリストに追加される。
電子メール作成インターフェース700には、複数のテキスト・フィールド702〜708があり、これらを用いて、送信されるメッセージの様々な部分を指定することが可能である。例えば、ユーザは、「送信先(Send To)」というラベルのテキスト・フィールド702と、「コピー先(Copy To)」というラベルのテキスト・フィールド704とを使用して、メッセージの受信者を指定することが可能である。ユーザはさらに、「件名(Subject)」テキスト・フィールド706でメッセージの件名を指定することが可能である。最後にユーザは、本文テキスト・フィールド708でメッセージの本文を入力することが可能である。
テキスト・フィールド702〜708の右側の一連のボタン710〜716は、テキスト・フィールド702〜708で指定されるメッセージの処理内容を管理する。「今すぐ送信(Send Now)」ボタン710をクリックすると、ただちにメッセージが処理され、指定された受信者に送信される。「あとで送信(Send Later)」ボタン712をクリックすると、意図された受信者にあとで送信されるようにメッセージが処理される。「アドレス帳」ボタン714をクリックすると、アドレス帳インターフェース400が表示される。アドレス帳インターフェース400では、メッセージの受信者を指定することが可能である。アドレス帳のエントリの電子メール・アドレスは、メッセージの受信者が入るテキスト・フィールド702および704を埋めるために使用されることが可能である。「印刷」ボタン716をクリックすると、プリンタにメッセージが送信される。
電子メール作成インターフェースを使用している間のユーザのアクションは、作成中のメッセージの意図された受信者がユーザにとって既知であるという推論につながる可能性がある。メッセージの送信先の人々がユーザにとって既知であると推論された場合には、テキスト・ボックス702および704に入力された人々が、既知である人々のリストに追加される。例えば、「今すぐ送信」ボタンまたは「あとで送信」ボタンを使用して作成中のメッセージを送信することは、テキスト・フィールド702および704にリストされているメッセージ受信者が既知であるという推論につながる。同様に、「印刷」ボタン716を使用してメッセージを印刷することは、意図された受信者が既知であるという推論につながる。さらに、「アドレス帳」ボタン714によって表示されたアドレス帳インターフェース400を使用して、アドレス帳にエントリを手動で追加することが可能であり、これは前述のとおり、既知である人々のリストへの追加につながる。
既知であると推論された受信者は、既知である人々のリストに追加される。電子メール作成インターフェース700を使用しているときのユーザの個々のアクションが、受信者が既知であるという推論につながるものであれば、それによって、既知である人々のリストにその受信者が追加される場合があり、前述のように、アクションの組合せによって、既知である人々のリストに受信者が追加されるべきであると示される場合もある。
電子メール読み取りインターフェース600および電子メール作成インターフェース700には、ユーザが、通信中の人々を、既知である人々のリストに手動で追加できるボタンもある(それらの人々が前述の方式で自動的に追加されない場合)。例えば、電子メール読み取りインターフェース600のそのボタンをクリックすると、そのメッセージの送信者が、既知である人々のリストに追加される。同様に、電子メール作成インターフェース700のそのボタンをクリックすると、その電子メールの受信者が、既知である人々のリストに追加される。
図8のプロセス800は、ユーザからの分離度が特定の数以内である人々を、ユーザにとって既知であると推論するために用いられることが可能である。2つのエンティティの間の分離度は、それらのエンティティ同士の関係を表す。一般に、2人のユーザをリンクする(関係づける)ために必要な度数(ホップ数)を求めるには、ユーザの連絡先リスト(例えば、アドレス帳、バディ・リスト、および/またはホワイト・リスト)の特性を評価する。
例えば、受信者Aが受信者Aのアドレス帳にユーザBをリストし、ユーザBがユーザBのアドレス帳にユーザCをリストし、ユーザCがユーザCのアドレス帳に送信者Dをリストするとする。この場合、送信者Dは、分離度2(ユーザBで第1の分離度1、ユーザCで第2の分離度1)で受信者Aにリンクされる。受信者Aは、分離度1(ユーザB)でユーザCに関係づけられ、ユーザBは、分離度1(ユーザC)で送信者Dから分離される。受信者AとユーザB、ユーザBとユーザC、ユーザCと送信者Dは、それぞれが分離度ゼロで分離されている。
ユーザの連絡先リストが維持される(802)。この連絡先リストは、個人的に維持される任意のリスト(例えば、アドレス帳、インスタント・メッセージング用バディ・リスト、および/またはホワイト・リスト)であってよい。プロセス800のこの後の部分は、連絡先リストの例としてアドレス帳を用いて説明する。ユーザのアドレス帳にある連絡先が、ユーザの、既知である人々のリストに追加される(804)。
次に、ユーザにリンクされた連絡先(すなわち、望ましい分離度までの連絡先)が識別され、ユーザの、既知である人々のリストに追加される。それを行うために、ユーザのアドレス帳にある各連絡先のアドレス帳がアクセスされる(806)。これらのアドレス帳は、通常は、ユーザが直接アクセスできるようには構成されていない。つまり、ユーザは、通常は、ユーザのアドレス帳にある連絡先のアドレス帳のような、他のユーザのアドレス帳にアクセスすることはできない(ユーザのアドレス帳は、ユーザが直接アクセスできるように構成されている)。他のユーザのアドレス帳は、一般に、他のユーザによって選択された通信識別子を含む。
次に、ユーザの連絡先のアドレス帳にある連絡先(すなわち、分離度が1の連絡先)が、既知である人々のリストに追加される(808)。別の分離度が望ましい場合(810)は、ユーザからの分離度が1である連絡先のアドレス帳がアクセスされ(806)、それらのアドレス帳にある連絡先が、既知である人々のリストに追加されるように(808)、分離度がインクリメントされる(812)。既知である人々のリストに連絡先が追加される場合は、その連絡先の、ユーザからの分離度も追加されることが可能である。望ましい分離度に達するまで(810)、連絡先の追加が続けられる。望ましい分離度に達した時点では、その、ユーザから望ましい分離度の範囲にあるすべての連絡先が、ユーザにとって既知であると推論されている(814)。
望ましい分離度はシステム・パラメータであってもよく、また、実施態様によっては、望ましい分離度を設定する能力がユーザに与えられていてもよい。例えば、分離度を用いるかどうか、用いるのであれば、分離度をいくつにするかをユーザが決定することを可能にするインターフェースがユーザに与えられていてもよい。あるいは、望ましい分離度は、システム・パラメータであり、かつ、ユーザによって設定可能であってもよい。例えば、システムは、必要に応じてユーザが調整できる、デフォルトの分離度を含んでもよい。
プロセス800では、結果として、意図されたユーザに関係づけられた任意のユーザが自分の連絡先リストを更新しても、既知である人々のリストが更新されない可能性がある。すなわち、意図されたユーザに関係づけられたユーザが自分の連絡先リストに連絡先を追加しても、その新しい連絡先が、意図されたユーザの、既知である人々のリストに反映されない可能性がある。この状況は、特に、特定の電子メールをスパム・フィルタリングから免除するために、既知である人々のリストをホワイト・リストとして用いる実施態様では、あまり有害にならないであろう。一方、プロセス800を周期的または非周期的に繰り返すことによって、この状況を弱めることが可能である。この状況を弱める別の方法は、連絡先リストの変更が追跡され、既知である人々のリストがそれに応じて、インクリメンタルな形式または更新が発生したときにプロセス800の更新または再初期化をトリガする形式で更新される更新システムを用いることである。
図9の電子メール管理インターフェース900を用いることによって、既知である人々のリストへの追加が可能である。電子メール管理インターフェース900と対話しているときのユーザのアクションが、特定の人々がユーザにとって既知であるという推論につながる可能性がある。逆に、ユーザは、特定の人々がユーザにとって既知でないことを表す特定のアクションを実施することが可能である。これらのアクションからユーザにとって既知であると推論された人々は、既知である人々のリストに追加される。
電子メール管理インターフェース900には2つの主要コンポーネントがあり、それらは、フォルダ・リスト902およびメッセージ・リスト904である。フォルダ・リスト902には、メッセージをファイリングできる様々なフォルダがある。フォルダ・リスト902からフォルダが選択されると、その内容がメッセージ・リスト904にリストされる。図示された例では、フォルダ・リスト902で「新規(New)」というフォルダが選択されていて、その内容がメッセージ・リスト904にリストされている。ドロップ・ダウン選択ボックス906は、メッセージ・リスト904に表示されたメッセージの、送信者に基づくフィルタリングに対応したものである。図示された例では、選択ボックス906で「すべて(Everyone)」が選択されているので、「新規」フォルダにあるすべてのメッセージがメッセージ・リスト904に表示されている。これらには、kg@somewhere.comからのメッセージ908と、noone@fr.comからのメッセージ910が含まれ、いずれも送信日が2003年9月4日である。マウスを用いてメッセージをメッセージ・リスト904からフォルダ・リスト902へクリック・アンド・ドラッグ(Clicking and dragging)すると、そのメッセージが、マウスの現在位置の下にある名前のフォルダにファイリングされ、フォルダ・リスト902で選択されていたフォルダからそのメッセージが削除される。
メッセージ・リスト904の下にある一連のボタンは、メッセージ・リスト904にあるメッセージをユーザが操作することを可能にする。例えば、「読む(Read)」ボタン912をクリックすると、メッセージ・リスト904で選択されているメッセージに対する電子メール読み取りインターフェース600が生成される。「保存」ボタン914をクリックすると、メッセージ・リスト904で選択されているメッセージが、ローカル・マシンのハード・ドライブか、リモート・サーバに保存される。「未読として保存」ボタン916をクリックすると、選択されているメッセージが未読としてマーキングされる。「スパムを報告」ボタン918をクリックすると、メッセージ・リスト904で選択されているメッセージに関して、スパム・メッセージをブロックするサービスにメッセージが送信される。「削除」ボタン920をクリックすると、選択されているメッセージがただちに削除されるか、削除済みメッセージ保管場所に一時的に移される。
電子メール管理インターフェース900に存在するフォルダ、メッセージ、およびボタンを使用しているときのユーザのアクションが、既知である人々のリストへの人々の追加につながる可能性がある。フォルダ・リスト902の様々なフォルダ間でメッセージを移動することは、そのメッセージの送信者または受信者が既知であるという推論につながる可能性がある。例えば、メッセージ908を「新規」フォルダからスパム・フォルダまたは削除フォルダ以外の別のフォルダにドラッグすることは、メッセージの送信者がユーザにとって既知であるという推論につながる可能性がある。「読む」ボタン912でメッセージを開くことは、そのメッセージの送信者が既知であるという推論を支持することが可能である。「保存」ボタン914または「未読として保存」ボタン916をクリックすることも、そのメッセージの送信者がユーザにとって既知であるという推論につながる可能性がある。一方、「スパムを報告」ボタン918および「削除」ボタン920を使用することは、送信者または受信者がユーザにとって既知であるという推論を打ち消す可能性がある。図6に関して前述されたことと同様に、電子メール管理インターフェース900を使用しているときの個々のアクションまたはアクションの組合せが、人々がユーザにとって既知であるという推論につながる可能性がある。ユーザにとって既知であると推論された人々は、ユーザによる確認(オプション)の後、既知である人々のリストに追加される。
図10〜12は、ユーザの通信の態様の制御における、既知である人々のリストの使用例である。既知である人々のリストを用いて、例えば電子メール・クライアントまたはインスタント・メッセージング・クライアントを用いる、ユーザの通信の態様を制御することが可能である。
図10は、既知である人々のリストを用いて、電子メール管理インターフェース900に表示されている電子メール・メッセージを制御することが可能であることを示している。電子メール管理インターフェースには、メッセージをファイリングできるフォルダ・リスト902がある。フォルダ・リスト902からフォルダが選択されると、その内容がメッセージ・リスト904にリストされる。図示された例では、フォルダ・リスト902で「新規」というフォルダが選択されていて、その内容がメッセージ・リスト904にリストされている。
ドロップ・ダウン選択ボックス906は、メッセージ・リスト904に表示されたメッセージの、送信者に基づくフィルタリングに対応したものである。図示された例では、選択ボックス906からオプション「既知の人々(People I Know)」が選択されている。これによって、表示されているメッセージが、ユーザにとって既知である人々のリストに関してフィルタリングされる。既知である人々のリストにある人々からのメッセージがメッセージ・リスト904に表示され、既知である人々のリストにない送信者からのメッセージはメッセージ・リスト904に表示されない。
例えば、図9のメッセージ・リスト904でも「新規」フォルダにメッセージが表示されていたが、そこでは、2つのメッセージ、すなわち、kg@somewhere.comからのメッセージ908とnoone@fr.comからのメッセージ910とが表示されていた。電子メール・アドレスkg@somewhere.comは、ユーザにとって既知である人々のリストに含まれているが、noone@fr.comは含まれていない。選択ボックス906で「既知の人々」が選択されると、メッセージ・リスト904でユーザに対して表示されるメッセージの集合からメッセージ910が除外される。表示されているメッセージは、kg@somewhere.comからのメッセージ908だけである。したがって、ユーザに対して表示される電子メール・メッセージを、既知である送信者のリストにある人々からのものだけに制限するために、そのリストが使用されたことになる。
図11は、図10の場合と逆の形で、既知である人々のリストを用いて、電子メール管理インターフェース900に表示されている電子メール・メッセージを制御することが可能であることを示している。電子メール管理インターフェースには、メッセージをファイリングできるフォルダ・リスト902がある。フォルダ・リスト902からフォルダが選択されると、その内容がメッセージ・リスト904にリストされる。図示された例では、フォルダ・リスト902で「新規」というフォルダが選択されていて、その内容がメッセージ・リスト904にリストされている。
ドロップ・ダウン選択ボックス906は、メッセージ・リスト904に表示されたメッセージの、送信者に基づくフィルタリングに対応したものである。図示された例では、選択ボックス906からオプション「未知の送信者(Unknown Senders)」が選択されている。これによって、表示されているメッセージが、図10の場合とは逆の形で、ユーザにとって既知である人々のリストに関してフィルタリングされる。つまり、既知である人々のリストにない人々からのメッセージがメッセージ・リスト904に表示され、既知である人々のリストにある送信者からのメッセージはメッセージ・リスト904に表示されない。
例えば、図9のメッセージ・リスト904でも「新規」フォルダにメッセージが表示されていたが、そこでは、2つのメッセージ、すなわち、kg@somewhere.comからのメッセージ908とnoone@fr.comからのメッセージ910とが表示されていた。電子メール・アドレスkg@somewhere.comは、既知である人々のリストに含まれているが、noone@fr.comは含まれていない。選択ボックス906で「未知の送信者」が選択されると、メッセージ・リスト904でユーザに対して表示されるメッセージの集合からメッセージ908が除外される。表示されているメッセージは、noone@fr.comからのメッセージ910だけである。したがって、ユーザに対して表示される電子メール・メッセージを、既知である送信者のリストにない人々からのものだけに制限するために、そのリストが使用されたことになる。
図12の電子メール制御インターフェース1200は、ユーザの電子メール・メッセージを、既知である人々のリストに基づいてさらに制御することを可能にする。電子メール制御インターフェースには、ユーザ選択ボックス1202がある。電子メール制御インターフェース1200で指定される制御が適用されるユーザは、ユーザ選択ボックス1202で選択される。一連のオプション1204〜1224は、受信された電子メールの様々なフィルタリング方法に対応したものである。
オプション1204〜1212は、選択されたユーザが受信する電子メールの送信者を定義することを可能にする。オプション1204は、すべての送信者からの電子メールを受信することを可能にする。オプション1204が選択されると、選択されたユーザは、既知である人々のリストに送信者が含まれているかどうかにかかわらず、任意の送信者から電子メールを受信する。オプション1206は、America Online(AOL)の会員からのみ電子メールを受信することを可能にする。オプション1206が選択されると、選択されたユーザは、America Onlineインターネット・サービス・プロバイダの顧客からのみ電子メール・メッセージを受信し、それ以外のメッセージはブロックされる。オプション1208は、既知である人々からのみ電子メールを受信することを可能にする。オプション1208が選択されると、選択されたユーザの電子メールが、既知である人々のリストに関してフィルタリングされる。リストにある人々からのメッセージは受け付けられ、それ以外のメッセージはブロックされる。
オプション1210は、すべての送信者からの電子メールをブロックすることを可能にする。オプション1210が選択されると、選択されたユーザに宛てられたすべての電子メール・メッセージがブロックされる。オプション1212は、カスタム送信者リストを使用して、どのようなメールを受信するかを決定する。カスタム送信者リストには、ホワイト・リストとブラック・リストとが含まれる。ホワイト・リストにある人々からのメッセージはユーザに対して表示され、ブラック・リストにある人々からのメッセージはユーザからブロックされる。オプション1204〜1212は、相互に排他的であることが可能である。
オプション1214は、写真またはファイルを含む電子メール・メッセージをすべてブロックすることを可能にする。オプション1214が選択されると、写真またはファイルを含むすべてのメッセージがブロックされる。オプション1216および1218は、ブロックされたメッセージの処理方法を定義することを可能にする。オプション1216は、ブロックされたメッセージを永続的に削除することを可能にする。オプション1216が選択されると、ブロックされたすべてのメッセージがただちに削除され、それらを見ることが二度とできなくなる。オプション1218は、ブロックされたメッセージを、スパム用に指定されたフォルダに配信することを可能にする。オプション1218が選択されると、ブロックされたメッセージが、スパム用に指定されたフォルダに置かれる。これらのメッセージは、必要であれば、これらがスパム・フォルダに置かれた後に見ることが可能である。第3のオプション(図示せず)を選択すると、ブロックされたメッセージが一時収容フォルダで保持される。一時収容フォルダに保存されたメッセージは、ユーザが選択できる一定時間の後に削除されることが可能である。オプション1216、1218、および第3のオプションは、相互に排他的である。
オプション1220〜1224は、選択ボックス1202で選択されたユーザがどのようなメールを受信するかを制御できる。オプション1220は、スパム・フィルタによる、着信電子メール・メッセージのフィルタリングを可能にする。このオプション1220が選択されると、スパム・メッセージかどうかに基づいてユーザの電子メール・メッセージがフィルタリングされる。メッセージがスパム・メッセージかどうかを決定するときに、既知である人々のリストがスパム・フィルタによって用いられることが可能である。例えば、スパム・フィルタは、どのメッセージを保管するかを決定するときに、既知である人々のリストをホワイト・リストとして用いることが可能である。ホワイト・リストにある人々からのメッセージが受け付けられ、ホワイト・リストにない人々からのメッセージは拒否されることが可能である。あるいは、ホワイト・リストを用いて、ホワイト・リストにある人々からの通信をスパム・フィルタリングから免除し、ホワイト・リストにない人々からの通信をスパム・フィルタリングにかけることが可能である。別の例として、スパム・フィルタは、既知である人々のリストを用いて、着信メッセージにスパム・スコアを割り当てることも可能である。既知である人々のリストにない人々からのメッセージは、リストにある人々からのメッセージより高いスパム・スコアを受ける。スパムであることが確定したメッセージはユーザのスパム・メールボックスに配信され、スパムでないメッセージは、ユーザのメイン・メールボックスに配信される。
オプション1222は、1つ以上のクリッカブル・ハイパーリンク(clickable hyperlinks)またはユニフォーム・リソース・ロケータ(uniform resource locators)(URL)が含まれるかどうかに基づいて着信電子メール・メッセージをフィルタリングすることを可能にする。オプション1222が選択されると、クリッカブルURLを有するメッセージがユーザのスパム・フォルダに配信され、クリッカブルURLを有しないメッセージがユーザのメイン・メールボックスに配信される。クリッカブルURLを有するメッセージの処理についての第2のオプション(図示せず)は、不適切なコンテンツまたはペアレンタル・コントロールがなされたコンテンツに導かれるURLを有するメッセージをユーザのスパム・フォルダに配信し、それ以外のメッセージをユーザのメイン・メールボックスに配信することを可能にする。オプション1224は、カスタム単語リストに含まれるいずれかの単語が含まれるかどうかに基づいてユーザの着信電子メール・メッセージをフィルタリングすることを可能にする。オプション1224が選択されると、カスタム単語リストにある単語を含むメッセージがユーザのスパム・フォルダに配信され、カスタム単語リストにある単語を含まないメッセージがユーザのメイン・メールボックスに配信される。
オプション1222および1224によって実施されるフィルタリングに、既知である人々のリストを併用することによって、既知である人々からのメッセージをこれらの制御から免除することが可能である。言い換えると、(選択された)オプション1222および1224で示される条件に適合するメッセージが、既知である人々のリストにメッセージの送信者がある場合を除いて、スパム・フォルダに送られることが可能である。例えば、URLを有するメッセージを受信することが可能である。通常は、オプション1222が選択されていると、URLを有するメッセージはスパム・フォルダに置かれる。ただし、URLを有するメッセージが、既知である人物からのものであれば、そのメッセージはスパム・フォルダに送られず、通常どおりに配信される。
電子メール制御インターフェース1200には、保存ボタン1226およびキャンセル・ボタン1228もある。保存ボタン1226をクリックすると、選択ボックス1202で選択されたユーザに関して行われたオプション1204〜1224の変更がすべて保存され、キャンセル・ボタン1228をクリックすると、行われた変更がすべて棄却され、その直前のオプション設定に戻る。
図10〜12に関して説明された、既知である人々のリストの使い方のほかに、インスタント・メッセージング・クライアントによるユーザの通信に関する別の使い方がある。例えば、既知である人々のIMスクリーン・ネームを用いて、インスタント・メッセージまたはチャット要求を、ユーザにとって既知である人々だけに制限することも可能である。さらに、既知である人々のIMスクリーン・ネームを用いて、ユーザにとって既知である人々だけがユーザのプレゼンス情報を見ることができるようにすることも可能である。すなわち、ユーザがオンラインかどうか(すなわち、IMシステムにログインしているかどうか)を、ユーザにとって既知ではない他のユーザが見ることを制限することが可能である。前に参照した図5で「randomcontact2」のプレゼンス情報が表示されているのは、「randomcontact2」にとって既知である人々のリストに「InternetAnn」が含まれているからである。自分にとって既知である人々のリストに「InternetAnn」がない他の人々はバディ・リスト・インターフェース500に表示されないが、これは、「InternetAnn」がそれらの人々のプレゼンス情報を見ることを制限されているからである。
既知である人々のリストを用いて、オンライン・プレゼンス情報の表示をより一般的に制限することも可能である。図13、14、および15は、既知である人々のリストを用いてオンライン・プレゼンス情報を制限することが可能な別の環境を示している。
図13に示すように、America Onlineなど、一部のサービスでは、ユーザが他のメンバを検索することが可能である。ユーザの検索条件に適合するメンバのリストには、メンバがオンラインかどうかの表示が含まれる。図示されるように、インターフェース1300は、ある人物の検索条件(例えば、プロファイルのどこかにJohn Doeを含むメンバ)に対する検索結果を表示するウィンドウ1310を含む。検索結果には、検索条件に適合するメンバのリストが含まれる。検索結果には、検索条件に適合する各メンバのスクリーン・ネーム、メンバ名、および居場所が含まれる。アイコン1314は、オンライン・プレゼンス情報を提供する。アイコン1314は、ウィンドウ1310において、現在オンラインであるメンバの横に表示される。
図14に示すように、America Onlineなど、一部のサービスでは、オンライン・プレゼンス情報がユーザのメンバ・プロファイルに表示される。ユーザのメンバ・プロファイルは、図13に示されるような検索結果からメンバが選択されたことの結果として表示されることが可能であり、また、例えば、ユーザがチャットや掲示板などの通信サービスを使用していてスクリーン・ネームに遭遇した時点で起動されることが可能である。サービスによっては、別の方法でメンバ・プロファイルを起動することも可能である。
ユーザが別のユーザのメンバ・プロファイルを起動すると、インターフェース1400が表示される。このインターフェースには、プロファイルが表示されているユーザのスクリーン・ネーム1402が含まれる。インターフェース1400にはさらに、プロファイルが表示されているユーザと対話することを可能にするいくつかのボタン1404が含まれる。インターフェース1400はさらに、オンライン・プレゼンス情報を表示する領域1406を有する。図示されたプロファイル例では、メンバは、チャット・ルーム「louisianam4m」でオンライン中である。メンバがオンラインでない場合は、メンバがオンラインでないことが領域1404に示される。
図15に示すように、一部のインスタント・メッセージング・サービスや他のオンライン・サービスでは、オンライン・プレゼンス情報を表示するWebページを提供している。図示されているように、Webブラウザ1500にはICQの検索ページ1502が表示されており、このページでは、ある人物がICQユーザのプロファイルを検索できる。プロファイル1510および1520は、プロファイルのどこかに「John Doe」が含まれるという条件で検索した結果として表示されている。アイコン1512および1522は、それぞれプロファイル1510および1520の一部であって、オンライン・プレゼンス情報を提供する。アイコン1512および1522は、ユーザがオンラインの場合と、オンラインでない場合とで別々の色で表示される。
これらのどの環境においても、既知である人々のリストに基づいてオンライン・プレゼンス情報を制限することが可能である。オンライン・プレゼンス情報は、ユーザにとって既知である人々のうちの一部またはすべての人々だけがユーザのオンライン・プレゼンス情報を見ることができるように制限されることが可能である。例えば、検索結果を見ている人物が、「Hotxjock28」というスクリーン・ネームのユーザにとって既知である人物でない場合は、アイコン1314が表示されないことが可能である。同様に、プロファイルを見ている人物が、「Hotxjock28」というスクリーン・ネームのユーザにとって既知でない場合は、領域1406にオンライン・プレゼンス情報がまったく表示されないことが可能である。最後に、プロファイル1510または1520を見ている人物が、プロファイル情報を表示されているユーザにとって既知でない場合、アイコン1512または1522は、ユーザがオンラインでないと示すことが可能であり、あるいは、オンライン・プレゼンス情報が使用不能であると示すことも可能である。
さらに、オンライン・プレゼンス情報の潜在的受け手が、インスタント・メッセージング・アプリケーションなどのアプリケーションから、あるいはWebページ、メンバ・プロファイル、またはメンバ検索結果を表示することによってオンライン・プレゼンス情報を要求した場合には、その潜在的受け手に対してオンライン情報が制限されるか、提供されないことが可能である。オンライン・プレゼンス情報を提供する一部の環境では、オンライン・プレゼンス情報を受けたいという要求に応答して情報が提供されることが可能である。そのような環境では、要求を受信したときに、オンライン・プレゼンス情報を伝達するかどうかの決定が、既知である人々のリストにその潜在的受け手が含まれているかどうかに基づいて行われることが可能である。潜在的受け手がリストに含まれていない場合は、潜在的受け手に対してオンライン・プレゼンス情報が制限されるか、提供されないことが可能である。
他の実施態様では、オンライン・プレゼンス情報の要求がないときには、オンライン・プレゼンス情報の潜在的受け手に対してオンライン・プレゼンス情報が制限されるか、提供されないことが可能である。環境によっては、オンライン・プレゼンス情報がユーザにあまねくブロードキャストされることが可能である。ユーザにとって既知である人々のリストにないユーザを、オンライン・プレゼンス情報のブロードキャストから除外することが可能である。
既知である人々のリストの別の使い方として、通信が未知の誰かから未成年者に対するものである場合に、未成年者に送られた、不審な内容の通信を排除する使い方がある。不適切な(例えば、ポルノなどの)通信は、電子メールなどで未成年者に何度も送信される。通信が不適切であるという特定の徴候や、不適切なコンテンツに誘導する可能性がある徴候が存在する場合がある。そのような徴候の1つは、例えば、電子メールの本文中にユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)があることである。別の徴候として、通信の中に含まれている特定の単語やフレーズ(下品な単語や卑猥な単語)がある。そのような徴候は、電子メールが未知の誰かから未成年者へのものである場合に、通信が不適切であることを示す強いインジケータであることが可能である。
一部のインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)(例えば、America Online, Inc.(AOL))は、マスタ・アカウント所有者が、関連するアカウントを未成年者アカウントとして指定することを可能にしている。不適切な通信の徴候を、既知である人々のリストと併用することにより、未成年者アカウントに送信された、潜在的に不適切な内容を排除することが可能である。
図16は、未成年者アカウントに送信された通信を排除するプロセス1600を示すフロー・チャートである。未成年者アカウントのユーザにとって既知である人々のリストが、例えば、前述の手法を用いて維持される(1605)。未成年者アカウントに送信された通信が受信されると(1610)、その通信の送信者が調べられる(1615)。その通信には、例えば、電子メールやインスタント・メッセージが含まれる可能性がある。
その通信が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が通信に含まれているかどうかについても調べられる(1620)。前述のように、そのような徴候として、通信の本文中にあるURLおよび/または通信の本文中に含まれる特定の単語などが挙げられる。
そのような徴候が通信に含まれていて、既知である人々のリストにその送信者がない場合、その通信は排除される(1625)。排除には、通信をブロックまたは削除することが含まれることが可能である。あるいは(またはそれに加えて)、排除には、マスタ・アカウント所有者はアクセスでき、未成年ユーザはアクセスできない、セキュリティ保護された場所に通信を置くことが含まれることが可能である。例えば、セキュリティ保護されたスパム・フォルダに通信を置くことが可能である。スパム・フォルダは、例えば、未成年アカウントのユーザがそのフォルダを見ることができないこと、またはそのフォルダがパスワード保護されていることによって、セキュリティ保護されることが可能である。
したがって、例えば、URLや特定の単語またはフレーズを含み、未成年者にとって既知でない誰か(すなわち、既知である人々のリストにない誰か)から未成年者アカウントに送信された電子メールは、自動的に削除またはブロックされることが可能である。あるいは、そのような電子メールがスパム・フォルダに送信されることが可能である。(例えば、未成年者がスパム・フォルダを見ることができないようにしたり、スパム・フォルダのアクセスに対しパスワードを要求したりすることにより)スパム・フォルダが未成年者に対してロックされるように指定されていれば、未成年者が不適切なコンテンツにさらされることを潜在的に回避することが可能である。
ここまでに記載された手法は、特定のハードウェアまたはソフトウェアの構成に限定されるものではまったくない。そうではなく、記載された手法は、ハードウェア、ソフトウェア、または両者の組合せによって実施態様されることが可能である。記載された方法およびプロセスは、少なくとも1つのプロセッサと少なくとも1つのデータ記憶システムとを含むプログラマブル・コンピュータで実行されるコンピュータ・プログラムとして実施態様されることが可能である。プログラムは、高レベル・プログラミング言語で実施態様されることが可能であり、必要に応じて、アセンブリ言語または他のより低いレベルの言語で実施態様されることも可能である。
そのようなプログラムは、一般に、コンピュータが使用可能な記憶媒体または記憶装置(例えば、CD−ROM、RAM、磁気ディスクなど)に格納される。プログラムの各命令は、コンピュータのプロセッサに読み込まれて実行された時点で、前述の各種操作をプログラマブル・コンピュータに実行させる。
ここまで、いくつかの実施態様を説明した。しかしながら、様々な修正が可能であることが理解されよう。したがって、特に説明した実施態様以外の実施態様も、添付の特許請求項の範囲内である。
(図面の説明)
例示的ネットワーク・コンピューティング環境のブロック図である。 既知である人々のリストを維持および使用するプロセスを示すフロー・チャートである。 ホワイト・リストおよびブラック・リストを手動で指定するためのインターフェースを示す図である。 アドレス帳のインターフェースを示す図である。 インスタント・メッセージング・クライアント・プログラムのインターフェースを示す図である。 電子メール・メッセージを読むためのインターフェースを示す図である。 電子メール・メッセージを書くためのインターフェースを示す図である。 他のユーザの連絡先を既知であると推論するプロセスを示すフロー・チャートである。 電子メール・メッセージを管理するためのインターフェースを示す図である。 電子メール・メッセージを管理するためのインターフェースを示す図である。 電子メール・メッセージを管理するためのインターフェースを示す図である。 メールおよびスパムの制御を設定および変更するためのインターフェースを示す図である。 既知である人々のリストを用いてオンライン・プレゼンス情報を制限することが可能な環境を示す図である。 既知である人々のリストを用いてオンライン・プレゼンス情報を制限することが可能な環境を示す図である。 既知である人々のリストを用いてオンライン・プレゼンス情報を制限することが可能な環境を示す図である。 未成年者アカウントに送信された通信を排除するプロセスを示すフロー・チャートである。

Claims (359)

  1. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持することと、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザではない第2の人物の連絡先リストに前記人物が含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することと、
    前記推論された人物を、前記ユーザに関連付けられた人々のリストに追加することと、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御することとを含む方法。
  2. 前記人物が前記ユーザの連絡先リストに含まれる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザの連絡先リストがバディ・リストである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記通信が電子メール通信を含む方法であって、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項4に記載の方法。
  8. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項4に記載の方法。
  10. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項10に記載の方法。
  12. ある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論することが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項1に記載の方法。
  17. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記リストを用いることが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを含む、請求項1に記載の方法。
  19. 前記通信が電子メールである、請求項18に記載の方法。
  20. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項18に記載の方法。
  21. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項1に記載の方法。
  22. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記リストを用いることが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項21に記載の方法。
  24. 前記リストを用いることが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを含む、請求項1に記載の方法。
  25. 前記リストを用いることが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを含む、請求項1に記載の方法。
  26. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを含む、請求項25に記載の方法。
  28. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項27に記載の方法。
  29. 前記通信が電子メールである、請求項25に記載の方法。
  30. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザの連絡先リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項1に記載の方法。
  31. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項1に記載の方法。
  32. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストに前記ユーザが追加した人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項1に記載の方法。
  33. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持することと、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザによる直接アクセス用に構成されていないある連絡先リストにおいて別の人物に関連付けられている前記第1の人物のメンバシップに、少なくとも部分的に基づいて推論することと、
    前記推論された人物を、前記ユーザに関連付けられた人々のリストに追加することと、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御することとを含む方法。
  34. 前記人物が前記ユーザの連絡先リストに含まれる、請求項33に記載の方法。
  35. 前記ユーザの連続先リストがバディ・リストである、請求項34に記載の方法。
  36. 前記通信が電子メール通信を含む方法であって、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  37. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項36に記載の方法。
  38. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項36に記載の方法。
  39. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項36に記載の方法。
  40. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項39に記載の方法。
  41. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項36に記載の方法。
  42. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む、請求項33に記載の方法。
  43. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項42に記載の方法。
  44. ある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論することが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを含む、請求項33に記載の方法。
  45. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項44に記載の方法。
  47. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項44に記載の方法。
  48. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項33に記載の方法。
  49. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを含む、請求項48に記載の方法。
  50. 前記リストを用いることが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを含む、請求項33に記載の方法。
  51. 前記通信が電子メールである、請求項50に記載の方法。
  52. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項50に記載の方法。
  53. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項33に記載の方法。
  54. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項53に記載の方法。
  55. 前記リストを用いることが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項53に記載の方法。
  56. 前記リストを用いることが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを含む、請求項33に記載の方法。
  57. 前記リストを用いることが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを含む、請求項33に記載の方法。
  58. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを含む、請求項57に記載の方法。
  59. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを含む、請求項57に記載の方法。
  60. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項59に記載の方法。
  61. 前記通信が電子メールである、請求項57に記載の方法。
  62. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザの連絡先リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項33に記載の方法。
  63. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項33に記載の方法。
  64. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストに前記ユーザが追加した人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項33に記載の方法。
  65. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持することと、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、他のユーザによって選択された通信識別子を含む、前記他のユーザに関連付けられた1つ以上の連絡先リストの特徴に、少なくとも部分的に基づいて推論することと、
    前記推論された人物を、前記ユーザに関連付けられた人々のリストに追加することと、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御することとを含む方法。
  66. 前記人物が前記ユーザの連絡先リストに含まれる、請求項65に記載の方法。
  67. 前記ユーザの連続先リストがバディ・リストである、請求項66に記載の方法。
  68. 前記通信が電子メール通信を含む方法であって、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む、請求項65に記載の方法。
  69. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項68に記載の方法。
  70. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項68に記載の方法。
  71. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項68に記載の方法。
  72. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項71に記載の方法。
  73. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項68に記載の方法。
  74. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む、請求項65に記載の方法。
  75. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項74に記載の方法。
  76. ある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論することが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを含む、請求項65に記載の方法。
  77. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項76に記載の方法。
  78. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項76に記載の方法。
  79. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項76に記載の方法。
  80. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項65に記載の方法。
  81. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを含む、請求項80に記載の方法。
  82. 前記リストを用いることが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを含む、請求項65に記載の方法。
  83. 前記通信が電子メールである、請求項82に記載の方法。
  84. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項82に記載の方法。
  85. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項65に記載の方法。
  86. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項85に記載の方法。
  87. 前記リストを用いることが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項85に記載の方法。
  88. 前記リストを用いることが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを含む、請求項65に記載の方法。
  89. 前記リストを用いることが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを含む、請求項65に記載の方法。
  90. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを含む、請求項89に記載の方法。
  91. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを含む、請求項89に記載の方法。
  92. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項91に記載の方法。
  93. 前記通信が電子メールである、請求項89に記載の方法。
  94. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザの連絡先リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項65に記載の方法。
  95. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項65に記載の方法。
  96. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストに前記ユーザが追加した人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを含む、請求項65に記載の方法。
  97. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持する動作と、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザではない第2の人物の連絡先リストに前記人物が含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論する動作と、
    前記推論された人物を、前記ユーザに関連付けられた人々のリストに追加する動作と、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御する動作とを、コンピュータに実施させる命令を含む、具体化されたコンピュータ・プログラムを格納する、コンピュータが使用可能な媒体。
  98. 前記人物が前記ユーザの連絡先リストに含まれる、請求項97に記載の媒体。
  99. 前記ユーザの連続先リストがバディ・リストである、請求項98に記載の媒体。
  100. 前記通信が電子メール通信を含む媒体であって、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  101. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項100に記載の媒体。
  102. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項100に記載の媒体。
  103. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項100に記載の媒体。
  104. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項103に記載の媒体。
  105. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項100に記載の媒体。
  106. 前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  107. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項106に記載の媒体。
  108. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  109. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項108に記載の媒体。
  110. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項108に記載の媒体。
  111. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項108に記載の媒体。
  112. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項97に記載の媒体。
  113. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項112に記載の媒体。
  114. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  115. 前記通信が電子メールである、請求項114に記載の媒体。
  116. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項114に記載の媒体。
  117. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項1記載の媒体。
  118. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項117に記載の媒体。
  119. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項117に記載の媒体。
  120. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  121. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  122. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項121に記載の媒体。
  123. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項121に記載の媒体。
  124. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項123に記載の媒体。
  125. 前記通信が電子メールである、請求項121に記載の媒体。
  126. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザの連絡先リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  127. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  128. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストに前記ユーザが追加した人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項97に記載の媒体。
  129. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持する動作と、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザによる直接アクセス用に構成されていないある連絡先リストにおいて別の人物に関連付けられている前記第1の人物のメンバシップに、少なくとも部分的に基づいて推論する動作と、
    前記推論された人物を、前記ユーザに関連付けられた人々のリストに追加する動作と、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御する動作とを、コンピュータに実施させる命令を含む、具体化されたコンピュータ・プログラムを格納する、コンピュータが使用可能な媒体。
  130. 前記人物が前記ユーザの連絡先リストに含まれる、請求項129に記載の媒体。
  131. 前記ユーザの連続先リストがバディ・リストである、請求項130に記載の媒体。
  132. 前記通信が電子メール通信を含む媒体であって、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  133. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項132に記載の媒体。
  134. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項132に記載の媒体。
  135. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項132に記載の媒体。
  136. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項135に記載の媒体。
  137. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項132に記載の媒体。
  138. 前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項130に記載の媒体。
  139. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項138に記載の媒体。
  140. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  141. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項140に記載の媒体。
  142. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項140に記載の媒体。
  143. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項140に記載の媒体。
  144. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項129に記載の媒体。
  145. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項144に記載の媒体。
  146. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  147. 前記通信が電子メールである、請求項146に記載の媒体。
  148. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項146に記載の媒体。
  149. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項129記載の媒体。
  150. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項149に記載の媒体。
  151. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項149に記載の媒体。
  152. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  153. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  154. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項153に記載の媒体。
  155. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項153に記載の媒体。
  156. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項155に記載の媒体。
  157. 前記通信が電子メールである、請求項153に記載の媒体。
  158. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザの連絡先リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  159. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  160. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストに前記ユーザが追加した人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項129に記載の媒体。
  161. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持する動作と、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、他のユーザによって選択された通信識別子を含む、前記他のユーザに関連付けられた1つ以上の連絡先リストの特徴に、少なくとも部分的に基づいて推論する動作と、
    前記推論された人物を、前記ユーザに関連付けられた人々のリストに追加する動作と、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御する動作とを、コンピュータに実施させる命令を含む、具体化されたコンピュータ・プログラムを格納する、コンピュータが使用可能な媒体。
  162. 前記人物が前記ユーザの連絡先リストに含まれる、請求項161に記載の媒体。
  163. 前記ユーザの連続先リストがバディ・リストである、請求項162に記載の媒体。
  164. 前記通信が電子メール通信を含む媒体であって、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  165. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項164に記載の媒体。
  166. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項164に記載の媒体。
  167. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項164に記載の媒体。
  168. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項167に記載の媒体。
  169. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項164に記載の媒体。
  170. 前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  171. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項170に記載の媒体。
  172. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  173. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項172に記載の媒体。
  174. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項172に記載の媒体。
  175. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項172に記載の媒体。
  176. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項161に記載の媒体。
  177. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項176に記載の媒体。
  178. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  179. 前記通信が電子メールである、請求項178に記載の媒体。
  180. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項178に記載の媒体。
  181. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項161記載の媒体。
  182. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項181に記載の媒体。
  183. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項181に記載の媒体。
  184. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  185. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  186. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項185に記載の媒体。
  187. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項185に記載の媒体。
  188. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項187に記載の媒体。
  189. 前記通信が電子メールである、請求項185に記載の媒体。
  190. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザの連絡先リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  191. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストにリストされている人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  192. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が前記ユーザ以外のある人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記人物が、前記ユーザのバディ・リストに前記ユーザが追加した人物の連絡先リストに含まれていることに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項161に記載の媒体。
  193. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持することと、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、それぞれが別々に、前記人物が前記ユーザに関連付けられているという推論を支持する2つ以上のユーザ・アクションの組合せに、少なくとも部分的に基づいて推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することと、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御することとを含む方法。
  194. 推論することが、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションを、前記2つ以上のアクションのうちの少なくとも1つとして検出することを含む、請求項193に記載の方法。
  195. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項194に記載の方法。
  196. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項194に記載の方法。
  197. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項194に記載の方法。
  198. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項197に記載の方法。
  199. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項194に記載の方法。
  200. 推論することが、前記ユーザと前記人物との間の通信を、前記2つ以上のアクションのうちの少なくとも1つとして検出することを含む、請求項193に記載の方法。
  201. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項200に記載の方法。
  202. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む方法であって、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に基づいて推論することが、
    前記ユーザの連絡先リストにアクセスして、前記ユーザの連絡先リストにある第1の連絡先を調べることと、
    前記第1の連絡先の連絡先リストにアクセスして、前記第1の連絡先の連絡先リストにある第2の連絡先を調べることとを含む、請求項193に記載の方法。
  203. 推論することが、さもなければある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論するために使用される要因に対して軽減するユーザ・アクションを検出することを含む、請求項193に記載の方法。
  204. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項203に記載の方法。
  205. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項203に記載の方法。
  206. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項203に記載の方法。
  207. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項193に記載の方法。
  208. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを含む、請求項207に記載の方法。
  209. 前記リストを用いることが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを含む、請求項193に記載の方法。
  210. 前記通信が電子メールである、請求項209に記載の方法。
  211. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項209に記載の方法。
  212. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項193に記載の方法。
  213. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項212に記載の方法。
  214. 前記リストを用いることが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項212に記載の方法。
  215. 前記リストを用いることが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを含む、請求項193に記載の方法。
  216. 前記リストを用いることが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを含む、請求項193に記載の方法。
  217. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを含む、請求項216に記載の方法。
  218. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを含む、請求項216に記載の方法。
  219. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項218に記載の方法。
  220. 前記通信が電子メールである、請求項216に記載の方法。
  221. 前記2つ以上のアクションのそれぞれが、関連付けられたスコアを有し、推論することが、
    前記2つ以上のアクションを検出することと、
    前記2つ以上のアクションに関連付けられたスコアから合計スコアを求めることと、
    前記合計スコアをしきい値スコアと比較して、前記人物が前記ユーザにとって既知であるかどうかを推論することとを含む、請求項193に記載の方法。
  222. 前記2つ以上のアクションに関連付けられたスコアが、前記人物が前記ユーザにとって既知であるという推論を支持するアクションに対応する正のスコアと、前記人物が前記ユーザにとって既知であるという推論を打ち消すアクションに対応する負のスコアとを含む、請求項221に記載の方法。
  223. 推論することが、
    前記2つ以上のアクションを検出することと、
    前記2つ以上のアクションが、前記人物が前記ユーザにとって既知であることを示すと指定されている、アクションの組合せかどうかを調べることとを含む、請求項193に記載の方法。
  224. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持する動作と、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、それぞれが別々に、前記人物が前記ユーザに関連付けられているという推論を支持する2つ以上のユーザ・アクションの組合せに、少なくとも部分的に基づいて推論する動作と、
    前記推論された人物を前記リストに追加する動作と、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御する動作とを、コンピュータに実施させる命令を含む、具体化されたコンピュータ・プログラムを格納する、コンピュータが使用可能な媒体。
  225. 推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションを、前記2つ以上のアクションのうちの少なくとも1つとして検出することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  226. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項225に記載の媒体。
  227. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項225に記載の媒体。
  228. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項225に記載の媒体。
  229. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項228に記載の媒体。
  230. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項225に記載の媒体。
  231. 推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記ユーザと前記人物との間の通信を、前記2つ以上のアクションのうちの少なくとも1つとして検出することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  232. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項231に記載の媒体。
  233. 前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含み、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に基づいて推論することが、
    前記ユーザの連絡先リストにアクセスして、前記ユーザの連絡先リストにある第1の連絡先を調べることと、
    前記第1の連絡先の連絡先リストにアクセスして、前記第1の連絡先の連絡先リストにある第2の連絡先を調べることとを含む、請求項224に記載の方法。
  234. 推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  235. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項234に記載の媒体。
  236. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項234に記載の媒体。
  237. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項234に記載の媒体。
  238. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項224に記載の媒体。
  239. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項238に記載の媒体。
  240. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  241. 前記通信が電子メールである、請求項240に記載の媒体。
  242. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項240に記載の媒体。
  243. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項224記載の媒体。
  244. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項243に記載の媒体。
  245. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項243に記載の媒体。
  246. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  247. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  248. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項247に記載の媒体。
  249. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項247に記載の媒体。
  250. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項249に記載の媒体。
  251. 前記通信が電子メールである、請求項247に記載の媒体。
  252. 前記2つ以上のアクションのそれぞれが、関連付けられたスコアを有し、推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、
    前記2つ以上のアクションを検出することと、
    前記2つ以上のアクションに関連付けられたスコアから合計スコアを求めることと、
    前記合計スコアをしきい値スコアと比較して、前記人物が前記ユーザにとって既知であるかどうかを推論することとを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  253. 前記2つ以上のアクションに関連付けられたスコアが、前記人物が前記ユーザにとって既知であるという推論を支持するアクションに対応する正のスコアと、前記人物が前記ユーザにとって既知であるという推論を打ち消すアクションに対応する負のスコアとを含む、請求項252に記載の媒体。
  254. 推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、
    前記2つ以上のアクションを検出することと、
    前記2つ以上のアクションが、前記人物が前記ユーザにとって既知であることを示すと指定されている、アクションの組合せかどうかを調べることとを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項224に記載の媒体。
  255. ユーザに関連付けられた人々のリストを維持する手段と、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、それぞれが別々に、前記人物が前記ユーザに関連付けられているという推論を支持する2つ以上のユーザ・アクションの組合せに、少なくとも部分的に基づいて推論する手段と、
    前記推論された人物を前記リストに追加する手段と、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御する手段とを含む装置。
  256. ユーザにとって既知である人々のリストを維持することと、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと受信されたメッセージとの間の対話に、少なくとも部分的に基づいて推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することと、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御することとを含む方法。
  257. 前記受信されたメッセージが、前記人物から受信された電子メール・メッセージである、請求項256に記載の方法。
  258. 前記対話が、前記人物から受信した電子メール・メッセージに返信するか、その電子メール・メッセージを転送、保存、または印刷することを含む、請求項257に記載の方法。
  259. 前記対話が、前記電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項257に記載の方法。
  260. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項259に記載の方法。
  261. 前記対話が、前記人物から受信された電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項257に記載の方法。
  262. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザが前記人物にメッセージを送信することに、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む、請求項256に記載の方法。
  263. 前記受信されたメッセージがインスタント・メッセージである、請求項256に記載の方法。
  264. ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に、少なくとも部分的に基づいて推論することをさらに含む方法であって、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に基づいて推論することが、
    前記ユーザの連絡先リストにアクセスして、前記ユーザの連絡先リストにある第1の連絡先を調べることと、
    前記第1の連絡先の連絡先リストにアクセスして、前記第1の連絡先の連絡先リストにある第2の連絡先を調べることとを含む、請求項256に記載の方法。
  265. それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することに、少なくとも部分的に基づいて、ある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論することをさらに含む、請求項256に記載の方法。
  266. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項265に記載の方法。
  267. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項265に記載の方法。
  268. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項265に記載の方法。
  269. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項256に記載の方法。
  270. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを含む、請求項269に記載の方法。
  271. 前記リストを用いることが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを含む、請求項256に記載の方法。
  272. 前記通信が電子メールである、請求項271に記載の方法。
  273. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項271に記載の方法。
  274. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項256に記載の方法。
  275. 前記リストを用いることが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項274に記載の方法。
  276. 前記リストを用いることが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを含む、請求項274に記載の方法。
  277. 前記リストを用いることが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを含む、請求項256に記載の方法。
  278. 前記リストを用いることが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを含む、請求項256に記載の方法。
  279. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを含む、請求項278に記載の方法。
  280. 通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記通信のフィルタリングが、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを含む、請求項278に記載の方法。
  281. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項280に記載の方法。
  282. 前記通信が電子メールである、請求項278に記載の方法。
  283. ユーザにとって既知である人々のリストを維持する動作と、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと受信されたメッセージとの間の対話に、少なくとも部分的に基づいて推論する動作と、
    前記推論された人物を前記リストに追加する動作と、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御する動作とを、コンピュータに実施させる命令を含む、具体化されたコンピュータ・プログラムを格納する、コンピュータが使用可能な媒体。
  284. 前記受信されたメッセージが、前記人物から受信された電子メール・メッセージである、請求項283に記載の媒体。
  285. 前記対話が、前記人物から受信した電子メール・メッセージに返信するか、その電子メール・メッセージを転送、保存、または印刷することを含む、請求項284に記載の媒体。
  286. 前記対話が、前記電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項284に記載の媒体。
  287. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項286に記載の媒体。
  288. 前記対話が、前記人物から受信された電子メールを、所定時間の間、開かれた状態で保持することを含む、請求項286に記載の媒体。
  289. 前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザが前記人物にメッセージを送信することに、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項283に記載の媒体。
  290. 前記受信されたメッセージがインスタント・メッセージである、請求項283に記載の媒体。
  291. 前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に、少なくとも部分的に基づいて推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含み、前記ユーザによって実施されるアクション以外の徴候に基づいて推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、
    前記ユーザの連絡先リストにアクセスして、前記ユーザの連絡先リストにある第1の連絡先を調べることと、
    前記第1の連絡先の連絡先リストにアクセスして、前記第1の連絡先の連絡先リストにある第2の連絡先を調べることとを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項283に記載の媒体。
  292. 前記コンピュータ・プログラムが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザに関連付けられていると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することに、少なくとも部分的に基づいて、ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを推論することを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項283に記載の媒体。
  293. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項292に記載の媒体。
  294. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項292に記載の媒体。
  295. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのうちの少なくとも1つに移すステップを実行することを含む、請求項292に記載の媒体。
  296. 前記ユーザに関連付けられた人々が、ユーザに怪しまれていない人々である、請求項283に記載の媒体。
  297. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々から受信した通信がスパム・フィルタリングから免除されるように、前記リストをホワイト・リストとして用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項296に記載の媒体。
  298. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、受信される通信を、前記リストにある人々からの通信に限定するために、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項283に記載の媒体。
  299. 前記通信が電子メールである、請求項298に記載の媒体。
  300. 前記通信がインスタント・メッセージである、請求項298に記載の媒体。
  301. 前記ユーザに関連付けられた人々が、前記ユーザにとって既知である人々である、請求項283記載の媒体。
  302. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにある人々からの電子メールが表示され、前記リストにない人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項301に記載の媒体。
  303. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、前記リストにない人々からの電子メールが表示され、前記リストにある人々からの電子メールが表示されないように、電子メールの表示をフィルタリングするために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項302に記載の媒体。
  304. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、どのインスタント・メッセージング・インターフェースが前記ユーザのオンライン・プレゼンスを表示するかを、前記リストにある人々に関連付けられたインスタント・メッセージング・インターフェースに限定するために前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項283に記載の媒体。
  305. 前記リストを用いるために、前記コンピュータ・プログラムが、通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信を排除するように、ペアレンタル・コントロールとの併用で動作するホワイト・リストとして、前記リストを用いることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項283に記載の媒体。
  306. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの前記通信をブロックすることを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項305に記載の媒体。
  307. 通信をフィルタリングするために、前記コンピュータ・プログラムが、前記通信の内容が未成年者アカウントのユーザにとって不適切であるという徴候が前記通信に含まれる場合に、前記リストにない人々からの通信をスパム・フォルダに置くことを、コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項305に記載の媒体。
  308. 前記スパム・フォルダが、未成年者アカウントのユーザに対してロックされる、請求項307に記載の媒体。
  309. 前記通信が電子メールである、請求項305に記載の媒体。
  310. ユーザにとって既知である人々のリストを維持する手段と、
    ある人物が前記ユーザに関連付けられていることを、前記ユーザと受信されたメッセージとの間の対話に、少なくとも部分的に基づいて推論する手段と、
    前記推論された人物を前記リストに追加する手段と、
    前記リストを用い、前記ユーザと他者との間の通信の態様を、前記他者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて制御する手段とを含む装置。
  311. オンライン・プレゼンス情報を提供する方法であって、
    ユーザにとって既知であると推論された人々のリストにアクセスすることと、
    前記ユーザのオンライン・プレゼンス情報にアクセスすることと、
    前記オンライン・プレゼンス情報の潜在的受信者を調べることと、
    前記潜在的受信者を前記アクセスされたリストと比較して、前記潜在的受信者が前記リストに含まれているかどうかを調べることと、
    前記潜在的受信者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて、前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することとを含む方法。
  312. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することが、前記潜在的受信者が前記リストに含まれていない場合には前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達しないことを決定することを含む、請求項311に記載の方法。
  313. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することが、前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者のインスタント・メッセージング・アプリケーションに伝達するかどうかを決定することを含む、請求項311に記載の方法。
  314. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することが、前記オンライン・プレゼンス情報をWebページに表示するかどうかを決定することを含む、請求項311に記載の方法。
  315. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することが、前記オンライン・プレゼンス情報をメンバ検索結果に表示するかどうかを決定することを含む、請求項311に記載の方法。
  316. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することが、前記オンライン・プレゼンス情報をメンバ・プロファイルに表示するかどうかを決定することを含む、請求項311に記載の方法。
  317. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することが、オンライン・プレゼンス情報の要求を前記潜在的受信者から受信した場合に前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することを含む、請求項311に記載の方法。
  318. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することが、前記潜在的受信者からの前記オンライン・プレゼンス情報の要求がない前記潜在的受信者に前記オンライン・プレゼンス情報を伝達するかどうかを決定することを含む、請求項311に記載の方法。
  319. ある人物が前記ユーザにとって既知であることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに基づいて推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することとをさらに含む、請求項311に記載の方法。
  320. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項320に記載の方法。
  321. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項320に記載の方法。
  322. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項320に記載の方法。
  323. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項322に記載の方法。
  324. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれたままにすることを含む、請求項320に記載の方法。
  325. ある人物が前記ユーザにとって既知であることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することとをさらに含む、請求項311に記載の方法。
  326. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項325に記載の方法。
  327. ある人物が前記ユーザにとって既知であることを推論することをさらに含む方法であって、推論することが、
    前記ユーザの連絡先リストにアクセスして、前記ユーザの連絡先リストにある第1の連絡先を調べることと、
    前記第1の連絡先の連絡先リストにアクセスして、前記第1の連絡先の連絡先リストにある第2の連絡先を調べることとを含む、請求項311に記載の方法。
  328. それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザにとって既知であると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することに、少なくとも部分的に基づいて、ある人物が前記ユーザにとって既知であると推論することをさらに含む、請求項311に記載の方法。
  329. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項328に記載の方法。
  330. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項328に記載の方法。
  331. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのいずれかに移すステップを実行することを含む、請求項328に記載の方法。
  332. ある人物が前記ユーザにとって既知であると、前記ユーザが明確に指定することを可能にすることと、
    前記指定された人物を前記リストに追加することとをさらに含む、請求項311に記載の方法。
  333. ある人物が前記ユーザにとって既知であることを推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することとをさらに含む、請求項311に記載の方法。
  334. ある人物が前記ユーザにとって既知であることを、前記ユーザの連絡先リストにアクセスして確定することと、
    前記確定された人物を前記リストに追加することとをさらに含む、請求項333に記載の方法。
  335. オンライン・プレゼンス情報を提供するために、
    ユーザにとって既知であると推論された人々のリストにアクセスする動作と、
    前記ユーザのオンライン・プレゼンス情報にアクセスする動作と、
    前記オンライン・プレゼンス情報の潜在的受信者を調べる動作と、
    前記潜在的受信者を前記アクセスされたリストと比較して、前記潜在的受信者が前記リストに含まれているかどうかを調べる動作と、
    前記潜在的受信者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて、前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定する動作とを、コンピュータに実施させる命令を含む、具体化されたコンピュータ・プログラムを格納する、コンピュータが使用可能な媒体。
  336. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記潜在的受信者が前記リストに含まれていない場合には前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達しないことを決定することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  337. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者のインスタント・メッセージング・アプリケーションに伝達するかどうかを決定することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  338. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記オンライン・プレゼンス情報をWebページに表示するかどうかを決定することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  339. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記オンライン・プレゼンス情報をメンバ検索結果に表示するかどうかを決定することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  340. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記オンライン・プレゼンス情報をメンバ・プロファイルに表示するかどうかを決定することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  341. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定するために、前記コンピュータ・プログラムが、オンライン・プレゼンス情報の要求を前記潜在的受信者から受信した場合に前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  342. 前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定するために、前記コンピュータ・プログラムが、前記潜在的受信者からの前記オンライン・プレゼンス情報の要求がない前記潜在的受信者に前記オンライン・プレゼンス情報を伝達するかどうかを決定することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  343. 前記コンピュータ・プログラムが、
    ある人物が前記ユーザにとって既知であることを、前記人物からの電子メール通信に関連する肯定的なユーザ・アクションに基づいて推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することとを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  344. 前記肯定的なアクションが、前記人物に電子メールを送信することを含む、請求項343に記載の媒体。
  345. 前記肯定的なアクションが、前記人物から受信した電子メールに返信するか、その電子メールを転送、保存、または印刷することを含む、請求項343に記載の媒体。
  346. 前記肯定的なアクションが、電子メールを第1のフォルダから第2のフォルダに移すことを含む、請求項343に記載の媒体。
  347. 前記第1のフォルダが受信箱フォルダであり、前記第2のフォルダが、削除フォルダまたはスパム・フォルダ以外のフォルダである、請求項346に記載の媒体。
  348. 前記肯定的なアクションが、前記人物からの電子メールを、所定時間の間、開かれたままにすることを含む、請求項343に記載の媒体。
  349. 前記コンピュータ・プログラムが、
    ある人物が前記ユーザにとって既知であることを、前記ユーザと前記人物との間の通信を検出することに、少なくとも部分的に基づいて推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することとを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  350. 前記通信がインスタント・メッセージング通信である、請求項349に記載の媒体。
  351. 前記コンピュータ・プログラムが、ある人物が前記ユーザにとって既知であることを推論することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含み、ある人物が前記ユーザにとって既知であることを推論するために、前記コンピュータ・プログラムが、
    前記ユーザの連絡先リストにアクセスして、前記ユーザの連絡先リストにある第1の連絡先を調べることと、
    前記第1の連絡先の連絡先リストにアクセスして、前記第1の連絡先の連絡先リストにある第2の連絡先を調べることとを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  352. 前記コンピュータ・プログラムが、それに対して不利に作用するユーザ・アクションがない場合にはある人物が前記ユーザにとって既知であると推論される要因となるところの事柄に対して、その不利に作用するユーザ・アクションを検出することに、少なくとも部分的に基づいて、ある人物が前記ユーザにとって既知であることを推論することを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  353. 前記ユーザ・アクションが、前記ユーザが前記人物からの通信をスパムとして報告するステップを実行することを含む、請求項352に記載の媒体。
  354. 前記ユーザ・アクションが、人物をブラック・リストに追加するステップを実行することを含む、請求項352に記載の媒体。
  355. 前記ユーザ・アクションが、前記人物からの通信を、スパム・フォルダおよび削除フォルダのいずれかに移すステップを実行することを含む、請求項352に記載の媒体。
  356. 前記コンピュータ・プログラムが、
    ある人物が前記ユーザにとって既知であると、前記ユーザが明確に指定することを可能にすることと、
    前記指定された人物を前記リストに追加することとを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  357. 前記コンピュータ・プログラムが、
    ある人物が前記ユーザにとって既知であることを推論することと、
    前記推論された人物を前記リストに追加することとを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項335に記載の媒体。
  358. 前記コンピュータ・プログラムが、
    ある人物が前記ユーザにとって既知であることを、前記ユーザの連絡先リストにアクセスして確定することと、
    前記確定された人物を前記リストに追加することとを、前記コンピュータにさせる命令をさらに含む、請求項357に記載の媒体。
  359. オンライン・プレゼンス情報を提供する装置であって、
    ユーザにとって既知であると推論された人々のリストにアクセスする手段と、
    前記ユーザのオンライン・プレゼンス情報にアクセスする手段と、
    前記オンライン・プレゼンス情報の潜在的受信者を調べる手段と、
    前記潜在的受信者を前記維持されたリストと比較して、前記潜在的受信者が前記リストに含まれているかどうかを調べる手段と、
    前記潜在的受信者が前記リストに含まれているかどうかに基づいて、前記オンライン・プレゼンス情報を前記潜在的受信者に伝達するかどうかを決定する手段とを含む装置。
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