JP3865142B2 - 注入装置の穴あけピン - Google Patents

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Description

本発明は1回だけ用いることのできる体内注入目的のための穴あけピンに関する。体内注入目的のための穴あけピンは先端と注入液体の流れを運ぶ貫通導管を有するピン本体とによって本質的に構成されている。
注入装置が注入瓶に連結された時、穴あけピンの先端は注入瓶の弾性カプセルを刺し通しピン本体が注入装置に連結され、それにより注入瓶に収容されている薬物が患者の身体の中にゆっくりと連続して注入されるようにする。
注入目的のための穴あけピンは多くの連続した使用が可能であるような方式に形成されることが知られている。
あいにくと、このようなピンは第1回の使用においてのみ殺菌され再度殺菌がなされなければ次の使用の間に汚染される危険がある。
このピンはしたがって蓋、カプセルもしくは注入瓶の中の物質によって最初その先端が汚染され、又は次にピン本体が注入装置のいずれかの部分もしくは患者によって汚染されることになる。
注入目的のための従来技術の穴あけピンの他の欠点が以下に記載される。
注入目的のための穴あけピンの先端は注入瓶の蓋の弾性カプセルを刺し通し薬物を内部導管により注入装置に向って案内するように作られている。穴あけピンが連続した機会に用いられた時その先端は新しい注入瓶のカプセルの連続した穴あけにおいて瓶の中に押し込まれ、続いて再び使用される前に瓶から引出される。多数回の穴あけ作用はピンの先端の斜めにされた端の切れ味を鈍くし、そのため先端の効力を減少させることになる。さらに、前記の摩損によるプラスチックの粒子又は丸くなった先端の使用から生じるゴムの粒子がピンの内部導管を通過し適当なフィルターのような保持手段が注入装置に設けられなければ患者の体内に注入されることになる。
上記の欠点をなくすため、再使用することのできない注入目的のための穴あけピンが開発されることが強く求められているが、しかしこのような穴あけピンは未だ提案されていない。
このため、本発明の目的は1回しか使用できない注入目的のための穴あけピンを提供することである。
本発明によれば、この目的は、主要中空部分を形成するピン本体と前記主要部分から延びかつ少なくとも1つの内部導管を含む長手方向の突起と注入瓶の弾性カプセルを穴あけし長手方向の突起の前記内部導管から延びる内部導管を含む穴あけ手段とによって構成される注入目的のための1回使用の穴あけピンによって達成されるが、この穴あけピンは、
前記穴あけ手段が、前記長手方向の突起から取外しできかつ前記長手方向の突起に一時的な締結手段によって連結される部分によって構成され、それにより前記穴あけ手段が前記カプセルを刺し通した時前記穴あけ手段が穴あけする力を前記長手方向の突起に伝達しまた前記穴あけ手段と前記長手方向の突起とが前記カプセルを通過した時前記穴あけ手段が前記長手方向の突起に固定されたままとなるようにし、
前記穴あけ手段がさらに同様に前記カプセルを通過することのできる少なくとも1つの延長部分を有し、
前記延長部分と前記一時的な締結手段とが、穴あけピンが瓶から引出された時長手方向の突起から分離されそれにより前記穴あけ手段が注入瓶の内部に残るようにする、
点で改良されている。
本発明は、実例によって以下に与えられる実施態様の以下の記載を読むことにより、より良く理解されまたその第2の特徴と利点とが明らかとなるであろう。
当然に以下の記載と図面とは限定されない表示により純粋に与えられたものである。
添付図面が参照されるが、
図1は本発明の穴あけピンの軸方向断面図である。
図2は図1のIIの方向に見た概略破截前面図である。
図3Aは穴あけピンの本体からの長手方向突起の破截側面図である。
図3Bは図4BのIII−III上のピンの先端の軸方向断面図である。
図4Aは図3AのIVA方向の穴あけピンの本体からの長手方向突起の端部の概略前面図である。
図4Bは図3BのIVB方向のピンの先端の概略後面図である。
図5は穴あけピンの先端が注入瓶の蓋を刺し通す前の穴あけピンと注入瓶との破截軸方向断面図である。
図6は図5と同様であるが蓋がピンにより完全に刺し通された後のピンと蓋との相対位置を示す。
図7は図5と同様であるが注入瓶と穴あけピンが相互に分離された後の瓶とピンとを示す。
図1に示される穴あけピンは、
○ 穴あけ手段を構成し、基部24と注入瓶44の蓋42の弾性カプセル46に穴あけする傾斜した端部22とによって形成された、取外し自在の中空の先端20と、
○ 中空の主要部分34と、前記主要部分34から延びる長手方向の突起36と、前記主要部分34から延び前記長手方向の突起36を少なくとも一部取巻く環状側壁32とによって形成された、ピン本体30、
とを具備している。ピン本体30は円形断面の円筒体であり側壁32の外径は主要部分34の外径より大きい。側壁32の内周面もまた円形断面の円筒であり外周面が本質的に円筒で円形断面の長手方向の突起36を取巻く。主要部分34、側壁32、及び長手方向の突起36は第1の長手方向軸線39上に一列をなしこの軸線と同軸となっている。
中空の先端20の基部24はピン30の本体から長手方向の突起36に一時的に締結されるようになっている。
この目的で、前記一時的な締結手段28,38が中空の先端20の前記基部24とピン本体30からの前記長手方向の突起36の自由端とに配設される。
図3A,3Bと4A,4Bに見られるように、有利な特徴によれば、前記一時的な締結手段は長手方向の突起36の自由端上の第1の側部通路38と前記基部24上の第2の側部通路28とを有する案内装置によって構成され、前記第2の側部通路28は前記第1の側部通路38と相補的な要素を構成し、前記第1及び第2の側部通路28と38は前記中空の先端20をピン本体30の前記円筒状の突起36上に可逆的に位置させるため共働するようになっている。さらに、前記第2の側部通路28の断面形状はT字形に形成されている。
この実施態様では、第1及び第2の側部通路28及び38は可逆的な直線状の並進運動で共働し、そのため中空の先端20が長手方向の突起36の端部に対し並進運動で案内されるようになる。
第1の側部通路38は長手方向の突起36の周囲に相互に対し対称的に配置された2つの長手方向の溝で構成されている。これらの溝の内壁は長手方向の突起36に対する中空の先端20の回転運動を阻止する。
第2の側部通路28は前記第1の側部通路38の外周面と相補的な内周面を有し、特に全体として穴あけピン10にとって直角対称の平面を区画形成する対称の垂直の長手方向平面又は中央平面12の周りに相互に対し対称の2つの長手方向の突起を有している。
長手方向の突起36は円筒形であり、第1の側部通路38が位置するその自由端を除き円形断面を有している。
本発明の本質的な特徴によれば、ピン10が再使用されるのを阻止するため、ピンが注入瓶から分離された時必然的にピン本体30から外れるようになる取外し自在のピン20が設けられる。このため、中空の先端はまた注入瓶44のカプセル46を突き通しカプセル46を通過するときに先端20を邪魔することのない延長部26を有する。この延長部26は前記穴あけ手段20が前記一時的な締結手段28,38によりピン本体30上に位置決めされた時ピン本体の主要部分34の方に向く前記突起26に沿う表面の外周に僅かに突き出る突起26からなり、それによりピン10が瓶44から引抜かれた時カプセル46が前記突起26と当接するようになっている。
図1を参照すると、突起26が円筒形の長手方向の突起36の外周面の一部から半径方向に突出し、図示の実施態様では外周面の前記一部が、先端20がピン本体30に連結された時ピン本体の主要部分34の方を向く突起26に沿った表面を構成していることがわかる。先端20はこれがピン本体30に取付けられた時前記第1の長手方向軸線39に平行な第2の長手方向の軸線29を区画形成する。
図示の実施態様においては、突起26は第2の側部通路28に従いまたその外側延長部を構成する。図2と4Bに見られるように、突起はその長手方向の縁が内側に折られ第2の側部通路28の長手方向の突起を形成する長い楕円断面の中空の半円筒体の形式となっている。突起26の自由端は平面で第2の長手方向の軸線29に直角であり、ピン10が注入瓶44から分離された時カプセル46の内面が当接する平らな表面を形成する。カプセル46はしたがって、先端が側部通路案内装置のためピン本体30から容易に離れるようになったとき中空の先端20が戻るのを阻止し、それにより先端を瓶の中に落下させる。
注入される液体を収容する注入瓶44は本質的に、例えばガラスで作られた瓶と弾性カプセル46と蓋42とからなっている。図5から7に一部が示される注入瓶44はその頸部の外周面を取巻き瓶の開口を部分的に閉鎖ししかもピン10の先端20が通過する開口の中央部分に接近できるようにする蓋42を含んでいる。弾性材料で作られた円形断面の中空円筒体が注入瓶の頸部の内側を被覆しまた円筒体を完全に閉鎖する薄い壁を提供する弾性カプセル46を形成し、それにより注入瓶を閉鎖する要素を構成する。カプセル46の前面は瓶の開口を部分的に閉鎖する蓋42の部分の後面と平面で接触する。
蓋42の外周面は円筒形の形状をしておりその後端はガラス瓶の外側に向って内方に突出するリップを有している。
ピン本体の側壁は注入瓶の蓋42の外周面を受け入れるようになっており、またそれにより注入瓶のための支持要素として作用する。第1に、側壁32はある程度の弾性を有していなければならずまた蓋42を所定位置に保持することができ蓋が穴あけピン10から早まって分離することがないようにしなければならない。この目的のために、ピン本体30の側壁32は側壁32の全長にわたって延伸する均一に隙間を開けられた長手方向の切れ目を備える。
前記側壁32の自由端33は半径方向内側に突出する内面上のリブを含み、それにより前記リブ43が止め部又はストッパとしての作用をし前記蓋42が前記ピン本体30に十分に係合した時と前記注入瓶がピン10から離れるよう長手方向に動こうとした時に注入瓶44の蓋42の後面の縁に係合するようになっている。
したがって、注入瓶44がピン10上の所定位置にある時、側壁32は切れ目によって広がり、蓋42を取巻き、そして蓋42が側壁32によって完全に取巻かれた時、側壁32はその最初の形状に戻りリブ43が蓋42の後縁に当接し(図6)、瓶44がピン10から軸方向に分離されるのを阻止する。
これに加え、瓶44とピン10との間のさらなる軸方向の運動をする係合を阻止するため、前記側壁32をピン本体30の前記主要部分34に連結する内周面が、前記蓋が前記ピン本体30の中で十分に係合した時注入瓶の蓋42の端面と共働するのに適した張出し部45を有するのを保証することが有利である。
ピン本体を製造する適当な技術が、主要部分34が第1の長手方向の軸線39の周りに内周方向に対称の外周面を有することができるようにし、
前記側壁32の内周面31が前記第1の長手方向軸線39の周りの円筒形であり、
注入瓶44の前記蓋42の外周面が円筒形であり、前記側壁32の内周面の直径より小さいが等しい直接を有している。
本発明の他の形態が以下に記載され、注入液体が流れる導管に関している。液体は注入瓶からピンを通って流れなければならずまた注入装置に向って案内されなければならない。この形態はここには詳細に記載されていないが、ピン本体30の後側部分40によって実施され、前記部分40がピン10を介して注入瓶44に連結されるべき注入装置の要素、例えばホースと共働する手段を担持する。ピン本体30のこの後側部分40が、ピン本体30を軸方向に貫通し注入液体の流れを案内する作用をする導管の後側端部と合体する。この導管は第1の長手方向の軸線39上に中心を置き、ピン本体30の主要部分34の内側導管35をその延長部分、すなわち長手方向の突起36の第1の内側導管37aと共に具備している。図1に示されるように、ピン本体30の主要部分34は長手方向の突起36の前記内側導管37a,37bから延びる内側導管35を含み、主要部分の前記内側導管35の端部は予め切れ目の入れられたラテックスの隔膜によって閉じられている。
この隔膜はゴムで作ることができ、そして予め切れ目を入れる必要はないがしかし本発明の穴あけピン10と注入瓶44とによって構成された組立体が漏れのないことを保証する作用をする。瓶がピン上の所定位置にある時、液体はピン本体30の内側導管37aと35を通って流れまた隔膜のため液体はこれ以上は流れない。その後、ピン10が注入装置に連結され、他の中空のピン(図示しない)が前記隔膜を穴あけしそれにより注入液体が全注入装置の中へと流れることができるようにする。注入が終わった時、瓶は穴あけピンから分離され穴あけピンは注入装置から分離されるが、それは隔膜が可撓性でありその切れ目を再び閉じピン本体30の主要部分34の内側導管35に残っている液体が流れ出るのを阻止するからである。
中空の先端20は第2の長手方向の軸線29上に中心が置かれた導管25を含んでいる。長手方向の突起は、先端20が一時的な締結手段28,38を介してピン本体の長手方向の突起36上の所定位置にある時第2の長手方向の軸線29上に中心が位置し先端20の内部導管25と一列となる第2の内側導管37bを有している。
この第2の内側導管37bはその後端の近くの通気口又は空気吸入口に連結することができまた先端20の内部導管25に連通し、これら2つの内部導管37bと25はしたがってろ過された外部の空気の流れを、注入瓶の中に案内し瓶の内容物を空にすることができるようにする。先端20の基部24は長手方向の突起36の第1の内部導管37aの前端を閉じてはならず、またこのため長手方向の突起36の前端は長手方向の突起36の第1の導管37aが開く側が斜めにされている(図1)。さらに、先端20の基部24はその外側断面が第1の内部導管37aの端部をほんの僅か越えて突出する突起27を担持し、その内側断面は第2の内部導管37bの外側断面の一部分と相補的であり、第2の内部導管37bは第1の内部導管37aを越えて延びている。突起27の内側断面は長手方向の突起36に対し先端20が中央平面12により区画形成された横断方向に横方向の並進運動するのを阻止する作用をする。
実例として、本発明の注入目的のための穴あけピン10は射出成形されたプラスチック材料で作ることができる。ピンが用いられる連続した工程は図5から7に示されている。
図5は瓶44とピン10とが接触するに至る前を示しており、蓋42の前面の中央部分が先端20の斜めの端部に対面し瓶44の長手方向軸線がピン本体の第1の長手方向軸線39に平行で実質的にこの軸線39と一致している。
その後に、ピン10が図5の矢印13に沿って動かされ先端20の斜めの端部22が瓶44の弾性カプセル46に穴をあけ先端20と長手方向の突起36の主要部分が瓶44の中に突入するようにする。蓋42がピン本体10の前端部分に十分に係合されると(図6)、ピン本体10に対する蓋42の大きな動きが側壁32の内周面31により横断方向で阻止され、また張出し部45とリブ43の内側横方向の縁とによりそれぞれが構成された前側ストッパと後側ストッパのため軸方向で阻止される。カプセル46は穴あけされ刺し通された切れ目のリップが長手方向の突起36の外周面に当接するよう折り返される。瓶と穴あけピンの組立体はこうして得られ注入を行うのに安定し適したものとなる。
注入が完了した時、空の又は部分的に空の注入瓶44が少し軸方向に図7の矢印14の方向に引かれる。
その長手方向の切れ目により弾性となっている側壁32は蓋42を解放するように広がりそしてカプセル46の切れ目の折返されたリップが突起26の後面を横切る平面と接触するに至った時先端20がカプセル46に当接するようになる。このようにしてカプセル46は先端20を瓶の中に保持し切れ目のリップが折り返しカプセルを再び閉鎖し、先端20は注入瓶44の内部に捕われたままとなり本発明の注入目的の穴あけピン10が再使用できないようになる。

Claims (8)

  1. 主要中空部分(34)を形成するピン本体(30)と、前記主要中空部分(34)から延び少なくとも1つの内部導管(37a,37b)を含む長手方向の突起(36)と、注入瓶(44)の弾性カプセル(46)を穴あけし長手方向の突起(36)の前記内部導管(37a,37b)から延びる内部導管(25)を含む穴あけ手段(20)とによって構成された注入目的の1回使用の穴あけピン(10)であって、前記穴あけ手段(20)が、前記長手方向の突起(36)から取外し可能でありかつ一時的な締結手段(28,38)によって前記長手方向の突起(36)に連結されそれにより前記穴あけ手段(20)が前記カプセル(46)に穴をあけた時前記穴あけ手段(20)が穴あけする力を前記長手方向の突起(36)に伝達し、前記穴あけ手段(20)と前記長手方向の突起(36)とが前記カプセル(46)を通過した時前記穴あけ手段(20)が前記長手方向の突起(36)に固定されたままとなるようにし、前記一時的な締結手段(28,38)が穴あけピン(10)が注入瓶(44)から引抜かれた時前記穴あけ手段(20)が前記長手方向の突起(36)から分離できるようにしそれにより前記穴あけ手段(20)が注入瓶の内部にとどまるようにする、注入目的の1回使用の穴あけピン(10)において、
    ピン本体(30)がさらに、前記注入瓶(44)を支持し注入瓶を半径方向と軸方向とに保持する側壁(32)を含み、前記側壁(32)が前記主要部分(34)から延び前記長手方向の突起(36)を少なくとも一部取巻き、ピン本体(30)前記側壁(32)が前記側壁(32)の全長にわたって延び規則正しい間隔で配された長手方向の切れ目を有し、前記側壁(32)の自由端(33)がその内面に半径方向に突出するリブを含みそれにより前記リブ(43)が、前記蓋(42)が前記ピン本体(30)に十分に係合し前記注入瓶が穴あけピン(10)から離れるよう長手方向に動こうとした時、注入瓶(44)の蓋(42)の後面に係合する止め要素として作用するようにし、前記側壁(32)をピン本体(30)の前記主要部分(34)に連結する内面の周囲が、前記蓋(42)が前記ピン本体(30)に十分に係合した時注入瓶の前記蓋(42)の端面と共働するのに適した張出し部(45)を有しており、
    ピン本体(30)の主要部分(34)が、長手方向の突起(36)の第1の内部導管(37a)の中心が置かれる第1の長手方向の軸線(39)を区画形成し、前記第1の内部導管(37a)がピン本体(30)の主要部分(34)の内部導管(35)の延長部であり、前記穴あけ手段(20)の内部導管(25)が第2の長手方向の軸線(29)を区画形成し、長手方向の突起(36)がさらに前記第2の長手方向の軸線(29)上に中心が置かれた第2の内部導管(37b)を含み、前記第2の内部導管(37b)が、前記穴あけ手段(20)が前記一時的な締結要素(28,38)を介してピン本体(30)上の所定位置にある時前記穴あけ手段(20)の内部導管(25)の延長部を区画形成し、前記第2の内部導管(37b)が、ろ過された外部空気が前記注入瓶(44)の中に通過できるようにしている、
    いることを特徴とする注入目的の1回使用の穴あけピン。
  2. 前記穴あけ手段(20)がさらに、同様に前記カプセルを通過することのできる少なくとも1つの延長部(26)を有していることを特徴とする請求項1に記載の注入目的の穴あけピン(10)。
  3. 前記穴あけ手段が、前記カプセル(46)を穴あけするよう構成された斜めの端部で形成された中空の先端(20)とピン本体(30)の前記長手方向の突起(36)に一時的に固定されるよう構成された基部(24)とによって構成されていることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の注入目的の穴あけピン(10)。
  4. 前記一時的な締結手段(28,38)が最初中空の先端(20)の前記基部(24)に配置され次にピン本体(30)の前記長手方向の突起(36)の自由端に配置されることを特徴とする、
    請求項3に記載の注入目的の穴あけピン(10)。
  5. 前記一時的な締結手段が長手方向の突起(36)の自由端の第1の側部通路(38)と前記基部(24)の第2の側部通路(28)とを具備する案内装置によって構成され、前記第2の側部通路(28)が前記第1の側部通路(38)と相補的な要素を構成し、前記第1及びに第2の側部通路(28,38)が前記中空の先端(20)をピン本体(30)の前記円筒状突起(36)上に可逆的に位置させるため共働するよう構成されていることを特徴とする
    請求項4に記載の注入目的の穴あけピン(10)。
  6. 前記第2の側部通路(28)の断面がT字形である
    ことを特徴とする請求項5に記載の注入目的の穴あけピン(10)。
  7. 延長部(26)が、前記穴あけ手段(20)が前記一時的な締結手段(28,38)を介してピン本体(30)上の所定位置にある時ピン本体の主要部分(34)の方を向く前記突起(26)に沿う表面の外周面から横方向に張り出す突起(26)からなり、それによりカプセル(46)が、穴あけピン(10)が瓶(44)から引抜かれた時前記突起(26)に当接するようにしていることを特徴とする
    請求項2に記載の注入目的の穴あけピン(10)。
  8. ピン本体(30)の主要部分(34)が長手方向の突起(36)の前記内部導管(37a,37b)から延びる内部導管(35)を含み、主要部分の前記内部導管(35)の端部が予め切れ目の入れられたラテックスの隔膜によって閉じられることを特徴とする前記請求項1から7のうちのいずれか一つに記載の注入目的の穴あけピン(10)。
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