JP3864630B2 - ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼルエンジンの燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
直噴式ディーゼルエンジンにおいては、燃料噴射量や噴射時期等について設定自由度の高いコモンレール式燃料噴射装置が用いられる。この場合、寒冷時における低温始動に際してパイロット噴射とメイン噴射とを実行するものが知られている。つまり、シリンダ内での着火が困難な低温始動時に、メイン噴射に先立って少量のパイロット噴射を行い、これを火種としてメイン噴射による主燃焼を行わせる。パイロット噴射とメイン噴射との時間的間隔をパイロットインターバルという。
【0003】
パイロット噴射量とパイロットインターバルとは通常エンジンの冷却水温に応じて決められる。即ち、図9に示す如き低温マップと高温マップとを二つ用意し、水温TwがTwL 以下のときは低温マップを、水温TwがTwH 以上のときは高温マップを使用し、パイロット噴射量とパイロットインターバルとを決定する。TwL <Tw<TwH のときは低温マップと高温マップとを直線補間してそれらの値を決定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来低温側の制御は常温(20℃程度)を想定しており、より低温時(例えば−10℃程度)に始動が困難であった。即ち、図10は常温時の始動状況を示すが、このときは運転手がスタータON(クランキング)している最中にエンジンがかかり、スタータをOFF してもエンジンが自力運転し、回転速度を上昇させていく。低温時にもこのような状況になればよいのだが、図11に示すように低温だと運転手がスタータONの最中にエンジンがかかったと判断しても、実際にはエンジンが着火と失火とを繰り返しており、エンジン回転速度が大きく変動した状態となっている。よって運転手がスタータをOFF しても失火サイクルの発生によりエンスト、回転不安定、吹き上がり不良等が生じる。なお、最近ではグロープラグ等の始動補助装置が廃止される傾向にあり、このような始動性不良の改善は必須となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、エンジンの低温始動時にパイロット噴射とメイン噴射とを実行するディーゼルエンジンの燃料噴射装置において、低温始動時にエンジンが所定回転以下のとき、パイロットインターバルを一定値に固定し、パイロット噴射量を水温に応じて変化させると共に水温が低い程増加させ、エンジンが上記所定回転を越えたとき、パイロットインターバルをエンジン回転速度に応じて変化させ、パイロット噴射量を水温及びエンジン回転速度に応じて変化させると共に水温が低い程、かつエンジン回転速度が低い程増加させる制御を行うものである。
【0006】
ここで、上記パイロットインターバルを変化させる制御が、水温及びエンジン回転速度をパラメータとするパイロットインターバルマップに従って行われ、このマップが水温が低い程、またエンジン回転速度が高い程、パイロットインターバルを増加させるものであるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基いて説明する。
【0009】
図8は車両等に搭載される直噴ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射装置を示す。エンジンの各気筒毎にインジェクタ1が設けられ、各インジェクタ1には、高圧管73を通じ、コモンレール72に貯留されたコモンレール圧(数10〜数100MPa)の高圧燃料が常時供給されている。コモンレール72への燃料圧送は主に高圧ポンプ78によって行われる。即ち、燃料タンク74の常圧程度の燃料が燃料フィルタ75を通じてフィードポンプ76に吸引され、これにより燃料がフィード管77を通じて高圧ポンプ78に送られる。ここで燃料が高圧に加圧され、高圧管79を通じてコモンレール72に送られる。インジェクタ1からリークされた燃料がリーク管81を通じて燃料タンク74に戻される。高圧ポンプ78が出口圧を制御するための圧力制御部を有しているため、高圧ポンプ78から排出された燃料が戻り管80を通じて燃料タンク74に戻されるようになっている。
【0010】
かかる燃料噴射装置には燃料噴射制御を司る電子制御ユニット(以下ECUという)82が設けられる。これはエンジンの運転状態(エンジン回転速度、エンジン負荷等)に基づき、所定タイミングで所定長さの駆動パルスをインジェクタ1の電磁ソレノイド85に送出し、インジェクタ1を開閉制御する。駆動パルスの送出時間の長短に応じて燃料噴射量が増減される。またECU82はエンジン運転状態に応じてコモンレール圧をフィードバック制御する。即ち、コモンレール2にコモンレール圧センサ83が設けられ、この値に基づき高圧ポンプ78の出口圧を制御する。
【0011】
ECU82にはエンジン回転速度センサ86、アクセル開度センサ87、スタータスイッチ88及び水温センサ89が接続される。これらの出力に基づきECU82は、エンジン回転速度Ne(rpm) 、アクセル開度Acc(%) (エンジン負荷に相当)、スタータのON/OFF及びエンジン冷却水温Tw (℃) (エンジン温度に相当)を検知する。
【0012】
特にエンジン回転速度センサ86は、所定のクランク位相毎(例えば6°CA毎)に回転パルス(クランクパルス)を発生するようになっている。ECU82は所定時間当たりの回転パルス数をカウントし、エンジン回転速度Neを決定するようになっている。
【0013】
さて、この燃料噴射装置では主にECU82により以下の如きエンジン始動制御が実行される。図3にインジェクタ1の電磁ソレノイド85に送出される駆動パルスの様子を示す。図示するように、エンジン始動時には少量のパイロット噴射と多量のメイン噴射とが実行される。そしてここでは始動時の状況に応じて (a)〜(C) に示す三種類の噴射モードが選択される。
【0014】
(a) の噴射形態は通常モードと称し、パイロット噴射量Qpiがほぼ一定、パイロットインターバルTint がエンジン回転速度Neに応じた所定値とされるモードである。ここでのパイロット噴射量Qpi、パイロットインターバルTint は比較的小さい値である。なおパイロットインターバルTint とはパイロット噴射終了からメイン噴射開始までの無噴射期間をいう。
【0015】
(b) の噴射形態は固定モードと称する。ここではパイロット噴射量Qpiが水温Twに応じた所定値とされ、パイロットインターバルTint が一定値に固定される。ここでのパイロット噴射量Qpi及びパイロットインターバルTint は通常モードのときより大きい値とされる。
【0016】
(c) の噴射形態は寒冷時始動モードと称する。ここではパイロット噴射量QpiとパイロットインターバルTint とが水温Tw及びエンジン回転速度Neに応じて変化される。ここでのパイロット噴射量Qpi及びパイロットインターバルTint も通常モードのときより大きい値とされる。
【0017】
なお、全噴射モードにおいて、メイン噴射量とメイン噴射時期とはエンジン運転状態に応じて定められる。
【0018】
この始動制御は図1のフローチャートに従って行われる。なお図2に実際のエンジン始動状況を示すので適宜参照されたい。
【0019】
図1に示すように、このフローはイグニッションONと同時に開始される。ECU82はまずステップ1でスタータスイッチ88の出力から現在スタータがONか否かを判断する。始動当初はスタータONなので、ステップ6に進み噴射モードを固定モードとする。
【0020】
この後ステップ7に進み、アクセル開度センサ87の出力に基づく現在のアクセル開度Accと、所定の始動時判定アクセル開度Accstとを比較する。Acc≦Accstならステップ9に進んで始動制御を終了するが、始動中は通常アクセルオンでAcc>Accstなので、ステップ8に進み、エンジン回転速度センサ86の出力に基づく現在のエンジン回転速度Neと、所定の始動制御終了判定速度Neend とを比較する。ここではNeend が1000(rpm) ≦Neend ≦2000(rpm) を満たす一定値とされる。Ne≧Neend ならステップ9に進んで始動制御を終了するが、始動初期はエンジン回転が未だ十分上昇しておらず、Ne<Neend なので、始動制御を終了せずステップ1に戻る。
【0021】
このループを繰り返すうちにエンジン回転がある程度高まると、運転手はエンジンがかかったと判断し、スタータをOFF する。するとステップ1からステップ2に移行する。ステップ2では現在のエンジン回転速度Neと切換回転速度Nestとを比較する。Ne≦Nestならステップ6に進んで固定モードを選択する。Ne>Nestならステップ3に進む。
【0022】
ここで、ステップ2ではヒステリシスを伴う判断がなされる。図2を参照して、切換回転速度Nestは二種類のヒステリシス速度、即ち高速側切換値Nest1 と低速側切換値Nest2 とからなっている。図中実線で示すように、エンジン回転速度Neが一律に上昇するような場合、エンジン回転速度Neが高速側切換値Nest1 を初めて越えたときNe≦NestからNe>Nestに切り換わり、以降この状態が持続する。しかし、一点鎖線で示すように、着火・失火サイクルによりエンジン回転変動の大きい始動時では、エンジン回転速度Neが高速側切換値Nest1 を越えても再び下降して高速側切換値Nest1 を下回るときがある。そこで、このようなときは制御の安定性を考え、高速側切換値Nest1 より低い低速側切換値Nest2 以下にならなければNe>NestからNe≦Nestに切り換わらないようにしている。Ne≦Nestに切り換わった後は再度Ne>Nest1 を満たすまで、Ne≦Nestが成立する。
【0023】
ここではNest1 が600(rpm)≦Nest1 ≦650(rpm)を満たす一定値とされ、低速側切換値Nest2 がNest2 =Nest1 −ΔNeを満たす一定値とされている。ここではΔNe=200(rpm)に設定されている。
【0024】
さて、図1に戻って、エンジン回転速度Neが高まってNe>Nestとなると、ステップ2からステップ3に進む。ステップ3では、水温センサ89の出力に基づく現在の水温Twと、予め設定された寒冷時判定水温Tcとを比較する。ここではTc=0℃に設定されている。Tw≦Tcのときは、ステップ4に進んで寒冷時始動モードを選択する。一方Tw>Tcのときは、ステップ5に進んで通常モードを選択する。
【0025】
ここで、大抵の場合、寒冷時始動モードか通常モードかはエンジン始動前の水温によって一義的に決まる。水温上昇によりモードが切り替わる前に、エンジン回転が上昇してステップ8のNe≧Neend が満たされ、始動制御が終了するからである。よって始動前にTw≦Tcのときは常に寒冷時始動モードが選択され、途中で通常モードに移行することはないといえる。
【0026】
こうして、ステップ7でAcc≦Accstとなるまで、或いはステップ8でNe≧Neend となるまで、本制御のループが繰り返され、いずれか一方の条件が満たされたときステップ9で始動制御が終了する。
【0027】
以下各モードについて詳述する。概説したように、通常モードでは、パイロット噴射量QpiとパイロットインターバルTint とが比較的小さく、パイロット噴射量Qpiが3 (mm3 /st)、パイロットインターバルTint が3 (°CA) 程度である。このモードはエンジンの温間始動(所謂ホットスタート)を想定したものである。筒内温度が十分高いので、パイロット噴射量QpiやパイロットインターバルTint をそれほど大きくしなくて済む。
【0028】
これに対し、固定モードでは通常モードに比べパイロット噴射量Qpi、パイロットインターバルTint ともに大きい。パイロット噴射量Qpiは図4の水温/パイロット噴射量マップに従って決定され、水温Twに応じて変化される。パイロットインターバルTint は一定値、ここではTint0=15 (°CA) 程度に固定される。このモードは始動直後、着火・失火サイクルを繰り返しエンジン回転変動の著しいときに選択されるため、毎回正確なタイミングで燃料噴射するため、所定の回転パルス発生と同時にパイロット、メイン噴射を行うようにしたものである。
【0029】
図4から分かるように、パイロット噴射量QpiはTw>Tc(Tc=0℃)のとき一定値3 (mm3 /st)に固定され、Tw≦Tcのとき水温Twが減少する程比例的に増加される。例えばTw=−15℃のときQpi=10 (mm3 /st)である。
【0030】
寒冷時始動モードでは、パイロット噴射量Qpiが固定モードと同様図4の水温/パイロット噴射量マップに従って決定されるほか、図5のエンジン回転速度/パイロット噴射量マップに従って決定される。一方、パイロットインターバルTint が、図6の水温/パイロットインターバルマップに従って決定されるほか、図7のエンジン回転速度/パイロットインターバルマップに従って決定される。つまりパイロット噴射量QpiとパイロットインターバルTint とが、水温Twとエンジン回転速度Neとに応じて適宜変えられる。なお実際には図4と図5のマップ、図6と図7のマップが各一組とされ、それぞれ三次元マップを構成している。前者を単にパイロット噴射量マップ、後者を単にパイロットインターバルマップという。
【0031】
図5から分かるように、パイロット噴射量Qpiはエンジン回転速度Neが低くなる程増加される。ただしエンジン回転速度Neの変化に対するパイロット噴射量Qpiの変化率は少ない。図4と図5のマップから得られるパイロット噴射量Qpiは主に水温Twによって値が増減され、エンジン回転速度Neはその水温Twに基づいて定められた値に数%程度の補正を与えるにすぎない。
【0032】
図6から分かるように、パイロットインターバルTint は、Tw>Tc(0℃)のとき一定値3 (°CA) に固定され、Tw≦Tcのとき水温Twが減少する程比例的に増加される。例えばTw=−15℃のときTint =15 (°CA) である。水温Twが低くなるほどにパイロット噴射時期はどんどん先行していく。
【0033】
また図7から分かるように、パイロットインターバルTint は、Ne≦Nest1 のとき一定値、Ne>Nest1 のときエンジン回転速度Neが上昇する程比例的に増加される。ただしここでもエンジン回転速度Neの変化に対するパイロットインターバルTint の変化率は少ない。図6と図7のマップから得られるパイロットインターバルTint は主に水温Twによって増減され、エンジン回転速度Neはその水温Twに基づいて定められた値に数%程度の補正を与えるにすぎない。なおNest1 をこの付近の値に変更することも可能である。
【0034】
次に、上記制御内容を図2に示す実際のエンジン始動状況に即して説明する。なおここではTw≦Tcを前提とする。
【0035】
運転手がスタータONしている間、エンジンは着火と失火とを繰り返し回転変動が大きい。この間はNe≦Nestとなっている。よって噴射モードは固定モードとし、パイロットインターバルTint を固定し、回転変動に伴う噴射時期の変化を防止する。なおパイロット噴射量Qpiは水温Twに応じて定まる一定値である。
【0036】
やがて運転手がエンジンがかかったと判断し、スタータをOFF する。しかしながらこのときもエンジンに少ないながら失火サイクルが発生し、回転変動が生じている。よってこのときも噴射モードは固定モードとし、パイロットインターバルTint を固定する。
【0037】
こうして失火サイクルがなくなり、エンジン回転が上昇し始めNe>Nestとなったなら、パイロット噴射量及びパイロットインターバルQpi,Tint を水温Twとエンジン回転速度Ne、特にエンジン回転速度Neに応じて変化させる。このときは既に回転変動がなくなっているから、パイロットインターバルを固定する必要はなく、逆にパイロットインターバルをエンジン回転速度Neに応じて変化させるのが好ましい。そしてエンジン回転の上昇に合わせてパイロット噴射量も変化させていくのが好ましい。そこで図4〜図7のマップに従ってQpi,Tint を変化させるようにしたものである。
【0038】
このような制御を行うことによって、回転変動大(Ne≦Nest)のときは失火を少なくするような制御が行え、回転変動小(Ne>Nest)のときは速やかにエンジン回転を立ち上がらせる制御を行えるようになる。これによって始動性、特に低温・極低温時の始動性を大幅に向上することができる。この結果、グロープラグのような始動補助装置を廃止できる利点もある。
【0039】
上記説明から分かるように、Nestは回転変動がなくなるような値とするのが好ましく、さらにはスタータONの最中のクランキング回転速度より大きい値にするのが好ましい。
【0040】
なお、図2に一点鎖線で示すように、始動後エンジン回転が一旦落ち込んで復帰するような場合、噴射モードはかっこ書のように変化する。
【0041】
従来のパイロット噴射始動制御では騒音低減を主眼に置き、パイロット噴射量は3 (mm3 /st)程度に、パイロットインターバルは3 (°CA) 程度に固定されていた。本発明では適宜それらを変化させるので、低温始動性を確実に向上できる。
【0042】
以上、本発明の実施形態はほかにも種々考えられる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば以下の如き優れた効果が発揮される。
【0044】
(1) 低温始動性が向上する。
【0045】
(2) グロープラグ等の始動補助装置を廃止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本装置の始動制御の内容を示すフローチャートである。
【図2】本装置によるエンジンの始動状況を示す線図である。
【図3】インジェクタ駆動パルスの発生状況を示し、(a) は通常モード、(b) は固定モード、(c) は寒冷時始動モードである。
【図4】水温/パイロット噴射量マップである。
【図5】エンジン回転速度/パイロット噴射量マップである。
【図6】水温/パイロットインターバルマップである。
【図7】エンジン回転速度/パイロットインターバルマップである。
【図8】コモンレール式燃料噴射装置のシステム図である。
【図9】従来のパイロット噴射量・インターバルマップである。
【図10】エンジンの常温始動時の状況を示す線図である。
【図11】従来のエンジンの低温始動時の状況を示す線図である。
【符号の説明】
1 インジェクタ
72 コモンレール
82 電子制御ユニット
85 電磁弁
86 エンジン回転速度センサ
87 アクセル開度センサ
88 スタータスイッチ
89 水温センサ
Ne エンジン回転速度
Nest 切換回転速度
Nest1 高速側切換値
Nest2 低速側切換値
Tc 寒冷時判定水温
int パイロットインターバル
Tw 水温
pi パイロット噴射量

Claims (2)

  1. エンジンの低温始動時にパイロット噴射とメイン噴射とを実行するディーゼルエンジンの燃料噴射装置において、低温始動時にエンジンが所定回転以下のとき、パイロットインターバルを一定値に固定し、パイロット噴射量を水温に応じて変化させると共に水温が低い程増加させ、エンジンが上記所定回転を越えたとき、パイロットインターバルをエンジン回転速度に応じて変化させ、パイロット噴射量を水温及びエンジン回転速度に応じて変化させると共に水温が低い程、かつエンジン回転速度が低い程増加させる制御を行うことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
  2. 上記パイロットインターバルを変化させる制御が、水温及びエンジン回転速度をパラメータとするパイロットインターバルマップに従って行われ、該マップが水温が低い程、またエンジン回転速度が高い程、パイロットインターバルを増加させるものである請求項1記載のディーゼルエンジンの燃料噴射装置。
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