JP3864493B2 - 紙葉類の真偽判別装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、紙幣や金券等の紙葉類の真偽判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動販売機、銀行、その他における自動化、省力化の要求の高まりとともに紙幣、金券類に代表される紙葉類(以下、紙幣、金券類を紙葉類と略称する)の真偽判定を自動的に行って取り引きを処理することが多くなっている。
一方、カラーコピー機、カラープリンタ等の普及により、こうした紙葉類の複製が容易になってきている。
紙葉類の自動判別は従来から各種の方式が提案されているが、いずれも図1に示す検出部1、処理部2、判定部3の各部から構成され、これら各部の機能は以下に示す技術のうち、幾つかの方式を組み合わせて判別装置とする場合が多い。
【0003】
1) 紙葉類の印刷磁気インクの濃度分布を検出する方式:特公昭61−13638号、特公平3−63785号、特公昭54−29396号、特公昭58−43793号、特公昭55−21394号、特公平3−19994号等。
2) 紙葉類の印刷の光反射、透過の強度分布を検出する方式:特公平5−26385号、特開昭53−3295号、特公平6−48511号等。
3) 紙葉類の凹版印刷の盛り上がりを計測する方式:特開平6−171071号等。
4) 紙葉類の長さを検出する方式:特公昭58−42913号、特公昭58−9989号等。
5) 複合して検出する方式:特公平2−22434号、特公平4−313号、特公平2−56713号等。
6) その他の方式:特開平6−215223号、特公平3−15795号等。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来から行われている紙葉類の印刷の磁気あるいは光学的な分布を検出することによる偽紙葉類の判別方式では、判別過程でのノイズや流通の過程による紙葉類の変化を考慮して、判定の許容値をかなり広く設定する必要がある。
一方、前述したようにカラーコピー機、カラープリンタ、磁気コピー機、磁気鉛筆などの機器の性能向上、普及により紙葉類の複製が容易になってきており、前記広く設定した判定の許容値により、偽券を正券として受け入れてしまう恐れがあった。
【0005】
また、紙葉類の印刷の微少盛り上がり計測による判定方法では、印刷の線幅、線ピッチの計測ができず、微少底部の許容誤差内でのポジション数比較といった手段しかとれなかった。
【0006】
本発明はこのような背景の下になされたもので、カラーコピー機等で複製した紙幣・金券類を排除して、紙葉類の自動判別装置の信頼性を向上させることができる紙葉類の真偽判別装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、紙葉類に印刷された印刷線に、この印刷線の幅または印刷線の間隔より細く絞った光ビームを当てる投光部と、
前記紙葉類からの反射光を検出する受光部とからなり、
この受光部から出力された信号から検出値情報を求め、この検出値情報を基準値情報と比較して真偽を判定する紙葉類の真偽判別装置を提供する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、紙葉類に印刷された印刷線に、この印刷線の幅または印刷線の間隔より細く絞った光ビームを当てる投光部と、
前記紙葉類の透過光を検出する受光部とからなり、
この受光部から出力された信号から検出値情報を求め、この検出値情報を基準値情報と比較して真偽を判定する紙葉類の真偽判別装置を提供する。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の紙葉類の真偽判別装置において、
前記検出値情報が、印刷線の線ピッチであることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置において、
前記検出値情報が、印刷部と非印刷部との比率であることを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置において、
前記検出値情報が、印刷線の平均幅であることを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置において、
前記検出値情報が、階級分けした印刷線幅の度数分布であることを特徴とする。
【0013】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置において、
前記検出値情報が、階級分けした印刷線ピッチの度数分布であることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図を参照しながら説明する。
図1は、紙葉類の真偽判別装置の機能構成を示すブロック図であり、検出部1、処理部2および判定部3から構成される。
ここでは、この発明の検出部1について、2つの実施形態を提示して説明し、処理部2および判定部3については、4つの実施形態について説明する。
【0015】
図2は、本発明による紙葉類の真偽判別装置の検出部1の第1の実施形態の構成を示す図である。この図において、符号101は紙幣、金券などの紙葉類、102は光源となる発光素子、103は光源102から発せられた光ビームを絞るためのレンズ、104は紙葉類の表面で反射された光の強度を検出する受光素子である。
【0016】
光源102、レンズ103は、紙葉類101の表面近傍で焦点を結ぶように配置され、前記紙葉類の印刷線の幅または印刷線の間隔より細く絞った光ビームとして微細なスポットで紙葉類101を照射し、印刷された超細密線を分解できるようにする。
紙葉類101は、図示していない搬送装置によって図2の紙面垂直方向あるいは水平方向に移動させられ、印刷線の有無により反射光の強度が変化する。
この反射光の強度変化を受光繁子104により光電変換した、図4、図7、図10、図12に示す、信号aが出力される。
【0017】
図3は、本発明による紙葉類の真偽判別装置の透過光による検出部1の第2の実施形態の構成を示す図である。
前記図2は、紙葉類101の反射光を利用するものであったが、図3は、紙葉類101の透過光を用いる点が図2とは異なる。図2と、図3とでは反射と透過の違いから配置は異なるが、動作はほぼ同じである。
【0018】
即ち、紙葉類101に対し、光源102からレンズ103を通して前記紙葉類101の面で焦点を結ぶように光が当てられ、この光は前記紙葉類101を透過して受光素子104に達し、受光される。
このように、透過光を用いれば、得られる信号は複雑になるが、表、裏の印刷情報が共に含まれて検出されるので、表、裏の印刷位置に不一致があれば、正規のものに対して信号aの状態が変わってくるので、真偽判別の有力な手段となる。
【0019】
図4は、図2または図3による検出部1の出力信号aから印刷線のピッチを得るための処理部の第1の実施形態の回路構成を示すブロック図である。
この図において、符号201は入力された信号aが印刷部か、非印刷部かを基準値bをしきい値として区別するコンパレータ、202は信号の周波数を電圧に変換するF/V変換器、203はF/V変換器202のアナログ出力をディジタル化するA/D変換器である。
【0020】
先ず、受光素子104により光電変換された信号aは印刷線で強度変調を受けているので、基準値bと比較されることによってコンパレータ201を通った信号は矩形波になる。
次にコンパレータ201で処理された矩形波信号は、F/V変換器202で周波数に比例した電圧信号となる。
【0021】
従って、前記処理部により、印刷線のピッチを計測することができる。このピッチ計測の各部の波形を図5に示す。
図5において、印刷部の密度が高い紙葉類101の左端と右端の部分は、F/V変換器202の出力が高く、印刷部の密度が低い中央付近は、前記F/V変換器の出力が低くなっている。
【0022】
図6は、前記処理部の出力cから紙葉類101の真偽を判別する、判定部の動作を説明するための流れ図である。この判定部には、紙葉類101の種類、挿入方向等に対応する印刷線のピッチ変化の基準値dが、その許容範囲を含めて蓄えられている。
【0023】
この判定部の動作は、ステップs11で入力されたデータcが、まずステップs12で取り込まれた最初の基準値dと比較され(s13)、一致するものがあれば真と判別し(s14)、その種類の分別や付随する必要な処理を行って出力(s15)し、判定を終了する。
データcが、取り込まれた基準値dと一致しない場合は、この基準値dが最後の基準値かどうかをステップs16で判定し、最後の基準値でない場合は、順次、次の基準値dを取り込んで(s17)計測値cと比較(s13)し、蓄えられているどの基準値dとも一致しない場合は偽と判別(s18)し、付随する必要な処理を行って出力(s19)し、判定を終了する。
【0024】
図7は、処理部2の第2の実施形態の回路構成を示すブロック図であり、図2または図3による検出部1の出力aから印刷部分と非印刷部分の割合を得るための処理が行われる。
基準値b、コンパレータ201は図4と同様である。204はアンド回路、205はカウンタ回路、206はラッチ回路、eはクロック信号、fはカウンタリセット信号、gはラッチ信号、hはこの処理部の出力である。
【0025】
この図において、クロック信号eはコンパレータ201で処理された矩形波信号とアンド回路204によって論理積がとられ、印刷部分で有効となりカウンタ回路205でその数をカウントされる。
紙葉類101の搬送装置に搭載されたエンコーダ等によって適当なタイミングでカウンタリセット信号f、ラッチ信号gが発生し、カウンタリセット信号fによってカウンタ回路205は適宜クリア、カウントが繰り返される。
またラッチ信号gによってカウント値がラッチ回路206に蓄えられ出力される。
このようにして図7の処理部により、紙葉類101の各部分毎に印刷部分の長さ(印刷部分と非印刷部分の割合)を計測することができる。
【0026】
図8に紙葉類101の印刷部と、コンパレータ出力、クロック信号eおよびアンド回路出力との関係を波形図で示す。
【0027】
図9は、図7の処理部の出力hに対する判定部の動作を示す流れ図である。
この判定部には、紙葉類101の種類、挿入方向等に対応する印刷部分と非印刷部分の割合変化の基準値iがその許容範囲を含めて蓄えられている。
この判定部の動作は、ステップs21で入力されたデータhが、まずステップs22で取り込まれた最初の基準値iと比較され(s23)、一致するものがあれば真と判別し(s24)、その種類の分別や付随する必要な処理を行って出力(s25)し、判定を終了する。
【0028】
データhが、取り込まれた基準値iと一致しない場合は、この基準値iが最後の基準値かどうかをステップs26で判定し、最後の基準値でない場合は、順次、次の基準値iを取り込んで(s27)計測値hと比較(s23)し、蓄えられているどの基準値iとも一致しない場合は偽と判別(s28)し、付随する必要な処理を行って出力(s29)し、判定を終了する。
【0029】
図10は、処理部2の第3の実施形態による、図2または図3による検出部1の出力aから印刷線の平均幅を得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
この図において、コンパレータ201、アンド回路204、カウンタ回路205、ラッチ回路206、しきい値b、クロック信号e、カウンタリセット信号f、ラッチ信号gは前記図7と同一である。
207は印刷線の数を計数するカウンタ回路、208は印刷線数を蓄えるラッチ回路、209は印刷線の長さを印刷線数で除する割算回路である。この処理部によって、所定の区間における印刷線の平均幅がjとして出力される。
【0030】
図11は、処理部2の第3の実施形態による図10の処理部の出力jに対する判定部の動作を表す流れ図である。
この判定部には紙葉類101の種類、挿入方向等に対応する印刷線幅変化の基準値kがその許容範囲を含めて蓄えらており、その判定の手順は図6、図9のそれと同じである。
【0031】
図12は、処理部2の第4の実施形態による、図2または図3による検出部1の出力aから印刷線幅のそれぞれの階級に対する度数分布を得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
この図において、コンパレータ201、アンド回路204、カウンタ回路205、ラッチ回路206、しきい値b、クロック信号e、カウンタリセット信号f、ラッチ信号gは図7と同じである。
210は反転回路、211は1ライン−nライン・デマルチプレクサ、212−1、212−2、212−3・・・はカウンタ回路、213−1、213−2、213−3・・・はラッチ回路、lは度数カウントクロック信号、m−1、m−2、m−3・・・は本処理部の出力である。
【0032】
この処理部において、カウンタ205はコンパレータ201が印刷線を検出するとリセットされ、クロック信号eを計数する。
印刷線の終りをコンパレータ201の出力を反転する反転回路210を通じて、ラッチ信号としてラッチ回路206にカウンタの内容を蓄える。
1ライン−nライン・デマルチプレクサ211により、計数されたビットの組み合わせに応じたカウンタ212−1・・・へ度数カウントクロックlを加算する。
【0033】
紙葉類101の搬送装置に設置されたエンコーダ等によって、適当な時期にカウンタリセット信号f、ラッチ信号gが発生し、カウンタリセット信号fによってカウンタ回路212−1・・・は適宜クリア、カウントが繰り返される。
またラッチ信号gでカウント値がラッチ回路213−1・・・に蓄えられ、m−1、m一2、m一3・・・として出力される。
このようにして本処理部により紙葉類101の各部分毎に印刷線幅のそれぞれの階級の度数を計測することができる。
【0034】
図13は、図12の処理部の基準値n−1に対する出力m−1の判定を行う、判定部の動作を表す流れ図である。
この判定部には、紙葉類101の種類、挿入方向等に対応する印刷線幅変化の基準値n−1がその許容範囲を含めて蓄えられており、その判定の手順は図6、図9、図11のそれと同じである。
また、基準値n−2・・・に対する、出力m−2・・・の判定部の動作も同様である。
【0035】
図14は、処理部2の第5の実施形態による、図2または図3による検出部1の出力aから印刷線ピッチのそれぞれの階級に対する度数分布を得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
この図において、コンパレータ201、カウンタ回路205、ラッチ回路206、1−nライン・デマルチプレクサ211、カウンタ212−1・・・、ラッチ213−1・・・、しきい値b、クロック信号e、度数カウントクロックl、カウンタリセット信号f、ラッチ信号gは図2と同じである。
214は立ち上がりエッジ検出回路、215は遅延回路、p−1,p−2,p−3・・・は本処理部の出力である。
【0036】
この処理部において、コンパレータ201が印刷線を検出すると、これをラッチ信号として、それまでのクロック信号eのカウント値をラッチ回路206に内容を蓄えると共に、遅延回路215を通じてカウンタ205をリセットして、新たにクロック信号eの計数を開始する。このようにして印刷線のピッチを計測する。
計測した印刷線ピッチから、それぞれの階級の度数を求める方法は、図12と同様であり、p−1,p−2,p−3・・・として出力される。
【0037】
以上、本発明の基本的な実施形態の動作を図面を参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述の異なる複数の判別方法を2つ以上組み合わせることにより、紙葉類の真偽判別の信頼性の向上を計ることができる。
また、前記実施形態はディスクリート回路で構成した例で説明したが、CPUを使って構成することもできる。
【0038】
【発明の効果】
これまでに説明したように、この発明によれば、紙葉類に印刷された印刷線の幅または印刷線の間隔より細く絞った光ビームを照射し、その反射光や透過光で超細密線を検出し、印刷線ピッチ、印刷線の平均幅、印刷部か非印刷部かの比率、または階級分けした印刷線幅の度数分布のうちの1つ以上を検出して、紙葉類の流通の過程での印刷状態の変化の影響を受けずに真偽判別を行うようにしたので、カラーコピー機や写真製版の画線がつぶれたものを判別することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 紙葉類の真偽判別装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明による検出部の第1の実施形態の反射光を検出する検出部の構成を示す図である。
【図3】 本発明による検出部の第2の実施形態の透過光を検出する検出部の構成を示す図である。
【図4】 本発明による処理部の第1の実施形態の検出部の信号から印刷線のピッチを得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
【図5】 処理部の第1の実施形態による、印刷線のピッチ計測の各部波形図である。
【図6】 処理部の第1の実施形態による、紙葉類の真偽を判別する判定部の動作の流れ図である。
【図7】 本発明による処理部の第2の実施形態による、印刷部分と非印刷部分の割合を得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
【図8】 処理部の第2の実施形態による、印刷部分と非印刷部分との割合を得る処理部の各部波形図である。
【図9】 処理部の第2の実施形態による、紙葉類の真偽を判別する判定部の動作の流れ図である。
【図10】 本発明による処理部の第3の実施形態による、検出部出力から印刷線の平均幅を得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
【図11】 処理部の第3の実施形態による、使用類の真偽を判別する判定部の動作を表す流れ図である。
【図12】 本発明による処理部の第4の実施形態による、検出部出力から印刷線幅のそれぞれの階級に対する度数分布を得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
【図13】 処理部の第4の実施形態による、使用類の真偽を判別する判定部の動作の流れ図である。
【図14】 本発明による処理部の第5の実施形態による、検出部出力から印刷線ピッチのそれぞれの階級に対する度数分布を得るための処理部の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 検出部
2 処理部
3 判定部
101 紙葉類
102 光源
103 レンズ
104 受光素子
Claims (7)
- 紙葉類に印刷された印刷線に、この印刷線の幅または印刷線の間隔より細く絞った光ビームを当てる投光部と、
前記紙葉類からの反射光を検出する受光部とからなり、
この受光部から出力された信号から検出値情報を求め、この検出値情報を基準値情報と比較して真偽を判定する紙葉類の真偽判別装置。 - 紙葉類に印刷された印刷線に、この印刷線の幅または印刷線の間隔より細く絞った光ビームを当てる投光部と、
前記紙葉類の透過光を検出する受光部とからなり、
この受光部から出力された信号から検出値情報を求め、この検出値情報を基準値情報と比較して真偽を判定する紙葉類の真偽判別装置。 - 前記検出値情報は、
印刷線の線ピッチであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙葉類の真偽判別装置。 - 前記検出値情報は、
印刷部と非印刷部との比率であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置。 - 前記検出値情報は、
印刷線の平均幅であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置。 - 前記検出値情報は、
階級分けした印刷線幅の度数分布であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置。 - 前記検出値情報は、
階級分けした印刷線ピッチの度数分布であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の紙葉類の真偽判別装置。
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