JPH0836662A - 紙幣判別装置 - Google Patents

紙幣判別装置

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JPH0836662A
JPH0836662A JP6190137A JP19013794A JPH0836662A JP H0836662 A JPH0836662 A JP H0836662A JP 6190137 A JP6190137 A JP 6190137A JP 19013794 A JP19013794 A JP 19013794A JP H0836662 A JPH0836662 A JP H0836662A
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JP
Japan
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pattern
bill
data
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Application number
JP6190137A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Chiba
龍也 千葉
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Musashi Engineering Co Ltd
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Musashi Engineering Co Ltd
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度の紙幣判別処理を高速で行うことがで
きるようにする。 【構成】 光学手段は、紙幣の一面をスキャンし、各画
素ごとに、前記紙幣の濃淡に応じた多値データを出力す
る。外形検出手段は、前記多値データに基づいて前記紙
幣の外形を検出する。演算手段は、前記紙幣の多値デー
タの値を、複数の隣接した画素ごとに演算(例えば、加
算または平均化)する。作成手段では、前記演算によっ
て得られた各値をデータ要素とする、前記紙幣の読取り
データパターンを作成する。基準データパターン格納手
段には、各金種の真正の紙幣ごとに、前記読取りデータ
パターンの2倍の分解能のデータ要素からなる基準デー
タパターンが格納されている。位置合わせ手段は、前記
外形検出手段によって検出された外形に基づいて、前記
読取りデータパターンを基準データパターンに対して位
置合わせする。判別制御部は、位置合わせした前記読取
りデータパターンと前記基準データパターンとの相関値
マッチングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙幣判別装置に関
し、特に、高精度の紙幣判別処理を高速で行うことがで
きるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、紙幣整理機や現金入出金装置
等には、客が投入した紙幣の金種や真偽を判別して金庫
に収納する紙幣判別装置が使用されている。
【0003】図7には、従来より一般的に知られている
紙幣判別装置の概略が示されている。イメージセンサ2
は、一次元のイメージを検出するリニアイメージセンサ
であり、判別すべき紙幣Pは、判別処理速度を高めるた
めに、移送方向Fに対して横向きにイメージセンサ2を
通過するよう移送される。従って、該イメージセンサ2
は、前記紙幣Pの縦方向(長手方向)を光学的に走査す
る。イメージセンサ2の上流側に設けられた発光素子と
受光素子とで構成されるタイミングセンサ1は、移送さ
れてくる紙幣Pの先端による遮光作用によって、該紙幣
Pの先端を検出し、紙幣検出信号を出力する。この紙幣
検出信号に呼応して、イメージセンサ2から出力される
各スキャンごとのアナログのビデオ信号が、ディジタル
の階調(多値)データに変換後、メモリ3に格納され始
める。こうして、前記紙幣Pがイメージセンサ2に対し
て移動されることによって、該紙幣Pの全面の多値デー
タがメモリ3に格納される。その後、紙幣判定部4で
は、このようにしてメモリ3に格納された前記紙幣Pの
全面についての多値データに基づいて、前記紙幣Pのエ
ッジを検出することによって、前記紙幣Pの金種および
真偽をその外形寸法に関して判別する。さらに、紙幣判
定部4は、前記紙幣Pに印刷された印章、肖像等の印刷
パターンに対応する前記多値データのデータパターン
(以下、読取りデータパターンという)に基づき、基準
メモリ5に各紙幣Pごとに予め用意された基準データパ
ターンとパターンマッチングすることによって、前記紙
幣Pの金種および真偽をその印刷パターンに関して判定
する。
【0004】紙幣Pは前後、表裏方向に合計4種類の方
向に投入される可能性があり、従って、前記4種類の方
向にイメージセンサ2を通過する可能性があることを考
慮して、前記基準メモリ5には、これら各通過方向ごと
に基準データパターンが用意されている。さらに、この
種の紙幣判別装置においては、上記のように複数金種の
紙幣Pがそれぞれ横向きにタイミングセンサ1およびイ
メージセンサ2を通過する構成であるので、タイミング
センサ1およびイメージセンサ2に至る移送路は、長手
方向長さ(以下、単に、長さと言う)が異なる各金種の
紙幣Pを適当な余裕を持って移送できるよう、長さLが
最大の紙幣(すなわち、1万円札)Pより幾分大きい幅
を有している。このため、当該装置に投入される各紙幣
(とりわけ、1万円札より長さの短い5千円札および千
円札)Pは、前記移送路の幅方向における様々異なる位
置を通過することになる。従って、イメージセンサ2に
対する前記紙幣Pの通過位置も様々異なることになる。
これに対処するために、各紙幣Pごとの前記基準データ
パターンも、イメージセンサ2に対する紙幣Pの様々異
なる各通過位置ごとに格納されている。つまり、従来に
おいては、各紙幣Pの前記イメージセンサ2に対する通
過方向ごとに、基準データパターンが格納されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の紙
幣判別装置にあっては、投入された各紙幣Pを判別する
ために、各紙幣Pごとの基準データパターンを、イメー
ジセンサ2に対する各通過方向ごとに格納しているの
で、データパターンとマッチングすべき基準データパタ
ーンの数が極めて多くなり、その結果、紙幣判別処理時
間が大変長くなっていた。また、容量の大きな基準メモ
リ5が必要であった。これらの問題点を軽減するため
に、基準データパターンの数を減らすと、両パータン間
の位置的な一致度が低下して、正確なマッチングを行う
ことができず、その結果、高精度での紙幣判別を行うこ
とができなくなる、という問題点があった。この発明は
上述の点に鑑みてなされたもので、高精度の紙幣判別処
理を高速で行うことができる紙幣判別装置を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る紙幣判別
装置は、投入された紙幣の一面を光学的にスキャンし、
各画素ごとに、前記紙幣の前記面の濃淡に応じた多値デ
ータを出力する光学手段と、前記多値データに基づいて
前記紙幣のエッジを検出することによって、該紙幣の外
形を検出する外形検出手段と、前記紙幣の前記多値デー
タの値を、複数の隣接した画素ごとに演算する演算手段
と、前記演算手段の演算によって得られた各値をデータ
要素とする、前記紙幣の読取りデータパターンを作成す
る作成手段と、各金種の真正の紙幣ごとに、前記読取り
データパターンの2倍の分解能のデータ要素からなる基
準データパターンを格納した基準データパターン格納手
段と、前記外形検出手段によって検出された外形に基づ
いて、前記読取りデータパターンを前記基準データパタ
ーンに対して位置合わせする位置合わせ手段と、前記位
置合わせ手段によって位置合わせした前記読取りデータ
パターンと前記基準データパターンとの相関値マッチン
グを行うことによって、前記投入された紙幣を判別する
判別制御部とを具備したものである。
【0007】
【作用】判別しようとする紙幣が投入されると、光学手
段は、前記紙幣の一面をスキャンし、各画素ごとに、前
記紙幣の前記面の濃淡に応じた多値データを出力する。
外形検出手段は、前記多値データに基づいて前記紙幣の
外形を検出する。演算手段は、前記紙幣の前記多値デー
タの値を、複数の隣接した画素ごとに演算(例えば、加
算または平均化)する。こうして、作成手段では、前記
演算手段の演算によって得られた各値をデータ要素とす
る、前記紙幣の読取りデータパターンを作成する。基準
データパターン格納手段には、各金種の真正の紙幣ごと
に、前記読取りデータパターンに対応して作成された、
前記読取りデータパターンの2倍の分解能のデータ要素
からなる基準データパターンが予め格納されている。位
置合わせ手段は、前記外形検出手段によって検出された
外形に基づいて、前記読取りデータパターンを前記基準
データパターンに対して位置合わせする。判別制御部
は、前記位置合わせ手段によって位置合わせした前記読
取りデータパターンと前記基準データパターンとのパタ
ーンマッチングを行うことによって、前記投入された紙
幣の金種および真偽を判別する。
【0008】このように、前記基準データパターンの分
解能を前記読取りデータパターンの分解能の2倍とした
ことにより、前記位置合わせ手段によって位置合わせさ
れた読取りデータパターンに、前記基準データパターン
の1データ要素分の位置合わせ誤差が生じている場合で
も、前記読取りデータパターンを、1データ要素分だけ
位置ずれさせた場合における前記基準データパターンと
マッチングするだけで、単一の前記基準データパターン
を使用して高精度の相関値マッチングを行うことができ
る。その結果、紙幣の前記光学手段に対する通過方向ご
とに、1つの基準データパターンを用意すればよく、且
つ、極めて限られた回数だけ、読取りデータパターンを
基準データパターンに対してマッチングすればよいの
で、高精度の紙幣判別処理を高速で行うことができる。
【0009】この発明の一実施態様によると、前記判別
制御部は、前記読取りデータパターンの各データ要素
を、前記基準データパターンにおける対応するデータ要
素、ならびに、前記対応するデータ要素から上下、左
右、斜めの各方向に1データ要素ずつ位置ずれしたそれ
ぞれのデータ要素とマッチングするものであり、これに
より、前記位置合わせ手段によって位置合わせされた読
取りデータパターンに、上下方向、左右方向および/ま
たは斜め方向に、前記基準データパターンの1データ要
素分の位置合わせ誤差が生じている場合でも、前記基準
データパターンと9回(9通りに)相関値マッチングを
行うだけで、単一の前記基準データパターンを使用して
高精度のマッチング判定を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明を詳細に
説明する。図1はこの発明の一実施例に係る紙幣判別装
置のハードウエア構成例を示すブロック図であり、図2
は図1の装置の動作を説明する図である。ここでは、便
宜上、日本の紙幣(1万円札、5千円札および千円札)
を処理する場合に限定して説明を行う。
【0011】先ず、この実施例では、図2の(a)に示
すように、イメージセンサ10(ここでは、分かり易さ
のため破線で示す)は移送路12を横切るよう設けられ
ており、紙幣判別処理を高速化するために、判別すべき
紙幣Pは、移送ローラ13によって、移送方向Fに対し
て横向きにイメージセンサ10を通過しながら、該イメ
ージセンサ10によって、その長さL方向に光学的に走
査されるようになっている。また、ここでは、前記イメ
ージセンサ10は、図示しないLEDアレイから発射さ
れる光の反射光(反射イメージ)を受光することによっ
て、一次元のイメージを検出するリニアイメージセンサ
である。この実施例では、イメージセンサ10は、紙幣
Pをラインスキャン(一点鎖線Sで示す)する1画素当
り1mmの反射イメージを検出するものとする。イメー
ジセンサ10の下方に設けられた紙幣移送用の移送ロー
ラ13は、前記紙幣Pをイメージセンサ10に対して移
送方向Fに移送するものであり、この移送の速度に比例
する所定のスキャンピッチで、イメージセンサ10は前
記紙幣Pの1つの面全体をスキャンできるようになって
いる。
【0012】さらに、この実施例では、前記反射イメー
ジの濃淡レベルの変化によって紙幣Pを検出できるよ
う、移送路12において、イメージセンサ10の下方に
設けられた前記移送ローラ13は黒色であり、且つ、イ
メージセンサ10は、紙幣Pが移送されてくる前から
(例えば、紙幣Pがこの装置の所定の紙幣投入口に投入
されたことが検出された時点から)スキャン動作を行う
ようになっている。このようにして、後で詳述するよう
に、紙幣Pが投入された後、最初に、イメージセンサ1
0の出力レベルが、紙幣Pが存在していないときにおけ
る移送ローラ13による黒レベルから白レベルに立ち上
がった時に、紙幣Pの移送方向F先端がイメージセンサ
10を通過したことが検出される。この先端検出時点か
ら、後述のようにして、イメージセンサ10の各水平方
向のラインスキャン(以下、単に水平スキャンSと言
う)ごとの出力データがメモリに格納される動作(つま
り、取り込まれる動作)が開始される。その後、所定の
スキャンピッチで多数回の水平スキャンSが行われた
後、イメージセンサ10の出力レベルが黒レベルに立ち
下がり、その黒レベルが所定時間継続した時に、前記紙
幣Pの移送方向F後端がイメージセンサ10を通過した
ことが検出され、この後端検出時点において、イメージ
センサ10の出力データの格納動作が終了されるように
なっている。このような構成により、この実施例にあっ
ては、従来必要であったタイミングセンサ(図7の符号
1)を設ける必要が無く、その分、装置の構成が簡略化
されている。
【0013】日本の1万円札、5千円札および千円札か
らなる紙幣Pは、幅は同一であるが、長さLはそれぞれ
異なるため、各紙幣Pの長さLは紙幣判別のための重要
な特徴点となり得る。この点に着目して、この実施例で
は、紙幣Pの金種および真偽を判別するとともに、紙幣
Pにおける許容できない程度の欠損部分を検出する目的
のためにも、各紙幣Pの長さLを1mm単位の細かい分
解能で検出するようにしている。しかし、紙幣判別装置
においては、紙幣Pの判別処理をできるだけ高速化した
い要求があるにも関わらず、従来のように各紙幣Pに印
刷された印刷パターンをも細かい分解能で検出していた
のでは、データ処理量が膨大となって、処理時間が長く
なる。
【0014】そこで、この実施例では、図1に例示する
構成によって、紙幣Pの重要な特徴点である長さLを含
む外形寸法は細かい分解能で検出し、しかし、その検出
した外形寸法を示すデータとしては、最少限のものを取
り込むようにしている。一方、比較的簡単に自動検出可
能な印刷パターンについては、前記外形寸法の検出より
粗い分解能で検出するようにしている。
【0015】図1において、マイクロプロセッサ16
は、該紙幣判別装置の動作全体を制御するものである。
クロック発生器14は、該装置の基本的な動作クロック
信号を発生する。例えば、紙幣投入センサによって、あ
る紙幣Pが該装置に投入されたことが検出されると、ス
タートパルス発生器18は、前記動作クロック信号によ
って規定されるタイミングに従って、イメージセンサ1
0による各水平スキャンSの開始を指示するスタートパ
ルスを発生する(図2の(b)参照)。このスタートパ
ルスに応じて、前記イメージセンサ10では、紙幣Pの
移送速度に対応した所定ピッチでの水平スキャンSを開
始する。スキャンカウンタ19は、図2の(d)に示す
ように、各水平スキャンSの開始から終了までの画素数
をカウントすることにより、各水平スキャンごとの画素
位置(ビット位置)を出力する。
【0016】イメージセンサ10から出力されるアナロ
グのビデオ信号は、各画素ごとに、A/D変換器20に
よってディジタルの階調データ、すなわち、多値データ
に変換される。各多値データは、イメージセンサ10が
出力した1画素の濃淡レベルを、多値で量子化したデー
タである。各水平スキャンS当りの多値データの値によ
って示される波形図は、図2の(c)のようである。
【0017】図1において、判別すべき紙幣Pの外形寸
法を検出するために、紙幣Pの水平スキャンS方向のエ
ッジを各画素(この例では1mm)ごとの分解能で検出
し、検出したエッジの位置を示すデータを取り込むため
の構成要素は、次のようである。スライスレベルレジス
タ21には、前記多値データを二値データに変換するた
めの所定のスライスレベル(図2の(c)においてSL
で示す)が格納されている。このスライスレベルSLと
しては、前記移送ローラ13の“黒”と紙幣Pにおける
無印刷部分(特に、エッジ部分)の“白”とを判別でき
るレベルが設定されている。二値化部22は、各前記多
値データのレベルとスライスレベルとを比較し、これに
より、前記多値データを例えば“黒”、“白”を示す二
値データに変換する。二値化部22から出力される各水
平スキャンSごとの二値データは、立上り/立下り検出
部24に与えられる。
【0018】前記立上り/立下り検出部24では、各水
平スキャンSごとに、前記二値データが“黒”データか
ら“白”データに変化した時点を、イメージセンサ10
の出力レベルの立上り(紙幣Pの左側エッジに対応す
る)として検出し、前記二値データが“白”データから
“黒”データに変化した時点を、イメージセンサ10の
出力レベルの立下り(紙幣Pの右側エッジに対応する)
として検出するものである。この実施例では、マイクロ
プロセッサ16は、前述のように、前記紙幣Pが投入さ
れたことが検出された後、該検出部24を介して、最初
に、イメージセンサ10の出力レベルが黒レベルから白
レベルに立ち上がったことが検出された時に、紙幣Pの
移送方向F先端がイメージセンサ10を通過したことを
検出する。その後、前記紙幣Pについて所定ピッチでの
多数回の水平スキャンが終わり、イメージセンサ10の
出力レベルが黒レベルに立ち下がり、その黒レベル状態
が所定時間継続した時に、前記紙幣Pの移送方向F後端
がイメージセンサ10を通過したことを検出するように
なっている。
【0019】各水平スキャンSごとに、前記立上り/立
下り検出部24によって立上りが検出されると、その時
点においてスキャンカウンタ19によって出力されるビ
ット位置が、立上りラッチ26にラッチされる。また、
その後、立上り/立下り検出部24によって立下りが検
出されると、その時点においてスキャンカウンタ19に
よって出力されるビット位置が、立下りラッチ28にラ
ッチされる。こうして、立上りラッチ26および立下り
ラッチ28にラッチされた立上りおよび立下りのビット
位置は、マイクロプロセッサ16に与えられる。マイク
ロプロセッサ16では、前記ビット位置を外形データメ
モリ30に格納する。こうして、外形データメモリ30
には、各水平スキャンSごとの立上りおよび立下り、す
なわち、前記紙幣Pのエッジのビット位置が、前記紙幣
Pの外形データとして格納されることになる。その後、
マイクロプロセッサ16では、このようにして外形デー
タメモリ30に格納された外形データに基づいて、前記
紙幣Pの外形寸法を検出し、基準外形メモリ34に予め
格納されている各々の紙幣の基準外形寸法と比較照合す
ることにより、前記紙幣Pをその外形寸法に関して判別
する。
【0020】さらに、図1において、判別すべき紙幣P
の印刷パターンを、前記外形寸法検出時より粗い分解能
で検出して取り込むための構成要素は、次のようであ
る。上述のように立上り/立下り検出部24によって立
上りが検出されると、前記A/D変換器20によってデ
ィジタル化された各水平スキャンSごとの多値データ
は、第1の加算回路34に与えられる。第1の加算回路
34では、分周器35によって発生される、クロック信
号をN分の1(例えば4分の1とする)に分周したタイ
ミング信号に従って、図3の(a)に示すように、水平
方向4画素ごとの多値データの値D0,D1,…を加算
し、水平方向加算値H0,H1,…を作成する。
【0021】さらに、第2の加算回路36では、図3の
(b)に示すように、各水平スキャンSごとの水平方向
加算値H0,H1,…を、垂直方向4画素ごとに加算
し、垂直方向加算値V0,V1,…を作成する。各水平
スキャンSごとの垂直方向加算値V0,V1,…は、F
IFOメモリ37に記憶される。このFIFOメモリ3
7は、マイクロプロセッサ16とは非同期で、上記各種
要素による垂直方向加算値V0,V1,…作成処理が行
えるようタイミング調整を行うためのものである。マイ
クロプロセッサ16では、FIFOメモリ37に記憶さ
れたこれらの垂直方向加算値V0,V1,…を、読取り
パターンデータとしてパターンデータメモリ39に格納
する。こうして、パターンデータメモリ39には、イメ
ージセンサ10の4×4画素、つまり、この場合、4m
m×4mmごとの読取りパターンデータV0,V1,…
が格納される。以下、説明上、各読取りパターンデータ
V0,V1,…を、読取りデータ要素Vという。後で説
明するように、上位コンピュータ32では、このように
してパターンデータメモリ39に格納された読取りデー
タ要素Vに基づいて前記紙幣P自体の全体的な読取りデ
ータパターンRPを求め、該読取りデータパターンRP
と、基準パターンメモリ40に予め格納された基準デー
タパターンBPとを、後で示す相関値計算式を利用して
マッチングし、これにより、前記紙幣Pをその印刷パタ
ーンに関して判別する。
【0022】なお、上記実施例において、紙幣Pの印刷
パターンを検出するために、前述したように紙幣Pの全
面のデータを間引くことなく取り込むようにした理由
は、間引いて取り込む場合には、印刷パターンが線画で
あるために、サンプリングピッチと印刷された線のピッ
チとの関係によりモアレ縞が発生してしまい、不安定な
検出となるからである。また、取り込んだデータが抜け
のない連続したデータであるため、任意の位置のパター
ンを選択的に検出可能になる。
【0023】また、図1の一点鎖線で囲った構成要素
は、ハードウエア回路に限らず、ソフトウエア処理によ
って実現してもよい。また、この実施例に係る装置を利
用して、判別すべきすべての金種の紙幣に関する基準外
形および基準データパターンRPを格納しておけば、日
本の紙幣に限らず、外国の紙幣にも容易に対応できる。
さらに、上記実施例のようにイメージセンサ10が反射
光を受光するタイプに限らず、イメージセンサ10が透
過光を受光するタイプであってもよい。
【0024】前記基準パターンメモリ40に各金種の紙
幣Pごとに格納された基準データパターンBPについ
て、図4を参照して説明する。この実施例にあっては、
各金種の紙幣Pのイメージセンサ10に対する各通過方
向ごとに、読取りデータパターンRPの2倍の分解能を
持つ1つの基準データパターンBPが格納されているに
すぎない。すなわち、以下に説明するように、この実施
例では、前記基準データパターンBPは、前記読取りデ
ータ要素Vと同じ4mm×4mmのサイズを有する基準
データ要素を、2mmのピッチで有するものである(な
お、前記読取りデータ要素Vは4mmのピッチ)。
【0025】より詳しく説明すると、前記各金種の紙幣
の基準データパターンBPを作成するためには、この実
施例の上記装置を利用して上述と略同様な処理を行うこ
とによって、各金種の真正の紙幣Pの全面を光学的に読
取り、図4の(a)に示すような、該紙幣Pの全面に関
する2mm×2mmデータ要素Aからなるオリジナルデ
ータパターンOPを得る。次に、このオリジナルデータ
パターンOPにおける上下、左右方向に隣接する4つの
データ要素の値を、2mmずつずらしながら、順次加算
することによって、図4の(b)に示すような、4mm
×4mmの基準データ要素Bからなる基準データパター
ンBPを作成する。この例の場合、例えば、基準データ
要素B11は、オリジナルデータパターンOPのデータ要
素A00、A01、A10およびA11を加算したものであり、
基準データ要素B12は、A01、A02、A11およびA12を
加算したものであり、基準データ要素B21は、A10、A
11、A20およびA21を加算したものであり、基準データ
要素B22は、A11、A12、A21およびA22を加算したも
のである。
【0026】このようにして、図5に示すように、前記
基準パターンメモリ40には、それぞれ4mm×4mm
のサイズを有する基準データ要素Bが、2mmのピッチ
で予め格納されている。なお、図5では、それぞれ4m
m×4mmのサイズを有する、基準データ要素B11、該
要素B11から右方向に2mmずれた基準データ要素B1
2、および、要素B11から下方向に2mmずれた基準デ
ータ要素B21のみが例示されているが、破線で略示する
ように、その他の基準データ要素も2mmのピッチで順
次格納されている。
【0027】次に、図6を参照して、前記マイクロプロ
セッサ16が行う紙幣判別処理を説明する。前記マイク
ロプロセッサ16では、先ず、外形データメモリ30に
格納された紙幣Pの外形データに基づいて、該紙幣Pの
イメージセンサ10に対する通過位置および斜行(スキ
ュー)角度を検出し、さらに、この検出に基づいて、前
記紙幣Pの外形寸法、特に長さLを算出する。この長さ
Lは、例えば、前記紙幣Pの左右のエッジデータのう
ち、該紙幣Pの非欠損部分のエッジデータを利用して、
該紙幣Pの左右のエッジ位置の差分値の平均値を求め、
該平均値をスキュー角度で補正することによって算出可
能である。そして、このようにして求めた外形寸法と適
合する基準外形メモリ34内の基準外形寸法を検出し、
該適合した基準外形寸法の金種を初期判別金種として決
定する。
【0028】次に、パターンデータメモリ39に格納さ
れた読取りデータ要素Vのうち、紙幣Pに関するものだ
け(つまり、背景地である移送ローラ13に関するデー
タを除いたもの)を切り出すことによって、前記紙幣P
自体の読取りデータパターンを求める。さらに、前記紙
幣Pのイメージセンサ10に対する通過位置および傾き
に基づいて、該紙幣Pの読取りデータパターンRPを、
前記基準パターンメモリ40に格納された、前記初期判
別金種の基準データパターンBPに対して位置合わせす
る(正規化)。この場合、基準データパターンBPの基
準データ要素のピッチは2mmであるので、この読取り
データパターンRPの位置合わせも、このピッチに等し
い高い精度で行うことができる。この実施例は、このよ
うに位置合わせする構成であるので、従来のように、各
紙幣Pのイメージセンサに対する通過位置ごとに基準デ
ータパターンBPを用意しておく必要が無い。
【0029】読取りデータパターンRPの一部分と、前
記初期判別金種の紙幣Pについて各通過方向(前後、表
裏方向の4種類の通過方向のうちのいずれか)ごとに格
納されている4種類の基準データパターンBPの対応す
る部分との間における、部分的なパターンマッチングを
行い、これにより、紙幣Pの投入方向、すなわち、イメ
ージセンサ10に対する通過方向を判定する。つまり、
この場合、前記4種類の基準データパターンBPのう
ち、最も高い相関値が得られた基準データパターンBP
の方向から、前記通過方向が判定されることになる。
【0030】次に、前記最も高い相関値が得られた基準
データパターン(つまり、方向対応基準データパター
ン)BPを使用して、前記読取りデータパターンRPの
全面マッチングを行う。つまり、読取りデータパターン
RPの各読取りデータ要素Vを、前記位置合わせした基
準データパターンにおける位置的に対応する基準データ
要素Bと相関値マッチングを行う。ところで、前述のよ
うに読取りデータパターンRPと基準データパターンB
Pとの位置合わせを行った場合でも、紙幣Pの外形に基
づく位置合わせであるので、実際には、紙幣Pの角折
れ、シワ等に起因してある程度の位置合わせ誤差が生じ
るのが普通である。しかし、後述する相関値計算式によ
るパターンマッチングでは、このような位置合わせ誤差
によって、相関値が著しく低下する。
【0031】このため、この実施例では、判別すべき紙
幣Pの読取りデータパターンRPの各読取りデータ要素
Vを、上述のように位置合わせした基準データパターン
BPの位置的に対応する基準データ要素Bと1対1でマ
ッチングするだけでなく、前記読取りデータパターンR
Pが前記基準データパターンBPに対して上下、左右お
よび斜め方向に位置ズレしている(位置合わせ誤差が生
じている)場合も考慮して、上述のように位置合わせし
た位置(基本位置)から上下、左右および斜め方向に1
ピッチ分(2mm)だけ位置ズレした基準データ要素B
をもマッチング対象にしている。つまり、この実施例に
あっては、判別すべき紙幣Pの読取りデータパターンR
Pの各読取りデータ要素Vは、対応する基準データ要素
B、および、そこから上下、左右および斜め方向に1ピ
ッチ分だけ位置ズレした基準データ要素Bである合計9
つの基準データ要素Bと(合計9通り、従って、1対9
で)マッチングされるようになっている。
【0032】各金種の紙幣Pに関して、上記の読取りデ
ータパターンRPと基準データパターンBPの9位置と
の全面マッチングは、それぞれ、以下の相関値計算式を
用いて行われる。
【数1】 ここで、nは、読取りデータパターンRPにおけるマッ
チング対象となる読取りデータ要素の総数、iはマッチ
ング対象となるデータ要素の番号、Biは、基準データ
パターンBPの各基準データ要素の値、Viは、読取り
データパターンRPの各読取りデータ要素の値、Ba
は、基準データパターンBPにおけるマッチング対象と
なる全基準データ要素の平均値、Vaは、読取りデータ
パターンRPにおけるマッチング対象となる全読取りデ
ータ要素の平均値である。
【0033】読取りデータパターンRPと基準データパ
ターンBPとが同一の印刷パターンに関するものである
場合、相関値は、両パターンRP,BPの位置が完全に
一致した場合に最大値(ピーク)となるような山形の特
性を示し、逆に、両パターンRP,BPが異なる印刷パ
ターンに関するものである場合、極端なピークを持たな
い平坦な特性を示す。
【0034】なお、上述のように基本位置の基準データ
パターンBPの分解能を読取りデータパターンRPの2
倍、つまり、基準データ要素のピッチを読取りデータ要
素の1/2した理由は、次のようである。すなわち、読
取りデータパターンRPとマッチングすべき基準データ
パターンBPのデータ量を減らすために、各基準データ
要素のピッチを大きくすると、前述のように基本位置か
ら各方向に1ピッチずつズラしたマッチングによって得
られる相関値の変化量が大きくなりすぎる。例えば、基
準データパターンBPの各基準データ要素のピッチを読
取りデータ要素と同じ4mmとすると、基本位置に対し
て−2mmの位置から+2mmの位置までのデータが飛
ぶので、相関ピーク値が相当低下してしまう。しかし、
上記実施例のように各基準データ要素のピッチを読取り
データ要素の1/2、すなわち、2mmとすると、基本
位置から±1mmの範囲での相関ピーク値を得ることが
できる。
【0035】上述した基準データパターンBPにおける
9位置でのマッチングによって相関値のうちの、最大値
をマッチング結果として採用する。そして、前記マッチ
ング結果が所定値以上である場合、前記紙幣Pを真正な
紙幣として最終判定し、その金種および投入方向を、さ
らに制御系のコンピュータ(図示せず)に出力する。な
お、上記実施例では、読取りデータパターンRPの各読
取りデータ要素Vのサイズをイメージセンサ10の4×
4画素分(つまり、4mm×4mm)とし、基準データ
パターンBPの基準データ要素も同じサイズとしたが、
両パターンRP,BPの各データ要素のサイズは、上記
のものより幾分大きいもの、または、小さいものであっ
てもよい。要は、基準データパターンBPの分解能が読
取りデータパターンRPの分解能の2倍、すなわち、ピ
ッチが2分の1であればよい。また、上記実施例では、
両パターンRP,BPの各データ要素は、複数画素の多
値データの加算値であったが、これに限らず、これら画
素の多値データの平均値であってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、判別
すべき紙幣の読取りデータパターンを基準データパター
ンに対して位置合わせするようにしたので、紙幣の光学
手段に対する通過位置ごとに基準データパターンを用意
する必要がなく、また、基準データパターンの分解能を
読取りデータパターンの分解能の2倍としたことによ
り、位置合わせ処理済の読取りデータパターンに、基準
データパターンの1データ要素分の位置合わせ誤差が生
じている場合でも、単一の基準データパターンを使用し
て高精度の相関値マッチングを行うことができる。その
結果、この発明は、膨大なデータ処理量を必要とせず、
高精度の紙幣判別処理を高速で行うことができる、とい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る紙幣判別装置のハー
ドウエア構成例を示すブロック図。
【図2】図1の実施例の動作を説明するタイミング図。
【図3】同実施例において、紙幣の読取りデータパター
ンを取り込む動作を説明する図。
【図4】同実施例において、各金種の真正の紙幣ごとの
基準データパターンを作成する動作を説明する図。
【図5】前記基準データパターンの格納状態を説明する
図。
【図6】同実施例における上位コンピュータによって行
われる紙幣判別処理を示すフローチャート図。
【図7】従来の紙幣判別装置を説明する図。
【符号の説明】
10 イメージスキャナ 16 マイクロプロセッサ 40 基準パターンメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された紙幣の一面を光学的にスキャ
    ンし、各画素ごとに、前記紙幣の前記面の濃淡に応じた
    多値データを出力する光学手段と、 前記多値データに基づいて前記紙幣のエッジを検出する
    ことによって、該紙幣の外形を検出する外形検出手段
    と、 前記紙幣の前記多値データの値を、複数の隣接した画素
    ごとに演算する演算手段と、 前記演算手段によって得られた各値をデータ要素とす
    る、前記紙幣の読取りデータパターンを作成する作成手
    段と、 各金種の真正の紙幣ごとに、前記読取りデータパターン
    の2倍の分解能のデータ要素からなる基準データパター
    ンを格納した基準パターン格納手段と、 前記外形検出手段によって検出された外形に基づいて、
    前記読取りデータパターンを前記基準データパターンに
    対して位置合わせする位置合わせ手段と、 前記位置合わせ手段によって位置合わせした前記読取り
    データパターンと前記基準データパターンとの間で、相
    関値マッチングを行うことによって、前記投入された紙
    幣を判別する判別制御部とを具備した紙幣判別装置。
  2. 【請求項2】 前記判別制御部は、前記読取りデータパ
    ターンの各データ要素を、前記基準データパターンにお
    ける位置的に対応するデータ要素、ならびに、前記対応
    するデータ要素から上下、左右、斜めの各方向に1デー
    タ要素分ずつ位置ずれしたそれぞれのデータ要素とマッ
    チングするものであり、これにより、前記位置合わせ手
    段によって位置合わせされた読取りデータパターンに前
    記基準データパターンの1データ要素分の位置合わせ誤
    差が生じている場合でも、単一の前記基準データパター
    ンを使用して高精度の相関値マッチングを行うことがで
    きるようにした請求項1に記載の紙幣判別装置。
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