JP3864276B2 - 板金修理用プルプレートハンガー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として凹み、線状溝等が付いた自動車のボディ等を板金作業により修復する場合に、前記凹み、線状溝等に溶着した溶接体を引っ張って平滑面とするために使用する、板金修理用プルプレートハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車のボディ等の凹み形状の損傷部分を修復する場合に使用する、先端部にフックを有し後端部にストッパを有するシャフトに、ハンマーを移動自在に支持させたハンマー式板金用プーラ装置(以下「ハンマー式プーラ装置」という)が周知であり、凹み部分等にスポット溶接された孔開ピンや引き出し用ワッシャ等の溶接体に該ハンマー式プーラ装置のフックを直接引っ掛けた後、ハンマーを手動操作で移動させてストッパに衝突させることで生じる軸方向力によって、凹み部分等を一か所ずつ個別に引き出し(以下単に「個別引き出し」という)して平滑にしている。
【0003】
上記のハンマー式プーラ装置によれば、装置自体が小型で細かい作業が可能であるから、局所的な小さい凹み部分等を一か所ずつ個別に修復する場合には都合がよいのであるが、手動操作でのハンマーによる引き出し力には限界があり、更に引き出し部の範囲が広い場合には均等に引き出すことが難しく、凹み形状が筋状である場合等の使用には不向きであった。
【0004】
上記ハンマー式プーラ装置の引き出し力の限界という問題点を解消するために、実願昭59ー196909号(実開昭61ー117322号公報)に示されているように、板金面に当接可能な一対の脚体を、中央部位置に長手方向と直交する方向に可動棒案内用の貫通孔を穿設した支杆に摺動自在に支持させ、その貫通孔の左右に一対の操作アームの先端をそれぞれ枢支し、該操作アームの中間位置と前記連結片とを連結杆で連結した倍力手段により可動棒を垂直方向に移動させるようにした構成の倍力式板金用プーラ装置(以下「倍力式プーラ装置」という)が開発されている。
【0005】
また、自動車のボディ等の凹み形状が筋状である場合に、この筋状凹み部分を一斉に引き出して修復するためのアタッチメントとして、ハンガー主体の上縁部に沿って吊り主環とその左右対象位置にサイド吊環を設け、また、ハンガー主体の下縁側に多数の櫛状の支持板を列設形成するとともに各支持板を水平方向に貫通するハンガー用孔を穿設し、後端部に軸孔を穿設するとともに先端部を引掛用フックに形成した10〜20個のフリーハンガーを引掛用フックの先端開口側を軸直角方向の同一側に向け、前記各支持板間に配設してハンガー軸で貫通支持させるようにしたプルプレートハンガーも開発されており、前記筋状凹み部分に沿って、多数の引き出し用ワッシャの中心孔が一致するように溶接手段により列設、或は、山の高さを一定にして所定ピッチで蛇行する形態とした波形金属線の山(谷)部分をスポット溶接手段により溶接した後、前記引掛用フックを該引き出し用ワッシャ或は波形金属線に引掛け、引っ張り用の吊り主環に上記倍力式プーラ装置の可動軸に取り付けられた引張り用フック体を掛けて引張り、筋状凹み部分を一斉引き出し(以下単に「一斉引き出し」という)して修復している。
【0006】
ところで、自動車のボディ等の凹み形状が筋状である場合、該筋状凹み部分は深さが一定であるとは限らず、部分的に深い凹みとなっていることがある。このような場合に上記説明したプルプレートハンガーを用いてそのまま一斉引き出し操作を行うと、筋状凹み部分の各部位に作用する引き出し力のバランスが悪いために均等な引き出しが行えず、平滑に修復することができない。このため、前記プルプレートハンガーを用いて引き出し操作を行う前処理として、ハンマー式プーラ装置を用いて深い凹み部分を個別引き出しして筋状凹み部分の深さを揃える必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、筋状凹み部分の深さの不揃は外側からは目視し難く、一見筋状凹み部分の深さが揃ったように見えても、プルプレートハンガーを装着して一斉に引き出してみると均等に引き出すことができないことがあり、このような場合には全ての引き出し用ワッシャからプルプレートハンガーの引掛用フックを外し、深い部分をハンマー式プーラ装置で個別に引き出す後処理を行う必要がある。
【0008】
更に、この作業を繰り返す必要が生じた場合には、再度引き出し用ワッシャに引掛用フックを掛け直し、一斉引き出しを行わなくてはならず、作業者において根気と熟練を要し、また多大な作業時間と手数を要するため作業効率が著しく低いという欠点があった。
【0009】
また、深さの一定でない筋状凹み部分を引き出す場合は、上記したように部分的に筋状凹み部分の深さを揃える個別引き出し操作を必要とすることから、個別に引き出すことのできる溶接体を使用しなければならず、一本の金属線からなる波形金属線では不適当であるので、10〜20個のワッシャを一つずつ、孔の位置を一致させ、且つ等間隔に列設する必要があり、加えて、これらのワッシャにプルプレートハンガーの引掛用フックを掛けたり外す作業も、多数あるために手数を要し、これらの作業も多大な作業時間と手数を要する非効率的なものであった。
【0010】
本発明は自動車のボディー等の凹み形状が筋状であって、部分的に深い凹みとなっている場合でも、個別引き出しと一斉引き出しを連続して行うことができるようにすると同時に、溶接体を効率的に修復面に溶接できるようにし、且つ、溶接体と板金修理用プルプレートハンガーの接続作業を不要として、熟練を要することなく、また作業時間と手数を大幅に削減して作業効率を向上させることができる板金修理用プルプレートハンガーを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、請求項1に記載の板金修理用プルプレートハンガーは、自動車のボディ等の凹み形状の損傷部分の修復の際に用いられ、ハンガープレート (2) 、操作ハンドル部 (5) 及び溶接体 (3) から構成される板金修理用プルプレートハンガーは、
透孔 (21) が複数列設される前記ハンガープレート (2) と、支持柱 (51) の先端部に一斉引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する吊り主環 (53) を具備して、前記ハンガープレート (2) の中央部に螺着される前記操作ハンドル部 (5) と、前記透孔 (21) を貫通し、軸方向の一定距離だけ摺動自在に支持された導通部材製である前記溶接体 (3) とからなり、前記溶接体 (3) には、溶接基体 (31) の上部に後記ビット (40) を修復面に押圧するための押圧部 (32) の形成された頭部端子 (33) を具備するとともに、個別引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する掛止部 (34) 、下方に上フランジ (35) 及び前記溶接基体 (31) の下部にビット (40) を軸方向に長さ調節自在に螺着して、複数の前記溶接体 (3) は相互に絶縁状態で前記ハンガープレート (2) に支持されており、板金用プーラ装置による個別引き出しと一斉引き出しを連続して行うことを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項2に記載の板金修理用プルプレートハンガーは、自動車のボディ等の凹み形状の損傷部分の修復の際に用いられ、ハンガープレート (2) 、操作ハンドル部 (5) 及び溶接体 (3) から構成される板金修理用プルプレートハンガーは、
透孔 (21) が複数列設される前記ハンガープレート (2) と、
前記ハンガープレート (2) の両側に回動可能に軸支された支持板 (54) の間に、前記ハンガープレート (2) の上面に平行となるようゲージ面 (56) と一斉引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する吊り棒 (55) を具備する操作ハンドル部 (5) と、前記透孔 (21) を貫通し、軸方向の一定距離だけ摺動自在に支持された導通部材製である前記溶接体 (3) とからなり、前記溶接体 (3) には、溶接基体 (31) の上部に後記ビット (40) を修復面に押圧するための押圧部 (32) の形成された頭部端子 (33) を具備するとともに、個別引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する掛止部 (34) 、下方に上フランジ (35) 及び前記溶接基体 (31) の下部にビット (40) を軸方向に長さ調節自在に螺着して、複数の前記溶接体 (3) は相互に絶縁状態で前記ハンガープレート (2) に支持されており、前記ゲージ面 (56) が前記溶接基体 (31) に対する前記ビット (40) の突出量を調節して揃える場合の基準面となり、板金用プーラ装置による個別引き出しと一斉引き出しを連続して行うことを特徴とするも のである。
【0013】
【発明の実施の形態】
及び
【実施例】
【実施例1】
本発明の実施例1に係る板金修理用プルプレートハンガーを図に基づいて説明すると、図1は板金修理用プルプレートハンガーの正面図、図2は図1の側面図、図3は溶接体(3)の一部を断面とした側面図であって、該板金修理用プルプレートハンガーは、高さ40mm横240mm厚さ30mmのアルミニウム製板部材で、ピッチ22mmで等間隔に片側5か所、合計10か所、直径15mmの透孔(21)を穿設したハンガープレート(2) と、該ハンガープレート(2)の横方向中央部に螺着手段により装着した、先端部に板金用プーラ装置による牽引部となる吊り主環(53)を装備した直径15mmの鋼棒製の支持柱(51)からなる操作ハンドル部(5)、及び前記10か所の透孔(21)を貫通して軸方向に摺動自在に支持された10本の溶接体(3)とからなる。
【0014】
前記溶接体(3)について詳細に説明すると、図3に示すように該溶接体(3)は溶接基体(31)、ビット(40)及び絶縁物(38)から構成されており、溶接基体(31)とビット(40)は共に鋼材からなり、絶縁物(38)は絶縁性、耐衝撃性の高いジュラコン(登録商標)からなる。
【0015】
溶接基体(31)の上部には、後記説明する溶接時に使用するスポット溶接機の電極棒を押し付けるため、頂部を凹状の押圧部(32)に形成し、かつ側部に六角ナット形状を形成した頭部端子(33)と、該頭部端子(33)の直下には個別引き出しを行う際にハンマー式プーラ装置のシャフト先端部を掛止するための掛止部(34)、該掛止部(34)の下方には前記ハンガープレート(2)に穿設した透孔(21)に摺動支持される直径11.9mm、長さ50mmの軸部(36)と、溶接基体(31)の軸下方への摺動を規制する上フランジ(35)、該軸部(36)の下部には前記ビット(40)を装着するための雌螺子部(37)をそれぞれ切削加工手段により一体に形成する。
【0016】
絶縁物(38)は前記溶接基体(31)を前記ハンガープレート(2)の透孔(21)に嵌入する場合に、溶接基体(31)と透孔(21)の間に介在させ、溶接基体(31)とハンガープレート(2)を電気的に絶縁するためのものであって、長さ50mm、外径14.2mm、内径12.1mmの円筒形状で、下部に、溶接体(3)の軸上方の摺動を規制する下フランジ(39)を形成する。尚、絶縁物(38)のフランジはハンガープレート(2)の下面と溶接体(3)の間にしか形成されていないが、後記溶接作業時には溶接体(3)のビット(40)が修復面に押し付けられると同時に、ハンガープレート(2)自体も修復面の方に移動しているため絶縁状態は確保される。しかし、上フランジ(35)とハンガープレート(2)の上面の間にも絶縁物、例えば、ジュラコン(登録商標)製のワッシャ等などを介在すれば、より確実に絶縁状態を確保することができる。
【0017】
ビット(40)は自動車のボディ等の修復面に後記溶接手段によって直接溶接されるものであって、ビット先端部(41)は長さ15mmであり、該ビット(40)を前記溶接基体(31)の軸部(36)に螺入する際に使用する六角軸部(42)を中央部に有し、上部に前記軸部(36)の雌螺子(37)に螺合する雄螺子部(43)を形成し、前記溶接基体(31)を前記絶縁物(38)と共に前記ハンガープレート(2)に挿入した後、該雄螺子部(43)にワッシャ(45)及びロックナット(44)を介して螺合し、溶接基体(31)と導通状態で固定する。この状態で溶接体(3)はハンガープレート(2)に対して上下軸方向に約7mm摺動することができる。尚、ビット(40)は溶接した場合にビット先端部(41)が消耗するので、消耗度合に応じて適宜交換する必要がある。
【0018】
次に、上記本発明に係る板金修理用プルプレートハンガーを用い、自動車のボディの筋状凹み部分であって、部分的に深さが深くなっているものを修復する場合について説明すると、まず、板金修理用プルプレートハンガーを修復面に固定するために、自動車のボディ上の筋状凹み部分と導通する隣接位置にスポット溶接機の一方の電極棒をアース接続し、次に各溶接体(3)のビット先端部(41)を修復面に当接するが、この場合に、ビット(40)の突出量が各溶接体(3)の間で一定でないと、後の一斉引き出しの際に引き出し力のバランスが取れないので、予めビット先端部(41)に板等の平板を当接して各溶接体(3)のビット(40)の長短を確認し、揃っていない場合はビット(40)を溶接基体(31)に螺出入することによりビット(40)の突出量を調節して各溶接体(3)の全長を揃える、ビット長調節作業を行う必要がある。
【0019】
各溶接体(3)のビット先端部(41)を修復面に当接した状態で、溶接体(3)の押圧部(32)にスポット溶接機の他方の電極棒をおよそ2kgfの力で押し付け、ビット先端部(41)を修復面に押圧すると、電流は該溶接体(3)のみに流れてビット先端部(41)と修復面が速やかにスポット溶接され、順次他の溶接体(3)についても同様にして修復面に溶接していけば、板金修理用プルプレートハンガー(1) が溶接体(3)によって支持され、引き出し用ワッシャ等を使用することなく自動車のボディ上に迅速に固定されることとなる。この時、電極棒を溶接体(3)の中心軸線に合わせるように押し付ければ比較的軽い力で押し付けることができるので、ハンドル部(5)の把持部(52)は溶接体(3)の中心軸を覆わないように装着して、溶接作業の障害とならないようにする。
【0020】
上記溶接作業の終了後、ハンマー式プーラ装置を用いて筋状凹み部分の深くなっている部分を引き出すため、ハンマー式プーラ装置のシャフト先端部のフックをフォーク形フック(H)に交換して、前処理を行うのであるが、上述したように溶接体(3)は全長を揃えており、かつ各々の溶接体(3)が軸方向に摺動可能であるので、溶接体(3)の頂部が低くなっている部分がすなわち筋状凹み部分が深くなっている部分であり、その溶接体(3)を直接引き出せばよく、引き出そうとする溶接体(3)の掛止部(34)にハンマー式プーラ装置のフォーク形フック(H)を掛止し、通常のハンマー式プーラ装置の使用法に従って個別引き出しを行う。このようにして、筋状凹み部分の深さをある程度揃えたら、ハンマー式プーラ装置を外し、次に倍力式プーラ装置を用いて一斉引き出しを行う。
【0021】
一斉引き出しは、操作ハンドル部(5)に装着している吊り主環(53)に倍力式プーラ装置のシャフト先端のフックを掛止し、通常の使用法に基づいて一斉引き出しを行うと、引き出し力はハンガープレート(2)から溶接体(3)の上フランジ(35)に作用し、筋状凹み部分を一斉に引き出すことができる。この過程において修復面を木槌等で叩いて補正を行い、平滑化を図る。
【0022】
倍力式プーラ装置を用いて一斉引き出しを終えたら倍力式プーラ装置を修復面より取り外して、必要であれば再度ハンマー式プーラ装置を用い、前処理と同様の手順で十分引き出せていない部分を引き出す後処理を行うが、必要がなければ引き出し作業を終了し、各溶接体(3)の頭部端子(33)に形成した六角ナット形状部分にスパナ等で回転力を与えて捩じり、順次ビット先端部(41)と自動車ボディの溶接部分を捩じり切り、プルプレートハンガーを自動車ボディーより外すのである。その後の平滑化作業については、従来と同様に実施するので説明は省略する。
【0023】
以上説明した板金修理用プルプレートハンガーは上記実施例に限定するものではなく、溶接基体(31)の頂部に頭部端子(33)を装備せず、例えばビット(40)の一部に電極棒を押し付けるツバ形状の頭部端子(33)を直接装備して、溶接時にビット先端部(41)を溶接面に押し付けるようにすることもでき、この場合にビット(40)と溶接基体(31)を絶縁すれば、溶接体(3)とハンガープレート(2)の間に介在させた絶縁物(38)を省略できる。また、溶接基体(31)の頂部の装備した掛止部(34)をリング形状等とすると、ハンマー式プーラ装置のシャフト先端部の形状が通常のフック形状であっても使用できる。
【0024】
また、絶縁物(38)は、溶接基体(31)と一体とせずに、ハンガープレート(2)の透孔(21)の内部に嵌入固定するものとしてもよく、素材はジュラコン(登録商標)の他、溶接時の瞬間的な大電流に対して絶縁性を保つことができ、また大電流が流れることによって発生する熱、及び個別引き出しの際等に作用する衝撃にも耐える、耐熱性、耐衝撃性を兼ね備えた既存の素材を使用することができる。尚、絶縁物(38)の下フランジ(39)とハンガープレート(2)の間にスプリングやゴム体等の弾性体(46)を介在させて、個別引き出し時等の衝撃を緩衝して絶縁物(38)の損傷を防止してもよい。その他、ハンガープレート(2)、溶接体(3)等の寸法は修復対象部に応じて適宜変更すべきものであることは言うまでもない。
【0025】
【実施例2】
本発明の実施例2に係る板金修理用プルプレートハンガーを図に基づいて説明すると、図4はプルプレートハンガー(1)の正面図、図5は図4のAーA断面図、図6は操作ハンドル部(5)を傾斜した状態の側面図であって、該板金修理用プルプレートハンガーは、高さ40mm横130mm厚さ30mmのアルミニウム製板部材で、ピッチ22mmで等間隔に合計4か所、直径15mmの透孔(21)を穿設したハンガープレート(2)と、該ハンガープレート(2)の両端に回動可能に軸支された支持板(54)の間に、ハンガープレート(2)の上面に平行となるよう底部をゲージ面(56)とした把持部(52)を架設した操作ハンドル部(5)、及び前記実施例1で説明した溶接体(3)と同様の4本の溶接体(3)が、前記4か所の透孔(21)を貫通して軸方向に摺動自在に支持されている。
【0026】
前記把持部(52)は底部をゲージ面(56)とした、長さ95mm、高さ30mm、厚さ20mmのアルミニウム製の角棒であって、長手方向中央部に巾10mmのスリ割り溝(52a)を形成し、板金用プーラ装置による牽引部となる直径8mmの吊り棒(55)を装着しており、該把持部(52)は前記支持板(54)によって、ゲージ面(56)と前記ハンガープレート(2)の上面が平行になるように架設されていて、操作ハンドル部(5)は溶接体(3)の先端のビット(40)の突出長さ調節ゲージを構成する。
【0027】
また図6に示すように、ハンガープレート(2)を取り付ける前記両支持板(54)の取り付け部には高さ方向に長い長円形軸孔(57)が穿設されており、長円形軸孔(57)に遊嵌され得る足を有した支持螺子(59)によって操作ハンドル部(5)はハンガープレート(2)に対して回動及び摺動自在に取り付けられ、また前記長円形軸孔(57)の下方であって、長円形軸孔(57)と同様の長さを有する設定用軸孔(58a)部分に、前記支持螺子(59)の軸を中心とした中心角70度の円周軌跡上の円弧状長孔(58b)を連続させてガイド孔(58)を形成し、該ガイド孔(58)に遊嵌するようガイド螺子(60)をハンガープレート(2)に螺入する。これは、支持螺子(59)が設定用軸孔(58a)に位置する場合に操作ハンドル部(5)の回動は阻止されて操作ハンドル部(5)を直立させているが、ガイド螺子(60)を円弧状長孔(58b)に位置するようにした場合には、操作ハンドル部(5)が支持螺子(59)を回動中心として直立から70度傾斜した状態まで任意に変化させることができる傾斜構成であって、電極棒で頭部端子(33)を押圧して溶接する際に障害とならないよう、操作ハンドル(5)を回動させるものである。
【0028】
上記傾斜構成は前記両ガイド螺子(60)をハンガープレート(2)より抜脱すると、ハンガープレート(2)に対して操作ハンドル部(5)の回動はフリーになって、直立状態から180度倒立した状態、すなわち溶接体(3)のビット(40)が前記ゲージ面(56)に相対する状態となる。この状態において操作ハンドル部(5)を下にして板金修理用プルプレートハンガーを作業台等に載置すれば、各溶接体(3)のビット(40)の長短は一目瞭然であって、各溶接体(3)のビット先端部(41)がゲージ面(56)に一様に接するようにビット(40)の長さを調節し、ロックナット(44)で固定すれば、板金修理用プルプレートハンガー(1)を補修面に溶接する前に行うビット長調節作業を迅速かつ確実に行うことができる。尚、支持螺子(59)とガイド螺子(60)を可撓性の連結体(61)で連結しておけば、ビット長調節作業中にガイド螺子(60)を紛失することがない。
【0029】
上記本発明に係る板金修理用プルプレートハンガーを用い、自動車のボディの筋状凹み部分であって、部分的に深さが深くなっているものを修復する場合について説明すると、まず上記ビット長調節作業を終えた後、各溶接体(3)を修復面に溶接するのであるが、溶接体(3)の上部の頭部端子(33)に電極棒を押し付ける場合には、前述したように溶接する溶接体(3)の中心軸線に合わせて電極棒を押し付ければ比較的軽い力で押し付けることができるので、操作ハンドル部(5)をハンガープレート(2)に対して回動し、ハンガープレート(2)を吊り下げるように保持した状態でビット先端部(41)を修復面に当接すれば、操作ハンドル部(5)が溶接体(3)の中心軸線を覆わず、溶接作業の障害とならない。
【0030】
上記溶接作業の終了後、続いてハンマー式プーラ装置を用いて筋状凹み部分の深くなっている部分を引き出す前処理を行うのであるが、引き出そうとする溶接体(3)の掛止部(34)にハンマー式プーラ装置のフォーク形フック(H)を掛止し、個別引き出しを行う場合にも溶接体(3)の中心軸線上にシャフトを位置させるため、操作ハンドル部(5)が溶接体(3)の中心軸線を覆わないように上方に上げておけば、個別引き出しの障害とならない。このようにして、筋状凹み部分の深さを揃えたら、次に倍力式プーラ装置を用いて一斉引き出しを行う。
【0031】
一斉引き出しの場合は、操作ハンドル部(5)を戻して溶接体(3)と操作ハンドル部(5)が一線上になるようにし、操作ハンドル部(5)に装着している吊り棒(55)に倍力式プーラ装置のシャフト先端のフックを掛止し、通常の用法及び叩打作業を行いながら一斉引き出しを行う。
【0032】
倍力式プーラ装置を用いて一斉引き出しを終えたら倍力式プーラ装置を取り外して、必要であれば再度ハンマー式プーラ装置を用いて十分引き出せていない部分を引き出す後処理を行うが、必要がなければ引き出し作業を終了し、実施例1と同様、各溶接体(3)の頭部端子(33)に形成した六角ナット形状部分をスパナ等で捩じり、ビット先端部(41)と自動車ボディーの溶接部分を捩じり切るようにしていき、板金修理用プルプレートハンガーを自動車ボディより取り外し、その後の平滑化作業についても、従来と同様に実施するので説明は省略する。
【0033】
【発明の効果】
以上説明した本発明に係る板金修理用プルプレートハンガーによれば、自動車のボディ等の凹み形状が筋状であって、部分的に深い凹みとなっている場合でもハンガープレート (2) 、操作ハンドル部 (5) 及び溶接体 (3) から構成される板金修理用プルプレートハンガーは、透孔 (21) が複数列設される前記ハンガープレート (2) と、支持柱 (51) の先端部に一斉引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する吊り主環 (53) を具備して、前記ハンガープレート (2) の中央部に螺着される前記操作ハンドル部 (5) と、前記透孔 (21) を貫通し、軸方向の一定距離だけ摺動自在に支持された導通部材製である前記溶接体 (3) とからなり、前記溶接体 (3) には、溶接基体 (31) の上部に後記ビット (40) を修復面に押圧するための押圧部 (32) の形成された頭部端子 (33) を具備するとともに、個別引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する掛止部 (34) 、下方に上フランジ (35) 及び前記溶接基体 (31) の下部にビット (40) を軸方向に長さ調節自在に螺着した構成であり、複数の溶接体 (3) は相互に絶縁状態でハンガープレート (2) に支持されているから、溶接しようとする溶接体 (3) の押圧部 (32) にスポット溶接機の電極棒を押し付け、ビット先端部 (41) を自動車のボディに押圧するとビット先端部 (41) と修復面が速やかに溶接され、順次他の溶接体 (3) についても同様にして溶接していけば、板金修理用プルプレートハンガーが溶接体 (3) よって支持され、引き出し用ワッシャ等を使用することなく自動車のボディ上に迅速に溶接されることとなり、溶接体 (3) を効率的に修復面に溶接できる。
【0034】
そしてハンマー式プーラ装置を用いて筋状凹み部分が深くなっている部分を引き出す場合にも、各々の溶接体(3)が軸方向に摺動可能であるので、溶接体(3)の頂部が低くなっている部分がすなわち筋状凹み部分が深くなっている部分であり、筋状凹み部分の深さの不揃を外側から目視せずとも、その溶接体(3)を直接引き出せばよく、引き出そうとする溶接体(3)の掛止部(34)にハンマー式プーラ装置のシャフト先端部を掛止し、通常のハンマー式プーラ装置の使用法に従って個別引き出しを行うことができる。
【0035】
次に倍力式プーラ装置を用いて一斉引き出しを行う場合には、ハンマー式プーラ装置を溶接体(3)から外し、板金修理用プルプレートハンガーに装着している牽引部に倍力式プーラ装置のシャフト先端のフックを掛止し、通常の使用法に基づいて一斉引き出しを行うと、引き出し力がハンガープレート(2)から溶接体(3)の上フランジ(35)に作用し、筋状凹み部分を一斉に引き出すことができる。
【0036】
個別引き出しと一斉引き出しを繰り返す必要が生じた場合にも、引き出し用ワッシャに引掛用フックを掛けたり外したりする作業が不要で、迅速に行えるので、根気や熟練を要することなく、また作業時間と手数を大幅に削減することができ、作業効率が非常に高い。
【0037】
更に、請求項2の板金修理用プルプレートハンガーによれば、
前記ハンガープレート (2) の両側に回動可能に軸支された支持板 (54) の間に、前記ハンガープレート (2) の上面に平行となるようゲージ面 (56) と一斉引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する吊り棒 (55) を具備する操作ハンドル部 (5) における、前記ゲージ面 (56) が前記溶接基体 (31) に対する前記ビット (40) の突出量を調節して揃える場合の基準面となり、前記操作ハンドル部 (5) をハンガープレート (2) に対して回動可能に装備したので、板金修理用プルプレートハンガーを修復面に溶接する前に行うビット長調節作業を迅速かつ確実に行うことができ、操作ハンドル部 (5) をハンガープレート (2) に対して回動し、ハンガープレート (2) を吊り下げるように保持した状態でビット先端部 (41) を修復面に当接すれば、操作ハンドル部 (5) が溶接体 (3) の中心軸線を覆わず、溶接作業の障害とならない。
【0038】
以上により、自動車のボディー等の凹み形状が筋状であって、部分的に深い凹みとなっている場合でも、個別引き出しと一斉引き出しを連続して行うことができるようにすると同時に、溶接体を効率的に修復面に溶接できるようにし、且つ、溶接体と板金修理用プルプレートハンガーの接続作業を不要として、熟練を要することなく、また作業時間と手数を大幅に削減して作業効率を向上させることができる板金修理用プルプレートハンガーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係る板金修理用プルプレートハンガーの正面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 溶接体の一部を断面とした側面図である。
【図4】 本発明の実施例2に係る板金修理用プルプレートハンガーの正面図である。
【図5】 図4のAーA断面図である。
【図6】 操作ハンドル部を傾斜した状態の側面図である。
【符号の説明】
(1) プルプレートハンガー
(2) ハンガープレート
(3) 溶接体
(5) 操作ハンドル部
(21) 透孔
(31) 溶接基体
(32) 押圧部
(33) 頭部端子
(34) 掛止部
(35) 上フランジ
(36) 軸部
(37) 雌螺子部
(38) 絶縁物
(39) 下フランジ
(40) ビット
(41) ビット先端部
(42) 六角軸部
(43) 雄螺子部
(51) 支持柱
(52) 把持部
(52a) スリ割り溝
(53) 吊り主環
(54) 支持板
(55) 吊り棒
(56) ゲージ面
(57) 長円形軸孔
(58) ガイド孔
(58a) 設定用軸孔
(58b) 円弧状長孔
(59) 支持螺子
(60) ガイド螺子
(H) フォーク形フック

Claims (2)

  1. 自動車のボディ等の凹み形状の損傷部分の修復の際に用いられる板金修理用プルプレートハンガーにおいて、
    ハンガープレート (2) 、操作ハンドル部 (5) 及び溶接体 (3) から構成される板金修理用プルプレートハンガーは、
    透孔 (21) が複数列設される前記ハンガープレート (2) と、
    支持柱 (51) の先端部に一斉引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する吊り主環 (53) を具備して、前記ハンガープレート (2) の中央部に螺着される前記操作ハンドル部 (5) と、
    前記透孔 (21) を貫通し、軸方向の一定距離だけ摺動自在に支持された導通部材製である前記溶接体 (3) とからなり、
    前記溶接体 (3) には、溶接基体 (31) の上部に後記ビット (40) を修復面に押圧するための押圧部 (32) の形成された頭部端子 (33) を具備するとともに、個別引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する掛止部 (34) 、下方に上フランジ (35) 及び前記溶接基体 (31) の下部にビット (40) を軸方向に長さ調節自在に螺着して、
    複数の前記溶接体 (3) は相互に絶縁状態で前記ハンガープレート (2) に支持されており、
    板金用プーラ装置による個別引き出しと一斉引き出しを連続して行うことを特徴とする板金修理用プルプレートハンガー。
  2. 自動車のボディ等の凹み形状の損傷部分の修復の際に用いられる板金修理用プルプレートハンガーにおいて、
    ハンガープレート (2) 、操作ハンドル部 (5) 及び溶接体 (3) から構成される板金修理用プルプレートハンガーは、
    透孔 (21) が複数列設される前記ハンガープレート (2) と、
    前記ハンガープレート (2) の両側に回動可能に軸支された支持板 (54) の間に、前記ハンガープレート (2) の上面に平行となるようゲージ面 (56) と一斉引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する吊り棒 (55) を具備する操作ハンドル部 (5) と、
    前記透孔 (21) を貫通し、軸方向の一定距離だけ摺動自在に支持された導通部材製である前記溶接体 (3) とからなり、
    前記溶接体 (3) には、溶接基体 (31) の上部に後記ビット (40) を修復面に押圧するための押圧部 (32) の形成された頭部端子 (33) を具備するとともに、個別引き出しのための板金用プーラ装置の先端部を掛止する掛止部 (34) 、下方に上フランジ (35) 及び前記溶接基体 (31) の下部にビット (40) を軸方向に長さ調節自在に螺着して、
    複数の前記溶接体 (3) は相互に絶縁状態で前記ハンガープレート (2) に支持されており、
    前記ゲージ面 (56) が前記溶接基体 (31) に対する前記ビット (40) の突出量を調節して揃える場合の基準面となり、
    板金用プーラ装置による個別引き出しと一斉引き出しを連続して行うことを特徴とする板金修理用プルプレートハンガー。
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