JP3863945B2 - ディスプレイシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的に空間光変調器を含むイメージングシステムに関し、特に、空間光変調器イメージングシステムのピークホワイト性能を改善してイメージハイライトを高める方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空間光変調器(SLM)は光情報処理、投射ディスプレイ、ビデオおよびグラフィックモニタ、テレビジョン、および電子写真印刷の分野で非常に沢山応用されている。SLMは入射光を空間パターンで変調して電気もしくは光入力に対応する光像を形成するデバイスである。入射光はその位相、強度、分極、もしくは方向を変調することができる。光変調はさまざまな電子光学もしくは磁気光学効果を発揮するさまざまな材料、および表面変形により光を変調する材料により達成することができる。
【0003】
SLMは代表的にはアドレス可能な画素(ピクセル)エリアもしくは線形アレイにより構成されている。ソースピクセルデータが、通常SLMの外部にある、関連する制御回路により最初にフォーマット化され、次に1度につき1フレームづつピクセルアレイへロードされる。このピクセルデータは、頂部から底部へ1度につき1ピクセルラインづつ逐次に書き込み、頂部から底部へ奇数行等の1行おきのピクセルラインを逐次アドレスすることによりインターリーブし、次に偶数ピクセルラインをアドレスするために戻る、ようなさまざまなアルゴリズムを使用してピクセルアレイへ書き込むことができる。陰極線管(CRT)の場合、このデータ書込技術はラスター化として知られており、高電力電子銃が蛍光画面のピクセル素子を左から右へ1度につき1ラインづつ走査する。これらのピクセルアドレス書込方式は液晶ディスプレイ(LCD)にも同等に応用することができる。
【0004】
テキサス州ダラスのテキサスインスツルメンツ社で最近デジタルミラーデバイス、可変形ミラーデバイス(統括的にDMD)が考案されている。DMDは真にデジタルイメージングデバイスであり集積回路で解決できる点で革命的である。DMDはディスプレイ、プロジェクタおよびハードコピープリンタで使用するのに適した電子/機械/光学SLMである。DMDはモノリシックシングルチップ集積回路SLMであり、中心間17ミクロンの16ミクロン方形可動マイクロミラーの高密度アレイにより構成されている。これらのミラーは代表的にはSRAMセルおよびアドレス電極を含むアドレス回路上に製作される。各ミラーがDMDアレイの1ピクセルを形成し単安定、もしくは双安定とすることができる、すなわち、2つの位置の一方で安定であり、ミラーアレイへ向けられる光源は2つの方向の一方へ反射される。1つの安定な“オン”ミラー位置において、そのミラーへの入射光はプロジェクタレンズへ反射されディスプレイ画面やプリンタの感光素子上へ焦点が合わせられる。他方の“オフ”ミラー位置において、ミラーへ向けられた光は光アブゾーバへ偏向される。アレイの各ミラーは入射光をプロジェクタレンズもしくは光アブゾーバへ向けるように個別に制御される。プロジェクタレンズは究極的にピクセルミラーからの変調光をディスプレイ画面上に焦点を合わせて拡大しディスプレイの場合には画像を生じる。DMDアレイの各ピクセルミラーが“オン”位置にある場合には、ディスプレイされる画像は明るいピクセルのアレイとなる。
【0005】
DMDデバイスの詳細な検討と使用方法については、本発明と同じ譲受人が譲り受けその教示するところが参照としてここに組み入れられているHornbeckの米国特許第5,061,049号“空間光変調器および変調方法”;DeMond等の米国特許第5,079,544号“標準独立デジタル化ビデオシステム”;およびNelsonの米国特許第5,105,369号“プリンティングシステム露光モジュールアライメント方法および製作装置”を相互参照されたい。画像を形成するピクセルの濃度階調は米国特許第5,278,652号“パルス幅変調ディスプレイシステムに使用するDMDアーキテクチュアおよびタイミング”等に記載されたミラーのパルス幅変調技術により達成され、この発明は本発明と同じ譲受人が譲り受けその教示するところは参照としてここに組み入れられている。
【0006】
陰極線管(CRT)はフェイスプレートの内側の発光蛍光材料コーティングを高エネルギ電子ビームで励起することにより光を発生する。電子ビーム密度を変調して各ピクセル位置において放出される光の量が制御される。さらに光を所望する場合には、制御格子対カソード電位を高めることにより電子ビーム密度が増加される。電子ビームの密度が高いと蛍光体内のより多くの電子が高エネルギ状態へ励起されて、より多くの光を発生する。2次的効果として蛍光体からの2次電子放射および蛍光体内の拡散電流の増加により電子ビームにより生じるスポットサイズが非線形的に増大する、すなわち、輝く。
【0007】
CRTはオーバドライブされて蛍光体を燃焼させる点までピークホワイトレベルを生じ、シャドウマスクを過熱し、利用できる陰極電子雲を激減させ、あるいは電子ビーム電源の電流を制限することがある。電源回路およびCRT投射TVセットは平均ビーム電流を制限してCRTを保護するように設計されているが、CRTは小面積の特徴についてオーバドライブされることがある。そのためダイナミックレンジが引き上げられて湖の表面から反射する日光のような一層きらめく、すなわち強調されるようなことがある。
【0008】
一般的に空間光変調器の1つの技術的制約は飽和、すなわち、ダイナミックレンジの頂点を越えてピクセルを駆動できないことである。システムの利得を適切に調整すると、100IREの入力信号によりピクセルは完全にターンオンされ、さらに光を発生するのではなく100IREよりも高いピークホワイトハイライト値で飽和する。システム利得を低減してピークホワイトに余裕を与えると平均輝度が犠牲とされ、デジタル空間光変調器ディスプレイシステムに一層コンツーリングを生じることがある。空間光変調器のピクセルはLCDディスプレイの場合には固定光源からの光しか通過もしくは反射させることができず、DMDの場合には入射光しか反射させることができない。ピクセルが完全に“オン”であれば、透過できる最大光はピクセルへの入射光であるためそれは入射と同様に明るい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
空間光変調器イメージングシステムのピークホワイト性能特性を改善してイメージハイライトを高めることが望ましい。好ましくは、ピクセルのダイナミックレンジの引き上げをシミュレートするためにCRTディスプレイにより発生することがあるブルーム効果をシミュレートすることが望ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は近隣ピクセルが飽和もしくはそれに近い全てのピクセルへ光を付加して空間光変調器イメージングシステムとしての技術的利点を達成するものである。飽和ピクセルに対するピクセル振幅の非線形関数を使用して近隣ピクセルへどれだけの光を付加もしくは除去すべきかが決定される。2次元非線形濾波プロセスにより空間光変調器を使用して表示される画像のイメージハイライトに対する見かけ上のブルーム効果が生じる。画像のハイライトはそれを大きくすることにより明るく見えるようになる。これにより湖の表面から反射する日光のような画像に一層きらめきすなわちハイライトが与えられる。
【0011】
本発明は光を発生する光源を含むディスプレイシステム、および処理されたデータの関数として光を変調するピクセルアレイを有する空間光変調器を具備している。処理回路が入ビデオデータ流を処理して処理されたデータを供給する。これは最初のピクセルの最初のデータの値が所定の範囲内にあるかを確認して行われる。最初のピクセルの最初のデータの値が所定の範囲を越える、すなわち飽和している場合には最初のピクセルに隣接するピクセルのデータの値が調整、好ましくは増加される。近隣ピクセルに対する値のこの調整は記憶された調整増分テーブルを参照するか、もしくは隣接ピクセルに対するデータの値を増加して所定の範囲を越える各飽和ピクセルについて“ブルーム”効果を生成する一連の方程式を実行して実施することができる。この処理回路は観察者にとってはピクセルのダイナミックレンジを引き上げて、湖の表面から反射される日光のような画像に一層きらめき、すなわちハイライトを与えるように見える。
【0012】
好ましくは、処理回路は入ビデオデータ流を受信して記憶する入力第1メモリ回路を具備している。出力第2メモリ回路は第1メモリ回路に初期記憶されたピクセルに対する強度値の関数として2次元プロセッサによりロードされSLMにより表示されるデータを有している。第1メモリ回路内の全ピクセルの強度値が飽和強度値、すなわち、100IREよりも低ければ、データはそのまま第1メモリ回路から第2メモリ回路へ書き込まれる。しかしながら、第1メモリ回路に記憶されたピクセルに対するいずれかの強度値がピクセルのダイナミックレンジを越える値を表している場合には、これらのピクセルは飽和されており、第2メモリ回路へ書き込まれているピクセルに対する強度値は2次元プロセッサが使用するテーブル、すなわち方程式セットの関数として第1メモリ回路内のデータから引き出される。飽和ピクセルに関するピクセル値が増加されて飽和ピクセルに関するブルーム効果が生成される。
【0013】
実施例では、2次元フィルタプロセッサはダイナミックレンジを越えたハイライトのパーセンテージ、すなわち5%もしくは10%、を示すために保存されるいくつかのデジタルコードをダイナミックレンジの頂部に有するA/Dコンバータを含んでいる。例えば、8ビットA/Dコンバータに対して、入信号がアナログ−デジタルコンバータのダイナミックレンジを5%越えたことを表すために254の2進値が保存される。ピクセル値がダイナミックレンジを10%越えることを表すのに255の2進値が保存される。レベルコンパレータ回路およびROMを使用して入力信号がA/Dコンバータのダイナミックレンジを越える時にこれらの値を確立することができる。これらの値はMUXにより加算され第1メモリ回路へロードされプロセッサにより処理される。A/Dコンバータのダイナミックレンジが7.5IREおよび100IRE間の入力信号に対応するように調整され、253のデジタル値が100IREに対応する場合、105IREの信号をレベルコンバータおよびROMにより符号化して254の値を与え、110IREの信号により255の値を与えることができる。第1メモリ回路のこれらの値は復号されプロセッサにより使用されて特定の近隣ピクセルへ付加される光の量、および拡散プロセスがどれだけ伝播するかが決定される、すなわちピクセルへ付加されるエネルギ量もそのピクセルの特定の飽和ピクセルからの距離の関数となる。修正された値が第2メモリ回路に記憶される。ハイライトのサイズは数ピクセルしか増大しないためこの処理は大きな明るい面積にほとんど影響を及ぼさないかもしれないが、数ピクセルの開始スパンを有する小面積ハイライトに対しては、見かけ上の輝度の増加は相当なものとなる。
【0014】
好ましくは、入力第1メモリ回路は入ビデオデータ流を5ラインまで記憶して、完全な1フレームのビデオデータを記憶している、出力第2メモリ回路へ書き込まれるピクセルの値を計算する時にプラスもしくはマイナス2ピクセルの垂直範囲を許す必要がある。第1入力メモリ回路からのピクセル値は処理され、拡散されて出力メモリ回路内の適切なピクセル位置へ(制限付きで)増分される。よりメモリ集約性の低い方法は現在ライン上の前の近隣ピクセル値および前のライン上の近隣ピクセル値を繰り返し処理して新しいピクセル値を発生することである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、一般的に10で標準NTSCビデオ信号を示す。信号10は水平同期期間Hにより分離された水平同期パルス12を有している。ゼロキャリアレベルを14で示し、同期パルス12の最大振幅はキャリアの100%である。帰線消去レベルは16で破線で示され0IREである。帰線消去基準レベルは18で破線で示され、7.5IREである。基準ホワイトレベルは20で破線で示され、この信号はキャリアの12.5%であり、100IREの基準レベルを有している。ビデオ信号の輝度部を一般的に24で示し、代表的に振幅範囲は7.5IREと100IREの間であるが、ビデオのハイライトに対しては100IREを越えることがある。100IREレベルはSLMに基づくイメージングシステムの飽和を表す。したがって、代表的に入力A/Dコンバータは7.5IREと100IREの間のアナログ入力信号をデジタルに符号化するように調整されたダイナミックレンジを有する。これはA/Dコンバータのダイナミックレンジを表す。
【0016】
時々、NTSC信号の輝度部24は100IREを越すことがあり、太陽、レーザー、光、等の画像がそうである。A/Dコンバータはそのダイナミックレンジの最大限が100IREに調整されているため、105IREおよび110IREのレベルは従来のSLMベースイメージングシステムでは飽和する。
【0017】
次に図2を参照して、本発明の実施例に従ったイメージングシステムを一般的に30で示す。イメージディスプレイシステム30は図1に示す輝度信号24の振幅をデジタルに符号化する一般的に32で示す入力回路を含んでいる。7.5IREから100IREの輝度は8ビットA/Dコンバータ34により線形に符号化される。リードオンリーメモリ(ROM)36がMUX回路40と組み合わされて100IREよりも上の輝度レベルを非線形に符号化し、A/D34の上端の保存された値を使用してレベルをデジタルに符号化する。1対のしきい値コンパレータ42および44が、OR論理ゲート46と組み合わされて、ROM36の入力を供給してMUXの一部を選定する選定レベル検出回路を提供する。
【0018】
7.5IREから100IREの範囲を有する入力線50へ供給されるアナログNTSC信号について、これらの信号は8ビットA/Dコンバータに対する0から253間に対応する2進値を有するように符号化される。254および255の最も高い2つの2進値は線50上の入力信号が100IREの所定のしきい値を越えるパーセンテージを示すために保存される。8ビットA/Dコンバータへ限定する意味合いはなくこの機能には他のデバイスが適切であることをお判り願いたい。
【0019】
例えば、線50上のアナログNTSC信号の大きさが少なくとも105IREであるが110IREよりも小さく、飽和を5%越える信号を表す場合、レベルコンパレータ42は論理“1”の出力を有する。コンパレータ42は入力信号を105IREに示す第1のしきい値TH1と比較する。しかしながら、レベルコンパレータ44は110IREの第2のしきい値TH2と比較を行い、出力は論理“0”である。レベルコンパレータ42は出力線52上へ論理“1”を与え、レベルコンパレータ44は出力線54上へ論理“0”を与える。線52および54上へ与えられた2つの出力は2入力ROM36へ送られて復号される。論理“1”は線52上にしか与えられないため、ROM36からMUX40へ254の2進出力が与えられる。それぞれ基準しきい値を有する1個のみ、もしくは3個以上のコンパレータを他の保存された値と組み合わせて使用して所望により飽和よりも上の信号レベルを決定することができ、飽和よりも上の2つだけのレベルへ限定する意味合いはない。
【0020】
線50上のアナログNTSC入力が少なくとも110IREであって、コンパレータ44の110IREしきい値が破られると、コンパレータ44は線54上に論理“1”を与える。線52および54を介してROM36へ論理“1”が与えられると、255の2進出力がROM36からMUX40へ与えられる。コンパレータ42もしくは44のいずれかがトリップされると、線52および54を介してこれらいずれかのコンパレータから与えられる論理“1”出力によりOR論理ゲート46は線56上へ論理“1”を与える。MUX40のセレクト入力は線56上のこの論理“1”を認識してA/D34からではなくROM36から2進データを受け入れる。0から255間の2進値を有する復号されたデジタルデータがMUX40から線58を介して入力メモリ回路60へ与えられる。
【0021】
入力線50上へ与えられるビデオデータ流は回路32により逐次デジタル化され非同期的に入力メモリ60へロードされる。入力メモリ60は少なくとも5ラインのビデオデータを記憶するのに十分なスペースを有している。後記するように、2次元ビデオデータプロセッサ64がメモリ60内のビデオデータを線66を介して読み取り、ビデオデータを処理し、処理されたデータを出力メモリデバイス70へロードする。メモリ70は完全な1フレームのビデオデータを記憶するのに十分なスペースを有し、それはNTSC信号については480ラインx640コラムである。状態機械に基づくDMDコントローラ72がメモリ70からのビデオデータへ究極的にアクセスしてこのデータを、従来の技術の節で参照した特許に教示されているテキサス州ダラスのテキサスインスツルメンツ社製DMD型SLM等の、空間光変調器74へ書き込む。メモリ70内の各メモリ位置がDMD SLM74のピクセルミラーに対応している。しかしながら、SLM74はLCD SLM、もしくは所望により他の適切なSLMとすることができる。メモリ70のビデオデータを使用してコントローラ72によりSLM74を制御して入射光を変調し光像を画定することは、同じ譲受人による米国特許第5,278,652号で検討されその教示するところが参考としてここに組み入れられている、パルス幅変調技術により達成される。出力メモリ70内のデータの2進値はそのデータに関連するピクセルミラーがディスプレイされたデータフレームに対して“オン”とされる持続時間に対応する。
【0022】
次に図3Aおよび図3Bを参照して、第1入力メモリ60のマップを図3Aに示し、出力メモリ70のマップを図3Bに示す。図からお判りのように、メモリAとして示す入力メモリ60は5ラインのビデオデータを記憶することができる。図3BにメモリBとして示す出力メモリ70は1フレームのビデオデータの全体を記憶することができる。MUX40からの輝度を示すデジタル化されたビデオデータはリアルタイムで非同期的にメモリAに書き込まれ、データの最後の5ラインは常にメモリAに記憶される。2次元プロセッサ64はメモリAからビデオデータを検索し、このデータをいくつかの方法の中の1つの方法で処理し、次に処理されたデータを図3Bに示す出力メモリBへ出力する。次にメモリA内のデジタル化されたビデオデータを処理する3つの実施例について添付図を参照して検討する。
【0023】
最初に図4Aおよび図4Bを参照して、メモリB内のピクセル位置m,nへビデオデータを書き込むために、メモリA内のメモリ位置m,n−2の近隣ピクセルに関連するビデオデータのデジタル値が参照される。基本的に、ピクセルデータの対応するn−2ライン前後の2ラインのビデオデータを調べることにより、メモリB内のメモリ位置m,nへ書き込むべき値が決定される。
【0024】
最初に図4Aを参照して、メモリB内のm,n位置に対するピクセルデータの値をプロセッサ64がどのように決定するかのマップを示す。基本的に、メモリA内のm,n−2位置からのデジタルピクセルデータはプロセッサ64により底線としてメモリB内のm,n位置へ書き込まれる。これらのピクセル値が飽和レベルよりも5%上の飽和ピクセルに対するものであることを示す、254の2進値を有するメモリA内のm,n−2位置におけるデータの2つのピクセル近辺内の各ピクセルデータに対して、メモリB内のm,n位置におけるデジタルデータの値は図4Aに示す対応する分だけ増分される。例えば、メモリA内のm,n−3位置に関連するピクセルのデジタルピクセルデータ値が254であれば、メモリB内のm,n位置のピクセルデータに対する底線値は3単位だけ増分される。メモリA内のm,n−4位置におけるピクセル値が254であれば、メモリB内のm,nにおけるピクセルデータの値もさらに1単位だけ増分される。すなわち、254の値を有するメモリA内のm,n−2位置から2ピクセルの距離内のピクセル値に対して、それらはm,nにおいてメモリBへ書き込まれるピクセルの輝度を示す究極値に寄与する。
【0025】
本質的に、ピクセルデータは対応する底線データがメモリAへ書き込まれた後、2ラインの時間にメモリBへ書き込まれる。これはピクセルデータの特定ラインの2ライン後にメモリAへ書き込まれる初期ピクセル値がメモリBへ書き込まれるピクセルデータの究極値に寄与するためである。
【0026】
図4Bを参照して、255の2進値を有する近隣ピクセルが寄与する増分値を示す。例えば、メモリBのm,nに記憶されたピクセル値に対して、メモリAのm,n−3に記憶されたピクセル値が255であれば、メモリBのm,nのピクセル値はプロセッサ64により6単位だけ増分される。例えば、m,n−4位置のピクセル値が254であれば、図4Aに示すように、増分寄与は僅か1単位にすぎない。ここでも、メモリAのm,n−2位置近辺の全てのピクセル値が0と253の間に含まれる場合には、メモリBのm,n位置のピクセル値には寄与しない。
【0027】
図5を参照して、この寄与を図式的に示す。図から判るように、ピクセル群の中心に示す特定ピクセルPに対して、隣接ピクセルからのピクセル値はピクセルPの究極ピクセル値に寄与する。“A”位置のピクセルはこれらの位置のピクセルデータが飽和値を表す場合にはピクセルデータPに対するピクセルデータの究極値に最も寄与する。その次に寄与するのは“B”位置のピクセルである。その次に寄与するのは“C”位置のピクセルであり、その次に寄与するのは“D”位置のピクセルであり、最も寄与しないのは“E”位置のピクセルに関連するピクセル値である。
【0028】
しかしながら、メモリBのm,n位置のピクセル値は2進255の最大値を越すことはない。したがって、最終増分値には限界がある。図4Aおよび図4Bの表は下記の表1においてプロセッサ64が実行する方程式セットで示されている。
【0029】
【表1】
【0030】
次に図6Aおよび図6Bを参照して、本発明の別の実施例を示し、この実施例は図7に図式的に示される。メモリAのm,n位置における任意のピクセル値が2進254もしくは2進255であれば、メモリBのm,n近辺のピクセルのピクセル値は図6Aおよび図6Bの図表に従って増分される。この増分値も表2に表形式で示す。
【0031】
【表2】
【0032】
図3Aおよび図3Bに戻って、メモリAのm,n位置からのピクセル値がメモリBのm,nピクセル位置における値として最初にプロセッサ64から転送される。このピクセル値が254もしくは255であれば、表2の方程式セットに示し、かつ図6Aおよび図6Bの図表から判るように、メモリBの近隣ピクセルのピクセル値はメモリAのm,nにおける値が254であるか255であるか、また近隣ピクセルがm,nの飽和ピクセルにどれだけ近いかに応じて増分される。すなわち、近隣ピクセルがm,n位置で飽和しているピクセルに近いほど、近隣ピクセルへの寄与および増分値は大きくなる。例えば、図6Aを参照して、メモリAのm,n位置におけるピクセル値が254であれば、この値は2次元プロセッサ64によりメモリBのm,n位置へ書き込まれ、飽和されている他の近隣ピクセルによる寄与があるような場合に、メモリBのm,n位置に既に存在するなんらかの値へ加算される。すなわち、メモリBの前のピクセル値の処理による早期の寄与により、メモリBのm,n位置にはこの位置へ書き込みを行う前に小さな単位値があることがある。
【0033】
図6Aを参照して、メモリAのm,n位置におけるピクセル値が、飽和を5%越えたピクセルを表す、254であればこの値はメモリBのm,n位置へ書き込まれる。やはり表2に示すように、メモリB内の隣接ピクセルのピクセル値は、254の値で表されるように、このピクセルが飽和されているために増分される。m,n位置に最も近い4つのメモリ位置は3単位だけ増分され、そこから対角線のピクセルメモリ位置は2単位だけ増分される。図から判るように、これらの近隣ピクセルに対する増分値はm,nのアドレスされたピクセルからのピクセルの距離の関数である。図6Bを参照して、メモリAのm,n位置のピクセル値が255でありメモリBのm,n位置へ書き込まれると、メモリB内の近隣ピクセル値は図6Bに示すように増分される。ここでも、255の単位値はA/Dコンバータのダイナミックレンジを10%越えて飽和しているピクセルを表す。m,n位置に最も近いピクセルメモリ位置は6単位増分され、そこから対角線のピクセルは4単位増分される。ここでも、表2の方程式は図6Aおよび図6Bに図式的に示すものと同等である。任意所与のピクセルが、飽和ピクセルを表す、254もしくは255の値であれば隣接ピクセルのピクセル値はxおよびyの両方向で増分されるという事実によりプロセッサ64は2次元プロセッサである。
【0034】
次に図8Aおよび図8Bを参照して、本発明の別の実施例を示す。この実施例では、ピクセルデータはメモリAのm,nメモリ位置からメモリBのm,n位置へ繰り返し書き込まれる。図9を参照して、これを図式的に示す。図8Aおよび図8Bに示す処理を下記の表3に方程式で示す。
【0035】
【表3】
【0036】
図から判るように、メモリAのm,n位置からメモリBのm,n位置へピクセル値を書き込んだ後で、メモリBのm,nのピクセル値は2進254もしくは255を有するピクセル値に関連するピクセルについて示す各単位の累計だけ増分される。図9に示すように、近隣ピクセルによりm,n位置の単位値は2進254もしくは255の値を有する場合のみ増分される。こうして、この近隣ピクセルからのメモリBのm,n位置に対する増分寄与は、図8Aおよび図8Bに示し表3の方程式で例示されているように、その近隣ピクセルの値が254であるか255であるかの関数となる。ここでもメモリB内の最終値は255に制限される。
【0037】
要約すれば、本発明により改善されたピークホワイト性能特性を有するイメージングシステムに基づいた空間光変調器としての技術的利点が達成される。CRTディスプレイをオーバドライブすることにより生じることがあるブルーム効果をシミュレートするために、ピクセルの照明に使用されるピクセル値は近隣ピクセルが飽和している、すなわち、システムのダイナミックレンジを越える値を有する場合に選択的に増分される。まだ飽和されておらず飽和ピクセルに近いピクセルの輝度を増加することにより、観察者はピクセルハイライトの輝度の見かけ上の増加を知覚する。特定位置における近隣飽和ピクセルからの増分寄与は加法的であり、究極値は飽和値により制限される。数ピクセルの開始スパンを有する小面積ハイライトに対して、見かけ上の輝度の増加は相当なものとなる。ピクセルの輝度の増加は近隣飽和ピクセルにどれだけ近いかによって決まるが、近隣ピクセルがどのように飽和されているかにもよる。すなわち、ピクセルが飽和ピクセルに近いほど、またその近隣ピクセルの飽和が著しいほど、特定ピクセルに対する輝度の寄与が高くなる。
【0038】
いくつかの実施例によりこのシミュレートされたブルーム効果を例示してきた。さまざまな実施例は2次元プロセッサが必要とする処理量を例示し、かつ2次元プロセッサ64が処理してメモリBへ書き込まれる出力ピクセル値を究極的に決定するためのピクセルデータ情報を一時記憶するメモリAのメモリ要求も例示している。究極的にDMDコントローラ72が利用してSLM74のピクセルの強度を制御するのはメモリBへ書き込まれるこれらのピクセル値である。パルス幅変調技術を使用するDMD型SLMの場合、メモリB内のピクセル値が大きいほど、SLM74の関連するピクセルミラーが“オン”位置を持続する時間が長くなる。253の入力値はミラーが時間の100%オンであることを示す。本発明では、254もしくは255の入力値はピクセルの飽和度を表し、SLM74の近隣ピクセルへの増分値が究極的に決定されてブルーム効果が生成されディスプレイ内の飽和ピクセル周りのピクセルの輝度が増加される。本発明により、従来のSLMベースディスプレイの制約条件に取り組んで画像ハイライトを操作してシステムのダイナミックレンジを見かけ上増加できるようにされる。
【0039】
特定の実施例について本発明を説明してきたが、当業者であれば本明細書を読めばさまざまな変更や修正が自明であると思われる。したがって特許請求の範囲は従来技術の観点からできるだけ広く解釈してこのような変更や修正を全て含むものとする。
【0040】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1) ディスプレイシステムであって、該ディスプレイシステムは、光を発生する光源と、処理されたデータの関数として前記光を変調するピクセルアレイを有する空間光変調器と、最初の前記ピクセルの最初のデータの値が所定の範囲内であるかどうかを確認することにより入ビデオデータ流を処理して前記処理されたデータを供給し、前記最初のデータが前記所定の範囲を越える場合は前記最初のピクセル近辺の前記ピクセルに対する前記データの値を調整する処理回路とを具備するディスプレイシステム。
【0041】
(2) 第1項記載のディスプレイシステムであって、前記処理回路は前記入ビデオデータを記憶する第1のメモリ回路と、第2のメモリ回路と、前記第1のメモリ回路内の前記ビデオデータを処理して修正された前記ビデオデータを前記第2のメモリ回路へ記憶するプロセッサとを具備するディスプレイシステム。
【0042】
(3) 第2項記載のディスプレイシステムであって、前記プロセッサは前記第1のメモリ内の前記第1のピクセルに対する前記第1のデータの値の関数として前記修正されたビデオデータを前記第2のメモリへ書き込むディスプレイシステム。
【0043】
(4) 第3項記載のディスプレイシステムであって、前記第1のピクセルに対する前記第1のデータが100IREを越える場合には、前記第1のピクセルの近辺のピクセルに対する前記ビデオデータを増加して前記第1のピクセル周りにブルーム効果を生成するディスプレイシステム。
【0044】
(5) 第1項記載のディスプレイシステムであって、前記処理回路は前記第1のデータが前記所定の範囲を越える程度の関数として前記第1のピクセルの近辺の前記ピクセルに対する前記データの値を調整するディスプレイシステム。
【0045】
(6) 第1項記載のディスプレイシステムであって、前記処理回路は前記第1のピクセルに対する前記近隣ピクセルの近さの関数として前記第1のピクセルの近辺の前記ピクセルに対する前記データの値を調整するディスプレイシステム。
【0046】
(7) 改善されたピークホワイト性能特性を有するイメージングシステム30に基づいた空間光変調器。飽和ピクセル近辺のピクセルへ光を加えることにより空間光変調器74の見かけ上のダイナミックレンジが増大する。飽和ピクセル近辺のピクセルがより明るく見える見かけ上のブルーム効果が生成されて、例えば、湖の表面から反射する日光にさらにきらめきすなわちハイライトが与えられる。図表や方程式を利用してピクセル輝度が近隣ピクセルに対して増加される程度が決定される。ピクセルが飽和ピクセルに近いほど、また特定ピクセルの飽和が著しいほど、近隣ピクセルに対する輝度は増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号の輝度部が7.5IREのブラックレベルと100IREのホワイトレベル間の範囲であり、100IREよりも上の任意の信号がSLMに対して飽和される標準NTSC信号の線図。
【図2】入力メモリからのビデオデータを処理して画像ハイライト上にブルーム効果を生じ、飽和ピクセルに隣接するピクセルのピクセル値を増大することによりこれを行う、2次元プロセッサを有するSLMベースイメージングシステムの電気ブロック図。
【図3】第1のメモリおよび2次元プロセッサ内の入力データの関数として入ビデオデータの、それぞれ、5ラインまでおよび全フレームを記憶することができる入力第1メモリのマップ。
【図4】ピクセルm,nからの近隣飽和ピクセルの位置および近隣ピクセルの飽和度によって決まる、近隣飽和ピクセルによるピクセルm,nに対する増分値を表す図表であり、図4Aはダイナミックレンジの頂部を5%越えて飽和している近隣ピクセルによる増分を表し、図4Bはダイナミックレンジの頂部を10%越えて飽和している近隣ピクセルによる増分を表す。
【図5】近隣飽和ピクセルの値を利用してどのようにピクセルPの和増分ピクセル値を求めるかを示す図表。
【図6】本発明の別の実施例に従って飽和ピクセルm,nの近隣ピクセルに対する増分値を示す図表であり、図6Aはダイナミックレンジを5%越えて飽和しているピクセルに近いピクセルに対する増分を表し、図6Bはダイナミックレンジを10%越えて飽和しているピクセルに近いピクセルに対する増分を表す。
【図7】図6Aおよび図6Bに従って、飽和ピクセルの近隣ピクセルの値をどのように増分するかを示す図表。
【図8】本発明のさらにもう1つの実施例に従って繰り返しシステムの近隣飽和ピクセルによるm,nピクセルに対する増分値を表す図表。
【図9】繰り返しシステムの近隣飽和ピクセルによりどのようにm,nピクセルの値が増分されるかを示す図表。
【符号の説明】
30 イメージディスプレイシステム
32 入力回路
34 A/Dコンバータ
36 ROM
40 MUX回路
42,44 しきい値コンパレータ
46 OR論理回路
60 入力メモリ
64 2次元プロセッサ
70 出力メモリ
72 DMDコントローラ
74 空間光変調器
Claims (1)
- ディスプレイシステムにおいて、
行と列に配置されたイメージピクセルアレイを発生するための表示パネルを有し、各イメージピクセルは最少出力輝度から最大出力輝度の輝度範囲を有し、
複数の独立したイメージピクセルのためにイメージデータを得る入力回路を有し、前記イメージデータは閾値を含む輝度範囲を有し、
それぞれの前記イメージピクセルに対して受信したイメージデータを、前記イメージピクセルのための出力輝度値に変換し、かつ、受信したイメージピクセルのイメージデータが前記閾値を超える検出に応答して、検出されたイメージピクセルの輝度が前記最大出力輝度よりも小さい該イメージピクセルの各側の行と列にある近隣のイメージピクセルのイメージデータ値を増大させるための制御器を有する、ディスプレイシステム。
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