JP3862262B2 - プロテクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤハーネスの周囲を覆って保護するとともに、車体パネル等の取付部材に沿ってワイヤハーネスを配設するワイヤハーネス用のプロテクタに関し、詳しくは、車体パネルへの取付け作業性を改良するプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等においては多数のワイヤハーネスが配索されているが、これらワイヤハーネスの中には自動車の車体パネルの表面に沿って配設されるものがある。この場合、ワイヤハーネスは自動車の走行に伴って揺動し、車体パネル表面と擦れ合うばかりでなく、ワイヤハーネスの周囲の部品等とも擦れ合うことになる。
そのため、ワイヤハーネスを構成する個々の電線の絶縁被覆が破れないようにワイヤハーネスを保護しつつ車体パネル表面に固定されなければならない。よって、ワイヤハーネスの周囲を覆いながらワイヤハーネスを車体パネル表面に固定することができる種々の形式のプロテクタが提案されている。
【0003】
例えば、図4に示した従来のプロテクタ50は、ワイヤハーネスの長さ方向に伸びる底板51と、底板51の両端部に立設された一対の側板52,53とから断面形状がU字状をなすプロテクタ本体54がなり、一対の側板52,53のうちの一方の側板52の外側において、所定の間隔を置いて突出形成された一対のクリップ55,56を有する。
【0004】
図5(a)に示したように、一方のクリップ55は、一方の側板52から軸形状に突出した支持部57の先端部に逆V字形状をなす弾性羽根部58が設けられており、弾性羽根部58の端部に係止段部59,60が突出形成されている。
係止段部59,60は、弾性羽根部58の端部からの突出寸法がいずれも同一にされている。また、支持部57の両側には、一方の側板52から小突起形状に突出した一対のリブ61,62を有する。
【0005】
図5(b)に示したように、他方のクリップ56は、一方のクリップ55と同一形状に形成されており、支持部63、弾性羽根部64、係止段部65,66を有し、支持部63の両側に一対のリブ67,68を有する。
【0006】
このようなプロテクタ50では、底板51と側板52,53とによって囲まれた空間内にワイヤハーネスが収容され、クリップ55,56が車体パネル70に設けられた取付孔71,72に合わされて、リブ61,62,67,68が車体パネル70に当接するまで車体パネル70に対して押圧される。
これにより、クリップ55,56が車体パネル70の取付孔71,72に嵌入され、クリップ55,56の弾性羽根部58,64が取付孔71,72を通り抜けたところで、係止段部59,60,65,66が取付孔71,72に弾性的に係止されて、プロテクタ50が車体パネル70に沿って配され、収容したワイヤハーネスを車体パネル70の表面に沿って配設する。
このようなプロテクタ50は、特開平8−168134号公報にも開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプロテクタ50は、車体パネル70への取付けに際して、2つのクリップ55,56を車体パネル70の取付孔71,72に対して嵌入する。このとき、作業者の押圧力によってプロテクタ本体54が長さ方向に対して直交する方向にへ字形状に撓むため、プロテクタ本体54の撓みによって両クリップ55,56の支持部57,63が平行に配されずに互いに開いた方向に傾斜した角度で取付孔71,72に対して進行することになる。
【0008】
その結果、リブ61,62,67,68が車体パネル70に当接するまでプロテクタ50が押圧された状態で、2つのクリップ55,56の内側に配された係止段部59,66が取付孔71,72に係止された状態で、外側に配された係止段部60,65が取付孔71,72に係止されない場合があった。
或いは、外側に配された係止段部60,65が取付孔71,72に係止されるまで進行した位置で、内側に配された係止段部59,66が取付孔71,72を通り抜けて取付孔71,72から外れてしまう場合があった。
したがって、プロテクタ50が車体パネル70に対して完全に固定されない、所謂半嵌合状態となってガタ付きによる異音発生等の問題があった。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、半嵌合状態とならないようにクリップの挿入性向上を図ることができるプロテクタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のプロテクタは、ワイヤハーネスを収容するプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の側部に配され該プロテクタ本体から突出した支持部の先端に配された弾性羽根部を有し、該弾性羽根部の端部に係止部を有し、該係止部が取付部材に係止される一対のクリップと、を備えたプロテクタであって、
前記プロテクタ本体に、前記一対のクリップの外側に各1個の振動防止リブを設けるとともに、該各クリップの前記弾性羽根部の内側係止部の先端部に、前記プロテクタ本体が前記取付部材側に弾性変形しても該取付部材に対して離脱せずに係止される長さ寸法を有する延長部を形成したことを特徴とする。
【0011】
前記構成のプロテクタによれば、各クリップの外側に各1個の振動防止リブが設けられ、各クリップの弾性羽根部の内側係止部の先端部に、プロテクタ本体が取付部材側に弾性変形しても該取付部材に対して離脱せずに係止される長さ寸法を有する延長部が形成されている。
したがって、プロテクタが取付部材に取付けられるのに際して、プロテクタ本体の振動防止リブが設けられていない一対のクリップの内側部分が取付部材側に撓んだときに、各クリップの外側に設けられている振動防止リブが取付部材に当接する。
これにより、各クリップの弾性羽根部の外側先端部が取付部材に対して確実に係止されるとともに、各クリップの弾性羽根部の内側係止部の先端部に形成され、プロテクタ本体が取付部材側に弾性変形しても該取付部材に対して離脱せずに係止されるだけの長さ寸法を有する延長部によってクリップの内側先端部が取付部材に対して離脱せずに確実に係止される。よって、プロテクタを半嵌合状態にせずに取付部材に取付けることができ、クリップ挿入性の向上を図ることができる。
【0012】
本発明の請求項2記載のプロテクタは、前記振動防止リブが、前記プロテクタ本体が前記取付部材側に弾性変形した際に、前記弾性羽根部の外側先端部を前記取付部材に形成された取付孔内に配するように該取付部材に当接可能であることを特徴とする請求項1に記載のプロテクタである。
【0013】
前記構成のプロテクタによれば、振動防止リブは、プロテクタ本体が取付部材側に弾性変形した際に、弾性羽根部の外側先端部を取付部材の取付孔内に配するように取付部材に当接する。
したがって、プロテクタが取付部材に取付けられるのに際して、プロテクタ本体の振動防止リブが設けられていない一対のクリップの内側部分が取付部材側に撓んだときに、振動防止リブによって、各弾性羽根部の外側先端部が取付部材の取付孔内に配される。これにより、弾性羽根部の外側先端部が取付部材の取付孔内に確実に係止され、プロテクタを半嵌合状態にせずに取付部材に取付けて、クリップ挿入性の向上を一層図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のプロテクタの一実施形態を図1乃至図3に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のプロテクタの一実施形態を示す外観斜視図、図2は図1におけるプロテクタの車体パネルへの取付状態を示すの底面図、図3(a)は図2における一方のクリップ周りの拡大図、図3(b)は図2における他方のクリップ周りの拡大図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態のプロテクタ10は、天板11、一対の第1,第2の側板12,13、ヒンジ14を介して第1の側板12の底部に連結された底板15からなるプロテクタ本体16と、第1の側板12の表面上に配された第1,第2のクリップ17,18とから構成されている。
【0018】
天板11、第1,第2の側板12,13は、ワイヤハーネス80に沿った長さを有し、断面視逆U字形状に形成されている。天板11の両端部には、ワイヤハーネス80の一部を結束するハーネス結束部19,20が形成されている。天板11には、4個の治具挿入孔21,22,23,24が形成されている。
治具挿入孔21,22,23,24は、ワイヤハーネス80を配索するときに、図示しない治具を挿入してワイヤハーネス80の位置決めをするのに用いられる。
【0019】
第1,第2のクリップ17,18は、第1,第2の側板12,13のうち図1中の手前側に配される第1の側板12上に予め定められた離間寸法を置いて設けられている。第1,第2のクリップ17,18は、主として支持部25,26と、支持部25,26の先端部に配された逆V字形状をなす弾性羽根部27,28とからなる。
そして、延長部29,30を有する第1の係止部31,33が各弾性羽根部27,28の内側先端部に形成され、延長部を有しない第2の係止部32,34が各弾性羽根部27,28の外側先端部に形成されている。
【0020】
第1の側板12上の第1,第2のクリップ17,18の外側に、第1,第2の振動防止リブ35,36が配されている。第1,第2の振動防止リブ35,36は、予め定められた突出寸法を有し、第1,第2の側板12,13の高さ方向に軸形状に形成されている。
【0021】
図2に示すように、底板15は、第1,第2の側板12,13のうち図2中の上方側に配される第1の側板12の端部にヒンジ14を介して連結されており、ヒンジ14の反対側に複数配された側板係止部37が第2の側板13の底部に形成された底板固定部38に係止され、第2の側板13に固定されている。
底板15が第2の側板13に固定されることによって、天板11と、第1,第2の側板12,13と、底板15とからなる空間内にワイヤハーネス80が収容される。
第1,第2のクリップ17,18は、取付部材である車体パネル70に形成された取付孔71,72に対応した位置に配されている。
【0022】
図3(a)に示すように、第1のクリップ17は、支持部25が第1の側板12の表面に対して直交する方向に突出されており、弾性羽根部27が支持部25の先端部に逆V字形状をなして結合されている。そして、延長部29を有する第1の係止部31は、図3(a)中の右方側である弾性羽根部27の第2のクリップ18側に配される内側先端部に形成されている。
延長部29を有する第1の係止部31は、弾性羽根部27の先端部から突出寸法L1を有する。第2の係止部32は、図3(a)中の左方側である弾性羽根部27の反第2のクリップ18側に配される外側先端部に形成されている。第2の係止部32は、弾性羽根部27の先端部から、第1の係止部31よりも小さい突出寸法L2を有する。
【0023】
図3(b)に示すように、第2のクリップ18は、支持部26が第1の側板12の表面に対して直交する方向に突出されており、弾性羽根部28が支持部26の先端部に逆V字形状をなして結合されている。そして、延長部30を有する第1の係止部33は、図3(b)中の左方側である弾性羽根部28の第1のクリップ17側に配される内側先端部に形成されている。
延長部30を有する第1の係止部33は、弾性羽根部28の先端部から突出寸法L1を有する。第2の係止部34は、図3(b)中の右方側である弾性羽根部28の反第1のクリップ17側に配される外側先端部に形成されている。第2の係止部34は、弾性羽根部28の先端部から、第1の係止部33よりも小さい突出寸法L2を有する。
【0024】
上述したような構成のプロテクタ10は、プロテクタ本体16内にワイヤハーネス80を収容してから車体パネル70に取付けるのに際して、先ず第1,第2のクリップ17,18を車体パネル70の取付孔71,72に合わしながら、プロテクタ本体16を車体パネル70に対して押圧する。
そして、プロテクタ本体16が車体パネル70に対して押圧されることにより、プロテクタ本体16が第1,第2のクリップ17,18を支点として、第1,第2のクリップ17,18の中間部が車体パネル70に近づく方向に撓みながら、第1,第2のクリップ17,18の取付孔71,72への嵌合が進行する。
【0025】
プロテクタ本体16が車体パネル70に対して押圧されることによって、第1,第2のクリップ17,18の弾性羽根部27,28が外形を小さくするように弾性変形されて取付孔71,72内に挿入されて行く。このとき、プロテクタ本体16の中間部が車体パネル70に近づく方向に撓みながら嵌合が進行するため、第1,第2のクリップ17,18は、支持部25,26が平行に配されずに、互いに開いた方向に傾斜した角度で取付孔71,72に対して進行する。
【0026】
そして、第1,第2のクリップ17,18の弾性羽根部27,28が取付孔71,72を通り抜けたところで、第1,第2の振動防止リブ35,36が車体パネル70に当接する。これにより、各弾性羽根部27,28の外側に配された第2の係止部32,34が取付孔71,72に係止されるとともに、各弾性羽根部27,28の内側に配された延長部29,30を有する第1の係止部31,33が取付孔71,72に係止される。
このとき、第2の係止部32,34が取付孔71,72に係止されるときに、プロテクタ本体16の撓みにより第1の係止部31,33の進行量が大きくなったとしても、延長部29,30によって第1の係止部31,33が取付孔71,72から外れてしまうことなく、取付孔71,72に確実に嵌合される。
【0027】
上述したように本実施形態のプロテクタ10によれば、第1,第2のクリップ17,18の外側に各1個の第1,第2の振動防止リブ35,36が設けられ、第1,第2のクリップ17,18の弾性羽根部27,28の内側先端部に配された第1の係止部31,33に、外側先端部に配された第2の係止部32,34よりも長い延長部29,30が形成されている。
【0028】
したがって、プロテクタ10が車体パネル70に取付けられるのに際して、プロテクタ本体16の第1,第2の振動防止リブ35,36が設けられていない第1,第2のクリップ17,18の内側部分が車体パネル70側に撓んだときに、第1,第2のクリップ17,18の外側に設けられている第1,第2の振動防止リブ35,36が車体パネル70に当接する。
これにより、第1,第2のクリップ17,18の外側の第2の係止部32,34が車体パネル70に対して確実に係止されるとともに、第1,第2のクリップ17,18の内側の第1の係止部31,33に有する延長部29,30によって第1の係止部31,33が車体パネル70に対して離脱せずに確実に係止される。
【0029】
したがって、プロテクタ10を半嵌合状態にせずに確実に車体パネル70に取付けることができ、クリップ挿入性の向上を図ることができる。また、延長部29,30を有して第2の係止部32,34よりも長い第1の係止部31,33と、延長部を有さない第2の係止部32,34と、第1,第2のクリップ17,18の外側にのみ配された第1,第2の振動防止リブ35,36との組合せにより、プロテクタ10の車体パネル70からの取り外しを極めて容易に行うことができるため、メンテナンス時の作業性にも優れている。
【0030】
また、本実施形態のプロテクタ10によれば、第1,第2の振動防止リブ35,36は、プロテクタ本体16が車体パネル70側に弾性変形した際に、各第2の係止部32,34を車体パネル70の取付孔71,72内に配するように車体パネル70に当接する。
したがって、プロテクタ10が車体パネル70に取付けられるのに際して、プロテクタ本体16の第1,第2の振動防止リブ35,36が設けられていない第1,第2のクリップ17,18の内側部分が車体パネル70側に撓んだときに、第1,第2の振動防止リブ35,36によって、各第2の係止部32,34が車体パネル70の取付孔71,72内に配される。
これにより、第1,第2の係止部32,34が車体パネル70の取付孔71,72内に確実に係止される。よって、プロテクタ10を半嵌合状態にせずに確実に車体パネル70に取付けて、クリップ挿入性の向上を図ることができる。
【0031】
更に、本実施形態のプロテクタ10によれば、延長部29,30は、プロテクタ本体16が車体パネル70側に弾性変形した際に、車体パネル70の取付孔71,72内に配される長さ寸法を有している。
したがって、プロテクタ10が車体パネル70に取付けられるのに際して、プロテクタ本体16の第1,第2の振動防止リブ35,36が設けられていない第1,第2のクリップ17,18の内側部分が車体パネル70側に撓んだときに、第1,第2のクリップ17,18の第1の係止部31,33が車体パネル70の取付孔71,72内に離脱せずに確実に係止される。
これにより、プロテクタ10を半嵌合状態にせずに一層確実に車体パネル70に取付けることができ、クリップ挿入性の向上を一層図ることができる。
【0032】
なお、本発明に係るプロテクタは、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形及び改良等が可能である。例えば、弾性羽根部として、支持部の先端部に逆V字形状をなして結合されたものに代えて、傘形状の弾性部としても良く、その場合には、傘形状の弾性部の対向する位置に切欠を介して第1,第2の係止部を形成するのが好ましい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1記載のプロテクタによれば、各クリップの外側に
各1個の振動防止リブが設けられ、各クリップの弾性羽根部の内側係止部の先端部に、プロテクタ本体が取付部材側に弾性変形しても該取付部材に対して離脱せずに係止される長さ寸法を有する延長部が形成されている。
したがって、プロテクタが取付部材に取付けられるのに際して、プロテクタ本体の振動防止リブが設けられていない一対のクリップの内側部分が取付部材側に撓んだときに、各クリップの外側に設けられている振動防止リブが取付部材に当接する。
これにより、各クリップの弾性羽根部の外側先端部が取付部材に対して確実に係止されるとともに、各クリップの弾性羽根部の内側係止部の先端部に、プロテクタ本体が取付部材側に弾性変形しても該取付部材に対して離脱せずに係止されるだけの長さ寸法を有する延長部によってクリップの内側先端部が取付部材に対して離脱せずに確実に係止される。よって、プロテクタを半嵌合状態にせずに取付部材に取付けることができ、クリップ挿入性の向上を図ることができる。
【0034】
本発明の請求項2記載のプロテクタによれば、振動防止リブは、プロテクタ本体が取付部材側に弾性変形した際に、弾性羽根部の外側先端部を取付部材の取付孔内に配するように取付部材に当接する。
したがって、プロテクタが取付部材に取付けられるのに際して、プロテクタ本体の振動防止リブが設けられていない一対のクリップの内側部分が取付部材側に撓んだときに、振動防止リブによって各弾性羽根部の外側先端部が取付部材の取付孔内に配される。
これにより、弾性羽根部の外側先端部が取付部材の取付孔内に確実に係止され、プロテクタを半嵌合状態にせずに確実に取付部材に取付けて、クリップ挿入性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロテクタの一実施形態を示す外観斜視図である。
【図2】図1におけるプロテクタの車体パネルへの取付状態を示す底面図である。
【図3】(a)は図2における一方のクリップ周りの拡大図 、(b)は図2における他方のクリップ周りの拡大図である。
【図4】従来のプロテクタの車体パネルへの取付状態を示す平面図である。
【図5】(a)は図4における一方のクリップ周りの拡大図 、(b)は図4における他方のクリップ周りの拡大図である。
【符号の説明】
10 プロテクタ
16 プロテクタ本体
17 第1のクリップ
18 第2のクリップ
27 弾性羽根部
28 弾性羽根部
29 延長部
30 延長部
35 第1の振動防止リブ(振動防止リブ)
36 第2の振動防止リブ(振動防止リブ)
70 車体パネル(取付部材)
71 取付孔
72 取付孔
80 ワイヤハーネス
Claims (2)
- ワイヤハーネスを収容するプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体の側部に配され該プロテクタ本体から突出した支持部の先端に配された弾性羽根部を有し、該弾性羽根部の端部に係止部を有し、該係止部が取付部材に係止される一対のクリップと、を備えたプロテクタであって、
前記プロテクタ本体に、前記一対のクリップの外側に各1個の振動防止リブを設けるとともに、該各クリップの前記弾性羽根部の内側係止部の先端部に、前記プロテクタ本体が前記取付部材側に弾性変形しても該取付部材に対して離脱せずに係止される長さ寸法を有する延長部を形成したことを特徴とするプロテクタ。 - 前記振動防止リブは、前記プロテクタ本体が前記取付部材側に弾性変形した際に、前記弾性羽根部の外側先端部を前記取付部材に形成された取付孔内に配するように該取付部材に当接可能であることを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
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