JP3861819B2 - 映像信号再生装置及び映像信号再生方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
MPEG2方式で記録される信号の特殊再生を良好に行うことができる映像信号再生装置及び映像信号再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像信号にフレーム内の圧縮符号化を施し、圧縮符号化した映像信号をテープ状記録媒体に記録し、再生する装置としてDV方式の記録再生装置が広く普及している。このDV方式の記録再生装置には、様々な記録再生モードが設けられているが、その1つとして、MPEG2方式で圧縮符号化したトランスポートストリーム(以下、MPEG2−TSと記す)を記録再生するATVモードがある。
【0003】
図4は、DV方式の記録再生装置で記録される信号のトラックパターンを示す図である。各トラックには、その先頭から順に、ITI領域、オーディオ領域、ビデオ領域、サブコード領域が設けられ、ATVモードでは、MPEG2−TSに圧縮符号化された映像信号及び音声信号がビデオ領域に記録される。
【0004】
また、ビデオ領域内には、その先頭から順に、2シンクブロック分の映像補助情報(VAUX)、10シンクブロック分のトラック間誤り訂正符号(ECC3)、125シンクブロック分のMPEG2−TSデータ(Video)、1シンクブロック分の映像補助情報(VAUX)、11シンクブロック分のシンクブロック間誤り訂正符号(ECC2)が記録される。
【0005】
そして、MPEG2−TSのデータを記録する125シンクブロックのなかで、ハッチングを付した領域には、Iピクチャのみから生成した変速再生用のパケットが記録され、それ以外の領域に通常再生用のパケットが記録される。つまり、1トラックおきに設けられるF0で示されるトラックのシンクブロック番号が40から44、62から66、84から88、106から110、128から132、150から154の合計30のシンクブロックに、変速再生用のパケットが記録される。
【0006】
また、図5はMPEG2−TSパケットの各シンクブロックへの格納状態を示す図であり、2つのMPEG2−TSパケットが連続する5つのシンクブロックに格納される。MPEG2−TSパケットは、1つのパケットが188バイトのデータからなるが、まず、各パケットの先頭の1バイトは再生時に復元が可能な同期信号であるためこれが取り除かれて187バイトとされる。そして、この187バイトのデータに3バイトのTSP extra headerが付加されて190バイトとされる。
【0007】
一方、各シンクブロックには77バイトのデータを格納できるが、データ領域における先頭の1バイトはSB extra headerが占有するため、残りは76バイトとなる。そこで、76バイトの領域を5シンクブロック分使用した380バイトの領域に、190バイトとされたMPEG2−TSパケットが2つ格納される。また、各シンクブロックの先頭には、2バイトの同期信号(Sync)、3バイトのIDが格納され、終端には8バイトのシンクブロック内誤り訂正符号(ECC1)が格納される。MPEG2−TSパケットの各シンクブロックへの格納方法については、通常再生用のパケットについても、変速再生用のパケットについても同一であり、図4のハッチングを付した5シンクブロックの各領域には、変速再生用のパケットが2つずつ記録される。
【0008】
また、この変速再生用のパケットには、高速サーチ用パケットと低速サーチ用パケットとがあるが、これらのパケットは、テープ長手方向に対して32トラック(1トラック間隔で記録されるため72トラック期間)にわたり同一のパケットが繰り返し記録されている。そして、変速再生時には、再生されるパケットの中から変速再生用のパケットのみを抜き出して、これをデコーダに供給することにより変速再生を実現する。
【0009】
【特許文献1】
特開平10―98682号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図4のハッチングを付した領域に記録される変速再生用のパケットを再生する変速再生時、この変速再生用のパケットは、変速再生の倍速数やその正逆方向に拘わらず同一のデータが利用される。つまり、この領域には様々な再生速度で再生可能なように、同一のパケットが複数のトラックにわたり繰り返し記録されているが、ある特定の再生速度では、同一のパケットが何度も繰り返し再生され、フレーム画像の更新間隔が長くなってしまうことがある。
【0011】
従って、特に変速再生時には、再生されたフレーム画像を確実にデコード処理することが重要となるが、再生されたデータにエラーが生じていると、デコーダにおけるデコード処理が長い期間にわたり停止してしまい、良好な変速再生画像が得られなくなってしまうといった問題があった。特に、フレームの境界を示す情報にエラーが発生していた場合、デコーダはフレームの境界を検出できずに異常な状態のままデコード処理を継続してしまう可能性があったため、再生画像への影響度が大きかった。
【0012】
以上のような問題点に鑑み、本発明は、良好な変速再生画像が得られる映像信号再生装置及び映像信号再生方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本発明に係る映像信号再生装置は、
フレーム間又はフィールド間圧縮が施される通常再生用信号と、フレーム内又はフィールド内圧縮が施される変速再生用信号とが記録される記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生する映像信号再生装置であり、
前記記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生する再生手段と、
前記再生手段が再生した前記通常再生用信号及び変速再生用信号から前記変速再生用信号を抽出すると共に前記変速再生用信号のパケット構造を復元するパケット復元手段と、
前記変速再生用信号抽出手段が抽出した前記変速再生用信号を1フレーム分又は1フィールド分蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段に蓄積される1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の各パケットにおけるエラー発生状態を検出するエラー検出手段と、
前記蓄積手段から読み出される変速再生用信号の伸張処理を行う伸張手段とを備え、
前記エラー検出手段により、前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していることが検出された際に、このエラーが発生しているフレーム又はフィールドに係る変速再生用信号を前記伸張手段に供給しないようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
また、前記エラー検出手段により、前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していないことが検出され、且つ前記1フレーム内又は1フィールド内に発生しているエラーの数が所定値以下である場合には、前記1フレーム又は1フィールドにおけるエラーが発生していないパケットの変速再生用信号を前記伸張手段に供給し、エラーが発生しているパケットの変速再生用信号を前記伸張手段に供給しないようにしたことを特徴とするものである。
【0015】
また、本発明に係る映像信号再生方法は、
フレーム間又はフィールド間圧縮が施される通常再生用信号と、フレーム内又はフィールド内圧縮が施される変速再生用信号とが記録される記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生する映像信号再生方法であり、
前記記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生するステップと、
再生した前記通常再生用信号及び変速再生用信号から前記変速再生用信号を抽出すると共に前記変速再生用信号のパケット構造を復元するステップと、
抽出した前記変速再生用信号を1フレーム分又は1フィールド分メモリに蓄積するステップと、
前記メモリに蓄積された1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の各パケットにおけるエラー発生状態を検出するステップと、
前記メモリから読み出される変速再生用信号の伸張処理を行うステップとを有し、
前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していることが検出された際に、このエラーが発生しているフレーム又はフィールドに係る変速再生用信号を伸張処理しないようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
また、前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していないことが検出され、且つ前記1フレーム内又は1フィールド内に発生しているエラーの数が所定値以下である場合には、前記1フレーム又は1フィールドにおけるエラーが発生していないパケットの変速再生用信号を伸張処理し、エラーが発生しているパケットの変速再生用信号を伸張処理しないようにしたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、好ましい実施例により説明する。
図1は、本発明の実施例に係る映像信号再生装置の構成を示すブロック図であり、1は図4で示したトラックパターンを有するテープ状記録媒体からデータを再生する再生部、2は再生信号の復調処理を行う復調部、3は復調された再生信号の誤り訂正処理を行う誤り訂正処理部である。
【0018】
また、4は誤り訂正処理を終えた信号からMPEG2−TSパケットを復元するパケット復元部、5はパケット復元部4で復元されたMPEG2−TSパケットが1フレーム分蓄えられるメモリ、6はメモリ5におけるデータの書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御部、7はメモリ5から読み出されるデータの伸張処理を行うデコーダである。
【0019】
以下、本発明の実施例に係る映像信号再生装置の変速再生時の動作について説明する。変速再生時には、図示しない磁気ヘッドが図4で示した各トラックを斜め方向に横切り、通常再生用のデータと変速再生用のデータとが再生部1にて再生される。そして、復調部2は、記録時に施された24/25変調に対応する復調処理を行い、復調を終えたデータが誤り訂正処理部3に出力される。
【0020】
誤り訂正処理部3は、復調部2から出力されるデータに、まずシンクブロック単位での誤り訂正処理を施すが、その際、図5で示した各シンクブロックに付加される誤り訂正符号ECC1が用いられる。誤り訂正処理部3は、復調部2からのデータのうち、誤りが検出されなかったシンクブロックのデータ又は誤りが検出されたが誤りを訂正できたシンクブロックのデータについては、エラーフラグを「0」としてパケット復元部4に出力する一方、誤りを訂正できなかったシンクブロックのデータについては、エラーフラグを「1」としてパケット復元部4に出力する。パケット復元部4は、誤り訂正処理部3が出力するデータからMPEG2−TSを復元するが、その際、データに付加されているエラーフラグ及びフレーム境界の情報を引き継ぐことになる。
【0021】
ここで、図2はMPEG2−TSが格納されるシンクブロックにおけるSB extra headerのデータ構造を示す図であり、1バイトからなるSB extra headerの先頭2ビット(b0及びb1)は予備領域、次の4ビット(b2〜b5)は先に説明した変速再生用パケットの繰り返し配置パターンに係る情報の格納領域、次の1ビット(b6)はフレームの切り替わり点を識別するためのフレーム識別情報の格納領域、最後の1ビット(b7)は通常再生用データと変速再生用データとの識別情報の格納領域に設定されている。
【0022】
パケット復元部4は、誤り訂正処理部3から出力されるデータの中から、まず、SB extra headerの最後の1ビット(b7)が「1」とされる変速再生用のパケットが格納されるシンクブロックのデータのみを抽出し、更に、このシンクブロックのエラーフラグを検出する。
【0023】
ここで、図5で示した5つのシンクブロック(SB0〜SB4)が2つの変速再生用のパケット(TP−1及びTP−2)を格納したシンクブロックであると想定した場合、各シンクブロックに付加されているエラーフラグが参照され、SB0〜SB2における少なくとも1つのエラーフラグが1とされている場合には、変速再生用のパケット(TP−1)のエラーフラグが1とされ、SB2〜SB4における少なくとも1つのエラーフラグが1とされている場合には、変速再生用のパケット(TP−2)のエラーフラグが1とされる。
【0024】
また、SB extra headerの7番目のビット(b6)には、フレーム単位で値が変化する「0」又は「1」の値が格納されている。従って、パケット復元部4は、この値を参照することにより、フレームの切り替わり状態を検出することができる。なお、変速再生の倍速数やその正逆方向によって、変速再生用パケットの再生順序は変化するが、同一フレームを成す変速再生用パケットのデータは、必ず連続して再生されるようテープ状記録媒体に配置されている。従って、パケット復元部4は、変速再生の倍速数やその正逆方向に拘わらず、フレームの切り替わり状態を検出することができる。
【0025】
パケット復元部4にて復元された変速再生用パケットのデータは、メモリ5に順次格納され、パケット単位で得られたエラーフラグとフレーム境界の識別情報とがメモリ制御部6に出力される。そして、メモリ5において、重複するパケットデータが上書き消去されると共に1フレーム分の画像の復元するのに必要となるパケットデータが集められ、所定の画面イメージの順にデコーダ7に読み出される。
【0026】
なお、各フレーム(Iピクチャ)の先頭のパケットにはSH(Sequence Header)、GH(group of pictures header)、PH(picture header)が挿入されている。従って、デコーダ7は、変速再生用データとして再生されたデータのフレーム(ピクチャ)境界をPHにより識別することが可能となる。
【0027】
図3は、その時の動作を説明するための流れ図である。メモリ5内に1フレーム分のパケットが書き込まれると、メモリ制御部6は、パケット復元部4から出力されたエラーフラグとフレーム識別情報とにより、フレームの先頭を成すパケットにエラーが発生していたか否かを判別する(S101)。そして、このフレームの先頭を成すパケットにエラーが発生していた場合には、このフレームに関するデータは全て破棄し、デコータ7に出力しないようメモリ5を制御する(S105)。
【0028】
一方、フレームの先頭を成すパケットにエラーが発生していない場合には、エラーが発生しているパケットの数をフレーム内で集計する(S102)。そして、この集計値を規定数Nと比較し(S103)、エラーが発生しているパケットの数が規定数Nを越える場合には、先程と同様にフレームに関するデータを全て破棄して、これをデコータ7に出力せず(S105)、エラーが発生しているパケットの数が規定数N以下である場合には、エラーの発生していないパケットのみデコーダ7に出力されるようメモリ5を制御する(S104)。
【0029】
このように、SH、GH及びPHを含むパケットにエラーが発生している場合には、そのフレームのデータはデコーダ7に出力されないため、デコーダ7がフレーム境界を誤りその動作が異常となる事態を防止できる。また、SH、GH及びPHを含むパケットにエラーが発生しておらず、且つ他のパケットにおけるエラー発生数が少ない場合には、エラーの発生していないデータのみデコーダ7に出力するため、フレーム内の一部データを更新することができる。
【0030】
このように、SH、GH及びPHを含むパケットにエラーが発生しておらず、且つ他のパケットにおけるエラー発生数が少ない場合には、フレーム画面全体を更新することはできない。しかし、前述の如く、変速再生時にはフレームの更新間隔が長くなっているため、利用可能なデータを最大限生かすることにより部分的であっても画面更新が行え、変速再生画像の内容確認をより簡単に行えるようになる。
【0031】
また、以上の実施例では、メモリ5からのパケットデータの読出しを制御することによりデコーダ7の動作が異常となる事態を防止させたため、メモリ5が必ず必要となるが、メモリ5は、変速再生を行う上で必ず設けられる構成である。従って、図1に示した構成によれば、これまでの装置に対するコストアップを最小限に抑えつつ、良好な変速再生画像を得ることが可能となる。
【0032】
なお、本発明の実施例に係る映像信号再生装置の通常再生時には、パケット復元部4で復元された各パケットデータがメモリ5に格納されることなくデコーダ7に供給され、伸張処理が行われる。また、MPEG2−TSにフィールド間の圧縮符号化が施されている場合には、フレーム単位でなく、フィールド単位の処理が行われることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、変速再生時に1フレーム分又は1フィールド分のパケットデータがメモリに蓄積され、フレーム又はフィールドの先頭を成すパケットにエラーが発生している場合には、このフレームのパケットをデコーダに供給しないようにしたため、デコーダがフレーム又はフィールド境界を確実に検出でき、安定したデコード処理を行えるという効果を奏する。
【0034】
また、フレーム又はフィールドの先頭を成すパケットにエラーが発生しておらず、且つフレーム内又はフィールド内のエラー数が所定値以下である場合には、エラーが発生していないパケットのデータのみデコーダに供給するようにしたため、利用できるデータを最大限生かすことができ、良好な変速再生画像を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る映像信号再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 SB extra headerのデータ構造を示す図である。
【図3】実施例に係る映像信号再生装置の動作を説明するための流れ図である。
【図4】DV方式の記録再生装置で記録される信号のトラックパターンを示す図である。
【図5】MPEG2−TSのシンクブロックへの格納状態を示す図である。
【符号の説明】
1…再生部
2…復調部
3…誤り訂正処理部
4…パケット復元部
5…メモリ
6…メモリ制御部
7…デコーダ

Claims (4)

  1. フレーム間又はフィールド間圧縮が施される通常再生用信号と、フレーム内又はフィールド内圧縮が施される変速再生用信号とが記録される記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生する映像信号再生装置であり、
    前記記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生する再生手段と、
    前記再生手段が再生した前記通常再生用信号及び変速再生用信号から前記変速再生用信号を抽出すると共に前記変速再生用信号のパケット構造を復元するパケット復元手段と、
    前記変速再生用信号抽出手段が抽出した前記変速再生用信号を1フレーム分又は1フィールド分蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積される1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の各パケットにおけるエラー発生状態を検出するエラー検出手段と、
    前記蓄積手段から読み出される変速再生用信号の伸張処理を行う伸張手段とを備え、
    前記エラー検出手段により、前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していることが検出された際に、このエラーが発生しているフレーム又はフィールドに係る変速再生用信号を前記伸張手段に供給しないようにしたことを特徴とする映像信号再生装置。
  2. 前記エラー検出手段により、前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していないことが検出され、且つ前記1フレーム内又は1フィールド内に発生しているエラーの数が所定値以下である場合には、前記1フレーム又は1フィールドにおけるエラーが発生していないパケットの変速再生用信号を前記伸張手段に供給し、エラーが発生しているパケットの変速再生用信号を前記伸張手段に供給しないようにしたことを特徴とする請求項1記載の映像信号再生装置。
  3. フレーム間又はフィールド間圧縮が施される通常再生用信号と、フレーム内又はフィールド内圧縮が施される変速再生用信号とが記録される記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生する映像信号再生方法であり、
    前記記録媒体から前記通常再生用信号及び変速再生用信号を再生するステップと、
    再生した前記通常再生用信号及び変速再生用信号から前記変速再生用信号を抽出すると共に前記変速再生用信号のパケット構造を復元するステップと、
    抽出した前記変速再生用信号を1フレーム分又は1フィールド分メモリに蓄積するステップと、
    前記メモリに蓄積された1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の各パケットにおけるエラー発生状態を検出するステップと、
    前記メモリから読み出される変速再生用信号の伸張処理を行うステップとを有し、
    前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していることが検出された際に、このエラーが発生しているフレーム又はフィールドに係る変速再生用信号を伸張処理しないようにしたことを特徴とする映像信号再生方法。
  4. 前記1フレーム分又は1フィールド分の変速再生用信号の先頭パケットにエラーが発生していないことが検出され、且つ前記1フレーム内又は1フィールド内に発生しているエラーの数が所定値以下である場合には、前記1フレーム又は1フィールドにおけるエラーが発生していないパケットの変速再生用信号を伸張処理し、エラーが発生しているパケットの変速再生用信号を伸張処理しないようにしたことを特徴とする請求項3記載の映像信号再生方法。
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