JP3860730B2 - 浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、家庭の雑排水等の有機性汚水を生物学的に処理する汚水の処理装置に用いる有機性汚水を流入させる処理槽(浄化槽)のうちで、特に、この浄化槽を、合成樹脂材により、接合フランジを具備する上部外槽と下部外槽とに分けて別々に成型し、これらの接合フランジを閉じ合わせてボルト・ナットなどの締結具により接続することで組み立てられるカプセル型の浄化槽に関するもので、この浄化槽の上部外槽と下部外槽とを接合する接合手段についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述の有機性汚水を生物学的に処理するための浄化槽Aは、工場生産型のものにあっては、通常、図1に示しているように、接合フランジa・aをそれぞれ具備する上部外槽1と下部外槽2とを、成型型に樹脂材料を塗布積層して成形するか、プレス型シートモールドコンパウンドを充填してプレスし成形するか、プレス型に合成樹脂材料を射出して成形するか等の手法により成形して、これらを、上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’とを突き合わせて、その接合フランジa・a’に、図2に示している如く形設しておく挿通穴b・b’に締結具(ボルト)3…を挿通し、図3にあるようにナット4…を締着して締結することで、図4にあるように浄化槽Aに組み立てるが、この接合フランジa・a’を締結具3により締結するときには、それらの接合面に、ウレタン系のシール剤(接着剤)cを塗着しておく。
【0003】
このシール剤(接着剤)cの塗着は、通常、図2にあるように、一方の接合フランジaである下部外槽2の接合フランジa’の接合面の、そこに形設してある挿通穴b’…よりも内側に寄る内側位置に、周溝状に連続する接着剤cの盛り付け溝dを形成しておいて、ここに接着剤cを、チューブから絞り出して盛り上がるように注入して盛り付けておくことで、対向する接合フランジa・a’を閉じ合わせたときに、それらの間の接合面に、図3にあるよう所定の厚さの接着剤cが介装される状態となるように塗布しておくことで行われる。
【0004】
これにより、閉じ合わせて締結具3により締結した接合フランジaと接合フランジa’との接合面を、介装した接着剤cによりシールして図4に示しているように浄化槽Aに組み立てる。
【0005】
そして、この浄化槽Aを、所定の敷設位置において地中に埋設し、流入口50に家庭等の汚水の排出口に通ずる流入管51を接続し、排出口52に接続する排水管53を排水溝に接続連通しておいて、流入口50から流入してくる汚水を、浄化槽A内で浄化処理し、処理水として排出口52から配水管53を経て側溝に放流するように使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のカプセル型の浄化槽Aは、各別に成形した上部外槽1と下部外槽2とを、それらに形設しておく接合フランジaと接合フランジa’とをシール剤cを介して突き合わせ、締結具3により締結して閉じ合わせることで組み立てられることから、この接合フランジaと接合フランジa’との閉じ合わせ部位からの水漏れは無いわけであるが、組み立てられた浄化槽Aには、この接合フランジaと接合フランジa’の接合面のシールが不充分で、ここから水漏れの生じてくるものが出てくる問題がある。
【0007】
本発明は、この問題を解決するためになされたものであって、この接合フランジaと接合フランジa’との接合部位に、水漏れが生ずることのないようにする新たな接合手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そして、本発明においては、上述の目的を達成するための手段として、合成樹脂材により成形する上部外槽1に一体に連続させて形設し、締結具3挿通用の挿通穴b…を形成しておく接合フランジaと、これに対向させて合成樹脂材により成形する下部外槽2に一体に連続させて付設し、前記挿通穴bと対向する位置に挿通穴b’を形成しその挿通穴b’よりも内側位置にシール剤cの盛り付け溝dを形成しておく接合フランジa’とを、それらの間にシール剤cを介装して接合し、それら接合フランジaと接合フランジa’とに予め形設した挿通穴b・b’に締結具3…を挿通して締結する上部外槽1と下部外槽2との接続装置において、上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との対向する接合面には、それら接合面の少なくとも一方の接合フランジの接合面に、他方の接合フランジの接合面に向け突出して、締結具3の締結により閉じ合わされる上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との対向する接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、その接合面に形設してある挿通穴b’…の近傍でその挿通穴b’…から少し離した部位に形設したことを特徴とする浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置を提起するものである。
【0009】
しかして、この本発明手段は、上述の目的の達成のために、種々のテストと研究を重ねて得られた知見に基づいて完成したものである。
【0010】
即ち、上述の接合フランジaと接合フランジa’との接合部位に生ずる水漏れは、組み立てた浄化槽Aの内部に水を張り込んで圧力をかけることで行う検査の際に検出されるものであるが、実際には、接合フランジaと接合フランジa’との接合面に、充分な量の接着剤を盛り付けるように厚く塗り付け、また、締結具3による締着を充分に行ったものにも生じてくるもので、接合フランジaと接合フランジa’とをシール剤cを介装して締結具による閉じ合わせる手段自体に構造的な問題が存在する。
【0011】
そこで、この閉じ合わせ手段について種々の検討を加えたところ、水漏れは、接合フランジaと接合フランジa’とを接合して締結具3による締着で閉じ合わせるときに、接合フランジaと接合フランジa’との間に介装したシール剤cが、図5に示しているように、締結具3により締付けるときに接合面に生ずる圧力によって、締結具3の締付け位置と締結具3の締付け位置との中間部位に向けて押し出されるようになり、このとき、接合フランジa・a’が、上部外槽1・下部外槽2を形成している合成樹脂材によってそれと一体に連続して成形されていることから、接合フランジaと接合フランジa’とが、締結具3により強力に締め付けられるときに、それら接合フランジa・a’の間に介装したシール剤cのうちの、締結具3による締結部の周辺のシール剤cが、その部位から追い出されて、締結具3と締結具3との中間部位に強力に押し込まれていき、この弾性を具備する合成樹脂材よりなる接合フランジa・a’の、この中間部位に、図5にあるようにこれを膨らませる方向に変形を生ぜしめるようになっていること、そして、この接合フランジa・a’の締結具3と締結具3との中間部位に生ずる変形が、シール剤cによるシールを不完全にしていることによるものであることが判ってきた。
【0012】
そこで、接合フランジaと接合フランジa’との接合面には、それの一方の接合フランジとなる下部外槽2側の接合フランジa’の接合面に、そこに、形設しておく挿通穴b’の近傍で、その挿通穴b’から少し離した位置に、図6にあるように接合面よりも突出する突起部wを形設しておいて、他方の接合フランジとなる上部外槽1の接合フランジaとに突き合わせて締結具3による締結で閉じ合わせるときに、図7および図15にあるよう、これら接合フランジaの接合面と接合フランジa’の接合面との直接の接触がなく、周溝状の盛り付け溝dの周辺のみに、必ず突起部wの突出高さに対応する厚さに接着剤cが存在してくるようにしたところ、シールが完全になって、水漏れの生じない浄化槽製品が得られるようになったことによるものである。
【0013】
そして、このことから、本発明においては上述の手段を提起するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明による浄化槽の接合装置は、浄化槽Aを図1にあるように、上部外槽1と下部外槽2とに分けて、合成樹脂材によりそれらを各別に成形し、その成形の際、素材の合成樹脂材により、それら上部外槽1と下部外槽2の接合部に外側に向けて鍔状に突出する接合フランジa・a’を、一体に連続させて成形しておき、かつ、この接合フランジa・a’には、図2・図3にあるように、それらの接合面に、それらを突き合わせて接合させたときに介装せしめるシール剤cを所定量注入して盛り付けるようにするための周溝状の盛り付け溝d(または注入用ガイド溝)を設け、かつ、接合フランジa・a’を接合させたときにそれらを閉じ合わせる締結具3を挿通するための挿通穴b・b’を、所定の間隔を置いた位置に形成しておいて、これにより、上部外槽1と下部外槽2とを、それらの接合フランジaと接合フランジa’とを突き合わせて接合し、その際、接合面にシール剤cを塗布しておいて、挿通穴b・b’に挿通する締結具3…を締着することで、接合フランジaと接合フランジa’とを閉じ合わせて連結し、浄化槽Aを組み立てるようにすることについては、従前手段と変わりがなく、同様に構成してよい。
【0015】
しかし、この接合フランジa・a’には、それらの接合面に、それらの一方の接合フランジの接合面から他方の接合フランジの接合面に向けて突出する突起部wを図6・図7にあるように形設しておく。
【0016】
この突起部wは、一対に対向する接合フランジaと接合フランジa’とを突き合わせて、挿通穴b・b’に挿通した締結具3…を締結することで閉じ合わせるように接合させていくときに、この一方の接合フランジの接合面に設けた突起部wが他方の接合フランジの接合面に突き当たることで、締結具3のまわりにおける一方の接合フランジの接合面と他方の接合フランジの接合面との間に、この突起部wの突出高さに対応する間隔寸法の間隔を形成して、ここに、一対の接合フランジa・a’の間に塗布したシール剤cが、締結具3の締結により接合してくる接合フランジa・a’によって追い出されるようになることがないようにするためのものであり、挿通穴b’の近傍で、その挿通穴b・b’の周囲から少し離れた位置に装設しておく。
【0017】
そして、この突起部wは、一対に対向する接合フランジa・a’の接合面のそれぞれに、対向する接合フランジa・a’の接合面に向けて突出するように設けてもよいが、一方の接合フランジの接合面に設けることで充分である。
【0018】
また、この突起部wは、上部外槽1側の接合フランジaの接合面でも、下部外槽2の接合フランジa’の接合面でもよく、所望に選択した側の接合フランジに形成してよい。
【0019】
また、この突起部wの形状は任意であり、図6・図7に示す実施例においては、下部外槽2に設けた接合フランジa’の接合面で、それの内側寄りの部位に周溝状に形設してあるシール剤cの盛り付け溝dと挿通穴b’…を挟んで対向する外側寄りの部位に、接合フランジa’の縁枠70と平行する突条状に形設してあり、これにより、締結具3の締結で、接合フランジa・a’を閉じ合わせたときに、締結具3のまわりに空間が形成されることで、その接合フランジa・a’の接合面に塗着して介装したシール剤cが、図7および図8にあるように、周溝状の盛り付け溝dの周辺に存在するようになって、よりシール剤cが締結具3のまわりから追い出されて、締結具3の締付け位置と締結具3の締付け位置との中間位置に集まり、接合フランジa・a’を変形させることがなくなり、シール剤cを図8にあるよう略均一な厚さで接合フランジa・a’の接合面間に介装されるようにする。
【0020】
次に図9および図10は、突起部wを、前述の実施例と同様に、周方向に連続する突条状に形成して、下部外槽2の接合フランジa’の接合面の、それの内周側に形設してある周溝状のシール剤cの盛り付け溝dの外側の側壁を形成する部位に装設した例を示している。
【0021】
この例においても、締結具3により接合フランジa・a’を締結したときに、図10に示しているように、突起部wが締結具3のまわりにその突起部wの突出高さに対応する空間を形成して、周溝状の盛り付け溝dに盛り付けたシール剤cが締結される接合フランジa・a’の接合面に所定の厚さに介装されるようになる。
【0022】
次に図11は、突起部wを独立した円錐状ないし疣状に形成して、下部外槽2の接合フランジa’の接合面に、そこに形設してある挿通穴b…の各近傍位置に配位して装設した例を示している。
【0023】
この例においても、下部外槽2の接合フランジa’に上部外槽1の接合フランジaを接合させて締結具3により締結したときに、図12に示しているように締結具3のまわりの突起部wの突出高さに対応する間隔の空間が形成されて、周溝状の盛り付け溝dの周辺に、シール剤cが所定の厚さに介装されるようになる。
【0024】
次に図13は、突起部wを連続する突条に形成して上部外槽1側の接合フランジaの接合面の、挿通穴bよりも外側に寄る部位に形設した例を示す。
【0025】
また、図14は、突起部wを同様に連続する突条に形成して、上部外槽1側の接合フランジaの接合面の、挿通穴bよりも内側の部位に装設した例を示している。
【0026】
これらの例においても、締結具3の締結により上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’とを閉じ合わせたときに、それら接合フランジa・a’の間に介装したシール剤cが、周溝状の盛り付け溝dの周辺に略一様の厚さに充填された状態に保持されるようになって、接合フランジa・a’の変形がなくなり、接合面のシールを完全にする。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による浄化槽における上部外槽と下部外槽との接合装置は、上部外槽の接合フランジと下部外槽の接合フランジとの対向する接合面には、それら接合面の少なくとも一方の接合面に、他方の接合フランジの接合面に向けて突出する突起部wを、その接合面に形設してある挿通穴b…の近傍で、その挿通穴bから少し離した部位に形設しているのだから、締結具3の締結で上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’とを閉じ合わせていくときに、それらの接合面の互いの接近が、突起部wにより規制されることで、締結具3のまわりに突起部wの突出高さに対応する間隔寸法の間隔が形成されて、締結具3の締付部位からシール剤cが押し出されていくことがなくなって、接合した接合フランジa・a’の間隔内に、略一様の厚さのシール剤cが存在するようになり、シールを完全にするようになる。また、盛り付け溝dに盛り付けたシール剤cが、締結の際に、盛り付け溝d内に安定して位置してくることで、盛り付け溝dに少し溢れる程度にシール剤cを盛り付けるだけで、シールが完全に得られることからシール剤cの使用量を従前の接合面の全面に塗布していた場合に比して半減できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浄化槽の上部外槽と下部外槽との組み付け前の斜視図である。
【図2】 同上の浄化槽の下部外槽の接合フランジの部分の破断した斜視図である。
【図3】 同上の接合フランジの上部外槽の接合フランジと締結した状態の縦断面図である。
【図4】 同上浄化槽の上部外槽と下部外槽とを締結して組み立て、敷設した状態における縦断面図である。
【図5】 同上浄化槽の接合フランジの作用の説明図である。
【図6】 本発明手段を実施せる下部外槽の接合フランジの部分の破断した斜視図である。
【図7】 同上の接合フランジの上部外槽の接合フランジと締結した状態における縦断面図である。
【図8】 図7のI−I線の縦断面図である。
【図9】 同上の接合フランジの別の実施例の部分の一部破断した斜視図である。
【図10】 同上の実施例の接合フランジの上部外槽の接合フランジと締結した状態における縦断面図である。
【図11】 同上の接合フランジのさらに別の実施例の部分の一部破断した斜視図である。
【図12】 同上の実施例の接合フランジの上部外槽の接合フランジと締結した状態における縦断面図である。
【図13】 同上の接合フランジのさらに異なる実施例の対向する接合フランジと締結した状態における縦断面図である。
【図14】 同上の接合フランジのさらに別の実施例の対向する接合フランジと締結した状態における縦断面図である。
【図15】 図7のII−II線の横断平面図である。
【符号の説明】
A…浄化槽、a・a’…接合フランジ、b・b’…挿通穴、c…シール剤(接着剤)、d…盛り付け溝、w…突起部、1…上部外槽、2…下部外槽、3…締結具、4…ナット、50…流入口、51…流入管、52…排出口、53…排水管、70…縁枠。
Claims (7)
- 合成樹脂材により成形する上部外槽1に一体に連続させて形設し、締結具3挿通用の挿通穴b…を形成しておく接合フランジaと、これに対向させて合成樹脂材により成形する下部外槽2に一体に連続させて付設し、前記挿通穴bと対向する位置に挿通穴b’を形成しその挿通穴b’よりも内側位置にシール剤cの盛り付け溝dを形成しておく接合フランジa’とを、それらの間にシール剤cを介装して接合し、それら接合フランジaと接合フランジa’とに予め形設した挿通穴b・b’に締結具3…を挿通して締結する上部外槽1と下部外槽2との接続装置において、上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との対向する接合面には、それら接合面の少なくとも一方の接合フランジの接合面に、他方の接合フランジの接合面に向け突出して、締結具3の締結により閉じ合わされる上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との対向する接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、その接合面に形設してある挿通穴b’…の近傍でその挿通穴b’…から少し離した部位に形設したことを特徴とする浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置。
- 締結具3の締結により閉じ合わされる接合フランジa・a’の接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、接合フランジの周方向に連続する突条状に形成して、下部外槽2の接合フランジa’の接合面の、その接合面に形成してある挿通穴b’…よりも外側位置となる部位に装設したことを特徴とする請求項1記載の浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置。
- 締結具3の締結により閉じ合わされる上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、接合フランジの周方向に連続する突条状に形成して、下部外槽2の接合フランジa’の接合面の、その接合面に形成してある挿通穴b’…よりも内側位置となる部位に装設したことを特徴とする請求項1記載の浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置。
- 締結具3の締結により閉じ合わされる上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、接合フランジの周方向に連続する突条状に形成して、上部外槽1の接合フランジaの接合面の、その接合面に形成してある挿通穴b…よりも外側位置となる部位に装設したことを特徴とする請求項1記載の浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置。
- 締結具3の締結により閉じ合わされる上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、接合フランジの周方向に連続する突条状に形成して、上部外槽1の接合フランジaの接合面の、その接合面に形成してある挿通穴b…よりも内側位置となる部位に装設したことを特徴とする請求項1記載の浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置。
- 締結具3の締結により閉じ合わされる上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、それぞれ独立する多数の円錐状ないし疣状に形成して、下部外槽2の接合フランジa’の接合面の、その接合面に形成してある挿通穴b’…の近傍で、その挿通穴b’…から少し離した部位に配位して装設したことを特徴とする請求項1記載の浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置。
- 締結具3の締結により閉じ合わされる上部外槽1の接合フランジaと下部外槽2の接合フランジa’との接合面同志の間で締結具3の周囲の部位に、突出高さに対応する空隙を形成せしめる突起部wを、それぞれ独立する多数の円錐状ないし疣状に形成して、上部外槽1の接合フランジaの接合面の、その接合面に形成してある挿通穴b…の近傍で、その挿通穴b…から少し離した部位に配位して装設したことを特徴とする浄化槽における上部外槽と下部外槽との接続装置。
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