JP3860371B2 - 内燃機関用整流部材の製造方法 - Google Patents

内燃機関用整流部材の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、内燃機関用整流部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、内燃機関の開発分野においては、吸気行程において、燃焼室内に縦向きの旋回流、いわゆるタンブル流を作り出すことにより、燃焼室における燃料の燃焼を効率的に行なうことができるようにした、いわゆる層状燃焼内燃機関の研究・開発が進められている。
【0003】
ここで、この層状燃焼内燃機関について説明すると、この内燃機関は、吸気行程において、例えば、図13,図15に示すような気筒内のタンブル流F′,Fを発生させることで、燃料の燃焼を効率よく行なおうとするものであり、特に、このタンブル流F′,Fの崩壊後の乱れによって燃焼を促進することができるようになっている。
【0004】
ここで、図13はタンブル流F′を発生させるようにした内燃機関の1つの気筒の構造を示すものであり、この図13において、符号1はシリンダ、2は往復動ピストン、3はシリンダヘッド、4は燃焼室、5′は吸気ポート、17は吸気通路である。
即ち、燃焼室4はシリンダ1内に挿嵌された往復動ピストン2の上面とシリンダヘッド3下面との間に形成されており、吸気ポート5′は、燃焼室4へ開口するようにシリンダヘッド3に形成されている。
【0005】
さらに、例えば図14に示すように、吸気ポート5′の燃焼室開口6に傘部7aを配置されるとともに傘部7aから延設された軸部7bが吸気ポート5′の上流側へ向けて配設された吸気弁7を例えば2つそなえている(図13においては一方の吸気弁7のみを図示している)。
また、吸気弁7の軸部7bがシリンダヘッド3の挿入孔13′に挿入されてカムシャフト16に接続されている。これにより、吸気弁7は、このカムシャフト16からの動力が伝達されることにより、傘部7aを含む面に対して垂直方向に動いて、吸気ポート5′の燃焼室開口6が開閉し、吸気通路17からの吸気流が燃焼室4に案内されるようになっている。
【0006】
さらに、19は燃焼室4の上壁部に形成されたペントルーフであって、このペントルーフ19は、吸気通路19の延長軸線上のシリンダボア20の内壁面に沿って下方に案内しうるような斜面をそなえ、吸気通路17からの吸気流は、このペントルーフ19の案内にも助けられて、矢印F′で示すようなタンブル流方向に進む。
【0007】
なお、図中、符号9は排気通路18に連通する排気ポート、11は排気弁である。また、排気弁11は、上述の吸気弁7と同様に、排気ポート9の燃焼室開口に傘部11aを配置されるとともに傘部11aから延設された軸部11bが排気ポート9の上流側へ向けて、例えば2つ配設されている。
さらに、排気弁11の軸部11bがシリンダヘッド3の挿入孔14に挿入されてカムシャフト15に接続されている。これにより、排気弁11は、カムシャフト15からの動力が伝達されることにより軸部11b方向に動いて、吸気ポート5′の燃焼室開口6が開閉し、燃焼室4からの排気流が排気通路18に案内されるようになっている。
【0008】
このような構成により、図13に示す内燃機関では、吸気弁7が、カムシャフト16からの動力の伝達を受けて、傘部7aを含む面に対して垂直方向に動くことにより、吸気ポート5′の燃焼室開口6が開閉して、吸気通路17からの吸気流が燃焼室4に案内される。燃焼室4内に案内された吸気流は、ペントルーフ19の案内にも助けられて、矢印F′で示すようなタンブル流を形成することができる。
【0009】
また、図14に示すようなインジェクタ取付部(インジェクタ本体を含む)21をタンブル流F′の上流側の中心部分に設ければ、燃焼室4内のタンブル流を、中央部分で燃料濃度の高い層状タンブル流を生成することができる。さらに、点火プラグ22を、吸気弁7及び排気弁11の間の、燃焼室4内で形成されるタンブル流F′の下流側の中心位置に設ければ、点火プラグ22付近に理論空燃比に近い濃度の混合気を供給する一方、点火プラグ22から離れたタンブル流の外側部分では燃料濃度の低いリーンな混合気状態として、全体的には少ない燃料供給でありながら確実な燃焼性能を得られるようにすることができる。
【0010】
なお、タンブル流F′の崩壊後には、燃焼のミキシングが促進されるため、所要量の燃料を供給することで燃焼室4全体を理論空燃比状態として、大きな出力を得ることもできる。
また、図15は図13に示すタンブル流F′とは逆向き回転のタンブル流Fを発生させるようにした内燃機関の1つの気筒の構造を示すものであり、この図15に示す構造においては、前述の図13におけるものに比して、吸気ポート5の形状が異なっている。
【0011】
つまり、この吸気ポート5は直立型に形成されており、シリンダ1の軸心線12を含む基準面(即ち、シリンダ軸心線を含んで図面と直交する平面)の一側(図15においては右側)にシリンダ軸心線12に沿うような方向へ延設されている点が異なる。なお、21はインジェクタ取付部、22は点火プラグである。
これにより、吸気ポート5の外側(図15中右側)の領域が解放されており、燃料を噴射するためのインジェクタを装着するインジェクタ取付部21のための十分なスペースを確保することができ、インジェクタ取付部(インジェクタ自体を含む)21とともに点火プラグ22の最適なレイアウトを確保し易くなっている。
【0012】
即ち、インジェクタ取付部21をタンブル流Fの上流側の中心部分に設けることにより、燃焼室4内のタンブル流を、中央部分で燃料濃度の高い層状タンブル流を生成できるようになっている。従って、点火プラグ22を、吸気弁7及び排気弁11の間の、燃焼室4内で形成されるタンブル流Fの下流側の中心位置に設けることにより、点火プラグ22付近には、理論空燃比に近い濃度の混合気を供給し、点火プラグ22から離れたタンブル流の外側部分では燃料濃度の低いリーンな混合気状態として全体的には少ない燃料供給でありながら確実な燃焼性能を得られるようにすることができる。
【0013】
もちろん、タンブル流Fの崩壊後には、燃焼のミキシングが促進されるため、、所要量の燃料を供給することで燃焼室4全体を理論空燃比状態として、大きな出力を得ることもできる。
従って、例えば高速時には、タンブル流Fの崩壊後の乱れによって燃焼を促進し、低速時には、燃料噴射を遅らせて、圧縮行程によるコンパクトな燃焼室4の生成を待ち、生成されたコンパクトな燃焼室4に燃料噴射を行なって層状タンブル流により部分的にリッチ(理論空燃比近傍)な混合気を点火プラグ22近傍へ供給することにより、比較的少量の燃料噴射で着火性を十分に確保することができるようになっている。
【0014】
さらに、インジェクタ取付部は吸気ポート5の外側に位置させることができるので、インジェクタ本体及び燃料の冷却性の向上を比較的図りやすく、インジェクタの耐久性の確保,熱害の回避をも図りやすくなる。
このような層状燃焼内燃機関では、吸気流の層状化,タンブル流化に有利なように、吸気通路17からの吸気流をできるだけ乱すことなく、燃焼室4に送り込みたいのである。
【0015】
ところが、吸気ポート5内には、吸気弁7が設けられており、吸気の流れの一部が軸部7bに当たって流れを乱される場合がある。具体的には、吸気流れの一部が軸部7bに当たると、軸部7bの後流に、渦が発生して速度の遅い領域を形成するのである。
従って、軸部7bの後方の流速が低下して、流れの損失が大きくなり、燃焼室4内において強いタンブル流をつくり出すことの妨げとなるという不具合がある。このため、強いタンブル流を生成するためにも、さらに広く言うと、タンブル流生成のためのみならず吸気効率を促進させるためにも、この軸部7bによる吸気流の乱れの発生を抑制することが要求される。
【0016】
ところで、吸気弁の軸部における吸気流の乱れを抑制する技術として、特開平6−108863号公報のものがある。すなわち、この公報によれば、2分された吸気ポートをそなえた内燃機関において、各吸気ポート部分内の吸気バルブのステムよりも上流側のバルブステムを含む流線に沿った位置に、吸気流を整流しながら流れ方向に沿って二分する整流部材がそれぞれ配設されたような内燃機関の吸気ポート構造が提案されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特開平1−108863号公報の技術においては、吸気バルブのステムの上流側の位置に設けられた整流部材については、吸気抵抗にならず、バルブステム近傍の流れを効果的に整流させるようにするため、その表面を滑らかなものにする必要がある。
【0018】
つまり、流体中に配設される部材は、特に、その上流側の表面粗さが流体の流れに大きく影響する。このため、整流部材の上流側からバルブステムへ向かって滑らかに導くためには、バルブステムの表面粗さと同等レベルで整流部材の上流側面を滑らかに加工する必要があるのである。
そこで、各吸気ポートに配設された整流部材を切削加工により形成することが考えられるが、狭い吸気ポート内壁面の切削加工を行なわなければならず、加工が困難である。従って、実際に製造されたものにおける整流部材の表面は、吸気流を効果的に流すために十分な滑らかさを得ることができず、結果的に、吸気流を効果的に整流させることができないという課題がある。
【0019】
本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、製造が容易であって、効果的に吸気流を整流させることができるようにした、内燃機関用整流部材の製造方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法では、シリンダヘッドの鋳造時に、吸気ポート内に配設された吸気弁の軸部よりも下流側において該吸気ポートの内壁面から突出する突起部を吸気ポートと一体に形成し、ついで、該シリンダヘッドに該軸部を挿入するための軸部挿入孔の穿設加工時に、これと同時に該突起部の上流面を切削加工するとともに、該吸気弁の傘部の当接するバルブシートの切削加工時に、これと同時に該突起部の下流面を切削加工し、該突起部を、該吸気弁の軸部の下流側の吸気流を整流する整流部材として形成する。これにより、強いタンブル流を作り出すことができる内燃機関の吸気系を容易に製造することができる。
【0021】
また、請求項2記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法では、上記請求項1記載のものにおいて、該軸部挿入孔として、該吸気弁の軸部を案内するバルブステムガイドを挿入するステムガイド孔が用いられる。
また、請求項3記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法では、上記請求項1記載のものにおいて、該軸部挿入孔の穿設加工時に、該突起部の上流側を軸部のバルブ軸線に対して略平行に切削加工するとともに、該バルブシートの切削加工時に、該突起部の下流側を該バルブ軸線方向と直交する方向から切削加工する。
【0022】
また、請求項4記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法では、上記請求項1記載のものにおいて、該軸部挿入孔の穿設加工にともない、該突起部の上流側のバルブ軸線方向と直交する断面形状を弧状に凹んだ形状に切削加工する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
(a)内燃機関の吸気ポートの全体構成の説明
図1〜図5は本発明が適用される吸気ポートを示すもので、図1はその構成を示す模式的断面図、図2はその要部構成を示す模式的断面図、図3は図2におけるA−A断面図、図4(a)〜(d)はその要部の他の例としての図2におけるA−A断面相当図、図5はその要部の他の例としての要部構成を示す模式図〔(a),(b)はともに突起部を示す模式的断面図〕である。
【0024】
本実施形態にかかる内燃機関は、各気筒に吸気2弁,排気2弁をそなえた4弁式内燃機関(図14参照)として構成されており、図1又は図2において、符号1はシリンダ、2は往復動ピストン、3はシリンダヘッド、4は燃焼室、5は吸気ポート、9は排気ポート、11は排気弁、17は吸気通路、21はインジェクタ取付部、22は点火プラグである。
【0025】
即ち、燃焼室4はシリンダ1内に挿嵌された往復動ピストン2の上面とシリンダヘッド3下面との間に形成されており、吸気ポート5は、燃焼室4へ開口するようにシリンダヘッド3に形成されるとともに、シリンダ1の軸心線12を含む基準面の一側(図1,図2においては右側)にシリンダ軸心線12に沿うような方向へ延設されている。
【0026】
これにより、吸気ポート5の外側(図1中右側)の領域が解放されており、燃料を噴射するためのインジェクタを装着するインジェクタ取付部21を配設するための十分なスペースを確保することができ、インジェクタ取付部(インジェクタ自体を含む)21とともに点火プラグ22の最適なレイアウトを確保し易くなっている。
【0027】
さらに、吸気ポート5の燃焼室開口6に傘部7aを配置されるとともに傘部7aから延設された軸部7bが吸気ポート5の上流側へ向けて配設された吸気弁7を2つそなえている(この図1,図2においては一方のもののみを図示している)。
また、吸気弁7の軸部7bがシリンダヘッド3の挿入孔13に挿入されてカムシャフト16に接続されている。これにより、吸気弁7は、このカムシャフト16からの動力が伝達されることにより、傘部7aを含む面に対して垂直方向に動いて、吸気ポート5の燃焼室開口6が開閉し、吸気通路17からの吸気流が燃焼室4に案内されるようになっている。
【0028】
換言すれば、吸気弁7の軸部7bが、吸気ポート5に対して吸気ポート5内の上流側の一側(図1,図2においては右側)へ向けて傾斜するように配設され、吸気ポート5内を流通する吸気流の流心が、吸気ポートの軸心線23よりも一側(右側)の方へ偏心するように構成されている。
これにより、燃焼室4内においては、強いタンブル流Fを生成することができるようになっている。
【0029】
なお、吸気弁7の製造時においては、軸部7bは滑らかな表面に加工される。
さらに、19は燃焼室4の上壁部に形成されたペントルーフであって、このペントルーフ19は、吸気流を吸気通路19の延長軸線上のシリンダボア20の内壁面に沿って下方に案内しうるような斜面と、ピストン頂面で反転してシリンダボア20の内壁面に沿って上方に向かう吸気流を円滑に方向変換させるように、後述する排気ポート側に設けられたもう一つの斜面とをそなえ、吸気通路17からの吸気流は、このペントルーフ19の案内にも助けられて、矢印Fで示すようなタンブル流方向に進む。
【0030】
即ち、インジェクタ取付部21をタンブル流Fの上流側の中心部分に設けることにより、燃焼室4内のタンブル流を、中央部分で燃料濃度の高い層状タンブル流として生成できるようになっている。従って、点火プラグ22を、吸気弁7及び排気弁11の間の、燃焼室4内で形成されるタンブル流Fの下流側の中心位置に設けることにより、点火プラグ22付近には、理論空燃比に近い濃度の混合気を供給し、点火プラグ22から離れたタンブル流の外側部分では燃料濃度の低いリーンな混合気状態として全体的には少ない燃料供給でありながら確実な燃焼性能を得られるようにすることができる。
【0031】
もちろん、タンブル流Fの崩壊後には、燃焼のミキシングが促進されるため、、所要量の燃料を供給することで燃焼室4全体を理論空燃比状態として、大きな出力を得ることもできる。
従って、例えば高速時には、タンブル流Fの崩壊後の乱れによって燃焼を促進し、低速時には、燃料噴射を遅らせて、圧縮行程によるコンパクトな燃焼室4の生成を待ち、生成されたコンパクトな燃焼室4に燃料噴射を行なって層状タンブル流により部分的にリッチ(理論空燃比近傍)な混合気を点火プラグ22近傍へ供給することにより、比較的少量の燃料噴射で着火性を十分に確保することができるようになっている。
【0032】
さらに、インジェクタ取付部21は吸気ポート5の外側に位置させることができるので、インジェクタ本体及び燃料の冷却性の向上を比較的図りやすく、インジェクタ本体の耐久性の確保,熱害の回避をも図りやすくなる。
ところで、8は整流部材としての突起部であり、この突起部8は、吸気ポート5内の軸部7bよりも吸気下流側に配置されて軸部7bの近傍の吸気流を整流するものであり、吸気ポート5の内壁から軸部7bの吸気下流側へ向けて突設されている。
【0033】
また、図3は図2におけるA−A断面図、即ち、吸気ポート内の吸気流に沿った断面図であり、上流側から下流側に向けて軸部7b及び突起部8の順に配設されている。特に、この図3に示すように、突起部8は、軸部7bの吸気下流側に軸部7bから所要の間隔を開けて配設されている。
なお、この突起部8の軸部7bとの距離、及び突起部8の断面形状は、吸気流の流速等の流体力学的特性に基づいて、軸部7bの下流側の吸気流を整流するのに最適なものを選択するようにする。
【0034】
これにより、上流側からの吸気流は、符号G1,G2に示すように効果的に整流されて、軸部7bの後流の発生を抑制するとともに、軸部7bの後方の流速の低下を防止して燃焼室4へ案内されるようになっている。
なお、排気弁11は、上述の吸気弁7と同様に、排気ポート9の燃焼室開口に傘部11aを配置されるとともに傘部11aから延設された軸部11bが排気ポート9の上流側へ向けて、例えば2つ配設されている。
【0035】
さらに、排気弁11の軸部11bがシリンダヘッド3の挿入孔14に挿入されてカムシャフト15に接続されている。これにより、排気弁11は、カムシャフト15からの動力が伝達されることにより軸部11b方向に動いて、吸気ポート5の燃焼室開口6が開閉し、燃焼室4からの排気流が排気通路18に案内されるようになっている。
【0036】
したがって、図1,図2に示す内燃機関では、吸気弁7が、カムシャフト16からの動力を伝達されて、傘部7aを含む面に対して垂直方向に動くことにより、吸気ポート5の燃焼室開口6が開閉して、吸気通路17からの吸気流が燃焼室4に案内される。
特に、吸気弁7の軸部7bが、吸気ポート5に対して吸気ポート5内の上流側の一側(図1,図2においては右側)へ向けて傾斜するように配設され、吸気ポート5内を流通する吸気流の流心が、吸気ポートの軸心線23よりも一側(右側)の方へ偏心するように構成されているので、燃焼室4内においては、より強いタンブル流Fを生成することができるが、突起部8により以下のような効果を得ることができる。
【0037】
つまり、吸気ポート5を通過する吸気流の一部が軸部7bに当たるが、突起部8により整流されるので、吸気流は、軸部7b及び突起部8を流れを乱すことなく通過して燃焼室4に案内されるのである。
その後、燃焼室4内に案内された吸気流は、ペントルーフ19の案内にも助けられて、矢印Fで示すようなタンブル流を形成することができる。
【0038】
このように、吸気ポート5内の軸部7bよりも吸気下流側に配置されて軸部7bの近傍の吸気流を整流する突起部8をそなえたことにより、吸気流が吸気ポート5内の軸部7b近傍を通過する際に後流の発生を抑制することができるので、流れの損失を抑制し、燃焼室4内では強いタンブル流Fを発生させることができ、圧縮行程での燃料噴射により、このタンブル流Fを利用したリーン運転をより確実に行なうことができ、さらには、タンブル流Fの崩壊後の乱れも強く与えることができ、この崩壊後の乱れを積極的に利用することにより、燃料の霧化・混合を確実にして燃焼を促進することができ、例えば吸気行程での燃料噴射によりストイキオ運転をより確実に行なうことができる利点がある。
【0039】
また、整流部材としての突起部8が、吸気ポート5の内壁から軸部7bの吸気下流側へ向けて突設されるとともに、軸部7bの吸気下流側に軸部7bから所要の間隔を空けて配設されているので、軸部7bの後方の吸気流を効果的に整流させることができるので、上述の場合と同様の利点を得ることができる。
さらに、吸気ポート5が、シリンダ1の軸心線12を含む基準面の一側(図1,図2においては右側)にシリンダ軸心線12に沿うような方向へ延設されているので、吸気ポート5の外側の領域が解放されており、燃料を噴射するためのインジェクタを装着するインジェクタ取付部21を配設するための十分なスペースを確保することができ、インジェクタ取付部(インジェクタ自体を含む)21とともに点火プラグ22の最適なレイアウトを確保し易くすることができる。
【0040】
なお、上述においては、図2におけるA−A断面としての突起部8は、図3に示すような断面形状を有しているが、これに限定されず、例えば図4(a)〜図4(d)に示すような断面形状を有してもよい。また、突起部8が図4(a)に示す断面形状を有する場合においては、突起部8としては、図5に示すように円錐形状により構成してもよく、図6に示すように円筒形状により構成してもよい。
【0041】
(b)整流部材の製造方法の説明
図7は本発明の内燃機関用整流部材の製造方法を説明する図、図8は図7におけるA′−A′断面図である。
ここで、この図7において、符号24はバルブシートであり、その他の符号については、上述したもの(図1,2参照)と同様である。
【0042】
また、内燃機関用整流部材(整流部材)を製造する際には、シリンダヘッド3の鋳造時に、吸気ポート5内に配設される吸気弁7の軸部7bよりも下流側において吸気ポート5の内壁面から突設する突起部8を吸気ポート5と一体形成し、ついで、シリンダヘッド3に軸部を挿入するための軸部挿入孔13の穿設加工時に、これと同時に整流部材としての突起部8の上流面C1を切削加工するとともに、吸気弁7の傘部7aの当接するバルブシート24の切削加工時に、これと同時に整流部材としての突起部8の下流面C2を切削加工することにより、突起部8を、吸気弁7の軸部7bの下流側の吸気流を整流する整流部材として形成する。
【0043】
軸部挿入孔13は、バルブステムガイド26を挿通しうるように、軸部7bの外径よりも所要量大きく形成されている。つまり、軸部挿入孔13は、吸気弁の軸部をバルブステムガイド26を挿入するステムガイド孔として機能するものである。さらに、突起部8は、バルブステムガイド26に挿通された軸部7bの吸気下流側に軸部7bから所要の間隔を開けて配設されている。
【0044】
ここで、突起部8の上流面C1を切削加工するとともに、突起部8の下流面C2を切削加工する。具体的には、図7に示すように、突起部8の上流側を軸部7bのバルブ軸線(図示省略)に対して略平行に切削加工するとともに、バルブシート24の切削加工時に、突起部8の下流側を上記バルブ軸線方向と直交する方向から切削加工する。
【0045】
これにより、突起部8の図7におけるA−A断面は、図8に示すような形状を有している。即ち、この図8に示すように、突起部8の上流面C1は、軸部挿入孔13の穿設加工に伴って弧状に削除され、突起部8の下流面C2はバルブシート24の切削加工に伴って平面状に削除されるようになっている。
この結果、突起部8の上流面C1は、軸部挿入孔13の内径に合わせて弧状に凹んだ形状を有するとともに、下流面C2は、バルブシート24を含む面と同一の平面を含むように平らな形状を有している。
【0046】
このように、本発明の内燃機関用整流部材の製造方法によれば、鋳造時に突起部8を一体成形して、軸部挿入孔13の穿設加工時に、これと同時に突起部8の上流面C1を切削加工するとともに、バルブシート24の切削加工時に、これと同時に整流部材としての突起部8の下流面C2を切削加工するという簡易な行程により整流部材を製造することができ、製造コストを削減することができる利点がある。
【0047】
なお、このようにして製造された整流部材を用いた内燃機関の吸気系構造によれば、前述の(a)内燃機関の吸気ポート全体の説明で詳述したように効果と同様の作用効果を得ることができるのはいうまでもない。
さらに、上述の突起部8における上流面C1の切削加工と下流面C2の切削加工とは、任意の加工順序を選択して製造することができる。
【0048】
(c)内燃機関の吸気ポートの全体構成の変形例の説明
図9〜図12は本発明を適用した内燃機関の吸気ポートの変形例を示すもので、図9はその構成を示す模式的断面図であり、図10はその要部構成を示す模式的断面図、図11は図10におけるA″−A″断面図、図12はその要部の他の例を示す模式斜視図である。
【0049】
本変形例にかかる内燃機関においても、前述の場合と同様に、各気筒が吸気2弁,排気2弁の4弁式内燃機関として構成されており、図1,図2と同一の符号は、同様のものを示している。
ここで、本変形例にかかる内燃機関の吸気系構造においては、図9,図10に示すように、吸気ポート5′が、シリンダ1の軸心線12を含む基準面の一側(図15においては右側)に、吸気弁7の軸心線25よりも右に傾斜した方向へ延設されている点が異なる。
【0050】
即ち、吸気弁7の軸部7bがシリンダヘッド3の内壁部の他側(図9,図10では左側)に穿設された挿入孔13′に挿入されてカムシャフト16に接続されている。これにより、吸気弁7は、このカムシャフト16からの動力が伝達されることにより、傘部7aを含む面に対して垂直方向に動いて、吸気ポート5の燃焼室開口6が開閉し、吸気通路17からの吸気流が燃焼室4に案内されるようになっている。
【0051】
換言すれば、吸気弁7の軸部7bが、吸気ポート5に対して吸気ポート5内の上流側の他側(図9,図10においては左側)へ向けて傾斜するように配設されて構成されている。
ところで、8は整流部材としての突起部であり、この突起部8は、吸気ポート5′内の軸部7bよりも吸気下流側に配置されて軸部7bの近傍の吸気流を整流するものであり、吸気ポート5の内壁から軸部7bの吸気下流側へ向けて突設されている。
【0052】
また、図11は図10におけるA−A断面図、即ち、吸気ポート内の吸気流の上流側から下流側に向けての軸部7b及び突起部8の断面図を示しているが、この図11に示すように、突起部8は、軸部7bの吸気下流側に軸部7bから所要の間隔を開けて配設されている。
これにより、上流側からの吸気流は、符号H1,H2に示すように効果的に整流されて、軸部7bの後流の発生を抑制するとともに、軸部7bの後方の流速の低下を防止して燃焼室4へ案内されて、タンブル流F′が生成されるようになっている。
【0053】
本変形例は、上述のように構成されているので、図9,図10に示す内燃機関では、吸気弁7が、カムシャフト16からの動力を伝達されて、傘部7aを含む面に対して垂直方向に動くことにより、吸気ポート5′の燃焼室開口6が開閉して、吸気通路17からの吸気流が燃焼室4に案内される。
この時、吸気ポート5′を通過する吸気流の一部が軸部7bに当たるが、突起部8により整流されるので、吸気流は、軸部7b及び突起部8を流れを乱すことなく通過して燃焼室4に案内されるのである。
【0054】
その後、燃焼室4内に案内された吸気流は、ペントルーフ19の案内にも助けられて、矢印F′で示すようなタンブル流を形成することができる。
このように、本変形例によれば、吸気ポート5内の軸部7bよりも吸気下流側に配置されて軸部7bの近傍の吸気流を整流する突起部8をそなえたことにより、前述の場合と同様に、吸気流が吸気ポート5内の軸部7b近傍を通過する際に後流の発生を抑制することができるので、流れの損失を抑制し、燃焼室4内では強いタンブル流F′を発生させることができ、圧縮行程での燃料噴射により、このタンブル流Fを利用したリーン運転をより確実に行なうことができ、さらには、タンブル流F′の崩壊後の乱れも強く与えることができ、この崩壊後の乱れを積極的に利用することにより燃料の霧化・混合を確実にして燃焼を促進することができ、例えば、吸気行程での燃料噴射によりストイキオ運転をより確実に行なうことができる利点がある。
【0055】
また、整流部材としての突起部8が、吸気ポート5の内壁から軸部7bの吸気下流側へ向けて突設されるとともに、軸部7bの吸気下流側に軸部7bから所要の間隔を空けて配設されているので、軸部7bの後方の吸気流を効果的に整流させることができるので、上述の場合と同様の利点を得ることができる。
なお、本変形例によれば、突起部8を、例えば図12に示すような形状により構成することもでき、このようにしても、符号J1,J2に示すように効果的に整流されて、軸部7bの後流の発生を抑制するとともに、軸部7bの後方の流速の低下を防止して燃焼室4へ案内されて、燃焼室4内おいてはタンブル流F′を生成することができるので、上述の場合と同様の作用効果を得ることができる。
【0056】
(d)その他
本発明によれば、突起部8の形状としては、上述において示したような形状に限定されず、その他の整流作用を起こすような任意の形状を選択してもよく、このようにしても、上述の場合と同様の利点が得られることはいうまでもない。
また、突起部8を設けるという本発明の技術は、タンブル流F,F′を生成する内燃機関に限定されるものでなく、他の種々の内燃機関に適用することで、少なくとも吸気流の整流化によって吸気効率を向上しうる効果を得ることができる。
【0057】
もちろん、気筒における吸気弁の数も、上述のものに限られず、1弁や3弁のもの等も考えられる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法によれば、シリンダヘッドの鋳造時に、吸気ポート内に配設された吸気弁の軸部よりも下流側において該吸気ポートの内壁面から突出する突起部を一体に形成し、ついで、該シリンダヘッドに該軸部を挿入するための軸部挿入孔の穿設加工時に、これと同時に該突起部の上流面を切削加工するとともに、該吸気弁の傘部の当接するバルブシートの切削加工時に、これと同時に該突起部の下流面を切削加工し、該突起部を、該吸気弁の軸部の下流側の吸気流を整流する整流部材として形成するという簡易な行程により、内燃機関用整流部材を製造することができ、製造コストを削減することができる利点があるほか、このような整流部材をそなえることにより、吸気流が吸気ポート内の軸部近傍を通過する際に後流の乱れの発生を抑制して、これを整流化することができるので、吸気ポートの形状に関係なく流れの損失を抑制し、吸気効率を向上させることができる利点がある。
【0059】
また、吸気流によりシリンダ内でタンブル流を形成しようとする場合にも、吸気流の整流化により、シリンダ(燃焼室)内で強いタンブル流を発生させることができ、例えば圧縮行程での燃料噴射により、このタンブル流を利用したリーン運転をより確実に行なうことができ、さらには、タンブル流の崩壊後の乱れも強く与えることができ、この崩壊後の乱れを積極的に利用することにより燃料の霧化・混合を確実にして燃焼を促進することができ、例えば吸気行程での燃料噴射によりストイキオ運転をより確実に行なうことができる利点もある。
【0060】
また、請求項2記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法によれば、該軸部挿入孔が、該吸気弁の軸部を案内するバルブステムガイドを挿入するステムガイド孔であるので、整流部材を簡単に製造することができ、製造コストを削減することができる利点がある。
また、請求項3記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法によれば、該軸部挿入孔の穿設加工時に、該突起部の上流側を軸部のバルブ軸線に対して略平行に切削加工するとともに、該バルブシートの切削加工時に、該突起部の下流側を該バルブ軸線方向と直交する方向から切削加工することにより、整流部材を簡単に製造することができ、製造コストを削減することができる利点がある。
【0061】
また、請求項4記載の本発明の内燃機関用整流部材の製造方法によれば、該軸部挿入孔の穿設加工にともなって、該突起部の上流側の該バルブ軸線方向と直交する断面形状が弧状に凹んだ形状に切削加工されるので、整流部材を簡単に製造することができ、製造コストを削減することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す模式的断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる図であり、図2におけるA−A断面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる突起部の他の例を示すもので、(a)〜(d)はいずれも図3に対応し、図2におけるA−A断面に相当する図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる突起部を示す平面図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる突起部を示す側面図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる内燃機関用整流部材の製造方法を説明するための模式的断面図である。
【図8】本発明の一実施形態にかかる図であり、図7におけるA′−A′断面図である。
【図9】本発明の一実施形態の変形例を示す模式的断面図である。
【図10】本発明の一実施形態の変形例を示す模式的断面図である。
【図11】本発明の一実施形態の変形例を示す図であり、図10におけるA″−A″断面図である。
【図12】本発明の一実施形態の変形例にかかる突起部の他の例としての要部構成を示す模式図である。
【図13】従来例を示す模式的断面図である。
【図14】従来例を示す模式的斜視図である。
【図15】従来例を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ
2 往復動ピストン
3 シリンダヘッド
4 燃焼室
5′,5 吸気ポート
6 燃焼室開口
7 吸気弁
7a 傘部
7b 軸部
8 整流部材としての突起部
9 排気ポート
10 燃焼室開口
11 排気弁
11a 傘部
11b 軸部
12 シリンダ軸心線
13,13′,14 挿入孔
15,16 カムシャフト
17 吸気通路
18 排気通路
19 ペントルーフ
20 シリンダボア
21 インジェクタ取付部
22 点火プラグ
23 吸気ポートの軸心線
24 バルブシート
25 吸気弁の軸心線
26 バルブステムガイド

Claims (4)

  1. シリンダヘッドの鋳造時に、吸気ポート内に配設された吸気弁の軸部よりも下流側において該吸気ポートの内壁面から突出する突起部を該吸気ポートと一体に形成し、
    ついで、該シリンダヘッドに該軸部を挿入するための軸部挿入孔の穿設加工時に、これと同時に該突起部の上流面を切削加工するとともに、該シリンダヘッドに設けられ該吸気弁の傘部の当接するバルブシートの切削加工時に、これと同時に該突起部の下流面を切削加工し、
    該突起部を、該吸気弁の軸部の下流側の吸気流を整流する整流部材として形成する
    ことを特徴とする、内燃機関用整流部材の製造方法。
  2. 該軸部挿入孔が、該吸気弁の軸部を案内するバルブステムガイドを挿入するステムガイド孔である
    ことを特徴とする、請求項1記載の内燃機関用整流部材の製造方法。
  3. 該軸部挿入孔の穿設加工時に、該突起部の上流側を軸部のバルブ軸線に対して略平行に切削加工するとともに、
    該バルブシートの切削加工時に、該突起部の下流側を該バルブ軸線方向と直交する方向から切削加工する
    ことを特徴とする、請求項1記載の内燃機関用整流部材の製造方法。
  4. 該軸部挿入孔の穿設加工にともなって、該突起部の上流側の該バルブ軸線方向と直交する断面形状が弧状に凹んだ形状に切削加工される
    ことを特徴とする、請求項1記載の内燃機関用整流部材の製造方法。
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