JP3859971B2 - レールの分岐部における潤滑油供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄道のレールの分岐部(ポイント)におけるトングレールと床板との摺動面を潤滑する潤滑油の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道のレールにおける分岐部は、その方向転換時(転轍作動時)にトングレールが枕木に固定されている床板上をスライドして切り換え動作が行われるようになっている。
【0003】
上記トングレールの転轍作動時に床板との間における摩擦抵抗を減少してトングレールがスムーズに転轍作動するようその摺動面に潤滑油を供給するようになされている。
【0004】
上記潤滑油の供給手段としては、従来例えば特開平11−293602号公報に示されているようにトングレールの転轍作動時にその動きを利用して自動的に潤滑油を供給するようにした潤滑油供給装置が知られている。
【0005】
この公報に記載の潤滑油供給装置は、トングレールにピストン式の複動型給油ポンプを連結し、トングレールのいずれの側への移動時にもピストンを摺動させて潤滑油を圧送し、トングレールと床板との間に潤滑油を供給するようになされたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかして上記潤滑油の供給に関しては、通常一つの床板への給油量は1日につき1cc程度でよく、トングレールの切り換え動作の度に給油が行われる前記従来の装置ではトングレールの転換ストロークが50〜100mm程度であることから給油ポンプのシリンダの容積が大きく、そのため給油量が少なくとも5cc/回以上になるものと考えられ、給油過剰となる。
【0007】
潤滑油の給油が過剰になると、潤滑油の無駄が多くなることはもとより、過剰に供給された潤滑油が床板上から道床の砂利に向けて流れ出し、砂利の表面に潤滑油がコーティングされた状態となって砂利同士が滑りやすくなることから車両の通過時の振動により砂利やレールが陥没するなどの問題をもたらし、補修工事が必要となる。
【0008】
上記公報中には、各枕木上の所定のトングレールと床板の摺動面に一定量の潤滑油を噴出するノズルを取り付ける旨の記載はあるものの、潤滑油の具体的な分配構造に関しては記載がなく、どの程度一定量を確保することができるのかは全く不明である。
【0009】
上記潤滑油の過剰供給を避けるため注油量を制限するには、給油ポンプのピストンのストロークを短くするか、あるいはシリンダの内径を小さくすることが考えられる。
【0010】
しかしピストンのストロークを短くするには、給油精度を高めるためにトングレールを適正位置に取り付ける必要が生じる。すなわちトングレールの取り付け位置によりピストンのストロークが異なって給油量が増減することになり、そのため取り付け位置に制限を受けるとともに微調整が必要となり、その結果設定作業が複雑になる。
【0011】
またシリンダの内径を小さくする手段では、使用する潤滑油の粘性が大きい故に内径を小さくしすぎると抵抗が増大し、給油ポンプがスムーズに作動しなくなるばかりでなく、トングレール自体の動きに影響を与え、さらに潤滑油の加圧が必要となって構造が複雑化するなどの問題をもたらす。
【0012】
さらにピストンのストロークを短くしかつシリンダの内径を小さくすることによる弊害としては、装置自体の強度あるいは耐久性に問題を生じるなど、これらにより給油ポンプの仕様を大きく変えることができないのが現状である。
【0013】
一方、上記従来の技術におけるピストン式給油ポンプは複動式油圧シリンダ構造であるため、1個のピストンに対しピストンロッドが両側に2本取り付けられ、その先端を電気的に絶縁するために硬化絶縁樹脂を取り付けなければならず、また先端が両側のトングレールの内側面に軽く接触する程度にピストンロッドの長さを調整して取り付ける必要があり、そのため取り付け時の調整に非常に手数が掛かるという問題点がある。
【0014】
さらに上記従来の装置では、極く微量の潤滑油を供給することができないので給油タンクの容積を大きく必要とし(同公報中の記載では、内径250mm、62リットルとすると高さ1.26m以上)、鉄道会社が定めるレール外部の建築限界に干渉して分岐部の脇に給油タンクを設置することができない。
【0015】
そのため給油タンクをレールから遠く離れた場所(同公報中の記載では20m離間)に設置することが必要となり、その結果給油タンクとピストン式給油ポンプとの間の油圧配管がそれだけ長くなって吸引抵抗が大きくなり、当該ポンプに過大な負荷が掛かって転轍作動に支障をきたす危険性がある。
【0016】
上記の危険性を回避するため、給油タンク本体を油圧シリンダとし、その上蓋を重量の大きいものとして錘の機能を持たせ、タンク内の潤滑油を加圧してトングレールの給油ポンプへ送出される手段が必要となっている。その結果給油タンクの構造が複雑となり、特に給油タンク本体の内面は鏡面加工が必要となって著しく高価になる。そして錘として機能する上蓋の重量は前記公報中の記載では70kgにもなり、潤滑油の補給時に上蓋を開ける際にウインチ等の特別な昇降装置が必要となってその作業が容易でないものとなる。そのうえ前述のように長い油圧配管を要するため配管工事費も高くなるなどの種々の問題点があった。
【0017】
本発明は上記従来の技術が有する問題点を解消することを課題としてなされたもので、トングレールと床板との間の摺動面に必要最小限の潤滑油を供給し得るようにすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として本発明は、鉄道のレールの分岐部において、トングレールが摺動する床板に潤滑油を給油する油圧ポンプとトングレールとの間に、トングレールの転轍作動回数を減少して油圧ポンプに伝達する減速機構を介装したことを特徴とする。
【0019】
こうしたことにより、トングレールの転轍作動回数に対し潤滑油を圧送する油圧ポンプの作動回数が少ないので、床板上への潤滑油の過剰供給が生じず、常に適正な量の潤滑油を供給することが可能となる。
【0020】
上記減速機構を1次減速機構とこの1次減速機構による減速数をさらに減速する2次減速機構とを介装するようにすることにより一層潤滑油の供給量を少なくすることができる。
【0021】
前記減速機構は、トングレールの往復移動により1歯ずつ回動するラチエットギヤと、このラチエットギヤの送り方向回動時にラチエッドギヤと共に1歯分毎に回動するカムとで構成し、このカムの周面に突設された突部により前記油圧ポンプを作動して給油するようにすることが構造が簡単で故障の発生も少ないので好ましい。
【0022】
前記床板に潤滑油を給油する給油ノズルは、ノズル本体内に毛細管現象を利用した油洩れ防止構造とすれば、油圧ポンプの非作動時に潤滑油がぼた落ちすることを防ぐことができ、過剰な給油を防ぐうえで好ましい。
【0023】
さらにトングレールに床板の上面を拭過して潤滑油を塗布する油塗布手段を設ければ、トングレールの転轍作動時に床板の上面全域に潤滑油を万遍なく行きわたらせることができ、トングレールの摺動を一層円滑にすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0025】
図1は本発明を適用したレールの分岐部の平面図を示し、図2(A)は同要部の拡大平面図を、図2(B)は同正面図を示しており、上記分岐部は左右の本線レール1A、1Bと左右のトングレール2A、2Bとを備え、このトングレール2A、2Bはその先端が連結部材3により結合されていて図示しない回動支点を中心に枕木4、4…の上面に固設の床板5、5…上を左右方向に摺動して転轍作動されるようになっている。
【0026】
本発明による潤滑油供給装置は、一方の本線レール1Aの外側方で建築限界6の外側に設置された潤滑油タンク7と、枕木4上に設置された油圧ポンプユニット8と、各枕木4、4…上の床板5、5…へ潤滑油を分配して送油する分配給油装置9とを備えたうえ、この分配給油装置9に潤滑油を圧送するピストン式油圧ポンプ10とトングレール2Aの切り換え移動に応動するピストンシリンダ11との間に減速機構12が介装されている。
【0027】
上記構成の詳細は図3に模式的に拡大して示すように、ピストンシリンダ11はこれを軸方向に貫通するロッド13を有し、このロッド13の一端はトングレール2Aの側面に向けバネ14の付勢を受けて突出され、ロッド13の他端の側面にはピン15が突設されていて、前記減速機構12の軸16を中心に揺動自在な揺動レバー17の長孔18に前記ピン15が嵌合され、前記トングレール2Aの左右方向への移動に追従して揺動レバー17が前記軸16を中心に所定角度の範囲にわたって揺動されるようになっている。
【0028】
前記揺動レバー17の軸16にはラチエットギヤ19が該揺動レバー17と一体に回動するように設けられ、このラチエットギヤ19の歯には前記軸16に図示しないブレーキ手段によりみだりに回転しないように嵌合されたカム20の面上に枢支されているラチエット爪21がバネ付勢により係合され、前記揺動レバー17の図3において右方への揺動時にラチエットギヤ19、ラチエット爪21を介してカム20が同図において時計方向に1歯分ずつ回動する。
【0029】
前記カム20は円板状のもので、その周面の一部に突部20aを有している。
【0030】
前記油圧ポンプ10はピストン式のもので、そのピストン22のピストンロッド23はシリンダ24外にバネ25の付勢を受けて突出習性が与えられて突出され、このピストンロッド23の先端にはローラ26が軸着されていて前記カム20の周面に当接されている。
【0031】
前記油圧ポンプ10のシリンダ24には吸引側油圧配管27が途中に逆止弁28を介装して接続され、この吸引側油圧配管27の他端にはストレーナ29が取り付けられて前記潤滑油タンク7内の潤滑油中に挿入されている。
【0032】
また吐出側油圧配管30は途中に逆止弁31を介装して前記分配給油装置9に接続され、この分配給油装置9から各分配管32、32…を通じて各床板5、5…に給油する給油ノズル33、33…に接続されている。
【0033】
なお34は吐出側油圧配管30と潤滑油タンク7との間に接続されたリリーフ油圧配管で、途中にリリーフバルブ35を有している。
【0034】
前記分配給油装置9から出た分配管32、32…は図2(A)に示すようにトングレール2Bのフランジ部2Baにそわせてホースクランプ36、36…により固定し、各分配管32、32…をそれぞれが担当する床板5、5…の位置まで延設してその先端の給油ノズル33、33…を前記フランジ部2Baから床板5の上面に向けて配置される。そしてこのフランジ部2Baにはそのトングレール2Bの移動時に床板5の上面を拭過するとともに潤滑油を全域に塗布する油塗布手段の一例としてのスクレーパ37が各床板5、5…に対応して取り付けられている。この油塗布手段としては、スクレーパ37に限らず潤滑油を床板5の上面全域に伸ばして塗布し得るものであれば他のものであってもよい。
【0035】
前記給油ノズル33は、図3にそのいくつかの例を示しているように、ノズル本体33a内にメッシュ状、繊維状、その他狭小の隙間を有する詰物33bを内蔵するか、あるいは単管で先端を絞った形状とするなど毛細管現象を利用して潤滑油の洩れ出しを防ぐ油洩れ防止構造とされている。
【0036】
次に上記実施形態の作用を説明する。
トングレール2Aが図2(A)ににおいて矢印方向へ転轍作動すると、そのトングレール2Aの側面でピストンシリンダ11のロッド13がバネ14による付勢に抗して図において右方へ移動する。これにより図3に示すようにロッド13のピン15を介して揺動レバー17が同図のように右方へ揺動し、ラチェットギヤ19を時計方向に所定角度回動する。
【0037】
上記ラチェットギヤ19の回動によりその歯に係合しているラチェット爪21を伴ってカム20が同方向に回動する。
【0038】
トングレール2Aが前記とは逆の方向へ転轍作動すると、ピストンシリンダ11のロッド13はバネ14の付勢を受けてトングレール2Aの移動に追従して突出し、これに伴って揺動レバー17が左方へ揺動する。
【0039】
この揺動時にラチェットギヤ19も共に回動するが、その歯がラチェット爪21を押しのけて通過するのでカム20はブレーキ手段によるブレーキ作用によりその位置のままにおかれる。
【0040】
このようにしてトングレール2Aが1往復するごとにカム20はラチェットギヤ19の1歯分ずつ送られ、これにより間欠的に回動するカム20の突部20aが図3の状態から油圧ポンプ10のピストンロッド23の先端のローラ26から外れるとピストンロッド23はバネ25の付勢によりカム20の周面に追従するように突出し、これと共にピストン22が図において左行して吸引側油圧配管27を通じて潤滑油タンク7から一定量の潤滑油を吸入する。
【0041】
こうしてトングレール2Aの転轍作動が繰り返されるうちにカム20が1周すると、その突部20aが油圧ポンプ10のピストンロッド23のローラ26にさしかかり、その突部20aでローラ26を介してピストンロッド23を徐々に押し込む。
【0042】
このピストンロッド23が押し込まれることにより、油圧ポンプ10のシリンダ25内に吸い込まれていた潤滑油がピストン22により押し出され、その潤滑油は吐出側油圧配管30を通じて分配給油装置9へ送られ、各分配管32,32…および給油ノズル33,33…を通じて各床板5,5…へ供給される。
【0043】
カム20の突部20aがローラ26から外れれば前述のように油圧ポンプ10のシリンダ24内に潤滑油を吸入し、次回の突部20aが巡りくるまで床板5,5…への潤滑油の供給は断たれる。
【0044】
一方、トングレール2Aの転轍作動の都度スクレーパ37で床板5の上面が拭過され、床板5上に付着した土やその他トングレール2Bの摺動の妨げになる物が排除されるとともに床板5の全域にわたり潤滑油が塗布されて常に良好な摺動が保証される。
【0045】
図4は前述の減速作用を倍加し、より一層潤滑油の供給量を少なくする場合の変形例を示すもので、前記図3に示した減速機構12を1次減速機構121とし、この減速機構121と油圧ポンプ10との間に2次減速機構122を介在させたものである。
【0046】
すなわち上記2次減速機構122は、前記1次減速機構121のカム201の突部201aが係合する第2のラチェットギヤ192と、このラチェットギヤ192の軸162に図示しないブレーキ手段を介して嵌合された第2のカム202と、前記ラチェットギヤ192の歯に係合するラチェット爪212とで構成され、上記第2カム202の周面の一部に突設された突部202aが油圧ポンプ10のピストンロッド23のローラ26に係合したときこれを押してピストンロッド23を押し込むようになっている。
【0047】
したがってこの実施形態によれば、1次減速機構121のカム201が1回転したとき2次減速機構122のラチェットギヤ192が1歯分回転するので、1次減速機構121のカム201が2次減速機構122のラチェットギヤ192の歯数分回転したとき初めて油圧ポンプ10が1回作動することになる。
【0048】
図3、図4に示したいずれの実施形態においても、ラチェットギヤ19,191,192の歯数、カム20,201,202の突部の数を選択することにより潤滑油の供給量を所望にしたがって設定することができる。
【0049】
上記減速機構を1基設けた場合と2基設けた場合のトングレールの稼動回数と注油との関係を表1、2に示す。
【0050】
【表1】
【表2】
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、下記の効果を奏する。
【0052】
1)分岐部の転轍動作をピストン式油圧ポンプの駆動源としながらトングレールの転轍作動回数より定率で減少させた吐出回数で油圧ポンプを作動させるので潤滑油の供給過剰が抑制され、床板から潤滑油が流れ出るようなことが解消され、道床に悪影響を与えることを防ぐことができる。
【0053】
2)ピストン式油圧ポンプに小容量のポンプを選定することができるので、従来に比し格段に少ない最適な潤滑油の供給を行うことができる。
【0054】
3)潤滑油の供給量を最小に絞り込めるため、潤滑油タンクの小型化と簡素化を図ることができる。
【0055】
4)トングレールと油圧ポンプとの連動機構は単純な構成でよいから装置全体の小型化を図ることができ、取り付けが簡単で丈夫な構造とすることができる。
【0056】
5)また、油圧ポンプの非作動時における油洩れを防ぐことができる。
【0057】
6)また、供給される潤滑油を床板に万遍なく塗布することができ、トングレールの転轍動作をより円滑に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレールの分岐部を示す平面図。
【図2】(A)は本発明の一実施形態を示す平面図、(B)は正面図。
【図3】同、模式的に示す説明図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す平面図。
【符号の説明】
1A,1B 本線レール
2A,2B トングレール
4 枕木
5 床板
7 潤滑油タンク
8 油圧ポンプユニット
9 分配給油装置
10 ピストン式油圧ポンプ
11 ピストンシリンダ
12 減速機構
121 1次減速機構
122 2次減速機構
17(171) 揺動レバー
19(191,192) ラチェットギヤ
20(201,202) カム
27 吸引側油圧配管
30 吐出側油圧配管
32 分配管
33 給油ノズル
37 スクレーパ
Claims (4)
- 鉄道のレールの分岐部において、トングレールが摺動する床板に潤滑油を供給する油圧ポンプとトングレールとの間に、トングレールの転轍作動回数を減少して油圧ポンプに伝達する減速機構を介装し、
前記減速機構は、トングレールの往復移動により1歯ずつ回動するラチエットギヤと、このラチエットギヤの送り方向回動時にラチエットギヤと共に1歯分毎に回動するカムとで構成され、このカムの周面に突設された突部により前記油圧ポンプを作動して給油するようにされている
ことを特徴とするレールの分岐部における潤滑油供給装置。 - 鉄道のレールの分岐部において、トングレールが摺動する床板に潤滑油を給油する油圧ポンプとトングレールとの間に、トングレールの転轍作動回数を減少させる1次減速機構と、この1次減速機構の減速数をさらに減速する2次減速機構とを介装したことを特徴とするレールの分岐部における潤滑油供給装置。
- 前記床板に潤滑油を給油する給油ノズルは、ノズル本体内に毛細管現象を利用した油洩れ防止構造とされている請求項1〜2のいずれか1項記載のレールの分岐部における潤滑油供給装置。
- トングレールに床板の上面を拭過して潤滑油を塗布する油塗布手段を有する請求項1〜3のいずれか1項記載のレールの分岐部における潤滑油供給装置。
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JP2001002316A JP3859971B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | レールの分岐部における潤滑油供給装置 |
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-
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