JP3859648B2 - デジタル変調信号評価装置 - Google Patents

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本発明は、地上波デジタル放送等で使用されるデジタル変調信号に対する評価を行うための技術に関する。
テレビジョンの地上波による放送は、従来からのアナログ方式に代わりデジタル方式に移行しており、地上波デジタル放送で使用されるデジタル変調信号の評価を行うための装置が各種提案されている。
この種のデジタル変調信号の質は、一般的に搬送波(キャリア)と雑音(ノイズ)との比を表すCN比、ビット誤り率(BER)、変調誤差比(MER)等で評価され、これらの評価値は、例えばCN比が小さければ、ビット誤り率は大きく、また変調誤差比は小さくなり、逆にCN比が大きければ、ビット誤り率は小さく、また変調誤差比は大きくなるというように互いに相関があり、システムや変調方式が定まればそれらの関係も一義的に決まる。
変調誤差比は、受信したデジタル放送信号を復調して得られるI、Q座標上のコンスタレーション・シンボルと、理論的なコンスタレーション・シンボルとの間の距離を誤差として求め、その実効値について統計的に集計して得られる値であり、本願出願人はこの変調誤差比の測定が可能な変調誤差比測定装置を次の特許文献1において開示している。
特開2002−124931
図8は、変調誤差比測定機能を有する従来のデジタル変調信号評価装置10(以下、評価装置10と記す)の概略構成を示している。
この評価装置10では、例えばISDB−Tシステムで採用されるBST−OFDM変調方式で変調された測定対象のデジタル放送信号を周波数変換して得られた中間周波数帯のデジタル変調信号d(t)を、A/D変換部11によりデジタル信号列D(k)に変換し、直交復調部12によってベースバンド信号I(k)、Q(k)に復調し、これを復調部13に出力する。
復調部13は、周波数誤差補正部14、シンボルタイミング検出部15およびシンボル復調部16を含み、入力されたベースバンド信号I(k)、Q(k)に対する周波数誤差補正処理、シンボルタイミング検出処理を行い、それらの処理で得られた情報に基づいてI、Q座標上のコンスタレーション・シンボルの復調処理を行う。
復調部13によって得られたコンスタレーション・シンボルの情報は変調誤差比算出部17に出力され、入力されたデジタル変調信号d(t)の品質を示す変調誤差比(MER)が算出される。
上記構成の評価装置10は、デジタル放送波等のデジタル変調信号そのものに対する品質評価だけでなく、その信号を扱う機器、例えばデジタル放送波を受信するための受信機等の評価に用いられることが多い。
例えば図9のように、地上波デジタル放送用の受信機1にテスト信号T(デジタル放送波)を入力し、そのチューナ部2から復調部3へ出力されるデジタル変調信号d(t)の品質を、上記構成の評価装置10で調べることで、受信機1のチューナ部2による信号品質の劣化の度合い、即ちチューナ部2の性能の良否を把握することができる。
なお、この信号品質の劣化の度合いは、予めテスト信号Tに対する品質測定を行い、その測定結果とチューナ部2の出力信号の測定結果とを比較することで確認できる。
上記のようなチューナ部2による信号品質の劣化は、チューナ部2自身が発生するノイズやスプリアスに起因するが、例えばスプリアスについては、図10に示すように、正規のチャネル成分Cの帯域内に生じるスプリアスAだけでなく、スプリアスBのようにチャネル成分Cの帯域外に生じる場合もある(ノイズについても同様のことが起こる)。
これに対し、上記した従来の評価装置10では、評価対象のシステムによって決まる固定の帯域で信号処理して、変調誤差比等の評価値を求めているので、信号品質の劣化がチャネル帯域内のスプリアスによるものか、チャネル帯域外のスプリアスによるものかを判別することができないという問題がある。
また、信号に対する通過帯域特性の幅だけでなく、その形状についても評価対象のシステムによって予め決まっているため、例えば、受信機1の設計時に、チューナ部2に適した復調部3のフィルタ特性を調べること等ができず、より詳細な評価を行いたいという要望に答えられなかった。
本発明は、この問題を解決し、デジタル変調信号に対するより詳細な評価が可能なデジタル変調信号評価装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1のデジタル変調信号評価装置は、
評価対象のデジタル変調信号を受けて、そのシンボルタイミングの検出処理、周波数誤差補正処理を含む復調処理を行う復調部(30)と、
前記復調部から出力される信号に基づいて、変調誤差比またはビット誤り率を評価対象値として算出する算出部(35、36)とを有するデジタル変調信号評価装置において、
前記復調部に入力されるデジタル変調信号に対して任意の帯域制限を与えるフィルタ部(25、25′)と、
前記フィルタ部の特性を、少なくとも評価対象のデジタル変調信号について規定されている第1の通過帯域特性と、該第1の通過帯域特性と異なる第2の通過帯域特性に切り換える特性可変部(28)と、
前記フィルタ部が前記第1の通過帯域特性に設定されているときに前記算出部によって得られた第1の評価対象値と、前記フィルタ部が前記第2の通過帯域特性に設定されているときに前記算出部によって得られた第2の評価対象値とを対比可能に出力する評価処理部(40)とを設けたことを特徴としている。
また、本発明の請求項2のデジタル変調信号評価装置は、請求項1のデジタル変調信号評価装置において、
評価対象のデジタル変調信号に対する直交復調処理を行い、ベースバンドの同相成分信号と直交成分信号とを出力する直交復調部(22)と、
前記直交復調部から出力されたベースバンドの同相成分信号と直交成分信号とをそれぞれ記憶するメモリ(23、24)とを含み、
前記フィルタ部は、前記メモリに記憶されたベースバンドの同相成分信号と直交成分信号に対してそれぞれ帯域制限処理を行い、その処理結果を前記復調部に出力することを特徴としている。
また、本発明の請求項3のデジタル変調信号評価装置は、請求項1のデジタル変調信号評価装置において、
評価対象のデジタル変調信号を記憶するメモリ(23)と、
デジタル変調信号に対する直交復調処理を行い、ベースバンドの同相成分信号と直交成分信号とを前記復調部に出力する直交復調部(22)とを含み、
前記フィルタ部は、前記メモリに記憶されたデジタル変調信号に対して帯域制限処理を行い、その処理結果を前記直交復調部に出力することを特徴としている。
このように構成したため、本発明のデジタル変調信号評価装置では、復調部に入力されるデジタル変調信号に対して任意の帯域制限処理が行え、帯域制限毎の測定結果から、これまで実現できなかったより詳細な評価が可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用したデジタル変調信号評価装置20(以下、評価装置20と記す)の構成を示している。
この評価装置20は、前記特許文献1の変調誤差比測定装置と同様に、地上波デジタル放送に用いられる受信機を含む各種機器が出力するデジタル変調信号に対して、変調誤差比(MER)やビット誤り率(BER)を求め、これを評価対象値として品質評価を行うものである。
図1に示しているように、評価対象のデジタル変調信号d(t)は、A/D変換器21によってデジタル信号列D(k)に変換され、直交復調部22に入力される。なお、ここでは、評価対象のデジタル変調信号d(t)を、A/D変換器21で直接サンプリングしているが、前記特許文献1の変調誤差比測定装置と同様に、A/D変換器21の前段に周波数変換部を設けて、より高い周波数のデジタル変調信号(デジタル放送波)を直接入力できるようにしてもよい。
直交復調部22は、デジタル変調信号d(t)に対応した周波数を有する正弦波の局発信号(実際はその振幅の数値列)とデジタル信号列D(k)との積をベースバンドの同相成分信号I(k)として出力し、前記局発信号に対して90°位相差をもつ信号(実際はその振幅の数値列)とデジタル信号列D(k)との積をベースバンドの直交成分信号Q(k)として出力する。
直交復調部22から出力されたベースバンド信号I(k)、Q(k)は、それぞれメモリ23、24に時系列に記憶される。ここでメモリ23、24は、デジタル変調信号d(t)の変調誤差比(MER)やビット誤り率(BER)等の算出に必要なデータ量を格納できる容量を持っており、図示しない指示信号によりベースバンド信号I(k)、Q(k)を所定数記憶する。
フィルタ部25を構成する2つのデジタルフィルタ26、27は、それぞれメモリ23、24に所定数記憶されたベースバンド信号I(k)、Q(k)に対する帯域制限処理を、特性可変手段28によって指定された特性で行い、その処理結果I(k)′、Q(k)′を復調部30に出力する。
特性可変部28は、フィルタ部25を構成する2つのデジタルフィルタ26、27の通過帯域特性を、少なくとも評価対象のシステムによって規定されている第1の通過帯域特性Faと、その第1の通過帯域特性Faと異なる任意の第2の通過帯域特性Fbに可変する。
なお、この特性可変は、図示しない操作部による手動可変の形態と、測定プログラムにしたがった自動可変の形態とがある。
復調部30は、シンボルタイミング検出部31、周波数誤差補正部32、シンボル/データ復調部33等を含み、フィルタ部25によって帯域制限されたベースバンド信号I(k)′、Q(k)′に対して、シンボルタイミング検出処理、周波数誤差補正処理、コンスタレーション・シンボルの復調処理、データ復調(復号)処理を行う。
変調誤差比算出部35は、ビット誤り率算出部36とともに算出部を構成するものであり、復調部30によって復調されたコンスタレーション・シンボルに基づいて、デジタル変調信号d(t)の変調誤差比MERを求める。
また、ビット誤り率算出部36は、復調部30によって復調されたデータ列に対するビット誤り率BERの算出を行う。
評価処理部40は、フィルタ部25が第1の通過帯域特性Faに設定されているときに、変調誤差比算出部35およびビット誤り率算出部36によってそれぞれ得られた変調誤差比MER1、ビット誤り率BER1と、フィルタ部25が第2の通過帯域特性Fbに設定されているときに、変調誤差比算出部35およびビット誤り率算出部36によってそれぞれ得られた変調誤差比MER2、ビット誤り率BER2とを記憶し、表示部41に両者の対比が可能に表示出力する。
このように構成された評価装置20で、例えば図2に示すように、地上波デジタル放送用の受信機1のチューナ部2の出力信号d(t)を評価する場合、始めに、チューナ部2の出力信号d(t)について直交復調部22から出力されるベースバンド信号I(k)、Q(k)の時系列データを所定数だけメモリ23、24に格納させ、特性可変部28によって、図3の(a)に示すように、フィルタ部25の通過帯域特性を1チャネル分の信号Cを過不足無く通過させる幅Waの第1の通過帯域特性Faに設定し、その特性Faによる帯域制限処理を行わせる。
ここで、チューナ部2の出力信号d(t)には、チューナ部2自身が発生させた帯域内のスプリアスAと帯域外のスプリアスBが含まれているとすると、この帯域外のスプリアスBは、フィルタ部25によって除外され、復調部30には、試験信号Tのチャネル成分C、チューナ部2が発生させた帯域内のスプリアスAおよびノイズを含むベースバンド信号I(k)′、Q(k)′が入力されることになる。
この帯域内のスプリアスAとノイズは、復調部30のシンボルタイミング検出処理および周波数誤差検出処理に影響を与え、例えば図4の(a)に示すように、復調されるコンスタレーション・シンボルE、E′と理論上のコンスタレーション・シンボルRとの間に誤差が生じ、その誤差に応じた変調誤差比MER1が変調誤差比算出部35で算出される。また、コンスタレーション・シンボルの誤差により、復調されたデータに誤りが発生し、そのビット誤り率BER1が、ビット誤り率算出部36によって算出される。
次に、特性可変部28によって、例えば図3の(b)に示すように、フィルタ部25の通過帯域特性を、第1の通過帯域特性Faより広い幅Wbの第2の通過帯域特性Fbに設定し、その通過帯域特性Fbによる帯域制限処理を再度行わせる。
この特性変化により、復調部30に入力されるベースバンド信号I′、Q′には、試験用信号のチャネル成分C、チューナ部2自身が発生させた帯域内のスプリアスA、帯域外のスプリアスBおよびノイズが含まれる。
スプリアスA、Bとノイズは、前記同様に復調部30のシンボルタイミング検出処理および周波数誤差検出処理に影響を与え、図4の(b)に示すように、復調されるコンスタレーション・シンボルE、E′と理論上のコンスタレーション・シンボルRとの間により大きな誤差が生じ、最初に測定された変調誤差比MER1より小さな変調誤差比MER2が算出される。また、ビット誤り率算出部36によって算出されるビット誤り率BER2はより大きな値となる。
評価処理部40は、上記のようにしてフィルタ部25の特性(この場合通過帯域幅)毎に得られた変調誤差比MER1、MER2およびビット誤り率BER1、BER2を記憶し、例えば図5に示すように、フィルタ部25の特性(通過帯域幅Wa、Wb)毎に表示部41に対比可能に表示する。
この表示された変調誤差比MER1、MER2の差、ビット誤り率BER1、BER2の差等から、受信機1のチューナ部2の出力のチャネル外のスプリアスBの存在および大きさを予測することができ、チューナ部2の品質について、より詳細な評価が可能となる。
なお、上記例では、フィルタ部25の特性を第1の通過帯域特性Fa(幅Wa)と第2の通過帯域特性Fb(幅Wb)に切り換えていたが、フィルタ部25の第2の通過帯域特性Fbの帯域幅を多段階に少しずつ拡げながら、変調誤差比MERとビット誤り率BERを求めて、図6の(a)に示すような、帯域幅の変化に対する変調誤差比MERとビット誤り率BERの変化特性を求めて表示部41にグラフ表示することもできる。
また、その場合、帯域を高域側と低域側の両方を同時に拡げていく方法の他に、高域側と低域側をそれぞれ独立に拡げることで、図6の(b)に示すように、帯域外のスプリアスBの位置や大きさ等も把握できる。
そして、このように得られた特性から、チューナ部2の特性の良否の判別、チューナ部2に適した復調部3の帯域設計等が可能となる。
なお、ここではフィルタ部25の通過帯域特性の帯域幅を可変する場合について説明したが、フィルタ部25の通過帯域特性の形状(例えば矩形型、ガウス型等)を可変し、その形状毎の変調誤差比MERとビット誤り率BERを求めて、機器の評価を行うこともできる。
また、前記した評価装置20では、直交復調部22と復調部30との間に、メモリ23、24およびフィルタ部25を設けて、復調部30に入力されるデジタル変調信号(ベースバンド信号)に対して帯域制限していたが、図7に示すデジタル変調信号評価装置50のように、A/D変換器21と直交復調部22の間にメモリ23とフィルタ部25′を設けて、A/D変換器21から出力されるデジタル信号列D(k)をメモリ23に所定数格納してから、フィルタ部25′による第1の通過帯域特性Faと第2の通過帯域特性Fbによる帯域制限処理を行い、その処理結果を直交復調部22に出力してもよい。この場合フィルタ部25′は一つのデジタルフィルタで構成でき、またメモリも1組で済むので、構成を簡単化できる。
また、上記した評価装置20、50では、アナログのデジタル変調信号d(t)を評価対象として入力させていたが、デジタル変換されたデジタル変調信号列D(k)を評価対象のデジタル変調信号として受ける場合には、評価装置20、50においてA/D変換器21を省略でき、また、ベースバンド信号I(k)、Q(k)を評価対象のデジタル変調信号として受ける場合には、評価装置20において、A/D変換器21および直交復調部22を省略できる。
また、上記実施形態では、フィルタ部25、25′を、特性の可変が可能なデジタルフィルタで構成し、その特性自体を可変制御していたが、第1の通過帯域特性Faをもつフィルタと、これと独立な第2の通過帯域特性Fbをもつフィルタとを、特性可変部28によって切り換える構成であってもよい。
また、上記した各部の処理の順序は本発明を限定するものではない。例えば第1の通過帯域特性Faによる帯域制限処理よりも先に第2の通過帯域特性Fbによる帯域制限処理を行ってもよく、また、両特性の帯域制限処理をまとめて行ってから、復調処理、評価値算出処理を行ってもよい。
本発明の実施形態の構成を示す図 実施形態の評価装置の使用例を示す図 評価対象の信号のスペクトラムと通過帯域特性との関係を示す図 通過帯域特性とコンスタレーション・シンボルとの関係を示す図 測定結果の表示例を示す図 通過帯域幅を多段階に可変して得られる特性例を示す図 他の実施形態の構成を示す図 従来装置の構成を示す図 従来の評価装置の使用例を示す図 評価対象の信号のスペクトラム図
符号の説明
1……受信機、2……チューナ部、3……復調部、20、50……デジタル変調信号評価装置、21……A/D変換器、22……直交復調部、23、24……メモリ、25……フィルタ部、26、27……デジタルフィルタ、28……特性可変部、30……復調部、31……シンボルタイミング検出部、32……周波数誤差補正部、33……シンボル/データ復調部、35……変調誤差比算出部、36……ビット誤り率算出部、40……評価処理部、41……表示部

Claims (3)

  1. 評価対象のデジタル変調信号を受けて、そのシンボルタイミングの検出処理、周波数誤差補正処理を含む復調処理を行う復調部(30)と、
    前記復調部から出力される信号に基づいて、変調誤差比またはビット誤り率を評価対象値として算出する算出部(35、36)とを有するデジタル変調信号評価装置において、
    前記復調部に入力されるデジタル変調信号に対して任意の帯域制限を与えるフィルタ部(25、25′)と、
    前記フィルタ部の特性を、少なくとも評価対象のデジタル変調信号について規定されている第1の通過帯域特性と、該第1の通過帯域特性と異なる第2の通過帯域特性に切り換える特性可変部(28)と、
    前記フィルタ部が前記第1の通過帯域特性に設定されているときに前記算出部によって得られた第1の評価対象値と、前記フィルタ部が前記第2の通過帯域特性に設定されているときに前記算出部によって得られた第2の評価対象値とを対比可能に出力する評価処理部(40)とを設けたことを特徴とするデジタル変調信号評価装置。
  2. 評価対象のデジタル変調信号に対する直交復調処理を行い、ベースバンドの同相成分信号と直交成分信号とを出力する直交復調部(22)と、
    前記直交復調部から出力されたベースバンドの同相成分信号と直交成分信号とをそれぞれ記憶するメモリ(23、24)とを含み、
    前記フィルタ部は、前記メモリに記憶されたベースバンドの同相成分信号と直交成分信号に対してそれぞれ帯域制限処理を行い、その処理結果を前記復調部に出力することを特徴とする請求項1記載のデジタル変調信号評価装置。
  3. 評価対象のデジタル変調信号を記憶するメモリ(23)と、
    デジタル変調信号に対する直交復調処理を行い、ベースバンドの同相成分信号と直交成分信号とを前記復調部に出力する直交復調部(22)とを含み、
    前記フィルタ部は、前記メモリに記憶されたデジタル変調信号に対して帯域制限処理を行い、その処理結果を前記直交復調部に出力することを特徴とする請求項1記載のデジタル変調信号評価装置。
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