JP3858167B2 - 食用油の再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、揚げ物などに使用し、汚れた食用油を再生することを目的とした食用油の再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来業務用のフライヤーを使用して大量の揚げ物を生産する際、一日使用した油は、濾過装置で濾過し、再使用している。
【0003】
前記濾過装置としては、油缶の上部に濾し網を張った簡易のものが一般的に使用されている。
【0004】
【発明により解決しようとする課題】
前記従来の簡易濾過は、一日の仕事が終了してから行われる為に、油温が低下(例えば80℃以下)するので、流動性が悪くて濾過効率が低下している。またフライヤーなどの底部付近には固形物が沈殿しており、濾過に耐えない油分も多く(例えば5〜10%)、再利用できる油は90%以下となるのみならず、小固形物、微小固形物は濾別できない場合が多いので、全体として油の汚れが激しく、2〜3日で廃棄するのが普通である。従って使用済食用油の廃棄量が多くなり、不経済になるのみならず、廃棄処理に多大の費用を要するなどの問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、使用中の食用油を適宜濾過処理できるようにしたので、高温であって流動性がきわめて良好であり、粗目、中目、細目など、フィルターの種類を変えることにより、大固形物、小固形物、微細固形物と分別できると共に、加圧濾過することにより、濾過効率を飛躍的に向上させたのである。更に固形物などが高温油中に長時間浮遊することがなくなるので、固形物の酸化による油の老化が回避される。
【0006】
また再生手段によって、油に活性を付与し、その酸化を還元し、新油と同一品質にして再使用するので、フライ開始と、終了時のフライの品質はほぼ同等となるなど食用油はもとより、フライ物自体の品質の均一化を達成し、前記従来の問題点を解決したのである。
【0007】
即ちの発明は、揚げ物などを行う油槽の下部に、受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で順次設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けて順次濾過できるようにすると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように各タンクを気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記下部タンクには、濾油を前記油槽に戻す手段が付設されると共に、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置をたことを特徴とする食用油の再生装置であり、揚げ物などを行う油槽の下部に、受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で順次設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記第2フィルターの最終フィルターは山谷のある微細目フィルターとし、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けて順次濾過できるようにすると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように各タンクを気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記下部タンクには、遠赤外線を放射するセラミックスボールを収容し、かつ濾油を前記油槽に戻す開閉弁付きホースが付設されると共に、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置を付設したことを特徴とする食用油の再生装置。
【0008】
次にの発明は移動手段を有する筐体内に、上部から受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記下部タンクには、濾油を前記油槽に戻す手段が付設されていると共に、前記下部タンク又は下部タンクの下方に設けた貯油槽内に遠赤外線を放射するセラミックスボールを収容し、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置を設けたことを特徴とする食用油の再生装置であり、移動手段を有する筐体内に、上部から受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記第2フィルターの最終フィルターは山谷のある微細目フィルターとし、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記下部タンクには、濾油を前記油槽に戻す開閉弁付きホースが付設されていると共に、前記下部タンク又は下部タンクの下方に設けた貯油槽内に遠赤外線を放射するセラミックスボールを収容し、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置を設けたことを特徴とする食用油の再生装置である。
【0009】
またの発明は、濾別固形物の回収手段は、第1フィルター、第2フィルター及び第3フィルターについて、油による洗浄装置又は逆洗装置としたものである。
【0010】
前記発明によれば、大形フライヤーについては、フライヤーの下部に再生装置を設置して再生装置を適宜稼動し、使用中の食用油の再生を図ることができる。
【0011】
また比較的小さいフライヤーにおいては、キャスターなどの移動手段を有する装置を使用して、複数のフライヤーの食用油を順次再生させることができる。
【0012】
前記移動用の装置については、若干の工事を行うのみで、既設のフライヤーにも使用することができる。更に油の吸引移動装置を付設すれば、既設のフライヤーに工事を施すことなく、この発明の装置を使用することができる。
【0013】
この発明における各種フィルターは公知の油用フィルターを使用し得ると共に、フィルターの清掃手段についても限定はない。但し逆洗については、この発明の装置にのみ使用できるように構成する必要がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明は、使用中のフライヤーに接続し、又は設置して、高温油を循環させ、循環中に複数の濾過手段を経て再生する方法である。
【0015】
この発明の装置は、可動方式又は設置方式であって、受油槽と、上部タンク及び下部タンクよりなり、夫々にフィルターを設置すると共に、上部タンクと下部タンクは加圧濾過できるように加圧手段を付設し、下部タンク内へ再生手段を設置したものであって、自動制御手段を備えている。
【0016】
またフィルターの清浄化手段を備えると共に、フライヤーとの循環手段を備えている。
【0017】
この発明は、前記方法をシステム化したものであって、必ずしも上下にフィルターを設ける必要なく、順次処理システムにより、効率よく目的を達成することができる。
【0018】
【実施例1】
この発明の実施例を図1に基づいて説明する。フライヤーから取り出した油を、受油槽に入れて大固形物を濾過除去する。この時の油温はフライ温度(例えば230℃)である。前記濾油は、上部タンクに入って小固形物を濾別し、濾油は下部タンクへ入り、微小固形物を濾別する。
【0019】
前記上部タンクと下部タンクは、コンプレッサーの吐出側と連結しているので、加圧濾過ができる。前記再生処理は、下部タンク内又は下部タンクから濾油をフライヤーに戻すパイプ内或いは貯油槽内で行う。例えばセラミックスボールを詰めた再生パイプを、戻しパイプに介装すれば、自動的に再生される。
【0020】
前記処理方法によれば、食用油は使用中かつ高温で処理される為に流動性が良好で濾過効率がよく、かつ大、小、微小固形物が順次分離されるので、フライヤーの使用油は常時清浄で固形物が少なく、従って固形物の酸化による悪影響は皆無である。そこで自然減の量だけ新油を加入すれば、連続使用することができるので、廃棄油は著しく少なくなる。
【0021】
【実施例2】
この発明による加圧油濾過装置の実施例(可動方式)は、図2または図3に示すように、下方に架台10を設けた筐体12内に上方から受油槽1と上部タンク2と下部タンク3とが順次設けられ、架台10内の下部タンク3に隣接する箇所にコンプレッサー4が設けられている。
【0022】
前記受油槽1の上部には、図4に示す多孔フィルター5が設けられている。この多孔フィルター5は、この装置の上蓋としての機能を有すると共に、フライヤーから流下した比較的大きい揚げカスを含む食用油を最初に濾過するものである。この多孔フィルター5は、底板6に複数の孔7、7が形成された矩形枠8の両側に取手9、9を付設してあり、この取手9、9を用いて持ち上げ可能とされている。
【0023】
前記受油槽1は、矩形枠14の四方下辺から底板15が中央に向けて下り勾配を有し、この底板15の中央には電磁弁16(図3)によって開閉できる流下口17が設けられている。
【0024】
また図2に示すように、受油槽1の底板15の傾斜上部には超音波センサ18が設けられ、この超音波センサ18は下方の上部タンク2の方向に超音波を発することによって上部タンク2内の食用油の油面高さを検出することができる。次に上部タンク2においては、受油槽1の流下口17の直下付近の油面高さを油面設定線19として設定してあり、この油面設定線19を超音波センサ18によって検出することができる。
【0025】
また、図4に示すように、上部タンク2には粗い目と微細な目を段階的に有する複数のフィルター21、22、23が多層をなして収納されている。この実施例においては、3層のフィルターが設けられ、上層から下層につれて目が次第に微細となる粗目フィルター21、細目フィルター22及び微細目フィルター23が設けられている。粗目フィルター21と細目フィルター22においては、フィルター材料として用いられたステンレス製の金網25、26が金枠24の下部に平面に張られている。
【0026】
前記微細目フィルター23においては、ステンレス製の金枠24の両側板が山と谷を成す形状とされ、この両側板に沿ってステンレス製の金網27が張られることにより、金網27の断面が勾配を有して山(23a)と谷(23b)とを交互に有する形状とされている。前記微細目フィルター23の網部材としては微細な目の金網27を用いてもよいが、網部材を比較的粗い目の金網として、このフィルターの上面に山と谷との形状に沿って紙製のマイクロフィルターを添付するようにしてもよい。この紙製のマイクロフィルターは市販されているものであり、容易に交換することが可能である。
【0027】
このような山と谷とを有する微細目フィルター23においては、フィルターの全体が平面に形成されたものに比較して全体面積が拡大するという利点を有するのみならず、粗目フィルター21と細目フィルター22とを通過した揚げカスの粉末が微細目フィルター23の谷の部分に集中的に溜まり、山の部分は揚げカスが溜まらずに濾過機能を維持することができるという利点を有するものである。
【0028】
また、上部タンク2の底板31は、前記受油槽1の底板のように中央に向けて下り勾配を有し、この底板31の中心に逆止弁32(図2)を備えた流下口33が設けられている。
【0029】
また、受油槽1の周囲上縁1aは、内側に下り勾配を有する傾斜面とされ、この周囲上縁1aの所定箇所には固定金具41が設けられ、該受油槽1を収納する上部タンク2の周囲上縁2aもまた内側に下り勾配を有する傾斜面とされ、受油槽1の周囲上縁1aと上部タンク2の周囲上縁2aとをパッキンを介し密閉状にして固定金具41で着脱自在に固定するようにしてある。
【0030】
さらに、上部タンク2の側板34には、エアー管35の端部が外方に向けて付設され、後述するコンプレッサー4のエアー管36と連結するようにされている(図2)。
【0031】
また、図2に示すように、上部タンク2の側面には逃がし管38の一端が連結され、前記逃がし管38は逃がし弁39を介してその他端を受油槽1の上方に開放するようにしている。前記逃がし弁39が開放されると上部タンク2内の空気圧を外方に放出することができるため、コンプレッサー4より上部タンク2内に圧送空気が送られて、上部タンク2内の空気圧が設定値を超過したときに逃がし弁39が開放されることによって上部タンク2内の空気圧を所定値以下に保つことができる。
【0032】
これらの受油槽1と複数のフィルター21、22、23を収納した上部タンク2とは、図2または図3に示すようにキャスター付きの架台10に順次搭載され、一体的な装置として適宜の筐体12(図3)に収納された構成とすることができる。また、筐体12には加圧油濾過装置を移動する際に便利な取手55を設けるようにしてもよい。
【0033】
また、この装置においては、受油槽1の超音波センサ18や電磁弁16の周囲及びそれらに導かれた電線の周囲、さらにはコンプレッサー4の周囲等の必要箇所には断熱材40が設けられ、夫々の部材に対する熱保護が図られるようにされている。
【0034】
前記実施例は、図2に示すように、架台10の底部の片側にコンプレッサー4が設けられ、該コンプレッサー4のエアー管36が上記の上部タンク2のエアー管35に逆止弁42とゲートバルブ43と圧力計45とを介して連結されている。
【0035】
さらに、架台10の底部のコンプレッサー4が設けられていない空所には下部タンク3が付設され、この下部タンク3がコンプレッサー4から導かれたエアー管36の分岐管46に逆止弁42とゲートバルブ48と圧力計49を介して連結されている。
【0036】
また、下部タンク3の側部下方には、排出管50が付設され、排出管50は可撓性を有するホース51の一端が接続され、ホース51の他端部は延長されてその排出口52をフライヤー(図なし)の上方に導くようにしてある。
【0037】
次にホース51の排出口52にはレバー54を備えた開閉弁53が設けられ、下部タンク3からの濾油をフライヤーに戻す際の開閉をレバー54の手動によって行うようにしてある。
【0038】
前記の構成において、上部タンク2内の食用油が油面設定線19に達したことを検知する超音波センサ18と、受油槽1の電磁弁16と、コンプレッサー4と、上部タンク2に至るエアー管に設けられたゲートバルブ43と圧力計45と、下部タンク3に至る分岐管46に設けられた圧力計49とゲートバルブ48と、逃がし管38に設けられた逃がし弁39は、コントローラ(図なし)に接続されている。
【0039】
前記のように構成されたこの実施例の加圧油濾過装置の動作について説明する。まずフライヤー(図なし)のコックを開いてフライヤー内の食用油を多孔フィルター5の上面に流下させる。比較的大きい揚げカスは、この多孔フィルター5で濾過され、次いで多孔フィルター5による濾油が受油槽1に流下される。このとき受油槽1の電磁弁16は開放されており、受油槽1の油は流下口17を経て上部タンク2内に流下する。
【0040】
そして、超音波センサ18によって上部タンク2内の食用油が油面設定線19に達したことが検知されると、受油槽1の電磁弁16が閉じられることにより、上部タンク2内が密閉状態にされ、コンプレッサー4が作動されてエアー管36を介して上部タンク2内にエアーが圧送される。
【0041】
この上部タンク2内における空気圧によって、上部タンク2内の食用油が粗目フィルター21と細目フィルター22と微細目フィルター23とを強制的に通過して濾過され、この濾油が上部タンク2の流下口33を経て下部タンク3に貯留する。
【0042】
そして、上部タンク2内の圧送空気が下部タンク3内に蓄積された濾油の油面を加圧することによって、濾油がホース51を経て上方に給送され、レバー54によって開閉弁53が開放されることによりフライヤーに戻される。
【0043】
また、上部タンク2に至るエアー管35の圧力計45と、下部タンク3に至る分岐管46の圧力計49との圧力値の比較によって、下部タンク3の空気圧が上部タンク2の空気圧よりも著しく減衰していることが検知されたとき、即ち、下部タンク3内の空気圧が該下部タンク3内の濾油をフライヤーに戻すのに必要な圧力以下に減衰しているときは、下部タンク3側のゲートバルブ48が開放されることにより、コンプレッサー4の圧送空気が補助圧力として下部タンク3の油面上に送り込まれる。
【0044】
この発明による加圧油濾過装置においては、フライヤーで揚げ物をしている最中でも、この濾過装置を作動させることにより、常に濾過された食用油をフライヤーに供給することができる。さらにはこの装置を連続動作させることにより、フライヤーの食用油をこの装置で循環的に濾過することが可能となる。
【0045】
【実施例3】
この発明の他の実施例を図4、5、6について説明する。前記実施例2は、キャスター付き筐体12に濾過装置をセットした可動方式であるが、この実施例は比較的大きいフライヤーに濾過装置を設置した固定装置であり、全自動化したものである。
【0046】
即ちフライヤー60の一側に、使用時の油面59より若干下面になる位置へ、油を取出す為の取出しパイプ57の取出し口58を開口し(図5のように、フライヤーの縁部に沿って開口させる)、前記取出しパイプ57の他端部は、濾過槽56に開口させてある。前記濾過槽56の底部56aは、凹弧状に形成され、中央部に注出筒64を設けて、上部タンク61に開口し、前記注出筒64には自動バルブ62がセットしてある。
【0047】
前記濾過槽56内には、比較的大粒の固形物を濾過する為に粗目フィルター63が設けてある。前記上部タンク61の底部61aは凹弧状に形成され、中央部に注出筒64を設けて、下部タンク68に開口させ、前記注出筒64にはバルブ65がセットしてある。前記上部タンク61には、細目フィルター66が設けてある。前記下部タンク68には、微細目フィルター67が設けてあって、微細固形物を濾過できるようにしてある。図中85はフライ品の通過を阻止する網板である。
【0048】
前記網板85と、取出し口58との間には、大きな揚玉などを自動的に排除する為の網コンベア110が架設され、揚玉等を排棄ボックス111に収容できるようにしてある。また下部タンク68の底部68aの中央部に注出筒83が設けられ、バルブ84が設置してあり、下部タンク68の下部は貯油槽86としてある。
【0049】
前記上部タンク61と、下部タンク68及び貯油槽86の側壁上部には、加圧空気の吹込みパイプ69、70、88が開口しており、吹込みパイプ69、70、88はコンプレッサー71に連結してある。また貯油槽86の側壁には、送油パイプ72の基部が連結され、送油パイプ72の先端は、前記フライヤー60の一側上部に開口している。前記下部タンク68の側壁には清掃用の注油パイプ73と、排油パイプ74が設けてあって、注油パイプ73は清掃装置75の送油パイプ72とホース103を介して連結できる。また排油パイプ74にはホース104を介して清掃装置75の排油パイプ76が連結できる。
【0050】
前記実施例において、コンプレッサー71を始動すると、加圧空気が矢示81、82のように、上部タンク61及び下部タンク68の上部へ吹き込まれるので、上部タンク61と下部タンク68内の油は加圧さるので、各タンクの油は細目フィルター66及び微細目フィルター67を加圧濾過により、効率よく処理される。
【0051】
前記清掃装置75は、筒状の筐体87内に、ポンプ室89と、油タンク80が設けられ、油タンク80の上部には粗目フィルター91、細目フィルター92、微細目フィルター93が上下に所定間隔で設置されており、前記粗目フィルター91の上方に排油パイプ76が開口させてある。前記筐体87の油タンク80の上部には、蓋板90が設置されているので、蓋板90を矢示109のように開くことによって、前記各フィルターを取出し、清掃することができる。
【0052】
前記実施例において、清掃装置75の送油パイプ72と、濾過槽56の注油パイプ98とを連結すると共に、清掃装置75の排油パイプ76と、濾過槽56の注出パイプ94とを連結する。ついでポンプ77を回転すると、油タンク80内の油は矢示95、96、97のように、濾過槽56内へ入って通過し、粗目フィルター63上の固形物を清掃し、固形物入りの油は、注出パイプ94、排油パイプ76を矢示100、105のように経て、清掃装置75の粗目フィルター91上へ吐出され、固油を分離し、油は油タンク80内へ入る。
【0053】
同様にして清掃装置75の送油パイプ72と、上部タンク61の注油パイプ106とを連結すると共に、清掃装置75の排油パイプ76と、上部タンク61の注出パイプ99とを連結する。ついでポンプ77を回転すると、油タンク80内の油は、矢示95、101、102のように、上部タンク61内の細目フィルター66上を流動して、該細目フィルター66上の固形物を油によって清掃し、固形物入りの油は注出パイプ99、排油パイプ76を矢示105のように経て清掃装置75の粗目フィルター91上へ吐出し、固油を分離し、油は油タンク80内へ戻され、固形物は粗目フィルター91を経て細目フィルター92上残る。
【0054】
前記実施例において、清掃装置75のポンプ77を回転させ、送油パイプ72から矢示95のように加圧油を送り込むと、加圧油は矢示78、79のように微細目フィルター67を逆流し、微細目フィルター67に詰った微固形物を油と共に排油パイプ74から排出し、清掃装置75の排油パイプ76から油タンク80に戻される。従って微細目フィルター67は逆洗によって洗滌される。
【0055】
前記実施例の清掃に対し、各パイプのバルブの開閉についての説明を省略したが、各部について油の流動を矢示説明した通りに清掃油が流動すべく、各バルブを開閉することは勿論である。従って全自動清掃に際しては、前記各バルブは全部電磁バルブとし、例えばシーケンスに沿って自動的に開閉する。
【0056】
また清掃装置75も設置方式であって、フライヤーの下部の濾過装置の各パルプとホースにより連結されている。
【0057】
例えば、送油パイプ72は各注油パイプ73、98、106に対応する分岐パイプ(図示してない)を介して連結し、排油パイプ76は、各排油パイプ74、94、99に分岐パイプ(図示してない)を介して連結する。
【0058】
前記において、各フィルターの自動清掃について説明したが、この自動清掃は日常の濾過に際し、各フィルターの目詰りを防止する為に行われる。
【0059】
然し乍ら、半年又は1年毎に各フィルターを入れ換える為には、フライヤー60を、その架台112から吊り上げ、前記架台112を開いて、粗目フィルター63、細目フィルター66及び微細目フィルター67を取出し又は取換えることができる。またフライヤー60の排油口113に設けたバルブ114を開くことにより、フライヤー60の底部に溜まった汚れた油を全部濾過槽56内へ排出することができるので、例えば1日の最終フライ終了後、全使用油を再生することができる。
【0060】
従ってフライヤー内の油は、使用中には循環再生され、フライ終了後は全部を濾過槽56内に落として濾過し、貯油槽86に入れて再生処理することができる。
【0061】
前記のようにして、濾過槽56、上部タンク61、下部タンク68の各フィルターは清掃される。この清掃は、前記清掃装置が可動方式(キャスター付)の場合には、清掃の必要の都度各フライヤーの夫々のパイプを接続して行う。前記清掃装置が設置方式であって、各フライヤーに付設されている場合には、各パイプは接続されているので、各バルブを電磁バルブとし、ポンプの回転、停止、バルブの断接などを全部プログラムしておけば(例えばシーケンスによる)、一定時間毎に自動清掃することができる。
【0062】
前記において、手動を介した清掃の場合には、清掃後の残渣類の排除も、フィルターの取り出しなどによる。一方自動清掃の場合には、フィルター上の残渣は、空気圧その他の手段により外界へ取り出すことができる。
【0063】
【実施例4】
この発明のシステムの実施例を図8について説明する。この発明は、老化油の移送系に大固形物を分離する粗目フィルターによる第1濾過手段と、小固形物を分離する細目フィルターによる第2濾過手段と、微小固形物を分離する微細目フィルターによる第3濾過手段とを順次連結すると共に、最終の濾油に遠赤外線を放射するセラミックス再生手段を付加し、前記全濾過手段は高温油を循環濾過させる再生システムにしてあり、かつ濾過済の再生油はフライヤーに戻すようなシステムである。前記各部は集中管理システムにより制御されているので、全体は円滑な再生系中にあって、部分的に円滑を欠くおそれはない。前記再生システムによって、使用中の油も循環処理されるが油の減少分はフライヤーへ新油タンクから補給される。前記において、フライヤーを使用しない時(夜間など)には、濾油を再生油タンク(貯油槽)に収容しておけば、油と空気との接触が少なく、自然酸化を可及的に防止することができる。
【0064】
【発明の効果】
この発明によれば、汚れた食用油を高温処理して固形物を除去すると共に、酸化油を還元その他により活性化するので、フライヤーで使用した食用油は殆んど全部使用尽すことができる効果がある。従って従来処理が問題点となっていた廃棄油がきわめて少なくなり、これに要する費用を大幅に節減することができる。
【0065】
この発明によれば、使用中の食用油を逐次清浄化処理できるので、食品等のフライ物は常時新しい油によってフライされ、良品質のフライ物品を得ることができる効果がある。また高温処理の為に油の粘性が小さく、濾過効率を高く保つことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法の実施例のブロック図。
【図2】同じく装置の実施例の概念図。
【図3】同じく他の概念図。
【図4】同じくフィルターの実施例の斜視図。
【図5】同じく装置の他の実施例の概念図。
【図6】同じく平面の概念図。
【図7】(a)同じく清掃装置の実施例の縦断概念図。
(b)同じく横断概念図。
【図8】同じくシステムの実施例のブロック図。
【符号の説明】
1 受油槽
1a、2a 周囲上縁
2、61 上部タンク
3、68 下部タンク
4、71 コンプレッサー
5 多孔フィルター
6 底板
7 孔
8、14 矩形枠
9、55 取手
10 架台
12、87 筐体
15 底板
16 電磁弁
17 受油槽の流下口
18 超音波センサ
19 油面設定線
21、63、91 粗目フィルター
22、66、92 細目フィルター
23、67、93 微細目フィルター
23a 山
23b 谷
24 金枠
25、26 金網
27 金網
31 底板
32 逆止弁
33 上部タンクの流下口
34 側板
35、36 エアー管
38 逃がし管
39 逃がし弁
40 断熱材
41 固定金具
42 逆止弁
43、48 ゲートバルブ
45、49 圧力計
46 分岐管
50 排出管
51 ホース
52 排出口
53 開閉弁
54 レバー
56 濾過槽
56a 底部
57 取出しパイプ
58 取出し口
59 油面
60 フライヤー
61a 上部タンクの底部
62 自動バルブ
64、83 注出筒
63 粗目フィルター
66 細目フィルター
67 微細目フィルター
65、84 バルブ
69、70、88 吹込みパイプ
72 送油パイプ
73、98 注油パイプ
74、76 排油パイプ
75 清掃装置
77 ポンプ
80 油タンク
85 網板
86 貯油槽
89 ポンプ室
90 蓋板
91 粗目フィルター
92 細目フィルター
93 微細目フィルター
94、99 注出パイプ

Claims (5)

  1. 揚げ物などを行う油槽の下部に、受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で順次設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けて順次濾過できるようにすると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように各タンクを気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記下部タンクには、濾油を前記油槽に戻す手段が付設されると共に、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置をたことを特徴とする食用油の再生装置。
  2. 揚げ物などを行う油槽の下部に、受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で順次設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記第2フィルターの最終フィルターは山谷のある微細目フィルターとし、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けて順次濾過できるようにすると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように各タンクを気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記下部タンクには、遠赤外線を放射するセラミックスボールを収容し、かつ濾油を前記油槽に戻す開閉弁付きホースが付設されると共に、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置を付設したことを特徴とする食用油の再生装置。
  3. 移動手段を有する筐体内に、上部から受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記下部タンクには、濾油を前記油槽に戻す手段が付設されていると共に、前記下部タンク又は下部タンクの下方に設けた貯油槽内に遠赤外線を放射するセラミックスボールを収容し、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置を設けたことを特徴とする食用油の再生装置。
  4. 移動手段を有する筐体内に、上部から受油槽、上部タンク及び下部タンクを上下に所定間隔で設け、前記油槽の底板の低部へ、前記受油槽へ開口する電磁弁付流下口を設け、前記受油槽及び上部タンクへ、濾別固形物の回収手段を付設し、前記受油槽内に、大きな固形物を分離する第1フィルターを設置し、前記上部タンク内に小固形物を分離する第2フィルターを単数又は複数設け、前記第2フィルターの最終フィルターは山谷のある微細目フィルターとし、前記下部タンク内に微小固形物を分離する第3フィルターを設けると共に、前記上部タンクと、下部タンクとは、油面を加圧できるように気密に設置し、前記上部タンク及び下部タンクの上部へ夫々コンプレッサーのエア管を開口させてあり、前記下部タンクには、濾油を前記油槽に戻す開閉弁付きホースが付設されていると共に、前記下部タンク又は下部タンクの下方に設けた貯油槽内に遠赤外線を放射するセラミックスボールを収容し、前記上部タンク及び下部タンク内の油面制御、濾油の戻し制御を行う制御装置を設けたことを特徴とする食用油の再生装置。
  5. 濾別固形物の回収手段は、第1フィルター、第2フィルター及び第3フィルターについて、油による洗浄装置又は逆洗装置としたことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項記載の食用油の再生装置。
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