JP3857859B2 - 光コネクタ用アダプタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光コネクタの接続端面同士を突き合わせ接続するための光コネクタ用アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5(a)には光コネクタ用アダプタの一例が斜視図により示され、また、図6には図5(a)に示す右側から光コネクタ用アダプタを見た場合の側面図が示されている。この図5(a)および図6に示す光コネクタ用アダプタ1は箱状のハウジング2を有し、このハウジング2には互いに対向する第1の開口部3と第2の開口部4が形成されている。これら第1と第2の各開口部3,4はそれぞれ図5(c)に示すような光コネクタ(例えば、MTコネクタ)5の接続端面5a側をハウジング2の内部に導入する光コネクタ挿入口と成している。これら第1と第2の各開口部3,4からそれぞれハウジング2の内部に導入された光コネクタ5の接続端面同士は突き合わせ接続される。
【0003】
上記光コネクタ5は例えば多心フェルール6に多心光ファイバテープ心線7が接続されて成るものであり、上記多心光ファイバテープ心線7の各光ファイバ8の端面が上記多心フェルール6の接続端面5aに露出されている。なお、図5(c)に示す10a,10bは接続し合う光コネクタ5間に跨って配置されるガイドピン(図示せず)が嵌合されるピン嵌合穴である。
【0004】
上記ハウジング2には上部側と下部側にそれぞれ取り付け用鍔部11が突出形成され、この取り付け用鍔部11には貫通孔11aが設けられている。この貫通孔11aにビス等を挿入して取り付け用鍔部11を所望の取り付け場所に固定することにより、光コネクタ用アダプタ1の取り付けが成される。
【0005】
上記第1の開口部3の上部側にはクリップ12が設けられている。このクリップ12は第1の開口部3からハウジング2の内部に導入される光コネクタ5を保持するものであり、アーム部13と支持部14と押圧部15と操作部16を有して構成されている。
【0006】
つまり、図5(a)に示すように、ハウジング2の左右両側面にそれぞれ設けられた回動中心部13aから第1の開口部3の上部側に向けてアーム部13が伸長形成されており、これら左右両側のアーム部13の先端側に掛け渡して支持部14がハウジング2の上部側に配置されている。また、この支持部14から第1の開口部3よりも外側に向けて操作部16が伸長形成され、さらに、上記支持部14から第1の開口部3の外側に伸長された後に第1の開口部3に向けて折り曲げられて成る押圧部15が設けられている。上記アーム部13は操作部16の上下方向の操作に伴って図5(b)の矢印に示すように回動中心部13aを支点にして回動し、支持部14、押圧部15を上下方向に変動させるものである。
【0007】
このようなクリップ12によって次に示すように光コネクタ5が保持される。例えば、まず、上記操作部16を上方向に操作して押圧部15を第1の開口部3よりも上側にずらして第1の開口部3を開け、この状態で、第1の開口部3からハウジング2の内部に光コネクタ5の接続端面側を挿入させる。この後に、上記操作部16を下方向に操作して押圧部15を第1の開口部3側に変動させ、押圧部15によって、上記挿入された光コネクタ5の後端面を弾性力により押圧して光コネクタ5の接続端面を接続相手側の光コネクタ5の接続端面に押し付けて固定する。このようにクリップ12によって、光コネクタ5を保持することができる。なお、図示されていないが、光コネクタ5の後端面を押圧する位置で押圧部15を位置決め保持する位置決め保持手段が設けられている。
【0008】
また、上記光コネクタ5をハウジング2から取り外すときには、上記操作部16を上方向に操作して図5(b)に示すように押圧部15を第1の開口部3よりも上側にずらすだけで、押圧部15による光コネクタ5の押圧は解除され、光コネクタ5をハウジング2の外部に引き抜くことができる。
【0009】
上記のように、クリップ12は光コネクタ5の保持と保持解除とを自在にするものである。
【0010】
上記ハウジング2における第2の開口部4側には上部側と下部側にそれぞれ固定部17が設けられている。上記固定部17は図6に示すように第2の開口部4の内側に向けて突出した断面形状が三角形状のものである。つまり、固定部17は、ハウジング2の内壁面から開口面積を狭める方向に起立した係止面17aと、該係止面17aの先端から開口面積を広げる方向に傾斜を付けて設けられたガイド面17bとを有している。また、ハウジング2の上壁(あるいは底壁)には図5(a)に示すように上記固定部17を挟み込むように2本の切り込み部18が第2の開口部4の端縁からハウジング2の中心部に向けて形成されている。
【0011】
例えば、上記第2の開口部4に光コネクタ5の接続端面を対向させ、該光コネクタ5を第2の開口部4からハウジング2の内部に挿入していくと、光コネクタ5は上記固定部17のガイド面17bに当接して該ガイド面17bに押し上げ力を加える。この押し上げ力により、上記切り込み部18に挟まれた壁面が持ち上がって開口部が広がり、光コネクタ5はガイド面17bに沿って内部に挿入していくことができる。そして、光コネクタ5の後端面が上記固定部17の係止面17aよりもハウジング2の内部に入り込むと、光コネクタ5によるガイド面17bの押し上げ力が無くなって上記切り込み部18に挟まれた壁面が戻る。
【0012】
これにより、第2の開口部4からハウジング2の内部に挿入嵌合された光コネクタ5は、前記第1の開口部3側のクリップ12によって抜け方向の押圧力が加えられても、光コネクタ5の後端面が係止面17aに係止してハウジング2から光コネクタ5が抜けてしまうことが防止される。
【0013】
上記のように、図5(a)に示す光コネクタ用アダプタ1は構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く、図5(a)に示す光コネクタ用アダプタ1では、1組の光コネクタ5の接続しか行えず、また、ハウジング2の上下両側にそれぞれ取り付け用鍔部11が突出形成されている。このことから、多数組の光コネクタ5の接続を行うために複数の光コネクタ用アダプタ1を例えば上下左右方向にマトリクス状に配列して設置する場合には、上下に隣り合うハウジング2間の間隔が広くなり、突き合わせ接続する複数組の光コネクタ5を高密度に配置することができず、多数の光コネクタ接続をシステム化して行うためには広いスペースが必要であるという問題があった。
【0015】
特に、図7に示すように、上下に隣り合う光コネクタ用アダプタ1の各クリップ12が対向し合うように光コネクタ用アダプタ1が上下方向に配列配置される場合には、上下に隣り合う光コネクタ用アダプタ1のハウジング2間の間隔をより一層広げる必要があり、光コネクタ接続の高密度化が困難であり、光コネクタ接続のシステム化にはより広いスペースを要するという問題が生じてしまう。
【0016】
それというのは、図6に示すように、各光コネクタ用アダプタ1のクリップ12はその操作部16の突き出し高さが取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも高くなるように形成されている。このために、上下に隣り合う各クリップ12の操作部16が互いに操作の邪魔に成らないように、上下に隣り合うハウジング2間の間隔をより一層広げて光コネクタ用アダプタ1を配置しなければならないこととなり、上記光コネクタ接続の高密度化が妨げられている。
【0017】
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、多数組の光コネクタの接続を高密度に行うことを可能にする光コネクタ用アダプタを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は次に示すような構成をもって前記課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、箱状のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ仕切り部材により上下2段に区分されて光コネクタ挿入口が2段に配列形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段の光コネクタ挿入口の上部側と下段の光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記第1と第2の各開口部における上下2段の光コネクタ挿入口の配列領域の左右両側には上記上下2段の光コネクタ挿入口とは光コネクタ挿入方向が90°異なる光コネクタ挿入口が上記上下2段の光コネクタ挿入口に跨って形成されており、その右側の光コネクタ挿入口の右部側と左側の光コネクタ挿入口の左部側にはそれぞれクリップが装着されている構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0019】
第2の発明は、箱状の横長のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する横長の第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ横方向の仕切り部材により上下2段に区分され、かつ、縦方向の仕切り部材により2列以上に区分されてマトリクス状に配置された複数の光コネクタ挿入口が形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の上部側と下段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記第1と第2の各開口部における上下2段の光コネクタ挿入口の配列領域の左右両側には上記上下2段の光コネクタ挿入口とは光コネクタ挿入方向が90°異なる光コネクタ挿入口が上記上下2段の光コネクタ挿入口に跨って形成されており、その右側の光コネクタ挿入口の右部側と左側の光コネクタ挿入口の左部側にはそれぞれクリップが装着されている構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0020】
第3の発明は、箱状のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ仕切り部材により上下2段に区分されて光コネクタ挿入口が2段に配列形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段の光コネクタ挿入口の上部側と下段の光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記ハウジングの上部側と下部側にはそれぞれ取り付け鍔部が突出形成されており、各クリップを操作する際に各クリップの操作部の突き出し高さを上記取り付け鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が設けられていることを特徴として構成されている。
【0021】
第4の発明は、箱状の横長のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する横長の第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ横方向の仕切り部材により上下2段に区分され、かつ、縦方向の仕切り部材により2列以上に区分されてマトリクス状に配置された複数の光コネクタ挿入口が形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の上部側と下段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記ハウジングの上部側と下部側にはそれぞれ取り付け鍔部が突出形成されており、各クリップを操作する際に各クリップの操作部の突き出し高さを上記取り付け鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が設けられていることを特徴として構成されている。また、第5の発明は、上記第1又は第2の発明の構成を備え、ハウジングの上部側と下部側にはそれぞれ取り付け鍔部が突出形成されており、各クリップを操作する際に各クリップの操作部の突き出し高さを上記取り付け鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が設けられていることを特徴として構成されている。
【0022】
上記構成の発明において、例えば、ハウジングの第1と第2の各開口部の光コネクタ挿入口にそれぞれ光コネクタの接続端面を対向させ、それら光コネクタをそれぞれ対向する光コネクタ挿入口からハウジングの内部に挿入して光コネクタの接続端面同士を突き合わせ接続させる。そして、第1の開口部と第2の開口部の少なくとも一方の開口部の光コネクタ挿入口に設けられているクリップによって上記光コネクタを保持固定する。
【0023】
この発明では、例えば、ハウジングの第1と第2の各開口部をそれぞれ仕切り部材により上下2段に区分して光コネクタ挿入口を形成しているので、1つの光コネクタ用アダプタで複数組の光コネクタ接続が成されることとなる。また、上段の光コネクタ挿入口の上部側と下段の光コネクタ挿入口の下部側にそれぞれクリップを設ける構成とした。つまり、上下に隣り合う光コネクタ挿入口間にクリップを設けていないので、それら上下に隣り合う光コネクタ挿入口間の間隔を非常に狭くでき、複数組の光コネクタの接続を高密度に行うことができることとなる。
【0024】
また、クリップのストッパー手段を設け、該ストッパー手段によって、クリップの突き出し高さをハウジングに突出形成された取り付け用鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制する構成とすることにより、この発明の光コネクタ用アダプタを上下方向に配列配置する際に、上記クリップの操作部の突き出し高さを気にせずに、上下に隣り合う取り付け用鍔部間の間隔を狭くして光コネクタ用アダプタを配列配置することができ、光コネクタ接続のより一層の高密度化を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0026】
図1には第1の実施形態例において特徴的な光コネクタ用アダプタが示されている。なお、この第1の実施形態例の説明において、前記従来例に示した光コネクタ用アダプタと同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
【0027】
この第1の実施形態例において特徴的なことは、1つのハウジング2で2組の光コネクタ5の突き合わせ接続を行うことを可能にすると共に、それら2組の光コネクタ5間の間隔を狭くして高密度な光コネクタ接続を達成できる構成としたことである。それ以外の構成は前記従来例とほぼ同様である。
【0028】
すなわち、図1に示すように、光コネクタ用アダプタ1のハウジング2の互いに対向する第1と第2の各開口部3,4は仕切り部材20によって上下2段に区分されている。これにより、第1の開口部3には上段の光コネクタ挿入口21と下段の光コネクタ挿入口22が区分形成され、同様に、第2の開口部4には上段の光コネクタ挿入口23と下段の光コネクタ挿入口24が区分形成されている。
【0029】
上記ハウジング2の上部側と下部側にはそれぞれ取り付け用鍔部11が突出形成されている。また、図1および図2(b)に示すように、第2の開口部4の各光コネクタ挿入口23,24側にはそれぞれ固定部17が設けられている。
【0030】
この第1の実施形態例では、上記ハウジング2と取り付け用鍔部11と固定部17と仕切り部材20は例えば樹脂を射出成型して一体的に製造されたものである。
【0031】
上記第1の開口部3側における上段の光コネクタ挿入口21にはその上部側にクリップ12が装着され、下段の光コネクタ挿入口22にはその下部側にクリップ12が装着されている。上記上段のクリップ12の操作部16は、図2(a)に示すように、光コネクタ5の保持を解除する操作方向(保持解除操作方向)が上向きであり、下段のクリップ12の操作部16は保持解除操作方向が下向きとなっている。
【0032】
ところで、従来では、図2(b)の点線に示すように、クリップ12の操作部16の突き出し高さは取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも高くなる構成であった。これに対して、この第1の実施形態例では、支持部14の幅が前記従来例よりも広幅に形成されており、図2(b)の実線に示すように、上下の各クリップ12の操作部16を保持解除操作方向に操作した際に、上記支持部14の取り付け用鍔部11に対向している端面が取り付け用鍔部11に当て止めされて操作部16の突き出し高さを取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも低い位置に規制している。このように、取り付け用鍔部11と支持部14によって、操作部16の突き出し高さを取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が構成されている。
【0033】
この第1の実施形態例に示す光コネクタ用アダプタ1は上記のように構成されている。このような光コネクタ用アダプタ1では、上記各光コネクタ挿入口21,22,23,24にそれぞれ光コネクタ5の接続端面を対向させ、それら各光コネクタ5をそれぞれ対向する光コネクタ挿入口21,22,23,24からハウジング2の内部に挿入することで、2組の光コネクタ5の突き合わせ接続が成される。
【0034】
この第1の実施形態例によれば、ハウジング2の第1と第2の各開口部3,4をそれぞれ仕切り部材20によって上下2段に区分して光コネクタ挿入口21,22,23,24を形成しているので、1つの光コネクタ用アダプタ1で、2組の光コネクタ5の接続を行うことができることとなる。
【0035】
また、この第1の実施形態例では、上記のように、第1の開口部3における上段の光コネクタ挿入口21の上部側と下段の光コネクタ挿入口22の下部側にそれぞれクリップ12を設けるので、つまり、上下2段に配列されている光コネクタ挿入口21,22間にクリップ12を設けないので、それら光コネクタ挿入口21,22間の間隔を非常に狭くすることができる。これにより、2組の光コネクタ5を近接配置することができ、高密度な光コネクタ接続が成される。
【0036】
さらに、この第1の実施形態例では、広幅の支持部14と取り付け用鍔部11によって、クリップ12の操作部16の突き出し高さが取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも高くならない構成を備えている。この構成により、この第1の実施形態例に示す光コネクタ用アダプタ1を上下方向に配列して設置する際には、クリップ12の操作部16の突き出し高さを気にすることなく、上下に隣り合う取り付け用鍔部11間の間隔を開けずに光コネクタ用アダプタ1を配列設置することができ、より多数組の光コネクタ5を高密度に配置することができる。
【0037】
上記のように、この第1の実施形態例に示した光コネクタ用アダプタ1を用いることによって、多数の光コネクタ接続をシステム化して行う際に、省スペースで、要求される数の光コネクタ接続を得ることができることとなる。
【0038】
なお、図1では、取り付け用鍔部11の突き出し方向が上下方向となるように光コネクタ用アダプタ1が図示されているが、光コネクタ用アダプタ1は図1に示す姿勢でもって取り付けられるとは限らず、例えば、上記取り付け用鍔部11の突き出し方向が左右方向となるような姿勢でもって光コネクタ用アダプタ1を取り付けてもよく、光コネクタ用アダプタ1を配設する際の姿勢は図1の状態に限定されるものではない。
【0039】
以下に、第2の実施形態例を説明する。なお、この第2の実施形態例の説明において、前記第1の実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その重複説明は省略する。
【0040】
この第2の実施形態例において特徴的なことは、図3に示すように、第1と第2の各開口部3,4に複数の光コネクタ挿入口をマトリクス状に区分形成して8組の光コネクタ5の接続を行うことを可能にすると共に、それら光コネクタ5の接続組の高密度な配置を達成できる構成を備えていることである。それ以外の構成はほぼ前記第1の実施形態例と同様である。
【0041】
すなわち、図3に示すように、第1と第2の各開口部3,4は横長な形状と成し、これら第1と第2の各開口部3,4は横方向の仕切り部材26によって上下2段に区分され、かつ、縦方向の仕切り部材27によって4列に区分されて、第1と第2の各開口部3,4にはそれぞれ8個の光コネクタ挿入口が形成されている。
【0042】
この第2の実施形態例においても、前記第1の実施形態例と同様に、ハウジング2と取り付け用鍔部11と固定部17と横方向の仕切り部材26と縦方向の仕切り部材27は例えば樹脂の射出成型等により一体的に製造されている。
【0043】
また、この第2の実施形態例では、第1の開口部3側の上段の光コネクタ挿入口21a,21b,21c,21dにはその上部側にそれぞれクリップ12が装着されており、下段の光コネクタ挿入口22a,22b,22c,22dにはその下部側にクリップ12が装着されている。上記各クリップ12の支持部14は前記第1の実施形態例と同様に広幅に形成されており、各クリップ12の操作部16を保持解除操作方向に操作した際に、支持部14の取り付け用鍔部11に対向する端面が取り付け用鍔部11に当て止めされて操作部16の突き出し高さが取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも低くなる構成と成っている。
【0044】
この第2の実施形態例によれば、第1と第2の各開口部3,4を区分形成して8個の光コネクタ挿入口が形成されており、1つの光コネクタ用アダプタ1で、8組の光コネクタ5の接続を行うことができる。
【0045】
また、前記第1の実施形態例と同様に、第1と第2の各開口部3,4にそれぞれ区分形成されている各光コネクタ挿入口間の間隔は非常に狭く、かつ、第2の実施形態例に示す光コネクタ用アダプタ1を上下方向に配列する際に、クリップ12の操作部16の突き出し高さを気にせずに、上下に隣り合う取り付け用鍔部11の間隔を狭めて光コネクタ用アダプタ1を上下に配置することができるので、突き合わせ接続する複数組の光コネクタ5を非常に近接して配設することができ、光コネクタ接続の高密度化を図ることが容易となる。
【0046】
以下に、第3の実施形態例を説明する。なお、この第3の実施形態例の説明において、前記各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
【0047】
この第3の実施形態例において特徴的なことは、図4に示すように、第1と第2の各開口部3,4における上下2段の光コネクタ挿入口の配列領域の左右両側にさらに光コネクタ挿入口を設けたことである。それ以外の構成は前記各実施形態例とほぼ同様である。
【0048】
すなわち、図4に示す例では、第1と第2の各開口部3,4はそれぞれ仕切り部材によって4区分されて、上下2段の横向き光コネクタ挿入口30,31と、左右両側の縦向き光コネクタ挿入口32,33との合計4個の光コネクタ挿入口が区分形成されている。
【0049】
上記左右両側の縦向き光コネクタ挿入口32,33はそれぞれ上下2段の横向き光コネクタ挿入口30,31に跨って形成されている。その横向き光コネクタ挿入口30,31には光コネクタ5を横向きで挿入するのに対して、上記縦向き光コネクタ挿入口32,33には上記横向きの光コネクタ挿入方向と90°異なる縦向きで光コネクタ5が挿入される。
【0050】
この第3の実施形態例においても、前記各実施形態例と同様に、ハウジング2と取り付け用鍔部11と固定部17と仕切り部材は例えば樹脂の射出成型等によって一体的に製造されている。
【0051】
上記第1の開口部3における上段の光コネクタ挿入口30の上部側と下段の光コネクタ挿入口31の下部側と左側の光コネクタ挿入口32の左部側と右側の光コネクタ挿入口33の右部側とにそれぞれクリップ12が設けられている。図4(b)の矢印に示すように、上段、下段、左側、右側の各クリップ12の操作部16はそれぞれ光コネクタ5の保持解除操作方向が上向き、下向き、左向き、右向きである。
【0052】
また、前記各実施形態例と同様に、上段と下段の各クリップ12の支持部14は広幅に形成されており、操作部16を光コネクタ5の保持解除操作方向に操作した際に、上記支持部14の取り付け用鍔部11に対向する端面が取り付け用鍔部11に当て止めされて、操作部16の突き出し高さを取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも低い位置に規制する構成と成している。
【0053】
この第3の実施形態例によれば、前記各実施形態例と同様に、第1と第2の各開口部3,4をそれぞれ複数に区分して複数の光コネクタ挿入口を形成しているので、1つの光コネクタ用アダプタ1で、複数組の光コネクタ5の接続を行うことができる。また、上記複数の各光コネクタ挿入口間の間隔が非常に狭いので、複数組の光コネクタ5の接続を高密度に配置することができる。その上、この第3の実施形態例に示すような光コネクタ用アダプタ1を上下方向に配列する際には上下に隣り合う取り付け用鍔部11間の間隔を開けずに光コネクタ用アダプタ1を配列配置することができる。
【0054】
このように、この第3の実施形態例においても、前記各実施形態例と同様に、光コネクタ接続をシステム化する際に、省スペースで要求する数の光コネクタ5の接続組を配置することができることとなる。
【0055】
なお、この発明は上記各実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、上記各実施形態例では、第1の開口部3と第2の開口部4のうちの一方の開口部側のみ(上記各実施形態例では第1の開口部3側)のみにクリップ12が設けられていたが、第1の開口部3と第2の開口部4の両方側の各光コネクタ挿入口にそれぞれクリップ12を設けてもよい。もちろん、第2の開口部4にクリップ12を設ける場合にも、上段の光コネクタ挿入口には上部側に、また、下段の光コネクタ挿入口には下部側にそれぞれクリップ12が装着されることとなる。
【0056】
また、上記各実施形態例では、クリップ12は図1等に示す形態を有し、操作部16を取り付け用鍔部11の突き出し方向に操作すると、光コネクタ5の保持解除を行う構成であったが、クリップ12は上記各実施形態例に示した形態に限定されるものではなく、様々な形態を採り得る。例えば、クリップ12は、操作部16を取り付け用鍔部11の突き出し方向に操作したときに光コネクタ5を保持する形態としてもよく、この場合には、光コネクタ5を保持する操作方向に操作部16を操作した際に、その操作部16の突き出し高さを取り付け用鍔部11の突き出し高さよりも低い位置に規制するためのストッパー手段を設けることが望ましい。
【0057】
さらに、上記各実施形態例では、ハウジング2と取り付け用鍔部11と固定部17と仕切り部材は樹脂を射出成型して一体的に製造されていたが、例えば、ハウジング2と取り付け用鍔部11をそれぞれ別個に製造してハウジング2に取り付け用鍔部11を取り付けるようにして製造してもよい。
【0058】
さらに、上記第2の実施形態例では、上下2段の光コネクタ挿入口の列が4列に配列されている例を示したが、上記上下2段の光コネクタ挿入口の列は2列でも、3列でも、5列以上でよく、数に限定されるものではない。
【0059】
さらに、上記第3の実施形態例では、図4に示すように、上下2段の光コネクタ挿入口の列が1列であったが、もちろん、上記上下2段の光コネクタ挿入口の列は複数であってもよく、例えば、図3に示すように上下2段の光コネクタ挿入口の列が4列で、その配列の左右両側にそれぞれ縦向きの光コネクタ挿入口を設けてもよく、上下2段の光コネクタ挿入口の列の数は限定されないものである。
【0060】
【発明の効果】
ハウジングの互いに対向する第1と第2の各開口部がそれぞれ仕切り部材によって上下2段に区分されて光コネクタ挿入口が2段に形成されている発明にあっては、1つの光コネクタ用アダプタで、2組の光コネクタの接続を行うことができる。
【0061】
また、上記光コネクタ用アダプタは、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段の光コネクタ挿入口の上部側と下段の光コネクタ挿入口の下部側にそれぞれクリップを装着しているので、上段と下段の各光コネクタ挿入口間にクリップを設ける場合に比べて、上記上段と下段の各光コネクタ挿入口間の間隔を格段に狭くすることができ、高密度な光コネクタ接続を図ることが容易となる。
【0062】
ハウジングの互いに対向する第1と第2の横長の各開口部がそれぞれ横方向の仕切り部材により上下2段に区分され、かつ、縦方向の仕切り部材により2列以上に区分されてマトリクス状に配置された複数の光コネクタ挿入口が形成されている発明や、第1と第2の各開口部における上下2段の光コネクタ挿入口の配列領域の左右両側に上下2段の光コネクタ挿入口とは光コネクタ挿入方向が90°異なる光コネクタ挿入口を形成した発明にあっては、1つの光コネクタ用アダプタで、多数の光コネクタの接続を行うことができることとなり、より一層高密度な光コネクタ接続を行うことができる。
【0063】
ハウジングの上部側と下部側にそれぞれ取り付け用鍔部が突出形成されており、各クリップを操作した際に、そのクリップの操作部の突き出し高さを取り付け用鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が設けられているものにあっては、この発明の光コネクタ用アダプタを上下方向に配置する際に、上記クリップの操作部の突き出し高さを気にせずに、上下に隣り合う取り付け用鍔部の間を開けずに光コネクタ用アダプタを配置することができることとなり、光コネクタ用アダプタ間の間隔を非常に狭くすることができる。このことから、光コネクタ接続をシステム化する際に、省スペースで要求される数の光コネクタ接続を配置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例において特徴的な光コネクタ用アダプタを示す説明図である。
【図2】第1の実施形態例に示すクリップの構成を示す説明図である。
【図3】第2の実施形態例において特徴的な光コネクタ用アダプタを示す説明図である。
【図4】第3の実施形態例において特徴的な光コネクタ用アダプタを示す説明図である。
【図5】従来の光コネクタ用アダプタの一例を示すモデル図である。
【図6】図5に示す光コネクタ用アダプタの側面図である。
【図7】従来の課題を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光コネクタ用アダプタ
2 ハウジング
3 第1の開口部
4 第2の開口部
5 光コネクタ
11 取り付け用鍔部
12 クリップ
16 操作部
20,26,27 仕切り部材
21,22,23,24,30,31,32,33 光コネクタ挿入口
Claims (5)
- 箱状のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ仕切り部材により上下2段に区分されて光コネクタ挿入口が2段に配列形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段の光コネクタ挿入口の上部側と下段の光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記第1と第2の各開口部における上下2段の光コネクタ挿入口の配列領域の左右両側には上記上下2段の光コネクタ挿入口とは光コネクタ挿入方向が90°異なる光コネクタ挿入口が上記上下2段の光コネクタ挿入口に跨って形成されており、その右側の光コネクタ挿入口の右部側と左側の光コネクタ挿入口の左部側にはそれぞれクリップが装着されていることを特徴とする光コネクタ用アダプタ。
- 箱状の横長のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する横長の第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ横方向の仕切り部材により上下2段に区分され、かつ、縦方向の仕切り部材により2列以上に区分されてマトリクス状に配置された複数の光コネクタ挿入口が形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の上部側と下段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記第1と第2の各開口部における上下2段の光コネクタ挿入口の配列領域の左右両側には上記上下2段の光コネクタ挿入口とは光コネクタ挿入方向が90°異なる光コネクタ挿入口が上記上下2段の光コネクタ挿入口に跨って形成されており、その右側の光コネクタ挿入口の右部側と左側の光コネクタ挿入口の左部側にはそれぞれクリップが装着されていることを特徴とする光コネクタ用アダプタ。
- 箱状のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ仕切り部材により上下2段に区分されて光コネクタ挿入口が2段に配列形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段の光コネクタ挿入口の上部側と下段の光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記ハウジングの上部側と下部側にはそれぞれ取り付け鍔部が突出形成されており、各クリップを操作する際に各クリップの操作部の突き出し高さを上記取り付け鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が設けられていることを特徴とする光コネクタ用アダプタ。
- 箱状の横長のハウジングを有し、このハウジングには互いに対向する横長の第1の開口部と第2の開口部が設けられ、これら第1と第2の各開口部はそれぞれ横方向の仕切り部材により上下2段に区分され、かつ、縦方向の仕切り部材により2列以上に区分されてマトリクス状に配置された複数の光コネクタ挿入口が形成されており、上記第1の開口部と第2の開口部のうちの少なくとも一方の開口部における上段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の上部側と下段のマトリクスの各光コネクタ挿入口の下部側には各光コネクタ挿入口からハウジングの内部に導入される光コネクタの保持と保持解除とが自在なクリップが装着され、上記ハウジングの上部側と下部側にはそれぞれ取り付け鍔部が突出形成されており、各クリップを操作する際に各クリップの操作部の突き出し高さを上記取り付け鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が設けられていることを特徴とする光コネクタ用アダプタ。
- ハウジングの上部側と下部側にはそれぞれ取り付け鍔部が突出形成されており、各クリップを操作する際に各クリップの操作部の突き出し高さを上記取り付け鍔部の突き出し高さよりも低い位置に規制するクリップのストッパー手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の光コネクタ用アダプタ。
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