JP3778719B2 - 光モジュール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はレーザーダイオードやフォトダイオード等の光部品と光ファイバとを光学的に接続する光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
マルチメディア時代に向けて、高速・大容量のデータ伝送技術の確立が急務となり、光ファイバボードを用いた光バスの検討が行われるようになった。光ファイバボードは基板上に複数の光ファイバ、電気/光(光/電気)変換回路、スターカップラ、光コネクタ等が配置されて構成されるものであり、この光ファイバボードにおいて、基板上に布線された光ファイバと、電気/光(光/電気)変換素子であるレーザーダイオードやフォトダイオード等の光部品とを小型な構成で簡易に接続すべく、それらをモジュール化することが提案されている。
【0003】
図5は従来提案されている、この種の光モジュールの構成の一例を各部に分解して示したものであり、この光モジュールは光ファイバ11を保持するハウジング12と、レーザーダイオードやフォトダイオード等の光部品13を保持するレセプタクル14とよりなり、それらが嵌合されて一体化されるものとなっている。
【0004】
光ファイバ11のハウジング12への固定はファイバ固定板15を使用して行われ、光ファイバ11はハウジング12とファイバ固定板15の互いの対向面に形成されて対をなす溝16a,16bに位置決めされて、ハウジング12とファイバ固定板15とによって挟持されるものとなっている。一方、光部品13はレセプタクル14に形成された収容孔17に、その先端側部分が挿入嵌合されてレセプタクル14に保持されるものとなっている。図中、13aは光部品13に配設されているレンズを示す。
【0005】
ハウジング12とレセプタクル14との一体化は、ハウジング12の中間部に突設した一対の係止片18を、レセプタクル14の両側面に形成した一対の凹部19に嵌合挿入し、一対の係止片18の先端に互いに内向きに形成した突起21を凹部19の底面に設けた段部22にそれぞれ係止させることによって行われる。
【0006】
図6Aは上記のようにしてハウジング12とレセプタクル14とが一体化された状態を示したものであり、この状態で光ファイバ11の端部の裸光ファイバ(ファイバ素線)11a部分はレセプタクル14の基部23に形成されているガイド溝24によって図6Bに示したように位置決めされ、これにより光ファイバ11と光部品13の光軸が一致され、光ファイバ11の端面11bが光部品13のレンズ13aと対向されて、それらが光結合されるものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のように嵌合一体化されて構成された光モジュール25においては、例えば光ファイバ11の端面11bにゴミが付着してしまった場合、ゴミによって光路が遮断され、所要の光量が得られなくなるといった状況が発生し、このような場合には直ちにハウジング12をレセプタクル14より取り外して光ファイバ11の端面11bの清掃を行わなければならない。
【0008】
しかるに、ハウジング12を取り外すには係止片18の係止を解除すべく、図6B中に矢印で示した方向に力を加える必要があり、つまりレセプタクル14の底面近くに工具を挿入しなければならず、基板上に実装されている状態ではこのような取り外し作業は極めてやりずらいものとなっていた。なお、レセプタクル14は接着や半田付け等によって基板に固着されているため、レセプタクル14を、つまり光モジュール25全体を基板から取り外すといったことも容易ではなく、よって従来の光モジュール25はメンテナンス性において問題があるものとなっていた。
【0009】
この発明の目的は、上述した問題点に鑑み、例えば光ファイバ端面にゴミが付着した場合でも容易に分解・清掃することができるよう、メンテナンス性を大幅に向上させた光モジュールを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、光ファイバを保持したハウジングと光部品を保持し、下面が基板実装面とされたレセプタクルとよりなり、レセプタクルの上面側からハウジングをレセプタクルに嵌合して一体化することにより、光ファイバと光部品の光軸が一致されて光結合され、その光軸方向はハウジングとレセプタクルの嵌合方向と直交する方向とされている光モジュールは、ハウジングの下面に突設されて、その先端中央部に互いに内向きに突起を有する一対の係止片が、レセプタクルの両側面に形成された一対の凹部に嵌合され、その凹部の底面に設けられた段部に上記突起が係止されることによって上記一体化が行われると共に、ハウジングの下面に位置されている光ファイバ端部がレセプタクルに形成されているガイド溝によって位置決めされることによって上記光結合が行われる構造とされ、ハウジングの一対の係止片の互いの内側に、係止片の突出方向に貫通し、その一内壁面が係止片の内側面の延長面とされた貫通孔がそれぞれ形成され、上記凹部の底面の上記段部の両側に、上記一体化された状態で上記貫通孔と連通する溝がそれぞれ形成されているものとされる。
【0011】
請求項2の発明によれば、光ファイバを保持したハウジングと光部品を保持し、下面が基板実装面とされたレセプタクルとよりなり、レセプタクルの上面側からハウジングをレセプタクルに嵌合して一体化することにより、光ファイバと光部品の光軸が一致されて光結合され、その光軸方向はハウジングとレセプタクルの嵌合方向と直交する方向とされている光モジュールは、ハウジングの下面に突設されて、その中央部に窓を有する一対の係止片が、レセプタクルの両側面に形成された一対の凹部に嵌合され、その凹部の底面に突設された突起に上記窓が係止されることによって上記一体化が行われると共に、ハウジングの下面に位置されている光ファイバ端部がレセプタクルに形成されているガイド溝によって位置決めされることによって上記光結合が行われる構造とされ、ハウジングの一対の係止片の互いの内側に、係止片の突出方向に貫通し、その一内壁面が係止片の内側面の延長面とされた貫通孔がそれぞれ形成され、上記凹部の底面の上記突起の両側に、上記一体化された状態で上記貫通孔と連通する溝がそれぞれ形成されているものとされる。
【0012】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図面を参照して実施例により説明する。なお、図5及び6と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図1は請求項1の発明の実施例を示したものである。この例ではハウジング12に図に示したように細長い矩形状に開口する一対の貫通孔31が形成される。これら貫通孔31は各係止片18の延長上に形成されており、即ち一対の係止片18の互いの内側において、係止片18の突出方向にハウジング12を貫通し、その外側内壁面31aが係止片18の内側面18aの延長面とされて形成されている。
【0013】
各係止片18の先端に設けられている突起21は、この例では係止片18の幅方向両端部を除く中央部のみに突設されたものとなっており、この構造により貫通孔31はその矩形の両端部が突起21によってさえぎられない構造となっている。
係止片18が嵌合挿入されるレセプタクル14の凹部19の底面には、その中央部にのみ、突起21と係合する段部22が設けられ、この段部22の両側には溝32がそれぞれ形成されている。
【0014】
上記のような構造とされたハウジング12とレセプタクル14との一体化は、図5に示した従来の光モジュール25と同様に、ハウジング12に設けた一対の係止片18をレセプタクル14の凹部19に嵌合挿入し、係止片18の先端の突起21を凹部19の段部22にそれぞれ係止させることによって行われる。
図2は上記のようにしてハウジング12とレセプタクル14とが一体化された状態における係止片18部分の断面を示したものであり、一体化された状態でレセプタクル14の凹部19にそれぞれ形成されている一対の溝32はハウジング12の対応する貫通孔31と図に示したように連通するものとなっている。
【0015】
上記のような構成を有する光モジュール33によれば、光ファイバ11を保持したハウジング12を光部品13を保持したレセプタクル14に嵌合一体化させることにより、光部品13と光ファイバ11とを簡単に接続することができる。
一方、ハウジング12をレセプタクル14から取り外したい場合には、互いに連通する貫通孔31と溝32とを使用することによって簡単に行うことができ、即ち図2中、矢印で示した方向に工具(図示せず)を貫通孔31及びその先の溝32に挿入し、突起21の両側において工具で係止片18の先端を外側へ押し広げることにより、突起21の係止を解除することができ、よってハウジング12を簡単に取り外すことができる。
【0016】
従って、例えばハウジング12をレセプタクル14に嵌合した後に、光ファイバ11の端面11bにゴミが付着した場合でも、レセプタクル14を基板等より取り外す必要はなく、極めて簡単に、その端面11bの清掃を行えるものとなる。
図3は請求項2の発明の実施例を示したものであり、この例ではハウジング12とレセプタクル14との係止用の突起をハウジング12側ではなく、レセプタクル14側に設けたものとなっている。
【0017】
レセプタクル14の両凹部19の底面には、突起34がそれぞれ突設されており、突起34の両側には溝32がそれぞれ形成されている。一方、ハウジング12に突設された一対の係止片18には、その中央部に窓35がそれぞれ形成されている。なお、この例では図に示したように窓35は貫通孔31に、その一部が臨むように大きく形成されている。
【0018】
この図3に示した光モジュール36においても、ハウジング12とレセプタクル14との一体化は、ハウジング12の一対の係止片18をレセプタクル14の両凹部19に嵌合挿入させることによって行われ、各窓35の前縁が突起34に係止されることにより、ハウジング12とレセプタクル14とが一体化される。図4Aはこの係止状態を示したものである。
【0019】
一方、ハウジング12のレセプタクル14からの取り外しは前述した光モジュール33と同様にして行うことができ、即ち図4B中、矢印で示した方向に工具(図示せず)を貫通孔31及び溝32に挿入し、係止片18の先端を工具で押し広げて係止を解除させることにより行われる。
係止用の突起は、これら図1及び3に示したように、ハウジング12あるいはレセプタクル14のいずれに設けてもよいが、ハウジング12を合成樹脂製とし、レセプタクル14を金属製とした場合には、レセプタクル14に設けた方がより大きな強度を得ることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば工具挿入用の互いに連通する貫通孔及び溝をハウジング及びレセプタクルに設けたことにより、例えば光モジュールを、その実装された基板から取り外すといったことを行わなくても極めて簡単に光ファイバを保持したハウジングをレセプタクルから取り外すことができ、よって例えば光ファイバ端面にゴミが付着してしまった場合でも、その清掃作業を容易に行うことができ、極めてメンテナンス性に優れた光モジュールを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を示す分解斜視図。
【図2】一体化された図1の光モジュールの断面図。
【図3】請求項2の発明の実施例を示す分解斜視図。
【図4】一体化された図3の光モジュールの断面図、Aはレセプタクルの突起位置の断面図、Bはレセプタクルの溝位置の断面図。
【図5】従来提案されている光モジュールの分解斜視図。
【図6】Aは一体化された図5の光モジュールの斜視図、Bはその断面図。

Claims (2)

  1. 光ファイバを保持したハウジングと光部品を保持し、下面が基板実装面とされたレセプタクルとよりなり、レセプタクルの上面側からハウジングをレセプタクルに嵌合して一体化することにより、光ファイバと光部品の光軸が一致されて光結合され、その光軸方向はハウジングとレセプタクルの嵌合方向と直交する方向とされている光モジュールであって、
    上記ハウジングの下面に突設されて、その先端中央部に互いに内向きに突起を有する一対の係止片が、上記レセプタクルの両側面に形成された一対の凹部に嵌合され、その凹部の底面に設けられた段部に上記突起が係止されることによって上記一体化が行われると共に、上記ハウジングの下面に位置されている光ファイバ端部が上記レセプタクルに形成されているガイド溝によって位置決めされることによって上記光結合が行われる構造とされ、
    上記ハウジングの上記一対の係止片の互いの内側に、上記係止片の突出方向に貫通し、その一内壁面が上記係止片の内側面の延長面とされた貫通孔がそれぞれ形成され、
    上記凹部の底面の上記段部の両側に、上記一体化された状態で上記貫通孔と連通する溝がそれぞれ形成されていることを特徴とする光モジュール。
  2. 光ファイバを保持したハウジングと光部品を保持し、下面が基板実装面とされたレセプタクルとよりなり、レセプタクルの上面側からハウジングをレセプタクルに嵌合して一体化することにより、光ファイバと光部品の光軸が一致されて光結合され、その光軸方向はハウジングとレセプタクルの嵌合方向と直交する方向とされている光モジュールであって、
    上記ハウジングの下面に突設されて、その中央部に窓を有する一対の係止片が、上記レセプタクルの両側面に形成された一対の凹部に嵌合され、その凹部の底面に突設された突起に上記窓が係止されることによって上記一体化が行われると共に、上記ハウジングの下面に位置されている光ファイバ端部が上記レセプタクルに形成されているガイド溝によって位置決めされることによって上記光結合が行われる構造とされ、
    上記ハウジングの上記一対の係止片の互いの内側に、上記係止片の突出方向に貫通し、その一内壁面が上記係止片の内側面の延長面とされた貫通孔がそれぞれ形成され、
    上記凹部の底面の上記突起の両側に、上記一体化された状態で上記貫通孔と連通する溝がそれぞれ形成されていることを特徴とする光モジュール。
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