JP3856228B2 - 過給機付き内燃機関のエアバイパスバルブ制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、過給機付き内燃機関におけるエアバイパスバルブ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
過給機付き内燃機関において、吸気通路に過給圧センサを備え、同過給圧センサの測定過給圧に基づいてウエストゲートの開度をフィードバック制御する例が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−345851号公報
【0004】
前記特許文献1においては、過給圧センサが故障と判定されると、測定過給圧を使用しない追従制御により過給圧制御が行われることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしウエストゲートの駆動機構に異常が生じたときの対処については、開示されていない。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、エアバイパスバルブを備え、ウエストゲートバルブ駆動機構に異常が生じたときに、エアバイパスバルブを制御して適切に対処できる過給機付き内燃機関のエアバイパスバルブ制御装置を供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用効果】
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、排気通路に配したタービンと吸気通路に配したコンプレッサとからなる過給機と、排気通路における前記過給機のタービンを迂回するバイパス通路に介装されたウエストゲートバルブと、前記ウエストゲートバルブを駆動するウエストゲートバルブ駆動機構とを備えた過給機付き内燃機関において、吸気通路の前記過給機のコンプレッサを迂回するエアバイパス通路を連通・遮断するエアバイパスバルブ機構と、前記エアバイパスバルブ機構を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ウエストゲートバルブ駆動機構が異常であると判断すると、前記エアバイパス通路を連通可能状態とするよう前記エアバイパスバルブ機構を制御し、前記ウエストゲートバルブ駆動機構が正常であると判断すると、スロットル開度,吸気負圧および吸気負圧変動に基づきエアバイパスバルブ機構を制御し、前記エアバイパスバルブ機構の作動状況によって異なる上限吸気負圧と、前記吸気負圧を比較して前記エアバイパスバルブ機構を制御する過給機付き内燃機関のエアバイパスバルブ制御装置とした。
【0008】
ウエストゲートバルブ駆動機構に異常が生じているときに、エアバイパス通路を連通可能状態とし、所定圧以上の過給圧に対してエアバイパス通路を連通して、所定圧以下に制御し、減速時等のサージ音を低減し、吸気系配管のはずれおよび過給圧のオーバシュートを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図1ないし図3に基づき説明する。
本実施の形態に係る過給機付き内燃機関およびウエストゲートバルブ制御装置の概略構成図を図1に示す。
【0010】
内燃機関1は、ピストン3が往復動するシリンダ2内の燃焼室から吸気のための吸気通路4と排気のための排気通路5が延出しており、排気通路5に配設されたタービン11と吸気通路4に配設されたコンプレッサ12が一体となって過給機10が構成されている。
【0011】
吸気通路4の前記コンプレッサ12より上流側端部にエアクリーナ6が設けられており、コンプレッサ12より下流側にはインタクーラ7およびスロットルバルブ8が順に配設されている。
【0012】
排気通路5において過給機10のタービン11を迂回してタービン11の上流側と下流側を連通する排気バイパス通路20が設けられ、同排気バイパス通路20にウエストゲートバルブ21が介装され、ウエストゲートバルブ21により排気バイパス通路20の開閉が行われる。
【0013】
ウエストゲートバルブ21は、ダイヤフラム式アクチュエータ24の圧力室24bと連通してダイヤフラム式アクチュエータ24により開閉駆動される。
ダイヤフラム式アクチュエータ24のダイヤフラム室24aは導圧通路25を介してコンプレッサ12より上流側の吸気通路4と連通している。
【0014】
導圧通路25の途中にウエストゲートソレノイドバルブ26が介装され、ウエストゲートソレノイドバルブ26は、ウエストゲートソレノイド27により開閉駆動する。
【0015】
なお導圧通路25は、ウエストゲートソレノイドバルブ26の下流側で枝通路25aが分岐してコンプレッサ12の下流側の吸気通路4に連通し、枝通路25aにはオリフィス28が形成されている。
【0016】
以上のようにダイヤフラム式アクチュエータ24およびウエストゲートソレノイド27等によりウエストゲートバルブ駆動機構23が構成される。
【0017】
ウエストゲートバルブ駆動機構23は、ウエストゲートソレノイド27への通電によりウエストゲートソレノイドバルブ26が導圧通路25を開き、吸気圧をダイヤフラム式アクチュエータ24のダイヤフラム室24aに導入し、圧力室24bの昇圧によりウエストゲートバルブ21が排気バイパス通路20を閉じる。
【0018】
ウエストゲートソレノイド27への通電をカットすると、ダイヤフラム式アクチュエータ24のダイヤフラム室24aの圧力が抜け、圧力室24bの減圧によりウエストゲートバルブ21が排気バイパス通路20を開く。
【0019】
ウエストゲートソレノイド27への通電は、デューティ比制御されたパルス駆動信号により行われ、デューティ比によりウエストゲートバルブ21によるウエストゲートの開度が制御され、開度が狭いほど排気が過給機10のタービン11の方を流れて過給が促進される。
【0020】
したがってウエストゲートソレノイド27への通電がオフしてウエストゲートバルブ21が排気バイパス通路20を全開状態とすると、排気は殆ど排気バイパス通路20を流れて過給機10による過給圧は小さい所定圧以下に抑えられる。
【0021】
また吸気通路4には、コンプレッサ12を迂回してインタクーラ7の下流側とコンプレッサ12の上流側とを連通するエアバイパス通路30が設けられており、同エアバイパス通路30にリリーフバルブ32が介装されている。
【0022】
リリーフバルブ32は、ダイヤフラム式のバルブで、バルブ本体32a内が弁体32bの取り付けられたダイヤフラム32cによりダイヤフラム室32dと連通室32eに分割され、弁体32bの移動でエアバイパス通路30の開閉を行っている。
弁体32bはスプリング32fにより閉方向に付勢されている。
【0023】
連通室32e内の圧力がダイヤフラム室32d内の圧力より所定圧以上に高くなると、弁体32bが開いてエアバイパス通路30を連通し、コンプレッサ12の下流側の過給圧を上流側に還流してリリーフする。
【0024】
ダイヤフラム室32dは、3ポート電磁弁であるエアバイパスバルブ35の出力ポート35cに連通しており、エアバイパスバルブ35の入力ポート35bはスロットルバルブ8の下流側と連通し、もう1つの入力ポート35aはスロットルバルブ8の上流側と連通している。
【0025】
以上のようにエアバイパスバルブ機構31は構成されており、エアバイパスソレノイド36の消磁状態で、入力ポート35bが閉じられ入力ポート35aが開かれることによりスロットルバルブ8の下流側の吸気負圧が出力ポート35cを介してリリーフバルブ32のダイヤフラム室32dに作用し、リリーフバルブ32は開弁可能状態とする。
【0026】
エアバイパスソレノイド36が励磁されると入力ポート35aが閉じ入力ポート35bが開かれることによりスロットルバルブ8の上流側の吸気圧が出力ポート35cを介してリリーフバルブ32のダイヤフラム室32dに作用し、よって連通室32eと同圧となってスプリング32の付勢力によりリリーフバルブ32は閉弁状態が維持されることになる。
【0027】
したがってエアバイパスソレノイド36への通電がオフされると、リリーフバルブ32は開弁可能状態となって過給機10の過給圧が所定圧以上になれば、リリーフバルブ32が開いてエアバイパス通路30が連通して減圧することになる。
【0028】
本内燃機関1の種々の制御は、ECU(電子制御ユニット)50により行われており、ECU50には内燃機関1の運転状態を示す各種センサからの信号、例えば機関回転数Ne,スロットル開度Th,吸気負圧Pb,大気圧Pa,吸気温度T等が入力され、処理されて種々の制御がなされ、前記ウエストゲートバルブ駆動機構23の制御およびエアバイパスバルブ機構31のエアバイパスソレノイド36の制御もECU50により行われる。
【0029】
概ね以上のような過給機付き内燃機関1においてECU50によるウエストゲートバルブ駆動機構23の異常の判定と、異常の有無に応じたエアバイパスバルブ機構31の制御を図2および図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0030】
図2にはウエストゲートバルブ駆動機構23の異常を判定する手順が示されており、まずウエストゲートソレノイドバルブ26を駆動するウエストゲートソレノイド27に印加されるIG1電圧が所定電圧以下か否かを判定し(ステップ1)、所定電圧以下ならば異常判定を行わず、ステップ5に飛んで異常状態タイマーを初期化(タイマーをセットしスタートさせる)し、正常状態タイマーを初期化する(ステップ6)。
【0031】
IG1電圧が所定電圧を越えていれば、ステップ2に進みウエストゲートソレノイド27への出力のデューティ比が所定デューティ比(例えば90%)以上か否かを判別し、ステップ3でウエストゲートソレノイド27への出力のデューティ比が所定デューティ比(例えば10%)以下か否かを判別し、デューティ比が過度に大きいか小さいときは、不安定で正確に異常を検知できないので、ステップ5に飛んで異常判定を行わない。
【0032】
また次のステップ4ではバッテリが所定電圧以上か否かを判別しており、所定電圧未満であっても正確な異常判定を行えないので、ステップ5に飛んで異常判定を行わない。
【0033】
ステップ4でバッテリが所定電圧以上と判定されたとき、ステップ7に進みウエストゲートソレノイド信号を検出(リターン)してデューティ信号が存在するか否かを判別する。
【0034】
デューティ信号が存在すればウエストゲートソレノイド信号は正常であり、ステップ8に進み異常状態タイマーを初期化し、正常状態が所定時間経過したか否かを正常状態タイマーにより判別し(ステップ9)、所定時間が経過したときにステップ10に進んで正常状態を確定し、異常フラグFw=0とする。
【0035】
ステップ7でウエストゲートソレノイド信号を検出(リターン)してデューティ信号が存在しないと判別したときは、正常ではなく、ステップ11に飛んで異常状態が所定時間経過したか否かを異常状態タイマーにより判別し、所定時間が経過したときにステップ12に進んで異常状態を確定し、異常フラグFwに「1」を立てる。
そして正常状態タイマーを初期化する(ステップ13)。
【0036】
以上のようにウエストゲートソレノイド信号からウエストゲートバルブ駆動機構23の異常を判定し、判定した結果である異常フラグFwに基づいてエアバイパスバルブ機構31の制御がなされる。
エアバイパスバルブ機構31の制御手順を図3に示すフローチャートに従って説明する。
【0037】
まずステップ21で、内燃機関1の運転状態を示すスロットル開度Th,吸気負圧Pb等および前記異常フラグFwのデータを入力する。
そして次のステップ22で異常フラグFwに「1」が立っているか否かを判別し、「1」が立ってウエストゲートバルブ駆動機構23に異常があると判別されたときは、ステップ33に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオフする。
【0038】
エアバイパスソレノイド36への通電をオフすると、エアバイパスバルブ35は入力ポート35bが閉じられ入力ポート35aが開かれることによりスロットルバルブ8の下流側の吸気負圧が出力ポート35cを介してリリーフバルブ32のダイヤフラム室32dに作用し、リリーフバルブ32は開弁可能状態(過給圧が所定圧以上でリリーフする状態)とする。
【0039】
したがってウエストゲートバルブ駆動機構23に異常が生じているときに、過給機10による過給がウエストゲートで制御されないまま上昇してもリリーフバルブ32は開弁可能状態にあるので、過給圧が所定圧以上であるとリリーフバルブ32が開いてエアバイパス通路30が連通されて過給圧が減圧される。
【0040】
このようにウエストゲートバルブ駆動機構23に異常が生じているとき、エアバイパスバルブ機構31が過給圧を所定圧以下に抑制するので、減速時等のサージ音を低減し、吸気系配管のはずれおよび過給圧のオーバシュートを防止することができる。
【0041】
なおステップ22でウエストゲートソレノイド信号異常がない(Fw=0)と判別されると、ステップ23に進み内燃機関1の始動後一定時間が経過しているか否かを判別し、一定時間が経過していないで内燃機関1の安定した駆動が保証されない間はステップ34に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオンし、リリーフバルブ32を閉弁状態に維持し、過給機10による過給を抑制することなく行える状態とする。
【0042】
ステップ23で内燃機関1の始動後一定時間が経過して安定した駆動に入ったと判断したときは、ステップ24に進みエアバイパスソレノイド36への通電がオフ状態か否かを判別し、オフ状態ならステップ25に進むがオフ状態でない(オン状態)ならステップ27に飛ぶ。
【0043】
機関始動後の当初であればオン状態なので、ステップ27に飛び機関回転数Neに基づきエアバイパスソレノイド36への通電をオン制御する吸気負圧Ponを検索する。
機関回転数Neに対する通電オン制御する上限吸気負圧Ponは、予め決定されてマップとして用意されている。
【0044】
そして次のステップ28で、上記検索された通電オン制御する上限吸気負圧Ponと先に入力された現在の吸気負圧Pbが比較され、上限吸気負圧Pon未満であればステップ34に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオン制御し過給を続行し、上限吸気負圧Pon以上のときはステップ31に飛ぶ。
【0045】
ステップ31では、内燃機関の1回転当りの吸気負圧Pbの負圧変動ΔPbが所定値ΔP以上か否かを判別し、所定値ΔP未満ならばステップ34に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオン制御し過給を続行し、負圧変動ΔPbが大きく所定値ΔP以上であればステップ32に進みABVオフ中タイマーを初期化し、エアバイパスソレノイド36への通電をオフし(ステップ33)、リリーフバルブ32は開弁可能状態すなわち過給圧のリリーフ可能状態とする。
【0046】
先のステップ24でエアバイパスソレノイド36への通電がオフ状態と判別されたときは、ステップ25に進みスロットル開度Thが所定開度Th1を越えているか否かを判別し、所定開度Th1を越えているときはステップ34に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオン制御し過給圧をリリーフされることなく過給することができるようにする。
【0047】
ステップ25でスロットル開度Thが所定開度Th1以下であると、ステップ26に進み前記ABVオフ中タイマーが所定時間を計時したか否かを判別し、所定時間が経過するまではステップ33に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電のオフ状態を継続し、所定時間が経過するとステップ29に進み機関回転数Neに基づき予め用意されたマップからエアバイパスソレノイド36への通電をオフ制御する吸気負圧Poffを検索する。
【0048】
そして次のステップ30で、上記のように検索された通電オフ制御する上限吸気負圧Poffと現在の吸気負圧Pbが比較され、上限吸気負圧Poff未満であればステップ34に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオフからオンに制御して過給圧のリリーフなしに過給を行うようにする。
【0049】
吸気負圧Pbが上限吸気負圧Poff以上であっても、前記したステップ31に進み、負圧変動ΔPbが所定値ΔP以上か否かを判別して、所定値ΔP未満ならばステップ34に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオン制御する。
【0050】
そして負圧変動ΔPbが大きく所定値ΔP以上であればステップ32に進みABVオフ中タイマーを初期化(タイマーをセットしスタートさせる)し、エアバイパスソレノイド36への通電のオフ状態を維持し(ステップ33)、過給圧のリリーフ可能状態を維持する。
【0051】
エアバイパスバルブ機構31は、以上のように制御される。
前記したようにエアバイパスバルブ機構31は、データ入力後のステップ22で異常フラグFwに「1」が立ってウエストゲートバルブ駆動機構23の異常を示したときには、直接ステップ33に飛んでエアバイパスソレノイド36への通電をオフし過給圧が所定圧以上でリリーフする状態とし、減速時等のサージ音を低減し、吸気系配管のはずれおよび過給圧のオーバシュートを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る過給機付き内燃機関およびウエストゲートバルブ制御装置の概略構成図である。
【図2】ノックセンサの異常を判定する手順を示すフローチャートである。
【図3】ウエストゲートバルブ駆動機構の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…内燃機関、2…シリンダ、3…ピストン、4…吸気通路、5…排気通路、6…エアクリーナ、7…インタクーラ、8…スロットルバルブ、
10…過給機、11…タービン、12…コンプレッサ、
20…排気バイパス通路、21…ウエストゲートバルブ、23…ウエストゲートバルブ駆動機構、24…ダイヤフラム式アクチュエータ、25…導圧通路、26…ウエストゲートソレノイドバルブ、27…ウエストゲートソレノイド、28…オリフィス、
30…エアバイパス通路、31…エアバイパスバルブ機構、32…リリーフバルブ、35…エアバイパスバルブ、36…エアバイパスソレノイド、
50…ECU。
Claims (1)
- 排気通路に配したタービンと吸気通路に配したコンプレッサとからなる過給機と、排気通路における前記過給機のタービンを迂回するバイパス通路に介装されたウエストゲートバルブと、前記ウエストゲートバルブを駆動するウエストゲートバルブ駆動機構とを備えた過給機付き内燃機関において、
吸気通路の前記過給機のコンプレッサを迂回するエアバイパス通路を連通・遮断するエアバイパスバルブ機構と、
前記エアバイパスバルブ機構を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記ウエストゲートバルブ駆動機構が異常であると判断すると、前記エアバイパス通路を連通可能状態とするよう前記エアバイパスバルブ機構を制御し、
前記ウエストゲートバルブ駆動機構が正常であると判断すると、スロットル開度,吸気負圧および吸気負圧変動に基づきエアバイパスバルブ機構を制御し、前記エアバイパスバルブ機構の作動状況によって異なる上限吸気負圧と、前記吸気負圧を比較して前記エアバイパスバルブ機構を制御することを特徴とする過給機付き内燃機関のエアバイパスバルブ制御装置。
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